JP2015533998A - ガスタービンエンジンの外部冷却流体射出システム - Google Patents

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Abstract

ガスタービンエンジン(10)で利用するための冷却流体空気排出システム(40)は、外部冷却流体源(42)と、外部冷却流体源からロータチャンバ(RC)の内部に冷却流体を射出するために利用される少なくとも1つのロータ冷却配管(46)と、外部冷却流体源とロータ冷却配管との間を流通させる配管システム(44)と、配管システム及びロータ冷却配管を通じてロータチャンバの内部に冷却流体を輸送するためのブロワシステム(50)と、バルブシステム(48)とを含んでいる。バルブシステムは、全負荷運転の場合に、外部冷却流体源からの冷却流体が配管システムを通過することを防止するように閉じられ、全負荷運転でない場合に、外部冷却流体源からの冷却流体が配管システムを通過するように開かれている。

Description

本発明は、ガスタービンエンジンの選択された領域内に一様の温度分布を生成するために、全負荷より小さい負荷で運転する際に動作可能とされる、ガスタービンエンジンの外部冷却流体射出システムに関する。
ガスタービンエンジンの動作の際に、空気は、圧縮セクションにおいて圧縮された後に、燃焼セクションにおいて燃料と混合及び燃焼されることによって、高温の燃焼ガスが発生する。環状筒型ガスタービンエンジンでは、燃焼セクションは、環状に配置された、例えば“筒(can)”や“燃焼器(combustor)”として呼称される場合がある燃焼装置を備えている。当該燃焼装置それぞれは、タービンセクションからエネルギを取り出すために高温の燃焼ガスが膨張することによって出力を発生させる、ガスタービンエンジンのタービンセクションに高温の燃焼ガスを供給する。当該出力は、電気を発生させるために利用される。
本発明は、ガスタービンエンジンに引き込まれる空気が圧縮される、圧縮セクションと、燃料が圧縮セクションからの圧縮空気の少なくとも一部と混合及び燃焼されることによって、高温の燃焼ガスが生成される、燃焼セクションと、燃焼セクションからの高温の燃焼ガスを膨張させることによって、高温の燃焼ガスからエネルギが抽出される、タービンセクションであって、抽出されたエネルギの少なくとも一部が、全負荷運転である第1のエンジン運転モードの際にタービンロータを回転させるために利用される、タービンセクションとを備えているガスタービンエンジンを提供する。ガスタービンエンジンは、タービンセクションの内部に配置された構造体と連通しているロータチャンバと、第1のエンジン運転モードの際に、ガスタービンエンジンから抽出された冷却空気をロータチャンバの内部に射出するための少なくとも1つのロータ冷却配管と、冷却流体射出システムとを備えている。冷却流体射出システムが、全負荷運転ではない第2のエンジン運転モードの際にのみ、ロータチャンバの内部に射出するための外部冷却流体源と、第2のエンジン運転モードの際に外部冷却流体源からロータチャンバの内部に冷却流体を射出するために利用される少なくとも1つのロータ冷却配管と、外部冷却流体源と少なくとも1つのロータ冷却配管との間を流通させている配管システムと、配管システム及び少なくとも1つのロータ冷却配管を通じて外部冷却流体源からロータチャンバの内部に冷却流体を輸送するためのブロワシステムと、バルブシステムとを備えている。バルブシステムが、第1のエンジン運転モードの際に、ブロワシステムによって、外部冷却流体源からの冷却流体が配管システムを通じて輸送されることを防止するように、閉じられており、第2のエンジン運転モードの際に、ブロワシステムによって、外部冷却流体源からの冷却流体が配管システムを通じて輸送されるように、開いている。
本発明の第2の実施態様は、ガスタービンエンジンを動作させるための方法を提供する。ガスタービンエンジンの圧縮セクションにおいて、空気が圧縮される。ガスタービンエンジンの燃焼セクションにおいて、燃料と圧縮空気の少なくとも一部とが混合され、混合体を燃焼させることによって、高温の燃焼ガスが生成される。タービンガスエンジンのタービンセクションにおいて、高温の燃焼ガスを膨張させることによって、高温の燃焼ガスからエネルギが抽出され、抽出されたエネルギの少なくとも一部が、全負荷運転である第1のエンジン運転モードの際にタービンロータを回転させるために利用される。第1のエンジン運転モードの際に、ガスタービンエンジンから抽出された空気が、少なくとも1つのロータ冷却配管を通じてロータチャンバの内部に射出される。射出された空気が、タービンセクションの内部に配置された冷却すべき構造体を冷却する。全負荷運転でない第2のエンジン運転モードの際に、ブロワシステムが、外部冷却流体源から配管システムを通じて少なくとも1つのロータ冷却配管に冷却流体を運搬するように、且つ、外部冷却流体源から少なくとも1つのロータ冷却配管を通じてロータチャンバの内部に冷却流体を射出するように動作する。
本明細書の末尾には、本発明に特に注目すると共に本発明を明確に規定する特許請求の範囲が添付されているが、本発明については、添付図面に関連する以下の説明から理解することができる。図面では、類似する参照符号が類似する構成要素を特定している。
本発明の一の実施例における冷却流体射出システムを含むガスタービンエンジンの部分的な断面側面図である。 ガスタービンエンジンのタービンセクションの内部に配置された冷却すべき構造体に冷却流体を輸送するために利用される冷却回路を表わす、図1の拡大図である。 図1に表わす冷却流体射出システムの概略図である。
好ましい実施例に関する以下の詳細な説明では、本出願の一部分を形成する添付図面を参照する。添付図面は、説明を目的とするものであり、限定する意図はない。添付図面における特定の好ましい実施例によって、本発明は実施可能とされる。本発明の技術的思想及び技術的範囲から逸脱することなく、他の実施例が利用可能とされること、及び、変更可能とされることに留意すべきである。
図1は、本発明に従って構成されているガスタービンエンジン10を表わす。ガスタービンエンジン10は、圧縮セクション12と、本明細書では“燃焼装置(combustor apparatus)”とも呼称される複数の燃焼器16を含んでいる燃焼セクション14と、タービンセクション18とを含んでいる。好ましくは、本発明におけるガスタービンエンジン10は、ガスタービンエンジン10の内部におけるアキシアル方向を規定しているガスタービンエンジン10の長手方向軸線Lの周りに配置されている、環状に配置された燃焼器16を備えている。一般に、このような構成は、“環状筒型燃焼システム(can-annular combustion system)”と呼称されている。
圧縮セクション12は、入口空気を誘導及び加圧し、入口空気の少なくとも一部分が、燃焼器シェル20に向かって方向づけられ、燃焼器16に供給される。以下において、燃焼器シェル20内の空気は、“シェル空気”とも呼称される。加圧空気の残り部分は、例えばタービンセクション18の内部構成部品のようなガスタービンエンジン10の様々な内部構成部品を冷却するために、圧縮セクションから抽出される。
圧縮セクション12からの圧縮空気は、燃焼器16に流入すると、燃料と混合され、燃焼器16それぞれの内部において高速で且つ乱流状態で流れる高温の燃焼ガスを生成するために点火される。その後に、燃焼器16それぞれの燃焼ガスは、移行ダクト22それぞれ(図1には一の移行ダクト22のみを表わす)を通じて、燃焼ガスを膨張させることによって当該燃焼ガスからエネルギを抽出するタービンセクション18に流れる。燃焼ガスから抽出されたエネルギの一部分は、タービンロータ24を回転させるために利用される。タービンロータ24は、アキシアル方向においてガスタービンエンジン10を通じて長手方向軸線Lに沿って延在している回転シャフトに対して平行に延在している。
図1に表わすように、エンジンケース30は、圧縮セクション12と燃焼セクション14とタービンセクション18とを囲むように設けられている。燃焼セクション14の周りに配置されているエンジンケース30の部分30Aは、燃焼器シェル20を形成しているケース壁32を備えている。すなわち、燃焼器シェル20は、ケース部分30Aの内部に内部空間を形成している。図2に表わすように、ケース壁32は、頂部壁セクション32Aと左側壁セクション32Bと右側壁セクション32Cと底部壁セクション32Dとを含んでいる。
本発明の一の実施形態における外部冷却流体射出システム40について説明する。図2を参照すると、図示の実施例における冷却流体射出システム40は、図示の実施例では周囲空気吸入ポートである外部冷却流体源42を備えている。当該実施例における外部冷却流体源42は、単一の周囲空気吸入ポートとされるが、他の冷却流体源が、例えば霧、蒸気、水のような周囲空気の代替として、又は周囲空気に加えて利用される場合がある。さらに、さらなる付加的な周囲空気吸入ポートが設けられている場合がある。
さらに、冷却流体射出システム40は、外部冷却流体源42から、図2に表わすようにケース壁32の周囲に略等間隔で離隔配置されている複数のロータ冷却配管46A,46B,46C,46Dに至るまで、冷却流体を輸送するように設けられている配管システム44を備えている。当該実施例における冷却流体射出システム40は、4つのロータ冷却配管46A〜46Dを備えているが、任意の適切な数量のロータ冷却配管を備えることができる。後述するが、図1Aに表わすように、ロータ冷却配管46A〜46Dは、外部冷却流体源42からロータチャンバRの内部に冷却流体を射出する。ロータチャンバRは、例えば回転式タービンブレード列T、タービンブレード列Tを支持すると共にタービンロータ24の一部分を形成するブレードディスク構造体BDS、及び/又は、ブレードディスク構造体BDSと隣り合う固定式タービン羽根列Tとの間に配置されたタービンディスクキャビティTDCのような、タービンセクション18の冷却すべき内部構造体と連通している。図1Aに最も明確に表わすように、ロータチャンバRは、燃焼セクション14に少なくとも部分的に配置されており、燃焼器シェル20から隔離されている。すなわち、ロータチャンバRは、燃焼器シェル20に対して直接露出していない。
図2に表わすように、図示の実施例では、冷却流体射出システム40は、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bを具備するバルブシステムをさらに備えているが、利用されるバルブの数量は、多くても少なくても良い。図示の実施例では、ブロワシステム50は、単一のブロワを備えているが、さらなるブロワや排出装置が利用可能とされ、任意には冷却器52も利用可能とされる。以下の詳述するように、バルブシステム48及びブロワシステム50は、外部冷却流体源42からの冷却流体に配管システム44を通過させること、及び、外部冷却流体源42からの冷却流体に配管システム44を通過させないことを選択するように、制御装置54によって制御される。ブロワシステム50は、冷却流体を外部冷却流体源42から抽出するために、且つ、抽出された冷却流体を配管システム44を通じてロータ冷却配管46A〜46Dに、及びバルブシステム48が開いている場合にはロータチャンバRの内部に輸送するために設けられている。冷却器52は、冷却流体を冷却するために設けられている。図2に表わすように、フィルタ56が、冷却流体から粒子を除去するために、外部冷却流体源42とロータチャンバRとの間に設けられている。図2に表わす実施例では、フィルタ56は、ブロワシステム50のブロワの上流側に固定されているが、フィルタ58は、外部冷却流体源42の下流の別の地点に配置されている。
ガスタービンエンジン10を動作させるための方法について説明する。全負荷運転又はベース負荷運転としても知られているが、本明細書では第1のエンジン運転モードと呼称するガスタービンエンジン10の通常動作の際には、燃焼器シェル20とロータチャンバRとの間における圧力差によって、シェル空気の一部が、ケース壁32の底部壁セクション32Dに配置されている排出ポート58(図1及び図2参照)を通じて、燃焼器シェル20から流出し、ロータチャンバRに向かう。言い換えれば、ガスタービンエンジン10の通常動作の際に、ロータチャンバR内の圧力が燃焼器シェル20内の圧力より低い。排出ポート58がケース壁32の他の位置に配置されている場合があることに留意すべきである。本明細書では、第1のエンジン運転モードの際に、排出ポート58を通じて焼器シェル20から流出し、ロータチャンバRに向かう当該シェル空気の一部は、“主経路空気”と呼称される。図2に表わすように、主経路空気は、第1のエンジン運転モードの際にのみ開いている主バルブ62を通じて主回路60に沿って流れ、冷却器52を通過し、ロータ冷却配管46A〜46Dを通じてロータチャンバRの内部に輸送される。本明細書で説明する主経路空気は燃焼器シェル20からのシェル空気であるが、主経路空気がガスタービンエンジン10の他の部分から空気とされる場合があることに留意すべきである。例えば、主経路空気が圧縮セクション12から直接抽気される場合がある。
図1Aに表わすように、主経路空気は、ロータチャンバR内に入ると、流体回路64を介して、タービンセクション18の内部に配置された冷却すべき構造体に到達する。当業者にとっては明白であるが、流体回路64は、例えばロータチャンバRとタービンセクション18の内部に配置された冷却すべき構造体との間に位置する構成部品の内部に、一連の通路を備えている。例えば、1つ以上の通路66(図2参照)が、タービンロータ24を貫通して形成されており、タービンセクション18のブレードディスク構造体BDSの内部に形成されている通路(図示しない)と連通している。図1Aに表わすように、ブレードディスク構造体BDSの通路は、タービンブレード列T及び/又は隣り合うタービンディスクキャビティTDCに通じている。図1Aに概略的に表わす冷却回路64は、タービンセクション18の内部に配置された冷却すべき構造体に流体を輸送するように任意且つ適切に構成されている。
第1のエンジン運転モードの際には、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bは閉じられており、ブロワシステム50は動作停止しているか、又は動作不能とされる。従って、バルブシステム48は、外部冷却流体源42からの冷却流体がブロワシステム50によって配管システム44を通じてロータチャンバRの内部に輸送されることを実質的に防止するが、上述の第1のエンジン運転モードの際にシェル空気が主回路60を通じてロータチャンバRの内部に流入することに留意すべきである。
ガスタービンエンジン10を運転停止状態すなわちターニングギア状態(turning gear state)に移行させるための減量運転を開始すると、最終的には燃焼器16に対する燃料の供給が停止するので、燃焼器16の内部における高温の燃焼ガスの生産量が減少し、零となる。燃焼ガスが燃焼器16において生産されなくなると、燃焼ガスはタービンロータ24を回転させる力を失い、タービンロータ24は惰性で回転するにすぎず、停止寸前となる。停止寸前の状態で惰性で回転した後に、本明細書ではターニングギア状態と呼称される運転状態において、例えば始動モータのような外部電源(図示しない)によってタービンロータ24は低速で回転される。典型的なガスタービンエンジン10では、このような減量運転が、ガスタービンエンジン10をターニングギア状態に完全に移行させるために、少なくとも約10分〜約15分実施される。減量運転の間に、燃焼器16の内部における燃焼が最終的に停止される。代替的には、本明細書では運転停止状態と呼称される運転状態において、タービンロータ24の回転が完全に停止される。本明細書において説明される第2のエンジン運転モードの意図は、ガスタービンエンジン10の減量運転、ターニングギア状態、又は運転停止状態を含んでいる。言い換えれば、第2のエンジン運転モードは、全負荷運転すなわち第1のエンジン運転モードを除く、すべてのエンジンの運転状態である。
本発明の一の実施態様では、ガスタービンエンジン10をターニングギア状態又は運転停止状態に移行させるために減量運転を開始すると、制御装置54は、空気が主回路60を通過することを防止するために、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bを開くと共に、主バルブ62を閉じる。第2のエンジン運転モードの際に、冷却流体を外部冷却流体源42から抽出するために、ブロワシステム50は運転開始されるか、又は制御装置54によって動作可能状態とされる。ブロワシステム50は、冷却流体を配管システム44及びロータ冷却配管46A〜46Dを通じて輸送すなわち送出し、冷却流体をロータチャンバRの内部に射出する。図1Aに表わすように、冷却流体は、ロータチャンバRCに入ると、タービンセクション18の内部に位置する構造体を冷却回路64を介して冷却するために輸送される。
本発明の他の実施態様では、ターニングギア状態は、所定時間の間において、又はガスタービンエンジン10が運転停止状態に移行する所定の温度に1つ以上の選択されたエンジン部品が到達するまで持続される。このような構成では、ターニングギア状態の際に、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bが開位置に維持され、ブロワシステム50は冷却流体を外部冷却流体源42から抽出するように、抽出された冷却流体を冷却配管システム44及びロータ冷却配管46A〜46Dを通じて輸送するように、且つ、抽出された冷却流体をロータチャンバRの内部に射出するように動作し続ける。しかしながら、ガスタービンエンジン10が運転停止状態になると、すなわちターニングギア状態が終了した後に、冷却流体の送出を停止するために、ブロワシステム50が動作停止するか、又は制御装置54によって動作不能状態とされる。運転停止状態の際に、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bが開いた状態を維持しているか、又は制御装置54が第1のバルブ48A及び第2のバルブ48Bを閉じる。しかしながら、ガスタービンエンジン10を全負荷運転に復帰させるためにエンジンを始動開始させると、第1のバルブ48A及び第2のバルブ48が制御装置54によって閉じられ、主バルブ62は開かれる。
本発明のさらなる他の実施形態では、第2のエンジン運転モードの際に、制御装置54は、エンジンケース部分30Aの頂部壁セクション32Aとエンジンケース部分30Aの底部壁セクション32Dとの間における温度差に基づいて、バルブシステム48を開閉させ、ブロワシステム50の動作を可能/不能とする。例えば第2のエンジン運転モードの際に、頂部壁セクション32Aにおける温度が第1の所定量より大きい差で底部壁セクション32Dにおける温度より高いと判断された場合には、頂部壁セクション32Aにおける温度が第2の所定量より小さい差で底部壁セクション32Dにおける温度より大きいと判断されるまで、バルブシステム48が開かれ、ブロワシステム50の動作が可能とされる。例えばタービンセクションに関連するエンジンケース30の頂部セクションと底部セクションとの間における温度差のような、ガスタービンエンジン10の内部の他の位置における温度差も、バルブシステム48を開閉するために、及びブロワシステム50を動作可能/不能とするために利用される場合があることに留意すべきである。
本発明のさらにさらなる他の実施態様では、第2のエンジン運転モードの際に、ブロワシステム50の動作がスピン冷却運転(spin cooling operation)と交互に実施される。典型的なスピン冷却運転の際には、配管システム44を通じて外部冷却流体源42からロータチャンバRの内部に至る冷却流体の輸送を停止させるために、ブロワシステム50が動作停止され、さらには、燃焼セクション14において空気及び燃料を燃焼させないように、すなわち、燃焼ガスが燃焼器18において生成されないように、タービンロータ24の回転速度が所定の速度、例えば約850rpmに至るまで高められる。スピン冷却運転は、例えば約5分のような所定期間の間において、選択されたガスタービンエンジン部品が所望の温度に到達するまで、又は部品同士の温度差が所定の範囲に到達するまで実施される。
スピン冷却運転を実施した後に、再度、ブロワシステム50は、配管システム44及びロータ冷却配管46A〜46Dを通じて外部冷却流体源42からロータチャンバRの内部に至るまで冷却流体を輸送するように動作可能とされる。上述のように、タービンセクション18、特にタービンロータ24の内部に配置された冷却すべき構造体を最大限に冷却するために、及び、ガスタービンエンジン10の内部における一様な冷却を促進するために、スピン冷却運転は、第2のエンジン運転モードの際にブロワシステム50の動作と交互に実施される。
外部冷却流体射出システム40がロータキャビティRに供給する冷却流体を介して、例えば回転式タービンブレード列T、ブレードディスク構造体BDS、タービンディスクキャビティTDC等のような、タービンセクション18の内部に配置された冷却すべき構造体を冷却することによって、ブレードディスク構造体BDS及びタービンブレードTの熱膨張が低減される。さらに、冷却流体を介してタービンセクション18の内部に配置された冷却すべき構造体を冷却することによって、タービンセクション18の内部における温度分布がさらに一様になる。比較的高温の空気がタービンセクション18のエンジンケース30の頂部に移動するので、その結果として、タービンセクション18のエンジンケース30の頂部は底部より高温になる。
外部冷却流体射出システム40によって、ブレードディスク構造体BDS及びタービンブレードTの熱膨張が低減され、タービンセクション18の内部における温度分布がさらに一様とされる。このことは、タービンセクション18の内部及び周囲に位置する構成部品が異なる比率で熱膨張することに起因して、例えばエンジンケース30が捩じれるという問題、及び/又は、タービンセクション18内におけるタービンブレードTの先端T(図1A参照)がタービンブレードTの外方に配置されているリング部分R(図1A参照)に対して擦れるという問題を緩和又は解消すると考えられる。これにより、当該構成部品の耐用寿命が伸び、タービンブレードTの先端Tの非常に小さい間隙が全負荷運転において維持されるので、タービンの効率が改善される。また、リング部分Rに対するタービンブレード先端Tの擦れを低減/防止することによって、過熱に起因するタービンブレード先端Tの酸化が低減/防止される。さもなければ、当該構成部品同士の擦れによって、タービンブレード先端Tに形成された冷却孔が塞がれる。
さらに、第2のエンジン運転モードの際に、外部冷却流体射出システム40によって、タービンセクション18、より具体的にはタービンロータ24の内部に配置された冷却すべき構造体が動的に冷却されるが、このことは、ガスタービンエンジン10の運転停止時間を短縮すると考えられている。例えば、外部冷却流体射出システム40がタービンロータ24を冷却するために利用される場合には、ガスタービンエンジン10は直ちに利用可能とされる。しかしながら、外部冷却流体射出システム40が設けられていない場合には、タービンロータ24はタービンセクション18を利用するには過度に高温となるので、ガスタービンエンジン10は、少なくとも約14時間の間、ターニングギア状態である必要があるか、又は、ガスタービンエンジン10を利用する前に長時間に亘って、スピン冷却運転される必要がある。タービンロータ24を冷却するために外部冷却流体射出システム40を利用することによって、ガスタービンエンジン10がすぐに利用可能とされる。さらに、外部冷却流体射出システム40は、エンジンケース30の内部における温度分布を一層一様にすることによって、タービンロータ24を冷却すると共にエンジンケース30の捩じれを低減/防止するための同時的且つ複合的な手法を提供する。
本発明の特定の実施例について図解及び説明をしたが、当業者であれば、本発明の技術的思想及び技術的範囲を逸脱することなく、様々な他の変更及び改良を想到することができることは明白である。従って、特許請求の範囲は、本発明の技術的範囲に属するすべての変更及び改良を包含することを意図する。
10 ガスタービンエンジン
12 圧縮セクション
14 燃焼セクション
16 燃焼器
18 タービンセクション
20 燃焼器シェル
22 移行ダクト
24 タービンロータ
30 エンジンケース
30A (エンジンケース30の)部分
32 ケース壁
32A 頂部壁セクション
32B 左側壁セクション
32C 右側壁セクション
32D 底部壁セクション
40 外部冷却流体射出システム
42 外部冷却流体源
44 配管システム
46A ロータ冷却配管
46B ロータ冷却配管
46C ロータ冷却配管
46D ロータ冷却配管
48 バルブシステム
48A 第1のバルブ
48B 第2のバルブ
50 ブロワシステム
52 冷却器
54 制御装置
56 フィルタ
58 フィルタ

Claims (20)

  1. ガスタービンエンジンであって、
    前記ガスタービンエンジンに引き込まれる空気が圧縮される、圧縮セクションと、
    燃料が前記圧縮セクションからの圧縮空気の少なくとも一部と混合及び燃焼されることによって、高温の燃焼ガスが生成される、燃焼セクションと、
    前記燃焼セクションからの高温の前記燃焼ガスを膨張させることによって、高温の前記燃焼ガスからエネルギが抽出される、タービンセクションであって、抽出されたエネルギの少なくとも一部が、全負荷運転である第1のエンジン運転モードの際にタービンロータを回転させるために利用される、前記タービンセクションと、
    前記タービンセクションの内部に配置された構造体と連通しているロータチャンバと、
    前記第1のエンジン運転モードの際に、前記ガスタービンエンジンから抽出された冷却空気を前記ロータチャンバの内部に射出するための少なくとも1つのロータ冷却配管と、
    冷却流体射出システムと、
    を備えている前記ガスタービンエンジンにおいて、
    前記冷却流体射出システムが、
    前記全負荷運転ではない第2のエンジン運転モードの際にのみ、前記ロータチャンバの内部に射出するための外部冷却流体源と、
    前記第2のエンジン運転モードの際に前記外部冷却流体源から前記ロータチャンバの内部に冷却流体を射出するために利用される少なくとも1つの前記ロータ冷却配管と、
    前記外部冷却流体源と少なくとも1つの前記ロータ冷却配管との間を流通させている配管システムと、
    前記配管システム及び少なくとも1つの前記ロータ冷却配管を通じて前記外部冷却流体源から前記ロータチャンバの内部に冷却流体を輸送するためのブロワシステムと、
    バルブシステムと、
    を備えており、
    前記バルブシステムが、
    前記第1のエンジン運転モードの際に、前記ブロワシステムによって、前記外部冷却流体源からの冷却流体が前記配管システムを通じて輸送されることを防止するように、閉じられており、
    前記第2のエンジン運転モードの際に、前記ブロワシステムによって、前記外部冷却流体源からの冷却流体が前記配管システムを通じて輸送されるように、開いていることを特徴とするガスタービンエンジン。
  2. 前記外部冷却流体源が、少なくとも1つの周囲空気吸入ポートとされることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  3. 前記第2のエンジン運転モードの際に、前記ロータチャンバの内部に射出された冷却流体から粒子を除去するために、前記外部冷却流体源と前記ロータチャンバとの間に配置されているフィルタを備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  4. 前記フィルタが、前記ブロワシステムに固定された状態で配置されていることを特徴とする請求項3に記載のガスタービンエンジン。
  5. エンジンケースの頂部壁セクションと前記エンジンケースの底部壁セクションとの間における温度差に基づいて、前記バルブシステムを開閉するための制御装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  6. 前記バルブシステムが、
    前記ガスタービンエンジンを運転停止状態又はターニングギア状態に移行させるために減量運転を開始する際に、制御装置によって開かれ、
    前記ガスタービンエンジンを前記第1のエンジン運転モードに移行させるために始動運転を開始する際に、前記制御装置によって閉じられることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  7. 前記タービンロータが、前記運転停止状態又は前記ターニングギア状態の際に、前記燃焼ガスから抽出されたエネルギによって回転されないことを特徴とする請求項6に記載のガスタービンエンジン。
  8. 前記第1のエンジン運転モードの際に少なくとも1つの前記ロータ冷却配管によって前記ロータチャンバの内部に射出された冷却空気が、前記燃焼セクションに関連する燃焼器シェルから抽出されたシェル空気とされることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  9. 前記ロータチャンバが、前記燃焼セクションに少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  10. 前記第2のエンジン運転モードの際に、前記ブロワシステムの動作が、スピン冷却運転と交互に実施され、
    前記スピン冷却運転の際に、
    前記ブロワシステムが、動作停止され、
    前記タービンロータの回転速度が、前記燃焼セクションにおいて空気及び燃料を燃焼させることなく、所定の速度に至るまで高められることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  11. 前記スピン冷却運転を実施した後に、前記ブロワシステムが、前記外部冷却流体源から前記配管システム及び少なくとも1つの前記ロータ冷却配管を通じて前記ロータチャンバの内部に冷却流体を輸送するように動作することを特徴とする請求項10に記載のガスタービンエンジン。
  12. 前記スピン冷却運転が、所定の時間に亘って実施されることを特徴とする請求項11に記載のガスタービンエンジン。
  13. 冷却流体が少なくとも1つの前記ロータ冷却配管を通じて前記ロータチャンバの内部に射出される前に、前記外部冷却流体源からの冷却流体を冷却するための冷却器を備えていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  14. ガスタービンエンジンを動作させるための方法において、
    前記ガスタービンエンジンの圧縮セクションにおいて、空気を圧縮するステップと、
    前記ガスタービンエンジンの燃焼セクションにおいて、燃料と圧縮空気の少なくとも一部とを混合し、前記燃料と前記圧縮空気の少なくとも一部とから成る混合体を燃焼させることによって、高温の燃焼ガスを生成するステップと、
    前記ガスタービンエンジンのタービンセクションにおいて、高温の燃焼ガスを膨張させることによって、高温の前記燃焼ガスからエネルギを抽出するステップであって、抽出されたエネルギの少なくとも一部が、全負荷運転である第1のエンジン運転モードの際にタービンロータを回転させるために利用される、前記ステップと、
    前記第1のエンジン運転モードの際に、前記ガスタービンエンジンから抽出された空気を少なくとも1つのロータ冷却配管を通じてロータチャンバの内部に射出するステップであって、射出された空気が、前記タービンセクションの内部に配置された冷却すべき構造体を冷却する、前記ステップと、
    前記全負荷運転でない第2のエンジン運転モードの際に、ブロワシステムが、外部冷却流体源から配管システムを通じて少なくとも1つの前記ロータ冷却配管に冷却流体を運搬するように、且つ、前記外部冷却流体源から少なくとも1つの前記ロータ冷却配管を通じて前記ロータチャンバの内部に冷却流体を射出するように動作する、ステップと、
    を備えていることを特徴とする方法。
  15. 前記外部冷却流体源からの冷却流体が、前記第1のエンジン運転モードの際に前記ロータチャンバの内部に射出されず、
    前記ガスタービンエンジンからの空気が、前記第2のエンジン運転モードの際に少なくとも1つのロータ冷却配管を通じて前記ロータチャンバの内部に射出されないことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. バルブシステムが、前記第2のエンジン運転モードの際に、前記ブロワシステムによって、前記外部冷却流体源からの冷却流体が前記配管システムを通じて輸送されるように開いていることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記バルブシステムが、前記第1のエンジン運転モードの際に、前記ブロワシステムによって、空気が前記配管システムを通じて輸送されることを防止するように閉じられていることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記バルブシステムが、エンジンケースの頂部壁セクションと前記エンジンケースの底部壁セクションとの間における温度差に基づいて、制御装置によって開閉され、
    前記エンジンケースが、前記ガスタービンエンジンの前記圧縮セクション、前記燃焼セクション、及び前記タービンセクションの周囲に配置されていることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記バルブシステムが、
    前記ガスタービンエンジンを運転停止状態又はターニングギア状態に移行させるために減量運転を開始する際に、制御装置によって開かれ、
    前記ガスタービンエンジンを前記第1のエンジン運転モードに移行させるために始動運転を開始する際に、前記制御装置によって閉じられることを特徴とする請求項17に記載のガスタービンエンジン。
  20. 前記ブロワシステムが所定期間に亘って動作した後に、前記ブロワシステムを動作停止させ、前記燃焼セクションにおいて空気及び燃料を燃焼させることなく、前記タービンロータの回転速度を高めることによって、スピン冷却運転を実施するステップと、
    前記スピン冷却運転が実施された後に、前記外部冷却流体源から前記配管システム及び少なくとも1つの前記ロータ冷却配管を通じて前記ロータチャンバの内部に冷却流体を輸送するように、前記ブロワシステムを動作するステップと、
    を備えていることを特徴とする請求項14に記載の方法。
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