JP2015523816A

JP2015523816A - コンテンツ転送および配信におけるコンテンツ暗号化および権利管理のシグナリングおよびハンドリング

Info

Publication number: JP2015523816A
Application number: JP2015521870A
Authority: JP
Inventors: ワン，シン; ジャン，シャオボ; ジラディ，アレクサンダー; リィウ，ヨンリエン; リィウ，タオ
Original assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Current assignee: Huawei Technologies Co Ltd
Priority date: 2012-07-13
Filing date: 2013-07-12
Publication date: 2015-08-13
Also published as: US20140020111A1; KR20150036469A; JP2017073801A; EP2859707B1; CN104471913A; EP2859707A1; KR101611848B1; WO2014012073A1; CN104471913B; US9342668B2

Abstract

メモリと、前記メモリに結合されたプロセッサであって、少なくとも２つのコンテンツ項目を含むメディアコンテンツであり、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々は少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々のための前記保護メカニズムは異なっている、メディアコンテンツを取得し、前記メディアコンテンツのための保護記述を作成し、ここで、前記保護記述は前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムをシグナリングするために十分なデータを含み、前記保護記述および前記メディアコンテンツをクライアントに送信するように構成されたプロセッサと、を備える装置。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、ＸｉｎＷａｎｇらにより２０１２年７月１３日付けで出願された「コンテンツ転送および配信におけるコンテンツ暗号化および権利管理のシグナリングおよびハンドリングのためのシステムおよび方法」と題する米国仮特許出願第６１／６７２，２６１号に基づく優先権を主張し、この米国仮特許出願は、その全体が再現されるかのように参照によって本書に組み込まれる。

合衆国政府によって支援された研究又は開発に関する陳述
該当なし

マイクロフィッシュ付属物への言及
該当なし

メディアコンテンツ提供者または配信者は、種々の機器、たとえば、テレビ、ノートブックコンピュータ、およびモバイルハンドセットに適した種々の暗号化および／または符号化方式を使用して様々なメディアコンテンツを加入者またはユーザに配信し得る。メディアコンテンツ提供者は、複数のメディア符号器および／または復号器（コーデック）、メディアプレーヤ、ビデオフレームレート、空間解像度、ビットレート、ビデオフォーマット、またはこれらの組み合わせをサポートし得る。１つのメディアコンテンツは、種々のユーザ機器に適するようにソースまたはオリジナル表現から様々な他の表現に変換され得る。

一実施形態において、開示内容は、メモリと、メモリに結合され、複数のコンテンツアイテムを含むメディアコンテンツのための保護記述であって、保護記述がメディアコンテンツの中の少なくとも２つのコンテンツ項目のための少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングするデータを含み、少なくとも２つのコンテンツ項目の各々が少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、少なくとも２つのコンテンツ項目のための保護メカニズムが異なっている、保護記述を取得し、データから少なくとも２つのコンテンツ項目のための保護メカニズムを決定し、コンテンツ項目の関連した保護メカニズムに従って少なくとも２つのコンテンツ項目を処理するように構成されているプロセッサと、を備える装置を含む。

他の実施形態において、開示内容は、コンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納され、プロセッサによって実行されたとき、ネットワーク要素（ＮＥ）に、複数の暗号化されたコンテンツ項目を含むメディアコンテンツのための保護記述を取得させ、ここで、該メディアコンテンツは、複数の暗号化されたコンテンツ項目を含み、該保護記述は、メディア記述の中に記述された少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のための少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングするデータを含み、少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目の各々が少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上に関連付けられ、少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のための保護メカニズムが異なっており、少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のためのデータから関連する保護メカニズムを決定させ、これらの少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目の関連した保護メカニズムに従って少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目を処理させるコンピュータ実行可能な命令を備える。

さらに他の実施形態において、開示内容は、少なくとも２つのコンテンツ項目を含むメディアコンテンツを取得するステップであり、少なくとも２つのコンテンツ項目の各々が少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、少なくとも２つのコンテンツ項目の各々のための保護メカニズムが異なっている、取得するステップと、メディアコンテンツのための保護記述を作成するステップであり、該保護記述は、少なくとも２つのコンテンツ項目のための保護メカニズムをシグナリングするために十分なデータを含む、作成するステップと、保護記述をクライアントに送信するステップと、を備える方法を含む。

さらに他の実施形態において、開示内容は、メモリと、メモリに結合され、少なくとも２つのコンテンツ項目を含むメディアコンテンツを取得し、ここで、少なくとも２つのコンテンツアイテムの各々が少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々のための保護メカニズムが異なっており、メディアコンテンツのための保護記述を作成し、ここで、該保護記述は、少なくとも２つのコンテンツ項目のための保護メカニズムをシグナリングするために十分なデータを含み、保護記述およびメディアコンテンツをクライアントに送信するように構成されているプロセッサと、を備える装置を含む。

これらの特徴および他の特徴は、添付図面および請求項と併せて、以下の詳細な説明から明瞭に理解されるであろう。

本開示内容のより完全な理解のため、今度は、同じ符号が同じ部分を表現する添付図面および詳細な説明に関連して以下の簡単な説明を参照する。
ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル（ＨＴＴＰ）上の動的適応型ストリーミング（ＤＡＳＨ）使用可能ネットワークアーキテクチャの実施形態の概略図である。ＤＡＳＨ通信方法の実施形態のプロトコル図である。ＤＡＳＨ配信プロセスモデルの実施形態の概略図である。ＤＡＳＨクライアント・プロセス・モデルの実施形態の概略図である。ＮＥの実施形態の概略図である。

１つ以上の実施形態の例示的実装が以下に提供されるが、開示されたシステムおよび／または方法は、現在公知であるか、または、既存であるかを問わず、いくつもの技術を使用して実装され得ることが最初に理解されるべきである。本開示内容は、本書において例示され、説明された典型的な設計および実装を含んで、以下で例示される例示的実装、図面、および技術に決して限定されるべきではなく、請求項の範囲内および請求項の均等物の全範囲内で変更され得る。

適応型ストリーミングにおいて、ユーザ機器は、ネットワーク条件、機器能力、およびユーザ選択のような種々の要因に基づいて、メディアコンテンツをユーザ機器に配信するとき、適切なセグメントを動的に選択し得る。適応型ストリーミングは、ＤＡＳＨ、ＨＴＴＰライブストリーミング（ＨＬＳ）、またはインターネット情報サービス（ＩＩＳ）スムースストリーミングのような実装されたもしくは開発されている様々な技術または規格を含み得る。ＤＡＳＨを採用するとき、メディアコンテンツ提供者は、要求に応じて、メディアプレゼンテーション記述（ＭＰＤ）ファイルをクライアントに送信する。ＭＰＤファイルは、拡張マークアップ言語（ＸＭＬ）文書であり得、セグメントとしてメディアコンテンツを記述し得、このようなセグメントがメディアコンテンツをユーザに提示するためにどのように利用され得るかを記述し得る。たとえば、ＭＰＤファイルは、セグメントタイミング、セグメント多重化（例、音声セグメントタイミングとビデオセグメントタイミングとの間の相互関係）、および／または、このようなセグメントが取得され得るロケーションを示すユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）情報を記述し得る。たとえば、ストリーム化されたメディアコンテンツは、各々がＭＰＤにおいて指定された異なった特性を有する幾つかのメディアコンポーネント（たとえば、音声、ビデオ、およびテキスト）を含み得る。

メディアコンテンツへの改ざん、攻撃、および／または無許可アクセスを防止するために、メディアコンテンツのセグメントは、本書において暗号化または符号化方式と称される認証方式によって保護される必要があり得る。コンテンツ暗号化について、動画像専門家グループ（ＭＰＥＧ）は、ある特定の枠組み、たとえば、参照によって本書に組み込まれる、国際標準化機構／国際電気標準会議（ＩＳＯ／ＩＥＣ）文書番号２３００１−７、題名「ＭＰＥＧシステム技術−パート７：ＩＳＯベースメディアファイルフォーマットファイルにおける共通暗号化」、および２３００９−４、題名「ＨＴＴＰ（ＤＡＳＨ）上の動的適応型ストリーミング」−パート４：セグメント暗号化および認証」（ＩＳＯ／ＩＥＣ２３００９−４）（本書において「パート４」と称される）に詳述されている枠組みを開発した。ＭＰＥＧストリームを符号化する従来のアプローチは、ストリーム符号化のための単一のアルゴリズムアプローチに一般的に頼ってきた。しかし、このようなアプローチは、異なるソースからのコンテンツ、たとえば、第１のソースからのエンターテイメント・コンテンツおよび第２のソースからのコマーシャルが単一のＭＰＥＧストリームにマージされることを許さないことがあり得る。本書で開示されているのは、ＭＰＤの後続のストリームに適用される暗号化方式を示すためにＭＰＤファイル内のシグナリングフィールドを利用する実施形態である。これは、保護付きコンテンツおよび保護なしコンテンツが、適応的かつ効率的な方法で、ハンドリングされること、たとえば、暗号化されること、権利制限されること、特別に処理されることなどを許し得る。さらに、開示された実施形態は、たとえば、コンテンツコンポーネント自体を取り出すこと、および、調べることなしに、コンテンツがシグナリングによってハンドリングされることを許し得る。このようにして、開示された実施形態は、クライアントがコンテンツコンポーネント自体を取り出すこと、および、調べることなしに、選択を行い、かつ、動的適応を実行することを可能にするために、暗号化メタデータ、鍵、ライセンス、必要なシステムなどが取得されることを許し得る。開示された方法は、デジタル放送局がコンテンツと共に暗号化および権利情報を押し付けなければならないことを緩和し得、それによって、様々な暗号化方式を組み込んでいるオンデマンドコンテンツおよびライブ・イベント・ストリーミングを可能にする。

図１は、図２のプロトコル図に従って通信するＤＡＳＨ使用可能ネットワーク１００のアーキテクチャの実施形態の概略図である。ネットワーク１００は、図１に示されるように配置されたＨＴＴＰサーバ１１０と、鍵サーバ１５０と、ＨＴＴＰキャッシュ１２０と、ＤＡＳＨクライアント１３０とを備え得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、ＤＡＳＨクライアント１３０からのＨＴＴＰ要求にサービスを提供するように構成されたいかなる機器でもよい。鍵サーバ１５０は、ＤＡＳＨクライアント１３０からの鍵および／または初期化ベクトル（ＩＶ）要求にサービスを提供するように構成されたいかなる機器でもよい。代替的なライセンスに基づく実施形態において、鍵サーバ１５０は、当業者によって理解されるように、ライセンスサーバで置き換えられ得る。ＨＴＴＰサーバ１１０および鍵サーバ１５０は、同じ機器に位置すること、異なった機器に位置すること、または機器のクラスタの間に広がることがあり得る。たとえば、ＨＴＴＰサーバ１１０および／または鍵サーバ１５０は、データセンタに設置された専用サーバを含み得る。他の例として、ＨＴＴＰサーバ１１０および／または鍵サーバ１５０は、クラウドコンピューティング環境において仮想マシン（ＶＭ）として動作し得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、コンテンツ・プロバイダ・ネットワークの一部でもあり得、または、コンテンツ配信ネットワーク（ＣＤＮ）内のノードでもあり得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、ＵＲＬおよび／またはＵＲＬスキームを示す情報をＭＰＤファイルに取り込み得、このことは、ＤＡＳＨクライアント１３０がセグメントデータの位置を見つけることを許し得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、ＵＲＬおよび／またはＵＲＬ方式を示す情報をＭＰＤファイルにさらに取り込み得、このことは、ＤＡＳＨクライアント１３０が鍵サーバ１５０において関連した鍵および／またはＩＶの位置を見つけることを許し得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、期間情報、タイミング、セグメントフォーマット情報、多重化情報などのデータを提示するために、ＤＡＳＨクライアント１３０が必要とし得るいかなる情報をＭＰＤファイルにさらに取り込み得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、その後、要求に応じて、ＭＰＤファイルをＤＡＳＨクライアント１３０に送信し得る。ＨＴＴＰサーバ１１０は、要求に応じて、セグメントおよび／またはメッセージ認証コード（ＭＡＣ）をＤＡＳＨクライアント１３０にさらに送信し得る。

ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、ＤＡＳＨクライアント１３０による高速アクセスのために情報を一時的に格納するように構成されたいかなる機器であり得る。たとえば、ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、ＤＡＳＨクライアント１３０に格納されたソフトウェアに基づくキャッシュであり得るブラウザキャッシュ、ＤＡＳＨクライアント１３０のネットワーク上の共有キャッシュであり得るプロキシキャッシュ、鍵サーバ１５０および／またはＨＴＴＰサーバ１１０と同じネットワーク内に取り付けられた共有キャッシュであり得るゲートウェイキャッシュ、またはこれらの組み合わせであり得る。ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、セグメントデータ、ＭＰＤファイル、ＭＡＣ、および／または、ＤＡＳＨクライアント１３０がメディアコンテンツを提示するために必要とし得るいかなる他のデータを格納し得る。

ＤＡＳＨクライアント１３０は、ＤＡＳＨプロトコルを介してメディアコンテンツを取得し、このようなメディアコンテンツを携帯電話、パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）、インターネット・プロトコル（ＩＰ）テレビ（ＴＶ）、ＩＰＴＶセット・トップ・ボックス、ラップトップＰＣ、インターネット・ラジオ機器、タブレットＰＣ、メディアストレージ機器などのようなユーザに提示するように構成されたいかなる機器でもあり得る。ＤＡＳＨクライアント１３０は、ウェブ・ブラウザ、メディアプレーヤ、ビデオプレゼンタ、またはビデオおよび／または音声再生のために適したいかなる他のプログラムを介してコンテンツを提示し得る。ＤＡＳＨクライアント１３０は、メディアコンテンツ（例、スクリーンを介する視覚データ、スピーカを介する聴覚データなど）を直接的に提示し得、および／または、プレゼンテーションのためにメディアコンテンツを保存および／または他の機器（群）に送信し得る。ＤＡＳＨクライアント１３０は、たとえば、ＨＴＴＰＧＥＴ要求を介して、ＭＰＤファイルを要求し得る。ＤＡＳＨクライアント１３０は、その後、鍵、ＩＶ、ＭＡＣ、暗号、セグメントなどのためのＵＲＬを決定するためにＭＰＤファイルを見直し得る。ＤＡＳＨクライアント１３０は、たとえば、鍵サーバ１５０および／またはＨＴＴＰサーバ１１０に対するＨＴＴＰＧＥＴ要求（群）を介して、メディアコンテンツを表示するために必要とされる、何らかの鍵、ＩＶ、ＭＡＣ、暗号、セグメントなどをさらに取得し得る。必要な情報を受信すると、ＤＡＳＨクライアント１３０は、暗号（群）、鍵（群）、および／またはＩＶ群を用いてセグメント（群）を解読し、ＭＡＣを用いてセグメント（群）を認証し、ＭＰＤによって命令されるとおりにセグメントデータを選択および／または多重化し、メディアコンテンツをユーザに提示し、および／または、格納および／またはユーザへのプレゼンテーションのためメディアコンテンツを他の機器に送信し得る。ただ一つのＤＡＳＨクライアント１３０が明瞭さの目的のため表されているが、何らかの指定された時間にＨＴＴＰサーバ１１０から同じおよび／または異なったメディアプレゼンテーションを要求し得る多くのＤＡＳＨクライアント１３０が存在し得ることに注意すべきである。

図２は、ＤＡＳＨ通信方法２００の実施形態のプロトコル図である。ステップ２１０において、ＤＡＳＨクライアント１３０は、ＨＴＴＰキャッシュ１２０を介してＨＴＴＰサーバ１１０からのデータを要求し得る。データは、ＭＰＤ、メディア・コンテンツ・セグメント、または何らかの他のＤＡＳＨ関連データを含み得る。ＤＡＳＨクライアント１３０からの要求を受信すると、ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、要求されたデータがＨＴＴＰキャッシュ１２０に既に格納されているか否かを決定し得る。もし、データが格納されているならば、ステップ２２０において、ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、要求をサーバ１１０に転送することなしにＤＡＳＨクライアント１３０の要求に応答し得る。もし、要求されたデータがＨＴＴＰキャッシュ１２０に格納されていないならば、ステップ２３０において、ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、要求をＨＴＴＰサーバ１１０に転送し得る。ステップ２４０において、ＨＴＴＴＰサーバ１１０は、要求されたデータをＨＴＴＰキャッシュ１２０に送信することにより応答し得る。ＨＴＴＰキャッシュ１２０は、ステップ２５０において応答を要求元ＤＡＳＨクライアント１３０に転送し得、および／または、同じもしくは異なったＤＡＳＨクライアント１３０によるその後の使用時のより高速なアクセスのために応答からの何らかのデータを保存し得る。ＨＴＴＰキャッシュ１２０から受信されたデータに基づいて、ステップ２６０において、ＤＡＳＨクライアント１３０は、関連する鍵および／またはＩＶを鍵サーバ１５０から要求し得る。ステップ２７０において、要求されたコンポーネントを鍵サーバ１５０から受信すると、ＤＡＳＨクライアント１３０は、メディア・コンテンツ・セグメントを解読し、ＭＰＤに従ってセグメントに含まれたメディアコンテンツを配置し、メディアコンテンツをユーザに提示し得る。

図３は、ＤＡＳＨ配信プロセスモデル３００の実施形態の概略図である。モデル３００は、ＨＴＴＰサーバ１１０のようなＨＴＴＰサーバ、コンテンツ・プロバイダ・サーバなどに実装され得るＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０を備え得る。モデル３００は、ＨＴＴＰサーバ１１０のようなＨＴＴＰサーバに実装され得るＭＰＤ配信機能３１２およびＤＡＳＨセグメント配信機能３１４をさらに備え得る。モデル３００は、ＨＴＴＰキャッシュ１２０およびＤＡＳＨクライアント１３０にそれぞれ実質的に類似し得るＨＴＴＰキャッシュ３２０およびＤＡＳＨクライアント３３０をさらに備え得る。ＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０、ＭＰＤ配信機能３１２、およびＤＡＳＨセグメント配信機能３１４は、ＨＴＴＰキャッシュ３２０を介してＭＰＤ３４１および関連したセグメント３４３をＤＡＳＨクライアント３３０に送信するように動作し得る。

ＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０は、ＤＡＳＨクライアント３３０による視聴のためにメディアプレゼンテーションを準備するように構成され得る。たとえば、ＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０は、ＣＤＮからメディアコンテンツに関するデータを受信し得、メディアコンテンツを記述するためにＭＰＤを準備し得る。ＭＰＤは、鍵、ＩＶ、暗号、セグメント、および／またはＭＡＣのためのＵＲＬを列挙し得る。ＭＰＤは、静的アドレスとして、および／または、関連したＵＲＬを決定するために使用され得る関数としてこのようなＵＲＬを列挙し得る。ＭＰＤは、ＸＭＬを使用して作成され得る。ＭＰＤは、１つ以上の期間のための情報を含み得る。各期間は、１つ以上のアダプテーションセットを含み得る。各アダプテーションセットは、１つ以上の表現を含み得る。各表現は、１つ以上のセグメントを含み得る。期間は、タイミングデータを含み得、メディアコンテンツの符号化バージョンの一貫したセット（たとえば、変化しない利用可能なビットレート、言語、字幕、副題などのセット）が利用可能であるコンテンツ期間を表現し得る。アダプテーションセットは、１つまたはいくつかのメディア・コンテンツ・コンポーネントについての交換可能な符号化バージョンのセットを表現し得る。例えば、第１のアダプテーションセットは、主ビデオコンポーネントを含み得、第２のアダプテーションセットは、主音声コンポーネントを含み得、第３のアダプテーションセットは、字幕を含み得、以下同様である。アダプテーションセットは、ビデオおよび音声の合成のような多重化コンテンツをさらに含み得る。表現は、ＩＳＯベース・メディア・ファイル・フォーマット（ＩＳＯ−ＢＭＦＦ）バージョン、動画像専門家グループ（ＭＰＥＧ）バージョン２トランスポートシステム（ＭＰＥＧ−２ＴＳ）バージョンなどのような１つ以上のメディア・コンテンツ・コンポーネントの配信可能な符号化バージョンについて記述し得る。表現は、たとえば、なんらかの必要とされるコーデック、暗号化、および／またはメディアコンテンツを提示するために必要とされる他のデータについて記述し得る。ＤＡＳＨクライアント３３０は、ネットワーク条件、機器能力、ユーザ選択などに基づいて表現間で動的に切り換わり得、これは、適応型ストリーミングと称され得る。各セグメントは、メディア・コンテンツ・データを含み得、ＵＲＬに関連付けられ得、たとえば、ＨＴＴＰＧＥＴ要求を用いてＤＡＳＨクライアント３３０によって取り出され得る。各セグメントは、メディアコンテンツの所定のバイトサイズ（例、１０００バイト）および／または再生時間の間隔（例、２または５秒）を含み得る。セグメントは、ＭＰＤを介して宣伝されたＵＲＬを使用してダウンロードされ得る最小限の個別にアドレス指定可能なデータの単位を含み得る。期間、アダプテーションセット、表現、および／またはセグメントは、ＤＡＳＨクライアント３３０によってメディアコンテンツのプレゼンテーションに影響を及ぼすために変更され得る属性および要素に関して記述され得る。ＭＰＤを準備すると、ＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０は、ＭＰＤをＭＰＤ配信機能３１２に配信し得る。

ＤＡＳＨクライアント３３０は、ＭＰＤ３４１がＭＰＤ配信機能３１２によって配信されることを要求し得る。ＭＰＤ配信機能３１２は、ＨＴＴＰキャッシュ３２０を介してＭＰＤ３４１を用いて応答し得る。ＭＰＤ内のアドレスデータに基づいて、ＤＡＳＨクライアント３３０は、適切なセグメント３４３をＤＡＳＨセグメント配信機能３１４から要求し得る。セグメント３４３は、複数のＤＡＳＨセグメント配信機能３１４および／または複数のＵＲＬおよび／または物理的ロケーションから取り出され得ることに注意すべきである。ＤＡＳＨクライアント３３０は、ＭＰＤ３４１内の命令に基づいて取り出されたセグメント３４３を提示し得る。

図４は、ＤＡＳＨクライアント・プロセス・モデル４００の実施形態の概略図である。モデル４００は、ＤＡＳＨクライアント１３０および／または３３０のようなＤＡＳＨクライアント内に実装され得るＤＡＳＨアクセスエンジン４３２およびメディアエンジン４３４を含み得る。ＤＡＳＨアクセスエンジン４３２は、ＭＰＤを解釈し、メディアデータを要求し、このようなデータを受信するように構成された何らかのコンポーネントであり得る。たとえば、ＤＡＳＨアクセスエンジン４３２は、ＭＰＤ３４１のようなＭＰＤ４４１を、ＭＰＤ配信機能３１２のようなＭＰＤ配信機能から要求し得る。ＭＰＤ４４１に基づいて、ＤＡＳＨアクセスエンジン４３２は、セグメントデータ４４３を、ＤＡＳＨセグメント配信機能３１４のようなＤＡＳＨセグメント配信機能からさらに要求し得る。同様にＭＰＤ４４１に基づいて、ＤＡＳＨアクセスエンジン４３２は、セグメントデータ４４３を認証するためにＭＡＣのような何らかのセキュリティデータ４４９をＨＴＴＰサーバから、および／または、セグメントデータ４４３を解読するために暗号、ＩＶ、および／または鍵を鍵サーバ１５０のような鍵サーバから、要求し得る。ひとたびセグメントデータ４４３が解読され、かつ、認証されると、ＤＡＳＨアクセスエンジン４３２は、フォーマット、メディア、および／またはタイミング４４５をメディアエンジン４３４に転送し得る。メディアエンジン４３４は、フォーマット、メディア、および／またはタイミング４４５を受信し、フォーマット、メディア、および／またはタイミング４４５に基づいてメディア出力４４７を準備するように構成された何らかのコンポーネントであり得る。メディア出力４４７は、ユーザへのプレゼンテーションのために格納され得、および／または、コンポーネント（例、スクリーン、スピーカなど）に送信され得る。

図５は、ネットワーク１００および／またはモデル３００のようなネットワークおよび／またはモデルの内部で、ＨＴＴＰサーバ１１０、鍵サーバ１５０、ＤＡＳＨメディアプレゼンテーション準備機能３１０、ＭＰＤ配信機能３１２、および／または、ＤＡＳＨセグメント配信機能３１４のようなＤＡＳＨサーバとしての機能を果たし得、そして、ＭＰＤを生成し、および／または、セグメントをＤＡＳＨクライアント１３０および／または３３０のようなＤＡＳＨクライアントに送信するように構成され得るＮＥ５００の実施形態の概略図である。ＮＥ５００は、単一のノードにおいて実装され得、ＮＥ５００の機能性は、ＣＤＮ、または、他のコンテンツ・ベース・ネットワーク内の複数のノードにおいて実装され得る。いくつかの実施形態において、ＮＥ５００は、ネットワーク１００および／またはモデル３００の中の他のノード（群）としての機能も果たし得る。当業者は、用語ＮＥがＮＥ５００が単なる一例である広範囲の機器を包含することを認識するであろう。ＮＥ５００は、説明の明確化のため含まれているが、本開示内容の用途を特定のＮＥ実施形態またはＮＥ実施形態のクラスに限定することは、決して意図されていない。開示内容において説明された特徴／方法のうちの少なくとも一部は、ＮＥ５００のようなネットワーク装置またはコンポーネントにおいて実装され得る。たとえば、開示内容における特徴／方法は、ハードウェア、ファームウェア、および／または、ハードウェアで動くように組み込まれたソフトウェアを使用して実装され得る。ＮＥ５００は、たとえば、スイッチ、ルータ、ブリッジ、サーバ、クライアントなどの、ネットワークを通してフレームを運ぶ何らかの機器であり得る。図５に示されるように、ＮＥ５００は、トランスミッタ、レシーバ、またはこれらの組み合わせを含み得るトランシーバ（Ｔｘ／Ｒｘ）５１０を備え得る。Ｔｘ／Ｒｘ５１０は、フレームを送信し、他のノードから受信するために複数のダウンストリームポート５２０（例、ダウンストリーム・インターフェイス）に結合され得、Ｔｘ／Ｒｘ５１０は、フレームを送信し、他のノードから受信するために複数のアップストリームポート５５０（例、アップストリーム・インターフェイス）に結合され得る。プロセッサ５３０は、フレームを処理するために、および／または、フレームをどのノードに送信するかを決定するためにＴｘ／Ｒｘ５１０に結合され得る。プロセッサ５３０は、データストア、バッファなどとして機能し得る１つ以上のマルチコアプロセッサおよび／またはメモリ機器５３２を備え得る。プロセッサ５３０は、汎用プロセッサとして実装され得、または、１つ以上の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）および／またはデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）の一部であり得る。プロセッサ５３０は、ＭＰＤモジュール５３４および／またはセグメントモジュール５３５を備え得る。ＭＰＤモジュール５３４は、ＭＰＤを準備し得、および／または、要求に応じて、ＭＰＤをクライアントに向けて転送し得る。セグメントモジュール５３５は、要求に応じて、セグメントをクライアントに向けて転送し得る。代替的な実施形態において、ＭＰＤモジュール５３４および／またはセグメントモジュール５３５は、プロセッサ５３０によって実行され得る、メモリ５３２に格納された命令として実装され得る。他の代替的な実施形態において、ＭＰＤモジュール５３４およびセグメントモジュール５３５は、別々のＮＥ上で実装され得る。ダウンストリームポート５２０および／またはアップストリームポート５５０は、電気的および／または光学的な送信コンポーネントおよび／または受信コンポーネントを含み得る。

実行可能な命令をプログラミングすること、および／または、ＮＥ５００にロードすることにより、プロセッサ５３０、ＭＰＤモジュール５３４、セグメントモジュール５３５、ダウンストリームポート５２０、Ｔｘ／Ｒｘ５１０、メモリ５３２、および／または、アップストリームポート５５０のうちの少なくとも１つが変更され、ＮＥ５００を、本開示内容によって教示された新規の機能性を有する特別なマシンもしくは装置、たとえば、マルチコア転送アーキテクチャに部分的に変換することが理解される。実行可能なソフトウェアをコンピュータにロードすることにより実装され得る機能性が周知の設計ルールによってハードウェア実装に変換され得ることは、電気エンジニアリングおよびソフトウェアエンジニアリングの技術において基本的なことである。概念をソフトウェアで実装するかハードウェアで実装するかの決定は、典型的に、ソフトウェア領域からハードウェア領域への翻訳に伴う問題ではなく、設計の安定性の考慮と製造されるユニットの個数とに左右される。概して、依然として頻繁な変更の影響を受ける設計は、ハードウェア実装を再スピンすることがソフトウェア設計を再スピンすることより高価であるので、ソフトウェアで実装されることが好まれ得る。概して、安定し、大量生産される設計は、大量生産運転について、ハードウェア実装がソフトウェア実装より低価格であり得るので、ハードウェアにおいて、たとえば、ＡＳＩＣにおいて実装されることが好まれ得る。しばしば、設計は、ソフトウェア形式で開発され、かつ、試験され、その後、周知の設計ルールによって、ソフトウェアの命令をハードワイヤ接続する特定用途向け集積回路において等価的なハードウェア実装に変換され得る。新しいＡＳＩＣによって制御されるマシンが特定のマシンまたは装置であるのと同様に、実行可能な命令がプログラムされた、および／または、ロードされたコンピュータは、特定のマシンまたは装置としてみなされ得る。

ＭＰＤは、参照によって本書に組み込まれる、ＩＳＯ／ＩＥＣ２３００９−１、題名「ＨＴＴＰ上の動的適応型ストリーミング（ＤＡＳＨ）−パート１：メディアプレゼンテーション記述およびセグメントフォーマット」（本書において「パート１」と称される）に記載されているように、ある特定の共通属性および要素を含み得る。１つのこのような要素は、関連した表現のために使用されるコンテンツ保護方式に関する情報を指定し得るコンテンツ保護要素である。ＭＰＤは、ＭＰＤ要素、期間要素、アダプテーションセット要素および表現要素に注釈をつけ、拡張するためにＤＡＳＨコンテンツ著作者に柔軟なメカニズムを提供する記述子をさらに含み得る。記述子タイプ型の要素の範囲内にある属性の意味は、以下の構文および意味を使用してパート１に記載されている。

ＤＡＳＨは、様々な形式のコンテンツ保護をさらにサポートし得る。たとえば、セグメント（群）は、暗号化され得、ＭＰＤは、ユーザへのプレゼンテーション前に各セグメントを解読および／または認証するためにクライアントによって使用され得る情報を含み得る。ＤＡＳＨコンテンツ保護は、パート４にさらに記載されている。共通暗号方式（ＣＥＮＣ）は、ＩＳＯ−ＢＭＦＦファイルのどの部分が標準的な次世代暗号化規格（ＡＥＳ）カウンタモード（ＡＥＳ−ＣＴＲ）または暗号ブロック連鎖（ＡＥＳ−ＣＢＣ）モード、たとえば、ＡＥＳ−１２８フルセグメント暗号化モードを使用して暗号化されるか、および、暗号化メタデータがトラックの内部でどのようにシグナリングされるかを標準化する。ＣＥＮＣは、暗号化メタデータがファイルの中にあることを仮定して、暗号鍵／復号鍵をクライアントに配信する責任があるコンテンツ保護システムである。ＣＥＮＣの枠組みは、拡張可能であり、定義済みの場合、これらの２つのアルゴリズムを超える他の暗号アルゴリズムを使用し得る。ＣＥＮＣは、周知であり、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（登録商標）ＰｌａｙＲｅａｄｙのようないくつかの商業用デジタル権利管理（ＤＲＭ）システムと共に現在使用されている。ＣＥＮＣは、ＣＥＮＣスキームをシグナリングし、かつ、ＤＡＳＨコンテンツ保護記述子の中で暗号鍵識別子を搬送するためのメカニズムをさらに提供し得る。具体的には、ＣＥＮＣスキームは、ＩＳＯメディアファイルのためのコンテンツ保護スキーム識別子「ｍｐ４ｐｒｏｔｅｃｔｉｏｎ」によってシグナリングされ得、コンテンツ保護記述子に関連付けられたコンテンツセグメントを暗号化するために使用される鍵の識別子は、種々のｄｅｆａｕｌｔ＿ＫＩＤ値のスペース区切りリストという値を持つ属性「ｄｅｆａｕｌｔ＿ＫＩＤ」を使用して提供され得る。

＠ｓｃｈｅｍｅＩｄＵｒｉ属性は、コンテンツ保護スキームを識別するためにコンテンツ保護要素によって使用され得る。パート１に記載されているように、コンテンツ保護属性は、クライアントが保護済みのコンテンツを再生し得るか否かをクライアントが決定することを可能にするために、おそらく、＠ｖａｌｕｅ、および／または、採用されたＤＲＭシステム（群）、暗号アルゴリズム（群）、および鍵配給スキーム（群）のような、拡張属性および要素と併せて、十分な情報を提供し得る。コンテンツ保護要素は、コンテンツ保護スキーム（例、特定の鍵管理システムまたは暗号化方法）に特有の情報を提供するために別個の名前空間において拡張され得る。コンテンツ保護要素が存在しないとき、コンテンツは、コンテンツ保護されないことがあり得る。複数のコンテンツ保護要素が存在するとき、各要素は、表現にアクセスし、かつ、表現を提示するために十分であるコンテンツ保護スキームについて記述し得る。

パート４が記載しているように、暗号化フォーマットの適用は、暗号化されたセグメントに適用可能であるコンテンツ保護記述子の中の＠ｓｃｈｅｍｅＩｄＵｒｉの値としてＵＲＮｕｒｎ:ｍｐｅｇ：ｄａｓｈ：ｓｅａ：ｅｎｃ：２０１３を使用して宣言され得る。コンテンツ保護記述子は、零個以上の暗号期間要素および／または暗号タイムライン要素を含み得る。各メディアセグメントは、零または１個の暗号期間に関連付けられ得、暗号期間が関連付けられていないセグメントは、暗号化されないことがあり得る。暗号期間において、セグメントは、同じ鍵／ＩＶペアを用いて暗号化され得る。暗号期間のプロパティは、鍵、ＩＶ、最初のセグメント番号、および最後のセグメント番号を含み得る。なお、コンテンツ保護記述子は、パート１に記載されているように、名前空間ｕｒｎ：ｍｐｅｇ：ｄａｓｈ：ｓｃｈｅｍａ：ｍｐｄ：２０１１において定義され得、セグメント暗号化、暗号期間、および暗号タイムラインは、名前空間ｕｒｎ：ｍｐｅｇ：ｄａｓｈ：ｓｃｈｅｍａ：ｓｅａ：２０１３において定義され得る。コンテンツ保護要素の意味は、以下のとおりであり得る：

セグメント暗号化要素は、あらゆる暗号期間において使用されているようにセグメント暗号化のグローバルプロパティを記述し得、パート４に記載された意味を有し得る。ライセンス要素は、あらゆる暗号期間において使用される鍵システムのグローバルプロパティを記述し得、パート４に記載された意味を有し得る。暗号期間要素は、単一の暗号期間を定義し得、すなわち、暗号期間要素は、暗号鍵および初期化ベクトルの導出を許すと共に、先行する２つの要素を使用して暗号化されたセグメントを識別する情報を提供し得、パート４に記載された意味を有し得る。暗号期間要素は、開始セグメントに一意に対応し得、パート４に記載された意味を有し得る。暗号期間要素は、明示的に指定された間隔（例、セグメント数）を有し得、または、無限であり得（例、現在期間の終了まで続く）、パート４に記載された意味を有し得る。暗号タイムライン要素は、複数の固定長の暗号期間の導出のため使用され得る。単一の暗号期間は、単一の暗号期間に対応し得るが、単一の暗号タイムライン要素は、複数の暗号期間に対応し得る。

開示内容は、たとえば、暗号アルゴリズムを識別するフィールド、初期化ベクトルサイズを識別するフィールド、鍵管理システムの根底にあるコンテンツ保護システムを識別するフィールド、および、関連するセグメントを解読するために必要とされる鍵を識別し得る一意の鍵識別子を識別するフィールド、を追加することにより、既存のシグナリングメカニズムを拡張し得る実施形態を含む。１つ以上の開示された実施形態を利用することは、暗号化されたセグメント自体を取り出す必要なしに、複数の暗号アルゴリズムおよび／またはメカニズムを有する送信を解読することをサポートし得る。開示された実施形態のうちの１つ以上を使用することは、たとえば、ＣＥＮＣによって暗号化され、そして、たとえば、ＤＡＳＨＭＰＤ、および／または、ＭＭＴ複合情報および転送特性の範囲内で関係するメタデータを指定するための内部フォーマットおよび構造を考慮することなしに完全に暗号化されることはないコンテンツ項目（たとえば、ＤＡＳＨセグメント、ＭＰＥＧメディア転送（ＭＭＴ）パッケージ、ＭＭＴアセット、ＭＭＴフラグメントなど）をシグナリングすることをさらにサポートし得る。開示された実施形態は、以下の意味特性を有するコンテンツ保護要素を含むことにより上記シグナリングメカニズムを拡張し得る：

オプションとして、＠ｋｅｙＡｃｑｕｉｓｉｔｉｏｎＵｒｌＴｅｍｐｌａｔｅフィールドは、変数＄ＫｅｙＩＤ＄を用いて＠ｋｅｙＵｒｌＴｅｍｐｌａｔｅを拡張し、＠ｋｅｙＡｃｑｕｉｓｉｔｉｏｎＵｒｌＴｅｍｐｌａｔｅのためのレコメンデーションを追加することにより、＠ｋｅｙＵｒｌＴｅｍｐｌａｔｅと併合され得る。

暗号期間要素は、以下の意味を使用してさらに拡張され得る：

当業者によって理解されるであろうように、参照によって本書に組み込まれる、ＩＳＯ／ＩＥＣＤＩＳ２３００８−１、題名「異機種環境における高効率符号化およびメディア配信−パート１：ＭＰＥＧメディア転送（ＭＴＭ）」に記載されているようにセキュリティ情報テーブルは、過度な実験なしに、本開示内容に記載された技術を実施するために変更され得、したがって、このような変更はいずれも本開示内容の範囲に含まれると考えられる。

少なくとも１つの実施形態が開示され、当業者によってなされる実施形態（群）および実施形態（群）の特徴の変形、組み合わせ、および／または変更は、開示内容の範囲に含まれる。実施形態（群）の特徴を組み合わせる、統合する、および／または、省略することから得られる代替的な実施形態は、同様に開示内容の範囲に含まれる。数値範囲または数値限定が明白に記載されているが、このような明白な範囲または限定は、明白に記載された範囲または限定に含まれる同様の大きさの繰り返しの範囲または限定を包含する（たとえば、約１から約１０までは、２、３、４などを包含し、大なり０．１０は、０．１１、０．１２、０．１３などを包含する）ように理解されるべきである。たとえば、下限Ｒ_ｌおよび上限Ｒ_ｕを持つ数値範囲が開示されているときはいつでも、この範囲に含まれるあらゆる数が具体的に開示されている。特に、この範囲内にある以下の数が具体的に開示され：Ｒ＝Ｒ_ｌ＋ｋ＊（Ｒ_ｕ―Ｒ_ｌ）、ここで、ｋは、１パーセントから１００パーセントまで１パーセントずつの増分で変化する変数であり、すなわち、ｋは、１パーセント、２パーセント、３パーセント、４パーセント、５パーセント、．．．５０パーセント、５１パーセント、５２パーセント、．．．、９５パーセント、９６パーセント、９７パーセント、９８パーセント、９９パーセント、または１００パーセントである。さらに、上記定義されたように２個のＲ数によって定義される数値範囲はいずれも同様に具体的に開示されている。用語「約」の使用は、特に断らない限り、後に続く数の±１０％を意味する。請求項のいずれかの要素に関する用語「オプションとして」の使用は、この要素が必須であるか、または、代替的に、この要素が必須ではないことを意味し、どちらの選択肢も請求項の範囲に含まれる。備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）、含む（ｉｎｃｌｕｄｅｓ）、および有する（ｈａｖｉｎｇ）のようなより広義の用語の使用は、からなる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇｏｆ）、本質的に〜からなる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙｏｆ）および実質的に〜により構成される（ｃｏｍｐｒｉｓｅｄｓｕｂｓｔａｎｔｉａｌｌｙｏｆ）のようなより狭義の用語を支持するように理解されるべきである。本書に記載されるあらゆる文献は、参照によってここに組み込まれる。

いくつかの実施形態が本開示内容の中に提供されているが、開示されたシステムおよび方法は、本開示内容の趣旨および範囲から逸脱することなく多数の他の具体的な形で具現化され得ることが理解されるべきである。本実施例は、実例として、そして、限定としてではなく考慮されるべきであり、意図は、本書に記載された詳細に限定されるべきではない。たとえば、様々な要素またはコンポーネントは、組み合わされ得、もしくは、別のシステムにおいて統合され得、または、ある特定の特徴は、省略され得、もしくは、実装されないことがあり得る。

加えて、離散的なもの、もしくは、分離したものとして様々な実施形態において説明され、かつ、例示された技術、システム、サブシステム、および方法は、本開示内容の範囲から逸脱することなく他のシステム、モジュール、技術、もしくは方法と組み合わされ得、または、統合され得る。互いに結合される、もしくは、直接的に結合される、または、通信するものとして示され、または、検討された他の項目は、電気的、機械的、またはそれ以外を問わずに、間接的に結合され得、または、ある種のインターフェース、機器、もしくは中間コンポーネントを通して通信し得る。変更、置換、および代替の他の実施例は、当業者によって確かめられ、本書で開示された趣旨および範囲から逸脱することなくなされることがあり得る。

Claims

装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサであり、
複数のコンテンツ項目を含むメディアコンテンツのための保護記述を取得し、ここで、前記保護記述はメディアコンテンツの中の少なくとも２つのコンテンツ項目のための少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングするデータを含み、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々は前記少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムは異なっており、
前記データから前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムを決定し、
前記少なくとも２つのコンテンツ項目を、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の関連する保護メカニズムに従って処理するように構成されている、
プロセッサと、を備える装置。
請求項１に記載の装置であって、前記少なくとも１つの保護メカニズムは、暗号アルゴリズム、暗号鍵、暗号鍵ロケーション、初期化ベクトル、初期化ベクトルロケーション、デジタル権利ライセンス、およびデジタル権利ライセンスロケーションからなるグループから選択される、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記少なくとも２つのコンテンツ項目は、共通暗号アルゴリズムを使用して暗号化される、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記保護記述は、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル（ＨＴＴＰ）上の動的適応型ストリーミング（ＤＡＳＨ）または動画像専門家グループ（ＭＰＥＧ）メディア転送（ＭＭＴ）プロトコルを使用して取得される、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記データは、前記コンテンツ項目の全部を受信する前に受信される、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記データは、前記少なくとも２つのコンテンツ項目を処理するために必要とされる少なくとも１つのシステムをシグナリングし、前記システムは、デジタル権利管理（ＤＲＭ）システム、コンテンツ保護システム、および鍵管理システムからなるグループから選択される、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の第１の部分は第１のソースから発生し、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の第２の部分は第２のソースから発生する、
装置。
請求項１に記載の装置であって、前記少なくとも２つのコンテンツ項目を受信する前に受信された前記データは、少なくとも１つの所定のテンプレートフォームを使用して前記少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングし、前記データは、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の内部フォーマットを考慮することなしに前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムをシグナリングする、
装置。
コンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータプログラム製品であって、該命令は、非一時的なコンピュータ可読媒体に格納され、プロセッサによって実行されるとき、ネットワーク要素（ＮＥ）に、
メディアコンテンツのための保護記述を取得させ、ここで、前記メディアコンテンツは複数の暗号化されたコンテンツ項目を含み、前記保護記述は、メディア記述の中に記述された少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のための少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングするデータを含み、前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目の各々は前記少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツアイテムのための前記保護メカニズムは異なっており、
前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目に対する前記データから前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のための前記保護メカニズムを決定させ、
前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目の関連する保護メカニズムに従って前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目を処理させる、
コンピュータプログラム製品。
請求項９に記載のコンピュータプログラム製品であって、前記データによってシグナリングされる前記保護メカニズムは、暗号アルゴリズム、暗号鍵、暗号鍵ロケーション、初期化ベクトル、初期化ベクトルロケーション、デジタル権利ライセンス、およびデジタル権利ライセンスロケーションからなるグループから選択される、
コンピュータプログラム製品。
請求項９に記載のコンピュータプログラム製品であって、前記複数の暗号化されたコンテンツ項目の少なくとも一部分は、共通暗号アルゴリズムを使用して暗号化される、
コンピュータプログラム製品。
請求項９に記載のコンピュータプログラム製品であって、前記データは、所定のテンプレートフォームにおいて前記少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングする、
コンピュータプログラム製品。
請求項１２に記載のコンピュータプログラム製品であって、前記データは、前記暗号化されたコンテンツ項目を受信する前に受信され、前記データは、前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目の内部フォーマットを考慮することなしに前記少なくとも２つの暗号化されたコンテンツ項目のための前記少なくとも２つの保護メカニズムをシグナリングする、
コンピュータプログラム製品。
請求項９に記載のコンピュータプログラム製品であって、前記複数の暗号化されたコンテンツ項目の第１の部分は第１のソースから発生し、前記複数の暗号化されたコンテンツ項目の第２の部分は第２のソースから発生する、
コンピュータプログラム製品。
方法であって、
少なくとも２つのコンテンツ項目を含むメディアコンテンツであり、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々は少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々のための前記保護メカニズムは異なっている、メディアコンテンツを取得するステップと、
前記メディアコンテンツのための保護記述を作成するステップであり、前記保護記述は前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムをシグナリングするために十分なデータを含む、作成するステップと、
前記保護記述および前記メディアコンテンツをクライアントに送信するステップと、を備える方法。
請求項１５に記載の方法であって、前記保護記述は、前記少なくとも２つの保護メカニズムとして、暗号化システムと、鍵管理システムと、単一の期間に対する初期化ベクトル（ＩＶ）情報と、いくつかの固定長期間に対するＩＶ情報とのうちの少なくとも１つを前記クライアントに示すために十分なデータを含む、
方法。
請求項１５に記載の方法であって、前記保護記述は、期間に関連付けられた鍵ユニフォーム・リソース識別子（ＵＲＩ）をシグナリングするために十分なデータを含み、前記鍵ＵＲＩは鍵リソースを取り出すために使用される、
方法。
請求項１５に記載の方法であって、前記保護記述は、メディアプレゼンテーションのための全期間で使用される保護メカニズムの前記グローバルプロパティを記述するデータを含む、
方法。
請求項１５に記載の方法であって、前記保護記述は、メディアプレゼンテーションのための全期間で使用される鍵システムの前記グローバルプロパティを記述するデータを含む、
方法。
請求項１５に記載の方法であって、前記メディアコンテンツの少なくとも一部分は、共通暗号アルゴリズムを使用して暗号化される、
方法。
メモリと、
前記メモリに結合されたプロセッサであって、
少なくとも２つのコンテンツ項目を含むメディアコンテンツであり、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々は少なくとも２つの保護メカニズムのうちの１つ以上によって保護され、前記少なくとも２つのコンテンツ項目の各々のための前記保護メカニズムは異なっている、メディアコンテンツを取得し、
前記メディアコンテンツのための保護記述を作成し、ここで、前記保護記述は前記少なくとも２つのコンテンツ項目のための前記保護メカニズムをシグナリングするために十分なデータを含み、
前記保護記述および前記メディアコンテンツをクライアントに送信するように構成された、
プロセッサと、を備える装置。
請求項２１に記載の装置であって、前記コンテンツ項目の少なくとも一部分は第１のソースから取得され、前記コンテンツ項目の少なくとも一部分は第２のソースから取得される、
装置。
請求項２１に記載の装置であって、前記保護記述は、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル（ＨＴＴＰ）上の動的適応型ストリーミング（ＤＡＳＨ）または動画像専門家グループ（ＭＰＥＧ）メディア転送（ＭＭＴ）プロトコルを使用して送信される、
装置。