JP2015528229A - ショートフレーム内でアクナリッジメントポリシーをシグナリングする方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

ロジックが、アクナリッジメント(ACK)ポリシーフィールドを有する新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。ロジックは、新たなショートフレームフォーマット内のフレーム制御フィールドのサブフィールドとしてACKポリシーフィールドを含むように、新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。ロジックは、新たなショートフレームフォーマットの導入の影響を最小化するよう、短縮・再規定されたタイプフィールドと新たなACKポリシーサブフィールドとをフレーム制御フィールド内に有する新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。ロジックは、現行のショートフレームフォーマットに対して再規定されたフレーム制御フィールドを有するショートフレームフォーマットを実装し得る。ロジックは、ショートフレームフォーマットの有用性を高めるため、また、異なるベンダーからの異なる設計の装置との装置互換性を高めるため、例えばノーマルACK、ブロックACK、及びACK無しなどの2つ以上のACKポリシーを含むようにACKポリシーサブフィールドを規定し得る。

Description

実施形態は無線通信の分野にある。より具体的には、実施形態は、無線送信器及び受信器間での通信プロトコルの分野にある。
無線通信システムは、地理的に異なる通信装置間で動作を連係させるために制御情報の双方向シグナリング(信号伝達)を利用することがある。無線通信システムの1つの設計トレードオフは、所与量のシステム帯域幅に対して制御情報及びデータ情報のボリュームを均衡化(バランス)させることである。オーバーヘッドとも呼ばれるときがある制御情報の増加は、データ伝送に利用可能なシステム帯域幅を減少させ得る。より多くの制御情報をシステムのプロトコルに含めることと、より少ない情報をシステムのプロトコルに含めることとの間でバランスが決定される。このバランスを決定する際の1つのファクタは、異なるプロトコルを使用する複数の装置で意図される使用法にある。一部のシステムにおいて、例えば、複数の装置のうちの一部は、増大したオーバーヘッドから何らかの利益を達成するために、電源を利用して、オーバーヘッド増大の方にバランスを推し進め得る高データレート及びその他の好ましい環境ファクタを利用することがある。他の装置は、電池電力を利用して、低データレートを有し、そして場合により、データ伝送のためにオーバーヘッドの低減の方にバランスを推し進める他の環境ファクタに従うことがある。しかしながら、制御情報の削減は、双方向シグナリングを管理することにおいて問題を生じさせ得る。制御情報の削減は、そのような管理機能を削減あるいは除去し、それにより、潜在的に信頼できない通信の原因となり得る。
実施形態によれば、ショートフレーム内でアクナリッジメントポリシーをシグナリングする方法及び装置が開示される。
パケットを送信する装置は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成するメディアアクセス制御ロジックを有し得る。フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述するタイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有し得る。この装置はまた、フレームの先頭にプリアンブルを追加し且つフレームを送信する物理層ロジックと有し得る。
複数の固定式あるいは移動式の通信装置を含む複数の通信装置を有する無線ネットワークの一実施形態を示す図である。 ショートフレームフォーマットの一実施形態を示す図である。 ショートフレームフォーマットのフレーム制御フィールドの一実施形態を示す図である。 アクナリッジメントポリシーフィールドを備えたショートフレームの生成、送信、受信、復号化及び解釈を行う装置の一実施形態を示す図である。 アクナリッジメントポリシーフィールドを備えたショートフレームを生成するフローチャートの実施形態を示す図である。 アクナリッジメントポリシーフィールドを備えたショートフレームを生成するフローチャートの実施形態を示す図である。 図1−2に示したようなアクナリッジメントポリシーフィールドを備えたショートフレームを用いた通信の送信、受信、復号化及び解釈を行うフローチャートの一実施形態を示す図である。 図1−2に示したようなアクナリッジメントポリシーフィールドを備えたショートフレームを用いた通信の送信、受信、復号化及び解釈を行うフローチャートの一実施形態を示す図である。
以下、添付の図面に描かれた新規な実施形態を詳細に説明する。しかしながら、提示されるこれらの詳細事項は、記載される実施形態の予期されるバリエーションを制限することを意図したものではなく、むしろ、請求項及び詳細な説明は、添付の請求項によって規定される本教示の精神及び範囲に入る全ての変更、均等及び代替に及ぶものである。以下の詳細な説明は、そのような実施形態を当業者に理解可能にすることを意図している。
“一実施形態”、“或る実施形態”、“実施形態例”、“様々な実施形態”などへの言及は、そのように記載された実施形態が特定の機構、構造又は特徴を含み得ることを指し示しており、全ての実施形態が必ずその特定の機構、構造又は特徴を含むといったことを指し示すものではない。また、“一実施形態において”という言い回しの繰り返しての使用は、必ずしも同一の実施形態に言及するものではない(そうであることもあり得るが)。
ここでは、別段の指定がない限り、共通の対象を記述ための“第1の”、“第2の”、“第3の”などの序数形容詞の使用は、単に、同様の対象の異なるインスタンスを参照していることを指し示すものであり、そのように記述された対象が、時間的に、空間的に、順位的に、あるいはその他のやり方で、所与の順序になければならないということを意味するものではない。
ショートフレームとは、通信に伴われるオーバーヘッドを低減するために通信の制御情報が削減されているフレームであるとし得る。例えば、電気電子技術者協会(IEEE)802.11ahは、メディアアクセス制御(MAC)ヘッダの既存のフィールド群の一部を除去することによってMACヘッダオーバーヘッドを削減するショートMACフレームフォーマットを定義している。幾つかの実施形態は、既存のMACヘッダにおけるオーバーヘッドの低減から有意に恩恵を受け得る。一部の実施形態は、例えば、IEEE802.11ahシステムに1メガヘルツ(MHz)のチャンネル帯域幅を使用する。このような実施形態における最低のデータレートは、およそ6.5メガビット毎秒(Mbps)/20=325キロビット毎秒(Kbps)となり得る。2回反復コーディングが使用される場合、最低のデータレートは162.5Kbpsに低下する。多くの実施形態において、最低のPHYレートがビーコン及び制御フレームの伝送に使用される。データレートを低下させることは伝送距離を増大させ得るが、パケットを送信するのに遥かに長い時間を要する。一実施形態によれば、プロトコルの効率は、パケットのMACヘッダを、ショートMACヘッダであるように削減することによって向上されることができ、それにより、WiFiを用いて非常に低い電力消費で例えばインターネットに接続する小型電池式無線装置(例えば、センサ)が可能にされ得る。
IEEE802.11システムは典型的に、メディアアクセス制御(MAC)フレームフォーマットを用いて制御情報を伝達している。MACヘッダ(ショートではない)は、しかしながら、短めのペイロードすなわちMACプロトコルデータユニット(MPDU)に対して特に、有意なオーバーヘッドを導入してしまい得る。例えば、IEEE802.11nシステムは、セキュリティなしで、30−36オクテットを有するMACヘッダを利用し得る。これは、例えばセンサや工業プロセスオートメーションでのトラフィックなどのショートパケット用途では非効率である。
IEEE802.11ahは、MACヘッダの既存のフィールド群の一部を除去することによってMACヘッダオーバーヘッドを削減するショートMACフレームフォーマットを定義している。ショートMACフレームフォーマットは、MACヘッダを短縮するために使用されることができ、そしてMACヘッダの短縮化により、装置の電池寿命が長期化されるとともに媒体占有率が低下され得る。ショートMACフレームフォーマットから除去されるフィールドのうちの1つはアクナリッジメントポリシーフィールドであり、これは典型的に、通常のMACフレームフォーマットのサービス品質(QoS)制御フィールドの一部である。
アクナリッジメントポリシーフィールドは、特定のアクナリッジメントポリシーが所与の接続、装置又はシステムに対して使用されるべきかを指し示し得る。例えば、装置は、通常(ノーマル)のアクナリッジメント(ACK)スキームを使用してもよいし、ブロックACKスキームを使用してもよいし、あるいはACKスキームを全く使用しないこともある。ショートMACフレームフォーマットにアクナリッジメントポリシーフィールドが存在しないことは、特にQoSアプリケーションにおいて、信頼できない通信につながり得る。また、ACKポリシーフィールドの不存在は、2つ以上のACKポリシーが有益な状況において低オーバーヘッドショートフレームを装置が使用できることを実効的に制限してしまい得るし、あるいは、ショートフレームのみを使用し得る装置が、2つ以上のACKポリシーの使用を必要とする通信に携わることを妨げてしまい得る。
多くの実施形態は、これら及びその他の問題を解決するために、例えばIEEE802.11ahシステムのショートMACフレームフォーマットなどの短縮MACシグナリングを利用してWLANシステムにアクナリッジメントポリシーを信号伝達する技術を実装することによって、ショートフレーム内でのアクナリッジメントポリシーのシグナリングを可能にするプロトコルを使用する。実施形態は、例えばハードウェア及び/又はコードなどのロジックを有し、ショートフレームを決定し、ショートフレームを送信し、フレームがショートフレームであることを通信し、そして、受信装置側でショートフレームの構文解析、復号化及び解釈(インタープリット)を行うことによって、ショートフレームでのアクナリッジメントポリシーのシグナリングを可能にし得る。
実施形態は、アクナリッジメント(ACK)ポリシーフィールドを有する新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。多くの実施形態は、この新たなショートフレームフォーマット内のフレーム制御フィールドのサブフィールドとしてACKポリシーフィールドを含むように、この新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。幾つかの実施形態は、新たなショートフレームフォーマットの導入の影響を最小化するよう、現行のショートフレームフォーマットに対して再規定されたフレーム制御(FC)フィールドを有するショートフレームフォーマットを実装し得る。一実施形態において、ショートMACフレームフォーマットの現行のFCフィールドが、アクナリッジメントポリシーフィールドとして使用する1以上のビットをリザーブするように再規定される。結果として、これらの実施形態は、オペレータ、装置、又はネットワークに対して、値ごろ感、スケーラビリティ、モジュール性、拡張性、又は相互運用性を向上させることができる。一部の実施形態は、短縮・再規定されたタイプフィールドと新たなACKポリシーサブフィールドとをフレーム制御フィールド内に有する新たなショートフレームフォーマットを規定し得る。多くの実施形態は、ショートフレームフォーマットの有用性を高めるため、また、異なるベンダーからの異なる設計の装置との装置互換性を高めるため、例えばノーマルACK、ブロックACK、及びACK無し(ノーACK)などの2つ以上のACKポリシーを含むようにACKポリシーサブフィールドを規定し得る。
幾つかの実施形態において、フレーム制御(FC)フィールドは、タイプサブフィールド及びトラフィック識別子(TID)サブフィールドを含む多数のサブフィールドを有し得る。タイプサブフィールドは、4ビットのフィールドから2ビットのフィールドへと短縮されて、現行のタイプサブフィールドの情報を通信するように再規定され得る。例えば、IEEE802.11ahシステムのショートフレームのタイプサブフィールドは、フレームのタイプが、データフレームビット列0000又は管理フレームビット列0001としてフレームのタイプ(型)を通信することができ、また、現行でリザーブされているリザーブビット列1111を有し得る。残りのビット列はリザーブされている。タイプサブフィールドは、これらのビットのうちの2つをACKポリシーに利用するように再規定されることができる。
一部の実施形態において、タイプサブフィールドは、2ビットを使用するように再規定され得る。このような実施形態において、2ビット列が、データタイプフレーム00、管理タイプフレーム01、リザーブフレーム10、そして場合により拡張フレーム又は別のリザーブフレーム11として規定され、あるいは、これらを特定するように再規定され得る。
実施形態は、4つの異なるポリシーを規定する新たなACKポリシーを作り出すよう、2ビット(例えば、タイプサブフィールドから取り戻された2ビットなど)を有する新たなサブフィールドを規定し得る。例えば、一部の実施形態は、少なくともノーマルACK、ブロックACK、及びACK無しを提供するよう、2ビットのACKポリシーサブフィールドを規定し得る。これら追加のACKポリシーを含めることは、様々なベンダーによって設計された装置間での通信を有意に改善することができる。更なる実施形態において、2ビットのACKポリシーは、例えば、ノーマルACKと、ACK無しと、明示ACK無しと、ブロックACKとを含むACKポリシーを有し得る。更なる実施形態において、2ビットACKポリシーは、例えば、ノーマルACK若しくは暗示ACKビット列00と、ACK無しビット列10と、明示ACK無し若しくはパワーセーブマルチポール(PSMP)ACKビット列01と、ブロックACKビット列11とを含むACKポリシーを有し得る。多くの実施形態は、ショートフレームのフレーム制御フィールドのトラフィック識別子(TID)サブフィールド内にフレームサブタイプを実装し得る。
様々な実施形態は、システムオーバーヘッド、及び通信のショートフレームフォーマットにおけるACKポリシーの欠如に伴う様々な技術的問題に対処するように設計され得る。他の技術的問題は、ACKポリシーを規定するのに利用可能なビットがショートフレームフォーマット内にないこと、フィールド内のビットを再規定すること、フィールド値を短縮(トランケート)あるいは圧縮(コンプレス)すること、及び/又はこれらに類することを含み得る。
例えば上述のものなどの様々な技術的問題は、1つ以上の異なる実施形態によって対処され得る。例えば、システムオーバーヘッド及び通信のショートフレームフォーマットにおけるACKポリシーの欠如に対処する一部の実施形態は、例えば、ACKポリシーフィールドを規定するように利用を再規定されることが可能な1つ以上のサブフィールドを決定し、現行で規定されている機能のいたずらな損失を回避するように該1つ以上のサブフィールドを再規定し、ショートフレームフォーマットのフレーム制御フィールド内に新たなACKポリシーサブフィールドを規定することなどの、1つ以上の異なる技術的手段によってそうし得る。
一部の実施形態は、IEEE802.11ahシステムや、例えばIEEE802.11−2012なる、情報テクノロジ―システム間での遠隔通信及び情報交換―ローカルエリアネットワーク及びメトロポリタンエリアネットワーク―具体的要求―パート11:無線LANメディアアクセスネットワーク(MAC)及び物理層(PHY)仕様(http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.ll-2012.pdf)というIEEE規格などの規格に従って動作するその他のシステムなど、IEEE802.11システムを使用する。
一部の実施形態は特に、例えば1つ以上のIEEE802.11規格(集合的に“WiFi”すなわちワイヤレスフィデリティと呼ばれるときもある)を実装するWLANなどの、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に関する改善に向けられる。例えば、一実施形態において、例えばIEEE802.11ah無線通信規格などのWLANに、改善されたアクナリッジメントスキームが実装され得る。しかしながら、実施形態はこの例に限定されるものではない。
幾つかの実施形態は、例えばルータ、交換装置、サーバ、ワークステーション、ネットブック、モバイル装置(ラップトップ、スマートフォン、及びタブレットなど)、並びにセンサ、メータ、制御装置、器具、モニタ、及び家電機器などの、アクセスポイント(AP)、及び/又はAP若しくは局(ステーション;STA)のクライアント装置を有する。一部の実施形態は、例えば屋内及び/又は屋外での“スマート”グリッドサービス及びセンササービスを提供し得る。例えば、一部の実施形態は、特定のエリア内の1つ以上の住宅に関して電気、水、ガス及び/又はその他のユーティリティの使用量を測定するセンサからデータを収集してこれらのサービスの使用量を計測支局に無線送信する計測局を提供し得る。更なる実施形態は、例えば転倒検知、薬瓶監視、体重監視、睡眠時無呼吸、血糖値、及び心拍リズムなどの、患者の健康管理関連事象及びバイタルサインを監視する在宅療養、診療所、又は病院のセンサからデータを収集し得る。このようなサービス用に設計される実施形態は、概して、IEEE802.11n/acシステムで提供される装置より遥かに低いデータレートと遥かに低い(極めて低い)電力消費とを要求し得る。
ここに記載されるロジック、モジュール、装置、及びインタフェースは、ハードウェア及び/又はコードにて実装され得る機能を実行することができる。ハードウェア及び/又はコードは、機能を遂行するように設計された、ソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード、プロセッサ、状態マシン、チップセット、又はこれらの組み合わせを有し得る。
実施形態は無線通信を支援し得る。一部の実施形態は、Bluetooth(登録商標)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、セルラーネットワークのような低電力無線通信、ネットワーク内での通信、メッセージングシステム、及び装置間のインタラクションを支援するスマート装置を有し得る。また、一部の無線実施形態は単一のアンテナを組み入れ得るが、他の実施形態は複数のアンテナを使用してもよい。これらの1つ以上のアンテナは、プロセッサ及び無線器と結合して、無線波の送信及び/又は受信を行い得る。例えば、MIMO(multiple-input and multiple-output)は、通信性能を向上させるために送信器及び受信器の双方で複数のアンテナを介して複数の信号搬送無線チャンネルを使用するものである。
この開示は、WLAN関連の規格に限定されるものではなく、無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)、並びにWWANに含まれる無線装置、ユーザ装置若しくはネットワーク機器に関係する3G若しくは4Gの無線規格(後継及び異形を含む)にも適用され得る。3G若しくは4Gの無線規格の例は、限定されないが、改定、後継及び異形を含めて、IEEE802.16m規格及び802.16p規格、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)規格及びLTE−A(LTEアドバンスト)規格、並びにインターナショナルモバイルテレコミュニケーションズアドバンスト(IMT−ADV)規格を含み得る。他の好適な例は、限定されないが、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))エボリューション(EDGE)技術に関するGSM(登録商標)/エンハンストデータレート、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)/ハイスピードパケットアクセス(HSPA)技術、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェイブアクセス(WiMAX)技術若しくはWiMAX II技術、符号分割多重アクセス(CDMA)2000システム技術(例えば、CDMA2000 1xRTT、CDMA2000 EV−DO、及びCDMA EV−DVなど)、欧州電気通信標準化機構(ETSI)によって規定されている高性能無線メトロポリタンエリアネットワーク(HIPERMAN)技術、ブロードバンド無線アクセスネットワーク(BRAN)、無線ブロードバンド(WiBro)テクノロジ、汎用パケット無線サービス(GPRA)を用いるGSM(登録商標)システム(GSM(登録商標)/GPRS)テクノロジ、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)テクノロジ、高速直交周波数分割多重(OFDM)パケットアクセス(HSOPA)テクノロジ、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)システムテクノロジ、及びLTE/システムアーキテクチャエボリューション(SAE)の3GPPリリース8−12などを含み得る。ここでの例はこの状況に限定されるものではない。
以下に記載される特定の実施形態の一部は、特定の構成を有する実施形態を参照することになるが、当業者が悟るように、本開示に係る実施形態は、同様の課題又は問題を有する他の構成でも有利に使用され得る。
図1を参照するに、無線通信システム1000の一実施形態が示されている。無線通信システム1000は、ネットワーク1005に有線及び無線で接続され得る通信装置1010を有している。通信装置1010は、ネットワーク1005を介して複数の通信装置1030、1050及び1055と無線通信し得る。通信装置1010はアクセスポイントを有し得る。通信装置1030は、例えばセンサ、消費者電子装置、個人用モバイル装置、又はこれらに類するものなどの低電力通信装置を有し得る。そして、通信装置1050及び1055は、センサ、局、アクセスポイント、ハブ、交換装置、ルータ、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、携帯電話、スマートフォン、PDA(携帯情報端末)、又はその他の無線可能装置を有し得る。故に、通信装置は移動式であってもよいし固定式であってもよい。例えば、通信装置1010は、住宅の近隣内の水消費量計測支局を有し得る。この近隣内の各住宅は、例えば通信装置1030などのセンサを有することができ、通信装置1030は、水使用量メータに一体化されるか結合されるかし得る。
最初に、通信装置1030が、送信すべきショートフレーム1034を決定し得る。例えば、通信装置1030のフレーム構築部1033が、通信装置1030のメモリ1031内のショートフレーム構造1032に基づいて、ショートフレーム1034を生成あるいは選択し得る。メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤロジック1038が、物理層(PHY)ロジック1039と通信して、ショートフレーム1034を送信し得る。一部の実施形態において、PHYロジック1039は、フレームがショートフレームであることを指し示すビットを有するプリアンブルを生成し得る。
ショートフレーム1034は、ショートフレーム1034内のフレーム制御フィールドのタイプサブフィールド(フィールドとして参照されるときもある)内の値及びショートフレーム1034のフレーム制御フィールドのトラフィック識別子(TID)サブフィールド内の管理サブタイプなどの特定のサブタイプによって管理フレームタイプ又はデータフレームタイプとして特定されるショートMACヘッダを有するフレームを有し得る。更なる実施形態において、ショートフレーム1034のフレームタイプは、例えば拡張フレームなど、リザーブフィールド値を用いて特定される新たなフレームタイプなどの、異なるフレームタイプであり得る。その後、通信装置1030は、通信装置1010と関連付けるための例えばショート関連付け要求フレームなどのショートフレーム1034を送信し得る。
通信装置1010は、ショートフレーム1034をパケットの形態で受信し得る。このパケットは、プリアンブル1016を先頭に追加された、ショートフレーム1014と、一部の実施形態において1つ以上の更なるフレームとを有し得る。PHYロジック1029が、プリアンブル1016を復号化してショートフレーム1014を決定し、ショートフレーム1014をMACサブレイヤロジック1018に送信し得る。MACサブレイヤロジック1018は、メモリ1011内のショートフレーム構造1012に基づいてショートフレーム1014を構文解析するとともに、1つ以上のフィールド値を解釈して、通信装置1030が関連付けを要求していることを決定し得る。通信装置1010は、通信装置1030を通信装置1010と関連付けるために、例えばショート関連付け応答フレームなどのショート管理フレームを送信し得る。
通信装置1030が通信装置1010と関連付くと、通信装置1030は周期的にショートデータフレームを通信装置1010に送信し得る。通信装置1030は、データフレームを指し示すフレーム制御フィールドのタイプサブフィールド内の2ビットと、ACKポリシーを指し示す値を有するショートデータフレーム1034内のフレーム制御フィールドのACKポリシーサブフィールド内の2ビットとを有するショートデータフレーム1033を生成し得る。例えば、通信装置1030は、ショートフレーム1033がデータフレームであることを指し示すべくタイプサブフィールドに値00を挿入するとともに、ショートデータフレーム1034のACKポリシーがノーマルACKポリシー若しくは暗示ブロックACKポリシーであることを通信装置1010に対して指し示すべくACKポリシーサブフィールドに値00を挿入し得る。他の状況において、通信装置1030は、ACKポリシーサブフィールドに、ACK無しのACKポリシーを指し示すべく値10を、明示ACK無し若しくはパワーセーブマルチポール(PSMP)ACKを指し示すべく値01を、あるいはブロックACKポリシーを指し示すべく値11を挿入し得る。
ショートデータフレームに応答して、通信装置1010は、ショートデータフレーム1014の受信に応じたACKで応答し得る。また、通信装置1030はまた、水使用量に関するデータを送信するために、計測支局の通信装置1010からショートビーコンフレームを周期的に受信し得る。一部の実施形態において、ショートビーコンフレームは、通信装置1010が通信装置1030に関するデータをバッファリングしていることを指し示すインジケーションを含み得る。
更なる実施形態において、通信装置1010はデータオフローディングを支援し得る。例えば、低電力センサである通信装置は、計測局などへのアクセスを待つ際に消費される電力消費量を削減する目的及び/又は帯域幅の利用可能性を高める目的で、例えばWi−Fi、別の通信装置、又はセルラーネットワークなどを介して通信するために、データオフローディングスキームを含み得る。センサからのデータを受信する例えば計測局などの通信装置は、ネットワーク1005の混雑を低減する目的で、例えばWi−Fi、別の通信装置、又はセルラーネットワークなどを介して通信するために、データオフローディングスキームを含み得る。
ネットワーク1005は、多数のネットワークの相互接続を表し得る。例えば、ネットワーク1005は、例えばインターネット又はイントラネットなどのワイドエリアネットワークと結合していてもよく、また、1つ以上のハブ、ルータ、又は交換装置を介して有線又は無線で相互接続されたローカル装置を相互接続してもよい。本実施形態において、ネットワーク1005は、通信装置1010、1030、1050及び1055を通信可能に結合している。
通信装置1010及び1030は、それぞれ、プロセッサ1001及び1002、メモリ1011及び1031、並びにMACサブレイヤロジック1018及び1038を有している。プロセッサ1001及び1002は、例えばマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、状態マシン、及び/又はこれらに類するものなどのデータ処理装置を有し得る。メモリ1011及び1031は、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、バッファ、レジスタ、キャッシュ、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、又はこれらに類するものなどの記憶媒体を有し得る。メモリ1011及び1031は、例えばショートフレームなどのフレーム及び/又はショートフレーム構造を格納することができ、また、メモリ1011及び1031は、例えばショートMACヘッダなどのショートフレームヘッダ又はその一部を格納してもよい。多くの実施形態において、ショートフレームは、IEEE802.11で特定される標準フレーム構造の構造に基づくフィールドを有し得る。図1Aは、フィールドサイズのうちの1つ以上と例えばDurationフィールド及びサービス品質(QoS)フィールドなど省かれた1つ以上のフィールドとを除いて、標準フレーム構造と同じショートフレーム構造を示している。
このショートフレーム構造は、MACヘッダに含まれるフィールドの個数若しくはタイプ及び/又はフィールドのサイズにおいて、標準フレーム構造と異なり得る。例えば、ショートフレームにおいては、ヘッダ内のフィールドのうちの1つ以上又は更には全てが、短縮あるいは省略され得る。幾つかの実施形態において、タイプフィールドが2ビットに削減され、サブタイプフィールドが省かれる。更なる実施形態において、標準MACヘッダ内の対応するプロトコルフィールドと同じサイズであるプロトコルフィールドが含められる。
図1Aは、標準フレームのフィールドのうちの一部が省かれ、且つショートフレーム1060内のフィールドのうちの1つ以上が短縮あるいは圧縮された、ショートフレーム1060を例示している。図1Aに示す実施形態において、ショートフレームは、MACヘッダ1061と、それに続くフレームボディ(本体)フィールド1084及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド1086とを有している。フレームボディフィールド1084は、1つ以上の情報要素を有し得る。フレームボディ1084は、標準フレームのフレームボディのように、例えばゼロから2312オクテットまでといった可変数のオクテットであることができ、データ要素、制御要素、又はパラメータや能力を含み得る。FCSフィールド1086は、例えば標準フレームなどの4オクテットとすることができ、誤りの検出及び訂正のためにショートフレーム1060に付加される追加のチェックサム文字を含み得る。
MACヘッダ1061は、フレーム制御フィールド1062、アドレス(ADDR)フィールド1074、ADDRフィールド1076、シーケンス制御(SEQ CTL)フィールド1080、ADDRフィールド1078、及びADDRフィールド1082を有し得る。フレーム制御フィールド1062は、例えば標準フレームなどの2オクテットとすることができ、例えば管理タイプ及びビーコンサブタイプなどのフレームのタイプ及びサブタイプを特定し得る。特定のフレームタイプ及びサブタイプのショートフレームでは、標準フレームの場合と同様に、フィールドADDR1076、ADDR1078、シーケンス制御1080、ADDRフィールド1082、及びフレームボディ1084のうちの1つ以上が存在するのみであり得る。更なる実施形態において、ショートフレームは、1つ以上の他のフィールドを有していてもよく、且つ/或いは、これらのフィールドのうちの1つ以上を、対応する標準フレームのフィールドに対して短縮あるいは圧縮した形態で有していてもよい。
フレーム制御フィールド1062は、プロトコルバージョンフィールド1064、タイプフィールド1066、その他のフレーム制御ビット1070、及びACKポリシーフィールド1068を有し得る。プロトコルバージョンフィールド1064は2ビット長(B0−B1)とし得る。プロトコルバージョンフィールド1064の値は、フレームが表現する対応する規格のレビジョンを表し得る。タイプフィールド1066は、2ビット長(B2−B3)とすることができ、例えば管理フレーム又はデータフレームなどのショートフレーム1060のタイプを特定し得る。ACKポリシーフィールド1068は、2ビット長(B14−B15)とすることができ、例えばノーマルACK、ACK無し、及びブロックACKなどの、利用可能なACKポリシーのうちの1つを特定するための値を有し得る。そして、その他のビット1070は、更なるフレーム制御フィールドパラメータに使用され得る。なお、ショートフレーム1060は、ショートフレームの一実施形態を例示するものである。他のショートフレームは、異なるように配置されたフィールド、又は上述のフィールドのうちの一部を包含あるいは省略したフィールドを含んでいてもよい。
図1Bは、ショートフレームフォーマット1060に好適なフレーム制御フィールド1100の一実施形態を例示している。図1Bに示すように、フレーム制御フィールド1100は、2ビット(B0−B1)を有するプロトコルバージョンサブフィールド1104と、2ビット(B2−B3)を有するタイプサブフィールド1106と、1ビット(B4)を有するフロム分散システム(FROM DS)サブフィールド1108と、1ビット(B5)を有するモアフラグメント(MORE FRAGS)サブフィールド1110と、1ビット(B6)を有する電力管理(パワーマネジメント;PWR MGMT)サブフィールド1112と、1ビット(B7)を有するモアデータ(MORE DATA)サブフィールド1114と、1ビット(B8)を有する被保護(プロテクティド)フレームサブフィールド1116と、1ビット(B9)を有するサービス期間の終了(エンドオブサービスプリオド)サブフィールド1118と、1ビット(B10)を有する中継(リレイド)フレームサブフィールド1120と、3ビット(B11−B13)を有するトラフィック識別子(TID)サブフィールド1122と、2ビット(B14−B15)を有するアクナリッジメントポリシーサブフィールド1124とを有し得る。これらのフィールド及びフィールドサイズは例示であり、フレーム制御フィールド1100の所与の実装は、異なるフィールド及びフィールドサイズを有していてもよい。実施形態は、この状況に限定されるものではない。
図1Bに示すように、フレーム制御フィールド1100は、IEEE802.11ahに規定される現行のショートフレームのフレーム制御フィールドとの2つの有意な相違を有する。第1に、IEEE802.11ahに規定される現行のショートフレームのフレーム制御フィールドのタイプサブフィールドが4ビット長であるのに対し、フレーム制御フィールド1100のタイプサブフィールド1106は2ビット長である。第2に、IEEE802.11ahに規定される現行のショートフレームのタイプサブフィールドの解放された2ビットが、フレーム制御フィールド1100の新たなアクナリッジメントポリシーサブフィールド1124に再割り当てされている。
アクナリッジメントポリシーサブフィールド1124は、アクナリッジメントポリシー情報を有するショートMACフレームフォーマット1060を提供するために使用され得る。アクナリッジメントポリシーサブフィールド1124は、特定のアクナリッジメントポリシーが、例えばIEEE802.11ahのWLANシステムなどのWLANシステムの所与の接続、装置又はシステムに対して使用され得るかを指し示し得る。例えば、装置は、ノーマルアクナリッジメント(ACK)スキームを使用してもよいし、ブロックACKスキームを使用してもよいし、あるいはACKスキームを全く使用しないこともある。一実施形態において、後継、改定及び異形を含めてIEEE802.11系規格、又は更には何らかの他の無線通信プロトコル、の何れで定義されるアクナリッジメントポリシーサブフィールド1124にも、同じアクナリッジメントポリシーフィールドの定義が使用され得る。ショートMACフレームフォーマット1060内にアクナリッジメントポリシーフィールドが存在することは、特にQoSアプリケーションにおいて、より信頼できる通信につながり得る。ショートフレームの他のフレーム制御フィールドは、異なるように配置されたフィールド、又は上述のフィールドのうちの一部を包含あるいは省略したフィールドを含んでいてもよい。
図1を再び参照するに、MACサブレイヤロジック1018、1038は、通信装置1010、1030のデータリンク層のMACサブレイヤの機能を実装するロジックを有し得る。MACサブレイヤロジック1018、1038は、例えばショート管理フレーム、ショートデータフレームなどのフレームと、一部の実施形態においてショート制御フレームとを生成することができ、また、PHYロジック1029、1039と通信して、これらのフレームがショートフレーム1014、1034であることを指し示し得る。PHYロジック1029、1039は、ショートフレーム1014、1034に基づいて物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を生成し得る。より具体的には、フレーム構築部1013及び1033が、ショートフレーム1014、1034を生成し、PHYロジック1029、1039のデータユニット構築部1015、1035が、ショートフレーム1014、1034の先頭にプリアンブル1016、1036を追加して、例えばトランシーバ(RX/TX)1020及び1040などの物理層装置を介した送信のためのPPDUを生成し得る。
MAC層サービスデータユニット(MSDU)としても参照するショートフレーム1014は例えば管理フレームを有し得る。例えば、フレーム構築部1013が、例えばサポートされるデータレート、電力節減機能、クロスサポート、などの能力を有するものとして通信装置1010を特定するための、例えばショートビーコンフレームなどの管理フレームと、通信装置1030に対してネットワークを特定するためのネットワークのサービスセット識別子(SSID)とを生成し得る。
通信装置1010、1030、1050及び1055は各々、例えばトランシーバ(RX/TX)1020及び1040などのトランシーバを有し得る。多くの実施形態において、トランシーバ1020及び1040は、直交周波数分割多重(OFDM)1022、1042を実装し得る。OFDM1022、1042は、複数のキャリア周波数上にデジタルデータをエンコードする方法を実装している。OFDM1022、1042は、デジタルマルチキャリア変調法として使用される周波数分割多重スキームを有する。データを搬送するために、多数の密集した直交サブキャリア信号が使用される。データは、各サブキャリアに1つずつの複数の並列データストリーム又はチャンネルに分割される。同じ帯域幅での従来のシングルキャリア変調方式と同等の総データレートを維持しながら、各サブキャリアが低シンボルレートの変調方式で変調される。
OFDMシステムは、データ、パイロット、ガード、及びヌリング(ゼロ化)を含む機能に複数のキャリアすなわち“トーン”を使用する。データトーンは、チャンネルのうちの1つを介して送信器と受信器との間で情報を伝送するために使用される。パイロットトーンは、チャンネルを維持管理するために使用され、時間/周波数及びチャンネルトラッキングについての情報を提供し得る。そして、ガードトーンは、信号がスペクトルマスクに一致する助けとなり得る。ダイレクト成分(DC)のヌリングは、ダイレクトコンバージョン受信器設計を単純化するために使用され得る。そして、マルチパス(多経路)歪みから生じ得るものであるシンボル間干渉(ISI)を回避するために、送信中の送信器のフロントエンドで、例えば全てのOFDMシンボルの間、及びショートトレーニングフィールド(STF)シンボルとロングトレーニングフィールド(LTF)シンボルとの間など、シンボル間にガードインターバルが挿入され得る。
各トランシーバ1020、1040は、RF送信器とRF受信器とを有する無線器1025、1045を有している。RF送信器はOFDM1022を有し、それにより、電磁放射線によるデータの送信のために、トーンをエンコードされたOFDMシンボルであるデジタルデータを、サブキャリアとも呼ばれるRF周波数上に押し与える。本実施形態において、OFDM1022は、トーンをエンコードされたOFDMシンボルとしてのデジタル信号を、伝送のためのサブキャリア上に押し与え得る。OFDM1022は、無線器1025、1045を介してアンテナアレイ1024の素子群に与えられる信号へと情報信号を変換し得る。RF受信器は、RF周波数の電磁エネルギーを受信し、OFDMシンボルからデジタルデータを抽出する。
一部の実施形態において、通信装置1010は必要に応じて、破線によって指し示されるように、デジタルビームフォーマ(DBF)1023を有する。一部の実施形態において、DBF1023はOFDM1022の一部とし得る。DBF1023は、空間的なフィルタリングを提供するものであり、指向性のある信号の送信又は受信のためにアンテナアレイ1024とともに使用される信号処理技術である。これは、特定の角度の信号が建設的干渉を受ける一方で、その他のものが相殺的干渉を受けるように、フェイズドアンテナアレイ1024内の素子群を組み合わせることによって達成される。ビーム成形は、空間的な選択性を達成するために、送信端及び受信端の双方で使用されることができる。アンテナアレイ1024は、個々の別々に励起可能なアンテナ素子のアレイである。アンテナアレイ1024の素子群に与えられる信号が、アンテナアレイ1024に1から4の空間チャンネルを放射させる。そのように形成された各空間チャンネルが、通信装置1030、1050及び1055のうちの1つ以上に情報を搬送し得る。同様に、通信装置1030は、通信装置1010から信号を受信するとともに通信装置1010に信号を送信するトランシーバ(RX/TX)1040を有している。トランシーバ(RX/TX)1040は、アンテナアレイ1044と必要に応じてのDBF1042とを有し得る。
図1は、例えば4つの空間ストリームを用いるMIMO(Multiple-Input,Multiple-Output)システムを含む多数の異なる実施形態を示し得る。図1はまた、SISO(Single-Input,Single-Output)システム、SIMO(Single-Input,Multiple-Output)システム、及びMISO(Multiple-Input,Single-Output)システムを含め、通信装置1010、1030、1050及び1055のうちの1つ以上が単一のアンテナを有する受信器及び/又は送信器を有する縮退システムを示し得る。他の例では、図1は、複数のアンテナを含み且つマルチユーザMIMO(MU−MIMO)動作が可能であり得るトランシーバを示し得る。
図2は、例えば図1A−1Bに関連して説明したショートフレームなどのショートフレームの生成、送信、受信、及び解釈若しくは復号化を行う装置の一実施形態を示している。この装置は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤロジック201と物理層(PHY)ロジック202とに結合されたトランシーバ200を有している。MACサブレイヤロジック201は、ショートフレームを決定し、物理層(PHY)ロジック202は、トランシーバ200を介して送信すべく、MACプロトコルデータユニット(MPDU)とも呼ぶフレーム又は複数フレームの先頭にプリアンブルを追加することによってPPDUを決定し得る。例えば、フレーム構築部が、例えば管理フレーム、制御フレーム又はデータフレームなどのフレームのタイプを規定するタイプフィールドと、フレームに関するACKポリシーに対するACKポリシーフィールドとを含むフレームを生成し得る。制御フレームは、Ready−To−Sendフレーム又はClear−To−Sendフレームを含み得る。管理フレームは、ビーコン、プローブ要求/応答、関連付け要求/応答、及び再関連付け要求/応答なるフレームタイプを有し得る。そして、データタイプのフレームは、データを伝送するように設計される。
多くの実施形態において、MACサブレイヤロジック201は、例えば図1A−1Bに示したショートフレームのうちの一方などのフレーム(MPDU)を生成するフレーム構築部202を有し得る。このショートフレームは、標準フレームに対して短縮/圧縮あるいは省略されたフィールドを有し得る。例えば、短縮/圧縮されたフィールドは、そのフィールドの一部のビットがショートフレームに使用されなくても、ショートフレームに関する情報を、より少ないビットで伝達することができるか、あるいは、除去されたビットによって表される情報をショートフレームでは伝送しないかにより、標準フレームにおける対応するフィールドより少ないビットを有することができる。
本実施形態において、ショートフレームは、2ビット長であるタイプフィールドと、2ビット長であるACKポリシーフィールドとを有し得る。ACKポリシーフィールドは、特定のACKポリシーが所与の接続、装置又はシステムに対して使用されるべきかを指し示し得る。例えば、装置は、ノーマルアクナリッジメントスキームを使用してもよいし、ブロックACKスキームを使用してもよいし、あるいはACKスキームを全く使用しないこともある。
ショートフレーム構造、フィールド値、及び/又はショートフレームは、例えば図1の通信装置1010などのアクセスポイント及び例えば図1の通信装置1030などの局によって、メモリ1012、1032にて維持管理され得る。例えば、一部の実施形態において、フレーム構築部202が、通信装置のメモリ内で規定されるショートMACヘッダを有するショートフレームを生成し、このショートフレームをMACサブレイヤロジック201がPHYロジック202へと送信し得る。
PHYロジック202は、データユニット構築部203を有し得る。データユニット構築部203が、フレームがショートフレームであることを指し示すように設定されたビットを有するプリアンブルを決定し、PHYロジック202が、このプリアンブルをMPDUの先頭に追加してPPDUを生成し得る。多くの実施形態において、データユニット構築部203は、宛先通信装置とのインタラクションを通じて選択された通信パラメータに基づいてプリアンブルを作成し得る。
トランシーバ200は、受信器204及び送信器206を有している。送信器206は、エンコーダ208、変調器210、OFDM212、及びDBF214のうちの1つ以上を有し得る。送信器206のエンコーダ208は、MACサブレイヤロジック202から送信される予定のデータを受信し、例えばバイナリ畳み込み符号化(BCC)、低密度パリティ検査符号化(LDPC)、及び/又はこれらに類するものを用いて符号化する。変調器210は、エンコーダ208からデータを受信し、受信したデータブロックを、選択された周波数の正弦波上に、例えば、データブロックを、それに対応した、該正弦波の離散的な振幅の組、該正弦波の離散的な位相の組、又は該正弦波の周波数に対する離散的な周波数シフトの組、にマッピングすることによって押し与え得る。
変調器210の出力は、直交周波数分割多重(OFDM)モジュール212へと送られる。OFDMモジュール212は、空間−時間ブロック符号化(STBC)モジュール211、デジタルビームフォーミング(DBF)モジュール214、及び逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール215を有し得る。STBCモジュール211は、1つ以上の空間ストリームに対応する配置(コンステレーション)点を変調器210から受信し、空間ストリームを、より多数の時空間ストリーム(一般にデータストリームとも呼ばれている)へと広げ得る。更なる実施形態はSTBCを省略してもよい。
OFDMモジュール212は、OFDMシンボルとして形成された変調データを複数の直交サブキャリア上に付与あるいはマッピングし、そうして、OFDMシンボルがサブキャリア又はローンでエンコードされる。一部の実施形態において、OFDMシンボルは、デジタルビームフォーミング(DBF)モジュール214に送られる。一般に、デジタルビームフォーミングは、アンテナ素子のアレイによって受信される信号及びそれから送信される信号の上で動作するデジタル信号処理アルゴリズムを使用する。
逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール215は、OFDMシンボル上で逆離散フーリエ変換(IDFT)を実行し得る。IFFTモジュール215の出力は、送信器フロントエンド240に入力される。送信器フロントエンド240は、信号を増幅してアンテナアレイ218を介しての送信のために信号の準備を整えるパワーアンプ(PA)244を備えた無線器242を有し得る。
実施形態は、如何なる特定の無線インタフェース又は変調方式にも限定されないが、一実施形態において、無線器242、252は、シングルキャリア変調あるいはマルチキャリア変調された信号(例えば、相補コードキーイング(CCK)シンボル及び/又は直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含む)の送信及び/又は受信に適応されたコンポーネント、又は複数のコンポーネントの組み合わせを含み得る。無線器242、252は、例えば、受信器、送信器、及び/又は周波数合成器を含み得る。無線器242、252は、例えば、バイアス制御部と水晶発振器とを含むとともに、1つ以上のアンテナ218と結合し得る。他の一実施形態において、無線器242は、要求に応じて、外部電圧制御発振器(VCO)、表面音響波フィルタ、中間周波数(IF)フィルタ、及び/又はRFフィルタを使用し得る。多様なRFインタフェースが可能であるため、その広範囲の説明は省略する。
信号は、より高い搬送周波数へとアップコンバートされてもよく、あるいはアップコンバージョンと一体的に実行されてもよい。送信前に信号をより高い周波数へとシフトさせることは、実用的な寸法のアンテナアレイの使用を可能にする。すなわち、送信周波数が高いほど、小さいアンテナにすることができる。故に、アップコンバータが、変調波形に正弦波を乗じることで、変調波形の中心周波数と正弦波の周波数との和にあたる搬送周波数を有する信号が得られる。
トランシーバ200はまた、アンテナアレイ218に接続されたデュプレクサ(送受切替器)216を有し得る。故に、この実施形態において、単一のアンテナアレイが送信及び受信の双方に使用される。送信するとき、信号は、デュプレクサ216を通過して、アップコンバートされた情報担持信号でアンテナを駆動する。送信中、デュプレクサ216は、送信される信号が受信器204に入ることを防止する。受信するとき、アンテナアレイによって受信された情報担持信号が、デュプレクサ216を通過して、アンテナアレイからの信号を受信器204に届ける。この場合、デュプレクサ216は、受信信号が送信器206に入ることを防止する。故に、デュプレクサ216は、アンテナアレイ素子を受信器204及び送信器206に代わる代わる接続するスイッチとして動作する。
アンテナアレイ218は、情報担持信号を、受信器のアンテナによって受信されることが可能な電磁エネルギーの時変的な空間分布に放射する。そして、受信器は受信信号の情報を抽出することができる。他の実施形態において、トランシーバ200は、アンテナアレイではなく1つ以上のアンテナを有することができ、また、幾つかの実施形態において、受信器204及び送信器206はそれら自身のアンテナ又はアンテナアレイを有し得る。
トランシーバ200は、情報を担持する通信信号を受信し、復調し、そして復号化する受信器204を有し得る。受信器204は、信号の検出、パケットの始まりの検出、キャリア周波数の除去、及び低雑音増幅器(LNA)254を用いた無線器252によるサブキャリアの増幅を行う受信器フロントエンド250を有し得る。通信信号は、例えば、1MHzのキャリア周波数上に32トーンを有し得る。受信器204は、高速フーリエ変換(FFT)モジュール219を有し得る。FFTモジュール219は、通信信号を時間ドメインから周波数ドメインに変換し得る。
受信器204はまた、OFDMモジュール222、復調器224、デインターリーバ225、及びデコーダ226を有することができ、イコライザ258がOFDMモジュール222に、OFDMパケットに関する重み付けられたデータ信号を出力し得る。OFDM222は、情報担持通信信号が上に変調された複数のサブキャリアからOFDMシンボルとして信号情報を抽出する。
OFDMモジュール222は、DBFモジュール220及びSTBCモジュール221を有し得る。受信信号は、イコライザからDBFモジュール220に送られる。DBFモジュール220は、受信器の方に向けられた指向性の送信として受信信号を処理するアルゴリズムを有し得る。そして、STBCモジュール221が、データストリームを時空間ストリームから空間ストリームに変換し得る。
復調器224が空間ストリームを復調する。復調は、空間ストリームからデータを抽出して、復調された空間ストリームを作り出す処理である。復調の方法は、受信したキャリア信号上に情報を変調する際の方法に依存し、それらの情報は、通信信号に含まれる送信ベクトル(TXベクトル)内に含められている。故に、例えば、変調がBPSKである場合、復調は、位相情報をバイナリシーケンスに変換するための位相検出を伴う。復調により、情報ビットのシーケンスがデインターリーバ225に提供される。
デインターリーバ225は、情報ビットのシーケンスのインターリーブを解除(デインターリーブ)し得る。例えば、デインターリーバ225は、ビットのシーケンスをメモリのカラム(列)に格納し且つロウ(行)にてメモリからビットを除去あるいは出力することで、情報ビットをデインターリーブし得る。デコーダ226が、復調器224からのデインターリーブされたデータを復号化し、復号化された情報MPDUをMACサブレイヤロジック202に送信する。
当業者が認識するように、トランシーバは、図2に示されていない数多くの更なる機能を有していてもよく、また、受信器204及び送信器206は、1つのトランシーバとしてパッケージングされるのではなく、別々の装置にされることもできる。例えば、トランシーバの実施形態は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、基準発振器、フィルタ回路、同期化回路、インターリーバ及びデインターリーバ、場合により複数の周波数変換段、並びに複数の増幅段などを有していてもよい。また、図2に示した機能のうちの幾つかが統合されてもよい。例えば、デジタルビームフォーミングは、直交周波数分割多重と統合されてもよい。
MACサブレイヤロジック201は、ショートフレームに関して通信装置内で規定されるフォーマットに基づいてMPDUを構文解析し、タイプ値及びサブタイプ値を求めることによってフレームの特定のタイプを決定し得る。そして、MACサブレイヤロジック201は、MACヘッダ内で指し示される特定のタイプ及びサブタイプのショートフレームに関する定義に基づいて、MPDUの残りの部分の構文解析及び解釈を行い得る。例えば、そのショートフレームがショート管理フレームである場合、フレームボディは、送信のソース局の通信嗜好に合わせて設定すべきパラメータを含み得る。一部の実施形態において、フレームボディは、例えば、ソース局が当該ソース局のためにアクセスポイントが応答することを要求するトラフィックなど、トラフィック嗜好に関する情報を含み得る。
図3A−3Bは、ショートフレームを生成し、プリアンブルを生成してショートフレームの先頭に追加し、ショートフレームを通信装置間で伝送し、フレームがショートフレームであることをMACサブレイヤロジックとPHYロジックとの間の通信を介して指し示し、そして、ショートフレームを構文解析して解釈することのフローチャートの実施形態を示している。特に、図3Aは、ショートフレームを生成あるいはその他の方法で決定することのフローチャート300の一実施形態を示している。フローチャート300は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤロジックがショートフレームのフレーム制御フィールドを決定することで開始する(要素305)。一部の実施形態において、MACサブレイヤロジックは、プロトコルバージョンフィールドが規格の最新レビジョンであり、タイプが、例えば00などのデータフレーム又は例えば値01などの管理フレームであり、サブタイプが、トラフィック識別子(TID)フィールド内の例えば値100などのビーコンであることを決定し得る。多くの実施形態において、MACサブレイヤロジックは、ACKポリシーを決定して、ACKポリシーフィールドに適切なACKポリシーフィールド値、例えば、ノーマルACK若しくは暗示ACKを指し示す値00、明示ACK無しを指し示す値01、ACK無しを指し示す値10、又は明示ブロックACKを指し示す値11、を挿入し得る。
一部の実施形態において、MACサブレイヤロジックは、例えばアドレスの最下位の2オクテットを利用することによって、例えば短縮されたアドレス値などの、1つ以上の短縮された値を決定し得る。他の実施形態において、MACサブレイヤロジックは、受信側の通信装置によって復号化されることが可能なように値のハッシュ値を取るか値をその他の方法で圧縮するかによって、短縮あるいは圧縮された値を決定し得る。
MACサブレイヤロジックは、ショートフレームの残りの部分を決定し得る(要素320)。例えば、MACサブレイヤロジックは、例えばTIDフィールド値、モアフラグメントフィールド値、電力管理フィールド値、被保護フレームフィールド値、モアデータフィールド値、及び/又はこれらに類するものなどの、フレーム制御フィールドの残部及びMACヘッダの残部を生成し得る。
MACサブレイヤロジックは、フレームボディを決定し得る(要素325)。多くの実施形態において、フィールドを決定することは、フレームに含めるために、例えば図1に示したメモリ1012などの記憶媒体からこれらのフィールド値を取り出すことを有し得る。他の実施形態において、これらのフィールドに含める値は、例えば読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、キャッシュ、バッファ又はレジスタなどの記憶媒体に格納されてもよい。更なる実施形態において、フィールドのうちの1つ以上は、MACサブレイヤロジック、PHYロジックにハードコードされてもよく、あるいは、その他の方法でフレームへの挿入に利用可能にされてもよい。更なる他の実施形態において、MACサブレイヤロジックは、ショートビーコンフレームのフィールドの値を、各々の値を指し示すものへのアクセスに基づいて生成してもよい。
ショートフレームのその他の部分を決定した後、MACサブレイヤロジックは、アクセスポイントでの誤り訂正を実現するために、フレームチェックシーケンス(FCS)フィールド値を決定し得る(要素335)。
MACサブレイヤロジックがショートフレームを決定する間又は後に、MACサブレイヤロジックはまた、物理層(PHY)ロジックと通信してショートフレームを送信し得る(要素340)。一部の実施形態において、MACサブレイヤロジックは、フレームがショートフレームであることを指し示すフィールド値をPHYロジックに送信し得る。
図3Bは、ショートフレームを受信し、復号化し、構文解析して解釈し、あるいはその他の方法で決定することのフローチャート350の一実施形態を示している。フローチャート350は、PHYロジックが、ショートフレームを含む通信を受信し、その通信を復号化してショートフレームであるMACペイロードを決定し、ショートフレームを更なる処理のためにMACサブレイヤロジックに送信することで開始する(要素355)。PHYロジックは、受信器フロントエンドでのエネルギーレベルの検出によって通信を検出することができ、それに応答して、到来OFDMパケットを処理することを開始し得る。パケットを処理した後、PHY層データが除去されて、ショートフレームがMACサブレイヤロジックに送信され得る。一部の実施形態において、通信は、ペイロードとして複数のMACフレームを含み得る。幾つかの実施形態において、これらのMACフレームは、復号化されるときに一度に一フレームずつMACサブレイヤロジックに送信され得る。
PHYロジックからショートフレームを受信した後、MACサブレイヤは、ショートフレームからフィールド値を構文解析して解釈し得る。例えば、最初のフィールドはフレーム制御フィールドであるとすることができ、最初のサブフィールドはプロトコルバージョンサブフィールドであるとすることができる。MACサブレイヤロジックは、プロトコルバージョンサブフィールドの値をMACサブレイヤロジックによってサポートされる1つ以上のプロトコルバージョンと比較することにより、そのプロトコルバージョンがMACサブレイヤロジックのソフトウェア又はファームウェアと互換性を有する場合、メモリにアクセスしてショートフレームのフレーム構造を決定し得る。
プロトコルバージョンサブフィールドを構文解析して解釈した後
MACサブレイヤロジックは、タイプサブフィールドを構文解析して解釈し、ショートフレームのタイプを決定し得る(要素360)。MACサブレイヤロジックは、当該MACサブレイヤロジックにとってアクセス可能なメモリ内に格納され得るものであるショートフレームフォーマット内のフィールド値を用いてフレームのビット群を識別することによって、ショートフレームを構文解析し得る。タイプサブフィールドの値を取り出すと、MACサブレイヤロジックは、その値をタイプサブフィールドの既知の値と比較することによって、その値を解釈してショートフレームタイプを特定し得る。
タイプサブフィールドを解釈した後、MACサブレイヤロジックは、更なる処理のためにショートフレームフォーマットを更に具体的に認識することになり、MACサブレイヤロジックは、ショートフレームの構文解析及び解釈を同様にして続け得る。例えば、MACサブレイヤロジックは、ACKポリシーサブフィールドを構文解析して解釈し、ショートフレームの受信を受けて使用する適切なACKポリシーを決定し得る(要素365)。多くの実施形態は3つ以上のACKポリシーを有し、他の実施形態は3つ以下の異なるポリシーを有し得る。さらに、MACサブレイヤロジックは、ショートフレーム内のフィールド及びサブフィールドの残りの部分の構文解析及び解釈を続け得る(要素370)。
図4A−4Bは、図1A−1Bに示したショートフレームのようなACKポリシーを信号伝達するためのACKポリシーフィールドを有するショートフレームを用いた通信を、送信し、受信し、そして解釈することのフローチャート400及び450の実施形態を示している。図4Aを参照するに、フローチャート400は、フレーム構築部からフレームを受信することで開始し得る。通信装置のMACサブレイヤロジックが、そのフレームを管理フレームとして生成してアクセスポイントに送信し、また、そのフレームをMACプロトコルデータユニット(MPDU)として、アクセスポイントに送信されることが可能なパケットへとデータを変換するデータユニット構築部に渡し得る。データユニット構築部は、プリアンブルを生成してPHYサービスデータユニット(PSDU)(フレーム構築部からのMPDU)の先頭に追加(プリペンド)することで、送信用のPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を形成し得る(要素405)。一部の実施形態において、1つのPPDU内で2つ以上のMPDUがプリペンドされ得る。そのような実施形態は、特定のMPDU又は全てのMPDUがショートフレームを有するかを指し示すビットを含み得る。
PPDUはその後に、例えば図2の送信器206又は図1のトランシーバ1020、1040などの物理層装置に送信されることができ、故に、PPDUは通信信号に変換され得る(要素410)。そして、送信器がアンテナを介して通信信号を送信し得る(要素415)。
図4Bを参照するに、フローチャート450は、例えば図2の受信器204などのアクセスポイントの受信器が、例えばアンテナアレイ218のアンテナ素子などの1つ以上のアンテナを介して、通信信号を受信することで開始する(要素455)。受信器は、プリアンブルに記述されるプロセスに従って、通信信号をMPDUへと変換し得る(要素460)。より具体的には、受信信号が、上記1つ以上のアンテナから、例えばDBF220などのDBFに送られる。DBFが、受信信号を、その受信器の方に向けられた指向性の送信として処理する。DBFの出力が、例えばOFDM222などのOFDMに送られる。OFDMが、情報担持信号が上に変調された複数のサブキャリアから、信号情報を抽出する。その後、例えば復調器224などの復調器が、例えばBPSK、16−QAM、64−QAM、256−QAM、QPSK、又はSQPSKにより、信号情報を復調する。そして、例えばデコーダ226などのデコーダが、例えばBCC又はLDPCにより、復調器からの信号情報を復号化してMPDUを抽出し(要素460)、例えばMACサブレイヤロジック202などのMACサブレイヤロジックにMPDUを送信する(要素465)。PHYロジックはまた、MACサブレイヤロジックと通信して、MPDUがショートフレームを有することを指し示し得る。
MACサブレイヤロジックは、例えば図1A−1Bのショートフレーム1060のフィールド及びフレーム制御フィールド1100のサブフィールドなどの、ショートフレームフィールド値をMPDUから決定し得る(要素470)。例えば、MACサブレイヤロジックは、例えばショートフレームのACKポリシーフィールド値などのショートフレームフィールド値を決定し得る。
以下の例は更なる実施形態に関する。一例は装置を有する。この装置は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成するメディアアクセス制御ロジックであり、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する、メディアアクセス制御ロジックと、フレームの先頭にプリアンブルを追加し且つフレームを送信する物理層ロジックとを有し得る。
一部の実施形態において、装置は更に、物理層ロジックと、プリアンブルを先頭に追加されたショートフレームを送信するアンテナアレイと、に結合された無線器を有し得る。一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを生成するロジックを有する。一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、ショートフレームを生成するロジックを有し、フレーム制御フィールドは更に、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを有する。一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを生成するロジックを有する。
他の一実施形態は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって実行されるときに該1つ以上のコンピュータプロセッサが方法を実行することを可能にするよう作用するコンピュータ実行可能命令を有する1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を有する。この方法は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成することを有することができ、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する。
一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを生成することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを、フレーム制御フィールド内に生成することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを生成することを有する。
他の一実施形態は、パケットを送信する方法を有する。この方法は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成することであり、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する、ショートフレームを生成することと、ショートフレームを送信することとを有し得る。
一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを生成することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを、フレーム制御フィールド内に生成することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成することは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを生成することを有する。
他の一実施形態は、パケットを送信するシステムを有する。このシステムは、プロセッサと、該プロセッサと結合されたメモリと、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成するメディアアクセス制御ロジックであり、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する、メディアアクセス制御ロジックと、メディアアクセス制御ロジックと結合された無線器と、該無線器と結合されてフレームを送信する1つ以上のアンテナとを有し得る。
一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを生成するロジックを有する。一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、ショートフレームを生成するロジックを有し、フレーム制御フィールドは更に、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを有する。一部の実施形態において、メディアアクセス制御ロジックは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを生成するロジックを有する。
他の一実施形態は、パケットを解釈する装置を有する。この装置は、メモリと、該メモリと結合されたロジックであり、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを解釈し、ここで、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有し、ショートフレームのタイプサブフィールド内の値が管理フレームを指し示すことを決定し、且つアクナリッジメントポリシーサブフィールド内の値がアクナリッジメントポリシーのうちの1つを指し示すことを決定するロジックとを有し得る。
一部の実施形態において、上記ロジックは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを解釈するロジックを有する。一部の実施形態において、上記ロジックは、ショートフレームを解釈するロジックを有し、フレーム制御フィールドは更に、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを有する。一部の実施形態において、上記ロジックは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを解釈するロジックを有する。
他の一実施形態は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって実行されるときに該1つ以上のコンピュータプロセッサが方法を実行することを可能にするよう作用するコンピュータ実行可能命令を有する1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を有する。この方法は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを解釈することを有し、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有し、ショートフレームを解釈することは、タイプサブフィールドを解釈して、ショートフレームのタイプの値が管理フレームを指し示すことを決定することと、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、値がアクナリッジメントポリシーのうちの1つを指し示すことを決定することとを有し得る。
一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを解釈することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、トラフィック識別子サブフィールドを解釈して、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、アクナリッジメントポリシーサブフィールド内の値に基づいて、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーのうちの1つのアクナリッジメントポリシーを特定することを有する。
他の一実施形態は、パケットを解釈するシステムを有する。このシステムは、プロセッサと、該プロセッサと結合されたメモリと、該メモリと結合されたロジックであり、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを解釈し、ここで、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有し、ショートフレームのタイプサブフィールド内の値が管理フレームを指し示すことを決定し、且つアクナリッジメントポリシーサブフィールド内の値がアクナリッジメントポリシーのうちの1つを指し示すことを決定するロジックと、該ロジックと結合された無線器と、該無線器と結合されてフレームを送信する1つ以上のアンテナとを有し得る。
一部の実施形態において、上記ロジックは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを解釈するロジックを有する。一部の実施形態において、上記ロジックは、ショートフレームを解釈するロジックを有し、フレーム制御フィールドは更に、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを有する。一部の実施形態において、上記ロジックは、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを解釈するロジックを有する。
他の一実施形態は、パケットを解釈する方法を有する。この方法は、局により、ショートフレームを有するパケットを受信し、ここで、ショートフレームはフレーム制御フィールドを有し、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有し、上記局により、ショートフレームを解釈し、ショートフレームを解釈することは、タイプサブフィールドを解釈して、ショートフレームのタイプの値が管理フレームを指し示すことを決定することを有し、且つ、上記局により、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、アクナリッジメントポリシーのうちの1つを指し示す値を決定することを有し得る。
一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを解釈することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、トラフィック識別子サブフィールドを解釈して、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定することを有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈することは、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、アクナリッジメントポリシーサブフィールド内の値に基づいて、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーのうちの1つのアクナリッジメントポリシーを特定することを有する。
他の一実施形態は、パケットを送信する装置を有する。この装置は、フレーム制御フィールドを有するショートフレームを生成する手段であり、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する、生成する手段と、ショートフレームを送信する手段とを有し得る。
一部の実施形態において、ショートフレームを生成する手段は、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを生成する手段を有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成する手段は、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定するトラフィック識別子サブフィールドを、フレーム制御フィールド内に生成する手段を有する。一部の実施形態において、ショートフレームを生成する手段は、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーを指し示すことが可能なアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有するショートフレームを生成する手段を有する。
他の一実施形態は、パケットを解釈する装置を有する。この装置は、ショートフレームを有するパケットを受信する手段であり、ショートフレームはフレーム制御フィールドを有し、フレーム制御フィールドは、ショートフレームのタイプを記述する2ビットを有するタイプサブフィールドであり、タイプサブフィールドの値は、管理フレームを指し示す値を有する、タイプサブフィールドと、アクナリッジメントポリシーを記述する2ビットを有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドとを有する、受信する手段と、ショートフレームを解釈する手段であり、ショートフレームを解釈することは、タイプサブフィールドを解釈して、ショートフレームのタイプの値が管理フレームを指し示すことを決定することと、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、アクナリッジメントポリシーのうちの1つを指し示す値を決定することとを有する、ショートフレームを解釈する手段とを有し得る。
一部の実施形態において、ショートフレームを解釈する手段は、IEEE802.11ahに従ったショートメディアアクセス制御フレームに関して規定された構造を有するメディアアクセス制御ヘッダを有するショートフレームを解釈する手段を有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈する手段は、トラフィック識別子サブフィールドを解釈して、管理タイプのショートフレームのサブタイプを特定する手段を有する。一部の実施形態において、ショートフレームを解釈する手段は、アクナリッジメントポリシーサブフィールドを解釈して、アクナリッジメントポリシーサブフィールド内の値に基づいて、少なくとも3つの異なるアクナリッジメントポリシーのうちの1つのアクナリッジメントポリシーを特定する手段を有する。
一部の実施形態において、以上及び請求項に記載の機構の一部又は全てが一実施形態にて実装され得る。例えば、選択的な機構は、何れの選択肢を使用するか決定するロジック又は選択可能プリファランスとともに、一実施形態における選択肢として実装され得る。相互排他的ではない複数の機構を有する一部の実施形態も、それらの機構のうちの1つ以上をアクティブ又は非アクティブにするロジック又は選択可能プリファランスを含み得る。例えば、一部の機構は、製造時に、回路経路又はトランジスタを含めるか除去するかによって選択され得る。更なる機構は、配備時又は配備後に、ロジック又は例えばディップスイッチ若しくはそれに類するものなどの選択可能プリファレンスを介して選択され得る。ユーザは後にもなお、例えばソフトウェアプリファランス、e−ヒューズ、又はこれらに類するものにより、更なる機構を選択し得る。
数多くの実施形態は、1つ以上の有利な効果を有し得る。例えば、一部の実施形態は、標準MACヘッダサイズに対して縮小されたMACヘッダサイズを提供し得る。更なる実施形態は、例えば、より効率的な伝送のための、より小さいパケットサイズ、通信の送信器側及び受信器側の双方での、より小さいデータトラフィックによる、より低い電力消費、より低いトラフィック衝突、パケットの送信または受信を待つ上での、より小さいレイテンシ、及びこれらに類するものなどの、1つ以上の有利な効果を含み得る。
他の一実施形態は、図1−4を参照して説明したシステム及び方法を実装するためのプログラムプロダクトとして実装される。一部の実施形態は、全体としてハードウェアの実施形態、全体としてソフトウェアの実施形態、又はハードウェア及びソフトウェアの双方の要素を含む実施形態の形態を取ることができる。一実施形態は、以下に限られないが、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含むソフトウェアにて実装される。また、実施形態は、コンピュータ又は何らかの命令実行システムによって使用されるか、それとともに使用されるかの、プログラムコードを提供するコンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ読み取り可能媒体からアクセス可能な、コンピュータプログラムプロダクトの形態を取ることができる。ここでの説明の目的で、コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ読み取り可能媒体は、命令を実行するシステム、機器又は装置によって使用されるか、それとともに使用されるかの、プログラムを包含、格納、通信、伝播あるいは輸送することは可能な如何なる装置ともし得る。
媒体は、電子、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム(又は機器若しくは装置)とし得る。コンピュータ読み取り可能媒体の例は、半導体メモリ若しくはソリッドステートメモリ、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、剛性の磁気ディスク、及び光ディスクを含む。光ディスクの今現在での例は、コンパクトディスク−読み出し専用メモリ(CD−ROM)、書換可能コンパクトディスク(CD−R/W)、及びDVDを含む。
プログラムコードの格納及び/又は実行を行うのに好適なデータ処理システムは、システムバスを介してメモリ素子に直接的あるいは間接的に結合された少なくとも1つのプロセッサを含む。メモリ素子は、プログラムコードの実際の実行中に使用されるローカルメモリと、大容量ストレージと、実行中にコードを大容量ストレージから取り出さなければならない回数を削減するために少なくとも一部のプログラムコードの一時的な記憶を提供するキャッシュメモリとを含むことができる。
上述のロジックは、集積回路チップの設計の部分とし得る。チップ設計は、グラフィカルコンピュータプログラミング言語にて作成されて、コンピュータ記憶媒体(例えば、ディスク、テープ、物理的なハードドライブ、又はストレージアクセスネットワーク内などの仮想的なハードドライブなど)に格納される。設計者が、チップ、又はチップを製造するのに使用されるフォトリソグラフマスクを製造しない場合、設計者は、直接的あるいは間接的に、そのようなエンティティに、得られた設計を物理的手段によって(例えば、設計を格納する記憶媒体のコピーを提供することによって)、あるいは電子的に(例えば、インターネットを介して)送信する。そして、格納された設計が、製造に適切なフォーマット(例えば、GDSII)に変換される。
得られた集積回路チップは、製造者により、ロー(生)ウエハーの形態で(すなわち、パッケージ化されていない複数のチップを有する単一のウエハーとして)、ベアダイとして、あるいはパッケージ化された形態で流通されることができる。後者の場合、チップはシングルチップパッケージ(例えば、マザーボード又はその他のハイレベルキャリアに取り付けられるリードを有するプラスチックキャリアなど)又はマルチチップパッケージ(例えば、表面相互接続又は埋め込み相互接続の何れか又は双方を有するセラミックキャリアなど)にマウントされる。何れの場合も、チップは、(a)例えばマザーボードなどの中間製品、又は(b)最終製品の何れかの部分として、その他のチップ、ディスクリート回路素子、及び/又はその他の信号処理デバイスと集積される。

Claims (43)

  1. ショートMACフレームフォーマットを有するショートフレームを生成するロジックであり、前記ショートフレームは、
    フレーム制御フィールドであり、
    使用するアクナリッジメント(ACK)ポリシーを少なくとも部分的に指し示すアクナリッジメントポリシーサブフィールド
    を有するフレーム制御フィールド、
    を有する、ロジック、
    を有する装置。
  2. 前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項1に記載の装置。
  5. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項1に記載の装置。
  6. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは1ビットを有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは少なくとも1ビットを有する、請求項1に記載の装置。
  8. 前記ショートフレームの先頭にプリアンブルを追加して、前記ショートフレームを送信のために提供する物理層ロジック、
    を更に有する請求項1に記載の装置。
  9. 前記物理層ロジックとアンテナアレイとに結合され、前記プリアンブルを先頭に追加された前記ショートフレームを1MHzチャンネル帯域幅を用いて送信する無線器、を更に有する請求項8に記載の装置。
  10. 前記ロジックに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合されたディスプレイと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合されたメモリと、
    を更に有する請求項9に記載の装置。
  11. 命令を格納した少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体であり、前記命令は、プロセッサによって実行されるときに該プロセッサに、
    ショートMACフレームフォーマットを有するショートフレームを生成させ、
    前記ショートフレームは、
    フレーム制御フィールドであり、
    使用するアクナリッジメント(ACK)ポリシーを少なくとも部分的に指し示すアクナリッジメントポリシーサブフィールド
    を有するフレーム制御フィールド、
    を有する、
    少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  12. 前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  13. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  14. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  15. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  16. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは1ビットを有する、請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  17. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは少なくとも1ビットを有する、請求項11に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  18. コンピュータによって実行される方法であって、
    ショートMACフレームフォーマットを有するショートフレームを生成することを有し、
    前記ショートフレームは、
    フレーム制御フィールドであり、
    使用するアクナリッジメント(ACK)ポリシーを少なくとも部分的に指し示すアクナリッジメントポリシーサブフィールド
    を有するフレーム制御フィールド、
    を有する、
    方法。
  19. 前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項18に記載の方法。
  21. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項18に記載の方法。
  22. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項18に記載の方法。
  23. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは1ビットを有する、請求項18に記載の方法。
  24. 前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドは1つ以上のビットを有する、請求項18に記載の方法。
  25. 受信したショートフレーム内のアクナリッジメント(ACK)ポリシーを処理するロジックを有し、前記ショートフレームはショートMACフレームフォーマットを有し、前記ショートフレームはフレーム制御フィールドを有し、前記フレーム制御フィールドは、前記ACKポリシーを部分的に指し示す値を有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有し、前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、
    装置。
  26. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項25に記載の装置。
  27. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項25に記載の装置。
  28. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項25に記載の装置。
  29. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合された無線器と、
    前記無線器に通信可能に結合された少なくとも1つのアンテナと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合されたディスプレイと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合されたメモリと、
    を更に有する請求項25に記載の装置。
  30. 1ビットが前記値を提供する、請求項25に記載の装置。
  31. 1つ以上のビットが前記値を提供する、請求項25に記載の装置。
  32. 命令を格納した少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体であり、前記命令は、プロセッサによって実行されるときに該プロセッサに、
    受信したショートフレーム内のアクナリッジメント(ACK)ポリシーを処理させ、
    前記ショートフレームはショートMACフレームフォーマットを有し、前記ショートフレームはフレーム制御フィールドを有し、前記フレーム制御フィールドは、前記ACKポリシーを部分的に指し示す値を有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有し、前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、
    少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  33. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項32に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  34. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項32に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  35. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項32に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  36. 1ビットが前記値を提供する、請求項32に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  37. 1つ以上のビットが前記値を提供する、請求項32に記載の少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能媒体。
  38. コンピュータによって実行される方法であって、
    受信したショートフレーム内のアクナリッジメント(ACK)ポリシーを処理することを有し、
    前記ショートフレームはショートMACフレームフォーマットを有し、前記ショートフレームはフレーム制御フィールドを有し、前記フレーム制御フィールドは、前記ACKポリシーを部分的に指し示す値を有するアクナリッジメントポリシーサブフィールドを有し、前記ACKポリシーは、ノーマルACKポリシー、ACK無しポリシー、又はブロックACKポリシーのうちの1つ以上を有する、

    方法。
  39. 前記ショートフレームは更に、アドレスフィールド、シーケンス制御フィールド、可変サイズのフレームボディ、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールドを有し、
    アドレスフィールドは4つのアドレスフィールドを有し、前記4つのアドレスフィールドのうちの1つ以上は少なくとも2オクテットを有し、
    シーケンス制御フィールドは2オクテットを有し、
    フレームチェックシーケンス(FCS)フィールドは4オクテットを有する、
    請求項38に記載の方法。
  40. 前記フレーム制御フィールドはタイプサブフィールドを有し、前記タイプサブフィールドと前記アクナリッジメントポリシーサブフィールドとの組み合わせに、少なくとも4ビットが割り当てられる、請求項38に記載の方法。
  41. 前記フレーム制御フィールドは更に、
    プロトコルバージョンサブフィールド、タイプサブフィールド、フロム分散システム(DS)サブフィールド、モアフラグメントサブフィールド、電力管理サブフィールド、モアデータサブフィールド、被保護フレームサブフィールド、サービス期間の終了サブフィールド、中継フレームサブフィールド、及びトラフィック識別子(TID)サブフィールド
    のうちの1つ以上を有し、
    前記プロトコルバージョンサブフィールドは2ビットを有し、
    前記タイプサブフィールドは2ビットを有し、
    前記フロム分散システム(DS)サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアフラグメントサブフィールドは1ビットを有し、
    前記電力管理サブフィールドは1ビットを有し、
    前記モアデータサブフィールドは1ビットを有し、
    前記被保護フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記サービス期間の終了サブフィールドは1ビットを有し、
    前記中継フレームサブフィールドは1ビットを有し、
    前記トラフィック識別子(TID)サブフィールドは2ビットを有する、
    請求項38に記載の方法。
  42. 1ビットが前記値を提供する、請求項38に記載の方法。
  43. 1つ以上のビットが前記値を提供する、請求項38に記載の方法。
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