JP2015533266A - 無線基地局案内システム、無線基地局案内方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末の利用者が無線基地局まで速く行けるように案内することができる無線基地局案内システムを提供する。位置情報記憶部91は、個々の無線基地局の位置情報を記憶する。位置測定部92は、携帯端末の位置を測定する。無線基地局特定部93は、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する。経路情報作成部94は、携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する。表示部95は、経路情報を表示する。
Description
本発明は、携帯端末の利用者に無線基地局の場所を案内する無線基地局案内システム、無線基地局案内方法および無線基地局案内プログラムに関する。
無線基地局を介してインターネット等に接続され、種々のサービスを受けることができる携帯端末がある。このような携帯端末や無線基地局の例として、WiFi(登録商標)に対応した携帯端末や、WiFiに対応したアクセスポイントがある。以下、WiFiに対応した携帯端末およびアクセスポイントを例にして説明する。
ここでは、WiFiに対応した携帯端末を単に携帯端末と記す。また、WiFiに対応したアクセスポイントをWiFiAPと記す。
一般に、携帯端末はWiFiAPに接続されていないときに、WiFiAPをスキャンする。そして、携帯端末は、WiFiAPを検出すると、自動的に、または、利用者の操作に応じて、そのWiFiAPに接続される。また、WiFiAPを検出できなければ、携帯端末はWiFiAPのスキャンを継続する。
特許文献1には、利用者の端末から現在位置情報を受信し、利用者の現在位置近傍の地図情報にサービススポットの位置情報を重畳し、その結果得られる案内地図を利用者の端末に送信するサービススポット案内システムが記載されている。また、特許文献1には、各無線アクセスポイントの現在の利用状況等に基づいて、複数のホットスポットに優先順位を付与することも記載されている。
WiFiAPを検出できない状態では、携帯端末はWiFiAPのスキャンを継続するので、WiFiAPを検出できない状態が長く続くと、携帯端末における消費電力が大きくなる。そのため、携帯端末の利用者は速くWiFiAPに近づくことが好ましい。
WiFiAPのスキャンに、特許文献1に記載のシステムを利用することが考えられる。その場合、特許文献1に記載のシステムは、携帯端末の現在位置の近傍の地図にWiFiAPの位置情報を重畳した案内地図を携帯端末に送信することになる。この場合、携帯端末の利用者は、WiFiAPの場所を地図によって確認することができても、どうやってその場所に速く行くことができるかわからない場合があり得る。例えば、利用者が不慣れな場所にいる場合、地図上にWiFiAPの場所が示されていても、現在位置とその場所との位置関係をわかっていなければ、どうやってその場所に速く行くことができるかわからない。このような場合、携帯端末がWiFiAPに接続されるまでに時間がかかり、その間、WiFiAPのスキャンを継続する時間が長くなるので、携帯端末の消費電力が増加してしまう。
このような問題は、WiFiに対応した携帯端末の利用者だけでなく、無線基地局を介してインターネット等の通信ネットワークに接続される携帯端末の利用者全般に生じ得る。
そこで、本発明は、無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末の利用者が無線基地局まで速く行けるように案内することができる無線基地局案内システム、無線基地局案内方法および無線基地局案内プログラムを提供することを目的とする。
本発明による無線基地局案内システムは、個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、携帯端末の位置を測定する位置測定手段と、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定手段と、携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成手段と、経路情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による携帯端末は、無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末であって、個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、当該携帯端末の位置を測定する位置測定手段と、当該携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定手段と、当該携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成手段と、
経路情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
経路情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による無線基地局案内方法は、個々の無線基地局の位置情報を記憶し、携帯端末の位置を測定し、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定し、携帯端末の位置から、少なくとも、特定した無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成し、経路情報を表示することを特徴とする。
また、本発明による無線基地局案内プログラムは、個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備えたコンピュータに搭載される無線基地局案内プログラムであって、コンピュータに、携帯端末の位置を測定する位置測定処理、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定処理、携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成処理、および、経路情報を表示する表示処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末の利用者が無線基地局まで速く行けるように案内することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。本発明は、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合に適用可能である。ただし、本発明は、このような例に限定されず、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局を案内する場合に適用可能である。
実施形態1.
第1の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。第1の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末を単に携帯端末と記す。WiFiに対応したアクセスポイントをWiFiAP(または、単にAP)と記す。携帯端末は、例えば、WiFiに対応したスマートフォンであるが、スマートフォンに限定されない。
第1の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。第1の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末を単に携帯端末と記す。WiFiに対応したアクセスポイントをWiFiAP(または、単にAP)と記す。携帯端末は、例えば、WiFiに対応したスマートフォンであるが、スマートフォンに限定されない。
図1は、本発明の第1の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。図1では、無線基地局案内システムが携帯端末1によって実現されている場合を例示している。
無線基地局案内システムである携帯端末1は、AP位置情報記憶部2と、位置測定部3と、AP特定部4と、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6と、表示部7とを備える。
AP位置情報記憶部2は、個々のWiFiAPの位置を表す位置情報を記憶する記憶装置である。例えば、AP位置情報記憶部2は、WiFiAP毎に、WiFiAPの識別情報と、そのWiFiAPの位置情報とを対応付けて記憶する。WiFiAPの識別情報は、例えば、BSSID、SSID,HESSID等であり、HESSIDのように複数のWiFiAPで識別情報を共有してもよい。
AP位置情報記憶部2は、例えば、WiFiAPが設定されている店舗の位置を表す位置情報を記憶してもよい。例えば、AP位置情報記憶部2は、WiFiAP毎に、WiFiAPの識別情報と、そのWiFiAPが設置されている店舗の位置情報とを対応付けて記憶してもよい。
携帯端末1は、例えば、個々のWiFiAPの位置を表す位置情報を、予め定められたサーバからダウンロードし、予め、AP位置情報記憶部2に記憶させておけばよい。
位置測定部3は、携帯端末1自身の現在位置を測定する。位置測定部3は、例えば、GPS(Global Positioning System)によって、携帯端末1の現在位置を測定すればよい。ただし、携帯端末1の現在位置の測定方法は、特に限定されず、例えば、WiFi測位または3G測位によって、現在位置を測定してもよい。
AP位置情報記憶部2に記憶されるWiFiAPの位置情報や、位置測定部3によって測定される携帯端末の位置は、例えば、緯度および経度で表されるが、緯度および経度以外の表現で位置が表されていてもよい。
AP特定部4は、携帯端末1の現在位置と、各WiFiAPの位置情報とを用いて、WiFiAP毎に、携帯端末1との位置関係、例えば、距離を算出し、携帯端末1の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを特定する。この所定範囲は、例えば、携帯端末1から“半径1kmの円内”等のように予め定められる。ここでは、所定範囲が“半径1kmの円内”である例を示したが、所定範囲は、“半径1kmの円内”に限定されない。この他にも、例えば、携帯端末1の近傍の大通りに沿った1kmの範囲、携帯端末1の近傍の線路に沿った1kmの範囲なども考えられる。
ここで、所定範囲とは、例えば、利用者が所定時間内に到達できると見込まれる範囲、もしくは、この範囲を含む十分に大きな範囲である。この所定範囲の決め方としては、例えば、携帯端末1がWiFiAPに到達するまでの時間を基に決定する方法が考えられる。所定範囲は、携帯端末1の速度と、WiFiAPまでの道のり(距離)に基づいて算出することができる。所定範囲の決め方を、携帯端末1がWiFiAPに到達するまでの時間を基に決定することによって、利用者をWiFiAPに速く行けるように案内することができる。例えば、携帯端末1をもつ利用者が車に乗っていて、現在の位置からの距離が近いが徒歩でしか入れない路地のWiFiAP1と、距離が遠く大通りに面したWiFiAP2との間でWiFiAPを選択可能である場合を考える。このとき、利用者が、WiFiAP2の方に速くたどり着けるのであれば、距離が遠くても大通りに面したWiFiAP2へ利用者を誘導するように設定することができる。なお、携帯端末1の移動速度の算出方法としては、例えば、場所に応じて移動する速度を推測することや、利用者の行動を加速度などから予測して移動する速度を推測することが考えられる。また、後述するように利用者に移動手段を選択してもらうことで移動する速度を推測することもできる。
地図情報記憶部6は、地図を表す地図情報を記憶する記憶装置である。
経路情報作成部5は、地図情報記憶部6に記憶された地図情報を用いて、携帯端末1の現在位置から、AP特定部4によって特定されたWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する。経路情報は、単に、地図情報にWiFiAPの位置を重畳させた情報ではなく、携帯端末1の現在位置からWiFiAPまでの経路を、利用者が認識可能な態様で表した情報である。
表示部7は、携帯端末1に設けられているディスプレイ装置であり、経路情報作成部5によって作成された経路情報を表示する。
位置測定部3、AP特定部4および経路情報作成部5は、例えば、無線基地局案内プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。この場合、CPUが、無線基地局案内プログラムを読み込み、そのプログラムに従って、位置測定部3、AP特定部4および経路情報作成部5として動作すればよい。線基地局案内プログラムは、例えば、プログラム記憶媒体(図示略)に記憶されていてもよい。また、位置測定部3、AP特定部4および経路情報作成部5がそれぞれ別々のハードウェアで実現されていてもよい。
次に、処理経過について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。まず、位置測定部3が、携帯端末1の現在位置を測定する(ステップS1)。位置測定部3は、例えば、携帯端末1がWiFiAPのスキャンをしていてWiFiAPを検出できないときに自動的にステップS1を実行してもよい。あるいは、位置測定部3は、携帯端末1の利用者からの指示によって、ステップS1を実行してもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。まず、位置測定部3が、携帯端末1の現在位置を測定する(ステップS1)。位置測定部3は、例えば、携帯端末1がWiFiAPのスキャンをしていてWiFiAPを検出できないときに自動的にステップS1を実行してもよい。あるいは、位置測定部3は、携帯端末1の利用者からの指示によって、ステップS1を実行してもよい。
次に、AP特定部4は、ステップS1で測定された携帯端末1の現在位置と、AP位置情報記憶部2に記憶されているWiFiAPの位置情報とを用いて、WiFiAP毎に、携帯端末1とWiFiAPとの位置関係、例えば、距離を算出する。そして、AP特定部4は、携帯端末1の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを特定する(ステップS2)。なお、WiFiAPの位置を表す位置情報として、WiFiAPが設置されている店舗の位置情報がAP位置情報記憶部2に記憶されている場合、AP特定部4は、その位置情報を用いて、WiFiAP毎に、携帯端末1とその店舗との位置関係、例えば、距離を算出してもよい。この場合、AP特定部4は、携帯端末1の現在位置から所定範囲内の店舗を特定する。
次に、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末1の現在位置から、ステップS2で特定されたWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する(ステップS3)。なお、ステップS2で店舗を特定する場合、ステップS3において、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末1の現在位置から、ステップS2で特定された店舗までの経路を表す経路情報を作成してもよい。
なお、AP特定部4によって特定されたWiFiAP(換言すれば、携帯端末1の現在位置から所定範囲内に存在するWiFiAP)が複数存在している場合、経路情報作成部5は、そのWiFiAP毎に、携帯端末1の現在の位置からの到達時間を計算し、到達時間がもっとも短いWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。より具体的な例として、携帯端末1の利用者が、AP特定部4によって特定されたWiFiAPに対して徒歩で移動し、かつ、いずれのWiFiAPまでの道のりも平たんである場合、そのWiFiAP毎に、携帯端末1からの道のりを計算し、道のりが最も小さいWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。また、別の具体例として、携帯端末1が車内で用いられている場合、そのときの道路状況に応じて、さらには、利用者が徒歩で移動する場合も考慮して、到達時間を計算し、最も速く到着できるWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。この場合、利用者の移動手段(例えば、徒歩、車、電車など)に応じて、複数のWiFiAPと経路の組合せから、利用者が状況に応じて選択できるようにしてもよい。この他にも、目的地へ最も速く到達できる経路を探す技術、提示する技術は、ナビゲーション技術として、様々な技術がある。
ステップS3の後、経路情報作成部5は、作成した経路情報を表示部7に表示させる(ステップS4)。
図3ないし図5は、表示される経路情報の例を示す説明図である。図3は、上方から俯瞰した地図上に携帯端末の現在位置(すなわち、利用者の現在位置)からWiFiAPまでの経路を示す形式の経路情報である。図3に示す例では、現在位置を太い矢印で示し、その位置からWiFiAPまでの経路を破線の矢印で示している。
また、図4は、上方から俯瞰した地図上に携帯端末の現在位置からWiFiが設定されている店舗までの経路を示す形式の経路情報である。図4に示す例では、図3と同様に、現在位置を太い矢印で示し、その位置からWiFiAPが設定されている店舗までの経路を破線の矢印で示している。
図5は、利用者が見る風景と同様に携帯端末の現在位置の道路を表し、その道路上に、WiFiAPに辿り着くための経路を表す矢印を表示する形式の経路情報である。図5では、矢印を表示する場合を例示しているが、経路の表示態様は特に限定されず、例えば、矢印以外のマークで経路を表示してもよい。この点は、後述の図10および図20でも同様である。
経路情報は、WiFiAPまでの距離を示す情報を含んでいてもよい。WiFiAPまでの距離を示す情報は、例えば、図5に示すように「まっすぐ100mの地点にアクセスポイントがあります。」というコメント(テキストデータ)で表されていてもよい。この場合、そのコメントは、図5に示すように、経路情報とともに表示部7に表示される。なお、図5は例示であり、WiFiAPまでの距離を示す情報を表示する態様は任意である。例えば、図3に示す地図上に、WiFiAPまでの距離を示す情報を重畳させて表示してもよい。
また、WiFiAPまでの距離を示す情報は、例えば、音声情報として出力されてもよい。この場合、携帯端末1は、例えば、携帯端末1に設けられたスピーカ(図示略)を用いて、「まっすぐ100mの地点にアクセスポイントがあります。」等の音声情報を出力してもよい。
経路情報作成部5は、図3または図4に例示する形式の経路情報を作成しても、あるいは、図5に例示する形式の経路情報を作成してもよい。いずれの形式の経路情報であっても、利用者は、表示された経路に従って移動することにより、WiFiAPに速く到着することできる。従って、携帯端末1がWiFiAPをスキャンする時間を短くし、携帯端末1の消費電力を低減することができる。
既に説明したように、例えば、利用者が不慣れな場所にいる場合、単に地図上にWiFiAPの位置を重畳させて提示するだけでは、利用者がどうやってその場所に速く行くことができるかわからない場合があり得る。本発明では、現在位置からWiFiAPまでの経路を提示することができるので、利用者がWiFiAPに速く到着でき、その結果、携帯端末1の消費電力を低減できる。
また、WiFiAPの数が少ない地域で、WiFiAPまでの経路がわからないと、利用者がWiFiAPになかなか辿り着くことができず、携帯端末の消費電力が増加する。第1の実施形態では、上記のように、WiFiAPまでの経路情報を利用者に提示するので、WiFiAPの数が少ない地域であっても、利用者をWiFiAPの場所まで案内できる。従って、本実施形態は、WiFiAPの数が少ない地域で特に大きな効果が得られる。
なお、ステップS2において、携帯端末1の現在位置から所定範囲内にWiFiAPが存在しなかった場合、経路情報作成部5は、その旨の情報を表示部7に表示させればよい。
また、上記の説明では、携帯端末1がWiFiAPのスキャンをしていてWiFiAPを検出できないときに、位置測定部3が自動的にステップS1を実行する場合や、携帯端末1の利用者からの指示によって、位置測定部3がステップS1を実行する場合を例示した。位置測定部3は、サーバ(図示略)、例えば、3G通信やWiFi通信の通信量を管理する通信管理サーバ(図示略)からの指示を契機にステップS1を実行してもよい。この場合、携帯端末1は、3G通信機能およびWiFi通信機能のいずれも有しているものとする。通信管理サーバは、3G通信を監視し、3G通信の通信量が増加した場合、3G通信を行っている携帯端末にWiFi通信への切り替え指示を送信する。本発明の携帯端末1は、この切り替え指示を受信したことを契機として、ステップS1を実行してもよい。そして、携帯端末1は、ステップS1の後、順次、ステップS2以降の処理を実行する。後述の各実施形態においても、通信管理サーバからの切り替え指示を契機にステップS1を実行してもよい。サーバは、携帯端末1と通信できれば、どのようなサーバであってもよい。
また、図1では、無線基地局案内システムが携帯端末1で実現される場合を示した。図6は、図1に示す要素の一部をサーバに設けた場合の構成例を示すブロック図である。図1と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図6に示す例では、携帯端末61が、位置測定部3と表示部7とを備える。また、サーバ62が、AP位置情報記憶部2と、AP特定部4と、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6とを備える。位置測定部3は、携帯端末61の現在位置を測定し、その現在位置をサーバ62に送信する。また、サーバ62において、経路情報作成部5が経路情報を作成した後、経路情報作成部5は、その経路情報を携帯端末61に送信し、携帯端末61は表示部7にその経路情報を表示させる。
この結果、上記と同様の効果が得られる。ただし、図6に示す構成では、携帯端末61とサーバ62とが通信可能な状態になっている必要がある。
実施形態2.
第2の実施形態では、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局を案内する場合を例にして説明する。図7は、本発明の第2の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。図7では、無線基地局案内システムが携帯端末1Aによって実現されている場合を例示している。第1の実施形態と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態では、無線基地局を、単に基地局と記す。
第2の実施形態では、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局を案内する場合を例にして説明する。図7は、本発明の第2の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。図7では、無線基地局案内システムが携帯端末1Aによって実現されている場合を例示している。第1の実施形態と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態では、無線基地局を、単に基地局と記す。
携帯端末1Aは、基地局位置情報記憶部2Aと、位置測定部3と、基地局特定部4Aと、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6と、表示部7とを備える。
基地局位置情報記憶部2Aは、個々の基地局のカバーエリアを表す情報を記憶する記憶装置である。基地局のカバーエリアは、その基地局が通信可能な範囲(その基地局の電波到達範囲)である。例えば、基地局位置情報記憶部2Aは、基地局毎に、基地局の識別情報と、その基地局のカバーエリアを示す情報とを対応付けて記憶する。
携帯端末1Aは、例えば、個々の基地局のカバーエリアを示す情報を、予め定められたサーバからダウンロードし、予め、基地局位置情報記憶部2Aに記憶させておけばよい。
基地局特定部4Aは、携帯端末1Aの現在位置と、各基地局のカバーエリアの情報とを用いて、基地局毎に、携帯端末1Aから基地局のカバーエリアまでの位置関係を算出する。そして、基地局特定部4Aは、携帯端末1Aの現在位置からの所定範囲内のカバーエリアを特定する。なお、この所定範囲については、第1の実施形態における所定範囲と同様であり、説明を省略する。
経路情報作成部5は、地図情報記憶部6に記憶された地図情報を用いて、携帯端末1Aの現在位置から、基地局特定部4Aによって特定された基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する。本実施形態における経路情報は、単に、地図情報に基地局のカバーエリアを重畳させた情報ではなく、携帯端末1Aの現在位置から基地局のカバーエリアまでの経路を、利用者が認識可能な態様で表した情報である。
次に、処理経過について説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。まず、位置測定部3が、携帯端末1Aの現在位置を測定する(ステップS1A)。位置測定部3は、例えば、携帯端末1Aが基地局のカバーエリアのスキャンをしていて基地局のカバーエリアを検出できないときに自動的にステップS1Aを実行してもよい。あるいは、位置測定部3は、携帯端末1Aの利用者からの指示によってステップS1Aを実行してもよい。
図8は、本発明の第2の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。まず、位置測定部3が、携帯端末1Aの現在位置を測定する(ステップS1A)。位置測定部3は、例えば、携帯端末1Aが基地局のカバーエリアのスキャンをしていて基地局のカバーエリアを検出できないときに自動的にステップS1Aを実行してもよい。あるいは、位置測定部3は、携帯端末1Aの利用者からの指示によってステップS1Aを実行してもよい。
次に、基地局特定部4Aは、ステップS1Aで測定された携帯端末1の現在位置と、基地局位置情報記憶部2Aに記憶されている基地局のカバーエリアを表す情報とを用いて、基地局毎に、携帯端末1Aとその基地局のカバーエリアまでの位置関係を算出する。そして、基地局特定部4Aは、携帯端末1Aの現在位置から所定範囲内にあるカバーエリアを特定する(ステップS2A)。
次に、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末1Aの現在位置から、ステップS2Aで特定された基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する(ステップS3A)。
なお、基地局特定部4Aによって特定された基地局のカバーエリア(換言すれば、携帯端末1Aの現在位置から所定範囲内のカバーエリア)が複数存在している場合、経路情報作成部5は、基地局毎に、携帯端末1Aから基地局のカバーエリアまでの到達時間を計算し、到達時間が最も短いカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。
ステップS3Aの後、経路情報作成部5は、作成した経路情報を表示部7に表示させる(ステップS4A)。
図9および図10は、表示される経路情報の例を示す説明図である。図9は、上方から俯瞰した地図上に携帯端末の現在位置から基地局のカバーエリアまでの経路を示す形式の経路情報である。図9に示す例では、現在位置を太い矢印で示し、その位置から基地局のカバーエリアまでの経路を破線の矢印で示している。
なお、図9に示す例では、複数のカバーエリアが表示されている。カバーエリアが複数存在する場合、経路情報作成部5は、携帯端末1Aから各カバーエリアまでの到達時間を計算し、到達時間が最も短いカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。
また、経路情報は、カバーエリア内における電波強度を示す情報を含んでいてもよい。カバーエリア内における電波強度の強弱は、例えば、予め定められた電波強度のレベルよりも強いか否か(または弱いか否か)によって決定することができる。電波強度を示す情報は、電波強度の強弱を携帯端末の利用者に伝えるための情報であって、例えば、アイコンやテキストデータで表される。電波強度を示す情報は、経路情報とともに表示部7に表示される。例えば、カバーエリア内において、予め定められた電波強度のレベルよりも電波強度が強い部分には、電波強度が強いこと示すアイコンが表示される。逆に、予め定められた電波強度のレベルよりも電波強度が弱い部分には、電波強度が弱いことを示すアイコンが表示される。また、携帯端末の表示部7は、カバーエリア内における電波強度が強い部分を細かい斜線で表示し、電波強度が弱い部分を荒い斜線で表示してもよい。
図10は、利用者が見る風景と同様に携帯端末の現在位置の道路を表し、その道路上に、基地局のカバーエリアに辿り着くための経路を表す矢印を表示する形式の経路情報である。
経路情報作成部5は、図9に例示する形式の経路情報を作成しても、あるいは、図10に例示する形式の経路情報を作成してもよい。いずれの形式の経路情報であっても、利用者は、表示された経路に沿って移動することにより、基地局のカバーエリアに速く到着することができる。従って、携帯端末1Aが基地局のカバーエリアをスキャンする時間を短くして、携帯端末1の消費電力を低減することができる。
また、図7では、無線基地局案内システムが携帯端末1Aで実現される場合を示した。図11は、図7に示す要素の一部をサーバに設けた場合の構成例を示すブロック図である。図7と同様の要素については、図7と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図11に示す例では、携帯端末61が位置測定部3と、表示部7とを備える。また、サーバ62Aが、基地局位置情報記憶部2Aと、基地局特定部4Aと、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6とを備える。位置測定部3は、携帯端末61の現在位置を測定し、その現在位置をサーバ62Aに送信する。また、サーバ62Aにおいて、経路情報作成部5が経路情報を作成した後、経路情報作成部5は、その経路情報を携帯端末61に送信し、携帯端末61は表示部7にその経路情報を表示させる。
実施形態3.
図12は、本発明の第3の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第3の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。図12では、無線基地局案内システムが携帯端末20によって実現されている場合を例示している。第1の実施形態と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
図12は、本発明の第3の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。第3の実施形態では、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第3の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。図12では、無線基地局案内システムが携帯端末20によって実現されている場合を例示している。第1の実施形態と同様の要素については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
携帯端末20は、第1の実施形態の携帯端末1が備える要素(図1参照)に加えて、属性情報記憶部8と、条件設定部9とを備える。
属性情報記憶部8は、個々のWiFiAPの属性を表す属性情報を記憶する記憶装置である。例えば、属性情報記憶部8は、WiFiAP毎に、WiFiAPの識別情報と、そのWiFiAPの属性情報とを対応付けて記憶する。属性の例として、認証情報の有無、契約の有無、利用料金、採用しているセキュリティの規格等が挙げられる。WiFiAPが採用するセキュリティの規格の例として、例えば、WEP(Wired Equivalent Privacy),WPA(WiFi Protected Access ),WPA2等が挙げられる。属性情報記憶部8が記憶する属性の項目は、これらに限定されないが、属性情報記憶部8は、変動しない属性の属性情報を記憶する。
属性情報記憶部8は、WiFiAP毎に、利用料金、セキュリティの規格等の複数種類の属性に関する属性情報を記憶していてもよい。以下、属性情報記憶部8が、WiFiAP毎に、利用料金および、セキュリティの規格を、属性情報として記憶している場合を例にして説明する。
携帯端末20は、例えば、個々のWiFiAPの属性情報を、属性情報を記憶するサーバからダウンロードし、予め属性情報記憶部8に記憶させておけばよい。
条件設定部9は、AP特定部4によって特定されるWiFiAPが満たしているべき属性の条件を設定する。条件設定部9は、例えば、利用者によって入力された条件を設定する。ただし、この条件は、属性情報記憶部8が記憶している属性に関する条件である必要がある。従って、本例では、利用者は、利用料金に関する条件、または、セキュリティの規格に関する条件、あるいはその両方を条件設定部9に入力すればよい。
利用料金に関する条件の例として、例えば、「利用料金がX円以下であること」等の条件が挙げられる。X円は利用者が指定した金額である。また、セキュリティの規格に関する条件として、例えば、「セキュリティレベルがセキュリティ規格A以上である」等の条件が挙げられる。
また、条件設定部9は、ユーザから条件を指定されるのではなく、予め定められた条件を保持する構成であってもよい。
条件設定部9は、例えば、無線基地局案内プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。あるいは、条件設定部9は、他の要素とは別個のハードウェアで実現されていてもよい。
図13は、本発明の第3の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。第1の実施形態と同様の処理には、図2と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。以下、利用者が、「利用料金がX円以下であること」という条件、および、「セキュリティレベルがセキュリティ規格A以上である」という条件を予め指定し、条件設定部9がそれらの条件を設定している場合を例にして説明する。
位置測定部3は、携帯端末20の現在位置を測定する(ステップS1)。次に、AP特定部4は、ステップS1で測定された携帯端末20の現在位置と、各WiFiAPの位置情報とを用いて、WiFiAP毎に、携帯端末20とWiFiAPとの位置関係、例えば、距離を算出する。そして、AP特定部4は、携帯端末20の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを特定する(ステップS2)。
次に、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの中から、属性が、条件設定部9によって設定された条件を満たしているWiFiAPを特定する(ステップS21)。具体的には、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの属性情報を属性情報記憶部8から読み込み、属性が条件を満たしているWiFiAPを特定する。本例では、AP特定部4は、「利用料金がX円以下であること」という条件、および、「セキュリティレベルがセキュリティ規格A以上である」という条件の双方を満たしているWiFiAPを特定する。この結果、携帯端末20の現在位置から所定範囲内に存在し、上記の2つの条件を満たすWiFiAPが特定される。
次に、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末20の現在位置から、ステップS21で特定されたWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する(ステップS3)。なお、ステップS21で特定されたWiFiAPが複数存在している場合、経路情報作成部5は、そのWiFiAP毎に、携帯端末20からの到達時間を計算し、到達時間が最も短いWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。
そして、経路情報作成部5は、作成した経路情報を表示部7に表示させる(ステップS4)。経路情報作成部5が作成し、表示部7に表示させる経路情報は、図3や図4に例示する形式であっても、図5に例示する形式であってもよい。
第3の実施形態では、定められた条件を満たしている属性を有するWiFiAPまでの経路を利用者に提示することができる。従って、利用者は、そのような条件を満たしているWiFiAPに速く到着でき、その結果、携帯端末1の消費電力を低減できる。
例えば、属性が異なるWiFiAPが複数存在している地域において、携帯端末を任意のWiFiAPに接続させてしまうと、そのWiFiAPが利用者の希望に合わない場合(例えば、料金が高かったり、セキュリティレベルが利用者の希望より低かったりする場合等)がある。このような場合、利用者は、WiFiAPに接続しない、もしくは、WiFiAPとの接続を断とする操作を行い、携帯端末に再度スキャンを実行させる。利用者の希望にあうWiFiAPに接続されるまで、このような動作を繰り返すと、スキャン時間が長くなり、携帯端末の消費電力が増加する。一方、本発明の第3の実施形態では、定められた条件を満たしている属性を有するWiFiAPまでの経路を利用者に提示することで、スキャン時間の短縮化および消費電力の低減を実現できる。この点を鑑みると、第3の実施形態は、属性が異なるWiFiAPが複数存在している地域で特に大きな効果が得られると言える。
なお、ステップS2またはステップS21で、AP特定部4が該当するWiFiAPを特定できなかった場合には、経路情報作成部5は、その旨の情報を表示部7に表示させればよい。
図12では、無線基地局案内システムが携帯端末20で実現される場合を示した。図14は、図12に示す要素の一部をサーバに設けた場合の構成例を示すブロック図である。図12と同様の要素については、図12と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図14に示す例では、携帯端末63が、位置測定部3と、表示部7と、条件設定部9とを備える。また、サーバ64が、AP位置情報記憶部2と、AP特定部4と、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6と、属性情報記憶部8とを備える。条件設定部9は、設定した条件をサーバ64に送信する。また、位置測定部3は、携帯端末63の現在位置をサーバ64に送信する。また、サーバ64において、経路情報作成部5が経路情報を作成した後、経路情報作成部5は、その経路情報を携帯端末63に送信し、携帯端末63は表示部7にその経路情報を表示させる。
この結果、図12に示す構成の場合と同様の効果が得られる。ただし、図14に示す構成では、携帯端末63とサーバ64とが通信可能な状態になっている必要がある。
実施形態4.
図15は、本発明の第4の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。本発明の第4の実施形態も、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第4の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。第1の実施形態および第3の実施形態と同様の要素については、図1および図12と同一の符号を付し、説明を省略する。第4の実施形態の無線基地局案内システムは、携帯端末30と、属性情報収集サーバ18とを備える。
図15は、本発明の第4の実施形態の無線基地局案内システムの構成例を示すブロック図である。本発明の第4の実施形態も、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第4の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。第1の実施形態および第3の実施形態と同様の要素については、図1および図12と同一の符号を付し、説明を省略する。第4の実施形態の無線基地局案内システムは、携帯端末30と、属性情報収集サーバ18とを備える。
携帯端末30は、第1の実施形態の携帯端末1が備える要素(図1参照)に加えて、条件設定部9を備える。
属性情報収集サーバ18は、個々のWiFiAP31から、各々のWiFiAPの属性を表す属性情報を収集するサーバである。属性情報収集サーバ18は、WiFiAP毎に、WiFiAPの識別情報と、収集した属性情報とを対応付けて記憶し、AP特定部4からの要求に応じて、各WiFiAPの属性情報を携帯端末30に送信する。第4の実施形態で、属性情報収集サーバ18が各WiFiAPから収集する属性情報は、時間経過とともに変動する属性を表す属性情報を含む。第4の実施形態における属性情報に、第3の実施形態と同様の属性情報が含まれていてもよい。第4の実施形態で利用する属性の例として、WiFiAPで現在利用可能な帯域(以下、単に帯域と記す。)の大きさ、QoS(Quality of Service)、通信遅延、パケットロス率、現在WiFiAPに接続されている携帯端末の数等が挙げられる。なお、属性情報収集サーバ18が収集する属性の項目は、これらの項目に限定されない。また、属性情報収集サーバ18は、例示した項目に関する属性情報の一部を収集してもよい。属性情報収集サーバ18は、属性情報収集部と称することができる。
また、属性情報収集サーバ18は、定期的に、あるいは、管理者に指定されたタイミングで各WiFiAPから属性情報を収集し、記憶している属性情報を、新たに収集した属性情報で更新する。
属性情報収集サーバ18は、既に定められている規格に従って、属性情報を収集してもよい。例えば、WiFiAPが提供するRAN(Radio Access Network)のQoSを監視する規格がIEEE802.11uに定められている。属性情報収集サーバ18は、IEEE802.11uを応用して、各WiFiAP31からQoSの情報を収集してもよい。
条件設定部9は、第3の実施形態における条件設定部9と同様に、AP特定部4によって特定されるWiFiAPが満たしているべき属性の条件を設定する。ただし、この条件は、属性情報収集サーバ18が収集する属性に関する条件である必要がある。例えば、属性情報収集サーバ18が属性情報として収集する属性の項目を携帯端末30の利用者に知らせておき、利用者は、その属性に関する条件を条件設定部9に入力すればよい。
また、条件設定部9は、ユーザから条件を指定されるのではなく、予め定められた条件を保持する構成であってもよい。
図16は、本発明の第4の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。第1の実施形態と同様の処理には、図2と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。以下、属性情報収集サーバ18が、属性情報として、帯域(WiFiAPで現在利用可能な帯域)の情報を各WiFiAP31から収集している場合を例にして説明する。そして、携帯端末30の利用者が、「帯域がX以上である」という条件を予め指定し、条件設定部9がその条件を設定している場合を例にして説明する。なお、帯域の単位は、例えばMbpsである。
位置測定部3は、携帯端末30の現在位置を測定する(ステップS1)。次に、AP特定部4は、ステップS1で測定された携帯端末30の現在位置と、各WiFiAPの位置情報とを用いて、WiFiAP毎に、携帯端末30とWiFiAPとの位置関係を算出する。そして、AP特定部4は、携帯端末30の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを特定する(ステップS2)。
次に、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの中から、属性が、条件設定部9によって設定された条件を満たしているWiFiAPを特定する(ステップS22)。第4の実施形態では、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの属性情報を属性情報収集サーバ18に要求する。属性情報収集サーバ18は、要求された属性情報を携帯端末30に送信し、AP特定部4は、その属性情報を受信する。そして、AP特定部4は、属性が条件を満たしているWiFiAPを、ステップS2で特定されたWiFiAPの中から特定する。
本例では、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの中から、「帯域がX以上である」という条件を満たしているWiFiAPを特定する。
次に、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末30の現在位置から、ステップS22で特定されたWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する(ステップS3)。なお、ステップS22で特定されたWiFiAPが複数存在している場合、経路情報作成部5は、そのWiFiAP毎に、携帯端末30からの到達時間を計算し、到達時間が最も短いWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成すればよい。
そして、経路情報作成部5は、作成した経路情報を表示部7に表示させる(ステップS4)。経路情報作成部5が作成し、表示部7に表示させる経路情報は、図3に例示する形式であっても、図5に例示する形式であってもよい。
なお、ステップS2またはステップS22で、AP特定部4が該当するWiFiAPを特定できなかった場合には、経路情報作成部5は、その旨の情報を表示部7に表示させればよい。
第4の実施形態においても、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、第4の実施形態では、時間経過とともに変動する属性に関する条件を指定することができ、属性がその条件を満たしているWiFiAPまでの経路を携帯端末30の利用者に提示することができる。
携帯端末30が備える要素(図15参照)の一部をサーバに設ける構成としてもよい。図17は、第4の実施形態における携帯端末30の要素の一部をサーバに設けた場合の構成例を示すブロック図である。図15と同様の要素については、図15と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図17に示す無線基地局案内システムは、属性情報収集サーバ18と、携帯端末63と、サーバ64とを備える。本例において、サーバ64は、属性情報収集サーバ18とは別に設けられるサーバである。携帯端末63は、位置測定部3と、表示部7と、条件設定部9とを備える。サーバ64は、AP位置情報記憶部2と、AP特定部4と、経路情報作成部5と、地図情報記憶部6とを備える。条件設定部9は、設定した条件をサーバ64に送信する。また、位置測定部3は、携帯端末63の現在位置をサーバ64に送信する。また、サーバ64において、経路情報作成部5が経路情報を作成した後、経路情報作成部5は、その経路情報を携帯端末63に送信し、携帯端末63は表示部7にその経路情報を表示させる。この結果、図15に示す構成の場合と同様の効果が得られる。
また、第3の実施形態と第4の実施形態とを組み合わせた構成としてもよい。例えば、属性情報記憶部8(図12参照)と、属性情報収集サーバ18(図15参照)とを併用する構成であってもよい。そのような構成によれば、条件設定部9は、変動しない属性に関する条件と、時間経過とともに変動する属性に関する条件とをそれぞれ設定することができる。
また、第3の実施形態や第4の実施形態において、条件設定部9が、携帯端末の外部に設けられ、WiFiAPの提供者が、条件設定部9に対して条件を指定してもよい。この態様は、特に、WiFiAPの提供者が、利用者に接続させるWiFiAPを限定したり、制御したり、管理したりする場合に有効である。例えば、あるエリアのWiFiAPが混雑することが予想されたときに、そのエリアにある携帯端末の条件設定を意図的に厳しくして、接続を制限すること等が可能となる。
また、利用者がセキュリティの規格やQoS等の概念を理解しておらず、条件設定部9に対して指定すべき条件の値を判断できない場合もある。このような場合、利用者がWiFiサービスの契約時等に、WiFiAPの提供者に対して条件設定を依頼し、WiFiAPの提供者が条件設定部9に対して条件を指定してもよい。
また、条件設定部9が携帯端末の外部に設けられる場合、WiFiAPの提供者以外の者が条件設定部9を管理してもよい。例えば、3GやLTEの通信キャリア(携帯電話会社)が条件設定部9を管理してもよい。この態様は、通信キャリアが、3GやLTEの通信をWiFiオフロードさせる場合に有効である。
実施形態5.
本発明の第5の実施形態の無線基地局案内システムの構成は、第3の実施形態の構成または第4の実施形態の構成、あるいはそれらを組み合わせた構成と同様である。本発明の第5の実施形態も、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第5の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。以下の説明では、図15を参照して、第5の実施形態について説明する。
本発明の第5の実施形態の無線基地局案内システムの構成は、第3の実施形態の構成または第4の実施形態の構成、あるいはそれらを組み合わせた構成と同様である。本発明の第5の実施形態も、WiFiに対応した携帯端末の利用者に、WiFiに対応したアクセスポイントを案内する場合を例にして説明する。なお、第5の実施形態は、第2の実施形態のように、無線基地局を介して通信ネットワーク(例えば、インターネット)に接続される携帯端末の利用者に無線基地局のカバーエリアを案内する場合にも適用することができる。以下の説明では、図15を参照して、第5の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、ステップS21(図13参照)で特定されたWiFiAPが複数存在している場合、経路情報作成部5は、携帯端末からの到達時間が最も短いWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する。同様に、第4の実施形態でも、ステップS22(図16参照)で特定されたWiFiAPが複数存在している場合、経路情報作成部5は、携帯端末からの到達時間が最も短いWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成する。すなわち、第3および第4の実施形態では、携帯端末の現在位置から所定範囲内に存在し、属性が指定された条件を満たしているWiFiAPが複数存在する場合、経路情報作成部5は、携帯端末からの到達時間が最も短いWiFiAPまでの経路情報を作成する。
これに対し、第5の実施形態では、AP特定部4は、携帯端末の現在位置から所定範囲内に存在するWiFiAPの優先順位を、WiFiAPの属性に基づいて決定する。そして、AP特定部4は、優先順位が最も高いWiFiAPを特定する。
このとき、AP特定部4は、条件を満たしているWiFiAPの属性が、条件として定められた属性の上限または下限から離れているほど、そのWiFiAPの優先順位を高めるようにして、各WiFiAPの優先順位を決定してもよい。例えば、「帯域がX以上である」という条件が設定されているとする。この条件では、“X”という下限が示されている。従って、AP特定部4は、この条件を満たしている各WiFiAPの帯域からXを減算し、その値が大きいWiFiAPほど、優先順位が高くなるように、条件を満たしているWiFiAPの優先順位を決定してもよい。また、例えば、「現在接続されている携帯端末の数がY台以下である」という条件が設定されているとする。この条件では、“Y”という上限が示されている。従って、AP特定部4は、この条件を満たしているWiFiAPにおける携帯端末の接続台数をYから減算し、その値が大きいWiFiAPほど、優先順位が高くなるように、条件を満たしているWiFiAPの優先順位を決定してもよい。
また、AP特定部4は、携帯端末の現在位置から所定範囲内に存在するWiFiAPのうち、属性が条件を満たしていないWiFiAPに対しては、例えば、一律に優先順位を最下位に決定する。
経路情報作成部5は、携帯端末の現在位置から所定範囲内に存在するWiFiAPのうち、優先順位が最も高いWiFiAPとして特定されたWiFiAPまでの経路情報を作成し、表示部7に表示させる。
このとき、経路情報作成部5は、優先順位が2位以下のWiFiAPの位置を経路情報に重畳させてもよい。
図18は、本発明の第5の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。第1の実施形態と同様の処理には、図2と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。以下、属性情報収集サーバ18(図15参照)が、属性情報として、帯域(WiFiAPで現在利用可能な帯域)の情報を各WiFiAP31から収集している場合を例にして説明する。そして、携帯端末30(図15参照)の利用者が、「帯域がX以上である」という条件を予め指定し、条件設定部9がその条件を設定している場合を例にして説明する。
位置測定部3は、携帯端末30の現在位置を測定する(ステップS1)。次に、AP特定部4は、ステップS1で測定された携帯端末30の現在位置と、各WiFiAPの位置情報とを用いて、WiFiAP毎に、携帯端末30とWiFiAPとの位置関係を算出する。そして、AP特定部4は、携帯端末30の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを特定する(ステップS2)。
次に、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの優先順位を、WiFiAPの属性に基づいて決定し、優先順位が最も高いWiFiAPを特定する(ステップS31)。ステップS31において、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの属性情報を属性情報収集サーバ18に要求する。属性情報収集サーバ18は、要求された属性情報を携帯端末30に送信し、AP特定部4は、その属性情報を受信する。そして、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPの優先順位を、帯域に基づいて決定する。
例えば、AP特定部4は、ステップS2で特定されたWiFiAPのうち、帯域がX以上であるWiFiAPの優先順位を、帯域が大きい方から、1位、2位、3位、・・・と定めてよい。また、AP特定部4は、帯域がX未満であるWiFiAPの優先順位を一律に最下位に定めてよい。
そして、経路情報作成部5は、地図情報を用いて、携帯端末30の現在位置から、優先順位が1位であるWiFiAPまでの経路を表す経路情報を作成し(ステップS32)、その経路情報を表示部7に表示させる(ステップS33)。
ここで、経路情報作成部5は、優先順位が2位以下のWiFiAPの位置を、優先順位に応じた態様で経路情報に重畳させてもよい。そして、経路情報作成部5は、優先順位が2位以下のWiFiAPの位置を重畳させた経路情報を表示部7に表示させてもよい。
図19および図20は、第5の実施形態で表示される経路情報の例を示す説明図である。図19は、図3と同様に、上方から俯瞰した地図上に経路を示す形式の経路情報である。図20は、図5と同様に、利用者が見る風景と同様に携帯端末の現在位置の道路を表し、その道路上に、経路を示す矢印を表示する形式の経路情報である。
図19および図20に示す例では、いずれも、携帯端末30の現在位置から所定範囲内のWiFiAPを優先順位に応じて、「最適なAP」、「適切なAP」、「不適なAP」に分類して、それらの位置も経路情報に重畳させている。「最適なAP」は、優先順位が1位のWiFiAPである。「適切なAP」は、例えば、優先順位が2位以下のWiFiAPであって、属性が条件を満たしているWiFiAPである。「不適なAP」とは、例えば、属性が条件を満たしていないWiFiAPである。
図19および図20に示す例では、経路情報作成部5が、WiFiAPの位置を、優先順位に応じた文字列(「最適なAP」、「適切なAP」、あるいは「不適なAP」)とともに経路情報に重畳させる場合を例示している。なお、図19および図20では、優先順位に応じて3つの区分(「最適なAP」、「適切なAP」、あるいは「不適なAP」)に分類する例を示しているが、区分の数は3つに限定されない。
図19または図20に例示する経路情報を参照することによって、利用者は、最適なWiFiAPに速く到着でき、その結果、携帯端末の消費電力を低減できる。また、最適なWiFiAP以外の適切なWiFiAP(優先順位が2位以下のWiFiAP)の位置を利用者に知らせることができる。
上記の説明では、図15を参照して、第5の実施形態を説明したが、第3の実施形態(図12参照)におけるAP特定部4および経路情報作成部5が第5の実施形態で説明した動作を行ってもよい。例えば、「セキュリティレベルがセキュリティ規格Aよりも高い」という条件が設定されているとする。この条件では、“セキュリティ規格A”という下限が示されている。従って、AP特定部4は、セキュリティレベルが“セキュリティ規格A”以上である各セキュリティ規格を採用しているWiFiAPの優先順位を、セキュリティ規格のセキュリティレベルの高い順に決定し、優先順位が最も高いWiFiAPを特定する。なお、この場合、AP特定部4は、種々のセキュリティ規格をセキュリティレベルに応じて順位付けした情報を予め記憶していればよい。
そして、経路情報作成部5は、優先順位が2位以下のWiFiAPの位置を、優先順位に応じた態様で経路情報に重畳させてもよい。
次に、本発明の主要部について説明する。図21は、本発明の主要部を示すブロック図である。本発明の無線基地局案内システムは、位置情報記憶部91と、位置測定部92と、無線基地局特定部93と、経路情報作成部94と、表示部95とを備える。
位置情報記憶部91(例えば、AP位置情報記憶部2、基地局位置情報記憶部2A)は、個々の無線基地局(例えば、WiFiAP)の位置情報を記憶する。
位置測定部92(例えば、位置測定部3)は、携帯端末の位置を測定する。
無線基地局特定部93(例えば、AP特定部4、基地局特定部4A)は、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する。
経路情報作成部94(例えば、経路情報作成部5)は、携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する。
表示部95(例えば、表示部7)は、経路情報を表示する。
そのような構成により、無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末の利用者が無線基地局まで速く行けるように案内することができる。
また、経路情報作成部94が、携帯端末の位置から、特定された無線基地局までの経路を表す経路情報を作成する構成であってもよい。
また、無線基地局毎に、無線基地局の属性を表す属性情報を記憶する属性情報記憶部(例えば、属性情報記憶部8)と、無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定部(例えば、条件設定部9)とを備え、無線基地局特定部93が、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が条件を満たしている無線基地局を特定する構成であってもよい。
また、各無線基地局から、無線基地局の属性を表す属性情報を収集する属性情報収集部(例えば、属性情報収集サーバ18)と、無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定部(例えば、条件設定部9)とを備え、無線基地局特定部93が、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が条件を満たしている無線基地局を特定する構成であってもよい。
無線基地局特定部93が、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、経路情報作成部94が、優先順位に応じた態様で、無線基地局の位置を経路情報に重畳する構成であってもよい。
無線基地局特定部93が、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、優先順位が最も高い無線基地局を特定する構成であってもよい。
経路情報作成部94が、優先順位が2位以下の無線基地局の位置を優先順位に応じた態様で経路情報に重畳させる構成であってもよい。
この出願は、2012年9月28日に出願された日本特許出願2012−216618を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、携帯端末の利用者に無線基地局の場所を案内する無線基地局案内システムに好適に適用される。
1 携帯端末(無線基地局案内システム)
2 AP位置情報記憶部
3 位置測定部
4 AP特定部
5 経路情報作成部
6 地図情報記憶部
7 表示部
2 AP位置情報記憶部
3 位置測定部
4 AP特定部
5 経路情報作成部
6 地図情報記憶部
7 表示部
Claims (26)
- 個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
携帯端末の位置を測定する位置測定手段と、
前記携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定手段と、
前記携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成手段と、
前記経路情報を表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする無線基地局案内システム。 - 経路情報作成手段は、携帯端末の位置から、特定された無線基地局までの経路を表す経路情報を作成する
請求項1に記載の無線基地局案内システム。 - 無線基地局毎に、無線基地局の属性を表す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定手段とを備え、
無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定する
請求項1または請求項2に記載の無線基地局案内システム。 - 各無線基地局から、無線基地局の属性を表す属性情報を収集する属性情報収集手段と、
無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定手段とを備え、
無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定する
請求項1または請求項2に記載の無線基地局案内システム。 - 無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、
経路情報作成手段は、
優先順位に応じた態様で、無線基地局の位置を経路情報に重畳する
請求項3または請求項4に記載の無線基地局案内システム。 - 無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、優先順位が最も高い無線基地局を特定する
請求項5に記載の無線基地局案内システム。 - 経路情報作成手段は、優先順位が2位以下の無線基地局の位置を優先順位に応じた態様で経路情報に重畳する
請求項5または請求項6に記載の無線基地局案内システム。 - 無線基地局を介して通信ネットワークに接続される携帯端末であって、
個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
当該携帯端末の位置を測定する位置測定手段と、
当該携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定手段と、
当該携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成手段と、
前記経路情報を表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする携帯端末。 - 経路情報作成手段は、携帯端末の位置から、特定された無線基地局までの経路を表す経路情報を作成する
請求項8に記載の携帯端末。 - 無線基地局毎に、無線基地局の属性を表す属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定手段とを備え、
無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定する
請求項8または請求項9に記載の携帯端末。 - 無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、
経路情報作成手段は、
優先順位に応じた態様で、無線基地局の位置を経路情報に重畳する
請求項10に記載の携帯端末。 - 無線基地局特定手段は、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、優先順位が最も高い無線基地局を特定する
請求項11に記載の携帯端末。 - 経路情報作成手段は、優先順位が2位以下の無線基地局の位置を優先順位に応じた態様で経路情報に重畳する
請求項11または請求項12に記載の携帯端末。 - 個々の無線基地局の位置情報を記憶し、
携帯端末の位置を測定し、
前記携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定し、
前記携帯端末の位置から、少なくとも、特定した無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成し、
前記経路情報を表示する
ことを特徴とする無線基地局案内方法。 - 携帯端末の位置から、特定された無線基地局までの経路を表す経路情報を作成する
請求項14に記載の無線基地局案内方法。 - 無線基地局毎に、無線基地局の属性を表す属性情報を記憶し、
無線基地局の属性に関する条件を設定し、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定する
請求項14または請求項15に記載の無線基地局案内方法。 - 各無線基地局から、無線基地局の属性を表す属性情報を収集し、
無線基地局の属性に関する条件を設定し、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定する
請求項14または請求項15に記載の無線基地局案内方法。 - 携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、
優先順位に応じた態様で、無線基地局の位置を経路情報に重畳する
請求項16または請求項17に記載の無線基地局案内方法。 - 携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定し、優先順位が最も高い無線基地局を特定する
請求項18に記載の無線基地局案内方法。 - 優先順位が2位以下の無線基地局の位置を優先順位に応じた態様で経路情報に重畳する
請求項18または請求項19に記載の無線基地局案内方法。 - 個々の無線基地局の位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備えたコンピュータに搭載される無線基地局案内プログラムであって、
前記コンピュータに、
携帯端末の位置を測定する位置測定処理、
前記携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局を特定する無線基地局特定処理、
前記携帯端末の位置から、少なくとも、特定された無線基地局のカバーエリアまでの経路を表す経路情報を作成する経路情報作成処理、および、
前記経路情報を表示する表示処理
を実行させるための無線基地局案内プログラム。 - コンピュータに、
経路情報作成処理で、携帯端末の位置から、特定された無線基地局までの経路を表す経路情報を作成させる
請求項21に記載の無線基地局案内プログラム。 - 無線基地局毎に、無線基地局の属性を表す属性情報を記憶する属性情報記憶手段を備えたコンピュータに、
無線基地局の属性に関する条件を設定する条件設定処理を実行させ、
無線基地局特定処理で、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局のうち、属性が前記条件を満たしている無線基地局を特定させる
請求項21または請求項22に記載の無線基地局案内プログラム。 - コンピュータに、
無線基地局特定処理で、携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定させ、
経路情報作成処理で、優先順位に応じた態様で、無線基地局の位置を経路情報に重畳させる
請求項23に記載の無線基地局案内プログラム。 - コンピュータに、
無線基地局特定処理で、
携帯端末の位置から所定範囲内の無線基地局の優先順位を無線基地局の属性に基づいて決定させ、優先順位が最も高い無線基地局を特定させる
請求項24に記載の無線基地局案内プログラム。 - コンピュータに、
経路情報作成処理で、優先順位が2位以下の無線基地局の位置を優先順位に応じた態様で経路情報に重畳させる
請求項24または請求項25に記載の無線基地局案内プログラム。
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