JP2015529041A - モバイル・トランシーバおよび基地局トランシーバのための装置、方法、コンピュータ・プログラム - Google Patents

モバイル・トランシーバおよび基地局トランシーバのための装置、方法、コンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

実施形態は、モバイル・トランシーバ(100)および基地局トランシーバ(200)のための装置、方法、およびコンピュータ・プログラムに関する。モバイル・トランシーバ装置(10)は、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信する手段(12)を備え、受信する手段(12)は、2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つの基地局トランシーバの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、2つ以上の基地局トランシーバのうちの他の基地局トランシーバからの無線信号も受信する受信感度をさらに有する。モバイル・トランシーバ装置は、受信感度に関する感度情報を関連する基地局トランシーバ(200)に提供する手段(14)をさらに備える。基地局トランシーバ装置(20)は、受信機感度に関する感度情報を受信する手段(22)と、モバイル・トランシーバ(100)についての測定構成に関する構成情報を求める手段(24)とを備える。構成情報は、別の基地局トランシーバから受信した無線信号に関するモバイル・トランシーバ(100)での信号品質測定値に関する情報を含み、構成情報は、信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、バイアス情報は感度情報に基づく。

Description

本発明の実施形態は移動体通信に関し、限定はしないが、より詳細には異種ネットワーク内の無線リソース管理に関する。
モバイル通信ネットワークでは、異種アーキテクチャがますます重要になっている。異種ネットワーク(HetNet)は、異なるサイズのセル・タイプを、マクロ・セルと、例えばメトロ・セル、マイクロまたはピコ・セル、フェムト・セルなどのスモール・セルとして利用するネットワークである。そのようなセルは、基地局トランシーバによって確立され、基地局トランシーバのカバレッジ・エリアが、その送信電力および干渉条件によって決定される。スモール・セルは、マクロ・セルよりも小規模なカバレッジ・エリアを有するセルである。あるネットワーク・シナリオでは、複数のスモール・セルのカバレッジ・エリアを1つのマクロ・セルのカバレッジ・エリアで取り囲むことができる。ネットワークの容量を拡張するようにスモール・セルを配置することができる。
標準化に関して、3rd Generation Partnership Project(3GPP)内で、Long Term Evolution−Advanced(LTE−A)作業項目の範囲にHetNetが追加された。そのようなネットワーク内のセルまたは基地局は同一の周波数リソースを利用することができるので、そのようなアーキテクチャは、こうしたセルの重複するカバレッジ・エリアによって生み出される干渉を受ける可能性がある。したがって、同一チャネルHetNet配置に関するenhanced Inter−Cell Interference Coordination(eICIC)が、LTE Release 10(Rel−10)に関する主な技法のうちの1つである。同一チャネルHetNetは、同一の周波数チャネル上で動作するマクロ・セルおよびスモール・セルを備える。そのような配置は、いくつかの特定の干渉シナリオを引き起こすが、それに関してeICIC技法が利用される。
1つの例示的シナリオでは、スモール・セルがマクロ・セル・ネットワークのユーザに対してオープンである。そのようなスモール・セルが総トラフィック負荷のうち有用な配分比率のトラフィック負荷を確実に搬送するために、例えばスモール・セルを関連付けるように選択する場合に用いられる信号対干渉および雑音比(SINR)または基準信号受信電力(RSRP)しきい値にバイアスをかけることにより、マクロ・セルよりもスモール・セルを優先的に関連付けるようにユーザ機器(UE)またはモバイル・トランシーバをプログラムまたは構成することができる。そのような条件下では、スモール・セルのカバレッジ・エリアの縁部付近のUEは、1つまたは複数のマクロ・セルからの強い干渉を受けることがある。そのような干渉を軽減するために、無線フレームまたはサブフレームを、マクロ・セル内で「ブランク」または「ほぼブランク」として構成する場合がある。ブランクのサブフレームは、マクロ・セルからの伝送を含まないことができ、「ほぼブランク」のサブフレームは通常、ペイロード・データ伝送を含まず、制御シグナリング伝送をほとんどまたは全く含まないが、測定のための基準信号を見つけると思われるが、ほぼブランクのサブフレームの構成に気付かないレガシー端末との後方互換性を保証するために、基準信号伝送を含むことができる。ほぼブランクのサブフレームはまた、同期信号、ブロードキャスト制御情報、および/またはページング信号をも含むことができる。「ブランク」または「ほぼブランクの」サブフレームの利用により、これらのサブフレーム内のスモール・セルに関する干渉の低減、さらには抑制が可能となる。したがって、「ブランク」または「ほぼブランクの」サブフレームは、無線フレームまたはサブフレームとみなすことができ、少なくとも一部の無線リソースの送信がその送信時に中断される、すなわち、これらの無線リソースについて、セル、つまり基地局トランシーバの送信電力を削減することができる。
さらに、カバレッジ拡張のため、主に1つまたは複数のマクロ・セルによって取り囲まれるスモール・セルのカバレッジのために、HetNet内でバイアス値が定義されている。例えば、バイアス値に基づいて、モバイル・トランシーバまたはユーザ機器(UE)は、あるマクロ・セルから別のマクロ・セルへのハンドオーバよりも早く、マクロ・セルからスモール・セルへのハンドオーバを要求することができる。
別の例示的シナリオは、1つまたは複数のセルが限定加入者グループ(CSG)ごとに動作し、したがって通常はセルラ・ネットワークのユーザに対してオープンではないHetNetの場合に生じる可能性がある。例えば、そのようなシナリオは、CSGフェムト・セルが家庭をカバーするように設置されているが、いくつかの登録されたモバイルが関連付けるのを許可するだけであり、他のモバイルがブロックされるときに生じる可能性がある。この場合、スモール・セルは、マクロ・セルUEがスモール・セルCSG基地局トランシーバのカバレッジ・エリアに近づくか、そのカバレッジ・エリアに入るものの、関連付けられる可能性、すなわちハンドオーバされる可能性がないときに、これらのマクロ・セルUEへの強い干渉を引き起こす可能性がある。その場合、オープン・セルが、そのUEに、リソース特有の測定を行うべきであるサブフレーム、すなわち1つまたは複数のCSGセルからの干渉が低減される、または存在しないサブフレームを示すことが有益であることがある。以下では、基地局トランシーバは、3GPP用語に従ってNodeB(NB)またはeNodeB(eNB)と呼ばれることもある。
しかし、ブランクまたはほぼブランクのサブフレーム(ABS)を効果的に利用するために(尚、「ABS」という用語を使用するが、「ABS」はブランクとほぼブランクのサブフレームのどちらも含むことを理解されたい)、例えばLTEで「X2」インターフェースと呼ばれる、対応するバックホール・インターフェースを介して、セル間でシグナリングを利用することができる。LTE Rel−10では、このX2シグナリングがABSパターンを示すための協調ビットマップの形を取ることが合意されている(例えば、各ビットが一連のサブフレーム内のサブフレームに対応し、ビットの値が、サブフレームがABSであるか否かを示す)。そのようなシグナリングは、(例えば、ABSの間にスモール・セルの縁部付近のUEへの伝送をスケジューリングすることにより)セルがスモール・セル内のデータ伝送を適切にスケジューリングして干渉を回避し、低マクロ・セルラ干渉を有するべきであり、したがって測定のために使用されるべきであるサブフレームをUEにシグナリングするのを助けることができる。そのような測定についての例は、通常はハンドオーバに関係する無線リソース管理(RRM)のための測定、通常はサービング無線リンク障害の検出に関係する無線リンク監視(RLM)のための測定、および通常はサービング無線リンク上のリンク適合に関係するチャネル状態情報(CSI)またはチャネル品質情報(CQI)のための測定に関する測定である。CSGシナリオでは、CSGセルからの干渉を低減して他のセルからのデータ伝送をスケジューリングするために、CSGセルのABSフレームを使用することができる。
そのような例示的シナリオでは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを利用して、(例えば、RLM/RRMまたはCSIのための)測定のために使用すべきであるサブフレームのセットをUEに示すのに利用することができ、RRCは、制御および構成シグナリングのために3GPPによって標準化されたシグナリング・プロトコルである。
3GPP TS 36.331
実施形態は、HetNetシナリオでは、eICICと、ABSや非ABSなどの部分的に抑制された無線リソースの利用とが、システム性能を決定する唯一の要素ではないという発見に基づく。別の寄与する要素は、モバイルの受信機、すなわち様々な干渉条件に対処する受信機の能力である。そのような受信機は、1つまたは複数のアンテナ、フィルタ、低ノイズ増幅器(LNA)、ミキサなどの無線周波数(RF)構成要素の他に、干渉相殺(IC)、ビーム形成としての空間処理、空間多重化などの空間処理デジタル信号処理概念をも使用する。別の発見は、受信した信号からデータを復号化するために必要な信号品質に関するそのような受信機の全性能が複数の要素に依存し、モバイル・トランシーバ間で異なることである。さらに、HetNetでは、前記個々の受信機品質または感度が、どのモバイルをどのセルに割り当てることができるかに関するネットワークの条件または機会を決定する。言い換えれば、スモール・セルがマクロ・セルによって取り囲まれるシナリオでは、モバイル受信機の感度が、マクロ・セル内のスモール・セルの個々のカバレッジ、すなわちスモール・セル基地局トランシーバからどれほど離れて前記スモール・セル基地局トランシーバによって前記モバイルにサービスすることができるかを決定する。CSGシナリオでは、モバイルの受信機感度は、別の基地局トランシーバによって依然としてサービスを受けながらどれほどCSG基地局トランシーバに近づくことができるかを決定することができる。一般には、受信機感度は、モバイルがそれぞれ干渉セルに近づき、サービング・セルから離れる間に、保護されるリソース(例えばABS)を保護されないリソース(例えば非ABS)の代わりにいつ使用すべきかを決定することができる。
例えば、LTE HetNetシナリオの中で、マクロ・セル環境内にピコ・セルを追加してLTE性能を高めることができる。ピコ・セルの出力電力に応じて、セル範囲は非常に小さいことがあり、例えば30から100メートルの範囲内であることがある。LTEピコ・セルのカバレッジは、バイアス値の関数である。バイアス値が大きいほど、ピコ・セル・カバレッジは広くなり、したがってピコ・セルによってより多くのUEにサービスすることができ、それにより、ピコ・セルがそのリソースを少量のUEに割り振ることができるので容量が拡張される。したがって、ピコ・セル内のUEは、マクロ・セル内よりも多くのトラフィックを受信し、送信することができる。
別の発見は、低いSINR値でハンドオーバを実施できることである。UE受信機性能または感度の詳細が基地局トランシーバ、例えばeNBで利用可能でない場合、すべてのUEに「適合する」、すべてのUEについてのデフォルト・バイアス値が選択される。上記によれば、これにより、高感度のいくつかのモバイルが別のセルによってサービスを受ける可能性があるので、準最適な性能または性能の低下が生み出されることがある。デフォルト・バイアス値では、どのモバイルをどのセルに割り当てるかについてのネットワーク割当て方策が、最低の感度を有するモバイルによって常に駆動される。そうでない場合、最低の感度を有するモバイルが所望のセルにハンドオーバすることができなくなり、それにより、ハンドオーバ障害、ピンポン効果、性能の低下が生み出される。
したがって、実施形態は、UE受信機性能に基づく個々のバイアス値の適用が、個々の改善され、さらには最適なカバレッジ拡張を可能にすることができるという発見に基づく。実施形態では、基地局トランシーバ、例えばeNBは、例えば移動端末の第1の初期セットアップ中、または情報が基地局トランシーバで利用可能でないときにはいつでも、UE受信機性能についての情報を要求することができる。ハンドオーバ中に、基地局間でこの情報を転送することができる。実施形態は、それと共に、高性能UEに関してカバレッジ拡張を改善し、さらには最大にする(デフォルトのものよりも大きいバイアス)ことができ、より高いシステム・スループットが得られるので、より良好なシステム性能を実現することができる。低性能UEは、デフォルト・バイアスが大き過ぎた場合に性能問題を受けないことがある。
実施形態は、モバイル通信システム用のモバイル・トランシーバのための装置を提供する。したがって、実施形態は、基地局トランシーバ内で、またはモバイル・トランシーバによって操作される前記装置を提供することができる。この装置は、モバイル・トランシーバ装置とも呼ばれる。実施形態はまた、前記モバイル・トランシーバ装置を備えるモバイル・トランシーバを提供する。実施形態はまた、モバイル通信システム用の基地局トランシーバのための装置を提供する。したがって、実施形態は、基地局トランシーバ内で、または基地局トランシーバによって操作される前記装置を提供することができる。この装置は、基地局トランシーバ装置とも呼ばれる。実施形態はまた、前記基地局トランシーバ装置を備える基地局トランシーバを提供する。実施形態はまた、前記モバイル・トランシーバおよび/または前記基地局トランシーバを備えるシステムを提供する。
実施形態では、モバイル通信システムは、例えば3rd Generation Partnership Program(3GPP)標準化モバイル通信ネットワークに対応することができ、ここでは、モバイル通信システムという用語は、モバイル通信ネットワークと同義に用いられる。モバイルまたはワイヤレス通信システムは、例えばLong Term Evolution(LTE)、LTE Advanced(LTE−A)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、またはUMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)、進化型UTRAN(E−UTRAN)、Global System for Mobile communication(GSM)またはEnhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)ネットワーク、GSM/EDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN)、一般には直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、広帯域CDMA(WCDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、空間分割多元接続(SDMA)ネットワークなど、または異なる規格のモバイル通信ネットワーク、例えばWorldwide Inter−operability for Microwave Access (WIMAX)ネットワークに対応することができる。
基地局トランシーバは、1つまたは複数のアクティブ・モバイル・トランシーバと通信するように動作可能にすることができ、基地局トランシーバは、別の基地局トランシーバ、例えばマクロ・セル基地局トランシーバまたはCSG基地局トランシーバのカバレッジ・エリア内に、またはカバレッジ・エリアに隣接して配置することができる。したがって、実施形態は、1つまたは複数のモバイル・トランシーバおよび1つまたは複数の基地局トランシーバを備えるモバイル通信システムを提供することができ、基地局トランシーバは、マクロ・セルまたはスモール・セルを、例えばピコ・セル、メトロ・セル、またはフェムト・セルとして確立することができる。モバイル・トランシーバは、スマートフォン、携帯電話、ユーザ機器、ラップトップ、ノートブック、パーソナル・コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)スティック、自動車などに対応することができる。モバイル・トランシーバは、3GPP用語と一致して、ユーザ機器(UE)またはモバイルと呼ばれることもある。
基地局トランシーバは、ネットワークまたはシステムの固定部分または静止部分内に配置することができる。基地局トランシーバは、リモート・ラジオ・ヘッド、送信ポイント、アクセス・ポイント、マクロ・セル、スモール・セル、マイクロセル、フェムト・セル、メトロ・セルなどに対応することができる。基地局トランシーバは、UEまたはモバイル・トランシーバへの無線信号送信を可能にする、ワイヤード・ネットワークのワイヤレス・インターフェースでよい。そのような無線信号は、例えば3GPPによって標準化され、または一般には上記で列挙したシステムのうちの1つまたは複数に一致するような無線信号に準拠することができる。したがって、基地局トランシーバは、NodeB、eNodeB、BTS、アクセス・ポイント、リモート・ラジオ・ヘッド、送信ポイントなどに対応することができ、それをリモート・ユニットおよび中央ユニットにさらに細分することができる。
モバイル・トランシーバを基地局トランシーバまたはセルに関連付けることができる。セルという用語は、基地局トランシーバ、例えばNodeB、eNodeB、リモート・ラジオ・ヘッド、送信ポイントなどによって提供される無線サービスのカバレッジ・エリアを指す。基地局トランシーバは、1つまたは複数の周波数レイヤ上の複数のセルを操作することができ、いくつかの実施形態では、セルはセクタに対応することができる。例えば、リモート・ユニットまたは基地局トランシーバの周りの角度区間をカバーする特性を与えるセクタ・アンテナを使用して、セクタを達成することができる。いくつかの実施形態では、基地局トランシーバは、例えば、120°(3つのセルの場合)、60°(6つのセルの場合)のセクタをそれぞれカバーする3つまたは6つのセルを操作することができる。基地局トランシーバは、複数のセクタ化アンテナを操作することができる。
言い換えれば、実施形態では、モバイル通信システムはHetNetに対応することができ、HetNetは、異なるセル・タイプ、すなわち、CSGセルおよびオープン・セル、ならびに異なるサイズのセルを例えばマクロ・セルおよびスモール・セルとして利用し、スモール・セルのカバレッジ・エリアは、マクロ・セルのカバレッジ・エリアよりも小さい。スモール・セルは、メトロ・セル、マイクロセル、ピコ・セル、フェムト・セルなどに対応することができる。そのようなセルは、基地局トランシーバによって確立され、基地局トランシーバについて、そのカバレッジ・エリアが、その送信電力および干渉条件によって決定される。いくつかの実施形態では、スモール・セルのカバレッジ・エリアを、別の基地局トランシーバによって確立されたマクロ・セルのカバレッジ・エリアによって取り囲むことができる。スモール・セルを配置して、ネットワークの容量を拡張することができる。したがって、メトロ・セルを使用して、マクロ・セルよりも小さいエリアをカバーすることができ、例えば、メトロ・セルは、大都市圏エリア内の街路または区間をカバーすることができる。マクロ・セルについて、カバレッジ・エリアは、1キロメートル以上程度の直径を有することができ、マイクロセルについて、カバレッジ・エリアは、1キロメートル未満の直径を有することができ、ピコ・セルについて、カバレッジ・エリアは、100m未満の直径を有することができる。フェムト・セルは最小のセルを有することができ、フェムト・セルを使用して、家庭または空港のゲート区間をカバーすることができ、すなわちそのカバレッジ・エリアは50m未満の直径を有することができる。したがって、基地局トランシーバはセルと呼ばれることもある。
実施形態では、モバイル・トランシーバは、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信するように動作可能である。モバイル・トランシーバ装置は、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信する手段を備える。受信する手段は、前記無線信号を受信するように動作可能な受信機に対応することができる。そのような受信機または受信する手段は、1つまたは複数のアンテナ、フィルタまたはフィルタ回路、LNAなどの増幅器、RF信号をベースバンド信号に変換する変換回路、アナログ/デジタル変換器、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)などの信号処理機能を備えることができる。受信機は、上述の通信システムまたは規格のうちの1つまたは複数に準拠することができる。実施形態では、受信する手段または受信機は、2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つの基地局トランシーバの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、2つ以上の基地局トランシーバのうちの他の基地局トランシーバからの無線信号も受信する受信感度をさらに有する。したがって、上記の説明によれば、そのような受信する手段は、受信した無線信号からデータを復号化することができる。前記データを復号化する能力は、例えば基準信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信電力(RSRP)、チャネル品質情報(CQI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉および雑音比(SINR)、信号対妨害比(SIR)、ビット誤り率(BER)、フレーム誤り率(FER)、ブロック誤り率などに関する、無線信号の品質に依存する。また、前記データを復号化する能力は、受信機または受信する手段およびその信号処理アルゴリズムの品質に依存する。そのような能力は、受信する手段の感度とも呼ばれる。
モバイル・トランシーバ装置は、受信感度に関する感度情報を関連する基地局トランシーバに提供する手段をさらに備える。提供する手段は、感度情報を提供するように動作可能な感度プロバイダに対応することができ、感度プロバイダは、アナログまたはデジタル回路によって実装することができる。例えば、コントローラは、データを首尾よく復号化することのできる信号品質尺度を監視し、または求めることによって感度情報を求めることができる。実施形態では、受信感度は、上記の品質尺度のうちのいずれか1つ、例えば基地局トランシーバからの基準信号の受信電力に対応することができる。受信感度は、例えば、2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つから受信した無線信号と、1つまたは複数の他の基地局トランシーバおよび背景雑音から受信した信号との間の信号対干渉および雑音比に対応することができる。
実施形態では、基地局トランシーバは1つまたは複数の無線セルを提供することができ、感度情報は、モバイル・トランシーバが関連付けられる無線セルとは異なる無線セルを参照することがあり、またはそれに関係することがある。したがって、感度情報は、将来にモバイル・トランシーバがハンドオーバする可能性のあるセルまたは基地局トランシーバを参照することがある。換言すると、実施形態では、感度情報は、隣接するセルの無線信号に基づくことができる。次いで、サービング・セルが、感度情報に基づいて、関連するモバイルにサービスするために保護される(例えばABS)を使用するか、それとも保護されない(例えば非ABS)リソースを使用するかを判断することができる。さらに、サービング・セルは、感度に基づいて、可能な場合に、ハンドオーバをいつトリガすることができるかを判断することができる。全体的に無線リソースのより効率的な使用を可能にすることができ、より高いシステム性能を達成することができる。
いくつかの実施形態では、モバイル・トランシーバ装置は、関連する基地局トランシーバから感度情報を求める要求に関する情報を受信するように動作可能である。次いで、そのような要求に感度情報で応答するようにモバイル・トランシーバ装置をさらに動作可能にすることができる。いくつかの実施形態では、受信する手段の感度をあらかじめ決定することができ、すなわちモバイルの構成要素および信号処理利得の全能力について考慮に入れることができる。そのような実施形態では、モバイルは、様々な干渉シナリオとは無関係に同一の感度情報を提供する。別の実施形態では、モバイル・トランシーバ装置は、様々な干渉状況を考慮に入れるように感度情報を更新することができる。したがって、受信する手段は、感度情報を更新するように動作可能にすることができ、提供する手段は、更新した感度情報を関連する基地局トランシーバに提供するように動作可能にすることができる。これにより、所定の感度情報を用いる実施形態と比べて、より現実的な、または適合された受信機感度を考慮に入れることができるという利点が得られる。接続の中断またはハンドオーバ失敗を回避するために、所定の感度情報をより保守的に設定することができる。
別の実施形態では、受信する手段は、1つまたは複数の信号処理モードで動作可能である信号プロセッサをさらに備え、受信感度は信号処理モードに依存する。例えば、信号処理モードは、連続する干渉相殺モードに対応することができ、第2の信号処理モードは、連続する干渉相殺を伴わない信号処理に対応することができる。したがって、干渉相殺が適用される場合、受信機感度は、干渉相殺を伴わない場合よりも高いことがある。同様の考慮は、空間多重化、ビーム形成、等化概念、組合せ技法などの他の信号処理技法との利用および組合せに適用することができる。
実施形態は、モバイル通信システム用の基地局トランシーバのための装置をさらに提供する。基地局トランシーバ装置は、モバイル・トランシーバの受信感度に関する感度情報を受信する手段を備える。受信する手段は、感度情報を受信するように動作可能なインターフェースとして実装することができる。一般に、受信する手段は、任意の種類の受信機、すなわちワイヤードまたはワイヤレス受信機に対応することができる。基地局トランシーバ装置は、モバイル・トランシーバについての測定構成に関する構成情報を求める手段をさらに備える。求める手段は、構成情報を求めるように動作可能なコントローラまたは決定器に対応することができる。求める手段は、プロセッサ、DSP、マイクロコントローラなどのデジタル処理回路に対応することができる。構成情報は、別の基地局トランシーバから受信した無線信号に関するモバイル・トランシーバでの信号品質測定値に関する情報を含み、構成情報は、信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、バイアス情報は感度情報に基づく。
したがって、上記の説明に一致して、基地局トランシーバ装置は、感度情報を利用することができ、測定に関する構成情報によって、一致するバイアス値を求めることができる。これにより、利点が得られる。個々のバイアスを使用することができ、したがってUEでの様々な受信機感度を活用することができる。それと共に、リソース管理の向上、およびより高いネットワーク性能を達成することができる。
実施形態では、基地局トランシーバ装置は、モバイル・トランシーバに構成情報を送信する手段をさらに備えることができる。送信する手段は、構成情報を送信するように動作可能な送信機、例えば上記の通信システムまたは規格のうちの1つに準拠する送信機に対応することができる。送信する手段は、ミキサ、フィルタ回路、電力増幅器(PA)、1つまたは複数のアンテナなどを備えることができる。
受信する手段は、モバイル・トランシーバから感度情報を受信するように動作可能にすることができ、モバイル・トランシーバが基地局トランシーバに関連付けられる。したがって、いくつかの実施形態では、関連するモバイル・トランシーバから直接的に感度情報を受信することができる。次いで、基地局トランシーバで受信する手段は、モバイル・トランシーバと通信するワイヤレス・インターフェースに対応することができる。実施形態では、基地局トランシーバ装置は、モバイル・トランシーバからの感度情報の受信前に、モバイル・トランシーバに感度情報を求める要求を送信するように動作可能にすることができる。基地局トランシーバ装置は、例えば他の基地局トランシーバに感度情報を提供するように動作可能な別のインターフェースによって、別の基地局トランシーバに感度情報を提供する手段をさらに備えることができる。言い換えれば、基地局トランシーバ装置がモバイル・トランシーバの感度情報を受信すると、基地局トランシーバ装置は、例えば他の基地局トランシーバへのモバイル・トランシーバのハンドオーバの前または後に、別の基地局トランシーバに感度情報を提供して、感度情報の再送信を回避することができる。
したがって、基地局トランシーバ装置は、別の基地局トランシーバから感度情報を受信することができる。したがって、実施形態では、感度情報を受信する手段は、別の基地局トランシーバへのインターフェースに対応することができる。換言すると、受信する手段は、別の基地局トランシーバから感度情報を受信するように動作可能にすることができる。いくつかの実施形態では、受信する手段は、LTEまたはLTE−AでのX2インターフェースなどの基地局間インターフェースに対応することができる。
実施形態では、構成情報は、基地局トランシーバと別の基地局トランシーバとの間のハンドオーバに関する測定値を参照することがある。言い換えれば、基地局トランシーバ装置は、モバイル・トランシーバで隣接するセルを参照するハンドオーバ測定値を構成することができる。上記に一致して、感度情報に従ってこれらのハンドオーバ測定値にバイアスをかけることができる。バイアスは、測定イベントに関してレポートする、例えば隣接するセルの信号品質が一定の基準を満たすとき、例えばサービング・セルに対して一定の受信電力が求められるとき、または一定の品質が達成されるときにレポートするように構成することのできるモバイル・トランシーバのイベント・トリガされるレポーティングに影響を及ぼすことができる。バイアス情報を使用して、そのような測定値にバイアスをかけることができ、したがってそのようなイベントのトリガリングに両方向に影響を及ぼすことができ、一定のセルについて、イベントを早くトリガし(前記セルをバイアス優先する)、または後でトリガする(前記セルをバイアス非優先する)ことができる。
基地局トランシーバは、他の基地局トランシーバのカバレッジ・エリアを少なくとも部分的に取り囲むカバレッジ・エリアを生成することができ、これは、マクロ・セルスモール・セル・シナリオに対応することができる。次いで、構成情報内のバイアス情報は、(スモール・セル)基地局トランシーバのカバレッジ・エリアが、バイアスされない測定値と比べてバイアス情報を使用する測定値によって拡大されるようなものでよい。別の実施形態では、例えばCSGセルを用いるシナリオで、カバレッジ・エリアを縮小することができる。CSGセルへのハンドオーバは可能ではないことがあるので、レポーティング・イベントがトリガされない方式で、またはレポーティング・イベントを使用して、保護されるリソース(例えばABS)、保護されないリソース(例えば非ABS)上でそれぞれモバイル・トランシーバに関するデータをいつスケジューリングするかを決定することができるように、前記CSGセルに関する測定値にバイアスをかけることができる。
実施形態は、モバイル通信システム用のモバイル・トランシーバのための方法をさらに提供する。モバイル・トランシーバは、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信するように動作可能である。この方法は、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信することを含む。受信することは、2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つの基地局トランシーバの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、2つ以上の基地局トランシーバのうちの他の基地局トランシーバからの無線信号も受信する受信感度を有する。この方法は、受信感度に関する感度情報を関連する基地局トランシーバに提供することをさらに含む。
実施形態は、2つ以上の基地局トランシーバを備えるモバイル通信システム用の基地局トランシーバのための方法をさらに提供する。この方法は、モバイル・トランシーバの受信機感度に関する感度情報を受信することを含む。この方法は、モバイル・トランシーバについての測定構成に関する構成情報を求めることをさらに含む。構成情報は、2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つから受信した無線信号に関するモバイル・トランシーバでの信号品質測定値に関する情報を含む。構成情報は、信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、バイアス情報は感度情報に基づく。
実施形態は、コンピュータ・プログラムがコンピュータまたはデジタル・プロセッサで実行されるとき、上述の方法のうちの1つを実施するプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムをさらに提供する。いくつかの実施形態は、この方法を実施する装置内に設置されたデジタル制御回路を備える。それに応じて、そのようなデジタル制御回路、例えばデジタル信号プロセッサ(DSP)をプログラムする必要がある。したがって、さらに別の実施形態はまた、コンピュータ・プログラムがコンピュータまたはデジタル・プロセッサで実行されるとき、この方法の実施形態を実施するプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムをも提供する。
装置および/または方法のいくつかの実施形態を、単に例として、添付の図を参照しながら以下で説明する。
モバイル・トランシーバ装置の一実施形態のブロック図と、基地局トランシーバ装置の一実施形態のブロック図とを示す図である。 一実施形態での干渉状況を示す図である。 一実施形態での別の干渉状況を示す図である。 モバイル・トランシーバ装置のための方法の一実施形態の流れ図のブロック図を示す図である。 基地局トランシーバ装置のための方法の一実施形態の流れ図のブロック図を示す図である。
これから、いくつかの例示的実施形態が図示される添付の図面を参照しながら、様々な例示的実施形態をより完全に説明する。図では、明瞭のために線、レイヤ、および/または領域の厚さが誇張されていることがある。
したがって、例示的実施形態は様々な修正形態および代替形態が可能であるが、図ではその実施形態が例として示され、本明細書で詳細に説明される。しかし、開示される特定の形態に例示的実施形態を限定する意図はなく、それどころか、例示的実施形態は、本発明の範囲内に包含されるすべての修正形態、均等物、代替形態をカバーするものとする。図の説明全体にわたって、同様の番号は類似の要素を指す。
要素が別の要素に「接続」または「結合」されていると呼ばれるとき、要素をその別の要素に直接的に接続または結合することができ、または介在する要素が存在することがあることを理解されよう。対照的に、要素が別の要素に「直接的に接続」または「直接的に結合」されていると呼ばれるとき、介在する要素は存在しない。要素間の関係を記述するのに使用される他の語を同様の方式で解釈すべきである(例えば、「の間(between)」と「の直接的な間(directly between)」、「隣接する」と「直接的に隣接する」など)。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、例示的実施形態の限定を意図しない。本明細書では、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明記しない限り、複数形も含むものとする。「含む」および/または「備える」という用語は、本明細書で使用されるとき、記載の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を除外しない。
別段に定義されていない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術的および科学的用語を含む)は、例示的実施形態が属する技術分野の技術者が一般的に理解するのと同じ意味を有する。用語、例えば一般的に使用される辞書で定義される用語を、関連技術分野の文脈での意味と一致する意味を有すると解釈すべきであり、本明細書で明白にそのように定義されない限り、理想化された意味または過度に正式な意味に解釈されないことをさらに理解されよう。
図1に、モバイル通信システム300用のモバイル・トランシーバ100のための装置10の一実施形態のブロック図を示す。破線は任意選択の構成要素を示す。モバイル・トランシーバ100は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210から無線信号を受信するように動作可能である。装置10は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210から無線信号を受信する手段12を備える。受信する手段12は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210のうちの1つの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、2つ以上の基地局トランシーバ210、200のうちの他からの無線信号も受信する受信感度をさらに有する。装置は、受信感度に関する感度情報を関連する基地局トランシーバ200に提供する手段14をさらに備える。図1に示されるように、受信する手段12は、提供する手段14に結合される。さらに、モバイル・トランシーバ100は、一致する無線信号を送信および受信するための1つまたは複数のアンテナを備えることができる。
図1はまた、モバイル通信システム300用の基地局トランシーバ200のための装置20の一実施形態のブロック図も示す。装置20は、モバイル・トランシーバ100の受信機感度に関する感度情報を受信する手段22を備える。基地局トランシーバ装置20は、モバイル・トランシーバ100についての測定構成に関する構成情報を求める手段24をさらに備える。構成情報は、別の基地局トランシーバ210から受信した無線信号に関するモバイル・トランシーバ100での信号品質測定値に関する情報を含む。構成情報は、信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、バイアス情報は感度情報に基づく。図1に示されるように、受信する手段22は、求める手段24に結合される。さらに、基地局トランシーバ200は、一致する無線信号を送信および受信するための1つまたは複数のアンテナを備えることができる。
さらに、図1は、基地局トランシーバ装置20がモバイル・トランシーバ100に構成情報を送信する手段26をさらに備えることを示す。受信する手段22は、モバイル・トランシーバ100から感度情報を受信するように動作可能であり、モバイル・トランシーバ100が基地局トランシーバ200に関連付けられる。さらに、装置20は、他の基地局トランシーバ210に感度情報を提供する手段28を備える。
以下の実施形態では、基地局トランシーバ200、210がLTEシステム300のeNBであると仮定する。モバイル・トランシーバ100は、それに応じて適合される。さらに、図2に示されるように、基地局トランシーバ200が、カバレッジ・エリア205を有するマクロ・セルを確立すると仮定する。他の基地局トランシーバ210は、カバレッジ・エリア215を有するスモール・セル、例えばピコ・セルを確立する。
図2に、基地局トランシーバ200が、それに関するカバレッジ215がそのセル境界エリア217と共に示されているピコ・セル215を取り囲むマクロ・セル205を確立する一実施形態でのHetNetシナリオを示す。さらに、図2は、無線フレームに細分されるタイム・ライン220上のマクロ・セル205のABSパターンまたはシーケンス33を示す。シーケンス33は、非ABS34(陰影を付けた無線フレーム)およびABS35(ブランク無線フレーム)を含み、そのそれぞれについて単一のフレームだけが参照符号を有する。別のタイム・ライン120は、対応する無線フレームにやはり細分されるピコ・セル215のスケジューリング・シーケンスを示す。2つのタイム・ライン120および220は同期している。セル内部モバイルがスケジューリングされる無線フレーム(白地の無線フレーム)と、セル境界モバイルがスケジューリングされる無線フレーム(陰影を付けた無線フレーム)とがある。セル内部モバイルがピコ・セルの中心部分に位置し、セル境界モバイルがピコ・セルのセル境界部分217内に位置すると仮定する。2つのタイム・ライン120および220からわかるように、ピコ・セルは、マクロ・セルの非ABS34の間に内部セル・モバイルをスケジューリングし、ABS35の間に境界セル・モバイルをスケジューリングする。
図2に示されるシナリオでは、eICICが、基地局トランシーバ200で適用されるABSを通じて実現される。マクロABSの間、マクロ・セル205はデータ送信を中断し、パイロットおよびブロードキャスト信号のみを送信する。ピコ・セル215は、ABSの間にそのセル境界モバイルをスケジューリングする。
上述のバイアス情報に戻ると、マクロABSを使用するとき、バイアス値が高いとピコ・セル215に関する範囲を拡張できることに留意されたい。ABS数は、ピコ・セルの境界217容量、例えばサービスすることのできるUE数、およびこのエリア内の最大スループットを定義することができる。構成情報は、バイアス情報としてバイアス値を含む。バイアス値は、マクロ・セル205からスモール・セル215へ、さらにはスモール・セル215からマクロ・セル205へのUE100のハンドオーバを制御するのに使用することのできるパラメータである。正のバイアス値では、マクロ・セル/マクロ・セル・シナリオよりも早く、UE100がマクロ・セル205からピコ・セル215にハンドオーバされ、やはりマクロ・セル/マクロ・セル・シナリオと比べて後に、スモール・セル215からマクロ・セル205にハンドオーバされる。
このことが図3にさらに示されている。図3は、マクロ・セル・カバレッジ・エリア205を確立するマクロ・セル基地局トランシーバ200を示す。マクロ・セル基地局トランシーバ200のカバレッジ・エリア205内に、別の基地局トランシーバ210が配置され、別の基地局トランシーバ210は、図2に一致して、カバレッジ・エリア215を有するピコ・セルを確立する。図3はまた、ピコ・セル210のセル境界エリア217も示す。さらに、図3は、3つの異なる位置100a、100b、および100bのモバイル・トランシーバ100を示す。位置100aで、UE100がマクロ・セル200に関連付けられ、UE100はマクロUE100aとも呼ばれる。位置100bで、UE100がピコ・セル境界エリア217でピコ・セル210と関連付けられると想定され、ピコ・セル境界エリア217に対して、UE100はピコ・セル境界モバイル100bとも呼ばれる。100cで、UE100はピコ・セル210にも関連付けられるが、ピコ・セルの中心エリアに位置し、したがってUE100はピコ・セル内部モバイル100cとも呼ばれる。
図3は、カバレッジ・エリア205内の様々な位置での、マクロ・セル基地局トランシーバ200からの無線信号の受信レベル203を示す。マクロ・セル基地局トランシーバ203までの距離が遠くなる、または長くなるほど、マクロ受信信号レベル203が低下することがわかる。それに応じて、ピコ受信信号レベル213が図3で示されており、これもピコ・セル基地局トランシーバ210までの距離と共に低下する。マクロ受信信号レベル203をピコ受信信号レベル213と比較して、2つの受信信号レベル203、213が同等となるブレーク・イーブン位置240を、2つの基地局トランシーバ200、210の間に配置することができる。通常通り、バイアスされないハンドオーバをトリガすることができるこの点の周りにマージンを画定することができる。以下では、バイアスされるハンドオーバの効果を説明する。
バイアス値は、マクロ・セル205に向かってピコ・セル215のセル境界を画定する。まず、UE100が位置100aから位置100bに向けて移動すると仮定する。UE100は、その感度情報をマクロ基地局トランシーバ200にレポートし、マクロ・セル基地局トランシーバ200からバイアス情報を含む構成情報を受信する。マクロ基地局トランシーバ200は、感度情報をレポートするようにUE100に要求することができる。別の実施形態では、基地局トランシーバ装置20の受信する手段22は、UE100を求めるハンドオーバ要求の間に、別の基地局トランシーバから、例えばピコ基地局トランシーバ210または隣接する他のマクロ基地局トランシーバから感度情報を受信するように動作可能にすることができる。
構成情報は、マクロ基地局トランシーバ200と他のピコ基地局トランシーバ210との間のハンドオーバに関する測定値を参照する。本実施形態では、正のバイアス値がバイアス情報で示されると仮定する。
さらに、受信感度は、ピコ基地局トランシーバ210からの基準信号の受信電力に対応し、UE100は、ピコ基地局トランシーバ210から受信した無線信号からデータを首尾よく復号化することが必要となる。別の実施形態では、受信感度は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210のうちの1つから受信した無線信号と、1つまたは複数の他の基地局トランシーバ210、200および背景雑音から受信した信号との間の信号対干渉および雑音比に対応することができることに留意されたい。言い換えれば、マクロ基地局トランシーバ200は、1つまたは複数の無線セル、すなわちマクロ・セル205を提供し、感度情報は、モバイル・トランシーバ100aが関連付けられるマクロ・セル205とは異なるピコ・セル215に関係する。
バイアス値が、UEへのRRC測定構成メッセージの部分であるパラメータ・セル特有のOffset(Ocn)に適用される。Ocnパラメータに関する値が、Q−Offset Range内で定義される。以下では、OcnおよびQ−offsetを詳述するために技術仕様(TS)36.331からの抜粋を与える。
TS 36.331より:
Ocn:
Ocnは、近隣セルのセル特有のオフセット(すなわち、近隣セルの周波数に対応するmeasObjectEUTRA内で定義されるcelllndividualOffset)であり、近隣セルについて構成されない場合、0に設定される。
celllndividualOffset
特定のセルに適用可能なセル個々のオフセット。値dBー24は−24dBに対応し、値dBー22は−22dBに対応し、以下同様である。
Q−OffsetRange:
IE Q−OffsetRangeは、セル再選択に関する候補を評価するとき、または測定レポーティングに関するトリガリング条件を評価するときに適用されるセルまたは周波数特有のオフセットを示すのに使用される。dB単位の値。値dBー24は−24dBに対応し、値dBー22は−22dBに対応し、以下同様である。
Q−Offset情報要素(IE)をAbstract Syntax Notation 1(ASN.1)で定義することもできる。
Q−OffsetRange情報要素
−−ASN 1 START
Q−OffsetRange ::= ENUMERATED {
dB−24, dB−22, dB−20, dB−18, dB−16, dB−14, dB−12, dB−10, dB−8, dB−6, dB−5, dB−4, dB−3, dB−2, dB−1, dBO, dB1, dB2, dB3, dB4, dB5, dB6, dB8, dB10, dB12, dBl4, dB16, dB18, dB20, dB22, dB24}
−−ASN1STOP
したがって、マクロ基地局トランシーバ200は、ピコ基地局トランシーバ210から受信した信号に適用される正のバイアス値で位置100aのUE100を構成する。UE100が位置100aから位置100bに向かって移動するとき、UE100は、ピコ基地局トランシーバ210から受信した無線信号を測定し、バイアス値を結果に加える。高バイアス値が構成される場合、ピコ・セル215のバイアスされる受信信号電力は、位置250でマクロ受信信号レベルと一致する。低バイアス値が構成される場合、ピコ・セル215のバイアスされる受信信号電力は、位置260でマクロ受信信号レベルに一致する。しかし、絶対受信電力以外に、ピコ基地局トランシーバ210の信号に関する信号対妨害比も位置260よりも位置250で悪くなるので、位置250でピコ基地局トランシーバ210の無線信号からデータを復号化するために、位置260よりも高い受信機感度が必要である。したがって、マクロ基地局トランシーバ200がUEの受信機感度についての知識を持たない場合、早期ハンドオーバ・トリガリングによるハンドオーバ失敗を回避するために低バイアス値を構成しなければならなくなる。
言い換えれば、マクロ基地局トランシーバ200は、他のピコ基地局トランシーバ210のカバレッジ・エリア215を少なくとも部分的に取り囲むカバレッジ・エリア205を生成する。構成情報内のバイアス情報は、他のピコ基地局トランシーバ210のカバレッジ・エリア215が、バイアスされない測定値と比べてバイアス情報を使用する測定値によって拡大されるようなものである。UE100の個々の受信機感度に応じてカバレッジ拡張を行うことができ、それと共にカバレッジ拡張を柔軟に調節することができる。
図3はまた、セル内部モバイルからセル境界217を分離するセル境界ウィンドウ(CBW)も示す。図3に示されるように、ピコUEのマクロ・セル205の信号に関する測定結果にCBWを追加することができる。図からわかるように、次いで、マクロ受信信号レベル203が、CBWにより、ピコ受信信号レベル213と比べて増大する。これらの値が一致するとき、ピコ・セル215の中心部分と境界部分217との間の境界を検出することができる。例えば、この境界を使用して、マクロ・セル205のABSでスケジューリングされるセル境界217内のモバイルと、マクロ・セル205の非ABSの間にスケジューリングされるピコ・セル215のセル内部のモバイルとを区別することができる。例えば、UE RRCメッセージを使用して、様々な位置のうちのどこにUEがあるかを判定することができる。例えば、イベントA3(3GPPのTS 36.331と比較)は、近隣セル(例えばピコ・セル215)がサービング・セル(例えばマクロ・セル205)よりもオフセット(ハンドオーバ・マージンまたはCBW)だけ良好であることを示す。
UE100が他の方式で、すなわち位置100cから位置100aに向かって移動する場合、スモール・セル215によってUE100を構成することができる。この場合、マクロ受信信号レベル203に関する測定結果にバイアスをかけることができる。この方向では、それぞれ、マクロ・セル信号レベル203に負のバイアス値を加えて、同一の効果を達成することができ、正の値をピコ・セル信号レベル213に加えることができる。
別の実施形態では、ピコ・セル215はCSGセルであり、CSGセルはまた、フェムト・セルに対応することができる。位置100aから100cに向かって移動するUE100は、CSGセル215にハンドオーバすることができないことが知られている。したがって、その受信機感度に基づいて、例えばイベントA3を可能な限り遅く、すなわち可能な限りCSG基地局トランシーバ210に近づいてレポートするようにUE100を構成することができる。この実施形態では、イベントA3は、UE100がCSGセル215のABS上でスケジューリングされるとき、およびUE100へのデータがCSGセル215の非ABS上で依然として成功することができるときをトリガすることができる。別の実施形態では、イベントA3は、UE100の干渉条件を改善するために、基地局トランシーバ200からCSG基地局トランシーバ210に通信されるABS構成要求をトリガすることができる。
UE特有の感度情報またはバイアス能力がEUTRA内で、例えばマクロ基地局トランシーバ200で知られていない場合、マクロ・セル205によって(スモール・セル215へのハンドオーバ)、さらにはスモール・セル210(マクロ・セル215へのハンドオーバ)によってデフォルト・バイアス値を使用しなければならないことになる。特定のUE実装、例えば連続する干渉相殺(SIC)受信機に基づいて、−20dBまでのバイアス値を想定することができる。換言すると、モバイル・トランシーバ装置10の受信する手段12は、SICを実施する信号処理手段を備えることができる。実施形態では、モバイル・トランシーバ装置10は、1つまたは複数の信号処理モードで動作可能である信号プロセッサをさらに備えることができ、受信感度は信号処理モードに依存する。第1の信号処理モードは、SICモードに対応することができ、第2の信号処理モードは、受信機感度に対する影響を有する、SICのない信号処理に対応することができる。他の低コストUEは、より高いバイアス値、例えば−8dBでのみ動作することがある。
したがって、実施形態は、UEからサービングeNBに対して利用可能にされ、ハンドオーバ要求の間にeNBをターゲットとするために転送することのできる、バイアス値に関するUE能力、すなわち受信機感度情報を利用することができる。ターゲットeNB210がスモール・セル215にサービスする場合、以前のサービング・マクロ・セルeNB210に戻るハンドオーバのためにUE特有のバイアス値を使用することができる。ターゲットeNBが第2のマクロ・セルにサービスする場合、この第2のマクロ・セルから、この第2のマクロ・セルのカバレッジ内に位置するスモール・セルへのハンドオーバのためにバイアスを使用することができる。
感度情報を呼出しセットアップ中にUEによって提供することができる。例えば、eNBからの「UECapabilityEnquiry」要求の結果としてUEからeNBに送信されるRRCメッセージ「UECapabilityInformation」の拡張を使用することができる。UE関連情報の転送のためにIE UE−EUTRA−Capabilityを使用することができ、例えばUE特有のバイアス値で拡張することができる。別の実施形態では、バイアス値とOcnの同一の細分性を使用するために、バイアス値がOcnの細分性にマッピングしない場合(例えば、0.5から1dBステップのバイアスと、Ocnに関する2dBステップ)、バイアス値を送信する代わりに、UEは、Ocn値のスケールのバイアス値をマッピングすることができる。さらに、バイアス値が、異なるUEクラス、例えば高い、中間の、または低い性能のUEを表す異なるバイアス値のセットにマッピングされることがある(例えば−20から−16dB、−15から−10dBなど)。
基地局トランシーバの間で、例えばハンドオーバ準備中に、X2メッセージ「Handover Request」内の拡張された「UECapabilityInformation」の転送を実施することができる。実施形態では、感度情報は前記X2メッセージの部分でよい。
実施形態は、改善された、さらには最適なバイアス値のUE特有の設定を提供することができ、様々なピコ・セル拡張が得られ、最適化され、または改善されたピコ・セル・スループットが得られる。
図4に、モバイル通信システム300用のモバイル・トランシーバ100のための方法の一実施形態の流れ図のブロック図を示す。モバイル・トランシーバ100は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210から無線信号を受信するように動作可能である。この方法は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210から無線信号を受信するステップ32を含む。受信するステップ32は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210のうちの1つの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、2つ以上の基地局トランシーバ210、200のうちの他からの無線信号も受信する受信感度を有する。この方法は、関連する基地局トランシーバ200に受信感度に関する感度情報を提供する別のステップ34を含む。
図5に、2つ以上の基地局トランシーバ200、210を備えるモバイル通信システム300用の基地局トランシーバ200、210のための方法の一実施形態の流れ図のブロック図を示す。この方法は、モバイル・トランシーバ100の受信機感度に関する感度情報を受信するステップ42を含む。この方法は、モバイル・トランシーバ100についての測定構成に関する構成情報を求める別のステップ44を含む。構成情報は、2つ以上の基地局トランシーバ200、210のうちの1つから受信した無線信号に関するモバイル・トランシーバ100での信号品質測定値に関する情報を含む。構成情報は、信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、バイアス情報は感度情報に基づく。
さらに、実施形態は、コンピュータまたはプロセッサまたはプログラマブル・ハードウェア構成要素上でコンピュータ・プログラムが実行されるとき、上記の方法のうちの1つを実施するコンピュータ・プログラムを提供することができる。
説明および図面は本発明の原理を示すに過ぎない。したがって、本明細書では明示的に説明または図示していないが、本発明の原理を実施し、本発明の趣旨および範囲内に含まれる様々な構成を当業者は考案できることを理解されよう。さらに、本明細書で列挙されるすべての例は、本発明の原理および当技術分野を推進するために本発明(等)によって与えられる概念を読者が理解するのを助ける教育目的のものに過ぎず、そのような具体的に列挙される例および条件に限定されないものとして解釈すべきことが原理的に明白に意図される。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態、ならびにその特定の例を列挙する本明細書のすべての陳述は、その均等物を包含するものとする。
「...のための手段」と示す機能ブロック(一定の機能を実施する)は、それぞれ一定の機能を実施するように動作可能な回路を備える機能ブロックと理解されたい。したがって、「何らかのための手段」は、「何らかのために適合され、適している手段」と理解することもできる。したがって、一定の機能を実施するように適合される手段は、そのような手段が必ずしも(所与の瞬間に)前記機能を実施していることを示唆するわけではない。
「手段」、「受信する手段」、「送信する手段」、「提供する手段」、「求める手段」などの任意の機能ブロックを含む、図に示す様々な要素の機能は、例えばプロセッサ、受信機、送信機、プロバイダ、決定器のような専用ハードウェア、ならびに適切なソフトウェアに関連してソフトウェアを実行することのできるハードウェアの使用によって提供することができる。プロセッサによって提供されるとき、単一の専用プロセッサ、単一の共有プロセッサ、またはその一部を共有することのできる複数の個々のプロセッサによって機能を提供することができる。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」という用語の明示的な使用を、ソフトウェアを実行することのハードウェアをもっぱら指すと解釈すべきではなく、限定はしないが、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納する読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性ストレージを暗黙的に含むことができる。従来型および/またはカスタム型の他のハードウェアも含めることができる。
本明細書の任意のブロック図は本発明の原理を実施する例示的回路の概念図を表すことを当業者は理解されたい。同様に、任意のフローチャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどは、実質上はコンピュータ可読媒体で表すことができ、コンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているか否かに関わらず、そのようなコンピュータまたはプロセッサで実行することのできる様々なプロセスを表すことを理解されよう。
さらに、以下の特許請求の範囲が、本明細書によって詳細な説明に組み込まれ、各請求項は別々の実施形態としてそれ自体に基づくことができる。各請求項は別々の実施形態としてそれ自体に基づくが、従属請求項は特許請求の範囲では1つまたは複数の他の請求項との特定の組合せを指すことがあるが、他の実施形態は、従属請求項とそれぞれの他の従属請求項の主題との組合せをも含むことがあることに留意されたい。特定の組合せが意図されないと述べられるのでない限り、そのような組合せが本明細書で提案される。さらに、任意の他の独立請求項に対する請求項の特徴も、この請求項が独立請求項に直接的に従属していない場合であっても含むものとする。
本明細書または特許請求の範囲で開示される方法は、これらの方法のそれぞれのステップを実施する手段を有する装置によって実装できることにさらに留意されたい。
さらに、本明細書または特許請求の範囲で開示される複数のステップまたは機能の開示が特定の順序の範囲内にあると解釈することはできないことを理解されたい。したがって、複数のステップまたは機能の開示は、そのようなステップまたは機能が技術的理由のために相互交換可能ではないので限り、これらを特定の順序に限定しない。さらに、いくつかの実施形態では、単一のステップは複数のサブステップを含むことができ、または複数のサブステップに分割することができる。明示的に除外されるのでない限り、そのようなサブステップをこの単一のステップの開示の部分として含めることができる。

Claims (15)

  1. モバイル通信システム(300)用のモバイル・トランシーバ(100)のための装置(10)であって、前記モバイル・トランシーバ(100)が、2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信するように動作可能であり、
    前記2つ以上の基地局トランシーバから無線信号を受信する手段(12)であって、前記2つ以上の基地局トランシーバのうちの1つの基地局トランシーバの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、前記2つ以上の基地局トランシーバのうちの他の基地局トランシーバからの無線信号も受信する受信感度をさらに有する受信する手段(12)と、
    関連する基地局トランシーバ(200)に前記受信感度に関する感度情報を提供する手段(14)と
    を備える装置(10)。
  2. 前記受信感度が、基地局トランシーバからの基準信号の受信電力に対応し、または前記受信感度が、2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)のうちの1つから受信した無線信号と、1つまたは複数の他の基地局トランシーバ(210;200)および背景雑音から受信した信号との間の信号対干渉および雑音比に対応し、かつ/または
    基地局トランシーバが1つまたは複数の無線セルを提供し、前記感度情報が、モバイル・トランシーバが関連付けられる無線セルとは異なる無線セルに関係する請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記受信する手段(12)が、1つまたは複数の信号処理モードで動作可能である信号プロセッサをさらに備え、前記受信感度が前記信号処理モードに依存する請求項1に記載の装置(10)。
  4. 前記1つまたは複数の信号処理モードのうちの1つが、連続する干渉相殺モードに対応する請求項3に記載の装置(10)。
  5. 前記受信する手段(12)が、前記感度情報を更新するように動作可能であり、前記提供する手段(14)が、更新した感度情報を関連する基地局トランシーバ(200)に提供するように動作可能である請求項1に記載の装置(10)。
  6. モバイル通信システム(300)用の基地局トランシーバ(200)のための装置(20)であって、
    モバイル・トランシーバ(100)の受信機感度に関する感度情報を受信する手段(22)と、
    前記モバイル・トランシーバ(100)についての測定構成に関する構成情報を求める手段(24)であって、前記構成情報が、別の基地局トランシーバから受信した無線信号に関する前記モバイル・トランシーバ(100)での信号品質測定値に関する情報を含み、前記構成情報が、前記信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、前記バイアス情報が前記感度情報に基づく、構成情報を求める手段(24)と
    を備える装置(20)。
  7. 前記モバイル・トランシーバ(100)に構成情報を送信する手段(26)をさらに備える請求項6に記載の装置(20)。
  8. 前記受信する手段(22)が、前記モバイル・トランシーバ(100)から前記感度情報を受信するように動作可能であり、前記モバイル・トランシーバ(100)が前記基地局トランシーバ(200)に関連付けられる請求項6に記載の装置(20)。
  9. 別の基地局トランシーバ(210)に前記感度情報を提供する手段(28)をさらに備える請求項8に記載の装置(20)。
  10. 前記受信する手段(22)が、別の基地局トランシーバ(210)から前記感度情報を受信するように動作可能である請求項6に記載の装置(20)。
  11. 前記構成情報が、前記基地局トランシーバ(200)と別の基地局トランシーバ(210)との間のハンドオーバに関する測定値を参照する請求項6に記載の装置(20)。
  12. 前記基地局トランシーバ(200)のカバレッジ・エリア(205)が、他の基地局トランシーバ(210)のカバレッジ・エリア(215)を少なくとも部分的に取り囲み、前記構成情報内の前記バイアス情報が、他の基地局トランシーバのカバレッジ・エリア(215)が、バイアスされない測定値と比べて前記バイアス情報を使用する測定値によって拡大されるようなものである請求項9に記載の装置(20)。
  13. モバイル通信システム(300)用のモバイル・トランシーバ(100)のための方法であって、前記モバイル・トランシーバ(100)が、2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)から無線信号を受信するように動作可能であり、
    前記2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)から無線信号を受信するステップ(32)であって、前記2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)のうちの1つの基地局トランシーバの無線信号からデータを復号化する可能性を判定すると共に、前記2つ以上の基地局トランシーバ(210;220)のうちの他の基地局トランシーバからの無線信号も受信する受信感度を有するステップ(32)と、
    関連する基地局トランシーバ(200)に前記受信感度に関する感度情報を提供するステップ(34)と
    を含む方法。
  14. 2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)を備えるモバイル通信システム(300)用の基地局トランシーバ(200;210)のための方法であって、
    モバイル・トランシーバ(100)の受信機感度に関する感度情報を受信するステップ(42)と、
    前記モバイル・トランシーバ(100)についての測定構成に関する構成情報を求めるステップ(44)であって、前記構成情報が、前記2つ以上の基地局トランシーバ(200;210)のうちの1つから受信した無線信号に関する前記モバイル・トランシーバ(100)での信号品質測定値に関する情報を含み、前記構成情報が、前記信号品質測定値にバイアスをかけるためのバイアス情報を含み、前記バイアス情報が前記感度情報に基づく、ステップ(44)と
    を含む方法。
  15. コンピュータ・プログラムがコンピュータ、プロセッサ、またはプログラム可能ハードウェア構成要素で実行されるとき、請求項13または14に記載の方法のうちの1つを実施するプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラム。
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