JP2015502983A5 - - Google Patents

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本発明の水性組成物、抽出剤、実質的に無水の組成物(それぞれ本発明の組成物である)および方法ならびにその利点を、以下の非限定的な詳細説明および実施例でさらに例示する。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
a.約1wt%〜約50wt%の植物性材料、
b.0%〜約20wt%の多糖、
c.0%〜約10wt%のアルコール、
d.0%〜約15wt%の塩基、
e.0%〜約10wt%の塩、
f.0%〜約10wt%の酸、
g.0%〜約10wt%の添加剤、および
h.約10wt%〜約95wt%の水
を含む水性組成物であって、約9〜約13のpHを有する水性組成物。
(項目2)
前記植物性材料が植物タンパク質を含む、項目1に記載の水性組成物。
(項目3)
前記植物が、トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、アマ、ソルガム、ミレット、ライムギ、ライコムギ、フォニオ、ソバ、スペルトコムギ、ワタまたはキノアである、項目1に記載の水性組成物。
(項目4)
前記植物性材料がコーングルテンミールである、項目2に記載の水性組成物。
(項目5)
前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、項目1に記載の水性組成物。
(項目6)
前記塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである、項目1に記載の水性組成物。
(項目7)
前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、項目1に記載の水性組成物。
(項目8)
前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、項目1に記載の水性組成物。
(項目9)
前記添加剤がS型消石灰である、項目1に記載の水性組成物。
(項目10)
前記組成物が前記植物性材料中に存在するかまたはそれから誘導されるもの以外の多糖を含まず、前記植物性材料がコーングルテンミールであり、前記水性組成物がイソプロパノール、クエン酸、S型消石灰、水酸化ナトリウムおよび塩化ナトリウムをさらに含む、項目1に記載の水性組成物。
(項目11)
a.約0.1wt%〜約2wt%の植物性材料、
b.0%〜約2wt%の多糖、
c.0%〜約1wt%のアルコール、
d.0%〜約10wt%の塩基、
e.0%〜約10wt%の塩、
f.0%〜約10wt%の酸、
g.0%〜約10wt%の添加剤、および
h.約90wt%〜約99.9wt%の水
を含む抽出剤。
(項目12)
前記植物性材料がタンパク質を含む、項目11に記載の抽出剤。
(項目13)
前記植物が、トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、アマ、ソルガム、ミレット、ライムギ、ライコムギ、フォニオ、ソバ、スペルトコムギ、ワタまたはキノアである、項目11に記載の抽出剤。
(項目14)
前記植物性材料がコーングルテンミールである、項目12に記載の抽出剤。
(項目15)
前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、項目11に記載の抽出剤。
(項目16)
前記塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである、項目11に記載の抽出剤。
(項目17)
前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、項目11に記載の抽出剤。
(項目18)
前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、項目11に記載の抽出剤。
(項目19)
前記添加剤がS型消石灰である、項目11に記載の抽出剤。
(項目20)
前記抽出剤のpHが約9〜約13である、項目11に記載の抽出剤。
(項目21)
前記植物性材料中に存在するかまたはそれから誘導されるもの以外の多糖を含まず、該植物性材料がコーングルテンミールであり、前記水性組成物がイソプロパノール、クエン酸、S型消石灰、水酸化ナトリウムおよび塩化ナトリウムをさらに含む、項目11に記載の抽出剤。
(項目22)
a.約20wt%〜約99.9wt%の植物性材料、
b.0%〜約20wt%の多糖、
c.0%〜約1wt%のアルコール、
d.0%〜約15wt%の塩基、
e.0%〜約10wt%の塩、
f.0%〜約10wt%の酸、
g.0%〜約10wt%の添加剤、および
h.0wt%〜約10wt%の水
を含む実質的に無水の組成物。
(項目23)
前記植物性材料が植物タンパク質を含む、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目24)
前記植物が、トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、アマ、ソルガム、ミレット、ライムギ、ライコムギ、フォニオ、ソバ、スペルトコムギ、ワタまたはキノアである、請求
項22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目25)
前記植物性材料がコーングルテンミールである、項目23に記載の実質的に無水の組成物。
(項目26)
前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目27)
前記塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目28)
前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目29)
前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目30)
前記添加剤がS型消石灰である、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目31)
前記組成物が前記植物性材料中に存在するかまたはそれから誘導されるもの以外の多糖を含まず、前記植物性材料がコーングルテンミールであり、前記水性組成物がイソプロパノール、クエン酸、S型消石灰、水酸化ナトリウムおよび塩化ナトリウムをさらに含む、項目22に記載の実質的に無水の組成物。
(項目32)
基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を、該基材から該炭化水素含有物質の少なくとも一部を抽出するのに効果的な条件下で、項目1〜10のいずれかに記載の水性組成物と接触させることを含む方法。
(項目33)
前記基材が、土壌、砂、木材、岩石、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、コンクリート、生きている動物または死んだ動物である、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記抽出することが、前記基材の表面から前記炭化水素含有物質を取り出すことを含む、項目32に記載の方法。
(項目35)
前記接触させることを、約5℃〜約50℃の水性組成物または基材の温度で行う、項目32に記載の方法。
(項目36)
前記水性組成物または前記基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、項目32に記載の方法。
(項目37)
前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である
、項目32に記載の方法。
(項目38)
基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を、該基材から該炭化水素含有物質の少なくとも一部を抽出するのに効果的な条件下で、項目11〜20のいずれかに記載の抽出剤と接触させることを含む方法。
(項目39)
前記基材が、土壌、砂、木材、岩石、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、コンクリート、生きている動物または死んだ動物である、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記抽出することが、前記基材の表面から前記炭化水素含有物質を除去することを含む、項目38に記載の方法。
(項目41)
前記接触させることを、約5℃〜約50℃の抽出剤または基材の温度で行う、項目38に記載の方法。
(項目42)
前記抽出剤または前記基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目43)
前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、項目38に記載の方法。
(項目44)
前記基材を、前記基材を浄化させるのに効果的な条件下で、項目1〜10のいずれかに記載の水性組成物と接触させることを含む、基材を浄化するための方法。
(項目45)
前記基材が、土壌、砂、木材、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、セラミック、生きている動物または死んだ動物である、項目44に記載の方法。
(項目46)
浄化することが、前記基材から炭化水素含有物質を抽出することを含む、項目44に記載の方法。
(項目47)
前記接触させることを、約5℃〜約50℃の水性組成物または基材の温度で行う、項目44に記載の方法。
(項目48)
前記水性組成物または基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、項目44に記載の方法。
(項目49)
前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、項目44に記載の方法。
(項目50)
抽出することが、前記基材の表面から炭化水素含有物質を取り出すことを含む、項目44に記載の方法。
(項目51)
前記基材を浄化することが、前記基材中の1またはそれより多くの汚染物質を封じ込めすることを含む、項目44に記載の方法。
(項目52)
前記基材を、前記基材を浄化させるのに効果的な条件下で、項目11〜20のいずれかに記載の抽出剤と接触させることを含む、基材を浄化するための方法。
(項目53)
前記基材が、土壌、砂、木材、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、セラミック、生きている動物または死んだ動物である、項目52に記載の方法。
(項目54)
浄化することが、前記基材から炭化水素含有物質を抽出することを含む、項目52に記載の方法。
(項目55)
前記接触させることを、約5℃〜約50℃の抽出剤または基材の温度で行う、項目52に記載の方法。
(項目56)
前記抽出剤または基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、項目52に記載の方法。
(項目57)
前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、項目52に記載の方法。
(項目58)
抽出することが、前記基材の表面から炭化水素含有物質を除去することを含む、項目52に記載の方法。
(項目59)
前記基材を浄化することが、前記基材中の1またはそれより多くの汚染物質を封じ込めすることを含む、項目52に記載の方法。
(項目60)
項目1に記載の水性組成物を含む水圧破砕流体。
(項目61)
プロパント、粘度調整剤、放射性トレーサー、ゲル剤、アルコール、洗剤、酸、流体損失添加剤、ガス、分散剤または凝集剤をさらに含む、項目60に記載の水圧破砕流体。
(項目62)
基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を項目60に記載の水圧破砕流体で水圧破砕することを含む方法。
(項目63)
項目11に記載の抽出剤を含む水圧破砕流体。
(項目64)
プロパント、粘度調整剤、放射性トレーサー、ゲル剤、アルコール、洗剤、酸、流体損失添加剤、ガス、分散剤または凝集剤をさらに含む、項目63に記載の水圧破砕流体。
(項目65)
基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を項目63に記載の水圧破砕流体で水圧破砕することを含む方法。
(項目66)
炭化水素含有材料および項目1に記載の水性組成物をさらに含む容器中に含まれる微粉を沈殿させる方法であって、該容器の内容物を約4.6以下のpHに酸性化することを含む方法。
(項目67)
炭化水素含有材料から微粉を分離する方法であって、該炭化水素含有材料、該微粉および項目1に記載の水性組成物を含む混合物を約4.6以下のpHに酸性化することと、前記微粉を沈殿させることとを含む方法。
(項目68)
前記沈殿した微粉の少なくとも一部を前記混合物から分離することをさらに含む、項目67に記載の方法。
(項目69)
分離することが、前記混合物を濾過するかまたは遠心分離することを含む、項目68に記載の方法。
(項目70)
炭化水素含有材料から微粉を分離する方法であって、該炭化水素含有材料、該微粉および項目11に記載の抽出剤を含む混合物を約4.6以下のpHに酸性化することと、該微粉を沈殿させることとを含む方法。
(項目71)
前記沈殿した微粉の少なくとも一部を前記混合物から分離することをさらに含む、項目70に記載の方法。
(項目72)
分離することが、前記混合物を濾過するかまたは遠心分離することを含む、項目71に記載の方法。

Claims (60)

  1. 水、コーングルテンミールおよび無機塩基を、(i)約10℃〜約100℃で約2時間〜約4時間攪拌するか、または(ii)約10℃〜約100℃で約10分間〜約8時間静置させることにより得られた混合物、
    0%〜約10wt%のアルコール、
    約0.05wt%〜約15wt%の該無機塩基であって、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである無機塩基
    0%〜約10wt%の塩、
    0%〜約10wt%の酸、
    0%〜約10wt%の添加剤、および
    約10wt%〜約95wt%の水
    を含む水性組成物であって
    該水性組成物は、約13のpHを有する
    該水性組成物は、コーングルテンミール中に存在するかまたはそれから誘導されるもの以外の多糖を含まない、および
    コーングルテンミールの量は、該水性組成物の約1wt%〜約50wt%である、水性組成物。
  2. 前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、請求項1に記載の水性組成物。
  3. 前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、請求項1に記載の水性組成物。
  4. 前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、請求項1に記載の水性組成物。
  5. 前記添加剤がS型消石灰である、請求項1に記載の水性組成物。
  6. 水、コーングルテンミールおよび無機塩基を、(i)約10℃〜約100℃で約2時間〜約4時間攪拌するか、または(ii)約10℃〜約100℃で約10分間〜約8時間静置させることにより得られた混合物、
    0%〜約1wt%のアルコール、
    .01%〜約wt%の該無機塩基であって、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである無機塩基
    0%〜約wt%の塩、
    0%〜約wt%の酸、
    0%〜約wt%の添加剤、および
    約90wt%〜約99.9wt%の水
    を含む抽出剤であって、ここで、
    該抽出剤は、コーングルテンミール中に存在するかまたはそれから誘導されるもの以外の多糖を含まない、
    該抽出剤は、水を請求項1に記載の水性組成物に加えることによって調製される、および
    コーングルテンミールの量は、該抽出剤の約0.1wt%〜約2wt%である、抽出剤
  7. 前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、請求項に記載の抽出剤。
  8. 前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、請求項に記載の抽出剤。
  9. 前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、請求項に記載の抽出剤。
  10. 前記添加剤がS型消石灰である、請求項に記載の抽出剤。
  11. 請求項1に記載の水性組成物を脱水することによって調製される実質的に無水の組成物であって、0wt%〜約10wt%の水を含む実質的に無水の組成物。
  12. 前記アルコールがエタノール、メタノールまたはイソプロパノールである、請求項11に記載の実質的に無水の組成物。
  13. 前記塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アンモニウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、臭化カルシウム、臭化マグネシウム、臭化アンモニウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化カルシウム、ヨウ化マグネシウム、ヨウ化アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アンモニウムまたはそれらの混合物である、請求項11に記載の実質的に無水の組成物。
  14. 前記酸が、クエン酸、ギ酸、アスコルビン酸、酢酸、リンゴ酸、アジピン酸、タンニン酸、乳酸、フマル酸またはそれらの混合物である、請求項11に記載の実質的に無水の組成物。
  15. 前記添加剤がS型消石灰である、請求項11に記載の実質的に無水の組成物。
  16. 基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を、該基材から該炭化水素含有物質の少なくとも一部を抽出するのに効果的な条件下で、請求項1〜のいずれかに記載の水性組成物と接触させることを含む方法。
  17. 前記基材が、土壌、砂、木材、岩石、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、コンクリートまたは死んだ動物である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記抽出することが、前記基材の表面から前記炭化水素含有物質を取り出すことを含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記接触させることを、約5℃〜約50℃の水性組成物または基材の温度で行う、請求項16に記載の方法。
  20. 前記水性組成物または前記基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、請求項16に記載の方法。
  22. 基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を、該基材から該炭化水素含有物質の少なくとも一部を抽出するのに効果的な条件下で、請求項10のいずれかに記載の抽出剤と接触させることを含む方法。
  23. 前記基材が、土壌、砂、木材、岩石、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、コンクリートまたは死んだ動物である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記抽出することが、前記基材の表面から前記炭化水素含有物質を除去することを含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記接触させることを、約5℃〜約50℃の抽出剤または基材の温度で行う、請求項22に記載の方法。
  26. 前記抽出剤または前記基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  27. 前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、請求項22に記載の方法。
  28. 基材を浄化するための方法であって、該基材を、基材を浄化させるのに効果的な条件下で、請求項1〜のいずれかに記載の水性組成物と接触させることを含む、方法。
  29. 前記基材が、土壌、砂、木材、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、セラミックまたは死んだ動物である、請求項28に記載の方法。
  30. 浄化することが、前記基材から炭化水素含有物質を抽出することを含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記接触させることを、約5℃〜約50℃の水性組成物または基材の温度で行う、請求項28に記載の方法。
  32. 前記水性組成物または基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  33. 前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、請求項30に記載の方法。
  34. 抽出することが、前記基材の表面から炭化水素含有物質を取り出すことを含む、請求項30に記載の方法。
  35. 前記基材を浄化することが、前記基材中の1またはそれより多くの汚染物質を封じ込めすることを含む、請求項28に記載の方法。
  36. 基材を浄化するための方法であって、該基材を、基材を浄化させるのに効果的な条件下で、請求項10のいずれかに記載の抽出剤と接触させることを含む、方法。
  37. 前記基材が、土壌、砂、木材、紙、皮膚、水体、砂利、泥、粘土、植物、毛、布、金属、ガラス、磁器、セラミックまたは死んだ動物である、請求項36に記載の方法。
  38. 浄化することが、前記基材から炭化水素含有物質を抽出することを含む、請求項36に記載の方法。
  39. 前記接触させることを、約5℃〜約50℃の抽出剤または基材の温度で行う、請求項36に記載の方法。
  40. 前記抽出剤または基材にかき混ぜを施すことをさらに含む、請求項36に記載の方法。
  41. 前記炭化水素含有物質が、グリース、原油、コールタール、スラッジ、ビチューメン、自動車オイル、1またはそれより多くの石油留出物、ディーゼル燃料、暖房用油、ジェット燃料、航空用ガソリン、灯油、クレオソート、コールタールサンド、タールサンド、軽タール油、ビチューメン、スラッジ、油汚染されたスラッジまたはそれらの精製品である、請求項38に記載の方法。
  42. 抽出することが、前記基材の表面から炭化水素含有物質を除去することを含む、請求項38に記載の方法。
  43. 前記基材を浄化することが、前記基材中の1またはそれより多くの汚染物質を封じ込めすることを含む、請求項36に記載の方法。
  44. 請求項1に記載の水性組成物を含む水圧破砕流体。
  45. プロパント、粘度調整剤、放射性トレーサー、ゲル剤、アルコール、洗剤、酸、流体損失添加剤、ガス、分散剤または凝集剤をさらに含む、請求項44に記載の水圧破砕流体。
  46. 基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を請求項44に記載の水圧破砕流体で水圧破砕することを含む方法。
  47. 請求項に記載の抽出剤を含む水圧破砕流体。
  48. プロパント、粘度調整剤、放射性トレーサー、ゲル剤、アルコール、洗剤、酸、流体損失添加剤、ガス、分散剤または凝集剤をさらに含む、請求項47に記載の水圧破砕流体。
  49. 基材から炭化水素含有物質を抽出するための方法であって、該基材を請求項47に記載の水圧破砕流体で水圧破砕することを含む方法。
  50. 炭化水素含有材料および請求項1に記載の水性組成物をさらに含む容器中に含まれる微粉を沈殿させる方法であって、該容器の内容物を約4.6以下のpHに酸性化することを含む方法。
  51. 炭化水素含有材料から微粉を分離する方法であって、該炭化水素含有材料、該微粉および請求項1に記載の水性組成物を含む混合物を約4.6以下のpHに酸性化することと、微粉を沈殿させることとを含む方法。
  52. 前記沈殿した微粉の少なくとも一部を前記混合物から分離することをさらに含む、請求項51に記載の方法。
  53. 分離することが、前記混合物を濾過するかまたは遠心分離することを含む、請求項52に記載の方法。
  54. 炭化水素含有材料から微粉を分離する方法であって、該炭化水素含有材料、該微粉および請求項に記載の抽出剤を含む混合物を約4.6以下のpHに酸性化することと、該微粉を沈殿させることとを含む方法。
  55. 前記沈殿した微粉の少なくとも一部を前記混合物から分離することをさらに含む、請求項54に記載の方法。
  56. 分離することが、前記混合物を濾過するかまたは遠心分離することを含む、請求項55に記載の方法。
  57. 前記混合物が、水、コーングルテンミールおよび前記無機塩基を、(i)約10℃〜約100℃で約2時間〜約4時間攪拌すること、および(ii)約10℃〜約100℃で約10分間〜約8時間静置させることにより得られる、請求項1に記載の水性組成物。
  58. 前記コーングルテンミールが、前記混合物中に懸濁しているかまたは実質的に溶解している、請求項1に記載の水性組成物。
  59. 前記混合物が、水、コーングルテンミールおよび前記無機塩基を、(i)約10℃〜約100℃で約2時間〜約4時間攪拌すること、および(ii)約10℃〜約100℃で約10分間〜約8時間静置させることにより得られる、請求項6に記載の抽出剤。
  60. 前記コーングルテンミールが、前記混合物中に懸濁しているかまたは実質的に溶解している、請求項6に記載の抽出剤。
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