JP2015502710A - 無線ローカルエリアネットワーク(wlan)での利用のための周波数重複モード - Google Patents

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Abstract

通信チャネルでの送信のための物理層周波数重複モードのデータユニット(PHY周波数重複モードのデータユニット)を生成する際に、PHY周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルを生成する。プリアンブルは、信号フィールドを含み、プリアンブルは、受信機が、プリアンブルの信号フィールドをデコードする前に、データユニットが周波数重複モードのタイプのデータユニットであると判断することができるよう設定される。PHY周波数重複モードのデータユニットのペイロードが生成され、PHY周波数重複モードのデータユニットが送信される。【選択図】図4

Description

関連出願の相互参照
本開示は、2011年11月16日に提出した米国仮特許出願第61/560,733号の恩恵を主張しており、この開示をここに参照として組み込む。
本開示は、概して通信ネットワークに関し、より詳しくは、レンジを拡張し、及び/または、受信状態を向上させるために、周波数領域における重複を利用する無線ローカルエリアネットワークに関する。
本明細書に記載する背景技術の説明は、本開示がどのような文脈で為されたかの概要を説明する目的で記載するものである。本願の発明者として名前を挙げているものの研究内容は、この背景技術のセクションに記載されている限りにおいて、出願時に従来技術と認められない部分と同様に、本開示に対する従来技術として明示的にも暗示的にも認めるものではない。
インフラストラクチャーモードで動作するとき、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は通常、アクセスポイント(AP)と1以上のクライアントステーションとを含む。WLAN技術は過去10年に亘り急速に発展してきた。IEEE(Institute for Electrical and Electronics Engineers)802.11a、802.11b、802.11g、および802.11n規格などのWLAN規格の開発により、シングルユーザのピークデータスループットが改善された。例えば、IEEE802.11b規格は、11メガビット毎秒(Mbps)のシングルユーザのピークスループットを規定し、IEEE802.11aおよび802.11g規格は、54Mbpsのシングルユーザのピークスループットを規定し、IEEE802.11n規格は、600Mbpsのシングルユーザのピークスループットを規定しており、IEEE802.11ac規格は、ギガビット毎秒(Gbps)レンジのシングルユーザのピークスループットを規定している。
新たな2つの規格であるIEEE802.11ahおよびIEEE802.11afの開発も始まっており、これらはそれぞれ、サブ1GHz周波数の無線ネットワーク動作を規定している。通常、高い周波数の送信に比べて、低い周波数の通信チャネルは、伝播品質がよく、伝播レンジも広くなる。サブ1GHzレンジは、今までのところ無線通信ネットワークには利用されてこなかったが、これは、これらの周波数が、他の用途に割り当てられていたからである(例えば認可されているTV周波数帯域、ラジオ周波数帯域等に割り当てられていた)。今日では、認可されずに残っているサブ1GHzレンジの周波数帯域は少なく、地理的領域に応じて認可されずに残っている周波数は異なっている。IEEE802.11ah規格は、利用可能な無認可サブ1GHz周波数帯域における無線動作を規定している。IEEE802.11af規格は、TVホワイトスペース(TVWS)(つまり、サブ1GHz周波数帯域における未使用TVチャネルのこと)における無線動作を規定する。
一実施形態では、通信チャネルを介して送信するための物理層(PHY)周波数重複モードのデータユニットを生成するための方法が、PHY周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルを生成することを含み、プリアンブルは、信号フィールドを含み、プリアンブルは、プリアンブルの信号フィールドのデコードの前に、受信機が、データユニットが、周波数重複モードのタイプのデータユニットであると決定することができるように構成される。方法はさらに、PHY周波数重複モードのデータユニットのペイロードを生成することを含み、PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させることを含む。
他の実施形態では、方法が、以下の特徴の1以上を含む。
プリアンブルを生成する段階は、プリアンブルのトレーニングフィールドを生成する段階を有し、プリアンブルのトレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと異なる。
プリアンブルのトレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと直交する、または、略直交する。
プリアンブルを生成する段階は、プリアンブルのフィールドを、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して変調する段階を有する。
第1の変調技術は、(i)二位相偏移変調(BPSK)または(ii)四二位相偏移変調(QBPSK)の一方であり、第2の変調技術は、(i)BPSKまたは(ii)QBPSKの他方である。
プリアンブルを生成する段階は、プリアンブルの第1のトレーニングフィールドを生成する段階であって、プリアンブルの第1のトレーニングフィールドは、第1の非周波数重複モードのデータユニットにおいて、第1の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドとは異なる、生成する段階と、(i)プリアンブルの第2のトレーニングフィールド、または、(ii)プリアンブルの信号フィールドの一方を、第2の非周波数重複モードのデータユニットにおける、第2の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して、変調する段階と
を有する。
第1の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有し、第2の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有する。
第1の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有し、第2の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有する。
PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させる段階は、PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分より高い電力で、プリアンブルのトレーニングフィールドを送信させる段階を有する。
PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させる段階は、PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分の電力より3dB高い電力で、プリアンブルのトレーニングフィールドを送信させる段階を有する。
別の実施形態では、通信チャネルでの送信のための物理層周波数重複モードのデータユニット(PHY周波数重複モードのデータユニット)を生成する装置であって、ネットワークインタフェースを備え、ネットワークインタフェースは、PHY周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルを生成し、プリアンブルは、信号フィールドを含み、プリアンブルは、受信機が、プリアンブルの信号フィールドをデコードする前に、データユニットが周波数重複モードのタイプのデータユニットであると判断することができるように設定される、装置が提供される。ネットワークインタフェースは、さらに、PHY周波数重複モードのデータユニットのペイロードを生成し、PHY周波数重複モードのデータユニットを送信する。
他の実施形態では、装置が以下の特徴の1以上を含む。
ネットワークインタフェースは、プリアンブルのトレーニングフィールドを生成し、プリアンブルのトレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと異なる。
プリアンブルのトレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと直交する、または、略直交する。
ネットワークインタフェースは、プリアンブルのフィールドを、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して変調する。
第1の変調技術は、(i)二位相偏移変調(BPSK)または(ii)四二位相偏移変調(QBPSK)の一方であり、第2の変調技術は、(i)BPSKまたは(ii)QBPSKの他方である。
ネットワークインタフェースは、プリアンブルの第1のトレーニングフィールドを生成して、プリアンブルの第1のトレーニングフィールドは、第1の非周波数重複モードのデータユニットにおいて、第1の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドとは異なり、ネットワークインタフェースは、(i)プリアンブルの第2のトレーニングフィールド、または、(ii)プリアンブルの信号フィールドの一方を、第2の非周波数重複モードのデータユニットにおける、第2の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して、変調する。
第1の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有し、第2の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有する。
第1の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有し、第2の非周波数重複モードのデータユニットは、PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有する。
ネットワークインタフェースは、PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分より高い電力で、プリアンブルのトレーニングフィールドを送信する。
ネットワークインタフェースは、PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分の電力より3dB高い電力で、プリアンブルのトレーニングフィールドを送信する。
或る実施形態における、周波数複製された物理層(PHY)データユニットを利用する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の例のブロック図である。
或る実施形態における、通常モードおよび周波数重複モードのデータユニットを生成するためのPHY処理ユニットの或る例の一部を送信するブロック図である。
幾つかの実施形態における周波数重複モードのPHYデータユニットの例を示す。 幾つかの実施形態における周波数重複モードのPHYデータユニットの例を示す。
或る実施形態における周波数重複モードのPHYデータユニットの例を示す。
様々な実施形態における、周波数重複モードのPHYデータユニットおよび非周波数重複モードのPHYデータユニットの様々なフィールドを変調するために利用されるそれぞれ異なる変調技術を示す。
或る実施形態における、周波数重複モードのPHYデータユニットの例および非周波数重複モードのPHYデータユニットの例を示す。
或る実施形態における、周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例および非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例を示す。
或る実施形態における、(i)周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例、(ii)第1の非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例、及び、(iii)第2の非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例を示す。
或る実施形態における、周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例および非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例を示す。
或る実施形態における、周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例および非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例を示す。
或る実施形態における、(i)周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例、(ii)第1の非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例、及び、(iii)第2の非周波数重複モードのPHYデータユニットのプリアンブルの例を示す。
後述する実施形態では、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)等の無線ネットワークデバイスは、1以上のクライアントステーションにデータストリームを送信する。APは、少なくとも第1の通信プロトコルに従ってクライアントステーションに対する動作を行うように構成されている。第1の通信プロトコルは、サブ1GHzの周波数レンジの動作を規定しており、通常は、比較的低データレートの長距離無線通信を要する用途に利用される。第1の通信プロトコル(例えばIEEE 802.11afまたはIEEE 802.11ah)は、ここでは、「長距離」通信プロトコルと称される。幾つかの実施形態では、APはさらに、概して、より高い周波数レンジにおける動作を定義しており、および、より高いデータレートでの、より近距離の通信に利用される、1以上の他の通信プロトコルに従って、クライアントステーションと通信するよう構成されている。より高い周波数通信プロトコル(例えばIEEE 802.11a、IEEE 802.11n、および/または、IEEE 802.11ac)が、ここでは「短距離」通信プロトコルと総称される。幾つかの実施形態では、長距離通信プロトコルに準拠した物理層(PHY)データユニット(「長距離データユニット」)が、短距離通信プロトコルに準拠したデータユニット(「短距離データユニット」)と同じまたは類似しているが、より低いクロックレートを利用して生成されている。こうするべく、或る実施形態では、APは、短距離動作に適したクロックレートで動作を行い、ダウンクロックを利用して、サブ1GHzの動作に利用されるクロックを生成する。この結果、或る実施形態では、長距離データユニットは、短距離データユニットの物理層フォーマットを維持するが、より長時間、送信される。
長距離通信プロトコルで規定される、この「通常モード」に加えて、幾つかの実施形態では、長距離通信プロトコルは、「周波数重複モード」も規定し、「周波数重複モード」では、1つの帯域幅部分で送信されるデータが複製され、1以上の更なる帯域部分で送信される。重複した情報が送信されるので、受信機は、重複を利用して、受信機の感度を向上させて、これによりさらにレンジを拡張させる。これは、例えば、規制上の要件によって、パワースペクトル密度(PSD)が制限されるような状況で有用である。例えば、PSDが制限されたときには、増加した帯域幅で信号を送信することによって、電力全体を増やすことができる。
幾つかの実施形態では、長距離通信プロトコルはさらに、最低帯域幅および通常モードについて規定されたデータレートと比較して、低減した帯域幅およびデータレートを持つ、「低帯域幅モード」も規定する。より低いデータレートによって、低帯域幅モードは、通信レンジを拡張させ、一般的には受信機の感度を向上させる。低帯域幅モードに対応しているデータユニットは、通常モードに対応するデータユニットと同じクロックレートを利用して生成される(例えば、通常モードのデータユニットについて利用されるものと同じ比率でダウンクロックされる)。
幾つかの実施形態では、通常モード及び/または周波数重複モードは、複数のPHYサブモードを含む。一実施形態では、例えば、通常モードが、2MHzデータユニットに対応する第1のサブモード、4MHzデータユニットに対応する第2のサブモードを含む、等々である。周波数重複モードのデータユニットの第1のサブモードは、2MHz帯域幅幅の信号に複製された1MHzデータ信号に対応しており、周波数重複モードの第2のサブモードは、4MHz帯域幅の信号に複製された1MHzデータ信号に対応している。別の実施形態では、周波数重複モードも、同様に、単一の帯域幅をもつ単一モードのみを含む。
図1は、或る実施形態における、WLAN10の例のブロック図である。AP14は、ネットワークインタフェース16に連結されたホストプロセッサ15を含む。ネットワークインタフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)処理ユニット18と、物理層(PHY)処理ユニット20とを含む。PHY処理ユニット20は、複数の送受信機21を含み、当該複数の送受信機21が、複数のアンテナ24に連結されている。3つの送受信機21および3つのアンテナ24が図1には示されているが、AP14は、他の実施形態では異なる数の(例えば1、2、4、5等)送受信機21およびアンテナ24を含んでよい。
WLAN10は、さらに、複数のクライアントステーション25を含む。図1には4つのクライアントステーション25が示されているが、WLAN10は、様々なシナリオおよび実施形態においては、異なる数の(例えば1、2、3、5、6等)のクライアントステーション25を含んでよい。クライアントステーション25の少なくとも1つは(例えばクライアントステーション25−1)、少なくとも長距離通信プロトコルに従って動作するよう構成されている。幾つかの実施形態では、クライアントステーション25の少なくとも1つ(例えばクライアントステーション25−4)が、短距離通信プロトコルの1以上に少なくとも従って動作するよう構成された短距離クライアントステーションである。
クライアントステーション25‐1は、ネットワークインタフェース27に連結されているホストプロセッサ26を含む。ネットワークインタフェース27は、MAC処理ユニット28とPHY処理ユニット29とを含む。PHY処理ユニット29は、複数の送受信機30を含み、当該複数の送受信機30は複数のアンテナ34に連結されている。3つの送受信機30と3つのアンテナ34とが図1には示されているが、クライアントステーション25‐1は、他の実施形態では、異なる数の(例えば1、2、4、5等)の送受信機30およびアンテナ34を含むことができる。
幾つかの実施形態では、クライアントステーション25−2、25−3、および25−4のうち1つ、幾つか、または全てが、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造を有している。これらの実施形態では、クライアントステーション25−1と同じ、または類似した構造のクライアントステーション25が、同じまたは異なる数の送受信機およびアンテナを有している。例えば、クライアントステーション25−2は、一実施形態では、2つの送受信機および2つのアンテナのみを有している。
様々な実施形態では、AP14のPHY処理ユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠しており後述するフォーマットを有するデータユニットを生成するよう構成されている。送受信機(1または複数)21は、アンテナ(1または複数)24を介して、生成されたデータユニットを送信するよう構成されている。同様に、送受信機(1または複数)21は、アンテナ(1または複数)24を介してデータユニットを受信するよう構成されている。様々な実施形態では、AP14のPHY処理ユニット20は、長距離通信プロトコルに準拠しており後述するフォーマットを有する、受信したデータユニットを処理するよう構成されている。
様々な実施形態では、クライアントデバイス25−1のPHY処理ユニット29は、長距離通信プロトコルに準拠しており後述するフォーマットを有するデータユニットを生成するよう構成されている。送受信機(1または複数)30は、アンテナ(1または複数)34を介して、生成されたデータユニットを送信するよう構成されている。同様に、送受信機(1または複数)30は、アンテナ(1または複数)34を介してデータユニットを受信するよう構成されている。様々な実施形態では、クライアントデバイス25−1のPHY処理ユニット29は、長距離通信プロトコルに準拠しており後述するフォーマットを有する、受信されたデータユニットを処理するようにも構成されている。
幾つかの実施形態では、AP14は、デュアルバンド構成で動作するよう構成されている。これらの実施形態では、AP14は、短距離動作モードと長距離動作モードとの間を切り替えることができる。これらの実施形態の1つにおいては、短距離モードで動作するとき、AP14は、短距離通信プロトコルの1以上に準拠したデータユニットを送信および受信する。長距離モードで動作するとき、AP14は、長距離通信プロトコルに準拠したデータユニットを送信および受信する。同様に、幾つかの実施形態では、クライアントステーション25−1は、デュアル周波数帯域動作を行うことができる。これら実施形態では、クライアントステーション25−1は、短距離動作モードと長距離動作モードとの間を切り替えることができる。他の実施形態では、AP14および/またはクライアントステーション25−1は、長距離通信プロトコルによって長距離動作用に定義された様々な異なる低周波数帯域間で切り替えることができるデュアルバンドデバイスである。また別の実施形態では、AP14および/またはクライアントステーション25−1は、1つの長距離周波数帯域のみで動作するよう構成されたシングルバンドのデバイスである。
また別の実施形態では、クライアントステーション25−1は、それぞれ異なる対応するPHYモードをもつ異なる領域で動作することができるデュアルモードデバイスである。例えば、これらの実施形態の1つでは、クライアントステーション25−1は、第1の領域(例えば、全電力に制限がかかる領域)で動作するとき、低帯域幅モードのPHYを利用するよう構成されており、第2の領域(例えばPSDに制限がかかる領域)で動作するとき、周波数重複モードのPHYを利用するよう構成されている。或る実施形態では、クライアントステーション25−1は、送信機及び受信機の周波数重複モードと通常モードのベースバンド信号処理の間を切り替え、デジタルおよびアナログフィルタを切り替えて、各モードに適用可能な要件を満たすことで(例えば、送信機におけるスペクトルマスク要件および受信機における隣接するチャネルの干渉の要件)、それぞれ異なる領域の低帯域幅および周波数重複モード間を切り替えることができる。しかし、或る実施形態では、クロックレート等のハードウェアの設定は、周波数重複モード及び低帯域幅モード間を切り替えるときに変更されない。
幾つかの実施形態では、クライアントステーション25−1は、それぞれ異なる周波数帯域のためのそれぞれ異なるPHYモードで動作することができるデュアルモードデバイスである。例えばこれら実施形態の1つでは、クライアントステーション25−1は、第1の周波数帯域域(例えば、総電力に制限がかかる周波数帯域)で動作するとき、低帯域幅モードのPHYを利用するよう構成されており、第2の周波数帯域(例えばPSDに制限がかかる周波数帯域)で動作するとき、周波数重複モードのPHYを利用するよう構成されている。
図2は、実施形態に係る、通常モードのデータユニットを生成するための例示的なPHY処理ユニット100の送信部のブロック図である。図1を参照すると、一実施形態において、AP14のPHY処理ユニット20、およびクライアントステーション25−1のPHY処理ユニット29はそれぞれ、PHY処理ユニット100と同様である、または同じである。実施形態によると、PHY処理ユニット100は、一般的に情報ビットストリームをスクランブルして、1またはゼロの長いシーケンスの発生を低減するスクランブラ102を含む。スクランブラ102にはエンコーダパーサー104が連結されている。エンコーダパーサー208は、情報ビットストリームを1以上のFECエンコーダ106に対応する1以上のエンコーダ入力ストリームに逆多重化する。
図2には2つのFECエンコーダ106が示されているが、様々な他の実施形態、および/またはシナリオにおいては、異なる数のFECエンコーダが含まれ、および/または、異なる数のFECエンコーダが並行して動作する。例えば、或る実施形態では、PHY処理ユニット100が、1つのFECエンコーダ106のみを含む。別の例では、或る実施形態では、PHY処理ユニット100は、4つのFECエンコーダ106、および、1つ、2つ、3つ、または4つのFECエンコーダ106が、特定の変調符号化方式(MCS)、帯域幅、および空間ストリームの数に応じて同時に動作する。各FECエンコーダ106は、対応する入力ストリームをエンコードして、対応するエンコードされたストリームを生成する。一実施形態において、各FECエンコーダ106は、バイナリ畳み込みエンコーダ(BCC)を含む。他の実施形態において、各FECエンコーダ106は、パンクチャリングブロックがその後に続くBCCを有する。他の実施形態において、各FECエンコーダ106は、低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダを含む。
ストリームパーサ108は、別個のインターリーブおよびコンスタレーションポイント/シンボルへのマッピングのために1以上のエンコードされたストリームを1以上の空間ストリーム(例えば、図2に示される例示的なPHY処理ユニット100において4個のストリーム)へパースする。一実施形態において、ストリームパーサ108は省略されてもよい。
SS個の空間ストリームのうちそれぞれに対応し、隣り合う雑音のあるビットからなる長いシーケンスが受信機においてデコーダに入るのを防ぐべく、インターリーバ110は空間ストリームのビットをインターリーブする(つまり、ビットの順番を変更する)。より詳細には、インターリーバ110は、隣り合うコードされたビットを、周波数領域において、または時間領域において、隣り合わない位置にマッピングする。実施形態においてインターリーバ110は、IEEE802.11n通信プロトコルに従って動作する(つまり、複数のビットを異なるストリームに異なる方法で、周期的にシフトするべための、各データストリームにおいて2度の周波数置換、および、3番目の置換)。パラメータNcol、Nrow、Nrot(つまり、それぞれ列数、行数、および周波数回転パラメータ)が、長距離の通常モードのデータユニットの帯域幅に基づいた適切な値である点が異なる。図2には4つのインターリーバ110が示されているが、他の実施形態では、他の適切な数のインターリーバ(例えば1、2、3、5、6個等)が利用される。
また各空間ストリームに対応して、コンスタレーションマッパー112は、複数のビットから成るインターリーブされたシーケンスを、OFDMシンボルの異なるサブ搬送波/トーンに対応するコンスタレーションポイントへマッピングする。より詳細には実施形態において、各空間ストリームに関し、コンスタレーションマッパー112はlog(M)の長さの全てのビットシーケンスをM個のコンスタレーションポイントのうち1つに変換する。コンスタレーションマッパー112は用いられているMCSに応じて異なる数のコンスタレーションポイントを扱う。実施形態において、コンスタレーションマッパー112は、M=2、4、16、64、256、および1024個のコンスタレーションポイントを扱う直交振幅変調(QAM)マッパーである。 他の実施形態において、コンスタレーションマッパー112は、{2,4,16,64,256,1024}のセットの少なくとも2つの値から成る異なるサブセットに等しいMに対応する異なる変調方式を扱う。
実施形態では、各コンスタレーションマッパー112は、M個のコンスタレーションポイントを複製して、セット内にkM個を有するコンスタレーションポイントのセットを作成するよう構成され、ここでkは、周波数重複動作モードにおいて適切な正の整数(例えば2、4、8等)である。kM個のコンスタレーションポイントは、次に、M個のコンスタレーションポイントに対応するデータユニットと比較して、より広い帯域幅、および、より多いサブ搬送波をもつデータユニットを生成するために利用されるが、これに関しては後で詳述する。
実施形態において、時空間ブロックコード(STBC)ユニット114は、1以上の空間ストリームに対応するコンスタレーションポイントを受信し、当該空間ストリームを複数(NSTS)の時空間ストリームに拡散させる。いくつかの実施形態において、STBCユニット114は省略される。STBCユニット114には循環シフトダイバーシティ(cyclic shift diversity)(CSD)ユニット116が連結されている。CSDユニット116は、意図しないビーム形成を防ぐべく、1つを除いた残りの全ての時空間ストリーム(1より多い時空間ストリームが存在する場合)に循環シフトを挿入する。説明を分かりやすくするべく、CSDユニット116への入力は、STBCユニット114が省略された実施形態においても時空間ストリームと呼ぶ。幾つかの実施形態では、CSDユニット116が省略され、または、3以外の異なる適切な数のCSDユニット116が利用される。
空間マッピングユニット120は、NSTS個の時空間ストリームをNTX個の送信チェーンへマッピングする。様々な実施形態において、空間マッピングは、1)各時空間ストリームからのコンスタレーションポイントが送信チェーンへ直接的にマッピングされる直接マッピング(つまり1対1のマッピング)、2)全ての時空間ストリームからのコンスタレーションポイントのベクトルが行列の乗算を用いて拡大され、送信チェーンへの入力が生成される空間的拡大、3)全ての時空間ストリームからのコンスタレーションポイントの各ベクトルがステアリングベクトルの行列により乗算され、送信チェーンへの入力が生成されるビーム形成のうち1以上を含む。空間マッピングユニット120の各出力は1個の送信チェーンに対応し、空間マッピングユニット120の各出力は、複数のコンスタレーションポイントからなるブロックを時間領域信号へ変換するIDFT計算ユニット122(例えば、逆高速フーリエ変換(IFFT)計算ユニット)により処理が行われる。幾つかの実施形態では、空間マッピングユニット120が省略される。幾つかの実施形態では、4以外の異なる適切な数のIDFTユニット122が利用される。
IDFTユニット122の出力は、実施形態においてOFDMシンボルの円形の拡張であるガードインターバル(GI)部分をOFDMシンボルへプリペンドし、スペクトル遅延を増加させるべくOFDMシンボルのエッジを滑らかにするGI挿入/ウィンドウイングユニット124へ提供される。幾つかの実施形態では、4以外の異なる適切な数のGI挿入/ウィンドウイングユニット124が利用される。
GI挿入/ウィンドウイングユニット124の出力は、信号をアナログ信号へ変換し、信号をRF周波数にアップコンバートして送信するアナログ/無線周波数(RF)ユニット126へ提供される。様々な実施形態、および/またはシナリオにおいて信号は、2MHz、4MHz、8MHz、または16MHzの帯域幅のチャネル(例えば、ユニット122におけるそれぞれ64、128、256、または512ポイントのIDFTに対応している)で送信される。他の実施形態において、他の適したチャネル帯域幅(および/またはIDFTのサイズ)が用いられる。幾つかの実施形態では、4以外の異なる適切な数のRFユニット126が利用される。
周波数重複モードの通信は一般的に、通常モードの通信よりもさらにロバストであり、より長い距離及び/またはより低い誤り率の通信をサポートする感度ゲインを有する。例えば、通常モードが通常モードのデータユニットを生成するのに64ポイントのIDFT(例えば、2MHzの帯域幅の信号のために)を用い、周波数重複モードが32ポイントのIDFT(例えば、1MHzの帯域幅の信号のために)を用いる実施形態においては、32ポイントのIDFTを一度複製して、2MHzの帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットが生成される。他の例として、通常モードが通常モードのデータユニットを生成するのに128ポイントのIDFT(例えば、4MHzの帯域幅の信号のために)を用い、周波数重複モードが32ポイントのIDFT(例えば、1MHzの帯域幅の信号のために)を用いる実施形態においては、32ポイントのIDFTを三度複製して、4MHzの帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットが生成される。
幾つかの実施形態においては、周波数重複モードのデータユニットを生成するためにAP14及び/またはクライアントステーション25が利用するPHY処理ユニットは、一般的に、図2のPHY処理ユニット100と同じハードウェアに対応しているが、通常モードのデータユニットまたは周波数重複モードのデータユニットのいずれを生成するかによって、ハードウェア内で異なる信号処理動作が用いられる。これらの実施形態の幾つかでは、周波数重複モードのデータユニットを生成するときにPHY処理ユニット100の一定のコンポーネントの様々なパラメータが変更される。
図3Aは、或る実施形態においてAP14がクライアントステーション25−4に、直交周波数領域多重化(OFDM)変調方式を利用して送信を行うよう構成された例示的な重複モードのデータユニット200を示す。或る実施形態では、クライアントステーション25−4はさらに、AP14に、フォーマット200のデータユニットを送信するよう構成されている。
データユニット200は、通常の動作モードで幅64のDFT(またはFFT)データユニットに対応している帯域幅で送信される。例えば、32DFT(またはFFT)が、20MHz幅のチャネルで送信される信号に対応しており、64DFT(またはFFT)が、40MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、データユニット200は、40MHz幅のチャネルでの送信用である。別の例では、64DFT(またはFFT)が、20MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、データユニット200は、20MHz幅のチャネルでの送信用である。
データユニット200は、第1の部分204と第2の部分208とを含む。第2の部分208のデータは、或る実施形態では、第1の部分204のデータの複製である。例えば、コンスタレーションマッパー112(図2)は、第1の部分204に対応するコンスタレーションポイントを生成し、或る実施形態では、これらのコンスタレーションポイントを複製することで、第2の部分208に対応するコンスタレーションポイントの複製を生成する。或る実施形態では、IDFTユニット 122(図2)は、次に、第1の部分204と第2の部分208とに対応するコンスタレーションポイントのすべてを、時間領域信号に変換する。或る実施形態では、第2の部分208は、第1の部分204に対して位相シフトされている。例えば、或る実施形態では、第2の部分208が、j(90度)だけ、第1の部分204から位相シフトされている。他の実施形態では、第2の部分208が、180度(-1)等の他の適切な値だけ、第1の部分204から位相シフトされている。
図3Bは、或る実施形態においてAP14がクライアントステーション25−4に、OFDM変調方式を利用して送信を行うよう構成された例示的な重複モードのデータユニット250を示す。或る実施形態では、クライアントステーション25−4はさらに、AP14に、フォーマット250のデータユニットを送信するよう構成されている。
データユニット250は、通常の動作モードで幅128のDFT(またはFFT)データユニットに対応している帯域幅で送信される。例えば、32DFT(またはFFT)が、20MHz幅のチャネルで送信される信号に対応しており、128DFT(またはFFT)が、80MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、データユニット250は、80MHz幅のチャネルでの送信用である。別の例では、128DFT(またはFFT)が、40MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、データユニット200は、40MHz幅のチャネルでの送信用である。
データユニット250は、第1の部分254と、第2の部分258と、第3の部分262と、第4の部分266とを含む。第2の部分258と、第3の部分262と、第4の部分266とにおけるデータは、或る実施形態では、第1の部分254のデータの複製である。例えば、コンスタレーションマッパー112(図2)は、第1の部分254に対応するコンスタレーションポイントを生成し、或る実施形態では、これらコンスタレーションポイントを複製することで、第2の部分258と、第3の部分262と、第4の部分266とに対応するコンスタレーションポイントの複製を生成する。或る実施形態では、IDFTユニット122(図2)は、次に、第1の部分254と、第2の部分258と、第3の部分262と、第4の部分266とに対応するコンスタレーションポイントのすべてを、時間領域信号に変換する。或る実施形態では、第1の部分254は、第2の部分258、第3の部分262、及び/または、第4の部分266のうち1以上に対して位相シフトされている。例えば、或る実施形態では、第1の部分254が、-1(180度)だけ、第2の部分258と、第3の部分262と、第4の部分266とから位相シフトされている。他の実施形態では、第1の部分254が、90度(j)等の他の適切な値だけ、第2の部分258、第3の部分262、及び/または、第4の部分266のうち1以上から位相シフトされている。
他の実施形態では、図3Aおよび図3Bに類似した周波数重複モードのデータユニットが、通常の動作モードの幅256DFT(またはFFT)データユニットまたは幅512DFT(またはFFT)データユニットに対応した帯域幅で送信される。例えば、32DFT(またはFFT)が、20MHz幅のチャネルで送信される信号に対応しており、256DFT(またはFFT)が、160MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、周波数重複モードのデータユニットは、160MHz幅のチャネルでの送信用である。別の例では、512DFT(またはFFT)が、160MHz幅のチャネルで送信される信号に対応している場合には、32DFT信号が16回複製されたものに対応した周波数重複モードのデータユニットが、160MHz幅のチャネルでの送信用である。一般的に、Mが、複製される部分のコンスタレーションポイントの数であり、kが、複製係数である(例えば2、4、8、16等の正の整数である)場合、或る実施形態では、データユニットの帯域幅は、重複モードにおける複製される部分の帯域幅と比して、kの係数分、増分される。
或る実施形態では、周波数重複モードが、所与のサイズのDFT(FFT)に対応しており、利用されている通信プロトコルで許可される複数の変調符号スキーム(MCS)のために許可される。例えば、利用される通信プロトコルによってサイズ32のDFT(FFT)に対応している複数のMCSが許可される或る実施形態では、実施形態によっては、周波数重複モードが、サイズ32のDFT(FFT)に対応している複数のMCS用に許可される。利用される通信プロトコルによってサイズ32のDFT(FFT)に対応している複数のMCSが許可される或る実施形態では、実施形態によっては、周波数重複モードが、サイズ32のDFT(FFT)に対応している全ての許可されているMCS用に許可される。利用される通信プロトコルによってサイズ32のDFT(FFT)に対応している複数のMCSが許可される或る実施形態では、実施形態によっては、周波数重複モードが、サイズ32のDFT(FFT)に対応している1つのMCS用に許可される。例えば或る実施形態では、周波数重複モードは、(i)サイズ32のDFT(FFT)および(ii)最低レートに対応する1つのMCS用に許可される。
或る実施形態では、PHY処理ユニットは、第1の部分の下位(周波数の)端部および第1の部分の上位(周波数の)端部において異なる数のガードトーンをもつ周波数重複モードのデータユニットの第1の部分を生成するよう構成されている。例えば、一実施形態では、PHY処理ユニットが、第1の部分の下位(周波数の)端部に3つのガードトーンおよび第1の部分の上位(周波数の)端部に2つのガードトーンをもつ周波数重複モードのデータユニットの第1の部分を生成するよう構成されている。これら実施形態の一部では、処理ユニットは、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、第2の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数より多くなるよう、またはこれに等しくなるよう、生成するよう構成されている。例えば、一実施形態では、処理ユニットは、第1の部分の下位(周波数の)端部に3つのガードトーンおよび第1の部分の上位(周波数の)端部に2つのガードトーンをもち、第2の部分の下位(周波数の)端部に2以下のガードトーンおよび第2の部分の上位(周波数の)端部に3以上のガードトーンが設けられるように、周波数重複モードのデータユニットの第1および第2の部分を生成するよう構成されている。或る実施形態では、処理ユニットは、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、トーンの順序が、周波数重複モードのデータユニットの第1の部分のトーンの順序の逆となるよう、及び、第2の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数以上になるよう、生成するよう構成されている。或る実施形態では、処理ユニットは、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、トーンの順序が、周波数重複モードのデータユニットの第1の部分のトーンの順序と比較して(1、2等)循環シフトして、第2の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数以上になるよう、生成するよう構成されている。
同様に、幾つかの実施形態では、処理ユニットが、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、第2の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数以上になるよう、生成するよう構成されている。或る実施形態では、処理ユニットが、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、トーンの順序が、周波数重複モードのデータユニットの第1の部分のトーンの順序の逆となるよう、及び、第2の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数以上になるよう、生成するよう構成されている。或る実施形態では、処理ユニットが、周波数重複モードのデータユニットの第2の部分を、トーンの順序が、周波数重複モードのデータユニットの第1の部分のトーンの順序と比較して(1、2等)循環シフトして、第2の部分の下位(周波数の)端部のガードトーンの数が、第1の部分の上位(周波数の)端部のガードトーンの数以上になるよう、生成するよう構成されている。
幾つかの実施形態では、周波数重複モードのデータユニットのデータ部分は、例えば図3Aおよび図3Bに関して上述したように複製されるが、周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルまたはプリアンブルの一部は、同様に複製はされない。例えば、或る実施形態では、プリアンブルまたはプリアンブルの一部が、例えばサイズ32のDFT(FFT)に対応する帯域幅を有するが、データ部分は、サイズ32のDFT(FFT)から、例えばサイズ64DFT(FFT)に対応する帯域幅に複製される。
他の実施形態では、周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルおよびデータ部分が両方とも、例えば図3Aおよび図3Bを参照して上述したように複製される。図4を参照すると、例示的な周波数重複モードのデータユニット300が、第1の部分302aおよび第2の部分302bを含んでいる。第2の部分302bは、或る実施形態では、第1の部分302aの複製されたバージョンである。第2の部分302bは、或る実施形態では、第1の部分302aに対して90度(j)位相シフトされている。他の実施形態では、第2の部分302bが、第1の部分302aに対して、別の適切な量(例えば180度、270度等)位相シフトされている。第1の部分302aおよび第2の部分302bのそれぞれは、或る実施形態では、サイズ32のDFT(FFT)に対応しており、データユニット300は、サイズ64のDFT(FFT)に対応している帯域幅を有している。
データユニット300は、プリアンブル部分304とデータ部分308とを含む。データ部分308は、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分312aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分312bとを含む。第2の部分312bは、或る実施形態では、第1の部分312aの複製されたバージョンである。データ部分308は、或る実施形態では、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅を有している。
プリアンブル304は、ショートトレーニングフィールド(STF)316a、ロングトレーニングフィールド(LTF)320a、および、信号(SIG)フィールド324aを含む第1のプリアンブル部分を含む。プリアンブルは、第1のプリアンブル部分の複製されたバージョンである第2のプリアンブル部分を含む。第2のプリアンブル部分は、STF316b、LTF320b、および、SIGフィールド324bを含み、これらは、或る実施形態では、STF316a、LTF320a、および、SIGフィールド324aそれぞれから複製されたものである。或る実施形態において、第1のプリアンブル部分および第2のプリアンブル部分のそれぞれは、サイズ32のDFT(FFT)に対応しており、プリアンブル304は、サイズ64のDFT(FFT)に対応している帯域幅を有している。或る実施形態では、各STF316は、4つのOFDMシンボルを含んでおり、各LTF320は4つのOFDMシンボルを含んでおり、各SIGフィールド324は、6個のOFDMシンボルを含んでいる。他の実施形態では、各STF316、各LTF320、および、各SIGフィールド324が、それぞれ異なる適切な数のOFDMシンボルを含む。他の実施形態では、プリアンブル304は、図4に示されていない更なるフィールドを含む。
或る実施形態では、第1のプリアンブル部分が、サイズ32のDFT(FFT)の、非複製データユニットと同じまたは類似していてよい。ゆえに、データユニット300は、受信機に対して、データユニット300がサイズ32のDFT(FFT)の、非複製データユニットではなくて、周波数重複モードのデータユニットであることを信号伝達するべくエンコードされる、信号伝達する情報を含む、等である。同様に、データユニット300は、受信機に対して、データユニット300がサイズ64のDFT(FFT)の、非複製データユニットではなくて、サイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることを信号伝達するべくエンコードされる、信号伝達する情報を含む、等である。
或る実施形態では、各SIGフィールド324が、データユニット300がサイズ32のDFT(FFT)周波数重複モードのデータユニットであることを示す情報を含むので、受信機は、SIGフィールド324の1つがデコードされた後で、データユニット300が、サイズ32のDFT(FFT)周波数重複モードのデータユニットであり、したがって、SIGフィールド324の後のデータユニット300のデコード部分である、と適切に判断することができる。例えば、データ部分308をデコードするとき、受信機は、部分312aと部分312bとの間の重複を活用するための最大割当量組み合わせ(MRC:maximum ration combining)を利用して、感度を向上させ、誤り率を低減させる、等である。他方で、受信機がSIGフィールド324のうち1つを正しくデコードできないときには、或る実施形態では、受信機は、データユニット300のうちいずれかを正しくデコードできない可能性がある。ゆえに、受信機に、データユニット300がサイズ32DFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであると信号伝達して、受信機がこの情報を、SIGフィールド324をデコードするときに利用できるようにすると好適である。例えば、受信機は、部分324aと部分324bとの間の重複を活用して(例えば、MRCデコードまたは別の適切な技術を利用して)、感度を向上させ、誤り率を低減させ、SIGフィールド324を正しくデコードする可能性を高めることができる。
幾つかの実施形態では、LTFフィールド320は、受信機に、データユニット300がサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、データユニット300がサイズ64のDFT(FFT)データユニットではない、と信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット300のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド324をデコードする際に部分324aと部分324bとの間の重複を活用するよう補助する。例えば、或る実施形態では、LTFフィールド320の少なくとも一部が、64DFT(FFT)のデータユニットのLTFの対応する部分に対して、異なるように(例えば、直交するように、または、適切に低い相関性を持つように)設計されている。
各LTFフィールド320は、ダブルガードインターバル(DGI)344(例えば、シングルガードインターバル(GI)の長さの二倍)、複数のロングトレーニングシーケンス(LTS)348、GI352、LTS356、GI360、およびLTS364を含む。或る実施形態では、LTS348、356、及び/または364の1以上が、周波数複製されたデータユニットのこれらトーンと、同じ帯域幅をもつ通常モードのユニットにおける対応するトーンとの間の相互相関性が、相関値ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば或る実施形態では、LTS348、356、及び/または364の1以上が、同じ帯域幅をもつ通常モードのユニットの対応するLTSと、直交しており、または略直交している。或る実施形態では、LTS348−1が、サイズ64のDFT(FFT)に対応した帯域幅をもつ通常モードのユニットの対応するLTSと、直交しており、または略直交している。他の実施形態では、LTF320の異なる、及び/または追加のLTSが、サイズ64のDFT(FFT)に対応した帯域幅をもつ通常モードのユニットの対応するLTSと、直交しており、または略直交している。
幾つかの実施形態では、データユニット300の1以上のフィールドが、非周波数複製データユニットの対応する1以上のフィールドとは異なるように変調されることで、受信機に、該データユニットが、周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、データユニット300が、同じ帯域幅の通常モードのデータユニットではないことを信号伝達する。図5は、幾つかの実施形態において、データユニットのプリアンブルの1以上のフィールドに適用されたとき、受信機が、通常モードのデータユニットと周波数複製されたデータユニットとを区別するべく利用することができる、2つの異なる変調技術を示す。
コンスタレーションダイアグラム400は二位相偏移変調を示し、コンスタレーションダイアグラム450は、四二位相偏移(QBPSK:quaternary binary phase shift key)変調を示す。図5からわかるように、QBPSK変調は、BPSK変調から90度位相シフトされている。幾つかの実施形態では、送信機のネットワークインタフェースユニットが、通常モードのデータユニットのプリアンブルの1以上のフィールドをBPSKを利用して変調し、送信機のネットワークインタフェースユニットが、周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルの1以上の対応するフィールドを、QBPSKを利用して変調する。幾つかの実施形態では、送信機のネットワークインタフェースユニットが、通常モードのデータユニットのプリアンブルの1以上のフィールドをQBPSKを利用して変調し、送信機のネットワークインタフェースユニットが、周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルの1以上の対応するフィールドを、BPSKを利用して変調する。幾つかの実施形態では、受信機のネットワークインタフェースユニットが、プリアンブルの様々なフィールドがBPSKまたはQBPSKのいずれを利用して変調されているかを検出し、プリアンブルの様々なフィールドがBPSKまたはQBPSKのいずれを用いて変調されているかに基づいて、データユニットのタイプを判断する。
幾つかの実施形態では、上述したように、送信機のネットワークインタフェースユニットは、様々な異なるLTSを利用して、様々な異なる変調技術を用いてプリアンブルフィールドを変調して、受信機に対して、送信されているデータユニットのタイプを信号伝達する(たとえば、周波数重複モードか、非周波数重複モードか)。幾つかの実施形態では、受信機のネットワークインタフェースユニットが、どのLTSが存在しており、プリアンブルの様々なフィールドがBPSKまたはQBPSKのいずれを用いて変調されているかを検出して、(i)どのLTSが存在しており、(ii)プリアンブルの様々なフィールドがBPSKまたはQBPSKのいずれを用いて変調されているか、に基づいて、データユニットのタイプを判断する。
図6は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応した帯域幅をもつ通常モードのデータユニット500の例、および、サイズ64のDFT(FFT)に対応した帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニット504の例を示す。周波数重複モードのデータユニット504は、サイズ32のDFT(FFT)に対応した第1の部分508aとサイズ32のDFT(FFT)に対応した第2の部分508bとを含み、或る実施形態では、第2の部分508bは、第1の部分508aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニット504はプリアンブル512とデータ部分とを含む。プリアンブル512は、サイズ32のDFT(FFT)STF516と、LTF520と、SIGフィールド524とを含む。データ部分は、サイズ32のDFT(FFT)部分530を含む。
通常モードのデータユニット500は、プリアンブルとデータ部分560とを含む。プリアンブルは、STF544と、LTF548と、SIGフィールド552とを含み、それぞれが、サイズ64のDFT(FFT)である。
幾つかの実施形態では、LTF520が、データユニット504がサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、データユニット504が、サイズ64のDFT(FFT)のデータユニット500ではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット504のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド524をデコードする際に部分524aと部分524bとの間の重複を活用するよう補助する。例えば、或る実施形態では、LTFフィールド520の少なくとも一部が、LTF548の対応する部分に対して、異なるように(例えば、直交するように、または、適切に低い相関性を持つように)設計されている。或る実施形態では、LTF520の一以上の部分が、これらトーンの、LTF548の対応するトーンに対する相互相関性が、相関値ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば或る実施形態では、LTF520の一以上の部分が、LTF548の対応する部分と、直交しており、または略直交している。
幾つかの実施形態では、LTF520およびLTF548が、それぞれ、LTSを含む(不図示)。幾つかの実施形態では、LTF520のLTSの1以上は、これらトーンの、LTF548の対応するトーンに対する相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTF520のLTSの1以上が、LTF548の対応するLTSと、直交しており、または略直交している。
図7は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル550の一部と、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットの例におけるプリアンブル554の一部とを示す。周波数重複モードのデータユニットは、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分558aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分558bとを含み、或る実施形態では、第2の部分558bは、第1の部分558aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニットのプリアンブル554は、STF部分566とLTF部分570とを含み、それぞれがサイズ32のDFT(FFT)である。各LTF部分570は、DGI572、LTS574、LTS576、GI578、LTS580、GI582、及び、LTS584を含む。
通常モードのデータユニットのプリアンブル550は、STF586、LTF588、およびSIGフィールド部分590を含む。LTF588は、DGI592、LTS594、およびLTS596を含む。
幾つかの実施形態では、LTS574および576の一方または両方が、プリアンブル554を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル554を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット554のフォーマットを適時に認識して、プリアンブル554のSIGフィールド(不図示)のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)の部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、LTS574および576の一方または両方が、これらトーンの、LTS594および596の対応するトーンに対する相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS574および576の一方または両方が、対応するLTS594および596と、直交しており、または略直交している。幾つかの実施形態では、LTS574は、(i)STF566の最後に対するLTS574の先頭と、(ii)STF586の最後に対するLTS594の先頭との間の時間対応関係によってLTS594に対応している。同様に、LTS576は、(i)STF566の最後に対するLTS576の先頭と、(ii)STF586の最後に対するLTS596の先頭との間の時間対応関係によってLTS596に対応している。
しかし、他の実施形態では、LTS574および576は、プリアンブル554を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることも、プリアンブル554を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことも、受信機に信号伝達するよう構成されていない。
幾つかの実施形態では、LTS580および584の一方または両方が、プリアンブル554を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル554を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット554のフォーマットを適時に認識して、プリアンブル554のSIGフィールド(不図示)のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、LTS580および584の一方または両方が、BPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド590は、QBPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル554のLTS580は、(i)STF566の最後に対するLTS580の先頭と、(ii)STF586の最後に対するSIGフィールド590aの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル550のSIGフィールド590aに、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル554のLTS584は、(i)STF566の最後に対するLTS584の先頭と、(ii)STF586の最後に対するSIGフィールド590bの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル550のSIGフィールド590bに、時間的に対応している。
他の実施形態では、LTS580と584との一方または両方が、QBPSKを利用して変調され、時間的に対応しているSIGフィールド590は、BPSKを利用して変調される。或る実施形態では、LTS580は、QBPSKを利用して変調され、LTS584は、BPSKを利用して変調され、SIGフィールド590aは、BPSKを利用して変調され、SIGフィールド590bは、QBPSKを利用して変調される。別の実施形態では、LTS580は、BPSKを利用して変調され、LTS584は、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド590aは、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド590bは、BPSKを利用して変調される。他の同様の変形例も考えられる。一般的には、幾つかの実施形態で、プリアンブル554のLTS580と584の少なくとも1つが、プリアンブル550の(時間的に)対応している少なくとも1つのSIGフィールド590で利用されるものと異なる変調技術を用いて変調される。
図8は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル600の一部と、サイズ32のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル604の一部と、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットの例におけるプリアンブル608の一部とを示す。周波数重複モードのデータユニットは、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分608aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分608bとを含み、或る実施形態では、第2の部分608bは、第1の部分608aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニットのプリアンブル604は、STF部分612及びLTF部分616と(それぞれがサイズ32のDFT(FFT)である)、SIGフィールド部分620とを含む。各LTF部分616は、DGI624、LTS626、LTS628、GI630、LTS632、GI634、及び、LTS636を含む。
サイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットのプリアンブル602は、STF650、LTF654、およびSIGフィールド658を含む。LTF654は、LTS662、LTS664、LTS668、およびLTS670を含む。
サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットのプリアンブル600は、STF680、LTF684、およびSIGフィールド部分688を含む。LTF684は、LTS692およびLTS696を含む。
一部の実施形態では、LTS626および628の一方または両方が、プリアンブル604を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、プリアンブル604を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではない、と受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット604のフォーマットを適時に認識して、プリアンブル604の(不図示の)SIGフィールドのそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えばいくつかの実施形態では、LTS626および628の一方または両方が、これらトーンと、LTS692および696における対応するトーンとの間の相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS626および628の一方または両方が、対応するLTS692および696と、直交しており、または略直交している。従って受信機は、プリアンブル604を含むデータユニットが、LTS626および628に基づいてサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。幾つかの実施形態では、LTS626は、(i)STF612の最後に対するLTS626の先頭と、(ii)STF680の最後に対するLTS692の先頭との間の時間対応関係によってLTS692に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、LTS628は、(i)STF612の最後に対するLTS628の先頭と、(ii)STF680の最後に対するLTS696の先頭との間の時間対応関係によってLTS696に対応している。
しかし、他の実施形態では、LTS626および628は、プリアンブル604を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることも、プリアンブル604を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことも、受信機に信号伝達するよう構成されていない。
或る実施形態では、プリアンブル602のLTS662が、プリアンブル604の各LTS626と同じである。或る実施形態では、プリアンブル602のLTS664が、プリアンブル604の各LTS628と同じである。或る実施形態では、LTS662および664の一方または両方が、プリアンブル602を含むデータユニットがサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。
幾つかの実施形態では、LTS626および628の一方または両方が、これらトーンと、LTS662および664における対応するトーンとの間の相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS626および628の一方または両方が、対応するLTS662および664と、直交しており、または略直交している。従って受信機は、プリアンブル604を含むデータユニットが、LTS626および628に基づいてサイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。幾つかの実施形態では、LTS626は、(i)STF612の最後に対するLTS626の先頭と、(ii)STF650の最後に対するLTS662の先頭との間の時間対応関係によってLTS662に対応している。同様に、LTS628は、(i)STF612の最後に対するLTS628の先頭と、(ii)STF650の最後に対するLTS664の先頭との間の時間対応関係によってLTS664に対応している。
幾つかの実施形態では、LTS632および636の一方または両方が、プリアンブル604を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル604を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット604のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド620をデコードする際にプリアンブル604のSIGフィールド620のそれぞれ異なるサイズの32DFT(FFT)部分間の重複を活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、LTS632および636の一方または両方が、BPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド688は、QBPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル604のLTS632は、(i)STF612の最後に対するLTS632の先頭と、(ii)STF680の最後に対するSIGフィールド688aの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル600のSIGフィールド688aに、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル604のLTS636は、(i)STF612の最後に対するLTS636の先頭と、(ii)STF680の最後に対するSIGフィールド688bの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル600のSIGフィールド688bに、時間的に対応している。
他の実施形態では、LTS632および636の一方または両方が、QBPSKを利用して変調され、時間的に対応しているSIGフィールド688は、BPSKを利用して変調される。或る実施形態では、LTS632は、QBPSKを利用して変調され、LTS636は、BPSKを利用して変調され、SIGフィールド688aは、BPSKを利用して変調され、SIGフィールド688bは、QBPSKを利用して変調される。別の実施形態では、LTS632は、BPSKを利用して変調され、LTS636は、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド688aは、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド688bは、BPSKを利用して変調される。他の同様の変形例も考えられる。一般的には、幾つかの実施形態で、プリアンブル604のLTS632と636の少なくとも1つが、プリアンブル600の(時間的に)対応している少なくとも1つのSIGフィールド688で利用されるものと異なる変調技術を用いて変調される。
或る実施形態で、プリアンブル602のLTS668および670は、プリアンブル604の時間的にそれぞれ対応しているLTS632および636と同じ技術を利用して変調される。或る実施形態では、LTS668および670の一方または両方が、プリアンブル602を含むデータユニットがサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと、受信機に信号伝達するべく変調される。
幾つかの実施形態では、プリアンブル604のSIGフィールド部分620が、プリアンブル604を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、プリアンブル604を含むデータユニットが、サイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではない、と受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット604のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド620をデコードする際にプリアンブル604のSIGフィールド620のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を活用するよう補助する。例えばいくつかの実施形態では、SIGフィールド部分620が、QBPSKを利用して変調され、プリアンブル602の時間的に対応しているSIGフィールド658は、BPSKを利用して変調される。幾つかの実施形態では、プリアンブル604のSIGフィールド部分620は、(i)STF612の最後に対するSIGフィールド部分620の先頭と、(ii)STF650の最後に対するSIGフィールド658の先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル602のSIGフィールド658に、時間的に対応している。他の実施形態では、SIGフィールド部分620が、BPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド658は、QBPSKを用いて変調されている。
図8には示されていないが、幾つかの実施形態では、プリアンブル604及びプリアンブル602はそれぞれが、追加のSIGフィールドを含んでいる。追加のSIGフィールドを含む幾つかの実施形態では、プリアンブル604の追加のSIGフィールドの1以上が、QBPSKを利用して変調され、プリアンブル602の(時間的に)対応している1以上のSIGフィールドは、BPSKを利用して変調されている。追加のSIGフィールドを含む他の実施形態では、プリアンブル604の追加のSIGフィールドの1以上が、BPSKを利用して変調され、プリアンブル602の(時間的に)対応している1以上のSIGフィールドは、QBPSKを利用して変調されている。
他の実施形態では、SIGフィールド部分620は、時間的に対応しているSIGフィールド658のために利用される技術を利用して変調される。例えば、或る実施形態では、LTSフィールド632および636の一方または両方の変調は、プリアンブル604とプリアンブル602の間を区別するべく利用される。
幾つかの実施形態では、LTSフィールド626および628の一方または両方は、(例えば上述したように)、受信機に、プリアンブル604を、サイズ64のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別させるよう構成されており、プリアンブル604の1以上のSIGフィールド(例えばSIGフィールド620及び/または追加のSIGフィールド(不図示))は、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットの(時間的に)対応しているSIGフィールドと比べて異なる技術(例えば上述したようなもの)を利用して変調され、これにより、受信機は、プリアンブル604を、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別することができる。
図9は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル700の一部と、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットの例におけるプリアンブル704の一部とを示す。周波数重複モードのデータユニットは、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分708aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分708bとを含み、或る実施形態では、第2の部分708bは、第1の部分708aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニットのプリアンブル704は、STF部分712及びLTF部分716と(それぞれがサイズ32のDFT(FFT)である)、SIGフィールド部分720とを含む。各LTF部分716は、LTS726、LTS728、LTS732、及び、LTS736を含む。
サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットのプリアンブル700は、STF750、LTF754、およびSIGフィールド部分758を含む。LTF754は、LTS766およびLTS770を含む。
一部の実施形態では、LTS726および728の一方または両方が、プリアンブル704を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、プリアンブル704を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではない、と受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット704のフォーマットを適時に認識して、プリアンブル704のSIGフィールドのそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えばいくつかの実施形態では、LTS726および728の一方または両方が、これらトーンと、LTS766および770における対応するトーンとの間の相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS726および728の一方または両方が、対応するLTS766および770と、直交しており、または略直交している。従って受信機は、プリアンブル704を含むデータユニットが、LTS726および728に基づいてサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。幾つかの実施形態では、LTS726は、(i)STF712の最後に対するLTS726の先頭と、(ii)STF750の最後に対するLTS766の先頭との間の時間対応関係によってLTS766に対応している。同様に、LTS728は、(i)STF712の最後に対するLTS728の先頭と、(ii)STF750の最後に対するLTS770の先頭との間の時間対応関係によってLTS770に対応している。
しかし、他の実施形態では、LTS726および728は、プリアンブル704を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることも、プリアンブル704を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことも、受信機に信号伝達するよう構成されていない。
幾つかの実施形態では、LTS732および736の一方または両方が、プリアンブル704を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル704を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット704のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド720をデコードする際にプリアンブル704のSIGフィールド720のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、LTS732および736の一方または両方が、QBPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド758a及び758bは、BPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル704のLTS732は、(i)STF712の最後に対するLTS732の先頭と、(ii)STF750の最後に対するSIGフィールド758aの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル700のSIGフィールド758aに、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル704のLTS736は、(i)STF712の最後に対するLTS736の先頭と、(ii)STF750の最後に対するSIGフィールド758bの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル700のSIGフィールド758bに、時間的に対応している。
同様に、幾つかの実施形態では、SIGフィールド720は、プリアンブル704を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル704を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット704のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド720をデコードする際にプリアンブル704のSIGフィールド720のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)の部分間の重複を活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、SIGフィールド720が、BPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド758cは、QBPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル704のSIGフィールド720は、(i)STF712の最後に対するSIGフィールド720の先頭と、(ii)STF750の最後に対するSIGフィールド758cの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル700のSIGフィールド758cに、時間的に対応している。
他の実施形態では、LTS732および736の一方または両方が、BPSKを利用して変調され、時間的に対応しているSIGフィールド758a及び758bは、QBPSKを利用して変調される。或る実施形態では、SIGフィールド720は、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド758cは、BPSKを利用して変調される。
図9には示されていないが、幾つかの実施形態では、プリアンブル704は、追加のSIGフィールドを含んでいる。追加のSIGフィールドを含む幾つかの実施形態では、プリアンブル704の追加のSIGフィールドの1以上が、BPSKを利用して変調されている。追加のSIGフィールドを含む一部の実施形態では、プリアンブル704の追加のSIGフィールドの1以上が、QBPSKを利用して変調されている。
他の実施形態では、SIGフィールド部分720は、時間的に対応しているSIGフィールド758のために利用される技術を利用して変調される。例えば、或る実施形態では、LTSフィールド732および736の一方または両方の変調は、プリアンブル704とプリアンブル702の間を区別するべく利用される。
一般的に、(i)LTSフィールド732、(ii)LTSフィールド736、および、(iii)SIGフィールド720の1以上が、プリアンブル700の対応するフィールド758とは異なる方法で変調され、これにより、幾つかの実施形態では、受信機が、プリアンブル700とプリアンブル704との間を区別することができる。
図10は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル800の一部と、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットの例におけるプリアンブル804の一部とを示す。周波数重複モードのデータユニットは、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分808aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分808bとを含み、或る実施形態では、第2の部分808bは、第1の部分808aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニットのプリアンブル804は、STF部分812及びLTF部分816と(それぞれがサイズ32のDFT(FFT)である)、SIGフィールド部分820、824、及び、828とを含む。各LTF部分816は、LTS832、及び、LTS836を含む。
サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットのプリアンブル800は、STF850、LTF854、およびSIGフィールド部分858を含む。LTF854は、LTS866およびLTS870を含む。
一部の実施形態では、LTS832および836の一方または両方が、プリアンブル804を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、プリアンブル804を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではない、と受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット804のフォーマットを適時に認識して、プリアンブル804のSIGフィールドのそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えばいくつかの実施形態では、LTS832および836の一方または両方が、これらトーンと、LTS866および870における対応するトーンとの間の相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS832および836の一方または両方が、対応するLTS866および870と、直交しており、または略直交している。従って受信機は、プリアンブル804を含むデータユニットが、LTS832および836に基づいてサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。幾つかの実施形態では、LTS832は、(i)STF812の最後に対するLTS832の先頭と、(ii)STF850の最後に対するLTS866の先頭との間の時間対応関係によってLTS866に対応している。同様に、LTS836は、(i)STF812の最後に対するLTS836の先頭と、(ii)STF850の最後に対するLTS870の先頭との間の時間対応関係によってLTS870に対応している。
しかし、他の実施形態では、LTS832および836は、プリアンブル804を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることも、プリアンブル804を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことも、受信機に信号伝達するよう構成されていない。
幾つかの実施形態では、SIGフィールド820および824の一方または両方が、プリアンブル804を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル804を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニットのフォーマットを適時に認識して、プリアンブル804のSIGフィールド820、824、828のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、SIGフィールド820、824、828をデコードする際に活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態では、SIGフィールド820および824の一方または両方が、BPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド858a及び858bは、QBPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル804のSIGフィールド820は、(i)STF812の最後に対するSIGフィールド820の先頭と、(ii)STF850の最後に対するSIGフィールド858aの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル800のSIGフィールド858aに、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル804のSIGフィールド824は、(i)STF812の最後に対するSIGフィールド824の先頭と、(ii)STF850の最後に対するSIGフィールド858bの先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル800のSIGフィールド858bに、時間的に対応している。
他の実施形態では、SIGフィールド820および824の一方または両方が、QBPSKを利用して変調され、時間的に対応しているSIGフィールド858a及び858bは、BPSKを利用して変調される。
他の実施形態では、SIGフィールド部分820および824のうち一方は、時間的に対応しているSIGフィールド858のために利用される技術を利用して変調され、SIGフィールド部分820および824のうち一方は、時間的に対応しているSIGフィールド858のために利用されるものと異なる技術を利用して変調される。
一般的に、(i)SIGフィールド820、および(ii)SIGフィールド824の一方または両方が、プリアンブル800の対応するフィールド858とは異なる方法で変調され、これにより、幾つかの実施形態では、受信機が、プリアンブル800とプリアンブル804との間を区別することができる。
図11は、或る実施形態における、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル800(図10)(または類似したデータユニットの類似したプリアンブル)の一部と、サイズ32のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ通常モードのデータユニットの例におけるプリアンブル902の一部と、サイズ64のDFT(FFT)に対応する帯域幅をもつ周波数重複モードのデータユニットの例におけるプリアンブル904の一部とを示す。周波数重複モードのデータユニットは、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第1の部分908aと、サイズ32のDFT(FFT)に対応する第2の部分908bとを含み、或る実施形態では、第2の部分908bは、第1の部分908aの複製されたバージョンである。
周波数重複モードのデータユニットのプリアンブル904は、STF部分912及びLTF部分916と(それぞれがサイズ32のDFT(FFT)である)、SIGフィールド部分920、924、及び、928とを含む。各LTF部分916は、LTS932及びLTS936を含む。
サイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットのプリアンブル902は、STF950、LTF954、およびSIGフィールド958、962、及び966を含む。LTF954は、LTS970およびLTS974を含む。
一部の実施形態では、LTS932および928の一方または両方が、プリアンブル904を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットである、及び/または、プリアンブル904を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではない、と受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニット904のフォーマットを適時に認識して、SIGフィールド920、924、および928のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えばいくつかの実施形態では、LTS932および936の一方または両方が、これらトーンと、LTS866および870における対応するトーンとの間の相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS932および936の一方または両方が、対応するLTS866および870と、直交しており、または略直交している。従って受信機は、プリアンブル904を含むデータユニットが、LTS932および936に基づいてサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。幾つかの実施形態では、LTS932は、(i)STF912の最後に対するLTS932の先頭と、(ii)STF850の最後に対するLTS866の先頭との間の時間対応関係によってLTS866に対応している。同様に、LTS936は、(i)STF912の最後に対するLTS936の先頭と、(ii)STF850の最後に対するLTS870の先頭との間の時間対応関係によってLTS870に対応している。
しかし、他の実施形態では、LTS932および936は、プリアンブル904を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであることも、プリアンブル904を含むデータユニットが、サイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことも、受信機に信号伝達するよう構成されていない。
或る実施形態では、プリアンブル902のLTS970が、プリアンブル904の各LTS932と同じである。或る実施形態では、プリアンブル902のLTS974が、プリアンブル904の各LTS936と同じである。或る実施形態では、LTS970およびLTS974の一方または両方が、受信機に対して、プリアンブル902を含むデータユニットがサイズ64のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを信号伝達するよう構成されている。
幾つかの実施形態では、LTS932および936の一方または両方が、これらトーンの、LTS970および974の対応するトーンに対する相互相関性が、ゼロまたは別の適切な低相関値(例えば1以下)を持つように構成される。例えば、或る実施形態では、LTS932および936の一方または両方が、対応するLTS970および974と、直交しており、または略直交している。従って、受信機は、或る実施形態では、プリアンブル904を含むデータユニットが、LTS932及び936に基づいて、サイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないと検出することができる。LTS932は、(i)STF912の最後に対するLTS932の先頭と、(ii)STF950の最後に対するLTS970の先頭との間の時間対応関係によってLTS970に対応している。同様に、LTS936は、(i)STF912の最後に対するLTS936の先頭と、(ii)STF950の最後に対するLTS974の先頭との間の時間対応関係によってLTS974に対応している。
幾つかの実施形態では、SIGフィールド920、924、および928の1以上が、プリアンブル904を含むデータユニットがサイズ32のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットであること、及び/または、プリアンブル904を含むデータユニットが、サイズ32のDFT(FFT)の通常モードのデータユニットではないことを受信機に信号伝達するよう構成されている。これにより、受信機が、データユニットのフォーマットを適時に認識して、プリアンブル904のSIGフィールド920、924、及び928のそれぞれ異なるサイズ32のDFT(FFT)の部分間の重複を、該SIGフィールドをデコードする際に活用するよう補助する。例えば、幾つかの実施形態ではSIGフィールド920、924、および928の一以上が、QBPSKを用いて変調されており、時間的に対応しているSIGフィールド958、962、及び966は、BPSKを用いて変調されている。幾つかの実施形態では、プリアンブル904のSIGフィールド920は、(i)STF912の最後に対するSIGフィールド920の先頭と、(ii)STF950の最後に対するSIGフィールド958の先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル902のSIGフィールド958に、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル904のSIGフィールド924は、(i)STF912の最後に対するSIGフィールド924の先頭と、(ii)STF950の最後に対するSIGフィールド962の先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル902のSIGフィールド962に、時間的に対応している。同様に、幾つかの実施形態では、プリアンブル904のSIGフィールド928は、(i)STF912の最後に対するSIGフィールド928の先頭と、(ii)STF950の最後に対するSIGフィールド966の先頭との間の時間対応関係によって、プリアンブル902のSIGフィールド966に、時間的に対応している。
別の実施形態では、SIGフィールド920は、BPSKを利用して変調され、SIGフィールド928は、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド958および966は、BPSKを利用して変調される。或る実施形態では、SIGフィールド924は、QBPSKを利用して変調され、SIGフィールド962は、BPSKを利用して変調される。
幾つかの実施形態では、LTSフィールド932および936の一方または両方は、(例えば上述したように)、受信機に、プリアンブル904を、サイズ64のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別させるよう構成され、プリアンブル904の1以上のSIGフィールド(例えばSIGフィールド920、924、及び928)は、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットの(時間的に)対応しているSIGフィールドと比べて異なる技術(例えば上述したようなもの)を利用して変調され、これにより、受信機は、プリアンブル904を、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別することができる。
他の実施形態では、SIGフィールド920、924、及び928の1以上が、BPSKを利用して変調され、時間的に対応しているSIGフィールド958、962、及び966は、QBPSKを利用して変調される。他の同様の変形例も考えられる。概して、幾つかの実施形態では、プリアンブル904のSIGフィールド920、924、及び928の少なくとも1つが、プリアンブル902のSIGフィールド958、962、及び966のうちの少なくとも1つの(時間的に)対応しているもので利用されるものとは異なる変調技術を利用して変調される。これら実施形態では、受信機は、時間的に対応しているSIGフィールド920とSIGフィールド858との間の異なる変調を検出することができ、これにより、プリアンブル904を、サイズ64のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別する手助けをする。これら実施形態では、プリアンブル904の1つまたは両方のSIGフィールド924および928は、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットの(時間的に)対応しているSIGフィールドと比べて異なる技術(例えば上述したようなもの)を利用して変調され、これにより、受信機は、プリアンブル904を、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから区別することができる。
幾つかの実施形態では、ネットワークインタフェース16及びネットワークインタフェース27等のネットワークインタフェースが、データユニットの残りより高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信するよう構成される。データユニットの残りより高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信することによって、少なくともいくつかの実施形態および/またはシナリオではパケット検出感度が高まる。例えば、或る実施形態では、ネットワークインタフェースが、データユニットの残りより3dB高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信するよう構成される。他の実施形態では、ネットワークインタフェースは、データユニットの残りよりxdB高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信するよう構成されており、ここでxは、2、4、5、6等の適切な値、または、任意の適切な非整数値である。
データユニットの残りより高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信することによって、少なくともいくつかの実施形態及び/またはシナリオでは、受信機側のアナログデジタル変換回路(ADC)の動作に悪影響が出る可能性がある。というのも、ADCの前の自動ゲイン制御(AGC)ユニットが、STFに基づいてデータユニットについて設定されている場合があるからである。幾つかの実施形態では、ネットワークインタフェースは、無線ネットワークで利用される1以上の最低MCSからなるセットについてのみ、データユニットの残りより高い電力で周波数重複モードのデータユニットのSTFを送信するよう構成される。というのも、少なくともいくつかの実施形態及び/またはシナリオでは、受信機側のADCの動作に対する悪影響は、1以上の最低MCSからなるセットを利用すると最小となるからである。
上述した例は、サイズ64のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニットを形成するために複製される幅32のDFT(FFT)に関しているが、同様の技術を、幅32のDFT(FFT)を複製することで形成された、サイズ128のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニット、サイズ256のDFT(FFT)の周波数重複モードのデータユニット等を形成するために利用することもできる。上述したような技術は、受信機に、サイズ32のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニットから、及び、サイズ128のDFT(FFT)の非周波数重複モードのデータユニット、サイズ256のDFT(FFT)非周波数重複モードのデータユニット等から、これらの周波数重複モードのデータユニットを区別させるために利用されてよい。他の実施形態では、サイズ64のDFT(FFT)、サイズ128のDFT(FFT)等のように、サイズ32のDFT(FFT)以外の適切な幅をもつデータユニットを周波数複製する。
上述した様々なブロック、動作、及び技術の少なくとも幾つかは、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサ、またはこれらの任意の組合せを利用して実装されてよい。ソフトウェア命令またはファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実装される場合、ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、任意の有形、非一時的なコンピュータ可読メモリ、例えば、磁気ディスク、光ディスク、RAM、ROM,フラッシュメモリ等、に格納されてよい。ソフトウェア命令またはファームウェア命令は、プロセッサにより実行されると、プロセッサに様々な動作を実行させる機械可読命令を含んでよい。
ハードウェアに実装される場合には、ハードウェアは、それぞれ別個のコンポーネント、集積回路、特別用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス等の1以上を含んでよい。
具体的な例を参照しながら様々な実施形態を記載してきたが、これらはあくまで例示であり限定を意図しておらず、変更、追加、及び/または、削除を開示した実施形態に、請求項の範囲を逸脱せずに行うことができる。

Claims (20)

  1. 通信チャネルでの送信のための物理層周波数重複モードのデータユニット(PHY周波数重複モードのデータユニット)を生成する方法であって、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルを生成する段階であって、前記プリアンブルは、信号フィールドを含み、前記プリアンブルは、受信機が、前記プリアンブルの前記信号フィールドをデコードする前に、前記データユニットが周波数重複モードのタイプのデータユニットであると判断することができるように設定される、段階と、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットのペイロードを生成する段階と、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させる段階と
    を備える、方法。
  2. 前記プリアンブルを生成する段階は、
    前記プリアンブルのトレーニングフィールドを生成する段階を有し、
    前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと異なる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと直交する、または、略直交する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記プリアンブルを生成する段階は、
    前記プリアンブルのフィールドを、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して変調する段階を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の変調技術は、(i)二位相偏移変調(BPSK)または(ii)四二位相偏移変調(QBPSK)の一方であり、
    前記第2の変調技術は、(i)BPSKまたは(ii)QBPSKの他方である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記プリアンブルを生成する段階は、
    前記プリアンブルの第1のトレーニングフィールドを生成する段階であって、前記プリアンブルの前記第1のトレーニングフィールドは、第1の非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記第1の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドとは異なる、生成する段階と、
    (i)前記プリアンブルの第2のトレーニングフィールド、または、(ii)前記プリアンブルの信号フィールドの一方を、第2の非周波数重複モードのデータユニットにおける、前記第2の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して、変調する段階と
    を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有し、
    前記第2の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記帯域幅の一部と等しい帯域幅を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有し、
    前記第2の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記帯域幅と等しい帯域幅を有する、請求項6に記載の方法。
  9. 前記PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させる段階は、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分より高い電力で、前記プリアンブルのトレーニングフィールドを送信させる段階を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記PHY周波数重複モードのデータユニットを送信させる段階は、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記残りの部分の電力より3dB高い電力で、前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドを送信させる段階を有する、請求項9に記載の方法。
  11. 通信チャネルでの送信のための物理層周波数重複モードのデータユニット(PHY周波数重複モードのデータユニット)を生成する装置であって、
    ネットワークインタフェースを備え、
    前記ネットワークインタフェースは、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットのプリアンブルを生成し、前記プリアンブルは、信号フィールドを含み、前記プリアンブルは、受信機が、前記プリアンブルの前記信号フィールドをデコードする前に、前記データユニットが周波数重複モードのタイプのデータユニットであると判断することができるように設定され、
    前記ネットワークインタフェースは、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットのペイロードを生成し、
    前記PHY周波数重複モードのデータユニットを送信する、装置。
  12. 前記ネットワークインタフェースは、前記プリアンブルのトレーニングフィールドを生成し、
    前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと異なる、請求項11に記載の装置。
  13. 前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドは、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドと直交する、または、略直交する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ネットワークインタフェースは、前記プリアンブルのフィールドを、非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して変調する、請求項11から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記第1の変調技術は、(i)二位相偏移変調(BPSK)または(ii)四二位相偏移変調(QBPSK)の一方であり、
    前記第2の変調技術は、(i)BPSKまたは(ii)QBPSKの他方である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記ネットワークインタフェースは、前記プリアンブルの第1のトレーニングフィールドを生成して、前記プリアンブルの前記第1のトレーニングフィールドは、第1の非周波数重複モードのデータユニットにおいて、前記第1の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置で利用されるトレーニングフィールドとは異なり、
    前記ネットワークインタフェースは、(i)前記プリアンブルの第2のトレーニングフィールド、または、(ii)前記プリアンブルの信号フィールドの一方を、第2の非周波数重複モードのデータユニットにおける、前記第2の非周波数重複モードのデータユニットの対応する位置のフィールドを変調するために利用される第2の変調技術とは異なる第1の変調技術を利用して、変調する、請求項11に記載の装置。
  17. 前記第1の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅と等しい帯域幅を有し、
    前記第2の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記帯域幅の一部と等しい帯域幅を有する、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの帯域幅の一部と等しい帯域幅を有し、
    前記第2の非周波数重複モードのデータユニットは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記帯域幅と等しい帯域幅を有する、請求項16に記載の装置。
  19. 前記ネットワークインタフェースは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの残りの部分より高い電力で、前記プリアンブルのトレーニングフィールドを送信する、請求項11から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記ネットワークインタフェースは、前記PHY周波数重複モードのデータユニットの前記残りの部分の電力より3dB高い電力で、前記プリアンブルの前記トレーニングフィールドを送信する、請求項19に記載の装置。
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