JP2015228205A - 情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが必要とする地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することを可能にした情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】任意の地域の地図画像32をディスプレイ18に表示し、ディスプレイ18に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたマスコットキャラクタ等のシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像42をディスプレイ18に地図画像と併せて表示し、表示されたシンボルの画像42がユーザによって操作された場合に、操作されたシンボルに関連付けられた表示対象地域に関する情報を案内するように構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、特定の地域に関する情報を案内する情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来より、車載用のナビゲーション装置、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等の各種情報端末(以下、ナビゲーション装置等という)では、地図画像や地点に関する情報を各種記憶デバイスに記憶するか、又はサーバ等からダウンロードすることにより取得し、利用者に対して提供することが可能である。また、地点に関する情報としては、例えば店舗や公共施設等に関する名称、位置、営業時間、利用料金等に関する情報を提供することが可能である。
また、上記地図画像や地点に関する情報をユーザに提供する場合には、ユーザに必要な情報のみを抽出して案内することが行われている。例えば特開2009−25675号公報には、ユーザの現在位置周辺の地図画像をディスプレイに表示するとともに、ユーザが所定の観光エリア内に位置する場合には、観光施設を示す観光施設アイコンを地図上に表示し、更に、観光施設までの距離や所要時間を案内することが記載されている。
特開2009−25675号公報(第8−9頁、図9)
ここで、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザが観光エリア内に進入すると、ユーザが希望しているか否かに関わらず該観光エリアの観光施設に関する情報が案内される。しかしながら。例えばユーザが他の目的地へ行く途中で観光エリアを通過のみする場合や、ユーザが観光エリア内に居住している場合等には、観光施設に関する情報をユーザは必要としない。特許文献1ではそのような場合においても一律に観光施設に関する情報が案内されるので、ユーザにとっては必要としない情報が提供される問題が生じていた。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、ユーザが必要とする地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することを可能にした情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る情報案内システム(1)は、シンボルの存在する地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する情報取得手段(11)と、任意の地域の地図画像(32)を表示装置(18)に表示する地図表示手段(11)と、前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像(42、43)を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するシンボル表示手段(11)と、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内する地域情報案内手段(11)と、を有することを特徴とする。
尚、「地域」とは、都道府県や市区町村等の行政区画に加えて、行政区画よりもより限定的な地域(例えば、商店街、町内)も含む。
また、「シンボル」は、上記地域において登録又は使用されているシンボル(例えば都道府県章、県の鳥、市の花等)の他、公認非公認を問わずに上記地域の地域振興(宣伝広告、特産品や観光のPR等)に用いられるマスコットキャラクタ(ゆるキャラ(登録商標)やご当地キャラ(登録商標)等と称される)についても含む。
また、本発明に係る情報案内方法は、情報取得手段が、シンボルの存在する地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得するステップと、地図表示手段が、任意の地域の地図画像(32)を表示装置(18)に表示するステップと、シンボル表示手段が、前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像(42、43)を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するステップと、地域情報案内手段が、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、シンボルの存在する地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する情報取得手段と、任意の地域の地図画像(32)を表示装置(18)に表示する地図表示手段と、前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像(42、43)を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するシンボル表示手段と、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内する地域情報案内手段と、して機能させることを特徴とする。
前記構成を有する本発明に係る情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラムによれば、表示装置に地図画像が表示される地域に何らかのシンボルが存在する場合に、該シンボルが地図画像とともに表示され、且つ表示されたシンボルが操作された場合に、操作されたシンボルと関連付けられた地域の情報を案内するので、ユーザが興味を持ったシンボルと関連する地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することが可能となる。一方、ユーザが表示されたシンボルに興味が無い場合には、表示されたシンボルを操作しなければシンボルと関連する地域に関する情報は案内されないので、ユーザにとって必要のない情報が提供されることを防止できる。また、表示されたシンボルの画像を操作するという容易な操作でユーザの希望する情報を案内することができるので、ユーザに検索条件を入力させる等の複雑な作業を行わせる必要がなく、操作性についても向上させることが可能となる。
本実施形態に係る情報案内システムを示した概略構成図である。 情報管理センタのシンボル情報DBに記憶されるシンボル関連情報の一例を示した図である。 情報管理センタのアクションリストDBに記憶されるアクションに関する情報の一例を示した図である。 本実施形態に係る通信端末の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る地域情報案内処理プログラムのフローチャートである。 ディスプレイに表示されるナビゲーション画面を示した図である。 表示対象地域の特定方法について示した図である。 ディスプレイに表示されるシンボルの画像を示した図である。 ディスプレイに表示されるシンボルの画像の切替態様を示した図である。 ディスプレイに表示されるアクション・ジャンル選択画面を示した図である。 地域情報の案内態様の一例を示した図である。 地域情報の案内態様の一例を示した図である。 地域情報の案内態様の一例を示した図である。
以下、本発明に係る情報案内システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る情報案内システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報案内システム1を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る情報案内システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報案内システム1は、情報管理センタ2が有する情報サーバ3と、ユーザ4が所有する通信端末5とから基本的に構成されている。尚、通信端末5としては、車両に搭載された車載器としてのナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、タブレット型端末、スマートフォン等がある。また、ユーザ4は車両等の移動手段による移動中であっても良いし、移動していない状態であっても良い。また、情報管理センタ2と通信端末5とは通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。
ここで、情報サーバ3は、シンボルの存在する全国の地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報をシンボル情報DB7に記憶する。また、全国の地域毎に、地域内の施設や地域で開催されるイベント等に関する地域情報を地域情報DB8に記憶する。更に、全国の地域毎に、地域に関連して通信端末5に実行させることが可能なアクションの種類とアクションを実行する為に必要な情報(URL、URLスキーム等)とをアクションリストDB9に記憶する。そして、通信端末5の要求に応じてDBに記憶されたシンボル関連情報や地域情報やアクションに関する情報を提供するサーバ装置である。尚、「地域」とは都道府県や市区町村等の行政区画に加えて、行政区画よりもより限定的な地域(例えば、商店街、町内)も含む。また、「シンボル」は、上記地域において登録又は使用されているシンボル(例えば都道府県章、県の鳥、市の花等)の他、公認非公認を問わずに上記地域の地域振興(宣伝広告、特産品や観光のPR等)に用いられるマスコットキャラクタ(ゆるキャラ(登録商標)やご当地キャラ(登録商標)等と称される)についても含む。
ここで、図2は情報サーバ3のシンボル情報DB7に記憶されるシンボル関連情報の一例について示した図である。図2に示すようにシンボル関連情報は、地域と、該地域に存在するシンボルの種類(シンボルに名称がある場合には名称を含む)と、シンボルの画像とが関連付けて記憶されている。例えば、A県のシンボルとしてはA県の県章が関連付けて記憶され、A県内のB市のシンボルとしてはB市の地域振興に用いられるマスコットキャラクタである『○○くん』が関連付けて記憶され、A県内のC市のシンボルとしてはC市の花である『チューリップ』が関連付けて記憶され、A県内のD市のシンボルとしてはD市の地域振興に用いられるマスコットキャラクタである『××ちゃん』が関連付けて記憶されている。尚、本実施形態では基本的に一の地域に対しては一のシンボルが関連付けられる。また、地域に対してシンボルが関連づけられている(シンボルに関連付けられた地域)とは、都道府県や市区町村等の行政区画に加えて、行政区画よりも限定的な地域(たとえば、商店街、町内)の範囲内をシンボルに関連する地域とすることであり、また、地域に対してシンボルが関連付けられている場合には、このシンボルに関連する地域の範囲内の情報を表示対象地域に関する情報とすることになる。
また、地域振興に用いられるマスコットキャラクタが存在する地域については、マスコットキャラクタを優先的にシンボルとして関連付けるように構成する。即ち、図2に示す例ではA県とB市については地域振興に用いられるマスコットキャラクタが存在しないので県章や市の花がシンボルとして関連付けられている。また、地域振興に用いられるマスコットキャラクタのみをシンボルとして関連付ける構成としても良い。その場合には、A県とB市については地域振興に用いられるマスコットキャラクタが存在しないので、いずれのシンボルも関連付けられていない地域となる。
一方、情報サーバ3の地域情報DB8に記憶される地域情報は、全国各地の地域毎に区分して、該地域内に位置する施設、イベント、観光名所等に関する各種情報(名称、ジャンル、位置、営業時間、利用料金等)が記憶されている。また、特に地域に関連付けられているシンボルと関連する施設やイベント(例えば、シンボルに関連する商品を販売するショップ、シンボルがマスコットキャラクタである場合にはマスコットギャラクタが登場するイベント、公式キャラクタである場合には市役所等)については他の情報と識別して記憶される。
また、情報サーバ3のアクションリストDB9には、全国各地の地域毎に設定された、地域に関連して通信端末5に実行させることが可能なアクションの種類と、アクションを実行する為に必要な情報とが記憶されている。ここで、本実施形態では地域に関連して通信端末5に実行させることが可能なアクションとして、“(A)シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースの表示”、“(B)シンボルと関連する施設(例えば市役所やランドマーク)の周辺の地図画像の表示”、“(C)シンボルに関するアプリケーションソフトウェアの起動”、“(D)シンボルと関連する施設(例えば市役所やランドマーク)を経路探索機能における目的地へ設定”等がある。尚、シンボルに関するアプリケーションソフトウェアとは、例えばシンボルがキャラクタとして出現するアプリ等が該当する。
そして、アクションリストDB9には、図3に示すように全国各地の地域毎に通信端末5に実行させることが可能なアクションの種類が規定され、更にアクション毎に、アクションの項目名と、アクションを実行する為に必要な情報(以下、アクションパラメータという)とが記憶されている。例えば、“(A)シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースの表示”のアクションパラメータとしては、リソースを特定するURL等が記憶されている。尚、上記(A)〜(D)の全てアクションを地域毎に設定する必要はなく、地域によっては一部のアクションのみを設定したり、アクションを設定しない構成としても良い。また、時期によって設定するアクションの種類を変えても良い(例えば、市区町村でお祭りなどのイベントが行われている間のみ(A)を追加する等)。また、アクションの項目名についてはアクションリストDBに含めず、通信端末5側で作成させたり、デフォルトの項目名を使用させる構成としても良い。
一方、通信端末5は、GPS等の通信端末5の現在位置(即ちユーザ4の現在位置)を特定する為の機能やユーザ4の現在位置周辺又はユーザ4により指定された任意の地点の地図画像を表示する機能を備えた情報通信端末が用いられ、例えばナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、タブレット型端末、スマートフォン等が該当する。尚、ナビゲーション装置以外の通信端末5については特にナビゲーションアプリがインストールされている。例えば、ナビゲーションアプリは、通信端末5においてナビゲーション機能(以下、ナビ機能という)を実行するアプリケーションである。
また、通信端末5は、後述の送受信回路部(RF)13を介して通信ネットワーク網6に接続され、情報管理センタ2と双方向通信可能に構成されている。そして、情報管理センタ2からシンボル関連情報を受信した場合には、後述のように受信したシンボル関連情報に基づいてシンボルの画像を通信端末5のディスプレイに表示する(図8参照)。また、情報管理センタ2から地域情報を受信した場合には、後述のように受信した地域情報を通信端末5のディスプレイに表示して案内を行う(図13参照)。更に、表示されたシンボルの画像がユーザによって操作され、アクションが指定された場合には、指定されたアクションを行う。アクションとしては、インターネット状のリソースの表示、特定施設の周辺の地図画像の表示、アプリケーションソフトウェアの起動、経路探索機能における目的地の設定等がある。尚、通信端末5の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。
ここで、基地局は通信端末5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末5の通信を情報管理センタ2との間で中継する役割を持つ。
次に、ユーザ4が所有する通信端末5の概略構成について図4を用いて説明する。図4は本実施形態に係る通信端末5の制御系を模式的に示すブロック図である。尚、以下の例では通信端末5がスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
図4に示すように通信端末5はデータバスBUSに、CPU11と、通信端末5を所持するユーザ4に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報等が記憶されたメモリ12と、通信ネットワーク網6の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)13と、送受信回路部13において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部14と、マイクロホン15及びスピーカ16等とのインターフェイスである入出力部17と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ18と、タッチパネルや操作ボタン等から構成される入力操作部19と、GPS20とが接続されることにより構成されている。
ここで、通信端末5に内蔵されるCPU11は、メモリ12に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する通信端末5の制御手段であり、メモリ12とともに通信端末ECU21を構成する。また、通信端末ECU21の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ18に表示される。尚、通信端末ECU21は、処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、情報取得手段は、シンボルの存在する地域毎に該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する。地図表示手段は、任意の地域の地図画像をディスプレイ18に表示する。シンボル表示手段は、ディスプレイ18に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像をディスプレイ18に地図画像と併せて表示する。地域情報案内手段は、表示されたシンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作されたシンボルに関連付けられた表示対象地域に関する情報を案内する。
また、メモリ12は通信端末5を所持するユーザ4に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報の他、情報サーバ3から取得した地域情報やアクションに関する情報、インストールされたナビゲーションアプリやシンボルに関するアプリ等のアプリケーションプログラム、後述の地域情報案内処理プログラム(図5)等が記憶された記憶媒体である。
ここで、メモリ12に記憶される地図情報は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。尚、地図情報はメモリ12に記憶せずに外部のサーバ(例えば情報管理センタ2)から通信により取得する構成としても良い。また、メモリ12は、ハードディスク、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスク等により構成しても良い。
また、ディスプレイ18は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、通信端末5にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面、ナビゲーション画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。特に、ナビゲーションアプリを実行した場合に表示されるナビゲーション画面では、道路を含む地図画像、交通情報、出発地から目的地までの案内経路(移動予定経路)、案内経路に沿った案内情報等についても表示される。更に本実施形態では、地図画像を表示する際に地図画像が表示されている地域に関連付けられたシンボルの画像についても表示される。更に、後述のように表示されたシンボルの画像がユーザにより操作された場合には、シンボルに関連付けられた地域に関する情報(施設やイベントの情報等)についても表示される。
また、入力操作部19は、ディスプレイ18の前面に設けられたタッチパネルによって構成されている。そして、通信端末ECU21は、タッチパネルの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。特に本実施形態では、各種アプリケーションプログラムの起動及び操作を行う際や、ディスプレイ18に表示された地図画像のスクロールや縮尺変更を行う際、地図画像とともに表示されたシンボルの画像を操作する際等に用いられる。尚、入力操作部19は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
また、GPS20は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、通信端末5(即ちユーザ4)の現在位置及び現在時刻を検出可能とする。また、GPS20以外にも通信端末5の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
また、送受信回路部13は通信ネットワーク網6を介して情報管理センタ2と通信可能に構成されている。そして、情報管理センタ2との間で、情報管理センタ2のDBに記憶されたシンボル関連情報や地域情報の要求を送信したり、要求に応じてDBから抽出されたシンボル関連情報や地域情報を受信するのに用いられる。また、図示しない外部の交通情報センタ(例えばVICS(登録商標)センタ)を介して、渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の交通情報を取得することも可能である。
続いて、前記構成を有する情報案内システム1を構成する通信端末5において実行する地域情報案内処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係る地域情報案内処理プログラムのフローチャートである。ここで、地域情報案内処理プログラムは通信端末5においてナビゲーションアプリが起動された後に実行され、ユーザの操作に応じてユーザが希望する地域に関する情報を提供するプログラムである。尚、以下の図5にフローチャートで示されるプログラムは、通信端末5が備えるメモリ12等に記憶されており、CPU11により実行される。
先ず、地域情報案内処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU11は、ディスプレイ18に対して任意のエリアの地図画像を含めたナビゲーション画面について表示する。
ここで、図6はディスプレイ18に表示されるナビゲーション画面31の一例について示した図である。図6に示すように、ナビゲーション画面31には、ユーザ4周辺の地図画像32と、ユーザ4の地図上に特定された現在位置を示す現在位置マーク33が表示される。また、地点登録や経路探索を行う際等に操作される各種操作ボタン34〜36についても表示される。また、地図画像上には、施設の種類や位置を示すアイコンや交通情報等についても表示される。更に、通信端末5において目的地までの案内経路が設定されている場合には、地図画像上で案内経路に沿って描かれた案内経路線や、目的地の位置を示す目的地マークについても表示される。そして、ユーザはディスプレイ18に表示されたナビゲーション画面31を参照することによって、ユーザ周辺の道路形状や施設、目的地までの経路等を把握することが可能となる。
また、ナビゲーション画面31において地図画像の表示対象となるエリアは、ユーザ4の操作やユーザ4の現在位置の移動に伴って変更可能に構成される。例えば、ユーザ4が移動すると、移動するユーザ4の位置に応じて地図画像の表示対象となるエリアが変化する。具体的には、ユーザ4の周辺の地図画像を表示する為に、ユーザ4の現在位置が常に地図画像の所定位置(例えば中心付近)に位置するように、地図画像をスクロールさせる。一方、ユーザ4が地図画像上でフリック操作やドラッグ操作を行うと、フリック方向やドラッグ方向へと地図画像がスクロールし、地図画像の表示対象となるエリアが変化する。更に、ユーザ4が地図画像上でピンチ操作(ピンチイン、ピンチアウト)を行うと、地図画像の縮尺が変更される。
次に、S2においてCPU11は、情報管理センタ2の情報サーバ3からディスプレイ18に地図画像が表示されている地域(以下、表示対象地域という)に対応する地域情報と、表示対象地域に関連して通信端末5に実行させることが可能なアクションに関するアクション情報とを取得する。ここで、表示対象地域は、ディスプレイ18に表示された地図画像に少なくとも一部が含まれる地域、より具体的には表示された地図画像の中心地点を含む地域とする。尚、表示対象地域として特定される地域は、都道府県や市区町村等の行政区画に加えて、行政区画よりもより限定的な地域(例えば、商店街、町内)も含む。従って、複数の地域が表示対象地域に該当する場合がある。
例えば、図7に示すように通信端末5において地図画像の表示対象となるエリア41が位置する場合には、地図画像の中心地点Xを含む地域が表示対象地域として特定される。即ち、図7に示す例ではA県とD市がそれぞれ表示対象地域として特定されることとなる。尚、地図画像の中心地点Xを含む地域の内、最も狭い地域のみを表示対象地域として特定する構成としても良い。
ここで、地域情報は、全国の地域毎に、該地域内に位置する施設、イベント、観光名所等に関する各種情報(名称、ジャンル、位置、営業時間、利用料金等)を関連付けた情報である。一方、アクション情報は、全国の地域毎に、該地域に関連して通信端末5に実行させることが可能なアクションの種類と、アクションを実行する為に必要な情報であるアクションパラメータを関連付けた情報である(図3参照)。
次に、S3においてCPU11は、表示対象地域に関連付けられたシンボルが少なくとも1以上存在するか否か判定する。ここで、表示対象地域として特定された地域に関連付けられたシンボルが存在するか否かについては、例えば情報管理センタ2から取得したシンボル関連情報(図2)に基づいて判定しても良いし、シンボルが関連付けられた地域といずれのシンボルも関連付けられていない地域とを識別する情報を予め通信端末5に持たせ、該識別情報に基づいて判定する構成としても良い。
また、前記S3では判定対象となるシンボルを特定種類のシンボルに限定する構成としても良い。例えば、表示対象領域に対して地域振興に用いられるマスコットキャラクタが関連付けられているか否かを判定しても良い。
そして、表示対象地域に関連付けられたシンボルが少なくとも1以上存在すると判定された場合(S3:YES)には、S4へと移行する。それに対して、表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在しないと判定された場合(S3:NO)にはS6へと移行する。
S4においてCPU11は、情報管理センタ2の情報サーバ3からシンボル関連情報を取得する。ここで、シンボル関連情報は、図2に示すようにシンボルの存在する全国の地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けた情報である。また、シンボル関連情報には、シンボルの種類(シンボルに名称がある場合には名称を含む)とシンボルの画像に関する情報についても含まれる。尚、前記S4で取得対象とするシンボル関連情報は、全国各地域のシンボル関連情報としても良いし、表示対象地域に関するシンボル関連情報のみを抽出して取得する構成としても良い。
続いて、S5においてCPU11は、前記S4で情報サーバ3から取得したシンボル関連情報に基づいて、表示対象地域に関連付けられたシンボルの画像を地図画像と併せてディスプレイ18に表示する。その後、S7へと移行する。尚、シンボルが関連付けられた表示対象地域が複数ある場合には、基本的に最も狭い表示対象地域に関連付けられたシンボルの画像を表示する。例えば、図7に示すようにA県とD市がそれぞれ表示対象地域として特定される場合であって、A県とD市にそれぞれシンボルが関連付けられている場合には、D市に関連付けられたシンボルが表示対象となる。
ここで、図8は前記S4においてシンボルの画像が表示された後のナビゲーション画面31の一例について示した図である。図8に示すように、ナビゲーション画面31には、地図画像32に加えて表示対象領域に関連付けられたシンボルの画像42が表示される。尚、シンボルの画像42は、地図画像32の視認を妨げない位置(例えば左下隅)に対して、地図画像32と重畳して表示される。
尚、シンボルが関連付けられた表示対象地域が複数ある場合には、各表示対象地域に関連付けられた複数のシンボルの画像を切り替えて表示する構成としても良い。例えばディスプレイ18に表示されたシンボルの画像をフリック操作する度に、シンボルの画像を切り替える構成とする。具体的に、A県とD市がそれぞれ表示対象地域として特定され、且つA県とD市にそれぞれシンボルが関連付けられている場合には、図9に示すように先ずD市に関連付けられたシンボルの画像42が表示されるが、その後にユーザがシンボルの画像42をフリック操作すると、D市に関連付けられたシンボルの画像42からA県に関連付けられたシンボルの画像43へと切り替わる。
一方、S6においてCPU11は、表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在しないことから、シンボルの代わりにアイコンの画像を地図画像と併せてディスプレイ18に表示する。その後、S7へと移行する。尚、アイコンとしては例えば“観光情報”と表示されたボタンのアイコンとする。
次に、S7においてCPU11は、入力操作部19から送信される信号に基づいて、前記S5(又はS6)でディスプレイ18に表示されたシンボルの画像(又はアイコンの画像)に対するユーザの操作を受け付けたか否かを判定する。具体的には、シンボルの画像(又はアイコンの画像)をタッチするタッチ操作を受け付けたか否かを判定する。尚、タッチ操作以外の操作(例えば、1秒以上の継続したタッチ操作、フリック操作、ドラッグ操作)を受け付けたか否かを判定する構成としても良い。
そして、前記S5(又はS6)でディスプレイ18に表示されたシンボルの画像(又はアイコンの画像)に対するユーザの操作を受け付けたと判定された場合(S7:YES)には、S8へと移行する。それに対して、前記S5(又はS6)でディスプレイ18に表示されたシンボルの画像(又はアイコンの画像)に対するユーザの操作を受け付けていないと判定された場合(S7:NO)にはS1へと戻り、地図画像やシンボルの画像(又はアイコンの画像)の表示を継続して行う。
S8においてCPU11は、ディスプレイ18に対して表示するアクション項目及びジャンル項目のリストを作成する。ここで、アクション項目は前記S2で取得したアクション情報に基づいて作成される。尚、アクション情報には図3に示すように表示対象地域に実行させることが可能なアクションの種類毎に項目名が予め決められている。例えば、表示対象地域が「A県B市」であった場合には、『B市役所へ行く』、『B市役所を表示』、『○○君とあそぶ』、『○○君に会う』の4つの項目がアクション項目として作成される。尚、項目名がアクション情報に規定されていない場合には、通信端末5側で予め決められたパターンに従って作成させても良いし、デフォルトの項目名を使用させる構成としても良い。一方、ジャンル項目については、前記S2で取得した全ての地域情報が区分されるジャンルの項目名が作成される。例えば『全て』、『観光スポット』、『寺社仏閣』、『食べる』等がある。
S9においてCPU11は、ディスプレイ18に対して前記S8で作成されたアクション項目及びジャンル項目のリストからなるアクション・ジャンル選択画面を表示する。ここで、アクション・ジャンル選択画面は、ユーザに実行させることが可能なアクションと案内対象となる情報のジャンルを選択する画面である。図10に示すアクション・ジャンル選択画面45では、選択可能なアクション項目として、各アクションを示唆する『D市役所へ行く』、『D市役所を表示』、『××ちゃんとあそぶ』、『××ちゃんに会う』が表示される。また、選択可能なジャンル項目として『全て』、『観光スポット』、『寺社仏閣』、『食べる』が表示される。そして、いずれかのアクション項目が選択された場合には、後述するように選択されたアクション項目に対応するアクションを実行する。一方、いずれかのジャンル項目が選択された場合には、後述するように選択されたジャンル項目に該当する情報を案内する。具体的には、『全て』が選択された場合には、後述するようにユーザに操作されたシンボル(又はアイコン)に関連付けられた表示対象地域に関する情報をジャンルに関わらず、全て案内対象とする。また、『観光スポット』が選択された場合には、後述するようにユーザに操作されたシンボル(又はアイコン)に関連付けられた表示対象地域に関する情報の内、特に観光スポット(例えば、ランドマーク等)に関する情報のみを案内対象とする。また、『寺社仏閣』が選択された場合には、後述するようにユーザに操作されたシンボル(又はアイコン)に関連付けられた表示対象地域に関する情報の内、寺社仏閣に関する情報のみを案内対象とする。また、『食べる』が選択された場合には、後述するようにユーザに操作されたシンボル(又はアイコン)に関連付けられた表示対象地域に関する情報の内、飲食可能な施設に関する情報のみを案内対象とする。
次に、S10においてCPU11は、入力操作部19から送信される信号に基づいて、前記S7でディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれかのジャンル項目を選択するユーザの操作を受け付けたか否かを判定する。
そして、ディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれかのジャンル項目を選択するユーザの操作を受け付けたと判定された場合(S10:YES)には、S11へと移行する。それに対して、ディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれのジャンル項目を選択するユーザの操作を受け付けていないと判定された場合(S10:NO)には、S12へと移行する。
S11においてCPU11は、前記S2で取得したユーザに操作されたシンボル(又はアイコン)に関連付けられた表示対象地域に関する地域情報の内、特にユーザに選択されたジャンルの情報を案内する。尚、情報の案内態様としては、例えば図11に示すように、ディスプレイ18に対して該当する施設、イベントに関する各種情報(名称、ジャンル、位置、営業時間、利用料金等)をリスト状に表示した情報リスト46を新たに表示する構成としても良いし、図12に示すようにディスプレイ18に表示された地図画像32に重畳して該当する施設やイベントの位置を示す地点マーク50〜53を表示するように構成しても良い。尚、地点マーク50〜53は、地図画像32上の該当する施設やイベントが開催される地点に対して表示される。そして、地点マーク50〜53を表示した場合には、図13に示すようにユーザが表示された地点マーク50〜53のいずれかを選択することによって、選択された地点マーク50〜53に対応する施設やイベントに関する詳細な情報(名称、ジャンル、位置、営業時間、利用料金等)を表示した情報ウィンドウ54が新たに表示される。その結果、ユーザは選択したシンボル(又はアイコン)に関連する地域に関する情報を取得することが可能となる。
尚、図12に示すような地点マーク50〜53を表示する構成では、図10に示すアクション・ジャンル選択画面45においていずれかのジャンルが選択された後に、案内対象となる施設やイベントが開催される地点の少なくとも一部を含むように地図画像の表示対象となるエリアを変更する。尚、地図画像の縮尺についても変更するように構成しても良い。例えば、案内対象となる施設やイベントが開催される地点を所定数以上(例えば3個以上)含むように地図画像の表示対象となるエリアを変更する。
また、前記S11で案内対象とする情報は、表示対象地域に関する情報の内、ユーザによって操作されたシンボルと関連するイベント又は施設に関する情報(例えば、シンボルに関連する商品を販売するショップ、シンボルがマスコットキャラクタである場合にはマスコットギャラクタが登場するイベント、公式キャラクタである場合には市役所等)のみに限定しても良い。この場合、表示対象地域に関する情報であっても、ユーザによって操作されたシンボルと関連しないイベント又は施設の情報は案内対象の情報とされない。
一方、S12においてCPU11は、入力操作部19から送信される信号に基づいて、前記S7でディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれかのアクション項目を選択するユーザの操作を受け付けたか否かを判定する。
そして、ディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれかのアクション項目を選択するユーザの操作を受け付けたと判定された場合(S12:YES)には、S13へと移行する。それに対して、ディスプレイ18に表示されたアクション・ジャンル選択画面においていずれのアクション項目を選択するユーザの操作も受け付けていないと判定された場合(S12:NO)にはS10へと戻り、いずれかのアクション項目が選択されるまで待機する。
S13においてCPU11は、選択されたアクション項目に対応するアクションを実行する。例えば、“(A)シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースの表示”を示唆するアクション項目(例えば図10に示す例では『D市役所へ行く』)が選択された場合には、シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースをディスプレイ18に表示する。その結果、例えば施設において割引のクーポンが発行されている場合において、クーポンを容易に取得することが可能となる。
また、“(B)シンボルと関連する施設の周辺の地図画像の表示”を示唆するアクション項目(例えば図10に示す例では『D市役所を表示』)が選択された場合には、シンボルと関連する施設の周辺地図画像をディスプレイ18に表示する。尚、その際に地図画像中におけるシンボルと関連する施設の位置には、該位置が識別可能なようにピンを立てるように構成する。
また、“(C)シンボルに関するアプリケーションソフトウェアの起動”を示唆するアクション項目(例えば図10に示す例では『××ちゃんと遊ぶ』)が選択された場合には、シンボルに関するアプリケーションソフトウェアを起動させる。尚、アプリケーションソフトウェアのダウンロードが必要な場合にはダウンロードについても併せて行うように構成しても良い。
また、“(D)シンボルと関連する施設を経路探索機能における目的地へ設定”を示唆するアクション項目(例えば図10に示す例では『××ちゃんに会う』)が選択された場合には、シンボルと関連する施設を経路探索機能における目的地に設定する。尚、目的地の設定では、通信端末5自体がナビ機能を有する場合には通信端末5の目的地として設定することも可能であるし、通信端末5と通信可能に接続されたナビゲーション装置に目的地として送信することも可能である。
そして、ユーザは各アクション項目を選択することによって、周辺地図やシンボルと関連するイベント又は施設に関する情報を取得することが可能となる。更に、シンボルに関連するアプリを実行することや、シンボルと関連する施設までの経路についても取得することが可能となる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る情報案内システム1、情報案内システム1による情報案内方法及び情報案内システム1において実行されるコンピュータプログラムでは、任意の地域の地図画像32をディスプレイ18に表示し(S1)、ディスプレイ18に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたマスコットキャラクタ等のシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像42をディスプレイ18に地図画像と併せて表示し(S9)、表示されたシンボルの画像42がユーザによって操作された場合に、操作されたシンボルに関連付けられた表示対象地域に関する情報を案内する(S11、S13)ので、ユーザが興味を持ったシンボルと関連する地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することが可能となる。一方、ユーザが表示されたシンボルに興味が無い場合には、シンボルを操作しなければシンボルと関連する地域に関する情報は案内されないので、ユーザにとって必要のない情報が提供されることを防止できる。また、表示されたシンボルの画像42を操作するという容易な操作でユーザの希望する情報を案内することができるので、ユーザに検索条件を入力させる等の複雑な作業を行わせる必要がなく、操作性についても向上させることが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では地域情報案内処理プログラム(図5)のS1〜S13の処理を通信端末5が実行する構成としているが、情報サーバ3が一部または全部の処理を実行する構成としても良い。
また、本実施形態では、ディスプレイ18に表示された地図画像の中心地点を含む地域を表示対象地域に特定する構成としているが、中心地点以外の地点を基準に表示対象地域を特定する構成としても良い。また、ディスプレイ18に表示された地図画像に少なくとも一部が含まれる地域を表示対象地域に特定しても良い。更に、ディスプレイ18に表示された地図画像の全てが含まれる地域を表示対象地域に特定しても良い。
また、本実施形態では、基本的に一の地域に対しては一のシンボルを関連付けるように構成しているが、一の地域に対して複数のシンボルを関連付けるように構成しても良い。その場合には、前記S4において関連付けられた複数のシンボルの画像を同時に全て表示しても良いし、一部のシンボルの画像のみを表示するように構成しても良い。また、一部のシンボルの画像のみを表示する場合には、ユーザの操作や経過時間に基づいてシンボルの画像を切り替え可能に構成することが望ましい。
また、本実施形態では情報案内システム1を通信端末5と情報管理センタ2(情報サーバ3)から構成することとしているが、通信端末5のみで構成することも可能である。その場合には、シンボル関連情報の記憶されたシンボル情報DB7や地域情報の記憶された地域情報DB8を通信端末5が有し、前記S3やS9ではDBからシンボル関連情報や地域情報を読み出して取得するように構成する。
また、本発明に係る情報案内システムを具体化した実施例について上記に説明したが、情報案内システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
シンボルの存在する地域毎に該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する情報取得手段と、任意の地域の地図画像を表示装置に表示する地図表示手段と、前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するシンボル表示手段と、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内する地域情報案内手段と、を有することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示装置に地図画像が表示される地域に何らかのシンボルが存在する場合に、該シンボルが地図画像とともに表示され、且つ表示されたシンボルが操作された場合に、操作されたシンボルと関連付けられた地域の情報を案内するので、ユーザが興味を持ったシンボルと関連する地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することが可能となる。一方、ユーザが表示されたシンボルに興味が無い場合には、表示されたシンボルを操作しなければシンボルと関連する地域に関する情報は案内されないので、ユーザにとって必要のない情報が提供されることを防止できる。また、表示されたシンボルの画像を操作するという容易な操作でユーザの希望する情報を案内することができるので、ユーザに検索条件を入力させる等の複雑な作業を行わせる必要がなく、操作性についても向上させることが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記ユーザの操作又は前記ユーザの移動に伴って前記表示対象地域を変更する表示対象地域変更手段を有することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、ユーザの操作やユーザの移動に伴って複数のシンボルを切り替えて表示させることが可能であり、表示されたシンボルの中からユーザが興味のあるシンボルを適宜選択させることが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段は、いずれかの前記シンボルが関連付けられた前記表示対象地域が複数ある場合に、最も狭い前記表示対象地域に関連付けられた前記シンボルの画像を表示することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、案内対象となる表示対象地域が複数ある場合に、より狭い表示対象地域の情報を案内対象とするので、案内対象となる情報量が多すぎることなく、ユーザの希望する情報をより選別して案内することが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段は、いずれかの前記シンボルが関連付けられた前記表示対象地域が複数ある場合に、各表示対象地域に関連付けられた複数の前記シンボルの画像を切り替えて表示することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、案内対象となる表示対象地域が複数ある場合に、ユーザにより選択された表示対象地域の情報を案内対象とするので、案内対象となる情報量が多すぎることなく、ユーザの希望する情報をより選別して案内することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段によって案内対象となる情報のジャンルを選択するジャンル選択手段を有し、前記地域情報案内手段は、前記表示対象地域に関する情報の内、前記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルの情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、特にユーザによって選択されたジャンルの情報を案内対象とするので、案内対象となる情報量が多すぎることなく、ユーザの希望するジャンルの情報を選別して案内することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段は、前記表示対象地域に関する情報の内、操作された前記シンボルと関連するイベント又は施設に関する情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、特にユーザによって操作されたシンボルと関連の高い情報を案内対象とするので、ユーザが表示されたシンボルに興味を持った場合に、該シンボルと関連の高い情報(例えばシンボルと関連する商品が購入できる店舗や、シンボルを見ることができるイベント等)を選別して案内することが可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段は、前記表示対象地域内にある地点の案内を行い、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像が前記ユーザによって操作された場合に、案内対象となる前記地点の少なくとも一部を含むように前記表示装置に表示される地図画像を変更することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示装置に表示される地図画像を変更することによって、案内対象となる地点が複数ある場合であっても該地点を地図画像上で適切に案内することが可能となる。
また、第8の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースを前記表示装置に表示することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作することによって、操作されたシンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースを表示装置に表示することが可能となる。従って、シンボルに関連するユーザの希望するアクションを容易な操作によって実現することが可能となる。
また、第9の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記リソースの表示の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記リソースを表示することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作し、且つその後に表示された項目を操作することによって、操作されたシンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースを表示装置に表示することが可能となる。
また、第10の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連する施設の周辺地図画像を前記表示装置に表示することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作することによって、操作されたシンボルと関連する施設の周辺地図画像を表示装置に表示することが可能となる。従って、シンボルに関連するユーザの希望するアクションを容易な操作によって実現することが可能となる。
また、第11の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記周辺地図画像の表示の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記周辺地図画像を表示することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作し、且つその後に表示された項目を操作することによって、操作されたシンボルと関連する施設の周辺地図画像を表示装置に表示することが可能となる。
また、第12の構成は以下のとおりである。
前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルに関するアプリケーションソフトウェアを起動させることによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作することによって、操作されたシンボルに関するアプリケーションソフトウェアを起動することが可能となる。従って、シンボルに関連するユーザの希望するアクションを容易な操作によって実現することが可能となる。
また、第13の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記アプリケーションソフトウェアの起動の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記アプリケーションソフトウェアを起動させることを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作し、且つその後に表示された項目を操作することによって、操作されたシンボルに関するアプリケーションソフトウェアを起動することが可能となる。
また、第14の構成は以下のとおりである。
目的地までの経路を探索する経路探索手段を有し、前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連する施設を前記経路探索手段における目的地に設定することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作することによって、操作されたシンボルに関連する施設を経路探索機能における目的地に設定することが可能となる。従って、シンボルに関連するユーザの希望するアクションを容易な操作によって実現することが可能となる。
また、第15の構成は以下のとおりである。
前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記目的地の設定を示唆する項目を前記表示装置に表示し、前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記目的地の設定を行うことを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示されたシンボルを操作し、且つその後に表示された項目を操作することによって、操作されたシンボルに関連する施設を経路探索機能における目的地に設定することが可能となる。
また、第16の構成は以下のとおりである。
前記表示装置に表示された地図画像に少なくとも一部が含まれる地域を前記表示対象地域とすることを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示装置に地図画像が表示されている地域に関連付けられたシンボルを適切に選択して表示装置に表示することが可能となる。
また、第17の構成は以下のとおりである。
前記表示装置に表示された地図画像の中心地点を含む地域を前記表示対象地域とすることを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示装置に複数の地域の地図画像が跨って表示されている場合であっても、表示されている地域に関連付けられたシンボルを適切に選択して表示装置に表示することが可能となる。
また、第18の構成は以下のとおりである。
前記シンボルは、地域振興の為に用いられるマスコットキャラクタであって、前記シンボルが関連付けられた地域は該マスコットキャラクタによって地域振興が行われている地域であることを特徴とする。
上記構成を有する情報案内システムによれば、表示装置に地図画像が表示される地域に地域振興に用いられるマスコットキャラクタが存在する場合に、該マスコットキャラクタが地図画像とともに表示され、且つ表示されたマスコットキャラクタが操作された場合に、操作されたマスコットキャラクタと関連付けられた地域の情報を案内するので、ユーザが興味を持ったマスコットキャラクタと関連する地域に関する情報のみを適切に抽出して案内することが可能となる。一方、ユーザが表示されたマスコットキャラクタに興味が無い場合には、表示されたマスコットキャラクタを操作しなければマスコットキャラクタと関連する地域に関する情報は案内されないので、ユーザにとって必要のない情報が提供されることを防止できる。また、表示されたマスコットキャラクタの画像を操作するという容易な操作でユーザの希望する情報を案内することができるので、ユーザに検索条件を入力させる等の複雑な作業を行わせる必要がなく、操作性についても向上させることが可能となる。
1 情報案内システム
2 情報管理センタ
3 情報サーバ
4 ユーザ
5 通信端末
7 シンボル情報DB
8 地域情報DB
11 CPU
12 メモリ
21 通信端末ECU
32 地図画像
42、43 シンボルの画像

Claims (20)

  1. シンボルの存在する地域毎に該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する情報取得手段と、
    任意の地域の地図画像を表示装置に表示する地図表示手段と、
    前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するシンボル表示手段と、
    前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内する地域情報案内手段と、を有することを特徴とする情報案内システム。
  2. 前記ユーザの操作又は前記ユーザの移動に伴って前記表示対象地域を変更する表示対象地域変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報案内システム。
  3. 前記シンボル表示手段は、
    いずれかの前記シンボルが関連付けられた前記表示対象地域が複数ある場合に、
    最も狭い前記表示対象地域に関連付けられた前記シンボルの画像を表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報案内システム。
  4. 前記シンボル表示手段は、
    いずれかの前記シンボルが関連付けられた前記表示対象地域が複数ある場合に、
    各表示対象地域に関連付けられた複数の前記シンボルの画像を切り替えて表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報案内システム。
  5. 前記地域情報案内手段によって案内対象となる情報のジャンルを選択するジャンル選択手段を有し、
    前記地域情報案内手段は、前記表示対象地域に関する情報の内、前記ジャンル選択手段によって選択されたジャンルの情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報案内システム。
  6. 前記地域情報案内手段は、
    前記表示対象地域に関する情報の内、操作された前記シンボルと関連するイベント又は施設に関する情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報案内システム。
  7. 前記地域情報案内手段は、
    前記表示対象地域内にある地点の案内を行い、
    前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像が前記ユーザによって操作された場合に、案内対象となる前記地点の少なくとも一部を含むように前記表示装置に表示される地図画像を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報案内システム。
  8. 前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連するイベント又は施設に関するインターネット上のリソースを前記表示装置に表示することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報案内システム。
  9. 前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記リソースの表示の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、
    前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記リソースを表示することを特徴とする請求項8に記載の情報案内システム。
  10. 前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連する施設の周辺地図画像を前記表示装置に表示することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報案内システム。
  11. 前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記周辺地図画像の表示の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、
    前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記周辺地図画像を表示することを特徴とする請求項10に記載の情報案内システム。
  12. 前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルに関するアプリケーションソフトウェアを起動させることによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報案内システム。
  13. 前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記アプリケーションソフトウェアの起動の開始を示唆する項目を前記表示装置に表示し、
    前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記アプリケーションソフトウェアを起動させることを特徴とする請求項12に記載の情報案内システム。
  14. 目的地までの経路を探索する経路探索手段を有し、
    前記地域情報案内手段は、操作された前記シンボルと関連する施設を前記経路探索手段における目的地に設定することによって、前記表示対象地域に関する情報を案内することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報案内システム。
  15. 前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、前記目的地の設定を示唆する項目を前記表示装置に表示し、
    前記地域情報案内手段は、前記項目が前記ユーザによって操作された場合に、前記目的地の設定を行うことを特徴とする請求項14に記載の情報案内システム。
  16. 前記表示装置に表示された地図画像に少なくとも一部が含まれる地域を前記表示対象地域とすることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の情報案内システム。
  17. 前記表示装置に表示された地図画像の中心地点を含む地域を前記表示対象地域とすることを特徴とする請求項16に記載の情報案内システム。
  18. 前記シンボルは、地域振興の為に用いられるマスコットキャラクタであって、前記シンボルが関連付けられた地域は該マスコットキャラクタによって地域振興が行われている地域であることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の情報案内システム。
  19. 情報取得手段が、シンボルの存在する地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得するステップと、
    地図表示手段が、任意の地域の地図画像を表示装置に表示するステップと、
    シンボル表示手段が、前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するステップと、
    地域情報案内手段が、前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内するステップと、を有することを特徴とする情報案内方法。
  20. コンピュータを、
    シンボルの存在する地域毎に、該地域と該地域のシンボルとを関連付けたシンボル関連情報を取得する情報取得手段と、
    任意の地域の地図画像を表示装置に表示する地図表示手段と、
    前記表示装置に地図画像が表示されている地域である表示対象地域に関連付けられたシンボルが存在する場合に、該シンボルの画像を前記表示装置に前記地図画像と併せて表示するシンボル表示手段と、
    前記シンボル表示手段により表示された前記シンボルの画像がユーザによって操作された場合に、操作された前記シンボルに関連付けられた前記表示対象地域に関する情報を案内する地域情報案内手段と、
    して機能させる為のコンピュータプログラム。
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