JP2015510641A - ユーザーインターフェースを有するタブレット - Google Patents

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Abstract

タブレットは、情報を表示し、情報をを受信するディスプレイと、右手を用いて情報を入力する右手ユーザーモードでディスプレイの表示領域の左側にユーザーインターフェースを表示するようにディスプレイを制御し、左手を用いて情報を入力する左手ユーザーモードでディスプレイの表示領域の右側にユーザーインターフェースを表示するようにディスプレイを制御する制御部とを含むことができる。

Description

各実施例は、携帯用電子装置に関し、より詳細には、ディスプレイ上に情報を表示すると同時に、ペン基盤の入力またはタッチ基盤の入力を受信できる、ディスプレイを有するタブレットに関する。
タブレットは、ペン/スタイラス/タッチ基盤の入力が適用されるディスプレイを含むデバイスを称する。したがって、デバイスの実際の名前がタブレットと異なっていても、ペン/スタイラス/タッチ基盤の入力がデバイスのディスプレイに適用されると、タブレットのカテゴリー内に多様なタイプのデバイスが含まれる。例えば、ペン/スタイラス/タッチ基盤の入力が適用されるタッチスクリーンディスプレイを有する携帯電話、スマートパッド、ウェブパッド、マルチメディアデバイス、モニター、ゲーム機などが、タブレットのカテゴリー内に含まれる。
コンピューター分野において、ペン/スタイラス/タッチ基盤の入力は、スマートパッド及びスマートフォンなどのモバイルコンピュータ装置の広範囲な使用と共に広く普及されている。ペン/スタイラス/タッチ基盤の入力を通じて、スマートパッド及びスマートフォン上で筆記したりドローイングすることができる。この機能は、学生等が講義時間に講義内容を筆記したり、会社員等が会議時間に会議内容を記録するなどの用途で広く使用されている。
ユーザーがペン/スタイラス/タッチ基盤の入力を通じて筆記またはドローイングする途中でメニュー(すなわち、ユーザーインターフェース)を操作しようとするときは、手を移動させてメニューを操作した後、筆記またはドローイング作業を再開しなければならない。したがって、筆記またはドローイング作業の連続性が確保されなく、作業効率が低下する。
一つ以上の実施例の一側面によると、タブレットにペン/スタイラス/タッチ基盤の入力を行うとき、入力作業の連続性を失わずにユーザーインターフェースを容易に操作する。
一つ以上の実施例の一側面によると、情報を表示し、情報を受信するディスプレイと;右手を用いて情報を入力する右手ユーザーモードでディスプレイの表示領域の左側にユーザーインターフェースを表示するようにディスプレイを制御し、左手を用いて情報を入力する左手ユーザーモードでディスプレイの表示領域の右側にユーザーインターフェースを表示するようにディスプレイを制御する制御部と;を含むタブレットが提供される。
情報は、ペン基盤の入力及びタッチ基盤の入力のうち少なくとも一つによって入力することができる。
タブレットは、ディスプレイを支持するベゼルをさらに含み、右手と左手の接近を検出するための少なくとも二つの近接センサーをベゼルに設けることができる。
少なくとも二つの近接センサーは、右手と左手の接近有無及び接近方向を検出することができる。
制御部は、少なくとも二つの近接センサーを非活性化させるための外部入力を受信し、外部入力に応答して少なくとも二つの近接センサーを非活性化させ、右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つを選択するための外部入力を受信し、右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つの選択に応答して右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つに動作モードを設定することができる。
制御部は、右手ユーザーモードでユーザーインターフェースをディスプレイの表示領域の左側に表示するようにディスプレイを制御し、左手ユーザーモードでユーザーインターフェースをディスプレイの表示領域の右側に表示するようにディスプレイを制御することができる。
制御部は、少なくとも二つの近接センサーを通じて検出される右手と左手の接近有無及び接近方向に基づいてユーザーインターフェースが表示される位置を決定することができる。
制御部は、少なくとも二つの近接センサーを活性化させるための外部入力を受信し、外部入力に応答して少なくとも二つの近接センサーを活性化させることができる。
制御部は、左手の接近が検出されると、ユーザーインターフェースをディスプレイの表示領域の左側に表示するようにディスプレイを制御し、右手の接近が検出されると、ユーザーインターフェースをディスプレイの表示領域の右側に表示するようにディスプレイを制御することができる。
制御部は、左手の接近が検出されると、右手ユーザーモードを設定し、右手の接近が検出されると、左手ユーザーモードを設定することができる。
ディスプレイの縦横比は、国際標準用紙規格の縦横比に従うことができる。
タブレットは、ユーザーイベントを受信し、受信されたユーザーイベントに対応する命令を発生させるパレットモジュールと;パレットモジュールから命令を受信し、ディスプレイを通じて情報の表示に関与するビューモジュールと;少なくとも一つのペンエンジンを通じてペン客体を生成するペン管理者モジュールと;をさらに含むことができる。
ビューモジュールは、レイヤー管理者モジュール及びレイヤーを有するキャンバスビューモジュールと;ノートのページに関する情報を管理するノート管理者モジュールと;ノート管理者モジュールからページのビットマップを受信し、ビットマップをユーザーイベントによって出力することによって画面を構成するアップページビューモジュールと;ノート管理者モジュールからページのビットマップを受信し、ビットマップをユーザーイベントによってアニメーションとして出力するカールビューモジュールと;を含むことができる。
キャンバスビューモジュールは、ビューモジュールからペン客体を受信し、レイヤー管理者モジュールから描こうとするビットマップを受信し、ユーザーイベントに応答してドローイングを行うことができる。
キャンバスビューモジュールのレイヤー管理者モジュールは、ノート管理者モジュールから現在のページ客体を受信し、レイヤーのアクションヒストリーを管理することができる。
レイヤーは、筆記またはドローイングが修正される度にアクションヒストリー客体を生成して保存することができる。
ディスプレイに表示されるページは、内容の追加/修正/削除が行われない第1のレイヤーと;内容の追加/修正/削除が行われる第2のレイヤーと;を含むことができる。
第1のレイヤーは、予め定められた書式を含む書式レイヤーであり得る。第1のレイヤーは、ユーザーによって入力された内容を含むテキスト及びイメージのうち少なくとも一つに対応し得る。
ユーザーインターフェースが表示される領域を含むディスプレイの表示領域全体は、筆記/ドローイング領域として使用することができる。
ユーザーインターフェースと筆記/ドローイング客体とが重なる領域では、ユーザーインターフェースが筆記/ドローイング客体の上側に表示され得る。
ユーザーインターフェースと筆記/ドローイング客体とが重なる領域では、ユーザーインターフェースがより鮮明に表示され、筆記/ドローイング客体が不鮮明に表示され得る。
近接センサーは、高周波発振型センサー、静電容量型センサー、磁気型センサー、光電型センサー及び超音波型センサーのうちいずれか一つに対応し得る。
タブレットは、タブレットが移動するときにタブレットの動的力を測定することによって、タブレットの運動状態を検出するための加速度センサーをさらに含むことができる。
加速度センサーは、ジャイロスコープセンサーであり得る。
制御部は、加速度センサーを通じてタブレットの回転を検出し、タブレットが回転するとき、タブレットの回転方向を考慮して右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つに対応するように、ユーザーインターフェースの位置を変更するようにディスプレイを制御することができる。
タブレットは、少なくとも一つのレンズを通じて投射される光信号を受信し、光信号を電気信号に変換するための光センサーをさらに含むことができる。
制御部は、変換された電気信号を用いて映像信号を生成することができる。
光センサーは、タブレット周辺の光量を検出するための照度センサーであり得る。
タブレットは、外部ポートを通じて有線通信を行い、アンテナを通じて無線通信を行う通信部をさらに含むことができる。
外部ポートは、USB(Universal Serial Bus)ポート及びファイアワイヤ(Fire Wire)ポートのうち少なくとも一つに対応し得る。
タブレットは、オーディオデータを電気信号に変換してスピーカーに伝送したり、音波からマイクを通じて変換された電子信号をオーディオデータに変換するオーディオ信号処理部をさらに含むことができる。
ディスプレイは、タッチスクリーン及びディスプレイパネルからなり、タッチスクリーンは、ディスプレイパネルの前面、後面及び両面のうちいずれか一つに備えられ得る。
タッチスクリーンが抵抗膜式タッチスクリーンで、ディスプレイパネルが液晶表示装置であると、タッチスクリーンをディスプレイパネルの前面に配置することができる。
タッチスクリーンが抵抗膜式タッチスクリーンで、ディスプレイパネルが電子紙であると、タッチスクリーンをディスプレイパネルの前面及び後面のうちいずれか一つに配置することができる。
タッチスクリーンが静電容量方式タッチスクリーンであると、タッチスクリーンをディスプレイパネルの前面に配置することができる。
タッチスクリーンが電磁気誘導方式タッチスクリーンであると、タッチスクリーンをディスプレイパネルの後面に配置することができる。
タッチスクリーンとしてタッチ入力のための静電容量タッチパネルとペン入力のための電磁気誘導パネルが全て使用されると、静電容量方式タッチパネルをディスプレイパネルの前面に配置し、電磁気誘導パネルをディスプレイパネルの後面に配置することができる。
ユーザーインターフェースは、少なくとも一つの下位メニューボタンを有する拡張型メニューボタンを含むことができる。
拡張型メニューボタンがタップされると、拡張型メニューボタンが拡張され得る。拡張型メニューボタンの拡張された領域には、少なくとも一つの下位メニューボタンが表示され得る。
拡張型メニューボタンの拡張された領域に表示される少なくとも一つの下位メニューボタンを拡張された領域の外側に移動させると、少なくとも一つの下位メニューボタンが独立型メニューボタンに転換され得る。
少なくとも一つの下位メニューボタンは、ドラッグ&ドロップ方式で拡張された領域の外側に移動させることができる。
少なくとも一つの下位メニューボタンは、色相設定のための第1の下位メニューボタン;ペン設定のための第2の下位メニューボタン;ツール設定のための第3の下位メニューボタン;及び線の太さを選択して設定するための第4の下位メニューボタンのうち少なくとも一つを含むことができる。
第1の下位メニューボタンは、選択される色相を色相環表示及びハニカム表示のうちいずれか一つの形態で表示するために用いられる。第1の下位メニューボタンがタップされる度に、色相環表示とハニカム表示がトグルされ得る。
第2の下位メニューボタンを通じて選択可能なペンの種類は、拡張型メニューボタンが拡張されたときにデフォルトとして表示され得る。
選択可能なペンの種類は、ペン、インクペン、筆ペン及びハイライトペンのうち少なくとも一つを含むことができる。
第4の下位メニューボタンは、スライド方向に線の太さが変化するスライドバーの形態であり得る。
第3の下位メニューボタンは、四角形状の切り取り/コピー/削除領域を選択するための第1のツール;自由な形状の切り取り/コピー/削除領域を選択するための第2のツール;切り取り/コピーを通じて選択された対象を所望の位置に貼り付けるための第3のツール;及び保存装置に保存されているイメージを取り出すための第4のツール;のうち少なくとも一つを含むことができる。
第1のツールを通じて四角領域が選択されると、選択された四角領域に対する切り取り/コピー/削除のうちいずれか一つを選択するためのポップアップが生成され得る。
第2のツールを通じて自由領域が選択されると、選択された自由領域に対する切り取り/コピー/削除のうちいずれか一つを選択するためのポップアップが生成され得る。
制御部は、切り取り/コピーを通じてクリップボードにデータが保存されている状態で第3のツールがタップされると、データを貼り付ける位置を指定し、指定された位置にデータが貼り付けられるように制御することができる。
制御部は、貼り付ける位置が指定されると、指定された位置にデータを貼り付けるどうかを確認するためのポップアップが生成されるように制御することができる。
制御部は、第4のツールがタップされると、予め保存されている各イメージの各サムネイルがディスプレイに表示されるようにディスプレイを制御し、ディスプレイに表示される各サムネイルから取り出されるイメージを選択することができる。
制御部は、取り出されるイメージが選択されると、イメージを貼り付ける位置を指定し、貼り付ける位置が指定されると、指定された位置に各イメージを貼り付けるかどうかを確認するためのポップアップが生成されるように制御することができる。
拡張型メニューボタンは、拡張された状態の拡張型メニューボタンがタップされると、拡張される前の状態に復帰することができる。
拡張型メニューボタンがプレスされると、速い消しゴムモードが提供され得る。拡張されていない状態の拡張型メニューボタンがプレスされると、ペン基盤の入力が消しゴムとして動作することができる。
ユーザーインターフェースは、予め定められた動作が行われるように少なくとも一つの独立型メニューボタンをさらに含むことができる。
少なくとも一つの独立型メニューボタンは、線の太さを調節し、ペンの種類を選択するための第1の独立型メニューボタン;ページレベルとノートレベルとの間の転換のための第2の独立型メニューボタン;色相を選択し、彩度を調節するための第3の独立型メニューボタン;ペン基盤の入力とタッチ基盤の入力との間の転換のための第4の独立型メニューボタン;予め定められた回数の単位作業を取り消し、以前の状態に復元するための第5の独立型メニューボタン;第5の独立型メニューボタンを通じて復元された単位作業の予め定められた回数だけ取り消すための第6の独立型メニューボタン;ソーシャルネットワークサービス(SNS)または電子メールサービスを通じてコンテンツを伝送するための第7の独立型メニューボタン;現在のページの次に新たなページを生成するための第8の独立型メニューボタン;及び現在のページの筆記/ドローイング客体を全て削除するための第9の独立型メニューボタン;のうち少なくとも一つを含むことができる。
第1の独立型メニューボタンが一定時間以上プレスされると、線の太さ表示窓には、予め定められた複数の互いに異なる線の太さが、予め定められた最小太さから予め定められた最大太さに順次転換されるように表示され得る。
第1の独立型メニューボタンのプレス操作が終了すると、その操作の終了時に表示される線の太さが選択され、選択された線の太さで筆記/ドローイングが行われ得る。
第2の独立型メニューボタンがタップされると、ノートレベルとページレベルとの間の転換が行われ得る。
第3の独立型メニューボタンが一定時間以上プレスされると、彩度表示窓には、対応する色相の彩度レベルが、予め定められた最小値から予め定められた最大値に順次表示され得る。
第3の独立型メニューボタンのプレス操作が終了すると、その操作の終了時に表示される彩度レベルが選択され、選択された彩度レベルで筆記/ドローイングが行われ得る。
色相が無彩色であると、色相の彩度レベルの代わりに、明るさレベルが予め定められた最小値から予め定められた最大値に順次表示され得る。
第7の独立型メニューボタンがタップされると、現在のページを電子メールで伝送するためのポップアップが生成され、ポップアップを通じて提供された各メニューから選択されたメニューを通じて現在のページを電子メールで伝送することができる。
現在のページは、イメージに変換して伝送することができる。
ユーザーインターフェースは、ペンイベントとタッチイベントの全て応答して動作することができる。
独立型メニューボタンは、ディスプレイ上でのグラフィック的な表現を通じて弾性を有するように表現され得る。
独立型メニューボタンは、ディスプレイ上でのグラフィック的な表現を通じて磁性を有するように表現され得る。
拡張型メニューボタンがタップされると、ノートレベルの作業メニューを含む第1のノートレベルポップアップがノートレベルで生成され得る。
第1のノートレベルポップアップは、新たなノートを生成するための‘新たなノート生成’メニュー;及び既に生成されているPDFファイルを取り出すための‘PDF取り出し’メニュー;のうち少なくとも一つを含むことができる。
制御部は、‘新たなノート生成’メニューを選択すると、ノートカバーイメージと仮想キーボードを表示し、ノートカバーイメージの上端にはノートの題目を入力するための入力ボックスを表示し、仮想キーボードを通じて入力されるノートの題目を受信するようにディスプレイを制御し、入力された題目のノートを生成することができる。
制御部は、‘PDF取り出し’メニューの選択に応答して、既に保存されている各PDFファイルのリストを表示するようにディスプレイを制御し、PDFファイルが選択されると、選択されたPDFファイルを取り出し、取り出された各PDFファイルからなる新たなノートを生成することができる。
制御部は、選択されたPDFファイルが取り出されるとき、取り出し状態を示す状態表示窓を通じて選択された各PDFファイルの取り出し状態が表示されるようにディスプレイを制御することができる。
ノートレベルで拡張型メニューボタンをプレスしながら少なくとも一つのノートを選択すると、ノートレベルの作業メニューを含む第2のノートレベルポップアップが生成され得る。
第2のノートレベルポップアップは、ノートをコピーするための‘コピー’メニュー;ノートを切り取るための‘切り取り’メニュー;ノートを削除するための‘削除’メニュー;ノートをPDFファイルに変換した後、電子メールに添付して伝送するための‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニュー;及びノートのカバーイメージを変更するための‘カバー変更’メニュー;のうち少なくとも一つを含むことができる。
制御部は、‘コピー’メニューの選択に応答して、コピーのために選択された少なくとも一つのノートを貼り付ける位置に関する情報を受信し、貼り付ける位置に関する情報を受信すると、コピーメニューポップアップを生成するようにディスプレイを制御し、コピーメニューポップアップの各メニューから選択されるメニューによって該当の制御動作を行うことができる。
コピーメニューポップアップは、コピーしたノートを選択された位置より前に貼り付けるための‘前に貼り付け’メニューと、コピーしたノートを選択された位置より後に貼り付けるための‘後に貼り付け’メニューと、コピーしたノートの内容を含む新たなノートを生成するための‘ノート生成’メニューとを含むことができる。
制御部は、‘切り取り’メニューの選択に応答して、切り取りのために選択された少なくとも一つのノートを貼り付ける位置に関する情報を受信し、貼り付ける位置に関する情報を受信すると、切り取りメニューポップアップを生成するようにディスプレイを制御し、切り取りメニューポップアップの各メニューから選択されたメニューによって該当の制御動作を行うことができる。
切り取りメニューポップアップは、切り取ったノートを選択された位置より前に貼り付けるための‘前に貼り付け’メニューと、切り取ったノートを選択された位置より後に貼り付けるための‘後に貼り付け’メニューと、切り取ったノートの内容を含む新たなノートを生成するための‘ノート生成’メニューとを含むことができる。
制御部は、‘削除’メニューの選択に応答して、選択された少なくとも一つのノートを削除することができる。
制御部は、‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューの選択に応答して、選択されたノートをPDFファイルに変換し、電子メール作成画面を表示するようにディスプレイを制御し、電子メール作成画面にPDFファイルを自動的に添付する。
電子メール作成画面は、受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目及びファイル添付のための入力ボックスと、テキスト入力窓と、仮想キーボードとを含むことができる。
制御部は、‘カバー変換’メニューの選択に応答して新たなカバーを選択すると、少なくとも一つのカバーが表示されるようにディスプレイを制御し、選択されたノートのカバーを選択された新たなカバーに変更することができる。
カバーは、タブレットによってデフォルトとして提供することができる。カバーは、オンラインマーケットで購入することができる。カバーは、カスタマイズされて配布されるオーダーメイドのカバーであり得る。
拡張型メニューボタンがタップされると、ページレベルの作業メニューを含む第1のページレベルポップアップが生成され得る。
第1のページレベルポップアップは、新たなページを生成するための‘新たなページ生成’メニュー、及び既に生成されているPDFファイルを取り出すための‘PDF取り出し’メニューのうち少なくとも一つを含むことができる。
制御部は、‘新たなページ生成’メニューの選択に応答して、ディスプレイの表示領域に新たなページを表示するようにディスプレイを制御することができる。
制御部は、‘PDF取り出し’メニューの選択に応答して、既に保存されている各PDFファイルのリストを表示するようにディスプレイを制御し、PDFファイルが選択されると、選択されたPDFファイルを取り出し、PDFファイルを表示するようにディスプレイを制御することができる。
制御部は、選択されたPDFファイルが取り出されるとき、取り出し状態を示す状態表示窓を通じて選択されたPDFファイルの取り出し状態を表示するようにディスプレイを制御することができる。
ページレベルで拡張型メニューボタンをプレスしながら少なくとも一つのページを選択すると、ページレベルの作業メニューを含む第2のページレベルポップアップが生成され得る。
第2のページレベルポップアップは、ページをコピーするための‘コピー’メニュー、ページを切り取るための‘切り取り’メニュー、ページを削除するための‘削除’メニュー、ページをPDFファイルに変換した後、電子メールに添付して伝送するための‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニュー、及びページの中紙を変更するための‘中紙変更’メニューのうち少なくとも一つを含むことができる。
制御部は、‘コピー’メニューの選択に応答して、コピーのために選択された少なくとも一つのページを貼り付ける位置に関する情報を受信し、貼り付ける位置に関する情報を受信すると、コピーメニューポップアップを生成するようにディスプレイを制御し、コピーメニューポップアップの各メニューから選択された一つのメニューによって該当の制御動作を行うことができる。
コピーメニューポップアップは、コピーしたページを選択された位置より前に貼り付けるための‘前に貼り付け’メニュー、コピーしたページを選択された位置より後に貼り付けるための‘後に貼り付け’メニュー、及びコピーしたページの内容を含む新たなページを生成するための‘ページ生成’メニューを含むことができる。
制御部は、‘切り取り’メニューの選択に応答して、切り取りのために選択された少なくとも一つのページを貼り付ける位置に関する情報を受信し、貼り付ける位置に関する情報を受信すると、切り取りメニューポップアップを生成するようにディスプレイを制御し、切り取りメニューポップアップの各メニューから選択された一つのメニューによって該当の制御動作を行うことができる。
切り取りメニューポップアップは、切り取ったページを選択された位置より前に貼り付けるための‘前に貼り付け’メニュー、切り取ったページを選択された位置より後に貼り付けるための‘後に貼り付け’メニュー、及び切り取ったページの内容を含む新たなページを生成するための‘ページ生成’メニューを含むことができる。
制御部は、‘削除’メニューの選択に応答して、少なくとも一つの選択されたページを削除することができる。
制御部は、‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューの選択に応答して、選択されたページをPDFファイルに変換し、電子メール作成画面を表示するようにディスプレイを制御し、電子メール作成画面にPDFファイルを自動的に添付することができる。
電子メール作成画面は、受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目及びファイル添付のための入力ボックスと、テキスト入力窓と、仮想キーボードとを含むことができる。
制御部は、‘中紙変更’メニューの選択に応答して、少なくとも一つのページを表示するようにディスプレイを制御し、新たなページを選択すると、選択されたページの中紙を選択された新たな中紙に変更することができる。
中紙は、タブレットによってデフォルトとして提供することができる。中紙は、オンラインマーケットで購入することができる。中紙は、カスタマイズされて配布されるオーダーメイドの中紙であり得る。
ディスプレイ上で行われるズームアウト動作によってノートレベルでディスプレイに表示されるノートの数が増加し、ディスプレイ上で行われるズームイン動作によってノートレベルでディスプレイに表示されるノートの数が減少し、拡張型メニューボタンをプレスした状態でディスプレイ上で行われるドラッグ動作を通じてノートレベルでディスプレイに表示される複数のノートが選択され得る。
拡張型メニューボタンがプレスされていないと、ディスプレイ上で行われるドラッグ動作を通じてノートレベルで画面フリッキングが行われ得る。
ディスプレイ上で行われるズームアウト動作によってページレベルでディスプレイに表示されるページの数が増加し、ディスプレイ上で行われるズームイン動作によってページレベルでディスプレイに表示されるページの数が減少し、拡張型メニューボタンをプレスした状態でディスプレイ上で行われるドラッグ動作を通じてページレベルでディスプレイに表示される複数のページが選択され得る。
拡張型メニューボタンがプレスされていないと、ディスプレイ上で行われるドラッグ動作を通じてページレベルで画面フリッキングが行われ得る。
ディスプレイ上で行われるズームイン動作及びズームアウト動作を通じて、ノートレベルとページレベルのそれぞれでディスプレイに表示されるノートの数及びページの数が予め定められた順に減少または増加し得る。
ズームイン動作によって16ノート、4ノート、1ノート、16ページ、4ページ及び1ページの順に表示が行われ、ズームアウト動作によって1ページ、4ページ、16ページ、1ノート、4ノート及び16ノートの順に表示が行われ得る。
ディスプレイ上でのグラフィック的な表現を通じてディスプレイの表示領域の境界の第1の領域が磁性を有するように表現され、第1の領域に独立型メニューボタンがくっ付くように表現され得る。
ディスプレイ上でのグラフィック的な表現を通じてディスプレイの表示領域の境界の第2の領域がごみ箱として表現され、単位メニューボタンとコンテンツが第2の領域を通過しながら削除され得る。
第2の領域を通じて削除された単位メニューボタンは、拡張型メニューボタンを通じて復元され得る。第2の領域を通じて削除されたコンテンツは、復元命令によって復元され得る。
制御部は、ディスプレイの一領域で動画が再生されるようにディスプレイを制御し、動画が再生される領域を除いた領域で筆記/ドローイングが行われるように制御することができる。
一つ以上の実施例の一側面によると、環境設定メニューを用いてユーザーの外部入力から近接センサーの活性化を選択すること;制御部を用いて近接センサーを活性化させること;近接センサーを用いてユーザーの左手または右手の近接を検出すること;近接センサーによって検出された情報に基づいて右手ユーザーモードまたは左手ユーザーモードを設定すること;近接センサーによって検出された情報によってディスプレイの左側または右側にユーザーインターフェースを表示すること;及び各センサーによって検出された情報に基づいて右側ユーザーインターフェースを左側ユーザーインターフェースに転換し、各センサーによって検出された情報に基づいて左側ユーザーインターフェースを右側ユーザーインターフェースに転換すること;を含む、右手ユーザーモードと左手ユーザーモードとを自動的に転換する方法を提供することができる。
一つ以上の実施例の一側面によると、コンピューターで読み出し可能な命令を保存する少なくとも一つの非一時的なコンピューターで読み出し可能な媒体が提供され、各実施例の各方法を実施する。
一側面によると、タブレットにペン/スタイラス/タッチ基盤の入力が適用されるとき、入力作業の連続性を失うことなく、ユーザーインターフェースを容易に操作することによって、作業効率を大きく改善する。
一実施例に係るタブレットの外観を示した図である。 図1に示したタブレットの制御系統を制御モジュール単位で示した図である。 図2に示した各モジュールのタッチ/ペンイベント処理過程を示した図である。 図1に示したタブレットの制御系統を装置単位で示した図である。 図1に示したタブレットのユーザーインターフェースを示した図である。 一実施例に係るタブレットの左手ユーザーモード(第2のモード)を示した図である。 一実施例に係るタブレットの右手/左手ユーザーモードの自動転換方法を示したフローチャートである。 一実施例に係るタブレットの右手/左手ユーザーモードの手動転換方法を示したフローチャートである。 タブレットの回転によるユーザーインターフェースの自動的な位置転換を示した図である。 一実施例に係るタブレットでの多様な相互作用の例を示した図である。 一実施例に係るタブレットのユーザーインターフェースの拡張型メニューボタンの拡張特性を示した図である。 色相設定メニューボタンを通じた色相設定過程を示した図である。 ツール設定メニューボタンを通じたツール設定過程を示した図である。 ツール設定メニューボタンの四角領域選択ツールを用いた四角領域選択過程を示した図である。 ツール設定メニューボタンの自由領域選択ツールを用いた自由領域選択過程を示した図である。 ツール設定メニューボタンの貼り付けツールを用いた貼り付け過程を示した図である。 ツール設定メニューボタンのイメージ取り出しツールを用いたイメージ取り出し過程を示した図である。 拡張型メニューボタンの拡張された領域に含まれた各下位メニューボタンを拡張された領域の外側に移動させ、独立型メニューボタンを生成する過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットの速い線の太さ転換過程を示した図である。 ‘ホーム’メニューボタンのタッピングによってページレベルとノートレベルを転換する過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットの速い彩度/明るさ転換過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットでのペン基盤の入力モードとタッチ基盤の入力モードの選択過程を示した図である。 実行取り消し(Undo)及び反復実行(Redo)の過程を示した図である。 現在のページを電子メールまたはソーシャルネットワークサービス(Social Network Service、SNS)を通じて伝送する過程を示した図である。 新たなページを生成する過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットの速い消しゴムモードを示した図である。 一実施例に係るタブレットの独立型メニューボタンの第1の特性を示した図である。 一実施例に係るタブレットの独立型メニューボタンの第2の特性を示した図である。 一実施例に係るタブレットのディスプレイの表示領域の境界の特性を示した図である。 一実施例に係るタブレットのディスプレイの表示領域の境界の他の特性を示した図である。 一実施例に係るタブレットのノートレベルでの拡張型メニューボタンのタッピング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。 図31に示したポップアップから‘新たなノート生成’メニューを選択することによって、ノートレベルで新たなノートを生成する過程を示した図である。 図31に示したポップアップから‘PDF取り出し’メニューを選択することによって、ノートレベルでPDFファイルを取り出す過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットのノートレベルで拡張型メニューボタンのプレシング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。 図34に示したポップアップから‘コピー’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートをコピーする過程を示した図である。 図34に示したポップアップから‘切り取り’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートを切り取る過程を示した図である。 図34に示したポップアップから‘削除’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートを削除する過程を示した図である。 図34に示したポップアップから‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートをPDFファイルに変換し、PDFファイルを電子メールに添付して伝送する過程を示した図である。 図34に示したポップアップから‘カバー変更’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートのカバーを変更する過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットのページレベルでの拡張型メニューボタンのタッピング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。 図40に示したポップアップから‘新たなページ生成’メニューを選択することによって、ページレベルで新たなページを生成する過程を示した図である。 図40に示したポップアップから‘PDFファイル取り出し’メニューを選択することによって、ページレベルでPDFファイルを取り出す過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットのページレベルで拡張型メニューボタンのプレシング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。 図43に示したポップアップから‘コピー’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページをコピーする過程を示した図である。 図43に示したポップアップから‘切り取り’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページを切り取る過程を示した図である。 図43に示したポップアップから‘削除’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページを削除する過程を示した図である。 図43に示したポップアップから‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページをPDFファイルに変換し、PDFファイルを電子メールに添付して伝送する過程を示した図である。 図43に示したポップアップから‘中紙変更’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページの中紙を変更する過程を示した図である。 一実施例に係るタブレットでのレイヤー構造を示した図である。 既に生成されているテキスト/イメージを背景レイヤーとして有する筆記/ドローイングレイヤーの構成を示した図である。 ディスプレイの表示領域全体を筆記/ドローイング領域として使用する例を示した図である。 タブレットの拡張型メニューボタンとタッチ動作との組み合わせによる多様な形態の作業を示した図である。 ズームインとズームアウトによるノートレベルとページレベルとの間の画面表示転換を示した図である。 一実施例のタブレットの画面フリッキング過程を示した図である。 一実施例のタブレットで動画再生と筆記/ドローイングを同時に行う過程を示した図である。
ここでは、各実施例を詳細に説明するために参照が行われ、各例が添付の各図面に示されている。同一の参照番号は、全体にわたって同一の要素を示す。各実施例は、図面を参照することによって以下で説明される。
本明細書において、携帯機器とは、一つ以上のタッチスクリーンディスプレイを含み、アプリケーションを実行したり、コンテンツを表示するように構成される装置である。例えば、携帯機器は、タブレット個人用コンピューター(Tablet Personal Computer:PC)(以下、タブレットという)、携帯用マルチメディア再生装置(Portable Multimedia Player:PMP)、個人情報端末機(Personal Digital Assistant:PDA)、スマートフォン、携帯電話、デジタルフレームなどを含むことができる。タブレットが開示の各実施例で例示されるが、これに限定されることはない。
以下の説明において、左手ユーザーは、主に左手でペンを握った状態で筆記やドローイングなどの情報入力作業を行うユーザーであって、右手ユーザーは、主に右手でペンを握った状態で筆記やドローイングなどの情報入力作業を行うユーザーである。また、左手ユーザーモードは、ユーザーが左手でペンを握った状態で筆記やドローイングなどの情報入力作業を行うモードであって、右手ユーザーモードは、ユーザーが右手でペンを握った状態で筆記やドローイングなどの情報入力作業を行うモードである。
図1は、一実施例に係るタブレット100の外観を示した図である。図1に示したように、タブレット100の外観はベゼル110によって定義され、タブレット100のディスプレイ102がベゼル110によって支持される。ディスプレイ102の縦横比は、国際標準用紙規格の縦横比に従う。すなわち、一実施例において、ディスプレイ102は約1.414:1の縦横比を有する。タブレット100のディスプレイ102は、ディスプレイ102上に情報を表示しながら、ペン基盤の入力またはタッチ基盤の入力を受信することができる。ペン基盤の入力は、ペン108(またはスタイラス)を用いる入力方式であって、タッチ基盤の入力は、指などの身体の一部を用いる入力方式である。以下の説明において、ペン108はスタイラスを含む。一実施例に係るディスプレイ102の入力領域は、ペン基盤の入力のみを許容する第1の入力領域と、ペン基盤の入力及びタッチ基盤の入力を全て許容する第2の入力領域とに区分される。例えば、ペン基盤の入力のみを許容する第1の入力領域は、ユーザーがペン108を用いて筆記またはドローイングを行う領域であって、ペン基盤の入力及びタッチ基盤の入力を全て許容する第2の入力領域は、メニュー選択またはオプション設定のためのユーザーインターフェース領域である。必要に応じて、第1の入力領域と第2の入力領域は、いずれもペン基盤の入力とタッチ基盤の入力が適用されるように定義され得る。一実施例において、ペン108を用いた筆記またはドローイングをペン基盤の入力と定義し、指などの身体の一部を用いたユーザーインターフェースまたはコンテンツのタッピング/プレシング/ドラッギングをタッチ基盤の入力と定義する。
一実施例に係るタブレット100のベゼル110には、少なくとも二つの近接センサー112a、112bが設置され得る。この近接センサー112a、112bは、ユーザーの両手106L、106Rのうちいずれか一つがタブレット100のベゼル110に近接することを感知するためのものであって、ユーザーの手106L、106Rのディスプレイ102への接近有無によってディスプレイ102に表示されるユーザーインターフェースを隠したり表示する。すなわち、ユーザーの手106L、106Rがベゼル110の一定距離以内に存在しないと、ユーザーインターフェースをディスプレイ102上に表示しない(隠す)一方、ユーザーの手106L、106Rがベゼル110の一定距離以内に近接すると、隠れていたユーザーインターフェースをディスプレイ102に表示することによって、ユーザーがユーザーインターフェースを操作することができる。このように、ユーザーインターフェースを隠した後、必要な場合のみに表示することによって、ディスプレイ102の入力領域全体を筆記/ドローイングのための領域として活用することができる。このために、近接センサー112a、112bは、図1に示したように、タブレット100の両側面にそれぞれ付着させることができる。必要に応じて、タブレット100の他の位置に近接センサーをさらに付着させることもできる。また、近接センサー112a、112bを通じてユーザーの手106L、106Rがタブレット100に近接する方向を検出し、その検出された接近方向によって右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つを設定し、ユーザーインターフェースの表示位置を変更することができる。ユーザーの左手の接近が検出されると右手ユーザーモードを設定し、ユーザーインターフェースをディスプレイ102の表示領域の左側に表示する一方、ユーザーの右手の接近が検出されると左手ユーザーモードを設定し、ユーザーインターフェースをディスプレイ102の表示領域の右側に表示する。
図2は、図1に示したタブレット100の制御系統を制御モジュール単位で示した図である。図2において、矢印は、矢印の開始点にあるモジュールが、矢印によって指示されたモジュールの資源を用いることを示す。パレットモジュール202は、ユーザーイベント(ペンイベントまたはタッチイベント)を受信し、受信されたイベントに対応する命令をビューモジュール204に出す。ペン管理者モジュール206は、少なくとも一つのペンエンジン206aを通じてペン客体を生成する。
ビューモジュール204は、パレットモジュール202から受信された命令を下位モジュールに伝達する。ビューモジュール204の各下位モジュールは、キャンバスビューモジュール208、ノート管理者モジュール210、アップページビューモジュール212及びカールビューモジュール214を含む。キャンバスビューモジュール208は、レイヤー管理者モジュール208a及びレイヤー208bを含む。キャンバスビューモジュール208は、ビューモジュール204からペン客体を受信し、レイヤー管理者モジュール208aから描こうとするビットマップを受信し、ユーザーイベントに応答してドローイングを行う。キャンバスビューモジュール208のレイヤー管理者モジュール208aは、ノート管理者モジュール210から現在のページ客体を受信し、レイヤー208bのアクションヒストリーを管理する。キャンバスビューモジュール208のレイヤー208bは、筆記またはドローイングが修正される度にアクションヒストリー客体を生成して保存する。ノート管理者モジュール210は、ノート210aを含み、該当のアプリケーションに属するノート210aのページ210bに関する情報を管理する。それぞれのページ210bは、該当のページ210bが有するビットマップを保存したり取り出す。アップページビューモジュール212は、ノート管理者モジュール210からページ210bのビットマップを受信し、該当のビットマップをユーザーイベントによって出力し、これによって画面が構成される。カールビューモジュール214は、ノート管理者モジュール210からページ210bのビットマップを受信し、該当のビットマップをユーザーイベントによってアニメーションとして出力する。
図3は、図2に示した各モジュールのタッチ/ペンイベント処理過程を示した図である。図3において、点線矢印は、タッチ基盤の入力に基づくイベント(すなわち、タッチイベント)による動作関係を示し、2点鎖線矢印は、ペン基盤の入力に基づくイベント(すなわち、ペンイベント)による動作関係を示し、実線矢印は、命令/データの伝送を示す。
キャンバスビューモジュール208は、レイヤー管理者モジュール208aにドローイング命令を伝達し、ドローイング作業が行われるようにする。レイヤー管理者モジュール208aは、セーブ命令を発生させ、ノート管理者モジュール210にセーブ命令を伝送し、ドローイング作業によって生成された絵が保存されるようにしたり、ロード命令を発生させ、既に保存されている絵をノート管理者モジュール210から取り出すようにする。ノート管理者モジュール210は、ページ210bからビットマップを取り出し、アップページビューモジュール212またはカールビューモジュール214にビットマップを伝送する。アップページビューモジュール212は、ノート管理者モジュール210からビットマップを受信し、タッチイベントに対応する画面を構成する。カールビューモジュール214は、ノート管理者モジュール210からビットマップを受信し、タッチイベントに対応するアニメーションを生成する。パレットモジュール202は、タッチイベントまたはペンイベントに応答して、ドローイングのために使用される道具(SETPEN)をキャンバスビューモジュール208に提供する。
図4は、図1に示したタブレット100の制御系統を装置単位で示した図である。制御部402は、中央処理装置(CPU)としてタブレット100の動作全般を制御し、このために、メモリ404に保存されているソフトウェアプログラムを実行させ、制御に必要な命令を発生させる。
制御部402には、近接センサー112a、112b、加速度センサー406b及び光センサー406cがセンサー駆動部406を通じて制御部402と通信可能に連結される。センサー駆動部406は、それぞれのセンサーごとに設けられ得る。近接センサー112a、112bは、ユーザーの身体の一部がタブレット100に近接するかどうかを検出する。図1を参照して説明したように、近接センサー112a、112bの検出結果を用いると、ユーザーが左手ユーザーであるか、それとも右手ユーザーであるかによってユーザーインターフェースの表示位置を自動的に変更することができる。また、近接センサー112a、112bの検出結果を用いると、ユーザーの手がタブレット100に近接するときにユーザーインターフェースをディスプレイ102に表示し、ユーザーの手がタブレット100から遠ざかるときにユーザーインターフェースをディスプレイ102から隠すこともできる。近接センサー112a、112bは、高周波発振型センサー、静電容量型センサー、磁気型センサー、光電型センサー及び超音波型センサーのうちいずれか一つであり得る。加速度センサー406bは、タブレット100の移動時に加速度、振動、衝撃などの動的力を測定し、タブレット100の運動状態を検出するために用いられる。加速度センサー406bはジャイロスコープセンサーであり得る。ジャイロスコープセンサーは、回転要素を含む合計6軸の動きを認識することができ、回転要素を含まない一般的な加速度センサーに比べて相対的により精密にタブレット100の動きを検出することができる。光センサー406cは、カメラモジュールを構成する要素であって、CCD(charge―coupled device)またはCMOS(complementary metal―oxide semiconductor)からなり得る。光センサー406cは、カメラモジュールの少なくとも一つのレンズを通じて投射される光信号を受信し、光信号を電気信号に変換することによって、静止画または動画が生成されるようにする。光センサー406cは、タブレット100周辺の光量を測定するための照度センサーであり得る。
また、制御部402には、通信部410とオーディオ信号処理部412が制御部402と通信可能に連結される。通信部410は、外部ポートを介した他の装置との有線通信を可能にし、アンテナ410aを介して無線通信を行う。外部ポートは、USB(Universal Serial Bus)ポートやファイアワイヤ(FireWire)ポートのように、外部機器を直接連結できる通信ポートであり得る。オーディオ信号処理部412は、ユーザーとタブレット100との間のオーディオインターフェースを提供する。オーディオ信号処理部412は、オーディオデータを電気信号に変換してスピーカー412aに伝送したり、または音波からマイク412bを通じて変換された電気信号をオーディオデータに変換する。
ディスプレイ102は、制御部402と通信可能に制御部402に連結される。ディスプレイ102は、タッチスクリーン102a及びディスプレイパネル102bからなる。タッチスクリーン102aは、ディスプレイパネル102bの前面、後面または両面に配置され得る。例えば、タッチスクリーン102aが抵抗膜式である場合、ディスプレイパネル102bが液晶表示装置(LCD)であると、タッチスクリーン102aはディスプレイパネル102bの前面に配置される一方、ディスプレイパネル102bがフレキシブルな電子紙であると、タッチスクリーン102aは、ディスプレイパネル102bの前面及び後面のうちいずれか一つに配置され得る。タッチスクリーン102aが静電容量方式である場合、タッチスクリーン102aはディスプレイパネル102bの前面に配置され得る。タッチスクリーン102aが電磁気誘導方式である場合、タッチスクリーン102aはディスプレイパネル102bの後面に配置され得る。タッチ入力のための静電容量タッチパネルとペン入力のための電磁気誘導パネルが全て使用される場合、静電容量タッチパネルをディスプレイパネル102bの前面に配置し、電磁気誘導パネルをディスプレイパネル102bの後面に配置することができる。
図5は、図1に示したタブレット100のユーザーインターフェース104を示した図である。タブレット100のディスプレイ102上にはユーザーインターフェース104が表示される。ユーザーインターフェース104は、拡張型メニューボタン104a及び独立型メニューボタン104b、104c、104d、104e、104f、104g、104h、104k及び104mを含むことができる。以下の説明では、独立型メニューボタン104b、104c、104d、104e、104f、104g、104h、104k及び104mは、104b―104mで示される。
拡張型メニューボタン104aは、タップされた(短い時間の間タッチした後で手を離す)ときに拡張され、その内部に含まれている各下位メニューボタンを表示する(図11参照)。さらに、拡張型メニューボタン104aは、プレスされた(タッチ状態を一定時間以上維持する)とき、ペンイベントが消しゴムとして動作し、絵や文字の削除を可能にする(図26参照)。
各独立型メニューボタン104b―104mは、‘ペンの太さ調節/ペン選択’メニューボタン104b、‘ホーム’メニューボタン104c、‘色相選択/彩度調節’メニューボタン104d、‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104e、‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104f、‘再実行(Redo)’メニューボタン104g、‘SNS’メニューボタン104h、‘ページ生成’メニューボタン104k及び‘クリア’メニューボタン104mを含むことができる。‘ペンの太さ調節/ペン選択’メニューボタン104bは、第1の独立型メニューボタンであって、一定時間以上のプレス操作を通じて線の太さ調節インターフェースを実行することができ、タップ操作を通じて予め定められた多様な種類のペンを選択することができる。‘ホーム’メニューボタン104cは、第2の独立型メニューボタンであって、ページレベルとノートレベルを転換する。ノートレベルは、ノートをコピー/削除/修正できるモードである。‘色相選択/彩度調節’メニューボタン104dは、第3の独立型メニューボタンであって、特定色相を選択する。有彩色の場合、色相選択/彩度調節’メニューボタン104dを一定時間以上プレスすることによって彩度調節インターフェースを実行することができる。一方、無彩色の場合、‘色相選択/彩度調節’メニューボタン104dを一定時間以上プレスすることによって濃淡(gradation)調節インターフェースを実行することができる。‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104eは、第4の独立型メニューボタンであって、ペン基盤の入力及びタッチ基盤の入力のうちいずれか一つを選択することができる。‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104fは、第5の独立型メニューボタンであって、予め定められた回数(例えば、1回)の単位作業を取り消し、以前の状態に復元する。‘再実行(Redo)’メニューボタン104gは、第6の独立型メニューボタンであって、‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104fを通じて復元された単位作業を予め定められた回数(例えば、1回)だけ取り消す。‘SNS’メニューボタン104hは、第7の独立型メニューボタンであって、SNSや電子メールサービスを通じてコンテンツを伝送することができる。‘ページ生成’メニューボタン104kは、第8の独立型メニューボタンであって、現在のページの次に新たなページを生成(追加)する。‘クリア’メニューボタン104mは、第9の独立型メニューボタンであって、ディスプレイ102の表示領域に表示されている現在のページの筆記/ドローイング内容を削除し、ページを初期化させる。
ユーザーインターフェース104の全ての構成要素は、ペンイベントとタッチイベントの全てに応答して動作する。ユーザーインターフェース104は、右手ユーザーモード(第1のモード)及び左手ユーザーモード(第2のモード)で互いに異なる位置に表示される。右手ユーザーモードは、ユーザーが右手106Rで握ったペン108で筆記及び/またはドローイングなどの方法を通じて情報を入力するモードであり、左手ユーザーモードは、ユーザーが左手106Lで握ったペン108で筆記/ドローイングなどの方法を通じて情報を入力するモードである。ここで、情報の入力は、ペン108を握った手によって行われるタッチ基盤の入力であり得る。
一実施例に係るタブレット100においては、図5に示したように、右手ユーザーモードでユーザーインターフェース104をディスプレイ102の表示領域の左側に表示することによって、ユーザーは、右手を用いて情報を入力すると共に、左手を用いてユーザーインターフェース104を操作する。特に、ディスプレイ102は、ユーザーインターフェース104がディスプレイ102の表示領域の左側の上位及び下位領域のうちいずれか一つに表示されるように制御され得る。さらに、ディスプレイ102は、ユーザーインターフェース104の一部がディスプレイ102の表示領域の左側の上位及び下位領域のうちいずれか一つに表示され、ユーザーインターフェース104の残り部分がディスプレイ102の表示領域の上部及び下部のうちいずれか一つに表示されるように制御され得る。例えば、ユーザーは、右手ユーザーモードで右手106Rで握ったペン108で筆記やドローイングを通じて情報を入力しながら、左手106Lを用いてユーザーインターフェース104を操作することができる。ユーザーが右手106Rで筆記やドローイングを通じて情報を入力しながら、右手106Rを用いてユーザーインターフェース104を操作すると、ユーザーが情報入力を一時的に中断すべきであるため、情報入力作業の連続性が確保されないが、図5に示したように、右手ユーザーモードでディスプレイ102の表示領域の左側にユーザーインターフェース104を表示すると、ユーザーが右手106Rをディスプレイ102から離さずに情報入力を継続しながら、左手106Lでユーザーインターフェース104を操作することができ、右手106Rを用いた情報入力作業の連続性が確保され、作業効率を大きく高めることができる。
図6は、一実施例に係るタブレット100の左手ユーザーモード(第2のモード)を示した図である。図6に示したように、一実施例においては、左手ユーザーモードでユーザーインターフェース104をディスプレイ102の表示領域の右側に表示することによって、ユーザーは、左手を用いて情報を入力すると共に、右手を用いてユーザーインターフェース104を操作することができる。特に、ディスプレイ102は、ユーザーインターフェース104がディスプレイ102の表示領域の右側の上位及び下位領域のうちいずれか一つに表示されるように制御され得る。さらに、ディスプレイ102は、ユーザーインターフェース104の一部がディスプレイ102の表示領域の左側の上位及び下位領域のうちいずれか一つに表示され、ユーザーインターフェース104の残り部分がディスプレイ102の表示領域の上部及び下部のうちいずれか一つに表示されるように制御され得る。例えば、ユーザーは、左手ユーザーモードで左手106Lで握ったペン108で筆記やドローイングを通じて情報を入力しながら、右手106Rを用いてユーザーインターフェース104を操作することができる。ユーザーが左手106Lで筆記やドローイングを通じて情報を入力しながら、左手106Lを用いてユーザーインターフェース104を操作すると、ユーザーが情報入力を一時的に中断すべきであるため、情報入力作業の連続性が確保されないが、図6に示したように、左手ユーザーモードでディスプレイ102の表示領域の右側にユーザーインターフェース104を表示すると、ユーザーが左手106Rをディスプレイ102から離さずに情報入力を継続しながら、右手106Rでユーザーインターフェース104を操作することができ、左手106Lを用いた情報入力作業の連続性が確保され、作業効率を大きく高めることができる。
以上説明したように、ユーザーが右手106Rを用いて情報を入力する右手ユーザーモード(第1のモード)でディスプレイ102の表示領域の左側にユーザーインターフェース104を表示し、ユーザーが左手106Lを用いて情報を入力する左手ユーザーモード(第2のモード)でディスプレイ102の表示領域の右側にユーザーインターフェース104を表示することによって、情報入力作業の連続性を確保することができ、作業効率を改善することができる。
図7は、一実施例に係るタブレット100の右手ユーザーモードと左手ユーザーモードの自動転換方法を示したフローチャートである。図7に示した自動転換方法では、近接センサー112a、112bを通じてユーザー身体のタブレット100への接近を検出し、その検出結果によって右手ユーザーモードと左手ユーザーモードとの間の転換が自動的に行われる。ユーザーが環境設定メニューを通じて近接センサー112a、112bの活性化を選択することによって外部入力が発生すると、タブレット100の制御部402は、この外部入力(すなわち、選択)に応答して近接センサー112a、112bを活性化させる(702)。活性化された近接センサー112a、112bは、ユーザーの身体(例えば、左手または右手)がタブレット100に近接したかどうかを検出する(704)。制御部402は、近接センサー112a、112bの検出結果によって右手ユーザーモードまたは左手ユーザーモードを設定する。図1に示したタブレット100の左側近接センサー112aがユーザーの身体(例えば、左手)のタブレット100への接近を検出すると、制御部402は、ユーザーの左手がタブレット100の左側に近接し、ユーザーの右手を通じてペン基盤の入力が行われると判断し、タブレット100を右手ユーザーモードに設定し、ディスプレイ102の表示領域の左側にユーザーインターフェース104を表示する(706)(図5参照)。その一方、図1に示したタブレット100の右側近接センサー112bがユーザーの身体(例えば、右手)のタブレット100への接近を検出すると、制御部402は、ユーザーの右手がタブレット100の右側に接近し、ユーザーの左手を通じてペン基盤の入力が行われると判断し、タブレット100の動作モードを左手ユーザーモードに転換し、ディスプレイ102の表示領域の右側にユーザーインターフェース104を表示する(708)(図6参照)。このような動作モード間の転換は、二つの近接センサー112a、112bがユーザーの身体のタブレット100への接近を検出したときに自動的に行われる。このように設定された自動転換モードは、ユーザーが近接センサー112a、112bを非活性化させた後、環境設定メニューを通じて右手/左手ユーザーモードを直接設定するまで維持される。
図8は、一実施例に係るタブレット100の右手/左手ユーザーモードの手動転換方法を示したフローチャートである。図8に示した手動転換方法では、近接センサー112a、112bを非活性化させた状態で、ユーザーが環境設定メニューを通じて直接選択した右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つが動作モードとして固定される。特に、ユーザーが環境設定メニューを通じて近接センサー112a、112bの非活性化を選択すると、タブレット100の制御部402は、ユーザーの選択に応答して近接センサー112a、112bを非活性化させる(802)。非活性化された二つの近接センサー112a、112bは、ユーザーの身体(例えば、左手または右手)の近接に反応しない。制御部402は、環境設定メニューを通じてユーザーによる右手ユーザーモード及び左手ユーザーモードのうちいずれか一つの選択に対応する外部入力を受信する(804)。ユーザーが右手ユーザーモードを選択すると、制御部402は、タブレット100の動作モードを右手ユーザーモードに転換し、ディスプレイ102の表示領域の左側にユーザーインターフェース104を表示する(806)(図5参照)。その一方、ユーザーが左手ユーザーモードを選択すると、制御部402は、タブレット100の動作モードを左手ユーザーモードに転換し、ディスプレイ102の表示領域の右側にユーザーインターフェース104を表示する(808)(図6参照)。手動転換モードを通じてユーザーによって直接設定された動作モードは、ユーザーが環境設定メニューを通じて右手/左手ユーザーモードを変更したり、近接センサー112a、112bを活性化させて自動モード転換が行われるまで維持される。
図9は、タブレット100の回転によるユーザーインターフェース104の自動位置転換を示した図である。図5に示したように、幅が短く、高さが長いポートレート(portrait)形態で配置されるタブレットが、図9に示したように、90度回転して、幅が長く、高さが短いランドスケープ(landscape)形態で位置すると、ユーザーインターフェース104の位置も、ディスプレイ102上でタブレット100の回転方向と反対方向に90度だけ自動的に移動することによって、タブレット100が回転する前と同様に、右手ユーザーモードまたは左手ユーザーモードのそれぞれで要求される位置に置かれる。タブレット100の回転は、加速度センサー406b(またはジャイロスコープセンサー)によって検出される。図9において、参照符号904は、タブレット100が回転する前のユーザーインターフェースの位置を示し、ユーザーインターフェース104は、タブレット100の回転によって変更された位置に自動的に表示されることが分かる。
図10は、一実施例に係るタブレット100における多様な相互作用(Interaction)の例を示した図である。図10を参照すると、‘タップ’は、ディスプレイ102上の一地点をタッチした後、直ぐ手を離す動作である。‘ドラッグ’は、ディスプレイ102上の一地点をタッチし、このタッチを他の地点にドラッギングする動作である。‘フリッキング(Flicking)’は、ディスプレイ102の表面を本のページをめくるように一定以上の速度でフリッキングする動作である。このフリッキング動作を通じて、画面またはページがめくられ得る。‘ズームイン’は、二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を閉じた状態でディスプレイ102上の一地点をタッチし、二つの指を互いに広げる動作である。‘ズームイン’動作を通じて、ディスプレイ102に表示される画面が拡大され、ディスプレイ102に表示される客体(例えば、ノートまたはページ)の数は減少するが、各客体のサイズは増加し得る。‘ズームアウト’は、二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を広げた状態でディスプレイ102上の一地点をタッチし、二つの指を閉じる動作である。‘ズームアウト’動作を通じて、ディスプレイ102に表示される画面が縮小され、ディスプレイ102に表示される客体(例えば、ノートまたはページ)の数は増加するが、各客体のサイズは減少し得る。‘プレス’は、指でディスプレイ102上の一地点をタッチし、このタッチを維持する動作である。プレス動作のためには、一つの指が用いられる。‘筆記/ドローイング’は、ペンを用いて文字を書いたり絵を描く動作である。図10に示した各相互作用は、ペンを握った手とペンを握っていない手を変えることによって行われ得る。以下では、図10に示した多様な相互作用を用いて一実施例に係るタブレット100の他の特徴について説明する。手の形状のアイコンで示すT、P、D、F、ZI及びZOは、それぞれ‘タップ’、‘プレス’、‘ドラッグ’、‘フリッキング’、‘ズームイン’及び‘ズームアウト’動作を意味する。
図11は、一実施例に係るタブレット100のユーザーインターフェース104の拡張型メニューボタン104aの拡張特性を示した図である。図11(A)に示したように、拡張型メニューボタン104aをタップすると、拡張型メニューボタン104aが拡張されながら、拡張された領域1102に各下位メニューボタン1104a、1104b、1104c、1104d、1104e、1104f、1104g及び1104hが表示される。以下の説明において、各下位メニューボタン1104a、1104b、1104c、1104d、1104e、1104f、1104g及び1104hは、参照符号1104と総称する。拡張された状態の拡張型メニューボタン104aがタップされると、図11(B)に示したように拡張された状態の拡張型メニューボタン104aは、図11(A)に示したように拡張される前の状態に復帰する。
各下位メニューボタン1104は、色相設定メニューボタン1104e、ペン設定メニューボタン1104f、ツール設定メニューボタン1104g及び線の太さ設定メニューボタン1104hを含むことができる。色相設定メニューボタン1104eは、第1の下位メニューボタンであって、多様な色相を選択して設定する。ペン設定メニューボタン1104fは、第2の下位メニューボタンであって、多様な種類のペンを選択して設定する。ツール設定メニューボタン1104gは、第3の下位メニューボタンであって、多様な種類のツールを選択して設定する。線の太さ設定メニューボタン1104hは、第4の下位メニューボタンであって、線の太さを選択して設定する。
拡張された状態の拡張型メニューボタン104aのデフォルトモードは、ペン設定メニューボタン1104fに対応するペン設定モードである。デフォルトモードにおいては、ペン(例えば、鉛筆)、インクペン、筆ペン及びハイライトペンメニュー1104a、1104b、1104c及び1104dが表示され、ユーザーは、ペン、インクペン、筆ペン及びハイライトペンメニュー1104a、1104b、1104c及び1104dのうち所望のペンの種類を選択することができる。色相設定メニューボタン1104eは、拡張された領域1102に色相設定のための多様なメニューを呼び出すために用いられる。色相設定メニューボタン1104eをタップすると、拡張された領域1102に色相設定のための多様なメニューが表示され、ユーザーは、これらメニューのうち所望の色相を選択することができる(図12参照)。ツール設定メニューボタン1104gは、拡張された領域1102に多様なツールメニューを呼び出すために用いられる。ツール設定メニューボタン1104gをタップすると、拡張された領域1102に‘切り取り’、‘貼り付け’、‘取り出し’などの多様なツールメニューが表示され、ユーザーは、これらツールメニューから所望のツールを選択することができる(図13〜図17参照)。ペン設定メニューボタン1104fをタップすると、拡張型メニューボタン104aのモードは、デフォルトモード、すなわち、ペン設定モードに復帰する。線の太さ設定メニューボタン1104hは、スライドバー形態で構成され、スライド方向によって線の太さが減少または増加する。ユーザーは、線の太さ設定メニューボタン1104hをスライド方式で操作することによって、線の太さを調整・選択することができる。
図12は、色相設定メニューボタン1104eを通じた色相設定過程を示した図である。色相設定のためのサンプル色相表示方式は、色相環表示方式(図12(A))及びハニカム表示方式(図12(B))を含む。色相環表示方式は、図12(A)に示したように、連続した帯状に多様な色相を表示することによって、精密な色相選択を可能にする。ハニカム表示方式は、図12(B)に示したように、予め定められた標準色相を一定サイズのセルからなるハニカムの形態で表示することによって、ユーザーは、便利に所望の色相を選択することができる。ハニカム形状以外の形状(例えば、四角形や円形)を有するセルで色相を表示することもできる。図12(A)に示した色相環表示方式が使用されると、色相設定メニューボタン1104eはハニカム形状に表示される。このハニカム形状の色相設定メニューボタン1104eをタッチすると、色相環表示方式は、図12(B)に示したようにハニカム表示方式に転換される。その一方、図12(B)に示したようにハニカム表示方式が現在使用されると、色相設定メニューボタン1104eは色相環形状に表示される。色相環形状の色相設定メニューボタン1104eをタッチすると、図12(A)に示したように、ハニカム表示方式が色相環表示方式に転換される。図12(A)に示した色相環表示方式は、精密な色相の選択を可能にするが、ユーザーが同一の色相を繰り返して選択するには不便である。その理由は、色相環での微細な位置変化により、選択される色相も微細に変わり得るためである。図12(B)に示したハニカム表示方式によると、予め定められた色相のみを選択することができ、色相選択の自由度は低下するが、ユーザーが同一の色相を繰り返して設定するには遥かに便利である。その理由は、一定のサイズのハニカムを有する各セルで異なる固定された色相を表示しているので、色相に対応するセルを選択することによって該当の色相を正確に選択できるためである。
図13は、ツール設定メニューボタン1104gを通じたツール設定過程を示した図である。図13(A)に示したように、ツール設定メニューボタン1104gは、四角領域選択ツール1302a、自由領域選択ツール1302b、貼り付けツール1302c及びイメージ取り出しツール1302dを含む。四角領域選択ツール1302aは、第1のツールであって、四角形状の切り取り/コピー/削除領域を選択する。自由領域選択ツール1302bは、第2のツールであって、ユーザーが望む自由な形状の切り取り/コピー/削除領域を選択する。貼り付けツール1302cは、第3のツールであって、切り取り/コピーを通じて選択された対象を所望の位置に貼り付ける。イメージ取り出しツール1302dは、第4のツールであって、保存装置に保存されているイメージ(写真または絵など)を取り出す。
図14は、ツール設定メニューボタン1104gの四角領域選択ツール1302aを用いた四角領域選択過程を示した図である。図14に示したように、拡張された領域1102に表示されている四角領域選択ツール1302aをタップし(図14(A))、ペン108をディスプレイ102上の一点から他の点にドラッグすると、一点と他の点とを対角線として連結する線を有する四角形1402がディスプレイ102に表示され(図14(B))、この四角形1402の内部が切り取り/コピー/削除の対象になる。四角形1402が設定された後、ディスプレイ102からペン108を離すと、四角形1402によって定義された対象の切り取り/コピー/削除の有無を問うポップアップ1404が生成され(図14(C))、ユーザーは、ポップアップ1404のメニュー選択によって対象の切り取り、コピーまたは削除を行うことができる。
図15は、ツール設定メニューボタン1104gの自由領域選択ツール1302bを用いた自由領域選択過程を示した図である。図15に示したように、拡張された領域1102に表示されている自由領域選択ツール1302bをタップし(図15(A))、ペン108をディスプレイ102の表面上でユーザーが望む形状に動かすと、ペン108の移動軌跡に対応する図形1502がディスプレイ102に表示され(図15(B))、この図形1502の内部が切り取り/コピー/削除の対象になる。図形1502が設定された後、ディスプレイ102からペン108を離すと、図形1502の内部に対応する対象の切り取り/コピー/削除の有無を問うポップアップ1504が生成され(図15(C))、ユーザーは、ポップアップ1504を通じたメニュー選択によって対象の切り取り、コピーまたは削除を行うことができる。
図16は、ツール設定メニューボタン1104gの貼り付けツール1302cを用いた貼り付け過程を示した図である。図14に示した過程を通じて切り取ったりコピーしたデータと、図15に示した過程を通じて切り取ったりコピーしたデータとがクリップボードに一時的に保存されている状態で貼り付けツール1302cをタップした後(図16(A))、ユーザーの身体の一部(例えば、指)でディスプレイ102上の貼り付け位置1602をドラッグ(またはタップ)した後、ペン108でディスプレイ102をタップすると(図16(B))、貼り付け位置1602が正確であるか否かを確認するポップアップ1604が生成され(図16(C))、ユーザーは、ポップアップ1604を通じたメニュー選択によって該当の位置1602にデータを貼り付けるか否かを選択することによって貼り付け位置1602を確認することができる。
図17は、ツール設定メニューボタン1104gのイメージ取り出しツール1302dを用いたイメージ取り出し過程を示した図である。図17に示したように、拡張された領域1102に表示されたイメージ取り出しツール1302dをタップすると(図17(A))、保存されている各イメージの各サムネイル1706がディスプレイ102に表示される(図17(B))。ユーザーは、イメージに対応するサムネイルのタッピングまたはドラッギングによって所望のイメージを選択し、ディスプレイ102上の貼り付け位置1702をドラッグ(またはタップ)した後、ペン108でディスプレイ102をタップすると、該当の位置1702にイメージを貼り付けるか否かを問うポップアップ1704が生成され(図17(C))、ユーザーは、ポップアップ1704を通じて該当の位置1702にイメージを貼り付けることができる。
図18は、拡張型メニューボタン104aの拡張された領域1102に含まれる各下位メニューボタンを拡張された領域1102の外側に移動させ、独立型メニューボタンを生成する過程を示した図である。拡張型メニューボタン104aを拡張したとき、拡張された領域1102に表示される各下位メニューボタンを、ドラッグ&ドロップを通じて拡張された領域1102の外側に移動させると、拡張された領域1102の外側に各下位メニューボタンに対応する独立型メニューボタンが生成される。例えば、図18(A)及び図18(B)に示したように、下位メニューボタンに対応する色相表示メニューボタン1802を拡張された領域1102の外側にドラッグ&ドロップすると、現在選択されている色相を選択できるようにする独立型メニューボタン1804が生成される。この独立型メニューボタン1804をタップすることによって、該当の色相を迅速に選択することができる。例えば、ユーザーが赤色を頻繁に使用している場合、ユーザーは、図18(A)の色相環または図18(B)のハニカムから赤色を選択し、色相表示メニューボタン1802を赤色に表示した後、赤色の色相表示メニューボタン1802を拡張された領域1102の外側にドラッグ&ドロップすると、拡張された領域1102の外側には赤色を選択できる独立型メニューボタン1804が生成される。このように、ユーザーは、赤色の使用を望むとき、この独立型メニューボタン1804をタッピングすることによって赤色を直ぐ選択することができる。このように生成された独立型メニューボタン1804の位置は、ディスプレイ102の表示領域内で自由に変更することができる。
図19は、一実施例に係るタブレット100の速い線の太さ転換過程を示した図である。‘ペンの太さ調節/ペン選択’メニューボタンを一定時間以上プレスすると、線の太さ表示窓1902に予め定められた複数の線の太さが順次表示される。すなわち、図19の(A)、(B)及び(C)の順に線の太さが予め定められた最小太さから予め定められた最大太さに表示される。最大太さを表示した後、図19の(C)、(D)及び(E)の順に最大太さから最小太さに線の太さが表示される。‘ペンの太さ調節/ペン選択’メニューボタン104bから手を離すことによってプレス状態が終了すると、そのプレス状態が終了したときに表示される線の太さで筆記/ドローイングが行われる。このように、‘ペンの太さ調節/ペン選択’メニューボタン104bをプレスすることによって、線の太さを容易に且つ迅速に調節及び選択することができる。
図20は、‘ホーム’メニューボタン104cをタッピングすることによってページレベルとノートレベルを転換する過程を示した図である。図20(A)に示したページレベルで‘ホーム’メニューボタン104cをタッピングすると、ページレベルが図20(B)のノートレベルに即時に転換され、ノートレベルでの作業が行われ得る。ノートレベルでは、ノート2002の選択、削除、コピー及び新たなノートの生成を行うことができる。図20(B)は、11個のノートを示している。ノートレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、ノートレベルはページレベルに転換される。ページレベルでは、筆記、ドローイング、削除、コピー及び新たなページの生成を行うことができる。
図21は、一実施例に係るタブレット100の速い彩度/明るさ転換過程を示した図である。‘色相選択/彩度調節’メニューボタン104dを一定時間以上プレシングすると、彩度表示窓2102を通じて該当の色相の彩度が予め定められた最小値から予め定められた最大値に順次表示される。すなわち、図21の(A)、(B)及び(C)の順に彩度が予め定められた最小値から予め定められた最大値に順次表示される。最大値の彩度を表示した後は、(C)、(D)及び(E)の順に彩度が最大値から最小値に順次表示される。‘色相選択/彩度調節‘メニューボタン104dから手を離すことによってプレス状態が終了すると、プレス状態が終了したときに表示される有彩色の彩度が選択され、該当の彩度で筆記/ドローイングが行われる。無彩色の場合、彩度の代わりに明るさを表示及び選択することができる。このように、‘色相選択/彩度調節’メニューボタン104dをプレシングすることによって、容易に且つ迅速に彩度または明るさを調節及び選択することができる。
図22は、一実施例に係るタブレット100でのペン基盤の入力モードとタッチ基盤の入力モードの選択過程を示した図である。‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104eは、ペン基盤の入力モード及びタッチ基盤の入力モードのうちいずれか一つを選択するために使用される。ユーザーが‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104eをタップする度に、ペン基盤の入力モードとタッチ基盤の入力モードとの間で入力モードがトグルされる。ユーザーが図22(A)に示したタッチ基盤の入力モードで‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104eをタップすると、タッチ基盤の入力モードは、図22(B)に示したようにペン基盤の入力モードに転換される(メニューボタン104eの形状がペンの形状に変更される)。図22(B)に示したペン基盤の入力モードで‘ペン/タッチトグル’メニューボタン104eをタップすると、ペン基盤の入力モードは、図22(A)に示したタッチ基盤の入力モードに転換される(メニューボタン104eの形状が手の形状に変更される)。
図23は、実行取り消し(Undo)及び反復実行(Redo)の過程を示した図である。‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104fは、図23(A)に示したように、最も最近の作業から以前の作業を一つの単位で順次取り消し、以前の状態に復元するために使用される。例えば、最近の作業が‘書き取り1→書き取り2→削除1→書き取り3’の順に行われた場合、‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104fをタップする度に、作業の実行が‘書き取り3→削除1→書き取り2→書き取り1の順に取り消される。‘再実行(Redo)’メニューボタン104gは、図23(B)に示したように、‘実行取り消し(Undo)’メニューボタン104fを通じて行われた単位作業の復元を一つの単位で取り消すために使用される。例えば、上述したように、‘書き取り3→削除1→書き取り2→書き取り1’の順に作業の実行が取り消されたとき、‘再実行(Redo)’メニューボタン104gをタップする度に、‘書き取り1→書き取り2→削除1→書き取り3’の順に各作業が実行される。
図24は、現在のページを電子メールまたはソーシャルネットワークサービス(Social Network Service、SNS)を通じて伝送する過程を示した図である。SNSメニューボタン104hは、SNS及び電子メールのうち少なくとも一つを通じて該当のページを伝送するために用いられる。図24(A)に示したSNSメニューボタン104hをタップすると、図24(B)に示したようにポップアップ2402が生成される。このポップアップ2402は、ブルートゥース、ソーシャルハブ、電子メール、フォトエディター、Allshare、Dropbox、G―メール、ピカサ(Picasa)、ワイファイダイレクト(Wi―Fi Direct)などのメニューを表示する。ユーザーは、これらメニューから所望のメニューを選択し、選択されたメニューに対応するサービスを利用することができる。例えば、ユーザーは、ソーシャルハブを通じてSNSにコンテンツをアップロードしたり、電子メールにコンテンツを添付して伝送したり、フォトエディターを実行させることによってイメージコンテンツを編集することができる。ここで、ソーシャルハブは、ツイーター及びフェースブックなどの多様なSNSにアップロードされたテキスト及びメッセージをリアルタイムで同時に表示する統合管理者である。Allshareは、コンピューター、デジタルカメラ、スマートフォンなどを無線ネットワークを介して容易に連結するために用いられる。無線ルーターは、無線ネットワークを構成するために用いられる。Dropboxは、クラウドホスティングサービスである。G―メールは、グーグルによって提供される電子メールサービスである。ピカサは、グーグルによって提供される写真管理アプリケーションであって、他の写真管理アプリケーションも利用可能である。ブルートゥース、ソーシャルハブ、電子メール、フォトエディター、Allshare、Dropbox、G―メール、ピカサ(Picasa)、ワイファイダイレクト(Wi―Fi Direct)の他に、同一の機能または類似する機能を有する他のシステムも利用可能である。
図25は、新たなページを生成する過程を示した図である。図25に示したように、以前のページ2502が表示される状態で‘ページ生成’メニューボタン104kをタッピングすると、新たなページ2504が生成(追加)される。現在ページが生成されていない場合、内容のない新たなページが生成される。少なくとも一つのページが生成されている場合、現在のページの次に内容のない新たなページが追加される。
図26は、一実施例に係るタブレット100の速い消しゴムモードを示した図である。図26に示したように、拡張型メニューボタン104aが拡張されていない状態でプレスされると、ペンを用いて現在のページの内容が消される。すなわち、右手ユーザーモードにおいて、ユーザーは、左手106Lで統合型メニューボタン104aをプレシングした状態で、右手106Rで握ったペン108を用いて削除と記録(筆記/ドローイング)を速く転換しながら実施することができる。この場合、右手作業の連続性が確保され、作業効率が大きく改善される。
図27は、一実施例に係るタブレット100の独立型メニューボタン2702の第1の特性を示した図である。第1の特性は弾性である。すなわち、第1の特性によると、ディスプレイ102上でのグラフィック的な表現を通じて独立型メニューボタン2702が弾性を有するように移動する。図27に示したように、ユーザーが独立型メニューボタン2702をフリックすると、独立型メニューボタン2702の動作は、移動する途中で、他の対象(例えば、表示領域の境界または他の独立型メニューボタン)と衝突したときに弾性によって移動方向が変わり、その後、独立型メニューボタン2702の移動速度が減少しながら徐々に停止する(まるで、ビリヤード台上のプールボールのように)ように表現される。独立型メニューボタン2702の移動速度と距離は、独立型メニューボタン2702に加えられるフリッキングの強度によって決定される。独立型メニューボタン2702が強くフリックされると独立型メニューボタン2702の移動速度と距離が増加し、独立型メニューボタン2702が弱くフリックされると独立型メニューボタン2702の移動速度と距離が減少する。このように、グラフィック的な表現を通じて、独立型メニューボタン2702は、弾性を有するように表現され、ビリヤード台上のプールボールのように移動する。したがって、独立型メニューボタン2702を通じて、カジュアルなゲーム要素あるいは視覚的楽しさを提供することができる。独立型メニューボタン2702の他に、コンテンツのアイコン(例えば、ノートやページのアイコンまたはイメージのサムネイル)も弾性を有するように表現することによって、同一のカジュアルなゲーム要素あるいは視覚的楽しさを提供することができる。独立型メニューボタン2702の第1の特性である弾性は、タブレット100の環境設定メニューを通じて選択的に活性化または非活性化させることができる。
図28は、一実施例に係るタブレット100の独立型メニューボタン2802の第2の特性を示した図である。第2の特性は磁性である。第2の特性によると、ディスプレイ102上でのグラフィック的な表現を通じて、独立型メニューボタン2802が磁性を有するように移動する。すなわち、図28に示したように、ユーザーが独立型メニューボタン2802をフリックすると、独立型メニューボタン2802の移動は、移動する途中で、他の対象(例えば、表示領域の境界または他の独立型メニューボタン)に接触すると他の対象にくっ付くように表現される(まるで、磁石と金属が互いにくっ付くように)。独立型メニューボタン2802の移動速度と距離は、独立型メニューボタン2802に加えられるフリッキングの強度によって決定される。独立型メニューボタン2802が強くフリックされると独立型メニューボタン2802の移動速度と距離が増加し、独立型メニューボタン2802が弱くフリックされると独立型メニューボタン2802の移動速度と距離が減少する。このように、グラフィック的な表現を通じて、独立型メニューボタン2802は、磁性を有するように表現され、磁石のように移動する。したがって、独立型メニューボタン2802を通じてカジュアルなゲーム要素あるいは視覚的楽しさを提供することができる。独立型メニューボタン2802の他にも、コンテンツのアイコン(例えば、ノートやページ、イメージのサムネイルまたはアイコン)も磁性を有するように表現することによって、同一のカジュアルなゲーム要素あるいは視覚的楽しさを提供することができる。このような独立型メニューボタン2802の第2の特性である磁性は、タブレット100の環境設定メニューを通じて選択的に活性化または非活性化させることができる。
図29は、一実施例に係るタブレット100のディスプレイ102の表示領域の境界に付与された特性を示した図である。図29に示したように、ディスプレイ102上でのグラフィック的な表現を通じてディスプレイ102の表示領域の境界の一部が磁性を有するように表現され、この部分を第1の境界領域2902と称する。第1の境界領域2902が接着特性を有するので、第1の境界領域2902に独立型メニューボタン2904がくっ付くことができる。この特性を用いると、図5に示したように、複数の独立型メニューボタン104b―104mを容易に整列することができる。例えば、第1の境界領域2902から離れて位置する磁性を有さない独立型メニューボタン2904を第1の境界領域2902側に移動させると、独立型メニューボタン2904は、第1の境界領域2902の近くに進行し、第1の境界領域2902にくっ付くようになる。この方法を用いると、多数の独立型メニューボタンを容易に且つ迅速に第1の境界領域2902の周辺に整列することができる。独立型メニューボタン2904の他にも、コンテンツのアイコン(例えば、ノートやページ、イメージのサムネイルまたはアイコン)も磁性を有するように表現することによって、容易に且つ迅速に整列することができる。左手ユーザーモードと右手ユーザーモードのそれぞれで第1の境界領域2902の位置をユーザーインターフェース104の位置に対応するように変化させると、ペンを握っていない手は、第1の境界領域2902にくっ付いた独立型メニューボタンに容易に接近することができる。
図30は、一実施例に係るタブレット100のディスプレイ102の表示領域の境界に付与された他の特性を示した図である。図30に示したように、ディスプレイ102上でのグラフィック的な表現を通じてディスプレイ102の表示領域の境界の一部がアイテムの削除のための領域として表現され、この領域を第2の境界領域3002と称する。第2の境界領域3002は、メニューまたはコンテンツのアイコンを削除するためのものであって、ウィンドウのごみ箱として作用する。すなわち、ディスプレイ102の表示領域内の表示されるアイコン3004が第2の境界領域3002を通過しながら該当のアイコン3004が削除される。しかし、アイコン3004が第2の境界領域3002を通過して削除されたとしても、アイコン3004に対応するメニューまたはコンテンツがタブレット100から完全に削除されない。メニューは、拡張型メニューボタン104aを通じていつでも復元(再生)することができ、コンテンツは、復元命令を通じて復元することができる。
図29に示した第1の境界領域2902と図30に示した第2の境界領域3002以外のディスプレイ102の表示領域の境界領域は、第3の境界領域であって、第1及び第2の境界領域と異なる特性を有するか、何ら特性も有さない。
一実施例に係るタブレット100の拡張型メニューボタン104aは、ノートレベルとページレベルのそれぞれでポップアップを呼び出すために用いられる。さらに、ノートレベルとページレベルのそれぞれで、拡張型メニューボタン104aのタッピングとプレシングによって互いに異なるポップアップが呼び出される。すなわち、ノートレベルでタッピングとプレシング動作によって二つの異なるポップアップが呼び出され、ページレベルでもタッピングとプレシング動作によって二つの異なるポップアップが呼び出される。図31〜図33は、ノートレベルでタッピング動作によって呼び出されるポップアップを示した図で、図34〜図39は、ノートレベルでプレシング動作によって呼び出されるポップアップを示した図である。図40〜図42は、ページレベルでタッピング動作によって呼び出されるポップアップを示した図で、図43〜図48は、ページレベルでプレシング動作によって呼び出されるポップアップを示した図である。
図31は、一実施例に係るタブレット100のノートレベルでの拡張型メニューボタン104aのタッピング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。図31に示したように、ユーザーが図31(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、図31(B)に示したようにポップアップ3102(第1のノートレベルポップアップ)が生成される。ポップアップ3102は、‘新たなノート生成’及び‘PDF取り出し’メニューを含む。ユーザーは、‘新たなノート生成’メニューを通じて新たなノートを生成したり、既に生成されているPDFファイルを‘PDF取り出し’メニューを通じて取り出すことができ、ユーザーがポップアップ3102の空の領域をタップすると、取り消しメニューを選択したように動作し、(B)状態が図31(A)のノートレベルに復帰することができる。
図32は、図31に示したポップアップ3102から‘新たなノート生成’メニューを選択することによって、ノートレベルで新たなノートを生成する過程を示した図である。図32に示したように、ユーザーが図32(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、上述したようにポップアップ3102が生成される。ユーザーが図32(B)に示したように、ポップアップ3102から‘新たなノート生成’メニューを選択すると、図32(C)に示したようにノートカバーイメージ3202と仮想キーボード3204が表示される。ノートカバーイメージ3202の上端には、ノートの題目を入力できる入力ボックス3206が設けられ、仮想キーボード3204を用いてノートの題目を入力することができる。ノートの題目を入力すると、図32(D)に示したように、ノートを生成するか、それとも、ノート生成を取り消すかを確認するためのポップアップ3208が生成される。ユーザーが‘ノート生成’メニューを選択すると、入力した題目のノートが生成される。ユーザーがポップアップ3208の空の領域をタップすると、取り消しメニューを選択したように動作し、ノート生成作業を取り消し、図32(A)に示したように初期ノートレベルに復帰する。
図33は、図31に示したポップアップ3102から‘PDF取り出し’メニューを選択することによって、ノートレベルでPDFファイルを取り出す過程を示した図である。図33に示したように、ユーザーが図33(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、図31を参照して説明したポップアップ3102が生成される。図33(B)に示したように、ユーザーがポップアップ3102から‘PDF取り出し’メニューを選択すると、図33(C)に示したように既に保存されている各PDFファイルのリスト3306が表示される。ユーザーがディスプレイ102に表示される各PDFファイルのリスト3306から所望のPDFファイルを選択すると、図33(D)に示したように、選択された各PDFファイルの取り出し状態は、取り出し状態を示す状態表示窓3308を通じて表示される。選択されたPDFファイルの取り出しが完了すると、取り出されたPDFファイルからなる新たなノート3310が生成される。
図34は、一実施例に係るタブレット100のノートレベルで拡張型メニューボタン104aのプレス操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。図34に示したように、ユーザーが図34(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で少なくとも一つのノート3402を選択すると、図34(B)に示したようにポップアップ3404(第2のノートレベルポップアップ)が生成される。ポップアップ3404は、‘コピー’、‘切り取り’、‘削除’、‘PDFファイルを電子メールで伝送’及び‘カバー変更’メニューを含み、ユーザーは、ポップアップ3404のメニューを選択することによって、選択されたノート3402に対して‘コピー’、‘切り取り’、‘削除’、‘PDFファイルを電子メールで伝送’及び‘カバー変換’作業を行うことができる。
図35は、図34に示したポップアップ3404から‘コピー’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートをコピーする過程を示した図である。図35に示したように、ユーザーが図35(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でコピーしようとする少なくとも一つのノート3402を選択すると、図35(B)に示したように、図34を参照して説明したポップアップ3404が生成される。ユーザーがポップアップ3404から‘コピー’メニューを選択し、図35(C)に示したように、選択されたノート3402を貼り付ける位置(ノート順序上の位置)に対応する以前のノート3504を選択(タップ)し、図35(D)に示したように、拡張型メニューボタン104aをタップすると、図35(E)に示したように新たなポップアップ3506(コピーメニューポップアップ)が生成される。このポップアップ3506は、‘前に貼り付け’、‘後に貼り付け’及び‘ノート生成’メニューを含む。‘前に貼り付け’メニューが選択されると、コピーしたノート3402を図35(C)で選択されたノート3504より前に貼り付ける。‘後に貼り付け’メニューが選択されると、コピーしたノート3402を図35(C)で選択されたノート3504より後に貼り付ける。‘ノート生成’メニューを選択すると、コピーしたノート3502の内容を含む新たなノートが生成される。ユーザーがポップアップ3506の空の領域をタップすると、取り消しメニューを選択した場合と同一の結果を得ることができる。
図36は、図34に示したポップアップ3404から‘切り取り’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートを切り取る過程を示した図である。図36に示したように、ユーザーが図36(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で切り取ろうとする少なくとも一つのノート3402を選択すると、図36(B)に示したように、図34を参照して説明したポップアップ3404が生成される。ユーザーがポップアップ3404から‘切り取り’メニューを選択した後、図36(C)に示したように、選択されたノート3402を貼り付ける位置(ノート順序上の位置)に対応する以前のノート3604を選択(タップ)し、図36(D)に示したように拡張型メニューボタン104aをタップすると、図36(E)に示したように新たなポップアップ3606が生成される。このポップアップ3606は、‘前に貼り付け’メニュー、‘後に貼り付け’メニュ、及び‘ノート生成’メニューを含む。‘前に貼り付け’メニューが選択されると、図36(C)で選択されたノート3604の前に切り取ったノート3402を貼り付ける。‘後に貼り付け’メニューが選択されると、切り取ったノート3402を、図36(C)で選択されたノート3604の後に貼り付ける。‘ノート生成’メニューを選択すると、切り取ったノート3602の内容を含む新たなノートが生成される。ユーザーがポップアップ3606の空の領域をタップすると、取り消しメニューが選択されたように動作し、ポップアップ3606を除去し、ノートレベルの初期状態に復帰する。
図37は、図34に示したポップアップ3404から‘削除’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートを削除する過程を示した図である。図37に示したように、ユーザーが図37(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で削除しようとする少なくとも一つのノート3402を選択すると、図34を参照して説明したポップアップ3404が生成される。ユーザーがポップアップ3404から‘削除’メニューを選択すると、図37(A)で選択されたノート3402が削除される。すなわち、図37(C)に示したように、選択されたノート3402が削除され、他のノートが整列される。
図38は、図34に示したポップアップ3404から‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートをPDFファイルに変換し、電子メールにPDFファイルを添付して伝送する過程を示した図である。この場合、選択されたノートをPDFファイルに変換し、PDFファイルを電子メールに添付する過程が簡単な操作を通じて行われる。一実施例に係るタブレット100は、通信部410を通じて有線/無線インターネットに接続可能である。したがって、ユーザーは、タブレット100に電子メールアカウントを登録することによって、タブレット100を用いて電子メールを伝送することができる。
ユーザーが現在生成されているか、既に生成されているノートを電子メールに添付して伝送しようとすると、図38(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で電子メールに添付しようとするノート3402を選択すると、図38(B)に示したように、図34を参照して説明したようにポップアップ3404が生成される。このポップアップ3404から‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択すると、図38(C)に示したように、選択されたノート3402をPDFファイルに変換する過程が表示される。選択されたノート3402のPDFファイルへの変換が完了すると、図38(D)に示したように、電子メール作成画面が自動的に表示される。電子メール作成画面は、受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目、ファイル添付のための入力ボックス3804、テキスト入力窓3806及び仮想キーボード3808を表示する。受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目、テキストの入力及びファイル添付が完了すると、ユーザーは、伝送ボタン3810をタッピングすることによって電子メールを伝送することができる。入力ボックス3804を見ると、00001.PDF及び00002.PDFという題目のPDFファイルが電子メールに添付されていることが分かる。PDFファイルは、ユーザーが電子メール伝送のために選択されたノート3402のファイル名に該当し、00001及び00002というファイル名のノート3402は、PDFファイルに変換されて自動的に電子メールに添付される。図38に示したように、ユーザーが所望のコンテンツを電子メールに添付して伝送しようとするとき、ユーザーは、該当のコンテンツを選択し、‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択するだけでよい。そして、コンテンツのPDFファイルへの変換とPDFファイルの電子メールへの添付が自動的に行われるので、電子メール伝送作業を迅速且つ便利に完了することができる。コンテンツをPDFファイルに変換することは、別途の実行アプリケーションを用いることなく、インターネットを介して容易に獲得されるPDFビューアーを用いるためである。必要に応じて、コンテンツは、PDFファイルの代わりに、JPGファイルなどの他のフォーマットのファイルに変換して伝送することもできる。
図39は、図34に示したポップアップ3404から‘カバー変更’メニューを選択することによって、ノートレベルで既に生成されているノートのカバーを変更する過程を示した図である。図39に示したように、図39(A)に示したノートレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でカバーを変更しようとするノート3402を選択すると、図34を参照して説明したようにポップアップ3404が生成される。このポップアップ3404から図39(B)に示したように‘カバー変更’メニューを選択すると、図39(C)に示したように、タブレット100によって提供される少なくとも一つのカバー3904(例えば、多様なデザインのカバー)が表示される。ユーザーは、本のページをめくるように画面をフリッキングしながら少なくとも一つのカバー3904のデザインを確認し、所望のカバー3904を選択することができる。制御部402は、選択されたノート3402のカバーをユーザーによって新たに選択されたカバー3904に変更する。少なくとも一つのカバー3904の種類の例は、皮カバー、スプリングノート及びリングバインダーなどを含むことができ、その他にも、多くの多様なデザインのカバーが設けられる。少なくとも一つのカバー3904は、タブレット100によって基本的に提供されたり、オンラインマーケットで購入される。一方、カバー3904は、他のユーザーによってカスタマイズされ、無料/有料で配布されるオーダーメイドのカバーであってもよい。カバー3904の種類が非常に多いため、一つの画面に全てのカバーを表示できない場合、ユーザーは、画面を左側または右側に本のページをめくるようにフリッキングすることによってカバー3904を確認することができる。
図40は、一実施例に係るタブレット100のページレベルでの拡張型メニューボタン104aのタッピング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。図40に示したように、ユーザーが図40(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、図40(B)に示したポップアップ4002が生成される。ポップアップ4002は、‘新たなページ生成’メニュー及び‘PDF取り出し’メニューを含む。ユーザーは、‘新たなページ生成’メニューを通じて新たなページを生成したり、既に生成されているPDFファイルを‘PDF取り出し’メニューを通じて取り出すことができる。ユーザーがポップアップ4002の空の領域をタップすると、取り消しメニューが選択されたように動作し、(B)状態が図40(A)のページレベルに復帰することができる。
図41は、図40に示したポップアップ4002から‘新たなページ生成’メニューを選択することによって、ページレベルで新たなページを生成する過程を示した図である。図41に示したように、ユーザーが図41(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、図40を参照して説明したようにポップアップ4002が生成される。図41(B)に示したように、ユーザーがポップアップ4002から‘新たなページ生成’を選択すると、図41(C)に示したように新たなページ4102が生成される。ユーザーがポップアップ4002の空の領域をタップすると、取り消しメニューが選択されたように動作し、ページ生成作業を取り消し、図41(A)に示したように初期ページレベルに状態が復帰する。
図42は、図40に示したポップアップ4002から‘PDF取り出し’メニューを選択することによって、ページレベルでPDFファイルを取り出す過程を示した図である。図42に示したように、ユーザーが図42(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをタップすると、図40を参照して説明したポップアップ4002が生成される。ユーザーが図42(B)に示したように、ポップアップ4002から‘PDF取り出し’メニューを選択すると、図42(C)に示したように、既に保存されている各PDFファイルのリスト4206が表示される。ユーザーがディスプレイ102に表示されるPDFファイルのリスト4206から所望のPDFファイルを選択すると、図42(D)に示したように、取り出し状態を示す状態表示窓4208を通じて選択されたPDFファイルの取り出し状態が表示される。選択されたPDFファイルの取り出しが完了すると、取り出されたPDFファイルからなる新たなページ4210が生成される。
図43は、一実施例に係るタブレット100のページレベルで拡張型メニューボタン104aのプレシング操作を通じたメニュー呼び出し過程を示した図である。図43に示したように、ユーザーが図43(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレスした状態で少なくとも一つのページ4302を選択すると、図43(B)に示したようにポップアップ4304が生成される。ポップアップ4304は、‘コピー’、‘切り取り’、‘削除’、‘PDFファイルを電子メールで伝送’及び‘中紙変更’メニューを含み、ユーザーは、ポップアップ4304の各メニューを選択することによって、選択されたページ4302に対して‘コピー’、‘切り取り’、‘削除’、‘PDFファイルを電子メールで伝送’及び‘中紙変更’を行うことができる。
図44は、図43に示したポップアップ4304から‘コピー’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページをコピーする過程を示した図である。図44に示したように、ユーザーが図44(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でコピーしようとする少なくとも一つのページ4302を選択すると、図44(B)に示したように、図43を参照して説明したポップアップ4304が生成される。ユーザーがポップアップ4304から‘コピー’メニューを選択した後、図44(C)に示したように、選択されたページ4302を貼り付ける位置(ページ順序上の位置)に対応する以前のページ4404を選択(タップ)し、図44(D)に示したように拡張型メニューボタン104aをタップすると、図44(E)に示したように新たなポップアップ4406が生成される。このポップアップ4406は、‘前に貼り付け’、‘後に貼り付け’及び‘ページ生成’メニューを含む。‘前に貼り付け’メニューが選択されると、コピーしたページ4302を図44(C)で選択されたページ4404より前に貼り付ける。‘後に貼り付け’メニューが選択されると、コピーしたページ4302を図44(C)で選択されたページ4404より後に貼り付ける。‘ページ生成’メニューを選択すると、コピーしたページ4302の内容を含む新たなページが生成される。ユーザーがポップアップ4406の空の領域をタップすると、ポップアップ4406を除去し、初期ページレベルに復帰することができる。
図45は、図43に示したポップアップ4304から‘切り取り’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページを切り取る過程を示した図である。図45に示したように、ユーザーが図45(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で切り取ろうとする少なくとも一つのページ4302を選択すると、図45(B)に示したように、図43を参照して説明したポップアップ4304が生成される。ユーザーがポップアップ4304から‘切り取り’メニューを選択した後、図45(C)に示したように、選択されたページ4302を貼り付ける位置(ページ順序上の位置)に対応する以前のページ4504を選択(タップ)し、図45(D)に示したように拡張型メニューボタン104aをタップすると、図45(E)に示したように新たなポップアップ4506が生成される。このポップアップ4506は、‘前に貼り付け’メニュー、‘後に貼り付け’メニュー及び‘ページ生成’メニューを含む。‘前に貼り付け’メニューが選択されると、切り取ったページ4302を図45(C)で選択されたページ4504より前に貼り付ける。‘後に貼り付け’メニューが選択されると、切り取ったページ4302を図45(C)で選択されたページ4504より後に貼り付ける。‘ページ生成’メニューを選択すると、切り取ったページ4302の内容を含む新たなページが生成される。ユーザーがポップアップ4506の空の領域をタップすると、取り消しメニューが選択されたように動作し、ポップアップ4506を除去し、ページレベルの初期状態に復帰することができる。
図46は、図43に示したポップアップ4304から‘削除’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページを削除する過程を示した図である。図46に示したように、ユーザーが図46(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で削除しようとする少なくとも一つのページ4302を選択すると、図46(B)に示したように、図43を参照して説明したポップアップ4304が生成される。ユーザーがポップアップ4304から‘削除’メニューを選択すると、図46(A)で選択されたページ4302が削除される。すなわち、図46(C)に示したように、選択されたページ4302が削除され、他のページが整列される。
図47は、図43に示したポップアップ4304から‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページをPDFファイルに変換し、PDFファイルを電子メールに添付して伝送する過程を示した図である。この場合、選択されたページをPDFファイルに変換し、PDFファイルを電子メールに添付する過程が簡単な動作を通じて行われる。一実施例に係るタブレット100は、通信部410を通じて有線/無線インターネットに接続可能である。したがって、ユーザーは、タブレット100に電子メールアカウントを登録することによって、タブレット100を用いて電子メールを伝送することができる。
ユーザーが現在生成されているか、既に生成されているページを電子メールに添付して伝送しようとすると、図47(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で電子メールに添付しようとするページ4302を選択すると、図47(B)に示したように、図43を参照して説明したポップアップ4304が生成される。このポップアップ4304から‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択すると、図47(C)に示したように、選択されたページ4302をPDFファイルに変換する過程が表示される。選択されたページ4302のPDFファイルへの変換が完了すると、図47(D)に示したように、電子メール作成画面が自動的に表示される。電子メール作成画面は、受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目、ファイル添付のための入力ボックス4704、テキスト入力窓4706及び仮想キーボード4708を表示する。受信者の電子メールアカウント、参照電子メールアカウント、題目、テキストの入力及びファイル添付が完了すると、ユーザーは、伝送ボタン4710をタッピングすることによって電子メールを伝送することができる。入力ボックス4704を見ると、00001.PDF及び00002.PDFという題目のPDFファイルが電子メールに添付されていることが分かるが、PDFファイルは、ユーザーによって電子メール伝送のために選択されたページ4302のファイル名に対応する。すなわち、00001及び00002というファイル名のページ4302は、PDFファイルに変換され、自動的に電子メールに添付される。図47に示したように、ユーザーが所望のコンテンツを電子メールに添付して伝送しようとすると、ユーザーが該当のコンテンツを選択し、‘PDFファイルを電子メールで伝送’メニューを選択するだけで、該当のコンテンツのPDFファイルへの変換とPDFファイルの電子メールへの添付が自動的に行われるので、電子メール伝送作業を迅速且つ便利に完了することができる。コンテンツをPDFファイルに変換することは、受信者が別途の実行アプリケーションを用いることなく、インターネットを介して容易に獲得されるPDFビューアーを用いるようにするためである。必要に応じて、PDFファイルの代わりに、JPGファイルなどの異なるフォーマットでコンテンツをファイルに変換して伝送することもできる。
図48は、図43に示したポップアップ4304から‘中紙変更’メニューを選択することによって、ページレベルで既に生成されているページの中紙を変更する過程を示した図である。図48に示したように、ユーザーが図48(A)に示したページレベルで拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態で中紙を変更しようとするページ4802を選択すると、図43を参照して説明したようにポップアップ4304が生成される。このポップアップ4304から図48(B)に示したように‘中紙変更’メニューを選択すると、図48(C)に示したように、タブレット100によって提供される多様な中紙4804が表示される。ユーザーは、本のページをめくるように画面をフリッキングしながら各中紙4804のデザインを確認し、所望の中紙4804を選択することができる。中紙4804の種類の例は、一般的なラインが描かれた中紙、原稿用紙、楽譜を書くための五線紙、格子が描かれた方眼紙、書き取り練習のための用紙などを含むことができ、多様なデザインの多くの中紙が設けられる。中紙4804は、タブレット100によってデフォルトとして提供されるか、オンラインマーケットで購入される。その他に、中紙4804は、他のユーザーによってカスタマイズされて無料/有料で配布されるオーダーメイドの中紙であってもよい。中紙4804の種類が非常に多いため、中紙を一つの画面に全て表示できない場合、ユーザーは、本のページをめくるように画面を左側または右側にフリッキングすることによって中紙3204を確認することができる。
図49は、一実施例に係るタブレット100でのレイヤー構造を示した図である。一実施例に係るタブレット100のレイヤー構造は、内容の追加/修正/削除が行われない第1のレイヤーと、内容の追加/修正/削除が行われる第2のレイヤーとを含む。図49に示したように、予め定められた書式の中紙(例えば、楽譜を書くための五線紙)を背景レイヤー4902(第1のレイヤー)として設定し、ユーザーが筆記/ドローイングする内容を筆記/ドローイングレイヤー4904(第2のレイヤー)として設定する。ディスプレイ102上では背景レイヤー4902と筆記/ドローイングレイヤー4904が組み合わされた状態で表示されるが、内容の追加/修正/削除は筆記/ドローイングレイヤー4904に対してのみ行われる。例えば、図49に示した五線紙上に楽譜を書いたり修正すると、背景レイヤー4902の五線紙の書式はそのまま維持された状態で筆記/ドローイングレイヤー4904のみに楽譜が書かれたり修正される。このような背景レイヤー4902と筆記/ドローイングレイヤー4904は、互いに異なるレイヤーとして取り扱われるが、統合されて一つのページ単位で取り扱われる。
図50は、既に生成されているテキスト/イメージを背景レイヤーとして有する筆記/ドローイングレイヤーの構成を示した図である。図49に示した中紙の他にも、既に作成されたテキスト/イメージに注釈をつけたり、テキスト/イメージに内容を追加することができる。図50を参照すると、既に生成されているテキスト/イメージを背景レイヤー5002として取り扱い、テキスト/イメージに付加する注釈や内容を筆記/ドローイングレイヤー5004として取り扱う。このような背景レイヤー5002と筆記/ドローイングレイヤー5004は、組み合わされた状態5006で表示され、互いに異なるレイヤーとして取り扱われるが、統合されて一つのページ単位として取り扱われる。
図51は、ディスプレイ102の表示領域全体を筆記/ドローイング領域として使用する例を示した図である。図51を参照すると、ディスプレイ102上には、ユーザーインターフェース104aのレイヤー5102と筆記/ドローイング領域のレイヤー5104が存在する。このように、ユーザーインターフェース104aの表示のためのレイヤー5102と筆記/ドローイングのためのレイヤー5104を互いに区分することによって、ディスプレイ102上にユーザーインターフェース104aが表示されたとしても、このユーザーインターフェース104aを含むディスプレイ102の全体の表示領域を筆記/ドローイング領域として使用できるようにする。この場合、ユーザーインターフェース104aが表示される領域はタッチ基盤の入力に対してのみ反応し、筆記/ドローイング領域はペン基盤の入力に対してのみ反応することができる。したがって、ディスプレイ102の画面全体を筆記/ドローイング領域として活用することができ、ディスプレイ102の活用度を高めることができる。ユーザーインターフェース104aと筆記/ドローイング内容とが重なる領域では、ユーザーインターフェース104aが筆記/ドローイング内容より上側に表示される。または、ユーザーインターフェース104はより鮮明に表示され、筆記/ドローイング内容は不鮮明(不明瞭)に表示される。ただし、ユーザーインターフェース104aが表示されない領域では、筆記/ドローイング内容のみが表示される。
図52は、一実施例のタブレット100の拡張型メニューボタン104aとタッチ動作との組み合わせによる多様な相互作用を示した図である。図52(A)は、ノートレベルでの相互作用を示し、参照符号5204、5206、5208及び5210は、ペンを握った手(例えば、右手ユーザーの右手)を用いた相互作用を示し、5212は、ペンを握っていない手(例えば、右手ユーザーの左手)を用いた相互作用を示す。ユーザーは、ペンを握っていない左手(5212)で拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でペンを握った右手を用いて多様な相互作用5204、5206、5208、5210を通じて多様な作業を行うことができる。参照符号5204は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を閉じてから広げることによって行われるズームイン作業を示す。参照符号5206は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を広げてから閉じることによって行われるズームアウト作業を示す。この場合、ズームインによってディスプレイ102に表示されるノートの数が16、4及び1の順に減少し、ズームアウトによって1、4及び16の順に増加する。例えば、ディスプレイ102に4個のノートが表示されていると、ズームインによって1個のノートが表示され、ズームアウトによって16個のノートが表示される。ここで、1、4及び16は、一つの画面に表示可能なノートの最大数を意味し、全体のノートの数が、一つの画面に表示可能なノートの最大数より小さい場合、全体のノートがディスプレイ102に表示される。参照符号5208は、ペンを握った手の一つの指(例えば、人差し指または中指など)を用いたドラッグ作業を示す。この場合、ユーザーがペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていると、ドラッグ作業5208によって多重選択が行われるが、ユーザーがペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていないと、フリッキング作業5210によって画面フリッキングなどの作業が行われる。ただし、ペンを握った手とペンを握っていない手は互いに区分される必要はなく、タブレットを使用するためのより便利な環境を提供するために、ペンを握った手を用いる相互作用と、ペンを握っていない手を用いる相互作用とを互いに区分することができる。
図52(B)は、ページレベルでの相互作用を示し、参照符号5214、5216、5218及び5220は、ペンを握った手(例えば、右手ユーザーの右手)を用いた相互作用を示し、5222は、ペンを握っていない手(例えば、右手ユーザーの左手)を用いた相互作用を示す。ユーザーは、ペンを握っていない左手(5222)で拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でペンを握った右手を用いて多様な相互作用5214、5216、5218、5220を通じて多様な作業を行うことができる。参照符号5214は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を閉じてから広げることによって行われるズームイン作業を示し、参照符号5216は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を広げてから閉じることによって行われるズームアウト作業を示す。この場合、ズームインによってディスプレイ102に表示されるページの数が16、4及び1の順に減少し、ズームアウトによって1、4及び16の順に増加する。例えば、ディスプレイ102に4個のページが表示されていると、ズームインによって1個のページが表示され、ズームアウトによって16個のページが表示される。ここで、1、4及び16は、一つの画面に表示可能なページの最大数を意味し、全体のページの数が、一つの画面上に表示可能なページの最大数より小さい場合、全体のページがディスプレイ102に表示される。参照符号5218は、ペンを握った手の一つの指(例えば、人差し指または中指など)を用いたドラッグ作業を示す。この場合、ペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていると、ドラッグ作業5280によって多重選択が行われるが、ペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていないと、フリッキング5220によって画面フリッキングなどの作業が行われる。ただし、ペンを握った手とペンを握っていない手は互いに区分される必要はなく、タブレットを使用するためのより便利な環境を提供するために、ペンを握った手を用いる相互作用と、ペンを握っていない手を用いる相互作用とを互いに区分することができる。
図52(C)は、筆記モードでの相互作用を示し、参照符号5224、5226、5228及び5230は、ペンを握った手(例えば、右手ユーザーの右手)を用いた相互作用を示し、5232は、ペンを握っていない手(例えば、右手ユーザーの左手)を用いた相互作用を示す。ユーザーは、ペンを握っていない左手(5232)で拡張型メニューボタン104aをプレシングした状態でペンを握った右手を用いて多様な相互作用5224、5226、5228を通じて多様な作業を行うことができる。参照符号5224は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を閉じてから広げることによって行われるズームイン作業を示し、参照符号5226は、ペンを握った手の二つの指(例えば、親指と中指または親指と薬指など)を広げてから閉じることによって行われるズームアウト作業を示す。この場合、ズームインによってディスプレイ102に表示される入力ページが拡大され、ズームアウトによって縮小される。参照符号5228は、ペンを握った手の一つの指(例えば、人差し指または中指など)を用いたドラッグ作業を示す。この場合、ユーザーがペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていると、ドラッグ&タップ動作5228によって多重選択が行われるが、ペンを握っていない手で拡張型メニューボタン104aをプレスしていないと、フリッキング5230によって画面フリッキングなどの作業が行われる。ただし、ペンを握った手とペンを握っていない手が互いに区分される必要はなく、タブレットを使用するためのより便利な環境を提供するために、ペンを握った手を用いる相互作用と、ペンを握っていない手を用いる相互作用とを互いに区分することができる。
図53は、ズームインとズームアウトによるノートレベルとページレベルとの間の画面表示転換を示した図である。図53(A)、図53(B)及び図53(C)に示したように、ノートレベルでのズームイン動作によってディスプレイ102に表示されるノートの数が予め定められた順(16、4及び1の順序)に減少し、ズームアウト動作によって予め定められた順(1、4及び16の順序)に増加する。ディスプレイ102に表示されるノートの数が1個である状態でズームイン動作を行うと、図53(D)に示したように、ノートに対応する最大16ページがディスプレイ102に表示される。この状態でズームインを継続して行うと、ディスプレイ102に表示されるページの数が16、4及び1の順に段階的に減少する。すなわち、連続したズームイン動作によって16ノート、4ノート、1ノート、16ページ、4ページ及び1ページの順に表示が行われる。ズームアウトの場合は、連続したズームアウト動作によって1ページ、4ページ、16ページ、1ノート、4ノート及び16ノートの順に表示が行われる。ここで、16、4及び1は、一つの画面に表示されるノート/ページの最大数を意味し、保存されているノート/ページの数がノート/ページの最大数より小さい場合、現在存在するノート/ページがディスプレイ102に表示される。例えば、現在存在するノートの数が7個であると、4ノート画面では、7個のノートが二つのグループ(4ノートと3ノート)に分けられ、3ノートがそれぞれ二つの4ノートの画面にそれぞれ表示される。一方、8ノート画面では、7個のノートが一つの画面に全て表示されるが、一つのノートに該当する空間が空いた状態になる。
図54は、一実施例に係るタブレット100の画面フリッキング過程を示した図である。図54を参照すると、ユーザーは、拡張型メニューボタン104aをタッピングまたはプレシングすることなく、図54(A)に示したように、フリッキング動作によって画面をフリッキングすることができる。図54(A)では、一つの画面に4個のノートが表示されており、フリッキングによって4個のノートがディスプレイ102から消えた後、他の4個のノートが表示される。図54(B)は、ページレベルでのフリッキングを示し、ノートレベルと同様に、ユーザーは、拡張型メニューボタン104aをタッピングまたはプレシングすることなく、フリッキングによって画面をフリッキングすることができる。図54(B)では、一つの画面に4個のページが表示されており、フリッキングによって4個のページがディスプレイ102から消えた後、他の4個のページが表示される。図54(C)は、ディスプレイ102に一つのページのみが表示されているときのページフリッキングを示す。この場合、ユーザーが実際にページをめくるようにページの折り曲げが表現され、フリッキング音が生成されることによって、ユーザーにより良い実際感を提供することができる。また、図54(C)に示したように、ページレベルで筆記入力が可能な単一のページ表示状態で拡張型メニューボタン104aとその周辺の独立型メニューボタン104b―104mが自動的に表示され、ユーザーの便宜を図ることができる。ただし、ペンを握った手とペンを握っていない手は互いに区分される必要はなく、タブレットを用いるためのより便利な環境を提供するために、ペンを握った手を用いる相互作用と、ペンを握っていない手を用いる相互作用とを互いに区分することができる。
図55は、一実施例のタブレット100で動画再生と筆記/ドローイングを同時に行う過程を示した図である。図55に示したように、ディスプレイ102の一部領域に動画5502が再生され、動画5502が再生される間に、動画5502が再生される領域を除いた領域に筆記/ドローイングを行うことができる。この機能により、ユーザーは、動画5502を視聴しながら動画5502の内容をメモしたり、動画5502に対する感じや考えなどを記録することができる。
ここで記載された各装置内のプロセス、機能、方法及び/またはソフトウェアは、コンピューターによって具体化され、一つ以上のプロセッサにプログラム命令を実行または遂行させる一つ以上の非一時的なコンピューターで読み出し可能な保存媒体(コンピューターで読み出し可能な記録媒体)に記録、保存または固定され得る。媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などの単独または組み合わせをさらに含むことができる。媒体及びプログラム命令は、特別に設計されて構成されたものであるか、または、コンピューターソフトウェア技術で熟練した者に公知及び利用可能なものである。非一時的なコンピューターで読み出し可能な保存媒体の各例は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープなどの磁気媒体と;CD ROMディスク及びDVDなどの光媒体と;光ディスクなどの光磁気媒体と;ROM(read―only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリなどのプログラム命令を保存及び遂行するために特別に構成されたハードウェアデバイスと;を含む。プログラム命令の各例は、コンパイラによって生成される機械コードと、インタプリターを用いてコンピューターによって実行される高いレベルコードを含むファイルとを含む。プログラム命令は、一つ以上のプロセッサまたは制御部によって実行され得る。前記のハードウェアデバイスは、前記の動作及び方法を行うために、一つ以上のコンピューターで読み出し可能な保存媒体に記録、保存または固定される一つ以上のソフトウェアモジュールとして作用するように構成されてもよい。さらに、非一時的なコンピューターで読み出し可能な保存媒体は、ネットワークを介して連結されたコンピューターシステムに分散され、命令内のコンピューターで読み出し可能なコードまたはプログラムは、分散的に保存及び実行され得る。さらに、コンピューターで読み出し可能な保存媒体は、少なくとも一つの特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)で具現される。
以上、いくつかの実施例が図示及び説明されたが、開示の原理及び精神から逸脱することなく、これら実施例で変更が可能であることは当業者にとって明らかであり、開示の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物で定義される。

Claims (20)

  1. 情報を表示し、ペン基盤の入力及びタッチ基盤の入力の少なくとも一つを通じてユーザー入力を受信するタッチディスプレイスクリーン;及び
    手書き情報が入力される手書き領域と、異なる色相と関連する複数のユーザー選択型色相設定アイテムが拡張された領域から選択可能であり、拡張されていない状態と拡張された状態との間で変化可能な拡張型メニューと、を含むユーザーインターフェースを前記タッチディスプレイスクリーン上に表示する動作をする制御部;を含み、
    前記拡張型メニューの前記拡張された領域は、前記拡張型メニューが前記拡張された状態であるときに前記手書き領域の一部をカバーし、
    前記ユーザー選択型色相設定アイテムのそれぞれは、前記タッチディスプレイスクリーンを通じて受信されたユーザー入力に基づいて前記拡張型メニューの前記拡張された領域から前記拡張された領域の外側の位置に独立的に移動可能であり、移動した色相設定アイテムは、前記拡張型メニューが前記拡張されていない状態であるとしても、ユーザー再選択のために利用可能である携帯用電気装置。
  2. 前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューは、前記タッチディスプレイスクリーンの左上コーナーで表示され、前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューは、第1の凸状の境界を有し、
    第2の凸状の境界を有する前記拡張された状態の前記拡張型メニューは、前記タッチディスプレイスクリーンの左上コーナーで表示され、前記第2の凸状の境界の曲率半径は、前記第1の凸状の境界の曲率半径より大きい、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  3. 前記ユーザーインターフェースは、前記ディスプレイ領域の左側エッジに沿って垂直に延長する第1のメニュー領域をさらに含み、
    前記第1のメニュー領域は、前記拡張型メニューと関係なく選択された複数のユーザー選択型アイテムを含むためのものである、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  4. 前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューは、前記タッチディスプレイスクリーンの右上コーナーで表示され、前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューは、第1の凸状の境界を有し、
    第2の凸状の境界を有する前記拡張された状態の前記拡張型メニューは、前記タッチディスプレイスクリーンの右上コーナーで表示され、前記第2の凸状の境界の曲率半径は、前記第1の凸状の境界の曲率半径より大きい、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  5. 線の太さは、前記拡張された状態の前記拡張型メニューを通じて選択可能であり、
    選択された線の太さ設定は、前記タッチディスプレイスクリーンを通じて受信されたユーザー入力に基づいて前記拡張型メニューの前記拡張された領域から前記拡張された領域の外側の位置に移動可能であり、前記既に選択された線の太さ設定は、前記拡張型メニューが前記拡張されていない状態であるとしても、ユーザーの再選択のために利用可能である、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  6. 前記タッチディスプレイスクリーンを支持するベゼルをさらに含み、
    前記ベゼルに連結された少なくとも二つの近接センサーは、右手及び左手の接近を検出し、
    前記制御部は、前記少なくとも二つの近接センサーからの情報に基づいて右手ユーザーモードで前記ユーザーインターフェースを表示するか、それとも、左手ユーザーモードで前記ユーザーインターフェースを表示するかを決定する、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  7. 前記タッチディスプレイスクリーンを支持するベゼルをさらに含み、
    前記ベゼルに連結された少なくとも一つの近接センサーは、手の接近を検出し、
    前記近接センサーからの情報に基づいて前記ユーザーの手が前記ベゼルの一定距離内にないと前記制御部が決定すると、前記拡張型メニューは前記タッチディスプレイスクリーン上に表示されなく、
    前記近接センサーからの情報に基づいて前記ユーザーの手が前記ベゼルに近接していると前記制御部が決定すると、前記拡張型メニューは前記タッチディスプレイスクリーン上に表示される、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  8. 前記制御部は、少なくとも二つの近接センサーを非活性化させるための第1の入力を受信し、前記第1の入力に応答して前記少なくとも二つの近接センサーを非活性化させ、
    前記制御部は、少なくとも二つの近接センサーを活性化させるための第2の入力を受信し、前記第2の入力に応答して前記少なくとも二つの近接センサーを活性化させる、請求項3に記載の携帯用電気装置。
  9. 前記ユーザーインターフェースは、少なくとも一つの下位メニューボタンを有する拡張型メニューボタンを含み、
    前記拡張型メニューボタンは、前記拡張型メニューがタップされたときに拡張される、請求項1に記載の携帯用電気装置。
  10. 前記拡張型メニューボタンの前記拡張された領域に表示された前記少なくとも一つの下位メニューボタンが前記拡張された領域の外側に移動したとき、前記少なくとも一つの下位メニューボタンは独立メニューボタンに変換される、請求項9に記載の携帯用電気装置。
  11. 手書き情報が入力される手書き領域と、異なる色相と関連する複数のユーザー選択型色相設定アイテムが拡張された領域から選択可能であり、拡張されていない状態と拡張された状態との間で変化可能な拡張型メニューと、を含むユーザーインターフェースを携帯用電気装置のタッチディスプレイスクリーン上に表示すること―前記拡張型メニューの前記拡張された領域は、前記拡張型メニューが前記拡張された状態であるときに前記手書き領域の一部をカバーする―;及び
    前記ユーザー選択型色相設定アイテムのそれぞれを、前記タッチディスプレイスクリーンを通じて受信されたユーザー入力に基づいて前記拡張型メニューの前記拡張された領域から前記拡張された領域の外側の位置に独立的に移動し、前記拡張型メニューが前記拡張されていない状態であるとしても、前記移動した色相設定アイテムをユーザー再選択のために利用可能にすること;を含む方法。
  12. 第1の凸状の境界を有する前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューを前記タッチディスプレイスクリーンの左上コーナーで表示すること;及び
    前記第1の凸状の境界より曲率半径の大きい第2の凸状の境界を有する前記拡張された状態の前記拡張型メニューを前記タッチディスプレイスクリーンの左上コーナーで表示すること;をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ディスプレイ領域の左側エッジに沿って垂直に延長する、前記拡張型メニューと関係なく選択された複数のユーザー選択型アイテムを含む第1のメニュー領域を表示することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記ディスプレイ領域の上側エッジに沿って垂直に延長する、前記拡張型メニューと関係なく選択された複数のユーザー選択型アイテムを含む第2のメニュー領域を表示することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記タッチディスプレイスクリーンの左上コーナーで第1の凸状の境界を有する前記拡張されていない状態の前記拡張型メニューを表示すること;及び
    前記第1の凸状の境界より曲率半径の大きい第2の凸状の境界を有する前記拡張された状態の前記拡張型メニューを前記タッチディスプレイスクリーンの右上コーナーで表示すること;をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 線の太さを前記拡張された状態の前記拡張型メニューを通じて選択可能にすること;及び
    選択された線の太さ設定を、前記タッチディスプレイスクリーンを通じて受信されたユーザー入力に基づいて前記拡張型メニューの前記拡張された領域から前記拡張された領域の外側の位置に移動し、前記拡張型メニューが前記拡張されていない状態であるとしても、前記既に選択された線の太さ設定をユーザーの再選択のために利用可能にすること;をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. 右手と左手の接近を検出するための携帯用電気装置の二つの近接センサーを用いること;
    前記二つの近接センサーからの情報に基づいて右手ユーザーモードで前記ユーザーインターフェースを表示するか、それとも、左手ユーザーモードで前記ユーザーインターフェースを表示するかを決定すること;
    前記右手ユーザーモードで前記タッチディスプレイスクリーンの左側領域に前記ユーザーインターフェースの複数の頻繁に使用可能なアイテムを表示すること;及び
    前記左手ユーザーモードで前記タッチディスプレイスクリーンの右側領域に前記ユーザーインターフェースの複数の頻繁に使用可能なアイテムを表示すること;をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  18. 手の接近を検出するための携帯用電気装置の近接センサーを用いること;
    前記近接センサーからの情報に基づいて前記手が前記近接センサーの一定距離内に存在すると決定すること;
    前記近接センサーからの情報に基づいて前記手が前記近接センサーの一定距離内に存在すると決定されたとき、前記タッチディスプレイスクリーン上の前記ユーザーインターフェースから前記拡張型メニューを除去すること;及び
    前記近接センサーからの情報に基づいて前記ユーザーの手が前記近接センサーに接近していると決定されると、前記ユーザーインターフェース上の前記拡張型メニューを再表示すること;をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記ユーザーインターフェースは、少なくとも一つの下位メニューボタンを有する拡張型メニューボタンを含み、
    前記拡張型メニューボタンは、前記拡張型メニューがタップされたときに拡張される、請求項11に記載の方法。
  20. 前記拡張型メニューボタンの前記拡張された領域に表示された前記少なくとも一つの下位メニューボタンが前記拡張された領域の外側に移動したとき、前記少なくとも一つの下位メニューボタンは独立メニューボタンに変換される、請求項19に記載の方法。
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