JP2015531572A - 無線lanシステムにおいて連携を維持するための方法及びそのための装置 - Google Patents

無線lanシステムにおいて連携を維持するための方法及びそのための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線LANシステムにおいてステーション(STA)が連携を行う方法を提供する。【解決手段】この方法は、前記STAからアクセスポイント(AP)に連携要請フレームを送信するステップと、前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを受信するステップとを含み、前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは、連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。【選択図】図12

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、無線LAN(WLAN)システムにおいて連携(association)を維持するための方法及びそのための装置に関する。
情報通信技術の急速の発展に伴って様々な無線通信技術システムが開発されてきている。無線通信技術のうち、WLAN技術は、無線技術に基づいてPDA、ノートパソコン、PMPなどのような無線端末を使用可能な家庭内、事務室及び特定地域でインターネット接続を可能にする。
WLANの長所の一つてある通信速度が制限されることを避けるために、近年、技術標準は、無線ネットワークのカバレッジを広めると同時にネットワークの速度及び信頼度を増加させ得る発展したシステムを提案している。例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11nは、540Mbpsの最大の高速処理率(high throughput:HT)を支援するためのデータ処理速度を提供する。また、送信誤りを減少させると同時にデータ送信率を増加させるために多重アンテナ技術(MIMO)が送信機と受信機の両方に適用されている。
機器間通信(M2M)技術は、次世代通信技術として論議されてきた。IEEE 802.11 WLANにおいてM2M通信を支援するための標準としてIEEE 802.11ahが開発された。M2M通信は、多数の装置を含む環境で低い速度で少量のデータを通信できるシナリオと見なすことができる。
本発明では、ステーション(STA)がアクセスポイント(AP)との連携を正しく維持(maintain)するための方案を提供することを目的とする。
本発明で遂げようとする技術的課題は以上に言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以降の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の一実施例に係る、無線LANシステムにおいてステーション(STA)が連携を行う方法は、前記STAからアクセスポイント(AP)に連携要請フレームを送信するステップと、前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを受信するステップと、を含み、前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の他の実施例に係る、無線LANシステムにおいてアクセスポイント(AP)がステーション(STA)の連携を支援する方法は、前記STAから連携要請フレームを受信するステップと、前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを送信するステップと、を含み、前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の更に他の実施例に係る、無線LANシステムにおいて連携を行うステーション(STA)装置は、送受信器と、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、アクセスポイント(AP)に連携要請フレームを前記送受信器を用いて送信し;前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを前記送受信器を用いて受信するように設定され、前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の更に他の実施例に係る、無線LANシステムにおいてステーション(STA)の連携を支援するアクセスポイント(AP)装置は、送受信器と、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記STAから連携要請フレームを前記送受信器を用いて受信し;前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを前記送受信器を用いて送信するように設定され、前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。
上記の本発明に係る実施例において以下の事項を共通に適用することができる。
前記STAは、前記APと有効な保安連携(Security Association;SA)状態(status)を有することができる。
前記STAは、前記連携カムバック時間に基づいて起床して、前記APからのSAクエリー要請フレームの受信を試みることができる。
前記STAは、前記連携カムバック時間が示す時間間隔と同一又は短い時間間隔で起床して、前記SAクエリー要請フレームの受信を試みることができる。
前記APから前記SAクエリー要請フレームを受信すると、前記STAは前記APにSAクエリー応答フレームを送信することができる。
前記SAクエリー要請フレームの受信及び前記SAクエリー応答フレームの送信によって前記STAの有効なSA状態が維持されてもよい。
前記連携カムバック時間に基づいてSAクエリー過程に対するタイムアウト(timeout)値が設定されてもよい。
前記SAクエリー過程に対するタイムアウト値はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutパラメータの値に設定されてもよい。
前記連携要請が前記APによって受容される場合の前記連携応答フレームの状態コード(status code)の値は0であり、前記状態コード0は“SUCCESS”を示すことができる。
前記連携要請が前記APによって拒絶(reject)される場合に、前記連携応答フレームは前記連携カムバック時間に関する情報を含むことができる。
前記連携要請が前記APによって拒絶される場合の前記連携応答フレームの状態コードの値は30であり、前記状態コード30は、“Association request rejected temporarily;try again later”を示すことができる。
前記STAは、節電(Power Save)モードで動作することができる。
本発明について前述した一般的な説明と後述する詳細な説明はいずれも例示的なものであり、請求項に記載の発明についての更なる説明のためのものである。
本発明によれば、ステーション(STA)がアクセスポイント(AP)との連携を正しく維持するための方案を提供することができる。
本発明で得られる効果は以上に言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以降の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明らかになるであろう。
本明細書に添付される図面は、本発明に関する理解を提供するためのもので、本発明の様々な実施の形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
図1は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの例示的な構造を示す図である。 図2は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの他の例示的な構造を示す図である。 図3は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの更に他の例示的な構造を示す図である。 図4は、無線LANシステムの例示的な構造を示す図である。 図5は、無線LANシステムにおけるリンクセットアップ過程を説明するための図である。 図6は、電力管理動作を説明するための図である。 図7は、保安連携(SA)クエリー要請フレーム及び保安連携(SA)クエリー応答フレームの例示的なフォーマットを示す図である。 図8は、SAクエリー過程の一例を説明するための図である。 図9は、SAクエリー過程の他の例を説明するための図である。 図10は、SAクエリー過程の更に他の例を説明するための図である。 (記載なし) 図11は、本発明の一例による連携維持方法を説明するためのフローチャートである。 図12は、本発明の一実施例に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る好適な実施の形態を添付の図面を参照して詳しく説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのもので、本発明の唯一の実施の形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、このような具体的な細部事項なしにも本発明が実施され得るということが当業者には理解される。
以下の実施例は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、特別の言及がない限り、選択的なものと考慮することができる。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合していない形態で実施されてもよく、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成してもよい。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えられてもよい。
以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更してもよい。
場合によって、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置は省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示されることもある。また、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。
本発明の実施例は、無線アクセスシステムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPP LTE及びLTE−A(LTE−Advanced)システム、並びに3GPP2システムの少なくとも一つに開示された標準文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の実施例において、本発明の技術的思想を明確にするために説明を省いた段階又は部分は、上記の文書によって裏付けることができる。また、本文書で開示している用語はいずれも上記の標準文書によって説明することができる。
以下の技術は、CDMA(Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)などのような様々な無線アクセスシステムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。明確性のために、以下では3GPP LTE及び3GPP LTE−Aシステムを中心に説明するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるものではない。
WLANシステムの構造
図1は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの例示的な構造を示す図である。
IEEE 802.11構造は複数個の構成要素を含むことができ、それら構成要素の相互作用によって上位層に対してトランスペアレントなSTA移動性を支援するWLANを提供することができる。基本サービスセット(Basic Service Set;BSS)はIEEE 802.11 LANにおける基本的な構成ブロックに該当し得る。図1では、2個のBSS(BSS1及びBSS2)が存在し、それぞれのBSSのメンバーとして2個のSTAが含まれること(STA1及びSTA2はBSS1に含まれ、STA3及びSTA4はBSS2に含まれる)を例示的に示している。図1で、BSSを示す楕円は、当該BSSに含まれたSTAが通信を維持するカバレッジ領域を示すものと理解してもよい。この領域をBSA(Basic Service Area)と称することができる。STAがBSAの外へ移動すると、当該BSA内の他のSTAと直接通信できなくなる。
IEEE 802.11 LANにおいて最も基本的なタイプのBSSは、独立したBSS(Independent BSS;IBSS)である。例えば、IBSSは、2個のSTAだけで構成された最小の形態を有することができる。また、最も単純な形態であるとともに他の構成要素が省略されている図1のBSS(BSS1又はBSS2)がIBSSの代表的な例示に該当する。このような構成は、STA同士が直接通信できる場合に可能である。また、このような形態のLANは、あらかじめ計画して構成されるものではなく、LANが必要な場合に構成され、これをアド−ホック(ad−hoc)ネットワークと呼ぶこともできる。
STAがついたり消えたりすること、STAがBSS領域に/から入ったり出たりすることなどによって、BSSにおいてSTAのメンバーシップが動的に変更することがある。BSSのメンバーになるためには、STAは同期化過程を用いてBSSにジョインすればよい。BSS基盤構造の全てのサービスにアクセスするためには、STAはBSSに連携されなければならない。このような連携(association)は動的に設定され、分配システムサービス(Distribution System Service;DSS)の利用を含んでもよい。
図2は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの他の例示的な構造を示す図である。図2は、図1の構造において、分配システム(Distribution System;DS)、分配システム媒体(Distribution System Medium;DSM)、アクセスポイント(Access Point;AP)などの構成要素が追加された形態である。
LANにおいて直接的なステーション−対−ステーションの距離はPHY性能によって制限されることがある。このような距離の限界が充分な場合もあれば、より遠い距離のステーション間の通信が必要な場合もある。拡張されたカバレッジを支援するために分配システム(DS)を構成することができる。
DSは、BSS同士が相互接続される構造を意味する。具体的に、図1のようにBSSが独立して存在する代わりに、複数個のBSSで構成されたネットワークの拡張された形態の構成要素としてBSSが存在してもよい。
DSは論理的な概念であり、分配システム媒体(DSM)の特性によって特定することができる。これと関連して、IEEE 802.11標準では無線媒体(Wireless Medium;WM)と分配システム媒体(DSM)とを論理的に区別している。それぞれの論理的媒体は互いに異なる目的のために使用され、互いに異なる構成要素によって使用される。IEEE 802.11標準の定義では、このような媒体を互いに同一なものとも、互いに異なるものとも制限しない。このように複数個の媒体が論理的に互いに異なるという点で、IEEE 802.11 LAN構造(DS構造又は他のネットワーク構造)の柔軟性を説明することができる。すなわち、IEEE 802.11 LAN構造は様々に具現することができ、それぞれの具現例の物理的な特性によって独立的に当該LAN構造を特定することができる。
DSは複数個のBSSのシームレス(seamless)な統合を提供し、あて先へのアドレスを扱うために必要な論理的サービスを提供することによって移動機器を支援することができる。
APとは、連携されているSTAに対してWMを介してDSへのアクセスを可能にし、且つSTA機能性を有するエンティティ(entity)を意味する。APを介してBSS及びDS間のデータ移動が行われてもよい。例えば、図2に示すSTA2及びSTA3は、STAの機能性を有するとともに、連携されているSTA(STA1及びSTA4)をDSにアクセスさせる機能を持つ。また、いかなるAPも基本的にSTAに該当するため、APはいずれもアドレス可能なエンティティである。WM上での通信のためにAPによって用いられるアドレスとDSM上での通信のためにAPによって用いられるアドレスは必ずしも同一である必要はない。
APに連携されているSTAのいずれか一つから当該APのSTAアドレスに送信されるデータは、常に非制御ポート(uncontrolled port)で受信され、IEEE 802.1Xポートアクセスエンティティによって処理されてもよい。また、制御ポート(controlled port)が認証されると、送信データ(又は、フレーム)はDSに伝達されてもよい。
図3は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムのさらに他の例示的な構造を示す図である。図3では、図2の構造にさらに広いカバレッジを提供するための拡張されたサービスセット(Extended Service Set;ESS)を概念的に示す。
任意の(arbitrary)大きさ及び複雑度を有する無線ネットワークがDS及びBSSで構成されてもよい。IEEE 802.11システムではこのような方式のネットワークをESSネットワークと称する。ESSは、一つのDSに接続されたBSSの集合に該当し得る。しかし、ESSはDSを含まない。ESSネットワークはLLC(Logical Link Control)層でIBSSネットワークとして見える点が特徴である。ESSに含まれるSTAは互いに通信することができ、移動STAはLLCにトランスペアレントに一つのBSSから他のBSSに(同一ESS内で)移動することができる。
IEEE 802.11では、図3におけるBSSの相対的な物理的位置について何ら仮定しておらず、次のようないずれの形態も可能である。BSSは部分的に重なってもよく、これは、連続したカバレッジを提供するために一般に利用される形態である。また、BSSは物理的に接続していなくてもよく、論理的にはBSS同士間の距離に制限はない。また、BSS同士は物理的に同一位置に位置してもよく、これはリダンダンシーを提供するために用いることができる。また、一つ(又は、一つ以上の)IBSS又はESSネットワークが一つ(又は一つ以上の)ESSネットワークとして同一空間に物理的に存在してもよい。これは、ESSネットワークが存在する位置にアド−ホックネットワークが動作する場合、互いに異なる機関(organizations)によって物理的に重なるIEEE 802.11ネットワークが構成される場合、又は、同一位置で2つ以上の互いに異なるアクセス及び保安政策が必要な場合などにおける、ESSネットワーク形態に該当し得る。
図4は、無線LANシステムの例示的な構造を示す図である。図4では、DSを含む基盤構造BSSの一例が示されている。
図4の例示で、BSS1及びBSS2がESSを構成する。無線LANシステムにおいてSTAはIEEE 802.11のMAC/PHY規定に従って動作する機器である。STAはAP STA及び非−AP(non−AP)STAを含む。Non−AP STAは、ラップトップコンピュータ、移動電話機のように、一般にユーザが直接扱う機器に該当する。図4の例示で、STA1、STA3、STA4はnon−AP STAに該当し、STA2及びSTA5はAP STAに該当する。
以下の説明で、non−AP STAは、端末(terminal)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動端末(Mobile Terminal)、移動加入者局(Mobile Subscriber Station;MSS)などと呼ぶことができる。また、APは、他の無線通信分野における基地局(Base Station;BS)、ノード−B(Node−B)、発展したノード−B(evolved Node−B;eNB)、基底送受信システム(Base Transceiver System;BTS)、フェムト基地局(Femto BS)などに対応する概念である。
階層構造
本発明で説明する無線LANシステムで動作するAP及び/又はSTAの動作は、階層(layer)構造の観点で説明することができる。装置構成の側面において階層構造は、プロセッサによって具現することができる。AP又はSTAは複数個の階層構造を有することができる。例えば、802.11標準文書で扱う階層構造は主に、DLL(Data Link Layer)上のMACサブ層(sublayer)及び物理(PHY)層である。PHYは、PLCP(Physical Layer Convergence Procedure)個体、PMD(Physical Medium Dependent)個体などを含むことができる。MACサブ層及びPHYはそれぞれ、MLME(MAC sublayer Management Entity)及びPLME((Physical Layer Management Entity)と呼ばれる管理個体を概念的に含む。これらの個体は、階層管理機能が作動する階層管理サービスインターフェースを提供する。
正確なMAC動作を提供するために、SME(Station Management Entity)がそれぞれのAP/STA内に存在する。SMEは、別途の管理プレーン内に存在したり、又は別に離れている(off to the side)ものと見え得る、階層独立的な個体である。SMEの正確な機能は、本文では具体的に説明しないが、一般には、様々な階層管理個体(LME)から階層−従属的な状態を収集し、階層−特定パラメータの値を類似に設定するなどの機能を担当するものと見え得る。SMEは、一般に、一般システム管理個体を代表してこのような機能を果たし、標準管理プロトコルを具現することができる。
前述した個体は様々な方式で相互作用する。例えば、個体間にはGET/SETプリミティブ(primitive)を交換することによって相互作用することができる。XX−GET.requestプリミティブは、与えられたMIB attribute(管理情報基盤属性情報)の値を要請するために用いる。XX−GET.confirmプリミティブは、Statusが「成功」である場合には適切なMIB属性情報値をリターンし、そうでないとStatusフィールドでエラー指示をリターンするために用いる。XX−SET.requestプリミティブは、指示されたMIB属性が、与えられた値に設定されるように要請するために用いる。MIB属性が特定動作を意味する場合、XX−SET.requestプリミティブは、当該動作が行われることを要請するものである。そして、XX−SET.confirmプリミティブは、statusが「成功」である場合に、指示されたMIB属性が、要請された値に設定されたことを確認させ、そうでないと、statusフィールドでエラー条件をリターンするために用いる。MIB属性が特定動作を意味する場合、これは、当該動作が行われたことを確認させる。
また、MLME及びSMEは、様々なMLME_GET/SETプリミティブをMLME_SAP(Service Access Point)を通して交換することができる。また、様々なPLME_GET/SETプリミティブを、PLME_SAPを通してPLMEとSME間で交換でき、MLME−PLME_SAPを通してMLMEとPLME間で交換することができる。
リンクセットアップ過程
図5は、一般のリンクセットアップ(link setup)過程を説明するための図である。
STAがネットワークに対してリンクをセットアップし、データを送受信するためには、まず、ネットワークを発見(discovery)し、認証(authentication)を行い、連携(association)を確立(establish)し、保安(security)のための認証手順などを行わなければならない。リンクセットアップ過程をセッション開始過程、セッションセットアップ過程と呼ぶこともできる。また、リンクセットアップ過程における発見、認証、連携、保安設定の過程を総称して連携過程と呼ぶこともできる。
図5を参照して例示的なリンクセットアップ過程について説明する。
段階S510で、STAはネットワーク発見動作を行うことができる。ネットワーク発見動作はSTAのスキャニング(scanning)動作を含むことができる。すなわち、STAがネットワークにアクセスするためには、参加可能なネットワークを探さなければならない。STAは無線ネットワークに参加する前に互換可能なネットワークを識別しなければならないが、特定領域に存在するネットワーク識別過程をスキャニングという。
スキャニング方式には、能動的スキャニング(active scanning)と受動的スキャニング(passive scanning)がある。
図5では例示として能動的スキャニング過程を含むネットワーク発見動作を示す。能動的スキャニングにおいて、スキャニングを行うSTAはチャネルを移りながら周辺にどのAPが存在するかを探索するためにプローブ要請フレーム(probe request frame)を送信して、それに対する応答を待つ。応答者(responder)は、プローブ要請フレームを送信したSTAに、プローブ要請フレームに対する応答としてプローブ応答フレーム(probe response frame)を送信する。ここで、応答者は、スキャニングされているチャネルのBSSで最後にビーコンフレーム(beacon frame)を送信したSTAであってもよい。BSSでは、APがビーコンフレームを送信するため、APが応答者となり、IBSSでは、IBSS内のSTAが交互にビーコンフレームを送信するため、応答者が一定でない。例えば、1番チャネルでプローブ要請フレームを送信し、1番チャネルでプローブ応答フレームを受信したSTAは、受信したプローブ応答フレームに含まれたBSS関連情報を保存し、次のチャネル(例えば、2番チャネル)に移動して同一の方法でスキャニング(すなわち、2番チャネル上でプローブ要請/応答の送受信)を行うことができる。
図5には示していないが、スキャニング動作は受動的スキャニング方式で行われてもよい。受動的スキャニングにおいて、スキャニングを行うSTAはチャネルを移りながらビーコンフレームを待つ。ビーコンフレームは、IEEE 802.11において管理フレーム(management frame)の一つであり、無線ネットワークの存在を知らせ、スキャニングを行うSTAが無線ネットワークを探して無線ネットワークに参加できるように、周期的に送信される。BSSでAPがビーコンフレームを周期的に送信する役割を担い、IBSSではIBSS内のSTAが交互にビーコンフレームを送信する。スキャニングを行うSTAはビーコンフレームを受信すると、ビーコンフレームに含まれたBSSに関する情報を保存し、他のチャネルに移動しながら各チャネルでビーコンフレーム情報を記録する。ビーコンフレームを受信したSTAは、受信したビーコンフレームに含まれたBSS関連情報を保存し、次のチャネルに移動して同一の方法で次のチャネルでスキャニングを行うことができる。
能動的スキャニングと受動的スキャニングとを比較すれば、能動的スキャニングが受動的スキャニングに比べてディレー(delay)及び電力消耗が小さいという利点がある。
STAがネットワークを発見した後に、段階S520で認証過程を行うことができる。このような認証過程は、後述する段階S540の保安セットアップ動作と明確に区別するために、第1の認証(first authentication)過程と呼ぶことができる。
認証過程は、STAが認証要請フレーム(authentication request frame)をAPに送信し、これに応答してAPが認証応答フレーム(authentication response frame)をSTAに送信する過程を含む。認証要請/応答に用いられる認証フレーム(authentication frame)は管理フレームに該当する。
認証フレームは、認証アルゴリズム番号(authentication algorithm number)、認証トランザクションシーケンス番号(authentication transaction sequence number)、状態コード(status code)、検問テキスト(challenge text)、RSN(Robust Security Network)、有限循環グループ(Finite Cyclic Group)などに関する情報を含むことができる。これは、認証要請/応答フレームに含まれ得る情報の一例示に過ぎず、他の情報に置き換わったり、追加の情報がさらに含まれたりしてもよい。
STAは認証要請フレームをAPに送信することができる。APは、受信された認証要請フレームに含まれた情報に基づいて、当該STAに対する認証を許容するか否かを決定することができる。APは認証処理の結果を認証応答フレームを用いてSTAに提供することができる。
STAが成功的に認証された後に、段階S530で連携過程を行うことができる。連携過程は、STAが連携要請フレーム(association request frame)をAPに送信し、それに応答してAPが連携応答フレーム(association response frame)をSTAに送信する過程を含む。
例えば、連携要請フレームは、様々な能力(capability)に関する情報、ビーコン聴取間隔(listen interval)、SSID(service set identifier)、支援レート(supported rates)、支援チャネル(supported channels)、RSN、移動性ドメイン、支援オペレーティングクラス(supported operating classes)、TIM放送要請(Traffic Indication Map Broadcast request)、相互動作(interworking)サービス能力などに関する情報を含むことができる。
例えば、連携応答フレームは、様々な能力に関する情報、状態コード、AID(Association ID)、支援レート、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)パラメータセット、RCPI(Received Channel Power Indicator)、RSNI(Received Signal to Noise Indicator)、移動性ドメイン、タイムアウト間隔(連携カムバック時間(association comeback time))、重畳(overlapping)BSSスキャンパラメータ、TIM放送応答、QoSマップなどの情報を含むことができる。
これは連携要請/応答フレームに含まれ得る情報の一例に過ぎず、他の情報に置き換わったり、追加の情報がさらに含まれたりしてもよい。
STAがネットワークに成功的に連携された後に、段階S540で保安セットアップ過程を行うことができる。段階S540の保安セットアップ過程は、RSNA(Robust Security Network Association)要請/応答を通じた認証過程ということもでき、上記の段階S520の認証過程を第1の認証(first authentication)過程とし、段階S540の保安セットアップ過程を単純に認証過程と呼ぶこともできる。
段階S540の保安セットアップ過程は、例えば、EAPOL(Extensible Authentication Protocol over LAN)フレームを通じた4−ウェイ(way)ハンドシェーキングを通じて、プライベートキーセットアップ(private key setup)をする過程を含むことができる。また、保安セットアップ過程は、IEEE 802.11標準で定義しない保安方式によって行われてもよい。
WLANの進化
無線LANで通信速度の限界を克服するために比較的最近に制定された技術標準としてIEEE 802.11nがある。IEEE 802.11nは、ネットワークの速度と信頼性を増大させ、且つ無線ネットワークの運営距離を拡張することに目的がある。より具体的に、IEEE 802.11nは、データ処理速度が最大540Mbps以上である高処理率(High Throughput;HT)を支援するとともに、送信エラーを最小化し、データ速度を最適化するために送信端と受信端の両方とも多重アンテナを使用するMIMO(Multiple Inputs and Multiple Outputs)技術に基づいている。
次世代無線LANシステムは、無線チャネルを效率的に用いるために複数のSTAが同時にチャネルにアクセスするMU−MIMO(Multi User Multiple Input Multiple Output)方式の送信を支援する。MU−MIMO送信方式によれば、APが、MIMOペアリング(pairing)された一つ以上のSTAに同時にパケットを送信することができる。
また、ホワイトスペース(whitespace)で無線LANシステム動作を支援することが議論されている。例えば、アナログTVのデジタル化による遊休状態の周波数帯域(例えば、54〜698MHz帯域)のようなTVホワイトスペース(TV WS)における無線LANシステムの導入は、IEEE802.11af標準として議論されている。しかし、これは例示に過ぎず、ホワイトスペースは、許可されたユーザ(licensed user)が優先的に使用できる許可された帯域といえる。許可されたユーザは、許可された帯域を使用するように許可されたユーザを意味し、許可された装置(licensed device)、プライマリユーザ(primary user)、優先的ユーザ(incumbent user)などと呼ぶこともできる。
例えば、WSで動作するAP及び/又はSTAは、許可されたユーザに対する保護(protection)機能を提供しなければならない。例えば、WS帯域で特定帯域幅を有するように規約(regulation)上分割されている周波数帯域である特定WSチャネルを、マイクロホン(microphone)のような許可されたユーザが既に使用している場合、許可されたユーザを保護するためには、AP及び/又はSTAは当該WSチャネルに該当する周波数帯域を使用することができない。また、AP及び/又はSTAは、現在フレーム送信及び/又は受信のために使用している周波数帯域を許可されたユーザが使用するようになると、当該周波数帯域の使用を中止しなければならない。
このため、AP及び/又はSTAは、WS帯域内の特定周波数帯域の使用が可能か、すなわち、許可されたユーザが当該周波数帯域にいるか否かを把握する手順を先行しなければならない。許可されたユーザが特定周波数帯域にいるか否かを把握することを、スペクトルセンシング(spectrum sensing)という。スペクトルセンシングメカニズムとして、エネルギー探知(energy detection)方式、信号探知(signature detection)方式などが活用される。受信信号の強度が一定値以上であると、許可されたユーザが使用中であると判断したり、DTVプリアンブル(preamble)が検出されると、許可されたユーザが使用中であると判断したりすることができる。
また、次世代通信技術としてM2M(Machine−to−Machine)通信技術が議論されている。IEEE 802.11無線LANシステムでもM2M通信を支援するための技術標準がIEEE 802.11ahとして開発されている。M2M通信は、一つ以上のマシン(Machine)が含まれる通信方式を意味し、MTC(Machine Type Communication)又は事物通信と呼ばれることもある。ここで、マシンとは、人間の直接的な操作や介入を必要としないエンティティ(entity)を意味する。例えば、無線通信モジュールが搭載された検針機(meter)や自動販売機のような装置を含めて、ユーザの操作/介入無しで自動でネットワークに接続して通信を行うことができるスマートフォンのようなユーザ機器もマシンの例示に該当し得る。M2M通信は、デバイス間の通信(例えば、D2D(Device−to−Device)通信)、デバイスとサーバー(application server)間の通信などを含むことができる。デバイスとサーバー間の通信の例示としては、自動販売機とサーバー、POS(Point of Sale)装置とサーバー、電気、ガス又は水道検針機とサーバー間の通信が挙げられる。その他にも、M2M通信ベースのアプリケーション(application)には、保安(security)、運送(transportation)、ヘルスケア(health care)などが含まれてもよい。このような適用例の特性を考慮すると、一般に、M2M通信は、数多くの機器が存在する環境でたまに少量のデータを低速で送受信することを支援できるものでなければならない。
具体的に、M2M通信は多数のSTAを支援できるものでなければならない。現在定義されている無線LANシステムでは、一つのAPに最大2007個のSTAが連携される場合を仮定するが、M2M通信ではそれよりも多い個数(約6000個)のSTAが一つのAPに連携される場合を支援する方案が議論されている。また、M2M通信では低い送信速度を支援/要求するアプリケーションが多いと予想される。これを円滑に支援するために、例えば、無線LANシステムでは、TIM(Traffic Indication Map)要素に基づいてSTAが自身に送信されるデータの有無を認知できるが、TIMのビットマップサイズを減らす方案が議論されている。また、M2M通信では送信/受信間隔が非常に長いトラフィックが多いと予想される。例えば、電気/ガス/水道の使用量のように長い周期(例えば、1ケ月)ごとに大変少ない量のデータをやり取りすることが要求される。そのため、無線LANシステムでは、一つのAPに連携され得るSTAの個数が非常に多くなっても、一つのビーコン周期の間にAPから受信するデータフレームが存在するSTAの個数が大変少ない場合を效率的に支援する方案が議論されている。
このように無線LAN技術は急速に進化しつつあり、前述の例示に加えて、直接リンクセットアップ、メディアストリーミング性能の改善、高速及び/又は大規模の初期セッションセットアップの支援、拡張された帯域幅及び動作周波数の支援などのための技術が開発されている。
電力管理
前述したように、無線LANシステムではSTAが送受信を行う前にチャネルセンシングを行わなければならないが、チャネルを常にセンシングすることは、STAの持続的な電力消耗を引き起こす。受信状態における電力消耗は送信状態における電力消耗と大差がないため、受信状態を持続することも、限定された電力を有する(すなわち、バッテリーによって動作する)STAには大きな負担となる。したがって、STAが持続的にチャネルをセンシングするために受信待機状態を維持すると、無線LAN処理率の側面で特別な利点もなく電力を非効率的に消耗することになる。このような問題点を解決するために、無線LANシステムではSTAの電力管理(power management;PM)モードを支援する。
STAの電力管理モードは、アクティブ(active)モード及び節電(power save;PS)モードに区別される。STAは基本的に、アクティブモードで動作する。アクティブモードで動作するSTAは、アウェイク状態(awake state)を維持する。アウェイク状態は、フレーム送受信やチャネルスキャニングなどの正常動作が可能な状態である。一方、PSモードで動作するSTAは、スリープ状態(sleep state)(又は、ドーズ(dose)状態)とアウェイク状態(awake state)を切り替えしながら動作する。スリープ状態で動作するSTAは、最小限の電力で動作し、フレーム送受信もチャネルスキャニングも行わない。
STAがスリープ状態で長く動作するほど電力消耗は減り、STAの動作期間が増加する。しかし、スリープ状態ではフレーム送受信が不可能なため、無条件に長く動作するわけにはいかない。スリープ状態で動作するSTAがAPに送信するフレームを有すると、アウェイク状態に切り替わってフレームを送信することができる。一方、APがSTAに送信するフレームがある場合、スリープ状態のSTAはそれを受信できないことはもとより、受信するフレームが存在するということも認知できない。このため、STAは。自身に送信されるフレームが存在するか否かを確認するために(また、存在するなら、それを受信するために)、特定の周期に従ってアウェイク状態に切り替わる動作を行うことができる。
図6は、電力管理動作を説明するための図である。
図6を参照すると、AP 210は、一定の周期でビーコンフレーム(beacon frame)をBSS内のSTAに送信する(S211、S212、S213、S214、S215、S216)。ビーコンフレームには、TIM(Traffic Indication Map)情報要素(Information Element)が含まれる。TIM情報要素は、AP 210が、自身と連携されているSTAに対するバッファされたトラフィックが存在し、フレームを送信することを知らせる情報を含む。TIM要素には、ユニキャスト(unicast)フレームを知らせるために用いられるTIMと、マルチキャスト(multicast)又はブロードキャスト(broadcast)フレームを知らせるために用いられるDTIM(delivery traffic indication map)がある。
AP 210は、3回のビーコンフレームを送信する度に1回ずつDTIMを送信することができる。STA1 220及びSTA2 230は、PSモードで動作するSTAである。STA1 220及びSTA2 230は、所定の周期のウェイクアップインターバル(wakeup interval)ごとにスリープ状態からアウェイク状態に切り替わって、AP 210によって送信されたTIM要素を受信できるように設定することができる。それぞれのSTAは、自身のローカルクロック(local clock)に基づいてアウェイク状態に切り替わる時点を計算することができ、図9の例示ではSTAのクロックがAPのクロックと一致すると仮定する。
例えば、所定のウェイクアップインターバルを、STA1 220がビーコンインターバルごとにアウェイク状態に切り替わってTIM要素を受信できるように設定することができる。このため、STA1 220は、AP 210が最初にビーコンフレームを送信する時(S211)にアウェイク状態に切り替わり得る(S221)。STA1 220は、ビーコンフレームを受信してTIM要素を取得することができる。取得したTIM要素が、STA1 220に送信されるフレームがあることを示すと、STA1 220は、AP 210にフレーム送信を要請するPS−Poll(Power Save−Poll)フレームをAP 210に送信することができる(S221a)。AP 210は、PS−Pollフレームに対応してフレームをSTA1 220に送信することができる(S231)。フレーム受信を完了したSTA1 220は、再びスリープ状態に切り替わって動作する。
AP 210が二番目にビーコンフレームを送信する際、他の装置が媒体にアクセスするなどして媒体が占有された(busy medium)状態であることから、AP 210は、正確なビーコンインターバルに合わせてビーコンフレームを送信できず、遅延された時点に送信することがある(S212)。この場合、STA1 220はビーコンインターバルに合わせて動作モードをアウェイク状態に切り替えるが、遅延送信されるビーコンフレームを受信できず、再びスリープ状態に切り替わる(S222)。
AP 210が三番目にビーコンフレームを送信するとき、当該ビーコンフレームにはDTIMと設定されたTIM要素が含まれてもよい。ただし、媒体が占有された(busy medium)状態であるから、AP 210はビーコンフレームを遅延して送信する(S213)。STA1 220は、ビーコンインターバルに合わせてアウェイク状態に切り替わって動作し、AP 210によって送信されるビーコンフレームからDTIMを取得することができる。STA1 220の取得したDTIMは、STA1 220に送信されるフレームはなく、他のSTAのためのフレームが存在することを示す場合を仮定する。この場合、STA1 220は、自身の受信するフレームがないことを確認し、再びスリープ状態に切り替わって動作することができる。AP 210は、ビーコンフレーム送信後に、フレームを該当のSTAに送信する(S232)。
AP 210は、四番目にビーコンフレームを送信する(S214)。ただし、STA1 220は、その前の2回にわたるTIM要素受信から、自身に対するバッファされたトラフィックが存在するという情報を取得できなかったため、TIM要素の受信のためのウェイクアップインターバルを調整してもよい。又は、AP 210によって送信されるビーコンフレームにSTA1 220のウェイクアップインターバル値を調整するためのシグナリング情報が含まれた場合、STA1 220のウェイクアップインターバル値が調整されてもよい。本例示で、STA1 220はビーコンインターバルごとにTIM要素受信のために運営状態を切り替えたが、この運営状態を3回のビーコンインターバルごとに1回起床する運営状態に変えるように設定してもよい。このため、STA1 220は、AP 210が四番目のビーコンフレームを送信し(S214)、五番目のビーコンフレームを送信する時点に(S215)スリープ状態を維持するため、TIM要素を取得することができない。
AP 210が六番目にビーコンフレームを送信する時(S216)、STA1 220はアウェイク状態に切り替わって動作し、ビーコンフレームに含まれたTIM要素を取得することができる(S224)。TIM要素は、ブロードキャストフレームが存在することを示すDTIMであるから、STA1 220は、PS−PollフレームをAP 210に送信しないで、AP 210によって送信されるブロードキャストフレームを受信することができる(S234)。一方、STA2 230に設定されたウェイクアップインターバルは、STA1 220に比べて長い周期に設定することができる。このため、STA2 230は、AP 210が五番目にビーコンフレームを送信する時点(S215)にアウェイク状態に切り替わってTIM要素を受信することができる(S241)。STA2 230は、TIM要素から、自身に送信されるフレームが存在することがわかり、フレーム送信を要請するためにAP 210にPS−Pollフレームを送信することができる(S241a)。AP 210はPS−Pollフレームに対応してSTA2 230にフレームを送信することができる(S233)。
図6のような節電モードの運営のために、TIM要素には、STAに送信されるフレームが存在するか否かを示すTIM、又はブロードキャスト/マルチキャストフレームが存在するか否かを示すDTIMが含まれる。DTIMはTIM要素のフィールド設定によって具現することができる。
保安連携(SA)クエリー過程
図5で簡略に説明した通り、STAは、APに連携要請フレーム(Association Request Frame)を送信し、これに応答してAPはSTAに連携応答フレーム(Association Response Frame)を送信することができる。連携要請フレーム及び連携応答フレームはいずれも管理フレーム(Management frame)に該当する。連携要請フレームは、STAの能力(capability)、SSIDなどの情報を含むことができる。連携応答フレームは、APの能力(capability)に関する情報などを含むことができ、特に、連携を要請するSTAに割り当てられる連携識別子(Association ID;AID)を含むことができる。
表1は、連携要請フレームボディー(body)の例示的なフォーマットを示すものである。
表2は、連携応答フレームボディーの例示的なフォーマットを示すものである。
[表2]
本発明で提案する連携維持方案は、STAがAPと結んでいる連携が切れる(destroy)ことを防ぐ方案の他、STAが既存に連携を結んだAPと連携に失敗(fail)した場合、当該APと再び連携を結ぶときに連携過程にかかる時間を縮めるための方案も含む。ここで、STAとAPとの連携に失敗する状況としては、例えば、STAの電源の供給が瞬間的に中断する場合や、STAの移動によって、既存に連結されたAPのサービス範囲から外れる場合などを仮定することができる。
このような失敗から復旧されたSTAはスキャニング過程を再び行い、スキャニングを通じて選択したAPに、連携要請フレームを送信する。ここで、スキャニングを通じて選択したAPが、STAと既に連携を結んでいるAPであると、APは、当該STAが正しく認証されたユーザであるか否かを確認する必要がある。このため、APに連携要請フレームを送信したSTAが、当該APと保安連携(Security Association;SA)状態を維持している場合なら、APは、新しく受信した連携要請フレームに対して、連携要請に成功したと応答する前に、保安連携クエリー過程(SA Query Procedure)を行う。
SAクエリー過程は、APとSA状態にあるSTAから連携要請フレームを受信する場合、当該STAがAPとSA状態にあるSTAであることを確認するための過程といえる。
具体的に、APは、STAから連携要請フレームを受信すると、それに対する応答として連携応答フレームを送るが、該連携応答フレームの状態コード(status code)フィールドの値を30に設定することができる。状態コードフィールドの値30は、“連携要請が一時的に拒絶される;後で再び試みること(Association request rejected temporarily;try again later)”の意味を有する。これに加えて、連携応答フレームのTimeout IntervalフィールドによってSTAに連携カムバック時間(Association Comeback Time)が指定される。連携カムバック時間値が指定されたSTAは、連携カムバック時間が過ぎた後に、連携要請フレームを再びAPに送信することができる。連携カムバック時間は、デフォルト値として1秒に設定することができる。
APは、STAの連携要請フレームを拒絶した後、連携カムバック時間の間に、保安連携状態を維持しているSTAとSAクエリー要請/応答フレームを交換することができる。SAクエリー要請/応答フレームの交換は、APに保存されている保安連携状態が正常のものか、或いは有効でない(invalid)ものかを判断するために行うことができる。
APは、SAクエリー要請フレームをSTAに送信することができる。SAクエリー要請フレームを受信したSTAは、保安連携状態が正常であることを知らせるためにSAクエリー応答フレームをAPに送信することができる。SAクエリー要請フレームとSAクエリー応答フレームはいずれも、保護された管理フレーム(protected management frame)に該当する。
図7は、保安連携(SA)クエリー要請フレーム及び保安連携(SA)クエリー応答フレームの例示的なフォーマットを示す図である。
図7(a)は、SAクエリー要請フレームの例示的なフォーマットを示している。
カテゴリー(category)フィールドは、SAクエリーカテゴリーを示す値(例えば、8)に設定することができる。
SAクエリーアクション(SA Query Action)フィールドは、SAクエリー要請フレームを示す値(例えば、0)に設定することができる。
トランザクション識別子(Transaction Identifier)フィールドは、SAクエリー要請/応答トランザクションを識別する値に用いられる。トランザクション識別子の値は、SAクエリー要請フレームを送信する側(例えば、AP)で設定することができ、16ビットの負数以外(non−negative)のカウンター値に設定することができる。
図7(b)は、SAクエリー応答フレームの例示的なフォーマットを示している。
カテゴリー(category)フィールドは、SAクエリーカテゴリーを示す値(例えば、8)に設定することができる。
SAクエリーアクション(SA Query Action)フィールドは、SAクエリー応答フレームを示す値(例えば、1)に設定することができる。
トランザクション識別子(Transaction Identifier)フィールドは、対応するSAクエリー要請フレームに含まれたトランザクション識別子フィールドの値と同じ値に設定する。
仮に、APがSAクエリー要請フレームを送信してから所定の時間(例えば、dot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutパラメータの値によって設定される時間区間)の間にSTAから有効な(valid)SAクエリー応答フレームを受信できないと、APがその後に受信する連携要請フレームに対してはSAクエリー過程を行わない。
SA過程に関連したAP、STAのSME、MLME動作について以下に説明する。
APがSTAに対して有効な(valid)保安連携を有する場合に、APは、次のとおり動作することができる。APのSMEは、結果コード(ResultCode)が“連携要請が一時的に拒絶される;後で再び試みること(Association request rejected temporarily; try again later)”を有するMLME−ASSOCIATE.responseプリミティブを生成することによって連携要請を拒絶する。APのSMEは、MLME−ASSOCIATE.responseプリミティブにTimeout Interval要素(element)を含めることができる。ここで、Timeout Interval要素のTimeout intervalタイプは、3(すなわち、連携カムバック時間)に設定することができ、Timeout Intervalの値は、APが当該STAとの連携を受容(accept)する準備ができるカムバック時間を特定する。続いて、APのSMEは、dot11AssociationSAQueryRetryTimeout個の時間ユニット(TU)ごとに、STAに向かうMLME−SAQuery.requestプリミティブを送信することができる。ここで、MLME−SAQuery.requestプリミティブの送信は、それに対応するMLME−SAQuery.confirmプリミティブが受信されるまで、又はSAクエリー過程が始まってdot11AssociationSAQueryMaximumTimeout個のTU分の時間が渡過するまで行われる。
図8は、SAクエリー過程の一例を説明するための図である。
図8の例示で、APとSTAが有効な保安連携状態を維持している状況で、当該STAと同じMACアドレスを有する他のSTA(以下、攻撃者(attacker)という。)からの新しい連携要請フレームをAPが受信することができる。この場合、APは、(実は攻撃者から送信された連携要請フレームであるが)有効なSA状態のSTAから送信された連携要請フレームであると認識し、この連携要請フレームを拒絶する連携応答フレームを攻撃者に送信しながら、連携応答フレームを用いて連携カムバック時間を攻撃者に知らせる。攻撃者は、連携カムバック時間が過ぎた後に再び連携を試みることができる。
一方、APが攻撃者からの連携要請を拒絶した後に、APは当該STAが有効な保安連携状態を維持しているかを確認するために、当該STAにSAクエリー要請フレームを送信することができる。STAは、SA状態を維持しているため、APからのSAクエリー要請フレームに応答することができる。APは、SAクエリー応答フレームを成功的に受信すると、当該STAが相変らず有効なSA状態を維持していると見なし、その後に攻撃者から受信される連携要請フレームを拒絶する。
また、連携カムバック時間が満了する前に攻撃者から送信される連携要請フレームは拒絶される。
図8の例示で、dot11AssociationSAQueryMaximumTimeout値は、連携過程を開始させる最初のSAクエリー要請のスケジューリングから、SAクエリー応答が受信されない場合に追加のSAクエリー過程を開始しないでAPが待機し得る時間ユニット(TU)の個数に設定される。
一般的にはdot11AssociationSAQueryMaximumTimeout値と連携カムバック時間値とが同一に設定されるが、必要によって、連携カムバック時間がdot11AssociationSAQueryMaximumTimeout値よりも大きく設定されてもよい。これは、連携要請フレームを拒絶し、SAクエリー過程を開始するまでMACで処理する時間遅延が発生しうることを考慮したわけである。
図9は、SAクエリー過程の他の例を説明するための図である。
図9の例示では、APと有効な保安連携状態を維持していたSTAが失敗(failure)から回復(recover)される場合を示す。STAに失敗が発生した場合、APとの保安連携(SA)状態に関する情報はSTAから全て消える。このため、失敗から回復したSTAは、APに対する連携過程を反復するようになり、そのために連携要請フレームをAPに再び送ることができる。
一方、APは、当該STAに対して相変らず保安連携(SA)状態を維持している。したがって、APは、有効なSA状態を有するSTAから連携要請フレームが受信されたことと認識すると、STAからの連携要請を拒絶する状態コードの連携応答フレームを送信する。ここで、APは、連携要請フレームを用いて連携カムバック時間を所定の値(例えば、1秒又は1分)に設定してSTAに提供することができる。
一方、APがSTAからの連携要請を拒絶した後に、APは、当該STAにSAクエリー要請フレームを送信することができる。STAは、失敗から回復した状態であり、前のSA状態情報を全て失っているため、APからのSAクエリー要請フレームに応答することができない。dot11AssociationSAQueryMaximumTimeout時間の間にSTAからの有効なSAクエリー応答フレームを受信できなかったAPは、当該STAのSA状態が有効でない(invalid)と見なす。したがって、APは、連携カムバック時間が過ぎた後にSTAから送信される連携要請フレームは受容する。
このように、SAを結んでいたSTAからの連携要請フレームは一応拒絶され、連携カムバック時間の間にAPはSTAにSAクエリー動作を行い、STAがSAクエリーに応答しない場合には連携カムバック時間後の連携要請を受容する。すなわち、STAがSAクエリーに応答する場合には、最初の連携要請フレームは攻撃者からのものと判断し、連携カムバック時間後の連携要請を拒絶し、STAがSAクエリーに応答しない場合には、攻撃者ではなく実際にSTAが連携要請を送ったと判断し、連携カムバック時間後の連携要請を受容する。
図10は、SAクエリー過程の更に他の例を説明するための図である。
図10では、図8の例示と同様に、STAがAPと有効なSA状態を維持しており、攻撃者がSTAのMACアドレスを用いてAPに連携要請を送る場合を仮定する。APは、攻撃者の連携要請を拒絶する連携応答フレームを送信しながら、連携カムバック時間をSTAに知らせることができる。
APは、連携カムバック時間又はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutの間にSTAにSAクエリー要請/応答交換を試みることができる。
例えば、STAが1GHz以下の帯域で、センサー、スマートグリッド、M2M通信などのアプリケーションを支援するために低電力状態を長時間維持できるSTA(例えば、ロング−スリープ(long−sleep)タイプSTA、又はS1G(Sub 1GHz)STA)である場合には、STAがdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutの間に続けてドーズ(doze)状態であってもよい。この場合には、STAは、APからのSAクエリー要請フレームに応答することができない。このため、APは、連携カムバック時間後に攻撃者の連携要請を受容し、結果として、正当なSTAを正しく保護できない問題が生じうる。
このように、既存のSAクエリー動作によれば、STAの連携要請と攻撃者の連携要請とを区別できない問題が発生しうる。
保安(security)問題の補完
前述したようなSAクエリー過程によれば、正当なSTAに送信されるべきフレームが不当な(malicious)STAに伝達されることがある。特に、低電力STAの場合には不当なSTAの攻撃に脆弱であると考えられる。
これを改善するために、SAを結んでいたSTAがSAクエリーに応答できず、APが連携カムバック時間後に受信されるあるSTAからの連携要請を受容した場合に、SAを結んでいたSTAに送信されるべきフレームがAPにバッファされていると、APは当該フレームをバッファから全て削除しなければならない。これは、新しく連携を試みるSTAが正当なSTAなのか不当なSTAなのかを確信できないためである。
また、SAを結んでいたSTAがSAクエリーに応答できず、APが連携カムバック時間後に受信されるあるSTAからの連携要請を受容した場合に、APと連携を結んだ当該STAがバッファされたフレームをAPから受信するために、PS−PollフレームをAPに送信することができる。この場合、PS−Pollフレームを受信したAPは、バッファされたフレームを当該STAに直ちに送らず、SAクエリー要請フレームを当該STAに送信してSA状態情報をもう一度確認した後に送信することができる。これは、不当なSTAが正当なSTAのSA状態情報をAPから削除させた場合に備えて、PS−Pollフレームを送信するSTAが正常なSA状態情報を有しているかを確認するための手順である。したがって、APが当該STAからSA状態情報を確認するための任意の保護された管理フレーム(protected management frame)を受信した場合なら、PS−Pollフレーム後にSAクエリー要請フレームを送信しなくてもよい。
図11は、保安(secure)PS−Poll過程に関する本発明の様々な実施例を説明するための図である。
図11(a)の例示では、STAからPS−Pollフレームを受信したAPは、SAクエリー要請フレームを送信して、当該STAのSA状態情報を確認することを要請することができる。SAクエリー要請フレームを受信したSTAは、保護された管理フレームに該当するSAクエリー要請フレームが正常に暗号化(encryption)されたか確認した後、SAクエリー応答フレームをAPに送信することができる。すなわち、APと当該STAのSA状態情報が同一であると、STAはSAクエリー応答フレームを送信してデータフレーム伝達(delivery)に対する確認(confirmation)をAPに伝達することができる。一方、APと当該STAのSA状態情報が同一でないと、STAはSAクエリー要請に対する無欠性検査(integrity check)に失敗し、結果的にいかなる応答もしなくなる。SAクエリー要請に対するSAクエリー応答がない場合、APは当該STAにデータフレーム伝達を行わない。
また、図11(a)の例示で、STAはSAクエリー要請に応答してACKフレームを送信し、所定の時間後にバックオフを経てSAクエリー応答フレームを送信することができる。SAクエリー応答フレームを受信したAPは、ACKフレームを送信し、所定の時間後にバックオフを経てデータフレームを送信することができる。これに応答してSTAはACKフレームを送信することができる。
図11(b)の例示では、STAからPS−Pollフレームを受信したAPは、SAクエリー要請フレームを直ちに送信してもよいが、ACKフレームをまず送信した後にSAクエリー要請フレームを送信してもよい。
図11(a)のように、PS−Pollに応答してACKフレーム無しでSAクエリー要請フレームを送信する方式を即時(Immediate)保安PS−Poll方式と称し、図11(b)のように、PS−Pollに応答してACKフレームを送信した後にSAクエリー要請フレームを送信する方式を、延期された(Deferred)保安PS−Poll方式と称する。
また、図11(c)のように、SAクエリー要請フレームに対する応答としてSAクエリー応答フレームを直ちに送る方式を、ACK無し延期された保安PS−Poll政策(policy)と称することができる。
仮にPS−Pollフレーム後に複数個のフレームの送信が許容される場合、図11(d)のように、PS−Pollに対するACKフレーム後にSAクエリー要請フレームをSIFS(Short Inter−Frame Space)時間後に送信することができる。
SAクエリー要請フレームに対する応答としてSTAからSAクエリー応答フレームを受信した場合に限って、APがバッファされたフレームをSTAに伝達するようにプロトコルを定義することができる。これによって、正当なSTAのためにバッファされたデータフレームを不当なSTAが受信することを防止することができる。
連携動作最適化
本発明では、STAが余計に連携を試みることを防止するために、連携カムバック時間が満了する前に、該当のSTAの連携を受諾するか否かを知らせることを提案する。
APが新しい連携要請を拒絶した後、連携カムバック時間が満了する前に、SAクエリー要請に対するSAクエリー応答を成功的に受信した場合を仮定することができる。この場合、APは、ビーコンフレーム、プローブ応答フレームなどを用いて、該当のSTAのMACアドレスに対して連携が拒絶されるという事実を知らせることができる。
例えば、連携制御情報要素(Association Control Information Element)をビーコンフレーム、プローブ応答フレームなどに含めることができる。連携制御情報要素には、連携要請が拒絶されるSTAのMACアドレスに関する情報を含めることができる。
また、特別な理由からAPがあるSTAの連携要請を許容しようとする場合には、連携制御情報要素に、連携要請が受容されるSTAのMACアドレスに関する情報を含めることもできる。この場合、該当のSTAの連携が許容されるか拒絶されるかを識別する情報であるタイプフィールド(Type field)が、STAのMACアドレスを示す情報と併せて連携制御情報要素に含まれてもよい。
連携維持方案
前述した方案によって、正当なSTAに送信されるべきフレームが不当なSTAに誤伝達されることを防止することができる。ただし、これは、不当なSTAがAPと連携を結び、正当なSTAが連携を結べないという問題を根本的に解決するものではない。
この問題を解決するためには、既存の連携カムバック時間設定に対する動作を修正する必要がある。例えば、STAが10分間低電力状態(例えば、スリープモード又はドーズ状態)にある場合には、SAクエリー過程と関連する連携カムバック時間又はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutも10分以上と長く設定する必要がある。これは、APが最初の連携要請フレームを拒絶した後に、10分程度はSAクエリー要請/応答フレームの交換を試みてこそ、10分程度のスリープモード長を有するSTAにSAクエリー応答送信の機会を与えることができるためである。すなわち、STAが低電力状態にあるがためSAクエリー要請フレームに応答できないのか、それともSTAに対するSA状態が有効でないがためSAクエリー要請フレームに応答できないのかを判断するには、連携カムバック時間又はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutを、STAのスリープモード維持時間を考慮して長く設定することができる。
本発明では、APがSTA類型に従って別々の連携カムバック時間を提供することを提案する。例えば、センサー、スマートグリッド、M2Mなどのアプリケーションを支援するSTAタイプ(例えば、S1G(Sub 1GHz)STA)の場合は、使用率(duty cycle)が低いため、連携カムバック時間を相対的に大きい値に設定することができる。その他の一般タイプのSTA(例えば、トラフィック指向(traffic oriented)STA)の場合は、使用率が高いため、連携カムバック時間を相対的に小さい値に設定することができる。
また、多数のSTAが同時に失敗(failure)状態から回復する場合、同時に連携を試みて衝突(collision)頻度が高くなることもある。これを解決するために、STAのタイプが同一であっても、連携カムバック時間をランダム化(randomize)してSTAに提供することができる。最初に連携を試みる時点が同一であるSTAに対して設定される連携カムバック時間がSTAごとに異なると、各STAが連携を再び試みるまで待つべき時間がそれぞれ異なってくるため、同時にチャネルアクセスする確率が低くなりうる。
そのために、STAが連携要請フレームを送信するに当たり、STAタイプに関する情報を含めることができる。APは、連携要請フレームに含まれたSTAのタイプに関する情報を受信すると、それに基づいて当該STAに対する連携カムバック時間を決定することができる。
APは、連携応答フレームを用いてSTAに連携カムバック時間について知らせることができる。本発明によれば、STAが初めてAPに連携を試みる場合にも、APは連携カムバック時間に関する情報を連携応答フレームに含めることができる。また、本発明によれば、STAが連携を要請し、APが連携応答フレームの状態コードを成功(Success)に設定して(すなわち、status code 0)応答する場合にも、該連携応答フレームに連携カムバック時間に関する情報を含めることができる。
すなわち、本発明の提案によれば、APが連携要請を拒絶する場合に連携カムバック時間をSTAに知らせ、当該STAが連携カムバック時間では連携を再び試みないようにする動作に加えて、STAの連携要請をAPが受容する場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間を含めることができる。このため、STAが保安連携状態を継続して維持したがる場合、連携カムバック時間間隔でSTAがウェイクアップできるように、APはSTAに必要な情報(例えば、STAのウェイクアップインターバルを連携カムバック時間又はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutに設定する情報など)を提供することができる。すると、STAは、連携カムバック時間又はdot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutインターバルに基づいて(例えば、dot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutよりも小さい時間間隔で)ウェイクアップしてSAクエリー要請フレームの受信を試みることができ、これによって、有効なSA状態を維持することができる。
また、APがSTAに提供した連携カムバック時間を変更しようとする場合には、ビーコンフレーム、プローブ応答フレームなどを用いて、STAに変更された連携カムバック時間値を知らせることができる。
また、APがSTAのタイプ別に連携カムバック時間値を異なるように設定する場合、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeout値をSTAタイプ別に(又は、同一タイプのSTAであっても各STA別に)異なるように与えることができる。
また、APが連携応答フレーム又は再−連携(Re−association)応答フレームを用いてSTAに伝達する連携カムバック時間は、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeoutと同一に設定されてもよく、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeoutよりも大きい値に設定されてもよい。
成功的に連携過程を終えたSTAにAPから連携カムバック時間(又は、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeout)が設定された場合、該STAは、連携カムバック時間(又は、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeout)のインターバルよりも小さい時間インターバルごとにウェイクアップして、APからのSAクエリー要請フレームが存在するかを確認しなければならない。
すなわち、STAは、連携カムバック時間(又は、dot11AssociatioSAQueryMaximumTimeout)のインターバルよりも頻繁にウェイクアップして、PS−Pollフレームを送信したりビーコンフレームのTIM要素から、自身のためにバッファされたフレームがAPに存在するか否かを確認し、バッファされたフレームを受信する動作を行うことができる。
図11は、本発明の一例による連携を維持する方法を説明するための図である。
段階S1110で、STAはAPに連携要請フレームを送信することができる。ここで、STAは、APと有効なSA状態を有するSTAである。また、STAは、節電モードで動作可能なSTAであってもよい。
段階S1120で、APは、STAの連携要請を受容する場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間情報を含めることができる。例えば、連携応答フレームに、状態コードを0(すなわち、Success)に設定し、連携カムバック時間情報を含めることができる。
これによって、STAは、APの提供した連携カムバック時間に基づいて、そのインターバルと同一か又はより短い時間間隔で起床して、APからのSAクエリー要請フレームの受信を試み、SAクエリー要請を受信すると、SAクエリー応答をAPに送ることができる。これによって、STAとAPとの有効なSA状態を維持することができる。
図11で例示する本発明の連携維持方法において、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項は独立して適用されたり又は2つ以上の実施例が同時に適用されるように具現することができる。
図12は、本発明の一実施例に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
AP 10は、プロセッサ11、メモリ12、送受信器13を備えることができる。STA 20は、プロセッサ21、メモリ22、送受信器23を備えることができる。送受信器13,23は、無線信号を送信/受信することができ、例えば、IEEE 802システムに基づく物理層を具現することができる。プロセッサ11,21は、送受信器13,23と接続されてIEEE802システムに基づく物理層及び/又はMAC層を具現することができる。プロセッサ11,21は、前述した本発明の様々な実施例に係る動作を行うように構成することができる。また、前述した本発明の様々な実施例に係るAP及びSTAの動作を具現するモジュールは、メモリ12,22に記憶され、プロセッサ11,21によって実行されてもよい。メモリ12,22は、プロセッサ11,21の内部に設けられてもよく、プロセッサ11,21の外部に設けられてプロセッサ11,21と公知の手段によって接続されてもよい。
図12のAP 10のプロセッサ11は、STA 20から連携要請フレームを送受信器13を用いて受信することができる。また、プロセッサ11は連携応答フレームをSTA 20に送受信器13を用いて送信することができる。ここで、連携要請を受容する場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間に関する情報が含まれる。
図12のSTA 20のプロセッサ21はAP 10に連携要請フレームを、送受信器23を用いて送信することができる。また、プロセッサ21は、連携応答フレームをAP 10から送受信器23を用いて受信することができる。ここで、連携要請がAP 10によって受容される場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間に関する情報が含まれる。これによって、STA 20のプロセッサ21は、連携カムバック時間と同一の値又は短い値に設定されるウェイクアップインターバルに従って起床して、AP 10からのSAクエリー要請フレームの受信を試みることができ、SAクエリー要請を受信すると、SAクエリー応答をAP 10に送信することができる。
図12のAP 10及びSTA 20の具体的な構成は、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項が独立して適用されたり、又は2つ以上の実施例が同時に適用されるように具現することができ、重複する内容は明確性のために説明を省略する。
上述した本発明の実施例は様々な手段によって具現することができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、一つ又はそれ以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順又は関数などの形態として具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納してプロセッサによって駆動することができる。メモリユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられて、既に公知である様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
以上、開示された本発明の好適な実施の形態に関する詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施できるように提供された。上記では、本発明の好適な実施の形態を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者にとっては、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更してもよいということが理解できる。したがって、本発明は、ここに開示された実施の形態に制限されるものではなく、ここに開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えるためのものである。
上述したような本発明の様々な実施の形態は、IEEE 802.11システムを中心に説明したが、その他様々な移動通信システムにも同様の方式で適用可能である。
図1は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの例示的な構造を示す図である。 図2は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの他の例示的な構造を示す図である。 図3は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの更に他の例示的な構造を示す図である。 図4は、無線LANシステムの例示的な構造を示す図である。 図5は、無線LANシステムにおけるリンクセットアップ過程を説明するための図である。 図6は、電力管理動作を説明するための図である。 図7は、保安連携(SA)クエリー要請フレーム及び保安連携(SA)クエリー応答フレームの例示的なフォーマットを示す図である。 図8は、SAクエリー過程の一例を説明するための図である。 図9は、SAクエリー過程の他の例を説明するための図である。 図10は、SAクエリー過程の更に他の例を説明するための図である。 図11は、保安(secure)PS−Poll過程に関する本発明の様々な 実施例を説明するための図である。 12は、本発明の一例による連携維持方法を説明するためのフローチャートである。 13は、本発明の一実施例に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
12は、本発明の一例による連携を維持する方法を説明するための図である。
12で例示する本発明の連携維持方法において、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項は独立して適用されたり又は2つ以上の実施例が同時に適用されるように具現することができる。
13は、本発明の一実施例に係る無線装置の構成を示すブロック図である。
13のAP10のプロセッサ11は、STA 20から連携要請フレームを送受信器13を用いて受信することができる。また、プロセッサ11は連携応答フレームをSTA 20に送受信器13を用いて送信することができる。ここで、連携要請を受容する場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間に関する情報が含まれる。
13のSTA20のプロセッサ21はAP 10に連携要請フレームを、送受信器23を用いて送信することができる。また、プロセッサ21は、連携応答フレームをAP 10から送受信器23を用いて受信することができる。ここで、連携要請がAP10によって受容される場合にも、連携応答フレームに連携カムバック時間に関する情報が含まれる。これによって、STA 20のプロセッサ21は、連携カムバック時間と同一の値又は短い値に設定されるウェイクアップインターバルに従って起床して、AP10からのSAクエリー要請フレームの受信を試みることができ、SAクエリー要請を受信すると、SAクエリー応答をAP 10に送信することができる。
13のAP10及びSTA 20の具体的な構成は、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項が独立して適用されたり、又は2つ以上の実施例が同時に適用されるように具現することができ、重複する内容は明確性のために説明を省略する。
本発明について前述した一般的な説明と後述する詳細な説明はいずれも例示的なものであり、請求項に記載の発明についての更なる説明のためのものである。
実施形態において、本発明は、例えば、下記の項目を提供する。
(項目1)
無線LANシステムにおいてステーション(STA)が連携を行う方法であって、
前記STAからアクセスポイント(AP)に連携要請フレームを送信するステップと、
前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを受信するステップと、
を含み、
前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携実行方法。
(項目2)
前記STAは、前記APと有効な保安連携(Security Association;SA)状態(status)を有する、項目1に記載の連携実行方法。
(項目3)
前記STAは、前記連携カムバック時間に基づいて起床して、前記APからのSAクエリー要請フレームの受信を試みる、項目2に記載の連携実行方法。
(項目4)
前記STAは、前記連携カムバック時間が示す時間間隔と同一又は短い時間間隔で起床して前記SAクエリー要請フレームの受信を試みる、項目3に記載の連携実行方法。
(項目5)
前記APから前記SAクエリー要請フレームを受信すると、前記STAは前記APにSAクエリー応答フレームを送信する、項目2に記載の連携実行方法。
(項目6)
前記SAクエリー要請フレームの受信及び前記SAクエリー応答フレームの送信によって前記STAの有効なSA状態が維持される、項目5に記載の連携実行方法。
(項目7)
前記連携カムバック時間に基づいてSAクエリー過程に対するタイムアウト(timeout)値が設定される、項目1に記載の連携実行方法。
(項目8)
前記SAクエリー過程に対するタイムアウト値は、dot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutパラメータの値に設定される、項目7に記載の連携実行方法。
(項目9)
前記連携要請が前記APによって受容される場合の前記連携応答フレームの状態コード(status code)の値は0であり、
前記状態コード0は”SUCCESS”を示す、項目1に記載の連携実行方法。
(項目10)
前記連携要請が前記APによって拒絶される(reject)場合に、前記連携応答フレームは前記連携カムバック時間に関する情報を含む、項目1に記載の連携実行方法。
(項目11)
前記連携要請が前記APによって拒絶される場合の前記連携応答フレームの状態コードの値は30であり、
前記状態コード30は、”Associationrequest rejected temporarily;try again later”を示す、項目10に記載の連携実行方法。
(項目12)
前記STAは、節電(Power Save)モードで動作する、項目1に記載の連携実行方法。
(項目13)
無線LANシステムにおいてアクセスポイント(AP)がステーション(STA)の連携を支援する方法であって、
前記STAから連携要請フレームを受信するステップと、
前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを送信するステップと、
を含み、
前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携支援方法。
(項目14)
無線LANシステムにおいて連携を行うステーション(STA)装置であって、
送受信器と、
プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、アクセスポイント(AP)に連携要請フレームを、前記送受信器を用いて送信し;前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを前記送受信器を用いて受信するように設定され、
前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携実行STA装置。
(項目15)
無線LANシステムにおいてステーション(STA)の連携を支援するアクセスポイント(AP)装置であって、
送受信器と、
プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、前記STAから連携要請フレームを前記送受信器を用いて受信し;前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを前記送受信器を用いて送信するように設定され、
前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携支援AP装置。

Claims (15)

  1. 無線LANシステムにおいてステーション(STA)が連携を行う方法であって、
    前記STAからアクセスポイント(AP)に連携要請フレームを送信するステップと、
    前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを受信するステップと、
    を含み、
    前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携実行方法。
  2. 前記STAは、前記APと有効な保安連携(Security Association;SA)状態(status)を有する、請求項1に記載の連携実行方法。
  3. 前記STAは、前記連携カムバック時間に基づいて起床して、前記APからのSAクエリー要請フレームの受信を試みる、請求項2に記載の連携実行方法。
  4. 前記STAは、前記連携カムバック時間が示す時間間隔と同一又は短い時間間隔で起床して前記SAクエリー要請フレームの受信を試みる、請求項3に記載の連携実行方法。
  5. 前記APから前記SAクエリー要請フレームを受信すると、前記STAは前記APにSAクエリー応答フレームを送信する、請求項2に記載の連携実行方法。
  6. 前記SAクエリー要請フレームの受信及び前記SAクエリー応答フレームの送信によって前記STAの有効なSA状態が維持される、請求項5に記載の連携実行方法。
  7. 前記連携カムバック時間に基づいてSAクエリー過程に対するタイムアウト(timeout)値が設定される、請求項1に記載の連携実行方法。
  8. 前記SAクエリー過程に対するタイムアウト値は、dot11AssociationSAQueryMaximumTimeoutパラメータの値に設定される、請求項7に記載の連携実行方法。
  9. 前記連携要請が前記APによって受容される場合の前記連携応答フレームの状態コード(status code)の値は0であり、
    前記状態コード0は“SUCCESS”を示す、請求項1に記載の連携実行方法。
  10. 前記連携要請が前記APによって拒絶される(reject)場合に、前記連携応答フレームは前記連携カムバック時間に関する情報を含む、請求項1に記載の連携実行方法。
  11. 前記連携要請が前記APによって拒絶される場合の前記連携応答フレームの状態コードの値は30であり、
    前記状態コード30は、“Association request rejected temporarily;try again later”を示す、請求項10に記載の連携実行方法。
  12. 前記STAは、節電(Power Save)モードで動作する、請求項1に記載の連携実行方法。
  13. 無線LANシステムにおいてアクセスポイント(AP)がステーション(STA)の連携を支援する方法であって、
    前記STAから連携要請フレームを受信するステップと、
    前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを送信するステップと、
    を含み、
    前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携支援方法。
  14. 無線LANシステムにおいて連携を行うステーション(STA)装置であって、
    送受信器と、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、アクセスポイント(AP)に連携要請フレームを、前記送受信器を用いて送信し;前記連携要請フレームに応答して前記APから連携応答フレームを前記送受信器を用いて受信するように設定され、
    前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携実行STA装置。
  15. 無線LANシステムにおいてステーション(STA)の連携を支援するアクセスポイント(AP)装置であって、
    送受信器と、
    プロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記STAから連携要請フレームを前記送受信器を用いて受信し;前記連携要請フレームに応答して前記STAに連携応答フレームを前記送受信器を用いて送信するように設定され、
    前記連携要請が前記APによって受容(accept)される場合に、前記連携応答フレームは連携カムバック時間に関する情報を含む、連携支援AP装置。
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