JP2015516132A - メッセージの転送 - Google Patents
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Abstract
ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送する方法、プロキシ・ノード、基地局からメッセージを送信する方法、基地局、およびコンピュータ・プログラム製品が開示される。メッセージを転送する方法は、ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップと、前述のX2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップと、前述のターゲット基地局にX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップであって、前述のX2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、前述のターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティングするステップとを含む。この方法は、ターゲット基地局識別情報を含み、X2インターフェースIPパケット内に包まれた、修正されたX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを使用する。これにより、修正されたメッセージをプロキシで受信することが可能になり、ターゲット基地局のIPアドレスが容易に導き出されるため、プロキシによって必要とされる処理を最小限にしながら、メッセージをターゲット基地局に中継することができる。また、ターゲット基地局識別情報の抽出およびX2アプリケーション・プロトコル・メッセージのルーティングは、X2アプリケーション・プロトコル・レイヤ内で、まだ効果的に行うことができ、これによりプロキシに必要な処理およびリソースが大幅に減り、これにより、効果的にステートレス状態を維持することができる。方法は、また、プロキシで完全なX2アプリケーション・プロトコルを終了することなく、ソース基地局とターゲット基地局との間でエンドツーエンドで直接的なX2APアソシエーションを規定された状態に維持することを可能にする。これによりプロキシが簡素化され、対応するステートフルX2コンテキストが必要ない。これらすべてにより、既存の技術と比較して、基地局間のX2接続の確立および維持の柔軟性、信頼性、および拡張性が改善される。
Description
本発明は、ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送する方法、プロキシ・ノード、基地局からメッセージを送信する方法、基地局、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。
ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを送信することが知られている。たとえば、ロング・ターム・エボリューション(LTE)のネットワークでは、メッセージは、X2インターフェースを使用して、基地局の間で直接的に送信される。X2インターフェースを確立する典型的な方法は、典型的には、ユーザ機器によって最初にセルが検出され、ユーザ・レポートでサービスを提供する基地局に報告される。サービスを提供する基地局は、次に、セル識別子をネットワークに渡し、ネットワークは、検出されたセルをサポートするターゲット基地局のIPアドレスを返す。サービスを提供する基地局は、次に、2つの基地局の間でストリーム・コントロール・トランスミッション・プロトコル(SCTP)接続または「アソシエーション」を確立する。次に、ソース基地局とターゲット基地局との間で、このSCTP接続を通じてX2インターフェースが確立され、2つの基地局の間でメッセージを転送することが可能になる。
マクロ基地局によって提供されるマクロ・セルに加えて、ワイヤレス通信ネットワーク内で他のタイプのセルおよび基地局を提供することができる。そのような基地局のそのような一例は、スモール・セル基地局である。そのようなスモール・セル基地局は、典型的にはマクロ・セルの有効範囲領域内に比較的制限された範囲を持つスモール・セルを使用して有効範囲を典型的に提供する。スモール・セル基地局の送信電力は比較的低いため、スモール・セルは、たとえば事務所や自宅などを対象とする小さな有効範囲領域を提供する。
そのようなスモール・セルは、典型的には、マクロ・セルによって提供される通信の有効範囲が不十分な場合、またはユーザが、コア・ネットワークとの通信に、スモール・セル基地局によってローカルで提供される代替通信リンクを使用することを希望する場合に提供される。
そのようなスモール・セルの展開は、基地局の間でメッセージを送信するときに、特に拡張性に関して予期しない結果を生じる可能性がある。
したがって、基地局間でメッセージを送信するために改善された技術を提供することが望ましい。
R3−120138−X2 Proxy−NSNら
R3−120607−Further Clarification on X2 Proxy−NSNら
R3−120852−X2 SCTP Concentrator Concept−TP for H(e)NB Mobility TR−Ericsson
第1の態様によると、ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送する方法が提供され、方法は、ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内のX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップと、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップと、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをターゲット基地局にルーティングするステップであって、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティングするステップとを含む。
第1の態様は、ネットワーク内のセル、特にスモール・セルの急増についての問題は、基地局間の直接的なリンクの数が増加することであることを認識している。この理由は、典型的には、各基地局は、基地局とその隣接する基地局のそれぞれとの間に専用のリンクをセットアップおよび維持するためである。典型的には、基地局と隣の基地局との間に、X2インターフェースが確立された単一のSCTP接続が行われる。隣の基地局の数が増えると、個別のSCTP接続および重なるX2インターフェースの数も増える。このため、これらの接続のそれぞれを維持する必要性のために、基地局内のリソースの枯渇につながり、既存の標準では、そのような膨大な数の接続が必要になる可能性があることを想定しなかった。この問題を扱うために異なる技術が提案されているが、典型的には、サードパーティーの標準によって規定されたプロトコルに整合していないために、またはそれらの技術を実装するのに必要な処理の複雑さのために、第1の態様は、それらにはそれぞれ欠点があることを認識している。
特に、現在のところ、この問題を解決するために3GPP標準で2種類のプロキシが提示されている。第1のタイプのプロキシは、リレー・ノードを扱うためにリリース10で規定されたものに似ている。このタイプのプロキシは、スモール・セルまたはホーム基地局(HeNB)をマクロ基地局(eNB)から隠すため、マクロeNBにとって、プロキシは、(HeNBである)多数のセルを備える隣のマクロeNBのように見える。この第1の種類のプロキシでは、したがって、すべてのX2APメッセージはプロキシで終了する。このソリューションでは、プロキシがすべてのX2APメッセージを終了し、それらを解釈して、対応するX2コンテンツを2つの側で維持するため、プロキシにとって非常に複雑であり、また、頻繁に更新される可能性があるマクロeNBとHeNBとの間で隣接する関係の状態を記憶する必要があり、最後には、マクロeNBにより直接およびプロキシ経由のX2接続の両方を同時に扱うことによって、さらなる複雑さがもたらされる。この第1のソリューションは、また、現在のマクロeNBおよびHeNBの振る舞いに変化をもたらす。第2のタイプのプロキシが、最近、SCTPコンセントレータの一種として導入された。上記の第1のソリューションとは正反対に、このコンセントレータは、プロキシのすべてのX2APプロトコルで終了しないことを意図している。したがって、それはSCTPストリーム・マッピング・ソリューションに完全に依存しており、マクロeNBが1つ(または複数)のSCTPアソシエーションをプロキシに引き込み、そのSCTPアソシエーションを通じて、1つの特定の隣のHeNBを扱うために、1つのストリーム(またはSCTPストリームの組)を使用する。HeNB側では、リリース8/9/10モデルに従って、1つのHeNBは、まだ、1つのSCTPアソシエーションによって扱われている。その第2のソリューションは、トランスポート・レベルで深刻な欠点をもたらす。また、この種のSCTPコンセントレータは、今日の市場に存在せず、完全に開発する必要があるであろう。また、それはRFC4960に従ったRFC準拠のSCTPスタックと互換性がない。マクロeNBがすでにプロキシへのそのSCTPアソシエーションをセットアップし、新しい隣のHeNBを検出した場合、X2APプロトコルを終了するプロキシなしで、HeNBに向けたX2 SCTPアソシエーションのセットアップをトリガすることをどのようにプロキシに要求できるかは、未規定または技術的な課題である。他の方向において、HeNBがマクロeNBを検出した場合、プロキシとマクロeNBとの間でSCTPアソシエーションを通じて、どのようにプロキシが新しいSCTPストリームを追加できるか、およびどのようにマクロeNBが、SCTPストリームとHeNB IDとの間のマッピングを識別できるかは、未規定または技術的な課題である。全体的に、特に、現在のSCTP標準は、使用されるストリームの範囲がSCTP開始のセットアップのみで交渉可能であることを意図するため、HeNBの隣の関係の検出/削除に基づいて、非常に動的なSCTPストリーム管理が必要であることも考慮すると、そのソリューションでは、SCTPストリーム管理は、現実的な問題として残る。
したがって、ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送する方法が提供される。方法は、ソース基地局からのSCTP接続を通じて、X2インターフェースIPパケット内で、入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップを含むことができる。方法は、また、入ってくるX2インターフェースIPパケットから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップを含むことができる。方法は、また、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをターゲット基地局にルーティングまたは転送するステップを含むことができる。X2プロトコル・アプリケーション・メッセージは、ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ぶことができる。
この方法は、ターゲット基地局識別情報を含み、X2インターフェースIPパケット内に包まれた、修正されたX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを使用する。これにより、修正されたメッセージをプロキシで受信することが可能になり、ターゲット基地局のIPアドレスが容易に導き出されるため、プロキシによって必要とされる処理を最小限にしながら、メッセージをターゲット基地局に中継することができる。また、任意の数のターゲット基地局のためにプロキシにX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶために、ソース基地局とプロキシとの間で同じ単一のSCTP接続を使用することができる。これにより、ソース基地局およびプロキシ内で必要な処理およびリソースが大幅に簡素化される。加えて、プロキシは、任意の数の異なるマクロ基地局のためにターゲット基地局とメッセージを転送するために、ターゲット基地局との同じ単一のSCTP接続を利用することができる。ここでも、これにより、ターゲット基地局およびプロキシで必要な処理およびリソースが簡素化される。さらに、ターゲット基地局識別情報の抽出および出て行くメッセージの生成は、X2プロトコル・レイヤ内で、まだ効果的に行うことができるため、これによりプロキシに必要な処理およびリソースが大幅に減り、これにより、効果的にステートレス状態を維持し、RFC準拠のSCTPスタックを使用することができる。方法は、プロキシで完全なX2アプリケーション・プロトコルを終了することなく、ソース基地局とターゲット基地局との間でエンドツーエンドで直接的なX2APアソシエーションを規定された状態に維持することを可能にする。これによりプロキシが簡素化され、対応するステートフルX2コンテキストが必要ない。このすべてにより、既存の技術と比較して、基地局間の接続の確立および維持の柔軟性、信頼性、および拡張性が改善される。
一実施形態では、受信するステップは、入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶX2インターフェースIPパケット内に含まれるIPアドレスを持つプロキシ・ノードで、入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップを含む。よって、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、ソース基地局によってプロキシのIPアドレスに運ばれる。
一実施形態では、抽出するステップは、ターゲット基地局識別情報からターゲットIPアドレスを抽出するステップを含み、ルーティングまたは転送するステップは、ターゲット基地局への送信のために、ターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップを含む。よって、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、プロキシによってターゲット基地局のIPアドレスに送られる。
一実施形態では、方法は、ターゲット基地局識別情報を対応するターゲット基地局IPアドレスと照合するルックアップ・テーブルを維持するステップを含み、ルーティングまたは転送するステップは、ターゲット基地局識別情報を使用して、ルックアップ・テーブルからターゲットIPアドレスを識別するステップと、ターゲット基地局に送信するために、ターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングまたは転送するステップとを含む。
一実施形態では、方法は、ターゲット基地局識別情報を提供することに応じて、ターゲット基地局IPアドレスを取得するために、外部のルックアップ・テーブルに問い合わせるステップを含む。
一実施形態では、方法は、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、ルックアップ・テーブルに含めるためにターゲット基地局IPアドレスを受信するステップを含む。
一実施形態では、抽出するステップは、ターゲット基地局識別情報を抽出するために、軽いレイヤ・プロトコルに従って、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを含む、入ってくるX2インターフェースIPパケットを復号するステップを含む。
一実施形態では、抽出するステップは、ターゲットIPアドレスを抽出するために、軽いレイヤ・プロトコルに従って、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを含む、入ってくるX2インターフェースIPパケットを復号するステップを含む。
一実施形態では、方法は、ソース基地局とターゲット基地局との間で直接的なX2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションを維持するステップを含み、X2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションは、1つはソース基地局からプロキシ・ノードへ、1つはプロキシ・ノードからターゲット基地局へと2つのSCTPアソシエーションを通じて運ばれる。
一実施形態では、方法は、ソース基地局とのSCTPアソシエーション、およびターゲット基地局との別のSCTPアソシエーションを維持するステップを含む。
一実施形態では、方法は、入ってくるX2APインターフェース・メッセージを受信したときに、ターゲット基地局とのSCTPアソシエーションを確立するステップを含む。
第2の態様によると、ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送するように動作可能なプロキシが提供され、プロキシは、ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するように動作可能な受信ロジックと、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するように動作可能な抽出ロジックと、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをターゲット基地局にルーティングするように動作可能なルーティング・ロジックであって、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティング・ロジックとを含む。
一実施形態では、受信ロジックは、入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶX2インターフェースIPパケット内に含まれるIPアドレスを持つプロキシ・ノードで、入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するように動作可能である。
一実施形態では、抽出ロジックは、ターゲット基地局識別情報からターゲットIPアドレスを抽出するように動作可能であり、ルーティング・ロジックは、ターゲット基地局への送信のために、ターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするように動作可能である。
一実施形態では、基地局は、ターゲット基地局識別情報を対応するターゲット基地局IPアドレスと照合するルックアップ・テーブルを含み、ルーティング・ロジックは、ターゲット基地局識別情報を使用して、ルックアップ・テーブルからターゲットIPアドレスを識別し、ターゲット基地局への送信のために、ターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを生成するように動作可能である。
一実施形態では、受信ロジックは、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、ルックアップ・テーブルに含めるために、ターゲット基地局IPアドレスを受信するように動作可能である。
一実施形態では、抽出ロジックは、ターゲット基地局識別情報を抽出するために、軽いレイヤ・プロトコルに従って、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを含む、入ってくるX2インターフェースIPパケットを復号するように動作可能である。
一実施形態では、抽出ロジックは、ターゲットIPアドレスを抽出するために、軽いレイヤ・プロトコルに従って、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを含む、入ってくるX2インターフェースIPパケットを復号するように動作可能である。
一実施形態では、基地局は、ソース基地局とターゲット基地局との間で直接的なX2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションを維持するように動作可能なインターフェース・ロジックを含み、X2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションは、1つはソース基地局からプロキシ・ノード、1つはプロキシ・ノードからターゲット基地局という2つのSCTPアソシエーションを通じて運ばれる。
一実施形態では、基地局は、ソース基地局とのSCTPアソシエーションおよびターゲット基地局との別のSCTPアソシエーションを維持するように動作可能なインターフェース・ロジックを含む。
一実施形態では、インターフェース・ロジックは、入ってくるX2APインターフェース・メッセージを受信したときに、ターゲット基地局とのSCTPアソシエーションを確立するように動作可能である。
第3の態様によると、ワイヤレス通信ネットワークのソース基地局からメッセージを送信する方法が提供され、方法は、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージに、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を追加するステップと、ターゲット基地局識別情報を用いてX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをプロキシ・ノードに送信するステップとを含む。
一実施形態では、送信するステップは、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶX2インターフェースIPパケット内に含まれるIPアドレスを持つプロキシ・ノードに送信するステップを含む。
一実施形態では、方法は、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードからターゲット基地局識別情報を受信するステップを含む。
一実施形態では、受信するステップは、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、ターゲット基地局識別情報を受信するステップを含む。
一実施形態では、方法は、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードからプロキシ・ノードのIPアドレスを受信するステップを含む。
一実施形態では、プロキシ・ノードのIPアドレスを受信するステップは、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、プロキシ・ノードのIPアドレスを受信するステップを含む。
一実施形態では、追加するステップは、ターゲット基地局識別情報をX2アプリケーション・プロトコル・メッセージに組み込む情報要素を追加するステップを含む。
一実施形態では、ターゲット基地局識別情報は、ターゲット基地局のIPアドレスおよびターゲット基地局のIPアドレスをプロキシ・ノードによって導き出せる情報の1つを含む。
第4の態様によると、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージに、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を追加するように動作可能なX2ロジックと、ターゲット基地局識別情報を用いてX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをプロキシ・ノードに送信するように動作可能な送信ロジックとを含む基地局が提供される。
一実施形態では、送信ロジックは、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶX2インターフェースIPパケット内に含まれるIPアドレスを持つプロキシ・ノードにX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを送信するように動作可能である。
一実施形態では、基地局は、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードからターゲット基地局識別情報を受信するように動作可能な受信ロジックを含む。
一実施形態では、受信ロジックは、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、ターゲット基地局識別情報を受信するように動作可能である。
一実施形態では、受信ロジックは、ワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・ノードからプロキシ・ノードのIPアドレスを受信するように動作可能である。
一実施形態では、受信ロジックは、ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、プロキシ・ノードのIPアドレスを受信するように動作可能である。
一実施形態では、追加ロジックは、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージにターゲット基地局識別情報を組み込む情報要素を追加するように動作可能である。
一実施形態では、ターゲット基地局識別情報は、ターゲット基地局のIPアドレスおよびターゲット基地局のIPアドレスをプロキシ・ノードによって導き出せる情報の1つを含む。
第5の態様によると、コンピュータで実行されたときに、第1または第3の態様の方法のステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品が提供される。
さらに、添付の独立請求項および従属請求項において、特定の好ましい態様について記述する。従属請求項の特徴は、独立請求項の特徴と適切に組み合わせることができ、また、請求項に明示的に述べられている以外に組み合わせることができる。
装置の機能が機能を提供するように動作可能であると記述されている場合、これは、その機能を提供するか、またはその機能を提供するように適応または構成された装置の機能を含むことを理解されるだろう。
ここで、本発明の実施形態について、添付の図面を参照してさらに説明する。
<概要>
実施形態について詳細に記述する前に、最初に概要を提供する。上記のように、スモール・セル基地局を密集して展開することで、多数のそのようなスモール・セル基地局がマクロ基地局の隣の基地局として識別される可能性がある(たとえば、数百または数千ものスモール・セルの隣の基地局が存在する可能性がある)。X2インターフェースは、隣接する基地局間の通信に使用され、そのような数のX2接続を確立および維持することは、特に、隣のそれぞれとのこの数のSCTPアソシエーションの確立および維持において、マクロ基地局にとって課題となる可能性がある。
実施形態について詳細に記述する前に、最初に概要を提供する。上記のように、スモール・セル基地局を密集して展開することで、多数のそのようなスモール・セル基地局がマクロ基地局の隣の基地局として識別される可能性がある(たとえば、数百または数千ものスモール・セルの隣の基地局が存在する可能性がある)。X2インターフェースは、隣接する基地局間の通信に使用され、そのような数のX2接続を確立および維持することは、特に、隣のそれぞれとのこの数のSCTPアソシエーションの確立および維持において、マクロ基地局にとって課題となる可能性がある。
したがって、ターゲット基地局識別子と呼ばれる新しい情報要素を含む新しいタイプのX2アプリケーション・プロトコル(X2AP)メッセージを利用する技術が提供される。この新しいタイプのX2APメッセージは、新しい情報要素を含む修正されたX2APメッセージであるか、または軽いプロトコル・レイヤによって生成されたメッセージのペイロード内にオリジナルのX2APメッセージを組み込み、ターゲット基地局識別子を追加する、SCTPレイヤとX2APレイヤとの間の軽いプロトコル・レイヤに応じて生成されたIPパケットである可能性がある。
いずれの場合も、修正されたX2APメッセージは、ネットワークによって指定されたネットワーク・ノードに送信される。ネットワーク・ノードは、S1信号を使用してネットワークによって指定される。特に、ネットワークは、以下にさらに詳しく記述するように、ルーティング、転送、またはプロキシの機能を提供することができる、存在する任意のスモール・セル・ゲートウェイのIPアドレスを提供することができるか、またはこの機能を提供する他のネットワーク・ノードのIPアドレスを提供することができる(この機能がスモール・セル・ゲートウェイに存在しない場合、またはスモール・セル・ゲートウェイが存在しない場合)。あるいは、ネットワークは、ターゲット・スモール・セル基地局自体のIPアドレス提供することができるため、必要な場合は、直接的な接続も同様に確立することができる。
この手法では、何らかの形のプロキシを使用する場合、それがスモール・セル・ゲートウェイにあるか他の場所にあるかに関係なく、このプロキシが、X2APメッセージをルーティングするためのX2APレベルのルータとして使用される。他の手法とは対照的に、これにより、マクロ基地局は、個々のスモール・セル基地局とのX2APアソシエーションまたは接続を認識および作成し続けることができ、したがって、現在存在するものと同じ方法でX2AP関係を扱うことができる。他の手法とは違い、特定のスモール・セル基地局を扱うために、マクロ基地局によって提供される指定されたSCTPストリームへの特定のマッピングは必要ない。その代わりに、スモール・セル基地局は、プロキシが正しいルーティングを実行できるように、特定の識別子によってX2APレベルで扱われる。SCTPストリーム・マッピングを使用するソリューションとは対照的に、この技術では、プロキシはX2APプロトコルを終了するが、ルーティング目的のためのみであり、そのため、マクロ基地局とスモール・セル基地局との間で、エンドツーエンドでX2APアソシエーションまたは接続を維持することができる。したがって、この手法では、プロキシがほぼステートレスになり、RFC準拠のSCTPスタックのストリーム・マッピングおよび途絶に依存する手法よりはるかに単純化される。この手法では、また、プロキシがほぼステートレスになり、代わりにプロキシですべてのX2APメッセージを完全に終了する手法よりはるかに単純化され、すべてのX2APメッセージを解釈し、両側で対応するX2コンテキストを維持し、次に意図されるスモール・セル基地局に対して新しいX2APメッセージを生成する。実施形態は、そのプロキシに接続された基地局と通信するときに、プロキシのIPアドレスを使用する能力とともに、隣のスモール・セル基地局を扱うために必要な識別子を単に利用する。また、この手法は、必要な場合にトランスポート・レベルでスモール・セル・ゲートウェイへの安全なトンネルをセットアップするためのIPSECの使用と互換性がある。
図1は、このプロキシ技術の概要を示す図である。この例では、隣接するターゲット基地局20のセルは、典型的には、ユーザ機器(図示せず)によって提供されるマクロ基地局30へのユーザ機器レポートを使用して識別された。S1インターフェースを使用して、マクロ基地局は、検出されたセルおよび/または対応するターゲット基地局20のセル識別子をネットワークに報告する。通常の技術によると、ターゲット基地局のIPアドレスは、ネットワークによって識別される。プロキシ40を使用してターゲット基地局20に通信されることが決定された場合、ネットワークは、プロキシ40のIPアドレスを返すか、またはS1シグナリングを使用して、ターゲット基地局20のIPアドレスだけでなく、プロキシ40のIPアドレスを返すことができるか、またはS1シグナリングを使用して、そのプロキシがターゲット基地局20のIPアドレスを導き出すことをさらに可能にする任意の(ルーティング)情報要素だけでなく、プロキシ40のIPアドレスを返すことができる。プロキシ40が使用されない場合、ターゲット基地局20のIPアドレスはネットワークによって返される。
次に、マクロ基地局30は、修正されたX2APセットアップ要求メッセージに組み込まれる追加的なルーティング情報要素を含むセットアップ要求を生成する。この例では、修正されたX2APセットアップ要求メッセージは、ターゲット基地局20の識別子を組み込むため、プロキシ40は、ターゲット基地局識別子を含む追加的な情報要素を単に復号することによって、そのターゲット基地局20にそのX2APセットアップ要求メッセージをルーティングすることができる。特に、マクロ基地局30は、ネットワークによって提供されるプロキシ40のIPアドレスに、修正されたX2APセットアップ要求メッセージを送信する。
その修正されたX2セットアップ要求メッセージを受信すると、プロキシ40は、ターゲット基地局識別子を含む情報要素を復号し、次に、ターゲット基地局識別子から直接的に、またはターゲット基地局識別子とターゲット基地局IPアドレスとの間でリンクを維持するルックアップ・テーブルを参照することによって、ターゲット基地局20のIPアドレスを導き出す。
次に、プロキシ40は、ターゲット基地局20のIPアドレスにX2APセットアップ要求メッセージを転送する。見られるように、X2APセットアップ手順は、以前の手法とは対照的に、ソース・マクロ基地局30とターゲット基地局20との間でエンドツーエンドの状態を維持する。これにより、プロキシ40の動作が簡素化し、関係する基地局のノードに関する振る舞いの変化が少なくなる。
これに応じて、基地局20は、上記のものに似たマクロ基地局30のターゲット基地局識別子を含む同様の修正されたX2APセットアップ応答メッセージを生成する。このX2APセットアップ応答メッセージは、プロキシ40のIPアドレスに送信される。ここでも、プロキシ40は、ターゲット基地局識別子自体から、またはプロキシ40によって維持されるルックアップ・テーブルを通じて、ターゲット・マクロ基地局30のIPアドレスを識別する。次に、プロキシ40は、マクロ基地局30のIPアドレスにX2APセットアップ応答メッセージを転送する。
プロキシ40は、また、レガシ装置と後方互換性を維持するために既存のX2APメッセージを照合するために、転送前に、修正されたX2APメッセージを再び書式変更することができることを理解されるであろう。
修正されたX2APメッセージは、様々な異なる方法でターゲット基地局識別子を組み込むことができることを理解されるであろう。1つの手法は、他の情報要素を既存のX2APメッセージに追加することであり、これは次にプロキシ40によって解釈される。他の手法は、ターゲット基地局識別子を組み込む方法で、SCTPレイヤとX2APレイヤとの間で非常に軽いプロトコルに従って、既存のX2APメッセージを符号化することである。たとえば、X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、ターゲット基地局識別子を組み込む、軽いプロトコル・レイヤのペイロードとして、X2インターフェースIPパケット内で運ぶことができる。いずれにしても、プロキシ40は、ターゲット基地局IPアドレスを導き出すことができるように、ターゲット基地局識別子を抽出するために、必要な復号化動作を実行するように構成される。
この手法を使用して、X2手順は、一部の既存の手法とは対照的に、ソース基地局とターゲット基地局との間でエンドツーエンドの状態を維持する。これにより、プロキシ40が簡素化され、基地局のノードに関する振る舞いの変化が少なくなる。
プロキシ40は、マクロ基地局30からX2APセットアップ要求メッセージを受信するときに、そのようなアソシエーションが存在しなければ、ターゲット基地局とのSCTPアソシエーション・セットアップをトリガすることができるか、またはスモール・セル基地局20は、ネットワークによってマクロ基地局30によって検出されたことが通知されたら、このアソシエーションを事前にセットアップすることができることを理解されるであろう。
以下に実施形態についてより詳細に説明する。
<イントロダクション>
マクロ基地局(eNB)とスモール・セルまたは家庭内基地局(HeNB)との間におけるX2プロキシの導入は、過去数回の3GPP RAN3会議において多数の議論の対象であった。そして現在、2つのソリューションが提案されている。
1.中継のためにDeNBに実装されたものと同様に参照[1]および[2]に概説したように、スモール・セルまたは家庭内基地局ゲートウェイ(HeNB−GW)に完全なX2プロキシ・ソリューションを採用。
2.参照[3]に概説したようにSCTPコンセントレータ・プロキシ機能を採用。
マクロ基地局(eNB)とスモール・セルまたは家庭内基地局(HeNB)との間におけるX2プロキシの導入は、過去数回の3GPP RAN3会議において多数の議論の対象であった。そして現在、2つのソリューションが提案されている。
1.中継のためにDeNBに実装されたものと同様に参照[1]および[2]に概説したように、スモール・セルまたは家庭内基地局ゲートウェイ(HeNB−GW)に完全なX2プロキシ・ソリューションを採用。
2.参照[3]に概説したようにSCTPコンセントレータ・プロキシ機能を採用。
しかし、両方の提案は以下に要約する課題を持っている。したがって、それらの課題を持たない代替ソリューションを導入するために調査する価値がある。この文書では、そのような代替案について概説する。
<ディスカッション>
[2つの既存のプロキシ・ソリューションの概要]
eNBとHeNBとの間でX2インターフェースをサポートするための現在の提案の1つは、HeNB−GWに完全なX2プロキシ機能を導入することを提案しており(参照[1])、HeNB−GWにX2プロキシ機能を用いるEUTRAN HeNBの論理的な構造を示す図2に示すネットワーク・アーキテクチャが得られる。
[2つの既存のプロキシ・ソリューションの概要]
eNBとHeNBとの間でX2インターフェースをサポートするための現在の提案の1つは、HeNB−GWに完全なX2プロキシ機能を導入することを提案しており(参照[1])、HeNB−GWにX2プロキシ機能を用いるEUTRAN HeNBの論理的な構造を示す図2に示すネットワーク・アーキテクチャが得られる。
参照[3]に記述する代替ソリューションは、SCTPコンセントレータの論理的ネットワーク構造を示す図3に示すようにSCTPコンセントレータ・プロキシ機能を導入することを提案している。
図2および図3に見られるように、2つのソリューションは相補的なものではない。その理由は、一方はHeNB−GWの展開を必要とするが、他方は必要としないためである。さらに、以下に示すように、両方のオプションには多数の課題がある。
完全なX2プロキシ機能は、以下を含む多数の欠点を持っている。
1.隣接するHeNBへのX2接続を直接的にサポートできるように、マクロeNBが十分な大きさであるかどうかに関係なく、HeNB−GWの展開が求められること。
2.HeNB−GWでX2手順の終了を必要とすることで、HeNB−GWの複雑さが増し、「管理」するすべてのHeNBと、HeNBのいずれかがX2メッセージを交換する必要がある可能性があるすべてのマクロeNBとの間のX2接続をサポートできるように十分な大きさであることを効果的に必要とすること。
3.特定のX2メッセージからの情報を不正確に利用すること。たとえば、X2セットアップ要求メッセージにおいて、HeNB−GWは、隣の情報要素(IE)を異なるようにポピュレートするソースeNB/HeNBに依存する必要があるため、HeNB−GWは、実際のターゲットeNB/HeNBを決定するためにこの情報を使用することができる。これは隣の情報を不正確に使用していると言うことができる。なぜなら、その意図は、ルーティング目的のためにこれを使用することではなく、ソースおよびターゲットのeNB/HeNBがそれらのすべての隣接するセルに関する情報を交換することを許可することであるためである。
4.既存のNCLが変更する場合に、どのHeNBを更新する必要があるかを決定することができるために、HeNB−GWにおいて隣のセルのリストの維持を必要とすること。より正確には、HeNB GWは、接続されたeNBおよびHeNBのすべての隣の関係表の複写を維持する必要がある。より一般的には、これは、すべての接続された基地局に対してX2コンテキストを格納することを必要とする。
5.新しいX2AP IDが、HeNBおよびeNBのIdに対して割り当てられ追跡されることを可能にするために、HeNB GWにX2AP ID管理方式の実装を必要とすること。
6.たとえば、X2セットアップ要求の受信が、完全に異なるX2 eNB構成更新メッセージの生成につながらなければならない場所で、新しく複雑なロジックを実装すること。
完全なX2プロキシ機能は、以下を含む多数の欠点を持っている。
1.隣接するHeNBへのX2接続を直接的にサポートできるように、マクロeNBが十分な大きさであるかどうかに関係なく、HeNB−GWの展開が求められること。
2.HeNB−GWでX2手順の終了を必要とすることで、HeNB−GWの複雑さが増し、「管理」するすべてのHeNBと、HeNBのいずれかがX2メッセージを交換する必要がある可能性があるすべてのマクロeNBとの間のX2接続をサポートできるように十分な大きさであることを効果的に必要とすること。
3.特定のX2メッセージからの情報を不正確に利用すること。たとえば、X2セットアップ要求メッセージにおいて、HeNB−GWは、隣の情報要素(IE)を異なるようにポピュレートするソースeNB/HeNBに依存する必要があるため、HeNB−GWは、実際のターゲットeNB/HeNBを決定するためにこの情報を使用することができる。これは隣の情報を不正確に使用していると言うことができる。なぜなら、その意図は、ルーティング目的のためにこれを使用することではなく、ソースおよびターゲットのeNB/HeNBがそれらのすべての隣接するセルに関する情報を交換することを許可することであるためである。
4.既存のNCLが変更する場合に、どのHeNBを更新する必要があるかを決定することができるために、HeNB−GWにおいて隣のセルのリストの維持を必要とすること。より正確には、HeNB GWは、接続されたeNBおよびHeNBのすべての隣の関係表の複写を維持する必要がある。より一般的には、これは、すべての接続された基地局に対してX2コンテキストを格納することを必要とする。
5.新しいX2AP IDが、HeNBおよびeNBのIdに対して割り当てられ追跡されることを可能にするために、HeNB GWにX2AP ID管理方式の実装を必要とすること。
6.たとえば、X2セットアップ要求の受信が、完全に異なるX2 eNB構成更新メッセージの生成につながらなければならない場所で、新しく複雑なロジックを実装すること。
SCTPコンセントレータ・プロキシ機能は、また、以下を含む多数の欠点を持っている。
1.コンセントレータの一方の側のSCTPストリームの間で1−2−1マッピングの維持に依存すること。これにより柔軟性が制限される。その理由は、理論上、ソースeNBは、コンセントレータによって処理されるHeNBに向けたすべての「X2トラフィック」に対して単一のSCTPストリームを使用することができるためである。
2.eNBとコンセントレータとの間にSCTPアソシエーションを作成するときに、eNBは、コンセントレータによって処理されるすべてのHeNBに対して十分なストリームを要求しなければならないだろう。これは、理論上、eNBが少数のHeNBのみと通信する必要がある場合でも、可能な限り最大、つまり各アソシエーションに対して2**16であろうことを意味している。これは、可能性として多数のストリームがコンセントレータによって扱われることを意味する。
3.ソースeNB/HeNBおよびコンセントレータの両方で非標準のSCTP実装を必要とすること。INITチャンクにより、送信側が複数のIPアドレスを提供することが可能になるが、これは送信側と受信側との間でマルチホーミングをサポートするために使用され、「遠隔」に位置するピアを識別するために追加的なIPアドレスを提供するために使用されない。したがって、独自開発の実装を設計および実装する必要があるであろうため、送信側(eNB/HeNB)および受信側(コンセントレータ)の両方は、関連するチャンク・ペイロードを適切に利用する。
1.コンセントレータの一方の側のSCTPストリームの間で1−2−1マッピングの維持に依存すること。これにより柔軟性が制限される。その理由は、理論上、ソースeNBは、コンセントレータによって処理されるHeNBに向けたすべての「X2トラフィック」に対して単一のSCTPストリームを使用することができるためである。
2.eNBとコンセントレータとの間にSCTPアソシエーションを作成するときに、eNBは、コンセントレータによって処理されるすべてのHeNBに対して十分なストリームを要求しなければならないだろう。これは、理論上、eNBが少数のHeNBのみと通信する必要がある場合でも、可能な限り最大、つまり各アソシエーションに対して2**16であろうことを意味している。これは、可能性として多数のストリームがコンセントレータによって扱われることを意味する。
3.ソースeNB/HeNBおよびコンセントレータの両方で非標準のSCTP実装を必要とすること。INITチャンクにより、送信側が複数のIPアドレスを提供することが可能になるが、これは送信側と受信側との間でマルチホーミングをサポートするために使用され、「遠隔」に位置するピアを識別するために追加的なIPアドレスを提供するために使用されない。したがって、独自開発の実装を設計および実装する必要があるであろうため、送信側(eNB/HeNB)および受信側(コンセントレータ)の両方は、関連するチャンク・ペイロードを適切に利用する。
[X2ルーティング・プロキシの代替]
現在の両方の提案の欠点を考えると、HeNB−GWが存在するかどうか(または実際に必要)かに関係なく、eNBとHeNBとの間でX2をサポートするであろう他の代替ソリューションを考える価値がある。そのようなソリューションは、様々な展開の要件を満たす柔軟性を提供するであろう。これにより論理機能、HeNB GWに実装することができる、またはできないX2ルーティング・プロキシが導入されるであろう。
現在の両方の提案の欠点を考えると、HeNB−GWが存在するかどうか(または実際に必要)かに関係なく、eNBとHeNBとの間でX2をサポートするであろう他の代替ソリューションを考える価値がある。そのようなソリューションは、様々な展開の要件を満たす柔軟性を提供するであろう。これにより論理機能、HeNB GWに実装することができる、またはできないX2ルーティング・プロキシが導入されるであろう。
図4は、提案されたソリューションを備えた適用可能なネットワーク・アーキテクチャを示し、一実施形態による論理的ネットワーク構造を示している。
以下は、特定の主要なシナリオを明らかにして、そのようなソリューションがどのように実装されるかについてさらに詳細を提供する。
X2セットアップ
考えるべき主なシナリオの1つは、eNBとHeNBとの間に、どのようにX2接続を確立することができるかである。図5は「基本的な」X2セットアップ手順、つまり、eNBが隣接するHeNBを検出する(またはそれに関する情報で構成される)場合を示している。特に、図5は、X2ルーティング・プロキシ機能が展開される場合に、実施形態がどのように機能するであろうかを示している。
考えるべき主なシナリオの1つは、eNBとHeNBとの間に、どのようにX2接続を確立することができるかである。図5は「基本的な」X2セットアップ手順、つまり、eNBが隣接するHeNBを検出する(またはそれに関する情報で構成される)場合を示している。特に、図5は、X2ルーティング・プロキシ機能が展開される場合に、実施形態がどのように機能するであろうかを示している。
図5に示す主なステップは以下のとおりである。
1.eNB#1がHeNB#2を検出する。
2.次に、eNB#1は、S1AP eNB/MME構成転送手順を介してHeNB#2に関する情報を要求し、これはMMEを介してHeNB#2に送信される。
3.HeNB#2は、構成転送応答で2組のTNL構成情報を提供し、第1は、X2ルーティング・プロキシのTNL情報を提供し、第2は、HeNB#2自体のTNL情報である。
4.eNB#1がHeNB#2に関する情報を受信したら、eNB#1は、受信したTNL構成情報を使用して、X2ルーティング・プロキシへのSCTPアソシエーションをセットアップする。
5.SCTPアソシエーションが確立されると、eNB#1は、ピア・ノードにX2セットアップ要求を送信する。X2メッセージの隣のセル情報にポピュレートすることに関して、特別な振る舞いを実装する必要を避けるために、新しいIE、受信機eNB TNL識別情報が導入される。この新しいIEにより、X2ルーティング・プロキシは、X2メッセージをどこに送信するべきかを決定することが可能になる。
6.HeNB#2がX2セットアップ要求を受信すると、X2セットアップ応答で応答し、セットアップ要求に関して、新しいIE、受信機eNB TNL識別情報が含まれる(eNB#1を識別するように設定される)。
1.eNB#1がHeNB#2を検出する。
2.次に、eNB#1は、S1AP eNB/MME構成転送手順を介してHeNB#2に関する情報を要求し、これはMMEを介してHeNB#2に送信される。
3.HeNB#2は、構成転送応答で2組のTNL構成情報を提供し、第1は、X2ルーティング・プロキシのTNL情報を提供し、第2は、HeNB#2自体のTNL情報である。
4.eNB#1がHeNB#2に関する情報を受信したら、eNB#1は、受信したTNL構成情報を使用して、X2ルーティング・プロキシへのSCTPアソシエーションをセットアップする。
5.SCTPアソシエーションが確立されると、eNB#1は、ピア・ノードにX2セットアップ要求を送信する。X2メッセージの隣のセル情報にポピュレートすることに関して、特別な振る舞いを実装する必要を避けるために、新しいIE、受信機eNB TNL識別情報が導入される。この新しいIEにより、X2ルーティング・プロキシは、X2メッセージをどこに送信するべきかを決定することが可能になる。
6.HeNB#2がX2セットアップ要求を受信すると、X2セットアップ応答で応答し、セットアップ要求に関して、新しいIE、受信機eNB TNL識別情報が含まれる(eNB#1を識別するように設定される)。
eNBが他のHeNBへのX2を確立することを次に決定すれば、同じシナリオが繰り返される。同様に、ソースがHeNBでターゲットがeNBである場合、手順は同じである。
同様に、X2セットアップ障害メッセージは、ソースおよびターゲットの両方のeNB/HeNBを識別するために新しいIEを必要とする。
他のX2手順
X2ルーティング・プロキシが展開される場合に、プロキシの振る舞いが単純かつ透過的に維持されることを保証するために、(ソース/ターゲットeNBを識別するために)新しい「ルーティング」IEがまた、現在、そのような情報をサポートしない他のX2メッセージに導入されるであろう。したがって、これは、ソースおよびターゲットのeNB−ID TNL識別情報IEをX2メッセージに追加することを必要とするであろうが、X2ルーティング・プロキシにおいて一貫性がありコヒーレントな実装が得られるであろう。ハンドオーバ手順の例を図6に示している。
X2ルーティング・プロキシが展開される場合に、プロキシの振る舞いが単純かつ透過的に維持されることを保証するために、(ソース/ターゲットeNBを識別するために)新しい「ルーティング」IEがまた、現在、そのような情報をサポートしない他のX2メッセージに導入されるであろう。したがって、これは、ソースおよびターゲットのeNB−ID TNL識別情報IEをX2メッセージに追加することを必要とするであろうが、X2ルーティング・プロキシにおいて一貫性がありコヒーレントな実装が得られるであろう。ハンドオーバ手順の例を図6に示している。
<まとめ>
上記の情報に見られるように、提案されたソリューションは、単にX2メッセージへの「ルーティング」IEの追加、およびeNB/HeNBへの一部の基本的な新しい機能の追加のみを必要とするという点で単純である。X2ルーティング・プロキシ機能は、受信されたIEに基づいてメッセージを「ルーティング」する能力である。
上記の情報に見られるように、提案されたソリューションは、単にX2メッセージへの「ルーティング」IEの追加、およびeNB/HeNBへの一部の基本的な新しい機能の追加のみを必要とするという点で単純である。X2ルーティング・プロキシ機能は、受信されたIEに基づいてメッセージを「ルーティング」する能力である。
このソリューションは、以下を含めて既存の提案を超える長所を持っている。
・様々なネットワーク構造で機能すること。
・非UE関係のX2手順を管理するために、HeNB−GWに追加的な機能を実装する必要がないこと。
・HeNB−GWに隣のセルのマッピングを維持する必要がない。
・HeNB−GWでX2AP IDを管理する必要がない。
・ソリューションは、MMEの変更を必要としない。
・非標準のSCTPを実装する必要がない。
・様々なネットワーク構造で機能すること。
・非UE関係のX2手順を管理するために、HeNB−GWに追加的な機能を実装する必要がないこと。
・HeNB−GWに隣のセルのマッピングを維持する必要がない。
・HeNB−GWでX2AP IDを管理する必要がない。
・ソリューションは、MMEの変更を必要としない。
・非標準のSCTPを実装する必要がない。
<結論および提案>
これは、eNBとHeNBとの間でX2プロキシの導入をサポートするために、代替ソリューションが可能であることを示している。ソリューションは、HeNB−GWの展開が求められないeNB/HeNBの実装を提供する。さらに、X2ルーティング・プロキシ機能の複雑さは、その名前が示すように、単にルーティング機能である。また、2つの既存のソリューションと比較して、eNB/HeNBに実装される変更が減る。
これは、eNBとHeNBとの間でX2プロキシの導入をサポートするために、代替ソリューションが可能であることを示している。ソリューションは、HeNB−GWの展開が求められないeNB/HeNBの実装を提供する。さらに、X2ルーティング・プロキシ機能の複雑さは、その名前が示すように、単にルーティング機能である。また、2つの既存のソリューションと比較して、eNB/HeNBに実装される変更が減る。
参照
[1].R3−120138−X2 Proxy−NSNら
[2].R3−120607−Further Clarification on X2 Proxy−NSNら
[3].R3−120852−X2 SCTP Concentrator Concept−TP for H(e)NB Mobility TR−Ericsson
[1].R3−120138−X2 Proxy−NSNら
[2].R3−120607−Further Clarification on X2 Proxy−NSNら
[3].R3−120852−X2 SCTP Concentrator Concept−TP for H(e)NB Mobility TR−Ericsson
したがって、実施形態では、マクロ基地局とプロキシ40との間で単一のSCTPアソシエーションが作成されると判断することができる。さらに、プロキシと、すべてのサポートされるターゲット・スモール・セルとの間で単一のSCTPアソシエーションが提供される。しかし、マクロ基地局とプロキシとの間の単一のSCTPアソシエーションは、プロキシ40に向けられたすべてのX2APメッセージに再使用されるが、次に、プロキシ40は、ターゲット・スモール・セル基地局との単一のSCTPアソシエーションを通じて、そのX2APメッセージをルーティングする。したがって、SCTPの終了がプロキシ内で発生するが、X2APアソシエーション(およびすべてのX2手順)は、ソース基地局からターゲット基地局へと及ぶ。
また、この手法は、スモール・セル基地局など多数の基地局を扱いたい場合に、X2インターフェースを通じて何十、何百を超えるSCTPアソシエーションを継続させる必要があるというマクロ基地局に対する負担を軽減すると判断することができる。この手法により、プロキシ内でX2プロトコルを完全に終了する他のソリューションと比較して、より簡素化されたプロキシを提供することができる。この手法は、また、基地局の振る舞いに対してより少ない変更を必要とする。さらに、この手法では、追加または削除する必要がある新しい隣接する基地局の関係におけるSCTPストリームの動的管理、または基地局識別子へのSCTPストリームのマッピングの問題など、SCTPコンセントレータなど純粋なトランスポート・レベル・ソリューションは解決することができない技術的な欠点が解決する。当業者は、プログラムされたコンピュータによって様々な上記方法のステップを実行することができることを容易に認識するだろう。本明細書において、一部の実施形態は、また、機械またはコンピュータで読み取り可能であり、機械で実行可能またはコンピュータで実行可能なプログラム命令をエンコードする、たとえば、デジタル・データ記憶メディアなど、プログラム記憶装置を包含することを意図するものであり、前述の命令は、上記方法のステップの一部またはすべてを実行する。プログラム記憶装置は、たとえば、デジタル・メモリ、磁気ディスクや磁気テープなどの磁気記憶メディア、ハードドライブ、または光学的に読み取り可能なデジタル・データ記憶メディアなどでもよい。また、実施形態は、上記方法の前述のステップを実行するようにプログラムされたコンピュータを包含することを意図するものである。
「プロセッサ」または「ロジック」と書かれた任意の機能ブロックを含む、図に示す様々な要素の機能は、専用ハードウェア、および適切なソフトウェアと連携してソフトウェアを実行する機能を持つハードウェアの利用を通じて提供することができる。プロセッサによって提供される場合、機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、またはその一部を共有できる、複数の個々のプロセッサによって提供することができる。さらに、「プロセッサ」、「コントローラ」、または「ロジック」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアを排他的に指すものと解釈するべきではなく、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性記憶装置を限定することなく、暗黙的に含むことができる。従来型および/またはカスタムの他のハードウェアも含むことができる。同様に、図に示されるすべてのスイッチは概念のみを示すものである。それらの機能は、プログラム・ロジックの動作を通じて、専用ロジックを通じて、プログラム制御および専用ロジックの対話を通じて、または手動でも、実行することができ、内容からより明確に理解されるように、特定の技術を実装者が選択可能である。
本明細書に示すブロック図は、本発明の原理を具体化する実例となる回路についての概念的な視点を表していることは当業者には自明であろう。同様に、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかに関わりなく、任意のフローチャート、流れ図、状態遷移図、擬似コードなどは、コンピュータ可読媒体において本質的に表され、したがって、コンピュータまたはプロセッサによって実行できる様々なプロセスを表していることを理解されるであろう。
記述および図面は、単に本発明の原理を示すものである。本明細書に明示的に記述して示していないが、本発明の原理を具体化し、その精神および範囲に含まれる様々な配置を当業者であれば考案できることを理解されるであろう。さらに、本明細書に詳述したすべての例は、原則として、読者が本発明の原理、およびその技術を推進する発明者(ら)によって提供された概念を理解するのを支援するために、教育のみを目的とすることを明確に意図するものであり、そのような具体的に詳述された例および条件に限定しないものとして解釈するべきである。さらに、本明細書において、本発明の原理、態様、および実施形態を詳述するすべての記述、およびその特定の例は、その等価物を包含することを意図するものである。
Claims (8)
- ワイヤレス通信ネットワークの基地局(eNB;HeNB)の間でメッセージを転送する方法であって、
ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップと、
前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップと、
前記ターゲット基地局に前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップであって、前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、前記ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティングするステップと、
前記ソース基地局と前記ターゲット基地局との間で直接的なX2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションを維持するステップであって、前記X2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションは、1つは前記ソース基地局から前記プロキシ・ノード、1つは前記プロキシ・ノードから前記ターゲット基地局という2つのSCTPアソシエーションを通じて運ばれる、維持するステップと
を含む方法。 - 抽出する前記ステップは、前記ターゲット基地局識別情報から前記ターゲットIPアドレスを抽出するステップを含み、ルーティングの前記ステップは、前記ターゲット基地局への前記ターゲットIPアドレスを持つ、前記出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップを含む、請求項1に記載の方法。
- ターゲット基地局識別情報を対応するターゲット基地局IPアドレスと照合するルックアップ・テーブルを維持するステップを含み、ルーティングの前記ステップは、前記ターゲット基地局識別情報を使用して、前記ルックアップ・テーブルから前記ターゲットIPアドレスを識別するステップと、前記ターゲット基地局への前記ターゲットIPアドレスを持つ、前記出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップとを含む請求項1または2に記載の方法。
- 受信する前記ステップは、前記入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを運ぶX2インターフェースIPパケット内に含まれるIPアドレスを持つプロキシ・ノードで、前記入ってくるX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップを含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ターゲット基地局識別情報を提供することに応じて、前記ターゲット基地局IPアドレスを取得するために、外部のルックアップ・テーブルに問い合わせるステップを含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ターゲット基地局とのS1インターフェース・メッセージの転送の間に、前記ルックアップ・テーブルに含めるために前記ターゲット基地局IPアドレスを受信するステップを含む請求項5に記載の方法。
- ワイヤレス通信ネットワークの基地局(eNB;HeNB)の間でメッセージを転送するように動作可能なプロキシ(x2ルーティング・プロキシ)であって、
ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するように動作可能な受信ロジックと、
前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するように動作可能な抽出ロジックと、
前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージを前記ターゲット基地局にルーティングするように動作可能なルーティング・ロジックであって、前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、前記ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティング・ロジックと、
前記ソース基地局と前記ターゲット基地局との間で直接的なX2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションを維持するように動作可能なインターフェース・ロジックを含み、前記X2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションは、1つは前記ソース基地局から前記プロキシ・ノード、1つは前記プロキシ・ノードから前記ターゲット基地局という2つのSCTPアソシエーションを通じて運ばれる、インターフェース・ロジックと
を含むプロキシ。 - コンピュータで実行されたときに、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法のステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品。
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