JP2015507275A - 流体処理ネットワークのためのシステム - Google Patents

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Abstract

複数の流体処理領域を備える流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、ネットワークの既知の地点で、測定された現在のパラメータ値を受信し、測定された現在のパラメータ値から、アクティブなネットワークの領域を決定し、全ての他の領域は非アクティブとし、流体処理ネットワークのモデルから、ネットワークの非アクティブ領域を除き、現在のアクティブなネットワークモデルを提供し少なくとも既知の地点から離れた地点において、現在のアクティブなネットワークの現在のパラメータ値を決定し、離れた地点におけるパラメータ値は、測定された現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定され、現在のパラメータ値に基づいて、1又は2以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定し1又は2以上の境界が侵入された場合に、予め定められた動作を実行する。

Description

本発明は、流体処理ネットワークのモニタリング及び/又は制御のためのシステムに関する。
石油製造設備、石油精製所、又は化学プラントのような流体処理用のネットワークは、多数の構成部分から成り、これらは、限定されるものではないが、ネットワークのコンポーネントの中に、及び、ネットワークのコンポーネントを通過して流体が流れる多数のバルブ、管セグメント、及び流体チャンバを含む。そのような処理ネットワークには、安全機構が取り付けられ、例えば、ネットワーク又は流体処理ネットワークの一部における圧力を安全限界以下に維持することを目的とするフレアネットワークのような流体開放ネットワークがあげられる。
流体開放ネットワークは、流体処理ネットワークのサブネットワークであり、同様に、そのような流体を処理ネットワークから安全な場所に除去する(例えば、限定する意図はないが、待機中にベント又はフレアすることを含む)目的で、流体をネットワークのコンポーネントの中に及びネットワークのコンポーネントを通じて流す、多数の管セグメント、バルブ及び流体チャンバを含む多数の構成部分を限定することを意図せずに含む。
流体処理ネットワークにはセンサが取り付けられ、これは限定する意図はないが、流体圧力センサ、流体温度センサ、及び金属壁温度センサを含む。 しかし、これらのセンサは、センサが地点する特定地点における特性値のみを測定することができ、圧力及び/又は温度が不明な測定地点間の領域を残す。
本発明の第1形態は、複数の流体処理領域を有する流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、以下のステップを備える。 ネットワークの既知の地点で、測定された現在のパラメータ値を受信するステップ。 測定された現在のパラメータ値から、アクティブなネットワークの領域を決定し、全ての他の領域は非アクティブとするステップ。 流体処理ネットワークのモデルから、ネットワークの非アクティブ領域を除き、現在のアクティブなネットワークモデルを提供するステップ。 少なくとも既知の地点から離れた地点において、現在のアクティブなネットワークの現在のパラメータ値を決めるステップであって、前記離れた地点におけるパラメータ値は、測定された現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定されるステップ。 現在のパラメータ値に基づいて、1又は2以上の事前に特定された境界が侵入された(breached)かを決定するステップ。 1又は2以上の前記境界が侵入された場合に、予め定められた動作を実行するステップ。
任意的に、現在のアクティブなネットワークモデルは、測定された現在のパラメータ値の周期的に受信されるアップデート情報を用いて、周期的にアップデートされる。 任意的には、アクティブになった非アクティブ領域、又は、非アクティブになったアクティブ領域が、測定された現在のパラメータ値のアップデート情報から決定される。
任意的に、測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び、事前に特定されたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速(fluid flowrate)、及び、管中の液体水位から選択される。 任意的に、パラメータ境界は、予め定められた定数境界(constant boundaries)を含む。 任意的に、パラメータ境界は、可変境界(variable boundaries)、又は、1又は2以上のパラメータ値から導出される数学的制約を含む。
任意的に、少なくとも1つの予め定められたリスクは、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる。 任意的に、予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む。 任意的に、予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される。 任意的に、通知は、1又は2以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む。 任意的に、現在のパラメータ値は、測定されるパラメータ値が受信される現在のアクティブなネットワークの既知の地点に対して決定される。
任意的に、既知の地点に対して測定される現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルに一致する態様で同一地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値に置き換えられる。 任意的に、現在のアクティブなネットワークモデルは、ネットワークの受信された設定値に基づく、ネットワークの設定値を含む。 任意的に、ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む。 任意的に、1又は2以上の事前に特定された境界は、ネットワークの1又は2以上の事前に特定された各地点に適用する。 任意的に、ネットワークはフレアネットワークである。
第2形態において、本発明は、コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに第1形態の方法を実行させるコンピュータープログラムコードを提供する。
第3形態において、本発明は、コンピュータで実行されたときに第1形態の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持するキャリアメディアを提供する。
第4形態において、本発明は、第3形態のコンピュータ可読コードを備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
第5形態において、本発明は、機械可読記憶媒体と、プログラム可能システムに実行されたときにシステムに第1形態の方法を実行させる機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令とを備える製品を提供する。
第6形態において、本発明は、複数の流体処理部から形成される流体処理ネットワークをモニタリングする方法を提供する方法であって、各流体処理部は、1又は2以上の予め定められたコンポーネントモデルに関連付けられる方法を提供し、当該方法は、以下を備える。 ネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信すること。 予め定められたコンポーネントモデルの選択から流体処理ネットワークのモデルを生成すること。 少なくとも既知の地点から離れた地点においてネットワークの現在のパラメータ値を決定し、前記離れた地点のパラメータ値を、測定された現在のパラメータ値及びネットワークモデルを使用して決定すること。 現在のパラメータ値が1又は2以上の予め定められた境界を侵入するかを決定すること。 1以上の前記境界が侵入されたと決定される場合、予め定められた動作を実行すること。 ここで、ネットワークの1つ又は2つ以上の流体処理部はそれぞれが、予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられる。 またここで、予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられる各コンポーネントに対して、流体処理ネットワークのコンディションに依存する流体処理ネットワークのモデルを生成するのに用いるために、前記予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルの一つが選択される。
任意的に、第6形態によると、流体処理ネットワークのモデルを生成するのに用いられた特定のコンポーネントについてのコンポーネントモデルを決定する流体処理ネットワークのコンディションは、1又は2以上のネットワークの現在のパラメータ値、1又は2以上のネットワークの予期される将来パラメータ値、及び、流体処理ネットワーク中の1又は2以上の化学種の存在から選択される。
任意的に、第6形態によると、ネットワークの1又は2以上のコンポーネントが、流体処理ネットワークの全コンディションに対してモデルを生成するのに用いられる、少なくとも1つのコンポーネントモデルと関連付けられる。
任意的に、第6形態によると、モデルを生成するのに用いられるコンポーネントモデルの選択の変化を引き起こす流体処理ネットワークのコンディションの変化に応答して、モデルが修正される。
任意的に、第6形態によると、測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び、予め定められたパラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び/又は、管の液体の水位から選択される。
任意的に、第6形態によると、パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む。
任意的に、第6形態によると、パラメータ境界は、可変境界、又は、1以上のパラメータ値から導出される数学的制約を含む。
任意的に、第6形態によると、1以上の予め定められた境界は、ネットワークの事前に特定された1又は2以上の個別の地点に適用する。
任意的に、第6形態によると、少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界に侵入する所与のパラメータに関連付けられる。
任意的に、第6形態によると、予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む。
任意的に、第6形態によると、予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される。
任意的に、第6形態によると、通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む。
任意的に、第6形態によると、現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信されるネットワークの既知の地点について、決定される。
任意的に、第6形態によると、既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で、同一地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる。
任意的に、第6形態によると、ネットワークモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づくネットワークの設定値を含む。
任意的に、第6形態によると、ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む。
任意的に、第6形態によると、複数の流体処理部は、管セグメント、バルブ及び流体チャンバを含む。
任意的に、第6形態によると、ネットワークは、フレアネットワークである。
第7形態において、本発明は、コンピュータで実行されると、当該コンピュータに第6形態に係る方法を実行させるコンピュータープログラムコードを提供する。
第8形態によると、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第7形態に係る方法を実行させるコンピュータ可読コードを担持するキャリアメディアを提供する。
第9形態によると、本発明は、第8形態に係るコンピュータ可読コードを有するコンピュータプログラム製品を提供する。
第10形態によると、本発明は、機械可読記憶媒体、及び、プログラム可能システムに実行されると、当該システムに第6形態に係る方法を実行させる機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令を備える製品を提供する。
第11形態において、本発明は、以下のステップを備える、流体処理ネットワークをモニタリングする方法を提供する。 ネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信するステップ。 少なくとも既知の地点から離れた地点の現在のパラメータ値を決めるステップであって、前記離れた地点のパラメータ値は、測定されるパラメータ値のネットワークモデルへの適用により決定されるステップ。 各々がネットワークの1以上の地点に関連付けられた予め定められたリスクの群から、分析されるべき1以上のリスクを選択するステップ。 各選択されたリスクについて、ネットワークの関連する1又は2以上の地点のリスクが、その1又は2以上の地点におけるリスクについての予め定められた許容可能リスク限界を超えるかを決定するステップ。 リスクが予め定められた許容可能リスク限界を超える場合、予め定められた動作を実行するステップ。 ここで、リスクに関連づけられる1又は2以上の地点における現在のパラメータが、予め定められたリスク選択要求を満たす場合、リスクが分析のために選択される。
任意的に、第11形態によると、予め定められたリスクの1以上の群が、解析のために選択されない。
任意的に、第11形態によると、予め定められた各リスクは、侵入される(breached)べきでない少なくとも1つのパラメータ境界を定義する
任意的に、第11形態によると、測定された現在のパラメータ値、境界及び決定された現在のパラメータ値及び予め定められたパラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される。
任意的に、第11形態によると、パラメータ境界は、可変境界又は1以上のパラメータ値から導出される数学的制約を含む。
任意的に、第11形態によると、予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行することの1以上から選択される。
任意的に、第11形態によると、通知は、超えられたリスク限界の識別を含む。
任意的に、第11形態によると、予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む。
任意的に、第11形態によると、現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される現在のアクティブなネットワークの既知の地点について決定される。
任意的に、第11形態によると、既知の地点についての測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で、同一の地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる。
任意的に、第11形態によると、現在ネットワークモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づいたネットワークの設定値を含む。
任意的に、第11形態によると、ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブの設定値を含む。
任意的に、第11形態によると、ネットワークはフレアネットワークである。
第12形態において、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第11形態による方法を実行させるコンピュータープログラムコードを提供する。
第13形態において、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第11形態による方法を実行させるコンピュータ可読コードを担持するキャリアメディアを提供する。
第14形態において、本発明は、第13形態によるコンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
第15形態において、本発明は、機械可読記憶媒体、及び、プログラム可能システムに実行されると、当該システムに第11形態による方法を実行させる機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令を備える製品を提供する。
第16形態において、本発明は、流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、以下のステップを含む方法を提供する。 ネットワークの既知の地点において測定された現在のパラメータ値を受信するステップ。 ネットワークの設定値を受信するステップ。 少なくとも既知の地点から離れた地点における現在のパラメータ値を決定するステップであって、前記離れた地点におけるパラメータ値は、測定されるパラメータ値をネットワークのモデルに適用することにより決定されるステップ。
ネットワークの設定に対して予め定められた変更がなされる場合、又は、ネットワークの設定に変更がされない場合における、将来の時点のパラメータ値を予測するステップ。
予め定められた変更がなされること又は変更がされないことにより、1又は2以上の予測されたパラメータ値を、予め定められたパラメータ境界に侵入させる効果を生じさせることが決定される場合に、予め定められた動作を実行するステップ。
任意的に、第16形態によると、ネットワークの設定値は、ネットワークバルブ設定値を有する。
任意的に、第16形態によると、測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値及び予め定められたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び管中の液体水位から選択される。
任意的に、第16形態によると、パラメータ境界は、予め定められた定数境界を有する。
任意的に、第16形態によると、パラメータ境界は、可変境界又は1以上のパラメータの値から導出される数学的制約を含む。
任意的に、第16形態によると、少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる。
任意的に、第16形態によると、予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む。
任意的に、第16形態によると、予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行すること、の1以上から選択される。
任意的に、第16形態によると、通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値と関連するリスクの識別を含む。
任意的に、第16形態によると、現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される現在ネットワークの既知の地点について決定される。
任意的に、第16形態によると、既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる。
任意的に、第16形態によると、現在のアクティブなネットワークモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づくネットワークの設定値を含む。
任意的に、第16形態によると、ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む。
任意的に、第16形態によると、1又は2以上の事前に特定された境界は、ネットワークの事前に特定された1以上の地点の各々に適用する。
任意的に、第16形態によると、ネットワークはフレアネットワークである。
第17形態において、本発明は、コンピュータで実行されると、当該コンピュータに第16形態による方法を実行するコンピュータープログラムコードを提供する。
第18形態において、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第16形態による方法を実行させるコンピュータ可読コードを提供する。
第19形態において、本発明は、第18形態によるコンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
第20形態において、本発明は、機械可読記憶媒体、及び、プログラム可能システムに実行されると、当該システムに第16形態による方法を実行させる当該機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令を有する製品を提供する。
第21形態において、本発明は、以下のことを含む流体処理ネットワークの流体開放サブネットワークをモニタリングする方法を提供する。 サブネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信すること。 少なくとも既知の地点から離れた地点でサブネットワークの現在のパラメータ値を決めることであって、前記離れた地点のパラメータ値は、測定された現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定されること。 現在のパラメータ値に基づいて、1以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定すること。 1以上の前記境界が侵入された場合、予め定められた動作を実行すること。
任意的に、第21形態によると、流体開放サブネットワークはフレアネットワークである。
任意的に、第21形態によると、測定される現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び事前に特定されたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される。
任意的に、第21形態によると、パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む。
任意的に、第21形態によると、パラメータ境界は、可変境界、又は、1以上のパラメータ値を含むことから導出される数学的制約を有する。
任意的に、第21形態によると、少なくとも1つの予め定められたリスクがパラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる。
任意的に、第21形態によると、予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む。
任意的に、第21形態によると、予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される。
任意的に、第21形態によると、通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む。
任意的に、第21形態によると、現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信されるサブネットワークの既知の地点について決定される。
任意的に、第21形態によると、既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる。
任意的に、第21形態によると、サブネットワークモデルは、サブネットワークの設定の受信値に基づく、ネットワークの設定値を含む。
任意的に、第21形態によると、サブネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む。
任意的に、第21形態によると、1又は2以上の予め定められた境界は、ネットワークの予め定められた1又は2以上の各地点に適用する。
第22形態において、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第21形態の方法を実行させるコンピュータープログラムコードを提供する。
第23の形態において、本発明は、コンピュータで実行されると当該コンピュータに第21形態による方法を実行させるコンピュータ可読コードを担持するキャリアメディアを提供する。
第24形態において、本発明は、第23形態によるコンピュータ可読コードを含むコンピュータプログラム製品を提供する。
第25形態において、本発明は、機械可読記憶媒体、及び、プログラム可能システムに実行されると、当該システムに第21形態による方法を実行させる当該機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令を有する製品を提供する。
特に、本発明の実施形態は、流体ネットワーク及び他のシステム又は設備のオンラインモニタリングのための方法及び装置に関連する。この文脈において、「オンライン」とは、流体ネットワークをモデリングするモニタリングシステムが、リアルタイムで測定値及びデータを取得でき、ネットワーク、システム又は設備を、リアルタイム又はリアルタイムよりも早くモデル化することができるように、動作中の流体ネットワーク、システム又は設備に接続することを意味する。
本発明は、図面への参照と共により詳細に説明されるであろう。
フレアネットワークを含む流体処理ネットワークの例を示す。 フレアネットワークの例を示す。 ネットワーク(例えばフレアネットワーク)をモデリングするプロセスを示す。 本発明の実施形態を実装するための装置を示す。 本発明の実施形態による、境界が侵入されたか決定する第1プロセスを示す。 本発明の実施形態による境界が侵入されたかを決定する第2プロセスを示す。 本発明の実施形態による境界が侵入されたかを決定する第3プロセスを示す。 本発明の実施形態による境界が侵入されたかを決定する第4プロセスを示す。 将来シナリオが境界の侵入を引き起こすかを決定するプロセスを示す。 本発明の実施形態によるシステムを示す。
図1Aへの参照により、流体処理ネットワーク100は、複数の領域101を含んでよい。各領域は、流体をチャンバ105に注入するための少なくとも1つの流体注入口(例えば、注入バルブ103)、及び、チャンバから流体を排出するための少なくとも1つの流体排出口(例えば、排出バルブ107)を備える。各領域には、流体が処理された後にネットワークから流体を排出する経路、例えば、バルブ109が設けられる。領域内の圧力が所定の安全レベルを違反した場合に領域101内の圧力を開放するために、各領域101は、流体の処理前、処理中又は処理後に、流体開放サブネットワークを通じて、ネットワークから流体を排出するための安全排出口、例えば、バルブ111に接続される。図1Bに示されるように、各領域120の排出経路は、配管と、流体を燃焼させための1又は2以上の余剰ガス燃焼煙突115へ続く、1又は2以上のヘッダ113とを有するフレアネットワーク110の領域120へと至ってよい。
(図示されない)センサ(例えば、流体圧力センサ)及び/又は流体温度センサは、流体開放サブネットワークを含む流体処理ネットワーク全体にわたって設置されてよい。
異なる領域101は異なる機能のために提供されてよく、異なる流体は異なる領域101に存在してよい。例えば、石油精製所ネットワークは、原油の複数の異なる留分を提供する分留領域を含み、各留分は、異なる領域、又は、各留分から生成される最終製品に応じた異なる処理のためのネットワークの領域に供給される。各留分の処理の例は、水素化、アルキル化及び接触分解を含むが、これに限定されない。石油プラットフォームは、油分及びガスの高圧力、中圧力、及び、低圧力分離のための領域を有してよい。
各領域中の流体は、液体状態、又は、ガス状状態、及び/又はは、液体及び気体の組み合わせであってよく、この状態は時間と共に変化し得る。
流体特性値が直接測定されないエリアで圧力が危険レベルに到達しないことを確実にする目的で、そのような特性値を求めるために流体処理ネットワークはモデル化され得る。
図2に示されるように、第1ステップ201において、フレアネットワークの各コンポーネント「構成ブロック(buildingblock)」及び異なるコンポーネントの接続性を決定することにより、フレアネットワーク110のモデルが生成されてよい。例示的なコンポーネントは、管、管セグメント、バルブ、チャンバ及びフレアを含むが、これらに限定されない。説明(representation)は、各コンポーネントを構成する材料、管セグメント直径、長さ及び壁厚ようなの管セグメント及びチャンバの1つ以上の寸法、および壁粗さのような特性を含む(がこれに限定されない)各コンポーネントの特性を含んでよい。
モデルは、経時的に変化するネットワークの複数のパラメータ(例えば、圧力、温度)を含む数学的な関係の組であってよく、経時的なネットワークの挙動を記述する。モデルは、代数方程式、常微分方程式、常微分及び代数方程式、整数及び偏微分及び常微分方程式及び代数方程式のセットから生成されてよい。例示的なモデルは、商業的に入手可能なgPROMS(登録商標)ソフトウェア、又は、MATLAB(登録商標)ソフトウェア、及び、同様のものにより実装されてよい。
ネットワークの動作のための1以上のパラメータ又はパラメータの組み合わせのための安全範囲を定義し得る事前に特定された境界内、及び/又は、ネットワークの効率的な動作のための境界値内(例えば、ネットワークの全部又は一部の機能停止及び/又は原料及びエネルギーの過剰利用を回避させる境界値)に、モデルのパラメータ値がとどまる場合には、ネットワークは、安全で効率的な態様で動作することが想定される。安全基準、推奨される実務、構造材料特性の検討に基づく流体処理ネットワークの設計において、パラメータ境界が決定されてよい。
境界を特定するための例示的なパラメータは、以下のものの1又は2以上を含むがこれに限定されない。(i)流体圧力境界、(ii)流体流速境界、(iii)液体温度境界、(iv)管セグメント(pipe segment)、バルブ及び流体チャンバを含む(がこれに限定されない)任意の構成パーツのための金属壁温度境界。
ネットワークの境界は、予め定められた定数境界(例えば、ネットワークのコンポーネントの特性と関連付けられた定数)を含んでよく、ネットワークの各コンポーネントは、それに関連付けられる予め定められた1以上の定数境界を有してよい。これらの予め定められた定数境界は、ステップ201で生成されるフレアネットワーク110のモデル中に組み込まれてよい。
ネットワークの境界は、可変境界を含んでよい。可変境界は、ネットワークの機能及び/又は所与の時刻にネットワーク内に存在する材料に依存して、経時的に変化し得る。これらの可変境界は、ステップ201で生成されるモデルに組み込れないかもしれないが、用途(application)及び所与の時刻のネットワークのコンディションに応じて、リアルタイムで生成されてよい。
境界は、例えば、以下の観点から特定されてよい。(a)特定のパラメータ値の数値下限及び/又は数値上限:例えば、管セグメント内の流体の温度Tは、管の脆性破壊のリスクを回避するために全時刻において特定の温度限界Tよりも高く維持され、この場合、Tはモデルパラメータである。所与の管の構造材料に対してTが既知の定数(例えば、低温用とに最適な炭素鋼の特定のタイプに対して約‐46℃)になる一方で、モデルパラメータの値は経時的に変化する。(b)2以上のパラメータ値の関係:例えば、含水流体を搬送する管セグメント中で固体水和物又は固体氷の形成により生じる閉塞のリスクを回避するために、その内部の流体の温度Tは、水和物形成温度T及び氷形成温度Tのそれぞれよりも常に高く維持されなければならない。
従って、この場合の境界は、「T>T」及び「T>T」の形式の数学的不等制約の観点から規定される。これらの3つの温度T、T、及びTの全てはパラメータであり、その値が、モデルの解により決定される流体組成及び圧力の性質の変化に依存して、経時的に変化する。
各境界は、1以上のリスクに関連付けられてよい。例えば、安全境界の場合は、爆発又は破裂リスクは、ネットワーク内で境界流体圧力値に侵入する流体圧力に関連付けられてよく、破壊リスクは、最小管温度を下回ることができなかったネットワーク内の管温度に関連付けられてよい。
境界に侵入されるとすぐに、又は、境界が予め定められた期間侵入され続けた場合に、リスクが存在すると決定されてよい。
全ネットワークの説明(representation)は、ステップ203において、複数の領域101(例えば、図1に示す領域101、又は、フレアネットワーク110のみがモデル化される場合には領域120)に分割されてよい。各領域は、異なる機能を有してよい。
所与の境界は、ネットワーク全体(例えば、フレアネットワーク110全体)に適用可能な普遍的境界であってよく、又は、2以上の異なる領域(例えば、フレアネットワーク110の複数の領域120)ごとに異なってよい。 普遍的な境界値の例は、普遍的最大圧力、及び、普遍的最大マッハ数を含む。
各領域(例えば、動作を処理する特定の流体に関連付けられた領域)は、異なるサブ領域のための異なる境界によって、複数のサブ領域に独立に分割されてよい。例えば、管(pipe)は、複数のセグメントから構成される。複数のセグメントは、1以上の材料又は厚さにおいて異なり、これにより異なるサブ領域について異なる圧力及び/又は温度境界を生じさせる。境界は、ネットワークの単一のコンポーネント、又は、ネットワークのコンポーネントの組み合わせを含むサブ領域に適用する。
図3を参照すると、現在状態推定部306は、ネットワーク及び境界値の説明を含む図2に示されるように生成されたモデルを格納するデータベース304からネットワークモデルを受信するように構成される。現在状態推定部306は、更に、ネットワーク中のセンサに生成された測定結果からデータ302を受信するように構成される。図4A〜4Dにより詳細に記述されるように、データ302は、ネットワークモデル304に適用され、測定地点から離れた地点におけるネットワーク内の現在温度及び圧力のような、リアルタイムのネットワークのパラメータ値を決定する。現在状態推定部306は、同様に、測定地点からデータ302を分析して、例えば不正確な読み取りに起因する、これらのデータのいかなる不一致をも訂正し得る。第1ステップで、現在状態推定部306は、測定地点から受信したデータが、ネットワークモデル及び他の測定地点からの測定に基づいて、不正確かを決定し、測定値の代わりに用いられるその地点におけるより正確な値を決定してよい。(モデル中に埋め込まれた物理法則に従い)測定されるパラメータ値に相互矛盾が生じる場合、ネットワーク全体にわたるパラメータ値が相互矛盾のないように決定された対応する現在のパラメータ値により、これらは置き換えられてよい。従って、現在状態推定部306は、測定地点を含むネットワーク全体のパラメータの正確な値を決定してよい。
本実施形態でここに記載される方法のステップは、コンピュータプロセッサ、又は、等価のデータ処理専用回路で実行されるコンピュータープログラムコード内のルーチンにより実装されてよい。以下での図6への参照により記述されるように、そのようなシステムは、複数プロセスを並列に実行することができるコンピュータアーキテクチャ中で実際に実装されてよい。
図4Aは、動作中のフレアネットワーク110の状態を決定するように構成されたデータ処理システムのためのプロセスを示す。使用時には、本発明の実施形態は、流体ネットワークのリアルタイムモニタリングを提供する。
システムは、ステップ401において、現在ネットワークデータ302を受信するように構成される。データ302は、フレアネットワーク110中のセンサが生成する測定からのデータ(例えば、流体圧力センサ及び/又は流体温度センサからの圧力及び温度)と、直接測定されてよい流体流速データ、又は、確立されたエンジニアリング技術を用いて流速がそこから決定され得るネットワーク110の注入バルブ111が開かれている度合のデータであってよい流体流速データとの1以上を含んでよい。現在ネットワークデータ302は、測定されたパラメータのデータだけでなく、パラメータが測定されたネットワークの地点のデータを含んでよい。
データ302は、データが得られたネットワークの地点において境界値が違反されたかを決定することを可能にするのみである。
ステップ403において、システムは、受信された測定データをデータベース304に格納されたネットワークモデルと組み合わせるように構成される。これは、直接測定がなされる地点及びこれらの直接測定地点から離れた地点の両方における流体圧力値及び/又は流体温度値のようなパラメータを含む、現在ネットワーク状態を決定するために行われる。このことは、モデル中の数学的方程式の基本的な組に適用される状態推定問題の解決法を介し、(限定する意図はないが)カルマンフィルタ、粒子フィルタ及びその他を含む適切なアルゴリズムに基づいて達成される。状態推定問題及びその解決方法は、例えば、S.Simon、Optimal State Estimation:Kalman、Hinf and Nonlinear Approaches、Wiley Interscience,2006により詳細に記述される。
ステップ405で、ネットワークの現在のパラメータ値は、データベース304又は別のデータベース中に格納される境界に対してチェックされてよく、境界に侵入されたかが決定される。格納された境界は、別箇のリスクデータベース(図示せず)に格納されてよい。リスクデータベースは、モデルパラメータのアイデンティティ、又は、リスクに関連付けられるモデルパラメータの組み合わせ、及び、オペレータに発行される警告メッセージが必要か決定し、当該メッセージの重大性(例えば、「通知」、「警告」、「重大な警告」等)を決定する当該パラメータの下限値及び上限値を含んでよい。もし、境界に侵入された場合、ステップ407において、警告がシステムユーザに対して発行される。警告は、侵入された境界に関する警告、当該境界への侵入に関連するリスクを示すメッセージ、リスクの重大性、及び、救済アクションの推奨の1又は2以上を含んでよい。
ネットワークが自動化される場合、又は、ネットワークの特定の安全システムが自動化される場合、システムは、命令を自動化されたネットワークコントロールシステムに送信し、関連する救済アクションを取るように構成されてよい。例えば、バルブは、圧力の危険な蓄積を開放するために自動的に開放されてよい。
現在ネットワークデータ302は、周期的にアップデートされてよく、また、システムに決定された現在ネットワーク状態がネットワークのリアルタイム状態を表すように、ステップ403で決定された現在ネットワーク状態のパラメータ値は、アップデートされた現在ネットワークデータに基づき周期的にアップデートされてよい。
図1を再び参照すると、フレアネットワーク110の1以上の領域120は、ネットワークの動作中は非アクティブであってよい。例えば、流体は、1以上の領域120中に又は1以上の領域120を通じて流れてよく、1以上の他の領域120には流体は流れなくてよい。
データ処理システムは、ネットワークのアクティブ領域のみを分析し、モデルから非アクティブ領域を除外するように構成されてもよい。ここで用いられる「アクティブ領域」は、予め定められた最小流速と等しく又は最小流速以上で、又は、予め定められた期間内、流体が流れ入る又は流体が流れ通る領域を意味し、又は、他のパラメータ(例えば、金属壁温度)が当該領域を通じて材料が比較的最近流れた結果、経時的に変化しつづけている領域を意味する。ここで用いられる「非アクティブ領域」は、予め定められた最小流速と等しく又は最小流速以上で流体が流れ入らない又は通過しない、さらに少なくとも予め定められた期間の間、予め定められた最小流速と等しく又は最小流速以上で流体が流れ入らない又は通過しない領域を意味し、又は、他のパラメータが経時的に変化していない領域を意味する。最小流速は、0の流速であってよいが、必ずしも0でなくてよい。
図4Bを参照すると、例えば、現在開放されているバルブ、又は、最近開放されてフレア煙突の終端処理をするバルブから出る全ての可能な流れ経路をトレースし、モデリングすることにより、ステップ409で現在ネットワークデータ302が分析され、データベース304に格納されるネットワークモデル全体の現在アクティブ領域を決定することを除き、システムは、図4Aに示されるものと同様のステップを実行するように構成される。 現在アクティブなネットワークのモデルを提供するために、アクティブと考えられない領域はネットワーク全体から除外されてよく、ステップ403で決定された現在ネットワーク状態は、現在アクティブなネットワークのためだけに処理される。
任意の所与の領域のアクティブ又は非アクティブ状態は、経時的に変化してよく、データ処理システムは、現在ネットワークデータ302を周期的に再分析して、アクティブから非アクティブに変更される領域又は非アクティブからアクティブに変更される領域があるかを決定するように構成される。
このように、ステップ409で決定される現在アクティブなネットワーク及びステップ403で生成される現在のアクティブなネットワークの現在ネットワーク状態は、ネットワークの現在状態を全時間で描写し続ける(remain representative)ように、リアルタイムで周期的にアップデートされてよい。
本発明の特定の実施形態は、ネットワークのアクティブ領域を自動的に追跡し再定義し、(例えば、それらの開状態及び閉状態の間のネットワークの所定のバルブを監視するコードルーチンを用いて)これらを計算に含めることができてよい。分析に含まれるべきアクティブ領域をアップデート及び/又は再定義するために、そのようなコードルーチンは、時折、又は、トリガに応答して実行されてよい。
解析のためにアクティブ領域のみを含むモデルを生成することにより、より大きな計算機効率が達成され得、当該モデルは、流体の流速が0又は0に近いかもしれないことを表すパラメータ値の領域を含むモデルより、堅強(robust)になり得る。
モニタリングされ、システムに潜在的に識別されるリスクの総数は、非常に大きくなり得る。例えば、管は、少なくとも時間T1にわたり第1最小境界管温度を下回り続けるときに脆弱になり得る(例えば、ジュール−トムソン効果に起因する)。従って、管温度に関連する第1リスクは、破壊リスクであり得る。測定又は決定される管温度が予め定められた最小管温度境界未満に低下する場合、又は、管温度が予め定められた最大時間以上にわたり予め定められた最小管温度境界を下回り続ける場合、予め定められた共用される管破壊リスクは、限界を超えるかもしれない。
更に、管を通過する気体が水蒸気を含有する場合、氷及び/又は他の固体(例えば、水和物)が、最小境界値を下回る温度において管内部で形成され、最終的に管の障害物を生じ得る第2のリスクが生じ得る。水蒸気が管中の流れる場合、及び、測定又は決定される管温度が予め定められた最小管温度境界を下回った場合、又は、水蒸気が管を通過する間、予め定められた最大時間を超える期間にわたり、管温度が予め定められた最小管温度境界を下回り続ける場合、予め定められた許容可能な氷障害物のリスクは、限界を超えるかもしれない。
図4Cを参照すると、ネットワークモデルを有するデータベース304は、全ての予め定められたリスク及び許容可能なリスクの限界を格納する。他の実施形態において、別箇のリスクデータベースは、全ての予め定められたリスク及び許容可能なリスクの限界を含んでよい。このデータベース中の各エントリは、1又は2以上の情報項目を含み、これらは、リスクに関連付けられたモデルパラメータのアイデンティティ、オペレータに警告するメッセージの発行が必要とされるかを判定するこのパラメータの下限値及び上限値、及び、メッセージの重大性(例えば、「通知」、「警告」、「重大な警告」等)を含むがこれに限定されない。データ処理システムは、1以上の許容可能リスクがステップ411及び413で限界を超えたかを判断する解析のために、予め定められた許容可能リスク限界の全て又はサブセットを選択するように構成されてよい。
分析される各リスクは、ステップ403で決定された現在ネットワーク状態からのパラメータ値に基づいてよい選択要求に関連付けられてよい。例えば、再び管セグメント内に形成される氷のリスクの例に言及すると、特定の領域における測定又は決定された1又は複数の管の温度が予め定められた水準を超える場合、及び/又は、水蒸気が特定の領域の1又は複数の管中に存在しない場合には、システムは、その領域における1又は複数の管内の氷形成リスクを監視しないように構成されてよい。
モデル内に組み込れる必要がある詳細の程度は、監視されるべきリスクに依存し得る。例えば、氷の潜在的な形成を予測可能な管セグメントのモデルは、管内の温度及び圧力のみを予測可能なモデルよりも複雑かもしれない。モデルデータベース304は、同一のコンポーネント(管セグメント(pipe segment)又は管(vessels))からなる複数のモデルを含んでよく、そのようなモデルの各々は、異なる詳細の程度を有する。例えば、管セグメントを表すコンポーネントの場合において、モデルデータベースは、3個の区別可能なモデルを含んでよい。最も単純なモデルは、管内の流体流速及び管内の圧力降下の関係の説明のみを含んでよい。中間の複雑さを有するモデルは、管における壁と流体と間の熱伝導及び壁と周辺外気との間の熱伝導の説明と共に、管の長さに沿った管壁中の温度の変動の説明を追加的に含んでよい。最後に最も詳細なモデルは、超低温における管内の固体の潜在的な形成の説明を追加的に含んでよい。システムは、その後、ネットワーク全体のモデルの構築で分析されることが選択されたリスクと一致する、ネットワークの1個1個のコンポーネントについて、適切な詳細の程度のモデルを自動的に選択してよい。選択は、ネットワーク中のパラメータの現在の値を含む、事前に特定された論理条件の評価を介して、行われてよい。上記の管セグメントの例においては、管内の流体温度Tが、管の構造材料の脆性破壊の温度Tの事前に特定されたマージン内に降下した場合、システムは、最も単純なモデルから中間の複雑さを有するモデルにスイッチしてよい。Tは現在状態推定部403により計算されるパラメータであり、その値は一般的に経時的に変化する。一方でTは既知の定数である。更に、管内の流体温度Tと潜在的な氷の温度T又は水和物形成温度Tのそれぞれとの相違が事前に特定されたマージンよりも小さい場合、システムは、最も詳細なモデルにスイッチするように構成されてよい。ここで、T及びTは、現在状態推定部403により計算される時間により変化するパラメータである。更に、各コンポーネントに対する適切なモデルの選択は、システムの動作全体にわたって要求される限り、周期的に変更されてよく、そのような変更は、ネットワークモデル全体のリアルタイムの再構成をトリガする。
システムは、ステップ403で決定された現在ネットワーク状態に関係なく、特定のリスクをモニタするように構成される。例えば、システムは、ネットワークの効率のみに影響するかもしれないリスクに関連付けられたリスク限界とは異なり、安全性に重大な影響を及ぼすかもしれないリスク(例えば、爆発リスク)を常に監視するように構成されてよい。
分析されるべきリスクを選択し、上記したようにモデルを再構成することによって、システムの効率性を低下させることなく、又は、僅かに減少させつつ、システムが必要とする処理時間及び/又は処理電力は減少され得る。
図4Dは、図4B及び図4Cの組み合わせを示す。ここで、非アクティブ領域は、ステップ409で決定され、図4Bに示すようにネットワークモデルからは省略される。監視されるべきリスクのサブセットが図4Cに示されるように選択される。ネットワークモデルは、自動的に再構成されて、適切な詳細の程度のコンポーネントモデルを組み込む。ネットワークの領域が非アクティブと決定されると、これによってよりコンパクトなネットワークモデルが生じ、このことは、その後、より詳細なコンポーネントモデルを使用して監視対象として選択されるリスクを、非アクティブ領域の決定がされない場合よりも、多く許容することができる。
図4A〜Dを参照してデータ処理システムは、ネットワークの現在状態が事前に特定された1以上の境界に侵入したときに、反応するように構成される。データ処理システムは、更に、特定の仮定的なイベントが発生した場合に、未来のある時点でネットワークが1以上の境界に侵入しそうかを決定するように構成されてよい。
図5は、図4A〜4Dを上記参照して説明するように、ステップ403で決定されるネットワークの現在状態501から開始する、1つの将来シナリオをシステムが実行し得る態様を説明する。将来シナリオ502の定義は、シナリオが考慮されるべきコンディション、シナリオの対象とする計画期間(例えば、現在時間から開始する特定の分(minutes)数)、及び、当該計画期間中のネットワークへの0以上の入力の変動(例えば、1以上の図1Bのバルブ111を通じて流入する流速)を含む情報項目を有するが、これに限定されない。例えば、将来シナリオは、現在閉じられている幾つかのバルブ111を開放する効果、及び/又は、現在開放されている幾つかのバルブを閉じる効果を決定してよく、現在開放されているバルブを通じて受け取る材料の流速又は他の特性(例えば、組成及び/又は温度)の変動の効果を決定してよい。そのような追加の入力の数は0であってよい。この場合、ネットワーク設定に変更がなされなければ、将来シナリオは、単純に、ネットワークのコンディションがその現在の状態から経時的にどう発展するかを決定するであろう。ステップ503において、システムは、将来シナリオが現在時間で評価されるべきかを決定する。将来シナリオの定義は、(1以上のシステムパラメータの現在値を含む論理条件に関して表現される)1以上の基準が当てはまるときはいつでも、及び/又は、それが事前に特定された、通常は規則正しい、時間間隔(例えば10分おき)に実行されなければならないことを特定する。例えば、ネットワークの容量超過を潜在的に引き起こす仮定イベントに関連する将来シナリオは、システムがその容量近辺で(しかし、依然容量内で)現在動作している場合のみに考慮される必要があるかもしれない。
ステップ503において、システムは、同様に、(例えば、認証された人間オペレータ又は他のコンピュータプログラムのような)外部エージェントに発行された明確な要求に続く将来シナリオの評価を実行してよい。そのような将来シナリオは、その実行前に、外部エージェントにより、全体的に再定義されるか、又は、部分的又は全体的に構成されてよい。この機能は、システムが、決定補助ツールとして機能するのを可能にし、例えば、ネットワークの将来の挙動の動作の提案される組の効果に関する応用知識を提供する。
ステップ503で将来シナリオが評価されるべきものであると決定すると仮定すると、ステップ504で、ネットワークの現在の状態及び将来シナリオにより規定されるネットワークの追加入力が与えられたときに、考慮される必要があるアクティブ領域の組を決定する。モデルデータベース304を用いて、このステップ409で、図4B及び4Dでステップ409で記述されるように、これらのアクティブ領域を記述するネットワークモデルの適切なサブセットを同様に構築してよい。そうする間、更にネットワークの予測状態に対する適切な基準を適用することにより、システムは、図4Dのステップ411で記述されるネットワーク中の各コンポーネントのモデリングに適用されるべきモデリングの詳細の適切な度合を決定することもできる。
ステップ504で構築されたモデルを用いることにより、将来シナリオ評価部は、ステップ505で動的シミュレーションを実行して、事前に特定された時間間隔で時間を進行させ、将来シナリオの定義で特定されたようにネットワークに対する経時変化する入力を考慮し、更に当該時間間隔の終わりでネットワークの状態を予測するように構成される。その後、ステップ506において、将来シナリオ評価部は、リスク507のデータベースに対するその予測状態を評価し、1以上の境界が侵入された場合には適切な警告メッセージを発行する。そのようなメッセージの各々は、幾つかの情報項目を有し、当該情報項目は、評価される将来シナリオの識別、侵入(breach)が生じることが予測される(現在時刻に対する)将来の時刻、及び、当該侵入に含まれるパラメータ(複数でも可)のアイデンティティ及び値を含むがこれに限られない。
最後にステップ508において、将来シナリオ評価部は、評価される将来シナリオについて対象となる計画期間の終了時点に到達したかをチェックする。もしその場合には、シナリオの実行は終了し、そうでない場合は、アルゴリズムはステップ504から繰り返される。
システムは、並列又は連続して動作する1以上の個別の将来シナリオ評価部を利用して、評価のために1以上の将来シナリオを検討するように構成されてよい。そのような検討は、ネットワーク動作の間に規則正しい時間間隔で行われる。各将来シナリオの分析は、同一のプロセッサ上で並列又は連続で実行されてよい。又は、複数のプロセッサで分析が分担されてよい。任意的に、各将来シナリオは、専用の将来シナリオ評価部で実行される専用プロセッサを有する。
図6は、ここに説明されるシステムの実施形態を示し、フレアネットワークの現在状態のモニタリング、及び、フレアネットワーク上の数nの将来シナリオの効果の評価の両方を説明する。
システムは、システムに適用されている特定のフレアネットワークから独立した汎用コンピュータコードとして実装される計算要素306、601、602、603、604を備える。将来シナリオ評価部コンポーネントの別個のインスタンス化が、検討中の各将来シナリオについて実行される。各計算要素は、別個のコンピュータプログラムとして実装されてよい。異なるコンポーネントが、同一のコンピュータプロセッサで実行されてよく、又は、メッセージパッシングインターフェイス(MPI)又はパラレル仮想マシン(PVM)プロトコルのような、安定したプロセス間通信プロトコルを利用して互いに通信する異なるコンピュータプロセッサで実行されてよい。
フレアネットワーク及びシステムの所望の挙動は、構成ファイル304、310及び610が適用されたときには、これらの単位で完全に定義される。別個の将来シナリオ定義ファイル610が、検討中の各将来シナリオに対して提供される。汎用計算要素及びネットワーク用構成ファイルの間の完全な分離は、システムの発展と維持に寄与する。
システムの動作中に、リアルタイムデータが、ネットワーク中のセンサから受信される。それらのデータの一部は、ネットワークへの注入流速(Inlet Flowrate)が直接既に測定されていない場合に、注入流速を決定するために、注入流速計算部602に利用される。計算された注入流速を含むデータは、その後、図4Dに示すアルゴリズムのコンピュータコード実装であるフレアネットワーク状態推定部306に渡される。発行された如何なる警告も、オペレータコンソール604に適切な形式で警告を通信する中央監視装置603に伝達される。
フレアネットワーク状態推定部306は、同様にシステムの現在状態を複数の将来シナリオ評価部601に通信する。その各々は、事前に定義された異なる将来シナリオ610の実行に責任を有する。各将来シナリオ評価部601は、図5に示すアルゴリズムのコンピュータコード実装である。将来シナリオに対応した実行から生じるいかなる警告も中央監視装置603に送信される。その後、中央監視装置603は、適切な形式で警告をオペレータコンソール604に通信する。
ここに説明されるシステムは、ネットワーク内の温度及び圧力のようなパラメータの正確な決定、変更がなされる場合又は変更がない場合の複数地点のパラメータの予測、及び、ネットワークの効率及び/又は安全に対するリスクの決定を可能にする。
上記説明で示されるように、本発明の少なくとも一部の実装は、ここに示されるように、(例えば、1以上のサーバのプロセッサユニットの)プログラミングを含んでよい。プログラミングを含んで良い実装は、流体処理ネットワークのモデルの生成、ネットワークのモデルへの測定データの適用によるネットワークのパラメータの決定、決定されたパラメータが境界を超えるかの決定、システムの設定に変更が有る場合又は無い場合のパラメータに対する効果の予測、予測されたパラメータが境界を超えるかの判定、及び、決定又は予測されたパラメータが当該パラメータに対する境界を越えた場合に予め定められた動作(例えば警告の発行)を取ることを含むが、これに限定されない。
本技術のプログラムの態様は、典型的には、機械可読媒体型で担持され又は具現化された実行可能コード及び/又は関連付けられたデータのフォームにおいて、「製品(product)」又は「製造物品(article of manufacture)」として考えられてよい。「記憶(Storage)」型媒体は、ソフトウェアプログラムにいつでもストレージを提供し得る、様々な半導体メモリ、テープドライブ、ディスクドライブ等のようなエレクトロニクスシステム、計算装置、プロセッサ等、又はそれらに関連付けられたモジュールの任意又は全てのメモリを含んでよい。ソフトウェアの全部又は一部は、時々インターネット又はさまざまな他の遠隔通信ネットワークを通じて通信される。そのような通信は、例えば、1つのコンピュータ又はプロセッサから別のコンピュータ又はプロセッサへのソフトウェアのローディングを可能にしてよい。従って、ソフトウェアを有する媒体の別の種類は、有線及び光学的地上回線ネットワークを通じた、及び様々なエアリンク上のローカルデバイス間の物理的インタフェースの間で使用されるような、光学的、電気的、及び電磁的な波動を有する。有線又は無線リンク、又は光学リンク等のような、そのような波動を搬送する物理的要素は、ソフトウェアを有する媒体と考えられてよい。
従って、機械可読媒体は、有形の不揮発性記憶媒体、搬送波媒体、又は、物理的送信媒体を含むがこれに限定されない様々な形式をとってよい。有形の不揮発性記憶媒体は、例えば、コンピュータ(複数可)等の中の記憶装置のいずれかのような、光学又は磁気ディスクを含む。有形の揮発性記憶媒体は、そのようなコンピュータプラットフォームのメインメモリのような、ダイナミックメモリを含む。有形の送信媒体は、コンピュータシステム内のバスを含む配線を含む、同軸ケーブル、銅線、光学ファイバを含む。搬送波送信媒体は、無線周波数(RF)及び赤外線(IR)データ通信で生成されるような、電気又は電磁気信号、若しくは、音響波又は光波の形式をとり得る。コンピュータ可読媒体のこれらの多数の形式は、1以上の命令の1以上のシーケンスを、プロセッサでの実行のために搬送することに含まれてよい。
本発明は、主に、流体開放ネットワーク(例えば、流体処理ネットワークのフレアネットワーク)への参照と共にここに説明された。しかし、流体処理ネットワークのモデルを生成する目的、測定データをネットワークのモデルに適用することにより、流体処理ネットワークのパラメータを決定する目的、決定されたパラメータが境界を超えるか決定する目的、システムの限定に変更がなされた又はなされない場合のパラメータに与える効果を予測する目的、予測されたパラメータが境界を超えるか決定する目的、及び、決定又は予測されたパラメータが境界を超える場合に当該パラメータに対して警告を発行する等の予め定められた動作を取る目的で、本発明は、いかなる流体処理ネットワークに対して適用することができるが、これらの目的には限定されないことが理解されるだろう。そのような警告は、安全警告及び/又はアラームとして一般的な機械制御インターフェイスのために、例えば、人のオペレータに対するメッセージとして用いることができる。
例えば、本発明は、特定の石油留分用の1以上の水素化、アルキル化、及び/又は、触媒クラッキング領域、更に、更なる個別の特定の石油留分用の水素化、アルキル化及び/又は触媒クラッキング領域を含むがこれらに限定されない流体処理ネットワークを備える石油精製設備に適用されてよい。
本発明は、特定の例示的な実施形態を単位として説明されたが、以下に続く特許請求の範囲に記載された本発明の領域から離れることなく、ここに開示される特徴の様々な変形、代替、及び/又は組み合わせが当業者にとって明確であることが明らかであろう。
本発明は、特定の例示的な実施形態を単位として説明されたが、以下に続く特許請求の範囲に記載された本発明の領域から離れることなく、ここに開示される特徴の様々な変形、代替、及び/又は組み合わせが当業者にとって明確であることが明らかであろう。以下に本発明の実施形態の例を項目として示す。
[項目1]
複数の流体処理領域を備える流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
ネットワークの既知の地点で、測定された現在のパラメータ値を受信するステップ、
測定された現在のパラメータ値から、アクティブなネットワークの領域を決定し、全ての他の領域は非アクティブとするステップ、
流体処理ネットワークのモデルから、ネットワークの非アクティブ領域を除き、現在のアクティブなネットワークモデルを提供するステップ、
少なくとも既知の地点から離れた地点において、現在のアクティブなネットワークの現在のパラメータ値を決定するステップであって、離れた地点におけるパラメータ値は、測定された現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定されるステップ、
現在のパラメータ値に基づいて、1又は2以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定するステップ、及び
1又は2以上の境界が侵入された場合に、予め定められた動作を実行するステップ、
を備える方法。
[項目2]
現在のアクティブなネットワークモデルは、測定された現在のパラメータ値の周期的に受信されるアップデート情報を用いて、周期的にアップデートされる
項目1に記載の方法。
[項目3]
アクティブになった非アクティブ領域、又は、非アクティブになったアクティブ領域が、測定された現在のパラメータ値のアップデート情報から決定される、
項目2に記載の方法。
[項目4]
測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び、事前に特定されたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、
項目1から3のいずれか1項に記載の方法。
[項目5]
パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む、
項目1から4のいずれか1項に記載の方法。
[項目6]
パラメータ境界は、可変境界、又は、1又は2以上のパラメータ値から導出される数学的制約を含む、
項目1から5のいずれか1項に記載の方法。
[項目7]
少なくとも1つの予め定められたリスクは、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、
項目1から6のいずれか1項に記載の方法。
[項目8]
予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、
項目7に記載の方法。
[項目9]
予め定められた動作は、
ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される、
項目1から8のいずれか1項に記載の方法。
[項目10]
通知は、1又は2以上の境界に侵入する現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、
項目9に記載の方法。
[項目11]
測定されたパラメータ値が受信される現在のアクティブなネットワークの既知の地点に対して、現在のパラメータ値が決定される、
項目1から10のいずれか1項に記載の方法。
[項目12]
既知の地点に対して測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルに一致する態様で同一地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値に置き換えられる、
項目11に記載の方法。
[項目13]
現在のアクティブなネットワークモデルは、ネットワークの受信された設定値に基づく、ネットワークの設定値を含む、
項目1から12のいずれか1項に記載の方法。
[項目14]
ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む、
項目13に記載の方法。
[項目15]
1又は2以上の事前に特定された境界は、ネットワークの1又は2以上の事前に特定された各地点に適用する、
項目1から14のいずれか1項に記載の方法。
[項目16]
ネットワークはフレアネットワークである、項目1から15のいずれか1項に記載の方法。
[項目17]
コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに項目1から16のいずれか1項の方法を実行させる、
コンピュータープログラムコード。
[項目18]
コンピュータで実行されたときに項目1から16のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
キャリアメディア。
[項目19]
項目18に記載のコンピュータ可読コードを備える、
コンピュータプログラム製品。
[項目20]
機械可読記憶媒体と、
プログラム可能システムに実行されたときにシステムに項目1から16のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
を備える製品。
[項目21]
複数の流体処理部から形成される流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、各流体処理部が1又は2以上の予め定められたコンポーネントモデルに関連付けられる方法であって、
ネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信する段階と、
予め定められたコンポーネントモデルの選択から流体処理ネットワークのモデルを生成する段階と、
少なくとも既知の地点から離れた地点においてネットワークの現在のパラメータ値を決定し、離れた地点のパラメータ値を、測定された現在のパラメータ値及びネットワークモデルを使用して決定する段階と、
現在のパラメータ値が1又は2以上の予め定められた境界を侵入するかを決定する段階と、
1以上の境界が侵入されたと決定する場合、予め定められた動作を実行する段階とを備え、
ネットワークの1又は2以上の流体処理部はそれぞれが、予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられ、
予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられる各コンポーネントに対して、流体処理ネットワークの少なくとも1つのコンディションに依存する流体処理ネットワークのモデルを生成するのに用いるために、予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルの一つが選択される、
方法。
[項目22]
流体処理ネットワークのモデルを生成するのに用いられた特定のコンポーネントについてのコンポーネントモデルを決定する流体処理ネットワークの少なくとも1つのコンディションは、
1又は2以上のネットワークの現在のパラメータ値、1又は2以上のネットワークの予期される将来パラメータ値、及び、流体処理ネットワーク中の1又は2以上の化学種の存在、
の1つ以上を含む、項目21に記載の方法。
[項目23]
ネットワークの1又は2以上のコンポーネントが、流体処理ネットワークの全コンディションに対してモデルを生成するのに用いられる、少なくとも1つのコンポーネントモデルと関連付けられる、項目21又は22に記載の方法。
[項目24]
モデルを生成するのに用いられるコンポーネントモデルの選択の変化を引き起こす流体処理ネットワークのコンディションの変化に応答して、モデルが修正される、
項目21から23のいずれか1項に記載の方法。
[項目25]
測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び、予め定められたパラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び/又は、管の液体の水位から選択される、
項目21から24のいずれか1項に記載の方法。
[項目26]
パラメータ境界は、予め定められた定数境界を有する項目19から25のいずれか1項に記載の方法。
[項目27]
パラメータ境界は、可変境界又は1以上のパラメータの値から導出される数学的制約を含む、
項目21から26のいずれか1項に記載の方法。
[項目28]
1以上の予め定められた境界は、ネットワークの事前に特定された1又は2以上の個別の地点に適用する、
項目21から27のいずれか1項に記載の方法。
[項目29]
少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界に侵入する所与のパラメータに関連付けられる、
項目21から28のいずれか1項に記載の方法。
[項目30]
予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む、
項目29に記載の方法。
[項目31]
予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される、
項目21から30のいずれか1項に記載の方法。
[項目32]
通知は、1以上の境界に侵入する現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、項目31に記載の方法。
[項目33]
現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信されるネットワークの既知の地点について、決定される、
項目21から32のいずれか1項に記載の方法。
[項目34]
既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で、同一地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる、
項目33に記載の方法。
[項目35]
ネットワークモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づくネットワークの設定値を含む、
項目21から34のいずれか1項に記載の方法。
[項目36]
ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む、
項目35に記載の方法。
[項目37]
複数の流体処理部は、管セグメント、バルブ、及び流体チャンバを含む、
項目21から36のいずれか1項に記載の方法。
[項目38]
ネットワークは、フレアネットワークである、項目21から37のいずれか1項に記載の方法。
[項目39]
コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに項目21から38のいずれか1項の方法を実行させる、
コンピュータープログラムコード。
[項目40]
コンピュータで実行されたときに項目21から38のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
キャリアメディア。
[項目41]
項目40に記載のコンピュータ可読コードを備える、
コンピュータプログラム製品。
[項目42]
機械可読記憶媒体と、
プログラム可能システムに実行されたときにシステムに項目21から38のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
を備える製品。
[項目43]
流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
ネットワークの既知の地点において測定された現在のパラメータ値を受信するステップと、
少なくとも既知の地点から離れた地点における現在のパラメータ値を決定するステップであって、離れた地点におけるパラメータ値を、測定されるパラメータ値をネットワークのモデルに適用することにより決定するステップと、
各々がネットワークの1以上の地点に関連付けられた予め定められたリスクの群から、分析されるべき1以上のリスクを選択するステップと、
各選択されたリスクについて、ネットワークの関連する1又は2以上の地点のリスクが、その1又は2以上の地点におけるリスクについての予め定められた許容可能リスク限界を超えるかを決定するステップと、
リスクが予め定められた許容可能リスク限界を超える場合、予め定められた動作を実行するステップと、を備え、
リスクに関連づけられる1又は2以上の地点の現在のパラメータが、予め定められたリスク選択要求を満たす場合、リスクが分析のために選択される、
方法。
[項目44]
予め定められたリスクの1以上の群が、解析のために選択されない項目43に記載の方法。
[項目45]
予め定められたリスクの各々は、侵入されるべきでない少なくとも1つのパラメータ境界を定義する項目43又は44に記載の方法。
[項目46]
測定された現在のパラメータ値、境界及び決定された現在のパラメータ値及び予め定められたパラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、
項目43から45のいずれか1項に記載の方法。
[項目47]
パラメータ境界は、可変境界又は1以上のパラメータ値から導出される数学的制約を含む、
項目43から46のいずれか1項に記載の方法。
[項目48]
予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行すること、の1以上から選択される、
項目43から47のいずれか1項に記載の方法。
[項目49]
通知は、超えられたリスク限界の識別を含む、項目48に記載の方法。
[項目50]
予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、項目43から49のいずれか1項に記載の方法。
[項目51]
現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される現在アクティブなネットワークの既知の地点について決定される、
項目43から50のいずれか1項に記載の方法。
[項目52]
既知の地点についての測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で、同一の地点に対して決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる、項目51に記載の方法。
[項目53]
現在ネットワークモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づいたネットワークの設定値を含む、
項目43から52のいずれか1項に記載の方法。
[項目54]
ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブの設定値を含む、項目53に記載の方法。
[項目55]
ネットワークはフレアネットワークである項目43から54のいずれか1項に記載の方法。
[項目56]
コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに項目43から55のいずれか1項の方法を実行させる、
コンピュータープログラムコード。
[項目57]
コンピュータで実行されたときに項目43から55のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
キャリアメディア。
[項目58]
項目57に記載のコンピュータ可読コードを備える、
コンピュータプログラム製品。
[項目59]
機械可読記憶媒体と、
プログラム可能システムに実行されたときにシステムに項目43から55のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
を備える製品。
[項目60]
流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
ネットワークの既知の地点において測定された現在のパラメータ値を受信するステップと、
ネットワークの設定値を受信するステップと、
少なくとも既知の地点から離れた地点における現在のパラメータ値を決定するステップであって、離れた地点におけるパラメータ値を、測定されるパラメータ値をネットワークのモデルに適用することにより決定するステップと、
ネットワークの設定に対して予め定められた変更がなされる場合、又は、ネットワークの設定に変更がされない場合における、将来の時点のパラメータ値を予測するステップと、
予め定められた変更がなされること又は変更がされないことにより、1又は2以上の予測されたパラメータ値を、予め定められたパラメータ境界に侵入させる効果を生じさせることが決定される場合に、予め定められた動作を実行するステップと、
を備える方法。
[項目61]
ネットワークの設定値は、ネットワークバルブ設定値を有する、項目60に記載の方法。
[項目62]
測定された現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値及び予め定められたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び管中の液体水位から選択される、
項目60又は61に記載の方法。
[項目63]
パラメータ境界は、予め定められた定数境界を有する、
項目60から62のいずれか1項に記載の方法。
[項目64]
パラメータ境界は、可変境界又は1以上のパラメータの値から導出される数学的制約を含む、
項目60から63のいずれか1項に記載の方法。
[項目65]
少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、項目60から64のいずれか1項に記載の方法。
[項目66]
予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む、項目65に記載の方法。
[項目67]
予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行すること、の1以上から選択される、項目60から66のいずれか1項に記載の方法。
[項目68]
通知は、1以上の境界に侵入する現在のパラメータ値と関連するリスクの識別を含む、項目67に記載の方法。
[項目69]
現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される現在のネットワークの既知の地点について決定される、項目60から68のいずれか1項に記載の方法。
[項目70]
既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる、項目69に記載の方法。
[項目71]
現在アクティブなネットワークのモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づくネットワークの設定値を含む、項目60から70のいずれか1項Iに記載の方法。
[項目72]
ネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む、項目60から71のいずれか1項に記載の方法。
[項目73]
1又は2以上の事前に特定された境界は、ネットワークの事前に特定された1以上の地点の各々に適用する、
項目60から72のいずれか1項に記載の方法。
[項目74]
ネットワークはフレアネットワークである、項目60から73のいずれか1項に記載の方法。
[項目75]
コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに項目60から74のいずれか1項の方法を実行させる、
コンピュータープログラムコード。
[項目76]
コンピュータで実行されたときに項目60から74のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
キャリアメディア。
[項目77]
項目76に記載のコンピュータ可読コードを備える、
コンピュータプログラム製品。
[項目78]
機械可読記憶媒体と、
プログラム可能システムに実行されたときにシステムに項目60から74のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
を備える製品。
[項目79]
流体処理ネットワークの流体開放サブネットワークをモニタリングする方法であって、
サブネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信する段階と、
少なくとも既知の地点から離れた地点でサブネットワークの現在のパラメータ値を決めることであって、離れた地点のパラメータ値を、測定された現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定する段階と、
現在のパラメータ値に基づいて、1以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定する段階と、
1以上の境界が侵入された場合、予め定められた動作を実行する段階と、
を備える方法。
[項目80]
流体開放サブネットワークはフレアネットワークである、項目79に記載の方法。
[項目81]
測定される現在のパラメータ値、決定された現在のパラメータ値、及び事前に特定されたパラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、項目79又は80に記載の方法。
[項目82]
パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む、項目79から81のいずれか1項に記載の方法。
[項目83]
パラメータ境界は、可変境界、又は、1以上のパラメータ値を含むことから導出される数学的制約を有する、
項目79から82のいずれか1項に記載の方法。
[項目84]
少なくとも1つの予め定められたリスクがパラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、項目79から83のいずれか1項に記載の方法。
[項目85]
予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、項目84に記載の方法。
[項目86]
予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行すること、の1以上から選択される、
項目79から85のいずれか1項に記載の方法。
[項目87]
通知は、1以上の境界に侵入する現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、
項目86に記載の方法。
[項目88]
現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信されるサブネットワークの既知の地点について決定される、
項目79から87のいずれか1項に記載の方法。
[項目89]
既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、流体処理ネットワークのモデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する現在のパラメータ値と置き換えられる、
項目88に記載の方法。
[項目90]
サブネットワークモデルは、サブネットワークの設定の受信値に基づく、ネットワークの設定値を含む、
項目79から89に記載の方法。
[項目91]
サブネットワークの設定値は、ネットワークのバルブ設定値を含む、項目90に記載の方法。
[項目92]
1又は2以上の予め定められた境界は、ネットワークの予め定められた1又は2以上の各地点に適用する、項目79から91のいずれか1項に記載の方法。
[項目93]
コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに項目79から92のいずれか1項の方法を実行させる、
コンピュータープログラムコード。
[項目94]
コンピュータで実行されたときに項目79から92のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
キャリアメディア。
[項目95]
項目94に記載のコンピュータ可読コードを備える、
コンピュータプログラム製品。
[項目96]
機械可読記憶媒体と、
プログラム可能システムに実行されたときにシステムに項目79から92のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
を備える製品。

Claims (96)

  1. 複数の流体処理領域を備える流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
    前記ネットワークの既知の地点で、測定された現在のパラメータ値を受信するステップ、
    前記測定された現在のパラメータ値から、アクティブな前記ネットワークの領域を決定し、全ての他の領域は非アクティブとするステップ、
    前記流体処理ネットワークのモデルから、前記ネットワークの非アクティブ領域を除き、現在のアクティブなネットワークモデルを提供するステップ、
    少なくとも前記既知の地点から離れた地点において、現在のアクティブなネットワークの現在のパラメータ値を決定するステップであって、前記離れた地点における前記パラメータ値は、前記測定された現在のパラメータ値及び前記現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定されるステップ、
    前記現在のパラメータ値に基づいて、1又は2以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定するステップ、及び
    1又は2以上の前記境界が侵入された場合に、予め定められた動作を実行するステップ、
    を備える方法。
  2. 前記現在のアクティブなネットワークモデルは、前記測定された現在のパラメータ値の周期的に受信されるアップデート情報を用いて、周期的にアップデートされる
    請求項1に記載の方法。
  3. アクティブになった非アクティブ領域、又は、非アクティブになったアクティブ領域が、前記測定された現在のパラメータ値の前記アップデート情報から決定される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 測定された前記現在のパラメータ値、決定された前記現在のパラメータ値、及び、事前に特定された前記パラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記パラメータ境界は、可変境界、又は、1又は2以上の前記パラメータ値から導出される数学的制約を含む、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 少なくとも1つの予め定められたリスクは、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記予め定められた動作は、
    ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記通知は、1又は2以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 測定されたパラメータ値が受信される前記現在のアクティブなネットワークの既知の地点に対して、前記現在のパラメータ値が決定される、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 既知の地点に対して測定された前記現在のパラメータ値は、前記流体処理ネットワークのモデルに一致する態様で同一地点に対して決定された対応する前記現在のパラメータ値に置き換えられる、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記現在のアクティブなネットワークモデルは、前記ネットワークの受信された設定値に基づく、前記ネットワークの設定値を含む、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ネットワークの前記設定値は、前記ネットワークのバルブ設定値を含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 1又は2以上の前記事前に特定された境界は、前記ネットワークの1又は2以上の事前に特定された各地点に適用する、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記ネットワークはフレアネットワークである、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに請求項1から16のいずれか1項の方法を実行させる、
    コンピュータープログラムコード。
  18. コンピュータで実行されたときに請求項1から16のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
    キャリアメディア。
  19. 請求項18に記載のコンピュータ可読コードを備える、
    コンピュータプログラム製品。
  20. 機械可読記憶媒体と、
    プログラム可能システムに実行されたときにシステムに請求項1から16のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
    を備える製品。
  21. 複数の流体処理部から形成される流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、各流体処理部が1又は2以上の予め定められたコンポーネントモデルに関連付けられる方法であって、
    前記ネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信する段階と、
    前記予め定められたコンポーネントモデルの選択から前記流体処理ネットワークのモデルを生成する段階と、
    少なくとも前記既知の地点から離れた地点において前記ネットワークの現在のパラメータ値を決定し、前記離れた地点の前記パラメータ値を、測定された前記現在のパラメータ値及び前記ネットワークモデルを使用して決定する段階と、
    前記現在のパラメータ値が1又は2以上の予め定められた境界を侵入するかを決定する段階と、
    1以上の前記境界が侵入されたと決定する場合、予め定められた動作を実行する段階とを備え、
    前記ネットワークの1又は2以上の前記流体処理部はそれぞれが、予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられ、
    前記予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルと関連付けられる各コンポーネントに対して、前記流体処理ネットワークの少なくとも1つのコンディションに依存する前記流体処理ネットワークのモデルを生成するのに用いるために、前記予め定められた2又は3以上のコンポーネントモデルの一つが選択される、
    方法。
  22. 前記流体処理ネットワークの前記モデルを生成するのに用いられた特定のコンポーネントについての前記コンポーネントモデルを決定する前記流体処理ネットワークの前記少なくとも1つのコンディションは、
    1又は2以上の前記ネットワークの現在のパラメータ値、1又は2以上の前記ネットワークの予期される将来パラメータ値、及び、前記流体処理ネットワーク中の1又は2以上の化学種の存在、
    の1つ以上を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記ネットワークの1又は2以上のコンポーネントが、前記流体処理ネットワークの全コンディションに対してモデルを生成するのに用いられる、少なくとも1つのコンポーネントモデルと関連付けられる、請求項21又は22に記載の方法。
  24. 前記モデルを生成するのに用いられるコンポーネントモデルの選択の変化を引き起こす前記流体処理ネットワークのコンディションの変化に応答して、前記モデルが修正される、
    請求項21から23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 測定された前記現在のパラメータ値、決定された前記現在のパラメータ値、及び、予め定められた前記パラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び/又は、管の液体の水位から選択される、
    請求項21から24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記パラメータ境界は、予め定められた定数境界を有する請求項21から25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記パラメータ境界は、可変境界又は1以上の前記パラメータの値から導出される数学的制約を含む、
    請求項21から26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 1以上の前記予め定められた境界は、前記ネットワークの事前に特定された1又は2以上の個別の地点に適用する、
    請求項21から27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界に侵入する所与のパラメータに関連付けられる、
    請求項21から28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む、
    請求項29に記載の方法。
  31. 前記予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行することの1以上から選択される、
    請求項21から30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される前記ネットワークの既知の地点について、決定される、
    請求項21から32のいずれか1項に記載の方法。
  34. 既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、前記流体処理ネットワークの前記モデルと一致する態様で、同一地点に対して決定された対応する前記現在のパラメータ値と置き換えられる、
    請求項33に記載の方法。
  35. 前記ネットワークモデルは、前記ネットワークの設定の受信値に基づく前記ネットワークの設定値を含む、
    請求項21から34のいずれか1項に記載の方法。
  36. 前記ネットワークの設定値は、前記ネットワークのバルブ設定値を含む、
    請求項35に記載の方法。
  37. 複数の前記流体処理部は、管セグメント、バルブ、及び流体チャンバを含む、
    請求項21から36のいずれか1項に記載の方法。
  38. 前記ネットワークは、フレアネットワークである、請求項21から37のいずれか1項に記載の方法。
  39. コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに請求項21から38のいずれか1項の方法を実行させる、
    コンピュータープログラムコード。
  40. コンピュータで実行されたときに請求項21から38のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
    キャリアメディア。
  41. 請求項40に記載のコンピュータ可読コードを備える、
    コンピュータプログラム製品。
  42. 機械可読記憶媒体と、
    プログラム可能システムに実行されたときにシステムに請求項21から38のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
    を備える製品。
  43. 流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
    前記ネットワークの既知の地点において測定された現在のパラメータ値を受信するステップと、
    少なくとも前記既知の地点から離れた地点における現在のパラメータ値を決定するステップであって、前記離れた地点における前記パラメータ値を、測定される前記パラメータ値を前記ネットワークのモデルに適用することにより決定するステップと、
    各々が前記ネットワークの1以上の地点に関連付けられた予め定められたリスクの群から、分析されるべき1以上のリスクを選択するステップと、
    各選択されたリスクについて、前記ネットワークの関連する1又は2以上の地点のリスクが、その1又は2以上の地点におけるリスクについての予め定められた許容可能リスク限界を超えるかを決定するステップと、
    リスクが前記予め定められた許容可能リスク限界を超える場合、予め定められた動作を実行するステップと、を備え、
    前記リスクに関連づけられる前記1又は2以上の地点の現在のパラメータが、予め定められたリスク選択要求を満たす場合、リスクが分析のために選択される、
    方法。
  44. 前記予め定められたリスクの1以上の群が、解析のために選択されない請求項43に記載の方法。
  45. 予め定められたリスクの各々は、侵入されるべきでない少なくとも1つのパラメータ境界を定義する請求項43又は44に記載の方法。
  46. 測定された前記現在のパラメータ値、前記境界及び決定された前記現在のパラメータ値及び予め定められた前記パラメータ境界が、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、
    請求項43から45のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記パラメータ境界は、可変境界又は1以上の前記パラメータ値から導出される数学的制約を含む、
    請求項43から46のいずれか1項に記載の方法。
  48. 前記予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行すること、の1以上から選択される、
    請求項43から47のいずれか1項に記載の方法。
  49. 前記通知は、超えられたリスク限界の識別を含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、請求項43から49のいずれか1項に記載の方法。
  51. 前記現在のパラメータ値は、測定された前記パラメータ値が受信される現在アクティブな前記ネットワークの既知の地点について決定される、
    請求項43から50のいずれか1項に記載の方法。
  52. 既知の地点についての測定された前記現在のパラメータ値は、前記流体処理ネットワークの前記モデルと一致する態様で、同一の地点に対して決定された対応する前記現在のパラメータ値と置き換えられる、請求項51に記載の方法。
  53. 前記現在ネットワークモデルは、前記ネットワークの設定の受信値に基づいた前記ネットワークの設定値を含む、
    請求項43から52のいずれか1項に記載の方法。
  54. 前記ネットワークの前記設定値は、前記ネットワークのバルブの設定値を含む、請求項53に記載の方法。
  55. 前記ネットワークはフレアネットワークである請求項43から54のいずれか1項に記載の方法。
  56. コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに請求項43から55のいずれか1項の方法を実行させる、
    コンピュータープログラムコード。
  57. コンピュータで実行されたときに請求項43から55のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
    キャリアメディア。
  58. 請求項57に記載のコンピュータ可読コードを備える、
    コンピュータプログラム製品。
  59. 機械可読記憶媒体と、
    プログラム可能システムに実行されたときにシステムに請求項43から55のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
    を備える製品。
  60. 流体処理ネットワークをモニタリングする方法であって、
    前記ネットワークの既知の地点において測定された現在のパラメータ値を受信するステップと、
    前記ネットワークの設定値を受信するステップと、
    少なくとも前記既知の地点から離れた地点における現在のパラメータ値を決定するステップであって、前記離れた地点における前記パラメータ値を、測定される前記パラメータ値を前記ネットワークのモデルに適用することにより決定するステップと、
    前記ネットワークの前記設定に対して予め定められた変更がなされる場合、又は、前記ネットワークの前記設定に変更がされない場合における、将来の時点のパラメータ値を予測するステップと、
    前記予め定められた変更がなされること又は変更がされないことにより、1又は2以上の前記予測されたパラメータ値を、予め定められたパラメータ境界に侵入させる効果を生じさせることが決定される場合に、予め定められた動作を実行するステップと、
    を備える方法。
  61. 前記ネットワークの設定値は、前記ネットワークバルブ設定値を有する、請求項60に記載の方法。
  62. 測定された前記現在のパラメータ値、決定された前記現在のパラメータ値及び予め定められた前記パラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び管中の液体水位から選択される、
    請求項60又は61に記載の方法。
  63. 前記パラメータ境界は、予め定められた定数境界を有する、
    請求項60から62のいずれか1項に記載の方法。
  64. 前記パラメータ境界は、可変境界又は1以上の前記パラメータの値から導出される数学的制約を含む、
    請求項60から63のいずれか1項に記載の方法。
  65. 少なくとも1つの予め定められたリスクが、パラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、請求項60から64のいずれか1項に記載の方法。
  66. 前記予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び、爆発リスクを含む、請求項65に記載の方法。
  67. 前記予め定められた動作は、ネットワークオペレータへの通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムへの命令を発行すること、の1以上から選択される、請求項60から66のいずれか1項に記載の方法。
  68. 前記通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値と関連するリスクの識別を含む、請求項67に記載の方法。
  69. 前記現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される現在の前記ネットワークの既知の地点について決定される、請求項60から68のいずれか1項に記載の方法。
  70. 既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、前記流体処理ネットワークの前記モデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する前記現在のパラメータ値と置き換えられる、請求項69に記載の方法。
  71. 現在アクティブな前記ネットワークのモデルは、ネットワークの設定の受信値に基づくネットワークの設定値を含む、請求項60から70のいずれか1項Iに記載の方法。
  72. 前記ネットワークの前記設定値は、前記ネットワークのバルブ設定値を含む、請求項60から71のいずれか1項に記載の方法。
  73. 1又は2以上の前記事前に特定された境界は、前記ネットワークの事前に特定された1以上の地点の各々に適用する、
    請求項60から72のいずれか1項に記載の方法。
  74. 前記ネットワークはフレアネットワークである、請求項60から73のいずれか1項に記載の方法。
  75. コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに請求項60から74のいずれか1項の方法を実行させる、
    コンピュータープログラムコード。
  76. コンピュータで実行されたときに請求項60から74のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
    キャリアメディア。
  77. 請求項76に記載のコンピュータ可読コードを備える、
    コンピュータプログラム製品。
  78. 機械可読記憶媒体と、
    プログラム可能システムに実行されたときにシステムに請求項60から74のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
    を備える製品。
  79. 流体処理ネットワークの流体開放サブネットワークをモニタリングする方法であって、
    前記サブネットワークの既知の地点で測定された現在のパラメータ値を受信する段階と、
    少なくとも前記既知の地点から離れた地点で前記サブネットワークの現在のパラメータ値を決めることであって、前記離れた地点のパラメータ値を、測定された前記現在のパラメータ値及び現在のアクティブなネットワークモデルを用いて決定する段階と、
    前記現在のパラメータ値に基づいて、1以上の事前に特定された境界が侵入されたかを決定する段階と、
    1以上の前記境界が侵入された場合、予め定められた動作を実行する段階と、
    を備える方法。
  80. 流体開放サブネットワークはフレアネットワークである、請求項79に記載の方法。
  81. 測定される前記現在のパラメータ値、決定された前記現在のパラメータ値、及び事前に特定された前記パラメータ境界は、流体圧力、流体温度、管及び/又は管壁温度、流体流速、及び、管中の液体水位から選択される、請求項79又は80に記載の方法。
  82. 前記パラメータ境界は、予め定められた定数境界を含む、請求項79から81のいずれか1項に記載の方法。
  83. 前記パラメータ境界は、可変境界、又は、1以上のパラメータ値を含むことから導出される数学的制約を有する、
    請求項79から82のいずれか1項に記載の方法。
  84. 少なくとも1つの予め定められたリスクがパラメータ境界の外の所与のパラメータと関連付けられる、請求項79から83のいずれか1項に記載の方法。
  85. 前記予め定められたリスクは、管破壊リスク、管閉塞リスク、及び爆発リスクを含む、請求項84に記載の方法。
  86. 前記予め定められた動作は、ネットワークオペレータに通知を発行すること、及び、自動化されたネットワークコントロールシステムに命令を発行すること、の1以上から選択される、
    請求項79から85のいずれか1項に記載の方法。
  87. 前記通知は、1以上の境界に侵入する前記現在のパラメータ値に関連するリスクの識別を含む、
    請求項86に記載の方法。
  88. 現在のパラメータ値は、測定されたパラメータ値が受信される前記サブネットワークの既知の地点について決定される、
    請求項79から87のいずれか1項に記載の方法。
  89. 既知の地点について測定された現在のパラメータ値は、前記流体処理ネットワークの前記モデルと一致する態様で同一の地点について決定された対応する前記現在のパラメータ値と置き換えられる、
    請求項88に記載の方法。
  90. 前記サブネットワークモデルは、前記サブネットワークの設定の受信値に基づく、前記ネットワークの設定値を含む、
    請求項79から89のいずれか1項に記載の方法。
  91. 前記サブネットワークの前記設定値は、前記ネットワークのバルブ設定値を含む、請求項90に記載の方法。
  92. 1又は2以上の前記予め定められた境界は、前記ネットワークの予め定められた1又は2以上の各地点に適用する、請求項79から91のいずれか1項に記載の方法。
  93. コンピュータで実行されたときに当該コンピュータに請求項79から92のいずれか1項の方法を実行させる、
    コンピュータープログラムコード。
  94. コンピュータで実行されたときに請求項79から92のいずれか1項の方法を当該コンピュータに実行させるコンピュータ可読コードを担持する、
    キャリアメディア。
  95. 請求項94に記載のコンピュータ可読コードを備える、
    コンピュータプログラム製品。
  96. 機械可読記憶媒体と、
    プログラム可能システムに実行されたときにシステムに請求項79から92のいずれか1項の方法を実行させる、機械可読格納媒体に具現化される実行可能プログラム命令と、
    を備える製品。
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