JP2015503888A - 二次キャリアにおいてランダム・アクセスを実行するための方法および装置 - Google Patents

二次キャリアにおいてランダム・アクセスを実行するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本明細書では、キャリア・アグリゲートされた無線ネットワークにおいて、二次成分キャリア(SCC)を用いる場合に、タイミングを同期させるための方法および装置が記載される。ユーザ機器(UE)は、ネットワーク構成要素と通信するために使用されるSCCに関して、ユーザ機器(UE)が同期外であることを判定しうる。UEは、同期外状態をネットワーク構成要素へ通知しうる。そして、タイミングを同期させるためにランダム・アクセス手続を実行しうる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、その全体が本明細書において参照によって明確に組み込まれている、2012年1月17日出願の「二次キャリアにおいてランダム・アクセスを実行するための方法および装置」(Method and Apparatus for Performing Random Access on a Secondary Carrier)と題された米国仮出願61/587,556に対する利益を主張する。
本開示の態様は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、ランダム・アクセス手続を実行することに関する。
無線通信ネットワークは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のようなさまざまな通信サービスを提供するために広く開発された。これら無線ネットワークは、使用可能なネットワーク・リソースを共有することにより、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークでありうる。このような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。さらに、そのようなネットワークは、例えば、第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)等のような1または複数のネットワーク仕様に準拠しうる。
無線通信ネットワークは、多くのユーザ機器(UE)のための通信をサポートしうる多くのイボルブド・ノードB(ここでは、eノードBまたはeNBと称される)を含みうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクによってeノードBと通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、eノードBからUEへの通信リンクを称し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEからeノードBへの通信リンクを称する。
いくつかの無線通信ネットワークは、UEのためのキャリア・アグリゲーション(CA)をサポートする。そのようなコンフィギュレーションでは、UEは、データ・スループットを改善するために、複数のダウンリンク・キャリアおよび/またはアップリンク・キャリアによって1または複数のeノードBと同時に通信しうる。複数のキャリアのうちの1つは、一次成分キャリア(PCC:primary component carrier)と、その他のキャリアのうちの1または複数(例えば、二次成分キャリア(SCC:secondary component carriers)として指定されうる。PCCでは、ある制御データまたはその他の、高い優先度のデータが、PCCに関して通信されうる。以前のコンフィギュレーションは、PCCにおいてアップリンク通信しか許可されていなかったので、タイミング調節(TA)は、PCCまたはその他のキャリアによるダウンリンクに関して、単一のPCCによってなされていた。しかしながら、複数のキャリアによるアップリンク通信を可能にすることは、複数のキャリアのおのおののためのTAを考慮することに至りうる。
キャリア・アグリゲーション(CA)における二次成分キャリア(SCC)によるランダム・アクセス手続を実行する技法が提供される。一例では、eノードBは、デバイスが、タイミング調節(TA)期間中に、eノードBからTAコマンドを受信していないと判定し、これにしたがって、デバイスに対して、eノードBおよびSCCとのタイミングを再同期させるためにランダム・アクセス手続を実行させうる。これは、関連するシグナリングをデバイスから受信することと、デバイスがSCC等によって通信していないことを判定することと、に基づきうる。別の例では、eノードBが、デバイスに対して、SCCによるコンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行することを許可しうる。
態様では、キャリア・アグリゲートされた無線ネットワークにおいて、SCCに関するタイミングを同期させる方法が提供される。この方法は、eノードBと通信するために利用されるSCCに関する同期外状態を判定することと、同期外状態を示すインジケーションを、eノードBへシグナリングすることと、SCCによる通信のためのタイミングを同期させるために、eノードBとのランダム・アクセス手続を実行することと、を含む。
本開示のさまざまな態様および特徴が、以下にさらに詳細に記載される。
開示された態様は、以下において、同一符号が同一要素を示す添付図面と連携して説明され、開示された態様を、限定することなく、例示するために提供される。
図1は、テレコミュニケーション・システムの例を概念的に例示するブロック図である。 図2は、テレコミュニケーション・システムにおけるダウンリンク・フレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 図3は、本開示の1つの態様にしたがって構成されたUEおよびeノードBの設計を概念的に例示するブロック図である。 図4Aは、連続的なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図4Bは、不連続なキャリア・アグリゲーション・タイプを開示する。 図5は、MACレイヤ・データ・アグリゲーションを開示する。 図6は、マルチ・キャリア構成においてラジオ・リンクを制御する方法を例示するブロック図である。 図7は、キャリア割当の例のブロック図である。 図8は、二次成分キャリア(SCC)のタイミングを同期させるためのシステムの例のブロック図である。 図9は、eノードBとのタイミングを同期させるための方法の例の態様である。 図10は、タイミングを同期させるため、デバイスにランダム・アクセス(RA)リソースを割り当てるための方法の例の態様である。 図11は、タイミングを同期させるため、デバイスにRAリソースを割り当てるための方法の例の態様である。 図12は、eノードBとのタイミングを同期させるため、RA手続を実行するシステムの例のブロック図である。 図13は、タイミングを同期させるため、デバイスにRAリソースを割り当てるシステムの例のブロック図である。 図14は、タイミングを同期させるため、デバイスにRAリソースを割り当てるシステムの例のブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を示すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のネットワークのようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用されうる。用語「ネットワーク」および「システム」は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash−OFDMA等のようなラジオ技術を実現する。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。本明細書において記載された技術は、他の無線ネットワークおよびラジオ技術と同様に、前述された無線ネットワークおよびラジオ技術のために使用されうる。明確化のために、これら技術のある態様は、以下において、LTEに関して記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
図1は、LTEネットワークでありうる無線通信ネットワーク100を示す。無線ネットワーク100は、多くのイボルブド・ノードB(eNB)110およびその他のネットワーク・エンティティを含みうる。eNBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおののeNB110は、特定の地理的エリアのために通信有効通信範囲エリアを提供しうる。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供しているeNBおよび/またはeNBサブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。
eNBは、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのために、通信有効通信範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連を持つUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)におけるUE、住宅内のユーザのためのUE等)によって制限されたアクセスを許可しうる。マクロ・セルのためのeNBは、マクロeNBと称されうる。ピコ・セルのためのeNBは、ピコeNBと称されうる。フェムト・セルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと称されうる。図1に示す例では、eNB110a,110b,110cは、マクロ・セル102a,102b,102cそれぞれのためのマクロeNBでありうる。eNB110xは、ピコ・セル102xのためのピコeNBでありうる。そして、eNB110y,110zは、それぞれフェムト・セル102y,102zのためのフェムトeNBである。eNBは、1または複数(例えば3つ)のセルをサポートしうる。
無線ネットワーク100はさらに、中継局をも含みうる。中継局は、データおよび/またはその他の情報の送信を上流局(例えば、eNBまたはUE)から受信し、データおよび/またはその他の情報の送信を下流局(例えば、UEまたはeNB)へ送信する局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEでもありうる。図1に示す例では、中継局110rは、eNB110aとUE120rとの間の通信を容易にするために、eNB110aおよびUE120rと通信しうる。中継局はまた、リレーeNB、リレー等とも称されうる。
無線ネットワーク100はまた、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等のような異なるタイプのeNBを含むヘテロジニアスなネットワークでもありうる。これら異なるタイプのeNBは、異なる送信電力レベル、異なる有効通信範囲エリア、および、無線ネットワーク100内の干渉に対する異なるインパクトを有しうる。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、20ワット)を有する一方、ピコeNB、フェムトeNB、およびリレーは、低い送信電力レベル(例えば、1ワット)を有しうる。
無線ネットワーク100は、同期動作または非同期動作を支援しうる。同期動作の場合、eNBは、同じようなフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にほぼ同期しうる。非同期動作の場合、eNBは、異なるフレーム・タイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的に同期しない場合がある。ここに記載された技術は、同期動作および非同期動作の両方のために使用されうる。
ネットワーク・コントローラ130は、eNBのセットに接続しており、これらeNBのための調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介してeNB110と通信しうる。eNB110はまた、例えば、ダイレクトに、または、無線または有線のバックホールを介して非ダイレクトに、互いに通信しうる。
無線ネットワーク100の全体にわたって、多くのUE120が分布しうる。そして、おのおののUEは、固定式または移動式でありうる。UEは、デバイス、端末、移動局、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム(または、その他のテザー・デバイス)、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、タブレットまたはネットブック・コンピュータ、コードレス電話、無線ローカル・ループ(WLL)局等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー等と通信することができうる。図1では、両矢印を持つ実線が、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでUEにサービス提供するように指定されたeNBであるサービス提供eNBとの間の所望の送信を示す。両矢印を持つ破線は、UEとeNBとの間の潜在的な干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を、アップリンクにおいてシングル・キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビン等とも称される複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。おのおののサブキャリアは、データとともに変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMまたは類似の多重化スキームを用いて周波数領域で、SC−FDMまたは類似の多重化スキームを用いて時間領域で送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリアの総数(K個)は、システム帯域幅に依存しうる。例えば、Kは、1.25,2.5,5,10,20メガヘルツ(MHz)のシステム帯域幅についてそれぞれ128,256,512,1024,2048にそれぞれ等しい。システム帯域幅はまた、サブ帯域へ分割されうる。例えば、サブ帯域は、1.08MHzをカバーし、1.25,2.5,5,10,20MHzのシステム帯域幅についてそれぞれ1,2,4,8,16のサブ帯域が存在しうる。
図2は、LTEにおいて使用されるダウンリンク・フレーム構造200を図示する。ダウンリンクの送信タイムラインは、例えばラジオ・フレーム202のようなラジオ・フレームの単位に分割されうる。おのおののラジオ・フレームは、(例えば10ミリ秒(ms)のような)予め定められた持続時間を有し、例えばサブフレーム0 204のような、0乃至9のインデクスを付された10個のサブフレームへ分割されうる。各サブフレームは、例えばスロット0 206およびスロット1 208のような2つのスロットを含みうる。したがって、おのおののラジオ・フレームは、0乃至19のインデクスを付された20のスロットを含みうる。おのおののスロットは、例えば、(図2に示すように)通常のサイクリック・プレフィクスの場合、7つのシンボル期間を、拡張されたサイクリック・プレフィクスの場合、6つのシンボル期間のように、L個のシンボル期間を含みうる。おのおののサブフレームでは、2L個のシンボル期間が、0乃至2L−1のインデクスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースが、リソース・ブロックへ分割されうる。おのおののリソース・ブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12のサブキャリア)をカバーしうる。
LTEでは、eNBは、eNBにおける各セルについて、一次同期信号(PSS)と二次同期信号(SSS)とを送信しうる。図2に示すように、一次同期信号および二次同期信号は、通常のサイクリック・プレフィクスを持つ各ラジオ・フレームのサブフレーム0,5のおのおのにおいて、シンボル期間6およびシンボル期間5でそれぞれ送信されうる。これら同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。eNBはまた、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0乃至3で、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信しうる。PBCHは、あるシステム情報を伝送しうる。
図2では、第1のシンボル期間の全体において図示されているが、eNBは、各サブフレームの第1のシンボル期間の一部において、物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を送信しうる。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝えうる。ここで、Mは、1,2または3に等しく、サブフレーム毎に変化しうる。Mはまた、例えば、10未満のリソース・ブロックのように、小さなシステム帯域幅に対して4に等しくなりうる。図2に示す例では、M=3である。eNBは、おのおののサブフレームの最初のM個のシンボル期間(図2では、M=3)において、物理ハイブリッド自動反復/要求(HARQ)インジケータ・チャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信しうる。PHICHは、ハイブリッド自動再送信(HARQ)をサポートするための情報を伝送しうる。PDCCHは、UEのためのリソース割当に関する情報と、ダウンリンク・チャネルのための制御情報とを伝送しうる。図2における第1のシンボル期間には図示されていないが、PDCCHとPHICHも第1のシンボル期間に含まれることが理解される。同様に、PHICHとPDCCHは、図2には図示されていないが、第2のシンボル期間と第3のシンボル期間との両方にも存在する。eNBはまた、おのおののサブフレームの残りのシンボル期間で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信しうる。PDSCHは、ダウンリンクで、データ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを伝送しうる。さまざまな信号およびチャネルは、LTE構成に対応しうる。
eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中央(例えば、中央の1.08メガヘルツ(MHz))でPSS、SSS、およびPBCHを送信しうる。eNBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間におけるシステム帯域幅全体でPCFICHおよびPHICHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅のある部分において、UEのグループにPDCCHを送信しうる。eNBは、システム帯域幅の特定の部分で、特定のUEに、PDSCHを送信しうる。eNBは、すべてのUEへブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送信し、PDCCHを、ユニキャスト方式で、特定のUEへ送信しうる。さらに、特定のUEへユニキャスト方式でPDSCHをも送信しうる。
各シンボル期間において、多くのリソース要素が利用可能でありうる。おのおののリソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーしうる。そして、実数値または複素数値である1つの変調シンボルを送信するために使用されうる。おのおののシンボル期間において、基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)へ構成されうる。おのおののREGは、1つのシンボル期間内に、4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0内に4つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたってほぼ均等に配置されうる。PHICHは、1または複数の設定可能なシンボル期間内に3つのREGを占有しうる。これらは、周波数にわたって分散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属しうる。あるいは、シンボル期間0,1,2内に分散されうる。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間内に、9,18,36,または72のREGを占有しうる。これらは、利用可能なREGから選択されうる。複数のREGからなるある組み合わせが、PDCCHのために許容されうる。
UEは、PHICHとPCFICHとのために使用される特定のREGを認識しうる。UEは、PDCCHを求めて、REGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は、一般に、PDCCHのために許可された組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEが探索する組み合わせのうちの何れかのUEにPDCCHを送信しうる。
UEは、複数のeNBの有効通信範囲内に存在しうる。これらのeNBのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択されうる。サービス提供するeNBは、例えば受信電力、経路喪失、信号対雑音比(SNR)等のようなさまざまな基準に基づいて選択されうる。
図3は、図1におけるeノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つでありうる、eノード110およびUE120の設計のブロック図を図示している。限定された関連付けシナリオの場合、eノードB110は、図1におけるマクロeNB110cでありうる。また、UE120は、UE120yでありうる。また、eノードB110は、その他いくつかのタイプのeノードBでもありうる。eノードB110は、アンテナ334a乃至334tを装備されうる。そして、UE120は、アンテナ352a乃至352rを装備されうる。
eノードB110では、送信プロセッサ320が、データ・ソース312からデータを、コントローラ/プロセッサ340から制御情報を受信しうる。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCH等用でありうる。データは、PDSCH等用でありうる。プロセッサ320は、データ・シンボルおよび制御シンボルをそれぞれ取得するために、データ情報および制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボル・マップ)しうる。プロセッサ320はさらに、例えばPSS、SSSのための基準シンボルや、セル特有の基準信号を生成しうる。送信(TX)複数入力複数出力(MIMO)プロセッサ330は、適用可能であれば、データ・シンボル、制御シンボル、および/または、基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、出力シンボル・ストリームを変調器(MOD)332a乃至332tに提供しうる。おのおのの変調器332は、(例えば、OFDM等のために)それぞれの出力シンボル・ストリームを処理して、出力サンプル・ストリームを得る。おのおのの変調器332はさらに、出力サンプル・ストリームを処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を取得する。変調器332a乃至332tからのダウンリンク信号は、アンテナ334a乃至334tによってそれぞれ送信されうる。
UE120では、アンテナ352a乃至352rが、eノードB110からダウンリンク信号を受信し、受信した信号を、復調器(DEMOD)354a乃至354rそれぞれへ提供しうる。おのおのの復調器354は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得しうる。おのおのの復調器354はさらに、(例えば、OFDM等のため)これら入力サンプルを処理して、受信されたシンボルを取得しうる。MIMO検出器356は、すべての復調器354a乃至354rから受信したシンボルを取得し、適用可能である場合、これら受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供しうる。受信プロセッサ358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE120のために復号されたデータをデータ・シンク360に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ380へ提供しうる。
アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ364が、データ・ソース362から(例えばPUSCHのための)データを、コントローラ/プロセッサ380から(例えばPUCCHのための)制御情報を受信し、これらを処理しうる。プロセッサ364はさらに、基準信号のための基準シンボルを生成しうる。送信プロセッサ364からのシンボルは、適用可能であればTX MIMOプロセッサ366によってプリコードされ、さらに、(例えば、SC−FDM等のために)復調器354a乃至354rによって処理され、eノードB110へ送信されうる。eノードB110では、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ334によって受信され、変調器332によって処理され、適用可能であればMIMO検出器336によって検出され、受信プロセッサ338によってさらに処理され、UE120によって送信された復号されたデータおよび制御情報が取得されうる。プロセッサ338は、復号されたデータをデータ・シンク339に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ340へ提供しうる。
コントローラ/プロセッサ340,380は、eノードB110およびUE120それぞれにおける動作を指示しうる。eノードB110におけるプロセッサ340および/またはその他のプロセッサおよびモジュールは、ここで説明された技術のためのさまざまな処理の実行または指示を行いうる。eノードB110および/またはUE120におけるプロセッサ340,380、および/または、その他のプロセッサおよびモジュールはまた、図6および9−12に例示された機能ブロック、および/または、本明細書で説明された技法のためのその他の処理の動作を実行または指示しうる。さらに、例えば、プロセッサ340,380等は、本明細書に記載された態様を実施するために図8および図13−16に例示されたモジュールを備えうるか、または、少なくとも動作可能に接続されうる。メモリ342,382は、eノードB110およびUE120それぞれのためのデータおよびプログラム・コードを格納しうる。これらプログラム・コードは、図6および9−12における方法を実行するための命令群と、図8および3−16におけるモジュール等とを含みうる。スケジューラ344は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信のためにUEをスケジュールしうる。
(キャリア・アグリゲーション)
LTEアドバンストUEは、各方向における送信のために使用される、最大で合計100MHzのキャリア・アグリゲーション(5成分のキャリア)に割り当てられる最大20MHz帯域幅のスペクトルを用いうる。一般に、アップリンクではダウンリンクよりも少ないトラフィックしか送信されないので、アップリンク・スペクトル割当は、ダウンリンク・スペクトル割当よりも小さくなりうる。例えば、20MHzがアップリンクに割り当てられた場合、ダウンリンクは100MHzを割り当てられうる。
これらの非対称なFDD割当は、スペクトルを節約し、ブロードバンド加入者による一般的に非対称な帯域幅利用のために良く適合しうるが、その他の割当も可能でありうる。
(キャリア・アグリゲーション・タイプ)
LTEアドバンスト・モバイル・システムの場合、2つのタイプのキャリア・アグリゲーション(CA)方法が提案されている。これらは、連続的なCAと不連続なCAであり、これらの例が、図4Aおよび4Bに例示されている。利用可能な複数の成分キャリア410が、周波数帯域に沿って分離されている場合、不連続なCAが生じる(図4B)。一方、利用可能な複数の成分キャリア400が、互いに隣接している場合、連続的なCAが生じる(図4A)。図示されるように、例えば、連続的なCAでは、キャリア1 402、キャリア2 404、およびキャリア3 406が、周波数において隣接する。
不連続なCAでは、キャリア1 412、キャリア2 414、およびキャリア3 416は、周波数において隣接しない。LTEアドバンストUEの1つのユニットにサービス提供するために、不連続なCAと連続的なCAとの両方が、複数のLTE/成分キャリアをアグリゲートする。
LTEアドバンストUEでは、不連続なCAを用いて、複数のRF受信ユニットおよび複数のFFTが配置されうる。なぜなら、これらキャリアは、周波数帯域に沿って分離されているからである。不連続なCAは、分離された複数のキャリアによるデータ送信を、広い周波数範囲にわたってサポートするので、伝搬経路喪失、ドップラ・シフト、およびその他のラジオ・チャネル特性が、異なる周波数帯域において大きく変動しうる。
したがって、不連続なCAのアプローチ下におけるブロードバンド・データ送信をサポートするために、異なる成分キャリアのための符号化、変調、および送信電力を適応的に調節するための方法が用いられうる。例えば、エンハンスト・ノードB(eNB)が、各成分キャリアにおいて固定された送信電力を有するLTEアドバンスト・システムでは、各成分キャリアの有効な通信範囲またはサポート可能な変調および符号化は異なりうる。
(データ・アグリゲーション・スキーム)
図5は、インターナショナル・モバイル・テレコミュニケーション(IMT)アドバンスト・システムまたは類似のシステムのため、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける異なる成分キャリア502,504,506からの送信ブロック(TB)(図5)をアグリゲートするデータ・アグリゲーション500を実行することを例示する。各成分キャリアは、MACレイヤ・データ・アグリゲーションを用いて、自身の独立したハイブリッド反復要求(HARQ)エンティティ508,510,512をMACレイヤに、自身の送信コンフィギュレーション・パラメータ(例えば、送信電力、変調および符号化スキーム、およびマルチ・アンテナ構成)を物理レイヤに有する。同様に、物理レイヤでは、各成分キャリアのために、1つのHARQエンティティ514,516,518が提供されうる。
(制御シグナリング)
一般に、複数の成分キャリアのための制御チャネル・シグナリングを展開するために、3つの異なるアプローチが存在する。第1のアプローチは、LTEシステムにおける制御構造を若干修正することを含む。ここでは、各成分キャリアは、自身の符号化制御チャネルを与えられる。
第2の方法は、異なる成分キャリアの制御チャネルを統合的に符号化することと、これら制御チャネルを、専用の成分キャリア内に配置することと、を含む。この成分キャリアは、一次成分キャリア(PCC)として称されうる。残りの成分キャリアは、二次成分キャリア(SCC)として称されうる。別の例において、PCCは、アンカ・キャリアと称されうる。マルチ成分キャリアのための制御情報は、専用成分キャリアにおける専用制御チャネルにおいて、シグナリング・コンテンツとして統合されうる。この結果、CAにおけるシグナリング・オーバヘッドが低減されながら、LTEシステムにおける制御チャネル構造との後方互換性が維持される。
異なる成分キャリアのための複数の制御チャネルが、統合的に符号化され、その後、第3のCA方法によって生成された周波数帯域全体にわたって送信される。このアプローチは、UE側における高い電力消費を犠牲にして、制御チャネルにおける高い復号パフォーマンスおよび低いシグナリング・オーバヘッドを提供する。しかしながら、この方法は、LTEシステムとの互換性をもたない。
(ハンドオーバ制御)
CAがIMTアドバンストUEのために使用される場合、複数のセルにわたるハンドオーバ手続中に、送信連続性をサポートすることが望ましい。しかしながら、到来するUEのため、特定のCA構成要件およびサービス品質(QoS)要件を持つ十分なシステム・リソース(例えば、良好な送信品質を持つ成分キャリア)を確保することは、次のeNBのために魅力的でありうる。この理由は、2つ(またはそれ以上)の隣接するセル(eNB)のチャネル条件が、特定のUEについて異なりうるからである。1つのアプローチでは、UEは、各隣接セルにおいて、1つの成分キャリアのパフォーマンスしか測定しない。これは、LTEシステムにおけるものと同様の測定遅れ、複雑さ、およびエネルギ消費量を与える。対応するセルにおけるその他の成分キャリアのパフォーマンスの推定値は、1つの成分キャリアの測定結果に基づきうる。この推定値に基づいて、ハンドオーバ決定および送信構成が決定されうる。
図6は、一例にしたがって、物理チャネルをグループ化することによって、マルチ・キャリア無線通信システムにおいてラジオ・リンクを制御するための方法600を例示する。図示するように、この方法は、602において、少なくとも2つのキャリアからの制御機能を、1つのキャリアにアグリゲートして、一次キャリアと、1または複数の関連付けられた二次キャリアとを生成することを含む。次に、ブロック604において、一次キャリアと、各二次キャリアとのための通信リンクが確立される。その後、通信は、ブロック606において、一次キャリアに基づいて制御される。
(キャリア・アグリゲーションにおいてランダム・アクセスを実行すること)
図7は、UEのためのキャリア・コンフィギュレーション700の例を例示する。例えば、UEは、CC1,CC2,CC3等のような複数の成分キャリアで通信しうる。ここで、1つのCC(例えば、CC1)は、ダウンリンクPCC702およびアップリンクPCC704を備える一次CCとして指定される。DL PCC702は、eノードBからのダウンリンク通信を含み、UL PCC704は、UEからeノードBへのアップリンク通信を含み、(例えば、PUSCHによる)データ通信のみならず、(例えば、PUCCHによる)制御通信のためにも使用されうる。一例において、PCCが確立されるeノードBまたは関連するセルは、PCellと称されうる。例えばCC2およびCC3のようなその他のCCは、二次CC(SCC)と呼ばれ、少なくともDL SCC706,708を含む。UEは、DL SCC706,708を介して、eノードBまたは1または複数のその他のeノードBから、追加のダウンリンク通信を受信しうる。いくつかの態様では、UEのためのPCCは、第1のeノードBとの通信のために設定される一方、SCCは、第2のeノードBとの通信のために設定されうる。同様に、SCC(単数または複数)が確立されるeノードBまたは関連するセルは、SCell(単数または複数)と称されうる。
例えばLTEリリース10のような以前の構成では、PCCは、UE毎ベースで、より高いレイヤによって、準静的に設定されうる。さらに、例えば、HARQにおけるアクノレッジメント(ACK)/非ACK(NAK)、チャネル品質インジケータ(CQI)、およびスケジューリング要求(SR)レポート等のような制御情報は、送信された場合、PCCで送信されていた。SCCは、LTEリリース10では、所与のUEのためにPUCCHを伝送することはなかった。したがって、最大5:1の、DLからULへのCCマッピングが可能である場合、1つのUL PCC704が、最大5つのDL CCのため、PUCCHにおけるACK/NAK送信をサポートしていた。LTEリリース10では、UL PCC704のみがDL PCC702およびDL SCC706および/または708のための制御データを伝送するUL CCである場合にのみ、一次セル(PCell)においてランダム・アクセス(RA)がサポートされている。
LTEにおけるランダム・アクセスは、UEが接続設定を要求した場合に生じる。これは、例えば、アップリンク同期の確立、通信リソース等の確立等のために生じうる。この主な目的は、アップリンク・タイミングの獲得である。LTEには、2つのタイプのランダム・アクセスがある。それらは、コンテンション・ベースのランダム・アクセス、または、コンテンション・フリー(非コンテンション・ベースとも称される)のランダム・アクセスである。コンテンション・フリーのランダム・アクセスでは、2つステップがなされる。第1に、ランダム・アクセス・プリアンブルを送信する。これは、eノードBによる、UEの送信タイミングの推定を可能にする。アップリンク同期によって、UEは、アップリンク・データを送信することが可能となる。第2に、タイミング・アドバンス(TA)コマンドがネットワークによって送信され、アップリンク同期を確立するUEの送信タイミングが調節される。コンテンション・ベースのランダム・アクセスでは、さらに2つのステップがなされる。第3に、UEは、自己の識別情報をネットワークへ送信する。第4に、ネットワークは、DL−SCHで、UEへ、コンテンション解決メッセージを送信する。コンテンション解決メッセージで受信された識別情報と、第3のステップでネットワークへ送信された識別情報とが一致する1つの端末は、ランダム・アクセス手続が成功したことを宣言するだろう。UE自身が(「ランダムに」)プリンブルを選択する場合、それは、コンテンション・ベースのRACH手続である。この場合、プリアンブルは、コンテンション・ベースのプリアンブルと称される。UEが、プリアンブルの割当を、ラジオ・リソース制御(RRC)またはPDCCH(すなわち、明示的にシグナルされたプリアンブル)からダイレクトに受信する場合、それは、非コンテンション・ベースのRACH手続であり、この場合、プリアンブルは、専用プリアンブルと呼ばれる。LTEリリース10では、すべてのセルにわたって、単一のタイミング調節(TA)しかサポートされていない。LTEリリース11では、複数のキャリアのために、複数のタイミング調節が可能である。PCellのためのものが1つであり、その他が、SCellのためのものである。したがって、ランダム・アクセスは、SCellのためのUL同期を得るために、PCellに加えて、SCellにおいてもサポートされている。
前述したように、LTEリリース10では、PCC ULにおいて1つのタイミング調節しかサポートされていない。したがって、eノードBは、(これらのタイミングが同期されているので)SCC706および/または708のうちの1または複数、または、DL PCC702のそれぞれにTAを示すことによって、UL PCC704のタイミング調節(TA)を実行していた。しかしながら、CC2および/またはCC3に含まれたUL SCC710および/または712に加えて、UL PCC704、UL SCC710、および/またはUL SCC712においてもタイミングが変動しうるので、UL PCC704およびUL SCC710および/または712のおのおのについてTAが実行されうる。
SCellにおけるランダム・アクセスは、PDCCH命令によってトリガされたネットワークでありうる。これは、非コンテンション・ベースのRAである。UL SCC710および/または712におけるTAをサポートするために、それぞれのeノードBは、(例えば、対応するDL SCC706および/または708で送信する際に使用されるタイミングおよびUEのために決定された、または、レポートされたそれぞれのタイミング差のような)UEのためのTAを指定するTAコマンドをUEへ送信しうる。これは、CC2およびCC3で通信するためにUEがeノードBに同期されていることを保証するために(例えば、TAタイマにしたがって)定期的に行われうる。TAタイマが終了する前にTAコマンドが通信されない場合、または、タイマが終了する前にUEがTAコマンドを見失った場合、UEは同期外状態にあり、UEとeノードBとの間でタイミングが同期される必要があると判定されうる。
LTEリリース10では、UEは、タイミング調節を得るためにPCellにおいてRAを実行するだろう。しかし、これはSCellについては可能ではないかもしれない。なぜなら、UEはPDCCH命令によってトリガされた場合にのみ、SCellにおいてRAを実行しうる、すなわち、非コンテンション・ベースのRAでありうるからである(これは、時間およびリソースが使い果たされるまで送信されないことがありうる。なぜなら、eノードBは、ULにおけるUEの同期外状態を認識せず、この同期外状態によって、UEが応答しない、ULにおけるスケジューリング許可を維持しうるからである)。PDCCH命令は送信されないので、コンテンション・ベースのRA手続のみが、UEによって開始されうる。しかし、これはLTEリリース10については定義されない。非コンテンション・ベースのランダム・アクセスは、eノードBが、UEが同期外状態であることを認識するようになることなく使用されることはない。UEは、ULで何れを送信することも許可されていないので、これらリソースは、浪費される可能性が高いであろう。eノードBは、最終的には、何か不具合があることを認識するであろうが、(他の問題も存在しうるが、)この問題がUL同期であることがeノードBに明確になる訳ではないかもしれない。第1の解決策では、eノードBは、1または複数の設定/スケジュールされたチャネル/信号(例えば、PUSCH、SRS)を、しきい期間内に検出できない場合、または、SCellのみのTAグループに属する、連続的に設定/スケジュールされたしきい回数の時間インスタンス中に検出できない場合、これらSCell(単数または複数)内で動作するUEのためのULスケジューリングを中止し、UEがRAを実行するためのPDCCH命令を送信する。このRAは、非コンテンション・ベースであるだろう。
第2の解決策では、eノードBは、UEが、UL SCC710および/または712で、SCellにおいてコンテンション・ベースのランダム・アクセス(RA)手続を実行することを許可しうる。これは、PDCCH命令無しで、キャリアにおいて、それぞれのeノードBとタイミングを同期させるための機能を含む。したがって、UEは、PCellにおけるように、SCellにおけるRAをトリガする。これは、UEがSCellにおいてUL同期されない(すなわち、同期外状態にある)が、そのセルのためのUL許可をeノードBから未だに受信しているケースについて許可されうる。このケースでは、eノードBは、UEに、コンテンション・ベースのリソースを送信しうる。
第3の解決策は、追加のシグナリングを用いる。ここでは、UEは、PCell ULキャリアがまだ同期されているので、このキャリアでメッセージを送信することによって、UEがSCellにおいて同期されていない(例えば、同期外状態である)ことをeノードBに通知する。例えば、UEは、UL同期されていないSCellのUL許可を取得しているのであれば、SCellとの同期外状態についてeNBに通知するメッセージを送信する。このメッセージは、MACレイヤまたはRRCレイヤにおいて発信されうる。
一例において、UL SCC710および/または712によってRAを実行するためのリソースは、非コンテンション・ベースであり、もって、UEは、eノードBによって指示された場合には、RA手続を実行しうる。この例では、UEが、eノードBによって送信されたTAコマンドを受信しない場合、eノードBは、UEが同期外状態にあるべきであるとは判定せず、もって、TAタイマが鳴るまでに、UEに対して、RA手続を実行することを指示も許可もしていない間、UEへアップリンク許可を送信し続けうる。しかしながら、1つの解決策では、UEが、その同期外状態を(例えば、オーバ・ザ・エア・シグナリングを用いて)eノードBへ示し、もって、eノードBが、UEに対して、(例えば、それぞれDL SCC706および/または708によって)RAを実行することを許可しうる。UEが、UL PCC704を維持し(これは、個別のTAを実行することを含みうる)、もって、UL PCC704における同期外状態を示しうることが認識されるべきである。
図8は、SCCのタイミングを同期させるためにランダム・アクセスを実行するためのシステム800の例を例示する。システム800は、少なくとも1つのSCCを含む1または複数の成分キャリアでeノードB804と通信するUE802を含む。UE802が、説明されたようなCAを利用して、複数のキャリアでeノードB804および/またはその他のeノードB(図示せず)へ同時通信することによって、スループットが改善される。UE802は、実質的に、eノードBからの信号を受信し、これらを同期させる任意のUE、モデム(または、その他のテザー・デバイス)、リレー、これらの一部等でありうる。eノードB804は、UE802と通信しそのタイミング調節値を送信する、例えば、フェムト・ノード、マクロ・ノード、モバイルeノードB、リレー等のような実質的に任意の種類のeノードBでありうる。
UE802は、1または複数の成分キャリアによって1または複数のeノードBと通信するためのトランシーバ806と、eノードBから受信したTAコマンドに基づいて、キャリアのタイミングを調節するためのTA構成要素808と、1または複数のeノードBとのRA手続を実行し、1または複数のeノードBとのタイミングを同期させるためのRA構成要素810とを含みうる。UE802はまた、オプションとして、1または複数のeノードBへ通信するための同期ステータスを指定するための状態指示構成要素812を含む。
eノードB804は、1または複数の成分キャリアによってUEと通信するためのトランシーバ818と、TAコマンドをUEへ発行することによって、1または複数の成分キャリアのためのタイミングを調節するためのTA構成要素820と、および/または、1または複数の成分キャリアでRAを実行するためにUEが使用する、PDCCH命令を生成するための、オプションのPDCCH命令生成構成要素822と、を含みうる。
例によれば、トランシーバ806,818は、1または複数の成分キャリアのDLおよび/またはULで通信しうる。説明されるように、UE802は、eノードB804および/またはその他のeNBと通信するために、PCCおよび1または複数のSCCを割り当てられうる。すなわち、UE802は、1つより多くのeノードBと通信するために、PCCおよび1または複数のSCCを割り当てられうる。例えば、UEは、PCCを用いてeノードB804と通信するように構成されうる。そして、SCCを用いて第2のeノードB(図示せず)と通信するように構成されうる。この例において、トランシーバ806,818が通信するキャリアのうちの少なくとも1つは、CAにおけるSCCでありうる。トランシーバ806,818は、例えば、受信プロセッサ338または358、送信プロセッサ320または364、関連するアンテナ332および352、復調器/変調器332または354等のような受信プロセッサおよび/または送信プロセッサおよび関連する構成要素を含みうることが認識されるべきである。TA構成要素820は、UE802へ通信するためのTAコマンドを生成し、UE802に対して、eノードB804と、SCCによって通信するためのタイミングを調節することを可能にする。TA構成要素820は、(例えば、アップリンクSCCの、観察されたタイミング差に基づいて)ダウンリンクSCCのタイミングに対するTAを提供しうる。この例において、トランシーバ818は、UE802にTAを通信しうる。トランシーバ806はTAを受信し、TA構成要素808は、キャリアで通信するために確立されたTAおよび/または現在のタイミングに基づいて、キャリアで通信するためのタイミングを調節しうる。
一例において、UE802は、SCCで通信するためにeノードB804と同期外にありうる。これは、例えば、eノードB804からTAを受信せずにタイマが終了したこと、または、1またはその他のイベント、メッセージ、検出されたラジオ条件等に基づいて生じうる。一例において、TAタイマ816は、eノードB804からTAコマンドを受信すると起動され、その後のTAコマンドを受信すると再起動されうる。eノードB804からTAコマンドを受信することなくタイマが終了すると、TA構成要素808は、UE802が、eノードB804およびSCCに関して同期外状態にあると判定しうる。UE802が同期外であるとTA構成要素808が判定すると、eノードBがUE802に許可を送り続けていても、タイミングが同期される(これは、後述するように、RA手続を用いて達成されうる)まで、UE802は、SCCで通信することを控えうる。
例えば、TA構成要素820は、類似のTAタイマ826を使用し、UE802にTAを送信することなくTAタイマ826が終了した場合、PDCCH命令生成構成要素822は、UE802に対して、SCCでコンテンション・フリーRAを実行させるためのPDCCH命令を生成し、それにしたがって、トランシーバ818が、PDCCH命令をUE802へ通信しうる。トランシーバ806は、一例において、PDCCH命令を受信し、RA構成要素810は、PDCCH命令に基づいて、SCCでコンテンション・フリーRAを実行しうる。例えば、これは、PDCCH命令において示されるRACHプリアンブルをトランシーバ806を用いてeノードB804へ送信することと、TAを受信することと、を含みうる。別の例では、eノードB804は、UE802を非同期のままにしておくことを望む場合、UE802のためのPDCCH命令を生成しない。
一例において、(例えば、TAタイマ816の終了に基づいて)UE802が同期外状態であるとTA構成要素808が判定すると、状態表示構成要素812は、eノードB804へ送信するための同期外状態インジケーションを生成しうる。例えば、トランシーバ806は、このインジケーションを、eノード804と、別のキャリア(例えば、UL PCCまたは別のUL SCC)によってシグナルしうるか、または、このインジケーションを、別のeノードB(例えば、UE802にPCCを割り当てた個別のeノードB)へシグナルしうる。この別のノードは、このインジケーションを、バックホール・リンクを介してeノードB804へ通信しうる。したがって、トランシーバ818は、(例えば、UL PCCまたは別のUL SCCによってシグナリングするUE802から、または、UE802がPCCまたはSCC等によって通信する別のeノードBから、バックホール通信でインジケーションを受信することによって)UE802から、ステータスを受信しうる。
また別の例では、TA構成要素820は、TA構成要素820がTAコマンドを送信した場合であっても、および/または、TAタイマ826が終了していなくても、UE802が同期外状態であるか否かを検出しうる。一例では、TA構成要素820は、所与の期間内、スケジュールされた連続した時間インスタンスのしきい回数中、または、しきい時間長さ等の間、通信が、UE802に許可されたUL SCCによって受信されているか否かを判定しうる。受信されていないと判定された場合、eノードB804は、UE802が、同期外状態にあることを判定し、および/または、eノードB804が、SCCと通信するためにUEへPUSCHリソースを許可することを中止しうる。さらに、または、その代わりに、eノードB804は、UE802が同期外状態にある(例えば、UEが、eノードB804によって送信されたTAコマンドを受信しなかった)か否かを判定するために、例えばサウンディング基準信号(SRS)のようなある信号またはチャネルが、SCCによってUE802から受信されたか否かを判定しうる。
さらに、例において、eノード804は、SCCによるコンテンション・ベースのRAを許可しうる。この例では、UE802が同期外状態にあるとTA構成要素808が判定した場合、RA構成要素810は、説明されたように、eノードB804からのPDCCH命令を待つ必要なく、SCCによる通信を同期させるために、SCCによるeノードB804とのコンテンション・ベースのRA手続を実行しうる。これは、説明されたように、RAプリアンブルを送信することと、TAを受信することと、コンテンション解決を容易にするためにUE802の識別情報を送信することと、eノードB804からコンテンション解決策を受信することと、を含みうる。
さらに、例えば、UE802によって利用されるSCCは、同期目的のためにグループ化されうる。したがって、TA構成要素808は、グループ内のSCCにTAコマンドを適用しうる。同様に、TA構成要素808は、グループ内の1つのSCCについてTAコマンドを受信すること、または、受信しないことに基づいて、グループの同期状態を判定し、および/または、それにしたがって、eノードB804に対して、グループの同期外状態を通知し、グループについてのRA手続等を実行しうる。
さらに、構成要素808,810,812,820および/または822は、プロセッサの一部でありうるか、および/または、プロセッサによって実現されうることが認識されるべきである。構成要素808,810,812,820および/または822は、例えば、オーバ・ザ・エアによって、または、バックホール・リンクによって通信するためのトランシーバ806および/または818や、プロセッサによって実行される、または、機能に関連する命令群を格納するためのメモリ等のように、説明された機能を実行するためのUE802および/またはeノードB804のその他の構成要素を利用しうる。
以下、図9−11は、SCCを提供するeノードBとのタイミングを同期させることに関連する方法の例を例示する。説明の単純性の目的のために、これら方法が一連の動作として図示および説明されるが、いくつかの動作は、1または複数の実施形態にしたがって、本明細書に図示および記載されたものとは異なる順序で、および/または、本明細書に図示および記載されたものとは異なる動作と同時に、引き起こりうるので、これら方法が、動作の順序によって制限されないことが理解および認識されるべきである。例えば、方法は代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることが認識されるべきである。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図9は、SCCのためにeノードBとタイミングを同期させるための方法900の例を例示する。902では、eノードBと通信するために利用されるSCCに関して、同期外状態が判定されうる。例えば、これは、TAコマンドの受信中におけるTAタイマの終了、1または複数の他のキャリアによって受信された1または複数のメッセージ、1または複数の他のイベント等に基づきうる。説明されるように、同期外状態は、SCCによって、および/または、対応するeノードと、タイミングが同期していないことと、これによって、タイミングが同期されるまで、eノードBと通信するために、eノードBから受信されたアップリンク許可がUEによって利用されていないことと、を示しうる。
904において、同期外状態を示すインジケーションが、eノードBへシグナルされうる。これは、このインジケーションをPCC(またはその他のキャリア)によってeノードB804またはその他のeノードBへ送信することを含みうる。後者の例では、その他のeノードBが、このインジケーションをeノードBへ転送しうる。一例では、このインジケーションをシグナルすることは、例えば、eノードBからアップリンク許可を受信することのような、1または複数のその他のイベント後も生じうる。
906では、SCCによって通信するためにタイミングを同期させるために、eノードBを用いてランダム・アクセス手続が実行されうる。例えば、ランダム・アクセス手続は、eノードBとの接続を確立するための複数のメッセージを含みうる。これによって、この手続後、eノードBとタイミングが同期され、eノードBと通信するための許可が受信されるようになりうる。例えば、PDCC命令は、同期外状態を示すインジケーションがシグナルされることに部分的に基づいて、eノードBから受信されうる。PDCCH命令は、例えばRAプリアンブルのように、RA手続を実行するためのコマンドまたは1または複数のパラメータを含みうる。
図10は、タイミングの同期を可能にするために、ランダム・アクセス・リソースをUEへ提供するための方法1000の例を例示する。1002では、SCCに関する同期外状態を示すインジケーションがUEから受信されうる。例えば、このインジケーションは、PCC、または、UEと確立されたその他のキャリアによるシグナリングによって、UEから受信されうる。別の例では、このインジケーションは、UEとのPCCを確立したeノードBからの、バックホール・リンクによる通信で受信されうる。
1004では、PDCCH命令が、このインジケーションに基づいて、SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、UEへ送信されうる。例えば、PDCCH命令は、RAプリアンブル、または、RAを実行することに関連するその他のパラメータを含みうる。例えば、PDCCH命令は、DL SCCによって受信されうる。
図11は、タイミングの同期を可能にするためにUEへランダム・アクセス手続を提供するための方法1100の例を例示する。1102では、SCCに関するUEのための同期外状態が、通信がアップリンク・リソースで受信されたか否かに部分的に基づいて判定されうる。例えば、期間内に、または、SCCにおける連続した時間インスタンスのしきい回数中に、通信がアップリンク・リソース許可で受信されないのであれば、同期外状態が判定されうる。他の例では、同期外状態は、例えばサウンディング基準信号のようなある信号が、期間内にUEから受信されたか否かに基づいて判定されうる。
1103では、UEのためのULスケジューリングが中止される。例えば、これは、同期外状態を判定することに基づきうる。そして、アップリンク許可をUEに提供すること、あるいは、割り当てることを控えることを含みうる。1104では、同期外状態を判定することに基づいて、UEからのランダム・アクセスが許可されうる。これは、例えば、説明されるように、ランダム・アクセスを実行するために、PDCCH命令をUEへ通信することを含みうる。
図12は、eノードBとの通信のために利用されるSCCに関する同期外状態を判定するためのモジュール1202と、同期外状態を示すインジケーションをeノードBへシグナリングするためのモジュール1204と、SCCによる通信のためのタイミングを同期するために、eノードBとランダム・アクセス手続を実行するためのモジュール1206と、を備える無線通信装置1200の一部分を示すブロック図である。装置1200はまた、メモリ1208を含む。メモリ1208内で、モジュール1202,1204,1206が実現されうる。さらに、または、その代わりに、メモリ1208は、モジュール1202,1204,1206を実行するための命令群、モジュール1202,1204,1206に関連するパラメータ等を含みうる。この装置1200はさらに、本明細書に記載されたさまざまな技法を実現しうる。一例において、装置1200は、本明細書に記載された技法を実行するための追加の構成要素(例えば、関連付けられた命令群を実行するためのプロセッサ380等)を備えたUE120,UE802等を含みうる。
図13は、SCCに関する同期外状態を示すインジケーションをUEから受信するためのモジュール1302と、このインジケーションに基づいて、SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すPDCCH命令を送信するためのモジュール1304と、を備える無線通信装置1300の一部分を例示するブロック図である。装置1300はさらに、メモリ1306を含んでいる。メモリ1306内では、モジュール1302,1304が実現されうる。さらに、または、その代わりに、メモリ1306は、モジュール1302,1304を実行するための命令群と、モジュール1302,1304に関連するパラメータ等とを含みうる。この装置1300はさらに、本明細書に記載されたさまざまな技法を実現しうる。一例において、装置1300は、本明細書に記載された技法を実行するための追加の構成要素(例えば、関連付けられた命令群を実行するプロセッサ340等)とともに、eノード110、eノードB804を含みうる。
図14は、通信がアップリンク・リソースで受信されたか否かに部分的に基づいて、SCCに関するUEの同期外状態を判定するためのモジュール1402と、UEのためのアップリンク・スケジューリングを中止するためのモジュール1403と、同期外状態を判定することに部分的に基づいて、UEからのランダム・アクセスを許可するためのモジュール1404と、を備える無線通信装置1400の一部分を例示するブロック図である。装置1400はさらに、メモリ1406を含みうる。メモリ1406内では、モジュール1402,1403,1404が実現されうる。さらに、または、その代わりに、メモリ1406は、モジュール1402,1404,1404を実行するための命令群と、モジュール1402,1404,1404に関連するパラメータ等を含みうる。この装置1400はさらに、本明細書に記載されたさまざまな技法を実現しうる。一例において、装置1400は、例えば、本明細書に記載された技法を実行するための追加の構成要素(例えば、関連付けられた命令群を実行するためのプロセッサ340等)を備えた、eノードB110、eノードB804等を含みうる。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述した説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアでダイレクトに、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。

Claims (64)

  1. キャリア・アグリゲートされた無線ネットワークにおいて、二次成分キャリア(SCC)に関するタイミングを同期させるための方法であって、
    eノードBと通信するために利用されるSCCに関する同期外状態を判定することと、
    前記同期外状態を示すインジケーションを、前記eノードBへシグナリングすることと、
    前記SCCによる通信のためのタイミングを同期させるために、前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行することと、
    を備える方法。
  2. 前記シグナリングすることは、前記eノードBまたはその他のeノードBと通信するために利用される一次成分キャリアによって、前記インジケーションを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出することをさらに備え、
    前記シグナリングは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されたか否かに基づいて生じる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記SCCによって前記eノードBから物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を受信することをさらに備え、
    前記ランダム・アクセス手続は、PDCCH命令に基づいてトリガされる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記シグナリングすることは、前記インジケーションを、前記eノードBへ、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージとしてシグナリングすることを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行することは、コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出することをさらに備え、
    前記コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行することは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づく、請求項6に記載の方法。
  8. キャリア・アグリゲートされた無線ネットワークにおいて、二次成分キャリア(SCC)に関するタイミングを同期させるための装置であって、
    eノードBと通信するために利用されるSCCに関する同期外状態を判定する手段と、
    前記同期外状態を示すインジケーションを、前記eノードBへシグナリングする手段と、
    前記SCCによる通信のためのタイミングを同期させるために、前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行する手段と、
    を備える装置。
  9. 前記シグナリングする手段は、前記eノードBまたはその他のeノードBと通信するために利用される一次成分キャリアによって、前記インジケーションを送信する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出する手段をさらに備え、
    前記シグナリングする手段は、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づいてシグナリングする、請求項9に記載の装置。
  11. 前記SCCによって前記eノードBから、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令を受信する手段をさらに備え、
    前記ランダム・アクセス手続は、PDCCH命令に基づいてトリガされる、請求項8に記載の装置。
  12. 前記シグナリングする手段は、前記インジケーションを、前記eノードBへ、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージとしてシグナリングする、請求項8に記載の装置。
  13. 前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行する手段は、コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行する手段を備える、請求項8に記載の装置。
  14. 前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出する手段をさらに備え、
    前記コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行する手段は、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づく、請求項13に記載の装置。
  15. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、eノードBと通信するために利用される二次成分キャリア(SCC)に関する同期外状態を判定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態を示すインジケーションを、前記eノードBへシグナリングさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記SCCによる通信のためのタイミングを同期させるために、前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行させるためのコードと、
    を備える非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  16. 前記少なくとも1つのコンピュータに対してシグナリングさせるためのコードは、前記eノードBまたはその他のeノードBと通信するために利用される一次成分キャリアによって、前記インジケーションを送信する、請求項15に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  17. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出させるためのコードをさらに備え、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対してシグナリングさせるためのコードは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づいてシグナリングする、請求項16に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  18. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記SCCによって前記eノードBから、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令を受信させるためのコードを備え、
    前記ランダム・アクセス手続は、PDCCH命令に基づいてトリガされる、請求項15に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  19. 前記少なくとも1つのコンピュータに対してシグナリングさせるためのコードは、前記インジケーションを、前記eノードBへ、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージとしてシグナリングする、請求項15に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  20. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行させるためのコードは、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行させるためのコードを備える、請求項15に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  21. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出させるためのコードを備え、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して実行させるためのコードは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づく、請求項20に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  22. キャリア・アグリゲートされた無線ネットワークにおいて、二次成分キャリア(SCC)に関するタイミングを同期させるためのユーザ機器(UE)であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    eノードBと通信するために利用されるSCCに関する同期外状態を判定し、
    前記同期外状態を示すインジケーションを、前記eノードBへシグナリングし、
    前記SCCによる通信のためのタイミングを同期させるために、前記eノードBとのランダム・アクセス手続を実行する
    ように構成された、ユーザ機器。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記eノードBまたはその他のeノードBと通信するために利用される一次成分キャリアによって、前記インジケーションを送信することによって、前記インジケーションをシグナリングする、請求項22に記載のユーザ機器。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づいてシグナリングする、請求項23に記載のユーザ機器。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記SCCによって前記eノードBから、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)命令を受信するように構成され、
    前記ランダム・アクセス手続は、PDCCH命令に基づいてトリガされる、請求項22に記載のユーザ機器。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、前記eノードBへ、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージとしてシグナリングする、請求項22に記載のユーザ機器。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記eノードBとのコンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行するように構成された、請求項22に記載のユーザ機器。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記同期外状態が判定された後、前記eノードBからのアップリンク許可を検出するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、タイミングが同期されていない場合に、アップリンク許可が受信されているか否かに基づいて、前記コンテンション・ベースのランダム・アクセス手続を実行する、請求項27に記載のユーザ機器。
  29. 二次成分キャリア(SCC)によるランダム・アクセスを容易にする方法であって、
    UEから、SCCに関する同期外状態を示すインジケーションを受信することと、
    前記インジケーションに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ、物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信することと、
    を備える方法。
  30. 前記受信することは、前記インジケーションを、前記UEとの一次成分キャリアで受信することを備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記受信することは、前記インジケーションを、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージで前記UEから受信することを備える、請求項29に記載の方法。
  32. 前記受信することは、前記UEとの一次成分キャリアを有する、別のeノードBとのバックホール・リンクによって、前記インジケーションを受信することを備える、請求項29に記載の方法。
  33. 二次成分キャリア(SCC)によるランダム・アクセスを容易にする装置であって、
    UEから、SCCに関する同期外状態を示すインジケーションを受信する手段と、
    前記インジケーションに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ、物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信する手段と、
    を備える装置。
  34. 前記受信する手段は、前記インジケーションを、前記UEとの一次成分キャリアで受信する、請求項33に記載の装置。
  35. 前記受信する手段は、前記インジケーションを、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージで前記UEから受信する、請求項33に記載の装置。
  36. 前記受信する手段は、前記UEとの一次成分キャリアを有する、別のeノードBとのバックホール・リンクによって、前記インジケーションを受信する、請求項33に記載の装置。
  37. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、UEから、二次成分キャリア(SCC)に関する同期外状態を示すインジケーションを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記インジケーションに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ、物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信させるためのコードと、
    を備える非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して受信させるためのコードは、前記UEとの一次成分キャリアによって前記インジケーションを受信する、請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して受信させるためのコードは、前記インジケーションを、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージで前記UEから受信する、請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して受信させるためのコードは、前記UEとの一次成分キャリアを有する、別のeノードBとのバックホール・リンクによって、前記インジケーションを受信する、請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 二次成分キャリア(SCC)によるランダム・アクセスを容易にする装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    UEから、SCCに関する同期外状態を示すインジケーションを受信し、
    前記インジケーションに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ、物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信する
    ように構成された、装置。
  42. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEとの一次成分キャリアによって前記インジケーションを受信する、請求項41に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、媒体アクセス制御(MAC)メッセージまたはラジオ・リソース制御(RRC)メッセージで前記UEから受信する、請求項41に記載の装置。
  44. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEとの一次成分キャリアを有する、別のeノードBとのバックホール・リンクによって、前記インジケーションを受信する、請求項41に記載の装置。
  45. 二次成分キャリア(SCC)のためのランダム・アクセス・リソースをUEへ提供する方法であって、
    所与の期間内、または、連続した時間インスタンスのしきい回数中、通信が、UEに許可されたアップリンク・リソースによって受信されているか否かに部分的に基づいて、SCCに関する、UEの同期外状態を判定することと、
    前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEからのランダム・アクセスを許可することと、
    を備える方法。
  46. 前記同期外状態を判定することはさらに、前記UEからサウンディング基準信号が受信されたか否かに部分的に基づく、請求項45に記載の方法。
  47. 前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEのアップリンク・スケジューリングを中止すること、をさらに備える、請求項45に記載の方法。
  48. 前記ランダム・アクセスは、前記UEが、二次セルにおいて同期されていないが、前記二次セルのアップリンク許可を未だに受信している場合に行われる、請求項45に記載の方法。
  49. 前記同期外状態を判定することに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信すること、をさらに備える請求項45に記載の方法。
  50. 二次成分キャリア(SCC)のためのランダム・アクセス・リソースをUEへ提供する装置であって、
    所与の期間内、または、連続した時間インスタンスのしきい回数中、通信が、UEに許可されたアップリンク・リソースによって受信されているか否かに部分的に基づいて、SCCに関する、UEの同期外状態を判定する手段と、
    前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEからのランダム・アクセスを許可する手段と、
    を備える装置。
  51. 前記判定する手段はさらに、前記UEからのサウンディング基準信号が受信されたか否かに部分的に基づいて、前記帯域外状態を判定する、請求項50に記載の装置。
  52. 前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEのアップリンク・スケジューリングを中止する手段、をさらに備える請求項50に記載の装置。
  53. 前記ランダム・アクセスは、前記UEが、二次セルにおいて同期されていないが、前記二次セルのアップリンク許可を未だに受信している場合に行われる、請求項50に記載の装置。
  54. 前記同期外状態を判定することに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信する手段、をさらに備える請求項50に記載の装置。
  55. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、所与の期間内、または、連続した時間インスタンスのしきい回数中、通信が、UEに許可されたアップリンク・リソースによって受信されているか否かに部分的に基づいて、SCCに関する、UEの同期外状態を判定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEからのランダム・アクセスを許可させるためのコードと、
    を備える非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  56. 前記少なくとも1つのコンピュータに判定させるためのコードは、前記UEからのサウンディング基準信号が受信されたか否かに部分的に基づいて、前記帯域外状態を判定する、請求項55に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  57. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEのアップリンク・スケジューリングを中止させるためのコードを備える、請求項55に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  58. 前記ランダム・アクセスは、前記UEが、二次セルにおいて同期されていないが、前記二次セルのアップリンク許可を未だに受信している場合に行われる、請求項55に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  59. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記同期外状態を判定することに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信させるためのコードを備える、請求項55に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  60. 二次成分キャリア(SCC)のためのランダム・アクセス・リソースをUEへ提供するユーザ機器(UE)であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    所与の期間内、または、連続した時間インスタンスのしきい回数中、通信が、UEに許可されたアップリンク・リソースによって受信されているか否かに部分的に基づいて、SCCに関する、UEの同期外状態を判定し、
    前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEからのランダム・アクセスを許可する
    ように構成された、ユーザ機器。
  61. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEからのサウンディング基準信号が受信されたか否かに部分的に基づいて、前記帯域外状態を判定する、請求項60に記載のユーザ機器。
  62. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記同期外状態を判定することに基づいて、前記UEのアップリンク・スケジューリングを中止するように構成された、請求項60に記載のユーザ機器。
  63. 前記ランダム・アクセスは、前記UEが、二次セルにおいて同期されていないが、前記二次セルのアップリンク許可を未だに受信している場合に行われる、請求項60に記載のユーザ機器。
  64. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記同期外状態を判定することに基づいて、前記SCCによるランダム・アクセスを実行することを促すために、前記UEへ物理ダウンリンク制御チャネル命令を送信するように構成された、請求項60に記載のユーザ機器。
JP2014552379A 2012-01-17 2013-01-15 二次キャリアにおいてランダム・アクセスを実行するための方法および装置 Active JP5992538B2 (ja)

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