JP2015512192A - 複数のnfc−aデバイスの識別を改善するための方法および装置 - Google Patents

複数のnfc−aデバイスの識別を改善するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本明細書で開示される態様は、NFCタイプ−A RF技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善することに関する。一例において、通信デバイスは、第1のデバイスセンシング応答メッセージが1つまたは複数の衝突を含むと決定し、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することで複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別し、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージおよび第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信し、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信し、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することで、複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別する態勢が整っている。【選択図】図3

Description

米国特許法119条に基づく優先権の主張
[0001]本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年2月2日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR IMPROVING THE IDENTIFICATION OF MULTIPLE NFC-A DEVICES」と題する米国仮出願第61/594,270号の優先権を主張する。
[0002]開示される態様は一般に、デバイス間および/またはデバイス内の通信に関し、より詳細には、近接場通信(NFC)タイプ−A無線周波数(RF)技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善するための方法およびシステムに関する。
[0003]技術の進歩は、より小型でよりパワフルなパーソナルコンピューティングデバイスをもたらした。例えば、各々が小型かつ軽量でユーザによって容易に持ち運ぶことができるポータブルワイヤレス電話、携帯情報端末(PDA)、およびページングデバイスのようなワイヤレスコンピューティングデバイスを含む様々なポータブルパーソナルコンピューティングデバイスが現在では存在している。より詳細には、ポータブルワイヤレス電話は、例えば、ワイヤレスネットワークを通して音声およびデータパケットを通信するセルラ電話をさらに含む。多くのそのようなセルラ電話は、コンピューティング能力が比較的大幅に高められて製造されており、そのため、小型のパーソナルコンピュータおよびハンドヘルドPDAに等しくなりつつある。さらに、そのようなデバイスは、セルラ通信、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信、NFC、等のような、様々な周波数および適用可能なカバレッジエリアを使用して通信可能なように製造されている。
[0004]NFCフォーラムアクティビティ仕様(NFC Forum Activity specification)は、NFCタイプA(NFC−A)無線周波数(RF)技術を使用する複数のデバイス、タグ、およびカードを解消する際に使用すべき技術検出プロシージャを定義する。プロセスは、動作ボリューム内の各デバイスを区別するために、複数回実行される論理ループの性能を含む。さらに、プロセスは、デバイスセンシング要求ポーリングコマンド(SENS_REQ)に対するデバイスセンシング応答(SENS_RES)を含む。NFC−A RF技術の場合、デバイスセンシング応答は、ポーリングデバイスに、衝突解消を実行するためにそれが使用しうる情報を示しうる。しかしながら、動作ボリューム内に複数のリモートNFCデバイス(例えば、リーダ(reader)/ライタ(writer)、タグ、カード、ピアデバイス、等)が存在する場合、デバイスセンシング応答自体が衝突から損害を被る。現在の文書としてのNFCフォーラムアクティビティ仕様は、ポーリングデバイスに、最初に(originally)受信されたデバイスセンシング応答に基づいて衝突解消を実行させる。衝突解消プロセスを通じてすべての反復に対し最初のデバイスセンシング応答が使用され続ける場合、単一デバイス検出要求(例えば、SDD_REQ)、および/または、受信されたデバイスセンシング応答の分析に応答して生成されたデバイスセンシング要求は、どのデバイスの組み合わせが最初のデバイスセンシング応答の衝突を引き起こすかついての、ポーリングデバイスによる、最善の解釈(best interpretation)でしかありえない。そのような態様では、ポーリングデバイスは、SENS_RESの特定のバイトに衝突がある場合、センスされたものが何であるかを決定することができない可能性がある。このように、技術検出プロシージャ中の曖昧さを取り除くために使用されるデバイスセンシング応答が、現在、最も曖昧な可能性のある応答である。
[0005]よって、複数のNFC−Aデバイスの間における技術検出を改善するための改善された装置および方法が望まれうる。
[0006]以下に、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の概要を提示する。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲に及ぶ概観ではなく、すべての態様のキーまたは不可欠な要素を識別することも、任意のまたはすべての態様の範囲を描写することも意図されない。この目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、1つまたは複数の態様形式のうちいくつかの概念を提示することである。
[0007]1つまたは複数の実施形態およびそれらの対応する開示によれば、様々な態様が、NFCタイプ−A RF技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善することに関連して説明される。ある例において、通信デバイスは、第1のデバイスセンシング応答メッセージが1つまたは複数の衝突を含むと決定し、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別し、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージおよび第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信し、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信し、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別するように構成される。
[0008]関連する態様によれば、NFCタイプ−A RF技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善するための方法が提供される。方法は、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定することを含みうる。さらに方法は、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第1のリモートNFCデバイスを識別することを含みうる。さらに方法は、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信することを含みうる。さらに、方法は、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信することを含みうる。さらに方法は、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信することを含みうる。その上、方法は、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第2のリモートNFCデバイスを識別することを含みうる。
[0009]別の態様は、NFCタイプ−A RF技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善することができる通信装置に関する。通信装置は、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定するための手段を含みうる。さらに、通信装置は、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第1のリモートNFCデバイスを識別するための手段を含みうる。さらに通信装置は、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信するための手段を含みうる。さらに、通信装置は、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信するための手段を含みうる。さらに通信装置は、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するための手段を含みうる。その上、通信装置は、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第2のリモートNFCデバイスを識別するための手段を含みうる。
[0010]別の態様は、通信装置に関する。装置は、トランシーバと、メモリと、このメモリに結合されたプロセッサと、このメモリまたはプロセッサのうち少なくとも1つに結合されたNFC技術検出モジュールとを含みうる。NFC技術検出モジュールは、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定し、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第1のリモートNFCデバイスを識別するように構成されうる。さらに、トランシーバは、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信し、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信し、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するように構成されうる。その上、NFC技術検出モジュールはさらに、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第2のリモートNFCデバイスを識別するように構成されうる。
[0011]さらに別の態様は、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定するためのコードを含むコンピュータ読取可能な媒体を有しうるコンピュータプログラム製品に関する。さらに、コンピュータ読取可能な媒体は、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第1のリモートNFCデバイスを識別するためのコードを含みうる。さらにコンピュータ読取可能な媒体は、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信するためのコードを含みうる。さらにコンピュータ読取可能な媒体は、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信するためのコードを含みうる。さらにコンピュータ読取可能な媒体は、第1のリモートNFCデバイスを含まない複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するためのコードを含みうる。その上、コンピュータ読取可能な媒は、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうちの第2のリモートNFCデバイスを識別するためのコードを含みうる。
[0012]前述および関連した目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下に十分に説明され、特許請求の範囲で具体的に示される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様の特定の例示的な特徴を詳細に示す。しかしならが、これらの特徴は、様々な態様の原理が用いられうる様々な方法のほんの一部しか示さず、この説明は、そのような態様およびそれらの等化物をすべて含むことが意図される。
[0013]開示される態様は、添付の図面に関して以下で説明され、開示される態様を限定するためでなく例示するために提供されるだろう。ここで、同様の称号は、同様の要素を指す。
図1は、ある態様に係る、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 図2は、ある態様に係る、ワイヤレス通信システムの概略図である。 図3は、ある態様に係る、NFC環境のブロック図である。 図4は、ある態様に係る、複数のNFC−Aデバイスの間における技術検出を改善する例を説明するフローチャートである。 図5は、ある態様に係る、複数のNFC−Aデバイスの間における技術検出を改善する別の例を説明するフローチャートである。 図6は、ある態様に係る、通信デバイスの例示的なアーキテクチャの機能的なブロック図を示す。 図7は、ある態様に係る、複数のNFC−Aデバイスの間における技術検出を改善するための例示的な通信システムの機能的なブロック図である。
[0021]様々な態様が図面を参照して説明される。以下の説明では、説明する目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細が示される。しかしながら、そのような態様がこれらの特定の詳細なく実施されうることは理解されるべきである。
[0022]一般的に、技術検出プロシージャ中、ポーリングデバイスは、互いに衝突する、動作ボリューム内の複数のリモートNFCデバイスからのデバイスセンシング応答を受信しうる。デバイスセンシング応答を提供した各リモートNFCデバイスの識別を試みるために衝突解消ループが使用されうる。衝突解消プロセスは、複数のリモートNFCデバイスの各々が別々に識別されるまで継続しうる。衝突解消ループの各反復中、解消されたNFCデバイスの各々は、スリープモードに置かれ、ポーリングデバイスによって新しいデバイスセンシング要求が送られ、新しいデバイスセンシング応答が、任意の未解消でアウェイクなNFCデバイスから受信されうる。スリープモードのNFCデバイスがデバイスセンシング応答を提供しないため、新たに受信されるデバイスセンシング応答は、以前に受信されたデバイスセンシング応答よりも少ない衝突を含みうる。衝突解消ループは、追加の衝突がまったく検出されなくなるまで、各衝突解消ループ反復の間、新たに受信されるデバイスセンシング応答を使用し続けうる。
[0023]図1は、本発明の様々な例示的な実施形態に係るワイヤレス通信システム100を示す。入力電力102は、エネルギ転送を提供するための放射界106を生成するために、送信機104に提供される。受信機108は、放射界106に結合され、出力電力110に結合されたデバイス(示されない)によって蓄えるまたは消費されるための出力電力110を生成する。送信機104および受信機108の両方は、距離112だけ離れている。例示的な実施形態では、送信機104および受信機108は、相互共振関係(mutual resonant relationship)にしたがって構成され、受信機108の共振周波数および送信機104の共振周波数が非常に近いと、送信機104と受信機108との間の送信損失は、受信機108が放射界106の「近接場」に位置付けられている場合に最小限である。
[0024]送信機104はさらに、エネルギ送信のための手段を提供するための送信アンテナ114を含む。受信機108は、エネルギ受信のための手段として受信アンテナ118を含む。送信アンテナおよび受信アンテナは、それらに関連付けられたアプリケーションおよびデバイスに準じてサイズ変更される。述べられたように、効率的なエネルギ転送は、遠距離場(far field)に電磁波でエネルギの大半を伝播するというよりはむしろ、送信側アンテナの近接場においてエネルギの大部分を受信側アンテナと結合することで行われる。近接場である場合、結合モードが、送信アンテナ114と受信アンテナ118との間で展開されうる。この近接場結合が行われうるアンテナ114および118の周りのエリアは、本明細書において、結合モード領域(coupling-mode region)と呼ばれる。
[0025]図2は、例示的な近接場ワイヤレス通信システムの概略図である。送信機204は、発振器222、電力増幅器224、ならびにフィルタおよび整合回路226を含む。発振器は、調整信号223に応答して調整されうる所望の周波数で信号を生成するように構成される。発振器信号は、制御信号225に反応する増幅量で電力増幅器224によって増幅されうる。フィルタおよび整合回路226は、調波(harmonic)または他の望ましくない周波数をフィルタリング除去し、送信機204のインピーダンスを送信アンテナ214に整合させるために含まれうる。
[0026]受信機208は、DC電力出力を生成して、図2に示されるようなバッテリ236を充電するため、または、受信機に結合されたデバイス(示されない)に電力供給するために、整合回路232ならびに整流器および切替回路234を含みうる。整合回路232は、受信機208のインピーダンスを受信アンテナ218に整合させるために含まれうる。受信機208および送信機204は、別々の通信チャネル219(例えば、ブルートゥース、Zigbee(登録商標)、セルラ、等)の上で通信しうる。
[0027]図3について、ある態様に係る通信ネットワーク300のブロック図が示される。通信ネットワーク300は、アンテナ324を通して、2つ以上のリモートNFCデバイス(330a,330b,330n)の動作ボリューム内に存在しうる通信デバイス310を含みうる。通信ネットワーク300内の各NFCデバイス(310,330a,330b,330n)は、1つまたは複数のNFC RF技術326(例えば、NFC−A、NFC−B、NFC−F、等)を使用しうる。ある態様では、通信デバイス310は、動作ボリュームをポーリングするためにNFC技術検出モジュール350を使用し、リモートNFCデバイス(330a,330b,330n)の有無を検出し、その各々を識別しようと試みうる。各リモートNFCデバイス(330a,330b,330n)は、1つまたは複数のRFプトロコル336を使用する1つまたは複数のRFインターフェース334を通してNFC技術応答モジュール332を使用して、デバイスセンシング応答メッセージ(338a,338b,338n)で、ポーリングを行う通信デバイス310に応答するように構成されうる。ある態様において、リモートNFCデバイスの各々は、デバイスセンシング応答メッセージ(338a,338b,338n)を送信する際に、NFC−A RF技術を使用するように構成される。別の態様において、通信デバイス310は、アクセスネットワークおよび/またはコアネットワーク(例えば、CDMAネットワーク、GPRSネットワーク、UMTSネットワーク、および他のタイプのワイヤラインおよびワイヤレス通信ネットワーク)に接続されるように構成される。ある態様において、リモートNFCデバイス(330a,330b,330n)は、リモートNFCタグ、リーダ/ライタデバイス、ピア開始デバイス、リモートピアターゲットデバイス、等を含みうるがそれらに限定されるわけではない。
[0028]通信デバイス310は、NCI320を含みうる。ある態様において、NCI320は、NFC対応アンテナ324およびNFCコントローラ312の間の通信を可能にするように構成されうる。
[0029]通信デバイス310は、NFCコントローラ(NFCC)312を含みうる。ある態様において、NFCC312は、RF発見モジュール314を含みうる。RF発見モジュール314は、発見プロセスを使用してRF発見を実行するように構成されうる。発見プロセスの一態様は、NFC−A RF技術を使用して通信するように構成された1つまたは複数のリモートNFCデバイス(330a,330b,330n)の有無のポーリングを含みうる。DH340は、RF発見に関連付けられた様々な機能を実行するようにNFCC312を促すためのコマンドを生成するように構成されうる。
[0030]通信デバイス310は、NFC技術検出モジュール350を含みうる。NFC技術検出モジュール350は、デバイスセンシング要求メッセージ352を生成および通信するように構成されうる。ある態様において、デバイスセンシング要求メッセージ352は、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格(NFC Forum Digital Protocol specification)で定義されたような、SENS_REQメッセージでありうる。NFC技術検出モジュール350は、1つまたは複数のリモートNFCデバイス(330a,330b,330n)から1つまたは複数のデバイスセンシング応答メッセージ(338a,338b,338n)を受信し、それは、1つまたは複数の衝突を含む、受信されたデバイスセンシング応答354に帰着する。ある態様において、各デバイスセンシング応答メッセージ(338a,338b,338n)は、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージでありうる。NFC技術検出モジュール350はさらに、1つまたは複数の衝突を含む、受信されたデバイスセンシング応答354を分析するように構成されうる衝突解消モジュール356を含みうる。図3は、NFC技術検出モジュール350が離れたモジュールであると描写しているが、当業者は、NFC技術検出モジュール350に関連付けられた機能が、NFCC312、DH340、等であるがそれらに限定されない1つまたは複数のコンポーネント内に含まれうること認識するだろう。
[0031]通信デバイス310はさらに、1つまたは複数の衝突を含む1つまたは複数の受信されたデバイスセンシング応答354で受信された1つまたは複数のパラメータを記憶するように構成されうるメモリ360を含みうる。別の態様において、新たに受信されたデバイスセンシング応答354の各々は、以前に記憶されたデバイスセンシング応答354を上書きおよび/または削除することで、メモリ360に記憶されうる。
[0032]1つの動作的な態様において、衝突解消モジュール356は、複数のリモートNFCデバイス(330a,330b,330n)のうち1つ(例えば、330a)を識別し、通信デバイス310は、この識別されたリモートNFCデバイス(例えば、330a)に、スリープ要求を送信しうる。ある態様において、デバイススリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージでありうる。その後、NFC技術検出モジュール350は、別のデバイスセンシング要求メッセージを送信しうる。複数のリモートNFCデバイスのうち1つが、スリープ要求メッセージによってスリープモードへと促されるため、後に受信されるデバイスセンシング応答354は、以前に受信されたデバイスセンシング応答以上に衝突を含まず、よって、より少ない衝突354を含みうる。その後、衝突解消モジュール356は、衝突解消を実行するために、後に受信されるデバイスセンシング応答354を使用しうる。換言すると、NFC衝突解消ループを通るたびに、デバイスセンシング要求メッセージ352に応答する、リモートNFCデバイス(330a,330b,330n)(例えば、ピアデバイス、リーダ、ライタ、タグ、カード、等)についてのデバイスセンシング応答は1つ少なくなりうる。このように、最も最近受信されたデバイスセンシング応答354は、少なくとも、以前に受信されたデバイスセンシング応答354ほど悪いものではなく、実際、反復ごとにより少ない衝突およびより少ない曖昧さを含みうるため、より良いものでありうる。上述された動作的な態様に続いて、NFC衝突解消ループをと通る最終の反復では、1つのリモートNFCデバイス(例えば、330n)だけが応答するためにアウェイクでありうるため、最終のデバイスセンシング応答メッセージ354は、衝突がない(collision free)。
[0033]よって、複数のリモートNFCデバイス330a,330b,330nとともに通信デバイス310のために、改善された技術検出を提供するためのシステムおよび方法が開示される。
[0034]図4−5は、提示された主題の様々な態様に係る様々な方法を例示する。説明を簡単にするために、これら方法は、一連の動作またはシーケンスステップとして示され説明されるが、いくつかの動作が、本明細書に示されたおよび説明されたものとは異なる順序で、および/または、他の動作と同時に起こるため、請求される主題が動作の順序によって限定されないことは理解および認識されるきである。例えば、当業者であれば、方法が、状態図にあるような、一連の相関状態またはイベントとして代替的に表されうることを理解および認識するであろう。その上、請求される主題に係る方法を実現するために、例示されたすべての動作が要求されるわけではない。加えて、以下に、および、本明細書全体にわたって開示される方法が、そのような方法をコンピュータに移送および転送することを容易にするために、製造品(article of manufacture)に記憶可能であることはさらに認識されるべきである。本明細書で使用される場合、製造品という用語は、任意のコンピュータ読取可能なデバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことが意図される。
[0035]図4は、複数のリモートNFCデバイスが存在する通信環境においてNFC技術検出を改善するためのプロセス400を説明する例示的なフローチャートを描写する。
[0036]ブロック402において、NFCデバイスは、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定しうる。ある態様において、第1のデバイスセンシング応答は、技術検出プロセスの一部としてデバイスセンシング要求メッセージを送信し、第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答して第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信することによって取得されうる。ある態様において、第1のデバイスセンシング応答は、NFCデバイスによって記憶されうる。ある態様において、複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A無線RF技術を使用するように構成される。別の態様において、複数のリモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイス、等のあらゆる組み合わせを含みうる。
[0037]ブロック404において、NFCデバイスは、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別しうる。本明細書で使用される場合、第1のリモートNFCデバイスは、単に、識別されている複数のリモートNFCデバイスのうち1つを指す。当業者は、「第1の」というラベルの適用が、リモートNFCデバイスの識別に照らして行われるものであり、複数のリモートNFCデバイスの任意の順序付け、ランク付け、および/または特徴付けに対応しないことを認識するだろう。ある態様において、技術検出の一部として使用される単一のデバイス検出通信は、各リモートNFCデバイスを識別しうるNFCIDを含みうる。
[0038]ブロック406で、NFCデバイスは、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信しうる。ある態様において、スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージを含む。
[0039]ブロック408で、NFCデバイスは、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信しうる。ある態様において、第1のデバイスセンシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージを含む。
[0040]ブロック410で、NFCデバイスは、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信しうる。ある態様において、第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージでありうる。ある態様において、第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCデバイス上に記憶されうる。1つのそのような態様において、第2のデバイスセンシング応答メッセージは、第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書するように記憶されうる。別の態様において、第2のデバイスセンシング応答メッセージは、第1のデバイスセンシング応答メッセージとともに記憶されうる。さらに、後のデバイスセンシング応答メッセージは、第1のおよび第2のデバイスセンシング応答メッセージとともに記憶され、NFCデバイスは、記憶されたメッセージを分析して、複数のリモートNFCデバイスのうち1つまたは複数の他のリモートNFCデバイスを識別しうる。
[0041]ブロック412で、NFCデバイスは、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別しうる。「第1の」の用途について上述されたように、本明細書で使用される場合、「第2の」は、単に、識別されている複数のリモートNFCデバイスのうち別の1つを指す。当業者は、「第2の」というラベルの適用が、単に、リモートNFCデバイスの識別に照らして行われるものであり、複数のリモートNFCデバイスの任意の順序付け、ランク付け、および/または特徴付けに対応しないことを認識するだろう。
[0042]図5は、ピアモード受動通信のためにRF発見を改善するための別のプロセス500を説明する例示的なフローチャートを描写する。
[0043]ブロック502で、NFCデバイスは、技術検出プロセスの一部として、デバイスセンシング要求(例えば、SENS_REQ)を送りうる。本明細書で使用される場合、技術検出プロセスは、NFCデバイスが、このNFCデバイスの動作ボリューム内の1つまたは複数のリモートNFCデバイスを検出および識別することを支援する。
[0044]ブロック504で、NFCデバイスは、1つまたは複数の衝突を含む初期のデバイスセンシング応答(例えば、SENS_RES)を受信しうる。本明細書で使用される場合、衝突とは、単一値に対して「0」および「1」ビットの両方が受信されることに帰着するような方式で複数のリモートNFCデバイスが応答したことを示す、メッセージ内のインジケーションを指す。換言すると、1つのリモートNFCデバイスは、そのNFCID内のあるロケーションに「0」を含み、別のリモートNFCデバイスは、それ自体のNFCID内の同じロケーションに「1」を含みうる。
[0045]ブロック506で、NFCデバイスは、受信された初期のデバイスセンシング応答を記憶しうる。ある態様において、NFCデバイスは、受信されたデバイスセンシング応答を、NFCコントローラ上の利用可能な不揮発性(NV)メモリに記憶しうる。別の態様において、NFCデバイスは、受信されたデバイスセンシング応答を、NFCデバイスにおいて利用可能なメモリ(例えば、メモリ608)に記憶しうる。ブロック508で、NFCデバイスは、デバイスセンシング応答を送ったデバイスのうち1つを識別するために衝突解消を実行しうる。
[0047]ブロック510で、NFCデバイスは、任意の衝突が最も最近分析されたデバイスセンシング応答に残存しているか否かを決定する。ブロック510で、いずれの衝突も未解決(pending)でないとNFCデバイスが決定すると、ブロック512において、衝突解消プロセスは、成功裏に終了しうる。
[0048]対照的に、ブロック510で、1つまたは複数の衝突が依然として未解決であるとNFCデバイスが決定すると、ブロック514で、NFCデバイスは、最も最近の衝突解消を通じて識別されたリモートNFCデバイスにスリープ要求を送りうる。
[0049]ブロック516で、NFCデバイスは、動作ボリューム内の依然として識別されていない1つまたは複数のリモートNFCデバイスの検出および識別を試みるために、デバイスセンシング要求を送りうる。
[0050]ブロック518で、NFCデバイスは、後のデバイスセンシング応答を受信しうる。本明細書で使用される場合、後のデバイスセンシング応答は、初期のデバイスセンシング応答が受信された後に受信される任意のデバイスセンシングデバイスを含みうる。
[0051]ブロック520で、NFCデバイスは、後に受信されるデバイスセンシング応答を記憶しうる。ある態様において、後に受信されるデバイスセンシング応答の各々は、以前に保存されたデバイスセンシング応答を上書きするように保存されうる。別の態様において、受信されたデバイスセンシング応答の各々が保存されうる。そのような態様において、保存されたデバイスセンシング応答のセットは、曖昧さが潜在的かつ漸進的により少なくなるデバイスセンシング応答(potentially progressively less ambiguous device sensing responses)の履歴を生成しうる。さらに、そのような態様では、この履歴は、動作ボリューム内の1つまたは複数の他のリモートNFCデバイスを決定するために分析されうる。最も最近受信されたデバイスセンシング応答が受信された後、プロセスは、衝突解消の別の反復が実行されるために、ブロック508に戻る。
[0052]図3を参照すると同時にここで図6も検討すると、通信デバイス600の例示的なアーキテクチャが例示される。図6に描写されるように、通信デバイス600は、例えば、受信アンテナ(示されない)から信号を受信し、受信された信号に対して典型的な動作(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、等)を実行し、調整された信号をデジタル化してサンプルを取得する受信機602を備える。受信機602は、受信されたシンボルを復調し、チャネル推定のためにそれらをプロセッサ606に提供することができる復調器604を備えうる。プロセッサ606は、受信機602によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機620による送信のための情報を生成することに特化したプロセッサ、通信デバイス600の1つまたは複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、および/または、受信機602によって受信された情報を分析して、送信機620による送信のための情報を生成することと、通信デバイス600の1つまたは複数のコンポーネントを制御することとを両方とも行うプロセッサでありうる。さらに、信号は、プロセッサ606によって処理された信号を変調しうる変調器618を通して、送信機620による送信に備えられうる。
[0053]通信デバイス600は、加えて、プロセッサ606であるがそれに限定されない様々なコンポーネントに動作可能に結合され、かつ、送信されるべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、TCPフロー、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネル、電力、レート、または同様のものに関連する情報、ならびに、NFCピアモード接続確立を支援するための任意の他の適切な情報を記憶することができるメモリ608を備えうる。ある態様において、メモリ608は、初期に記憶されたデバイスセンシング応答610を含みうる。ある態様において、メモリはさらに、1つまたは複数の後に受信されるデバイスセンシング応答612を含みうる。
[0054]オプションの態様において、メモリ608はさらに、受信されたデバイスセンシング応答の各々を、デバイスセンシング応答記憶構造614(例えば、表、行列、等)に記憶しうる。そのようなオプションの態様において、NFC技術検出モジュール660は、各デバイスについての正確なデバイスセンシング応答値を識別するために、衝突解消が完了した後に、記憶構造614を分析するように構成されうる。例えば、動作ボリューム内のすべてのリモートNFCデバイスについて衝突解消が実行された後、記憶構造614は、表1で提供されるように例示的な値を含みうる。
Figure 2015512192
[0055]表1において、「*」は、衝突を経験したビットロケーションを示す。上記オプションの態様に続いて、より空白の多い(cleaner)デバイスセンシング応答(SENS_RES[1])は、最後のデバイスセンシング応答(SENS_RES[2])から推測されうる。SENS_RES[2]が、SENS_RES[1]の唯一の衝突バイトロケーションに「1」の値を有するため、SENS_RES[1]についてこのビット値は「0」であると推測されうる。同様に、SENS_RES[1]が第4のビットとして「0」を含むため、SENS_RES[0]についてこのビット値は「1」であると推測されうる。このように、より空白の多いデバイスセンシング応答は、記憶構造614の分析を通じて、デバイスごとに推測されうる。
[0056]さらに、プロセッサ606、受信機602、送信機620、デバイスホスト634、NFCC630、および/またはNFC技術検出モジュール660は、第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定するための手段と、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することで複数のリモートNFCデバイスのうちの第1のリモートNFCデバイスを識別するための手段と、第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを第1のリモートNFCデバイスに送信するための手段と、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信するための手段と、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するための手段と、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することで、複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別するための手段とを提供することができる。
[0057]本明細書で説明されるデータ記憶装置(例えば、メモリ608)が、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであること、あるいは揮発性と不揮発性メモリの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示として、RAMは、同期RAM(SRAM)、動的RAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンスドSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスRAM(DRRAM)のような、多くの形式で利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ608は、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを備えうるがこれらに限定されるわけではない。ある態様において、メモリ608はさらに、衝突解消プロセスの一部として受信された、1つまたは複数の受信されたデバイスセンシング応答(SENS_RES)を含みうる。ある態様において、初期に受信されたデバイスセンシング応答610は、後のデバイスセンシング応答612によって上書き/置き換えられうる。別の態様において、1つまたは複数の後に受信されるデバイスセンシング応答612は、初期に受信されたデバイスセンシング応答610とともに記憶されうる。
[0058]通信デバイス600は、NFCコントローラ630およびデバイスホスト634を含みうる。ある態様において、NFCC630は、RF発見モジュール632を含みうる。RF発見モジュール632は、発見プロセスを実行するように構成されうる。発見プロセスの一態様は、NFC−A RF技術を使用して通信するように構成された1つまたは複数のリモートNFCデバイスの有無をポーリングすることを含みうる。DH634は、RF発見に関連付けられた様々な機能を実行するようにNFCC630を促すためのコマンドを生成するように構成されうる。
[0059]別の態様において、通信デバイス600は、NCI650を含みうる。ある態様において、NCI650は、NFC対応アンテナ(例えば、602、620)、NFCコントローラ630、およびDH630の間で通信を可能にするように構成されうる。NCI650は、リスニングモードおよび/またはポーリングモードで機能するように構成されうる。
[0060]別の態様において、通信デバイス600は、NFC技術検出モジュール660を含みうる。NFC技術検出モジュール660は、デバイスセンシング要求メッセージ662を生成および通信するように構成されうる。ある態様において、デバイスセンシング要求メッセージ662は、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージでありうる。NFC技術検出モジュール660は、1つまたは複数のリモートNFCデバイスから1つまたは複数のデバイスセンシング応答メッセージを受信し、それは、1つまたは複数の衝突を含む、受信されたデバイスセンシング応答664に帰着する。ある態様において、各デバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージでありうる。NFC技術検出モジュール660はさらに、1つまたは複数の衝突を含む、受信されたデバイスセンシング応答664を分析するように構成されうる衝突解消モジュール666を含みうる。図6は、NFC技術検出モジュール660が離れたモジュールであることを検出するが、当業者は、NFC技術検出モジュール660に関連付けられた機能が、NFCC630、DH634、等であるがそれらに限定されない1つまたは複数のコンポーネント内に含まれうること認識するだろう。別の態様において、NFC技術検出モジュール660は、図4−5に関して説明されるNFC技術検出プロセスを実行するように構成される。
[0061]加えて、通信デバイス600は、ユーザインタフェース640を含みうる。ユーザインタフェース640は、通信デバイス600への入力を生成するための入力メカニズム642、および通信デバイス600のユーザによる消費についての情報を生成するための出力メカニズム644を含みうる。例えば、入力メカニズム642は、キーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーンディスプレイ、マイクロフォン、等のようなメカニズムを含みうる。さらに、例えば、出力メカニズム644は、ディスプレイ、オーディオスピーカ、触覚(haptics)フィードバックメカニズム、パーソナルエリアネットワーク(PAN)トランシーバ、等を含みうる。例示される態様において、出力メカニズム644は、画像またはビデオ形式であるメディアコンテンツを提示するように構成されたディスプレイ、あるいはオーディオ形式であるメディアコンテンツを提示するためのオーディオスピーカを含みうる。
[0062]図7は、ある態様にしたがって、NFCタイプ−A RF技術を使用する複数のNFCデバイスの間における技術検出および衝突解消を改善するように構成された例示的な通信システム700のブロック図を描写する。例えば、システム700は、通信デバイス(例えば、通信デバイス600)内に少なくとも部分的に存在しうる。システム700が、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されることは認識されるべきである。システム700は、連動することができる電気コンポーネントの論理グルーピング702を含む。
[0063]例えば、論理グルーピング702は、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含みうるデバイスセンシング応答メッセージを受信するための手段704を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、受信するための手段704は、通信デバイス600の受信機602、DH634、NFCC630、NFC技術検出モジュール660、および/またはプロセッサ606を含みうる。ある態様において、受信するための手段704は、それに応答して、第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信するように構成されうる。ある態様において、受信するための手段704は、複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するように構成されうる。ある態様において、受信するための手段704は、衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを受信するように構成されうる。ある態様において、受信するための手段704は、単一デバイス検出通信の一部として、1つまたは複数のメッセージを受信するように構成されうる。ある態様において、デバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージでありうる。別の態様において、複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A RF技術を使用するように構成されうる。別の態様において、リモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイス、等でありうる。
[0064]さらに、論理グルーピング702は、デバイスセンシング応答メッセージが複数のリモートNFCデバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定するための手段706を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、決定するための手段706は、通信デバイス600のDH634、NFCC630、NFC技術検出モジュール660、および/またはプロセッサ606を含みうる。
[0065]さらに、論理グルーピング702は、デバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、リモートNFCデバイスを識別するための手段708を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、識別するための手段708は、通信デバイス600のDH634、NFCC630、NFC技術検出モジュール660、および/またはプロセッサ606を含みうる。ある態様において、識別するための手段708は、第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別するように構成される。ある態様において、識別するための手段708は、第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別するように構成されうる。
[0066]その上、論理グルーピング702は、識別されたリモートNFCデバイスにスリープ要求メッセージを、および/または、デバイスセンシング要求メッセージを送信するための手段710を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、送信するための手段710は、通信デバイス600の送信機620、DH634、NFCC630、NFC技術検出モジュール660、および/またはプロセッサ606を含みうる。ある態様において、送信するための手段710は、識別されたリモートNFCデバイスにスリープ要求メッセージを送信するように構成されうる。ある態様において、送信するための手段710は、技術検出プロセスの一部として、第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信するように構成されうる。ある態様において、送信するための手段710は、第2のデバイスセンシング要求メッセージを送信するように構成されうる。ある態様において、送信するための手段710は、単一デバイス検出通信の一部として、1つまたは複数のメッセージを送信するように構成されうる。ある態様において、センシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージでありうる。別の態様において、スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージでありうる。
[0067]オプションの態様において、論理グルーピング702は、デバイスセンシング応答メッセージを記憶構造に記憶するための手段712を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、記憶するための手段712は、通信デバイス600のメモリ608を含みうる。ある態様において、記憶するための手段712は、第1のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造内の第1のロケーションに記憶するように構成されうる。ある態様において、記憶するための手段712は、第2のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造内の第2のロケーションに記憶するように構成されうる。ある態様において、記憶するための手段712は、第2のデバイスセンシング応答メッセージで、第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書きするように構成されうる。
[0068]別のオプションの態様において、論理グルーピング702は、受信された衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを使用して記憶構造を分析することによって、第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージの衝突がないバージョンを決定するための手段714を提供しうる電気コンポーネントを含みうる。例えば、ある態様において、決定するための手段714は、通信デバイス600のDH634、NFCC630、NFC技術検出モジュール660、および/またはプロセッサ606を含みうる。
[0069]加えて、システム700は、電気コンポーネント704、706、708、710、712、および714に関連付けられた機能を実行するための命令を保持し、電気コンポーネント704、706、708、710、712、714によって使用または取得されたデータを記憶するメモリ716を含みうる。メモリ716の外側にあるものと示されているが、電気コンポーネント704、706、708、710、712、および714のうち1つまたは複数がメモリ716内に存在しうることは理解されるべきである。一例において、電子コンポーネント704、706、708、710、712、および714が、少なくとも1つのプロセッサを含むことができるか、または、各電子コンポーネント704、706、708、710、712、および714の各々が少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールでありうる。その上、追加的または代替的な例において、電子コンポーネント704、706、708、710、712、および714は、コンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピュータプログラム製品であることができ、この場合、電子コンポーネント704、706、708、710、712、および714の各々は、対応するコードでありうる。ある態様において、例えば、メモリ716は、メモリ608(図6)と同一のものまたは類似したものでありうる。別の態様において、メモリ716は、DH634、NFCC630、および/またはNFC技術検出モジュール660に関連付けられうる。
[0070]本願で使用される場合、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」という用語および同様のものは、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたもの、ソフトウェア、または実行中のソフトウェア等であるがそれらに限定されないコンピュータ関連エンティティを含むことが意図される。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうるが、それらに限定されるわけではない。例として、コンピューティングデバイス上で実行中のアプリケーションとそのコンピューティングデバイスは両方とも、コンポーネントでありうる。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、コンポーネントは、1つのコンピュータにローカライズされうる、および/または2つ以上のコンピュータの間で分散されうる。加えて、これらコンポーネントは、様々なデータ構造が格納されている様々なコンピュータ読取可能な媒体から実行されうる。これらコンポーネントは、例えば、ローカルシステム、分散システム内の別のコンポーネントと対話する1つのコンポーネントからのデータのような1つまたは複数のデータパケットを有する信号にしたがって、等ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを通して、および/または、この信号を経由して他のシステムとインターネットのようなネットワークにわたって通信しうる。
[0071]さらに、ワイヤード端末またはワイヤレス端末でありうる端末に関連して様々な態様が本明細書で説明される。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、モバイル機器(ME)、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)とも呼ばれうる。ワイヤレス端末は、セルラ電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスでありうる。その上、様々な態様が基地局に関連して本明細書で説明される。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用されえ、それは、アクセスポイント、ノードB、またはいくつかの他の専門用語で呼ばれうる。
[0072]その上、「または」という用語は、排他的な「または」というよりはむしろ包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、別途明記されていない限り、または、文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを用いる」という表現は、自然で包括的な置き換えのいずれかを意味することが意図される。すなわち、「XはAまたはBを用いる」という表現は、以下の例のうちいずれかによって満たされる:XはAを用いる;XはBを用いる;または、XはAとBの両方を用いる。加えて、本明細書および添付された請求項に使用さる場合「a」および「an」という冠詞は一般に、単数形に向けられていることが別途明記されていない限り、あるいは、文脈から明らかでない限り、「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである。
[0073]本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信システムおよび他のシステムに使用されうる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、交換可能に使用されることが多い。CDMAシステムは、UTRA、cdma2000、などの無線技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CMA)およびCDMAの他の変形を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現しうる。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュOFDMA、等のような無線技術を実現しうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを、アップリンクではSC−FDMAを用いる、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる団体からの文書に記載されている。追加的に、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記載される。さらに、このようなワイヤレス通信システムは、ペアリングされていない無許可のスペクトル、802.xxワイヤレスLAN、Bluetooth(登録商標)、近接場通信(NFC−A,NFC−B,NFC−f、等)、および任意の他の短距離または長距離のワイヤレス通信技法を使用することが多いピア・ツー・ピア(例えば、モバイル・ツー・モバイル)アドホックネットワークシステムを追加的に含みうる。
[0074]様々な態様または特徴は、多数のデバイス、コンポーネント、モジュール、および同等のものを含みうるシステムの観点から提示されるだろう。様々なシステムが、追加のデバイス、コンポーネント、モジュール、等を含みうること、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、コンポーネント、モジュール、等をすべて含むわけではないことは理解および認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
[0075]本明細書に開示された態様に関連して説明された様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらのあらゆる組み合わせで実現または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替的に、プロセッサは、あらゆる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、またはあらゆる他のそのような構成との組み合わせとして実現されうる。追加的に、少なくとも1つのプロセッサは、上述されたステップおよび/または動作のうち1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えうる。
[0076]さらに、本明細書に開示された態様に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法の動作および/またはステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれら2つの組み合わせにおいて、具現化(embodied)されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形式の記憶媒体に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されうる。代替的に、記憶媒体は、プロセッサに一体化されうる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在しうる。追加的に、ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートコンポーネントとして存在しうる。加えて、いくつかの態様では、アルゴリズムまたは方法の動作および/またはステップは、コンピュータプログラム製品に組み込まれうる、機械読取可能な媒体および/またはコンピュータ読取可能な媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組み合わせまたはセットとして存在しうる。
[0077]1つまたは複数の態様において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これらの機能は、コンピュータ読取可能な媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の入手可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、データ構造または命令の形式で所望のプログラムコードを記憶または搬送するために使用可能であり、かつコンピュータによってアクセスされうる他の任意の媒体を備えうる。また、いずれの接続も厳密にはコンピュータ読取可能な媒体と称されうる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここでディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもコンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0078]先の開示は例示的な態様および/または態様について論述しているが、説明された態様、および/または、特許請求の範囲によって定義されたような態様の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変化および変更がなされうることが留意されるべきでる。さらに、説明された態様および/または態様の要素は、単数形で説明または請求されうるが、単数形への限定が明確に特定されていない場合、複数形が考慮される。加えて、任意の態様および/または態様のすべてまたは一部が、別途明記されていない限り、任意の他の態様および/または態様のすべてまたは一部とともに利用されうる。

Claims (40)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモート近接場通信(NFC)デバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定することと、
    前記第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別することと、
    前記第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを前記第1のリモートNFCデバイスに送信することと、
    前記第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信することと、
    前記複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信することと、
    前記第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうちの第2のリモートNFCデバイスを識別することと
    を備える方法。
  2. 技術検出プロセスの一部として、第2のデバイスセンシング要求メッセージを送信することと、
    前記第2のデバイスセンシング要求メッセージに応答して、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造の第1のロケーションに、前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを前記記憶構造の第2のロケーションに記憶することと、
    衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを受信することと、
    前記受信された衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを使用して、前記記憶構造内の前記第1のロケーション内の前記第1のデバイスセンシング応答メッセージ、および、前記第2のロケーション内の前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを分析することで、前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージの衝突がないバージョンを決定することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のデバイスセンシング応答メッセージは、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書きする、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A無線周波数(RF)技術を使用するように構成される、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージである、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2のデバイスセンシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージである、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージである、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記複数のリモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイスのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項1に記載の方法。
  10. NFCデバイス識別子(NFCID)を取得するために、デバイスセンシング応答メッセージを送信した各デバイスと単一デバイス検出通信を実行することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  11. コンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ読取可能な媒体は、
    第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモート近接場通信(NFC)デバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定することと、
    前記第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別することと、
    前記第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを前記第1のリモートNFCデバイスに送信することと、
    前記第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信することと、
    前記複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信することと、
    前記第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別することと
    を行うためのコードを備える、コンピュータプログラム製品。
  12. 前記コンピュータ読取可能な媒体は、
    技術検出プロセスの一部として、第2のデバイスセンシング要求メッセージを送信することと、
    前記第2のデバイスセンシング要求メッセージに応答して、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信することと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  13. 前記コンピュータ読取可能な媒体は、
    前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造の第1のロケーションに、前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを前記記憶構造の第2のロケーションに記憶することと、
    衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを受信することと、
    前記受信された衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを使用して、前記記憶構造の前記第1のロケーション内の前記第1のデバイスセンシング応答メッセージ、および、前記第2のロケーション内の前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを分析することで、前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージの衝突がないバージョンを決定することと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  14. 前記第2のデバイスセンシング応答メッセージは、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書きする、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  15. 前記複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A無線周波数(RF)技術を使用するように構成される、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  16. 前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージである、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  17. 前記第2のデバイスセンシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージである、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  18. 前記スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージである、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. 前記複数のリモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイスのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  20. 前記コンピュータ読取可能な媒体は、NFCデバイス識別子(NFCID)を取得するために、デバイスセンシング応答メッセージを送信した各デバイスと単一デバイス検出通信を実行することを行うためのコードをさらに備える、
    請求項11に記載のコンピュータプログラム製品。
  21. 通信のための装置であって、
    第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモート近接場通信(NFC)デバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定するための手段と、
    前記第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別するための手段と、
    前記第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを前記第1のリモートNFCデバイスに送信するための手段と、
    ここで、前記送信するための手段は、前記第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信するようにさらに構成される、
    前記複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信するための手段と
    を備え、
    前記識別するための手段は、前記第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別するようにさらに構成される、
    装置。
  22. 前記送信するための手段は、技術検出プロセスの一部として第2のデバイスセンシング要求メッセージを送信するようにさらに構成され、
    前記受信するための手段は、前記第2のデバイスセンシング要求メッセージに応答して、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信するようにさらに構成される、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造の第1のロケーションに、前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを前記記憶構造の第2のロケーションに記憶するための手段と、
    ここで、前記受信するための手段はさらに、衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを受信するように構成される、
    前記受信された衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを使用して、前記記憶構造の前記第1のロケーション内の前記第1のデバイスセンシング応答メッセージ、および、前記第2のロケーション内の前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを分析することで、前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージの衝突がないバージョンを決定するための手段と
    を備える、請求項21に記載の装置。
  24. 前記第2のデバイスセンシング応答メッセージは、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書きする、
    請求項21に記載の装置。
  25. 前記複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A無線周波数(RF)技術を使用するように構成される、
    請求項21に記載の装置。
  26. 前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージである、
    請求項21に記載の装置。
  27. 前記第2のデバイスセンシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージである、
    請求項21に記載の装置。
  28. 前記スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージである、
    請求項21に記載の装置。
  29. 前記複数のリモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイスのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項21に記載の装置。
  30. 前記受信するための手段および前記送信するための手段はさらに、NFCデバイス識別子(NFCID)を取得するために、デバイスセンシング応答メッセージを送信した各デバイスと単一デバイス検出通信を実行するように構成される、
    請求項21に記載の装置。
  31. NFC通信のための装置であって、
    トランシーバと、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサと、
    前記メモリまたは前記プロセッサのうちの少なくとも1つに結合されたNFC技術検出モジュールと、
    を備え、前記NFC技術検出モジュールは、
    第1のデバイスセンシング応答メッセージが複数のリモート近接場通信(NFC)デバイスの間における1つまたは複数の衝突を含むと決定し、
    前記第1のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第1のリモートNFCデバイスを識別する
    ように構成され、
    前記トランシーバは、
    前記第1のリモートNFCデバイスが第1のデバイスセンシング要求メッセージに応答することを禁止するスリープ要求メッセージを前記第1のリモートNFCデバイスに送信し、
    前記第1のデバイスセンシング要求メッセージを送信し、
    前記複数のリモートNFCデバイスの間における衝突を含む第2のデバイスセンシング応答メッセージを受信する
    ように構成され、
    前記NFC技術検出モジュールは、
    前記第2のデバイスセンシング応答メッセージについて衝突解消を実行することによって、前記複数のリモートNFCデバイスのうち第2のリモートNFCデバイスを識別する
    ようにさらに構成される、装置。
  32. 前記トランシーバは、
    技術検出プロセスの一部として、第2のデバイスセンシング要求メッセージを送信し、
    前記第2のデバイスセンシング要求メッセージに応答して、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを受信する
    ようにさらに構成される、
    請求項31に記載の装置。
  33. 前記メモリは、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを記憶構造の第1のロケーションに、前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを前記記憶構造の第2のロケーションに記憶するようにさらに構成され、
    ここで、前記トランシーバは、衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記NFC技術検出モジュールは、前記受信された衝突がないデバイスセンシング応答メッセージを使用して、前記記憶構造の前記第1のロケーション内の前記第1のデバイスセンシング応答メッセージ、および、前記第2のロケーション内の前記第2のデバイスセンシング応答メッセージを分析することで、前記第1および第2のデバイス
    センシング応答メッセージの衝突がないバージョンを決定するようにさらに構成される、請求項31に記載の装置。
  34. 前記第2のデバイスセンシング応答メッセージ
    は、前記メモリにおいて、前記第1のデバイスセンシング応答メッセージを上書きする、請求項31に記載の装置。
  35. 前記複数のリモートNFCデバイスの各々は、NFC−A無線周波数(RF)技術を使用するように構成される、
    請求項31に記載の装置。
  36. 前記第1および第2のデバイスセンシング応答メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_RESメッセージである、
    請求項31に記載の装置。
  37. 前記第2のデバイスセンシング要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SENS_REQメッセージである、
    請求項31に記載の装置。
  38. 前記スリープ要求メッセージは、NFCフォーラムデジタルプロトコル規格で定義されたような、SLP_REQメッセージである、
    請求項31に記載の装置。
  39. 前記複数のリモートNFCデバイスは、リーダデバイス、ライタデバイス、タグ、カード、およびピアデバイスのうちの少なくとも1つを備える、
    請求項31に記載の装置。
  40. 前記NFC技術検出モジュールは、NFCデバイス識別子(NFCID)を取得するために、デバイスセンシング応答メッセージを送信した各デバイスと単一デバイス検出通信を実行するようにさらに構成される、
    請求項31に記載の装置。
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