JP2015524625A - モバイル通信ネットワーク、モバイルリレーノード、およびモバイル通信システム - Google Patents
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Abstract
ネットワークの運用保守を維持するように動作可能な運用保守センターを備える、モバイル通信ネットワーク。ネットワークは、それぞれが物理セル識別子(PCI)を備え、セルのいくつかが固定セルであり、セルのいくつかがモバイルセルである、複数のセルを備える。第1のセルは、第1のセルに隣接した複数のセルからのセルの詳細を保持するための、近隣関係表(NRT)を含んだ、自動的近隣関係(ANR)機能をホストするように動作可能なeNBを備える。eNBは、NRT中に、隣接したセルが固定またはモバイルであるかどうかに関する情報を保持する。
Description
本発明は、リレーノード・バックホール・ハンドオーバ、特に、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)−アドバンストにおいて適用可能なモバイルリレーノード・バックホール・ハンドオーバに関する。特に、本発明は、PCI衝突の回避に関する。
モバイルデータの増加は、モバイルアプリケーション(例えば、ストリーミング・コンテンツ、オンラインゲームおよびテレビならびにインターネットブラウザ)の増加とともにLTE規格に関する作業を促進させた。これは、LTE−A規格によって置き換えられた。
LTE−AまたはLTEアドバンストは、現在、3GPPによりLTEの拡張として規格化が進められている。GSM(登録商標)およびUMTSの自然な進化としてLTEモバイル通信システムが展開されている。
LTEは、3.9G(3G+)技術として規定されているので、1Gbpsまでのピーク・データ速度のような必要条件を有する、IMTアドバンストとも呼称される、4Gの要件は満たさない。
2008年4月に、3GPPは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)に関する将来の作業のための計画に合意した。LTEアドバンストに関する3GPP要件の第1のセットは、2008年6月に承認された。この規格は、1Gbpsのピーク・データ速度を要求し、さらに速い電力状態間の切り替えとセルエッジにおける性能改善とを目標とする。さらなる詳細は、www.3gpp.comに見られる。
図1は、LTEワイヤレス通信ネットワーク10の簡略化した配置を示す。基地局12−eNodeBまたはより簡単にeNB、リレーノード14(時にはRN:relay nodeと略記される)、および2つの端末装置16、18(時にはUEと略記される)が設けられる。LTEアーキテクチャのさらなる詳細は、www.3gpp.orgに見られる。
リレーノードは、eNBへの双方向ワイヤレスリンクを備える。当然のことながら、ネットワークにおけるそれぞれのリレーは、制御用eNBへのリンクを有するであろう。リレーノードからeNBへのリンクは、バックホールリンクとしばしば称され、Unインターフェースによって達成される。それぞれのeNBは、コアネットワークへリンクされ、このリンクは、eNBのバックホールリンクである。制御用eNBは、時にはドナーeNB、またはD−eNBと呼ばれる。D−eNBは、ドメイン内のネットワークトラフィックを制御する。前記ドメインは、複数のさらなるノードを含む。地理的に隣り合って位置するセルは、隣接したセル(neighbouring cell)と称される。従って、近隣(neighbour)は、eNBの予め設定された地理的な範囲内のセルであると見做される。
D−eNBへ直接に接続されるUEは、直接にリンクされるか、または直接リンクを備えると見做される。かかるUEは、マクロUEまたはM−UEと称される。図1に示されるUE16は、M−UEである。
UEのリレーノードへの接続は、アクセスリンクと称される。リレーノードに接続されたUEは、しばしばR−UEと称される。図1に示されるUE18は、R−UEである。
通常動作の間に、UEまたはRNは、ソースアクセスポイントからターゲットアクセスポイントへの(結果として、ソースセルからターゲットセルへの)ハンドオーバを経験する。
リレー
リレーは、セルエッジのスループットとシステム能力とを向上させることによって、ワイヤレス通信システムのカバレージを拡大する経済的な方法であると考えられる。LTE−Aでは、リレーは、一般に、2つのカテゴリ、タイプ1およびタイプ2で定義される。
タイプ1のリレーノードは、自らのPCI(Physical Cell ID:物理セルID)を有し、そのPCIの共通チャネル/信号を送信するように動作可能である。UEは、リレーノードから直接にスケジューリング情報およびHARQフィードバックを受信する。タイプ1のリレーノードがeNBには別様に見えて、さらなる性能向上を可能にすることもできる。タイプ1のリレーノードは、UE部とeNB部とを有すると見做される。D−eNBは、UE部によってリレーがUEであると考え、一方でR−UEは、eNB部によってリレーがeNBであると考える。この配置のさらなる詳細は、参照によりその詳細が本明細書に組み込まれる、シャープ株式会社による英国特許第2475906号に見られる。
タイプ1のリレーは、その機能性をどのように見るかによって、eNB(制御ノード)およびUE(端末装置)の両方の機能性を含むと見做すことができる。従って、このリレーノードは、バックホールリンクでは(UEの機能性によって動作する)UEのように振舞い、一方でアクセスリンクでは(eNBの機能性によって動作する)eNBのように振舞う。あるいは言い換えれば、D−eNBは、このリレーがUEであると考え、一方でUEは、このリレーノードが通常のeNBであると考える。
対照的に、タイプ2のリレーノードは、個別のPCIを有さず、UEにはトランスペアレントである。
PCIは、P−SCH(Primary Synchronisation channel:1次同期チャネル)、S−SCH(Secondary Synchronisation channel:2次同期チャネル)、およびRS(Reference Signal:参照信号)中に存在する。PCIは、セルを正確に構成することを可能にし、かつUEまたはRN(リレーノード)がセルと同期することを可能にする。PCIシーケンスの最大数は、TS36.211およびTS36.300規格に準拠する基地局とのコンパティビリティを保証するために、(168グループに分割される)504個である。PCIシーケンスの数がこのように限られるので、2つのアクセスポイント(結果として、セル)が同じPCIを有し、1つのデバイスがアクセス可能であるときには、問題が生じうる。この問題は、PCI衝突と称される。
自動的近隣関係(ANR:Automatic Neighbour Relation)
移動セルの導入に伴って、ANRの重要性が速やかに理解されるであろう。参照によりその全体が本明細書に組み込まれるTS36.300によれば、ANR機能の目的は、近隣関係(NR:Neighbour Relation)を手動で管理する負担からオペレータを解放することである。(TS36.300から再録された)図2は、ANRおよびその環境を示す。ANR機能は、eNBに存在し、概念的な近隣関係表(NRT:Neighbour Relation Table)を管理する。近隣検出機能(Neighbour Detection Function)は、ANR内にあり、新しい近隣を検出して、それらの新しい近隣をNRTへ追加する。ANRは、古くなったNRを除去する近隣除去機能(Neighbour Removal Function)も含む。近隣検出機能および近隣除去機能は、実装に固有である。図2にも示されるように、eNBは、地域ネットワークを運営および保守するO&M(Operations and Maintenance:運営保守)センターに接続される。ネットワーク全体には、それぞれが1つの領域を受け持つ複数のO&Mセンターがあることを当業者(skilled reader)は理解するであろう。比較として、単一のNM(Network Management:ネットワーク管理)センターは、ネットワークを全体として維持することを担う。
ANRのコンテキストにおいて、近隣セル関係(NR)は、次のように定義される。
ソースセルとターゲットセルとの間に近隣関係が存在する場合、ソースセルを制御するeNBは、
a)ターゲットセルのECGI/CGIおよびPCIを認識している。
b)ターゲットセルを識別するソースセルのためのエントリをNRT中に有する。
c)O&Mによって定義された、またはデフォルト値に設定された属性をこのNRTエントリ中に有する。
eNBは、それぞれの近隣セルを識別するNRT(図2参照)を維持する。NRごとに、NRTは、ターゲットセルを識別するターゲットセル識別子(TCI:Target Cell Identifier)を含む。図1に示された例では、UE16がD−eNB12に接続されている。このD−eNB12は、その近隣D−eNB(および、結果として、それら近隣D−eNBに関連付けられたセル)のそれぞれを識別するNRTを維持するであろう。図1では、D−eNB12のNRTが他のD−eNBまたはリレーノード14を識別するであろう。
E−UTRANでは、TCIがターゲットセルのE−UTANセル・グローバル識別子(ECGI:E−UTAN Cell Global Identifier)および物理セル識別子(Physical Cell Identifier)に対応する。そのうえ、それぞれのNRは、3つの属性、すなわち、「NoRemove」、「NoHO」、および「NoX2」属性を有する。これらの属性は、次の定義を有する。
NoRemove:チェックされた場合、eNBは、その近隣セル関係をNRTから除去しないものとする。
NoHO:チェックされた場合、その近隣セル関係は、ハンドオーバの理由ではeNBによって用いられないものとする。
NoX2:チェックされた場合、その近隣関係は、eNBがターゲットセルの親となる手順を開始するためにX2インターフェースは用いないものとする。
近隣セル関係は一方向であり、一方でX2リンクは双方向である。
近隣情報交換は、X2セットアップ手順の間に生じるか、またはeNB構成アップデート手順において生じ、ANRのために用いられる。
ANR機能は、O&MがNRTを管理することも可能にする。O&Mは、NRを追加および削除できる。O&Mは、NRTの属性を変更することもできる。O&Mシステムは、NRTにおける変更について知らされる。例えば、モバイルリレーノードが(図1において)D−eNB12に接続されており、その後、別のD−eNB14へハンドオーバされたとすると、モバイルリレーは、第1のD−eNB12のNRTから削除され、第2のD−eNB14のNRTへ追加される。これは、MRNをもつLTEアーキテクチャの例を示す図5で見ることができる。
図5では、MRN26が列車40に搭載されている。理解されるように、列車は、高速で走行し、かくして複数のドメイン(またはセル)を通過し、かくして複数のD−eNB14、12と相互作用しなくてはならない。図5では、MRN26が(実線両矢印によって示される)第1のD−eNB14に接続されているが、このノードから遠ざかり、第2のD−eNB12の方へ移動するにつれて、MRN26は、第1のD−eNB14から(破線両矢印によって示される)第2のD−eNB12へハンドオーバされることが必要となろう。MRN26は、次に、第1のD−eNB14のNRTから削除されて、第2のD−eNB12のNRTへ追加される必要がある。
LTE内/周波数ANR機能
ANR(自動的近隣関係)機能は、グローバルレベルのそれらのアイデンティティ、E−UTRANセル・グローバル識別子(ECGI:E−UTRAN Cell Global Identifier)をブロードキャストするセルに依存する。
図1を参照すると、これらの機能は、次のように働く。
eNB12の在圏セルA12’は、ANR機能を有する。通常の呼手順の一部として、eNB12は、それぞれのUE16に近隣セル14’に関する測定を行うように命令する。eNB12は、UE16に測定を行うように命令し、かつそれら測定をeNB12へいつレポートすべきかを命令するために種々の方針を用いる。この測定手順は、TS36.331に指定される通りであり、図3に示される。
1.UE16は、セルB14’に関する測定レポートを送信する。このレポートは、セルB14’のPCIを含むが、そのECGIは含まない。
eNB12がPCIを含んだUE測定レポートを受信するときに、次のシーケンスが用いられる。
2.eNB12は、UE16に、新たに発見されたPCIをパラメータとして用いて、関係する近隣セル14’のECGI、TACおよびすべての利用可能なPLMN ID(単数または複数)を読み取るように命令する。そうするために、eNB12は、検出された近隣セルのブロードキャスト・チャネルからUE16がECGIを読み取ることを可能にする、然るべきアイドル期間をスケジュールすることが必要である。UE16がECGIをどのように読み取るかは、TS36.331に指定される。
3.UE16が新しいセル14のECGIを見出したときに、UE16は、検出されたECGIを在圏セルのeNB12にレポートする。加えて、UE16は、検出されたトラッキングエリアコードおよびすべてのPLMN IDをレポートする。検出されたセルがCSGまたはハイブリッドセルであれば、UE16は、CSG IDも在圏セルのeNB12にレポートする。
4.eNB12は、この近隣関係を追加することを決定し、次のようにPCIおよびECGIを用いることができる、すなわち、
a)新しいeNB14へのトランスポートレイヤアドレスを探索する。
b)近隣関係リストをアップデートする。
c)必要であれば、TS36.300のセクション22.3.2に記載されるように、このeNB14への新しいX2インターフェースを設定する。
RAT間/周波数間自動的近隣関係機能に関する情報は、TS36.300のセクション22.3.4に見ることができる。
大量輸送システム
高速公共輸送機関が世界的に急速に展開している。それゆえに、かかる輸送機関にリレーノード(RN)を含めることが望ましい。かかるRNは、典型的にモバイルリレーノード(MRN:mobile relay node)と称される。実際、MRNは、グループ・モビリティの際の高いバースト性のシグナリング負荷を最小にするか、または完全に回避することができるため、最近、3GPPの注目を集め始めた。かかる状況において、車両に搭載されたMRNは、端末装置(UE)ごとの個別のモビリティ手順ではなく、グループ・モビリティを実行することができる。言い換えれば、MRNに接続されたUEは、異なるドメインを通過するときにD−eNB間で個別にハンドオーバする必要がなく、MRNは、それぞれのUEとの接続を維持して、そのバックホールリンクをD−eNB間でハンドオーバすることができる。
LTEにおける自動的近隣関係(ANR)の導入に伴って、D−eNBは、近隣セル(すなわち、D−eNBに対して局在したセル)について詳細を確定できる。3GPP仕様によれば、ANR機能性の目的は、近隣関係(NR)を手動で管理する負担からオペレータを解放することである。
図1に示されるように、ANR機能は、eNBに存在し、3つの機能、すなわち、近隣検出機能、近隣除去機能、およびNRT管理機能を備える。近隣検出機能は、ANR内にあり、D−eNBに新しい近隣を見出させて、それら新しい近隣をNRTに追加させる。ソースセルからターゲットセルへの既存の近隣セル関係(NR)が意味するのは、ソースセルを制御するeNBが、ターゲットセルのE−UTRANセル・グローバル識別子/セル・グローバル識別子(ECGI/CGI)および物理セル識別子(PCI)を認識しており、ターゲットセルを識別するソースセルのためのエントリをNRT中に有することである。
図5に示されるように、モバイルリレーノード(MRN)は、列車の上に搭載されて、車内のUEにサービスする。列車が(第1のD−eNB14によってサービスされる)第1のセルから(第2のD−eNB12によってサービスされる)第2のセルへ移動するときには、UEごとに個別にではなく、MRN26に対してハンドオーバが行われる。しかしながら、列車40が鉄道に沿ってセル間を移動するにつれて、MRNのセルのPCIは、線路沿いに基地局装置(eNB:Evolved Node B)14、12によってサービスされる隣接したセルと衝突するか、または、やはりこの鉄道を用いる他の列車に搭載されたMRNと衝突することがある。MRN26が異なるセル間を移動するにつれて、そのPCIが固定アクセスポイントのPCIと衝突することもある。
移動セルと固定セルとの間のPCI衝突を回避するための従来の解決法は、固定ノードとモバイルリレーとの両方に専用であるが個別のPCIプールを用いる。これは、小さい領域における移動セルと固定セルとの間のPCI衝突を防ぐことができるが、2つ以上のモバイルリレーが互いに接近するときのPCI衝突は考慮しない。モバイルリレーは、同じPCIプールを共有するので、同じPCIがこれらのモバイルリレーに割り当てられる。結果として、これらのモバイルリレーが互いに接近するときにはPCI衝突を生じうるであろう。
列車のネットワークでは、注意深いプラニングによってこの問題が軽減される。しかしながら、列車の運転手が列車のコンパートメントを変更するか、および/または、異なる地域で列車を運転するときには、列車時刻表の必要条件に加えてPCIの要件も考慮するのが難しくなる。加えて、中央列車端末は、多くの列車上のリレーノードが同じ固定ノードに一度に接続されるように強いるため、PCI衝突の機会を増加させる。同様の問題は、他の車両に搭載されたモバイルリレーでも生じうる。
本発明は、上記の問題を念頭に置いて生み出された。従って、本発明の目的は、PCI衝突を完全に回避するための配置を提供することである。特に、本発明の目的は、すでに限られたPCIプールを分割することを必要としないで、移動セルに対するPCI衝突を回避するための配置を提供することである。本発明のさらなる目的は、車両の運転手の裁量でモバイルリレーが搭載された、車両の相対運動を考慮したPCI衝突回避配置を提供することである。
本発明の第1の態様に従って、モバイル通信ネットワークが提供され、このネットワークは、
ネットワークの運用保守を維持するように動作可能な1つ以上の運用保守センターと、
複数のセルであって、それぞれが物理セル識別子(PCI)を備え、セルのいくつかが固定セルであり、セルのいくつかがモバイルセルである、複数のセルとを備え、
第1のセルは、第1のセルに隣接した複数のセルからのセルの詳細を保持するための、近隣関係表(NRT)を含んだ、自動的近隣関係(ANR)機能をホストするように動作可能なeNBを備え、
eNBは、NRT中に、隣接したセルが固定またはモバイルであるかどうかに関する情報を保持する。
本発明の第2の態様に従って、物理セル識別子(PCI)を備えるモバイルセルを形成するモバイルリレーノードが提供され、モバイルリレーノードは、モバイル通信ネットワーク内で移動するように動作可能であり、前記モバイル通信ネットワークは、それぞれが各自の物理セル識別子(PCI)をもつ複数のセルを備え、
前記モバイルリレーノードは、ネットワークにおけるセル間で移動するにつれて、現在隣接するセルのPCIをモニタするように動作可能であり、
リレーノードは、そのPCIが隣接したセルのものと競合することを検出した場合、リレーノードのPCIを変更するように動作可能である。
本発明の第3の態様に従って、モバイル通信システムが提供され、このシステムは、
モバイルリレーノードがアタッチされた第1のeNBであって、前記モバイルリレーノードは、物理セル識別子(PCI)を備える、第1のeNBと、
それぞれが各自のPCIをもつ、1つ以上のセルを制御する、第2のeNBと、
それぞれが各自のPCIをもつ、1つ以上のセルを制御する、第2のeNBの近隣にある、第3のeNBとを備え、
前記eNBのそれぞれは、それぞれのeNBが隣接したeNBによって制御されるセルのPCIを認識するような、自動的近隣関係機能を備え、
前記第1のeNBがモバイルリレーノードを第2のeNBへハンドオーバするときに、前記第2のeNBは、モバイルリレーノードのPCIが第3のeNBによって制御されるセルのPCIのいずれかと競合するか否かを判定し、競合が生じる場合、前記第2のeNBは、前記モバイルリレーノードにそのPCIを変更するように促す。
本発明の第4の態様に従って、モバイル通信システムが提供され、このシステムは、
eNBと、
第1のモバイルリレーノードおよび第2のモバイルリレーノードとを備え、それぞれのモバイルリレーノードは、第1および第2の物理セル識別子(PCI)を備え、前記PCIが同じであれば、前記eNBは、第1のモバイルリレーノードおよびの第2のモバイルリレーノードのうちの1つにそれらのPCIを変更することを促すように動作可能である。
本発明をさらに容易に理解するために、添付図面を参照してその具体的な実施形態および態様が記載される。
本発明は、典型的にMRと略記されるモバイルリレーノードと、LTE−Aワイヤレスネットワーク内でのそれらのハンドオーバとに主として関わる。しかしながら、静的リレーノードが負荷バランシングのために基地局間でハンドオーバを受けるときには、前記静的リレーノードにも本配置が適用可能である。本配置は、新しい静的リレーノードが既存のネットワークに追加されるときにも適用可能である。一般に、本発明は、PCI衝突が生じることになるかどうかを判定するために、D−eNBの近隣関係表(NRT)を用いる。
モバイルリレー(MR)は、ワイヤレス通信システムの至るところでモバイルである。MRが異なるセルの一方から他方へ移動するにつれて、自らの物理セル識別子(PCI)が固定セルまたは別の移動セルのPCIと衝突することがある。P−SCH、S−SCH、RSのような、多くのネットワーク信号は、いずれもPCIまたはPCIが属する群を運ぶので、これは重要である。
定義されるPCIシーケンスは最大510個であり、それゆえにかかるリソースは、限られ、不足している。従って、ネットワーク内のPCIシーケンスを再使用することが常に必要であろう。PCI衝突の問題は、すべてのアクセスノード(および、従って、セル)が固定されていれば生じないであろう。モバイルリレーの到来が意味したのは、同じPCIをもつセルは衝突する可能性があるということである。
移動セルと固定セルとの間のPCI衝突は、固定ノードとモバイルリレーとの両方に専用であるが個別のPCIプールを用いることによって回避できる。この解決法は、モバイルリレーノードのPCIが固定アクセスノードのPCIと衝突する問題を解決する。しかしながら、2つのモバイルリレーノード間のPCI衝突は、依然として生じうる。衝突の尤度は、モバイルリレーのために確保されたPCIシーケンスの数に依存するであろう。
モバイルリレーノード間のPCI衝突が生じうる特定の領域は、列車ネットワーク上である。列車の運転手は、自らの裁量で列車のコンパートメントをランダムに変更し、様々な地域で運転を行うために、この問題が悪化しかねない。
従って、望ましくは、いずれのPCI衝突回避メカニズムも、列車または客車の運転手が、必要に応じ、かつ必要なときに同じ客車を異なる経路上で運転する自由を奪うべきでない。結果として、異なるPCIプールを維持することが直接的な答えではない。
本配置は、同じPCIを有する2つ以上のE−UTRANノードが互いに接近したときに、事態の処理を可能にする複数の解決法を提供する。これらの解決法は、専用PCIプールを割り当てる必要がない。
特に、それぞれがPCIシーケンスの限られたPCIプールを分割する必要なしにPCI衝突を回避する、3つの実施形態が提示される。
実施形態1
モバイルリレーノードは、隣接したセルのPCI検出のために、制御用D−eNBへのそのバックホールリンクを散発的にモニタするように動作可能である。リレーノードが2つの態様、UE部およびeNB部を備えると見做すならば、リレーは、そのUE部をこの目的に用いることができる。衝突するPCIがUE部によって検出されるとすぐに、所与のモバイルリレーは、アクセスリンク上で用いられる自らのPCIを隣接したセルのものとは異なるPCIに変更して、そのR−UEに然るべく変更について知らせる。
モバイルリレーノードは、隣接したセルのPCI検出のために、制御用D−eNBへのそのバックホールリンクを散発的にモニタするように動作可能である。リレーノードが2つの態様、UE部およびeNB部を備えると見做すならば、リレーは、そのUE部をこの目的に用いることができる。衝突するPCIがUE部によって検出されるとすぐに、所与のモバイルリレーは、アクセスリンク上で用いられる自らのPCIを隣接したセルのものとは異なるPCIに変更して、そのR−UEに然るべく変更について知らせる。
このように、この実施形態は、PCIを備えるモバイルセルを形成するモバイルリレーノードを提供する。モバイル通信ネットワーク内で移動するように動作可能なモバイルリレーノードであって、前記ネットワークは、それぞれが各自のPCIをもつ複数のセルを備える。モバイルリレーは、ネットワークにおけるセル間を移動するにつれて、現在隣接するセルのPCIをモニタするように動作可能であり、自らのPCIが隣接したセルのPCIと競合することを検出した場合、リレーノードは、自らのPCIを変更するように動作可能である。当然のことながら、リレーノードは、典型的にタイプ1aまたはタイプ1bのリレーである。
実施形態2
図4を参照して本発明が記載される。この図は、2つのD−eNB12、14、2つのモバイルリレーノード26、28、3つの固定リレーノード30、32、34およびUE16を示す。
図4を参照して本発明が記載される。この図は、2つのD−eNB12、14、2つのモバイルリレーノード26、28、3つの固定リレーノード30、32、34およびUE16を示す。
LTEにおける自動的近隣関係(ANR)の導入は、所与のD−eNBがその局所的な近傍に位置するセルについて詳細を取得することを可能にする。例えば、D−eNB12は、D−eNB14と関連付けられたセルおよびD−eNB12と関連するリレーノード30、32の詳細を取得するように動作可能である。同様に、D−eNB14は、D−eNB12およびリレーノード34と関連付けられたセルの詳細を取得できる。
図5は、図4の一部の簡略版を示す。モバイルリレー26およびD−eNB12、14のみが示される。モバイルリレーは、D−eNB14から遠ざかり、D−eNB12の方へ移動するにつれて、D−eNB14からD−eNB12へハンドオーバされるであろう。このように、モバイルリレー26のバックホールリンクは、2つのD−eNB間でハンドオーバされるであろう。
当然のことながら、モバイルリレー26は、モバイルリレー28、D−eNB12または固定リレーノード30、32のセルのものと同じPCIを有することがある。そうであり、かつモバイルリレー26がD−eNB12の方へ向い続けるならば、PCI衝突があることになろう。
本実施形態に従い、ANR機能性を用いることによって、モバイルリレーのいずれのハンドオーバよりもずっと前にPCI衝突を回避することができる。
次に、本実施形態による2つのシナリオが記載される。第1のシナリオは、モバイル26が固定リレー30と同じPCIを有すると仮定する。固定リレー30は、D−eNB12と関連付けられている。
モバイルリレー26は、D−eNB14からD−eNB12へハンドオーバされるときに起こりうるPCI衝突について通知されるであろう。これは、D−eNB14が、ANRを通じて、隣接したeNB、このケースではD−eNB12に属するセルのPCIを認識することになるためである。従って、このメカニズムが用意されると、D−eNB14は、モバイルリレー26に固定リレー30のセルに接近する前にそのPCIを変更するように促すであろう。第2のシナリオでは、モバイルリレー28のPCIがD−eNB Aに属するモバイルリレー26のPCIと同じであるとしよう。本実施形態では、モバイルリレーノードのうちの1つがそのPCIを変更するようにD−eNB14によって促されることになろう。そのPCIを変更するように選択されるモバイルリレーは、どちらのモバイルリレー26、28が最後にD−eNBへハンドオーバされるかに依存する。しかし、モバイルリレー26は、モバイルリレー28がD−eNB14へハンドオーバされる前にすでにD−eNB14によってサービスされていたとしよう。このケースでは、モバイルリレー28が、モバイルリレー26との将来の衝突を回避するために、そのPCIを変更するようにD−eNB14によって促されるであろう。
実施形態3
次に、第3の実施形態が記載される。
次に、第3の実施形態が記載される。
T36.300から分かるように、eNBは、ANR機能性をホストすることを担う。T36.300は、サブセクション22.3.5において、PCIをeNBへ割り当てるために用いられる2つの枠組みも指定する。それに沿って、最初に、O&Mセンターは、PCIをeNBに割り当てるか、または、eNBがそこから選択するようにPCIのリストを提供する。
本実施形態は、T36.300のテキスト、とりわけセクション22.3.2aおよび22.3.5と特に軌を一にする。セクション22.3.2aによれば、ネットワークにおけるすべてのeNBは、どのセルがその近傍内にあるか、それらのTCI、およびX2が可能かどうかを判定する必要がある。この要件は、自動的近隣関係(ANR)機能を通じて実装される。
既存のANR機能性に加えて、本実施形態は、eNBが、そのeNBが発見するすべての隣接したセルに関する追加情報を保持することも担うことを規定する。この追加情報は、eNBの近隣関係表(NRT)中に保持される。
好ましくは、eNBは、隣接したセルのセル・タイプを指定するための追加コラムをNRT中に保持することになろう。このセル・タイプは、セルが(モバイルリレーノードによって形成された)モバイルセルまたは(固定または静的アクセスノードによって形成された)固定セルであるかどうかを規定する。
本配置では、移動セルが検出された場合、eNBは、前記移動セルのPCIが、識別されてその近隣関係表(NRT)にリストされた別の隣接したセルのPCIと衝突するかどうかも確定するであろう。これが当て嵌まれば、eNBは、移動セルのモバイルリレーノードにそのPCIを変更することを要求するなど、必要な処置を該当するO&Mに促すことになろう。特に好ましいのは、eNBが移動セルと関連付けられたO&Mを識別し、22.3.5に指定されるのと同様の行動を行うように、O&Mにリクエストすることである。特に好ましいのは、eNBが、O&Mとコンタクトしているときに、モバイルリレーがどのPCIを回避しなければならないかに関する情報を供給することである。移動セルと関連付けられたO&Mは、その情報を用いて、いずれの衝突よりもずっと前に修正処置を講じることができる。
本実施形態によって提案される、ANR機能性の一部として含まれる運用手順の追加のセットが図6に示される。TS36.300によって指定されるように、この手順のセットは、ANR機能性をホストするD−eNB内で実行される。
特に、図6は、本実施形態に従い、D−eNBによって行われる処理を示す。D−eNBは、TS36.300によって指定されるようなANR機能性を有するであろう。一般に、D−eNBは、ANR機能性が一旦動作可能になると、そのD−eNBが発見するセルごとに追加情報を保持することになろう。これによって、NRTは、発見されたそれぞれのセルが固定(すなわち、非移動)または移動セル(例えば、MRN)タイプであるかどうかを指定する追加情報を記憶する必要がある。
いくつかの実施形態において、この追加情報は、NRT中の追加コラムに記憶される。この追加コラムを用いて、D−eNBは、新しいセルを検出し始めるであろう。検出されたセルが移動セル・タイプであれば、D−eNBは、新たに発見された移動セルのPCIが、NRT中にリストされたいずれかのセルのPCIと衝突するかどうかをさらにチェックすることになろう。これが当て嵌まれば、D−eNBは、
a)新たに発見された移動セルのO&Mを識別し、
PCI割り当てアルゴリズムを開始するときに回避されるべきPCIを示して、
識別されたO&MにPCI割り当てアルゴリズムを実行するように命令することになろう。
図6の処理は、ステップs601で始まり、D−eNBがANR機能性を開始して実行する。好ましくは、本実施形態におけるANR機能性は、TS36.300に従う。TS36.300の機能性に加えて、本実施形態の処理は、ステップs602でNRT中に追加のコラムを保持する。その追加のコラムは、NRT中のNRが(MRNのような)移動セルまたは(静的D−eNBまたはRNのような)固定セルに関係するかどうかを示す。
ステップs603では、ANR機能の近隣検出機能が新しいセルを検出したか否かが判定される。新しいセルが検出された場合、プロセスはステップs604へ進み、検出されない場合、プロセスはステップs609へ進む。
ステップs604では、この新しいセルがNRTへ追加される。このステップは、近隣検出機能を用いて達成される。次に、ステップs605では、新しいセルが移動アクセスポイントまたは(D−eNBのような)固定アクセスポイントに関係するかどうかが判定される。この説明のために、移動アクセスポイントの例としてMRNが用いられることになるが、本実施形態は、他の移動アクセスポイントにも適用可能である。新しいセルが固定アクセスポイントに関係する場合、プロセスは、ステップs603へ戻り、D−eNBは、別の新しいセルが検出されるかどうかを判定する。
新しいセルがMRNに関係すると判定された場合、D−eNBは、新しいMRNのPCIがNRT中にすでに示されたセルに関係するPCIと衝突しうるかどうかを判定する(ステップs606)。ステップs607では、その判定の結果によって処理が方向付けられる。PCI衝突が生じうる場合、処理は、ステップs608へ進む。そうでない場合には、処理は、ステップs603へ戻り、D−eNBは、別の新しいセルが検出されるかどうかを判定する。
ステップs608では、D−eNBは、新しいPCIを新しいMRNへ割り当てるのに用いられることになる、該当するO&Mを識別する。D−eNBは、すでに使用中のPCIも提供する。この提供は、NRTからPCIのリストを送ることによって達成される。加えて、D−eNBは、該当するO&MにPCI割り当てアルゴリズムを実行するように命令する。PCI割り当てアルゴリズムは、O&Mに新しいMRNのための特定の新しいPCIを示させるか、または、新しいMRNが新しいPCIを選択することになるPCIのリストを提供させる。該当するO&Mは、新しいMRNに関係するセルのO&Mであってもよい。
新しいPCIが新しいMRNに割り当てられたときに、処理は、ステップs603へ戻り、D−eNBは、別の新しいセルが検出されるかどうかを判定する。
D−eNBが新しいセルを検出しない場合、処理は、ステップs609へ進み、D−eNBは、任意の冗長または「無効」なエントリがあるかどうかを判定するためにNRTをチェックすることになろう。かかる無効なエントリは、もはやD−eNBにも、D−eNBに隣接したアクセスポイントにも接続されないMRNによって生じうる。新しいMRNにできるだけ多くの空いたPCIを保持するために、これらの無効なエントリをNRTから除去することが有利である(ステップs610)。
無効なエントリが検出された場合、D−eNBは、そのエントリをNRTから除去する。これは、TS36.300に従ってANRの近隣除去機能を用いて行われる。処理は、次に元のステップs603へ進み、新しいセルがD−eNBによって検出されるかどうかを判定する。NRT中に無効なエントリが何もない場合、処理は、元のステップs603へ戻る。
従って、D−eNBにおいてANR機能性が一旦動作可能になると、ANR機能性は、D−eNBが発見するセルごとに追加情報を保持することになろう。1つの動作可能な例は、それぞれの発見されたセルが固定(すなわち、非移動)または移動セル(例えば、モバイルリレー)タイプであるかどうかを指定するための追加コラムを近隣関係表(NRT)中に追加することを含むであろう。この追加コラムを用いて、D−eNBは、新しいセルを検出し始めるであろう。検出されたセルが移動セル・タイプであれば、D−eNBは、新たに発見された移動セルのPCIが、NRT中にリストされたいずれかのセルのPCIと衝突する(すなわち、そのPCIと同じである)かどうかをさらにチェックすることになろう。これが当て嵌まれば、D−eNBは、新たに発見された移動セルのO&Mを識別し、この移動セルがどのPCIを回避する必要があるかの観点から情報を供給して、識別されたO&MにPCI割り当てアルゴリズムをトリガするように促すことになろう。
従って、当然のことながら、ネットワークの運用保守を維持するように動作可能な1つ以上の運用保守センターをもつモバイル通信ネットワークが提供される。前記ネットワークは、それぞれがPCIを備える複数のセルを備え、セルのいくつかが固定セルであり、セルのいくつかがモバイルセルである。このネットワークでは、第1のセルは、第1のセルに隣接した複数のセルからのセルの詳細を保持するために、NRTを含んだ、ANR機能をホストするように動作可能なeNBを備える。eNBは、NRT中に、隣接したセルが固定またはモバイルであるかどうかに関する情報を保持する。
好ましくは、eNBは、新しい隣接したセルを検出するように動作可能であり、新たに検出されたセルがモバイルセルであれば、前記eNBは、新たに検出されたモバイルセルのPCIがNRT中にすでにあるPCIに一致するか否かを判定するように動作可能である。そのうえ、eNBは、新たに検出されたモバイルセルのための運用保守センターを識別し、そのモバイルセルのPCIがNRT中の既存のセルのPCIと衝突する場合、運用保守センターがPCI割り当てアルゴリズムを開始することによってセルのPCIを変更するようにリクエストするために動作可能である。eNBは、PCI割り当てアルゴリズムを開始するときにどちらのPCIを回避する必要があるかを運用保守センターに示すように動作可能である。
好ましくは、eNBは、新しい隣接したセルを検出するように動作可能であり、新たに検出されたセルがモバイルセルであれば、前記eNBは、新たに検出されたモバイルセルのPCIがそのNRT中にすでにあるPCIと一致するか否かを判定するように動作可能である。
特に好ましいのは、eNBが、新たに検出されたモバイルセルのための運用保守センターを識別し、そのモバイルセルのPCIがNRT中の既存のセルのPCIと衝突する場合、運用保守センターがPCI割り当てアルゴリズムを開始することによってセルのPCIを変更するようにリクエストするために動作可能なことである。
好ましくは、eNBは、PCI割り当てアルゴリズムを開始するときにどちらのPCIを回避する必要があるかを運用保守センターに示すように動作可能である。
好ましい実施形態において、各自の固定セルを形成するアクセスノードは、eNBならびにタイプ1、タイプ1aおよびタイプ1bのリレーノードを備える。
好ましくは、リレーノードは、タイプ1aまたはタイプ1bのリレーである。
モバイルリレーノードは、第1のeNBへのバックホールリンクを備えることが好ましく、バックホールリンクは、モバイルリレーノードのモビリティによる要求に応じて第2のeNBへハンドオーバされ、モバイルリレーノードは、隣接したセルのPCIに関する情報を対象としてそのバックホールリンクをモニタする。
好ましくは、モバイルリレーノードは、eNBとの任意のPCI衝突を検出するために、そのバックホールリンクを連続的にモニタする。
好ましくは、eNBへハンドオーバされる第1および第2のモバイルリレーノードのうちの最後の方は、そのPCIを変更するように促される。
好ましいのは、第1のモバイルリレーノードがeNBによって先にサービスされていた場合、第2のモバイルリレーノードがそのPCIを変更するようにeNBによって促されることであろう。
当然のことながら、上記の実施形態は、本発明を理解するために提供され、添付の特許請求の範囲によって規定される、本発明を限定するために用いられるべきではない。
Claims (13)
- モバイル通信ネットワークであって、
前記ネットワークの運用保守を維持するように動作可能な1つ以上の運用保守センターと、
複数のセルであって、それぞれが物理セル識別子(PCI)を備え、前記セルのいくつかが固定セルであり、前記セルのいくつかがモバイルセルである、前記複数のセルと
を備え、
第1のセルは、前記第1のセルに隣接した前記複数のセルからのセルの詳細を保持するために、近隣関係表(NRT)を含んだ、自動的近隣関係(ANR)機能をホストするように動作可能なeNBを備え、
前記eNBは、隣接したセルが固定またはモバイルであるかどうかに関する情報を、前記NRT中に、保持する、
前記モバイル通信ネットワーク。 - 前記eNBは、新しい隣接したセルを検出するように動作可能であり、新たに検出されたセルがモバイルセルであれば、前記eNBは、前記新たに検出されたモバイルセルの前記PCIが、前記NRT中にすでにあるPCIに一致するか否かを判定するように動作可能である、請求項1に記載のモバイル通信ネットワーク。
- 前記eNBは、前記新たに検出されたモバイルセルのための前記運用保守センターを識別し、前記モバイルセルのPCIが前記NRT中の既存のセルのPCIと衝突する場合、前記運用保守センターがPCI割り当てアルゴリズムを開始することによって前記モバイルセルのPCIを変更するようにリクエストするために動作可能である、請求項2に記載のモバイル通信ネットワーク。
- 前記eNBは、前記PCI割り当てアルゴリズムを開始するときにどちらのPCIを回避する必要があるかを前記運用保守センターに示すように動作可能である、請求項3に記載のモバイル通信ネットワーク。
- 前記各自の固定セルを形成するアクセスノードは、eNBならびにタイプ1、タイプ1aおよびタイプ1bのリレーノードを備える、請求項1から4のいずれかに記載のモバイル通信ネットワーク。
- 物理セル識別子(PCI)を備えるモバイルセルを形成するモバイルリレーノードであって、前記モバイルリレーノードは、モバイル通信ネットワーク内で移動するように動作可能であり、前記モバイル通信ネットワークは、それぞれが各自の物理セル識別子(PCI)をもつ複数のセルを備え、
前記モバイルリレーノードは、前記ネットワークにおけるセル間で移動するにつれて、現在隣接するセルのPCIをモニタするように動作可能であり、前記モバイルリレーノードは、そのPCIが隣接したセルのPCIと競合することを検出した場合、前記モバイルリレーノードのPCIを変更するように動作可能である、
前記モバイルリレーノード。 - 前記リレーノードは、タイプ1aまたはタイプ1bのリレーである、請求項6に記載のモバイルリレーノード。
- 前記モバイルリレーノードは、第1のeNBへのバックホールリンクを備え、前記バックホールリンクは、前記モバイルリレーノードのモビリティによる要求に応じて第2のeNBへハンドオーバされ、前記モバイルリレーノードは、隣接したセルのPCIに関する情報を対象としてそのバックホールリンクをモニタする、請求項6または7に記載のモバイルリレーノード。
- 前記モバイルリレーノードは、前記eNBとの任意のPCI衝突を検出するために、そのバックホールリンクを連続的にモニタする、請求項8に記載のモバイルリレーノード。
- モバイル通信システムであって、
モバイルリレーノードがアタッチされた第1のeNBであって、前記モバイルリレーノードは、物理セル識別子(PCI)を備える、前記第1のeNBと、
それぞれが各自のPCIをもつ、1つ以上のセルを制御する、第2のeNBと、
それぞれが各自のPCIをもつ、1つ以上のセルを制御する、前記第2のeNBの近隣にある、第3のeNBと
を備え、
前記eNBのそれぞれは、それぞれのeNBが隣接したeNBによって制御されるセルのPCIを認識するような、自動的近隣関係機能を備え、
前記第1のeNBが前記モバイルリレーノードを前記第2のeNBへハンドオーバするときに、前記第2のeNBは、前記モバイルリレーノードの前記PCIが前記第3のeNBによって制御される前記セルの前記PCIのいずれかと競合するか否かを判定し、競合が生じる場合、前記第2のeNBは、前記モバイルリレーノードにそのPCIを変更するように促す、
前記モバイル通信システム。 - モバイル通信システムであって、
eNBと、
第1のモバイルリレーノードおよび第2のモバイルリレーノードとを備え、それぞれのモバイルリレーノードは、第1および第2の物理セル識別子(PCI)を備え、前記PCIが同じであれば、前記eNBは、前記第1のモバイルリレーノードおよび第2のモバイルリレーノードのうちの1つにそれらのPCIを変更するように促すために動作可能である、
前記モバイル通信システム。 - 前記eNBへハンドオーバされる前記第1および第2のモバイルリレーノードのうちの最後の方は、そのPCIを変更するように促される、請求項11に記載のモバイル通信システム。
- 前記第1のモバイルリレーノードが前記eNBによって先にサービスされていた場合、前記第2のモバイルリレーノードは、そのPCIを変更するように前記eNBによって促されることになる、請求項12に記載のモバイル通信システム。
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