JP2015228943A - Wearable device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ウエアラブルデバイスに関する。 The present invention relates to a wearable device.
いつでもどこでも香りを楽しむことのできる、ウエアラブル型の芳香装置が知られている。特許文献1には、ユーザの操作により芳香剤を気化させて放出する、ウエアラブル型の芳香装置が開示されている。 Wearable fragrance devices that can enjoy scent anytime and anywhere are known. Patent Document 1 discloses a wearable fragrance device that vaporizes and releases a fragrance by a user operation.
特許文献1に記載されている発明では、発明に係る装置をユーザが身に付けた際に自動で芳香剤を放出することができない。 In the invention described in Patent Document 1, the fragrance cannot be automatically released when the user wears the device according to the invention.
(1)請求項1に記載のウエアラブルデバイスは、交換可能な芳香剤またはデオドラント剤を収納する薬剤収納部と、薬剤収納部に収納された芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータと、装着検出部と、装着検出部が装着されたことを検出するとヒータに加熱を開始させる制御部とを備えるウエアラブルデバイスであって、装着検出部は当該ウエアラブルデバイスがユーザの身体に装着されたことを検出する。
(2)請求項2に記載のウエアラブルデバイスは、スケジュールの開始時刻を保存する記憶部と、交換可能な芳香剤またはデオドラント剤を収納する薬剤収納部と、薬剤収納部に収納された芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータと、記憶部に保存されているスケジュールの開始時刻よりも所定の時間だけ早い時刻にヒータに加熱を開始させる制御部と、を備える。
(3)請求項3に記載のウエアラブルデバイスは、交換可能な芳香剤またはデオドラント剤を収納する薬剤収納部と、薬剤収納部に収納された芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータと、被写体を撮影する撮影部と、撮影部により撮影して得られた画像から人物の顔を検出する顔検出部と、顔検出部が顔を検出するとヒータに加熱を開始させる制御部とを備える。
(4)請求項6に記載のウエアラブルデバイスは、交換可能な芳香剤またはデオドラント剤を収納する薬剤収納部と、所定の時間間隔ごとに臭いを検出する臭い検出部と、薬剤収納部に収納された芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータと、臭い検出部が臭いを検出するとヒータに加熱を開始させる制御部と、を備える。
(1) The wearable device according to claim 1 is a medicine storage unit storing a replaceable fragrance or deodorant agent, a heater for heating the fragrance or deodorant agent stored in the drug storage unit, and a mounting detection unit. And a wearable device comprising a controller that causes the heater to start heating when it is detected that the wear detection unit is worn, and the wear detection unit detects that the wearable device is worn on the user's body.
(2) The wearable device according to claim 2 includes a storage unit that stores a start time of a schedule, a drug storage unit that stores a replaceable fragrance or a deodorant agent, and a fragrance stored in the drug storage unit or A heater that heats the deodorant agent, and a control unit that causes the heater to start heating at a time earlier than a start time of the schedule stored in the storage unit by a predetermined time.
(3) A wearable device according to a third aspect of the present invention is a medicine storage unit that stores a replaceable fragrance or deodorant agent, a heater that heats the fragrance or deodorant agent stored in the drug storage unit, and a subject. An image capturing unit that detects a person's face from an image captured by the image capturing unit, and a control unit that causes the heater to start heating when the face detection unit detects the face.
(4) The wearable device according to claim 6 is housed in a medicine storage section that stores a replaceable fragrance or deodorant agent, an odor detection section that detects odors at predetermined time intervals, and a medicine storage section. And a heater that heats the fragrance or deodorant agent, and a controller that causes the heater to start heating when the odor detector detects odor.
本発明によれば、発明に係る装置をユーザが身に付けた際に自動で芳香剤を放出することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, when a user wears the apparatus based on invention, a fragrance | flavor can be discharge | released automatically.
(第1の実施の形態)
以下、図1〜8を参照して、本発明を腕時計に適用する第1の実施の形態を説明する。
図1は、腕時計10の構成および腕時計10が通信する携帯端末30の構成を示すブロック図である。図2は、腕時計10の外観を示す平面図であり、原則として当該図面の視点からでは直接視認できないものは記入していない。ただし、時計バンド25との位置関係を明示するため、感圧スイッチ15のみ当該図面の視点からは視認できないが、点線を用いてその位置を示している。図3は、図2から表示部18などを省略した図であり、より正確には図4のB−B断面図である。図4は図2のA−A断面図、図5は腕時計10の側面図である。
腕時計10と携帯端末30は、同一人物が使用することとし、以下ではその人物をユーザと呼ぶ。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment in which the present invention is applied to a wristwatch will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the
The
以下、図1〜5を参照して腕時計10の構成を説明する。腕時計10は、制御部11と、記憶部12と、ヒータ13と、ファンモータ14と、感圧スイッチ15と、撮影部16と、通信部17と、表示部18と、入力部19と、カートリッジ検出部20と、カートリッジ差込部22と、通気孔23と、時計バンド25と、精密機器収納部26とを備える。ただし、時計バンド25は図2にのみ表示しており、他の図では描画を省略する。腕時計10は、1つの薬剤カートリッジ21に対応するヒータ13、カートリッジ検出部20、およびカートリッジ差込部22を4組備えており、同時に4つの薬剤カートリッジ21を装着できる。
Hereinafter, the configuration of the
制御部11は、不図示のCPU、ROMおよびRAMから構成され、腕時計10の精密機器収納部26に収納される。制御部11は、ROMに保存する後述のプログラムを、RAMに展開して実行する。また、制御部11は、ヒータ13と、ファンモータ14と、感圧スイッチ15と、撮影部16と、通信部17と、表示部18と、入力部19と、カートリッジ検出部20と、信号線で接続されている。制御部11は、タイマーを内蔵しておりヒータ13に通電を開始するとタイマーのカウントダウンを開始し、所定の時間、たとえば5分を経過すると通電を停止する。
記憶部12は、フラッシュメモリから構成され、記憶部12には、対応表12aと、設定情報27と、顔特徴量データベース28と、タイマー時刻表29とが記憶される。対応表12aは、薬剤カートリッジ21の先端の形状と薬剤カートリッジ21の名称の対応を示した表であり、たとえば図6に示すものである。ただし、図6では薬剤カートリッジ21の先端の形状を画像により表示しているが、実際には切り欠き部の数、幅、間隔、深さ、などを数値データとして記録する。
The
The
設定情報27は、A〜Cの3つの項目から構成され、項目Aは、状況ごとに放出される薬剤の種類を、項目Bは、スケジュールの開始時刻に先んじてヒータ13に通電を開始する時間を、項目Cは、顔を検出した際にヒータ13による通電を行う顔の属性を示している。項目Aは、通電する状況によりA1〜A3に細分化されている。A1は感圧スイッチが押された場合に参照され、A2はスケジュールの開始時刻から所定の時間だけ前になった場合に参照され、A3は所定の条件に合致する顔を検出した場合に参照される。
図7は、設定情報27の一例を示している。項目A1により、感圧スイッチが押されるとバニラの香りが放出され、項目A2により、スケジュールの開始時刻から所定の時間だけ前になると消臭成分が放出され、項目A3により、所定の条件に合致する顔を検出するとラベンダの香りが放出されることを示している。項目Bによりスケジュールの開始時刻から10分前にヒータ13に通電が開始され、項目Cにより20歳以上の女性が対象属性となっていることを示している。
The
FIG. 7 shows an example of the
顔特徴量データベース28には、性別および年齢層別が明らかな膨大な数の顔画像から作成した、性別および年齢層ごとに分類された顔の特徴量のサンプルが保存される。そのため、性別および年齢層が未知の顔画像があった場合に、その顔画像から特徴量を算出し、顔特徴量データベース28に保存されている特徴量のサンプルと比較することにより、その性別と年齢層を推定できる。
タイマー時刻表29には、携帯端末30から受信した、スケジュールの開始時刻が列記される。
The facial
In the timer time table 29, schedule start times received from the
ヒータ13は、制御部11により不図示のバッテリーから通電されて高温になる。図3および図4に示すように、ヒータ13はカートリッジ差込部22に差込まれる薬剤カートリッジ21の下部に配置されている。ヒータ13が高温になると薬剤カートリッジ21を加熱し、薬剤カートリッジ21が含有する芳香剤、またはデオドラント剤(消臭剤)を揮発させる。腕時計10はヒータ13を4つ備え、ヒータ13には1〜4の番号が割り当てられる。
ファンモータ14は、ファンと小型モータとが一体になっており、制御部11からの指令により回転する。図3および図4に示すように、薬剤カートリッジ21から気化した薬剤は、ファンモータ14により通気孔23から腕時計10の外部へ送り出される。ファンモータ14の動作はヒータ13と連動しており、制御部11によりいずれかのヒータ13に通電が開始されると、自動的にファンモータ14も動作を開始する。
The
The
感圧スイッチ15は、圧力を検出するタッチセンサであり、図4に示すように、腕時計10のユーザの腕と接触する箇所に設置される。そのため、ユーザが腕時計10を装着すると感圧スイッチ15が時計バンド25によりユーザの腕に密着し、圧力を検出して制御部11にスイッチが押されたことを伝達する。ただし、継続して圧力を検出している場合には、制御部11に感圧スイッチ15が押されていることを伝達しない。また、図2に示すように感圧スイッチ15は、時計バンド25と干渉しない位置に設置されている。そのため、ユーザが腕時計10をテーブルなどに置いた場合は、時計バンド25はテーブルなどに触れるが感圧スイッチ15は宙に浮いた状態となり、感圧スイッチ15は押されない。
The pressure-
撮影部16は、レンズと、撮像素子と、A/D変換器とから構成される。レンズにより被写体像が撮像素子の表面に形成され、制御部11からの指令を受けると、撮像素子は被写体像をアナログの電気信号に変換してA/D変換器に出力し、A/D変換器はその信号をデジタル信号に変換して制御部11に出力する。すなわち、撮影部16は制御部11からの指令により撮影し、撮影して得られた画像を制御部11に出力する。撮影部16のレンズは、図5に示すように腕時計10の両側面に設けられ、撮像素子およびA/D変換器は腕時計10の精密機器収納部26に設けられる。腕時計10は撮影部16を2つ備える。
The
通信部17は、精密機器収納部26に設けられ、携帯端末30と通信する。
表示部18は、液晶ディスプレイであり、制御部11から送信されたデータを液晶ディスプレイに表示する。表示部18には、たとえば現在時刻の他に設定情報27が表示される。
入力部19は、回転と押し込み操作が可能な龍頭であり、時計方向回転および反時計方向回転により項目を選択し、押し込みにより項目の決定を行う。たとえば、ユーザによる入力部19からの操作により、設定情報27が変更される。
The
The
The
カートリッジ検出部20は、複数の位置変位センサを備える。後述する薬剤カートリッジ21がカートリッジ差込部22に差し込まれると、薬剤カートリッジ21の先端部がカートリッジ検出部20に触れる。複数の位置変位センサにより薬剤カートリッジ21の先端の形状を読取り、制御部11に伝達する。薬剤カートリッジ21の先端の形状は、含有する薬剤の種類により異なるので、制御部11は記憶部12に保存されている対応表12aを参照することにより、カートリッジ検出部20から伝達される先端の形状から薬剤の種類を判別できる。また、装着された薬剤カートリッジ21がさらに押し込まれると、複数の位置変位センサが同時に同じ量だけ変位することから、カートリッジ検出部20は薬剤カートリッジ21が押し込まれたことを検出し、制御部11に伝達する。すなわち、カートリッジ検出部20はユーザによる薬剤カートリッジ21の押し込み操作も検出できる。腕時計10はカートリッジ検出部20を4つ備え、カートリッジ検出部20にはヒータ13に対応する1〜4の番号が割り当てられる。すなわち、同一の番号を有するヒータ13とカートリッジ検出部20は、同一の薬剤カートリッジ21を加熱または検出する。
The
薬剤カートリッジ21は、薬剤、すなわち液体の芳香剤またはデオドラント剤を染み込ませた繊維質の物質を含み、染み込ませた薬剤の名称で呼ばれる。薬剤カートリッジ21は、腕時計10のカートリッジ差込部22に差込まれた状態で、ヒータ13により加熱される。図2および図3に示すように、薬剤カートリッジ21の端部にはその薬剤カートリッジ21の名称が記載されているため、カートリッジ差込部22に差込まれた状態でも、ユーザは薬剤カートリッジ21の名称を容易に識別することができる。また、薬剤カートリッジ21の腕時計10に差込まれる先端部、すなわちカートリッジ検出部20と接触する部分は、含有する薬剤の種類ごとに異なる形状を有している。記憶部12の対応表12aには、薬剤カートリッジ21の形状と薬剤カートリッジ21の名称の対応が記録されている。
The
カートリッジ差込部22には、薬剤カートリッジ21が差込まれる。
携帯端末30の構成を説明する。携帯端末30は、制御部31と、記憶部32と、通信部37と、表示部38と、入力部39とを備える。
制御部31は、不図示のCPU、ROMおよびRAMから構成され、記憶部32、通信部37、表示部38、および入力部39と信号線により接続されている。
記憶部32は、フラッシュメモリから構成され、ユーザが入力部39から入力したスケジュールを記憶する。スケジュールは、少なくとも開始時刻を含む。
通信部37は、腕時計10と通信する。
表示部38は、不図示の液晶ディスプレイから構成され、制御部31からの指示によりスケジュールの入力画面などを表示する。
入力部39は、不図示のボタンを備え、ユーザによるスケジュールの入力を記憶部32に保存する。
The
A configuration of the
The
The
The
The
The
(動作)
本発明に係る腕時計10および携帯端末30の動作を説明する。
あらかじめユーザは、携帯端末30の入力部39からスケジュールを入力しており、少なくとも開始時刻を含むスケジュールの情報が携帯端末30の記憶部32に記憶されているとする。
図8は、腕時計10の制御部11が実行するプログラムの動作を示すフローチャートである。制御部11は、図8により動作が示されるプログラムを、一定時間ごとに、たとえば1分ごとに実行する。
(Operation)
Operations of the
It is assumed that the user has input a schedule from the
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the program executed by the
ステップS101では、制御部11は、感圧スイッチ15から感圧スイッチ15が押された旨の信号を受信したか否かを判断する。感圧スイッチ15が押された旨の信号を受信したと判断する場合、すなわちユーザが腕時計10を身に付けたと判断する場合はステップS102に進む。感圧スイッチ15が押された旨の信号を受信していないと判断する場合、すなわちユーザが腕時計10を身に付けていない、または継続して腕時計10を身につけていると判断する場合はステップS103に進む。
ステップS102では、制御部11は、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目A1の薬剤の名称を読み取る。制御部11は、当該腕時計10の全てのカートリッジ検出部20に指令を出して薬剤カートリッジ21の先端の形状を伝達させ、制御部11のROMに保存されている対応表12aを参照して項目A1に記載の薬剤を含む薬剤カートリッジ21の挿入位置を特定する。そして、その下に設置されているヒータ13に通電しステップS103に進む。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
In step S <b> 101, the
In step S102, the
ステップS103では、制御部11は、いずれかのカートリッジ検出部20から押し込み操作信号を受信したか否かを判断する。いずれかのカートリッジ検出部20から押し込み操作信号を受信したと判断する場合はステップS104に進み、いずれのカートリッジ検出部20からも押し込み操作信号を受信していないと判断する場合はステップS105に進む。
ステップS104では、制御部11は、押し込み操作信号を送信したカートリッジ検出部20と同一の番号を有するヒータ13に通電し、ステップS105に進む。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
In step S <b> 103, the
In step S104, the
ステップS105では、制御部11は、通信部17により携帯端末30と通信し、携帯端末30の記憶部32に保存されているスケジュールの開始時刻を取得する。そして、その時刻を記憶部12のタイマー時刻表29に記録する。ただし、タイマー時刻表29に時刻が重複して記録されることを防止するために、すでに記録済みのスケジュールの開始時刻を取得してもタイマー時刻表29には記録しない。次にステップS106に進む。
In step S <b> 105, the
ステップS106では、制御部11は、設定情報27とタイマー時刻表29とを参照し、現在時刻がスケジュールの開始時刻から遡ること所定の時間以内であるか否かを判断する。すなわち、設定情報27から項目Bの時間を読み取り、現在時刻がタイマー時刻表29に記録されているいずれかの時刻よりも前であり、なおかつその時刻から項目Bの時間だけ遡った時刻以降であるか否かを判断する。たとえば、タイマー時刻表29に「2014年4月1日14時15分」と記憶されており、設定情報27の項目Bの時間が10分の場合は、現在時刻が2014年4月1日14時5分から同日の14時15分の間であれば、所定の時間条件を満たすと判断し、現在時刻がそれ以外であれば所定の時間条件を満たさないと判断する。現在時刻が所定の時間条件を満たすと判断するとステップS107に進み、現在時刻が所定の時間条件を満たさないと判断するとステップS108に進む。
In step S106, the
ステップS107では、制御部11は、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目A2の薬剤の名称を読み取る。制御部11は、当該腕時計10の全てのカートリッジ検出部20に指令を出して薬剤カートリッジ21の先端の形状を伝達させ、制御部11のROMに保存されている対応表12aを参照して項目A2に記載の薬剤を含む薬剤カートリッジ21の挿入位置を特定する。そして、その下に設置されているヒータ13に通電しステップS108に進む。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
ステップS108では、制御部11は、撮影部16により被写体を撮影し、撮影して得られた画像から人間の顔を検出してステップS109に進む。人間の顔の検出はたとえば、顔は略円形の輪郭であり、その中央部に縦方向の輪郭を有する鼻があり、鼻の上部には左右対称な位置に略円形の目があり、鼻の下には横長の輪郭を有する唇がある点などの特徴から検出する。次にステップS109に進む。
In step S107, the
In step S108, the
ステップS109では、制御部11は、ステップS108において検出した顔が、撮影した画像のある所定の面積割合、たとえば20%以上を占めるか否かを判断する。検出した顔が所定の割合以上を占めると判断する場合はステップS110に進み、検出した顔が所定の割合を占めない、もしくは顔が検出されないと判断する場合は図8のフローチャートを終了する。被撮影者が腕時計10の近くにいる場合は、撮影部16が撮影して得られた画像に被撮影者が大きく撮影されるので、本ステップS109では被撮影者が腕時計10の近くにいるのか否かを簡易に判断している。
ステップS110では、制御部11は、ステップS108において検出した顔の特徴量を算出し、顔特徴量データベース28に保存されている特徴量のサンプルと比較することにより、被撮影者の属性、すなわち被撮影者の性別と年齢層を推定し、ステップS111に進む。
In step S109, the
In step S110, the
ステップS111では、制御部11は、ステップS110において推定した属性が、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目Cの対象属性の条件を満たすか否かを判断する。たとえば、設定情報27の項目Cが「20歳以上、女性」で、ステップS110における推定結果が「30歳代、女性」である場合には、項目Cの条件を満たすと判断する。対象属性の条件を満たすと判断する場合はステップS112に進み、対象属性の条件を満たさないと判断する場合は図8のフローチャートを終了する。
ステップS112では、制御部11は、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目A3の薬剤の名称を読み取る。制御部11は、当該腕時計10の全てのカートリッジ検出部20に指令を出して薬剤カートリッジ21の先端の形状を伝達させ、制御部11のROMに保存されている対応表12aを参照して項目A3に記載の薬剤を含む薬剤カートリッジ21の挿入位置を特定する。そして、その下に設置されているヒータ13に通電し図8のフローチャートを終了する。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
In step S111, the
In step S112, the
第1の実施の形態において、腕時計10は以下の動作を行う。
腕時計10は、ヒータ13と薬剤カートリッジ21を収納するカートリッジ差込部22を備え、所定の条件下でヒータ13に通電して薬剤カートリッジ21を加熱させ、薬剤カートリッジ21の含有する芳香剤、またはデオドラント剤を揮発させる。ヒータ13に通電する条件は、1)感圧スイッチ15が押されたこと、2)現在時刻がスケジュールの開始時刻から遡ること所定の時間以内であること、3)撮影して得られた画像に所定の面積割合以上で顔が撮影されており、その顔から推定される年齢層および性別が所定の条件を満たすこと、4)薬剤カートリッジ21が押し込まれたこと、の4つのうちいずれかを満たすことである。
In the first embodiment, the
The
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)腕時計10は、交換可能な薬剤カートリッジ21を収納するカートリッジ差込部22と、カートリッジ差込部22に挿入された薬剤カートリッジ21の薬剤、すなわち芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータ13と、装着検出部としての感圧スイッチ15と、感圧スイッチ15が圧力を検出することによりユーザの腕の装着された判断するとヒータ13に加熱を開始させる制御部11と、を備える。感圧スイッチ15は当該腕時計10がユーザの腕に装着されたことを検出する。
そのため、ユーザが腕時計10を身につけると、薬剤カートリッジ21に収納された薬剤が加熱されて気化され、ユーザの周囲に芳香効果または消臭効果を与えることができる。デオドラント剤が薬剤カートリッジ21に収められているためユーザは容易に交換可能であり、残量が僅かになった場合だけでなく気分に応じて異なるデオドラント剤が納められた薬剤カートリッジ21を使い分けることができる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
(1) The
Therefore, when the user wears the
(2)腕時計10は、ユーザのスケジュールの開始時刻を保存する記憶部12と、交換可能な薬剤カートリッジ21を収納するカートリッジ差込部22と、カートリッジ差込部22に挿入された薬剤カートリッジ21の薬剤、すなわち芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータ13と、記憶部12に保存されるスケジュールの開始時刻よりも設定情報27の項目Bに記載の時間だけ早い時刻にヒータ13に加熱を開始させる制御部11と、を備える。
そのため、スケジュールの開始時刻には当該腕時計10を装着しているユーザの周囲に気化した薬剤が浮遊しており、芳香効果または消臭効果を与えることができる。
(2) The
For this reason, the vaporized medicine floats around the user wearing the
(3)腕時計10は、交換可能な薬剤カートリッジ21を収納するカートリッジ差込部22と、カートリッジ差込部22に挿入された薬剤カートリッジ21の薬剤、すなわち芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータ13と、被写体を撮影する撮影部16と、撮影部16により撮影して得られた画像から人物の顔を検出し、ヒータ13に加熱を開始させる制御部11とを備える。
そのため、一定時間ごとに加熱する場合や動作検知により加熱する場合よりも、加熱して気化させた薬剤が人間に吸われる確率を高めることができる。
(3) The
Therefore, compared with the case where it heats for every fixed time or the case where it heats by operation | movement detection, the probability that the chemical | medical agent heated and vaporized will be sucked can be raised.
(4)制御部11は、制御部11が検出した顔の大きさが当該顔が検出され画像の所定以上の割合を占める場合にヒータ13に加熱を開始させる。
そのため、腕時計10と人間との距離が近い場合には薬剤カートリッジ21を加熱するが、腕時計10と人間との距離が遠い場合には薬剤カートリッジ21を加熱しないため、加熱して気化させた薬剤が人間に吸われる確率が高くなる。すなわち、薬剤の無駄使いが減少する。
(4) The
Therefore, the
(5)制御部11が検出した顔の画像を用いてその人物の性別および年齢層を顔特徴量データベース28を用いて推定する制御部11を備え、制御部11は、推定した性別および年齢層が設定情報27の項目Cに記載の属性に含まれる場合に、薬剤カートリッジ21をヒータ13に加熱を開始させる。
そのため、特定の年齢層および性別の人が周囲に居る場合に、薬剤を気化させて芳香効果または消臭効果を与えることができる。
(5) The
Therefore, when a person of a specific age group and gender is in the vicinity, the medicine can be vaporized to give an aroma effect or a deodorizing effect.
(変形例1)
第1の実施の形態において、撮影部16により撮影して得られた画像から顔が検出されても、その顔が撮影画像に占める面積が所定の割合以上であり、なおかつその顔から推定される年齢層および性別が所定の条件を満たさなければ、ヒータ13に通電しなかった。しかし、検出した顔から年齢層および性別を推定せずに、検出した顔が撮影画像に占める面積が所定の割合以上であればヒータ13に通電してもよいし、撮影部16により撮影して得られた画像から顔が検出されたことのみによりヒータ13に通電してもよい。
(Modification 1)
In the first embodiment, even if a face is detected from an image obtained by photographing by the photographing
(変形例2)
第1の実施の形態において、1)感圧スイッチ15が押された場合、2)現在時刻がスケジュールの開始時刻から遡ること所定の時間以内である場合、3)撮影部16が撮影して得られた画像が所定の条件を満たす場合、のそれぞれについて、設定情報27の項目A1〜A3に記載する種類の薬剤を加熱して放出させた。しかし、いずれの場合も同一の薬剤を加熱して放出してもよい。
(Modification 2)
In the first embodiment, 1) when the pressure-
また、設定情報27のA1〜A3には薬剤の種類ではなく、ヒータの番号を記入してもよい。制御部11は、設定情報27のA1〜A3からヒータの番号を読み取ると、当該番号を有するヒータに加熱を開始させてもよい。
なお、第1の実施の形態において腕時計10は、カートリッジ差込部22を4つ有していたが、カートリッジ差込部22の数はこれに限定されない。カートリッジ差込部22は少なくとも1つあればよい。
In addition, in A1 to A3 of the setting
In the first embodiment, the
(変形例3)
第1の実施の形態において、薬剤カートリッジ21は、液体の芳香剤またはデオドラント剤を染み込ませた繊維質の物質を含み、これをヒータ13で加熱することにより気化させたが、薬剤カートリッジ21の薬剤を保持する形態および薬剤を放出する機構はこれに限定されない。
薬剤カートリッジ21は、薬剤を液体のまま保存する小容量の容器を備え、微量の薬剤を霧状に放出してもよいし、薬剤を固体またはゲルの形態で保存しヒータ13による加熱および/またはファンモータ14による送風によって外部に放出してもよい。
この変形例3によれば、多彩な形態の薬剤を本発明に用いることができる。
(Modification 3)
In the first embodiment, the
The
According to the third modification, various forms of drugs can be used in the present invention.
(変形例4)
第1の実施の形態において、ウエアラブルデバイスは腕時計の形状を有していたが、本発明はこれに限定されない。本発明に係るウエアラブルデバイスは、ユーザの身体に装着され、少なくとも当該ウエアラブルデバイスの一部が外部に露出していればよい。たとえば、腕輪やネックレスであってもよいし、メガネや髪留め、帽子と一体になっていてもよい。
また、第1の実施の形態において、腕時計10がユーザの身体に装着されたことを検出するために感圧スイッチ15を用いたが、装着されたことを検出するセンサはこれに限定されない。近接センサや距離センサを用いて所定の距離、たとえば3mm以内に近づいたことにより検出してもよいし、温度計により体温を所定の時間以上継続して測定されたことにより検出してもよい。さらに、ウエアラブルデバイスに内蔵したひずみセンサにより、装着されたことによる当該ウエアラブルデバイスの変形を検出してもよい。
(Modification 4)
In the first embodiment, the wearable device has the shape of a wristwatch, but the present invention is not limited to this. The wearable device according to the present invention may be worn on the user's body and at least a part of the wearable device may be exposed to the outside. For example, it may be a bracelet or a necklace, or may be integrated with glasses, a hair clip, or a hat.
In the first embodiment, the pressure
(第2の実施の形態)
図9〜11を参照して、本発明を腕時計に適用する第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、臭いが検出された際にヒータ13に通電する点、および認識した顔ごとに登録した香りを放出する点で、第1の実施の形態と異なる。
図9は、第2の実施の形態における、腕時計10の構成および腕時計10が通信する携帯端末30の構成を示すブロック図である。第2の実施の形態における腕時計10の構成は、第1の実施の形態における構成に加えて、臭気検出部41を備える点、および記憶部12が嗜好芳香リスト40をさらに記憶する点が主に異なる。また、設定情報27の項目が第1の実施の形態に比べて1つ増加している。携帯端末30の構成は、第1の実施の形態と同様である。
(Second Embodiment)
With reference to FIGS. 9-11, 2nd Embodiment which applies this invention to a wristwatch is described. In the following description, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and different points will be mainly described. Points that are not particularly described are the same as those in the first embodiment. This embodiment is different from the first embodiment mainly in that the
FIG. 9 is a block diagram showing the configuration of the
ヒータ13は、温度制御回路をさらに備え、少なくとも高中低の3段階に温度を制御できる。目標温度は制御部11から伝達される。
ファンモータ14は、回転制御回路をさらに備え、少なくとも高中低の3段階に回転数を制御できる。目標回転数は制御部11から伝達される。
嗜好芳香リスト40は、ある人が好む香りの情報を、その人の顔の特徴量とともに記録した表であり、たとえば図10に示すものである。
The
The
The
図10は、嗜好芳香リスト40の一例であり、ある4人の顔の特徴量と、それぞれの特徴量に、香り、加熱量、風量が関連付けられている。ただし、顔の特徴量は情報量が多いため記憶部12に別途保存し、その番号のみを「特徴量番号」として嗜好芳香リスト40に記録している。「香り」は、薬剤カートリッジ21の名称を、「加熱量」は、ヒータ13の加熱量を、「風量」はファンモータ14の風量を表す。
臭気検出部41は、臭いの強さに応じて抵抗値が変化するセンサを有しており、制御部11からの指令により抵抗値を測定して、臭いの強さに応じた数値を制御部11に出力する。たとえば、センサは金属酸化物であり、臭いの強さに応じて無臭を「0」、最大を「10」として制御部11に出力する。
設定情報27は、第1の実施の形態における構成に加えて、A4として臭気を検出した際に放出される薬剤の種類を有する。図11は、第2の実施の形態における設定情報27の一例を示しており、A4の記載から臭気を検出すると消臭成分が放出されることがわかる。
FIG. 10 is an example of the
The
The setting
(動作)
第2の実施の形態における腕時計10の動作を説明する。第2の実施の形態における腕時計10は、第1の実施の形態における動作に加えて、以下の動作を行う。
制御部11は、一定時間ごとに臭気検出部41により臭いを検出させ、検出された臭いが所定の強さ以上、たとえば臭いの強さが「4」以上であれば、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目A4の薬剤の名称を読み取る。制御部11は、当該腕時計10の全てのカートリッジ検出部20に指令を出して薬剤カートリッジ21の先端の形状を伝達させ、制御部11のROMに保存されている対応表12aを参照して項目A4に記載の薬剤を含む薬剤カートリッジ21の挿入位置を特定する。そして、その下に設置されているヒータ13に通電する。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
(Operation)
The operation of the
The
また、腕時計10の制御部11が一定時間ごとに実行するプログラムの一部、図8のステップS112を以下のように変更する。すなわち、ステップS112では、制御部11は、ステップS110において算出した顔の特徴量と一致する、嗜好芳香リスト40に記載の特徴量を検索する。そして、一致する特徴量がある場合は、嗜好芳香リスト40に記載された、一致する特徴量の欄に記載の薬剤カートリッジ21を、一致する特徴量の欄に記載の加熱量・風量にて加熱するようにヒータ13に指令を出し、図8のフローチャートを終了する。一致する特徴量がない場合は、第1の実施の形態と同様に、記憶部12に記憶されている設定情報27から項目A3の薬剤の名称を読み取る。制御部11は、当該腕時計10の全てのカートリッジ検出部20に指令を出して薬剤カートリッジ21の先端の形状を伝達させ、制御部11のROMに保存されている対応表12aを参照して項目A3に記載の薬剤を含む薬剤カートリッジ21の挿入位置を特定する。そして、その下に設置されているヒータ13に通電し図8のフローチャートを終了する。前述のとおり、この通電は一定時間継続され、ファンモータ14もヒータ13と連動して一定時間動作する。
Further, part of the program executed by the
第2の実施の形態において、腕時計10は第1の実施の形態に加えて以下の動作を行う。
腕時計10は、顔の特徴量と、香りと、加熱量と、風量とを関連付けて保存する嗜好芳香リスト40および臭気検出部41をさらに備える。撮影部16により撮影して得られた画像から検出した顔の特徴量を算出し、その特徴量が嗜好芳香リスト40に保存されていると、その特徴量に関連付けられた香りを有する薬剤カートリッジ21を、その特徴量に関連付けられた条件で加熱する。また、一定時間ごとに臭気検出部41により臭気を検出し、所定の強度以上の臭気が検出された場合は、設定情報27を参照して所定の薬剤カートリッジ21を加熱して臭気を和らげる。
In the second embodiment, the
The
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
腕時計10は、交換可能な薬剤カートリッジ21を収納するカートリッジ差込部22と、所定の時間間隔ごとに臭いを検出する臭気検出部41と、カートリッジ差込部22に挿入された薬剤カートリッジ21の薬剤、すなわち芳香剤またはデオドラント剤を加熱するヒータ13と、臭気検出部41が所定の強さ以上の臭気を検出するとヒータ13に加熱を開始させる制御部11と、を備える。
そのため、臭気による腕時計10のユーザや周囲の人の不快感を軽減することができる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
The
Therefore, the discomfort of the user of the
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
The above-described embodiments and modifications may be combined.
Although various embodiments and modifications have been described above, the present invention is not limited to these contents. Other embodiments conceivable within the scope of the technical idea of the present invention are also included in the scope of the present invention.
10 … 腕時計
11 … 制御部
12 … 記憶部
12a … 対応表
13 … ヒータ
14 … ファンモータ
15 … 感圧スイッチ
16 … 撮影部
17 … 通信部
18 … 表示部
19 … 入力部
20 … カートリッジ検出部
21 … 薬剤カートリッジ
22 … カートリッジ差込部
23 … 通気孔
25 … 時計バンド
26 … 精密機器収納部
27 … 設定情報
28 … 顔特徴量データベース
29 … タイマー時刻表
30 … 携帯端末
40 … 嗜好芳香リスト
41 … 臭気検出部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記薬剤収納部に収納された前記芳香剤または前記デオドラント剤を加熱するヒータと、
装着検出部と、
前記装着検出部が装着されたことを検出すると前記ヒータに加熱を開始させる制御部とを備えるウエアラブルデバイスであって、
前記装着検出部は当該ウエアラブルデバイスがユーザの身体に装着されたことを検出するウエアラブルデバイス。 A medicine container for storing a replaceable fragrance or deodorant; and
A heater for heating the fragrance or the deodorant stored in the drug storage;
A mounting detector;
A wearable device comprising a control unit that starts heating the heater when detecting that the mounting detection unit is mounted,
The wearing detection unit is a wearable device that detects that the wearable device is worn on a user's body.
交換可能な芳香剤またはデオドラント剤を収納する薬剤収納部と、
前記薬剤収納部に収納された前記芳香剤または前記デオドラント剤を加熱するヒータと、
前記記憶部に保存されている前記スケジュールの開始時刻よりも所定の時間だけ早い時刻に前記ヒータに加熱を開始させる制御部と、を備えるウエアラブルデバイス。 A storage unit for storing the start time of the schedule;
A medicine container for storing a replaceable fragrance or deodorant; and
A heater for heating the fragrance or the deodorant stored in the drug storage;
A wearable device comprising: a control unit that causes the heater to start heating at a time earlier than a start time of the schedule stored in the storage unit by a predetermined time.
前記薬剤収納部に収納された前記芳香剤または前記デオドラント剤を加熱するヒータと、
被写体を撮影する撮影部と、
前記撮影部により撮影して得られた画像から人物の顔を検出する顔検出部と、
前記顔検出部が顔を検出すると前記ヒータに加熱を開始させる制御部とを備えるウエアラブルデバイス。 A medicine container for storing a replaceable fragrance or deodorant; and
A heater for heating the fragrance or the deodorant stored in the drug storage;
A shooting section for shooting the subject;
A face detection unit for detecting a human face from an image obtained by photographing by the photographing unit;
A wearable device comprising: a control unit that causes the heater to start heating when the face detection unit detects a face.
前記制御部は、前記顔検出部が検出した顔の大きさが当該顔が検出され画像の所定以上の割合を占める場合に前記ヒータに加熱を開始させるウエアラブルデバイス。 The wearable device according to claim 3,
The control unit is a wearable device that causes the heater to start heating when the size of the face detected by the face detection unit occupies a predetermined ratio or more of the image when the face is detected.
前記顔検出部が検出した顔の画像を用いて当該人物の性別および年齢層を推定する属性推定部をさらに備え、
前記制御部は、前記属性推定部が推定した性別および年齢層が所定の性別および年齢層の場合に前記ヒータに加熱を開始させるウエアラブルデバイス。 The wearable device according to claim 3 or 4,
An attribute estimation unit that estimates the gender and age group of the person using the face image detected by the face detection unit;
The control unit is a wearable device that causes the heater to start heating when the gender and the age group estimated by the attribute estimation unit are a predetermined gender and age group.
所定の時間間隔ごとに臭いを検出する臭い検出部と、
前記薬剤収納部に収納された前記芳香剤または前記デオドラント剤を加熱するヒータと、
前記臭い検出部が臭いを検出すると前記ヒータに加熱を開始させる制御部と、を備えるウエアラブルデバイス。
A medicine container for storing a replaceable fragrance or deodorant; and
An odor detector that detects odors at predetermined time intervals;
A heater for heating the fragrance or the deodorant stored in the drug storage;
A wearable device comprising: a control unit that causes the heater to start heating when the odor detection unit detects odor.
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