JP2015232927A - コネクタ - Google Patents

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大成 金
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Abstract

【課題】端子保持力及び接触安定性を向上できるコネクタを提供する。
【解決手段】雌コネクタ1は、雌ハウジング2の内部に形成される収容室4と、雌端子3と、収容室4の内面から突設され、弾性変形可能に形成されるランス7と、を備える。雌端子3は、挿入方向の前側の部分である箱部9と、箱部9の底板91に設けられ、雌端子3が収容室4内の所定の正規位置に収容される際にランス7により係止される被係止面としてのランスホール12の前端面12aと、箱部9の外板95の内面側に設けられ雄端子103のタブ103aを底板91側に付勢する接点バネ14と、箱部9の底板91に設けられ、底板91の内面側に凸形状となるよう延在方向に沿って形成されるビード15と、を備える。このビード15は、雌端子3の挿入方向の前側からランスホール12の前端面12aまで到達して設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタにおいて、ハウジングに設けられる収容室に収容された端子を、収容室内に片持ち状に延出して形成されるランスによって係止する構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、雌ハウジングの収容室内に収容された雌端子に対して、雄端子の先端側のタブが挿入された際に、雌端子との接触圧を確保するために、雌端子の外壁の一部を内面方向に凹ませて、すなわち内面側に突出させてビード(受圧部)を形成し、このビードをタブと接触する位置に配置する構成が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2012−49081号公報 特開2006−156285号公報
しかしながら、特許文献1に記載される、ランスにより端子を収容室内に係止する構成では、例えばコネクタの小型化などによってランスが小型化した場合に、端子保持力(ランスにより端子を収容室内に係止する力)が低下する虞があった。
また、特許文献2に記載される、ビードにより雌端子と雄端子との接触圧を確保する構成では、さらに接触圧を良好に確保でき、接触安定性を向上できることが望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、端子保持力を向上でき、かつ、雌端子と雄端子との接触安定性を向上できるコネクタを提供することを目的する。
上記の課題を解決するため、本発明に係るコネクタは、ハウジングの内部に延在して中空状に形成され、延在方向の一方側に雌端子挿入口を有し、前記延在方向の他方側に雄端子のタブを挿通するタブ挿通口を有する収容室と、前記雌端子挿入口から前記延在方向に沿って前記収容室の内部に挿入可能である雌端子と、前記収容室の内面から突設され、弾性変形可能に形成されるランスと、を備え、前記雌端子は、前記雌端子のうちの前記収容室への挿入方向の前側の部分であり、前記挿入方向の前側及び後側に開口する角筒状に形成され、前記タブ挿通口に挿通された前記雄端子の前記タブを内部に挿通可能な本体部と、前記本体部の対向する一対の外壁部の一方に設けられ、前記雌端子が前記収容室内の前記延在方向の所定の正規位置に収容された状態で、前記挿入方向の前側から前記ランスに対向し、前記ランスにより係止される被係止面と、前記本体部の前記一対の外壁部の他方の内面側に設けられ、前記前側の開口から前記本体部に挿通された前記タブによって前記一方の外壁部側に付勢する付勢部と、前記本体部の前記一方の外壁部に設けられ、前記一方の外壁部の外面側が凹形状となり、前記一方の外壁部の内面側が前記凹形状と対応する凸形状となるよう前記延在方向に沿って形成され、前記本体部に挿通された前記タブと接触可能に設けられるビードと、を備え、前記ビードが、前記雌端子の前記挿入方向の前側から前記被係止面まで到達して設けられることを特徴とする。
また、上記のコネクタにおいて、前記ビードが、前記延在方向と直交する方向に並んで複数形成されることが好ましい。
また、上記のコネクタにおいて、前記被係止面が、前記他方の外壁部側に突出して曲がる曲がり部を有することが好ましい。
また、上記のコネクタは、前記雌端子の前記本体部の前記一方の外壁部に貫通して設けられ、前記正規位置において前記ランスが嵌合するランスホールを備え、前記被係止面は、前記ランスホールの前記挿入方向の前側の前端面であることが好ましい。
また、上記のコネクタにおいて、前記被係止面は、前記雌端子の前記本体部の前記一方の外壁部の前記挿入方向の後側の後端面であることが好ましい。
本発明に係るコネクタは、ビードを雌端子の挿入方向の前側から、ランスとの被係止面まで到達して設けることにより、端子保持力を向上でき、かつ、雌端子と雄端子との接触安定性を向上できるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタの一例としての雌コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1中のII−II断面図である。 図3は、図1中の雌端子を高さ方向下側から視た斜視図である。 図4は、図2中のランスの概略構成を示す部分斜視図である。 図5は、雌端子が収容室内の正規位置に収容された状態を示す、雌コネクタの縦断面図である。 図6は、図5中のVI−VI断面図である。 図7は、実施形態においてせん断破壊された後のランスの概略形状を示す斜視図である。 図8は、実施形態において雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。 図9は、実施形態の第一変形例における、ビードの形状を示す雌端子の断面図である。 図10は、実施形態の第一変形例における、ビードの形状を示す雌端子の断面図である。 図11は、実施形態の第二変形例における、雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。 図12は、比較例における雌端子を高さ方向下側から視た斜視図である。 図13は、比較例において雌端子が収容室内の正規位置に収容された状態のときの雌コネクタの断面図である。 図14は、比較例においてせん断破壊された後のランスの概略形状を示す斜視図である。 図15は、比較例において雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
[実施形態]
図1〜6を参照して本発明の一実施形態に係るコネクタの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタの一例としての雌コネクタの概略構成を示す分解斜視図である。図2は、図1中のII−II断面図である。図3は、図1中の雌端子を高さ方向下側から視た斜視図である。図4は、図2中のランスの概略構成を示す部分斜視図である。図5は、雌端子が収容室内の正規位置に収容された状態を示す、雌コネクタの縦断面図である。図6は、図5中のVI−VI断面図である。
本実施形態に係るコネクタは、ハウジングの内部に端子を収容して構成され、この端子を相手側端子と導電接続させるものである。本実施形態では、このようなコネクタの一例として、雌ハウジング2内に雌端子3を収容して構成される雌コネクタ1を挙げて説明する。つまり、雌ハウジング2及び雌端子3は、ハウジング及び端子の一例である。雌コネクタ1は、嵌合相手の雄コネクタ(図示せず)と嵌合することで、内部の雌端子3を雄コネクタに収容される雄端子103(図8参照)と導通接続することができる。雌コネクタ1及び雄コネクタは、それぞれの内部に収容される雌端子3及び雄端子103を導電接続することで、各端子に連結される電線同士を電気的に接続する、いわゆる電線対電線接続用の接続機構である。
図1,2に示すように、雌コネクタ1は、雌ハウジング2及び雌端子3を備える。
雌ハウジング2は、雌コネクタ1の本体を構成する構造体である。雌ハウジング2は、全体が絶縁性の合成樹脂等で構成され、金型等を用いて一体成形される。雌ハウジング2は、全体として略矩形箱(直方体)状に形成されている。雌ハウジング2は、その内部に延在し中空状に形成され、雌端子3を収容可能な複数の収容室4を有する。本実施形態では、図1に示すように、雌ハウジング2には、略矩形箱状の外面の一つである前面21を視たときに、この前面21の第一の辺方向(図1に示す幅方向)に沿って6個の収容室4が隣接配置され、かつ、この第一の辺方向と直交する第二の辺方向(図1に示す高さ方向)に沿って2個の収容室4が隣接配置されており、すなわち6×2=12個の収容室4が設けられている。これらの12個の収容室4は、雌ハウジング2の前面21と、この前面21の反対側に配置される背面22とが対向する方向(図1に示す延在方向)に沿って、すべて同一方向に延在して形成されている。
図2に示すように、雌ハウジング2の背面22には、個々の収容室4と連通して、収容室4内に雌端子3を挿入するための挿入口としての雌端子挿入口5が設けられている。また、雌ハウジング2の前面21には、個々の収容室4と連通して、雄端子のタブが収容室4内に進入するのを許容するタブ挿通口6が設けられている。すなわち、収容室4は、雌ハウジング2の内部に延在し中空状に形成され、その延在方向の両端である、雌ハウジング2の対向する一対の前面21及び背面22に開口されている。
収容室4は、図2,6に示すように、雌ハウジング2の4つの内壁面、より詳細には第1内壁面41、第2内壁面42、第3内壁面43、第4内壁面44等によって略矩形状の空間として形成されている。ここで、第1内壁面41と第2内壁面42とは、互いに対向する。第3内壁面43と第4内壁面44とは、互いに対向すると共に第1内壁面41及び第2内壁面42と略直交する。
以下の説明では、図1,2に示す収容室4が延在する方向、すなわち、雌ハウジング2の一対の前面21及び背面22が対向する方向(図2の左右方向)を「延在方向」と表記し、前面21側を「前側」、背面22側を「後側」と表記する。また、図2に示す収容室4の第1内壁面41と第2内壁面42とが対向する方向(図2の上下方向)を「高さ方向」と表記し、第1内壁面41側を「上側」、第2内壁面42側を「下側」とする。また、図6に示す収容室4の第3内壁面43と第4内壁面44とが対向する方向(図6の左右方向、及び、図2の奥行き方向)を「幅方向」と表記する。すなわち、本実施形態では、雌ハウジング2には、延在方向に沿って内部に形成された収容室4が、高さ方向に2段、幅方向に6室並んで配設されている。雌端子3は、雌ハウジング2の延在方向後側に設けられた雌端子挿入口5から延在方向前側に向かって収容室4内に挿入される。なお、以下の説明では、図1,2等に示すように、延在方向のうち後側から前側への方向を「挿入方向」とも表現し、図5等に示すように、挿入方向の反対方向を「離脱方向」とも表現する。
図2,5に示すように、収容室4の第2内壁面42には、弾性変形可能なランス7が、第2内壁面42から収容室4の内部空間側に突出して設けられている。ランス7は、図5に示すように、雌端子3が収容室4内の正規位置に収容された状態で雌端子3を係止可能であり、これにより雌端子3が雌端子挿入口5から収容室4の外部に抜け出るのを防止するためのものである。
図2,4,5に示すように、ランス7は、第2内壁面42上の基端部から延在方向前側に延在し、その先端部が自由端となる片持ち状に形成されている。すなわち、ランス7は、その基端部が延在方向後側、その先端部が延在方向前側に配置されており、基端部を支点として先端部が高さ方向に弾性的に撓み変形可能となっている。
ランス7の先端部側かつ高さ方向上側(すなわち収容室4の内部空間側)に向けて配置される面には、雌端子3を係止するための係止爪部71(ビーク)が設けられている。係止爪部71は、ランス7が撓み変形していない自由状態にあるときには、収容室4の第2内壁面42よりも高さ方向上側へ位置し、収容室4の内部空間側へ突出している。ランス7は、図5に示す雌端子3が収容室4内の正規位置に収容された状態で、係止爪部71が後述する雌端子3のランスホール12に嵌合することで、雌端子3を係止するよう構成されている。
係合爪部71は、図4に示すように、ランス7の基端部側から先端部側に向けて徐々に収容室4側に張り出すよう、延在方向前側へ向かって上り勾配をなす傾斜上に形成される傾斜面71aと、この傾斜面71aの延在方向前側の端部から高さ方向下側へ屈曲する段付き状に形成される係止面71bとを有する。係止面71bは、係止爪部71の延在方向前側の端面であり、延在方向(収容室4に対する雌端子3の挿入方向)に対して略直交する平面状に形成されている。傾斜面71aは、雌端子3の収容室4への挿入過程において、ランス7のうち雌端子3が最初に接触する部分であり、係止面71bは、雌端子3が収容室4内の正規位置に収容された状態で雌端子3と接触する部分である。傾斜面71aは、雌端子3が収容室4に挿入される際に、雌端子3の先端が当接し、ランス7全体を押し下げる分力を生じさせる。ランス7は、傾斜面71aにより受ける分力によって、高さ方向下側に撓み、収容室4から外側に退避する。係止面71bは、ランス7全体が弾性復帰した状態で、雌端子3に形成される被係止面(本実施形態では、後述するランスホール12の前端面12a)に係合し、雌端子3の離脱を規制する部分である。ランス7は、係合爪部71の係止面71bが雌端子3の被係止面に係合することで、雌端子3を収容室4内の延在方向の所定の正規位置に係止する。
図2,4,5に示すように、雌ハウジング2には、個々の収容室4ごとに、各収容室4と隣接する隣接空間部8が形成されている。隣接空間部8は、隣接する収容室4の延在方向と平行に延在するよう中空状に形成されており、雌ハウジング2の前面21に開口されている。また、隣接空間部8は、雌ハウジング2の前面21を視たときに、隣接する収容室4のタブ挿通口6に対して高さ方向下側に隣接して配置される。つまり、隣接空間部8は、隣接する収容室4のランス7が設けられる側、すなわち、第2内壁面42側に形成される。隣接空間部8は、雌ハウジング2の前面21からランス7の基端部まで延在する。この隣接空間部8は、隣接する収容室4内のランス7が、収容室4から離間する高さ方向下側へ弾性的に撓み変形するのを許容する撓み空間として機能する。ランス7は、撓み変形時に、隣接空間部8内に退避するよう構成される。この隣接空間部8は、例えば、収容室4内に設けられるランス7を形成するための金型の型抜き用の空間である。
また、図4,5に示すように、ランス7には、雌端子3が収容室4に収容され、ランス7により係止された後に、ランス7による係止を解除するためのランスキー72が設けられている。ランスキー72は、図4に示すように、高さ方向上側の外面において、幅方向の略中央が両端に対して高さ方向下側に凹んだ凹形状に形成されている。このランスキー72は、図5に示す雌端子3が収容室4の正規位置に収容されている状態において、隣接空間部8から解除ピン(図示せず)を挿入し、この解除ピンを隣接空間部8の高さ方向上側の壁面と、ランスキー72の凹形状との間に挿入して、下側に押し下げることで、ランス7全体を高さ方向下側の隣接空間部8に撓み変形させ、ランス7による雌端子3の係止を解除させることができる。なお、隣接空間部8は、解除ピンの他にも、雌端子3の中途挿入を検知するための検知ピン等の種々の治具ピンが挿入されるピン挿入空間としても機能する。
雌端子3は、導電性の金属板材を所定形状に打ち抜き加工した後、叩き加工や曲げ加工などを施すことで所望の形状に成形される端子金具である。図1〜3に示すように、雌端子3は、雄端子103のタブ103aが挿入可能に構成される箱部9(本体部)と、電線の芯線部分に加締め付けられる芯線加締め部10と、電線の被覆部分に加締め付けられる電線加締め部11とを備える。雌端子3は、延在方向に沿って前側から箱部9、芯線加締め部10、電線加締め部11の順で配列され、一体的に形成されている。
箱部9は、延在方向に細長く伸びる角筒状をなし、延在方向の前側及び後側が共に開口して形成されている。箱部9は、延在方向から視たときの断面形状が略矩形状となる。箱部9は、雄端子103のタブ103aを前側開口から内部の中空部分に挿入可能となっている。箱部9は、延在方向に沿って延在する底板91(一方の外壁部)と、この底板91の幅方向の両縁端から高さ方向に立ち上がる一対の側板92,93と、これらの側板92,93のうち一方の側板92の突出端(上縁端)から他方の側板93に向けて曲げ形成され、底板91と対向するように設けられる天板94と、他方の側板93の突出端から天板94の外側に重ねられるようにして曲げ形成された外板95(他方の外壁部)と、を備える。
図2に示すように、箱部9の中空部分には、板ばね状の接点バネ14(付勢部)が設けられている。接点バネ14は、天板94の延在方向の後側の端部から、外板95の内面に沿うようにして延在方向前側に向けて片持ち状に延出されており、その前端部は自由端となっている。接点バネ14の延在方向後側の支持部14aは、後半部が外板95と接するように配されており、前半部は、外板95の内面側に突設された支点部95aによって外板95からやや離間して配されている。支持部14aより前側には、外板95と対向配置される底板91側に曲げ形成されて頂点部分が形成されている。この頂点部分には、接点部14bが底板91側の方向に打ち出し成形されており、雄端子103のタブ103aと接触するようになっている(図8参照)。接点部14bは、自由状態において、タブ103aが挿入される際にタブ103aが通過する領域まで突出されており、接点バネ14は、タブ103aが箱部9内に挿入されたときに、タブ103aと接触する接点部14bが外板95側に押し出される。これにより、支持部14aの支点部95aとの接点部分を中心として接点バネ14の先端部分が外板95側に弾性変形し、接点部14bが底板91側に付勢される。これにより、箱部9の内部に挿入された雄端子103のタブ103aは、接点部14bにより底板91側に押圧される。
図2,3,5に示すように、箱部9の底板91には、雌端子3の内部と連通して設けられるランスホール12が形成されている。ランスホール12は、図3に示すように、箱部9の延在方向の略中央位置に、底板91の幅方向の全幅に亘って形成される開口部であり、底板91は、ランスホール12によって、延在方向の前側の部分と、後側の部分に分断されている。図5に示すように、ランスホール12は、雌端子3が収容室4内の正規位置に収容された状態で、収容室4に設けられたランス7が嵌合可能とされ、ランスホール12の延在方向前側の前端面12a(被係止面)に対してランス7の係止面71bが係止可能とされている。すなわち、ランスホール12の前端面12aが、雌端子3が収容室4内の延在方向の所定の正規位置に収容された状態で、挿入方向の前側からランス7の係止面71bに対向し、この係止面71bにより係止される被係止面として機能する。
また、図2,3,5,6に示すように、箱部9の底板91のうち、接点バネ14の接点部14bと対向する位置には、接点バネ14側に張り出されたビード15が設けられている。ビード15は、箱部9の内部に挿入された雄端子103のタブ103aが接点バネ14によって底板91側に押圧される際に、この押圧力を受ける部分である(図8参照)。つまり、ビード15と接点バネ14の接点部14bとの間で、雄端子103のタブ103を狭圧状態に保持できるようになっている。ビード15は、図3,6に示すように、雌端子3の底板91の一部を内面方向に凹ませて、すなわち内面側に突出させて形成されている。すなわち、ビード15は、雌端子3の底板91の外面側が凹形状となり、底板91の内面側が凹形状と対応する凸形状となるよう延在方向に沿って形成されている。ビード15は、底板91の外面側から内面側に打ち出し成形されている。ビード15の形状は、雄端子103のタブ103aの形状に応じて、タブ103aの底面91側の対向面と、延在方向に沿って略均一に接触できるように構成されていればよい。本実施形態では、図3,6に示すように、ビード15は、幅方向に並んで形成され、個々が延在方向に沿って設けられる2本のビードから構成されており、これにより、延在方向だけでなく、幅方向に沿ってもタブ103aとの接触安定性を向上できるように構成されている。
そして特に本実施形態では、図2,3,5に示すように、ビード15は、箱部9の底板91の先端部からランスホール12の前端面12aまで延在方向に沿って延在して設けられている。言い換えると、ビード15は、延在方向に沿ってランスホール12の前端面12aまで到達するよう形成されている。つまり、ビード15の延在方向後側の端部は、ランスホール12の前端面12aまで到達している。これにより、ランス7の係止面71bと当接する被係止面として機能する、ランスホール12の前端面12aは、基本的には幅方向に直線形状をとり、ビード15が延在する部分では、ビード15の形状に応じて高さ方向上側に凹んだ半円弧形状をとる。このような前端面12aの形状は、図6に示す底板91の断面形状と同等である。前端面12aの形状について言い換えると、前端面12aは、箱部9の外板95側に突出して曲がる「曲がり部(例えば図6に示すビード15の形状に沿った凹形状(半円弧形状)の部分)」を有する。本実施形態では、ランスホール12の前端面12aをこのように、曲線形状の曲がり部を含んだ形状とすることで、直線形状の従来の構成と比較して「端子保持力」(ランス7による雌端子3を係止する力)を増大させることができるよう構成されている。なお、この端子保持力とは、ランス7による係止に抗して雌端子3を雌端子挿入口5から抜き出すために必要な力、とも言い換えることができる。端子保持力の増大については、図7等を参照して後述する。
上記のように構成される雌コネクタ1において、雌端子3を収容室4内の正規位置に収容するための挿入動作の際には、雌端子3が雌端子挿入口5を介して収容室4に挿入されると、雌端子3と接触したランス7が高さ方向下側へ撓み変形されながら雌端子3が収容室4内に進入する。そして、雌端子3が収容室4内の正規位置まで挿入された時点で、ランス7が弾性復帰して、図5に示すようにランス7の係合爪部71がランスホール12に嵌合された状態となり、雌端子3を係止した状態となる。このとき、ランス7の係止面71bが、雌端子3の底板91のランスホール12の前端面12aを係止している。
また、上記のように構成される雌コネクタ1において、図5に示す収容室4内の正規位置に収容された雌端子3を雌ハウジング2から離脱させて取り出す離脱動作の際には、まずは、隣接空間部8に解除ピンが挿入されて、隣接空間部8の高さ方向上側の壁面と、ランス7のランスキー72の凹形状との間に挿入される。そして、この解除ピンを下側に押し下げることで、ランス7全体を高さ方向下側の隣接空間部8に撓み変形させ、ランス7による雌端子3の係止状態を解除させる。その後に、雌端子3は雌端子挿入口5から外部へ引き抜かれる。
ところで、このような雌コネクタ1において、上記の離脱動作を行わず、すなわちランス7と雌端子3との係合状態を解除せずに、雌端子3を雌端子挿入口5側へ引き抜く引張力が雌端子3に付加される場合がある。このとき、この引張力がランス7による端子保持力より小さいときには、ランス7は雌端子3から付加される引張力に抗することができるので、雌端子3とランス7との係止状態が保持され、雌端子3の雌ハウジング2からの離脱が防止される。一方、引張力が端子保持力を超えた場合には、ランス7は雌端子3から付加される引張力に抗することができなくなるので、雌端子3の被係止面であるランスホール12の前端面12aによって、ランス7がせん断破壊される。これにより、前端面12aを係止していたランス7の係合爪部71が無くなるので、雌端子3が雌ハウジング2から離脱される。このとき、ランス7のせん断破壊は「せん断ライン」に関係して発生する。ここで、「せん断ライン」とは、ランス7の係止面71b(及び係合爪部71)に付加されるせん断力の各作用点を結んで作られる直線形状または曲線形状の線分と表現することができる。本実施形態では、せん断ラインは、係止面71bと当接するランスホール12の前端面12aのうち、高さ方向下側の縁端に沿った線分である。このせん断ラインが長くなるほど、より大きな端子保持力を確保できる。すなわち、せん断ラインが長いほど、雌端子3がランス7と係合された状態において離脱方向に引張力が付加された場合でも、雌端子3が雌ハウジング2から離脱し難くさせることができる。
ここで、せん断ラインの差異によるランス7のせん断破壊の変化について、図7と、図12〜14の比較例を挙げて説明する。図7は、実施形態においてせん断破壊された後のランスの概略形状を示す斜視図である。図12は、比較例における雌端子を高さ方向下側から視た斜視図である。図13は、比較例において雌端子が収容室内の正規位置に収容された状態のときの雌コネクタの断面図である。図14は、比較例においてせん断破壊された後のランスの概略形状を示す斜視図である。図12〜14は、それぞれ、上記実施形態の図3,6,7に対応するものである。図7,14では、せん断破壊された後のランス7の係合爪部71の形状を実線で示し、せん断破壊前の形状(図4参照)を点線で示している。
図12に示すように、比較例に係る雌コネクタ201では、雌端子203の形状が実施形態の雌端子3と異なる。雌端子203は、ビード215を備えるが、このビード215は、延在方向の後側の端部が、ランスホール12の前端面212aに到達していない。したがって、ランス7により係止される被係止面としての前端面212aは、幅方向に沿った直線形状となる。このような前端面212aの形状は、図13に示す底板91の断面形状と同等である。つまり、比較例では、せん断ラインは直線形状となる。このような比較例の構成の場合、雌端子203に付加される引張力が端子保持力を超えると、前端面212aは、その高さ方向下端の縁端に沿ったせん断ラインによってランス7をせん断破壊する。この結果、ランス7の係合爪部71には、図14に示すように、平面状のせん断面216が形成される。
一方、本実施形態の雌コネクタ1では、雌端子3のランスホール12の前端面12aは、図6を参照して上述したとおり、ビード15の端部が到達している部分が半円弧形状となっている。したがって、前端面12a全体のせん断ラインは、箱部9の外板95側に突出して曲がる曲がり部を有する波形状となっている。つまり、本実施形態の前端面12aは、比較例の直線形状の構成と比べて、より長いせん断ラインを有している。これにより、前端面12aは、その高さ方向下端の縁端に沿ったせん断ラインによってランス7をせん断破壊すると、図7に示すように、ランス7の係合爪部71に波形状のせん断面16を形成する。このせん断面16の面積は、比較例に対してせん断ラインが長いため、比較例のせん断面216の面積より大きい。すなわち、本実施形態におけるランスホール12の前端面12aの形状は、ランス7をせん断破壊するために必要な引張力を比較例に対して大きくすることができるので、雌端子3がランス7と係合された状態において離脱方向に引張力が付加された場合でも、雌端子3が雌ハウジング2から離脱し難くさせることができる。このように、本実施形態の雌コネクタ1は、被係止面としてのランスホール12の前端面12aに、箱部9の外板95側に突出して曲がる曲がり部を設けることによって、せん断ラインを増大させることが可能となり、端子保持力を確実に向上できる。
このような雌コネクタ1において、雄端子3のタブ103aがタブ挿通口6を介して、収容室4内の雌端子3に挿入されて嵌合することで、雌端子3と雄端子103とが電気的に接続される。ここで、図8,15を参照して、上記の比較例と実施形態の端子間の接触安定性について比較する。図8は、実施形態において雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。図15は、比較例において雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。
図15に示すように、比較例のビード215は、延在方向の後側の端部が、ランスホール12の前端面212aに到達していない構成である。これに対して、実施形態のビード15は、図8に示すように、ランスホール12の前端面12aまで到達している。言い換えると、実施形態のビード15は、比較例のビード215を延在方向の後側のランスホール12の端面の位置まで延長して形成されているとも表現できる。したがって、図8,15に示すように、実施形態のビード15は、比較例のビード215に対して、延在方向の寸法が大きくとられているので、雌端子3に雄端子103のタブ103aが挿入された状態において、延在方向に延在するタブ103aとの接触面積を増加させることができる。これにより、雄端子103と雌端子3との接触安定性を向上できる。
このように、本実施形態の雌コネクタ1は、雌ハウジング2の内部に延在して中空状に形成され、延在方向の一方側に雌端子挿入口5を有し、延在方向の他方側に雄端子103のタブ103aを挿通するタブ挿通口6を有する収容室4と、雌端子挿入口5から延在方向に沿って収容室4の内部に挿入可能である雌端子3と、雌端子3のうちの収容室4への挿入方向の前側の部分であり、挿入方向の前側及び後側に開口する角筒状に形成され、タブ挿通口6に挿通された雄端子103のタブ103aを内部に挿通可能な箱部9と、収容室4の内面から突設され、弾性変形可能に形成されるランス7と、雌端子3の箱部9の対向する一対の外壁部の一方の外壁部(底板91)に設けられ、雌端子3が収容室4内の所定の正規位置に収容される際に、挿入方向の前側からランス7に対向し、ランス7により係止される被係止面としてのランスホール12の前端面12aと、雌端子3の箱部9の一対の外壁部の他方の外壁部(外板95)の内面側に設けられ、前側の開口から箱部9に挿通されたタブ103aに対して底板91側に付勢する接点バネ14と、雌端子3の箱部9の底板91に設けられ、底板91の外面側が凹形状となり、底板91の内面側が凹形状と対応する凸形状となるよう延在方向に沿って形成され、箱部9に挿通されたタブ103aと接触可能に設けられたビード15と、を備える。このビード15は、雌端子3の挿入方向の前側からランスホール12の前端面12aまで延在方向に沿って延在して設けられる。
この構成により、ランス7により係止される被係止面としてのランスホール12の前端面12aの形状を、前端面12aまで延在して設けられるビード15の断面形状によって波形状とすることができ、ランス7の係止面71bに対するせん断ライン(前端面12aがランス7をせん断破壊するときのエッジの形状)を増加させることができる。これにより、ランス7をせん断破壊するために生成すべきせん断面16のせん断面積(すなわち引張力)を増加させることができ、この結果、端子保持力を向上できる。さらに、上記構成により、ビード15がランスホール12の前端面12aまで延在して設けられるため、雌端子3の箱部9に挿通されたタブ103aとのビード15との接触面積を増加させることができ、雌端子3と雄端子103との接触安定性を向上できる。このように、本実施形態の雌コネクタ1によれば、端子保持力を向上でき、かつ、雌端子3と雄端子103との接触安定性を向上できる。
[第一変形例]
次に、図9,10を参照して、上記実施形態の第一変形例を説明する。図9,10は、実施形態の第一変形例における、ビードの形状を示す雌端子の断面図である。図9,10は、延在方向に直交する断面形状である。図9,10に示す雌端子3a,3bは、共に、図6の雌端子3の断面形状に対応している。
上記実施形態では、雌端子3に設けるビード15の形状は、幅方向に並んで形成され、それぞれが延在方向に延設される2本のビード、すなわち、雌端子3の断面形状(ランスホール12の前端面12a)において2つの半円弧形状の曲面を有する構成を例示したが、これに限られない。ビード15の形状は、少なくとも底板91の一部が延在方向に沿ってランスホール12の前端面12aまで到達するよう形成され、かつ、雌端子3の内部側に凸形状に形成されることで、ランス7との被係止面である前端面12aのせん断ラインを直線形状より増加させることができればよい。例えば、図9に示すビード15aのように、単一のビードにより形成され、雌端子3aの断面形状において単一の半円弧形状の曲面を有する構成としてもよいし、図10に示すビード15bのように、底板91の幅方向のほぼ全域にわたって内面側に凸形状に形成される構成としてもよい。また、上記実施形態の2本のビードと同様に、幅方向に並んで2本以上の複数本のビードが形成される構成でもよい。
[第二変形例]
次に、図11を参照して、上記実施形態の第二変形例を説明する。図11は、実施形態の第二変形例における、雌端子に雄端子のタブを挿入した状態を示す縦断面図である。
上記実施形態では、図5に示すように、雌端子3の箱部9のランスホール12に、収容室4内のランス7の係合爪部71を嵌合させる構成を例示したが、これ以外の係止機構でもよい。例えば図11に示すように、雌端子3cの箱部9aにランスホール12を設けず、収容部4側のランス7が雌端子3cの箱部9aの後端に係止される構成でもよい。より詳細には、雌端子3cの箱部9aの底板91の挿入方向の後側の後端面91aが、ランス7の係止面71bと当接する被係止面として機能する。
この場合、底板91に設けるビード15cの形状は、図11に示すように、接点バネ14の接点部14bと対向する位置を含む箱部9の先端部から、後端面91aまで延在方向に沿って延設される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 雌コネクタ(コネクタ)
2 雌ハウジング(ハウジング)
3,3a,3b,3c 雌端子
4 収容室
5 雌端子挿入口
6 タブ挿通口
7 ランス
9,9a 箱部(本体部)
91 底板(一方の外壁部)
91a 後端面(被係止面)
95 外板(他方の外壁部)
12 ランスホール
12a 前端面(被係止面)
14 接点バネ(付勢部)
15,15a,15b,15c ビード
103 雄端子
103a タブ

Claims (5)

  1. ハウジングの内部に延在して中空状に形成され、延在方向の一方側に雌端子挿入口を有し、前記延在方向の他方側に雄端子のタブを挿通するタブ挿通口を有する収容室と、
    前記雌端子挿入口から前記延在方向に沿って前記収容室の内部に挿入可能である雌端子と、
    前記収容室の内面から突設され、弾性変形可能に形成されるランスと、
    を備え、
    前記雌端子は、
    前記雌端子のうちの前記収容室への挿入方向の前側の部分であり、前記挿入方向の前側及び後側に開口する角筒状に形成され、前記タブ挿通口に挿通された前記雄端子の前記タブを内部に挿通可能な本体部と、
    前記本体部の対向する一対の外壁部の一方に設けられ、前記雌端子が前記収容室内の前記延在方向の所定の正規位置に収容された状態で、前記挿入方向の前側から前記ランスに対向し、前記ランスにより係止される被係止面と、
    前記本体部の前記一対の外壁部の他方の内面側に設けられ、前記前側の開口から前記本体部に挿通された前記タブによって前記一方の外壁部側に付勢される付勢部と、
    前記本体部の前記一方の外壁部に設けられ、前記一方の外壁部の外面側が凹形状となり、前記一方の外壁部の内面側が前記凹形状と対応する凸形状となるよう前記延在方向に沿って形成され、前記本体部に挿通された前記タブと接触可能に設けられるビードと、
    を備え、
    前記ビードが、前記雌端子の前記挿入方向の前側から前記被係止面まで到達して設けられる
    ことを特徴とする、コネクタ。
  2. 前記ビードが、前記延在方向と直交する方向に並んで複数形成されることを特徴とする、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記被係止面が、前記他方の外壁部側に突出して曲がる曲がり部を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記雌端子の前記本体部の前記一方の外壁部に貫通して設けられ、前記正規位置において前記ランスが嵌合するランスホールを備え、
    前記被係止面は、前記ランスホールの前記挿入方向の前側の前端面である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記被係止面は、前記雌端子の前記本体部の前記一方の外壁部の前記挿入方向の後側の後端面である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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