JP2015229111A - スポーツブーツ用の単一リールの区分された締め紐システムおよびこれを備えたスポーツブーツ - Google Patents
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Abstract
【課題】スポーツブーツの快適性および対応性を向上させる。【解決手段】単一リールの区分された締め紐システム110は、アッパー104、たとえば、カフまたはベロ部に固定されたリール機構と、各区間毎に別個のケーブル130、140とを含む。2区間の実施形態では、第1のケーブル130はリールに係合し、少なくとも2回細長い開口106にわたって延在し、中間地点で複数位置留め具150に係合する。第2のケーブル140はリールに係合し、同様に少なくとも2ヶ所において細長い開口106にわたって延在する。ケーブル130、140は、リール機構によって張力を掛けられるように構成され、第1のケーブルの有効長さは、2つの区間における相対的張力が調整され得るように、複数位置留め具150上の選択された係合位置によって一部決定される。【選択図】図1
Description
発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
本出願は、2014年6月3日に出願された仮出願第62/007,047号の利益を主張し、当該出願の開示は本明細書中に参照によって援用される。
関連出願の相互参照
本出願は、2014年6月3日に出願された仮出願第62/007,047号の利益を主張し、当該出願の開示は本明細書中に参照によって援用される。
背景
スポーツブーツ、特に、ウインタースポーツ用のブーツの構成は、時とともに進化してきた。スポーツブーツは、設計者が考慮する必要のある数多くの競争目的を有することが多い。軽量、快適さ、対応性、着脱容易性、耐久性、および丈夫さのすべてが優先事項である。スポーツブーツは、典型的には長期間着用され、活発に使用されるため、ブーツが快適であることが求められる。しかしながら、多くの用途、特にスノー/ウインタースポーツ用のブーツにおいては、ブーツがユーザに対応していることも必要であり、たとえばスキー、スノーボードなどの取付けられるスポーツ器具が容易にかつ正確に制御可能となるように構成される必要がある。さらに、スポーツブーツは、典型的には過酷な使用および困難な環境に晒されるため、丈夫にかつこれに耐え得るように構成されることが重要である。
スポーツブーツ、特に、ウインタースポーツ用のブーツの構成は、時とともに進化してきた。スポーツブーツは、設計者が考慮する必要のある数多くの競争目的を有することが多い。軽量、快適さ、対応性、着脱容易性、耐久性、および丈夫さのすべてが優先事項である。スポーツブーツは、典型的には長期間着用され、活発に使用されるため、ブーツが快適であることが求められる。しかしながら、多くの用途、特にスノー/ウインタースポーツ用のブーツにおいては、ブーツがユーザに対応していることも必要であり、たとえばスキー、スノーボードなどの取付けられるスポーツ器具が容易にかつ正確に制御可能となるように構成される必要がある。さらに、スポーツブーツは、典型的には過酷な使用および困難な環境に晒されるため、丈夫にかつこれに耐え得るように構成されることが重要である。
スポーツブーツは、典型的には締め紐またはケーブルシステムによりユーザに固定される。典型的なケーブルシステムは、たとえば、ブーツの細長い開口の両側に取付けられた剛性のケーブル保持部、および任意に、ブーツのベロ部に取付けられたガイドを通して摺動可能に配置されるケーブルを利用している。スプールを有する締付け機構は、たとえば、アッパーのベロ部または足首部分においてブーツに取付けられ、ケーブルは、ケーブルを容易に締付けたり緩めたりできるようにスプールに取付けられる。締付け機構は、ユーザによって容易にアクセス可能なブーツの一部に位置付けられている。たとえば、Hammerslagの米国特許第5,934,599号には、締付け機構がブーツのアッパーの裏側に外側から配置されたケーブルタイプの締め紐システムが開示されており、当該文献は本明細書中に参照によって援用される。スノースポーツブーツと併用される巻きケーブルタイプの締め紐システムの別の特定の実施形態が、Martin et al.の米国特許第7,386,947号に開示されており、当該文献は本明細書中に参照によって援用される。しかしながら、このようなシステムは、締付け機構を取付けるために好適な外部表面が必要となる。
ブーツの細長い開口は、典型的にはブーツのつま先端付近から、ユーザの足の甲にわたって、ブーツの長さの大部分に沿って延在し、次いでユーザの足首および脛骨下部に沿って上方に曲がる。したがって、締め紐システムは、ユーザの足にわたってブーツの下部を固定し、締付け、さらに、ユーザの足首にわたってブーツのカフを固定し、締付ける。しかしながら、ユーザは、足にわたる締め紐システムの張力をブーツのカフの張力から独立して調節することを望む場合が多い。このような区分された締付けにより、ユーザは、たとえば、ブーツの下部が不快とならずに、足首上部の周りに非常にぴったりした装着を選択的に与えてボードの調節および対応性を改善し、さらに、ある区分の締付けを調整して、たとえば登りの活動に対応することができるであろう。
別個のリールを有する複数のケーブルシステムを含む独立した締め紐システムが提案されている。Weaver,II et al.の米国特許出願公開第2012/0029404号公報には、2つの別個のリールタイプのケーブル締め紐システムを有する足首ブレースが開示されており、第1の締め紐システムは、ユーザの足周りの締まりを調節し、第2の締め紐システムは、ユーザの足首周りの締まりを独立して調節する。しかしながら、このような解決策は嵩張り、高額となり、さらなる故障モードを導入してしまう。
スポーツブーツは、典型的には長期間着用され、ユーザによる激しい使用に晒される。ユーザが長期間継続でき、かつ競争環境下でパフォーマンスを最適化することが同時に可能となるように、ブーツの快適性および対応性を向上させることが重要である。
概要
この概要は、詳細な説明において以下にさらに説明される一連の概念を簡略化した形で導入するために設けられる。この概要は、クレームされる主題の重要な特徴を特定することを意図せず、また、クレームされる主題の範囲を決定する助けとして使用されることも意図しない。
この概要は、詳細な説明において以下にさらに説明される一連の概念を簡略化した形で導入するために設けられる。この概要は、クレームされる主題の重要な特徴を特定することを意図せず、また、クレームされる主題の範囲を決定する助けとして使用されることも意図しない。
単一リールの区分された締め紐システムは、ブーツのアッパーに取付けられたリール機構と、同様にアッパーに固定された第1の複数位置留め具と、リール機構に動作可能に接続された近位端を有する第1のケーブルと、同様にリール機構に動作可能に接続された第2のケーブルとを含む。第1のケーブルは、ブーツアッパーの細長い入口開口の第1の部分にわたって延在し、第1のケーブルの動作可能長さを調整するように、選択可能な位置において複数位置留め具に係合する。第2のケーブルは、細長い開口の第2の部分にわたって延在する。第1および第2のケーブルは、リール機構によってこれらのケーブルに張力が掛けられると、細長い開口の対応する位置が閉位置に向かって付勢されるように構成される。2本のケーブル間の相対的張力は、複数位置留め具上の選択された位置によって調節される。
ある実施形態では、細長い開口の第1の部分は、アッパーの足部分にあり、細長い開口の第2の部分は、アッパーのカフにある。
ある実施形態では、第1のケーブルは、リール機構から離れた箇所においてアッパーに留められた遠位端を有する。
別の実施形態では、第1のケーブルは、リール機構に動作可能に取付けられた遠位端を有する。
ある実施形態では、複数位置留め具は、複数の成形ポストを有するラックを含み、第1のケーブルは、成形ポストの任意の1つに係合するように構成された係合タブをさらに含む。
別の実施形態では、複数位置留め具は、複数の離間された留め具を含む。
ある実施形態では、第2の複数位置留め具は、第1の複数位置留め具の反対側の位置においてアッパーに固定され、第1のケーブルによって選択可能に係合されるように構成されている。
ある実施形態では、第2の複数位置留め具は、第1の複数位置留め具の反対側の位置においてアッパーに固定され、第1のケーブルによって選択可能に係合されるように構成されている。
ある実施形態では、第1のケーブルは、細長い開口の第1の側のアッパーに留められた遠位端を有し、細長い開口にわたって一回目に延在し、細長い開口の第2の側のアッパーに固定されたガイドに摺動可能に係合し、細長い開口にわたって二回目に延在し、細長い開口の第1の側の複数位置留め具に係合する。
ある実施形態では、第1のケーブルは、リール機構に係合する遠位端を有し、細長い開口の第1の側の第1の複数位置留め具に選択的に係合するように遠位端から延在し、細長い開口にわたって一回目に延在し、細長い開口の第2の側の第1のガイドに摺動可能に係合し、細長い開口にわたって二回目に延在し、細長い開口の第1の側の第2のガイドに係合し;細長い開口にわたって三回目に延在し、細長い開口の第2の側の第2の複数位置留め具に係合する。
ある実施形態では、リール機構は、アッパーのカフまたはベロ部に固定される。
スポーツブーツは、アッパーを含み、アッパーは、足部分と、カフと、細長い開口と、ベロ部と、アッパーに固定された単一リールの区分された締め紐システムとを有する。区分された締め紐システムは、ロックリール機構と、細長い開口の第1の側のアッパーに固定された第1の複数位置留め具と、第1のケーブルとを含み、第1のケーブルは、ロックリール機構が、第1のケーブルを巻取って第1のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分と、第1の複数位置留め具を複数のユーザにより選択可能な位置の任意の1つにおいて係合させるように構成された第2の部分とを有し、区分された締め紐システムはさらに、第2のケーブルを含み、第2のケーブルは、ロックリール機構が、第2のケーブルを巻取って第2のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分を有する。第1のケーブルは、細長い開口の第1の部分にわたって延在し、ロックリール機構によって第1のケーブルに張力を掛けると、細長い開口の第1の部分が閉位置に向かって付勢されるようにアッパーに係合し、第2のケーブルは、細長い開口の第2の部分にわたって延在し、ロックリール機構によって第2のケーブルに張力を掛けると、細長い開口の第2の部分が閉位置に向かって付勢されるようにアッパーに係合する。
スポーツブーツは、アッパーを含み、アッパーは、足部分と、カフと、細長い開口と、ベロ部と、アッパーに固定された単一リールの区分された締め紐システムとを有する。区分された締め紐システムは、ロックリール機構と、細長い開口の第1の側のアッパーに固定された第1の複数位置留め具と、第1のケーブルとを含み、第1のケーブルは、ロックリール機構が、第1のケーブルを巻取って第1のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分と、第1の複数位置留め具を複数のユーザにより選択可能な位置の任意の1つにおいて係合させるように構成された第2の部分とを有し、区分された締め紐システムはさらに、第2のケーブルを含み、第2のケーブルは、ロックリール機構が、第2のケーブルを巻取って第2のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分を有する。第1のケーブルは、細長い開口の第1の部分にわたって延在し、ロックリール機構によって第1のケーブルに張力を掛けると、細長い開口の第1の部分が閉位置に向かって付勢されるようにアッパーに係合し、第2のケーブルは、細長い開口の第2の部分にわたって延在し、ロックリール機構によって第2のケーブルに張力を掛けると、細長い開口の第2の部分が閉位置に向かって付勢されるようにアッパーに係合する。
ある実施形態では、細長い開口の第1の部分は、アッパーの足部分にある。
ある実施形態では、細長い開口の第2の部分は、アッパーのカフにある。
ある実施形態では、細長い開口の第2の部分は、アッパーのカフにある。
ある実施形態では、第1のケーブルは、リール機構から離れてアッパーに留められた遠位端を有する。
別の実施形態では、第1のケーブルは、リール機構に取付けられた遠位端を有する。
ある実施形態では、第1の複数位置留め具は、複数の成形ポストを有するラックを含む。
ある実施形態では、第1の複数位置留め具は、複数の成形ポストを有するラックを含む。
別の実施形態では、第1の複数位置留め具は、複数の離間された留め具を含む。
ある実施形態では、第2の複数位置留め具は、第1の複数位置留め具の反対側のアッパーに固定されている。
ある実施形態では、第2の複数位置留め具は、第1の複数位置留め具の反対側のアッパーに固定されている。
本発明の上記の局面および不随の利点の多くは、添付の図面とともに以下の詳細な説明を参照されると本発明がよりよりよく理解されるため、より容易に認識されるであろう。
詳細な説明
本発明に係る単一リールの区分された締付けシステム110を含むウインタースポーツブーツ100の正面左側斜視図が図1に示される。ブーツは、アッパー104に固定されたソール102を含み、アッパー104は、ブーツ100のつま先部分からカフ108の上端まで延在する細長い開口106を有する。ブーツベロ部109は、細長い開口106に沿って配置されている。ブーツ100の正面右側斜視図が図2に示される。
本発明に係る単一リールの区分された締付けシステム110を含むウインタースポーツブーツ100の正面左側斜視図が図1に示される。ブーツは、アッパー104に固定されたソール102を含み、アッパー104は、ブーツ100のつま先部分からカフ108の上端まで延在する細長い開口106を有する。ブーツベロ部109は、細長い開口106に沿って配置されている。ブーツ100の正面右側斜視図が図2に示される。
本実施形態では、区分された締付けシステム110は、ブーツカフ108に取付けられたリール機構120(図2)を含み、リール機構120は、第1のケーブル130に係合し、同様に別個の第2のケーブル140にも係合する。複数の任意の靴紐保持部112(図中4つが示される)が、ケーブル130、140を位置付けかつ誘導するために、ベロ部に固定されている。第1のケーブル130に係合する端保持部113がさらに設けられていてもよい。当該技術分野で周知の靴紐ガイド107は、アッパー104に一体化されて、ケーブル130、140の摺動を誘導しかつ容易にする。
第1のケーブル130は、アッパー104のつま先端付近に固定されたアンカー端132を有する。アンカー端132は、任意の従来の方法で構成されていればよい。たとえば、第1のケーブル130は、アッパー104に固定されたガイドを通って延在し、ケーブル130がガイドを通って引張られることを防止するために拡大端が設けられていてもよい。代替的には、リベットまたは他の取付具がケーブル130の遠位端をアッパー104に固定してもよい。たとえば、ワイヤ留め、かすがい留め、はんだ付け、またはそれ以外の被覆端などの他の固定手段が当該技術分野で知られている。
第1のケーブル130は、アンカー端132から延在し、細長い開口106を交差し、細長い開口106の下端に沿ってアッパー104に固定されたガイド107へと端保持部113を通過する。第1のケーブル130は、カフ108に向かって距離を空けて配置されたガイド107の他端から出て、細長い開口106を再度交差し、ベロ部109に固定された靴紐保持部112を通過する。第1のケーブルは、任意に、細長い開口を一回以上交差するように構成されていてもよい。第1のケーブル130は、別の靴紐ガイド107を通って延び、当該靴紐ガイド107は、ケーブル130をアッパー104に固定された留めラック150に向けて誘導する。第1のケーブル130に取付けられた係合タブ134は、以下により詳しく説明する(かつ図3に示される)ように、留めラック150を選択可能な位置に係合するように構成される。
次いで、第1のケーブル130は、再度細長い開口106をわたって延在し、別の保持部112を通過し、第1のケーブル130をリール機構120(図2に最も明らかに見られる)に向かって導くガイド107に入る。第1のケーブル130はリール機構120に係合し、リール機構120は、ユーザが第1のケーブル130を巻取ることにより、第1のケーブル130の有効長さを(したがって、第1のケーブル130の張力を)調整することができるように構成される。ユーザは、従来の方法で、第1のケーブル130を所望の位置に保持するようにリール機構120を選択的にロックする。
第2のケーブル140もまたアンカー端142を含み、本実施形態では、アンカー端142は、細長い開口106の右上側付近にあるため、これはカフ108に取付けられている。第2のケーブル140は、細長い開口106をわたって延在し、保持部112を通過し、細長い開口106の反対側のガイド107に入る。第2のケーブル140は、ガイド107を通って延び、細長い開口106にわたって二回目に延在し、別の保持部112を通過する。第2のケーブル140(およびアッパー)は、第2のケーブル140が細長い開口106にわたって一回以上延在するように構成されていてもよい。次いで、第2のケーブル140は、第2のケーブル140をリール機構120に向かって誘導するガイド107に入る(図2を参照)。第2のケーブル140は、リール機構120に動作可能に係合する。
したがって、各ケーブル130、140の一端は、リール機構120に動作可能に接続されている。したがって、ケーブル130、140は、単一リール機構120を用いて同時に張力を掛けられてもよい。したがって、第1のケーブル130の経路長さは、ラック150における係合タブ134の選択的な配置によってユーザにより独立して選択可能である。
図3は、アッパー104に取付けられたラック150を示す、ブーツ100の部分図である。本実施形態のラック150は、ラック150をアッパー104に取付けるための取付フランジ154を含む。ラック150は、取付手段の組合せを含む、縫付け、接着剤、リベットなどによって取付けられてもよい。ラック150は、複数の離間された成形ポスト152(図中3つが示される)を含み、これらは、第1のケーブル130に固定された係合タブ134を受け、開放可能に保持するように成形され、位置付けられている。3つのポスト152が図示されているが、3つ以上または3つ以下のポスト152が設けられ得ることも想定される。したがって、ユーザは、単純に係合タブ134をつかみ、これを所望のポスト152に係合させるように位置付ける。
図4は、区分された締付けシステム110を概略的に示す。本実施形態における第1の区間は、アッパー104の足部分を固定する。第1の区間は、アンカー端132によって保持された第1のケーブル130を含み、細長い開口106にわたって数回延在する。第1のケーブル130は、ラック150に係合する係合タブ134を含む。第1のケーブル130の近位端は、リール機構120内に延在する。
本実施形態における第2の区間は、カフ108を固定する。第2の区間は、アンカー端142によって保持された第2のケーブル140を含み、細長い開口106にわたって複数回延在する。第2のケーブル140の遠位端は、第1のケーブル130と同じリール機構120に係合する。
リール機構120は、両方のケーブル130、140に作用し、リール機構120が同時に両方のケーブルを巻取ることにより、両方のケーブル130、140に同時に張力を掛けるように構成される。次いで、リール機構120は特定の位置にロックされることにより、両方のケーブル130を所望の張力または長さに保持する。
リール機構120を締付ける前に、ユーザは、係合タブ134を複数のポスト152の任意の1つに係合させるように位置付ける。第1および第2のケーブル130、140の相対的張力は、複数のポスト152のいずれが係合タブ134によって係合されるかに依存することが明らかであろう。たとえば、タブ134がラック150の最も遠位のポスト152に係合する(すなわち、第2のケーブル130が比較的長い経路長さを有する)場合、ユーザがリール機構120によりケーブル130、140に張力を掛けると、第1のケーブル130の張力は、ユーザがタブ134をより近位のポスト152に係合させるように位置付ける場合よりも高くなる。したがって、ユーザは、単一リール機構120システムを用いて、2つの区間の間の相対的張力を独立して調節することができる。
別の類似の実施形態(図示せず)では、第1または第2のケーブル130、140の一方の遠位端に係合タブが設けられている。係合タブは、球、円柱、または同様の係合部品を含んでいてもよい。係合タブを受けるように構成された複数の係合部分を有するラックが、係合タブを選択的に受ける位置でアッパーに固定される。この代替的な実施形態では、上記の第1の実施形態110に例示されるように、ケーブルをケーブルに沿った中間箇所で固定するのでなく、ユーザが、第1および第2のケーブル130、140の間の相対的張力を調節するために、係合タブをケーブルの遠位端に選択的に位置付ける。
本発明に係る単一リールの区分された締め紐システム210の別の実施形態が図5および図6に示される。図5は、単一リールの区分された締め紐システム210を有するウインタースポーツブーツ200の正面左側斜視図を示す。ブーツ200は、アッパー204に固定されたソール202を含む。アッパー204は、ブーツ200のつま先部分からカフ208の上端に延在する細長い開口206を有する。ベロ部209が細長い開口206に沿って配置されている。
本実施形態では、区分された締付けシステム210は、ベロ部209に取付けられたリール機構220を含む。リール機構220は、第1のケーブル230および第2のケーブル240を係合する。本実施形態では、以下に述べられるように、ケーブル230、240の両端がリール機構220に係合する。区分された締付けシステム210を概略的に図示する図6も参照されたい。
第1のケーブル230は、リール機構220に取付けられた第1の端231を有し、第1の靴紐保持部212を通って下方に延在する。ケーブル230の第2の部分232は、外側に延在し(図5中、左側へ)、アッパー204に固定された第1の複数の離間された留め部材250の1つに選択的に係合する。留め部材250は、外側に向くチャネルを含み、当該チャネルは、第1のケーブル230を受け、保持するサイズにされている。たとえば布地タブ236などの柔軟性グリップは、第2の部分232上に摺動可能に配置され、所望の留め部材250上にケーブル230を位置付けることを容易にする。
第1のケーブル230は、細長い開口206にわたって延び、第2の保持部213を通過し、さらにアッパー204に固定されたガイド214を通過する。第1のケーブル230の第3の部分233は、細長い開口206のつま先端付近の箇所で細長い開口206にわたって延在し、別のガイド214(図6)を通過し、カフ208により近い箇所でガイド214から出る。第1のケーブル230は、再度細長い開口206を交差し、第2の保持部213を通過する。第2のケーブル230の第4の部分234は、アッパー204の反対側に配置された、離間された留め部材250に係合し(図6)、次いで第1の保持部212を通過する。第1のケーブル230の第2の端235は、上方に延在し、リール機構220に係合する。
本実施形態の第2のケーブル240は、ブーツ200のカフ208を固定するように構成されている。第2のケーブル240は、リール機構220に係合し、ガイド214に係合するように外側に延在する第1の端241を含む(図6)。ガイド214はアッパー204に固定されている。第2のケーブル240は、より低い位置でガイド214から出て、細長い開口206にわたって延在し、第1の保持部212を通過する。第2のケーブル240は、細長い開口206の反対側のガイド214を通過する。ケーブル240の第2の端245は、リール機構220に係合する。
したがって、リール機構220が回転されケーブル230、240を締付けると、第1のケーブル230の両端、および第2のケーブル240の両端241、245が巻取られ、ケーブル230、240に張力が掛かる。しかしながら、2本のケーブル間の相対的な張力は、留め部材250(各側)のいずれを第1のケーブル230の第2の部分232および第4の部分234と係合させるかを選択することによって、ユーザにより調整可能となる。
したがって、ここに開示される単一リールの区分された締付けシステム110、210により、ユーザは、単一のリール機構120、220システムを用いて、ブーツ100、200の2つの異なる区間において独立して張力を調節することができる。単一リールシステムは、複数のリールを必要としないため、複数リールシステムと比較して、操作が容易であり、より安価であり、組立が容易であり、より信頼性が高い。
上記の単一リールの区分された締め紐システム110、210を使用するには、ユーザは単純にブーツ100、200を履き、第1のケーブル130、230を、たとえば留めラック150または留め部材250などの留め部上の所望の位置に位置付けて、ケーブルをリール機構120、220により締付ける。2つの区間における相対的な張力は、複数位置留め部150、250上の選択された位置によって決定され、絶対張力は、リール機構220により通常の方法で調整可能である。ユーザが区間における相対的張力を変更したい場合、たとえば、ユーザが異なる活動に切換えようとするとき、ユーザはケーブルの張力を通常の方法で解放し、第1のケーブルを複数位置留め部の周りに位置付け直して、リール機構220を用いてケーブルに張力を掛け直す。
現在好ましい実施形態を開示したが、当業者であれば、本発明はさまざまな態様で実施され得ることが明らかであろう。たとえば、留めラックおよび/または留め部材は、たとえば、チャネルおよび摺動機構、スナップまたはフック、バックルなど、部材を異なる位置に選択的に保持するための他の既知の機構を用いて実施されてもよい。
各区間毎に別個のケーブルと、各追加の区間毎に少なくとも1つの複数位置保持部とを用いることにより、単一リールシステムによって3つ以上の区間に異なった張力を掛けてもよいことが想定される。区間は隣接していなくてもよいことが認識されるであろう。たとえば、ケーブルは、第1の区間が細長い開口の中心部分を含み、第2の区間が細長い開口の最上部分および最下部分を含むように構成されていてもよい。
発明の好ましい実施形態を例示し、説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな変更がなされ得ることが認識されるであろう。
独占的な所有権または特権がクレームされる発明の実施形態は、次のように規定される。
100 ウィンタースポーツブーツ、102 ソール、104 アッパー、106 細長い開口、107 靴紐ガイド、108 カフ、109 ベロ部、110 単一リールの区分された締め紐システム、112 靴紐保持部、113 端保持部、130 第1のケーブル、132 アンカー端、134 係合タブ、140 第2のケーブル、150 留めラック。
Claims (21)
- スポーツブーツ用の単一リールの区分された締め紐システムであって、前記締め紐システムは、アッパーを有し、前記アッパーは、足部分と、カフと、前記アッパーによって規定される細長い開口に配置されたベロ部とを含み、前記締め紐システムは、
前記アッパーに取付けられたリール機構と、
前記アッパーに固定された第1の複数位置留め具と、
第1のケーブルとを備え、前記第1のケーブルは、前記レール機構が前記第1のケーブルの張力を調整するために動作可能となるように前記リール機構に取付けられた近位端と、前記第1の複数位置留め具を複数のユーザにより選択可能な位置の任意の1つに係合させるように構成された中間部分とを有し、前記締め紐システムはさらに、
第2のケーブルを備え、前記第2のケーブルは、前記リール機構が前記第2のケーブルの張力を調整するために動作可能となるように前記リール機構に取付けられた近位端を有し、
前記第1のケーブルは、前記細長い開口の第1の部分にわたって延在し、前記リール機構によって前記第1のケーブルに張力を掛けると、前記細長い開口の前記第1の部分が閉位置に向かって付勢されるように前記アッパーに係合し、
前記第2のケーブルは、前記細長い開口の第2の部分にわたって延在し、前記リール機構によって前記第2のケーブルに張力を掛けると、前記細長い開口の前記第2の部分が前記閉位置に向かって付勢されるように前記アッパーに係合する、締め紐システム。 - 前記細長い開口の前記第1の部分は、前記アッパーの前記足部分にあり、前記細長い開口の前記第2の部分は、前記アッパーの前記カフにある、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1のケーブルは、前記リール機構から離れて前記アッパーに留められた遠位端を有する、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1のケーブルは、前記リール機構に取付けられた遠位端を有する、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1の複数位置留め具は、複数の成形ポストを有するラックを含む、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1のケーブルはさらに係合タブを含み、前記係合タブは、前記複数の成形ポストの任意の1つに選択可能に係合するように構成されている、請求項5に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1の複数位置留め具は、複数の離間された留め具を含む、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1の複数位置留め具の反対側の前記アッパーに固定された第2の複数位置留め具をさらに含む、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1のケーブルは、前記細長い開口の第1の側の前記アッパーに留められた遠位端を有し、前記細長い開口にわたって一回目に延在し、前記細長い開口の第2の側の前記アッパーに固定されたガイドに摺動可能に係合し、前記細長い開口にわたって二回目に延在し、前記細長い開口の前記第1の側の前記複数位置留め部に係合する、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記第1のケーブルは、前記リール機構に係合する遠位端を有し、前記細長い開口の第1の側の第1の複数位置留め具に選択的に係合するように前記遠位端から延在し、前記細長い開口にわたって一回目に延在し、前記細長い開口の第2の側の第1のガイドに摺動可能に係合し、前記細長い開口にわたって二回目に延在し、前記細長い開口の前記第1の側の第2のガイドに係合し;前記細長い開口にわたって三回目に延在し、前記細長い開口の前記第2の側の第2の複数位置留め具に係合する、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記リール機構は、前記カフに固定されている、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記リール機構は、前記ベロ部に固定されている、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- 前記ベロ部に固定された複数の靴紐保持部をさらに含む、請求項1に記載の単一リールの区分された締め紐システム。
- スポーツブーツであって、前記スポーツブーツは、
アッパーに固定されたソールを備え、前記アッパーは、足部分と、カフと、前記アッパーによって規定される細長い開口に沿って配置されたベロ部とを含み、前記スポーツブーツはさらに、
前記アッパーに固定された単一リールの区分された締め紐システムを備え、前記区分された締め紐システムは、
ロックリール機構と、
前記細長い開口の第1の側の前記アッパーに固定された第1の複数位置留め具と、
第1のケーブルとを含み、前記第1のケーブルは、前記ロックリール機構が、前記第1のケーブルを巻取って前記第1のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、前記ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分と、前記第1の複数位置留め具を複数のユーザにより選択可能な位置の任意の1つに係合させるように構成された第2の部分とを有し、前記区分された締め紐システムはさらに、
第2のケーブルを含み、前記第2のケーブルは、前記ロックリール機構が、前記第2のケーブルを巻取って前記第2のケーブルの動作可能長さを変更するように構成されるように、前記ロックリール機構に巻取り可能に取付けられた第1の部分を有し、
前記第1のケーブルは、前記細長い開口の第1の部分にわたって延在し、前記ロックリール機構によって前記第1のケーブルに張力を掛けると、前記細長い開口の前記第1の部分が閉位置に向かって付勢されるように前記アッパーに係合し、
前記第2のケーブルは、前記細長い開口の第2の部分にわたって延在し、前記ロックリール機構によって前記第2のケーブルに張力を掛けると、前記細長い開口の前記第2の部分が前記閉位置に向かって付勢されるように前記アッパーに係合する、スポーツブーツ。 - 前記細長い開口の前記第1の部分は、前記アッパーの前記足部分にある、請求項14に記載のスポーツブーツ。
- 前記細長い開口の前記第2の部分は、前記アッパーの前記カフにある、請求項15に記載のスポーツブーツ。
- 前記第1のケーブルは、前記リール機構から離れて前記アッパーに留められた遠位端を有する、請求項14に記載のスポーツブーツ。
- 前記第1のケーブルは、前記リール機構に取付けられた遠位端を有する、請求項14に記載のスポーツブーツ。
- 前記第1の複数位置留め具は、複数の成形ポストを有するラックを含む、請求項14に記載のスポーツブーツ。
- 前記第1の複数位置留め具は、複数の離間された留め具を含む、請求項14に記載のスポーツブーツ。
- 前記第1の複数位置留め具の反対側の前記アッパーに固定された第2の複数位置留め具をさらに含む、請求項20に記載のスポーツブーツ。
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