JP2015526929A - スマートグリッドにおける効率的なマルチキャスト - Google Patents

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Abstract

無線および/または電力線通信(PLC)ネットワーク環境では、データのマルチキャストおよびマルチキャストグループの管理のための技術は、帯域幅消費および所望のマルチキャストデータの提供における調整を補助する。ノードは、上流側に報告を伝送することによってマルチキャストグループに対する関心を示す。報告伝送は、帯域幅とマルチキャストデータのニーズとを平衡させるために抑制され得る。マルチキャストデータパケットは、報告によって示されている要求を満たすために、マルチキャストパケット複製または冗長性に基づく速度および/または頻度で下流側に再伝送され得る。故障したリンクまたは「離脱」パケットなどの情報は、1または複数の下流側ノードを転送状態から除去しなければならないことを示すことができる。しかしながらこのような除去は、他のノードに影響を及ぼす可能性がある。マルチキャスト再伝送の再伝送/転送を継続すべきかどうかを決定するために、下流側に問合せを伝送することができる。問合せ伝送は、問合せ帯域幅消費と下流側ノードのニーズとの間の平衡に基づくことができる。

Description

[関連出願の相互参照]
本特許出願は、「Efficient Multicast in a Smart Grid」という名称の2012年5月28日に出願された欧州特許出願第12004107.4号に対する外国優先権を主張するものであり、これはその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
網目状ネットワーク内の複数のノードは、マルチキャストデータ転送のために構成され得る。ノードによるマルチキャスト伝送は、複数のノードによって受信することができる。ネットワークの物理的なサイズは、所与の技術の伝送範囲を超える可能性があるため、マルチキャストパケットは、より遠方のノードに対しては、再伝送またはマルチホップ転送を必要とすることがある。
しかしながらマルチキャストデータ転送は、情報を効率的に伝達することはできるが、多くの潜在的な非効率性が性能を低下させている可能性がある。第1の潜在的な問題は、ネットワーク内のすべてのノードが同じマルチキャスト情報を必要としない場合に生じることがある。ノードによって上流側に送られる報告は、特定のマルチキャストグループに加入することへの関心を示すために使用することができる。これにより、すべてのマルチキャスト情報をすべてのノードに伝送する必要はなくなるが、報告の過剰伝送および過少伝送によって非効率性がもたらされることがある。第2の潜在的な問題は、マルチキャストデータパケットの転送の頻度に関係している。高すぎる頻度で下流側ノードに転送されるパケットは帯域幅を浪費し、一方、低すぎる頻度で転送されるパケットは、要求された時間内にノードが所望のデータを受信することができないことになり得る。第3の潜在的な問題は、「故障した」通信リンクまたは乏しい伝送品質を有するリンクのために、マルチキャスト転送ツリーから離脱するノードに関係している。このようなノードへの継続的なマルチキャスト伝送は帯域幅を浪費するが、問題を修正するための努力が同じく非効率性をもたらしている可能性がある。したがってマルチキャストデータ転送は、通信の効率的な手段を潜在的に提供しているが、多くの問題が非効率性をもたらしている可能性がある。
詳細な説明は、添付の図を参照して記述される。図において、参照番号の一番左側の桁は、その参照番号が最初に出現する図を識別している。同様の特徴および構成要素を参照するために、すべての図を通して同じ番号が使用されている。さらに、図には、一般概念を図解することが意図されており、要求される要素および/または必要な要素を示すことは意図されていない。
複数のノード、1つの例示的なノードのいくつかの詳細、インターネットなどのさらなるネットワークへの接続、および中央局を有する、例示的なネットワークを示す図である。 マルチキャストデータパケットを処理するように構成された処理装置を含んだ個々のノードの例示的な詳細を示す図である。 特に、マルチキャストデータの1または複数のグループの下流側への転送を要求するために上流側に送られる報告の数および/または頻度を調整する方法を示す、報告伝送抑制の例を示すフローチャートである。 特に、マルチキャストデータパケットの下流側への転送が、すべての所望のマルチキャストグループパケットを受信するノードの数を最大化し、かつ、不要なマルチキャストデータパケットの転送を最少化することができる方法を示す、マルチキャストデータ転送の例を示すフローチャートである。 特に、故障したリンクまたはマルチキャストグループから離脱するノードに応答して、下流側に送られる問合せの伝送速度を調整する方法を示す、問合せ管理の例を示すフローチャートである。
[概要]
マルチキャストデータ転送技術は、ネットワーク内の複数のノードにデータを提供することができる。ネットワークは、無線(例えば無線周波数(RF))および/または有線(例えば電力線通信(PLC))であってもよい。しかしながらネットワーク内のすべてのノードが、同じデータを必要とするわけではない場合があり、したがって同じマルチキャストグループの一部ではないことがある。特定のマルチキャストデータグループへの参加を希望している特定のノードを明示した報告の上流側への伝送は、パケットを必要としないノードへのマルチキャストデータパケットに対する帯域幅の浪費を防止することはできるが、上流側マルチキャストフォワーダへの報告の過剰な伝送および過少な伝送によって非効率性がもたらされることがある。さらに、いくつかの例では、マルチキャスト伝送は、情報を複数のノードに同時に効率的に同報通信することができるが、高すぎる頻度でのマルチキャストデータパケットの再伝送によって非効率性がもたらされることがある。マルチキャストパケットの引渡しの信頼性を高くするためには、マルチキャストフォワーダによるマルチキャストパケットの再伝送が必要である。一方、低すぎる頻度でのマルチキャストデータパケットの再伝送によって非効率性がもたらされることがある。また、最後に、下流側ノードへの問合せは、不要な情報のマルチキャストを少なくすることはできるが、問合せの過剰な伝送は、非効率性をもたらすことがある。
本明細書において説明されている技術は、例えば先進メータリングインフラストラクチャ(AMI:Advanced Metering Infrastructure)ネットワークなどの様々なマルチキャストネットワーク環境に適合させることができる。このようなネットワークは、多くの公共事業メータ(例えばガスメータ、水道メータまたは電気メータ等)を含むことができ、また、「ルート」によって率いられる自律経路指定領域(ARA:Autonomous Routing Area)に編成することができる。ルートは、経路指定ツリールートの必要な機能に適応する十分な処理能力および記憶資源を有する任意のデバイスであってもよい。
限定されない第1の例として、ノードによる上流側への報告伝送の管理について説明する。例では、ノードは、定期的に、および/または時折、参加が希望されているマルチキャストグループをリストにした報告を伝送する。報告は、定期的に修正され、マルチキャストデータグループに関連するデータがノード上のアプリケーションによって、またはノードの下流側のノードによって希望されなくなるまで再伝送され得る。さらに、ノードによる報告の伝送は、ネットワークトラフィックを軽減するために部分的または全体的に抑制され得る。抑制は、例えば傍受される報告を含む「報告堅牢性」変数を使用し、かつ、維持することにより、ローカルネットワーク密度に従うことができる。
同じく限定されない第2の例として、マルチキャストデータパケット転送を管理して、適切なノードにパケットを提供し、その一方でノードによるマルチキャストパケットの過剰な反復転送を制限することができる。マルチキャストデータパケットの過剰な複製転送は、「傍受堅牢性」変数または値を使用し、かつ、維持することによって低減することができる。このような変数は、ノードによって傍受されるマルチキャストパケットでありかつノードのバッファ内で再伝送のためにペンディングされているものと同一のマルチキャストパケットの数に関係してもよい。傍受されるデータパケット伝送の数は、マルチキャストデータパケットのノード自体での複製転送をどの程度まで実施すべきかを示す計算に使用することができる。
同じく限定されない第3の例として、問合せ操作を改善する技術を使用して不要なマルチキャストデータパケット転送を低減することができる。1または複数の下流側ノードへのマルチキャストパケットの再伝送を中断することが望ましい場合がある。このようなノードは、1または複数のマルチキャストグループのレシーバおよび/またはフォワーダであってもよく、また、マルチキャストグループから故意にまたは故意にではなく離脱することができる。ノードは、マルチキャストグループから故意に離脱することを決定し、かつ、その決定を示すために「離脱」パケットを上流側に伝送することができる。ノードは、故障したリンクによってネットワークの一部から切り離された場合などに、マルチキャストグループから故意にではなく離脱することができる。下流側ノードがマルチキャストグループから離脱すると、上流側ノードは、下流側に繰り返し問合せを伝送し、所望のマルチキャストグループの報告を要求することができる。問合せにより、下流側ノードは、マルチキャスト転送グループに含まれるように要求する報告を送る。またはいくつかのマルチキャストグループにおけるそれらの指向を再確認することができる。問合せは、問合せに対する応答が不足しているなどの理由で、ノード内におけるマルチキャスト転送状態がキャンセルされると中断することができる。このような問合せの頻度および/または総数は、問合せ確率によって調節することができる。問合せ確率は、例えば問合せに応答して傍受される報告の数に応答して、経時的に変更することができる。以上の3つの例は、個別に実施することも、または互いに組み合わせて、および/もしくは他の例と組み合わせて実施することも可能である。
本明細書における議論は、いくつかの節を含む。個々の節は一例であることが意図されており、その性質は限定されないである。より詳細には、この説明全体は、必ず必要な構成要素ではなく、効率的な方法でマルチキャストを実施するために利用することができる構成要素および技術を実例によって示すことが意図されている。議論は、「スマートグリッドにおける例示的なマルチキャスト」という名称の、本明細書において説明されている技術を実施することができる一環境を説明している節で始まる。この節は、上流側への報告伝送および抑制、マルチキャストデータパケット転送および抑制、ならびに問合せ操作および抑制のための技術を含む高レベルマルチキャストデータ転送アーキテクチャを描写し、かつ、説明している。「例示的な方法」という名称の節は、プロセッサ、メモリ素子、特定用途向け集積回路(ASIC)等を含んだデバイスの中で動作する方法の態様を議論している。詳細には、例示的な方法は、以下の節における技術を含む、本明細書において議論されているいずれの技術にも適用することができる。次に、「例示的な報告伝送抑制」という名称の節は、所望のマルチキャストデータグループを示すように構成された報告などの報告をノードが上流側の方向に繰り返し転送する程度を調整するために使用することができる態様を実例で示し、かつ、説明している。「例示的なマルチキャストデータ転送」という名称のさらなる節は、マルチキャストデータパケットを転送する態様を実例で示し、かつ、説明している。このような調整は、マルチキャストデータパケットがすべての意図されたノードに到達するのを補助し、尚かつ、RFネットワークを妨害することになる過剰伝送を制限する傾向を示す。「例示的な問合せ管理」という名称のさらに他の節は、マルチキャストグループを離脱した可能性があるノード、または故障したリンクによって隔離された可能性のあるノードに対して下流側に送られる問合せの頻度および数を制御するために使用することができる技術を実例で示し、かつ、説明している。最後に、議論は簡潔な結論で終わる。
節の名称および対応する要約を含んだこの簡潔な序文は、読者の便宜のために提供されたものであり、特許請求の範囲または本開示の何らかの節を記述、および/または制限することは意図されていない。
[スマートグリッドにおける例示的なマルチキャスト]
図1は、複数のノードと、1つの例示的なノードのいくつかの詳細と、インターネットなどのさらなるネットワークへの接続と、および中央局とを有する例示的なネットワークアーキテクチャ100を示す図である。ネットワークアーキテクチャ100は、要求される要素および/または必要な要素を示すためではなく、スマートグリッドにおける効率的なマルチキャストのより一般的な概念を図解するための特定の例として提供されている。詳細には、ネットワークアーキテクチャ100は、特定のマルチキャストグループのためのマルチキャストデータパケットの下流側への転送、ならびに故障したリンクおよびマルチキャストデータグループから離脱するノードに関連する問合せの下流側への伝送を要求するために上流側に送られる報告の例を実例で示すために使用することができる。
ネットワークアーキテクチャ100は、無線および/またはPLC通信機能を有する多くの公共事業メータを含んだ先進メータリングインフラストラクチャ(AMI)ネットワークなどのスマートグリッドとして構成され得る。公共事業メータは、電気、天然ガス、水または他の消費可能な資源の消費を測定することができる。ネットワークアーキテクチャ100は、自律経路指定領域(ARA)として編成される複数のノードを含むことができ、自律経路指定領域は、インターネットなどのネットワーク104を介して中央局102と通信することができる。中央局102は、サーバ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータなどの1または複数の計算デバイスによって実装することができる。1または複数の計算デバイスは、メモリに通信可能に結合された1または複数のプロセッサを備えることができる。いくつかの例では、中央局102は、ノード106のうちの1または複数から受信したデータの処理、解析、記憶および/または管理を実施する集中型メータデータ管理システムを含む。例えば中央局102は、スマート公共事業メータ、センサ、制御デバイス、ルータ、調整器、サーバ、継電器、スイッチ、弁および/または他のノードから得たデータを処理、解析、記憶および/または管理することができる。図1の例は、単一の位置における中央局102を実例で示したものであるが、いくつかの例では、中央局は複数の位置の間で分散させることができ、かつ/または完全に除去することも可能である(例えば高度に分散化された分散計算プラットフォームの場合)。
ネットワーク104は、無線もしくは有線ネットワーク、またはインターネットなどのそれらの組合せを備えることができる。ネットワーク104は、単一の大規模ネットワークとして機能することができる離散および/または相互接続されたネットワークの集合であってもよい。
ネットワークアーキテクチャ100は、直接通信無線周波数(RF)信号もしくは電力線通信(PLC)信号、伝送またはリンクを介して互いに通信可能に結合された複数のノード106A、106B、106C、106D、...106N(集合的にノード106と呼ばれる)を含むことができる。ノードは公共事業メータであってもよい。この例では、Nは、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、近隣エリアネットワーク(NAN:Neighborhood Area Network)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、これらの組合せ等として構成することができる自律経路指定領域(ARA)内のノードの例示的な数を表している。
ノード106Aは、「ルート」、「ルートノード」、「ルータ」、「ゲートウェイ」等であるとみなすことができ、また、インターネット104などのバックホールネットワークによってARAを中央局102内のサーバに接続するように構成され得る。ノード106は、RF/PLC信号によってデータ、情報、報告、問合せおよびパケット等の上流側への伝達および下流側への伝達の両方を容易にする無線/PLC信号108によって通信することができる。
ノード106Bは、ノード106の各々を代表することができ、RF/PLC信号108によって通信するように構成された無線110(またはPLC)、および処理装置または処理回路機構112を含む。無線110は、複数のチャネル/周波数のうちの1または複数を介してRF信号を送信および/または受信するように構成された無線周波数(RF)トランシーバを備えている。いくつかの実施態様では、ノードの各々は、有線および/または無線通信するように構成され得る。限定されない例として、有線通信は、電力線通信(PCL)またはイーサネット(登録商標)などの他の有線通信ネットワーク技術を含むことができる。無線実施態様の一例では、ノード106は、個々の通信リンク108上の制御チャネルおよび複数のデータチャネルなどの複数の異なるチャネル上でデータを送り、かつ、受信するように構成された単一の無線110を含むことができる。また、無線110は、複数の異なる変調技術、データ転送速度、プロトコル、信号強度および/または出力レベルを実施するように構成することも可能である。さらに、無線は、「周波数ホッピング」スキームでそれぞれ短時間の間に複数の異なる周波数を逐次同調するように構成することも可能である。ネットワークアーキテクチャ100は、ノード106が、異なるタイプのノード(例えばスマートメータ、セルラ継電器、センサ等)、異なる世代またはモデルのノード、および/またはそうでなければ異なるチャネル上で伝送することができ、かつ、異なる変調技術、データ転送速度、プロトコル、信号強度および/または出力レベルを使用することができるノードを含むことができる点で、ノードの異種ネットワークを表すことができる。
処理回路機構112は、メモリ116に通信可能に結合された1または複数のプロセッサ114を含むことができる。プロセッサ114は、様々なソフトウェアステートメント、ソフトウェアモジュール、手順、マネージャ、アルゴリズム等を実行することができ、また、メモリ116は、これらを含むことができる。このような機能ブロックは、ソフトウェアおよび/またはファームウェアの中で構成することができ、また、プロセッサ114によって実行することができる。代替的実施形態では、任意の、またはすべてのプロセッサ114、メモリ116および/または機能ブロックもしくはモジュール118〜122を、全面的または部分的にハードウェアで実施することができる。ハードウェアの例には、マイクロコントローラもしくは特定用途向け集積回路(ASIC)などの他のディジタルデバイス、または説明されている機能を実行するように構成された他のデバイスがある。
メモリ116は、モノリシック実体として示されているが、リードオンリメモリ、書込み可能メモリ、持続的または非持続的メモリ等などの同様および/または別様に構成された複数のデバイスとして構成することも可能である。メモリ116は、様々な機能を実施するためにプロセッサ114によって実行することができる1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはファームウェアモジュールを記憶するように構成され得る。メモリ116は、コンピュータ可読媒体を備えることができ、また、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性メモリおよび/またはリードオンリメモリ(ROM)もしくはフラッシュRAMなどの不揮発性メモリの形態を取ることができる。コンピュータ可読媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または計算デバイスの1または複数のプロセッサによって実行するための他のデータなどの情報を記憶するための任意の技術または技法に従って実装された揮発性および不揮発性媒体、取外し可能および非取外し可能媒体がある。コンピュータ可読媒体の例には、それらに限定されないが、位相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他のタイプのランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、ディジタル汎用ディスク(DVD)または他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または計算デバイスによってアクセスするための情報を記憶するために使用することができる任意の他の非伝送媒体がある。本明細書において定義されているように、コンピュータ可読媒体は、変調されたデータ信号および搬送波などの一時的な媒体は含まない。
図に示されている例では、メモリ116は、プロセッサ114の動作によって実行することがきるプロセッサ実行可能命令によって定義することができる状態セットアップマネージャ118、マルチキャストグループ転送マネージャ120および問合せマネージャ122を含む。したがってマネージャ118〜122は、アプリケーション、サブルーチン、プログラム等と見なすことができる。あるいはプロセッサ114、メモリ116および/またはマネージャ118〜122は、ASICなどの1または複数のハードウェアデバイスの動作によって定義することも可能である。
状態セットアップマネージャ118は、ノード106B上で作動するアプリケーションによって所望されるマルチキャストグループを含んだ報告を作成し、かつ、管理するように構成され得る。また、状態セットアップマネージャ118は、これらのノードによって所望されるマルチキャストグループを示す報告を下流側ノードから受信することも可能である。状態セットアップマネージャ118は、下流側ノードによって所望されるグループを、それが管理している報告の中に追加することができる。報告を上流側に送ることができ、したがって適切な上流側ノードは、適切なマルチキャストグループをノード106Bに転送することによって応答する。
マルチキャストグループ転送マネージャ120は、マルチキャストデータパケットを下流側ノードに転送するように構成され得る。転送は、状態セットアップマネージャ118(例えば下流側ノード上の)によって生成される、下流側ノードによって所望されるマルチキャストグループを示す報告に部分的に基づくことができる。一例では、転送マネージャ120は、受信するマルチキャストデータパケット伝送のノード自体での複製の一部またはすべてをキャンセルするのに十分な、同じ傍受されるマルチキャストデータパケット伝送の数を規定する「傍受堅牢性」変数または値を維持することができる。
問合せマネージャ122は、「離脱」パケットおよび故障したリンクを検出し、かつ、マルチキャストデータパケット伝送の転送を継続することが望ましいかどうかを決定するための調査の一部として下流側に送られる問合せを管理するように構成され得る。マルチキャスト転送グループから離脱することをノードが自発的に決定すると、それは、マルチキャストグループから離脱することの決定を示す「離脱パケット」を上流側に送る。それとは逆に、ネットワーク内の故障したリンクによって不本意にノードがマルチキャスト転送グループから除去されることがある。問合せマネージャ122は、所望のマルチキャストグループを示す報告を送るように下流側ノードに要求する問合せを下流側ノードに送ることができる。このようなノードは、マルチキャストデータを傍受した可能性があり、今度はマルチキャストグループへの加入の希望を示す報告を送ることによって問合せに応答しなければならない。閾値期間の後および/または問合せを多く繰り返した後、下流側ノードが少なくとも1つの報告で応答に失敗すると、ノード106Bは、問合せが送られ、かつ、返事を受信していないマルチキャストグループに関連するそのマルチキャスト転送状態をキャンセルすることができる。転送状態はフラグであってもよく、フラグのセット、例えば「イエス」または「ノー」は、ノードによる、特定のマルチキャストグループに関連するマルチキャストデータの下流側への転送の必要または不要を示す。マルチキャスト転送状態がキャンセルされると、ノードは、下流側へのマルチキャストパケットの転送を停止する。一例では、問合せマネージャ122は、下流側ノードに送られる問合せの数および頻度を決定するための入力として使用することができる「問合せ確率」変数または値を構成し、かつ、維持することができる。確率は、そのマルチキャスト転送を継続するべき状態が起こりそうな程度を示すことができる。つまり、初期確率は、マルチキャストグループに関するマルチキャスト転送状態が変化する可能性を予測する。
図2は、図1に示されているノード106Bの処理装置すなわち処理回路機構112の例示的な詳細を示す図である。プロセッサ114およびメモリ116を、マイクロプロセッサおよび関連するメモリ素子として構成することができ、またはASICなどの特注デバイス内に含むことができる。1または複数のアプリケーション202は、ノード上で動作することができ、また、1または複数のマルチキャストデータグループ204に関連するデータを消費し、処理し、生成し、またはその他の方法で利用することができる。
状態セットアップマネージャ118は、ノード上で動作する1または複数のアプリケーション202によって生成される1または複数のマルチキャスト要求206を受信するように構成される。状態セットアップマネージャ118は、次に、アプリケーション202によって所望され、また、マルチキャスト要求206によって示される1または複数のマルチキャストグループのリストを含んだマルチキャスト報告208を生成することができる。状態セットアップマネージャ118は、ノード106Bの親(例えば図1に示されているノード106A)にローカルマルチキャスティングすることによってマルチキャスト報告208を上流側に送ることができる。ローカルマルチキャスティングは、1−ホップマルチキャスティング、つまり転送を含まないマルチキャスティングを含むことができる。ノード106Aは、マルチキャスト報告208を受信すると、マルチキャスト報告208によって示されるグループのためのマルチキャスト転送状態をセットアップする。したがって上流側ノード106Aは、マルチキャストパケットをノード106Bに転送する。一例では、上流側に送られるマルチキャスト報告208は、輸送のためのパケットとして構成することができ、また、他の例では、それは、マルチキャストグループ情報を処理し、かつ/または実現するために、好ましい、または要求された親ノードを示すフィールドを含むことができる。
一例では、状態セットアップマネージャ118もしくは他のデバイスまたはノードの一部は、ノード上で作動するローカルアプリケーション202から特定のマルチキャストグループに加入する要求206を受信する。要求は、状態セットアップマネージャ118によって生成されたマルチキャスト報告208に加えられてもよい。状態セットアップマネージャ118は、次に、マルチキャスト報告208をノードの1または複数の親ノードに転送することができる。マルチキャスト報告208は、親ノードによって処理されると、親ノードに、下流側ノード106Bによって所望される1または複数のマルチキャストグループに対するマルチキャスト転送状態を仮定させる。
状態セットアップマネージャ118は、マルチキャスト報告208を生成し、かつ、上流側に送ることができるが、それは、下流側ノードから上流側に送られるマルチキャスト報告210を受信することも可能である。受信されるこのようなマルチキャスト報告210は、下流側ノードおよび/またはこのようなノード上で作動するアプリケーションによって所望されるマルチキャストグループを示す。状態セットアップマネージャ118は、下流側ノードからマルチキャスト報告210を受信すると、それに応答して、マルチキャストパケットおよび/またはデータ214を下流側にマルチキャストする(例えば伝送する)必要があることを示すよう、マルチキャスト転送状態マネージャ212を調整することができる。したがって転送状態マネージャ212は、複数のマルチキャストグループに対する転送状態の追跡を保つ。つまり、転送状態マネージャ212は、個々のマルチキャストグループに関連するマルチキャストデータを転送すべきかどうかの追跡を保つ。マルチキャスト転送状態マネージャ212に対するこのような調整は、適切なマルチキャストパケット214を転送するよう、マルチキャストグループ転送マネージャ120に示すことができる。
したがってマルチキャスト転送状態マネージャ212は、特定のマルチキャストデータをマルチキャスト伝送によって下流側に転送すべきかどうかの追跡を保つように構成され得る。したがってマルチキャスト転送状態マネージャ212は、ノード106Dおよび106Nなどのノード106Bの下流側のノードのための転送情報を含む。マルチキャスト転送状態マネージャ212は、下流側ノードによって所望されるマルチキャストグループのアドレスを含むことができ、また、グループのための転送がオンにされるとイエスに設定することができ、また、そうでない場合はノーに設定することができる転送フラグを含むことができる。一例では、マルチキャストデータパケットは、ユニキャストではなく、ローカルマルチキャストによって個々の下流側子ノードに送られるため、マルチキャスト転送状態マネージャ212は、特定のマルチキャストグループおよび/またはデータを必要とする特定の子(下流側)ノードを列挙しない。
状態セットアップマネージャ118は、ローカルアプリケーションおよび下流側ノードによって現在要求されているマルチキャストグループデータを反映するために、周期的にマルチキャスト報告208をリフレッシュするように構成され得る。したがってマルチキャスト報告208が上流側に送られると、それに応答して正しいマルチキャストデータが下流側に送られる。状態セットアップマネージャ118は、下流側ノードから新しく受信したマルチキャスト報告210からのデータをマルチキャスト報告208に併合することによってマルチキャスト報告208をリフレッシュすることができる。一例では、状態セットアップマネージャ118は、1または複数の下流側子ノードから1または複数のマルチキャスト報告210を受信することができる。このようなマルチキャスト報告210は、下流側ノードおよび/またはそれらのアプリケーションによって現在所望されているマルチキャストグループを示す。状態セットアップマネージャ118は、受信したマルチキャスト報告210からの現在のデータを追加することによって、また、古いデータを除去することによってマルチキャスト報告208を維持することができる。同様に、状態セットアップマネージャ118は、ローカルアプリケーションのマルチキャスト要求206からの現在のデータを追加することによって、また、古いデータを除去することによってマルチキャスト報告208を維持することができる。したがってノード上で作動する両方のアプリケーション202によって所望されるマルチキャストグループ、および下流側ノードによって所望されるマルチキャストグループは、マルチキャスト報告208によって示されるように、状態セットアップマネージャ118によって上流側親ノードに伝送され得る。図1の例では、ルートノード106Aは「上流側」であり、また、ネットワーク104と通信し、一方、ノード106B〜Nは、ノード106Aの下流側である。したがってマルチキャストグループデータ204は、アプリケーション202のために利用可能であり、また、同じく、下流側ノード上で作動するアプリケーションへのマルチキャストのために利用可能である。
状態セットアップマネージャ118は、上流側親の他の子ノードによって送られた複製情報が傍受された場合には、生成されたマルチキャスト報告208の上流側親への伝送を低減することによってネットワークオーバヘッドを低減するように構成され得る。このような情報は、傍受することができるが、意図された親ノードによって情報が確実に受信されたかは確かではないことがある。一例では、状態セットアップマネージャ118は、「報告堅牢性」変数および/または値を維持することができる。このような変数は、状態セットアップマネージャ118がマルチキャスト報告208の伝送をキャンセルする前に受信するべき、ノードのマルチキャスト報告208と同じ情報を有する傍受する報告伝送の数を制御するために使用することができる。
一例では、状態セットアップマネージャ118は、マルチキャスト報告208の伝送の回数が、受信が保証されそうであると思われる回数のみになるように設計された最適化を実施することができる。一例では、ネットワーク内の1または複数のノードは、間隔をおいて、ある期間の間に傍受された同じ報告情報の伝送の数をチェックして調べることができる。この情報は、「受信した所望の報告」のレベルを示す変数または定数と比較することができる「報告堅牢性」値を示す変数を生成し、かつ、維持するために使用することができる。報告堅牢性値は、傍受される報告の伝送のレベルを示し、一方、「受信した所望の報告」値または変数は、適切な報告および/または所望の報告である傍受される報告のレベルを示す。状態セットアップマネージャ118は、この情報および比較を使用して、マルチキャスト報告208が伝送される速度を変更することができる。これらの変数の操作は、3つの例を参照して理解することができる。
第1の例では、傍受される報告の方が所望の報告より多い、つまり、報告によって示されているマルチキャストデータを親ノードによって転送させるために必要な報告より多くの報告が受信されることがあり、これにより帯域幅の浪費およびネットワークの過密がもたらされる。報告は、ノード106Bによって傍受される、子ノードから親ノードへの伝送であり、ノード106Bはその親の子ノードであっても、なくてもよいので、その報告は「傍受される」ものであることに留意されたい。状態セットアップマネージャ118によって傍受される報告の「報告堅牢性」値のX倍が存在している場合、状態セットアップマネージャは、報告堅牢性変数をY分の一にすることができる(XおよびYは比例数であってもよい)。したがってノードが「転送堅牢性」値のX倍より多くのマルチキャストデータパケットを受信すると、ノードは、「傍受堅牢性」値をY分の一にする。値XおよびYは、ノードが位置しているネットワークに基づく実数値係数であってもよい。
第2の例では、傍受される報告の方が所望の報告より少ない、つまり、報告によって示されているマルチキャストデータを親ノードによって転送させるために必要な報告より少ない報告が受信されることがある。これにより、所望のマルチキャストデータを受信しないノードがもたらされる場合があり、また、ノードが、転送状態210によって示された所望のマルチキャストデータを受信することを保証するために、マルチキャスト報告208の追加伝送が必要になる場合がある。この例では、ノード自身のマルチキャスト転送状態210によって示され、かつ、マルチキャスト報告208のリストに挙げられている少なくともグループを有する傍受される報告の「報告堅牢性」値が、「受信した所望の報告」より小さい場合、状態セットアップマネージャ118は、「報告堅牢性」変数および/または値をW倍にすることができる。したがってノードが転送堅牢性値のZ倍未満のマルチキャストデータパケットを受信すると、ノードは、傍受堅牢性値をW倍にする。ZおよびWの値は、ノードが位置しているネットワークに基づく実数値係数であってもよい。
第3の例では、第2の例の技術は、傍受される報告のレベルを「受信した所望の報告」値のレベルまで十分に高くすることはできない。「受信した所望の報告」値の値を1以上大きくした後、状態セットアップマネージャ118は、上流側ノードと交信することができ、状態セットアップマネージャ118によって所望されたマルチキャストデータを含むために、そのマルチキャスト転送状態およびマルチキャスト報告を更新するようにそれを導く。更新されると、上流側ノードは、状態セットアップマネージャ118によって所望されたマルチキャストグループデータの転送を開始する。一例では、交信される上流側ノードは、理想的には、ノードの現在の親の後方のルートへの第2の最良の経路内に位置している、ノードの第2の親であってもよい。
マルチキャストグループ転送マネージャ120は、上流側ノードからマルチキャストデータパケット214を受信し、かつ、指示されている場合、マルチキャストデータパケットを下流側ノードに転送するように構成され得る。したがってノード(例えばノード106B)は、1または複数のマルチキャストデータグループのレシーバとして、また、(場合によっては同じ)マルチキャストデータグループのうちの1または複数のためのフォワーダとして構成され得る。ノードがフォワーダとして構成されるマルチキャストデータグループは、マルチキャスト転送状態マネージャ212によって示される。
一例では、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、マルチキャストデータパケット214を受信することができる。マルチキャストデータパケット214は、1または複数のマルチキャストグループに関連するデータを含むことができる。ノード上のアプリケーション202のうちの1または複数は、1または複数のマルチキャストグループを受信することへの関心を示していた可能性がある(例えばマルチキャスト要求206によって)。さらに、下流側ノード上のアプリケーションも、同じく、マルチキャスト報告210などによってマルチキャストパケット214を受信することへの関心を示していた可能性がある。下流側ノード上のアプリケーションがマルチキャストパケット214に関連するデータグループを要求していた場合、この情報はマルチキャスト転送状態マネージャ212によって示される。したがってマルチキャストデータパケット214を受信すると、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、マルチキャスト転送状態マネージャ212と協議することができる。マルチキャスト転送状態マネージャ212によって示されると、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、パケット214を下流側に転送する。
適切な下流側ノードが受信する可能性を高くするために、転送状態マネージャ212によって示される個々のマルチキャストデータパケット(例えばパケット214)は、「転送堅牢性」値などの変数または値によって設定される回数だけ転送される。転送堅牢性は、最初は2回または3回などの値に設定することができる。しかしながらネットワークは共有媒体であるため、ノードは、経路指定ツリー内のそれらの親からだけではなく、同じく他の近傍のノードからもマルチキャストパケットを傍受する可能性があり、それにより密集した環境では、マルチキャストパケットの非常に多くのコピーを受信することになる。引渡しの信頼性と、ネットワーク内で送られている個々のデータパケットの過剰な数のコピーによって生じるオーバヘッドとの間の平衡をもたらすために、マルチキャストグループ転送マネージャ120またはノードの他の部分は、マルチキャストデータパケットのノード自体での複製転送をキャンセルするのに十分な傍受されるデータパケット伝送の数を規定する「傍受堅牢性」変数を生成し、かつ/または維持することができる。マルチキャスト転送状態マネージャ212によって示されると、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、マルチキャストデータパケット214の少なくとも1つのコピーを転送する。しかしながらそれは、それが近傍の他のノードによる同じパケットの「傍受堅牢性」数の伝送を傍受した後は、マルチキャストデータパケット214の追加コピーを転送しない。
「傍受堅牢性」変数は、特定のアプリケーションによって示されるノードのネットワーク環境に適合され得る。一例では、過剰な数のマルチキャストパケットが検出される場合には以下の機構を使用することができる。マルチキャストグループ転送マネージャ120が、「転送堅牢性」値のX倍より多い同じ識別特性を有するマルチキャストデータ伝送(例えばマルチキャストデータ214)を受信すると、それは、その「傍受堅牢性」変数をY分の一にすることができる。一例では、識別特性はシーケンス番号を含むことができる。
シーケンス番号は、パケットに対する「タグ」として使用することができ、したがってタグが振られたパケットが特定のノードで既に受信されているかどうかを検出する方法を提供する。一例では、マルチキャストパケットが自律経路指定領域に入る毎に、それに独自のシーケンス番号が振られ、かつ、マルチキャスト転送ツリーに入れられる。マルチキャスト転送ツリーに沿った個々のノードは、処理および/または転送したマルチキャストパケットのシーケンス番号を記憶する。したがってノードがマルチキャストパケットを受信する毎に、それは、パケットが行先指定されるマルチキャストグループのための転送状態へのエントリが存在するかどうか、またはノードがマルチキャストグループをリッスンしているかどうかをチェックすることができる。
パケットが行先指定されるマルチキャストグループがマルチキャスト転送状態のマルチキャストグループアドレスの1つと合致する、またはノードがこのマルチキャストグループアドレスを監視(Listen)している場合、ノードは、1または複数のチェックを実施することができる。例えばノードは、受信したパケットのシーケンス番号を(以前に処理したかつ/または転送したマルチキャストパケットの)ローカル的に記憶されているシーケンス番号に対してチェックすることができる。シーケンス番号がローカル的に記憶されているシーケンス番号と合致する場合、ノードはパケットを放棄/廃棄する(パケットは既に処理されているため)。シーケンス番号がローカル的に記憶されているシーケンス番号より小さい場合、ノードはパケットを放棄することができる(パケットが古い可能性があるため)。シーケンス番号が現在のシーケンス番号より大きい場合、ノードは、ローカル的に記憶されているシーケンス番号を受信したパケットの番号に更新し、かつ、そのパケットを処理および/または転送することができる。
代替的な例では、少なすぎるマルチキャストパケットが検出される場合には以下の機構を使用することができる。マルチキャストグループ転送マネージャ120が、「転送堅牢性」値のZ倍未満のマルチキャストデータパケット214を受信すると、ノードは、「傍受堅牢性」値をW倍にすることができる。これらの例では、「転送堅牢性」値は、最初は、ノードによって伝送されるマルチキャストデータパケット再伝送のデフォルト数であり、また、「傍受堅牢性」値は、傍受されるマルチキャストパケットの閾値であり、これを超えると「転送堅牢性」値が低減され、X、Y、ZおよびWは、ノードが位置しているネットワークに基づく実数値係数である。
また、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、上記の例が不十分であることを認識し、また、十分な数のマルチキャストデータパケットを伝送するために追加上流側ノードが必要であることを認識するように構成され得る。この状況では、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、マルチキャストデータパケットの再伝送を補助するために他のノードに協力を求めることができる。詳細には、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、1または複数の上流側ノードに、それらの転送状態マネージャを調整してマルチキャストデータパケットを再伝送させる指令を送ることができる。
問合せマネージャ122は、特定の下流側ノードへのマルチキャストデータパケットの転送がもはや不要になり、また、マルチキャストデータパケットの転送を必要とする他の下流側ノードが残っているかどうかの疑問が生じると動作するように構成される。このような他の下流側ノードが残っている場合、転送の継続が示され、残っていない場合、転送の継続は、ネットワーク帯域幅の望ましくない消費をもたらすだけである。
問合せマネージャ122は、マルチキャストパケットおよび/またはデータの下流側への転送を低減する、かつ/または除去することによる可能な利点を示す状況を認識するように構成され得る。詳細には、問合せマネージャ122は、ノードの下流側の故障したリンク、および/または下流側ノードからの離脱パケット216の受信を検出することができる。離脱パケット216は、下流側ノードが脱退を希望している1または複数のマルチキャストグループを示すことができる。
問合せマネージャ122は、下流側に送られる問合せ(Query)218を管理することができる。問合せ218は、少なくとも1つのノードがもはやマルチキャストデータの転送を要求していないことが決定された後に送られ得る。問合せマネージャ122は、他の下流側ノードがマルチキャストデータパケットの転送の継続を確かに要求しているかどうかを決定するように構成され得る。さらに、問合せマネージャ122は、グループのマルチキャストの継続が必要であるかどうかを決定するための十分な問合せの利点と、ネットワーク帯域幅の使用を含む、問合せの過剰伝送の不利な点とを平衡させる効率的な方法で問合せをマルチキャストするように構成され得る。
問合せマネージャ122は、下流側ノードに、それらが1または複数の特定のマルチキャストグループからのデータの受信を所望しているかどうかを尋ねる1または複数の問合せ218を送るように構成され得る。問合せマネージャ122が問合せに対する応答を受信しない場合、それは、一定の間隔をおいてそれをもう一度送ることができる。応答がない場合、マルチキャスト転送状態マネージャ212は、マルチキャストグループのための転送状態を無効にすることができる。
また、問合せマネージャ122は、確率を含むツールを使用して送られる問合せの数を制限するように構成され得る。送られる問合せの数を制限することにより、それに応答して下流側ノードから送られる報告の数が同じく制限され、それによりネットワーク帯域幅が節約される。一例では、マルチキャスト転送状態マネージャ212は、確率変数、例えば50%の初期値を有することができる「問合せ確率」に従って1または複数の問合せパケットを送ることができる。問合せマネージャ122が問合せに応答して「X」を超える報告を受信すると、それは、「問合せ確率」変数を「Y」分の一にすることができるが、「最小問合せ確率」などの決定済み最小確率値より小さくすることはできず、「X」、「Y」および「最小問合せ確率」は、ネットワーク状態または他の要因によって決定される。
[例示的な方法]
図3〜5の例示的な方法は、少なくとも部分的に図1および2の構成によって実施することができる。しかしながら図3〜5は、一般的な適用性を含んでおり、他の図面および/または先行する説明によって制限されない。本明細書において説明されている個々の方法は、ハードウェア、ソフトウェアまたはそれらの組合せの中で実施することができる一連の操作を表す論理フローグラフ中の動作、ブロックまたは操作の集合として示されている。
ソフトウェアのコンテキスト(Context)では、操作は、1または複数のコンピュータ可読記憶媒体116上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を表しており、1または複数のプロセッサ114によって実行されると、記載されている操作を実施する。このような記憶媒体116、プロセッサ114およびコンピュータ可読命令は、所望の設計または実施態様に応じて処理回路機構112の中に配置され得る。図1および2に示されている記憶媒体116は、取外し可能および非取外し可能な両方の記憶媒体全般、および任意の技術の記憶媒体を代表している。したがって、記載されている操作は、図3〜5に示されている動作などの動作を表しており、示されている動作を実施するために実行可能命令を使用して構成された1または複数のプロセッサの制御の下で実施することができる。一般に、コンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実施する、または特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。操作が記述されている順序は、限定として解釈されるべきことは意図されておらず、また、記述されている操作は、方法を実施するために異なる順序で組み合わせる、かつ/または並列に組み合わせることも可能である。上記の議論は、本明細書において説明されている他の方法に適用することができる。
さらに、本明細書における目的のために、コンピュータ可読媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)または他のハードウェアデバイスのうちのすべて、または一部を含むことができる。このようなハードウェアデバイスは、無線ネットワーク内のマルチキャストに伴う機能を含む、他の機能を含むように構成され得る。したがってこのような集積回路の中に、実行可能命令を使用して、論理、トランジスタもしくは他の構成要素、またはオンボードメモリによって定義することができる1または複数のプロセッサが構成される。
[例示的な報告伝送抑制]
図3は、報告伝送抑制の例300を示すフローチャートである。ノードが(受信および/または転送のために)加入を希望するマルチキャストデータグループを示す報告は、ネットワーク内のノードによって上流側に送られ得る。上流側ノードは、報告に応答して、所望のマルチキャストデータグループに関連するデータをマルチキャストすることができる。報告の伝送の数および頻度を調整して、上流側ノードによる報告の受信を保証し、その一方で、報告の過剰伝送を制限してネットワーク帯域幅の使用を最少化することができる。
操作302で、特定のマルチキャストグループに加入する1または複数の要求を受信することができる。図2の例のコンテキストでは、ノードの処理回路機構112上で動作するアプリケーション202によって伝送される1または複数の要求206は、状態セットアップマネージャ118によって受信され得る。
操作304で、マルチキャスト報告が構成される。マルチキャスト報告は、1または複数の要求から得られる所望のマルチキャストグループに関する情報を含むことができる。図2の例のコンテキストでは、マルチキャスト報告208は、受信した1または複数のマルチキャスト要求206に基づいて状態セットアップマネージャ118によって生成される。
操作306で、ノード上で作動するアプリケーションにとって重要なグループを含むために、マルチキャスト報告が周期的にリフレッシュされる。図2の例のコンテキストでは、追加で受信したマルチキャスト要求206または他の情報に基づいて、状態セットアップマネージャ118がマルチキャスト報告を周期的にリフレッシュすることができる。
操作308で、下流側ノードからのマルチキャスト報告が受信される。このような報告は、下流側ノードによって所望される、これらのノード上を作動するアプリケーションによって要求された可能性のある、マルチキャストグループを示す。図2の例のコンテキストでは、状態セットアップマネージャ118が下流側ノードからマルチキャスト報告210を受信することができる。
操作310で、下流側ノード上で作動するアプリケーションにとって重要なマルチキャストグループを含むために、マルチキャスト報告を周期的にリフレッシュすることができる。図2の例のコンテキストでは、状態セットアップマネージャ118は、マルチキャスト報告208をリフレッシュするために、受信したマルチキャスト報告210からの情報を使用することができる。したがって下流側ノードからの報告は、上流側に伝送するためにノードのマルチキャスト報告208に併合される。
操作312で、ノードの伝送範囲内のノードによって送られるマルチキャスト報告が傍受される。傍受される報告の数によって、およびそれらが同じまたは異なるマルチキャストグループに加入する要求を含んでいるかどうかによって、ノードがそれ自体の報告の伝送を多くすべきか、または少なくすべきかが示され得る。図2の例のコンテキストでは、受信した報告210は、上流側に送られる報告208の数を多くするまたは少なくするために、状態セットアップマネージャ118に影響を及ぼすことができる。
操作314で、傍受される報告の頻度または数に部分的に基づく頻度、および傍受される報告の中に含まれているグループに応じて、マルチキャスト報告が周期的に上流側に伝送される。図2の例のコンテキストでは、状態セットアップマネージャ118は、傍受される報告の数、および傍受される報告の中に含まれているグループに部分的に基づいて、マルチキャスト報告208を上流側に伝送することができる。例えば傍受される報告が頻繁であり、かつ、報告208に含まれている少なくともマルチキャストグループを参照している場合、状態セットアップマネージャ118が報告208を伝送する必要性は小さい。逆に、傍受される報告が、それほど頻繁に傍受されるものではなく、かつ/または報告208に含まれているマルチキャストグループのすべてを含んでいるわけではない場合、傍受される報告は、報告208を上流側に伝送する必要性を小さくすることはない。
[例示的なマルチキャストデータ転送]
図4は、とりわけ、マルチキャストデータパケットの下流側への転送が、すべての所望のマルチキャストグループパケットを受信するノードの数を最大化し、かつ、任意のノードによって必要とされないマルチキャストデータパケットの転送を最少化することができる方法を示す、マルチキャストデータ転送の例400を示すフローチャートである。
操作402で、ノードのマルチキャスト転送状態によって示されている場合、少なくとも一度、マルチキャストデータパケットを再伝送および/または転送することができる。ノードによる第1の伝送は、そのノードの伝送に先立ってそれがそのノードに対して伝送されたため、「再伝送」と見なすことができることに留意されたい。図2の例のコンテキストでは、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、1または複数の上流側ノードから1または複数のマルチキャストデータパケット214を受信し、かつ、パケットを1または複数の下流側ノードに再伝送するように構成される。必要ではないが、例は、マルチキャストグループ転送マネージャ120が、受信したマルチキャストパケット214を少なくとも一度転送または再伝送することを提供している。再伝送は、マルチキャストパケット214がマルチキャスト転送状態マネージャ212によって示される任意のマルチキャストグループに関連する情報を含んでいる場合、マルチキャストパケット214を転送すること含むことができる。マルチキャスト転送状態マネージャ212は、アプリケーション202から受信したマルチキャスト要求206、および下流側ノードから受信した、所望のマルチキャストグループをリストに挙げたマルチキャスト報告210に基づく転送状態を含む。
操作404で、傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの数が測定される。図2の例のコンテキストでは、傍受されるコピーの数は、マルチキャストグループ転送マネージャ120がマルチキャストデータパケットを再伝送する相対的な必要性を示すことができる。より多くのコピーが傍受される場合、伝送が意図されることになる下流側ノードは、伝送を既に聞いている可能性がより大きいため、再伝送する必要性はより小さい。
操作406で、ネットワーク特性または他の要因に基づいて、「傍受堅牢性」変数または値が構成される。「傍受堅牢性」変数は、ノードによるマルチキャストデータパケットのさらなるコピーの再伝送を停止するのに十分な、傍受されるマルチキャストデータパケット伝送の数を示す。したがって十分な数の伝送が傍受されると、ノードはそれ自体の伝送を停止し、それによりネットワーク負荷を軽くする。図2の例では、「傍受堅牢性」値は、マルチキャストグループ転送マネージャ120によって生成し、および/または維持することができる。
操作408で、最初に操作402で再伝送されたマルチキャストデータパケットが、少なくとも部分的に「傍受堅牢性」値に基づく追加回数だけ再伝送される。図2の例のコンテキストでは、再伝送は、マルチキャストグループ転送マネージャ120によって実施され得る。
操作410で、傍受されるマルチキャストデータパケットの数が閾値数より少ない場合、マルチキャストデータパケットを転送するように構成された上流側ノードの数を増やす必要があり得る。図2の例のコンテキストでは、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、それがマルチキャストデータパケットの伝送を補助する必要があることを認識することができ、また、それは、補助のために他のノードの協力を求めることができる。詳細には、マルチキャストグループ転送マネージャ120は、上流側ノードに、それらの転送状態マネージャを調整してマルチキャストデータパケットを再伝送させる指令を送ることができる。
[例示的な問合せ管理]
図5は、問合せ管理の例500を示すフローチャートである。問合せは、下流側マルチキャストデータレシーバとしてのノードの除去などに引き続いて、マルチキャストデータが他の下流側ノードによって依然として所望されているかどうかを調べるために下流側ノードに送られ得る。問合せ管理は、問合せの好ましい数、頻度および/または継続期間を決定する。一例では、下流側ノードへの再伝送は、下流側ノードの要求(例えばノードがマルチキャストグループから離脱する要望を示すためにそのノードによって送られる「離脱パケット」)でキャンセルされ得る。他の例では、下流側ノードへの故障したリンクは、そのノードに対するマルチキャストデータパケットの再伝送を停止する必要があることを示すことができる。しかしながらノードは、マルチキャストグループに関連するマルチキャストデータの再伝送をキャンセルする前に、他の下流側ノードがマルチキャスト再伝送に依存していたかどうかを決定するために問合せを送ることができる。問合せは、所望のマルチキャストグループを示す「報告」を下流側ノードに要求することができる。ノードによって伝送される問合せの数および頻度は、問合せのために充てられる帯域幅の費用と、マルチキャストグループへの参加を希望している下流側ノードの発見の必要性とを平衡させるために、例500に従って管理され得る。
操作502で、下流側ノードの状態の変化などの情報が、マルチキャスト転送のために構成されたノードで受信される。一例では、情報または状態変化は、下流側ノードによって送られる、下流側ノードがマルチキャストグループから離脱しようとしていることを示す「離脱」パケットを含むことができる。他の例では、情報は、下流側ノードとの通信を妨げる、故障したリンクの証拠を含むことができる。図2の例のコンテキストでは、問合せマネージャ122は、もはやマルチキャストデータを特定の下流側ノードに送るべきではないことを示す、故障したリンクおよび「離脱」メッセージなどの情報を監視することができる。
操作504で、ノードによって送られる問合せのための初期確率が設定される。確率は、継続的なマルチキャスト転送に関してノードの状態を変更する必要がある可能性を示すことができる。つまり、初期確率は、マルチキャストグループに関するマルチキャスト転送状態が変更される可能性を予測する。確率は、実際にリンクが動作中であるか、または単に一時的に機能を停止していた場合に、「偽りの正」が故障したリンクを示す可能性があることを認識する。したがって初期確率を設定することができ、また、初期確率は、1または複数の下流側ノードへの故障したリンクの可能性に基づくことができる。
操作506で、マルチキャストデータに関連する所望のグループの報告を要求する最初の問合せが下流側ノードに送られる。図2の例のコンテキストでは、問合せマネージャ122は、下流側ノードに、それらが参加を希望しているマルチキャストグループを示す報告(例えば報告210)で応答するよう要求する問合せ218を送ることができる。図1を参照すると、ノード106Bの下流側のノードは、106Dおよび106Nを含む。
操作508で、マルチキャストレシーバ、マルチキャストフォワーダおよび両方であるノードを含むことができる下流側ノードから報告パケットが受信される。図2の例のコンテキストでは、問合せマネージャ122は、1または複数の報告(例えば報告210)を受信することができる。
操作510で、問合せに応答して受信した報告がカウントされる。受信した報告のカウントは、問合せに関連する確率を精査するために使用することができ、また、マルチキャストデータ再伝送を継続すべきかどうかを決定するために必要な入力の一部として使用することができる。
操作512で、下流側に送られた問合せに関連する初期確率が、引き続いて伝送される問合せのために低減される。一例では、操作504で設定された初期確率は、操作506の問合せに引き続いて送られる問合せのために低減され得る。さらに、確率の低減は、カウントされた報告の数に基づくことも可能である。より多くの報告がカウントされると、低減をより大きくすることができ、また、より少ない報告がカウントされると、低減をより小さくすることができる。他の例では、操作506の問合せに引き続いて送られる問合せに適用される確率は、最小レベルより小さくない係数だけ低減することができる。
操作514で、後続する問合せが、ノードの下流側であるマルチキャストレシーバおよびマルチキャストフォワーダの密度に基づく速度に応じて伝送される。図2の例のコンテキストでは、問合せマネージャ122は、受信した報告のカウントに部分的に基づいて決定、または予測することができる、ノードの下流側であるマルチキャストレシーバおよびマルチキャストフォワーダの密度に基づく速度に基づいて問合せを下流側ノードに伝送することができる。
操作516で、1または複数の問合せに引き続く期間が、下流側ノードから報告を受信することなく閾値期間を超過すると、ノードのマルチキャスト転送状態を無効にすることができる。報告を受信しそこねることは、下流側ノードが存在していないこと、またはマルチキャストデータおよび/またはマルチキャストグループへの参加を要求していないことを示す可能性がある。図2の例のコンテキストでは、問合せマネージャ122は、マルチキャスト転送状態マネージャ212に通知して、任意の下流側ノードの転送状態を無効にすることができる。
[結論]
主題は、構造的特徴および/または方法論的動作に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲で定義されている主題は、必ずしも説明されている特定の特徴または動作に限定されないことを理解されたい。そうではなく、特定の特徴および動作は、特許請求の範囲を実施する例示的形態として開示されている。

Claims (20)

  1. ノードを動作させる方法であって、
    前記方法を実行するように構成された前記ノードの回路機構の制御下で、
    前記ノード上で作動するアプリケーションからの入力に基づいて、加入する特定のマルチキャストグループを識別するステップと、
    マルチキャスト報告を構成するステップであって、前記マルチキャスト報告は受信した要求によって示される前記特定のマルチキャストグループを含むステップと
    前記ノード上で作動するアプリケーションにとって重要なグループを含めるために、前記マルチキャスト報告を周期的にリフレッシュするステップと、
    前記ノードの伝送範囲内のノードによって送られるマルチキャスト報告を傍受するステップと、
    前記傍受されるマルチキャスト報告の数に基づく伝送の頻度に応じて、前記マルチキャスト報告を周期的に伝送するステップであって、前記傍受されるマルチキャスト報告は、前記周期的に伝送されるマルチキャスト報告によって示されるマルチキャストグループへの加入を要求する、伝送するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 下流側ノードからマルチキャスト報告を受信するステップと、
    前記受信したマルチキャスト報告によって示される前記下流側ノードにとって重要なグループを追加で含めるために、前記マルチキャスト報告を周期的にリフレッシュするステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記マルチキャスト報告を周期的に伝送するステップは、
    前記傍受されるマルチキャスト報告の頻度に基づいて、前記マルチキャスト報告を前記ノードの親に伝送するステップ
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの数を測定するステップであって、前記マルチキャストデータパケットは、前記周期的に伝送されるマルチキャスト報告に示される、測定するステップと、
    前記ノードのマルチキャスト転送状態によって示される場合、少なくとも一度、前記マルチキャストデータパケットを再伝送するステップであって、前記転送状態は、マルチキャストデータパケットの再伝送に応答して、マルチキャストデータを転送する必要があることを示す、再伝送するステップと、
    前記傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの前記数に基づく追加回数だけ前記マルチキャストデータパケットを再伝送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. マルチキャストデータパケットの独自のシーケンス番号を記録するステップであって、前記マルチキャストデータパケットは前記周期的に伝送されるマルチキャスト報告に示される、記録するステップと、
    前記記録するステップによって、第1の閾値回数より多い回数を受信したものとして識別されたマルチキャストデータパケットの再伝送の数を少なくするステップと、
    前記記録するステップによって、第2の閾値回数より少ない回数を受信したものとして識別されたマルチキャストデータパケットの再伝送の数を多くするステップと、
    上流側ノードの間で転送状態の数を増やすステップであって、前記転送状態は、前記記録するステップによって識別された、第3の閾値回数より少ない回数を受信したマルチキャストデータパケットの再伝送に応答して、マルチキャストデータを転送する必要があることを示す、増やすステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 下流側ノードの状態の変化を認識するステップであって、前記下流側ノードは前記ノードの下流側のマルチキャストレシーバとして構成され、前記下流側ノードは前記マルチキャスト報告に寄与する、認識するステップと、
    前記認識された変化に応答して、所望のマルチキャストデータグループの報告を要求する問合せを他の下流側ノードに送るステップと、
    送られた前記問合せに応答して、および、送られた後続する問合せに応答して受信された報告の数に基づいて低減される確率に従って、後続する問合せを送るステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記マルチキャスト報告に寄与した下流側ノードに関連する、ノードがマルチキャストグループから離脱したことを示す離脱パケット、または故障したリンクの証拠を含んだ情報を受信するステップと、
    前記受信した情報に応答して、所望のマルチキャストデータグループの報告を要求する問合せを他の下流側ノードに送るステップと、
    後続する問合せを、前記ノードから下流側であるマルチキャストレシーバおよびマルチキャストフォワーダの密度に基づき、かつ、前記問合せまたは前記後続する問合せに引き続く、報告を受信しない期間に基づく速度で伝送するステップと、
    前記期間が閾値を超過すると、前記ノードのマルチキャスト転送状態を無効にするステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. ノードを動作させるための回路機構であって、
    期間の間に傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの数を測定するステップと、
    前記ノードのマルチキャスト転送状態によって示される場合、少なくとも一度、前記マルチキャストデータパケットを再伝送するステップであって、前記転送状態は、マルチキャストデータを転送する必要があることを示す、再伝送するステップと、
    前記期間の間に傍受される前記マルチキャストデータパケットのコピーの前記数に基づく追加回数だけ前記データマルチキャストパケットを再伝送するステップと
    を備える動作を実施するように構成されることを特徴とする回路機構。
  9. 前記動作は、
    転送状態の上流側ノードの数を増やすステップであって、前記転送状態は、前記傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの前記数が閾値数より少ない場合、マルチキャストデータを転送する必要があることを示す、増やすステップ
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  10. 前記傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの前記数に基づく前記追加回数だけ前記データマルチキャストパケットを再伝送するステップは、
    前記ノードが転送堅牢性値のX倍より多くの前記マルチキャストデータパケットを受信すると、前記ノードは、傍受堅牢性値をY分の一にし、
    前記ノードが前記転送堅牢性値のZ倍未満の前記マルチキャストデータパケットを受信すると、前記ノードは、前記傍受堅牢性値をW倍にし、
    前記転送堅牢性値は、前記ノードによって伝送されるマルチキャストデータパケット再伝送の数であり、前記傍受堅牢性値は、傍受されるマルチキャストパケットの閾値であり、それを超えると前記転送堅牢性値が低減され、X、Y、ZおよびWは、前記ノードが位置しているネットワークに基づく実数値係数であることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  11. 前記動作は、
    マルチキャスト報告を構成するステップであって、前記マルチキャスト報告は前記マルチキャストデータパケット内の報告のためのデータに所望される少なくとも1つのグループを含む、構成するステップと、
    前記ノード上で作動するアプリケーションにとって重要なすべてのグループを含めるために、前記報告を周期的にリフレッシュするステップと、
    期間の間に傍受される報告の数に基づく頻度に応じて、および、前記傍受される報告に含まれるグループに基づいて前記報告を周期的に上流側に伝送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  12. 前記動作は、
    マルチキャスト報告を構成するステップであって、前記マルチキャスト報告は、報告のためのデータが前記ノード上でアプリケーションによって所望され、かつ、報告のためのデータが前記マルチキャストデータパケットに含まれる少なくとも1つのグループを含むステップと、
    他のノードによって送られる報告を傍受するステップであって、前記傍受される報告は、報告のためのデータが前記ノード上で作動する前記アプリケーションによって所望されるグループへの参加を要求する、傍受するステップと、
    前記マルチキャスト報告を前記ノードの親ノードに伝送するステップであって、前記伝送は、前記傍受される報告の頻度に基づき、かつ、前記傍受される報告に含まれているグループに基づく、伝送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  13. 前記動作は、
    前記ノードの下流側のマルチキャストレシーバとして構成され、かつ、前記マルチキャストパケットを受信するように構成されたノードの状態の変化を認識するステップと、
    前記認識された状態の変化に応答して、問合せを下流側ノードに送るステップであって、前記問合せは所望のマルチキャストデータグループの報告を要求する、送るステップと、
    前記ノードの前記状態の変化が、マルチキャスト転送を中断する必要があることを示しることが確率によって示されると、後続する問合せを送るステップであって、前記確率は、送られた前記問合せに応答して、かつ、送られた後続する問合せに応答して受信した報告の数に応答して低減される、送るステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  14. 前記動作は、
    下流側ノードに関連する離脱パケットまたは故障したリンクの証拠を含んだ情報を受信するステップであって、前記下流側ノードは、前記マルチキャストパケットを受信するように構成される、受信するステップと、
    前記受信した情報に応答して、マルチキャストデータに関連する所望のグループの報告を要求する問合せを他の下流側ノードに送るステップと、
    後続する問合せを、前記ノードから下流側であるマルチキャストレシーバおよびマルチキャストフォワーダの密度に基づく速度に応じて伝送するステップと、
    前記問合せまたは前記後続する問合せに引き続く、報告を受信しない期間が閾値を超過すると、前記ノードのマルチキャスト転送状態を無効にするステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の回路機構。
  15. 実行されると、1または複数のプロセッサに、
    ノードで、前記ノードの下流側のノードに関連する離脱パケットまたは故障したリンクの証拠を含んだ情報を受信するステップと、
    前記ノードの下流側の他のノードに問合せを送るステップであって、前記問合せは、前記受信した情報に応答して送られ、マルチキャストデータに関連する所望のグループの報告を要求する、送るステップと、
    後続する問合せを、前記ノードから下流側であるマルチキャストレシーバおよびマルチキャストフォワーダの密度に基づく速度に応じて伝送するステップと、
    前記問合せまたは前記後続する問合せに引き続く期間が、報告を受信することなく閾値を超過すると、前記ノードのマルチキャスト転送状態を無効にするステップであって、前記転送状態を無効にすることは、マルチキャストグループのためにマルチキャストデータを転送する必要がないことを示す、無効にするステップと
    を含む動作を実施させるコンピュータ実行可能命令を記憶する1または複数のコンピュータ可読媒体。
  16. 前記ノードの下流側の前記ノードに前記問合せを送るステップは、
    前記ノードの下流側のノードへのリンクが故障する初期確率に基づいて前記問合せを送るステップと、
    前記送られた問合せに応答して送られた報告をカウントするステップと、
    前記送られた問合せに引き続いて送られる問合せに対するアプリケーションのために前記初期確率を低減するステップであって、確率を低減する量は、前記カウントされた報告の数に基づく、低減するステップと
    を含む請求項15に記載の1または複数のコンピュータ可読媒体。
  17. 前記ノードの下流側の前記ノードに前記問合せを送るステップは、
    初期確率に基づいて前記問合せを送るステップと、
    前記送られた問合せに応答して送られた報告をカウントするステップと、
    前記送られた問合せに引き続いて送られる問合せの前記初期確率を低減するステップであって、カウントされた前記報告は、前記初期確率が低減される係数に関連し、前記係数は、前記初期確率を最小レベル未満に低減しない、低減するステップと
    を含む請求項15に記載の1または複数のコンピュータ可読媒体。
  18. 1または複数のプロセッサに、
    マルチキャスト報告を構成するステップであって、前記マルチキャスト報告は、報告のためのデータがマルチキャストデータパケット内で所望される少なくとも1つのグループを含むステップと、
    前記報告を周期的にリフレッシュするステップであって、それによりステップと、
    前記ノード上で作動するアプリケーションにとって重要なすべてのマルチキャストグループを含めるために、期間の間に傍受される報告の数に基づく頻度で、かつ、前記傍受される報告に含まれるグループに基づいて前記報告を周期的に上流側に伝送するステップと
    を含む動作を実施させる命令をさらに含む請求項15に記載の1または複数のコンピュータ可読媒体。
  19. 1または複数のプロセッサに、
    マルチキャスト報告を構成するステップであって、前記マルチキャスト報告は、報告のためのデータが前記ノード上で作動するアプリケーションによって所望される少なくとも1つのグループ、および報告のためのデータが少なくとも1つの下流側ノードによって所望される少なくとも1つのグループを含むステップと、
    他のノードによって送られる報告を傍受するステップであって、前記傍受される報告は、報告のためのデータが前記ノード上で作動する前記アプリケーションによって所望されるグループへの参加を要求しており、また、報告のためのデータが前記少なくとも1つの下流側ノードによって所望されるグループへの参加を要求する、傍受するステップと、
    前記マルチキャスト報告を前記ノードの親ノードに伝送するステップであって、前記伝送は、前記傍受される報告の頻度に基づき、かつ、前記傍受される報告に含まれるグループに基づく、伝送するステップと
    を含む動作を実施させる命令をさらに含む請求項15に記載の1または複数のコンピュータ可読媒体。
  20. 1または複数のプロセッサに、
    傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの数を測定するステップであって、前記マルチキャストデータパケットは、前記マルチキャスト報告によって示される、測定するステップと、
    前記ノードのマルチキャスト転送状態によって示される場合、少なくとも一度、前記マルチキャストデータパケットを再伝送するステップであって、少なくとも前記ノードの下流側の前記ノードに前記マルチキャストデータパケットを送る、再伝送するステップと、
    前記傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの前記数に基づく追加回数だけ前記マルチキャストデータパケットを再伝送するステップと、
    前記傍受されるマルチキャストデータパケットのコピーの前記数が閾値数より少ない場合、転送状態の上流側ノードの数を増やすステップであって、転送状態の数の増加は、マルチキャストデータグループを転送するノードの数の増加を示す、増やすステップと
    を含む動作を実施させる命令をさらに含む請求項15に記載の1または複数のコンピュータ可読媒体。
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