JP2015500578A - マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(mbms)アイドルモードカウント手順 - Google Patents

マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(mbms)アイドルモードカウント手順 Download PDF

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Abstract

第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)通信仕様に従って動作するマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)システムのためのアイドルモードカウント手順は、PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求と共にアイドルモード下りリンクメッセージを送信することを含む。アイドルモード下りリンクメッセージは、アイドルモードの無線通信装置が受信可能であり、PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含む。アイドルモードカウント要求応答メッセージを無線通信装置から受信し、当該アイドルモードカウント要求応答メッセージは、下りリンクメッセージが送信された時にアイドルモードであった無線通信装置により送信される。各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、当該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する通信装置が当該PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す。

Description

本発明は、概して無線通信に関し、より詳細にはマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)カウント手順に関する。
マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)セルラネットワーク内で、効率的なブロードキャスト及びマルチキャストサービス配信を提供するために設計された一対多(PTM)インターフェイス仕様である。MBMSインターフェイス仕様の例は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)及びロング・ターム・エボリューション(LTE)通信仕様に記載されている。複数のセルに跨がるブロードキャスト送信について、当該仕様は、単一周波数ネットワーク構成による送信を規定する。意図されるアプリケーションは、モバイルTV、ニュース、ラジオ放送、ファイル配信、緊急警報及びその他を含む。サービスがMBMSによりブロードキャストされる場合、MBSFN(マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス単一周波数ネットワーク)エリア内の全てのセルは、同じMBMSサービスを送信する。
ユーザは、通信システム内の基地局と通信する無線送受信機を有するセルラ電話機、タブレット、ラップトップ及び他の機器などの無線通信装置を用いて、これらのサービスにアクセスしてMBMSコンテンツを得る。基地局は、時としてeNodeB又はeNBと称されており、時としてユーザ機器(UE)と称される、セル内の無線通信装置に無線サービスを提供する。
無線通信装置(UE)は、接続モード及びアイドルモードを含む少なくとも2つのモードのうち1つにあり得る。RRC(無線リソース制御)接続が確立されているときにUEは接続モードにある。RRC接続が確立されていないときにUEはアイドルモードにある。従って、接続モードが、確立された無線リソース制御(RRC)接続を含む一方、確立されたRRC接続はアイドルモードにおいて存在しない。
接続モードであるとき、UEは、1)ページングチャネル及び/又はシステム情報ブロック ・タイプ1コンテンツを監視して、システム情報変更、ETWS対応UEに対するETWS通知、MBMS対応UEに対するCMAS通知を検知し、2)共有データチャネルと関連付けられた制御チャネルを監視して、UEに対してデータがスケジューリングされているかを判断し、3)チャネル品質及びフィードバック情報を提供し、4)近隣セル測定及び測定報告を実行し、5)システム情報を取得し、6)MBSFNを介してMBMSサービスを受信する、といった機能を実行する。
アイドルモードでは、UEとeNodeBとの間の通信は大きく制限される。アイドルモードでは、UEは、選択したeNodeBからシステム情報を含む信号を受信する。UEは、セル測定を行って、セル(eNodeB)を選択及び再選択する。UEは、セル間での自身のモビリティを制御する。言い換えると、セルからセルへのハンドオーバは、UEにより実行され、ネットワークにより指図されない。UEが情報を受信するセルの制御チャネル上でネットワークに最初にアクセスすることにより、RRC接続の確立が実行され、UEがアイドルモードから接続モードに切り替わる。多くの場合、ネットワークは、UEが位置するトラッキング・エリアのセットを知っている。登録されたUEに対する呼をネットワークが受信した場合、ネットワークは、当該UEと関連付けられたトラッキング・エリアのセット中の全てのセルの制御チャネル上で、当該特定のUEに対する「ページング」メッセージを送信する。UEは、登録されたトラッキング・エリアの1つのセルの制御チャネルに同調しているので、当該ページングメッセージを受信する。UEはその制御チャネル上で応答できる。アイドルモードでは、UEは、地震津波警報システム(ETWS)及び商用移動警報システム(CMAS)通知などの緊急通知を受信する。接続モードと同様に、UEは、アイドルモードにおいてMBSFNを介してMBMSサービスを受信できる。
ユーザは、一対一(PTP)接続又は一対多(PTM)送信を用いて、UEを介して少なくとも1つのマルチメディアサービスにアクセスできる。ユニキャスト技術及びPTP送信を用いて提供されるPTPサービスが3GPPシステムにおけるMBMS通信を用いて実行される。よって、PTM対応サービスは、ユニキャストサービス又はMBMSの何れか一方を用いて提供できる。リソースの非効率的な使用を避けるために、現在の仕様及び提案は、少なくともリソース管理の目的で、PTM対応サービスを受信するUEであるとネットワークにみなされた接続モードのUEの数を追跡及び評価するための規定を含む。
第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)通信仕様に従って動作するマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)システムのためのアイドルモードカウント手順は、PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求と共にアイドルモード下りリンクメッセージを送信することを含む。当該システムにおける無線通信装置は、接続モード及びアイドルモードを含む少なくとも2つのモードのうち1つにあることが可能であり、ここで無線通信装置は、RRC(無線リソース制御)接続が確立されているときには接続モードにあり、RRC接続が確立されていないときにはアイドルモードにある。アイドルモード下りリンクメッセージは、アイドルモードの無線通信装置が受信可能であり、PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含む。アイドルモード下りリンクメッセージは、システム情報ブロック(SIB)メッセージ又はMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージであることが可能である。アイドルモードカウント要求応答メッセージを無線通信装置から受信し、当該アイドルモードカウント要求応答メッセージは、下りリンクメッセージが送信された時にアイドルモードであった無線通信装置により送信される。各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、当該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する通信装置が当該PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す。
図1は、通信装置にマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)を提供可能な通信システムのブロック図である。
図2は、接続モードカウント手順エンジンとアイドルモードカウント手順エンジンとを有するカウント手順エンジンをMCEが含むMBMSシステムの一例のブロック図である。
図3は、カウント手順を実行する方法のフロー図である。
図4は、通信システムにより実行されるアイドルモードカウント手順を行う方法の一例のフロー図である。
図5は、アイドルモード無線通信装置において実行されるカウント手順の方法の一例のフロー図である。
図6は、2つのPTM対応サービスを管理する方法のフロー図である。
上述したように、現在の仕様及び提案は、MBMSで特定のPTM対応サービスを受信している、接続モードの無線通信装置(UE)の数をカウントするための技術を含む。ここで述べるように、PTM対応サービスは、PTM技術により提供可能なデータ、通信、サービス、及びコンテンツの任意の組み合わせである。多くの場合、PTM対応サービスは、PTP技術を用いたユニキャストサービスによっても提供できる。しかしながら、PTMを用いた特定のPTM対応サービスを受信する接続モードの無線通信(接続モードUE)の数が十分に多ければ、当該特定のPTM対応サービスをMBMSのみで提供することにより、より効率的にリソースが割り当てられる。例えば、MBSFNエリアにおいて特定のPTM対応サービスを使用する又は使用しそうな多くのユーザが存在する場合、ネットワークは、PTM用いてMBMSにより番組を配信するようリソースを割り当てる。言い換えると、特定のPTM対応サービスの取得に興味を持つ多くのユーザが存在し、それ故、MBSFNエリアにおいてPTM対応サービスを受信している又は受信するであろう無線通信装置を動作させている場合、ネットワークは、PTM技術を用いて当該特定のPTM対応サービスを配信するようリソースを割り当てる。これに対し、特定のPTM対応サービスに興味を持ち使用するユーザの数が少ない場合、ユニキャスト接続などを用いたPTP技術により当該PTM対応サービスを配信することがより効率的である。すなわち、特定のPTM対応サービスを受信している又は受信するであろう機器の数が閾値を下回る場合、ユニキャスト接続を用いたPTPにより当該PTM対応サービスを配信することがより効率的である。MBMSを用いたPTMによりサービスをブロードキャストする場合、MBSFN(マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス単一周波数ネットワーク)エリア内の全てのセルは同じ情報をブロードキャストすることが要求されるため、当該サービスを取得している無線通信装置(UE)が殆ど存在しないのであれば、無駄なリソースの量が非常に多くなり得る。現在の仕様に従うと、接続モードの無線通信装置を用いる視聴者の数が閾値を下回る場合、番組又はサービスのPTM送信が打ち切られる。PTMによるサービスの活性化については、ネットワークは、PTMに対応しているがユニキャストサービスなどのPTPを用いて所定のPTM対応サービスを受信している無線通信装置、及びPTM対応サービスを受信する機器であると識別されている機器の数を評価する。ネットワークは、リソース管理を目的として、サービスを受信している又は受信するであろう機器を、当該サービスを受信する機器とみなして、当該サービスを受信する機器とみなされたPTM対応無線通信装置(UE)の数を判断する。そのPTM対応無線通信装置(UE)の数が閾値を超える場合、サービスがPTMで提供される。
ネットワークが無線通信装置(UE)からの受信状況フィードバックを受信するために、現在の3GPP仕様は、カウント手順を仕様化している。カウント手順はネットワークにより開始される。ネットワーク内のマルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)は、無線通信装置(UE)にカウント要求を送信するように、MBSFNエリアにおいて特定のPTM対応サービスを提供する各eNodeBに要求を送信する。カウント要求は、無線通信装置(UE)フィードバックを要求する特定のPTM対応サービス識別子のリストを含む。識別されるコンテンツを受信している又は受信に興味を持つ接続モード無線通信装置(UE)は、興味のある特定のPTM対応サービス識別子を含むカウント応答メッセージで応答する。
従って、現在の通信仕様は、特定のMBMSコンテンツに興味を持つ接続モードの無線通信装置の数(UE)をネットワークが判断可能にするカウント手順を提供する。しかし残念ながら、現在の仕様及び提案は、特定のPTM対応サービスを受信している又は受信するであろうアイドルモードの無線通信装置(UE)を把握できない。このような構成は、ある状況でリソースの非効率的な使用となる。
例えば、従来のシステム、仕様、及び提案は、PTM対応サービスを受信している又は受信するであろう接続モードの通信装置の数が、PTMを用いたPTM対応サービスの提供を正当化するために要求される最小限よりも少ない場合に、PTMを用いたPTM対応サービスの提供を打ち切る又は控え得る。当該PTM対応サービスを受信している又は受信するであろうアイドルモードの無線通信装置(UE)は、当該PTM対応サービスを受信するために、PTP(ユニキャスト)接続に切り替えることが要求され得る。そのような無線通信装置(UE)の数が閾値を上回る場合、リソースの非効率的な使用となる。複数のPTP(ユニキャスト)セッションを維持するために追加的なリソースが不要に費やされる。また、無線通信装置(UE)はPTP(ユニキャスト)サービスのために接続モードでなければならないので、無線通信装置(UE)がより多くの電力を消費し、無線通信装置(UE)のバッテリ寿命を縮めることになる。
ここでの例に従って、PTM対応サービスを受信している又は受信するであろうアイドルモードの無線通信装置(UE)がカウントされる。一つの例では、カウントされた接続モード無線通信装置(CM無線通信装置、接続モードUE、CMUE)の数が、PTMを用いたPTM対応サービスの提供を正当化しない場合に、アイドルモード無線通信装置(IM無線通信装置、アイドルモードUE、IMUE)のみがカウントされる。
図1は、無線通信装置102、104、106、108に対してマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)を提供可能な通信システム100のブロック図である。従って、通信システム100は、MBMS通信システム100と称される。MBMS通信システム100は、ユニキャストサービス又はMBMSサービスの何れか一方を用いて無線通信装置(UE)にコンテンツを送信できる。当該コンテンツは、ここではPTM対応サービスと称され、無線通信装置を介してアクセス可能なサービス、データ、又は番組であり得る。PTM対応サービスの例は、ストリーミング音声、映像及びその他のマルチメディアデータを含む。よって、ここで説明するように、PTM対応サービスは、PTP(ユニキャスト)サービス又はPTMサービスを用いて提供され得る。通信システム100は、無線電話サービス、SMS、携帯メール、及びその他のサービスなどの通信サービスも提供し得る。
MBMS通信システム100は、下りリンク信号を送信し、かつ無線通信装置012、104、106、108から送信される上りリンク信号を受信することにより、無線通信装置(UE)102、104、106、108と通信する、時にeNodeB又はeNB(110、112)と称されるいくつかの基地局110、112を含む。無線通信装置(UE)102、104、106、108は、例えば、携帯電話機、送受信モデム、パーソナル・デジタル・アシスタンス(PDA)、及びタブレットなどの任意の無線通信装置である。当該無線通信装置は、セルフォン、移動機器、スマートフォン、及びその他の名称で呼ばれてもよい。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)通信規格に従って動作するシステムでは、無線通信装置102、104、106、108は、ユーザ機器(UE)、(UE)、又はUE機器と称されることがある。ここでは3GPP通信仕様に従って動作するシステムの例を挙げるので、用語eNodeBは基地局を意味し、無線通信装置はUEと称されることがある。
基地局(eNodeB)110、112は、既知の技術に従って、バックホールを介してネットワークに接続される。MBMS通信システム100は、PTM及びMBMS技術を用いて、複数の基地局(eNodeB)110、112を介してPTM対応サービスを送信することにより、PTMサービスを提供する。
マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)114は、情報及び指示を基地局(eNodeB)110、112と交換することにより、MBMS通信を管理する。MCE114は、典型的には、ネットワーク/システム内の数個の機器又はネットワーク要素により構成される論理エンティティである。しかしながら、MCE114は、ある状況では、単一の機器又はネットワーク要素内に実装され得る。MCE114は、マルチセルMBMSのためのMBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリア116に対する無線リソースの承認制御及び割り当てなどの機能を実行する。MBMS通信の管理において、MCE114は、カウント手順を起動し、1又は複数のPTM対応サービスに対するカウント結果を取得する。カウント手順結果及び場合により他の要因に基づいて、MCE114は、PTMセッションを中断、確立、及び再開するか否かを判断する。MBMSセッションは、eNodeB110、11からPTM対応サービスがマルチキャストされるセッションである。ここで説明する新たなカウント手順以外に、MCE114は、ここで説明するタスクを実行するために1又は複数の現在の3GPP仕様に従って動作する。
上述したように、無線通信装置(UE)は、アイドルモード及び接続モードを含む少なくとも2つのモードのうち1つにある。3GPP通信仕様に従って動作する場合、動作は少なくともアイドルモード及び接続モードについて規定される。図1の例では、2つの無線通信装置(UE)102、104はアイドルモードにあり、アイドルモード無線通信装置及びアイドルモードUE102、104と称される。無線通信装置(UE)は、接続モードの無線通信装置(UE)を含み、接続モード無線通信装置及び接続モードUE106、108と称される。システム100の動作を統制する特定の3GPP仕様により規定されるように、接続モード無線通信装置(UE)は、少なくとも、確立されたRRC接続を接続モード無線通信装置(UE)が有する点でアイドルモード無線通信装置(UE)と異なっており、アイドルモード無線通信装置(UE)はRRC接続を有しない。よって、アイドルモードUEは、eNodeB(基地局)とのRRC接続を欠いている。
MBMSシステム100は、ある特定の状況下で、アイドルモード通信装置(アイドルモードUE)をカウントする。接続モード無線通信装置(接続モードUE)のカウントにより、PTM対応サービスを受信する接続モード無線通信装置が、PTM(MBMS)を用いた当該サービスの提供を正当化するために十分でないことが判明した場合、MBMSシステム100は、アイドルモードカウント手順を行って、PTM対応サービスに興味を持つ接続及びアイドルモード無線通信装置の総数が、PTM(MBMS)を用いた当該PTM対応サービスの提供を正当化するかを判断する。ここでの例では、接続モードカウント手順により、当該PTM対応サービスを受信することが示された接続モード無線通信装置が、PTMを用いたコンテンツ提供を正当化するために十分でないことが示される場合に限り、アイドルモードカウント手順が実行される。
従って、MCE114は、3GPP仕様に従って接続モードカウント手順を起動して、1又は複数のPTM対応サービスがPTMを用いて提供されるべきかを判断する。よって、MCE114は、MBSFNを介して特定のPTM対応サービスが確立されるべきであるか、又は、既に確立されていればPTM対応サービスがMBSFNを介して提供され続けるべきであるか否かを判断する。従って、接続モードカウント手順(CMカウント手順)の例は、TS 36.331 V10.2.0及びTS 36.300 V10.3.0などの3GPP LTE通信仕様に記載の3GPP LTE通信仕様のカウント手順を含み、参照によりここに組み込まれる。CMカウント手順はMCE114により開始される。MCE114は、MBSFNエリアにおいて当該サービスを提供するeNodeBに対し、接続モードカウント要求(CMカウント要求)118をUEに送信するよう指示する。その例として、CMカウント要求118は、UEフィードバックを要するPTM対応サービスのリストを含む。識別されたPTM対応サービスを受信している又は興味を持つ接続モードUE106、108は、興味のあるMBMSサービスの識別子を含む接続モードカウント要求応答(CMCRR)メッセージ120で応答する。MCE114は、応答120を評価し、各PTMサービスを使用している又は使用すると予測される接続モードUE(例えば、特定のPTM対応サービスを受信している又は受信するであろうUE)の数を判断する。無線通信装置(UE)は、CMCRRメッセージ120で、PTM対応サービスに対する興味を示す。よって、CMCRRメッセージ120は、少なくともリソース管理を目的として、当該CMCRRメッセージ120を送信するUEが当該PTM対応サービスについてカウントされるべきであることをシステム100に示す。各PTM対応サービス(MBMSサービス)について接続モードUEの数が閾値と比較され、当該数が閾値よりも大きければMCE114は特定のPTM対応サービスがPTMを用いて提供されるべきであると判断する。しかしながら、当該接続モードUEの数が閾値よりも小さければ、MCEはアイドルモード(IM)カウント手順を実行する。
ここでの例では、IMカウント手順は、アイドルモード(IMUE)102、104のUEが受信可能な下りリンクメッセージ122を送信することを含み、下りリンクメッセージ122は、TV番組、映画、又はコンサートなどのうち少なくとも1つのPTM対応サービスを識別するサービス識別子124を含む。従って、サービス識別子124は、CMカウント手順において評価される全てのPTM対応サービスを含んでもよいし、部分集合のみを含んでもよい。下りリンクメッセージ122は、MBSFNエリアにおける全ての基地局(eNodeB)により送信される。下りリンクメッセージ122は、MBMS制御メッセージの一部として送信されるアイドルモードカウント要求(IMCR)メッセージ126である。適切なMBMS制御メッセージの例は、システム情報ブロック(SIB)メッセージ又はMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージなどのメッセージを含む。その例では、IMCRは、SIB13メッセージにおける情報要素(IE)として送信される。IMCRメッセージ126は、少なくとも1つのPTM対応サービスを識別するサービス識別子(SI)124を含む。サービス識別子124は、多くの状況下で、PTM対応サービスのリストであり得る。IM UE102、104は、下りリンクメッセージ(IMCRメッセージ)を受信及び処理し、アイドルモード(IM)カウント要求応答メッセージ(IMCRRメッセージ)130で応答する。IMCRRメッセージ130は、IMCRメッセージに応じて上りリンクメッセージ132として送信され、この例では少なくとも1つのPTM対応サービスを識別するサービス識別子(SI)134を含む。識別されるPTM対応サービスは、当該UEがPTM対応サービスを使用している又は使用するであろう機器としてカウントされるべきであることを示す。よって、IMCRRメッセージ130は、少なくともリソース管理の目的で、当該メッセージを送信する無線通信装置が当該PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す。IMCRRメッセージを送信するために、アイドルモードのUEは接続モードに遷移しなければならない。例えば、IMCRメッセージが送信された際にアイドルモードであったUEからIMCRRメッセージが送信される点以外は、IMCRRメッセージはCMCRRメッセージと同じである。言い換えると、少なくとも1つの例では、当該2つのメッセージのフォーマットは同じである。
ある状況では、IMCRを受信する接続モードのUEを2重でカウントすることを最小化するための仕組みを使用してもよい。例えば、1つの技術では、IMCRメッセージ124は、UEが接続モードに入った後にCMCRに応答するよう要求する指示を含む。3GPP仕様に従って、接続モードのUEは、MCCH情報の変化が生じた後にのみカウント要求に応答する。従って、UEが複数のカウント要求に応答しないことは接続モードにおけるUEの複数のカウントを回避する。よって、最新のカウント要求に応答させる指示をIMCRが含む場合、アイドルモードのUEのみが接続モードに切り替わり、カウント要求に応答する。MCCH情報が変化しておらず、かつ、SIB13メッセージを介して受信したカウント要求が最新の接続モードカウント要求と同じであるので、IMCRを受信した接続モードのUEは応答しない。
従って、システム100は、下りリンクメッセージが送信された時にアイドルモードであった無線通信装置により送信されるアイドルモード応答メッセージを受信し、各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、当該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する通信装置が当該PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す。従って、カウント要求応答メッセージは、当該メッセージを送信する機器がMBMSサービスを使用するMBMS機器としてカウントされるべきであることを示す。従って、無線通信トラフィックを最小化するために、応答メッセージは、例えばサービスに対する興味を示すためだけに送信される。しかしながら、ある状況では、応答メッセージは、特定のサービスに興味を持たない機器であることの指示子を含んでもよい。
図2は、MBMSシステム100のブロック図であり、MCE114は、接続モードカウント手順エンジン204及びアイドルモードカウント手順エンジン206を有するカウント手順エンジン202を含む。上述した例では、MCE114は典型的には論理エンティティであり、MCE114を形成する構成要素は、2以上のネットワーク要素に分散されるが、MCE114は単一機器内に実装することもできる。MCE114の機能を実行するエンティティはエンジンとして記載されており、エンジンは、計算を実行し、信号を交換し、手順を実行するハードウェア及びコードを含み、一般的に1つの機能又は機能のセットを実行するよう動作する。よって、当該エンジンは、複数の機器に分散する又は単一機器内に実装されるハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせを用いて実装されてもよい。さらに、1つのエンジンにより使用されるハードウェア及び/又はコードが1又は複数の他のエンジン又は他の装置により採用されるように、エンジンの一部が他のエンジン及び/又は他の要素と共用されてもよい。
本例では、MCE114内のカウント手順エンジン202は、接続モードカウント手順エンジン204、アイドルモードカウント手順エンジン206、及びカウント手順評価エンジン208を含む。カウント手順エンジン202は、タスクを実行し、それにより、基地局110、112と無線通信装置との間の信号及びメッセージの交換、及び、PTMを用いて送信可能な特定のPTM対応サービスにアクセスしそうな無線通信装置の数を判断するための計算を引き起こす。従って、カウント手順エンジン202は、無線通信装置からの応答をカウントし、ある基準を満たす機器の数が、PTMを用いた特定のPTM対応サービスの提供を正当化するかを判断する。接続モードカウント手順エンジン204は、当該PTM対応サービス(特定のMBMSコンテンツ)にアクセスするであろう接続モードの無線通信装置(UE)106、108をカウントし、アイドルモードカウント手順エンジン296は、当該PTM対応サービスにアクセスするであろうアイドルモードの無線通信装置(UE)102、104をカウントする。その他の機能として、カウント手順評価エンジン208は、接続モードカウント手順エンジン204の結果に基づいて、アイドルモードカウント手順エンジン206を起動するか否かを判断する。当該コンテンツを受信するであろう十分な数の接続モードの無線通信装置が存在するとカウント手順評価エンジン208が判断する場合、アイドルモードカウント手順エンジン296が当該PTM対応サービスについて起動されず、当該PTM対応サービスがPTMを用いて提供される。しかしながら、当該コンテンツを受信するであろう十分な数の接続モードの無線通信装置が存在しないとカウント手順評価エンジン208が判断する場合、アイドルモードカウント手順エンジン296が当該PTM対応サービスについて起動されて、当該サービスを使用するであろう接続モード及びアイドルモードの無線通信装置の総数がPTMを用いたPTM対応サービスの提供を正当化する場合に限り、当該PTM対応サービスがPTMを用いて提供される。
無線通信装置212は、PTM(MBMS)を受信可能な無線通信装置の一例であり、接続モード及びアイドルモードを含む少なくとも2つのモードのうち1つで動作し、ここで無線通信装置は、RRC接続が確立されているときには接続モードにあり、RRC接続が確立されていないときにはアイドルモードにある。よって、無線通信装置212の状態によって、無線通信装置212は、接続モード無線通信装置106、108及びアイドルモード無線通信装置102、104の一例となる。
無線通信装置(UE)212は、受信部214、送信部及び制御部216を含む。受信部214は、1又は複数の基地局(eNodeB)から送信される下りリンク信号を受信するように構成される。受信部214により受信可能な信号は、少なくとも部分的に無線通信装置(UE)212のモードに依存する。接続モードにおいて、無線通信装置212は、制御チャネルを監視して、受信部が下りリンク信号を受信可能にするタイミング及びチャネル情報を取得する。しかしながら、アイドルモードにおいて、無線通信装置は、接続モードにおいて受信可能ないくつかの下りリンク信号の全てを受信することができない。よって、アイドルモードにおいて受信部が受信可能な下りリンク信号はいくつかしかない。3GPP LTEシステムでは、アイドルモードにおいて受信可能な下りリンク信号は、少なくとも、同期信号、ページング信号及びシステム情報信号及びMBMS信号を含む。無線通信装置212が接続モードにある場合、送信部218は、通信規格及び制御情報に従って上りリンク信号を送信する。無線通信装置22がアイドルモードにある場合、送信部212は上りリンク信号を送信しない。よって、無線通信装置22がアイドルモードにある場合、送信部が上りリンク信号を送信するために、無線通信装置212は接続モードに切り替わらなければならない。
その他の機能として、制御部218は、モード間でいつ切り替えを行うかを判断し、モード間で切り替えを行う手順を実行する。制御部218は、既述の機能、及び無線通信装置212の全体的な操作性を促進する任意のプロセッサ、プロセッサ配列、論理回路、回路、電子配列、コード、又はこれらの組み合わせである。
接続モードカウント手順エンジン204は、接続モードの無線通信装置102、104に対して接続モードカウント要求(CMCR)118を送信するよう基地局に指示する。本例では、CMCR118は、3GPP通信規格に従って送信され、かつMBMS一対多制御チャネル(MCCH)上で送信される。アイドルモード無線通信装置はCMCR118に応答できないので、アイドルモード無線通信装置は、CMCRを無視する、又はCMCRのために分配されたMCCHのCMCR部分を読み取らない。CMCR118は、アイドルモードの無線通信装置により監視されないチャネルを用いて送信されるので、CMCR118は、アイドルモードの無線通信装置106、108により受信されない。各接続モード無線通信装置102、104の受信部214はMCCHを受信し、CMCR118を解読する。制御部216はCMCR118を処理し、送信部218が基地局(eNodeB)に送信する適切なCMCRR120を生成する。上述したように、CMCRR120は、無線通信装置により受信されるかもしれないPTM対応サービスを識別する。識別されるPTM対応サービスは、無線通信装置により現在受信されている又は無線通信装置により将来受信されるであろうコンテンツ又はサービスを含んでもよい。従って、制御部216は、例えば、PTM対応サービスが現在受信されていること、PTM対応サービスの受信が予定されていること、又はユーザ入力などの他の指示子に基づいて、サービス、テレビ番組、映画、音楽放送などの特定のコンテンツにユーザが興味を持つと判断してもよい。よって、CMCRR120は、当該メッセージを送信する機器がPTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す。
現在の3GPP仕様に従って、CMCRR120は、無線通信装置が受信しそうな特定のPTM対応サービス(ユーザが興味を持つPTM対応サービス)のリストを含む。本例では、CMCR118に記載のPTM対応サービスのいずれにも、ユーザが興味を持たず、無線通信装置により受信されないと見込まれると制御部216が判断した場合、制御部216は、CMCR118を無視し、応答を送信しないと判断する。ある状況では、1又は複数のサービスに興味がないことを示す応答が送信されてもよい。上述したように、そのような技術は、一般的に無線通信トラフィックを最小化するために避けられる。
MCE114は、MBSFNエリア116内の基地局(eNodeB)110、112の全てにより受信されたCMCRRメッセージ120により提供されたデータを処理し、どのPTM対応サービスがPTMを用いて送信されるきであるかを判断する。接続モードカウント手順エンジン204は、各PTM対応サービスについて興味を示す応答の総数を計算する。カウント手順評価エンジン208は、各PTM対応サービスに興味を持つ機器の数が、PTMによりPTM対応サービスを提供することを正当化するために十分大きいかを判断する。本例では、各PTM対応サービスについてカウントされた機器の数が閾値と比較され、当該数が閾値よりも大きい場合に、PTMによりPTM対応サービスが提供されるべきであると判断される。各サービスについての閾値は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。さらに、閾値は、動的であってもよいし、静的であってもよい。PTM対応サービスを受信する無線通信装置のカウント数が、PTMでのサービス提供を正当化しない場合、アイドルモードカウント手順エンジン206によりアイドルモードカウント手順が起動される。
アイドルモードカウント手順エンジン206は、エリア内の基地局(eNodeB)に対し、アイドルモードの無線通信装置102、104(UE)により受信可能な下りリンク信号を用いてアイドルモードカウント要求(IMCR)126を送信するよう要求又は指示する。上述したように、IMCR126を送信するための適切な技術の例は、システム情報ブロック(SIB)メッセージ又はMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージの使用を含む。IMCR126は、MCE114がアイドルモードカウント手順を実行している1又は複数のPTM対応サービスを識別するサービス識別子124を含む。PTM対応サービスのリストは、サービスを使用するであろう不十分な数の接続モード機器が存在していたと接続モードカウント手順により判断された各PTM対応サービス(MBMSサービス)を含む。よって、IMCRサービス識別子124中のサービスのリストは、CMCR118中で送信されたサービスのリストと同じ又はその部分集合である。
アイドルモードの無線通信装置104、106が受信可能な下りリンク信号122を用いてIMCR126が送信されるので、IMCR126は、MBSFNエリア116内のアイドルモードの各無線通信装置において受信部214により受信されて、制御部216により処理される。制御部216は、IMCR126に応じて、無線通信装置106、108が受信しそうな、IMCR126内のMBMSサービスを識別するIMCRR130を生成する。よって、IMCRR130内のサービス識別子134は、ユーザが興味を持つMBMSサービスのリストを含む。当該MBMSサービスは、無線通信装置が現在受信しているサービスであってもよいし、無線通信装置が将来受信するであろうPTM対応サービスであると制御部216が判断したサービスであってもよい。カウントされるべき少なくとも1つのPTM対応サービスを制御部216が識別した場合、制御部216は、無線通信装置212(104、106)をアイドルモードから接続モードに切り替える。一旦接続モードになると、送信部218は、IMCRR130を基地局110に送信する。
MCE114は、MBSFNエリア内の基地局110、112の全てにより受信されたIMCRRメッセージ130により提供されるデータを処理し、PTMを用いて送信されるべきPTM対応サービスを判断する。アイドルモードカウント手順エンジン206は、各PTM対応サービスについて、興味を示す応答の総数を計算する。カウント手順評価エンジン208は、各PTM対応サービスに興味を持つ無線通信装置の総数が、PTMでPTM対応サービスを提供することを正当化するために十分に多いかを判断する。従って、カウント手順評価エンジン208は、接続モードカウント手順エンジン204によりPTM対応サービスについてカウントされた無線通信装置の数を、アイドルモードカウント手順エンジン206により当該PTM対応サービスについてカウントされた無線通信装置の数に加算して、各PTM対応サービスについて無線通信装置の総数を計算する。本例では、各PTM対応サービスについてカウントされた機器の総数が閾値と比較され、当該数が閾値よりも大きい場合に、当該PTM対応サービスがPTMで提供されるべきであると判断される。閾値は、各PTM対応サービスに対して同じであってもよいし、異なっていてもよい。さらに、閾値は、動的であってもよいし、静的であってもよい。既知の技術に従って、MBMSサービスエンジン210は、カウント手順エンジン202により十分に大きい数の無線通信装置を有すると判断された全てのPTM対応サービスについて、PTMを用いてPTM対応サービスを提供する。
図3は、カウント手順を実施する方法のフロー図である。本方法はハードウェア及びコードの任意の組み合わせを用いて実行されるが、図3の例では、本方法は、上述した図1及び図2の通信システム100において実行される。
ステップ302において、接続モードカウント手順が実行される。上述したように、MCE114は、接続モードカウント要求(CMCR)118を送信するよう、MBSFNエリア116内の基地局(eNodB)110、112に要求することにより、カウント手順を起動する。CMCR118は、カウントが望まれる少なくとも1つのPTM対応サービスを識別する。接続モードカウント要求118は、接続モード無線通信装置(CMUE)にのみ使用されるので、接続モード無線通信装置UEのみが、どのPTM対応サービスを当該無線通信装置(UE)が受信している又は受信を意図するかを示す接続モードカウント要求応答(CMCRR)120で応答する。言い換えると、CMCRR120は、無線通信装置(UE)がカウントされるべきPTM対応サービスを識別する。
ステップ304において、PTM対応サービスを受信する接続モード無線通信装置(CMUE)の数が閾値よりも多いか否かを判断する。当該接続モード無線通信装置(CMUE)の数がPTM対応サービスについての閾値よりも多い場合、本方法はステップ306に進み、当該PTM対応サービスがPTMを用いて提供される。そうでなければ、本方法はステップ308に続く。
ステップ308において、アイドルモードカウント手順が実行される。上述したように、アイドルモードカウント要求(IMCR)は、アイドルモードのUEが受信可能な下りリンク信号を用いて基地局(eNodeB)から送信される。アイドルモードの各UEは、IMCRを受信し、どのPTM対応サービスをUEが受信するかを示すIMCRRで応答する。応答を生成する各アイドルモード無線通信装置(IMUE)は、接続モードに切り替わり、IMCRR130を送信する。本例では、ユーザが興味を持つPTM対応サービスが存在しない場合、UEは応答しない。IMCRRは基地局(eNodeB)により受信され、MCE114に転送され、そこで各PTM対応サービスについてUEの数が計算される。
ステップ310において、各PTM対応サービスについて、PTM対応サービスを受信するであろう無線通信装置の総数が閾値と比較される。当該無線通信装置の総数は、アイドルモード無線通信装置の数及び接続モード無線通信装置の数を合計することにより計算される。ある状況では、接続モードにおいてIMCRも受信する無線通信装置の二重のカウントを回避するための技術が実装されてもよい。総数が閾値よりも多い場合、本方法はステップ206に続いて進む。そうでなければ、本方法は、ステップ312に進み、興味を持つ無線通信装置の数が十分ではないPTM対応サービスはPTMを用いて送信されない。PTM対応サービスは、当該特定のPTM対応サービスに興味を持つ各無線通信装置に対し、ユニキャストサービス(PTP)を用いて送信されてもよい。例えば、ユーザがサービスを望む場合でPTMを用いて利用可能ではない場合、無線通信装置は、サービスを得るためにユニキャスト接続を採用できる。
図4は、通信システムにより実行されるアイドルモードカウント手順を行う方法の一例のフロー図である。図4の例では、本方法は、MCEの管理下で、MCE、基地局、及び他のシステム構成要素により実行される。
ステップ402において、アイドルモードの無線通信装置が受信可能な下りリンクメッセージが送信され、下りリンクメッセージは、アイドルモード無線通信装置がカウントされるべきPTM対応サービスを識別するサービス識別子を少なくとも含む。本例では、IMCRが基地局から送信される。上述したように、IMCRを送信するための適切な技術は、SIB13メッセージ内で情報要素(IE)を送信することを含む。
ステップ404において、IMCRが送信された時にアイドルモードであった無線通信装置から、IMCRに対する応答を受信する。アイドルモードカウント要求に応答する各無線通信装置は、接続モードに切り替わり、応答を送信する無線通信装置がIMCRにおいて識別される少なくとも1つのPTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示すアイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する。
従って、システム100は、カウントされるべき少なくとも1つのPTM対応サービスを識別するサービス識別子を含むIMCRを送信する。IMCRに応答して、アイドルモードの各無線通信装置は、興味を持つサービスを識別するサービス識別子を含むIMCRRを送信することにより、IMCRにおいて識別される1又は複数のPTM対応サービスに対する興味を示す。
図5は、アイドルモード無線通信装置において実行されるカウント手順の方法の一例のフロー図である。本例では、本方法は、無線通信装置212などの無線通信装置において実行される。本方法は、アイドルモードの無線通信装置により開始される。よって、ステップ502において、無線通信装置212はアイドルモード無線通信装置102、104である。
ステップ502において、無線通信装置がアイドルモードである間に当該無線通信装置において下りリンク要求メッセージが受信される。下りリンクメッセージは、少なくともPTM対応サービスについて識別するサービス識別子を含む。本例では、無線通信装置212(102、104)は、基地局から送信されたIMCRを受信する。従って、下りリンク要求メッセージの一例はIMCRである。
ステップ504において、下りリンク要求メッセージに応答してアイドルモード応答メッセージが送信される。アイドルモード応答メッセージは、当該無線通信装置が、下りリンク要求メッセージにおいて識別されるPTM対応サービスを受信する機器としてカウントされるべきであるか否かを示す。本例では、応答メッセージはIMCRRである。上述したように、IMCRは、カウントが得られる対象のPTM対応サービスのリストを含む。IMCRRは、IMCRにおけるリストと同じ又は部分集合であるPTM対応サービスのリストを含んでもよい。アイドルモード応答メッセージを送信するために、無線通信装置212は先ず接続モードに切り替わらなければならない。
図6は、2つのPTM対応サービスを管理する方法のフロー図である。本方法は、図3を参照して説明した方法の一例である。本例では本方法がMCEにより実行されるが、本方法は他のエンティティにより実行されてもよい。
ステップ602において、接続モードカウント手順が実行される。MCEは、第1のPTM対応サービス(サービス1)及び第2のPTM対応サービス(サービス2)についてのカウント要求を送信するよう、基地局(MBSFNエリア内のENodeB)に指示する。接続モードの無線通信装置(UE)は当該要求に応答する。当該カウント要求は接続モードカウント要求(CMCR)であり、当該応答は接続モードカウント要求応答(CMCRR)である。各サービスについて、応答する無線通信装置がPTM対応サービスを受信することを示す当該応答の数が判断される。
ステップ604において、第1のPTM対応サービスに興味を持つことを示した接続モードの無線通信装置の数を第1のサービス閾値と比較する。当該数が当該閾値よりも多い場合、本方法はステップ606に続く。そうでなければ、本方法はステップ608に進む。
ステップ606において、MCEは、MBMSを用いて第1のPTM対応サービス(サービス1)を提供するよう基地局に知らせる。本方法はステップ610に進み、第2のPTM対応サービスに興味を持つことを示した接続モードの無線通信装置の数を第2のサービス閾値と比較する。当該数が当該閾値よりも多い場合、本方法はステップ612に進み、PTMを用いて第2のPTM対応サービスを提供するよう基地局に知らせる。そうでなければ、本方法はステップ614に進む。
ステップ614において、アイドルモードの無線通信装置にカウント要求を送信するよう基地局に指示する。IMCRは、アイドルモード無線通信装置(IM UE)が受信可能な下りリンク信号を通じて基地局により送信される。当該IMCR内のサービス識別子は、第2のPTM対応サービスを識別する。上述したように、IMCRを送信する適切な技術の例は、SIB13メッセージ内で情報要素(IE)を送信することを含む。
ステップ608において、第2のPTM対応サービスに興味を持つことを示した接続モードの無線通信装置の数を第2のサービス閾値と比較する。当該数が当該閾値よりも多い場合、本方法はステップ616に続く。そうでなければ、本方法はステップ620に進む。
ステップ616において、MCEは、PTMを用いて第2のPTM対応サービス(サービス2)を提供するよう基地局に知らせる。本方法はステップ618に進み、アイドルモードの無線通信装置にカウント要求を送信するよう基地局に指示する。IMCRは、アイドルモード無線通信装置(IM UE)が受信可能な下りリンク信号を通じて基地局により送信される。IMCR内のサービス識別子は、第1のPTM対応サービスを識別する。
ステップ620において、アイドルモードの無線通信装置にカウント要求を送信するよう基地局に指示する。IMCRは、アイドルモード無線通信装置(IM UE)が受信可能な下りリンク信号を通じて基地局により送信される。IMCR内のサービス識別子は、第1のPTM対応サービス及び第2のPTM対応サービスを識別する。
ステップ614、618、又は620の何れかの実行後、本方法はステップ622に進む。ステップ622において、カウントされる無線通信装置から応答を受信する。IMCRRは、1又は複数のPTM対応サービスを識別するサービス識別子を含む。IMCR内のサービス識別子及び特定の無線通信装置の応答に応じて、IMCRR内のサービス識別子は、サービス1、サービス2又はその両方を識別し得る。例えば、両方のサービスをIMCRに記載するようステップ620が実行されたものの、特定の無線通信装置がサービス2にのみ受信に興味を持つ場合、IMCRR内のサービス識別子にはサービス2のみ記載する。上述したように、ある状況では、接続モードである間に受信したカウント要求に対するカウント要求応答及びアイドルモードである間に受信したカウント要求に対する応答を送信する無線通信装置の二重のカウントを避けるための技術が使用されてもよい。
ステップ624において、IMCRメッセージを送信してからの経過時間が閾値に達したかを判断する。ある状況では、経過時間は、IMCRメッセージの送信回数に基づく。当該時間が閾値を満たす場合、本方法はステップ626において停止する。そうでなければ、本方法はステップ604に戻る。
明らかに、他の実施形態および本発明の改変は、これらの教示に鑑みて当業者には容易であろう。上記の説明は例示であって制限的なものではない。本発明は、上記の明細書及び添付の図面と併せて見た場合、すべてのそのような実施形態および変形例を含む以下の特許請求の範囲によって限定されるべきである。従って、本発明の範囲は、上記の説明を参照して決定されるべきではないが、代わりに均等物の全範囲と共に添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。

Claims (14)

  1. マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)サービスを提供する第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)通信システムにおいて、アイドルモード無線通信装置をカウントする方法であって、
    前記システムは複数の無線通信装置を含み、各無線通信装置は、接続モード及びアイドルモードを含む少なくとも2つのモードのうち1つにあることが可能であり、ここで無線通信装置は、無線リソース制御(RRC)接続が確立されているときは前記接続モードにあり、RRCが確立されていないときは前記アイドルモードにあり、
    前記方法は、
    PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含むアイドルモード下りリンクメッセージを送信し、該アイドルモード下りリンクメッセージは、システム情報ブロック(SIB)メッセージ及びMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージのうち1つであり、
    前記下りリンクメッセージが送信された時に前記アイドルモードであった通信装置により送信されるアイドルモードカウント要求応答メッセージを受信し、各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する前記通信装置が前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す、
    ことを含む方法。
  2. 前記アイドルモード下りリンクメッセージを送信する前に、前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す接続モードの無線通信装置の数が接続モード閾値よりも多いか否かを判断する接続モードカウント手順を実行することをさらに含み、
    前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記接続モードの無線通信装置の数が前記接続モード閾値以下である場合に限り、前記アイドルモード下りリンクメッセージを送信することが実行される、
    請求項1の方法。
  3. 前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記接続モードの無線通信装置の数を、前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記アイドルモードの無線通信装置の数に加算することにより、前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す無線通信装置の総数を判断し、
    前記PTM対応サービスについてカウントされるべき前記無線通信装置の総数が前記閾値よりも多い場合に限り、MBMSを用いて前記PTM対応サービスを提供する、
    ことをさらに含む請求項2の方法。
  4. 前記PTM対応サービスについてカウントされるべき前記無線通信装置の総数が前記閾値以下である場合に、ユニキャスト一対一サービスを用いて前記PTM対応サービスを提供する、
    ことをさらに含む請求項3の方法。
  5. 前記アイドルモードカウント要求は、複数のPTM対応サービスを示し、
    各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する前記通信装置が複数のPTM対応サービスのうち少なくとも1つの受信についてカウントされるべきであることを示す、
    請求項3の方法。
  6. 第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)通信仕様に従って動作する無線通信装置において行われる方法であって、
    無線リソース制御(RRC)接続が確立されていないアイドルモードを維持し、
    前記アイドルモードであるときにシステム情報ブロック(SIB)メッセージ及びMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージのうち1つである下りリンクメッセージを受信し、該下りリンクメッセージは、MBMSを用いて前記無線通信装置に提供されることができるマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含み、
    前記下りリンクメッセージに応じて、前記アイドルモードから、RRCの確立を含む接続モードに切り替え、
    前記無線通信装置が前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示すアイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する、
    ことを含む方法。
  7. 前記アイドルモードカウント要求は、複数のPTM対応サービスを示し、
    前記アイドルモードカウント要求応答メッセージは、前記複数のPTM対応サービスのうち少なくとも1つを含む、
    請求項6の方法。
  8. 前記アイドルモードカウント要求は、複数のPTM対応サービスを示し、
    前記アイドルモードカウント要求応答メッセージは、前記無線通信装置がカウントされるべきPTM対応サービスのリストを含む、
    請求項6の方法。
  9. マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)サービスを提供する第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)通信システムに従って動作するマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)システムであって、
    複数の無線通信装置であって、各無線通信装置は、接続モード及びアイドルモードを含む少なくとも2つのモードのうち1つで動作し、ここで無線通信装置は、無線リソース制御(RRC)接続が確立されているときは前記接続モードにあり、RRC接続が確立されていないときは前記アイドルモードにある、複数の無線通信装置と、
    アイドルモードカウント手順を実行するように構成されたアイドルモードカウント手順エンジンを含むマルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)と、
    を含み、
    前記アイドルモードカウント手順は、
    PTM対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含むアイドルモード下りリンクメッセージを送信し、該アイドルモード下りリンクメッセージは、システム情報ブロック(SIB)メッセージ及びMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージのうち1つであり、
    前記アイドルモード下りリンクメッセージが送信された時に前記アイドルモードであった通信装置により送信されるアイドルモード応答メッセージを受信し、各アイドルモードカウント要求応答メッセージは、該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する前記通信装置が前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す、
    MBMSシステム。
  10. 前記MCEは、PTM対応サービスの受信についてカウントされるべきである接続モードの無線通信装置の数が閾値よりも多いか否かを判断する接続モードカウント手順を実行するように構成された接続モードカウント手順エンジンをさらに含み、
    前記アイドルモードカウント手順エンジンは、前記PTM対応サービスについてカウントされるべき前記接続モードの無線通信装置の数が前記閾値よりも多い場合に限り、前記アイドルモードカウント手順を実行する、
    請求項9のMBMSシステム。
  11. 前記MCEは、
    前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記接続モードの無線通信装置の数を、前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記アイドルモードの無線通信装置の数に加算することにより、前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す無線通信装置の総数を判断するように構成されたカウント手順評価エンジンと、
    前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示す前記無線通信装置の総数が前記閾値よりも多い場合に限り、MBMSを使用して前記PTM対応サービスを提供するように構成されたMBMSサービスエンジンと、
    をさらに含む請求項10のMBMSシステム。
  12. 前記アイドルモードカウント要求は、複数のPTM対応サービスを識別し、
    前記アイドルモード応答メッセージは、該アイドルモードカウント要求応答メッセージを送信する前記無線通信装置が前記複数のPTM対応サービスのうち少なくとも1つについてカウントされるべきであることを示す、
    請求項9のMBMSシステム。
  13. 無線通信装置であって、
    基地局との無線リソース制御(RRC)接続を確立することを避けることによりアイドルモードを維持するように構成された制御部と、
    前記アイドルモードである間に、システム情報ブロック(SIB)メッセージ及びMBMS一対多制御チャネル(MCCH)メッセージのうち1つであって、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)対応サービスを識別するアイドルモードカウント要求を含む下りリンクメッセージを受信するように構成された受信部と、
    前記制御部は、前記下りリンクメッセージに応じて、前記アイドルモードから、RRCの確立を含む接続モードに切り替えるように構成されており、
    前記無線通信装置が前記PTM対応サービスについてカウントされるべきであることを示すアイドルモードカウント要求応答メッセージを送信するように構成された送信部と、
    を含む無線通信装置。
  14. 前記アイドルモードカウント要求は、複数のPTM対応サービスを識別し、
    前記アイドルモード応答メッセージは、前記無線通信装置が前記複数のPTM対応サービスのうち少なくとも1つについてカウントされるべきであることを示す、
    請求項13の無線通信装置。
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