JP2015230710A - 情報処理装置及びプログラム、制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は画像形成装置の探索に情報処理装置上で応答するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションから印刷設定画面に関する印刷機能情報を取得することで、ユーザーの利便性を向上することを目的とする。【解決手段】 画像形成装置を特定し、ネットワーク上の画像形成装置の探索に対して応答するアプリケーションを起動し、印刷設定画面に関する印刷機能情報をアプリケーションから取得し、特定された画像形成装置に対応し、かつ印刷機能情報に基づく印刷設定画面を表示する。【選択図】 図8

Description

本発明は印刷設定画面に関する。
従来、プリンタードライバーの機能を制限する技術が開示されている。
特許文献1は情報処理装置にプリンタードライバーをインストールし、設定を行うことで、印刷設定を制限する技術を開示している。
特開2010−271772
しかしながら、印刷設定を制限したい情報処理装置が複数台ある場合には、それぞれの情報処理装置で特許文献1のように設定を行うのは煩雑である。
さらに、環境によっては情報処理装置にプリンタードライバーをインストールするためのファイルの中身を事前に変更し、特定の機能の利用が制限されたプリンタードライバーがインストールできるようにすることができない。その結果、画像形成装置などを介してプリンタードライバーの機能に制限を設ける必要がある。
よって、本発明は画像形成装置の探索に情報処理装置上で応答するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションから印刷設定画面に関する印刷機能情報を取得することで、ユーザーの利便性を向上することを目的とする。これにより、インストール後にそれぞれの情報処理装置で設定を行わなくともプリンタードライバーに制限を設けることができる。
上記の目的を達成するための本発明に係る情報処理装置は、
画像形成装置を特定する特定手段と、
ネットワーク上の画像形成装置の探索に対して応答するアプリケーションを起動する起動手段と、
印刷設定画面に関する印刷機能情報を前記アプリケーションから取得する取得手段と、
前記特定手段により特定された前記画像形成装置に対応し、かつ前記印刷機能情報に基づく印刷設定画面を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明により、画像形成装置にプリンタードライバーやプリンタードライバーの制限に必要な情報を保存しなくとも、プリンタードライバーに制限を設けることができる。
本発明の印刷システムが適用可能な装置構成例。 本発明の印刷システムに関わるハードウェア構成を示すブロック図。 本発明の印刷システムに関わるソフトウェア構成を示すブロック図。 インストールセットを構成するコンポーネント構成を示すブロック図。 GPDファイルの例。 カスタマイズアプリによるプリンタードライバーのカスタマイズ処理を示すフローチャート。 カスタマイズ画面の例。 プリンタードライバーのインストール処理を示すシーケンス図。 インストール用UI画面の例。 ドライバー、キュー、ポートの概念を示すオブジェクト図。 仮想WSDアプリを構成するサブコンポーネント構成を示すブロック図。 統合拡張処理の流れを示すフローチャート。 MetaData取得メッセージ及びMetaData取得応答メッセージの例。 PrinterElement取得及び取得応答メッセージの例。 カスタマイズドキュー登録処理におけるフローチャート。 カスタマイズドキュー登録処理中の状態を表すオブジェクト図。 カスタマイズされた印刷設定画面の例。 用紙種類登録画面の例。 用紙種類データベースの例。 プリンター拡張GPDファイルの生成処理の流れを示すフローチャート。 GPDファイルの例。
[第1の実施形態]
以下、本発明を実施するための第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本明細書の印刷システムの装置構成例を示す図である。本印刷システムは、情報処理装置の一例であるPC10、画像形成装置の一例であるプリンター20、設置用PC30とから構成される。
顧客が印刷作業を行う環境(以下、印刷環境)にはPC10とプリンター20が設置されており、互いにLAN1を介して接続されている。
PC10は顧客であるユーザーが使用するPCである。LAN1はイーサネット(登録商標)の通信方式に対応している。LAN1には有線LANや無線LANの他に、Bluetooth(登録商標)やUSBなどLAN以外の接続形態を用いても構わない。なお、本印刷システムではPC10とプリンター20の台数をそれぞれ1台としたが、それぞれ複数台で構成しても良い。
一方、プリンタードライバーのカスタマイズを行う環境(カスタマイズ環境)は印刷環境と別の場所にあり、設置用PC30が設置されている。設置用PC30は、印刷環境の導入を行うシステムエンジニアが使用するPCである。システムエンジニアは、設置用PC30上のカスタマイズアプリを用いてプリンタードライバーのカスタマイズを行う。カスタマイズされたプリンタードライバーをインストールするためのインストールセットは可搬メディア等を用いて印刷環境に導入される。なお、設置用PC30は印刷システムのLAN1に接続されていても構わない。設置用PC30がLAN1に接続されている場合は、インストールセットをLAN1を介して印刷環境に導入しても構わない。以上が本印刷システムの装置構成と、システムの概略である。
図2は、各装置に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
最初に、PC10について説明する。
CPU101は、RAM102に記憶されているプログラムに従って、システムバス104に接続される各デバイスを総括的に制御する。
加えて、CPU101が外部メモリ111に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図3示されるようなPC10のソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
このRAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。
ROM103は、各種プログラム及びデータを格納しており、各種フォントを記憶するフォントROM103a、ブートプログラムやBIOS等を記憶するプログラムROM103b、及び各種データを記憶するデータROM103cに区分けして構成される。
ネットワークI/F105は、LAN1に接続され、通信処理を行なう。キーボードコントローラI/F106は、キーボード109や不図示のポインティングデバイス(マウス等)からの入力を制御する。ディスプレイI/F107は、ディスプレイ110への表示処理を制御する。
外部メモリI/F108は、例えばハードディスク等の外部メモリ111とのアクセスを制御する。外部メモリ111は、OS(オペレーティングシステム)112や本発明の印刷システムを担う各種ソフトウェア113、さらに、ユーザファイル、編集ファイル等の各種データ114を記憶する記憶媒体として機能する。なお、OS112は特定の種類に限定されないが、本実施例ではMicrosoft(登録商標) Windows(登録商標)を使用するものとする。
次に、プリンター20の構成について説明する。
CPU201は、RAM202に記憶されているプログラムに従って、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
加えて、CPU201が外部メモリ211に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図3示されるようなプリンター20のソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能するとともに、出力情報の展開領域、環境データの格納領域としても用いられる。またこのRAM202は、NVRAM(Non−volatile RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
ROM203は、各種フォントを記憶するフォントROM203a、CPU201により実行される制御プログラム等を記憶するプログラムROM203b、及び各種データを記憶するデータROM203cを備えている。
ネットワークI/F205は、LAN1に接続され、通信処理を行う。印刷部I/F206は、プリンタエンジンである印刷部209とのインターフェースを制御している。操作部I/F206によって制御される操作部210には、ユーザーによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。
外部メモリI/F208は、例えばハードディスク等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。外部メモリ211はデバイス用オペレーティングシステム212や各種ソフトウェア213、各種データ214を記憶する記憶媒体として機能する。
さらに、CPU201はネットワークI/F205を介してPC10との通信処理が可能となっており、PC10から送信されるPDL(Printer Description Language)データを受信する。なお、PDLは特定の種類に限定されないが、本明細書ではXPS(XML PaperSpecification)フォーマットを使用するものとする。そして、CPU201は、プログラムROM203bに記憶された制御プログラム等に基づき、印刷部I/F206を介して印刷部209にPDLを変換して得られる画像信号を出力することが可能である。
最後に設置用PC30についてはハードウェア構成、使用されるOSはともにすべてPC10と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図3は、PC10、プリンター20、設置用PC30において、本印刷システムに関わる処理を行うソフトウェアの構成を示す図である。
まず、PC10におけるソフトウェア構成を説明する。
PC10におけるソフトウェアコンポーネント11〜16は外部メモリ111に記憶されており、実行時にRAM102にロードされCPU101によって実行される。
イーサネット(登録商標)コントローラー11はネットワークI/F105を介してイーサネット(登録商標)の通信処理を制御する。
その上位レイヤーに配置されたTCP/UDP/IPプロトコルスタック12はTCP/UDP/IPプロトコル通信を制御する。
さらにその上位レイヤーに配置されたHTTPプロトコルスタック13はHTTP(Hypertext Transfer Protocol)通信処理を、SOAPプロセッサ14はSOAP(Simple Object Model Protocol)通信処理をそれぞれ制御する。SOAPとは機器から機器の処理やデータを呼び出すWebサービス技術において使用される通信プロトコルである。
PCWSDモジュール 15はSOAPプロセッサ14を介して、WSD(Web Services on Devices)の通信処理を制御する。WSDはMicrosoft(商標登録)社がその仕様を策定したWebサービス技術の一種である。
インストールセット16はプリンタードライバーや、それをインストールするインストーラーなどのコンポーネントを含むソフトウェアである。インストールセット16の詳細は後述する。
次に、プリンター20におけるソフトウェア構成を説明する。
プリンター20におけるソフトウェアコンポーネント21〜27は外部メモリ211に記憶されており、処理開始時にRAM202にロードされCPU201によって実行される。
イーサネット(登録商標)コントローラー21はネットワークI/F205を介してイーサネット(登録商標)の通信処理を制御する。
その上位レイヤーに配置されたTCP/UDP/IPプロトコルスタック22はTCP/UDP/IPプロトコル通信を制御する。
さらにその上位レイヤーに配置されたHTTPプロトコルスタック23はHTTP通信処理を、SOAPプロセッサ24はSOAP通信処理をそれぞれ制御する。
プリンターWSDモジュール25はSOAPプロセッサ24を介して、WSDの通信処理を制御する。さらにプリンターWSDモジュール25はプリンターコントローラー26によって制御される。
また、プリンターコントローラー26は操作部210から入力される機器設定に関わる処理も担う。
機能拡張モジュール27は、機器設定に応じて機能情報を更新する処理を行う。
最後に、設置用PC30におけるソフトウェア構成を説明する。
設置用PC30上のカスタマイズアプリ31は外部メモリに記憶されており、実行時にRAMにロードされCPUによって実行される。
カスタマイズアプリ31はプリンタードライバーをカスタマイズするためのアプリケーションプログラムである。
ここで、図4を用いて、インストールセット16を構成するコンポーネントについて詳細を説明する。
なお、以下に説明するコンポーネントはファイルデータとして存在し、インストールセット16はそれらをまとめるフォルダーデータとして外部メモリ211に記憶される。
プリンタードライバー17はプリンター20に印刷するためのソフトウェアである。プリンタードライバー17は、さらにその構成要素としてINFファイル171、GPD(Generic Printer Description)ファイル172、変換フィルター173、カタログファイル174を含む。以降、各構成要素について詳細に説明する。
INFファイル171はモデル名1711と、ハードウェアID1712の情報を含むテキスト形式のデータファイルである。モデル名1711はハードウェアID1712と対になるモデル名称の情報である。
なお、ハードウェアIDとは、機器とデバイスドライバーを関連付けるための識別子情報である。
プリンタードライバー17とプリンター20の対応付けは、プリンター20から取得可能な情報に含まれるデバイスIDから生成したハードウェアIDと、INFファイル171に記述されたハードウェアID1712とが一致することで行われる。本実施例においてプリンター20から取得されるハードウェアIDは「WSDPRINT¥IHVPRINTERA」という文字列値であり、INFファイルのハードウェアID1712と一致しているものとする。
GPDファイル172は、プリンタードライバー17の印刷機能情報が定義されたテキスト形式のデータファイルである。印刷機能情報とはプリンタードライバー17の印刷設定画面に関する情報である。OS112は、GPDファイル172に定義された印刷機能情報を元に印刷設定画面を生成・表示する。
変換フィルター173は、レイアウト処理などを行う実行モジュールファイルである。
カタログファイル174は、改ざん検知用のデータファイルである。OS112は、プリンタードライバー17を構成するファイルとこのカタログファイル174とを比較することにより構成ファイルの改ざんを検知し、改ざんされたプリンタードライバー17のインストールを拒絶する手段を備えている。
そのため本明細書において、プリンタードライバー17をカスタマイズするために、プリンタードライバー17の構成要素であるGPDファイル172を直接変更することはできない。よって、インストールセット16のプリンタードライバー17の構成要素でないPC拡張GPDファイル18にカスタマイズ内容を記録し、OS112がGPDファイル172とPC拡張GPDファイル18を合成することによってプリンタードライバー17のカスタマイズを実現する。
すなわち、PC拡張GPDファイル18は、プリンタードライバー17のカスタマイズ後にGPDファイル172とは別個に生成されるインストールセット16内のデータファイルである。PC拡張GPDファイル18を生成する方法については後述する。
インストーラー191は、プリンタードライバー17をインストールしてカスタマイズするための実行モジュールファイルである。
仮想WSDアプリ192は、インストーラー191によって実行される実行モジュールファイルであり、プリンタードライバー17のインストール処理を補助する。そして、仮想WSDアプリ192は、PC10上で実行されるプログラムモジュールでありながら、WSD通信処理を行うことによってあたかもLAN1上に配置されたプリンターであるかのように振る舞う能力を備える。これによって、仮想WSDアプリ192は、ネットワーク上のプリンター(画像形成装置)の探索に対してPC10上(情報処理装置上)で応答することができる。
図5(a)にGPDファイル172の例を示す。GPDファイル172には、プリンタードライバー17を通じて入力可能な様々な設定情報が定義される。設定情報としては、部数、用紙方向、用紙サイズ、用紙種類、片面・両面、給紙方法などが挙げられる。
これらのうち、図5(a)では両面設定(Feature:Duplex)の設定情報に関する定義例を抜粋して示した。具体的には、選択可能な両面設定の項目として、「片面」と「両面(長辺綴じ)」と「両面(短編綴じ)」の3つに関する情報が記述されている。
なお、図5(a)において、Option属性の「NONE」、「VERTICAL」、「HORIZONTAL」という値は、プリンタードライバー17が生成するPDLに反映される両面印刷指定のIDに対応する。また、Name属性の「片面」、「両面(長辺綴じ)」、「両面(短編綴じ)」はそのままプリンタードライバー17が提供する印刷設定画面に表示される文言に対応する。
図6は第1の実施形態における、カスタマイズアプリ31によるプリンタードライバー17のカスタマイズ処理を示すフローチャートである。
プリンタードライバー17の印刷設定画面では、例えば両面設定という印刷機能に関して「片面」、「両面(長辺綴じ)」、「両面(短編綴じ)」という選択肢が提供されている。
本実施例では、印刷用紙を節約したいという顧客の要望に応えるため、「片面」の選択肢を無効化し、「両面(長辺綴じ)」と「両面(短編綴じ)」のいずれかしか選択できなくするというカスタマイズを行うものとする。
前述のとおり、カスタマイズアプリ31は、カスタマイズ環境にある設置用PC30上で実行されるアプリケーションであり、システムエンジニアが、前記の顧客要望に基づいたカスタマイズ仕様に沿ってカスタマイズ情報の入力を行う。カスタマイズ情報は、PC拡張GPDファイル18として、インストールセット16内に記憶され格納される。
以下ではフローチャートに沿って、カスタマイズアプリ31によるカスタマイズの手順を説明する。
まず、カスタマイズアプリ31は、起動されると、インストールセット指定画面を表示する(S101)。
図7(a)にカスタマイズアプリ31のインストールセット指定画面3301の例を示す。
参照ボタン3302が押されると、カスタマイズアプリ31はファイルパス指定用ダイアログを表示し、カスタマイズ対象のプリンタードライバー17が記憶されているファイルパスの入力を受け付ける(S102)。
入力されたファイルパスはテキストボックス3303に表示され、OKボタン3304が押されることによってプリンタードライバー17に含まれるGPDファイル172の解析が行われる(S103)。ステップ(S103)では図5(a)に示したGPDファイル172の字句構造が解析され、機能や項目、それぞれの表示名といった情報が取り出される。
解析が終了するとカスタマイズ画面を表示する(S104)。
図7(b)にカスタマイズアプリ31のカスタマイズ画面3311の例を示す。
印刷機能とその項目名はリスト化され、図7(b)のリスト3312に表示される。図7(b)の例に示す通り、印刷機能・項目としては「■両面印刷」、「□片面印刷」、「□両面(長辺綴じ)」、「□両面(短辺綴じ)」という表示名が「設定項目」の列に表示される。隣の「表示状態」の列には、各項目の表示状態が表示される。
項目の表示状態には「有効」と「無効」という2種類の状態が存在し、「表示状態」の列をクリックすると表示されるコンボボックス3313によって項目の表示状態に関するカスタマイズ設定を受け付ける(S105)。ある項目(本実施例では「片面」)の表示状態をデフォルトの「有効」から「無効」に変更すると、最終的にユーザーが操作するプリンタードライバー17上での項目選択が無効化されるカスタマイズが行われる。
次に、ボタン3314が押されたらカスタマイズ完了の入力を受け付け(S106)、PC拡張GPDファイル18の生成を行う(S107)。PC拡張GPDファイル18の例や印刷システムにおけるその役割については後述する。
カスタマイズアプリ31によるカスタマイズ処理は以上である。
次に、図8のシーケンス図を用いて、第1の実施形態におけるプリンタードライバー17のインストール処理を説明する。
インストール処理は、印刷環境におけるPC10上に配置されたインストーラー191、PCWSDモジュール15、仮想WSDアプリ192によって実行される。
このうち、インストーラー191と仮想WSDアプリ192は、システムエンジニアによって、カスタマイズ環境から印刷環境に可搬メディア等を通じて持ち込まれたカスタマイズ済みのインストールセット16に含まれるプログラムである。
インストーラー191と仮想WSDアプリ192は、同じくカスタマイズ済みインストールセット16に含まれるプリンタードライバー17とPC拡張GPDファイル18をOS112に導入する処理を実行する。
また、インストール処理の起点となる処理を担うのはインストーラー191であり、インストーラー191のインストール用UI(User Interface)操作は、顧客であるユーザーが自ら行うものとする。
はじめに、インストーラー191は、ユーザーによって起動されるとインストール用UIを表示する(S201)。
次に、インストーラー191は、プリンター探索処理を行い、探索結果を表示する(S202)。
ここでプリンター探索処理とは、LAN1に接続されたプリンターをネットワークプロトコルによって探索する処理のことを指す。LAN1に接続されたプリンターなどの周辺装置を探索する際は、TCP/IPのブロードキャストやマルチキャストという手段を用いるものとする。探索結果には探索の結果発見されたLAN1上の周辺装置の情報が含まれる。また、発見された周辺装置の名称や種類(プリンターであるかどうかなど)といった情報を取得するにはSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いるものとする。
図9にインストール用UIの画面3321を示す。
プリンター探索処理の結果、印刷システムに接続されたプリンターが1台だけの場合はその情報が、複数台の場合はそれらの情報が探索結果としてリストボックス3322にアイコンと文字で表示される。リストボックス3322に表示されたアイコン3323と3324は、ユーザーがカーソルでどちらかのアイコンを選択することができ、選択状態になったアイコンに対応するプリンターが、印刷出力先としてインストーラー191に入力される。
インストーラー191は、ボタン3325が押されることで、印刷出力先となるプリンターを特定する(S203)。そして、特定されたプリンターのIPアドレス情報を記憶する。
すなわち、インストーラー191はネットワーク上の画像形成装置を探索し、探索の結果発見された画像形成装置からユーザーが任意の画像形成装置を選択することにより、画像形成装置を特定する(特定手段に相当)。
なお、プリンターの特定は、S202及びS203のように探索して見つかったプリンターの中から選ぶのではなく、ユーザーによってプリンターのIPアドレスを直接入力することによって行うように構成しても構わない。
次にインストーラー191は、入力されたプリンターに対応するプリンタードライバー17の登録を行う(S204)。
ここで、図10を用いてOS112におけるドライバー121とキュー122、ポート123の概念について説明する。
図10はUML(Unified Modeling Language)のオブジェクト図を使って表現している。
OS112の印刷システムは、プリンタードライバーのインストール情報や出力先となるプリンターおよびプリンターとの接続形態に関する情報を外部メモリ111で管理する。それらの情報は、オブジェクトとして抽象化されており、OS112の提供するAPIを通じて、印刷を行う文書作成ソフトや、インストーラー191のようなセットアップ用ソフトが生成したり、読み込んだり、変更したりできる。
ドライバー121は、プリンタードライバーに対応するオブジェクトである。また、ドライバー121は、プリンタードライバーがAPIによって登録され、OS112の管理する外部メモリ111上の領域にコピーされると生成される。後述するキュー122は対応するドライバー121がなければ登録できないため、ドライバー121を登録する処理はキュー122を登録する上で必須の処理である。なお、ドライバー121は、プロパティとしてドライバー名、ハードウェアIDを有する。
キュー122は、印刷の出力先に対応するオブジェクトで、プロパティとしてキュー名を有する。
ポート123は、出力先との接続形態に対応するオブジェクトで、プロパティとしてポート名とIPアドレスを有する。
キュー122とポート123はAPIを通じて生成されるが、先にポート123を生成しておかなければならない。
キュー122はポート123とドライバー121に関係を有しており、多重度は図10に示す通りである。すなわち、キュー122とドライバー121は関連しており、ドライバー121には0個以上のキュー122が関連付けられる。また、キュー122とポート123は関連しており、ポート123とキュー122は1対1で関連付けられる。
図8に戻り説明を続ける。S204でプリンタードライバー17の登録が行われると、次にインストーラー191は仮想WSDアプリ192を起動する(S205、起動手段に相当する)。
仮想WSDアプリ192は起動されると、WSDサービスを開始する(S206)。WSDサービスとは、WSDの通信処理におけるサーバー側の処理を指す。WSDサービスはプリンター等の周辺装置によっても提供される。しかし、本明細書の印刷システムでは、カスタマイズ情報を印刷環境に適用するためにPC10上のプログラムである仮想WSDアプリ192があたかも周辺装置であるかのように振る舞う。
ここで、図11を用いて仮想WSDアプリ192を構成するサブコンポーネントについて説明する。
HTTPプロトコルスタック1921はHTTP通信処理を、SOAPプロセッサ1922はSOAP通信処理を制御する。仮想WSDモジュール 1923はSOAPプロセッサ1922を介して、WSDの通信処理を制御する。
再度図8に戻り説明を続ける。次にインストーラー191は、PCWSDモジュール15に対してAPIを通じてWSD探索指示を出す(S207)。WSD探索指示は、WSD通信を用いてネットワーク上のプリンターを探索することをPCWSDモジュール15に対して指示する処理である。WSD探索指示(S207)に対する応答は後述するWSD探索応答(S215)として得られるため、ステップ(S208)〜(S214)がWSD探索の処理と言いかえることができる。
PCWSDモジュール15は、インストーラー191から探索指示を受信すると、仮想WSDアプリ192にProbeメッセージを生成して送信する(S208)。ProbeメッセージとはWSD対応機器を探索するために送信するメッセージである。
PCWSDモジュール15と仮想WSDアプリ192側のWSD通信処理は、SOAPプロセッサ14、HTTPプロトコルスタック13、TCP/UDP/IPプロトコルスタック12、イーサネット(登録商標)コントローラー11、HTTPプロトコルスタック1921、SOAPプロセッサ1922、仮想WSDモジュール1923によって行われるが、以後は省略し単にPCWSDモジュール15と仮想WSDモジュール1923の通信処理として説明する。
仮想WSDモジュール1923は、Probeメッセージを受信すると、ProbeMatchメッセージを生成してPCWSDモジュール15に応答する(S209)。ProbeMatchメッセージとはProbeへの応答メッセージである。応答のProbeMatchメッセージには、機器の種類やMetaData取得用のURLなどの情報が含まれる。MetaDataとはプリンターの名称やプリンターサービスのURLなどの情報をまとめたデータである。
次に、PCWSDモジュール15はProbeMatchメッセージから得られたMetaData取得用のURL情報から、MetaData取得メッセージ2401を生成して仮想WSDモジュール1923に送信する(S210)。
仮想WSDモジュール1923は、MetaData取得メッセージ2401を受信すると、MetaData取得応答メッセージ2402を生成してPCWSDモジュール15に応答する(S211)。
図13(a)にMetaData取得メッセージ2401の例を、図13(b)にMetaData取得応答メッセージ2402の例を示す。MetaData取得応答メッセージ2402には、プリンターの名称やプリンターサービスのアドレス2403といった情報が含まれる。
次に、PCWSDモジュール15はPrinterElement取得メッセージ2501を生成して仮想WSDモジュール1923に送信する(S212)。
仮想WSDモジュール1923は、PrinterElement取得メッセージ2501を受信すると、インストールセット16に含まれるPC拡張GPDファイル18を読み込む(S213)。
次に、仮想WSDモジュール1923は、PrinterElement取得応答メッセージ2502を生成してPCWSDモジュール15に応答する(S214)。
図14(a)にPrinterElement取得メッセージ2501の例を、図14(b)にPrinterElement取得応答メッセージ2502の例を示す。PrinterElement取得応答メッセージ2502はデバイスID(DeviceID)2503や、ステップ(S213)で読み込まれたPC拡張GPDファイル18の印刷機能情報2504を含む。その他にも、PrinterElement取得応答メッセージ2502はカラー印刷能力や印刷速度といった情報も含む。
次に、PCWSDモジュール15は、MetaData取得応答メッセージ2402とPrinterElement取得応答メッセージ2502で得た情報をWSD探索に対する応答の情報としてインストーラー191に送信する(S215)。WSD探索に対する応答にはPC拡張GPDファイル18の印刷機能情報2504が含まれているため、インストーラー191は印刷機能情報を仮想WSDアプリ192から取得することができる(取得手段に相当する)。
なお、WSD探索指示は、LAN1に接続された機器で動作する任意のWSDサービスに対して行われるため、PC10上の仮想WSDアプリ192だけでなく、プリンター20も応答を返す可能性がある。
したがって、探索結果はWSDサービスから得られた情報(WSDサービス情報)のリストである。よって、以下で説明するステップ(S216)の処理において、探索結果から目的のWSDサービスのみを取り出す必要がある。
ステップ(S216)は、カスタマイズされた印刷機能を備えるキュー(以後、カスタマイズドキュー)を登録するカスタマイズドキュー登録処理である。
以下、図15(a)と図15(b)のフローチャートと、図16(a)と図16(b)のオブジェクト図を用いてカスタマイズドキュー登録処理を説明する。
まず、インストーラー191は、WSD探索応答に含まれるWSDサービス情報のリストから、MetaData取得応答メッセージ2402に含まれるプリンターサービスのアドレス2403が、ループバックアドレスであるものを検索する(S301)。
ループバックアドレスとは、自身のノードを表すIPアドレスであり「127.0.0.1」という値が用いられる。もしプリンターサービスのアドレス2403がループバックアドレスであれば、その応答をしたWSDサービスはPC10で動作する仮想WSDアプリ192であることを示している。
インストーラー191はループバックアドレスのWSDサービスがあればステップ(S302)へ進み、なければエラー終了する。
次に、インストーラー191はPrinterElement取得応答メッセージ2502に含まれるデバイスID2503からハードウェアIDを生成する(S302)。デバイスIDはハードウェアIDの元となる情報である。インストーラー191はデバイスIDに含まれる「MFG:IHV」と「MDL:PRINTERA」という値を合成することによってハードウェアIDの値「IHVPRINTERA」は、得られる。
次に、インストーラー191はステップ(S302)で得られたハードウェアIDに一致するハードウェアIDプロパティを有するドライバーが登録されているかどうか判別する(S303)。一致する場合はステップ(S304)に進み、そうでない場合はエラー終了する。
次に、インストーラー191は、仮想WSDアプリ192を出力先とし、接続形態がWSDであるキューを、APIをコールすることによって登録する(S304)。
図15(b)を用いてAPIがコールされることで行われるOSの処理(S300)を説明する。
OS112は、仮想WSDアプリ192を出力先とするWSDポート124を登録する。
さらにOS112は、PrinterElement取得応答メッセージ2502に含まれるPC拡張GPDファイル18と、GPDファイル172を合成して合成GPDファイル181を生成する(S305)。
最後にOS112は、WSDポート124に関連付けられた、合成GPDファイル181を印刷機能の定義とするカスタマイズされたキュー(カスタマイズドキュー125)を生成する(S306)。
再度、図15(a)を用いて、インストーラー191の処理を説明する。
インストーラー191はステップ(S203)で記憶したIPアドレスの情報に基づいて、プリンター20を出力先とし、接続形態がTCP/IPであるTCP/IPポート126をAPIによって登録する(S307)。
最後にAPIによって、インストーラー191はカスタマイズドキュー125のポートを、WSDポート124からTCP/IPポート126に変更する(S308)。
これによって、カスタマイズドキュー125の出力先は仮想WSDアプリ192から図9を用いてユーザーが特定したプリンター20に変更される。これによって、ユーザーはカスタマイズドキュー125を指定して出力をすることで、プリンター20に印刷を行うことができる。さらに、カスタマイズドキュー125に対応するプリンタードライバー17の印刷設定画面として、図9を用いてユーザーが特定したプリンター20に対応し、かつ仮想WSDアプリ192から取得した印刷機能情報2504に基づく画面を表示することができる(表示手段に相当する)。
図5(b)にPC拡張GPDファイル18の例を示す。
PC拡張GPDファイル18はプリンタードライバー17のインストール処理において元のGPDファイル172と合成され、合成GPDファイル181としてカスタマイズドキュー125の印刷機能を定義する情報になる。
図5(c)は合成GPDファイル181の例である。
本実施例における合成GPDファイル181の後半部分すなわちPC拡張GPDファイル18によって後付けされた部分1810には、両面印刷機能の「片面」の項目を選択不可にするためのカスタマイズされた定義が記述されている。
具体的には、LOCKという項目を持つDuplexLockという機能が定義されており、両面印刷の片面(Duplex.NONE)との同時選択を不可にする定義*Constraints記述を含む。ここで、LOCKという項目はDuplexLock機能において唯一定義された機能であるため、常に選択状態にある。すなわち、常に選択状態にあるLOCKという項目と片面(Duplex.NONE)が同時選択できないため、プリンタードライバー17の印刷設定画面上において、片面は選択できない無効化された状態となる。なお、選択肢が一つしかない機能は印刷設定画面に表示されない。よって、DuplexLockという機能は選択肢がLOCKという項目しかないため、印刷設定画面に表示されない。
図17(a)にカスタマイズされた印刷設定画面3331を示す。両面印刷機能として「片面」、「両面(長辺綴じ)」、「両面(短辺綴じ)」という項目はすべて表示されているが、片面の項目には設定不可を表すマークが表示される。仮にユーザーが片面を選択しても、上述の合成GPDファイル181の働きにより、片面以外の項目が選択される。よって、結果的にユーザーは片面を選択することができない。なお、片面の項目は選択肢として表示しないように構成しても構わない。
図16(a)にステップ(S306)実行後の、また、図16(b)はステップ(S308)実行後のドライバー、キュー、ポートの各オブジェクトの状態を示す。
図16(a)は、カスタマイズされた印刷機能定義である合成GPDファイル181が適用されたカスタマイズドキュー125が、仮想WSDアプリ192を出力先とするWSDポート124に関連付けられている。印刷機能をカスタマイズするためには、このようにカスタマイズドキュー125を、一旦最終的な出力先であるプリンター20とは異なる出力先である仮想WSDアプリ192へ印刷可能な図16(a)の状態にする必要がある。
その後、実際の出力先であるプリンター20に印刷可能なTCP/IPポート126を登録し、カスタマイズドキュー125のプロパティをAPIによって変更して、TCP/IPポート126と関連付ける。これによって、図16(b)に示すようにカスタマイズドキュー125の出力先がプリンター20に変更される。
以上、第1の実施形態におけるプリンタードライバー17のカスタマイズ処理とプリンタードライバー17のインストール処理について説明した。
以上のように特定手段、起動手段、取得手段及び表示手段により次の効果を得ることができる。すなわち、プリンターにプリンタードライバーやプリンタードライバーの制限に必要な情報を保存しなくとも、仮想WSDアプリからプリンタードライバーを制限するために必要な情報を取得し、プリンタードライバーに制限を設けることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明を実施するための第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では設置用PC30上で実行されるカスタマイズアプリ31によるカスタマイズを示したが、出力先のプリンター20の本体パネルUIで行われるカスタマイズについては考慮されていなかった。プリンター20の本体パネルUIで行われるカスタマイズとは、例えば、新しい用紙種類を追加するというカスタマイズである。用紙種類にはそれぞれ坪量や表面性といった物理的特性があり、プリンター20はそれぞれの物理的特性に応じた印刷制御を行う必要がある。
しかしながら、ユーザーが実際に利用したい用紙種類の物理的特性が、あらかじめプリンター20に定義された用紙種類のいずれにも適合しないことがしばしばある。そのような場合に対応するため、プリンター20は、新たな用紙種類の情報を、その物理的特性とともに登録できる入力手段を備える。
そこで、第2の実施形態では、カスタマイズアプリ31とプリンター20のパネルUIの両方で行われるカスタマイズ設定を仮想WSDアプリ192で統合し、最終的にプリンタードライバー17に反映させる手段について述べる。
図18(a)はプリンター20に新たな用紙種類を登録するための、パネルUIに表示される画面2101である。画面2101のテーブル21011には現在登録されている用紙種類の一覧が表示される。ボタン21012を押すと新しい用紙種類の情報を入力するための画面2102に遷移する。ボタン21013を押すと登録された用紙種類を削除できる(ユーザーが後から登録した要素のみ削除可能)。
図18(b)は新しい用紙種類情報を入力するための画面2102である。画面2102では、新たな用紙種類の名称、坪量、表面性といった属性をそれぞれ21021、21022、21023に入力する。ボタン21021を押すと新たな用紙種類が登録され、その情報がテーブル21011に反映される。
図19は用紙種類データベース2200の例である。用紙種類データベース2200は、プリンター20で利用可能な用紙種類の情報を管理するデータベースである。用紙種類データベース2200は、プリンター20の外部メモリ211に記憶され、プリンターコントローラー26によって管理される。画面2101と画面2102における新たな用紙種類の登録または削除の入力はプリンターコントローラー26によって用紙種類データベース2200に反映される。
データベースの属性としてはID2201、名称2202、坪量2203、表面性2204、登録用紙フラグ2205が定義される。データベースの要素は、プリンター20においてあらかじめ利用可能となっている用紙種類と、後からユーザーによって登録された用紙種類の2つに大別される。前者は登録用紙フラグ2205の属性がNO、後者はYESとなる。あらかじめ利用可能な用紙種類のID2201に関しては、「PLAIN」、「RECYCLED」といった値が事前に定義されているが、後から登録された用紙種類に関しては「CUSTOM1」などの値が登録時にユニークに割り当てられる。
図20はプリンター20上で実行される機能拡張モジュール27による、プリンター拡張GPDファイル183の生成処理の流れを示すフローチャートである。
なお、プリンター拡張GPDファイル183は、プリンター20の本体パネルUIで行ったカスタマイズ情報を含むファイルである。
はじめに、機能拡張モジュール27は、プリンターコントローラー26から用紙種類データベース2200に変化があった、すなわち新たな用紙種類の追加または削除が行われたことを表す通知を受信する(S401)。
次に、機能拡張モジュール27はプリンター拡張GPDファイルを新規に生成する(S402)。プリンター拡張GPDファイルは外部メモリ211に記憶されるが、用紙種類の追加または削除が発生するたびに作り直されるため、処理開始以前に記憶されているものは消去される。
次に、機能拡張モジュール27は用紙種類データベース2200にアクセスし、先頭から要素を1つずつ読み込み、S404とS405の処理を繰り返す(S403〜S406)。
ステップ(S404)では、機能拡張モジュール27は読み込んだ要素の登録用紙フラグ属性がYESの場合はステップ(S405)に進み、NOの場合は次の要素を読み込むためにステップ(S403)へ戻る。
ステップ(S405)では、読み込まれた(後から追加された用紙種類の)要素に含まれるID属性と名称属性を、プリンター拡張GPDファイル183に追加する。
ステップ(S406)が終了すると、プリンター拡張GPDファイル183は、プリンター20の外部メモリ211に記憶される。
ここで、図21(a)にプリンタードライバー17ではじめから定義されている用紙種類に関するGPDファイル182の記述例を示す。
また図21(b)には生成されたプリンター拡張GPDファイル183の記述例を示す。プリンター拡張GPDファイル183は、元のGPDファイル182とは異なり、後から追加された用紙種類に関する機能情報だけを含む定義となっている。
次に、第2の実施形態における、プリンタードライバー17のインストール処理について説明する。
第2の実施形態では、PC拡張GPDファイル18と、プリンター拡張GPDファイル183の両方のカスタマイズ情報をプリンタードライバー17に反映させる。
これを実現するには、第1の実施形態で説明した、図8のシーケンス図におけるステップ(S213)でPC拡張GPDファイル18とプリンター拡張GPDファイル183を合成したGPDファイルを読み込む必要がある。このPC拡張GPDファイル18とプリンター拡張GPDファイル183を合成する処理を統合拡張処理と呼ぶ。
図12は、統合拡張処理の流れを説明するフローチャートである。統合拡張処理を実行するのは、仮想WSDアプリ192内の仮想WSDモジュール1923である。
はじめに仮想WSDモジュール1923は、第1の実施形態と同様に、インストールセット16に含まれるPC拡張GPDファイル18を読み込む(S501)。
次に、プリンター拡張GPDファイル183の情報もプリンタードライバー17に反映させるために、仮想WSDモジュール1923は、プリンター20と通信してプリンター20の印刷機能情報であるプリンター拡張GPDファイル183を取得する(S502)。プリンター20からプリンター拡張GPDファイル183を取得するには、HTTPのGETメソッドという手段を用いるものとする。
仮想WSDモジュール1923は、プリンター拡張GPDファイル183を取得したら、PC拡張GPDファイル18と取得したプリンター拡張GPDファイル183を合成して統合拡張GPDファイルを生成する(S503)。これによって、仮想WSDアプリ192から取得された印刷機能情報と、プリンター20から取得された印刷機能情報が合成される。
以上が統合拡張処理である。
統合拡張処理が行われることでカスタマイズドキュー125の印刷設定画面はS503で生成された統合拡張GPDファイルに基づいて表示される。
ここで、図21(c)に統合拡張GPDファイル184の例を示す。前半部分のDuplexLock機能はPC拡張GPDファイル18に含まれる、両面印刷の一部項目を無効化するための定義である。一方、後半部分のMediaType機能は、プリンター拡張GPDファイル183に含まれる、新たな用紙種類を追加するための定義である。
よって、統合拡張GPDファイル184を元のGPDファイル172に合成すると、プリンタードライバー17の印刷機能には、両面印刷の一部項目無効化(PC)と用紙種類追加(プリンター)の両方のカスタマイズ設定が反映される。
印刷機能に両面印刷の一部項目無効化(PC)と用紙種類追加(プリンター)の両方のカスタマイズ設定が反映された状態のプリンタードライバー17の画面3332を、図17(b)に示す。
以上、第2の実施形態により、カスタマイズアプリ31によるカスタマイズと、プリンター20の本体パネルUIによるカスタマイズの両方の結果をプリンタードライバー17に反映させることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (13)

  1. 情報処理装置であって、
    画像形成装置を特定する特定手段と、
    ネットワーク上の画像形成装置の探索に応答するアプリケーションを起動する起動手段と、
    印刷設定画面に関する印刷機能情報を前記アプリケーションから取得する取得手段と、
    前記特定手段により特定された前記画像形成装置に対応し、かつ前記印刷機能情報に基づく印刷設定画面を表示する表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記ネットワーク上の画像形成装置を探索し、探索に対する応答として前記印刷機能情報を前記アプリケーションから取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置のオペレーティングシステムは、前記取得手段により取得された前記印刷機能情報と、プリンタードライバーの印刷機能情報を合成し、
    前記印刷設定画面は、前記合成によって得られる印刷機能情報に基づいて表示されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記アプリケーションを出力先とするキューを登録する登録手段と、
    前記キューの出力先を前記アプリケーションから前記特定手段により特定された前記画像形成装置に変更する変更手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記ネットワーク上の画像形成装置を探索し、探索の結果発見された画像形成装置からユーザーが任意の画像形成装置を選択することにより、前記画像形成装置を特定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 出力先の画像形成装置から印刷機能情報を取得する第2の取得手段と、を有し、
    前記印刷設定画面は、前記取得手段により前記アプリケーションから取得された前記印刷機能情報と、前記第2の取得手段により前記画像形成装置から取得された前記印刷機能情報に基づいて表示されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    画像形成装置を特定する特定工程と、
    ネットワーク上の画像形成装置の探索に対して応答するアプリケーションを起動する起動工程と、
    印刷設定画面に関する印刷機能情報を前記アプリケーションから取得する取得工程と、
    前記特定工程により特定された前記画像形成装置に対応し、かつ前記印刷機能情報に基づく印刷設定画面を表示する表示工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記取得工程は、前記ネットワーク上の画像形成装置を探索し、探索に対する応答として前記印刷機能情報を前記アプリケーションから取得することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータのオペレーティングシステムは、前記取得工程により取得された前記印刷機能情報と、プリンタードライバーの印刷機能情報を合成し、
    前記印刷設定画面は、前記合成によって得られる印刷機能情報に基づいて表示されることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータに、
    前記アプリケーションを出力先とするキューを登録する登録工程と、
    前記キューの出力先を前記アプリケーションから前記特定工程により特定された前記画像形成装置に変更する変更工程と、を実行させることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記特定工程は、前記ネットワーク上の画像形成装置を探索し、探索の結果発見された画像形成装置からユーザーが任意の画像形成装置を選択することにより、前記画像形成装置を特定することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記コンピュータに、
    出力先の画像形成装置から印刷機能情報を取得する第2の取得工程と、を実行させ、
    前記印刷設定画面は、前記取得工程により前記アプリケーションから取得された前記印刷機能情報と、前記第2の取得工程により前記画像形成装置から取得された前記印刷機能情報に基づいて表示されることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 情報処理装置の制御方法であって、
    画像形成装置を特定する特定工程と、
    ネットワーク上の画像形成装置の探索に対して応答するアプリケーションを起動する起動工程と、
    印刷設定画面に関する印刷機能情報を前記アプリケーションから取得する取得工程と、
    前記特定工程により特定された前記画像形成装置に対応し、かつ前記印刷機能情報に基づく印刷設定画面を表示する表示工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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