JP2015232986A - センサ装置、照明装置および照明制御装置 - Google Patents

センサ装置、照明装置および照明制御装置 Download PDF

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Junichi Kato
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Abstract

【課題】複雑なマイコン等を使うことなく、コストを抑えるとともに、信号線の極性の確認作業を軽減し、作業者の負荷を軽減する。【解決手段】照明装置200の点灯状態を制御するセンサ装置100であって、センサ10と、外部電源からの電力を動作用の電力に変換する直流電源20と、他の照明装置のセンサ装置との接続に用いられる1対の信号線30と、直流電源20の一つの出力端子である正極と1対の信号線30の一方との間に接続される電流制限部40と、直流電源20の他の出力端子である負極と1対の信号線30の他方との間に接続されるとともに、センサ10の作動時にオンになる第1のスイッチ50と、1対の信号線30の間に接続された信号伝達部60と、を備え、1対の信号線30の間の両方向の電流信号が、信号伝達部60の信号入力端子60aを介して伝達可能であり、信号伝達部60の信号出力端子60bが、直流電源20の正極および負極の間に第1の開閉装置70を介して接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、センサ装置、照明装置および照明制御装置に関する。
人感センサ等の各種センサを用いて、複数の照明装置の点灯状態を個別に制御し、省エネルギーを達成する照明システムが提案されている。センサ装置が人の存在を検知し、検知信号により制御装置が各照明装置の光源の点灯状態を個別に制御する。
例えば、特許文献1に開示の技術は、周囲位置情報、周囲器具状態を容易に認識させることができ、また制御単位毎にきめ細かい制御が行える照明システムを提供することを目的としている。照明器具が、照度センサと、人感センサと、照度センサの検出信号、人感センサの検出信号に基づいて照明負荷を制御する制御部とからなる負荷制御部を備えている。隣接した同じ構成の照明器具の照明負荷が人感センサの人体を検知に基づいて点灯されると、この点灯を照度センサの検出照度の変化で検出し、この検出で隣接照明器具が点灯したと認識して制御部は照明負荷を連動点灯させる。
また、特許文献2に開示の技術は、複雑な通信回路を用いることなく、複数のセンサが検出した情報に基づいて複数の照明装置の光源の点灯状態を制御することを目的としている。人感センサの作動時にスイッチング回路がオンになる。ここで、2つのセンサ間接続端子が、スイッチング回路を介して電気的に接続している。この2つのセンサ間接続端子は、他の照明装置と電気的に接続されており、信号出力回路が、2つのセンサ間接続端子の間の電位差が所定の閾値より小さい場合に、センサ作動信号を出力する。制御回路が、信号出力回路が出力したセンサ作動信号に基づいて、光源の点灯状態を制御する。
特開平10−162969号公報 特開2013−140056号公報
特許文献1の技術は、各照明装置の制御を行うにあたり、実際には各照明装置の点灯状態を記憶する記憶部や、信号線を介して状態信号を送信する通信部が、各照明装置に設けられる必要がある。したがって、複雑なマイコン、通信回路、メモリ等が必要となり、コストの上昇を招くおそれがある。
一方、特許文献2の技術は、複雑な通信回路やメモリを必要とするものではない。しかしながら、他の照明装置と電気的に接続される2つのセンサ間接続端子は極性を有するものであり、二つの照明装置間において、同じ極性同士を正しく接続する必要がある。数多くの照明装置および配線が存在する実際の施工現場では、そのような同じ極性同士の接続の確認は作業者の負荷を増加させるものであり、施工性の悪化を招くおそれがある。
本発明は、複雑な通信回路等を用いずにコストを抑えつつ、施工性の良さも確保したセンサ装置、照明装置および照明制御装置を提供する。
本発明のセンサ装置は、照明装置の点灯状態を制御するセンサ装置であって、センサと、外部電源からの電力を動作用の電力に変換する直流電源と、他の照明装置のセンサ装置との接続に用いられる1対の信号線と、前記直流電源の一つの出力端子である正極と前記1対の信号線の一方との間に接続される電流制限部と、前記直流電源の他の出力端子である負極と前記1対の信号線の他方との間に接続されるとともに、前記センサの作動時にオンになる第1のスイッチと、前記1対の信号線の間に接続された信号伝達部と、を備え、
前記1対の信号線の間の両方向の電流信号が、前記信号伝達部の信号入力端子を介して伝達可能であり、前記信号伝達部の信号出力端子が、前記直流電源の前記正極および前記負極の間に第1の開閉装置を介して接続されている。
本発明の照明装置は、センサ装置と、当該センサ装置における前記第1の開閉装置および前記直流電源に接続された光源と、を備える。
本発明の照明制御装置は、センサ装置を複数接続して得られる照明制御装置であって、各センサ装置の前記1対の信号線の極性が無極性の状態で接続可能である。
本発明のセンサ装置、照明装置、照明制御装置によれば、複雑なマイコン等を使うことなく、コストを抑えることが可能となる。また、施工現場において信号線の極性の確認作業を軽減することが可能となり、作業者の負荷を軽減することが可能となる。
本発明に係るセンサ装置および照明装置の実施形態の回路図であって、(a)が第1実施形態、(b)が第2実施形態、(c)が第3実施形態 本発明に係るセンサ装置および照明装置の実施形態の回路図であって、(a)が第4実施形態、(b)が第5実施形態、(c)が第6実施形態 実施形態のセンサ装置を複数接続して得られる照明制御装置の回路図であって、であって、(a)が第1実施形態のセンサ装置を複数接続して得られる照明制御装置の第1実施形態の回路図であり、(b)が第2実施形態のセンサ装置を複数接続して得られる照明制御装置の第2実施形態の回路図 第3実施形態のセンサ装置を2台接続して得られる照明制御装置(照明システム)の第3実施形態の回路図であり、(a)は一対の信号線の接続がクロスしていない状態の例であり、(b)は一対の信号線の接続がクロスしている状態の例 第3実施形態のセンサ装置を3台接続して得られる照明制御装置(照明システム)の回路図であり、各センサ装置の間で一対の信号線の接続がクロスしている例 第4実施形態のセンサ装置を3台接続して得られる照明制御装置(照明システム)の回路図であり、1箇所で一対の信号線の接続がクロスしておらず、他の箇所で一対の信号線の接続がクロスしている状態の例 本発明に係る照明制御装置の応用例を示す概念図であり、(a)はトイレの照明装置を制御する照明制御装置の例であり、(b)は玄関およびボールの照明装置を制御する照明制御装置の例
以下、本発明に係るセンサ装置、照明装置および照明制御装置の好適な実施形態を、図1〜図7を用いて詳述する。
本発明のセンサ装置100は、照明装置の点灯状態を制御するセンサ装置100であって、センサ10と、外部電源からの電力を動作用の電力に変換する直流電源20と、他の照明装置のセンサ装置との接続に用いられる1対の信号線30と、直流電源20の一つの出力端子である正極と1対の信号線30の一方との間に接続される電流制限部40と、直流電源20の他の出力端子である負極と1対の信号線30の他方との間に接続されるとともに、センサ10の作動時にオンになる第1のスイッチ50と、1対の信号線30の間に接続された信号伝達部60と、を備え、1対の信号線30の間の両方向の電流信号が、信号伝達部60の信号入力端子60aを介して伝達可能であり、信号伝達部60の信号出力端子60bが、直流電源20の正極および負極の間に第1の開閉装置70を介して接続されている。
信号伝達部60は、信号入力端子60aとして機能する全波整流回路62と、信号入力端子60aおよび信号出力端子60bとして機能するフォトカプラ64とを含むことが好ましい。
信号伝達部60の信号入力端子60aが第2のスイッチ68を介して1対の信号線30の一方に接続され、第1のスイッチ50が第3のスイッチ80を介して1対の信号線30の他方に接続され、第1のスイッチ50が、直流電源20の正極および負極の間に第3の開閉装置90を介して接続されていることが好ましい。
信号伝達部60は、信号入力端子60aとして機能する全波整流回路62と、信号入力端子60aおよび信号出力端子60bとして機能するフォトカプラ64と、全波整流回路62およびフォトカプラ64に接続される第2の開閉装置66と、を含み、全波整流回路62の二つの電流入力部が1対の信号線32の各々に接続され、 全波整流回路62の正極側出力部と負極側出力部の間に、フォトカプラ64の発光素子が順方向に接続され、負極側出力部と発光素子のカソードが、第2の開閉装置66の第1の接点を介して、直流電源20の負極として機能するグランド端子に接続され、第2の開閉装置66の第2の接点が、フォトカプラ64を介さずに全波整流回路62に接続され、センサ10の非作動時に第1の接点がオフであって第2の接点がオンであり、センサ10の作動時に第1の接点がオンになるとともに第2の接点がオフになり、直流電源20の正極から電流制限部40と全波整流回路62を介して、発光素子に電流が流れ、フォトカプラ64の受光素子がオンになり、第1の開閉装置70がオンになることが好ましい。
全波整流回路62の正極側出力部が第2のスイッチ68を介して発光素子のアノードに接続され、第1のスイッチ50が第3のスイッチ80を介して第2の開閉装置66の第1の接点の駆動部に接続され、第1のスイッチ50が、直流電源20の正極および負極の間に第3の開閉装置90を介して接続されていることが好ましい。
本発明の照明装置200は、センサ装置100と、当該センサ装置100における第1の開閉装置70および直流電源20に接続された光源110とを備える。
本発明の照明制御装置300は、センサ装置100を複数接続して得られる照明制御装置300であって、各センサ装置100の1対の信号線30の極性が無極性の状態で接続可能である。
図1は、本発明に係るセンサ装置および照明装置の実施形態の回路図であって、(a)が第1実施形態、(b)が第2実施形態、(c)が第3実施形態の回路図をそれぞれ示している。
図1(a)は、照明装置200の第1実施形態の回路図を示す。照明装置200は、LED等の発光素子より構成された光源(負荷)110と、当該光源110の点灯状態を制御する第1実施形態のセンサ装置100とを含む。センサ装置100は、人感センサ等のセンサ10を用いて、光源110の点灯状態を制御し、省エネルギーを達成することが可能である。
センサ装置100は、センサ10と、直流(DC)電源20と、1対の信号線30と、電流制限部40と、第1のスイッチ50と、信号伝達部60と、第1の開閉装置70とを備えている。
センサ10は、建物内における人の存在を感知する人感センサが用いられる。人感センサとしては、赤外線、超音波、可視光等、各種の媒体を用いたものが利用でき、特にその種類は限定されない。
直流電源20は、外部電源(例えば図1(c)で示す商用電源120)からの電力をセンサ装置100の動作用の電力に変換するとともに、光源110の点灯用の電力を供給する。直流電源20は、センサ装置に電力を出力する出力端子である正極(正極端子+)と負極(負極端子−)とを備えている。直流電源20としては、各種の整流回路、AC/DCコンバータ等を用いたものが利用でき、特にその種類は限定されない。尚、図面中のH、Nは直流電源20への外部の交流電源(例えば図1(c)で示す商用電源120)からの電力供給端子であり、この電力供給端子は光源110へ電力を供給する端子としての役割も果たす。
1対の信号線30は、図示せぬ他の照明装置のセンサ装置との接続に用いられるものであり、他の照明装置のセンサ装置との間で電気信号がやり取り可能なものであれば特にその種類は限定されない。
電流制限部40は、直流電源20の正極(+)と1対の信号線30の一方の信号線32(第1の信号線)との間に接続される。本実施形態の電流制限部40は、抵抗RとダイオードD1との直列接続により構成されているが、直流電源20からの電力(直流電流)の大きさを所定値以下に制限し、装置を保護する役割が可能であれば、特にその種類は限定されない。
第1のスイッチ50は、直流電源20の負極(−)(図ではグランド電極として示してある)と1対の信号線30の他方の信号線(第2の信号線)34との間に接続され、センサ10の作動時(人の感知時)にオンになる。第1のスイッチ50はMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)の様なスイッチング素子により構成されるが、特にその種類は限定されない。
信号伝達部60は、1対の信号線30(一方の信号線32と他方の信号線34)の間に接続されている。信号伝達部60は、信号入力端子(1次側端子)60aと信号出力端子(2次側端子)60bとを備えている。1対の信号線30の間の両方向の電流信号、すなわち、一方の信号線32から他方の信号線34への電流信号と、他方の信号線34から一方の信号線32への電流信号の両方の電流信号が、信号入力端子60aを介して伝達可能である。また、信号出力端子60bが、直流電源20の正極(+)および負極(−)の間に第1の開閉装置70を介して接続されている。
第1の開閉装置70は、例えば継電器(リレー)により構成され、信号伝達部60の信号出力端子60bと、直流電源20の正極(+)および負極(−)の間に接続されている。継電器により構成される場合、第1の開閉装置70は接点と、接点を物理的に駆動する電磁石とにより構成され、接点の物理的な移動により開閉動作が行われる。第1の開閉装置70は、センサ10の非作動時(オフ時)にオフであり、センサ10の作動時(オン時)にオンになる。すなわち、第1の開閉装置は、電流を流さない時(通常時)に開放されるタイプの接点(NO;Normally Open)である。
光源110は、センサ装置100の第1の開閉装置70および直流電源20に接続されており、光源110とセンサ装置100との組み合わせにより照明装置200が構成される。
センサ10が人の存在を検知しないいわゆる非作動時において、第1のスイッチ50はオフである。このとき、直流電源20から電流を供給する経路が成立していないため、電流は供給されない。
一方、センサ10が人の存在を検知し作動状態になると、第1のスイッチ50がオンになる。このとき、直流電源20の正極(+)→電流制限部40→信号伝達部60の信号入力端子60a→第1のスイッチ50→グランド端子(直流電源20の負極(−))の経路が成立し、電流がこの経路に沿って供給される。そして、信号伝達部60の信号出力端子60bが、信号入力端子60aに流れる電流信号を受けて、更に電流を第1の開閉装置70に供給し、第1の開閉装置70がオンになり、光源110が点灯する。
図1(b)は、照明装置200の第2実施形態の回路図を示す。照明装置200は第2実施形態のセンサ装置100を含むが、第2実施形態のセンサ装置100と第1実施形態のセンサ装置100との違いは、信号伝達部60の部分である。第2実施形態のセンサ装置100の信号伝達部60は、信号入力端子60aとして機能する全波整流回路62と、信号入力端子60aおよび信号出力端子60bとして機能するフォトカプラ64とを含む。全波整流回路62は、第1実施形態のセンサ装置100における信号入力端子60aとして機能する。フォトカプラ64は、第1実施形態のセンサ装置100における信号入力端子60aおよび信号出力端子60bとして機能する。
全波整流回路62は整流作用を持つ回路であり、4つのダイオードD11、D12、D13、D14を組み合わせたダイオードブリッジにより構成され、二つの電流入力部62a、62bが、1対の信号線30の各々に接続されている。詳しくは、電流入力部62aと一方の信号線32が接続され、電流入力部62bと他方の信号線34が接続されている。
フォトカプラ64は、電気信号を光に変換し、再び電気信号に戻す素子であり、電気的な絶縁(電流の絶縁)を確保しながら電気信号を伝達することが可能な素子である。フォトカプラ64は、発光素子64aと受光素子64bとを含み、全波整流回路62の正極側出力部62cと負極側出力部62dの間に、フォトカプラ64の発光素子64aが順方向に接続されている。発光素子64aは、全波整流回路62からの電気信号を光に変換し、当該光を受光素子64bが受光して再び電気信号に変換する。
さらに、全波整流回路62の負極側出力部62dと発光素子64aの出力側であるカソードが、直流電源20の負極(−)として機能するグランド端子に接続されている。
センサ10が人の存在を検知しないいわゆる非作動時において、第1のスイッチ50はオフである。このとき、直流電源20から電流を供給する経路が成立していないため、電流は供給されない。
一方、センサ10が人の存在を検知し作動状態になると、第1のスイッチ50がオンになる。このとき、直流電源20の正極(+)→電流制限部40→全波整流回路62のダイオードD11→フォトカプラ64の発光素子64a→全波整流回路62のダイオードD14→第1のスイッチ50→グランド端子(直流電源20の負極(−))の経路が成立し、電流がこの経路に沿って供給される。そして、フォトカプラ64の受光素子64bが、発光素子64aに流れる電流信号を受けて、更に電流を第1の開閉装置70に供給し、第1の開閉装置70がオンになり、光源110が点灯する。よって、フォトカプラ64の発光素子64aが、全波整流回路62とともに信号入力端子(1次側端子)として機能し、受光素子64bが信号出力端子(2次側端子)として機能する。
図1(c)は、照明装置200の第3実施形態の回路図を示し、照明装置200は第3実施形態のセンサ装置100を含む。本実施形態においては、信号伝達部60が、全波整流回路62と、フォトカプラ64と、全波整流回路62およびフォトカプラ64に接続される第2の開閉装置66とを含む。全波整流回路62とフォトカプラ64の構成は、図1(b)のものと実質的に同じ構成である。なお、直流電源20の電源端子Vccが図1(a)の正極(+)に対応し、直流電源20のグランド端子Gndが図1(a)の負極(−)に対応する。
さらに、全波整流回路62の負極側出力部62dと発光素子64aの出力側であるカソードが、第2の開閉装置66の第1の接点66aを介して、直流電源20の負極(−)として機能するグランド端子に接続されている。
第2の開閉装置66は、上述した第1の接点66aと、第2の接点66bとを有する。第2の開閉装置66は第1の開閉装置70と同様に、例えば継電器(リレー)により構成される。第2の接点66bは、第1の接点66aとは異なり、フォトカプラ64から絶縁されており、フォトカプラ64を介さずに全波整流回路62に接続されている。
第2の開閉装置66において、センサ10の非作動時(オフ時)に第1の接点66aがオフであって第2の接点66bがオンであり、センサ10の作動時(オン時)に第1の接点66aがオンになるとともに第2の接点66bがオフになる。すなわち、第1の接点66aは電流を流さない時(通常時)に開放されるタイプの接点(NO;Normally Open)であり、第2の接点66bは電流を流さない時(通常時)に接続されるタイプの接点(NC;Normally Closed)である。第3実施形態のセンサ装置100の動作は、後に図4を用いて説明する。
図2は、本発明に係るセンサ装置および照明装置の実施形態の回路図であって、(a)が第4実施形態、(b)が第5実施形態、(c)が第6実施形態の回路図をそれぞれ示している。
図2(a)は、第4実施形態のセンサ装置100を含む第4実施形態の照明装置200の回路図を示す。第4実施形態のセンサ装置100は、第1実施形態のセンサ装置100(図1(a))の構成に加えて、第2のスイッチ68と、第3のスイッチ80と、第3の開閉装置90とをさらに備えている。
そして、信号伝達部60の信号入力端子60aが第2のスイッチ68を介して1対の信号線30の一方の信号線32に接続されている。また、第1のスイッチ50が第3のスイッチ80を介して1対の信号線30の他方の信号線34に接続されるとともに、第1のスイッチ50は、直流電源20の正極(+)に第3の開閉装置90を介して接続されている(図では直流電源20と第3の開閉装置90との間の接続は図示せず)。
図2(b)は、第5実施形態のセンサ装置100を含む第5実施形態の照明装置200の回路図を示す。第5実施形態のセンサ装置100は、第2実施形態のセンサ装置100(図1(b))の構成に加えて、第2のスイッチ68と、第3のスイッチ80と、第3の開閉装置90とをさらに備えている。これらの詳細は、次の第6実施形態を用いて説明する。
図2(c)は、第6実施形態のセンサ装置100を含む第6実施形態の照明装置200の回路図を示す。第6実施形態のセンサ装置100は、第6実施形態のセンサ装置100(図1(c))の構成に加えて、第2のスイッチ68と、第3のスイッチ80と、第3の開閉装置90とをさらに備えている。
そして、全波整流回路62の正極側出力部62cが第2のスイッチ68を介して、フォトカプラ64の発光素子64aのアノードに接続されている。また、第1のスイッチ50が第3のスイッチ80を介して第2の開閉装置66の第1の接点66aの図示せぬ駆動部に接続されるとともに、第1のスイッチ50は、直流電源20の正極(+)に第3の開閉装置90を介して接続されている。
図3は、実施形態のセンサ装置を複数(図では4台)接続して得られる照明制御装置の回路図であって、(a)が第1実施形態のセンサ装置100を複数接続して得られる照明制御装置300の第1の実施形態の回路図であり、(b)が第2実施形態のセンサ装置100を複数接続して得られる照明制御装置300の第2の実施形態の回路図である。
図3(a)は、左端のセンサ10が人の存在を感知した場合の動作、具体的には電流の流れを示す。この場合、既に説明したように左端のセンサ装置100Aの第1のスイッチ50がオンになり、直流電源20から電流が供給されて光源110が点灯する(二点鎖線A参照)。
センサ装置100Aは接続部C1を介して隣のセンサ装置100Bに接続されている。接続部C1では二つのセンサ装置の間で、一対の信号線30の一方の信号線32と他方の信号線34が合致した状態で接続されている。よって、センサ装置100Aからセンサ装置100Bの信号伝達部60を経て、センサ装置100Aのグランド端子に至る経路が確保される(短い破線B参照)。よって、センサ装置100Bのセンサ10が人の存在を検知できず第1のスイッチ50がオフのままであっても、センサ装置100Bの光源110は点灯する。
さらにセンサ装置100Bは接続部C2を介して隣のセンサ装置100Cに接続されている。接続部C2では二つのセンサ装置の間で、一対の信号線30の一方の信号線32と他方の信号線34が逆転した状態、すなわち一方の信号線32と他方の信号線34がクロスした状態で接続されている。数多くの照明装置と配線が施工される実際の現場では、このような状況の発生は予想され得る。
しかしながら、センサ装置100Cの信号伝達部60は、一方の信号線32から他方の信号線34への電流信号と、他方の信号線34から一方の信号線32への電流信号の両方の電流信号を伝達させることができる。よって、センサ装置100Aからセンサ装置100B、センサ装置100Cの信号伝達部60を経て、センサ装置100Aのグランド端子に至る経路が確保される(一点鎖線C参照)。よって、センサ装置100Cのセンサ10が人の存在を検知できず第1のスイッチ50がオフのままであっても、センサ装置100Cの光源110は点灯する。
同様にして、接続部C3を介してセンサ装置100Cに接続された隣のセンサ装置100Dについても、長い破線Dで示した経路が確保される。よって、センサ装置100Dのセンサ10が人の存在を検知できず第1のスイッチ50がオフのままであっても、センサ装置100Dの光源110は点灯する。
図3(b)も、図3(a)と同様に左端のセンサ装置100が人の存在を感知した場合の動作、具体的には電流の流れを示す。本実施形態の照明制御装置300においても、図3(a)の第1実施形態の照明制御装置300と同様、センサ装置100A〜100Dを流れる電流の経路が確保され、各照明装置200の光源110が点灯する。
図3の例の様に、複数の照明装置200のうち、一部の照明装置200のセンサ10のみが人の存在を検知した場合であっても、総ての照明装置200の光源110点灯させることが可能である。また、各照明装置200間の一対の信号線30の接続状態に拘わらず、総ての照明装置200の光源110点灯させることが可能である。このことは、一対の信号線30の極性を気にせず、作業者が照明装置200の接続をすることが可能であるということを意味する。言い換えると、照明制御装置300は、センサ装置100A〜100Dの一対の信号線32の極性が無極性の状態で接続可能である。よって、施工性の向上したセンサ装置100、照明装置200、照明制御装置300が提供される。
尚、図3においては、光源110の図示が省略されており、照明制御装置300は、複数のセンサ装置100の接続により得られるものとして観念される。照明制御装置300の各センサ装置100に光源110を加えたものは、照明システムとして観念される。本発明は、結果的に施工性の向上した照明システムも提供する。
図4は、図1(c)の第3の実施形態のセンサ装置を2台接続して得られる照明制御装置の第3の実施形態の回路図であり、(a)は一対の信号線30の接続がクロスしていない状態の例であり、(b)は一対の信号線30の接続がクロスしている状態の例である。
ここで、図4(a)、図4(b)は、左側の照明装置200Aのセンサ装置100Aのセンサ10が人の存在を検知し、第1のスイッチ50がオンになる場合を示す。右側の照明装置200Bのセンサ装置100Bのセンサ10は人の存在を検知していないため、第1のスイッチ50がオフのままである。このとき、センサ装置100Aの第2の開閉装置66の第1の接点66aが、その駆動部の作用によりオンになるとともに第2の接点66bがオフになる。一方、隣のセンサ装置100Bの第2の開閉装置66の第1の接点66aはオフのままであり、第2の接点66bはオンのままである。
この場合、図4(a)では、以下の経路で電流が流れる(一点鎖線A参照)。
直流電源20の電源端子Vcc→電流制限部40→隣のセンサ装置100Bの第2の開閉装置66の第2の接点66b→全波整流回路62のダイオードD11→フォトカプラ64の発光素子64a→全波整流回路62のダイオードD14→センサ装置100Aの全波整流回路62のダイオードD12→フォトカプラ64の発光素子64a→第2の開閉装置66の第2の接点66b→直流電源20のグランド端子Gnd(図ではグランド端子そのもの)
センサ装置100A、センサ装置100B両方のフォトカプラ64の発光素子64aに電流が流れているため、どちらのセンサ装置においても受光素子64bから電流が流れ、第1の開閉装置70がオンになり、光源110が点灯する。
一方、図4(b)では、以下の経路で電流が流れる(一点鎖線B参照)。
直流電源20の電源端子Vcc→電流制限部40→隣のセンサ装置100Bの全波整流回路62のダイオードD12→フォトカプラ64の発光素子64a→全波整流回路62のダイオードD13→センサ装置100Aの全波整流回路62のダイオードD12→フォトカプラ64の発光素子64a→第2の開閉装置66の第2の接点66b→直流電源20のグランド端子Gnd(図ではグランド端子そのもの)
センサ装置100A、センサ装置100B両方のフォトカプラ64の発光素子64aに電流が流れているため、どちらのセンサ装置においても受光素子64bから電流が流れ、第1の開閉装置70がオンになり、光源110が点灯する。
本例では、第2の開閉装置66の第2の接点66bが第1の接点66aと逆の特性を持ち、センサの作動時にオフになる。この構成によれば、センサ装置100Aの直流電源20からの電流が、いきなりセンサ装置100Aの全波整流回路62に流れるのを防止する(矢印αの流れの防止)。もし第2の接点66bがオンであって矢印αに沿って電流が流れ込むと、電流は、第2の接点66b→ダイオードD11→フォトカプラ64の発光素子64a→第2の開閉装置66の第1の接点66a→グランド端子の順に流れる。すると、センサ装置100Aの中で電流の流れが完結してしまい、センサ装置100Bに電流が流れなくなる。
本実施形態では、第2の開閉装置66の作用により、隣のセンサ装置100Bに優先的に電流を流した後、センサ装置100Aに電流を流すことができる。よって、総ての照明装置の光源110を一斉に点灯させることが可能となる。もちろん、照明装置200A、200B間の一対の信号線30の接続状態に拘わらず、照明装置200A、200B両方の光源110を点灯させることが可能である。言い換えると、照明制御装置300は、センサ装置100の一対の信号線32の極性が無極性の状態で接続可能である。
図5は、第3の実施形態のセンサ装置を3台接続して得られる照明制御装置(照明システム)300の回路図であり、各センサ装置の間で一対の信号線の接続がクロスしている例を示す。図4の例と同様、左端の照明装置200Aのセンサ10がオンになると、一点鎖線Aに沿って照明装置200Bにも電流が流れるとともに、破線Bに沿って照明装置200Cにも電流が流れる。よって、照明装置200A、200B、200C間の一対の信号線30の接続状態に拘わらず、照明装置200A、200B、200Cの光源110を点灯させることが可能である。
図6は、第4実施形態のセンサ装置を3台接続して得られる照明制御装置(照明システム)300の回路図であり、1箇所の接続部C1で一対の信号線30の接続がクロスしておらず、他の接続部C2で一対の信号線30の接続がクロスしている状態の例を示す。上述したように、第4実施形態のセンサ装置100においては、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80、第3の開閉装置90が設けられている。本実施形態においては、各照明装置200の第2のスイッチ68、第3のスイッチ80のオン・オフ状態を予め設定しておくことで、当該スイッチが設けられているセンサ装置と他のセンサ装置との間で、光源110の点灯制御の可否を自由に設定することが可能となる。下記の表1は、特定の照明装置200の第2のスイッチ68、第3のスイッチ80のオン・オフ状態の設定に応じた、他の照明装置200の点灯制御の可否についてまとめた表である。
Figure 2015232986
例えば、左端の照明装置200Aが、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80のオン・オフ状態があらかじめ設定された対象と仮定する。この場合、「自→他」の項目は、照明装置200Aが他の照明装置200B、200Cを点灯制御可能か否かを示す。「他→自」の項目は、他の照明装置200B、200Cが照明装置200Aを点灯制御可能か否かを示す。「自→自」の項目は、照明装置200A自身が点灯制御可能か否かを示す。
設定1は、照明装置200Aにおいて予め、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80の両方をオンにしておく設定である。この設定で、照明装置200Aのセンサ10が人の存在を検知して照明装置200Aが点灯するとともに、照明装置200Aは他の照明装置200B、200Cを点灯させることが可能である(照明装置200B、200Cの第2のスイッチ68はオンになっている)。また、他の照明装置200B、200Cが、照明装置200Aを点灯させることも可能である(照明装置200B、200Cのスイッチのオン・オフ状態は問わない)。
設定2は、照明装置200Aにおいて予め、第2のスイッチ68をオフ、第3のスイッチ80をオンにしておく設定である。この設定で、照明装置200Aのセンサ10が人の存在を検知する。第2のスイッチ68がオフのため、信号伝達部60を通る電流の経路は確保できない。しかしながら、センサ10の作動による第1のスイッチ50のオン時に、第3の開閉装置90はオンになるよう設定されている。このため、直流電源20の正極(+)から第3の開閉装置90を介して光源110に至る経路が確保されるため、光源110が点灯する。
また、第3のスイッチ80がオンであり、直流電源20の正極(+)からオンになっている第3の開閉装置90、第3のスイッチ80、他の信号線34を介して電流を他の照明装置200B、200Cに供給可能である。よって、照明装置200Aは他の照明装置200B、200Cを点灯させることが可能である(照明装置200B、200Cの第2のスイッチ68はオンになっている)。
また、照明装置200Aのセンサ10が人の存在を検知せず、照明装置200Aが点灯していない場合、第3のスイッチ80がオンであっても、第3の開閉装置90はオフである。よって他の照明装置200B、200Cから照明装置200Aに電流を供給する経路は確保できない。よって、他の照明装置200B、200Cは照明装置200Aを点灯させることができない。
設定3は、照明装置200Aにおいて予め、第2のスイッチ68をオン、第3のスイッチ80をオフにしておく設定である。この場合、第3のスイッチ80がオフのため、照明装置200Aの直流電源20から信号伝達部60を通る電流の経路は確保できない。よって、照明装置200Aは他の照明装置200B、200Cを点灯させることができない。 しかしながら、第2のスイッチ68がオンのため、他の照明装置200B、200Cからの電流は信号伝達部60を介して流れることが可能である。よって、他の照明装置200B、200Cは照明装置200Aを点灯させることが可能である。尚、本設定においても、設定2と同様、照明装置200Aのセンサ10の作動による第1のスイッチ50のオン時に、第3の開閉装置90はオンになるよう設定されている。このため、直流電源20の正極(+)から第3の開閉装置90を介して光源110に至る経路が確保されるため、照明装置200Aの光源110は点灯する。
設定4は、照明装置200Aにおいて予め、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80の両方をオフにしておく設定である。この設定では、照明装置200Aは他の照明装置200B、200Cを点灯させることができない。また、他の照明装置200B、200Cは照明装置200Aを点灯させることができない。尚、本設定においても、設定2、3と同様、照明装置200Aのセンサ10の作動による第1のスイッチ50のオン時に、第3の開閉装置90はオンになるよう設定されている。このため、直流電源20の正極(+)から第3の開閉装置90を介して光源110に至る経路が確保されるため、照明装置200Aの光源110は点灯する。
本実施形態の照明制御装置300によれば、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80、第3の開閉装置90の作用により、照明装置200A、200B、200Cの各々を互いに点灯制御するための設定を自由に行うことが可能となる。もちろん、照明装置200A、200B、200C間の一対の信号線30の接続状態に拘わらず、照明装置200A、200B、200Cの光源110の点灯を望み通りに設定することが可能である。言い換えると、照明制御装置300は、照明装置200A、200B、200Cの一対の信号線32の極性が無極性の状態で接続可能である。
図7は、本発明に係る照明制御装置300、特に図6に記載の照明制御装置300の応用例を示す概念図であり、図7(a)は、トイレの照明制御装置300により、トイレ内の照明装置200の点灯を制御する例を示す。トイレの入口および個室以外に照明装置200A、200B、200Cが備え付けられ、各個室に照明装置200D、200E、200Fが備え付けられている。
人がトイレに入った際、全ての照明装置200が点灯する。ここで、トイレの入口および個室以外の照明装置200A、200B、200Cにおいては、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80がどちらもオンであり、表1における状態1に該当する。よって、照明装置200A、200B、200Cは、照明装置200D、200E、200Fを点灯させることができるとともに、照明装置200D、200E、200Fは照明装置200A、200B、200Cを点灯させることができる。
各個室の照明装置200D、200E、200Fにおいては、第2のスイッチ68がオン、第3のスイッチ80がオフであるため、表1における状態3に該当する。よって、照明装置200A、200B、200Cは、照明装置200D、200E、200Fを点灯させることができるが、照明装置200D、200E、200Fは照明装置200A、200B、200Cを点灯させることができない。
よって、個室に人が入っている場合、照明装置200A、200B、200Cには、各個室の照明装置200D、200E、200Fからの検知情報(電流)が来ないため、所定の点灯保持時間が経過すると消灯ないし段調光モードに入る。よって、人が個室に長い時間滞在している場合、当該個室の照明装置以外の他の照明装置の不要な点灯を止め、消灯ないし段調光モードにすることで省エネを図ることができる。
図7(b)は、玄関およびホールの照明制御装置300により、玄関の照明装置200とホールの照明装置200の点灯を制御する例を示す。玄関に照明装置200Aが備え付けられ、ホールに照明装置200B、200C、200D、200Eが備え付けられている。
玄関に人が到来した際、全ての照明装置200が点灯する。玄関の照明装置200Aにおいては、第2のスイッチ68がオフであり、第3のスイッチ80がオンであり、表1における状態2に該当する。よって、照明装置200Aは、照明装置200B、200C、200D、200Eを点灯させることができるが、照明装置200B、200C、200D、200Eは照明装置200Aを点灯させることができない。
一方、ホールの照明装置200B、200C、200D、200Eにおいては、第2のスイッチ68、第3のスイッチ80がどちらもオンであり、表1における状態1に該当する。よって、照明装置200Aは、照明装置200B、200C、200D、200Eを点灯させることができるとともに、照明装置200B、200C、200D、200Eは照明装置200Aを点灯させることができる。
よって、人が玄関に来たら全ての照明装置200が点灯する。そして、人が玄関を通過してホール内にいる場合、玄関の照明装置200Aのみ消灯ないし段調光モードにすることにより、省エネを図ることができる。
本発明のセンサ装置によれば、各照明装置200間を接続する一対の信号線の結線にあたり、極性を確認する必要がなくなるため、大幅な施工性の向上が可能となる。また、簡単なスイッチの切り替えで、個別に照明装置200の動作を制御することが可能になった。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
10 センサ
20 直流電源
30 1対の信号線
40 電流制限部
50 第1のスイッチ
60 信号伝達部
62 全波整流回路
64 フォトカプラ
66 第2の開閉装置
68 第2のスイッチ
70 第1の開閉装置
80 第3のスイッチ
90 第3の開閉装置
100 センサ装置
110 光源
200 照明装置
300 照明制御装置

Claims (7)

  1. 照明装置の点灯状態を制御するセンサ装置であって、
    センサと、
    外部電源からの電力を動作用の電力に変換する直流電源と、
    他の照明装置のセンサ装置との接続に用いられる1対の信号線と、
    前記直流電源の一つの出力端子である正極と前記1対の信号線の一方との間に接続される電流制限部と、
    前記直流電源の他の出力端子である負極と前記1対の信号線の他方との間に接続されるとともに、前記センサの作動時にオンになる第1のスイッチと、
    前記1対の信号線の間に接続された信号伝達部と、を備え、
    前記1対の信号線の間の両方向の電流信号が、前記信号伝達部の信号入力端子を介して伝達可能であり、
    前記信号伝達部の信号出力端子が、前記直流電源の前記正極および前記負極の間に第1の開閉装置を介して接続されている、センサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記信号伝達部は、
    前記信号入力端子として機能する全波整流回路と、
    前記信号入力端子および前記信号出力端子として機能するフォトカプラと、を含むセンサ装置。
  3. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記信号伝達部の前記信号入力端子が第2のスイッチを介して前記1対の信号線の一方に接続され、
    前記第1のスイッチが第3のスイッチを介して前記1対の信号線の他方に接続され、
    前記第1のスイッチが、前記直流電源の前記正極および前記負極の間に第3の開閉装置を介して接続されている、センサ装置。
  4. 請求項1に記載のセンサ装置であって、
    前記信号伝達部は、
    前記信号入力端子として機能する全波整流回路と、
    前記信号入力端子および前記信号出力端子として機能するフォトカプラと、
    前記全波整流回路および前記フォトカプラに接続される第2の開閉装置と、を含み、
    前記全波整流回路の二つの電流入力部が前記1対の信号線の各々に接続され、
    前記全波整流回路の正極側出力部と負極側出力部の間に、前記フォトカプラの発光素子が順方向に接続され、
    前記負極側出力部と前記発光素子のカソードが、前記第2の開閉装置の第1の接点を介して、前記直流電源の前記負極として機能するグランド端子に接続され、
    前記第2の開閉装置の第2の接点が、前記フォトカプラを介さずに前記全波整流回路に接続され、
    前記センサの非作動時に前記第1の接点がオフであって前記第2の接点がオンであり、
    前記センサの作動時に前記第1の接点がオンになるとともに前記第2の接点がオフになり、前記直流電源の前記正極から前記電流制限部と前記全波整流回路を介して、前記発光素子に電流が流れ、前記フォトカプラの受光素子がオンになり、前記第1の開閉装置がオンになる、センサ装置。
  5. 請求項4に記載のセンサ装置であって、
    前記全波整流回路の前記正極側出力部が第2のスイッチを介して前記発光素子のアノードに接続され、
    前記第1のスイッチが第3のスイッチを介して前記第2の開閉装置の前記第1の接点の駆動部に接続され、
    前記第1のスイッチが、前記直流電源の前記正極および前記負極の間に第3の開閉装置を介して接続されている、センサ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサ装置と、
    前記第1の開閉装置および前記直流電源に接続された光源と、を備える照明装置。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサ装置を複数接続して得られる照明制御装置であって、各センサ装置の前記1対の信号線の極性が無極性の状態で接続可能である照明制御装置。
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