JP2015532609A - プール賭博装置、方法、及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、プレーヤが連続するレッグ又は所定の期間において起こる多数の異なるイベントにおいて選択するユニークなプールベッティング製品を提供するシステム、方法及び装置を意図する。【解決手段】レッグの幾つか、好ましくは、レッグのほとんどが終了した後に、終了したイベント又はレッグのそれぞれに対して正しい「当選の」予測を有し、そのため、ジャックポットプールに対する競争に留まるプレーヤ、及び、潜在的には残念賞に対して依然として資格があるプレーヤには、自身のチケットを全部又は一部を、ゲームオペレータに又はゲームオペレータを介して売る機会が提供される。【選択図】図5

Description

市場には、ベッティング(betting)及びロッタリ(lottery)製品の分野がある。例えば、米国におけるピックシックス(Pick 6)競馬製品や、(特に)英国におけるスクープシックス(Scoop 6)競馬製品のような純粋なプール(pool)ベッティング製品がある。また、フットボール/サッカーの個々のゲームのようなスポーツベッティング及び/又は純粋なプール賭博製品がある。ピックシックスとスクープシックスは、ボーナスプール(bonus pool)と残念賞(consolation prizes)も含むことができる6レッグ(leg)ジャックポット(jackpot)タイプのベット(bet)を提供する。このタイプの製品は相対的に成功をおさめ、プレーヤに、所与のレース日の6レースに賭けることにより大金を獲得する機会を提供する。類似の複数レッグプール賭博は、他のタイプのレーシングイベント及び複数のスポーツイベントに対しても可能である。
英国においては、スカイベット(Skybet)により提供される「スーパーシックス(Super 6)」という無料でプレーできるゲームも現存しており、このゲームでは、プレーヤは、保証された支払のために、1組のみのフットボール/サッカーの正しいスコア選択をすることが可能である。製品もまた伝統的なフットボールプール製品との類似点を有しているが、引き分けを予想せず、6つの選択のみが必要なことが異なっている。多くの国々は、類似のプール製品を有しており、賭けをする人は、6頭又は7頭の馬又は6匹又は7匹の犬のレースにおける一位の馬又は犬を選択することが求められ、大きなプールのシェアを獲得することが可能である。米国においては、多数の州がロッタリを有しており、プレーヤは、例えば、6つの数字を選択し、特定の抽選に対するロッタリチケットを購入する。「メガミリオンズ(Mega Millions)」ゲームというのもあり、このゲームにおいては、幾つかの州がプールされたジャックポットに参加する。6つの数字全てを正しく選択すると、チケットの持参人は、当選チケットの数に応じて、プールされたジャックポットの全て又は一部を請求することが可能となる。
この数年間、フットボール/サッカーのベッティングは、特に英国内ではレースのベッティングを上回ってきている。英国における伝統的なフットボール/サッカープール製品は、プレーヤが、引き分け、特に、同点引き分けという結果になる多数の試合を選択できれば、多額の支払を提供する。フットボール/サッカーベッティングにおいては、正しいスコアのベッティングは、中心的なホーム/ドロー/アウェー(Home/Draw/Away)(「H/D/A」)市場の2番目に人気の市場である。英国に基盤を置く著名なベッティング及びゲーミング会社は、最近、小売フットボール/サッカーベットの84%はクーポンベースのアキュムレータ(accumulator)であったと報告している。それらのほぼ90%は、4つ以上の組み合わせに基づいている。4つの組み合わせは4つの選択であり、したがって、ベットの90%は4つ以上の選択に基づいている。比較してみると、オンラインベッティングにおいては、2倍の数のベットが、ベッティングショップにおける場合と同様にシングル(single)であり、55%のみが4つ以上の組み合わせである。会社は、フットボール/サッカー収益が113000000ポンドであることを報告し、会社は、約800000000ポンドが実際にフットボール/サッカーによって賭けられていることを表す12%のマーケットシェアを有するものとみられており、低マージンマッチオッズと高マージン複式オッズとの間の10%マージンの混合レート(blended rate)に基づいて、市場が毎年のサッカー賭博に対して7000000ポンドであると推定される。
この市場の領域においては、消費者の興味を作り出してそれを維持するための新しい製品が必要性である。本発明は、世界にスポーツ、フットボール/サッカー及び特に英国プレミアシップフットボール/サッカーの最も世界的なベットに適用するために最初に開発した新たなベッティング製品を対象としている。しかし、概念は、更に広い用途及び潜在的な魅力を有し、したがって、他のタイプのスポーツイベントに適用できるとともに、ロッタリ及び他の複数レッグ/複数イベント/複数結果又は分割可能なゲームに拡張することができる。
本発明は、プレーヤが連続するレッグ又は所定の期間において起こる多数の異なるイベントにおいて選択するユニークなプールベッティング製品の作成に対する市場の欠けた部分を補うことを目的とする。各レッグの勝者の全てを正しく選択するプレーヤは、他の全てのプレーヤの賭け金から運営コスト及びオペレータの利益をカバーするために適用可能な控除額を差し引いた額をシェアする機会を有し、そして、ジャックポットプール、潜在的なボーナスプール及びコンソレーションプールを獲得する機会を有する。勝者の結果の組み合わせを正しく選択したプレーヤがいなかった場合は、獲得できる賭け金の合計は、次のベッティングサイクル、例えば、次の週までジャックポットプールにおいて持ち越され、結果の組合せを正しく選択したプレーヤが獲得することができる。しかし、大きな賞品が最初のサイクル、又は最初の週、又は賞品が請求された後に獲得されることを確実にするために、ゲームがプレーされるたびに、少なくとも大きな額がジャックポットプールに集まるまでは、オペレータにより保証される獲得可能な金額があってもよいということが考えられる。
本発明の製品のユニークな差別点は、レッグの幾つか、好ましくは、レッグのほとんどが終了した後に、終了したイベント又はレッグのそれぞれに対して、勝つ、又は正しい(勝つ)予想を有し、そのため、ジャックポットプールに対する競争に留り、潜在的には残念賞に対して依然として資格があるプレーヤ(、及び、潜在的には残念賞に対して依然として資格があるプレーヤ)には、自身のチケット(の全部又は一部)を、ゲームオペレータに又はゲームオペレータを介して売る機会が提供される。このため、例えば、ゲームオペレータは、プレーヤに潜在的なジャックポットプールの一部分をオファーして、依然として続いているゲームに対するチケットを買い取ることができ、それにより、プレーヤがチケットを現金化し、後のレッグ又は最終イベントでふるい落とされるリスクを回避する機会を与えることができる。
ジャックポットプールに加えて、プールゲームの一部を形成可能な他のプールがある。賭け金額の一部は、1つ以上のコンソレーションプールを設けるために取っておくことができ、コンソレーションプールは、正しい結果の一つを除く全てを選択したプレーヤ又は他のコンソレーションのシナリオを選択したプレーヤが獲得できる。加えて、賭け金額の他の一部分を、プレーヤがジャックポットプールを首尾よく獲得した後に追加的な結果を選択できた場合に、メインプール(main pool)の勝者が獲得可能なボーナスプールを提供するために取っておくことができる。これらのプールの何れか又は両方がオファーされると、上記に検討したオペレータのようなチケットの何れの購入者も、コンソレーションプール又はボーナスプールを獲得する機会に関して、チケットにおける権利の所有者となることになる。
種々の賭博ステーション又は賭博ターミナル及び本開示の形態に従って使用できる他の装置に接続されている賭博システムハードウェア及びネットワークの模式図である。 図1のシステムの動作を制御する賭博システムハードウェア及びネットワークのより詳細な模式図である。 図2の賭博システムハードウェア用のプログラムの機能的アーキテクチャのブロック図である。 図2の賭博システムハードウェア用のプログラムの機能的アーキテクチャのブロック図である。 図2の賭博システムハードウェア用のプログラムの機能的アーキテクチャのブロック図である。 主要サッカーリーグ及びワールドカップ全体における6年間のゴール期待値を示している表である。 中央サーバーシステムのソフトウェアサブルーチンプログラムのロジックの例としてのフローチャートである。
図1は、本開示の1つの実現形態を記述且つ例示するためにここにおいて使用される例としての賭博システムハードウェアとネットワークの模式図である。システムは、例えば、インターネット10を介して、賭博ステーション14、賭博ターミナル16、及びインターネット接続コンピューティングシステム18、スマートフォン20、タブレットコンピュータ22、及びテレビ24のような、それぞれが賭博入力装置(例えば、賭博ステーション14A〜N)の各タイプを代表している複数の賭博入力装置に相互接続されている中央サーバーシステム12に基づくネットワークを含む。後述するように、ここにおけるコンセプトは、ゲーミングマシンにも適用できるので、ゲーミングマシン26が、図1の中央サーバーシステム12に対する追加的入力装置として示されている。
図1の賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、例としてのみの実施の形態において示されているが、この技術において知られているように、それらは、従来の賭博ターミナルの複数のディスプレイ、入力器、制御器、及び他の機能部用の支持体を提供する支持構造、ハウジング、又はキャビネットを含むことができる。賭博ステーション14を、複数のユーザーを賭博を行う関係者とすることができように構成でき、他方では、賭博ターミナル16を、店舗又はベッティング施設のような商業施設における1人のオペレータ用に構成できる。賭博ステーション14と賭博ターミナル16を、台座又は台上に位置させることができ、又は、ユーザーが好ましくは座って操作できるテーブルトップ(table−top)として構成できる。賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、賭博に関連する金銭的な価値を受け入れるための装置を更に含むことができ、この装置は、例えば、硬貨収集機、紙幣収集機又はカードリーダを含むことができる。賭博ステーション14と賭博ターミナル16は更に、チケット及び/又はバウチャプリンタを含むことができ、それにより賭博のレシート及び潜在的にはバウチャを印刷でき、賭博のレシート及びバウチャは、キャッシュアウト価格及び成功したプレーの賞又は有価証券を表している。賭博ステーション14と賭博ターミナル16はまた、チケット又はバウチャリーダ、及び/又は、キャッシュディスペンサも含むことができる。好ましくは、紙幣収集機、チケット又はバウチャリーダ及びディスペンサは、別々であっても、単一のサブユニットに統合されてもよい。
賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、好ましくは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラベースのプラットフォーム、適切な集積回路又は1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)のような少なくとも1つのプロセッサを含んでいる。プロセッサは、少なくとも1つのデータ記憶装置又はメモリ装置と連通しており、又は、それらにアクセス又はそれらと信号をやりとりするように動作可能である。プロセッサとメモリ装置はキャビネット内に位置している。メモリ装置は、賭博ステーション14と賭博ターミナル16を制御するとともに中央サーバーシステム12と通信を行うためにプロセッサにより実行可能であるプログラムコードと指令を格納する。メモリ装置は、画像データ、イベントデータ、ユーザー入力データ、チケットトラッキングアサインメントジェネレータ(ticket tracking assignment generator)及び支払表データ又は情報のような他のデータ並びに賭博ステーション14と賭博ターミナル16の動作及びここで記述される特定のタイプの買い取り方法及びプロセスに関する適用可能な規則も格納している。
オペレータ又はプレーヤが、デスクトップコンピュータ、ラップトップパーソナルコンピュータ若しくは個人情報端末(PDA)のようなコンピューティングシステム18、スマートフォン20、ポータブルタブレットコンピューティング装置22、他のコンピュータ化されたプラットフォーム、又は、対話式のウェブを介して起動されるテレビ24を使用して、ネットワーク、インターネット、又はイントラネットを介して中央サーバーシステム12にアクセスして、賭博を開始し、集積賭博プールにアクセスすることも考えられる。この実現形態においては、ユーザーの装置は、メッセージと、後に説明する買い取りオファーを、中央サーバーシステム12を介してプールのオペレータから受け取り、それにより、個々のユーザーは、ユーザーの接続されている装置を介して、プール賭博システムと買い戻しオプションに参加できるということも考えられる。
ここで開示される賭博ステーション14、賭博ターミナル16及び/又はパーソナルコンピューティングシステム18は、スマートフォン20、タブレットコンピュータ22、及びテレビ24と共に、有線又は無線賭博システムの一部のような有線又は無線ネットワーク上で動作可能である。本実施の形態においては、コンピューティングシステム18は、ユーザーがプールされた賭博システムに任意の適切な場所において参加することを可能にするハンドヘルド装置、モバイル装置又は任意の他の適切な無線装置であってよい。ここで開示されるようなコンピューティングシステム18又は少なくともサーバーシステムは、規制機関若しくは委員会からの承認を得た装置、又は、規制機関若しくは委員会からの承認を得ていない若しくは承認を必要としない装置であってもよい。
図2は、図1のシステムの動作を制御する中央サーバーシステム12の賭博システムハードウェアのより詳細な模式図である。中央サーバーシステム12は、それぞれが少なくとも1つの中央処理装置(CPU)又は他の処理装置とこれに関連付けられているメモリを備えているラックに搭載された1つ以上のサーバーコンピュータ120を含むことができる。ほんの1例に過ぎないが、図2のラックに搭載されたサーバーコンピュータ120は、300GBのハードドライブと、1つ以上のIntel Xeon E5−2450プロセッサと、RAIDコントローラカードを使用するRAID接続の24GBのメモリと、を有しているPowerEdge R420 Rack Chasis装置であってよい。コンピュータ120の1台以上は、入力装置と、出力装置と、ディスプレイ装置用のドライバと、も含むことができる。中央サーバーシステム12内のコンピュータ120は、互いにかつインターネットにハード的に有線接続されているように示されているが、それぞれのコンピュータ又はネットワークの部分は、インターネット、イントラネット、又は、代替のネットワーク化された通信システムへの有線及び/又は無線接続の何れかを含むことができる。
それぞれのコンピュータ120に加えて、図2に示されているような中央サーバーシステムは、2つのネットワークスイッチ122と2つのファイヤウォール装置124を含んでいる。ネットワークスイッチ122は、例えば、Hewlett Packardモデル2510−48G Switchであってもよく、ファイヤウォール装置124は、Cisco Model ASA 5520ファイヤウォール及び関連するソフトウェアであってもよい。例示されているように、ファイヤウォール装置124は、相互に接続されるとともにインターネットに接続されており、各ファイヤウォール装置124は、ネットワークスイッチ122の1つにも接続されている。
ネットワークスイッチ122は、それぞれのコンピュータ120に接続されており、示されているように、それぞれのコンピュータ120は、図3に例示されている賭博システム用のプログラムの機能的アーキテクチャのブロック図と連携して最も良好に理解できる賭博システムの動作のある形態を制御するための論理機能に分割できる。図2においては、タスクのそれぞれに2つのコンピュータ120があるように示されているように、それぞれのコンピュータ120に対して冗長性を設けることができ、冗長性を有するコンピュータ120は相互接続されている。
図2に示されているように、5対のコンピュータは、バスを介して相互接続されるとともにバスを介してスイッチ122に接続されて描かれている。この5つの対は、図3と関連して後にそれぞれをより詳細に説明するように、ウェブインタフェース及び接続と関連付けられているコンピュータ120Aと、ミッドティア(Mid−Tier)プログラムと関連付けられているコンピュータ120Bと、データベース用のコンピュータ120Cと、トート(Tote)プログラム用のコンピュータ120Cと、中央サーバーシステムへの管理インタフェースを提供しているコンピュータ120Eと、を備えている。コンピュータ120Eは、ワークステーション126を備えているように示されており、ワークステーション126は、キーボードのような入力装置と、モニタのような出力又はディスプレイ装置と、を備えている。また、それぞれのコンピュータは同じ施設に位置する必要はなく、そのため、例えば、トート機能を提供するコンピュータ120Dは、ミッドティア機能を提供するコンピュータ120Bから遠く離れていてもよい。
図1及び図2の中央サーバーシステム12は、好ましくは、現在及び以前のベット履歴、開催日、結果、履歴データ、規則及び規制を含むことができる登録、預金受け入れ、引き出し及び口座部のような賭博ソフトウェア機能のためのソフトウェアプログラムを含むことができる。これらの機能を有しているこれらのタイプのソフトウェアプログラムは、種々のトータライザ(totalizer)施設において適切に配置されており、このようにこの技術においては知られている。しかし、図3は、プログラムのプロセスステップと、本開示により考慮されるプール賭博システムに関連付けられている中央サーバーシステム12の動作と、を更に例示するために提供されている。上述したトータライザ施設の既知の機能に対するプログラムは、後に更に説明するように、マイクロトート(Micro Tote)408プログラムに組み込まれている。
図3は、中央サーバーシステム12によりホスト又はサポートされるプログラムの機能的アーキテクチャを表している。コアプログラムは、「ミッドティア(Mid Tier)」プログラム402として識別されるセンターブロックにより表わされている。ミッドティアプログラム402は、ウェブサイト(Webiste)プログラム404として識別される左側のブロックにおける顧客及びウェブサイトアドミニストレータ入力プログラムそれぞれと関係を持ち、それと共に、マイクロトート(Micro Tote)プログラム408として識別される右側ブロックにおけるアカウンティングプログラムとも関係を持つ。ミッドティアプログラム402は、これ以降は「API」として示す「アプリケーションプログラムインタフェース(Appliation Program Interface)」を使用して通信を行い、ウェブサイトプログラム404とミッドティアプログラム402の間にあるマーチャントAPI(Merchant API)406により及びマイクロトートプログラム408とミッドティアプログラム402の間にあるトートAPI(Tote API)410により示されているように、ミッドティアプログラム402への及びミッドティアプログラム402を通しての両方向通信を可能にする。
図3に示されているように、ミッドティアプログラム402は、マーチャントAPI(Merchant API)420プログラム、キャッシュイン(Cash−in)422プログラム及びアドミニストレーション(Administration)424プログラムを含むことができる。ミッドティアプログラム402はそれ自身が本開示のプールに基づく賭博システムのホストとして機能する専用スタンドアローンサーバーシステム及びプログラムであってもよく、又は、本開示のプールに基づく賭博システムに固有のサブルーチンを他のタイプの賭博プールのホストとして機能するサーバーシステム及びプログラムに追加できるということが考えられる。
マーチャントAPI420プログラムボックスにおいて示されているように、プレースベットポスト(Place Bet POST )430、チケットエンクワイアリポスト(Ticket Enquiry POST)432、アベイラブルオファーズポスト(Available Offers POST)434、アクセプトオファーポスト(Accept Offer POST)436及びデクラインオファーポスト(Decline Offer POST)438を含む幾つかのHTTPポストリクエストサブルーチンがあってもよい。プレースベットポスト430ルーチンは、オペレータシステムに賭けるために使用される。チケットエンクワイアリポスト432ルーチンは、オペレータシステムにおいてチケットが売られたことを確認するために使用される。アベイラブルオファーズポスト434ルーチンは、顧客が現在利用できるベットトレーディングオファーが何であるかを決定するときに使用される。アクセプトオファーポスト436ルーチンは、オファーを受け入れるために使用される。デクラインオファーポスト438ルーチンは、オファーを拒絶するために使用される。
マーチャントAPI420プログラムボックスにおいて示されているように、コンペティションサマリファイル(Competition Summary FILE)440、コンペティションディテールファイル(Competition Detail FILE)442、プールチェンジファイル(Pool Change FILE)444、フィクスチャチェンジファイル(Fixture Change FILE)446、コンペティションチェンジファイル(Competition Change FILE)448及びチケットペイアウツファイル(Ticket Payouts FILE)450を含む幾つかのファイルサブルーチンがあってもよい。コンペティションサマリファイル440ルーチンは、利用できるコンペティションの要約リストを保有している。このファイルは、新しいコンペティションが追加されたとき、古いコンペティションが削除されたとき又は状態若しくは現在の開催日が変更されたときに更新される。コンペティションディテールファイル442ルーチンは、コンペティションについての詳細を保有している。プールチェンジファイル444ルーチンは、コンペティションについてのプールレベル情報の変化についての詳細を保有している。フィクスチャチェンジファイル446ルーチンは、コンペティションについての開催日レベルが変更されたときの詳細を保有している。コンペティションチェンジファイル448ルーチンは、コンペティションレベルの情報が変化したときの詳細を保有している。チケットペイアウツファイル450ルーチンは、その状態が確定したときの各プールに対する詳細を保有している。
図3に示されているように、ミッドティアプログラム402は、もっとも重要であるキャッシュイン422プログラムを含んでおり、キャッシュイン422プログラム自身は、オファーズジェネレーション(Offers Generation)452ルーチン、オファーズ(Offers)454ルーチン及びチケッツ(Tickets)456ルーチンを含むことができる。キャッシュイン422プログラムは、チケット保有者からの買い取りオファーをいつ行うか及びオファーされる値段を決定することに対する責任を負う。キャッシュイン422プログラム内においては、オファーズジェネレーション452ルーチンは、トレーディングエンジンであり、起動されたときは、依然として潜在的当選チケット全てに対するオファーの組を生成し、そしてそのオファーを公表して、マーチャントAPI420を介して、これらのオファーに対する受け入れを受信/処理する。オファーズ454ルーチンは、行われ、受け入られ及び拒絶された全てのオファーを格納する。チケッツ456ルーチンは、プールに対する全てのチケットと、正当な所有者と、を格納する。
更に、図3に示されているように、ミッドティアプログラム402は、アドミニストレーション424プログラムを含むことができ、アドミニストレーション424プログラム自身は、クリエイトリードアップデートデリート(Create Read Update Delete (CRUD))マーチャンツ(Merchants)460ルーチン、トレーディングリスクマネージメント(Trading Risk Management)462ルーチン、ストップトレーディング(Stop Trading)464ルーチン、レポーティング(Reporting)466ルーチン、プロバビリティーズ(Probabilities)468ルーチン及びランダムナンバージェネレータ(Random Number Generator(RNG))ロジック(Logic)470ルーチンを含むことができる。マーチャンツ460ルーチンは、ミッドティア内の第三者マーチャント(Merchant)詳細を作成、読込み、更新及び削除するためのものである。トレーディングリスクマネージメント462ルーチンは、現金化トレーディングの制御と監視を可能にするためのものである。ストップトレーディング464ルーチンは、要求された場合に現金化トレーディングを停止することを可能にするためのものである。レポーティング466ルーチンは、マーチャントシステムとの清算に関する計算と報告をするためのものである。プロバビリティーズ468ルーチンは、トレーディング計算において使用される確率をアップロードするためのものである。RNGロジック470ルーチンは、クィックピック(QuickPick)ベットに使用されるものである。
伝統的なクィックピックは、一般的には、(各数字の抽選で当選する確率は等しい)ロッタリで広く普及しているようにランダムに、又は、競馬(又は結果が等しい確率若しくは見込みを有していない他のイベント)のようなある推定された確率に従って人々に選択をさせる。これらのゲームの最初の繰返しにおけるクィックピックは、実際はスマートピックス(SMART PICKS)であってもなくてもよいように意図されており、スマートピックスにおいては、クィックピックは、それが当選となる結果を提供する相対的に現実的な機会を有する場合にのみ、顧客に割り当てられ、相対的な意味では、プールのサイズに対して割り当てられ、又は、保証される。例えば、7レッグコレクトスコアゲーム(leg correct score game)においては、ある結果は、百万対1未満であり、他の結果は、1兆対1より大きい。スマートピックは、それがプールサイズのある倍数、例えば5倍以内でない限り、クィックピックチケットを顧客に割り当てない。そのため、プールが5百万ポンドのときは、全てのクィックピック(スマートピック)は、それが2千5百万対1未満の場合のみに、クィックピック(スマートピック)を所望する顧客にそのまま割り当てられる。このクィックピックの調整の理由は、スマートピックのプレーヤが、特に、プールサイズに対して当選の確率が非常に低いチケットを割り当てられることによりあまりにも甚だしく不利な立場にならないことを保証するためである。
ここで図3の左側のブロックを参照すると、ウェブサイトプログラム404は、例えば、パーソナルコンピュータ又は、代替として、上述した賭博ターミナルを顧客が使用することにより賭博に参加できる専用のウェブサイトを示しているユーザーインタフェース(User Interface)480用のサブプログラムを含んでいるように表現できる。ウェブサイトにいったんログインすると、ユーザーインタフェース480は、レジストレーションアンドログイン(Registration & Login)ルーチン482、アカウントファンディング(Account Funding)ルーチン484、プレーヤプロテクション(Player Protection)ルーチン486及びベッティングインタフェース(Betting Interface)ルーチン488を提供する。ユーザーインタフェース480は、例えば、ワールドペイ(WORLDPAY(登録商標))のような賭博に対する支払が与えられる確実な方法を提供するペイメントプロバイダ(Payment Provider)490との相互接続を可能にするルーチンも提供する。ユーザーインタフェース480は、カスタマレッジャ(Customer Ledger)492、カスタマステートメンツ(Customer Statements)494及びFXレート(FX Rate)496を提供するためのルーチンも提供できる。
専用ウェブサイトを使用する顧客に対する代替として、ユーザーが、例えば、自身の顧客ベース及び賭博をプレーヤから集めて支払金をプレーヤに支払う方法を有している確立されたベッティングハウス又はパーラーを表すマーチャントマイクロサイト(Merchant Microsite)500とやりとりができることが考えられる。これらのタイプのマーチャントマイクロサイト500は、ミッドティア402プログラムのホストとして機能するサーバーとの通信のための自身のマーチャントAPI406が設けられている。マーチャントマイクロサイト500は、賭博プールへのシングルサインオン(Single Sign On)502並びにマーチャントマイクロサイト500のオペレータと中央サーバーシステム12がホストとして機能するプール賭博システムのホストとの間のようなそれぞれの会計機能を支援するためのペイメントAPI(Payment API)504のためのルーチンを含んでいる。
ウェブサイトプログラム404においても反映されているように、アドミンコンソール(Admin Console)510ルーチンは、ユーザーインタフェース480を管理するために設けられている。ウェブサイトのアドミニストレータにより操作されるアドミンコンソール510ルーチンは、顧客口座の詳細を管理するためのアカウントマネージメント(Account Management)512ルーチンと、ワールドペイ(WORLDPAY(登録商標))のようなペイメントプロバイダとの顧客の預金又は引き出しの管理のためのペイメントレコンシリエーション(Payment Reconciliation)514ルーチンと、セールス、マーケティング及び顧客との顧客サービスのやりとりを管理するためのシーアールエム(CRM:Customer Relationship Management)516ルーチンと、ウェブサイト404上の内容に関する作成、編集及び公表のためのシーエムエス(CMS:Content Management System)518ルーチンを含むことができる。
ここで図3の右側のブロックを参照すると、マイクロトート408は、所与のプログレッシブ(progressive)プールベットシステムにおいて行われる全てのベットを受信し、計算し、及びそれらに対する表示出力を提供する「トータライゼータ(Totalizator)」に等価なプログラムである。マイクロトート408ルーチンはこのため、ゲートウェイ(Gateway)520プログラム、メモリグリッド(Memory Grid)522プログラム、セントラルレポジトリ(Central Repository)524プログラム及びアドミニストレーション(Administration)526プログラムを含むことができる。ゲートウェイ520プログラムは、ウェイジャリングカード(Wagering Card)530を公示し、全てのウェイジャリング(Wagering)532を合計し、アップデーツ(Updates)534を提供し、かつ、各潜在的なペイアウト(Payout)536を計算するルーチンを含んでいる。ゲートウェイプログラム520は、プールにおいて賭けられるとともに受け入れられた各ベットに対するマスタルーチンであるゲートウェイチケッツ(Gateway Tickets)538の全てをプール及び累積するためのルーチンも含んでいる。
マイクロトート408内には、プールコレーションズ(Pool Collations)540ルーチンを含んでいるメモリグリッド522もある。プールコレーションズ540ルーチンは、各ベットが賭けられるとともに受け入れられ、かつ、プール内で各イベントの結果が出るとオッズを計算し及び継続的に再計算して、プールベット内の権利が残っているチケットのそれぞれに関するオッズを決定する。プールコレーションズ540ルーチンにより計算されたオッズと全ての情報は、トートAPI410を介してミッドティア402、具体的には、マーチャントAPI420,キャッシュイン422及びアドミニストレーション424ルーチンに送られる。
マイクロトート408内には、ヒストリチケッツ(History Tickets)542ルーチンを含んでいるセントラルレポジトリ524プログラムもある。ヒストリチケッツ542ルーチンは、それぞれのプールの全てに対して、賭けられた各ベット、各個々のチケット、全ての支払及び全ての未払クレジットの完全な記録を保持している。ヒストリチケッツ542ルーチン内の情報を、主に、規制及び/又は監視機関並びに課税機関のために維持することができる。
最後に、マイクロトート408は、マイクロトート内のプロセス間の通信用のメッセージキュー(Message Queue)544のためのルーチンを含んでいるアドミニストレーション526も含んでおり、CRUDウェイジャケア(CRUD(Create Read Update Delete Wager Care)546は、賭博の対象となるイベント情報を設定するためのものであり、マニュアルイベンツ(Manual Events)548は、イベントへの更新を手動で管理するためのものであり、CRUDマーチャンツ(CRUD Merchants)550は、マイクロトートに関する第三者マーチャント情報を作成、読込み、更新及び削除するためのものであり、レポーツ(Reports)552は、マイクロトートに対する清算レポートのためのものであり、データフィーズ(Data Feeds)554は第三者イベント供給のためのものである。
図3のソフトウェアプログラムに関して及び図2のそれぞれのコンピュータに関して、コンピュータ120Aは、ユーザーインタフェース480と、マーチャントマイクロサイト500と、ウェブサイトアドミンコンソール510を駆動し、コンピュータ120Bは、マーチャントAPI420、キャッシュイン422、及びミッドティアアドミニストレーションンコンソール424を駆動するための主要ミッドティアプログラムのホストとして機能し、コンピュータ120Cは、カスタマレッジャデータベース492を物理的に維持するためのプログラムのホストとして機能し、コンピュータ120Dは、ゲートウェイ520、メモリグリッド522、セントラルレポジトリ524、及びトートアドミニストレーションコンソール526から構成されるトート408を物理的に維持するためのプログラムのホストとして機能し、コンピュータ120Eは、全体が相互関係にあるシステムソフトウェアに対する物理的管理インタフェースを提供するプログラムのホストとして機能する。
本発明の賭博及びオプション買い取りシステムに対して、中央サーバーシステム12は、賭博ステーション14、賭博ターミナル又はパーソナルデバイス18、20、22若しくは24に適切な期間に亘る一連のスポーツイベントに対して賭博を行うための種々のオプションを提供するようにプログラムされている。賭博ステーション14、賭博ターミナル16又はパーソナルコンピューティングシステム18は、例えば、3日間で行われると予定されているフットボール/サッカーの3試合から8試合のような一連の(又は分離した別個の)スポーツイベントに対して賭博をプレーヤが行うことを可能にする。賭けをする人は、確定された累積プール内又はその他の各特定のスポーツイベントに対して勝者を選択し、又は、幾つかの実施の形態においては試合の特定のスコアを選択する。賭けをする人は、自身の選択とベットの額を表している印刷されたチケット又は電子チケットのいずれかを受け取る。コントローラ又はサーバーシステム12は、プールを維持し、プールに賭けられた各賭博とチケットに追跡識別子を割り当て、そして、全てのイベントに対して正しい選択がなされた場合は、プールされた賭博から任意の支払の必要条件を決定する。
賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、好ましくは、プロセッサにより制御される1台以上のディスプレイ装置を含む。ディスプレイ装置は、好ましくは、賭博ターミナルのキャビネットに接続又は搭載する。図1に全体を例示した実施の形態は、この技術において知られているように、ベッティングオプションを表示するディスプレイ装置を含むことができる。このディスプレイ装置は、プール賭博システムに関連付けられている任意の適切な二次的情報も表示できる。賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、プレーヤの現在のクレジット数、現金、口座残高又はこれらと等価なものを表示するクレジットディスプレイを含むことができる。1つの実施の形態においては、賭博ターミナルは、プレーヤの賭けた金額を表示するベットディスプレイを含んでいる。
賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、モニタ、テレビディスプレイ、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)に基づくディスプレイ、複数の有機発光ダイオード(OLED)に基づくディスプレイ、ポリマ発光ダイオード(PLED)に基づくディスプレイ、複数の表面伝導型電子放出素子(SED)に基づくディスプレイ、投射及び/又は反射画像を含むディスプレイ、又は、任意の他の適切な電子装置又はディスプレイ機構を含むことができるが、それに限定されない。1つの実施の形態においては、後により詳細に説明するように、ディスプレイ装置は、関連するタッチスクリーンコントローラを備えているタッチスクリーンを含んでいる。このディスプレイ装置は、正方形、長方形又は細長い長方形のような任意のサイズ及び形状を有することができる。
賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、好ましくは、プロセッサと通信を行う少なくとも1台の支払受付機を含む。支払受付機は、例えば、硬貨スロット及び支払、預かり証又は紙幣受付機を含むことができ、プレーヤは、お金、硬貨又はトークンを挿入する。プレーヤは、硬貨を硬貨スロットに入れることができ、紙幣、チケット又はバウチャを、支払、預かり証又は紙幣受付機に入れることができる。他の代替においては、クレジットカード、デビットカード、クレジットスリップ等に対するリーダ又はバリデータ(validator)のような装置は、支払を受け付けることができる。プレーヤは、IDカードを、賭博ステーション14と賭博ターミナル16のカードリーダに挿入できる。IDカードは、プログラムされたマイクロチップ又はプレーヤのID、クレジット総額(又は関連するデータ)及び他の関連する情報をコード化してある磁気片を有しているスマートカードであってよい。プレーヤは、携帯電話や無線周波数識別タグのような携帯型装置又は任意の他の適切な無線装置を携えることができ、それらは、プレーヤのID、クレジット総額(又は関連するデータ)及び他の関連する情報を賭博ステーション14と賭博ターミナル16に伝達する。金は、電子資金振替システムを介して、賭博ステーション14又は賭博ターミナル16に転送できる。プレーヤが賭博ステーション14又は賭博ターミナル16に資金を提供すると、プロセッサは、振り込まれた資金額を決定して、対応する額をクレジットディスプレイ又は他の適切なディスプレイ上に表示する。
賭博ステーション14と賭博ターミナル16は、プロセッサと通信を行う少なくとも1台の、好ましくは、複数の入力装置を含むことができる。入力装置は、プレーヤがプロセッサにより受信される入力信号を生成することを可能にする任意の適切な装置を含むことができる。賭博ステーション14又は賭博ターミナル16に適切に資金が提供された後、入力装置は、ゲーム選択装置又はゲームプレーボタンとして機能し、プレーヤが賭博ステーション14又は賭博ターミナル16でのプール賭博の各ゲーム/試合/レッグの選択した結果を識別するために使用される。
プールベットシステムのこの第1実施の形態は、スポーツイベントのベッティングを前提としているので、サーバーは、オペレータがスポーツイベントの結果、試合又はゲームの勝者、最終スコア、及び/又は、ゲームの合計スコア又は点差のような他のパラメータを入力することを可能にする入力装置26を有している。この情報は、スポーツイベントの終了、及び、必要であれば認可に続いて、正当かつ迅速に入力されることが考えられる。イベントの第1シーケンスに対するスポーツイベントの結果により、システムは、システムに記録されている個々の賭博の何れかがスポーツイベントの勝者(又は点差など)を正しく選択したかについて決定する。
スポーツイベントの過半数のようなある割合が占められた後に、サーバーシステム12は、ジャックポットプールに対して当選チケットとなる可能性のある残存しているチケット又は複数のチケット、つまり、終了したレッグのイベントの結果のそれぞれを正しく選択したチケットに対して資格が残っているチケットを識別するように構成できる。ジャックポットに対して当選となる可能性のあるチケットの残存数を決定すると、システムは、各チケットがジャックポットプールを獲得する可能性を決定し、それに基づいて、チケットの期待値に関する決定を、ジャックポットプールを獲得する個々の確率に基づいて行う。そして、サーバーシステム12は、買い取りオファーのために、チケットに対する適切な価格、又は、潜在的に当選となる可能性のあるチケットの各々又は全ての潜在的には一部を決定する。
例として、チケットを賭博ステーション14又は賭博ターミナル16の1つに提示すると、チケットは検証されて、システムは、チケット全体を購入するというオファーを提示し、そのオファーはディスプレイ装置上に表示され、プレーヤは、賭博ステーション14又は賭博ターミナル16への入力を介してそのオファーを受け入れるか拒絶するかのオプションを有することができる。プレーヤは、プレーヤが賭博ステーション14又は賭博ターミナル16を通して売りたいと望むチケットの任意の一部を売るオプションをプレーヤに提示できる。プレーヤは、チケットの一部を異なる段階で又はプールイベントのそれぞれのレッグの後で売ることができるオプションをプレーヤにオファーできる。例えば、プレーヤは、第4レッグの後に10%売り、第5レッグの後に別の20%を売り、第6レッグの後に30%を売って、それにより、元々のチケットの40%を第7レッグの後のゲームの結末まで依然として保持することができる。
別の例として、6試合プールのうちの5試合(又はレッグ)の後に、最初の5試合(又はレッグ)の結果を正しく識別したチケットが3枚の残っていて、この3枚のチケットが百万ドルのジャックポットプールを獲得する等しい機会を有している場合は、サーバーシステム12は、各チケットが100,000ドルの実際の価格を有していると計算できる。これは、各人が、他の2枚のチケットとは別の結果を保持した場合のことであり、3つの所有される結果のそれぞれの確率は10%、又は、小数点を使用して表わせば10.0%の値段となる。リスク要因及び/又はマージンによる値引きを適用して、サーバーシステム12は、予期価格を設定して、例えば、購入者に対する20%のマージンを表している各チケットに対する80,000ドルの価格でそれぞれのチケットを買うというオファーを各チケット保有者に伝達する。オファーされた額は、2ドルのチケットに対しては相当なリターンを表しており、1,000,000ドルを獲得することからの1ステップであるが同時に何も獲得できないことからの1ステップでもあるというプレーヤに対する相当な迷いを除去することになる。オファーは、チケットの一部分であってもよく、例えば、等しく50%のシェアで40,000ドルであってもよい。このオプションでは、種々の割合のオファーができ、例えば、任意の10%間隔で、10%から90%の適切な金額であってよい。したがって、上記の例におけるプレーヤは、チケットの10%を8,000ドルで売却でき、1,000,000ドルのジャックポットプールの90%を受ける可能性を保持できた。
サーバーシステム12が追加的データ、例えば、任意の所与のチケットに対して算出される予期価格に影響を与え得るスポーツの試合又はイベントに関するそれぞれの賭博についての種々オッズを入力装置26を介して受け取る機能を有することが考えられる。その追加的情報は、プールの各ラウンド又はレッグの後に残っているチケットの潜在的なオッズと予期価格をより精度良く計算するために使用できる。このため、上記の例においては、潜在的に当選となり得る残った3枚のチケットのうちの1枚が最終サッカー試合の最終スコアを2−1と予測し、一方、他の1枚が最終スコアを1-10として選択した場合は、より可能性の高い2-1のスコアは、1-10を選択したチケットよりも高い予期価格を有することになる。その場合においては、2−1のスコアの試合を予測したチケットの保有者は、チケットの予期価格(又は、数学の確率用語では期待値)がより高いので、より多くのオファーを提示されることになる。
この例を更に説明するために、下記のスコアの予想をした2枚のそれぞれのチケットの結果確率ファクタ(OPF)とエクスペクテッドバリュー(Expected Value(EV))を次のように設定できる。
2-1価格(OPF?)=10.0及び
1-10価格(OPF?)=1000(非現実的なスコアであるが、この例に対しては有効であるので)、そして
EV=1,000,000(POOL)/結果の価格/その結果を保持しているチケット数。
したがって、最終レッグのスコアを2-1としているチケットは、1,000,000ドルプールにおける推定価格は、1000000/10/1=100,000ドルと計算され、一方、最終レッグのスコアを1-10としているチケットは、1,000,000ドルプールにおける推定価格は、1000000/1000/1=1,000ドルと計算される。したがって、2-1の結果を予想しているチケットを有している者は、チケットを有している者のチケットが1,000,000ドルのジャックポットを獲得する機会が100倍高いので、チケットを有している者のチケットに対しては100倍高い範囲でオファーを受けることになる。
公正な価格のためのEVのこの数学的計算は、存在するチケットの全体の範囲に拡張することができ、適切であれば、まさに第1レッグの後に残っているチケットに遡って拡張できる。チケットの保有者は、オファーが受け入れ可能で実行可能になってからすぐ後に「現金化」価格がオファーされ得るが、現金化の状況は、潜在的価格が相当に高くなり始めるときであるゲームの後半に生じるということが考えられる。ジャックポットに加えてコンソレーションプール又はボーナスプールがあるゲームにおいては、チケットの現金化又は買い戻しは、他のプールへの権利の購入を含み、オファーされる値段は、有効なチケットが残っているならばボーナスチケットのEV/FV/理論価格が含まれることも考えられる。
システムにおける別のオプションとして、買い戻し又は現金化オファーは、繰り返し入札プロセスとして演出することができる。このため、第1オファーが行われ、拒絶された後でも、オペレータは、チケットが続いて提示されると、別のより高額のオファーを行うことを選択できる。しかし、チケット保有者は、第1オファーを拒絶した後に必ずしも第2オファーを与えられるとは限らず、それにより、チケット保有者は、その後により高額のオファーがあるのかどうかを知ることはなく、又は、ゲームの次の試合若しくはレッグの結果が出るまで「保有している」立場のままにされるのかどうかも知ることはない。
テレビ24のような出力装置をコンピュータ120の中央サーバーシステム12に結合することもでき、例えば、ベッティングの組み合わせのプールや、賭け手が選択した試合の予想に起因するシステムにおいて権利が残っているチケット又は行われている最中である賭博の表示や、プールイベントの一部又は全部を形成する終了した個々の試合又はイベントの結果を表示するように構成できる。そのような出力装置24は、例えば、ビジュアルディスプレイ及び/又は印刷装置も含むことができる。追加的に、そのような出力装置24は、プールの次のレッグを形成するイベントのような遠隔地において開催されているイベントの結果を表示するように構成できる。このため、ベッティングパーラーは、イベント(サッカーの試合)を放送し、一方、例えば、プールにおいて残っているチケット数に関するストリーミング(streaming)データや、プールからチケットを消去することになるゴールがスコアされたときの警報や、未決定のチケットを購入する潜在的なオファーを表示する一連のテレビ及びモニタを有することができる。
賭博ステーション14Aと賭博ターミナル16Aは、第1の場所に位置し、一方、他の賭博ステーション14B〜14Nと賭博ターミナル16B〜16Nは、他の遠隔地の場所に位置することができる。このため、複数の賭博ステーション14A〜14Nと賭博ターミナル16A〜16Nで形成されているネットワークは、所望であれば、複数の場所でほぼ同時にイベントに対する賭博を可能にし、イベントの監視を可能にできる。したがって、オペレータが賭博ステーション14A〜14N及び/又は賭博ターミナル16A〜16Nを都市内の複数の場所又は州内、国内若しくは地域内の複数の場所において有し、それにより、相当な数のプレーヤが参加するゲームにおいてベットを集めることを可能にし、各個々のゲーム、一連のイベント/試合に対して、ジャックポットプールの額を相当な額にすることを可能にすることも考えられる。
別の実施の形態においては、賭博ステーション14A〜14Nは、競馬場のような単一の場所に位置させることができ、そこにおいては、例えば、第1賭博ステーション14Aが、プール賭博活動を行うための第1賭博ステーション14Aにネットワークで接続されている他の賭博ステーション14B〜14N全てのサーバーとして働き、賭博ステーション14B〜14Nが、第1賭博ステーション14Aのサーバーに結合されているターミナルとして働く。
本発明に係る賭博活動と買い取りオプションは、スタンドアローン(又は閉鎖された)システムの特定の場所で特定の環境において行うことができ、又は、複数の環境における若しくは複数の場所におけるプレーを含むように電子的に連結することができるということは認識できるであろう。例えば、賭博ステーション14A〜14Nと賭博ターミナル16A〜16Nは、競馬場、場外ベッティング施設、(合法な場合の)小売施設、カジノ、ロッタリ及びインタ―ネット上を含む多様な賭博場所全体に分布させることができる。さらに、そのような賭博活動とその評価は、自動及び即座のパフォーマンス(performance)フィードバック(個人及びチームパフォーマンス、リーダーボード(leader boards)、又は、参加者の順位表、コンテストの残り時間、口座の残高等の他の表示)を、テキストメッセージ送信、携帯電話、PDA,対話式テレビ、電子メール、インターネットブラウザ、又は他のアプリケーションを介して参加者に提供できる。ここでも再び、ゲームに参加するために利用できるアウトレット又は装置の広範囲に及ぶ分布が、相当の数のプレーヤが参加するゲームにおいてベットを集めることを可能にし、各個々のゲーム、一連のイベント/試合に対して、ジャックポットプールの額を相当な額にすることを可能にするために意図される。
スポーツ又はイベントに基づく賭博環境においては、製品のコンセプトは、多数の異なるスポーツ及び市場に適用可能である。便宜上、製品の第1の実現形態を、毎週プールされベットが行われる一連のサッカーのスコア予想と「ホーム(Home)/ドロー(Draw)/アウェー(Away)(「H/D/A」)」市場に関して説明する。システムオペレータは、次の日から数日又は週末にかけて開催される複数のゲーム(3、4、5、6、7又は8ゲーム以上)を選択する。例えば、システムオペレータは、土曜日に3ゲーム、日曜日に2ゲーム、月曜日に最後の1又は2ゲームを選択できる。プレーヤは、各ゲームに対する正しいスコアを選択することに挑戦する。ジャックポットプールを獲得するためには、プレーヤは6又は7ゲームのそれぞれの正しいスコアを選択しなければならない。ここで説明される現金化機能は、ピックスリーのような少ないレッグ数のゲームに対しても適応できるが、一般の人々は一般的にはそのような短い期間の低い支払イベントを現金化しないことが考えられる。
したがって、システムオペレータは、幾つかの異なる複数レッグの結果をオファーできる。例示的な説明のために、サッカーの6試合に対して行われる6レッグコレクトスコアゲーム(leg correct score game)を使用してプール賭博システムの1つのバージョンを説明する。しかし、プール賭博システムがピックエヌ(PICK−n)のコレクトスコアモデル(correct score model)に適合できるということは明白であろう。任意のサッカーの試合における最も可能性の高い結果は各チームの最高スコアが3点であるリーグにおいて、図4に示されているように、6プレミアリーグ及びワールドカップに対する6年に及ぶ合計ゴールの期待値を反映する。6レッグプール賭博システムにおいては、各レッグは17通りの結果を含み得る。これらは、1−0、2−0、2−1、3−0、3−1、3−2及び「AOH」(任意の他のホームでの勝利)、そして0−0、1−1及び「AOD」(任意の他のドロー)と、逆のアウェーでの結果であり、これにより、各レッグが17の結果から構成されることを可能にしてある。
上記したことは例であり、潜在的な結果は変えることができ、得点されるゴールの数が平均してより大きい種々のリーグに対して一貫していなくてもよいということは理解されるべきである。そのようなリーグに対する代替としての予測されるスコアは、配布に影響するのみで、ゲームの適用性には影響せず、リーグに依存し得る各個々の結果に対する確率のセットを有することになる。
オペレータは「ジャックポットプール」の最低額をある設定されたレベルに保証することを規定することができ、他のオファーされるベットのほとんどを初日の小売の人気を確実にするために保証できるということが考えられる。各レッグのスコアと勝者を正しく選択したプレーヤは、保証額又は他の全てのプレーヤの賭け金の何れかの最大額を共有し、ボーナスプールにも入る権利も得ることになる。ボーナスプールは、次の週に1つ以上の正しいスコアを首尾よく選択した任意の個人によっても獲得又はシェアされ得る。
コンソレーションプールは、全ての正しい結果(H/D/A)若しくは正しいスコアゲームの別のサブセットを選択した者により、又は、他の変形例においては、例えば、6つのうちの何れかの5つ若しくは7つのうちの何れかの6つに基づいてシェアされ得る。この例におけるプレーヤは、H/D/Aを指定する必要はないが、プレーヤの正しいスコア予測である「ホーム2−0」は、当然のことながら、コンソレーションプールのH/D/A決定における「ホーム」の結果に割り当てられる。そのため、コレクトスコアピック7(correct score pick 7)では、プレーヤのCS選択に一致する7つの正しいH/D/A結果は、プレーヤが残念賞を「獲得する」こと意味している。
各試合が行われ、各ゴールがスコアされるにつれて、プレーヤそれぞれのチケットにより示されるプレーヤのベットは、ジャックポットプールを依然として獲得できる残りのチケットから徐々に消去されていく。残っているプレーヤたちは、自身のチケットの価値が各ゲームの結果を見るたびに増大していくことを期待できる。中央サーバーシステム12は、賭博ターミナルのそれぞれにおいてジャックポットプール対する権利が残っているチケット、又は、代替として、例えば、フットボール/サッカーの試合、レーシングイベント及び利用可能な賭博イベント並びにオッズを表示するための現在の施設において通常設けられているような分散した賭博位置におけるディスプレイボードの表示を可能にするように構成できる。プールプレーの最高賞品は、6又は7つの正しいスコアを正しく選択することに対するジャックポットプールであるが、ピックスリーのような他のゲームも1日又は短期間内で終了するように提案することが可能である。
レッグの間、及び、好ましくは、幾つかのゲーム又は試合が終了した後に、しかし、潜在的には、例えば、試合又はイベントのハーフタイムのようなあるイベントが続いている間に、「有効な」チケットを有するプレーヤは、自身のチケットの全部又は一部をシステムオペレータに売り戻す、又は、チケットを保持してプレーヤの正しいスコア予想が残りのゲームに対して正しいことが解明されるかどうかを見るオプションがオファーされる。理解されるべきことであるが、ここでのシステムオペレータへの何れの言及も、たとえ具体的に言及しなくても、代替としての任意の第三者にも等しく適用されると解釈されるべきである。買い取りオプションは、好ましくは、賭博ステーション14、賭博ターミナル16、又はインターネットで接続されている各賭博が賭けられるとともにチケットが購入されるコンピューティング装置18〜24に伝達される。しかし、賭博ステーション14と賭博ターミナル16がプレーヤにアクセスできないときは、プレーヤが本発明のプールプレーに賭けた時点において、中央サーバーシステム12上で連結されているプレーヤのコンピューティング装置18との通信を可能にする接触情報を特定のチケットに提供することも考えられる。このため、中央サーバーシステム12は、チケット保有者のコンピューティング装置18、スマートフォン20又はタブレットコンピュータ22にメッセージを送ることができ、買い取りオファーの詳細を提供できる。チケット保有者がオファーに応えてチケットを現金化することを決断すると、チケット保有者は、オファーを受け入れることを、コンピューティング装置18、スマートフォン20又はタブレットコンピュータ20を介して中央サーバーシステム12に伝達できる。代替として、チケット保有者は、チケットを賭博ステーション14又は賭博ターミナル16の1つに提示し、その結果、賭博ステーション14又は賭博ターミナル16の1つは、チケット保有者が受け入れたことを中央サーバーシステム12に伝達し、検証した後に、チケットの持参者に現金、バウチャ又は小切手の形状の支払を提供する。それぞれの司法管轄区において必要又は適切であれば、支払額は、税金の目的で徴収するために要求される額だけ削減できる。
本開示の買い戻しオプションのあるプール賭博システムに対しては、オペレータによる、例えば、百万ドルのような初期の関心を作り出すために十分な額のジャックポットプールの初期の保証があることが期待される。それにより、ジャックポットプールの獲得者は、百万ドル又はそれ以上のジャックポットプールの全て又は一部のシェアを獲得することが常に保証される。システムと製品の第1実施の形態においては、購入された各チケットに対して、(現在のところ25%に設定されている)規定控除後の分割は、次のようであってよい。つまり、75%がジャックポットプールの資金のため、15%がボーナスプールの資金ため、そして10%がコンソレーションプールの資金のためであってよい。他の分割も望ましく、明示的に考えることができる。したがって、第1週において、プールに250,000ドル(つまり、125,000×一枚あたり2ドル)が賭けられた場合、ジャックポットプールは、140,625ドル(つまり、250,000ドル×0.75×0.75=140,625ドル)となるが、何れの獲得者も、百万ドルが保証されたジャックポットプールをシェアすることになる。コンソレーションプールの何れの獲得者(つまり、正しいスコアの6つから5つを正確に選択した者)も、彼らの間で控除額を差し引いた25,000ドルのシェア(つまり、25,000ドル×0.75)を分割する。次の週に、獲得者は、(当選しているチケットのそれぞれに対して)ボーナスプールを獲得する機会のあるフィーチャーされた(featured)試合から正しいスコアを選択する機会を得ることになる。したがって、その正しいスコアを正しく予測した者は誰でも、ボーナスプールのシェアを純益として得る(net)ことになる。
ジャックポットプールとボーナスプールが2、3週間獲得されなかった場合は、それらのプールは、非常に大きな額となる。例えば、プレーヤが総額3,000,000ドルをジャックポットプールに(ある期間の間)賭けたが、主要なジャックポットプール賞品を獲得できなかった場合、総額獲得/ジャックポットの支払額は2,250,000ドルになり、次週のいずれの獲得者も、その額のシェアにその週に賭けられた額のシェアをプラスした額のシェアを得ることになる。したがって、別の3,000,000ドルがジャックポットプールに賭けられると、潜在的獲得額は4,500,000ドルとなる。3人がゲームに勝ったとすると、彼らは4,500,000ドルを分割して、それぞれが1,500,000ドルを(該当するならば、彼らの購入値段を差し引いて)獲得することになる。コンソレーションプールは、(あらゆる可能性において)それより以前に獲得されているであろうし、例えば、現在の週の賭け金からの約300,000ドルであろう。30人のプレーヤがその週に6つの正しいスコアから5つを選んだとすると、彼らはそれぞれが7,500ドル獲得する。ボーナスプールは、まだ獲得されていないであろうし、450,000ドルであろうが、ボーナスプールのあり得る最高額を支払うであろう。3人の獲得者が、次の週におけるボーナスプールを獲得する機会を得ることになり、各人は1つの選択を得る。
それぞれのチケットに対する試合又はゲームは、好ましくは、2日、3日又は4日(典型的には、土曜日から月曜日の3日間)にまたがるようにずらして行われるので、システムオペレータは、1試合、又は、上述したように好ましくは数試合の後に依然として「有効な」な任意のチケットを売り戻すことができる機能をそれぞれの賭博場アウトレットに伝達又はオンラインインタフェースを通して若しくはプレーヤにオファーできる機能を有することになる。例えば、プレーヤが土曜日の最初の3試合が正しく予想されたチケットを有している場合は、プレーヤは、そのチケットをシステムオペレータに売り戻し、日曜日の試合の前にその賭けを終了させることができる。買い戻し価格は、潜在的にはシステムオペレータ又はビジネスパートナーの制御の下で、チケットがすでに正しく予想した試合のレッグ数と後続するゲームに対する残っている予想の数に基づいてサーバーにより計算される。チケットが現金化されると(つまり、システムオペレータにより買い戻されると)、チケットとチケットの全ての権利は、システムオペレータに付与される。加えて、この買い取り機能は、約15%と予想されるシステムオペレータに対するマージンを含むことになる。
例えば、月曜日の夜のゲームになり、あるプレーヤが依然としてプレーに参加している2枚のチケットを有しており、最終2試合に対するチケットの予想が1枚は2−3と1−0で他の1枚が2−2と1−0である場合は、プレーヤは、そのチケットの何れか又は両方のチケットを現金化するオプションを持つことになる。システムオペレータの指示及び制御を受けているサーバーシステムは、何れかのチケットがプール(及び支払)を獲得する推定オッズを計算して、買い戻し価格をプレーヤにオファーする。その仕組みは、プレーヤに明確に説明され、プレーヤは、チケットを売り戻す機会を行使するか又は最後までゲームに留まるかの何れかを選択できる。上述したように、中央サーバーシステム12は、プールにおける各レッグ又は試合の後にプレーに依然として参加しているチケット数に関する情報を提供する機能を有することができるが、その情報が買い取りオファーを受けるそれぞれのチケット保有者に伝達されないことも考えられる。このため、チケット保有者は、買い取りオファーが伝達されたときには、所与のプールにおける依然として有効なチケットが多数はなく、ほんの数枚しかないということを知ることができない。しかし、全ての残っている有効なチケットの保有者に、未決定の有効チケットの正確な数を伝達することは有利な結果となり得る。開示が伝達されなくてもよいときは、同時進行しているゲームの間及び有効チケットの現金化が利用できるときだけである。
現金化の買い戻しはプレー中でも機能でき、技術的に可能となると同時に連続的な現金化の機能が提供でき、例えば、試合のハーフタイム又は可能であれば試合の進行中に提供できるということもまた考えられる。最終レッグ又はイベントに対して選択された2種類以上の潜在的な結果を有しているチケットを、例えば、倍額支払って購入し、プレーヤは、予測した5レッグを有し、そして、第6レッグに対しては2種類の異なる選択を有することができるということも考えられる。そのような場合は、システムは両方の結果又は各結果を購入することをオファーでき、それにより、チケットを元々のプレーヤとシステムオペレータの間で分割することができる。チケットのこのタイプの分割は、イベントの任意のレッグに拡張できる。
チケット買い戻しプロセスは、チケットに対する一連のイベントにおいてチケット保有者に入札する双方向対話型プロセスを含むことができる。例えば、システムオペレータは、5試合の正しいスコアを予想したチケットに対して、最初は、顧客に100,000ドルをオファーし、顧客がチケットを売ることを拒絶した場合は、システムオペレータは、105,000ドルを再オファーできる。各ステップにおいて、チケット保有者は、それが最後の買い取りオファーなのか、又は、より良い買い取りのオファーがこの後にあるかどうかは知ることができない。ケット保有者は、オファーとベットの次のレッグの開始の間に決心する期間を有することができる。次のレッグが開始されると、買い取りオファーは自動的に取り下げられる。チケットをシステムオペレータにトレード又は売却して戻す機能を連続的にして、これらの状況においても、入札を時間に非常に影響されるようにすることも更に考えられる。追加的に、上述したように、プレーヤ又はチケット保有者は、自身のチケットの一部をシステムオペレータに売却することを選択する。第1例においては、この機能は、所望されるのであれば、10%に相当する部分に制限できる。自身のチケットの一部をシステムオペレータに売り戻したプレーヤは、チケットが当選したときには、ベットの残りの部分に対する額のみが支払われる。システムオペレータは、チケットが当選したときは、その部分に対する額を自身(又は第三者のチケット購入者)に支払うことができる。
プレーヤが当選したチケットの一部を保持して、それによりボーナスゲームをプレーできる権利が与えられた場合、プレーヤは、1つの選択が可能であるが、プレーヤは、自身が当選したチケットにおいて保有しているボーナスプールの一部のみしか獲得できない。上述したように、チケットが現金化されると(つまり、システムオペレータにより買い戻されると)、チケットとチケットの全ての権利はシステムオペレータに付与される。このため、システムオペレータは、チケットの他の部分を保有し、ボーナスレッグにおける結果を選択し、及び、ボーナスの一部(又は全て)を獲得する権利が与えられることになる。システムオペレータがボーナスチケットの全部又は一部を保有した場合、システムオペレータは、選択を残りのプレーヤよりも早く指定しなくてはならず、例えば、システムオペレータは、選択をボーナスゲームの開始の2時間前に指定しなければならず、一般のメンバーは、1時間前までに選択を行えばよいということが考えられる。このルールにより、システムオペレータの選択を、一般の人々の選択を前もって知ってから行うことができないようにすることが確実となる。デフォルト(何も選択しなかった場合の処置)として、ボーナスチケットに対するボーナスプールにおいてまだ選択していない有効な資格があるチケットを有するいずれのプレーヤも、例えば、1−1の引き分けのような高い確率を有する選択を割り当てるようにする。
第1の実現形態においては、システムオペレータのみがオファーを伝達するために中央サーバーシステム12を使用して権利の残っているチケット保有者に買い取りオプションのオファーを行えることが考えられる。しかし、システムオペレータが中央サーバーシステム12を使用して権利の残っているチケット保有者に伝達されるオファーを第三者に要請することも考えられる。この実施の形態においては、中央サーバーシステム12は、未決定の権利の残っているチケットの詳細を、全ての又は選択された数の賭博ターミナル16を通して伝達でき、賭博ターミナル16を介して提示される未決定の権利の残っているチケットに対する入札を可能にする。他の代替の実施の形態として、システムオペレータが、ベットフェア(Betfair)タイプの交換で一般のメンバーが権利の残っているチケットを売買する機能を容易にすることも考えられる。このため、中央サーバーシステム12が、利用可能な買い戻しオプションの公示を可能にし、それにより、一般の人々が、例えば、賭博ターミナル14を介して買い戻しオファーを行うことができ、チケット保有者は、買い戻しの入札を自身で選択できるということも考えられる。
実現形態の上述した説明では、例としての賭博イベントの流れの間に、中央サーバーシステム12は、以下の処理ステップを、図5に示されているように、特定の賭博イベントを完成するために必要な回数(1回又は2回以上)だけ行うことができるということを認識できる。処理ステップは、
a)入力装置からイベント/試合の結果についての情報を受信することと、
b)各結果の後に、現在までの各ゲームの結果を正しく予想した有効又は権利の残っているチケットをカウントするために、チケット(データ)ベース(base)に問い合わせることと、
c)特定の結果を保有している権利の残っているチケットの数に基づいて、権利の残っているチケットに値段を付けることと、
d)選択された結果の確率に基づいて、権利の残っているチケットに値段を付けることと、
e)ジャックポットプールの範囲に対するものとして、権利の残っているチケットに値段を付けることと、
f)予期値段(プールサイズ/その結果を保持しているチケット数)*(その結果の確率)−マージン)を決定して、権利の残っているチケットに対して値段をオファーすることと、
g)オファー値段を、権利の残っているチケットの全部又は一部に対して、権利の残っているチケット保有者に伝達することと、
h)権利の残っているチケット保有者からのオファーの受け入れの確認を受信することと、
i)買い取り取引を終了することと、
j)プールの最終イベント/レッグの終了に関する入力を受信することと、
k)ジャックポットプールを、当選した権利の残っているチケット保有者に分配することと、
を備える。
さらに、ここで開示されるコンセプト及びシステムは、第1例としてのスロットマシンを含む複数の結果がある賭博のシナリオに適合でき、賭博の任意の所望される方法を含むことができる。この第1の代替においては、システムを、例えば、図1において示したようなスロットマシン26上でプレーされるプログレッシブジャックポット(progressive jackpot)に組み込みことができる。現在は、スロットマシンに基づくゲームは、マシンが結果を表示するために数秒要するとしてもほぼ即時に決定される結果を有している。現在のシステムにおいてさえ、ゲームは、人が特別賞にどんどん近付いていることに気付く機会を有する前に終了してしまう。ほとんどの例においては、リールは、1つずつ停止し、各リールの間の時間差は、わずか1秒かそこらである。しかし、各リールが停止していく表示は、ゲームの結果がプレーが開始されたすぐ後にゲームコントローラにおける乱数生成器により決定されるので、主に効果を狙ったものである。
本開示は、この技術において知られているゲーミングマシン又は賭博ターミナルに対して種々の構成において実現でき、このゲーミングマシン又は賭博ターミナルは、専用ゲーミングマシン又は賭博ターミナルを含むが、それに限定されず、(ゲーミングマシン又は賭博ターミナルにより提供される)任意のゲームを制御するためのコンピュータ化された指令は、ゲーミング施設へ引き渡される前にゲーミングマシン又は賭博ターミナルに提供され、交換可能ゲーミングマシン又は賭博ターミナルを含み、(ゲーミングマシン又は賭博ターミナルにより提供される)任意のゲームを制御するためのコンピュータ化された指令は、ゲーミングマシン又は賭博ターミナルがゲーミング施設にあるときにはデータネットワークを介してゲーミングマシン又は賭博ターミナルにダウンロード可能である。これらのタイプのゲーミングマシンと、スタンドアローン及びプール又はプログレッシブゲームの両者におけるそれぞれの動作とは、米国特許第8,105,149号に詳細に開示されおり、ここに参考文献として組み込まれる。
本開示のコンセプトを組み込むことにより、スロットマシンをプログラムすることができ、それにより、ジャックポットインジケータ(indicator)の第1レベルが第1乱数生成による勝ちシーケンスにおいて現れると、残りのインジケータの表示は一時的に停止し、買い取りオファーがプレーヤに提示される。例えば、4つの「$」を最初の4つのリール上に有しており、最後のリールの回転は、ジャックポット(例えば、2,000,000ドル)まであと1ステップであり、マシンで最後のリールが「$」になるオッズが20/1の場合は、オペレータは、最後のスピンを100,000ドルで、又は、任意の一部を、それに比例する額で購入するというオファーを行うことができる。プレーヤが買い取りを受け入れると、マシンは、買い取り価格に対するキャッシュアウトチケットを印刷する。プレーヤがオファーを全部又は一部受け入れ又はオファーを拒絶すると、残りの回転に対する乱数が生成されてスピンは終了する。買い取りが受け入れられ、最終インジケータ選択が勝ちという結果の場合は、オペレータは、ジャックポットの額を銀行に入金する。プレーヤが潜在的ジャックポットの一部のみを売った場合は、プレーヤは、残りの部分に対するクレジットをマシン上又はチケットプリントで受け取り、オペレータは、差額を銀行に入金する。
このコンセプトが壮大なドラマ及びドラマが解決されるべき1分以上に亘る制限された期間を提供し、かつ、プレーヤが自身の運命をトレード及び制御することを可能にすると期待される。オペレータの観点からは、買い取りオファーの持続時間に対しては制限があり、例えば、30秒又は1分である。これを、プレーヤに対してディスプレイ上でカウントダウンさせることができ、それにより、プレーヤは、決断を迫られ又は単に時間が過ぎていくままにし、最後のインジケータが選択される。理論的には、このシステムは、単一のインジケータが選択されるとすぐに使用できるが、システムは、買い取り又は下取りオプションを提供するために、最後のスピンを延長する前に揃わなくてならない幾つかのインジケータがあるときはより実用的に実現されると信じられている。このため、ベット/選択が70〜90%が解決するまではオプションは提供されないようにしないと、買い取りオプションの価格が、プレーヤにキャッシュアウトさせるには十分ではなく、またプレーの進行と速度が、受け入れ難いほどスローダウンされてしまうことが考えられる。
スロットマシンに基づくシステムは、マシンが位置している賭博場又はカジノに対して追加的利益を提供する。第1に、賭博場内のみのプログレッシブ又はプールゲームシステムに対して、買い戻しオプションは、賭博場が入札し、累積したジャックポットプールを(入札が受け入れられた場合に)潜在的に受け取ることを可能にする。加えて、ジャックポットプールが多数の場所に分散され、それによりジャックポットプールがより速く成長するプログレッシブ又はプールゲームの場合、又は、ゲーミングマシンの製造者がマシンの使用を種々の場所にわたって許可する場合は、ゲームを主催するカジノ(又はゲーミングマシンOEM)は、第1スピンが終了した時点でジャックポットプールオプションの買い取りをオファーでき、ここでもまた入札が受け入れられると、オファーをしたカジノは、ジャックポットプールを、あたかも獲得したプレーヤであるかのように受け取ることになる。この状況においては、主催者のカジノは、他のカジノで起こったジャックポットプールに貢献したゲームプレーから収益を得ることになる。
本発明の買い取りプールオプションによれば、表示の最初のシーケンス、例えば、4つのリールのうちの最初の3つが揃い、プレーヤがジャックポットプールを獲得するための軌道に乗ることができたときに、ゲーミングマシン26のキャッシュアウトボタンを照明することができる。その場合は、中央サーバーシステム12又は賭博ターミナル自身が、ジャックポットプールの一部についてのプレーヤに対する買い取りオファーをディスプレイに提示させる。プレーヤがキャッシュアウトすることを選択すると、プレーヤはキャッシュアウトボタンを押すことができ、現金の支払い又はディスプレイ上に提示されたオファーに対応する支払を他の適切な形状で受け取るためにキャッシャアウトすることができ、その後、残りの乱数による選択が、ジャックポットプールが獲得されるかどうかを決定するために行われる。
1つの実施の形態においては、潜在的なジャックポットプールのある割合をキャッシュアウトするオプションをプレーヤにオファーでき、例えば、プレーヤがキャッシュアウトボタンを押すことにより、ディスプレイ上にオファーされた額で潜在的なジャックポットプールの10%又は25%を売ることができる。例えば、プレーヤがジャックポットプールの機会の50%を50,000ドルで売った場合は、プレーヤには50,000ドルに相当するクレジットが発行され、そして、残りの回転スピン又はレッグが終了する。結果がジャックポットプールを獲得した場合は、プレーヤはジャックポットプールの50%に対するクレジットを受け取り、一方、オペレータ又は賭博場は残りを得ることになる。プレーヤがゲームプレーを終了すると決めたときは、プレーヤはキャッシュアウトボタンを選択でき、その時点でプレーヤは現金又は他の支払の仕組み、例えば、会計係(又は他の適切な現金交換システム)により現金に交換可能なチケット又はクレジットスリップを受け取ることができ、又は、プレーヤの電子記録可能IDカード又はプレーヤのオンライン口座に入金される。
ここで開示されたジャックポット買い取りオプション、コンセプト及びシステムは、多様な他の「複数レッグ」、複数結果賭博シナリオキーノ、ポーカー、レーシング、及び、州又は国のロッタリシステムに対して適合可能であるということが考えられる。例えば、ロッタリシステムにおいては、定期的なチケット購入期間の後、ロッタリオペレータは、週末に最初の5個のボールを挽き、その後、精確な番号を有するチケットの数を決定する。残りのチケットについては、ロッタリは、チケット保有者に対して、ライブイベントにおいて、残りの数字の抽選に参加することをオファーできる(おそらく、次の週)。残りの1つ以上の番号を選択する前に、ロッタリオペレータは、制限されたプレーヤ数又は時々全てのプレーヤが買い取りオプションを残りのチケット保有者に提供するが、入札プロセスは、ゲームの結末をドラマチックにする。買い取り入札は、潜在的には、チケットに対して全て同額で全ての人々に提供でき、全ての人々に急いで受け入れるようにさせ、チケットを一定の割合の人が「売った」ときに入札プロセスは終了し、そして、最後のボールが抽選のために取り出される。
ここで説明した現時点での好適な実施の形態に対する種々の変更と修正は、当業者には明白であるということを理解されたい。例えば、ここで開示したゲーミングシステムは、ゲーミングシステムの実現者若しくはオペレータにより決定される適切なボーナス又は二次的ゲーム若しくはイベントのような任意の適切な方法で勝者であるプレーヤに賞を提供することができ、
1) 任意の複数の(ベッティング/ディーリング/トレーディング)結果を、その副構成要素に分割することと、
2) 解決されているゲームの各段階の後にチケットの所有権の変更を行うことを可能にすることと、
3)オッズを具体的に計算すること、又は、市場力に売却値段若しくは両方の混合を決定させることを可能にすることと、
4)残りのチケット又は数字の所有権を、プレーヤ及び/又は視聴者に透明性をもって表示させることを可能にして、現金化、買い戻しオファー又はプロセスを支援する。
5)入札プロセス若しくはジョイント入札あり若しくはなしで取り引きし、又は、チケットの交換をせりにかけることと、
を含むことができる。
ここで開示したゲーミングシステムの実現者又はオペレータは、賞の数、それらの賞が勝者である各プレーヤに提供される時期、ボーナスイベントにおける回数、各回におけて指定される結果の数、及び/又は、各回における利用可能な結果の数を適切な値に指定できる。そのような変更と修正は、本開示の精神と範囲を逸脱することなく、かつ、その意図されている利点を削減することなく行うことができる。したがって、そのような変更及び修正は、付随する請求項によりカバーされることが意図されている。

Claims (37)

  1. 複数レッグイベントプールに賭けることを可能にする少なくとも1台の賭博装置を備える賭博システムであって、前記賭博システムは、
    前記少なくとも1台の賭博装置と通信するように構成されているサーバシステムコントローラを備え、前記サーバシステムコントローラは、
    一連のイベントを有するゲームの生成によって複数レッグイベントを開始し、前記一連のイベントの結果の正確な選択の結果、ジャックポットの少なくとも一部が賞として与えられ、前記複数レッグイベントの賭博をプレーヤから受け取り、
    設定された数のイベント後、ジャックポットを獲得する可能性がある賭博が存在したままであるときを識別し、
    ジャックポットがゲームの結果に基づいて生じることができることを表すようにゲーム結果の一部の表現を表示させ、
    全体の又は部分的な買い取り提案を生成するとともに表示させ、
    提案が受け入れられた場合には支払とクレジットの発行の少なくとも1つを行うようにプログラムされることを特徴とする賭博システム。
  2. 複数イベントプールした賭博を行う方法であって、複数のイベントの結果を正確に選択したプレーヤに買い取りオファーが提示され、
    プレーヤが複数イベントプールの各イベントに対する選択を行うことができる賭博装置と通信するように構成されているサーバシステムコントローラを設け、前記サーバシステムコントローラは、
    一連のイベントを有するゲームの生成によって複数レッグイベントを開始し、前記一連のイベントの結果の正確な選択の結果、ジャックポットとしてのプールされた賭博の少なくとも一部が賞として与えられ、前記複数レッグイベントの賭博をプレーヤから受け取り、
    設定された数のイベント後、ジャックポットを獲得する可能性がある賭博が存在したままであるときを識別し、
    ジャックポットがゲームの結果に基づいて生じることができることを表すようにゲーム結果の一部の表現を表示させ、
    全体の又は部分的な買い取り提案の表示を生成し及び引き起こし、
    提案が受け入れられた場合には支払とクレジットの発行の少なくとも1つを行うことを特徴とする方法。
  3. 前記サーバシステムコントローラは、前記複数レッグイベントプールが終了すると、獲得したレッグの数に基づいて、プレーヤに権利が残ったままであるジャックポット又はその任意の一部を賞として与えるように更にプログラムされていることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  4. 前記サーバシステムコントローラは、前記複数レッグイベントプールが終了すると、獲得したレッグの数に基づいて、プレーヤに権利が残ったままであるジャックポット又はその任意の一部を賞として与えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記賭博装置は、賭博ターミナル、賭博ワークステーション、パーソナルコンピュータ、スマートフォン及びタブレットコンピューティング装置の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  6. 前記賭博装置は、
    少なくとも1台の入力装置と、
    少なくとも1台のディスプレイ装置と
    少なくとも1つのプロセッサと、
    複数の指令を格納している少なくとも1つのメモリ装置であって、前記複数の指令が前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、賭博をするための複数レッグイベントプールゲームのオプションを、前記少なくとも1台のディスプレイ装置と共に動作する前記少なくとも1つのプロセッサによって表示させることを特徴とする請求項5に記載の賭博システム。
  7. 前記賭博装置は、複数レッグイベント結果を表示することができるゲーミングマシンを備えることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  8. 前記複数レッグイベントは、少なくとも2つのスポーツイベント又は単一のスポーツイベントの一部を備えることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  9. 前記少なくとも2つのスポーツイベント又は単一のスポーツイベントの一部は、1−0、2−0、2−1、3−0、3−1、3−2及び「AOH」(任意の他のホームでの勝利)、0−0、1−1及び「AOD」(任意の他のドロー)並びに逆のアウェーでの結果からなる群から選択した1つ以上を備えるベッティングオプションを備えることを特徴とする請求項8に記載の賭博システム。
  10. プレーヤから第三者への所有権の移転は、未解決のレッグ又は賭博及び原価を備える値段又は合意した値段で生じることができ、買い取り提案は、第三者のために開始され、複数レッグイベントの任意のレッグの合間又は間中を含む任意の時点で行うことができ、買い取り提案がプレーヤによって受け入れられたとき、第三者は、受け入れ時点でプレーヤの立場の所有権を獲得することを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  11. 買い取り提案を行った後、前記買い取り提案を終了し又は予め規定されたイベントの発生に応じて変更することを特徴とする請求項10に記載の賭博システム。
  12. 買い取り提案を行った後、前記買い取り提案を終了するとともに第2の買い取り提案を行うことを特徴とする請求項10に記載の賭博システム。
  13. 買い取り提案は、前記複数レッグイベントの各イベントが終了する間又は終了した後の各賭博の予期価格、勝者カウント、プールカウント、結果確率ファクター及びエクスペクティドバリューの少なくとも一つに基づくことを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  14. プレーヤは、プールイベントの各レッグが終了した後に賭博の一部を売ることができることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  15. 買い取り提案は、第三者によって行われることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  16. 賭博は、クイックピックを備えることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  17. 賭博は、単一の賭博及び前記複数レッグイベントに対応する複数の賭博の少なくとも一つを備えることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  18. 買い取り提案は、複数レッグイベントの任意のレッグの発生中のライブチケットに対応することを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  19. 前記予め規定されたイベントの発生は、前記複数レッグイベントの次のイベントを開始する前並びにスコア及びゲームの残り時間からなる群から選択した確率に影響するイベントの少なくとも一つを備えることを特徴とする請求項11に記載の賭博システム。
  20. 賭博は、複数の別個の部分を備えることができ、各部分は、前記複数レッグイベントの一つ以上の別個のレッグに対応し、前記賭博の各部分の所有権を、任意の所望のときにプレーヤから他の第三者に変更することができることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  21. 前記サーバシステムコントローラは、コンソレーションのシナリオを獲得したプレーヤにコンソレーションのジャックポット又はその一部を賞として与えるように更にプログラムされたことを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  22. 前記コンソレーションのシナリオは、前記複数レッグイベントを規定するレッグの予め決定されたサブセットの獲得及び対応する当選レッグの予め決定された位置内で各々が完了する予め決定された数の非当選レッグの選択の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項21に記載の賭博システム。
  23. 複数レッグイベントプールは、固定されたもの、可変のもの又は保証されたものの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  24. 前記サーバシステムコントローラは、ジャックポットの少なくとも一部を他の複数レッグイベントプールに繰り越すように更にプログラミングされたことを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  25. 前記サーバシステムコントローラは、複数レッグイベントプールのオペレータにジャックポットの少なくとも一部を賞として与えるように更にプログラムされたことを特徴とする請求項1に記載の賭博システム。
  26. 複数レッグイベントプールは、固定されたもの、可変のもの又は保証されたものの少なくとも1つであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  27. 前記サーバシステムコントローラは、ジャックポットの少なくとも一部を他の複数レッグイベントプールに繰り越すことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  28. 前記サーバシステムコントローラは、複数レッグイベントプールのオペレータにジャックポットの少なくとも一部を賞として与えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  29. 複数レッグイベントプールに賭けることを可能にする複数の賭博装置とともに動作する賭博機器であって、前記賭博機器は、
    前記複数の賭博装置と通信するように構成されているサーバシステムコントローラを備え、前記サーバシステムコントローラは、前記賭博装置に、
    一連の賭博イベントを表示させ、
    プレーヤからの入力に応えて、単一の賭博が受け入れられた少なくとも2つの連続して終了した賭博イベントを選択させ、前記少なくとも2つの連続して終了した賭博イベントの選択に関連した一連の賭博は、関連のプールジャックポットを有し、
    前記賭博イベントの選択を反映するチケット及びデータベース内の関連の記録を生成させ、
    前記チケットの所有権又は部分的な所有権を、複数レッグイベントプール中に任意の所望のときに第三者に移転させ、
    前記賭博イベントの結果の入力を受信させ、
    少なくとも1つのチケットが前記賭博イベントのシーケンスの少なくとも第1の賭博イベントの正確に選択した結果を有することを決定させ、これによって、プールジャックポット又はその一部を得る資格を少なくとも1人のプレーヤに与え、
    プレーヤに対する全体の又は部分的な買い取り提案を生成させるとともに表示させ、提案は、まだ終了していない賭博イベントの結果を正確に選択した割合機会の値を含み、
    提案が受け入れられた場合には、プレーヤに対してクレジット、トークン又は通貨を発行させ、
    チケットを提供させるようにプログラムされたことを特徴とする賭博機器。
  30. 前記サーバシステムコントローラは、提案の受け入れ又は拒絶に応えて、又は、賭博イベントのシーケンスの開始によって提案を終了又は変更することに応えて、1つ以上の賭博装置の複数レッグイベントプールを終了させるとともにジャックポット又はその一部を賞として与えるコンピュータシステムを更に備えることを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  31. 前記賭博装置は、複数レッグイベント結果を表示するように構成されたことを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  32. 各イベントの結果は、互いに独立していることを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  33. 複数レッグイベントプールは、固定されたもの、可変のもの又は保証されたものの少なくとも1つであることを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  34. 前記サーバシステムコントローラは、コンソレーションのシナリオを獲得したプレーヤにコンソレーションのジャックポット又はその一部を賞として与えるように構成されたことを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  35. 前記コンソレーションのシナリオは、前記複数レッグイベントを規定するレッグの予め決定されたサブセットの獲得及び対応する当選レッグの予め決定された位置内で各々が完了する予め決定された数の非当選レッグの選択の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項34に記載の賭博機器。
  36. 前記サーバシステムコントローラは、ジャックポットの少なくとも一部を他の複数レッグイベントプールに繰り越すことを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
  37. 前記サーバシステムコントローラは、複数レッグイベントプールのオペレータにジャックポットの少なくとも一部を賞として与えることを特徴とする請求項29に記載の賭博機器。
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