JP2015503939A - ダブルルーメンチューブのコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】バイアルから、患者への注入ラインまたは血液透析機器の体外回路への液体薬剤の定常流が得られるチューブ/コネクタ組立体を提供することにある。【解決手段】本発明は、第1ルーメンおよび第1ボアに沿う第1流れ導管と、第2ボアから周方向溝を介して第2ルーメンに沿う第2流れ導管とを有することを特徴とするダブルルーメンチューブと2ボアコネクタとの組立体に関する。このような組立体は、血液透析機器または注入セットの体外回路への連結に使用できる。【選択図】図4

Description

本発明はダブルルーメンチューブセットおよびコネクタに関し、このチューブセットは、注入バッグまたはバイアル(液薬びん)に使用するためのものである。より詳しくは、このチューブセットは、血液透析機器または注入セットに使用するためのものである。
体外循環を必要とする血液透析治療では、しばしば、異なる薬剤または治療物質を患者に投与する必要がある。チューブセットを用いることにより、患者自身に直接行われる穿刺による薬剤の投与を有利に回避することが可能になる。
血液透析治療中、しばしば、鉄、ヘパリン、エリトロポイエチン、ビタミンおよび構成物質等の種々の薬剤または治療物質を投与することが必要になる。体外回路内でのこのような物質の注入は、現在、慣用注射器を用いて行われている。物質は、バイアルまたはアンプル(この中には製造業者により物質が供給されている)から引出され、次に、チューブセットに沿って設けられた穿刺可能な特別アクセスポイント内に注入される。かくして、物質の二重搬送、すなわち、最初にバイアルから注射器、次に注射器から回路への搬送が行われる。したがって、物質をバイアルからチューブセットに搬送するこのような作業は、例えば注射器およびそれぞれの針等の使い捨て可能な材料の使用を必要とする。また、針の使用は、看護スタッフに突き刺さる危険を常に伴う。薬剤がアンプルで供給される場合には、アンプルを切断するのに鋭い縁で怪我をする危険、或いはガラスの破片が注射器内に入り込む危険がある。
最後に、引用した物質の幾つかは、数分間に亘ってゆっくりと投与する必要がある。したがって、2人以上の患者に種々の物質をいかにして投与するかは、治療に責任をもつ看護スタッフにとってかなりの負担になることが理解されよう。
下記特許文献1には、バイアルを血液透析機器の体外回路に連結するゲートを備えたチューブセットが開示されている。
下記特許文献2には、静脈内治療に関する注入を意図した薬液投与セットが開示されており、該セットは血液透析機器との協働使用には適していない。
下記特許文献3には、中央の第1ルーメンおよび外周壁と、該外周壁と一体でかつ中央の第1ルーメンに対して平行な間隔を隔てて外周壁内に形成された第2ルーメンとを備えた細長チューブを有する医療用ドレンが開示されている。
下記特許文献4には、ダブルルーメンチューブを備えた医療用外科チューブが開示されている。
下記特許文献5には、ダブルルーメンチューブを備えた十二指腸挿管カテーテルが開示されている。
下記特許文献6には、ダブルルーメンカテーテルおよびその使用方法が開示されている。
国際公開2011/054693号パンフレット 国際公開87/07159号パンフレット 英国特許第1432105号明細書 米国特許第3,495,595号明細書 米国特許第5,401,241号明細書 米国特許第5,868,717号明細書
注入用の慣用チューブセットは、バイアルとドリップチャンバとを連結する単一ルーメンラインを有している。この単一ルーメンラインは2つの機能を有している。第1に、単一ルーメンラインは、薬剤をバイアルからドリップチャンバに分配するのに適したデリバリルーメンとして機能する。第2に、単一ルーメンラインは、バイアル内に空気を供給して、分配された薬剤を置換するのに適したベントルーメンとして機能する。換言すれば、注入液はドリップチャンバに向かって下方に流れ、同時に、空気は同じラインを通って戻り、バイアルに通気(ベント)して圧力補償を行う。反対方向の流れは、ドリップチャンバに向かう薬剤に非定常流を生じさせることがある。本発明の1つの目的は、バイアルから患者の注入ラインへのまたは血液透析機器の体外回路への薬液の流れに定常流を形成することにある。
或いは、薬剤および空気の定常流を達成するのに、2つの別々のルーメンを使用することができる。単一ルーメンチューブは容易に入手できるが、2つのチューブの組立ては、或る場合には時間を要し、かつ各チューブの正しい連結を確保しなければならない。或る場合には、血液透析機器の設計における空間的拘束により、2つのチューブを連結できないことがある。
ダブルルーメンチューブまたは多ルーメンチューブは、互いに平行な2つ以上のルーメンを有している。ダブルルーメンチューブセットは従来技術から知られている。これらのチューブセットは、多くの用途に頻繁に使用されている。典型的な一実施形態では、ダブルルーメンチューブは、数字の「8」の形状または全体として円形をなす、連結された2つの半円形状の断面を備えた2つの平行なルーメンを有する。
慣用のダブルルーメンチューブの1つの欠点は、組立てに高精度を要することである。チューブの両端で、各ルーメンはそれぞれのポートに連結しなければならない。また、チューブとコネクタとを確実に連結するには高い角精度が必要とされる。チューブの軸線回りの小さい回転でも、一方または両方のルーメンの連結が不充分になる。180°の回転により両ルーメンの混同が生じる。
注入および/または血液透析に使用されるチューブセットは、一般に、使用後に廃棄される使い捨て器具である。一般に、使い捨て器具の価格は安価であるので、このような器具は低コストで製造できる必要がある。これは、一般に、高度に自動化された製造方法により達成される。手作業による製造工程数を制限すること、またはこれらの手作業工程を製造方法から完全に無くすことは経済的に有利である。したがって、本発明の他の目的は、高度に自動化された製造方法で製造できるチューブセットを提供することにある。
本発明の一態様では、本発明は、第1ルーメンが、半径r1の円形内方断面および半径r2の円形外方断面を有し、第2ルーメンが、チューブの壁内に配置されかつ直径d3<(r2-r1)を有する、第1円形ルーメンおよび第2ルーメンを備えたダブルルーメンチューブに関する。
他の態様では、本発明は、第1ボアと、2つの円形接触表面と、内側半径r1と外側半径r2との間に位置しかつ第2ボアが埋設されている周方向溝とを有するダブルボアコネクタに関する。更に別の実施形態では、任意であるが、ダブルボアコネクタには、内側半径r1を有する内側円筒状連結手段および/または外側半径r2を有する外側円筒状連結手段を設けることができる。
更に別の態様では、本発明は、上記ダブルルーメンチューブとダブルボアコネクタとの組立体であって、第1ルーメンおよび第1ボアに沿う第1流れ導管と、第2ボアから周方向溝を介して第2ルーメンに沿う第2流れ導管とを備えた組立体に関する。
このような組立体は、血液透析機器の体外回路または注入セットに関連して使用できる。
本発明はまた、グルーイング(接着)する工程と、任意であるが、周方向溝を介してまたは第2ルーメンに沿って同時的にまたは連続的にガスを吹き込む工程とを有する上記組立体の製造方法に関する。
本発明の特徴および他の長所は、添付図面を参照して、例示および非制限的目的で述べる幾つかの実施形態についての以下の説明から明らかになるであろう。
本発明によるダブルルーメンチューブを概略的に示す断面図である。 本発明によるダブルボアコネクタを概略的に示す断面図である。 本発明によるダブルルーメンチューブとダブルボアコネクタとの組立体を概略的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるダブルルーメンチューブとダブルボアコネクタとの組立体を概略的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるダブルルーメンチューブとダブルボアコネクタとの組立体を概略的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるダブルルーメンチューブとダブルボアコネクタとの組立体を概略的に示す断面図である。
上記問題は、本発明により、第1円形ルーメン(1)および第2ルーメン(2)からなる2つの別々のルーメンを備えたダブルルーメンラインを提供することにより解決される。ここで、第1ルーメン(1)は、円形の内方断面(3)および円形の外方断面(4)を有し、チューブの壁(5)には第2ルーメン(2)が配置され、このダブルルーメンチューブはダブルボアコネクタに連結され、該ダブルボアコネクタは、第1ボア(6)および第2ボア(10)からなりかつ第2ボア(10)が埋設されている、第1ボア(6)の回りの周方向溝(9)を備えている。
ダブルルーメンチューブの2つのルーメンは、ダブルボアコネクタの2つのボアに連結されて、2つの流れ導管を形成する。第1導管は円形ルーメン(1)および第1ボア(6)により形成され、第2導管は、周方向溝(9)を介して第2ルーメン(2)および第2ボア(10)により形成される。周方向溝(9)により第2ルーメン(2)と第2ボア(10)との間に永久流れ連結が形成され、該永久流れ連結は、組立て中または使用中のダブルルーメンチューブの軸線回りの回転から独立している。
本発明の説明において、用語「ダブルルーメンチューブ」とは、互いに平行な2つのルーメンを有しかつ一方のルーメンが第1ルーメンの壁内に埋設されているチューブをいう。より詳しくは、用語「ダブルルーメンチューブ」とは、第1円形ルーメン(1)および第2ルーメン(2)を有するチューブであって、第1ルーメン(1)が半径r1の円形内方断面(3)および半径r2の円形外方断面(4)を有しかつd3<(r2-r1)の直径d3を有する第2ルーメン(2)がチューブの壁(5)内に配置されているチューブをいう。
本発明の説明において、用語「ダブルボアコネクタ」とは、2つのボアと、第1ボア(6)の回りの周方向溝(9)とを有しかつ該溝内に第2ボア(10)が埋設されている連結手段をいう。より詳しくは、用語「ダブルボアコネクタ」とは、
・第1ボア(6)と、
・該第1ボア(6)を包囲する、内側半径r1を有する円形接触表面(12)および外側半径r2を有する円形接触表面(13)と、
・内側半径r1と外側半径r2との間に位置しかつ第2ボア(10)が埋設されている周方向溝(9)とを有する連結手段(11)をいう。
本発明の説明において、用語「組立体」とは、上記定義のような「ダブルルーメンチューブ」と「ダブルボアコネクタ」との組合せをいう。
特に図1〜図6を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。このような実施形態では、液体薬剤は、重力により、または例えばポンプまたは空気圧により発生された圧力差により、流体リザーバ(例えばバイアルまたはIVバッグ)からデリバリポート(10)を通り、周方向溝(9)を介して、デリバリルーメン(2)へと流れる。戻り路では、空気が、ベントルーメン(1)およびボア(6)を通って流体リザーバへと流れる。
本発明の一態様が図1に示されており、この態様は、第1円形ルーメン(1)と、該第1ルーメン(1)を形成しかつ円形内方断面(3)および円形外方断面(4)を備えたチューブの壁(5)内の第2ルーメン(2)とを有するダブルルーメンチューブに関する。
本発明の他の一態様が図2に示されており、この態様は、
・第1ボア(6)と、
・該第1ボア(6)を包囲する、内側半径r1を有する円形接触表面(12)および外側半径r2を有する円形接触表面(13)と、
・内側半径r1と外側半径r2との間に位置しかつ第2ボア(10)が埋設されている周方向溝(9)とを有するダブルボアコネクタに関する。
図3には本発明の一実施形態が示されており、該実施形態は、ダブルルーメンチューブ(1〜5)とダブルボアコネクタ(6〜13)との組立体に関する。ダブルボアコネクタ(6〜13)は、第1ボア(6)と、該第1ボア(6)を包囲する、内側半径r1を有する円形接触表面(12)および外側半径r2を有する円形接触表面(13)と、内側半径r1と外側半径r2との間に位置しかつ第2ボア(10)が埋設されている周方向溝(9)とを有し、ダブルルーメンチューブは、例えば溶接またはグルーイングにより、ダブルボアコネクタの接触表面(12、13)に取付けられる。
本発明の他の実施形態では、ダブルボアコネクタには、任意であるが、円筒状または管状の1つまたは2つの円形連結手段(7、8)を設けることができる。上記定義のようなダブルルーメンチューブは、これを管状連結手段(7、8)に嵌合することにより、ダブルボアコネクタに取付けることができる。図4〜図6には、1つまたは2つの円形連結手段(7および/または8)を備えた他の実施形態の例が示されている。
図4には本発明の他の一実施形態が示されており、該実施形態は、ダブルルーメンチューブ(1〜5)とダブルボアコネクタ(6〜13)との組立体に関する。この組立体のダブルボアコネクタ(6〜13)は、第1ボア(6)の回りの2つの円筒状連結手段(7、8)と、2つの接触表面(12、13)と、2つの円筒状連結手段(7、8)の間で第2ボア(10)が埋設された周方向溝(9)とを備えている。ダブルルーメンチューブ(1〜5)は、これを円筒状連結手段(7、8)の間に嵌合し、任意であるが、グルーイングまたは溶接により、接触表面(12、13)に取付けられる。
図5には本発明の他の一実施形態が示されており、該実施形態は、ダブルルーメンチューブ(1〜5)とダブルボアコネクタ(6〜13)との組立体に関する。この組立体のダブルボアコネクタ(6〜13)は、第1ボア(6)の回りの1つの円筒状連結手段(7)と、2つの接触表面(12、13)と、円筒状連結手段(7)の回りで第2ボア(10)が埋設された周方向溝(9)とを備えている。ダブルルーメンチューブ(1〜5)は、第1ルーメン(1)を円筒状連結手段(7)上に嵌合し、任意であるが、グルーイングまたは溶接により、ダブルボアコネクタ(6〜13)に取付けられる。
図6には本発明の他の一実施形態が示されており、該実施形態は、ダブルルーメンチューブ(1〜5)とダブルボアコネクタ(6〜13)との組立体に関する。この組立体のダブルボアコネクタ(6〜13)は、第1ボア(6)の回りの1つの円筒状連結手段(8)と、2つの接触表面(12、13)と、第1ボア(6)と円筒状連結手段(8)との間で第2ボア(10)が埋設された周方向溝(9)とを備えている。ダブルルーメンチューブ(1〜5)は、これを円筒状連結手段(8)内に嵌合し、任意であるが、接触表面(12、13)にグルーイングまたは溶接することにより、ダブルボアコネクタ(6〜13)に取付けられる。
本発明の第2実施形態では、2つのルーメン(1)および(2)が入れ替えられている。再び図1〜図6を参照されたい。この第2実施形態では、液体薬剤は、重力により、または例えばポンプまたは空気圧により発生された圧力差により、流体リザーバ(例えばバイアルまたは静脈注入バッグ)からデリバリポート(6)を通り、デリバリルーメン(1)へと流れる。戻り路では、空気が、ベントルーメン(2)を通り、周方向溝(9)およびボア(10)を介して流体リザーバへと流れる。
ダブルルーメンチューブは、1種類の材料または異なる材料の組合せで作ることができる。このような材料として、例えば、ポリアミド(Nylon)、ポリウレタン、ポリエチレン(HDPE、LDPEまたはLLDPE)、ポリプロピレン、PVC、PTFE(Teflon)、合成ゴムまたは天然ゴム、ステンレス鋼および他の金属材料またはこれらの組合せがあるが、これらに限定されるものではない。
ダブルルーメンチューブは、当業者に知られた方法を用いて作ることができる。このような方法として、例えば、押出、溶接、ワインディングロータリピアシング、マンドレル上での絞りおよび縫合があるが、これらに限定されるものではない。好ましい方法は押出である。
ダブルボアコネクタも、1種類の材料または異なる材料の組合せで作ることができる。このような材料として、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン(HDPE、LDPEまたはLLDPE)、ポリカーボネート、ABS、PVC、PTFE(Teflon)、スチレン-アクリロニトリル樹脂、ステンレス鋼および他の金属材料またはこれらの組合せがあるが、これらに限定されるものではない。
ダブルボアコネクタは、例えば、射出成形、旋盤加工またはフライス加工により製造できる。
上記ダブルルーメンチューブは、ダブルボアコネクタに取付けられる。
ダブルルーメンチューブは、当業者に知られた任意の固定手段によりコネクタに取り付けられる。固定手段の例として、フェルール、クランプまたはチューブクリップがあるが、これらに限定されるものではない。これらに加えまたはこれらに代えて、チューブは、溶接により、または接着剤またはグルーを使用してコネクタに固定できる。接着剤として、溶剤型グルー、合成モノマーグルーまたは合成ポリマーグルーがある。
好ましい一実施形態では、チューブは、グルーイングによりコネクタに取付けられる。グルーイングの加工中、グルーが組立体の流体流路を閉塞しないように、ルーメン(1)および/または(2)を通して、またはコネクタのポート(6)および/または(10)を通してガスを吹き込むのが好ましい。ガスとして窒素、酸素、貴ガスまたは空気があるが、これらに限定されるものではない。好ましいガスは空気である。
他の好ましい実施形態では、チューブは、機械的締めしろおよびグルーイングによりコネクタに取付けられる(図4参照)。チューブは、円筒状連結手段(7)による機械的締めしろにより、およびチューブを円筒状連結手段(8)にグルーイングすることによりコネクタに取付けられる。グルーは、チューブの外面(4)に塗布されるが、チューブの前端および内面(3)には全く塗布されない。
溶剤型グルーの例として、ポリスチレンセメント/ブタノンまたはジクロロメタンがあり、これらは溶接により材料を一体に接合する。合成モノマーグルーの例として、アクリロニトリルグルー、シアノアクリレートグルー(Superglue)、アクリルグルーまたはレソルシノールグルーがある。合成ポリマーグルーの例として、エポキシ樹脂、エチレン-酢酸ビニル(ホットメルトグルー)、フェノールホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド、ポリエステル樹脂、ポリエチレン(ホットメルトグルー)、ポリプロピレン、多硫化物、ポリウレタン、ポリ酢酸ビニル(PVA)、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニルエマルション(PVCE)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ラバーセメント、シリコーン、およびスチレンアクリルコポリマーがある。
1 第1円形ルーメン(ベントルーメン)
2 第2ルーメン(デリバリルーメン)
3 円形内方断面
4 円形外方断面
5 壁
6 第1ボア
7 円形連結手段(管状連結手段)
8 円形連結手段(管状連結手段)
9 周方向溝
10 第2ボア(デリバリポート)
11 連結手段
12 接触面
13 接触面
r1 内側半径
r2 外側半径
d3 直径

Claims (10)

  1. 第1円形ルーメン(1)および第2ルーメン(2)を備えたチューブにおいて、第1ルーメン(1)は、半径r1の円形内方断面(3)および半径r2の円形外方断面(4)を有し、第2ルーメンは、チューブの壁(5)内に配置されかつ直径d3<(r2-r1)を有することを特徴とするチューブ。
  2. 前記第2ルーメン(2)は円形断面を有することを特徴とする請求項1記載のチューブ。
  3. a)第1ボア(6)と、
    b)該第1ボア(6)を包囲する、内側半径r1を有する円形接触表面(12)および外側半径r2を有する円形接触表面(13)と、
    c)内側半径r1と外側半径r2との間に位置しかつ第2ボア(10)が埋設されている周方向溝(9)とを有することを特徴とするダブルボアコネクタ(11)。
  4. a)外側半径r1を有する内側円筒状連結手段(7)および/または
    b)内側半径r2を有する外側円筒状連結手段(8)を有することを特徴とする請求項3記載のダブルボアコネクタ。
  5. 請求項1または2記載のチューブと、請求項3または4記載のダブルボアコネクタとからなることを特徴とする組立体。
  6. 第1ルーメン(1)および第1ボア(6)に沿う第1流れ導管と、第2ボア(10)から周方向溝(9)を介して第2ルーメン(2)に沿う第2流れ導管とを有することを特徴とする請求項5記載の組立体。
  7. ダブルルーメンチューブをダブルボアコネクタにグルーイングする工程を有することを特徴とする、請求項5記載の組立体の製造方法。
  8. ルーメン(2)またはポート(10)を通してガスを吹き込む工程を有することを特徴とする請求項6記載の製造方法。
  9. 請求項5記載のチューブセットを、血液透析機器または注入セットの体外回路への連結に使用することを特徴とする方法。
  10. 請求項5記載のチューブセットを、血液透析機器または注入セットの体外回路への連結に使用することを特徴とする方法。
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