JP2015532058A

JP2015532058A - アクセスネットワークの位置情報を通知する方法及びシステム

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Publication number: JP2015532058A
Application number: JP2015531452A
Authority: JP
Inventors: 星月周; 建▲潔▼ 尤; 春▲暉▼ 朱
Original assignee: 中興通訊股▲分▼有限公司
Priority date: 2012-09-14
Filing date: 2013-09-12
Publication date: 2015-11-05
Anticipated expiration: 2033-09-12
Also published as: EP2884802A1; US9854555B2; EP2884802B1; CN103686671B; JP5972467B2; CN103686671A; WO2014040552A1; EP2884802A4; US20150237594A1

Abstract

本発明は、アクセスネットワークの位置情報を通知する方法及びシステムを開示する。前記方法は、プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）アーキテクチャにおいて、モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ）が回路識別子をプロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ）に送信するステップと、汎用データ伝送プラットフォーム（ＧＴＰ）アーキテクチャにおいて、本側ＧＴＰピアが回路識別子をセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信するステップと、を含む。本発明により、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいてＭＡＧがＵＥのアクセスネットワークの位置情報をＬＭＡに通知し、ＧＴＰアーキテクチャにおいてＧＴＰピアがＵＥのアクセスネットワークの位置情報を相手側ＧＴＰピアに通知することを実現することができる。【選択図】図２

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、アクセスネットワークの位置情報を通知する方法及びシステムに関する。

第三世代パートナーシッププロジェクト（３ＧＰＰ：３ｒｄＧｅｎｅｒａｔｉｏｎＰａｒｔｎｅｒｓｈｉｐＰｒｏｊｅｃｔ）発展型パケットシステム（ＥＰＳ：ＥｖｏｌｖｅｄＰａｃｋｅｔＳｙｓｔｅｍ）は、発展型ユニバーサル移動体通信システムの地上無線アクセスネットワーク（Ｅ-ＵＴＲＡＮ：ＥｖｏｌｖｅｄＵｎｉｖｅｒｓａｌＴｅｒｒｅｓｔｒｉａｌＲａｄｉｏＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ）、モビリティ管理エンティティ（ＭＭＥ：ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ）、サービングゲートウェイ（Ｓ-ＧＷ：ＳｅｒｖｉｎｇＧａｔｅｗａｙ）、パケットデータネットワークゲートウェイ（Ｐ-ＧＷ：ＰａｃｋｅｔＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋＧａｔｅｗａｙ）、ホーム加入者サーバー（ＨＳＳ：ＨｏｍｅＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＳｅｒｖｅｒ）、ポリシー及び課金ルール機能（ＰＣＲＦ：ＰｏｌｉｃｙａｎｄＣｈａｒｇｉｎｇＲｕｌｅｓＦｕｎｃｔｉｏｎ）エンティティ及び他のサポートノードから構成される。

ここで、ＭＭＥは、モビリティ管理、非アクセスレイヤーシグナリングに対する処理及びユーザモビリティ管理コンテキストに対する管理などのコントロールサーフェスに係る仕事を担当し、Ｓ-ＧＷは、Ｅ-ＵＴＲＡＮに接続されるアクセスゲートウェイ設備であり、Ｅ-ＵＴＲＡＮとＰ-ＧＷの間にデータを転送し、かつページング待ちデータに対するキャッシュを担当する。Ｐ-ＧＷは、ＥＰＳとパケットデータネットワーク（ＰＤＮ：ＰａｃｋｅｔＤａｔａＮｅｔｗｏｒｋ）のボーダーゲートウェイであり、ＰＤＮのアクセス、及びＥＰＳとＰＤＮの間のデータ転送などの機能を担当する。ＰＣＲＦは、ポリシー及び課金ルール機能エンティティであり、受信インタフェースＲｘとインターネットプロトコル（ＩＰ：ＩｎｔｅｒｎｅｔＰｒｏｔｏｃｏｌ）により、サービスネットワークに接続され、サービス情報を取得し、これ以外、Ｇｘ/Ｇｘａ/Ｇｘｃインターフェイスにより、ネットワークにおけるゲートウェイ設備に接続され、ＩＰベアラの確立開始を担当し、サービスデータのサービス品質（ＱｏＳ：ＱｕａｌｉｔｙｏｆＳｅｒｖｉｃｅ）を保証し、課金制御を行う。

ＥＰＳは、非３ＧＰＰネットワークとのインターワーキングをサポートし、Ｓ２ａ/Ｓ２ｂ/Ｓ２ｃインターフェイスにより、非３ＧＰＰネットワークとのインターワーキングを実現する。非３ＧＰＰネットワークは、信頼可能な非３ＧＰＰネットワークと信頼不可な非３ＧＰＰネットワークを含む。信頼可能な非３ＧＰＰネットワークのＩＰアクセスは、直接にＳ２ａインターフェイスを介してＰ-ＧＷに接続されることができる。信頼不可な非３ＧＰＰネットワークのＩＰアクセスは、発展型パケットデータゲートウェイ（ｅＰＤＧ：ＥｖｏｌｖｅｄＰａｃｋｅｔＤａｔａＧａｔｅｗａｙ）を介してＰ-ＧＷに接続される必要があり、ｅＰＤＧとＰ-ＧＷの間のインターフェイスは、Ｓ２ｂインターフェイスである。

プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６：ＰｒｏｘｙＭｏｂｉｌｅＩＰｖ６）は、ネットワークに基づくモバイルＩＰ管理プロトコルであり、ＰＭＩＰｖ６は、モバイル設備がいかなるモビリティ管理仕事に加入する必要がなく、ネットワークによってユーザ設備のモバイル管理を担当し、モバイル設備自身はモバイルによるレイヤー３接続の影響に対して感知しない。モビリティノード（ＭＮ：ＭｏｂｉｌｉｔｙＮｏｄｅ）に対して、どこに移動しても、ＭＮは、自己がホームリンク（ＨｏｍｅＬｉｎｋ）に位置すると考えられる。ＰＭＩＰｖ６に基づく３ＧＰＰのネットワークアーキテクチャは、下記の２つの肝心なノードを含む。

ローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ：ＬｏｃａｌＭｏｂｉｌｉｔｙＡｎｃｈｏｒ）は、モビリティノードのホームエージェント（ＨｏｍｅＡｇｅｎｔ）、ＭＮのホームアドレスのトポロジアンカー、モビリティノードを管理するバインディングルーティングである。３ＧＰＰネットワークにおけるパケットデータネットワークゲートウェイ（Ｐ-ＧＷ）は、ＬＭＡ機能を提供し、ＭＮとパケットデータネットワークの間のデータ転送を担当する。

モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ：ＭｏｂｉｌｅＡｃｃｅｓｓＧａｔｅｗａｙ）は、モバイルスイッチングによるネットワークレイヤーの変化をシールドし、ＭＮの代わりにバインディング更新の仕事を完了する。３ＧＰＰネットワークアーキテクチャにおいて、対応するネットワークエレメントサービングゲートウェイ（Ｓ-ＧＷ）、信頼な非３ＧＰＰＩＰアクセスネットワーク、ｅＰＤＧは、ＭＡＧ機能を提供する。

ＬＭＡとＭＡＧの間は、プロキシバインディング更新（ＰＢＵ：ＰｒｏｘｙＢｉｎｄｉｎｇＵｐｄａｔｅ）メッセージとプロキシバインディング確認（ＰＢＡ：ＰｒｏｘｙＢｉｎｄｉｎｇＡｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ）メッセージにより、プロキシモバイル管理を実現する。ＰＢＵメッセージは、ＭＡＧによりＬＭＡに送信され、ＰＢＡメッセージは、ＬＭＡによりＭＡＧに送信され、この２つのメッセージは、メッセージ対になるように表示される。ＭＡＧは、ＰＢＵメッセージにより自己のプロキシアドレスとユーザ設備ＭＮのホームアドレスとのバインディング関係をＬＭＡに送信し、ＬＭＡは、当該バインディング関係を記憶してＭＮの上りリンクおよび下りリンクメッセージを正しくルーティングして転送する。ＰＢＵメッセージは、主に、バインディング更新、バインディング周期更新、バインディングの取り消しのためであり、対応するＬＭＡは、ＭＡＧにＰＢＡメッセージを送信することによりＰＢＵメッセージを確認する。

上述したように、ＰＭＩＰｖ６は、ネットワークのモビリティ管理プロトコルに基づく複数のネットワーク配備の場合、例えば無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ：ＷｉｒｅｌｅｓｓＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋｓ）アーキテクチャに使用されることができる。現在、ＬＭＡが、接続される異なるアクセスネットワークにより、異なるサービスとポリシーのストリームを区別して伝送することができることが要求されるネットワークアーキテクチャは、ますます多い。例えば、３ＧＰＰモバイルネットワークシステムにおいて、ポリシーと課金制御アーキテクチャ（ＰＣＣ：ＰｏｌｉｃｙａｎｄＣｈａｒｇｉｎｇＣｏｎｔｒｏｌＦｒａｍｅｗｏｒｋ）及びアクセスネットワーク発見と選択機能（ＡＮＤＳＦ：ＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋＤｉｓｃｏｖｅｒｙａｎｄＳｅｌｅｃｔｉｏｎＦｕｎｃｔｉｏｎ）は、アクセスネットワーク情報に基づいて、ポリシールールを決定して提供する必要がある。例えば、ローミングユーザと非ローミングユーザに対して異なる伝送品質のサービスを提供し、または、ＷＬＡＮアクセス場合で異なるサービスセット識別子（ＳＳＩＤ：ＳｅｒｖｉｃｅＳｅｔＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒｓ）が異なるポリシーサービスを提供する。従来のＰＭＩＰｖ６において、ＭＡＧは、ＬＭＡに下記のようなアクセスネットワーク（位置）情報を提供することができる。

Ｎｅｔｗｏｒｋ-Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ（ＳＳＩＤまたはローミングエリアのＰＬＭＮ情報、ＰＬＭＮＩＤ）、
Ａｃｃｅｓｓ-Ｐｏｉｎｔ-Ｎａｍｅ（ＡＰのＭＡＣアドレス）、
Ｏｐｅｒａｔｏｒ-Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ（ＡＰオペレータ情報）、
Ｇｅｏ-Ｌｏｃａｔｉｏｎ（ユーザのＧＰＳ位置情報）。

ネットワーク技術の発展及びサービスに対するユーザの要求に伴い、ホームネットワークにおける端末設備は、段々多様化、更に知能化になっている。ホームゲートウェイ（ＲＧ：ＲｅｓｉｄｅｎｔｉａｌＧａｔｅｗａｙ）は、集中型知能インターフェイスとして、ホームネットワークと外部のネットワークを関連付け、ホームネットワークに接続、全体制御及び協調を提供する。現在、国際標準化機構ブロードバンドフォーラム（ＢＢＦ：ＢｒｏａｄｂａｎｄＦｏｒｕｍ）は、ホームゲートウェイ、ホーム端末設備に対する認証の標準化を行いつつあり、ホーム端末設備がＲＧを介してＢＢＦネットワークからアクセスすることに対する認証過程は、関連場合に含まれる。この場合において、図１に示すように、図１は端末設備がＢＢＦ固定電話網からＥＰＣに接続されるアーキテクチャを示す図であり、回路識別子（ＣｉｒｃｕｉｔＩＤ）は、アクセスネットワークの位置情報とすることができる。ここのＣｉｒｃｕｉｔＩＤは、
ルーターインタフェース番号（Ｒｏｕｔｅｒｉｎｔｅｒｆａｃｅｎｕｍｂｅｒ）、スイッチングハブポート番号（ＳｗｉｔｃｈｉｎｇＨｕｂｐｏｒｔｎｕｍｂｅｒ）、リモートアクセスサーバーポート番号（ＲｅｍｏｔｅＡｃｃｅｓｓＳｅｒｖｅｒｐｏｒｔｎｕｍｂｅｒ）、フレームリレーデータリンク接続識別子（ＦｒａｍｅＲｅｌａｙＤａｔａＬｉｎｋｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ）、非同期転送モード（ＡＴＭ：ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ）仮想回路番号（ＡＴＭｖｉｒｔｕａｌｃｉｒｃｕｉｔｎｕｍｂｅｒ）、ケーブルデータ仮想回路番号（ＣａｂｌｅＤａｔａｖｉｒｔｕａｌＣｉｒｃｕｉｔｎｕｍｂｅｒ）のうちの何れかの１つまたはいくつかの組み合わせであってもよい。

例を挙げ説明し、図１に示すアーキテクチャにおけるＲＧからアクセスネットワーク（ＡＮ：、ＡｃｃｅｓｓＮｅｔｗｏｒｋ）までの回路がＡＴＭ/デジタルユーザ回路（ＤＳＬ：ＤｉｇｉｔａｌＳｕｂｓｃｒｉｂｅｒＬｉｎｅ）であると、この場合にＲＧを介してネットワークに接続されるユーザは、ａｔｍｓｌｏｔ/ｐｏｒｔ:ｖｐｉ.ｖｃｉ、例えばａｔｍ３/０:１００.３３（ｓｌｏｔ＝３、ｐｏｒｔ＝０、ｖｐｉ＝１００、ｖｃｉ＝３３）により識別することができる。その中、スロットは、スロット番号であり、ポートは、ポート番号であり、ＶＰＩは、仮想パス識別子（ｖｉｒｔｕａｌｐａｔｈｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ）であり、ｖｃｉは、仮想チャネル識別子（ｖｉｒｔｕａｌｃｈａｎｎｅｌｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ）である。

これにより示すように、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤもユーザにより利用されるネットワークの位置を識別する情報であり、従来のＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、ＭＡＧは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤをＬＭＡに通知することをサポートしない。汎用データ転送プラットフォーム（ＧＴＰ：ＧｅｎｅｒａｌＤａｔａＴｒａｎｓｆｅｒＰｌａｔｆｏｒｍ）アーキテクチャにおいて、ＧＴＰピアは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤを相手側ＧＴＰピアに通知することをサポートしない。このように、実用化に不便を与える。

これを鑑みて、本発明の実施形態の主な目的は、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいてＭＡＧがＵＥのアクセスネットワークの位置情報をＬＭＡに通知することができ、ＧＴＰアーキテクチャにおいてＧＴＰピアがＵＥのアクセスネットワークの位置情報を相手側ＧＴＰピアに通知することができることを、実現するように、アクセスネットワークの位置情報を通知する方法及びシステムを提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明の技術的スキームは、次のように実現される。

本発明の実施形態に係るアクセスネットワークの位置情報を通知する方法は、
モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ）が回路識別子をプロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）のプロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ）に送信するステップと、
本側汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル（ＧＴＰ）ピアは、回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信するステップと、を含む。

ここで、ＭＡＧが回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、さらに、
前記ＬＭＡがプロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、プロキシバインディング確認（ＰＢＡ）メッセージにキャリーして前記ＭＡＧに返すステップを含む。

ここで、ＭＡＧが回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、
前記ＬＭＡがプロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含む。

ここで、本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は更に、
前記相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、対応するセッション確立応答メッセージ、ベアラ変更応答メッセージまたはセッション削除応答メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すステップを含む。

ここで、本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は更に、
前記相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含む。

本発明の実施形態に係るアクセスネットワークの位置情報を通知するシステムは、プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）アーキテクチャにおいて、モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ）とローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ）を含み、汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル（ＧＴＰ）アーキテクチャにおいて、本側ＧＴＰピアと相手側ＧＴＰピアを含む。

前記ＭＡＧは、回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーして前記ＬＭＡに送信するように構成される。

前記本側ＧＴＰピアは、回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして前記相手側ＧＴＰピアに送信するように構成される。

ここで、前記ＬＭＡは、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、プロキシバインディング確認（ＰＢＡ）メッセージにキャリーして前記ＭＡＧに返すように構成される。

ここで、前記ＬＭＡは、取得された回路識別子を、ポリシーシステムおよび/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うように構成される。

ここで、前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、対応するセッション確立応答メッセージ、ベアラ変更応答メッセージまたはセッション削除応答メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すように構成される。

ここで、前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、ポリシーシステムおよび/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムは前記回路識別子に基づいて課金を行うように構成される。

本発明の実施形態に係るアクセスネットワークの位置情報を通知する方法及びシステムにより、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいてＭＡＧがＵＥのアクセスネットワークの位置情報をＬＭＡに通知することができ、ＧＴＰアーキテクチャにおいてＧＴＰピアがＵＥのアクセスネットワークの位置情報を相手側ＧＴＰピアに通知することができることが実現される。

従来技術における端末設備がＢＢＦ固定電話網によりＥＰＣに接続されるアーキテクチャを示す図である；本発明の実施形態に係るＲＧブリッジ接続モードにおいて、ＵＥが固定電話網によりＥＰＣに接続されるフローチャートである；本発明の実施形態に係るＲＧルーティングモードにおいて、ＵＥが固定電話網によりＥＰＣに接続されるフローチャートである。

以下、図面と本発明の具体的な実施形態を参照して本発明の技術的スキームをさらに詳しく説明する。

本発明の実施形態に係るアクセスネットワークの位置情報を通知する方法は、主に、
プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）アーキテクチャにおいて、ＭＡＧが回路識別子を、プロキシバインディング更新（ＭＡＧ）メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信するステップと、
ＧＴＰアーキテクチャにおいて、本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求（ＣｒｅａｔｅＳｅｓｓｉｏｎＲｅｑｕｅｓｔ）メッセージ、ベアラ変更要求メッセージ（ＭｏｄｉｆｙＢｅａｒｅｒＲｅｑｕｅｓｔ）メッセージまたはセッション削除要求（ＤｅｌｅｔｅＳｅｓｓｉｏｎＲｅｑｕｅｓｔ）メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信するステップと、を含む。

ここで、ＭＡＧが回路識別子を、ＰＢＵメッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、更に、
ＬＭＡがＰＢＵメッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ＰＢＡメッセージにキャリーしてＭＡＧに返すステップを含む。

ＭＡＧが回路識別子を、ＰＢＵメッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、更に、
前記ＬＭＡがプロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システム（例えば、オンライン/オフライン課金システム：Ｏｎｌｉｎｅ/ＯｆｆｌｉｎｅＣｈａｒｇｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）に送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含む。

ここで、本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は、更に、
相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、対応する確立セッション応答（ＣｒｅａｔｅＳｅｓｓｉｏｎＲｅｓｐｏｎｓｅ）メッセージ、ベアラ補正応答（ＭｏｄｉｆｙＢｅａｒｅｒＲｅｓｐｏｎｓｅ）メッセージまたはセッション削除応答（ＤｅｌｅｔｅＳｅｓｓｉｏｎＲｅｓｐｏｎｓｅ）メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すステップとを含む。

本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は、更に、
相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含む。

以下、具体的な実施形態を組合せて上記のアクセスネットワークの位置情報を通知する方法を更に詳しく説明する。

図２に示すように、ＲＧブリッジ接続モードにおいて、端末設備（ＵＥ）は、固定電話網によりＥＰＣに接続され、ＵＥのために固定電話網を提供して、ＥＰＣに接続されるＴＷＡＧとブロードバンドリモートアクセスサーバー（ＢＲＡＳ:ＢｒｏａｄｂａｎｄＲｅｍｏｔｅＡｃｃｅｓｓＳｅｒｖｅｒ）設備を合併に設置し、ＴＷＡＧからＰ-ＧＷまでＳ２ａインターフェイス（信頼な非３ＧＰＰアクセスネットワークとＰ-ＧＷの間のインターフェイス）が使用され、ＰＭＩＰｖ６プロトコルが使用されている。ブリッジ接続モードにおいて、ＲＧを介して接続される各設備は、それぞれ１つのＣｉｒｃｕｉｔＩＤに対応する。具体的な実施ステップは、下記のステップを含む。

ステップ２０１、ＵＥは、信頼可能なＷＬＡＮシステムとレイヤ２接続確立プロセスを実行し、この過程において、ＴＷＡＧは、ＲＧより送信されるＵＥに対応するＣｉｒｃｕｉｔＩＤを受信する。

ステップ２０２、ＵＥは、３ＧＰＰＡＡＡサーバーに拡張認証プロトコル（ＥＡＰ：ＥｘｔｅｎｓｉｂｌｅＡｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）の認証許可プロセスを開始する。

ステップ２０３、ＥＡＰ認証許可メッセージは、ＴＷＡＧがＰ-ＧＷにＰＭＩＰｖ６セッション確立プロセスを開始することをトリガし、ＴＷＡＧは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤをＰＢＵメッセージにキャリーしてＰ-ＧＷに送信する。

ステップ２０４、Ｐ-ＧＷは、ＰＢＵメッセージを受信した後にローカルバインディング関連エントリを確立し、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤとＰＭＩＰｖ６をバインディングして関連付け、Ｐ-ＧＷとＰＣＲＦの間にＩＰ−ＣＡＮセッションの確立操作を実行し、この過程において、Ｐ-ＧＷは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤをＰＣＲＦ（即ち上記のポリシーシステム）に送信し、ＰＣＲＦは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤに基づいて関連するポリシールールを策定する。

ステップ２０５、システムがオンライン課金を使用すると、Ｐ-ＧＷは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤをクレジット要求メッセージにキャリーしてオンライン課金システム（ＯＣＳ：ＯｎｌｉｎｅＣｈａｒｇｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）に送信する。

ステップ２０６、オンライン課金システムは、受信されたＣｉｒｃｕｉｔＩＤに基づいて課金を行い、Ｐ-ＧＷに返されたクレジット応答メッセージにＣｉｒｃｕｉｔＩＤを含ませて確認する。

ステップ２０７、Ｐ-ＧＷは、３ＧＰＰＡＡＡサーバーにより、ＨＳＳにＰ-ＧＷアドレス情報を更新する。

ステップ２０８、Ｐ-ＧＷは、受信されたＣｉｒｃｕｉｔＩＤをＰＢＡメッセージに含ませてＴＷＡＧに返して確認する。

ステップ２０９、ＵＥは、認証許可成功メッセージを受信してＥＰＣへの接続確立プロセスを完了する。

上記のプロセスにおいて、ＴＷＡＧ/ＢＲＡＳは、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおけるＭＡＧとして、Ｐ-ＧＷはＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおけるＬＭＡとする。

図３に示すように、ＲＧルーティングモードにおいて、ＵＥは、固定電話網によりＥＰＣに接続され、ＵＥに固定電話網を提供してＥＰＣに接続されるＴＷＡＧとＢＲＡＳ設備を合併して設置し、ＴＷＡＧからＰ-ＧＷまでＳ２ａインターフェイス（信頼な非３ＧＰＰアクセスネットワークとＰ-ＧＷの間のインターフェイス）が使用され、ＧＴＰモバイル管理プロトコルが使用される。ルーティングモードにおいて、ブロードバンドネットワークサービスゲートウェイ（ＢＮＧ：ＢｒｏａｄｂａｎｄＮｅｔｗｏｒｋＧａｔｅｗａｙ）は、ＲＧにパブリックアドレスを提供し、ＲＧは接続された設備にプライベートＩＰアドレスを割り当ててネットワークアドレス変換（ＮＡＴ：ＮｅｔｗｏｒｋＡｄｄｒｅｓｓＴｒａｎｓｌａｔｉｏｎ）機能を有する。ルーティングモードにおいて、ネットワークにとって、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤがＲＧのみを識別するので、ＢＮＧがＲＧに割り当てられるアドレスとＣｉｒｃｕｉｔＩＤは、すべてＲＧを識別でき、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤは、ＲＧの位置情報を示すことが多い。具体的な実施ステップは、下記のステップである。

ステップ３０１、ＵＥは、ＲＧに接続され、ＲＧはＵＥにローカルＩＰアドレスを割り当ててＷＬＡＮアクセスネットワークローカル認証を行い、この過程において、ＴＷＡＧは、ＲＧより送信されるＣｉｒｃｕｉｔＩＤ及び/またはＩＰアドレス（ＢＮＧがＲＧに割り当てるＩＰアドレス）を受信する。

ステップ３０２、ＵＥは、３ＧＰＰＡＡＡサーバーにＥＡＰ認証許可プロセスを開始する。

ステップ３０３、ＥＡＰ認証許可メッセージは、ＴＷＡＧがＰ-ＧＷにＧＴＰセッション確立プロセスを開始することをトリガし、ＴＷＡＧは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤ及び/またはＲＧのＩＰアドレス情報をセッション確立要求メッセージに含ませてＰ-ＧＷに送信する。

ステップ３０４、Ｐ-ＧＷは、セッション確立要求メッセージを受信した後、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤ及び/またはＲＧのＩＰアドレス情報とＧＴＰセッションを関連付け、Ｐ-ＧＷとＰＣＲＦの間にはＩＰ-ＣＡＮセッション確立操作が実行され、この過程において、Ｐ-ＧＷは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤと/またはＲＧのＩＰ情報をＰＣＲＦ（即ち上記のポリシーシステム）に送信し、ＰＣＲＦは、ＣｉｒｃｕｉｔＩＤ及び/またはＲＧのＩＰ情報に基づいて関連するポリシールールを策定する。

ステップ３０５、Ｐ-ＧＷは、３ＧＰＰＡＡＡサーバーにより、ＨＳＳにＰ-ＧＷアドレス情報を更新する。

ステップ３０６、Ｐ-ＧＷは、受信されたＣｉｒｃｕｉｔＩＤ及び/またはＲＧのＩＰ情報をセッション確立応答メッセージに含ませてＴＷＡＧに返して確認する。

ステップ３０７、ＵＥは、認証許可成功メッセージを受信してＥＰＣへの接続プロセスを完了する。

上記のプロセスにおいて、ＴＷＡＧ/ＢＲＡＳ/ＢＮＧは、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおけるＭＡＧとし、Ｐ-ＧＷは、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおけるＬＭＡとする。

本発明に係るアクセスネットワークの位置情報を通知する方法の実施形態に対応して、本発明は、更にアクセスネットワークの位置情報を通知するシステムの実施形態を提供し、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、前記システムは、ＭＡＧとＬＭＡを含み、ＧＴＰアーキテクチャにおいて、前記システムは、本側ＧＴＰピアと相手側ＧＴＰピアを含む。

ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、前記ＭＡＧは、回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーして前記ＬＭＡに送信するように配置される。

ＧＴＰアーキテクチャにおいて、前記本側ＧＴＰピアは、回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして前記相手側ＧＴＰピアに送信するように配置される。

好ましくは、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、前記ＬＭＡは、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ＰＢＡメッセージにキャリーして前記ＭＡＧに返すように配置される。

好ましくは、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、前記ＬＭＡは、取得された回路識別子を、ポリシーシステムおよび/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うように配置される。

好ましくは、ＧＴＰアーキテクチャにおいて、前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、対応するセッション確立応答メッセージ、ベアラ変更応答メッセージまたはセッション削除応答メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すように配置される。

ＧＴＰアーキテクチャにおいて、前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、ポリシーシステムおよび/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムは前記回路識別子に基づいて課金を行うように配置される。

以上は、本発明の最適的な実施形態に過ぎなく、本発明を制限することに用いられるものではない。本発明の主旨精神と原則以内に、いかなる改修、同等入れ替わり、改良等が、本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。

本発明の実施形態では、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおいて、ＭＡＧは、回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信し、ＧＴＰアーキテクチャにおいて、本側ＧＴＰピアは、回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信する。このように、ＰＭＩＰｖ６アーキテクチャにおけるＭＡＧがＵＥのアクセスネットワークの位置情報をＬＭＡに通知することができ、ＧＴＰアーキテクチャにおいてＧＴＰピアがＵＥのアクセスネットワークの位置情報を相手側ＧＴＰピアに通知することができることが実現される。

Claims

アクセスネットワークの位置情報を通知する方法であって、
モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ）が回路識別子を、プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）のプロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ）に送信するステップと、
本側汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル（ＧＴＰ）ピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
ＭＡＧが回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、更に、
前記ＬＭＡがプロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、プロキシバインディング確認（ＰＢＡ）メッセージにキャリーして前記ＭＡＧに返すステップを含むことを特徴とする
請求項１に記載の方法。
ＭＡＧが回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーしてＬＭＡに送信した後、当該方法は、更に、
前記ＬＭＡがプロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムは前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含むことを特徴とする
請求項１または２に記載の方法。
本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は、更に、
前記相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、対応するセッション確立応答メッセージ、ベアラ変更応答メッセージまたはセッション削除応答メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すステップを含むことを特徴とする
請求項１に記載の方法。
本側ＧＴＰピアが回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして相手側ＧＴＰピアに送信した後、当該方法は、更に、
前記相手側ＧＴＰピアがセッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信するステップと、
前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムは前記回路識別子に基づいて課金を行うステップと、を含むことを特徴とする
請求項１または４に記載の方法。
プロキシモバイルＩＰｖ６プロトコル（ＰＭＩＰｖ６）アーキテクチャにおいて、前記システムは、モバイルアクセスゲートウェイ（ＭＡＧ）とローカルモビリティアンカー（ＬＭＡ）を含み、汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル（ＧＴＰ）アーキテクチャにおいて、前記システムは本側ＧＴＰピアと相手側ＧＴＰピアを含むアクセスネットワークの位置情報を通知するシステムにおいて、
前記ＭＡＧは、回路識別子を、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーして前記ＬＭＡに送信するように構成され、
前記本側ＧＴＰピアは、回路識別子を、セッション確立要求メッセージ、ベアラ変更要求メッセージまたはセッション削除要求メッセージにキャリーして前記相手側ＧＴＰピアに送信するように構成されることを特徴とするシステム。
前記ＬＭＡは、プロキシバインディング更新メッセージにキャリーされた回路識別子を取得し、取得された回路識別子を、プロキシバインディング確認（ＰＢＡ）メッセージにキャリーして前記ＭＡＧに返すように構成されることを特徴とする
請求項６に記載のシステム。
前記ＬＭＡは、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うように構成されることを特徴とする
請求項６または７に記載のシステム。
前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、対応するセッション確立応答メッセージ、ベアラ変更応答メッセージまたはセッション削除応答メッセージにキャリーして前記本側ＧＴＰピアに返すように構成されることを特徴とする
請求項６に記載のシステム。
前記相手側ＧＴＰピアは、取得された回路識別子を、ポリシーシステム及び/または課金システムに送信し、前記ポリシーシステムが前記回路識別子に基づいて対応するポリシールールを策定または配置し、前記課金システムが前記回路識別子に基づいて課金を行うように構成されることを特徴とする
請求項６または９に記載のシステム。