JP2015521616A - 1,1’−[[(置換アルキル)イミノ]ビス(アルキレン)]ビス−フェロセン及び目的とする基質を標識することによるi電気化学アッセイにおけるそれらの使用 - Google Patents
1,1’−[[(置換アルキル)イミノ]ビス(アルキレン)]ビス−フェロセン及び目的とする基質を標識することによるi電気化学アッセイにおけるそれらの使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015521616A JP2015521616A JP2015517861A JP2015517861A JP2015521616A JP 2015521616 A JP2015521616 A JP 2015521616A JP 2015517861 A JP2015517861 A JP 2015517861A JP 2015517861 A JP2015517861 A JP 2015517861A JP 2015521616 A JP2015521616 A JP 2015521616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substrate
- compound
- functionalized
- labeled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/58—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F17/00—Metallocenes
- C07F17/02—Metallocenes of metals of Groups 8, 9 or 10 of the Periodic System
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6813—Hybridisation assays
- C12Q1/6816—Hybridisation assays characterised by the detection means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Zoology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電気化学的検知方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、電気化学アッセイ、電気化学検知方法における使用のための電気化学的活性標識、およびそれらの使用に関する。
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位(proximal)シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)。
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位(proximal)シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)。
式中、
Fcは、一般式Iについて、上記で定義したように置換フェロセニル部分である;
Fc’は、一般式Iについて、上記で定義したように置換フェロセニル部分であり、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
xは1または2である;
yは1または2である;
zは1ないし8である;そして
Rは、リンカー基である。
好ましくは、xおよびyはそれぞれ1に等しい。
一般式Iの化合物:
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)
を官能化化合物と反応させ、一般式IIIの官能化標識化合物:
A−L−F III
(式中、Aは、
(式中、Fc,Fc’ ,X,YおよびZは一般式Iに関して上記で定義したと同義;
Fは官能化部分、特に、標識部分を基質に結合するための基質と反応する官能化部分を表し;
Lはリンカー部分を表す。)
を得ること、
を含む、電気化学アッセイに使用する標識部分を含有する官能化標識化合物を製造する方法を提供するものである:
A−L−F III
(式中、A、LおよびFは、上記と同義)
を、基質と反応させて、標識基質を形成すること、
を含む標識基質の製造方法を提供する。
A−L−F III
(式中、A、LおよびFは、上記と同義)
を有するものである。
A−L−F’−[S] IIIa
(式中、Aは、
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;
L−F’は、リンキング部分を表す;および
[S]は、基質を表す。)。
A−L−R’−[S] IIIb
(式中、R’は、本発明の化合物を基質と反応させた時に形成されるRの残基である。)。
本発明はさらに、本発明による基質を含有するアッセイを提供する。
相反することを意図していることが明らかな場合を除いて、本明細書における「アルキル」への言及は、好ましくは1ないし6の炭素原子、より好ましくは1ないし4の炭素原子を有し、所望によりO,SおよびNから選択されるヘテロ原子で断続されていてもよく、および/または所望により1以上の置換基を有していてもよい、直鎖または分岐鎖アルキル基に及ぶものである。実例となるアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、t−ブチルを含む。
スルフェニル基、スルフィニル基およびスルホニル基から選択されるイオウ含有基、
ホスファニル基およびホスフィニル基から選択されるリン含有基、
アイオド、
クロロ、
シリル、
2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、
ヘテロアリール、および
置換フェニル
からなるグループから選択される少なくとも1つの置換基を含有している。
A−L−F III
の官能化標識化合物において、
A−Lは、好ましくは一般式Iによる化合物から誘導される部分であり、Fは、官能化基である。一般式IIIの好ましい官能化標識化合物は、一般式IIIb:
A−O−F IIIb
(式中、A−Oは、一般式Iによる化合物から誘導される部分であり、好ましくは、一般式Iのリンカー基Rがヒドロキシルまたはヒドロキシル含有基、または保護ヒドロキシルであるとき、ヒドロキシ水素原子または保護基の喪失により誘導される;そしてFは官能化基である。)
の化合物を含む。
を包含する。
R15は、アルキル、例えば、t−ブチル、ハロアルキル、特に、フルオロアルキル、例えばCF3、フェニルまたは置換フェニルを表す;
Wは、(CH2)n(式中、nは0ないし6)、O、SまたはNR20(式中、R20はアルキル、例えばC1ないしC4アルキル)を表す;
Vは、(CH2)m(式中、mは、2ないし6を表し、所望によりO原子により断続されてもよい)を表す;および
R16は、存在する場合、F、Cl、Br、I、アルキル、NO2、シアノ、CF3およびメトキシから選択される1以上のラジカルを表す。
R17は、アルキル、例えば、t−ブチル、フェニルまたは置換フェニルを表す;
Wは、(CH2)n(式中、nは0ないし6)、O、SまたはNR20(式中、R20はアルキル、例えばC1ないしC4アルキル)を表す;
Vは、(CH2)m(式中、mは、2ないし6を表し、所望によりO原子により断続されてもよい)を表す;および
R18は、F、Cl、Br、I、アルキル、NO2、シアノ、CF3およびメトキシから選択される1以上のラジカルを表す;特に好ましい態様においては、R18は、該ラジカルの1つを表し、4位に位置する。
次の実施例は、FcおよびFc’が同じである本発明の化合物を例証するものである。
材料および方法
以下に述べられている電気化学電位値は、印刷カーボン作用電極、印刷カーボン対向電極および銀/塩化銀参照電極、それらはすべて銀電極を有する、を使用し、塩化ナトリウム100mM水溶液をバックグラウンド電解液として含んでいる電気化学セルを使用して測定された。電極は、ポリマー基体(例えば、マイラー)上にインクベースでスクリーン印刷され、熱硬化を行った。実例として、以下のようにサンプルを調製してよい:フェロセニル標識前駆物質(2ng)を、DMSO(1ml)に溶解する。10μLのアリコートを、この溶液から取り出し、バッファー(500μL)中にさらに希釈する。次に、アリコート(20μL)をいスクリーン印刷電極に接触させ、電気化学スキャンを行う。好適なセルの実例となる形態が、WO2012/085591に記載され、図示されている。
電気化学電位を測定したところ、442 mVであった。
電気化学電位を測定したところ、437 mVであった。
電気化学電位を測定したところ、339 mVであった。
6−(ビス((2−ジ−tert−ブチル−ホスフィニル−フェロセニル)1−メチルフェロセニル)アミノ)ヘキサン−1−オールを下記スキームに示したように合成した。
電気化学電位(DPV)を測定したところ、512 mVであった。
5: 6-(ビス((1’-クロロフェロセニル)1-メチルフェロセニル)アミノ)ヘキサン-1-オールを下記スキームに示したように合成した。
電気化学電位(DPV)を測定したところ、452 mVであった。
6-(ビス((2-ホルミル)1-メチルフェロセニル)アミノ)ヘキサン-1-オール(1当量)をエタノールに添加し、ヒドロキシルアミンハイドロクロライド(5当量)およびナトリウムアセテート(5当量)で処理する。次に、得られた懸濁液を18時間還流温度で加熱する。その後、反応を室温に冷却し、減圧下濃縮する。次に、固体残渣を、クロロホルムとNaHCO3(飽和)との間で分割する。有機層を分離し、Na2SO4上で乾燥し、減圧下濃縮し、対応するオキシムを得る。次に、該オキシムを、乾燥THF中に取り出し、(ベンゾトリアゾール-1-イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP-2当量)で処理し、5分間撹拌する。次に、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(2.3当量)を添加する。次に、溶液を90分撹拌する。反応をEtOAcで希釈し、水およびブライン(飽和)で洗浄する。オレンジ色の相をMgSO4上で乾燥し、濾過し、そして減圧濃縮する。
2-tert-ブチルスルホニルフェロセンカルボキシアルデヒド(1当量)を乾燥THFに溶解し、6-アミノヘキサン-1-オール(0.5当量)およびナトリウムトリスアセトキシボロハイドライド(2.5当量)で連続的に処理した。該溶液を一晩室温で撹拌する。その後、NaHCO3(飽和)を添加し、反応を急冷する。有機層を分離し、次に、水層をEtOAcで逆抽出する。有機抽出物を合わせて、MgSO4上で乾燥し、濾過し、次に、減圧濃縮する。
6-(ビス((2-tert-ブチル-スルフィジルフェロセニル)1-メチルフェロセニル)アミノ)ヘキサン-1-オールを、下記スキームに示したように合成した。
電気化学電位(DPV) 369 mV。
6-(ビス((2-tert-ブチル-スルフィニルフェロセニル)1-メチルフェロセニル)アミノ)ヘキサン-1-オールを、下記スキームに示したように合成した。
上記反応スキームにおいて出発物質として示されたフェロセニル誘導体は、例示的なものであり、上記1〜9の実施例で作られた任意の化合物のモル当量で置き換えることができる。
本発明の標識は、例えば、ペプチド中のリジン残基を遊離アミンへ結語させることによってペプチドに結合される。結合は、活性NHSエステルを形成する標識化合物の官能化および該官能化エステルのペプチド遊離アミン基との反応を含む従来の技術で行ってよい。
Claims (46)
- 一般式Iの化合物の電気化学アッセイにおける標識としての使用:
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位(proximal)シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)。 - Xは所望により酸素で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレンを表す;Yは所望により酸素で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレンを表す;Zは所望により酸素で断続されていてもよいC1ないしC8アルキレンを表す、請求項1に記載の使用。
- Xは-(CH2)x−(式中、xは1または2である);Yは-(CH2)y−(式中、yは1または2である);-(CH2)z−(式中、zは1ないし8である)、請求項1に記載の使用。
- FcおよびFc’が同じであり、XおよびYが同じである、請求項1ないし3いずれかに記載の使用。
- アッセイが、電気化学標識基質を検知するためのものである、請求項1ないし4いずれかに記載の使用。
- アッセイが、ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、およびポリヌクレオチドから、またはアミノ酸、ペプチドおよびプロテインから選択される生物基質を検知するためのものである、請求項1ないし5いずれかに記載の使用。
- アッセイが、合成ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、およびポリヌクレオチドから、または合成アミノ酸、ペプチドおよびプロテインから選択される合成基質を検知するためのものである、請求項1ないし6いずれかに記載の使用。
- 一般式Iの化合物:
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)
を官能化化合物と反応させ、一般式IIIの官能化標識化合物:
A−L−F III
(式中、Aは、
(式中、Fc,Fc’,X,YおよびZは上記と同義;
Fは官能化部分を表し;
Lはリンカー部分を表す。)
を得ること、
を含む電気化学アッセイに使用するための標識部分を含有する官能化標識化合物の製造方法。 - 一般式IIIの化合物:
A−L−F III
(式中、A、FおよびLは、請求項8で定義したものと同義)
を、基質と反応させて、標識基質を形成すること、
を含む標識基質の製造方法。 - 基質が、アミノ酸、ヌクレオチド、ヌクレオシド、糖、ペプチド、プロテイン、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチド、炭水化物、ミクロ粒子およびナノ粒子から選択される、請求項9に記載の方法。
- 基質が、ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、およびポリヌクレオチドから、またはアミノ酸、ペプチドおよびプロテインから選択される生物基質である、請求項9または請求項10に記載の方法。
- 基質が、合成ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、およびポリヌクレオチドから、または合成アミノ酸、ペプチドおよびプロテインから選択される合成基質である、請求項9または請求項10に記載の方法。
- 請求項9ないし請求項12のいずれかに記載の方法に使用するための官能化標識化合物であって、該官能化標識化合物が、一般式IIIを有する:
A−L−F III
(式中、Aは一般式Iaの標識部分を表す:
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xは、所望により−O−、−S−、または−NR5−(式中、R5は水素、またはC1ないしC6アルキルを表す)で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレン鎖である;
Yは、所望により−O−、−S−、または−NR5−(式中、R5は水素、またはC1ないしC6アルキルを表す)で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレン鎖である;
Zは、所望により置換されていてもよい、および/または所望により−O−、−S−、シクロアルキル、−CO−、−CONR1−、−NR1CO−または−NR1−(式中、R1は水素またはC1ないしC4アルキルを表す)により断続されていてもよいC1ないしC12アルキレン鎖である。);
Lは、リンカー部分を表す;および
Fは,標識部分が基質へ結合するための該基質と反応するための官能化部分を表す。)。 - Fが、天然または合成アミノ酸、ヌクレオチド、ヌクレオシド、糖、ペプチド、プロテイン、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチド、炭水化物、ミクロ粒子およびナノ粒子から選択される天然または合成基質と反応するための官能化部分を表す、請求項13に記載の官能化標識化合物。
- 官能化基Fが、スクシンイミジル(succinimidyl)エステル基、ホスホラミダイト基、マレイミド基、ビオチンおよびアジド基から選択される、請求項13または請求項14に記載の官能化標識化合物。
- 官能化部分が、ホスホラミダイトであるか、ホスホラミダイトから由来する、請求項13〜15いずれかに記載の官能化標識化合物。
- 電気化学アッセイに使用する標識基質であって、該標識基質が一般式IIIaである該標識基質:
A−L−F’−[S] IIIa
(式中、Aは、
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;
L−F’は、リンキング部分を表す;および
[S]は、基質を表す。)。 - 基質が、生物分子、生物分子の合成類似体、ミクロ粒子およびナノ粒子から選択される、請求項17に記載の標識基質。
- 基質が、天然または合成アミノ酸、ヌクレオチド、ヌクレオシド、糖、ペプチド、プロテイン、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチド、および炭水化物から選択される生物分子または合成類似体である、請求項17または請求項18に記載の標識基質。
- 基質が、ヌクレオチド、ヌクレオシド、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチドから選択される、請求項17または請求項18に記載の標識基質。
- 基質が、合成または天然オリゴヌクレオチドであるか、または、それを含有する、請求項17ないし20いずれかに記載の標識基質。
- 基質が、アミノ酸、糖、ペプチド、およびプロテインから選択される、請求項17ないし19いずれかに記載の標識基質。
- アッセイキットが、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質を含む、アッセイターゲットの存在を決定するためのアッセイキット。
- 一般式Iで表される化合物:
(式中、Fcは、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置している;
Fc’は、スルホニルからなるグループ選択される少なくとも1つの置換基を有し、イオウ含有基、リン含有基、アイオド、クロロ、シリル、2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、ヘテロアリール、置換フェニル、およびシアノから選択される少なくとも1つの環置換基を有する置換フェロセニル部分であり、単独の置換基として存在するとき、該シアノ基は、近位シクロペンタジエニル環上に位置しており、Fcと同じであっても、異なっていてもよい;
Xはスペーサーである;
Yはスペーサーである;
Zはスペーサーである;そして、
Rはリンカー基である。)。 - (a) Xは、所望により酸素で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレンである;
Yは、所望により酸素で断続されていてもよいC1ないしC6アルキレンである;そして
Zは、所望により酸素により断続されていてもよいC1ないしC8アルキレンである;
または、
(b)Xは、−(CH2)x−(式中、xは1ないし6である。)を表す;そして
Yは、−(CH2)y−(式中、yは1ないし6である。)を表す;
いずれかである請求項24に記載の化合物。 - Zは、所望により酸素により断続されていてもよいC6ないしC8アルキレンである、請求項24または請求項25に記載の化合物。
- 請求項24ないし26いずれかに記載の化合物であって、リンカー基Rが、官能化部分または基質の適合性基と反応し、該化合物を該官能化部分または該基質に結合することができる基を含有する、該化合物。
- FcおよびFc’が同じである、請求項1ないし7いずれかに記載の使用、請求項8ないし12いずれかに記載の方法、請求項13ないし16いずれかに記載の官能化標識化合物、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質または請求項24ないし27いずれかに記載の化合物。
- FcおよびFc’が同じであり、それぞれが、
スルフェニル基、スルフィニル基およびスルホニル基から選択されるイオウ含有基、
ホスファニル基およびホスフィニル基から選択されるリン含有基、
アイオド、
クロロ、
2以上のフッ素原子を含有するフルオロアルキル基、
ヘテロアリール、および
置換フェニル
からなるグループから選択される少なくとも1つの置換基を含有する、請求項1ないし7いずれかに記載の使用、請求項8ないし12いずれかに記載の方法、請求項13ないし16いずれかに記載の官能化標識化合物、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質または請求項24ないし27いずれかに記載の化合物。 - FcおよびFc’が同じであり、各FcおよびFc’部分のそれぞれの近位シクロペンタジエニル環上に位置しているシアノ基が置換基として存在する、請求項1ないし7いずれかに記載の使用、請求項8ないし12いずれかに記載の方法、請求項13ないし16いずれかに記載の官能化標識化合物、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質または請求項24ないし27いずれかに記載の化合物。
- FcおよびFc’が同じであり、それぞれが、イオウ含有基およびリン含有基から選択される少なくとも1つの環置換基を含有する、請求項1ないし7いずれかに記載の使用、請求項8ないし12いずれかに記載の方法、請求項13ないし16いずれかに記載の官能化標識化合物、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質または請求項24ないし27いずれかに記載の化合物。
- 式R15S(O)2−(式中、R15は、分岐または直鎖アルキル、ハロアルキル、および置換または未置換アリールから選択される。)の基から選択される少なくとも1つのスルホニル置換基が、イオウ含有基として存在する、請求項31に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- R15が、アルキル、例えばC1ないしC4アルキル;またはC1ないしC4ハロアルキル、例えば、C1ないしC4フルオロアルキル、特にトリフルオロメチルを表す、請求項32に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- R15が、(R16)a−Ar−、または(R16)a−HeAr−(式中、Arはアリールを表す;HeArはヘテロアリールを表す;R16は、ハロ、アルキル、ニトロ、シアノ、ハロアルキルおよびアルコキシから選択される置換基である;そして、aは0ないしアリールまたはヘテロアリール環における最大置換可能環位に等しい数の範囲の整数である。)を表す、請求項32または請求項33に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- FcおよびFc’が同じであり、それぞれが、式(R17)2P(O)−(式中、R17は、独立して、分岐または直鎖アルキル、ハロアルキル、置換または未置換アリール、および置換または未置換ヘテロアリールから選択される。)の基から選択される少なくとも1つの置換基を含有する、請求項31に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- R17が、アルキル、例えばC1ないしC4アルキルを表す、請求項35に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- R17が、未置換アリールまたは未置換ヘテロアリールを表すか、または(R18)b−Ar−、または(R18)b−HeAr−(式中、Arはアリールである;HeArはヘテロアリールである;R18は、ハロ、アルキル、ニトロ、シアノ、ハロアルキルおよびアルコキシから選択される置換基である;そして、bは0ないしアリールまたはヘテロアリール環における最大置換可能環位に等しい数の範囲の整数である。)を表す、請求項35に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- Arは、フェニルを表し、そして、ハロ、アルキル、ハロアルキル、ニトロ、シアノ、およびアルコキシ、およびイオウ含有基から選択される1以上の置換基R18(同じであっても異なっていてもよい)を含有する、請求項37に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- R17が、分岐C1ないしC4アルキル、例えば、t-ブチルを表す、請求項36に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- 各フェロセニル上の置換基として、少なくとも1つの置換フェニル基が存在し、該フェニルが、ハロ、C1ないしC4アルキル、ニトロ、シアノ、C1ないしC4ハロアルキル、C1ないしC4アルコキシおよびイオウ含有基、例えば、スルフィニル、スルフェニルおよびスルホニルから選択される少なくとも1つの置換基を有する、請求項29に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- 各フェロセニル上の置換基として、ハロ、C1ないしC4アルキル、ニトロ、シアノ、C1ないしC4ハロアルキルおよびC1ないしC4アルコキシから選択される少なくとも1つの置換基で置換されていなくてもよく、または、置換されていてもよい、少なくとも1つのヘテロアリール基が存在する、請求項29に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- ヘテロアリール基がフラニルである、請求項41に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- 各フェロセニル上の置換基として、少なくとも1つのヨウ素または塩素原子が存在する、請求項29に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- FcおよびFc’が同じであり、それぞれが、置換基として、少なくとも1つのシリル置換基、好ましくは、アルキルシリル基、例えばトリメチルシリルから選択されるシリル基を含有する、請求項1ないし7いずれかに記載の使用、請求項8ないし12いずれかに記載の方法、請求項13ないし16いずれかに記載の官能化標識化合物、請求項17ないし22いずれかに記載の標識基質または請求項24ないし27いずれかに記載の化合物。
- 各フェロセニル部分が、さらに少なくとも1つのさらなる置換基で置換されている、請求項28ないし44いずれかに記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
- 各フェロセニル部分が、さらに、ブロモ、フルオロ、C1ないしC4アルキル、ハロアルキル、およびC1ないしC4アルケニルから選択される少なくとも1つのさらなる置換基で置換されている、請求項45に記載の使用、方法、官能化標識化合物、標識基質または化合物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1211157.1 | 2012-06-22 | ||
GBGB1211157.1A GB201211157D0 (en) | 2012-06-22 | 2012-06-22 | Novel compounds and their use in analytical methods |
PCT/GB2013/051643 WO2013190328A1 (en) | 2012-06-22 | 2013-06-21 | 1,1 '-[[(substituted alkyl)imino]bis(alkylene)]bis-ferrocenes and their use in i electrochemical assays by labelling substrates of interest |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015521616A true JP2015521616A (ja) | 2015-07-30 |
JP2015521616A5 JP2015521616A5 (ja) | 2017-09-28 |
Family
ID=46704099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015517861A Pending JP2015521616A (ja) | 2012-06-22 | 2013-06-21 | 1,1’−[[(置換アルキル)イミノ]ビス(アルキレン)]ビス−フェロセン及び目的とする基質を標識することによるi電気化学アッセイにおけるそれらの使用 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (6) | US20150293107A1 (ja) |
EP (2) | EP3974435B1 (ja) |
JP (1) | JP2015521616A (ja) |
CN (1) | CN104781269B (ja) |
AU (1) | AU2013279049B2 (ja) |
BR (1) | BR112014032198A2 (ja) |
CA (1) | CA2877220A1 (ja) |
EA (1) | EA201590067A1 (ja) |
ES (1) | ES2895525T3 (ja) |
GB (1) | GB201211157D0 (ja) |
WO (1) | WO2013190328A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201021896D0 (en) * | 2010-12-22 | 2011-02-02 | Atlas Genetics Ltd | Novel compounds and their use in analytical methods |
GB201211157D0 (en) * | 2012-06-22 | 2012-08-08 | Atlas Genetics Ltd | Novel compounds and their use in analytical methods |
GB201312995D0 (en) | 2013-07-19 | 2013-09-04 | Atlas Genetics Ltd | Methods and kits for specific nucleic acid amplification and detection |
GB2516669B (en) | 2013-07-29 | 2015-09-09 | Atlas Genetics Ltd | A method for processing a liquid sample in a fluidic cartridge |
GB2516675A (en) | 2013-07-29 | 2015-02-04 | Atlas Genetics Ltd | A valve which depressurises, and a valve system |
GB2516666B (en) | 2013-07-29 | 2015-09-09 | Atlas Genetics Ltd | Fluidic cartridge for nucleic acid amplification and detection |
GB2516667A (en) | 2013-07-29 | 2015-02-04 | Atlas Genetics Ltd | An improved cartridge, cartridge reader and method for preventing reuse |
GB2516672B (en) | 2013-07-29 | 2015-05-20 | Atlas Genetics Ltd | A system and method for expelling liquid from a fluidic cartridge |
BR112016006955A2 (pt) | 2013-10-08 | 2017-08-01 | Atlas Genetics Ltd | compostos de marcação e seu uso em ensaios |
GB201416459D0 (en) | 2014-09-17 | 2014-10-29 | Atlas Genetics Ltd | Detection method |
GB2531615B (en) | 2015-02-02 | 2017-11-22 | Atlas Genetics Ltd | Instrument for performing a diagnostic test on a fluidic cartridge |
GB2531616B (en) | 2015-02-02 | 2017-11-22 | Atlas Genetics Ltd | Instrument for performing a diagnostic test on a fluidic cartridge |
GB201501705D0 (en) | 2015-02-02 | 2015-03-18 | Atlas Genetics Ltd | Instrument for performing a diagnostic test on a fluidic cartridge |
CN107827936B (zh) * | 2017-11-23 | 2019-10-29 | 南京工业大学 | 二茂铁硒醚衍生物的制备及其应用 |
CN114349800B (zh) * | 2021-12-08 | 2023-08-15 | 深圳清华大学研究院 | 一种二茂铁衍生物及其合成方法和应用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005518810A (ja) * | 2002-03-07 | 2005-06-30 | モレキュラ センシング ピーエルシー | 核酸プローブとその合成および使用 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0820460B1 (en) * | 1995-04-11 | 1999-07-28 | Novartis AG | Dihalogenated ferrocenes and processes for the preparation thereof |
GB0316075D0 (en) * | 2003-07-09 | 2003-08-13 | Molecular Sensing Plc | Protease detection assay |
WO2006114438A2 (de) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Solvias Ag | Mehrfach substituierte ferrocene |
GB0922097D0 (en) * | 2009-12-17 | 2010-02-03 | Atlas Genetics Ltd | Microbial assay |
GB201021896D0 (en) * | 2010-12-22 | 2011-02-02 | Atlas Genetics Ltd | Novel compounds and their use in analytical methods |
GB201211157D0 (en) * | 2012-06-22 | 2012-08-08 | Atlas Genetics Ltd | Novel compounds and their use in analytical methods |
-
2012
- 2012-06-22 GB GBGB1211157.1A patent/GB201211157D0/en not_active Ceased
-
2013
- 2013-06-21 JP JP2015517861A patent/JP2015521616A/ja active Pending
- 2013-06-21 EA EA201590067A patent/EA201590067A1/ru unknown
- 2013-06-21 WO PCT/GB2013/051643 patent/WO2013190328A1/en active Application Filing
- 2013-06-21 US US14/410,296 patent/US20150293107A1/en not_active Abandoned
- 2013-06-21 CN CN201380043830.6A patent/CN104781269B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-06-21 EP EP21188839.1A patent/EP3974435B1/en active Active
- 2013-06-21 ES ES13731474T patent/ES2895525T3/es active Active
- 2013-06-21 CA CA2877220A patent/CA2877220A1/en not_active Abandoned
- 2013-06-21 AU AU2013279049A patent/AU2013279049B2/en not_active Ceased
- 2013-06-21 EP EP13731474.6A patent/EP2864342B1/en active Active
- 2013-06-21 BR BR112014032198A patent/BR112014032198A2/pt not_active Application Discontinuation
-
2018
- 2018-02-27 US US15/906,241 patent/US10502744B2/en active Active
- 2018-06-19 US US16/012,219 patent/US10613095B2/en active Active
-
2019
- 2019-10-25 US US16/664,306 patent/US10837967B2/en active Active
-
2020
- 2020-11-16 US US17/099,290 patent/US11808768B2/en active Active
-
2023
- 2023-10-12 US US18/485,575 patent/US20240060984A1/en active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005518810A (ja) * | 2002-03-07 | 2005-06-30 | モレキュラ センシング ピーエルシー | 核酸プローブとその合成および使用 |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
APPLIED ORGANOMETALLIC CHEMISTRY, vol. Vol. 24, JPN6017015493, 2010, pages pp. 326-331 * |
JOURNAL OF MOLECULAR CATALYSIS A: CHEMICAL, vol. Vol. 285, JPN6017015495, 2008, pages pp. 41-47 * |
JOURNAL OF ORGANOMETALLIC CHEMISTRY, vol. Vol. 696, JPN6017015496, 2011, pages pp. 739-747 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EA201590067A1 (ru) | 2015-06-30 |
CN104781269A (zh) | 2015-07-15 |
AU2013279049A1 (en) | 2015-01-22 |
CA2877220A1 (en) | 2013-12-27 |
US11808768B2 (en) | 2023-11-07 |
WO2013190328A1 (en) | 2013-12-27 |
US10837967B2 (en) | 2020-11-17 |
US20180299454A1 (en) | 2018-10-18 |
US20150293107A1 (en) | 2015-10-15 |
US20180252723A1 (en) | 2018-09-06 |
US20240060984A1 (en) | 2024-02-22 |
CN104781269B (zh) | 2017-12-22 |
EP2864342B1 (en) | 2021-08-04 |
US20200057071A1 (en) | 2020-02-20 |
AU2013279049B2 (en) | 2017-11-23 |
BR112014032198A2 (pt) | 2017-06-27 |
ES2895525T3 (es) | 2022-02-21 |
US10502744B2 (en) | 2019-12-10 |
US10613095B2 (en) | 2020-04-07 |
EP2864342A1 (en) | 2015-04-29 |
GB201211157D0 (en) | 2012-08-08 |
EP3974435B1 (en) | 2023-12-27 |
US20210116457A1 (en) | 2021-04-22 |
EP3974435A1 (en) | 2022-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11808768B2 (en) | 1,1 ′-[[(substituted alkyl)imino]bis (alkylene)]bis- ferrocenes and their use in I electrochemical assays by labelling substrates of interest | |
US10830728B2 (en) | Ferrocene labels for electrochemical assay and their use in analytical methods | |
JP4934159B2 (ja) | 電気化学的に活性な化合物 | |
WO1996041197A9 (en) | Adduct protection assay | |
EP3055317B1 (en) | Labelling compounds and their use in assays | |
JP2000050876A (ja) | 遺伝子の特殊一本鎖核酸部位の検出用プローブ、遺伝子の特殊一本鎖核酸部位の検出方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160217 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170815 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20170815 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180130 |