JP2015519661A - 3次元場面グラフをスクリーンに表示する方法及び3次元コンピュータシステムのためのオペレーティングシステム - Google Patents

3次元場面グラフをスクリーンに表示する方法及び3次元コンピュータシステムのためのオペレーティングシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、3次元場面グラフをスクリーンに表示する方法であって、3次元リソースをアプリケーション場面ノードの組に付加し、コンピュータシステムのオペレーティングシステム上で第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスにアプリケーション場面ノードの第1のサブセットを接続し且つオペレーティングシステム上で第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスにアプリケーション場面ノードの第2のサブセットを接続することによって第1のプロセスを第2のプロセスから離し、第1のプロセス及び第2のプロセスをコンピュータシステムの3次元表示サーバにロードし、第1のプロセス及び第2のプロセスに基づき3次元場面グラフを構成し、3次元場面グラフをスクリーンに表示する方法に関する。

Description

本発明は、3次元場面グラフをスクリーンに表示する方法と、3次元コンピュータシステムのためのオペレーティングシステムとに関し、特に、アプリケーション視覚化のためのウィンドウ管理及びプロセス分離インターフェースの分野において、かかるオペレーティングシステムにおけるグラフィックスタックに関する。
デスクトップメタファは、そもそもは、1970年にゼロックス社のパロアルト研究所にいたアラン・ケイによって紹介された。スタッキング・デスクトップメタファは、最初に、ウィンドウが積み重なることを可能にするようゼロックス・スターによって最初に使用された。ゼロックス・スターは、ダイアログボックスの重なりを可能にした。デスクトップ環境を形成する2つの構成要素は通常、ウィンドウマネージャ及びウィジェットツールキットであり、統合された見た目をアプリケーションに対して、更にはデスクトップ環境へ提供する。ウィンドウ管理は、エンドユーザに同時に複数のプロセス視覚化を示すことを可能にする。現在のウィンドウマネージャにおいて、ウィンドウマネージャとアプリケーションプロセスとの間のインターフェースは通常、矩形ビットマップである。データ伝送は、アプリケーションプロセスとウィンドウマネージャとの間で、様々な方法で行われる。例えば、描画されるフレームごとにビットマップ全体を転送すること、アプリケーションビットマップから変更された領域を転送すること、又は単一の描画コマンドを転送することによる。プロセス分離は、オペレーティングシステムのレベル安定性及びロバスト性を高める。プロセスは、明確なインターフェースによって互いから完全に分離される。デフォルトとして、プロセスは、他のプロセスによって保有されているリソースにアクセスすることができない。
幾つかのウィンドウマネージャは、プロセス分離2次元アプリケーションサーフェスを3次元場面に埋め込む。2次元アプリケーションサーフェスは、そのようなデスクトップ環境において様々な場所、すなわち、3次元キューブの面、仮想世界における壁、等に置かれる。過去数年間になされたこの分野における研究の概要は、“Peuhkurinen A.,Mikkonen T.,Terho M.:Using RDF Data as Basis for 3D Window Manager in Mobile Devices,MobiWIS-2011,Niagara Falls,Canada,September 2011”(非特許文献)で見られる。
2次元サーフェスを用いずに同じ場面グラフに対して直接に3次元オブジェクトを用いることによってアプリケーションプロセスが自身を視覚化することができる3次元デスクトップ環境を作るために、先行技術のウィンドウマネージャ及びウィジェットツールキットは設計され直す必要がある。従って、表示サーバ(すなわち、ウィンドウマネージャ)とアプリケーションプロセスとの間に新たな視覚化インターフェースを定義することが望ましい。
加えて、表示サーバは、3次元オブジェクトを用いることによって直接にアプリケーションを表示するために、分離されたプロセスとグラフィクスに関連するデータとをレンダリングすることができなければならない。従って、データにおける変更を処理し通信し且つ表示サーバとアプリケーションプロセスとの間でデータをロードしアンロードするための最適な解決法を見つけることが望ましい。
Peuhkurinen A.,Mikkonen T.,Terho M.:Using RDF Data as Basis for 3D Window Manager in Mobile Devices,MobiWIS-2011,Niagara Falls,Canada,September 2011
本発明の目的は、3次元映像システムにおいて表示サーバとアプリケーションとの間の改善された視覚化インターフェースを提供することである。
上記の目的は、独立請求項の特徴によって達成される。更なる実施形態は、従属請求項、明細書及び図面から明らかである。
本発明は、3次元映像システムにおける表示サーバとアプリケーションとの間の改善された視覚化インターフェースが、3次元場面グラフを備える表示サーバがアプリケーションごとのプロセス分離を実行することを可能にするグラフィックスタックへ新たなコンポーネントを適用することによって、作られ得るという発見に基づく。更に、その新たなコンポーネントは、表示サーバにおけるアプリケーションインターフェースに基づき、一般に使用される2次元サーフェスに代えて3次元アプリケーションインターフェースを実施する。よって、プロセス分離アプリケーション視覚化が、一般に使用される2次元サーフェスに代えて3次元によって実現され得る。
詳細に本発明を記載するために、次の用語、略語及び表示法が使用される。
3D:3次元。
2D:2次元。
3Dコンピュータグラフィクス:計算を実行し且つ画像をレンダリングするためにコンピュータに記憶されている幾何学データの3次元表現を用いるグラフィクス。画像は、後に見るために又は実時間で表示されるために記憶され得る。
3Dレンダリング:3Dワイヤフレームモデル(すなわち、3次元の視覚提示又は物理オブジェクト)を、コンピュータ上の3Dフォトリアリスティック効果又は非フォトリアリスティックレンダリングにより2D画像に自動変換する3Dコンピュータグラフィクスプロセス。
3Dコンピュータグラフィクスソフトウェア:3Dコンピュータ処理(CG)イメージを作成するために使用されるプログラム。3Dモデリングは、ユーザがモデルをそれらの3Dメッシュを介して作成し変更することを可能にする。ユーザは、自身の要望に応じてメッシュを加え、減じ、伸ばし、且つ、別なふうに変更することができる。モデルは、通常は同時に、様々な角度から見ることができる。モデルは回転可能であり、ビューはズームイン及びズームアウト可能である。
UI:ユーザインターフェース。ユーザインターフェースは、人間と機械との間の相互作用が起こる空間である。この相互作用の目標は、ユーザエンドでの機械の有効な操作及び制御と、操作者が操作的意志決定を行うのを助ける機械からのフィードバックとである。
EGL:APIをレンダリングするクロノス(例えば、OpenGL ES又はOpenVG)と、基礎を成す生来のプラットフォームウィンドウイングシステムとの間のインターフェース。EGLは、グラフィクスコンテキスト管理、サーフェス/バッファ結合、レンダリング同期化を扱い、他のクロノスAPIを用いて高速な、加速された、混合モードの2D及び3Dレンダリングを可能にする。クロノスは、多種多様なプラットフォーム及びデバイスにおける並列計算、グラフィクス、動的メディア、コンピュータビジョン、及びセンサ処理のオーサリング及び加速のためのオープンスタンダードを作る業界コンソーシアムである。
GLES:埋込システムのための(開放)GL(OpenGL ES)は、携帯電話機、PDA、及びビデオゲーム機のような埋込システムのために設計されたOpenGL3Dグラフィクスアプリケーションプログラミングインターフェース(API)のサブセットである。
API:アプリケーションプログラミングインターフェース。アプリケーションプログラミングインターフェースは、互いに通信するためにソフトウェアコンポーネントによってインターフェースとして使用されるよう意図されたプロトコルである。APIは、ルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、及び変数の仕様を含むライブラリである。
カーネル(Kernel):コンピューティングにおいて、カーネルは、大部分のコンピュータオペレーティングシステムの主要構成要素であり、それは、ハードウェアレベルで行われる実際のデータ処理とアプリケーションとの間の橋渡しである。カーネルの責務には,システムのリソース(ハードウェア及びソフトウェアコンポーネントの間の通信)を管理することがある。通常、オペレーティングシステムの基本構成要素として、カーネルは、アプリケーションソフトウェアがその機能を実行することを制御しなければならないリソース(特に、プロセッサ及びI/Oデバイス)のために低レベル抽象化レイヤを提供することができる。それは通常、それらの機関を、プロセス間の通信メカニズム及びシステム呼び出しを通じてアプリケーションプロセスに利用可能にする。
アプリケーション:ソフトウェアアプリケーション又はアプリケーションソフトウェアは、ユーザが特定のタスクを実行するのを助けるよう設計されたコンピュータソフトウェアであり、携帯電話機、PDA、及びビデオゲーム機のような埋込システムのために設計されてよい。
ミドルウェア:ソフトウェアにサービスを提供するコンピュータソフトウェアであり、携帯電話機、PDA、及びビデオゲーム機で実行され得る。
オペレーティングシステムカーネル:コンピュータハードウェアを操作及び制御し、アプリケーションソフトウェアを実行するプラットフォームを提供するよう設計されたコンピュータソフトウェアであり、携帯電話機、PDA、及びビデオゲーム機のような埋込システムで実施されるよう設計されてよい。
プロセス:実行されているコンピュータプログラムのインスタンスであり、携帯電話機、PDA、及びビデオゲーム機のような埋込システムで実行されてよい。
ウィンドウマネージャ:グラフィカルユーザインターフェースにおいてウィンドウイングシステム内のウィンドウの配置及び外観を制御するシステムソフトウェア。大部分のウィンドウマネージャは、デスクトップ環境を提供するのを助けるよう設計される。それらは、必要とされる機能、すなわち、グラフィクスハードウェア、ポインティングデバイス、及びキーボードのためのサポートを提供する基礎的グラフィカルシステムと連動して動作し、しばしば、ウィジェットツールキットを用いて書かれて作成される。ウィンドウマネージャは、異なるプロセスによる視覚化を結合し且つ入力フローを制御するために使用される。よって、ウィンドウマネージャは、ユーザが全ての視覚化及びプロセスを単一のシステムとして経験することを可能にする。
表示サーバ:ウィンドウマネージャとも呼ばれる。アプリケーションがそれら自身のバッファにグラフィクスをレンダリングする場合に、ウィンドウマネージャは、アプリケーションウィンドウのオンスクリーン表示を形成するようそれらのバッファを含む表示サーバとなる。表示サーバは、アプリケーション及びビデオハードウェアと通信することと、それらに他のライブラリを用いる入力ハードウェアと通信させることとに関与する。
3Dウィジェットツールキット:ユーザインターフェースを生成するために使用される。ユーザインターフェースツールキットは、ソフトウェアオブジェクトのライブラリを生成し、それらを標準的なプログラミング言語内でインスタンス化及び特殊化を通じてカスタマイズすることによって、設計される。3Dウィジェットは、アフィン拘束される幾何学成分を有するウィジェット及びアプリケーションオブジェクトの構成をモデル化するよう操作される。原始3Dウィジェットは、リンキングと呼ばれるプロセスを用いて他の原始3Dウィジェットと結合可能であり、それにより、1又はそれ以上の拘束関係をそれらの間に確立する。
第1の態様に従って、本発明は、3D場面グラフをスクリーンに表示する方法であって、3Dリソースをアプリケーション場面ノードの組に付加するステップと、コンピュータシステムのオペレーティングシステム上で第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを接続し且つ前記オペレーティングシステム上で第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを接続することによって、前記第1のプロセスを前記第2のプロセスから離すステップと、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを前記コンピュータシステムの3D表示サーバにロードするステップと、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスに基づき前記3D場面グラフを構成するステップと、前記3D場面グラフを前記スクリーンに表示するステップとを有する方法に関する。
当該方法は、プロセス分離を有しながら、すなわち、第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスを第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスから離しながら、同じ場面における3Dオブジェクトに基づくアプリケーション視覚化の実行を可能にする。このように、安全性及び安定性がシステム全体において改善され得る。3Dプロセス分離は、安全に且つ安定して、拡張現実アプリケーションのような構成されるべき3Dアプリケーションへの何らかの自然に見える第三者アプリケーションの埋込を可能にする。
本発明の第1の態様に従う方法の第1の可能な実施形態において、前記3Dリソースは、エレメンタリ3Dオブジェクト、特に、テクスチャ、シェード及びメッシュを表す。
複雑な場面グラフは、このようにしてエレメンタリオブジェクトにおいて除かれ、場面グラフを実施するための柔軟性を可能にする。
そのようなものとして第1の態様に従う、すなわち、第1の態様の第1の実施形態に従う方法の第2の可能な実施形態において、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスをロードするステップは、プロセス分離インターフェースを用いることによって前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを別個にロードすることを含む。
前記プロセス分離インターフェースは、異なるプロセスの分離を可能にし、よって、プロセス分離を用いない従来の方法に対して当該方法の安定性及びロバスト性を高める。
第1の態様の第2の実施形態に基づく方法の第3の可能な実施形態において、当該方法は、同じアプリケーション場面ノードへの前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスのアクセス衝突を回避するために、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを別個に処理するステップを有する。
同じアプリケーション場面ノードへの前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスのアクセス衝突を回避することによって、システム全体の安定性が改善される。
第1の態様の第2又は第3の実施形態に基づく方法の第4の実施形態において、当該方法は、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスによるアプリケーション場面ノードの共有を制御するステップを有する。
前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスによるアプリケーション場面ノードの共有を管理することによって、プロセスは、他のプロセスによって保有されているリソースにアクセスすることができない。プロセスは、システム全体の安定性を脅かさない。
3DUI要素は、プロセス分離の緩みなしに、別個に場面におけるアプリケーションUI要素の夫々1つを扱う可能性を有効にする。UI要素としての3Dオブジェクトは、それらの要素について自然の見た目のフィジックスの使用を可能にする。
第1の態様の第2乃至第4の実施形態のいずれかに従う方法の第5の可能な実施形態において、当該方法は、前記3D表示サーバに対して、3Dアプリケーションコンテキストにおいて実行される前記第1のプロセスをロードし、2Dアプリケーションコンテキストにおいて実行される前記第2のプロセスをロードするステップを有する。
異なるアプリケーションコンテキストにおいて実行されるプロセスを前記3D表示サーバにロードすることによって、異なるプロセスが、共通の3D表示サーバによって表示され得る。
第1の態様の第2乃至第5の実施形態のいずれかに従う方法の第6の可能な実施形態において、当該方法は、前記3次元表示サーバを同時に複数のアプリケーション接続へ接続するステップを有する。
そのようなものとして第1の態様に従う、すなわち、第1の態様の第1乃至第6の実施形態のいずれかに従う方法の第7の可能な実施形態において、当該方法は、接続が変更されていないプロセスを前記3D表示サーバにロードすることなしに、接続が変更されたプロセスを前記3D表示サーバにロードするステップを有する。
変更されたプロセスのみを前記3D表示サーバにロードすることによって、変更されないプロセスは処理される必要がないので、表示速度は速くなり、方法の計算複雑性は低減される。
そのようなものとして第1の態様に従う、すなわち、第1の態様の第1乃至第7の実施形態のいずれかに従う方法の第8の可能な実施形態において、前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを前記第1のプロセスへ接続し且つ前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを前記第2のプロセスへ接続することは、更なるアプリケーション場面ノードを子ノードとして、親ノードを表す、前記アプリケーション場面ノードの前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットの要素へ接続することを含む。
子ノードを親ノードに接続することによって、当該方法は、既存のノードへの接続に影響を及ぼすことなく、柔軟に新しいノードをグラフに接続することを可能にし、それにより、安定性及び柔軟性を改善する。
第1の態様の第8の実施形態に従う方法の第9の可能な実施形態において、前記更なるアプリケーションノードは、その親ノードに対する位置及び回転の差分情報を有する。
前記更なるアプリケーションノードは、既存のノードに対するそれらの関係によって定義され得る。差分情報しか処理される必要がなく、完全なグラフの情報は処理されなくてよい。
第1の態様の第9の実施形態に従う方法の第10の可能な実施形態において、前記位置及び回転の差分情報は、マトリクス、特に4×4のマトリクスを有する。
マトリクスを用いることによって、要素マトリクス演算が新しいノードを処理するために適用され得る。
そのようなものとして第1の態様に従う、すなわち、第1の態様の第1乃至第10の実施形態のいずれかに従う方法の第11の可能な実施形態において、前記3D場面グラフを構成するステップは、前記3Dリソースの互いに対する反転、屈折、シャドーイング、シェーディング、及び/又は重なり合いを計算することを含む。
3Dアプリケーションは、それらが同じ3D場面においてレンダリングされるので、容易に互いからの反転及び屈折を有することができる。3Dアプリケーションは、アプリケーションが同じ3D場面においてレンダリングされ且つ同じ光源を供給することができるので、現実的な見た目のシャドー及びシェーディングを有することができる。3D場面グラフのビューイングの印象は、このようにして改善される。
そのようなものとして第1の態様に従う、すなわち、第1の態様の第1乃至第11の実施形態のいずれかに従う方法の第12の可能な実施形態において、前記3D表示サーバは、アプリケーションプロセス内に配置される。
第1の態様の第2乃至第11の実施形態のいずれかに従う当該方法の第13の可能な実施形態において、前記3次元表示サーバは、第3のアプリケーションプロセス内に配置され、更なるアプリケーションプロセスが、前記プロセス分離インターフェースを介して前記3次元表示サーバへ接続される。
第1の態様の第13の実施形態に従う方法の第14の可能な実施形態において、当該方法は、前記3D場面グラフの全体におけるルートからリーフまでのノードチェーンが複数のプロセス分離インターフェースを有する木構造を形成するステップを有する。
第2の態様に従って、本発明は、3Dコンピュータシステムのためのオペレーティングシステムであって、3Dリソースをアプリケーション場面ノードの組に付加するよう構成されるアプリケーションソフトウェアであって、当該アプリケーションソフトウェアの第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを接続し且つ当該アプリケーションソフトウェアの第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを接続することによって、前記第1のプロセスを前記第2のプロセスから離すよう構成されるアプリケーションソフトウェアと、前記アプリケーション場面ノードの前記3Dリソースに基づき3D場面グラフを構成し、該3D場面グラフをスクリーンに表示するよう構成される3D表示サーバと、前記アプリケーションソフトウェアと前記3D表示サーバとの間にあり、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを前記3D表示サーバに別個にロードするよう構成されるプロセス分離インターフェースとを有するオペレーティングシステムに関する。
3Dリソースをアプリケーション場面ノードに付加することによって、3Dアプリケーションは、依然として全体的に自然に見え且つプロセス分離を有しながら、すなわち、第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスを第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスから分離して安定性及び安全性を構築しながら、互いの周囲で結合されるように、2Dサーフェスと比較して新しい方法において互いに重なりあうことができる。
第2の態様に従うオペレーティングシステムの第1の可能な実施形態において、前記プロセス分離インターフェースは、異なるアプリケーション、特に、3Dアプリケーション及び2Dアプリケーションを、前記3D表示サーバに接続するよう構成される。
3Dプロセス分離は、安全に且つ安定して、拡張現実アプリケーションのように、3Dアプリケーションへの自然に見える第三者アプリケーションの埋込を可能にする。2Dアプリケーションに対する第三者アプリケーションも埋め込まれてよい。オペレーティングシステムは、既存の2Dアプリケーション及び新しい3Dアプリケーションに相互運用可能である。
そのようなものとして第2の態様に従う、すなわち、第2の態様の第1の実施形態に従うオペレーティングシステムの第2の可能な実施形態において、当該オペレーティングシステムは、3Dアプリケーション基準のためのユーザインターフェースコンポーネントを提供し且つ前記3Dリソースを前記アプリケーションソフトウェアへ提供する3Dウィジェットツールキットソフトウェアと、前記3D表示サーバと当該オペレーティングシステムのカーネルとの間にあり、当該オペレーティングシステムが実行されているコンピュータハードウェアを制御するよう構成されるプラットフォームグラフィクスインターフェースとを有する。
3Dアプリケーションは、3Dアセットを有するボタン、テキストボックス、メニュー、レイアウト等のような共通のユーザインターフェース要素を有する既製のウィジェットツールキットにより、又はカスタムのUI要素を作り、それらのためのテクスチャ及びメッシュのようなグラフィカルアセットを提供することによって、作られ得る。
そのようなものとして第2の態様に従う、すなわち、第2の態様の第1又は第2の実施形態に従うオペレーティングシステムの第3の可能な実施形態において、前記3D表示サーバは、アプリケーションプロセス内に配置される。
アプリケーションプロセスは、アプリケーションソフトウェアのアプリケーションコンテキストにおいて実行されるプロセスを表す。
そのようなものとして第2の態様に従う、すなわち、第2の態様の第1乃至第3の実施形態のいずれかに従うオペレーティングシステムの第4の可能な実施形態において、前記3D表示サーバは、第3のアプリケーションプロセス内に配置され、更なるアプリケーションプロセスが、前記プロセス分離インターフェースを介して前記3D表示サーバへ接続される。
第2の態様の第4の実施形態に従うオペレーティングシステムの第5の可能な実施形態において、前記3D表示サーバは、前記3D場面グラフの全体におけるルートからリーフまでのノードチェーンが複数のプロセス分離インターフェースを有する木構造を形成するよう構成される。
第3の態様に従って、本発明は、単一の3D場面グラフにおいてプロセス分離を得る方法及び構造に関する。
第4の態様に従って、本発明は、表示サーバのための3Dアプリケーションインターフェースを提供する方法及び構造に関する。該表示サーバは、ウィンドウマネージャとしても知られる。
第5の態様に従って、本発明は、同じ3D場面においてプロセス分離3Dアプリケーション視覚化を生成する方法及び構造に関する。
第6の態様に従って、本発明は、表示サーバとアプリケーションプロセスとの間で場面グラフ変化及び3Dリソースの転送及び通信を可能にする方法及び構造に関する。
ここで記載される方法、システム及び装置は、デジタル信号プロセッサ(DSP)において、マイクロコントローラにおいて、又はあらゆる他のサイドプロセッサにおいてソフトウェアとして、あるいは、特定用途向け集積回路(ASIC)内のハードウェア回路として、実施されてよい。
本発明は、デジタル電子回路において、又はコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、若しくはそれらの組み合わせにおいて、例えば、従来のモバイル装置の利用可能なハードウェアにおいて又はここで記載される方法を処理する専用の新しいハードウェアにおいて、実施され得る。
本発明の更なる実施形態は、以下の図面に関連して記載される。
実施形態に従って場面において3D場面グラフを表示する方法100を表す概略図を示す。 実施形態に従って3D表示サーバのコンテンツを表すデバイススクリーン200の概略図を示す。 実施形態に従うプロセス分離300の構造を表す概略図を示す。 実施形態に従う例となる場面グラフ400を表す概略図を示す。 実施形態に従って図4に表された場面グラフ400のレンダリング結果500を表す概略図を示す。 実施形態に従って3Dコンピュータシステムのためのオペレーティングシステム600のレベルアーキテクチャを表す概略図を示す。
図1は、実施形態に従って場面において3D場面グラフを表示する方法100を表す概略図である。
方法100は、3次元リソースをアプリケーション場面ノードの組に付加するステップ101を有する。
方法100は、コンピュータシステムのオペレーティングシステム上で第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを接続し且つ前記オペレーティングシステム上で第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを接続することによって、前記第1のプロセスを前記第2のプロセスから離すステップ103を有する。方法100は、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを前記コンピュータシステムの3D表示サーバにロードするステップ105を有する。3D表示サーバは、アプリケーション場面ノードの3Dリソースに基づき3D場面グラフを構成し、該3D場面グラフをスクリーンに表示するよう構成される。
方法100の実施形態において、3Dリソースは、エレメンタリ3Dオブジェクト、特に、テクスチャ、シェード、及びメッシュを表す。このように、複雑な場面グラフは、該場面グラフを実施する柔軟性を可能にするように、エレメンタリオブジェクトにおいて解消され得る。
方法100の実施形態において、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスをロードするステップは、プロセス分離インターフェースを用いることによって前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを別個にロードすることを含む。方法100の実施形態において、プロセス分離インターフェースは、同じアプリケーション場面ノードへの前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスのアクセス衝突を回避するよう構成される。方法100の実施形態において、プロセス分離インターフェースは、制御される態様において前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスによるアプリケーション場面ノードの共有を管理するよう構成される。
プロセス分離インターフェースは、異なるプロセスの分離を可能にし、従って、プロセス分離を用いない従来の方法に対して当該方法の安定性及びロバスト性を高める。同じアプリケーション場面ノードへの前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスのアクセス衝突を回避することによって、システム全体の安定性が改善される。制御される態様において前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスによるアプリケーション場面ノードの共有を管理することによって、プロセスは、他のプロセスによって保有されるリソースにアクセスすることができない。プロセスは、システム全体の安定性を脅かさない。3DUI要素は、プロセス分離の緩みなしに、別個に場面におけるアプリケーションUI要素の夫々1つを扱う可能性を有効にする。UI要素としての3Dオブジェクトは、それらの要素について自然の見た目のフィジックスの使用を可能にする。
方法100の実施形態において、プロセス分離インターフェースは、異なるアプリケーションコンテキストにおいて実行されるプロセスを3D表示サーバにロードするよう構成される。方法100の実施形態において、プロセス分離インターフェースは、同時に複数のアプリケーション接続へ3D表示サーバを接続するよう構成される。実施形態において、方法100は、接続が変更されていないプロセスを前記3D表示サーバにロードすることなしに、接続が変更されたプロセスを前記3D表示サーバにロードするステップを有する。方法100の実施形態において、前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを前記第1のプロセスへ接続し且つ前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを前記第2のプロセスへ接続することは、更なるアプリケーション場面ノードを子ノードとして、親ノードを表す、前記アプリケーション場面ノードの前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットの要素へ接続することを含む。方法100の実施形態において、前記更なるアプリケーションノードは、その親ノードに対する位置及び回転の差分情報を有する。方法100の実施形態において、前記位置及び回転の差分情報は、マトリクスを有する。方法100の実施形態において、前記位置及び回転の差分情報は、4×4のマトリクスを有する。方法100の実施形態において、前記3D場面グラフを構成するステップは、前記3次元リソースの互いに対する反転、屈折、シャドーイング、シェーディング、及び/又は重なり合いを計算することを含む。
図2は、実施形態に従って3D表示サーバのコンテキストを表すデバイススクリーン200の概略図を示す。デバイススクリーン6は、3D表示サーバのコンテキストを表示する。2つの簡単な3Dアプリケーション、すなわち、第1のアプリケーション1及び第2のアプリケーション2は、どちらもユーザインターフェース(UI)要素として3Dメッシュのような1つの立方体を有して見られる。図1に関して上述された方法100を適用することによって、別個のプロセスの視覚化は新しい方法において重なり合うことができる。例えば、視覚化は、互いの周囲に結合され得る。
方法100は、3Dリソース、すなわち、第1の3D立方体1及び第2の3D立方体2を加えるステップを有する。方法100は、第1の3D立方体1を処理する第1のプロセスを、第2の3D立方体2を処理する第2のプロセスから離すステップを更に有する。方法100は、第1の3D立方体1を処理する第1のプロセスと、第2の3D立方体2を処理する第2のプロセスとを表示サーバにロードするステップを更に有する。表示サーバは、図2において見られるように表示スクリーン上で第2の3Dアプリケーション2の反転5を含め、立方体1及び2の両方を表示する。
表示サーバの場面グラフの構成は、次のように記載され得る:最初に、表示サーバは、アプリケーションプロセスのためのサービスを提供するよう起動されるべきである。表示サーバは、その支配下のオペレーティングシステムが物理的なスクリーンにおいて可能なアプリケーションプロセス視覚化を生成するよう実行されている場合に、通常は実行されている。表示サーバが実行されている間、アプリケーションプロセスは自身をそれに登録することができる。表示サーバは、新しいアプリケーションプロセスの登録を受け入れ、それらにプロセス間接続を提供する。加えて、表示サーバは、プロセス視覚化の構成を容易にするために、それを使用するアプリケーションプロセスのライフタイム全体にわたって利用可能でなければならない。この接続は、アプリケーションプロセスがそれらの場面グラフ及びその変化を表示サーバへ送信することを可能にする。変化は、例えば、グラフィカルノード及びリソース識別子について、位置、回転、スケーリングの情報を含むことができる。アプリケーションはまた、自身に内在する場面グラフからデータを変更、付加、又は除去することによって、それらの内部の見た目を変えることができる。アプリケーションがそれ自体の場面グラフについて行っている変更は、表示サーバへ送信される。表示サーバは、次いで、場面グラフ全体を合成することができる。リソースのロードは、メモリ、CPU及びGPUのようなハードウェアリソースの利用を制御するよう表示サーバによって制御される。表示サーバはまた、システムレベル変化、ユーザインターフェース入力及び有界なボリューム変化をアプリケーションプロセスへ提供する。
別個のプロセス視覚化の間の重複領域4が、図2において見られる。シャドー、シェーディング、屈折及び反転のような効果は、UI要素の3Dサーフェスの性質のために、より自然な見た目を生じる。図2は、アプリケーションの両方が同じ光源に基づくシェーディングを有することを示す。また、スクリーン6の下領域3は、視覚化される3Dアプリケーションの第2のアプリケーション2の像を映している。第2の3Dアプリケーション2の反転5が見られる。図2に示されるもののような、物理ディスプレイで示される最終の画像は、表示サーバプロセス内で作られる。表示サーバプロセスは、アプリケーションプロセス場面グラフからそもそも組み合わされる全体的な場面グラフをレンダリングする。
プロセス分離インターフェースは、オペレーティングシステムのカーネルレベルで、又はオペレーティングシステムのカーネルレベルの上で、実施され得る。オペレーティングシステムのカーネルレベルでの実施は、より制御されるハードウェア管理のために、性能向上をシステムに与えることができる。オペレーティングシステムのカーネルの上での実施は、携帯性を考える場合に、更なる柔軟性を与える。表示サーバのデータ構造は、ミューテックスによって保護され、それにより、並列な変化は、表示サーバの場面グラフデータを改悪することができない。アプリケーションプロセスに関し、表示サーバのサービスは、アプリケーションプロセスが場面グラフ全体を有効なままとするためにロッキング等に注意する必要がない非同期APIを提供する。
図3は、実施形態に従うプロセス分離300の構造を表す概略図を示す。プロセス分離は、図1に関して上述されたように、第1のプロセスを第2のプロセスから離すこと(103)ができる。
図3は、プロセス分離からの構造を示す。表示サーバ21はアプリケーションインターフェースを有する。そのアプリケーションインターフェースを用いることによって、アプリケーション23は、プロセス分離22を介して表示サーバ21へ接続することができる。3Dリソース及びアプリケーション23の場面及びデータ変更、すなわち、ハンドル又はデータ自体は、プロセス分離22を介して転送される。表示サーバ21は、同時に複数のアプリケーション23の接続を有してよい。
図4は、実施形態に従う例となる場面グラフ400を表す概略図である。場面グラフ400は、表示サーバ11へ接続されるプロセス分離12,13を適用する。場面グラフノード接続が破線により示されている。2つのプロセスは、図2に関連して記載されるプロセス分離22に対応するプロセス分離インターフェース19によって、表示サーバ11へ付加される。表示サーバ11は、図3に関連して上述された表示サーバ21に対応してよい。
自動車を表す3Dオブジェクト14が第1のプロセスP1へ接続される。木を表す3Dオブジェクト18が第2のプロセスP2へ接続される。下部構造15及び屋根16から成る家を表す他の3Dオブジェクト15,16は第2のプロセスP2へ接続される。屋根16は、プロセスP2へ接続される親ノードである下部構造15へ子ノードとして適用される。
実施形態において、表示サーバは、アプリケーションプロセス内で埋め込まれるか、又は機能し、他のアプリケーションは、プロセス分離を介して表示サーバへ結合される。よって、木構造が形成され得、該木構造において、場面グラフ全体におけるルートからリーフまでのノードチェーンは、1よりも多いプロセス分離を有することができる。
図5は、実施形態に従って図4に表された場面グラフ400のレンダリング結果500を表す概略図を示す。場面グラフ400は、図4に表されるノード、すなわち、下部構造15及び屋根16を備える家、自動車14及び木18を有する。
図4に表されるプロセス分離場面グラフは、レンダリング結果500に結合される。図5で、第1のプロセスP1 13は、グラフィカルに自動車14を表すノードである1つの接続されたノードのみを含む。第2のプロセスP2 12は、グラフィカルに木18を表すノードと、グラフィカルに家の下部構造15を表すノードとである2つのサーブノードを含む。プロセスP2 12は、グラフィカルに家の屋根16を表すノードであるサブサブノードを更に含む。すなわち、第1のプロセス13は、グラフィカルに自動車14を表し、第2のプロセス12は、グラフィカルに木18及び家15,16を表す。家は、2つのノード15,16の内部構造を有する。
図5に表される場面ノードは、テクスチャ、シェーダー及びメッシュのような3Dリソースを有することができる。これらの3Dリソースは、3Dウィジェットツールキットに由来することができ、あるいは、それらは、特別に作られ得る。場面ノードの夫々1つは、例えば、4×4マトリクスの形で、そのノードの親ノードに関する位置及び回転の差分情報を有する。アプリケーションが衝突すること、すなわち、互いの中に入ること、を制限するよう、アプリケーションは、長方形ボックス及び球形と同じくらい単純である有界なボリューム、又はカスタムの3Dメッシュのような何らかのより複雑なボリュームを有する。
3Dリソースがアプリケーション場面ノードに付加される場合に、それらは、表示サーバプロセスによって中央集権的にロードされる。これは、同じ3Dリソースが別個のプロセスの間で再利用され得るので、プロセス分離を介した通信を減らす。アプリケーションサブグラフ内の変化しか表示サーバ11へ送信される必要がない。この最小限のデータ転送は、同じ視覚的な3D場面においてプロセス分離を有して多くの不雑な3Dアプリケーションを実行する可能性を有効にする。
図6は、実施形態に従う3Dコンピュータシステムのためのオペレーティングシステム600のレベルアーキテクチャを表す概略図を示す。
アプリケーション601、ミドルウェア603、及びオペレーティングシステムのカーネルレベル605は、それら自体の行の夫々に分けられている。ここで記載される3Dシステムのために新たに構築される構成要素は、点線により縁取られている。それらの新たに設計される構成要素は、3Dエンジンライブラリ619、3D表示サーバ617、3Dウィジェットツールキット615、及び3Dアプリケーション607である。3Dエンジンライブラリ619は、3Dエンジンと、基本コア機能とを含む。3D表示サーバ617は、既存の“ウィンドウマネージャ”に取って代わる3Dアプリケーションインターフェース611を有効にする。実施形態において、プラットフォームグラフィクスインターフェース621,623は、GLES/EGLを使用する。実施形態において、プラットフォームグラフィクスインターフェース621,623は、DirectX APIを使用する。3D表示サーバ617は、アプリケーションから物理スクリーンへの最終結果を生成するレンダラを更に有する。3Dウィジェットツールキット615は、3Dアプリケーション生成のために既製のUIコンポーネントを提供する。3Dアプリケーション607は、新しい3Dウィジェットツールキットに基づくアプリケーションである。2Dサーフェスアプリケーション609は、依然としてオペレーティングシステム600によってサポートされる。フルスクリーンモードにおいて、特に、プラットフォームグラフィクスインターフェース621,623は、より高い性能を得るために、より連続的に使用され得る。
以前に設計されたオペレーティングシステムは、オペレーティングシステム600のグラフィクススタックの基礎として機能することができる。新しいオペレーティングシステム600は、拡張現実アプリケーションにおける3Dデータへマッピングされる第三者の3D広告のように、アプリケーションコンテキスト内でプロセス分離を適用する。
上記より、当業者には明らかなように、様々な方法、システム、記録媒体上のコンピュータプログラム等が提供される。
本開示はまた、実行される場合に少なくとも1のコンピュータにここで記載される実行及び計算ステップを実行させる、コンピュータにより実行可能なコード又はコンピュータにより実行可能な命令を含むコンピュータプログラムプロダクトをサポートする。
多くの代替、改良及び変形が上記の教示を鑑み当業者に認識されるであろう。当然に、当業者は、ここで記載されるものを超えて本発明の多数の応用が存在することを容易に認識する。本発明は1又はそれ以上の特定の実施形態を参照して記載されてきたが、当業者は、多くの変更がそれらの実施形態に対して、本発明の適用範囲を逸脱することなしに行われ得ることを認識する。従って、添付の特許請求の範囲及びその均等の適用範囲内で、本発明は、ここで具体的に記載される以外の別な態様で実施されてよいことが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 3次元場面グラフ(500)をスクリーン(200)に表示する方法(100)であって、
    3次元リソースをアプリケーション場面ノードの組に付加するステップ(101)と、
    コンピュータシステムのオペレーティングシステム上で第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセス(13)に前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセット(14)を接続し且つ前記オペレーティングシステム上で第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセス(12)に前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセット(18,15,16)を接続することによって、前記第1のプロセス(13)を前記第2のプロセス(12)から離すステップ(103)と、
    前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)を前記コンピュータシステムの3次元表示サーバ(11)にロードするステップ(105)と、
    前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)に基づき前記3次元場面グラフ(500)を構成するステップと、
    前記3次元場面グラフを前記スクリーン(200)に表示するステップと
    を有する方法。
  2. 前記3次元リソースは、エレメンタリ3次元オブジェクト、特に、テクスチャ、シェード及びメッシュを表す、
    請求項1に記載の方法(100)。
  3. 前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)をロードするステップは、プロセス分離インターフェース(19,22)を用いることによって前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)を別個にロードすることを含む、
    請求項1又は2に記載の方法(100)。
  4. 同じアプリケーション場面ノードへの前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)のアクセス衝突を回避するために、前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)を別個に処理するステップ
    を更に有する請求項3に記載の方法(100)。
  5. 前記第1のプロセス(13)及び前記第2のプロセス(12)によるアプリケーション場面ノードの共有を制御するステップ
    を更に有する請求項3又は4に記載の方法(100)。
  6. 前記3次元表示サーバ(11)に対して、3次元アプリケーションコンテキストにおいて実行される前記第1のプロセス(13)をロードし、2次元アプリケーションコンテキストにおいて実行される前記第2のプロセス(12)をロードするステップ
    を更に有する請求項3乃至5のいずれか一項に記載の方法(100)。
  7. 前記3次元表示サーバ(11)を同時に複数のアプリケーション接続へ接続するステップ
    を更に有する請求項3乃至6のいずれか一項に記載の方法(100)。
  8. 接続が変更されていないプロセスを前記3次元表示サーバ(11)にロードすることなしに、接続が変更されたプロセス(13,12)を前記3次元表示サーバ(11)にロードするステップ
    を有する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法(100)。
  9. 前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを前記第1のプロセス(13)へ接続し且つ前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを前記第2のプロセス(12)へ接続することは、
    更なるアプリケーション場面ノードを子ノード(16)として、親ノード(15)を表す、前記アプリケーション場面ノードの前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットの要素へ接続すること
    を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法(100)。
  10. 前記更なるアプリケーションノード(16)は、その親ノード(15)に対する位置及び回転の差分情報を有する、
    請求項9に記載の方法(100)。
  11. 前記位置及び回転の差分情報は、マトリクス、特に4×4のマトリクスを有する、
    請求項10に記載の方法(100)。
  12. 前記3次元場面グラフ(500)を構成するステップは、反転、屈折、シャドーイング、シェーディング、及び/又は前記3次元リソースの互いの重なり合いを計算することを含む、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法(100)。
  13. 3次元コンピュータシステムのためのオペレーティングシステム(600)であって、
    3次元リソースをアプリケーション場面ノードの組に付加するよう構成されるアプリケーションソフトウェア(601)であって、当該アプリケーションソフトウェア(601)の第1のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第1のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第1のサブセットを接続し且つ当該アプリケーションソフトウェア(601)の第2のアプリケーションコンテキストにおいて実行される第2のプロセスに前記アプリケーション場面ノードの第2のサブセットを接続することによって、前記第1のプロセスを前記第2のプロセスから離すよう構成されるアプリケーションソフトウェア(601)と、
    前記アプリケーション場面ノードの前記3次元リソースに基づき3次元場面グラフを構成し、該3次元場面グラフをスクリーンに表示するよう構成される3次元表示サーバ(617)と、
    前記アプリケーションソフトウェア(601)と前記3次元表示サーバ(617)との間にあり、前記第1のプロセス及び前記第2のプロセスを前記3次元表示サーバ(617)に別個にロードするよう構成されるプロセス分離インターフェース(611,613)と
    を有するオペレーティングシステム。
  14. 前記プロセス分離インターフェース(611,613)は、異なるアプリケーション、特に、3次元アプリケーション(607)及び2次元アプリケーション(609)を、前記3次元表示サーバ(617)に接続するよう構成される、
    請求項13に記載のオペレーティングシステム(600)。
  15. 3次元アプリケーション基準のためのユーザインターフェースコンポーネントを提供し且つ前記3次元リソースを前記アプリケーションソフトウェア(601)へ提供する3次元ウィジェットツールキットソフトウェア(615)と、
    前記3次元表示サーバ(617)と当該オペレーティングシステム(600)のカーネル(605)との間にあり、当該オペレーティングシステム(600)が実行されているコンピュータハードウェアを制御するよう構成されるプラットフォームグラフィクスインターフェース(621,623)と
    を有する請求項13又は14に記載のオペレーティングシステム(600)。
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