JP2015501485A - 組み込みプロセッサを有する照明システムのための通信プロトコル及びかかるプロトコルによって動作するシステム - Google Patents

組み込みプロセッサを有する照明システムのための通信プロトコル及びかかるプロトコルによって動作するシステム Download PDF

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Abstract

システム100,200,300は、照明ユニット120,220,320、光アイソレータ230,330、及び1次プロセッサ110,210,310を含む。照明ユニットは、照明モジュール250,350、及び照明モジュールに給電する照明ドライバ240,340を含む。照明モジュールは、1つ以上の光源252−1/252−2,352−1/352−2、照明モジュールの1つ以上の運転パラメータを示すデータを検知するための1つ以上のセンサ254,354、及び検知されたデータを受信する2次プロセッサ156,256,356を含む。1次プロセッサ及び2次プロセッサは、メッセージベース通信プロトコルに従って光アイソレータを介して互いに通信し、当該メッセージベース通信プロトコルにおいて、1次プロセッサと2次プロセッサとの間で通信される各メッセージは、同一のフォーマット500を有し、コマンドフィールド530、及びコマンドに対する応答を示す応答フィールド550を含む。

Description

[0001]本発明は、一般的には電子システム内の組み込みプロセッサ間の通信に向けられる。より具体的には、本明細書に開示される多様な方法及び装置は、照明システム内の小型の組み込みプロセッサのための高速通信プロトコルに関する。
[0002]電源回路/電源の運転パラメータの監視、並びに入出力(I/O)及び/又はフィードバック回路、例えばパルス幅変調(PWM)回路等は課題を提示し、高価な可能性があり、特に絶縁障壁を介する場合に顕著である。システム制御のために小さい組み込みマイクロコントローラを使用する場合、通信及びコマンドインターフェイス機能用のリソースはあまり残されていない。これは、データの完全性を保ちつつ、メッセージ又はフレームを処理するために要求される処理時間という点で課題を提示する。所定の更新速度で通信されなければならないデータは、特に勘案事項である。したがって、当該技術分野には、過度に処理リソースを消費することなく、データを速く、柔軟に、効率的に、且つ確実に通信することができるリソース制限デバイスのための通信プロトコルに対するニーズが存在する。
[0003]本開示は、電子システムにおけるフィードバック及び制御のための方法及び装置に向けられ、特にかかるフィードバック及び制御をサポートする通信プロトコルに向けられる。例えば、多様な実施形態が、電子システム、特にパワーエレクトロニクスシステム、さらに特に照明システム内の組み込みプロセッサ間の通信のための対称通信プロトコルを採用するシステム及び方法に関する。
[0004]一般的に、1つの側面において、本発明は、照明ユニット、光アイソレータ、及び1次プロセッサを含む装置に関する。照明ユニットは、照明モジュール、及び照明モジュールに給電するよう構成された照明ドライバを含む。照明モジュールは、1つ以上の光源、照明モジュールの1つ以上の運転パラメータを表すデータを検知するための1つ以上のセンサ、及び1つ以上の運転パラメータを表す検知データを受信するよう構成された2次プロセッサを含む。1次プロセッサは、1つ以上の運転パラメータを監視するよう構成されている。1次プロセッサ及び2次プロセッサはメッセージベース通信プロトコルにしたがって、光アイソレータを介して互いに通信する。メッセージベース通信プロトコルにおいて、1次プロセッサと2次プロセッサとの間で通信される各メッセージは、同一のメッセージフォーマットを有し、コマンドフィールド、及びコマンドに対する応答を示す応答フィールドを含む。
[0005]1つ以上実施形態によれば、各メッセージはさらに、フレーム開始フィールドと、フレーム終了フィールドと、メッセージ長フィールドと、巡回冗長検査(CRC)ビットであって、巡回冗長検査ビット自身、並びにフレーム開始フィールド、フレーム終了フィールド、及びメッセージ長フィールドを除くメッセージの残りの部分全体のための巡回冗長検査ビットとを含む。
[0006]1つ以上の実施形態によれば、1つ以上の運転パラメータは、1つ以上の光源のうちの少なくとも1つに供給される電流、1つ以上の光源のうちの少なくとも1つに供給される電圧、及び照明モジュールの動作温度を含む。これらの実施形態の1つ以上の変形例において、1つ以上の光源は、少なくとも2つの光源を含む。
[0007]1つ以上の実施形態によれば、コマンドフィールドは実行可能コマンドのセットから選択されるコマンドを含み、実行可能コマンドのセットは、2次プロセッサの状態を所定の状態のセットのうちの1つに設定するコマンド、2次プロセッサから、照明モジュールが作動可能であるか否かを示す承認を要求するコマンド、照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器に対してパルス幅変調値を設定するコマンド、及び所定の検知データのセットのグループから選択される検知データのセットを伝達することを2次プロセッサに要求するコマンドを含む。実行可能コマンドのセットは、照明モジュールをデモンストレーションモードに設定するコマンドをさらに含んでもよい。
[0008]これらの実施形態の1つ以上の変形例によれば、所定の状態のセットは、アクティブ状態、スタンドバイ状態、リセット状態、電源ダウン状態、及び電流監視のみの状態を含む。
[0009]これらの実施形態の1つ以上の変形例によれば、1つ以上の光源は、少なくとも第1光源及び第2光源を含み、所定の検知データのセットは、第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流と、第1及び第2光源からの電流、並びに第1光源に印加される第1電圧と、第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに第2光源に印加される第2電圧と、第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに照明モジュールの温度と、第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに照明ユニットのパルス幅変調器のパルス幅変調値とを含む。
[0010]1つ以上の実施形態によれば、メッセージフォーマットは、

[SOF/MSGL]-[CMD/RESP]-([DATA(0)]...[DATA(x)]}-[CRC2]-[(CRC1/2)/EOF]

であり、SOFはメッセージの開始を示し、MSGLはメッセージの長さを示し、CMDは特定のコマンドを示し、RESPは特定の予測される応答を示し、DATAは特定のコマンド又は応答に関連付けられたデータを示し、CRC2はメッセージの16ビット巡回冗長検査値の低い方の8ビットを示し、CRC1/2はメッセージの16ビット巡回冗長検査値の高い方の半分の8ビットを示し、EOFはメッセージの終わりを示す。
[0011]1つ以上の実施形態によれば、照明ユニットは、照明ドライバの出力レベルを調節するためのパルス幅変調器をさらに含み、1つ以上の運転パラメータは、パルス幅変調器のパルス幅変調値を含む。
照明ユニットは、照明モジュールから照明ドライバにフィードバック信号を供給するよう構成された第2光アイソレータをさらに含んでもよい。
[0013]一般的に、他の側面において、本発明は、1つ以上の光源を含む照明モジュール内に組み込まれた2次プロセッサにおいて、1次プロセッサからメッセージベース通信プロトコルに従って伝達される第1メッセージを受信するステップであって、メッセージベース通信プロトコルにおいて、1次プロセッサと2次プロセッサとの間で通信される各メッセージは、同一のメッセージフォーマットを有し、コマンドフィールド、及びコマンドに対する応答を示す応答フィールドを含む、ステップと、照明モジュールにおいて、第1メッセージのコマンドフィールド内に含まれる第1コマンドに応じて第1の動作を実行するステップと、メッセージベース通信プロトコルに従って2次プロセッサから1次プロセッサに第2メッセージを送信するステップであって、第2メッセージは、応答フィールド内に、第1メッセージにおいて受信された第1コマンドに対する第1応答を含む、ステップとを含む、方法に関する。
[0014]1つ以上の実施形態によれば、第1コマンドは、照明モジュールの1つ以上の運転パラメータを示す、照明モジュールにおいて検知された選択データを1次プロセッサに送信することを2次プロセッサに要求するコマンドを含む。
[0015]これらの実施形態の1つ以上の変形例によれば、照明モジュールにおいて第1動作を実行するステップは、選択データを検知するステップを含み、第2メッセージは選択データをさらに含む。
[0016]本開示の目的のために本明細書で使用される限り、用語「LED」は、あらゆるエレクトロルミネセントダイオード、又は、電気信号に応じて放射可能な他のタイプのキャリア注入/結合ベースシステムを含むと理解されたい。したがって、用語LEDは、限定はされないが、電流に応じて発光する様々な半導体ベース構造、発光ポリマー、有機発光ダイオード(OLED)、エレクトロルミネセントストリップ等を含む。特に、用語LEDは、赤外線スペクトル、紫外線スペクトル、及び可視スペクトル(一般的に、放射波長約400〜700nmを含む)の様々な部分のうちの1つ以上を放射するよう構成され得るあらゆる種類の発光ダイオード(半導体及び有機発光ダイオードを含む)を指す。LEDのいくつかの例は、限定されないが、様々な種類の赤外線LED、紫外線LED、赤色LED、青色LED、緑色LED、黄色LED、こはく色LED、橙色LED、及び白色LED(下記においてより詳細に説明)を含む。また、LEDは、所与のスペクトルに対して様々なバンド幅(例えば、狭いバンド幅、広いバンド幅)(例えば、半値全幅FWHM)を有し、また所与の一般的な色カテゴリ内に様々な主波長を有する放射線を生成するよう構成及び/又は制御されてもよいことを理解されたい。
[0017]例えば、基本的に白色光を生成するよう構成されたLED(例えば、白色LED)の一実施形態は、組み合わされて混ざると白色光を形成する、それぞれが異なるエレクトロルミネセンススペクトルを出射する複数のダイを含んでもよい。他の実施形態において、白色光LEDは、第1スペクトルを有するエレクトロルミネセンスを異なる第2スペクトルに変換する蛍光体材料を伴ってもよい。この実施形態の一例において、比較的短い波長及び狭いバンド幅スペクトルを有するエレクトロルミネセンスは蛍光体材料に(光を)「注入」し、蛍光体材料は、いくらか幅が広いスペクトルを有する、より長い波長の放射線を放射する。
[0018]用語「光源」は、限定はされないが、LEDベース光源(上記で定義された1つ以上のLEDを含む)、白熱光源(例えば、フィラメントランプ、ハロゲンランプ)、蛍光源、燐光源、高輝度放電(HID)源(例えば、ナトリウムランプ、水銀ランプ、及びメタルハライドランプ)、レーザ、他の種類の電子発光源、高熱発光源(例えば、炎)、キャンドル発光源(例えば、ガスマントル、炭素アーク放射線源)、光ルミネセンス源(例えば、放電光源)、電子飽和を利用するカソード発光源、ガルバノ発光源、水晶発光源、キネ(kine−)発光源、熱発光源、摩擦発光源、ソノルミネッセンス発光源、放射発光源、及び発光ポリマーを含む様々な放射線源のうちの任意の1つ以上を指すと理解されたい。
[0019]本明細書において、用語「照明ユニット」は同じ又は異なる種類の1つ以上の光源を含む装置を指す。所与の照明ユニットは、光源の様々な取り付け方法、筐体/ハウジング構成及び形状、並びに/又は電気的及び機械的接続構成のうちの任意の1つを有してもよい。また、所与の照明ユニットは、光源の動作と関連する様々な他の要素(例えば、1つ以上のドライバを含み得る制御回路)を任意で伴ってもよい(例えば、含む、連結される、及び/又はともにパッケージングされる)。「LEDベース照明ユニット」とは、単体の又は他の非LEDベース光源と組み合わされた上記のようなLEDベース光源を1つ以上含む照明ユニットを指す。
[0020]本明細書において、用語「ドライバ」及び「照明ドライバ」は、1つ以上の光源に光を生成させるために、入力電力を受け取ってその電力をあるフォーマットで1つ以上の光源に供給するための装置を通常指す。特に、「LEDドライバ」は入力電力を受け取り、その電力を、上記のような1つ以上のLEDを含む1つ以上のLEDベース光源からなる負荷に供給し、1つ以上のLEDベース光源に光を生成させるための装置を指す。
[0021]本明細書において、用語「照明モジュール」は、照明ドライバによって駆動されてもよく、且つ1つ以上の光源、1つ以上のセンサ、及び照明ドライバのためのフィードバック信号を供給する任意選択のフィードバック回路を含んでもよい照明ユニットの要素を指す。いくつかの実施例において、照明モジュールは、照明ドライバからガルバニック絶縁された照明ユニットの要素を表す。
[0022]本明細書で使用される限り、「ガルバニック絶縁」は、1つの部分から他の部分への電荷担体微粒子の移動を防ぐ、電気システムの機能的部分を絶縁する原理を指す。第1部分及び第2部分が互いにガルバニック絶縁されている場合、第1部分から第2部分に直接流れる電流は存在しない。しかし、静電容量、誘導、電磁波、又は光学的、音響的、若しくは機械的手段等の他の手段によって部分間でエネルギー及び/又は情報を交換することは可能である。
[0023]本明細書で使用される限り、「光アイソレータ」は、入力と出力との間に電気絶縁/ガルバニック絶縁を有する結合を提供するために光波を使用することによって電気信号を伝達するよう設計された電気デバイスである。
[0024]本明細書において、用語「コントローラ」は、一般的には1つ以上の光源の動作に関連する様々な装置を説明するために用いられる。コントローラは、本明細書で説明される多様な機能を実行するために、多くの方法で実装できる(例えば、専用のハードウェア等によって)。
[0025]「プロセッサ」は、コントローラの一例であり、本明細書において説明される多様な機能を実行するためにソフトウェア(例えば、マイクロコード)を使用してプログラミングされ得る1つ以上のマイクロプロセッサを使用する。コントローラは、プロセッサを使用して又は使用せずに実装され得り、また、いくつかの機能を実行する専用ハードウェアと、他の機能を実行するプロセッサ(例えば、1つ以上のプログラミングされたマイクロプロセッサ及び関連する回路)との組み合わせとしても実装できる。本開示の多様な実施形態において使用され得るコントローラ部品の例は、限定されないが、慣用的なマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)である。
[0026]多様な実施形態において、プロセッサ又はコントローラは1つ以上の記憶媒体(本明細書において、通常「メモリ」と呼ばれ、例えばRAM、PROM、EPROM、EEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光学ディスク、磁気テープ等の揮発性及び非揮発性コンピュータメモリ等)に関連付けられ得る。いくつかの実施形態において、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行される際、記憶媒体は、本明細書で説明される機能のうちの少なくとも一部を実行する1つ以上のプログラムによって符号化され得る。様々な記憶媒体がプロセッサ若しくはコントローラ内に固定されてもよく、又は、移動可能でもよく、記憶媒体上に記憶された1つ以上のプログラムがプロセッサ若しくはコントローラにロードされて、本明細書に説明される本発明の多様な側面を実行してもよい。本明細書において、用語「プログラム」又は「コンピュータプログラム」は広義の意味で使用され、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラミングするために用いることができるあらゆる種類のコンピュータコード(例えば、ソフトウェア又はマイクロコード)を指す。
[0027]上記概念、及び下記において詳細に説明される他の概念の組み合わせの全てが(かかる概念が互いに矛盾しないことを前提として)、本明細書が開示する主題の一部として考えられることを理解されたい。特に、本開示の末尾に表す特許請求の主題の組み合わせの全ては、本開示の主題の一部として考えられる。また、本明細書で明確に使用され、また、参照によって組み込まれる開示内に現れ得る用語は、本開示が開示する特定の概念と最も調和する意味を与えられるべきであると理解されたい。
[0028]図面において、同様の参照符号は、通常、異なる図面を通じて同じ部品(部分)を指す。また、図面は必ずしも寸法通りではなく、通常、本発明の原理を説明するために強調がなされる。
[0029]図1は、組み込みデバイス内の1次プロセッサと2次プロセッサとの間の通信を図示する高レベル機能的ブロック図である。 [0030]図2は、照明システムの一実施形態の機能的ブロック図である。 [0031]図3は、照明システムの一実施形態の概略図である。 [0032]図4は、図1〜図3の1次及び2次プロセッサ等の1次プロセッサと2次プロセッサとの間の通信の例を説明するフローチャートである。 [0033]図5は、図1〜図3の1次及び2次プロセッサによって使用され得る対称メッセージベース通信プロトコルの一実施形態のためのメッセージフォーマットの一実施形態を示す。
[0034]上述したように、電力回路/電源のパラメータの監視、並びに入出力(I/O)及び/又はフィードバック回路、例えばパルス幅変調(PWM)回路の制御は課題を提示し、高価である可能性があり、特に絶縁バリアを介する場合に顕著である。システム制御のために小さい組み込みマイクロコントローラを使用すると、通信及びコマンドインターフェイス機能用にあまりリソースが残らない。これは、データの完全性を保ちつつ、メッセージ又はフレームを処理するために必要な処理時間という点で課題を提示する。所定の更新速度で通信されなければならないデータは、特に懸案事項である。
[0035]より一般的には、出願人は、過度に処理リソースを消費することなくデータを速く、柔軟に、効率的に、且つ確実に通信できるかかるリソース制限デバイスのための通信プロトコルを提供することが有益であることを認識及び理解した。
[0036]上記に照らして、本発明の多様な実施形態及び実装例は、パワーエレクトロニクスシステム、例えば照明システムにおいてフィードバック及び制御を実行するための小さなマイクロコントローラとともに使用される、柔軟、効率的、且つ確実な高速通信プロトコル、並びにかかるプロトコルを使用するシステムと方法とに向けられる。
[0037]図1は、組み込みデバイス内の1次プロセッサと2次プロセッサとの間の通信を図示する高レベルブロック図を示す。具体的には、図1は第1デバイス105及び第2デバイス120を含むシステム100を示す。第1デバイス105は組み込み1次プロセッサ110を含み、第2デバイス120は組み込み2次プロセッサ156を含む。1次プロセッサ110及び2次プロセッサ156は、インターフェイス130を介して互いに通信する。
[0038]いくつかの有益な実施形態において、1次プロセッサ110及び2次プロセッサ156は、通信及びコマンドインターフェイス機能用に制限されたリソースを有するよう複数の機能を実行する、小さく且つ安価なデバイスであり得る。いくつかの実施形態において、1次プロセッサ110及び2次プロセッサ156は、第1デバイス105及び第2デバイス120の相互運用性条件をサポートするために、指定時間間隔内に所定の量のデータを通信しなければならない場合がある。また、いくつかの実施形態において、インターフェイス130の帯域幅はいくらか限定される場合があり、例えば、インターフェイス130が第1デバイス105と第2デバイス120との間にガルバニック絶縁障壁を提供する場合が該当する。
[0039]したがって、下記でより詳細に説明されるように、1次プロセッサ110及び2次プロセッサ156は、所望の速度、確実性、及び柔軟性を示す対称メッセージベース通信プロトコルに従って互いに通信する。以下に、かかるメッセージベース通信プロトコルの例示的な実施形態、並びにかかるメッセージベース通信プロトコルを使用する例示的なシステム及び方法を、以下に照明システムの環境において説明する。この具体的な環境は、かかる対称メッセージベース通信プロトコルの多様な特徴から利益を享受し得る通信条件を有し、したがって、この環境を具体的な例として用いることにより、プロトコルの多様な側面及び利益を明確に説明されるであろう。しかし、以下で説明される対称メッセージベース通信プロトコルは応用性を備え、照明システム以外の環境で使用できると理解されるべきである。
[0040]図2は、対称メッセージベース通信プロトコルを用いることができる照明システム200の一実施形態の機能的ブロック図である。照明システム200は、1次プロセッサ210、照明ユニット220、及び光アイソレータ230を含む。照明ユニット220は、照明ドライバ240及び照明モジュール250を含む。照明モジュール250は、第1及び第2LED負荷252−1及び252−2、1つ以上のセンサ254、2次プロセッサ256、並びにフィードバック回路258を含む。第1及び第2LED負荷252−1及び252−2は、それぞれ1つ以上のLED、例えばここではLEDストリングと呼ばれる互いに直列接続された複数のLEDを含む。第1及び第2LED負荷252−1及び252−2は、それぞれ1つ以上のLEDストリングを含んでもよい。
[0041]動作中、照明ドライバ240は、第1及び第2LED負荷252−1及び252−2を含む照明モジュール250に給電するよう構成される。具体的には、照明ドライバ240は第1及び第2LED負荷252−1及び252−2に出力電流を供給し、LEDを所望の動作点で駆動することにより、照明モジュール250に所望の光出力を供給させる。いくつかの実施形態において、照明ドライバ240は、フィードバック回路258によって供給されるフィードバック信号に応じて第1及び第2LED負荷252−1及び252−2に供給する出力電流を制御してもよい。
[0042](複数でもよい)センサ254は、照明モジュール250の1つ以上の運転パラメータを検知し、検知されたデータを2次プロセッサ256に供給する。かかる運転パラメータは、第1及び第2LED負荷252−1及び252−2のそれぞれに供給される電流及び/若しくは電圧、並びに/又は照明モジュール250の動作温度を含んでもよい。いくつかの実施形態において、センサ254は、測定値(例えば、電流、電圧、又は温度)を2次プロセッサ256によって処理することができるデジタル検知データに変換するための1つ以上のアナログ/デジタルコンバータ(ADC)を含んでもよい。
[0043]フィードバック回路258は、照明ドライバ240にフィードバック信号を供給し、照明ドライバ240は、これを使用して、第1及び第2LED負荷252−1及び252−2に供給される出力電流を調節できる。いくつかの実施形態において、フィードバック回路258は、2次プロセッサ256から制御信号を受信してもよく、制御信号からフィードバック信号を生成してもよい。いくつかの実施形態において、フィードバック回路258は、照明ドライバ240が第1及び第2LED負荷252−1及び252−2に供給する出力電流を調節するために、照明ドライバ240のパルス幅変調器にパルス幅変調値を供給する比例積分器(PI)フィードバック回路を含んでもよい。
[0044]また、2次プロセッサ256は、2次プロセッサ256が照明ユニット240、特に照明モジュール250の1つ以上の動作を制御するために実行するコマンドを受信するために、1次プロセッサ210と通信する。例えば、2次プロセッサ256は、照明ユニット240の所定の運転パラメータに関するデータを検知するために1つ以上のコマンドを1次プロセッサ210から受信して、この検知されたデータを1次プロセッサ210に供給してもよい。検知されたデータ及び/又は1次プロセッサ210からの1つ以上のコマンドに応じて、2次プロセッサ256は、フィードバック回路258のパラメータを制御して照明ドライバ240に供給されるフィードバック信号を調節し、これにより照明ドライバ240により第1及び第2LED負荷252−1及び252−2に供給される出力電流にも影響を与えてもよい。
[0045]いくつかの実施形態において、照明ドライバ240は照明モジュールからガルバニック絶縁されてもよい。例えば、照明ドライバ240は、絶縁トランスを介して照明モジュールに出力電流を供給してもよく、照明モジュール250は第2光アイソレータを介して照明ドライバ240にフィードバック信号を供給してもよい。
[0046]光アイソレータ230は、1次プロセッサ210と2次プロセッサ256との間のインターフェイスを提供する。光プロセッサ230は、1次プロセッサ210と2次プロセッサ256との間の通信を可能にするとともに、1次プロセッサ210と照明モジュール250とを互いにガルバニック絶縁する。1次プロセッサ210及び2次プロセッサ256は、コマンド、応答、及びデータを交換するために、光アイソレータ230を介して互いに通信してもよい。好適に、1次プロセッサ210と2次プロセッサ256とは、所望の速度、信頼性、及び柔軟性を示す対称メッセージベース通信プロトコルに従って通信する。かかるメッセージベース通信プロトコルの例示的な実施形態、並びにかかるメッセージベース通信プロトコルを使用し得る例示的なシステム及び方法は、以下においてより詳細に説明される。この通信プロトコルにより、1次プロセッサ210は2次プロセッサ256と協力して照明ユニット220の運転パラメータを検知及び調整する。
[0047]図2は、照明ユニット220がLEDベース照明ユニットである実施形態を図示するが、他の実施形態では、照明ユニット220は、限定はされないが、白熱光源(例えば、フィラメントランプ及びハロゲンランプ)、蛍光光源、燐光光源、HID光源(例えば、ナトリウムランプ、水銀ランプ、及びメタルハライドランプ)、レーザー、他の種類のエレクトロルミネッセンス光源、パイロ発光光源(例えば、炎)、キャンドル発光光源(例えば、ガスマントル及び炭素アーク放射光源)、フォトルミネッセンス光源(例えば、放電光源)、電子飽和を使用するカソードルミネッセンス光源、ガルバノルミネッセンス光源、水晶ルミネッセンス光源、キネ(kine)ルミネッセンス光源、熱ルミネッセンス光源、摩擦ルミネッセンス光源、ソノルミネッセンス光源、放射発光光源、及び発光ポリマーを含む他の光源を使用してもよい。これらの実施形態のいくつかにおいて、1次プロセッサと照明モジュール250との間のガルバニック絶縁は必要ない場合がある。これらの実施形態において、光アイソレータ230を除去してもよく、1次プロセッサ210及び2次プロセッサ256は直接接続されて通信してもよい。
[0048]図2は、照明ユニット220を1つのみ有する実施形態を示すが、他の実施形態では、照明システム200は、それぞれが後述するように対称メッセージベース通信プロトコルに従って1次プロセッサ210と通信する複数の照明ユニット220を含んでもよい。
[0049]図3は、照明システム200の一例であり得る、照明システム300の一実施形態の概略図である。照明システム300は、1次プロセッサ310、照明ユニット320、及び第1光アイソレータ330を含む。照明ユニット320は、照明ドライバ340及び照明モジュール350を含む。照明モジュール350は、第1及び第2LED負荷352−1及び352−2、1つ以上のセンサ354、2次プロセッサ356、並びにフィードバック回路358を含む。第1及び第2LED負荷352−1及び352−2はそれぞれ1つ以上のLED、例えばここではLEDストリングと呼ばれる互いに直列接続された複数のLEDを含む。第1及び第2LED負荷352−1及び352−2は、それぞれ1つ以上のLEDストリングを含んでもよい。
[0050]動作中、照明ドライバ340は、第1及び第2LED負荷352−1及び352−2を含む照明モジュール350に給電するよう構成される。具体的には、照明ドライバ340は、第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に出力電流を供給してLEDを所望の動作点で駆動することにより、照明モジュール350に所望の光出力を供給させる。いくつかの実施形態において、照明ドライバ340は、フィードバック回路358によって供給されるフィードバック信号に応じて第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に供給する出力電流を制御してもよい。照明ユニット300において、照明ドライバ340は第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に絶縁トランス322を介して出力電流を供給し、照明ドライバ340と照明モジュール350との間にガルバニック絶縁を提供する。
[0051](複数でもよい)センサ354は、照明モジュール350の1つ以上の運転パラメータを検知し、この検知されたデータを2次プロセッサ356に供給する。かかる運転パラメータは、第1及び第2LED負荷352−1及び352−2のそれぞれに供給される電流及び/若しくは電圧、並びに/又は照明モジュール350の動作温度を含んでもよい。
[0052]いくつかの実施形態において、センサ354は、測定値(例えば、電流、電圧、又は温度)を2次プロセッサ356によって処理することができるデジタル検知データに変換するための1つ以上のアナログ/デジタルコンバータ(ADC)を含んでもよい。いくつかの実施形態において、ADCは、SRM8S903K ADCでもよい。いくつかの実施形態において、5V電源を有して6MHzにクロックされる場合、ADCはADC変換を2.33μsec以内に実行してもよい。この場合、いくつかの実施形態において、各ADCは、10μsec以内にADC値を読み取って対応するデータを関連付けられたメモリ空間内に保存することができる。この場合、2次プロセッサ356が受信メッセージを処理するためにさらに10μsecを必要とし、且つ最大セットアップ待ち時間が5μsecであるいくつかの実施形態において、データペイロードを処理するための合計時間は50μsecになり、データペイロードを200μsec以内で連続的に伝送するという必要条件を満たす。
[0053]フィードバック回路358は、照明ドライバ340が第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に供給する出力電流を調節するために使用するフィードバック信号を照明ドライバ340に供給する。いくつかの実施形態において、フィードバック回路358は2次プロセッサ356から制御信号を受信してもよく、制御信号からフィードバック信号を生成してもよい。いくつかの実施形態において、フィードバック回路358は、照明ドライバ340が第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に供給する出力電流を調節するために、照明ドライバ340(コントローラ342並びに切り替えデバイス344−1及び/又は344−2を含み得る)のパルス幅変調器にパルス幅変調値を供給する比例積分器(PI)フィードバック回路を含み得る。照明ユニット300において、照明ドライバ340が第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に出力電流を絶縁トランス322を介して供給することにより、照明ドライバ340と照明モジュール350との間にガルバニック絶縁を提供する。照明ユニット300において、フィードバック回路358が照明ドライバ340にフィードバック信号を第2光アイソレータ324を介して供給することにより、照明ドライバ340と照明モジュール350との間にガルバニック絶縁を提供する。
[0054]また、2次プロセッサ356は、照明ユニット340、特に照明モジュール350の1つ以上の動作を制御するために2次プロセッサ356が実行するコマンドを受信するために、1次プロセッサ310と通信する。例えば、2次プロセッサ356は、1次プロセッサ310から1つ以上のコマンドを受信して照明ユニット340の所定の運転パラメータに関するデータを検知し、この検知されたデータを1次プロセッサ310に供給してもよい。検知されたデータ及び/又は1次プロセッサ310からの1つ以上のコマンドに応じて、2次プロセッサ356はフィードバック回路358のパラメータを制御して照明ドライバ340に供給されるフィードバック信号を調節し、これにより照明ドライバ340によって第1及び第2LED負荷352−1及び352−2に供給される出力電流にも影響を与えることができる。
[0055]光アイソレータ330は、1次プロセッサ310と2次プロセッサ356との間にインターフェイスを提供する。光アイソレータ330は、1次プロセッサ310と2次プロセッサ356との間の通信を可能にする一方、1次プロセッサ310と照明モジュール350とを互いにガルバニック絶縁する。1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356は、光アイソレータ330を介して互いに通信して、コマンド、応答、及びデータを交換してもよい。好適に、1次プロセッサ310は、所望の速度、信頼性、及び柔軟性を示す対称メッセージベース通信プロトコルに従って2次プロセッサ356と通信する。かかるメッセージベース通信プロトコルの例示的な実施形態を以下においてより詳細に説明する。この通信プロトコルにより、1次プロセッサ310は2次プロセッサ356と協力して照明ユニット320の運転パラメータを調節する。
[0056]例示的な一実施形態において、1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356は、互いに通信するための汎用非同期送受信機(UART)をそれぞれ含んでもよい。有益な構成において、信号は、データ送受信速度が最大で500kbpsである通常のUARTによって処理できるシリアルストリームである。例示的な一実施形態において、照明システム300が200μsec以内でデータペイロードを連続転送するという必要条件を有すると仮定すると、データレート500kbpsは、最大メッセージ長10バイトを示唆する(各8ビットバイトに1つのスタートビット及び1つのストップビットが含まれると仮定して)。また、1次プロセッサ310と2次プロセッサ356との間の物理的インターフェイス、例えば光アイソレータ330は、1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356のピンにおける過度の歪みを防ぐために、絶縁1Mbpsバッファデータ転送速度をサポートすることが可能である。
[0057]この場合、いくつかの実施形態において、1次プロセッサ310と2次プロセッサ356との間の通信のための物理的通信設定は、以下の表1によって定められる通りでもよい。
[0058]例示的な一実施形態において、1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356はそれぞれクロックスピード16MHzで動作してもよく、これは、プロセッサ命令期間62.5nsecを示唆する。
[0059]図3は、照明ユニット320がLEDベース照明ユニットである実施形態を示すが、他の実施形態において、照明ユニット320は、限定はされないが、白熱光源(例えば、フィラメントランプ及びハロゲンランプ)、蛍光光源、燐光光源、HID光源(例えば、ナトリウムランプ、水銀ランプ、及びメタルハライドランプ)、レーザー、他の種類のエレクトロルミネッセンス光源、パイロ発光光源(例えば、炎)、キャンドル発光光源(例えば、ガスマントル及び炭素アーク放射光源)、フォトルミネッセンス光源(例えば、放電光源)、電子飽和を使用するカソードルミネッセンス光源、ガルバノルミネッセンス光源、水晶ルミネッセンス光源、キネ(kine)ルミネッセンス光源、熱ルミネッセンス光源、摩擦ルミネッセンス光源、ソノルミネッセンス光源、放射発光光源、及び発光ポリマーを含む他の光源を使用してもよい。これらの実施形態のいくつかにおいて、1次プロセッサと照明モジュール350との間、及び照明ドライバ340と照明モジュール350との間のガルバニック絶縁は必要なくてもよい。これらの実施形態において、光アイソレータ330及び324は除去されてもよく、1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356を直接接続して通信してもよい。
[0060]図3は、照明ユニット320を1つだけ有する実施形態を示すが、他の実施形態において、照明システム300は、それぞれが後述するような対称メッセージベース通信プロトコルに従って1次プロセッサ310と通信する複数の照明ユニット320を含んでもよい。
[0061]図4は、図1〜図3の1次及び2次プロセッサ等の1次プロセッサと2次プロセッサとの間の通信のプロセス400の例を示すフローチャートである。プロセス400は、照明システム200及び300のいずれの1次及び2次プロセッサによって実行されてもよい。
[0062]動作410において、1次プロセッサは、対称メッセージベース通信プロトコルに従って組み込み2次プロセッサにメッセージを送信する。メッセージは、2次プロセッサによって実行されるべき動作のためのコマンドを含む。対称メッセージベース通信プロトコルの実施形態は、後により詳細に説明される。コマンドは、実行可能コマンドのセットから選択されてもよい。いくつかの実施形態において、実行可能コマンドのセットは、(1)2次プロセッサの状態を所定の状態のセットのうちの1つに設定する、(2)2次プロセッサが属する照明モジュールが作動可能(スタンドバイ)か否かを示す承認(ACK)を2次プロセッサから要求する、(3)2次プロセッサが属する照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器のためのパルス幅変調値を設定する、(4)検知データの所定のセットのグループから、検知データの選択されたセットを伝送することを2次プロセッサに要求する、及び(5)照明モジュールをデモンストレーションモードに設定する、を含む。
[0063]いくつかの実施形態において、2次プロセッサの指定状態のセットは、アクティブ状態、スタンドバイ状態、リセット状態、電源ダウン状態、及び電流監視のみ(電流監視オンリー)の状態を含む。
[0064]いくつかの実施形態において、検知データの所定のセットは、2次プロセッサが属する照明モジュールの第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流と;第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに第1光源に印加される第1電圧と;第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに第2光源に印加される第2電圧と;第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに照明モジュールの温度と;第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流、並びに2次プロセッサが属する照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器のパルス幅変調値と、を含む。
[0065]動作420において、組み込み2次プロセッサは、動作410において受信されたコマンドを実行する。いくつかの実施形態において、これは、(1)2次プロセッサの状態を所定の状態のセットのうちの1つに設定する、(2)2次プロセッサが属する照明モジュールが作動可能(スタンドバイ)か否かを示す承認(ACK)を2次プロセッサから要求する、(3)2次プロセッサが属する照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器のためのパルス幅変調値を設定する、(4)検知データの所定のセットのグループから、検知データの選択されたセットを伝送することを2次プロセッサに要求する、及び(5)照明モジュールをデモンストレーションモードに設定する、を含んでもよい。
[0066]いくつかの実施形態において、組み込み2次プロセッサは、自身をアクティブ状態、スタンドバイ状態、リセット状態、電力ダウン状態、及び電流監視のみの状態から選択される所定の状態に設定してもよい。
[0067]動作430において、組み込み2次プロセッサは、対称メッセージベース通信プロトコルに従って1次プロセッサにメッセージを送信する。メッセージは、動作410において1次プロセッサから2次プロセッサに送信された既に受信されたコマンドに対する応答を含んでもよい。いくつかの実施形態において、応答は、既に受信されたコマンドにおいて1次プロセッサによって要求された検知データを含んでもよい。いくつかの実施形態において、応答は、照明ユニットが作動可能であることを示す承認を含んでもよい。
[0068]動作440において、2次プロセッサから1次プロセッサに追加応答を送信するべきか否かが決定される。これは、照明モジュールの動作電流、電圧、及び温度等の検知データの定期更新を1次プロセッサに伝達することを含んでもよい。追加応答が送信されるべき場合、プロセスは動作430に戻る。
[0069]動作450において、1次プロセッサから2次プロセッサに追加コマンドが送信されるべきか否かが決定される。追加コマンドが送信されるべき場合、プロセスは動作410に戻る。
[0070]上述のように、照明システム200及び300、並びにプロセス400は、対称メッセージベース通信プロトコルを好適に使用する。好適には、プロトコルは、所定のメッセージフォーマットに準拠するメッセージを各々が含む複数のメッセージフレームを使用してもよい。好適には、プロトコルは、1次プロセッサ又は2次プロセッサいずれの立場から見ても、メッセージフォーマットが送信(アウトバウンド)メッセージ及び受信(インバウンド)メッセージ両方に関して同じであるという点で対称である。
[0071]以下、対称メッセージベース通信プロトコルの一実施形態の詳細な説明を、図3に示された上述の照明システム300の環境において提供する。特に、この例示的な照明システムにおいて、(複数でもよい)センサ354は、1つ以上の測定値(例えば、電流、電圧、及び/又は温度)を、2次プロセッサ356によって処理することができるデジタル検知データに変換するための1つ以上のADCを含むと仮定される。いくつかの実施形態において、ADCはADC変換を2.33μsec以内に実行してもよい。この場合、2次プロセッサ356が受信メッセージを処理するためにさらに10μsecを必要とし、且つ最大セットアップ待ち時間が5μsecであるいくつかの実施形態において、データペイロードを処理するための合計時間は50μsecになり、データペイロードを200μsec以内に連続伝送するという要求事項を満たす。また、1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356は、それぞれ、最大データ送受信速度500kbpsで互いに通信する汎用非同期送受信機(UART)を含んでもよい。1次プロセッサ310と2次プロセッサ356との間の通信用の物理的通信設定は、上記表1に定められる通りでもよい。また、照明システム300は、200μsec以内にデータペイロードを連続的に伝送するという要求事項を有すると仮定される。
[0072]この場合、データレート500kbpsは、最大メッセージ長10バイトを示唆する(各8ビットバイトには1つのスタートビット及び1つのストップビットが含まれると仮定)。
[0073]これらの例示的な値を念頭において、上記の通信条件を満たすべく1次プロセッサ310及び2次プロセッサ356によって使用され得る対称メッセージベース通信プロトコルを説明する。
[0074]図5は、対称メッセージベース通信プロトコルの一実施形態のためのメッセージフォーマット500の一実施形態を示す。図5に示すように、1次プロセッサ310から2次プロセッサ356、及び2次プロセッサ356から1次プロセッサ310への各メッセージ(すなわち、「順方向/コマンドメッセージ」及び「逆方向/リターンメッセージ」)は、同じメッセージフォーマット500に準拠する。各メッセージは通信フレームとして考えることができ、用語「メッセージ」及び「フレーム」はここでは交換可能に用いることができる。
[0075]メッセージフォーマット500は以下の通りである。

[SOF/MSGL]-[CMD/RESP]-([DATA(0)]...[DATA(x)]}-[CRC2]-[(CRC1/2)/EOF],

ここで、括弧内の符号は1バイトを示す。上記例で説明されたように、最大メッセージ長が10バイトである場合、図5から、データペイロード([DATA(0)]...[DATA(x)]}の最大長は6バイトである。
[0076]図5において、SOFはメッセージの開始を示すフレーム開始フィールド(Start-Of-FRAM(登録商標)e Field)510、MSGLは現在のメッセージ内のバイト数を示すメッセージ長フィールド(Message Length Field)520(SOFフィールド、MSGLフィールド、CRC1/2フィールド、及びEOFフィールドを除く)、CMDは実行可能コマンドのセットからの特定のコマンドを含むコマンドフィールド(Command Field)530、RESPは予測される特定の応答を示す応答フィールド(Response Field)540、DATAは指定されたコマンド又は応答に関連付けられた0〜6バイトのペイロードデータのデータフィールド(Data Field)550、CRC2はメッセージのための16ビット巡回冗長検査値の低い方の8ビットを含むCRCフィールド(CRC Field)560、CRC1/2はメッセージのための16ビット巡回冗長検査値の高い方の半分の8ビットを含む他のCRCフィールド、そしてEOFはメッセージの終わりを示すフレーム終了フィールド(End-of-FRAM(登録商標)e Field)580をそれぞれ示す。
[0077]例示的な実施形態において、SOFフィールドの長さは4ビットであり、既定値0x01を有し;MSGLフィールドの長さは4ビットであり、1〜8の範囲内の値を有することができ;CMDフィールドの長さは4ビットであり、最大で16の異なるコマンドをサポートし;RESPフィールドの長さは4ビットであり、最大で16の異なる応答をサポートし;DATAフィールドの長さは0〜6バイトで可変であり、ペイロードデータを含んでもよく、またメッセージのための巡回冗長検査値の高い方の4ビットを含んでもよく;CRC2フィールドは8ビットフィールドであり、CRC1/2フィールドは4ビットフィールドであり;そしてEOFフィールドは4ビットフィールドである。
[0078]有利なことに、メッセージフォーマット500を使用する場合、プロセッサがメッセージを受信してMSGLフィールドをチェックすると、プロセッサは他のフィールドの全てがメッセージ内でどこで開始してどこで終了するのかを簡単に特定することができる。また、CMDフィールド及びRESPフィールドを調べることによって、プロセッサはDATAフィールド内に含まれるデータの性質を決定することができる。
[0079]図5に示すように、メッセージフォーマット500に従うメッセージを有する対称メッセージベース通信プロトコルによれば、各メッセージはコマンドを伝達するためのCMDフィールド、及びコマンドに対して予測される応答を伝達してもよいRESPフィールドを含む。CMDフィールドは、通信プロトコルに応じた実行可能コマンドのセットから選択されるコマンドを含んでもよい。以下の表2は、この通信プロトコルの一実施形態に従うメッセージのCMDフィールド内に含まれてもよい実行可能コマンドのセットを示すコマンド表である。4ビットCMDフィールドを使用する場合、実行可能コマンドのセットは最大で16の異なるコマンドを含んでもよい。
[0080]RESPフィールドは、通信プロトコルに応じた許容応答のセットから選択される応答を含んでもよい。以下の表3は、この通信プロトコルの一実施形態によるメッセージのRESPフィールド内に含まれてもよい許容フィールドのセットを説明する応答表である。4ビットRESPフィールドを使用する場合、許容応答のセット最大で16の異なる応答を含んでもよい。
[0081]上記のように、各メッセージ/フレームは、16ビット(2バイト)巡回冗長検査(CRC)によって検査される。
[0082]いくつかの実施形態において、メッセージ/フレームを送信しているプロセッサ(例えば、上記のような1次プロセッサ又は2次プロセッサ)は、以下の表4に示すアルゴリズムに従ってリアルタイムでメッセージ/フレームのためのCRCを計算してもよい。
[0083]いくつかの実施形態において、メッセージ/フレームを受信している受信プロセッサ(例えば、上記のような1次プロセッサ又は2次プロセッサ)は、以下の表5に示すアルゴリズムに従ってリアルタイムで受信メッセージ/フレームのためのCRCを検査してもよい。
[0084]上記通信プロトコルは、LED照明ユニットを備える照明システムと関連して詳細に説明されたが、上記通信プロトコルは組み込みプロセッサ間の通信に対してより広い適用性を有しており、特にパワーエレクトロニクスシステム、例えば、HID光源、蛍光光源、半導体ベース光源等を備えるものを含む、バラスト及び/又はドライバを使用する照明システムに適用できる。
[0085]本明細書では多様な実施形態が記載及び図示されたが、当業者は、本明細書に説明される機能を実行するための、並びに/又は本明細書に説明される結果及び/若しくは1つ以上の利点を得るための他の多様な手段及び/若しくは構造を容易に想像し、かかる変形例及び/又は改変例は、本明細書で説明される発明の実施形態の範囲内に含まれると見なされる。より一般的には、当業者は、本明細書に説明される全てのパラメータ、寸法、材料、及び構成の全ては例であり、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成は、本発明の教示が使用される具体的な用途に依存することを容易に理解するであろう。当業者は、通常の実験より多くを要することなく、本明細書に説明される本発明の具体的な実施形態の多数の均等物を認識又は確認することができるであろう。よって、上記の実施形態はあくまで例として提示され、本発明の実施形態は、特許請求の範囲及び均等物の範囲内において、具体的に説明及び請求されたものとは異なる態様又は方法で実施することができる。本開示の発明の実施形態は、本明細書に説明される個々の特徴、システム、物品、材料、キット(道具)、及び/又は方法に向けられる。また、かかる特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法が互いに矛盾しない場合、かかる特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法のうちの2つ以上の任意の組み合わせは本開示の発明の範囲内に含まれる。
[0086]また、明確に否定されない限り、本開示において請求される、1つ以上のステップ又は動作を含む任意の方法において、方法のステップ又は動作の順番は、方法のステップ又は動作が列挙される順番に必ずしも限定されないと理解されるべきである。
[0087]また、請求項において括弧内に参照番号が表される場合、これらは単に便宜上提供されるものであり、いかなる意味でも限定はしないと解釈されたい。
[0088]特許請求の範囲、及び明細書において、「備える」、「含む」、「運ぶ」、「有する」、「保有する」、「保持する」、「〜から構成される」等の全ての移行句は非制限的(open−ended)であると、すなわち、限定ではなく含むを意味すると理解されるべきである。米国特許審査便覧§2111.03に記載のように、移行句「〜からなる」及び「実質的に〜からなる」のみが制限的(closed)又は準制限的移行句であろう。

Claims (20)

  1. 照明ドライバと、
    前記照明ドライバによって給電される照明モジュールであって、
    1つ以上の光源と、
    前記照明モジュールの1つ以上の運転パラメータを示すデータを検知するための1つ以上のセンサと、
    前記照明モジュールの前記1つ以上の運転パラメータを示す前記検知されたデータを受信する2次プロセッサと
    を有する、当該照明モジュールと
    を有する、照明ユニットと、
    光アイソレータと、
    前記照明モジュールの前記1つ以上の運転パラメータを監視する1次プロセッサと
    を有し、
    前記1次プロセッサ及び前記2次プロセッサは、メッセージベース通信プロトコルに従って前記光アイソレータを介して互いに通信し、前記1次プロセッサと前記2次プロセッサとの間で通信される各メッセージは、同一のメッセージフォーマットを有し、コマンドフィールド、及びコマンドへの応答を示す応答フィールドを含む、システム。
  2. 各メッセージはさらに、
    フレーム開始フィールドと、
    フレーム終了フィールドと、
    メッセージ長フィールドと、
    巡回冗長検査(CRC)ビットであって、巡回冗長検査ビット自身、並びに前記フレーム開始フィールド、前記フレーム終了フィールド、及び前記メッセージ長フィールドを除く前記メッセージの残りの部分全体のための巡回冗長検査ビットとを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記1つ以上の運転パラメータは、前記1つ以上の光源のうちの少なくとも1つに供給される電流、前記1つ以上の光源のうちの少なくとも1つに供給される電圧、及び前記照明モジュールの動作温度を含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記1つ以上の光源は、少なくとも2つの光源を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記コマンドフィールドは実行可能コマンドのセットから選択されるコマンドを含み、前記実行可能コマンドのセットは、前記2次プロセッサの状態を所定の状態のセットのうちの1つに設定するコマンド、前記2次プロセッサから、前記照明モジュールが作動可能であるか否かを示す承認を要求するコマンド、前記照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器に対してパルス幅変調値を設定するコマンド、及び所定の検知データのセットのグループから選択される検知データのセットを伝達することを前記2次プロセッサに要求するコマンドを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記実行可能コマンドのセットは、前記照明モジュールをデモンストレーションモードに設定するコマンドをさらに含む、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記所定の状態のセットは、アクティブ状態、スタンドバイ状態、リセット状態、電源ダウン状態、及び電流監視のみ状態を含む、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記1つ以上の光源は、少なくとも第1光源及び第2光源を含み、前記所定の検知データのセットは、前記第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記第1光源に印加される第1電圧と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記第2光源に印加される第2電圧と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記照明モジュールの温度と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記照明ユニット内に含まれるパルス幅変調器のパルス幅変調値とを含む、請求項5に記載のシステム。
  9. 前記メッセージフォーマットは、

    [SOF/MSGL]-[CMD/RESP]-([DATA(0)]...[DATA(x)]}-[CRC2]-[(CRC1/2)/EOF]

    であり、SOFはメッセージの開始を示し、MSGLはメッセージの長さを示し、CMDは特定のコマンドを示し、RESPは特定の予測される応答を示し、DATAは前記特定のコマンド又は応答に関連付けられたデータを示し、CRC2はメッセージの16ビット巡回冗長検査値の低い方の8ビットを示し、CRC1/2はメッセージの前記16ビット巡回冗長検査値の高い方の半分の8ビットを示し、EOFはメッセージの終わりを示す、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記照明ユニットは、前記照明ドライバの出力レベルを調節するためのパルス幅変調器をさらに含み、前記1つ以上の運転パラメータは、前記パルス幅変調器のパルス幅変調値を含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記照明ユニットは、前記照明モジュールから前記照明ドライバにフィードバック信号を供給する第2光アイソレータをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記2次プロセッサ及び前記1次プロセッサは、それぞれ、互いに通信するために汎用非同期送受信機を含む、請求項1に記載のシステム。
  13. 1つ以上の光源を含む照明モジュール内に組み込まれた2次プロセッサにおいて、1次プロセッサからメッセージベース通信プロトコルに従って伝達される第1メッセージを受信するステップであって、前記メッセージベース通信プロトコルにおいて、前記1次プロセッサと前記2次プロセッサとの間で通信される各メッセージは、同一のメッセージフォーマットを有し、コマンドフィールド、及びコマンドに対する応答を示す応答フィールドを含む、ステップと、
    前記照明モジュールにおいて、前記第1メッセージの前記コマンドフィールド内に含まれる第1コマンドに応じて第1の動作を実行するステップと、
    前記メッセージベース通信プロトコルに従って前記2次プロセッサから前記1次プロセッサに第2メッセージを送信するステップであって、前記第2メッセージは、前記応答フィールド内に、前記第1メッセージにおいて受信された前記第1コマンドに対する第1応答を含む、ステップと
    を含む、方法。
  14. 前記第1コマンドは、前記照明モジュールの1つ以上の運転パラメータを示す、前記照明モジュールにおいて検知された選択データを前記1次プロセッサに送信することを前記2次プロセッサに要求するコマンドを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記照明モジュールにおいて前記第1動作を実行するステップは、前記選択データを検知するステップを含み、前記第2メッセージは前記選択データをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記メッセージフォーマットは、

    [SOF/MSGL]-[CMD/RESP]-([DATA(0)]...[DATA(x)]}-[CRC2]-[(CRC1/2)/EOF]

    であり、SOFはメッセージの開始を示し、MSGLはメッセージの長さを示し、CMDは特定のコマンドを示し、RESPは特定の予測される応答を示し、DATAは前記特定のコマンド又は応答に関連付けられたデータを示し、CRC2はメッセージの16ビット巡回冗長検査値の低い方の8ビットを示し、CRC1/2はメッセージの前記16ビット巡回冗長検査値の高い方の半分の8ビットを示し、EOFはメッセージの終わりを示す、請求項13に記載の方法。
  17. 前記コマンドは実行可能コマンドのセットから選択され、前記実行可能コマンドのセットは、前記2次プロセッサの状態を所定の状態のセットのうちの1つに設定するコマンド、前記2次プロセッサから、前記照明モジュールが作動可能であるか否かを示す承認を要求するコマンド、前記照明モジュールに供給される電流を調節するために使用されるパルス幅変調器に対してパルス幅変調値を設定するコマンド、及び所定の検知データのセットのグループから選択される検知データのセットを伝達することを前記2次プロセッサに要求するコマンドを含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記所定の状態のセットは、アクティブ状態、スタンドバイ状態、リセット状態、電源ダウン状態、及び電流監視のみ状態を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記1つ以上の光源は、少なくとも第1光源及び第2光源を含み、前記所定の検知データのセットは、前記第1及び第2光源に印加される第1及び第2電流と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記第1光源に印加される第1電圧と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記第2光源に印加される第2電圧と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記照明モジュールの温度と、前記第1及び第2光源に印加される前記第1及び第2電流、並びに前記第1及び第2電流を調節するために使用されるパルス幅変調器のパルス幅変調値とを含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1メッセージはさらに、
    フレーム開始フィールドと、
    フレーム終了フィールドと、
    メッセージ長フィールドと、
    巡回冗長検査(CRC)ビットであって、巡回冗長検査ビット自身、並びに前記フレーム開始フィールド、前記フレーム終了フィールド、及び前記メッセージ長フィールドを除く前記メッセージの残りの部分全体のための巡回冗長検査ビットとを含む、請求項13に記載の方法。
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