JP2015226273A - 監視装置、及び監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】監視負荷を軽減する装置およびシステムを提供する。【解決手段】EMS(Equipment Management System)10は、監視指示送信部12と異常報告受信部13と障害分析部15とを有する。監視指示送信部12は、複数のフェムト基地局に対し、各フェムト基地局間での相互監視の指示を送信する。異常報告受信部13は、複数のフェムト基地局の内、上記指示に従い監視対象の異常を検知したフェムト基地局から、異常と判定されたフェムト基地局を示す情報を受信する。障害分析部15は、異常報告受信部13により受信された情報の示すフェムト基地局に発生した障害のレベルを判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、監視装置、及び監視システムに関する。
近年、LTE(Long Term Evolution)を始めとする新たな技術の普及による無線通信の高度化に伴い、ネットワーク負荷を軽減するため、セルの縮小化が進みつつある。特に、マクロセルの10万分の1程度のフェムトセルを形成するフェムト基地局は、急速に増加しているが、マクロ基地局と同様の機能を有することから、マクロ基地局と同等の保守管理が要求される。ところが、フェムト基地局では、マクロ基地局と比較して設置台数が非常に多いことから、保守管理コストを抑えるため、専用回線の代わりに、インターネット網を用いたインタフェース(例えば、TR(Technical Report)−069)が採用されている。すなわち、フェムトセルの構成するネットワークでは、EMS(Equipment Management System)等の監視装置が、上記インタフェースを介して、配下のフェムト基地局をリアルタイムに監視することとなる。
特開2013−26794号公報 特開2004−145781号公報 特開2009−231861号公報 特開2007−114907号公報 特開2011−66522号公報
しかしながら、監視対象のフェムト基地局の数は非常に多いため、フェムト基地局における障害発生の有無に拘らず、監視装置には、非常に大きな負荷が定常的に掛かることとなる。すなわち、監視装置が、1台のフェムト基地局を監視するためには、接続シーケンスと切断シーケンスとに1秒程度を要するため、例えば10万台のフェムト基地局の監視を30秒周期で実現するには、3千台以上のフェムト基地局を同時に監視する性能が監視装置に要求されることとなる。また、監視装置は、フェムト基地局との疎通確認により監視を行うため、監視対象のフェムト基地局が障害状態にあるのか単に電源断状態にあるのか、あるいは、障害が間欠障害であるのか恒久障害であるのかの判別は、困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、監視負荷を軽減することのできる監視装置、及び監視システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願の開示する監視装置は、一つの態様において、送信部と受信部と判定部とを有する。前記送信部は、複数の基地局に対し、各基地局間での相互監視の指示を送信する。前記受信部は、前記複数の基地局の内、前記指示に従い監視対象の異常を検知した基地局から、異常と判定された基地局を示す情報を受信する。前記判定部は、前記受信部により受信された情報の示す前記基地局に発生した障害のレベルを判定する。
本願の開示する監視装置の一つの態様によれば、監視負荷を軽減することができる。
図1は、フェムト基地局監視方法を説明するための概念図である。 図2は、監視フェムトマトリクスリストの構成例を示す図である。 図3は、本実施例に係るEMSの機能構成を示す図である。 図4は、本実施例に係るフェムト基地局の機能構成を示す図である。 図5は、本実施例に係るEMSのハードウェア構成を示す図である。 図6は、本実施例に係るフェムト基地局のハードウェア構成を示す図である。 図7は、デュレーションタイマによる周期監視シーケンスを説明するための図である。 図8Aは、被疑障害が間欠障害である場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。 図8Bは、被疑障害が恒久障害である場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。 図8Cは、障害から自動復旧した場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。 図8Dは、障害から自動復旧した場合における異常報告メッセージの更に別の分布を示す図である。 図9Aは、ヒストグラムの解析方法を説明するための図である。 図9Bは、異常報告メッセージの分布率を前半、中央、後半毎に示す図である。 図10Aは、周期監視フェムトグループを示す図である。 図10Bは、EMSが周期監視シーケンスに用いるグループ管理テーブルの構成例を示す図である。 図11は、周期監視シーケンスを構成する各処理を示す図である。 図12は、EMSの実行する監視指示送信処理を説明するためのフローチャートである。 図13は、フェムト基地局の実行する監視指示受信処理を説明するためのフローチャートである。 図14は、フェムト基地局の実行する周期監視処理を説明するためのフローチャートである。 図15は、EMSにおける周期監視結果の管理方法を説明するための図である。 図16は、EMSの実行するメッセージ受信処理を説明するためのフローチャートである。 図17は、障害分析アルゴリズムを構成する各処理を示す図である。 図18は、周期監視指示再生成管理テーブルの構成例を示す図である。 図19は、EMSの実行するヒストグラム生成処理を説明するためのフローチャートである。 図20は、EMSの実行する一次解析処理を説明するためのフローチャートである。 図21は、EMSの実行する二次解析処理を説明するためのフローチャートである。 図22は、EMSの実行する電源断被疑解析処理を説明するためのフローチャートである。 図23は、EMSの実行する監視指示再生成処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本願の開示する監視装置、及び監視システムの実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例により、本願の開示する監視装置、及び監視システムが限定されるものではない。
図1は、フェムト基地局監視方法を説明するための概念図である。図1に示す様に、周期監視システム1は、EMS10と複数のフェムト基地局F1〜F8とを有する。EMS10は、全てのフェムト基地局F1〜F8に対し、事前に、周期フェムト監視指示を、TR−069プロトコルにより送信する(S1)。この周期フェムト監視指示は、後述する監視フェムトマトリクスリストと監視周期(例えば、30秒)とを含む。例えば、フェムト基地局F1は、上記周期フェムト監視指示を受信すると、上記監視周期での監視を開始する。上記監視周期での監視を開始したフェムト基地局F1は、例えば、監視フェムトマトリクスリストに登録されている他のフェムト基地局F2〜F8に対し、上記監視周期でpingの疎通確認を行い、疎通異常が発生した場合(S2)には、EMS10に報告する。他のフェムト基地局F2〜F8においても、同様の疎通確認処理及び報告処理が実行される。
例えば、フェムト基地局F8が、フェムト基地局F5の疎通異常を検出すると、異常報告メッセージを、TR−069プロトコルにより、EMS10宛に送信する(S3)。異常報告メッセージは、疎通異常のあったフェムト基地局のIDとIP(Internet Protocol)アドレスとを含む。EMS10は、所定周期(例えば、30秒)で、配下のフェムト基地局F1〜F8からの異常報告メッセージをキャプチャし、報告された疎通異常の発生源であるフェムト基地局の障害(以下、「フェムト障害」と記す。)を分析する。EMS10は、該分析の結果に基づき、フェムト障害が軽度(例えば、間欠障害)であるか、重度(例えば、恒久障害)であるかの判定を行う。
なお、EMS10の上記所定周期は、各フェムト基地局F1〜F8による監視周期と非同期(同時に開始されない)であってもよいが、同期をとってもよい。また、上記所定周期と上記監視周期とを同一の時間間隔(周期)とすることで、上記所定周期内にEMS10が1台のフェムト基地局から報告を受ける回数は、1回に制限される。これにより、キャプチャ及び分析処理に伴うEMS10の負荷が軽減される。
EMS10は、報告されたフェムト障害が重度または電源断であると判定した場合、障害のあるフェムト基地局を削除した新たな監視フェムトマトリクスリストを作成し、監視対象となる全てのフェムト基地局に配信する(S4)。例えば、フェムト基地局F1は、再送信された新たな周期フェムト監視指示に従い、上記監視周期での監視を継続する。
次に、周期フェムト監視指示に含まれる監視フェムトマトリクスリストについて説明する。図2は、監視フェムトマトリクスリストL1の構成例を示す図である。図2では、フェムト基地局1台当たり、99台のフェムト基地局を監視対象とする場合を例示する。図2に示す様に、監視フェムトマトリクスリストL1には、監視主体のフェムト基地局F1〜F100毎に、監視対象のフェムト基地局が少しずつ異なる様に登録されている。なお、監視フェムトマトリクスリストL1は、必ずしも図2に示す様なデータ格納例を採ることはないが、監視負荷の公平性を確保する観点から、監視システム全体で、全てのフェムト基地局F1〜F100が均等な監視負荷となる様に設計されることが望ましい。
個々のフェムト基地局F1〜F100は、監視フェムトマトリクスリストL1に従い、EMS10から指示された周期で、他のフェムト基地局の監視を開始する。例えば、各フェムト基地局F1〜F100は、監視フェムトマトリクスリストL1に登録されている、自基地局に対応する監視対象フェムト基地局に対し、pingテスト等の疎通確認を行う。該確認の結果、疎通異常が検知された場合のみ、各フェムト基地局F1〜F100は、TR−069プロトコルにより、疎通異常の発生をEMS10に報告する。該報告には、疎通異常となったフェムト基地局を識別するID(例えば“F1”〜“F100”)が含まれる。
EMS10は、所定周期で、配下のフェムト基地局F1〜F100からの異常報告メッセージをキャプチャする。EMS10は、上記所定周期内にキャプチャされた異常報告メッセージを基に、疎通異常となったフェムト基地局の障害を分析し、障害の度合いを判定する。該判定の結果、障害の度合いが重度(例えば、恒久障害)または電源断である場合には、EMS10は、障害の発生したフェムト基地局を削除した新たな監視フェムトマトリクスリストL1を作成し直し、配下にある全ての監視対象フェムト基地局に再配布する。
図3は、本実施例に係るEMS10の機能構成を示す図である。図3に示す様に、EMS10は、監視指示生成部11と監視指示送信部12と異常報告受信部13とヒストグラム生成部14と障害分析部15とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能な様に接続されている。
監視指示生成部11は、所定の起動調整タイミングにて、フェムト基地局F1〜F100に対する周期フェムト監視指示を生成する。また、監視指示生成部11は、後述する監視指示再生成処理を実行する。監視指示送信部12は、フェムト基地局F1〜F100に対し、各フェムト基地局F1〜F100間での相互監視の指示を送信する。異常報告受信部13は、フェムト基地局F1〜F100の内、上記指示に従い異常を検知したフェムト基地局から、異常と判定されたフェムト基地局を示す異常報告メッセージを受信する。ヒストグラム生成部14は、後述するヒストグラム生成処理を実行する。障害分析部15は、上記異常報告メッセージの示すフェムト基地局に発生した障害のレベルを判定する。また、障害分析部15は、後述する一次解析処理と二次解析処理と電源断被疑解析処理とを実行する。
図4は、本実施例に係るフェムト基地局F1の機能構成を示す図である。図4に示す様に、フェムト基地局F1は、監視指示受信部F1−1と周期監視部F1−2と異常報告送信部F1−3とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能な様に接続されている。監視指示受信部F1−1は、EMS10により送信された上記相互監視の指示を受信する。周期監視部F1−2は、上記指示に従い、他のフェムト基地局F2〜F100を監視する。異常報告送信部F1−3は、上記監視の結果、他のフェムト基地局F8の異常を検知した場合、異常と判定されたフェムト基地局F8を示す情報を、EMS10に送信する。
続いて、ハードウェア構成について説明する。図5は、本実施例に係るEMS10のハードウェア構成を示す図である。EMS10は、例えばサーバ装置である。図5に示す様に、EMS10は、ハードウェアの構成要素として、CPU(Central Processing Unit)10aと、HDD(Hard Disk Drive)10bと、メモリ10cと、DSP(Digital Signal Processor)10dと、LAN(Local Area Network)インタフェース10eとを有する。メモリ10cは、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。
EMS10の機能構成とハードウェア構成との対応関係に関し、監視指示生成部11は、例えば、DSP10dとメモリ10cとにより実現される。監視指示送信部12と異常報告受信部13とは、例えば、LANインタフェース10eにより実現される。ヒストグラム生成部14と障害分析部15とは、例えば、CPU10aとHDD10bとメモリ10cとにより実現される。
図6は、本実施例に係るフェムト基地局F1のハードウェア構成を示す図である。図6に示す様に、フェムト基地局F1は、ハードウェアの構成要素として、CPUF1−aと、メモリF1−bと、有線通信用のDSPF1−cと、無線通信用のDSPF1−dと、LANインタフェースF1−eと、RF(Radio Frequency)回路F1−fとを有する。メモリF1−bは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
フェムト基地局F1の機能構成とハードウェア構成との対応関係に関し、監視指示受信部F1−1と異常報告送信部F1−3とは、例えば、有線通信用のDSPF1−cとLANインタフェースF1−eとにより実現される。周期監視部F1−2は、例えば、CPUF1−aとメモリF1−bとにより実現される。
以上、フェムト基地局F1の構成を代表的に説明したが、他のフェムト基地局F2〜F100の構成は、フェムト基地局F1の構成と同様である。従って、共通する構成要素には、末尾が同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。
次に、動作を説明する。
まず、図7〜図9Bを参照しながら、フェムト基地局F1〜F100の実行する周期監視シーケンスについて説明する。図7は、デュレーションタイマによる周期監視シーケンスを説明するための図である。図7に示す様に、各フェムト基地局F1〜F4は、EMS10から、所定の起動調整タイミングにて、周期フェムト監視指示を受けると、周期監視タイマを起動する。周期監視タイマがタイムアウトとなると、各フェムト基地局F1〜F4は、周期監視タイマを再設定し、上述の監視フェムトマトリクスリストに従い、次の監視対象となるフェムト基地局に対し、周期監視シーケンスを実行する。該実行の結果、異常が検知された場合には、各フェムト基地局F1〜F4は、異常報告メッセージにより、EMS10に異常を報告する。なお、図7では、フェムト基地局F1〜F4を代表的に図示したが、他のフェムト基地局F5〜F100においても同様の処理が実行される。
各フェムト基地局F5〜F100による周期監視シーケンスは、時刻連動ではなく、デュレーションタイマとしての周期監視タイマにより実行される。このため、時刻連動で動作するEMS10の上記所定周期(例えば、30秒)内に、異常報告メッセージが万遍なく到達することとなる。また、各フェムト基地局F5〜F100が周期監視シーケンスを開始するトリガとなる周期フェムト監視指示は、EMS10内部の起動調整タイミングにより発行されるため、EMS10の上記所定周期内において均等なばらつきとなる。
周期フェムト監視指示が均等なばらつきをもって発行されると、EMS10では、異常報告メッセージの到達に、上記所定周期内での度数分布が生じる。例えば、フェムト基地局が、1台につき、100台のフェムト基地局を監視する様に、EMS10から周期フェムト監視指示を受けた場合、各フェムト基地局は、それぞれ100台のフェムト基地局から監視されることとなる。
図8Aは、被疑障害が間欠障害である場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。図8Aでは、x軸に時間が規定され、y軸に異常報告件数が規定されている。図8Aでは、異常報告メッセージは、例えば、“12:00:02”に1件、“12:00:06”に2件、“12:00:10”に1件という様に、分散してEMS10に到達している。この様に、異常報告メッセージが上記所定周期内で散発し、分散してEMS10に到達する場合には、EMS10は、異常報告メッセージに含まれるIDのフェムト基地局が間欠障害に陥ったとの判定が可能である。
図8Bは、被疑障害が恒久障害である場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。図8Bでは、異常報告メッセージは、“12:00:16”に3件、“12:00:18”に5件、“12:00:20”に7件という様に増加した後、“12:00:30”まで、7件程度の件数を維持している。この様に、異常報告メッセージの到達が上記所定周期内の一部分(図8Bでは後半部分)に集中している場合には、EMS10は、異常報告メッセージに含まれるIDのフェムト基地局が恒久障害に陥った、あるいは電源断(ケーブル等の断線を含む)があったとの判定が可能である。
図8Cは、障害から自動復旧した場合における異常報告メッセージの分布を示す図である。図8Cでは、異常報告メッセージは、“12:00:00”〜“12:00:10”の間は6件程度を維持しているが、その後は徐々に減少し、“12:00:18”以降は、0件となっている。この様に、異常報告メッセージの到達が上記所定周期内の一部分(図8Cでは前半部分)に集中した後に終了している場合には、EMS10は、異常報告メッセージに含まれるIDのフェムト基地局が一旦障害に陥った後、自動的に復旧したとの判定が可能である。従って、この障害は、フェムト基地局の装置自体の障害ではなく、例えば、外部ネットワーク等に起因する障害であったとの推測が可能である。
同様に、図8Dは、障害から自動復旧した場合における異常報告メッセージの更に別の分布を示す図である。図8Dでは、異常報告メッセージは、“12:00:08”に急激に増加し、“12:00:10”〜“12:00:22”の間は6件程度を維持しているが、“12:00:24”以降は、0件となっている。この様に、異常報告メッセージの到達が上記所定周期内の中央部分に集中した後に終了している場合にも、EMS10は、異常報告メッセージに含まれるIDのフェムト基地局が一旦障害に陥った後、自動的に復旧したとの判定が可能である。従って、この障害は、フェムト基地局の装置自体の障害ではなく、例えば、外部ネットワーク等に起因する障害であったとの推測が可能である。
図8A〜図8Dでは、上記所定周期内での異常報告件数の合計値は何れも51件であることから、EMS10が、単純に件数での比較を行った場合、障害の種別を判定することは困難である。そこで、EMS10は、ヒストグラム解析を行うことで、障害の種別を判定し、保守管理者に報告する。図9Aは、ヒストグラムの解析方法を説明するための図である。図9Aに示す様に、30秒の時間幅を有する所定周期(“12:00:00”〜“12:00:30”)は、前半、中央、後半の各8ロットに分けられている。前半8ロットは“12:00:00”〜“12:00:14”に、中央8ロットは“12:00:08”〜“12:00:22”に、後半8ロットは“12:00:16”〜“12:00:30”に、それぞれ分類される。
図9Bは、異常報告メッセージの分布率を前半、中央、後半毎に示す図である。上記所定周期を16分割して異常報告メッセージの到達件数をヒストグラム化すると、前半分布率は、前半8ロット内の異常報告件数÷周期内の異常報告件数の総数(51件)により算定される。また、中央分布率は、中央8ロット内の異常報告件数÷周期内の異常報告件数の総数(51件)により算定される。同様に、後半分布率は、後半8ロット内の異常報告件数÷周期内の異常報告件数の総数(51件)により算定される。従って、ロット内異常報告件数が27件である前半の分布率は、図9Bに示す様に、27件÷51件により52.9%と算定される。また、ロット内異常報告件数が50件である中央の分布率は、図9Bに示す様に、50件÷51件により98.0%と算定される。同様に、ロット内異常報告件数が24件である後半の分布率は、図9Bに示す様に、24件÷51件により47.1%と算定される。この分布率の傾向から、EMS10は、異常報告が中央に集中する分布、すなわち、一時的な障害からの自動復旧という分析結果を得ることができる。
続いて、周期監視シーケンスについて、より詳細に説明する。
図10Aは、周期監視フェムトグループG1、G2を示す図である。図10Aに示す様に、EMS10は、監視対象の大量のフェムト基地局を、複数のグループG1、G2に分割し、各グループG1、G2に属する複数のフェムト基地局が、それぞれ周期監視シーケンスを実行する様に設計する。1つのグループ内で管理されるフェムト基地局の数(以下、「登録フェムト数Z」と記す。)は、例えば100台であるが、グループ毎に異なる値であってもよい。
図10Bは、EMS10が周期監視シーケンスに用いるグループ管理テーブルT11の構成例を示す図である。図10Bに示す様に、グループ管理テーブルT11は、周期監視フェムトグループを識別するためのグループIDと、周期監視フェムトグループ及びグループ内フェムト基地局の属性情報を格納するグループ情報テーブルT111とを有する。更に、グループ情報テーブルT111は、グループ内のフェムト基地局に共通の共通情報T111aと、各フェムト基地局毎に個別の個別情報T111bとを有する。共通情報T111aは、監視周期P(例えば、30秒)と、起動調整タイミングt(例えば、1秒)と、グループ内の登録フェムト数Z(例えば、100台)と、グループ内の監視対象数N(例えば、90台)とを含む。個別情報T111bは、項番毎に、監視対象フェムトIDとIPアドレスと監視有効フラグとを有する。監視有効フラグは、対応する監視対象フェムトが、EMS10による監視対象として現在有効であるか否かを示す情報である。監視有効フラグに“1”が設定されている場合には、監視対象として有効であることを示し、監視有効フラグに“0”が設定されている場合には、監視対象として無効であることを示す。
図11は、周期監視シーケンスを構成する各処理を示す図である。図11に示す様に、上述した周期監視シーケンスは、U1の監視指示送信処理とU2の監視指示受信処理とU3の周期監視処理とU4のメッセージ受信処理との4つの処理に分割される。これら4つの処理は、上述した周期監視フェムトグループ毎に実行される。
図12は、EMS10の実行する監視指示送信処理を説明するためのフローチャートである。U11では、EMS10は、グループ情報テーブルT111に登録されている登録フェムト数Zと、起動調整タイミングtと、監視周期Pとを用いて、1回の周期で発行する周期フェムト監視指示のコマンド数Cを決定する。コマンド数Cは、例えば、C=Z÷t÷Pにより算出される。次に、EMS10は、項番の値(インデックス値)に“0”を設定して初期化した後(U12)、インデックス値により、監視担当のフェムト基地局を特定する(U13)。
U14では、EMS10は、周期フェムト監視指示のコマンドを編集する。具体的には、EMS10は、グループ情報テーブルT111に登録されている監視対象フェムト基地局の内、監視有効フラグに“1”の設定されているフェムト基地局の識別情報(例えば、フェムトID、IPアドレス)をリスト化して、コマンドを編集する。U15では、EMS10は、周期フェムト監視指示のコマンドを、U13で特定されたフェムト基地局宛に送信する。送信後、EMS10は、上記インデックス値を、1だけインクリメントする(U16)。
U17では、EMS10は、上記インデックス値が登録フェムト数Zを超過したか否かの判定を行う。該判定の結果、超過している場合(U17;Yes)には、以降の処理を省略し、一連の監視指示送信処理を終了する。一方、超過していない場合(U17;No)には、EMS10は、監視周期P内に起動した、周期フェムト監視指示のコマンドの数が、U11で決定されたコマンド数Cを超過したか否かの判定を更に行う(U18)。該判定の結果、超過している場合(U18;Yes)には、EMS10は、起動調整タイミングtを再び設定し(U19)、タイムアウトとなった時点(U20)で、U13以降の処理を再び実行する。なお、上記U18における判定の結果、超過していない場合(U18;No)にも同様に、EMS10は、U13に戻り、以降の処理を再び実行する。
図13は、フェムト基地局F1の実行する監視指示受信処理を説明するためのフローチャートである。フェムト基地局F1は、周期フェムト監視指示のコマンドを受信すると(U21)、現在、周期的な監視を実行中であるか否かを判定する(U22)。該判定の結果、監視実行中である場合(U22;Yes)には、フェムト基地局F1は、実行中の監視処理を一旦停止する(U23)。U24では、フェムト基地局F1は、周期監視テーブルT12を構築する。周期監視テーブルT12は、図13に示す様に、監視周期Pと、後述する監視対象フェムト情報テーブルT12aとを有する。監視周期Pには、上記周期フェムト監視指示に含まれる監視周期の値である“30秒”が設定される。監視対象フェムト情報テーブルT12aは、EMS10から通知された情報に従って構築され、監視対象フェムトIDと、IPアドレスと、疎通確認日時と、監視結果とが、項番毎に、対応付けて格納される。
上記U22における判定の結果、監視実行中でない場合(U22;No)には、フェムト基地局F1は、上記U23の処理を省略して、U24の構築処理を実行する。U25では、フェムト基地局F1は、周期監視タイマを起動し、監視周期Pの値をタイマ値として設定する。
なお、図13では、フェムト基地局F1の実行する処理を代表的に説明したが、他のフェムト基地局F2〜F100においても同様の処理が実行される。
図14は、フェムト基地局F1の実行する周期監視処理を説明するためのフローチャートである。U31では、フェムト基地局F1は、上記周期監視タイマのタイムアウトを検知すると、監視対象フェムト情報テーブルT12aの疎通確認日時と監視結果とを初期化する。U32では、フェムト基地局F1は、監視対象フェムト情報テーブルT12aに登録されている全ての監視対象フェムト基地局に対し、疎通確認試験を実行する。U33では、フェムト基地局F1は、疎通確認試験を実行した日時と監視結果とを項番毎に、監視対象フェムト情報テーブルT12aに設定する。
U34では、フェムト基地局F1は、上記疎通確認試験を実行した結果、監視結果がNG(障害)であるフェムト基地局の有無を判定する。該判定の結果、監視結果がNGであるフェムト基地局が有る場合(U34;Yes)、フェムト基地局F1は、上記異常報告メッセージを編集する(U35)。具体的には、フェムト基地局F1は、異常報告メッセージに、障害の検出された全てのフェムト基地局のID及び疎通確認日時のリストを記録する。U36では、フェムト基地局F1は、上記異常報告メッセージをEMS10に送信する。U37では、フェムト基地局F1は、周期監視タイマを起動し、監視周期Pの値をタイマ値として再設定する。
上記U34における判定の結果、監視結果がNGであるフェムト基地局が無い場合(U34;No)には、フェムト基地局F1は、上記U35、U36の各処理を省略して、U37のタイマ設定処理を実行する。
なお、図14では、フェムト基地局F1の実行する処理を代表的に説明したが、他のフェムト基地局F2〜F100においても同様の処理が実行される。
図15は、EMS10における周期監視結果の管理方法を説明するための図である。図15に示す様に、EMS10は、フェムト基地局F1〜F100から収集された監視結果を基に、周期監視レポート情報を生成する。登録フェムト管理テーブルT13は、フェムト基地局の識別子(フェムトID)をキーとした検索により、対応するフェムト基地局が属する周期監視フェムトグループのID(グループID)と、周期監視レポート情報とを提供する。グループIDは、グループ管理テーブルT11を介して、グループ情報(共通情報T111a、個別情報T111b)の特定に用いられる。また、周期監視レポート情報は、障害分析アルゴリズムの入力情報として用いられる。
周期監視レポート情報テーブルT14は、障害分析アルゴリズムに使用される各種情報(例えば、報告件数、一次解析結果、周期監視タイムスタンプ、リトライ回数)を格納するアルゴリズムデータ領域T14aを有する。また、周期監視レポート情報テーブルT14は、異常報告メッセージの到達件数を周期内ロット番号毎に格納すると共に、上述した前半、中央、後半の分布率を格納するヒストグラムテーブルT14bを有する。なお、ヒストグラムテーブルT14bは、2面分用意されており、異常報告メッセージの件数が何れの面にカウントされるかは、ヒストグラム管理テーブルT15により決定される。
図16は、EMS10の実行するメッセージ受信処理を説明するためのフローチャートである。EMS10は、異常報告メッセージを受信すると(U41)、該異常報告メッセージから、障害被疑フェムト基地局のIDと疎通確認日時とを抽出する(U42)。U43では、EMS10は、上記異常報告メッセージに格納されたフェムトIDの数だけ、後述するU44、U45の各処理を繰り返し実行する。U44では、EMS10は、ヒストグラム管理テーブルT15から、異常報告メッセージの件数をカウントする面(ヒストグラムテーブルT14bへの格納面)を取得する。U45では、EMS10は、U42で抽出された疎通確認日時を上記周期内ロット番号に変換し、該当するフィールドの異常報告件数を1だけインクリメントする。EMS10は、上記異常報告メッセージに格納された全てのフェムトIDにつき、上記U44、U45の各処理の実行を完了すると、一連のメッセージ受信処理を終了する(U46)。
図17は、障害分析アルゴリズムを構成する各処理を示す図である。図17に示す様に、障害分析アルゴリズムは、V1のヒストグラム生成処理とV2の一次解析処理とV3の二次解析処理とV4の電源断被疑解析処理とV5の監視指示再生成処理との5つの処理に分割される。これら5つの処理は、上述した周期監視フェムトグループ毎に実行される。
EMS10は、V11で生成したヒストグラムを基に、障害レベルを決定し(V21)、障害レベルが軽度または重度である場合には、障害被疑フェムト基地局F1に対する疎通確認を行う(V31)。該疎通確認の結果が「開通」の場合には、EMS10は、上記ヒストグラムを分析した後(V32)に、ヒストグラムを切り替え(V12)、周期フェムト監視指示を再生成する(V51)。一方、上記疎通確認の結果が「不通」の場合には、EMS10は、上記ヒストグラムを分析した後(V33)に再び疎通確認を行い(V41)、「不通」の場合には、後述する電源断決定処理を実行する(V42)。また、「開通」の場合には、EMS10は、後述する障害被疑解除処理を実行する(V43)。
図18は、周期監視指示再生成管理テーブルT16の構成例を示す図である。図18に示す様に、周期監視指示再生成管理テーブルT16は、周期監視フェムトグループのID(グループID)を格納する。このグループIDは、二次解析処理及び電源断被疑解析処理において、監視フェムトマトリクスリストL1からフェムト基地局が削除されることが決定された場合に、該フェムト基地局の属する周期監視フェムトグループを示す。
以下、図19〜図23を参照しながら、図17に示した障害分析アルゴリズムについて、より詳細に説明する。
図19は、EMS10の実行するヒストグラム生成処理を説明するためのフローチャートである。EMS10は、時刻連動の周期監視タイマがタイムアウトとなると(W11)、ヒストグラム管理テーブルT15を参照して有効面を確認する(W12)。W13では、EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16の全設定値をヌルにより初期化する。
W14では、EMS10は、登録フェムト管理テーブルT13に登録されているフェムトID分、後述するW16〜W18の各処理を繰り返し実行する処理(ループ)を開始する。W15では、EMS10は、W12で確認された有効面の周期内ロット番号のフィールドの何れかに設定値が有るか否かの判定を行う。該判定の結果、設定値が有る場合(W15;Yes)には、EMS10は、ヒストグラムテーブルT14bの上記周期内ロット番号の全フィールド内の値を合計し、合計値を、アルゴリズムデータ領域T14aの報告件数Xに登録する(W16)。そして、EMS10は、監視周期内に上記異常報告メッセージが受信されたと判断し、W17のヒストグラム分析を行う。
W17のヒストグラム分析では、EMS10は、ヒストグラムの分布率を、前半、中央、後半に分けて算出する。具体的には、EMS10は、上記周期内ロット番号1〜16の内、前半の8ロットに設定されている値を合計し、該合計値を、全ロットの報告件数Xで除算した値を100倍することにより、前半分布率を算出する。中央分布率についても同様に、EMS10は、上記周期内ロット番号1〜16の内、中央の8ロットに設定されている値の合計値を報告件数Xで除算することにより、算出する。同様に、EMS10は、上記周期内ロット番号1〜16の内、後半の8ロットに設定されている値を合計し、該合計値を、全ロットの報告件数Xで除算した値を100倍することにより、後半分布率を算出する。W18では、EMS10は、後述する一次解析処理を実行する。EMS10は、登録フェムト管理テーブルT13に登録されている全てのフェムトIDにつき、上記W15〜W18の各処理の実行を完了すると、上記ループを抜け、後述するW20の処理を実行する(W19)。
なお、上記W15における判定の結果、上記設定値が無い場合(W15;No)には、上述したW16〜W18の各処理は省略される。
その後、EMS10は、ヒストグラム管理テーブルT15の面を切り替え(W20)、後述する監視指示再生成処理を実行する(W21)。W22では、EMS10は、周期監視タイマを起動し、監視周期Pの値をタイマ値として再設定する。
図20は、EMS10の実行する一次解析処理を説明するためのフローチャートである。W31では、EMS10は、グループIDをキーとしてグループ管理テーブルT11を検索し、グループ情報テーブルT111の共通情報T111aから監視対象数N(例えば、90台)を取得する(図15参照)。W32では、EMS10は、アルゴリズムデータ領域T14aに登録されている報告件数Xが、上記監視対象数Nと等しい値であるか否かを判定する。該判定の結果、報告件数X≠監視対象数Nである場合(W32;No)には、EMS10は、報告件数Xが、上記監視対象数Nの50%以上の値であるか否かを更に判定する(W33)。なお、50%の値は、障害レベルを決定するための閾値のデフォルト値であるが、監視対象となるフェムト基地局の数、あるいは監視システムに要求される性能や信頼性等に応じて、適宜変更されるものとしてもよい。
上記W33における判定の結果、報告件数X≧監視対象数N×0.5である場合(W33;Yes)には、EMS10は、周期監視レポート情報テーブルT14のアルゴリズムデータ領域T14aに、一次解析結果として「重度障害フェムト」を設定する。これに対し、報告件数X<監視対象数N×0.5である場合(W33;No)には、EMS10は、周期監視レポート情報テーブルT14のアルゴリズムデータ領域T14aに、一次解析結果として「軽度障害フェムト」を設定する。更に、上記W32における判定の結果、報告件数X=監視対象数Nである場合(W32;Yes)には、EMS10は、周期監視レポート情報テーブルT14のアルゴリズムデータ領域T14aに、一次解析結果として「電源断被疑フェムト」を設定する。
上記W34、W35の各処理終了後は、EMS10は、後述する二次解析処理を実行する(W37)。また、上記W36の処理終了後は、EMS10は、後述する電源断被疑解析処理を実行する(W38)。
図21は、EMS10の実行する二次解析処理を説明するためのフローチャートである。W41では、EMS10は、障害被疑フェムト基地局F1に対し、TR−069接続を試行する。該試行の結果、疎通確認結果が「不通(無応答)」である場合(W42;Yes)、EMS10は、上記一次解析結果に応じた処理を実行する。すなわち、上記一次解析結果が「重度障害フェムト」である場合(W43;Yes)、EMS10は、ヒストグラム分析を行う。該分析の結果、後半分布率が75%以上である場合(W44;Yes)には、異常報告メッセージの到達が監視周期の後半に大きく偏っていることから、障害被疑フェムト基地局F1は、電源断状態の可能性がある。このため、EMS10は、上記一次解析結果を、「重度障害フェムト」から「電源断被疑フェムト」に変更する(W45)と共に、二次解析処理を中断して電源断被疑解析処理に移行する(W46)。
上記W44における判定の結果、後半分布率が75%未満である場合(W44;No)には、EMS10は、障害被疑フェムト基地局F1が「恒久障害」に陥ったものと判定し、恒久障害の発生を保守管理者に通知する(W47)。W48では、EMS10は、グループ情報テーブルT111の個別情報T111b内の監視有効フラグの内、恒久障害と判定されたフェムト基地局のIDに対応するフラグの状態を「無効」に設定する。これにより、恒久障害と判定されたフェムト基地局は、監視フェムトマトリクスリストL1から削除される。
なお、現時点で、監視対象のフェムトグループが登録されていない場合には、EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16に、該フェムトグループのIDを登録する(W49)。
上記W43における判定の結果、上記一次解析結果が「重度障害フェムト」でない場合(W43;No)、EMS10は、ヒストグラム分析を行うことなく、障害被疑フェムト基地局F1が「プロセス障害」に陥ったものと判定し、プロセス障害の発生を保守管理者に通知する(W50)。ここで、プロセス障害とは、フェムト基地局のドライバ部等は正常に動作するが、アプリケーション処理部に何らかの異常が発生する障害である。例えば、プロセススタック、プロセス紛失等がプロセス障害に該当する。
上記W42における判定の結果、疎通確認結果が「開通(正常応答)」である場合(W42;No)、EMS10は、上記一次解析結果に応じた処理を実行する。すなわち、上記一次解析結果が「重度障害フェムト」である場合(W51;Yes)、EMS10は、ヒストグラム分析を行う。該分析の結果、前半分布率が75%以上である場合(W52;Yes)には、異常報告メッセージの到達が監視周期の前半に大きく偏っていることから、障害の要因は、フェムト基地局自体ではなく、ネットワーク等の外部環境にあるとの推測が可能である。また、障害被疑フェムト基地局自体が障害の発生を既に通知することができた可能性がある。従って、前半分布率が75%以上である場合には、EMS10は、保守管理者への通知を行わず、暫くの間、様子をみる。
一方、前半分布率が75%未満である場合(W52;No)には、EMS10は、再びヒストグラム分析を行う。該分析の結果、中央分布率が75%以上である場合(W53;Yes)には、異常報告メッセージの到達が監視周期の中央付近に大きく偏っていることから、障害の要因は、フェムト基地局自体ではなく、ネットワーク等の外部環境にあるとの推測が可能である。また、障害被疑フェムト基地局自体が障害の発生を既に通知することができた可能性がある。従って、中央分布率が75%以上である場合にも、EMS10は、保守管理者への通知を行わない。
上記W53における判定の結果、中央分布率が75%未満である場合(W53;No)には、EMS10は、障害被疑フェムト基地局F1が「プロセス障害」に陥ったものと判定し、プロセス障害の発生を保守管理者に通知する(W54)。この場合のプロセス障害としては、例えば、無線リソースの不足や枯渇、あるいは、フェムト基地局のプロセッサの高負荷状態等がある。
上記W51における判定の結果、上記一次解析結果が「重度障害フェムト」でない場合(W51;No)には、EMS10は、ヒストグラム分析を行うことなく、障害被疑フェムト基地局F1が「間欠障害」に陥ったものと判定する。そして、EMS10は、間欠障害の発生を保守管理者に通知する(W55)ことにより、注意を喚起する。
図22は、EMS10の実行する電源断被疑解析処理を説明するためのフローチャートである。W61では、EMS10は、障害被疑フェムト基地局F1に対し、TR−069接続を試行する。該試行の結果、疎通確認結果が「不通(無応答)」である場合(W62;Yes)、障害被疑フェムト基地局F1は、電源断またはケーブル断の疑いがある。そこで、EMS10は、周期監視レポート情報テーブルT14のアルゴリズムデータ領域T14aのリトライ回数mが、電源断またはケーブル断決定回数Mより大きいか否かを判定する(W63)。電源断またはケーブル断決定回数Mの値は、例えば“M=10”であるが、フェムト基地局がリブートに要する時間(例えば、5分程度)、あるいは監視システムに要求される性能や信頼性等に応じて、可変的に設定可能である。
上記W63における判定の結果、m>Mである場合(W63;Yes)には、EMS10は、アルゴリズムデータ領域T14aのタイムスタンプの値を確認し、該値が、前回の周期の監視時のタイムスタンプ値と同一であるか否かの判定を行う(W64)。該判定の結果、タイムスタンプ値が前回の周期監視時と同一である場合(W64;Yes)には、EMS10は、グループ情報テーブルT111の個別情報T111b内の監視有効フラグの内、電源断またはケーブル断と判定されたフェムト基地局のIDに対応するフラグの状態を「無効」に設定する(W65)。これにより、電源断またはケーブル断と判定されたフェムト基地局は、監視フェムトマトリクスリストL1から削除される。
なお、現時点で、監視対象のフェムトグループが登録されていない場合には、EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16に、該フェムトグループのIDを登録する(W66)。
上記W64における判定の結果、タイムスタンプ値が前回の周期監視時と同一でない場合(W64;No)には、EMS10は、リトライ回数mを、初期値であるm=1にリセットする(W67)と共に、上記タイムスタンプ値を最新の時刻に更新する(W68)。
更に、上記W63における判定の結果、m≦Mである場合(W63;No)には、EMS10は、リトライ回数mを、m=m+1に、1だけインクリメントする(W69)。その後、W68の処理に移行する。
上記W62における判定の結果、疎通確認結果が「開通(正常応答)」である場合(W62;No)には、障害被疑フェムト基地局F1が電源投入直後の状態であるとの判断が可能である。従って、EMS10は、上記タイムスタンプ値を削除する(W70)と共に、リトライ回数mを初期化してm=0とする(W71)。
図23は、EMS10の実行する監視指示再生成処理を説明するためのフローチャートである。W81では、EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16に登録されているグループID分、後述するW82、W83の各処理を繰り返し実行する処理(ループ)を開始する。W82では、EMS10は、グループ情報テーブルT111の個別情報T111bの監視有効フラグの「有効」の合計値を算出し、共通情報T111aの監視対象数Nに設定する。次に、EMS10は、上述した監視指示送信処理(図12参照)を実行する(W83)。EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16に登録されている全てのグループIDにつき、上記W82、W83の各処理の実行を完了すると、上記ループを抜け、後述するW85の処理を実行する(W84)。W85では、EMS10は、周期監視指示再生成管理テーブルT16(図18参照)を初期化する。
以上説明した様に、本実施例に係る周期監視システム1は、複数のフェムト基地局F1〜F100と、複数のフェムト基地局F1〜F100を監視するEMS10とを有する。EMS10は、監視指示送信部12と異常報告受信部13と障害分析部15とを有する。監視指示送信部12は、複数のフェムト基地局F1〜F100に対し、各フェムト基地局F1〜F100間での相互監視の指示を送信する。異常報告受信部13は、複数のフェムト基地局F1〜F100の内、上記指示に従い異常(例えば、疎通異常)を検知したフェムト基地局F1から、異常と判定されたフェムト基地局F5を示す情報(例えば、異常報告メッセージ)を受信する。障害分析部15は、異常報告受信部13により受信された情報の示すフェムト基地局F5に発生した障害のレベルを判定する。複数のフェムト基地局F1〜F100の各々は、監視指示受信部F1−1〜F100−1と、周期監視部F1−2〜F100−2と、異常報告送信部F1−3〜F100−3とをそれぞれ有する。監視指示受信部F1−1〜F100−1は、EMS10により送信された上記指示を受信する。周期監視部F1−2〜F100−2は、上記指示に従い、他のフェムト基地局F1〜F100を監視する。異常報告送信部F1−3〜F100−3は、上記監視の結果、他のフェムト基地局F1〜F100の監視対象の異常を検知した場合、異常と判定されたフェムト基地局F5を示す情報を、EMS10に送信する。
本実施例に係る周期監視システム1によれば、複数のフェムト基地局F1〜F100は、EMS10からの指示に従い、各フェムト基地局F1〜F100間での相互監視を行う。従って、EMS10に集中していた監視負荷は、複数のフェムト基地局F1〜F100に分散される。その結果、EMS10の監視負荷は軽減される。
また、EMS10は、異常報告受信部13により受信された上記情報を用いて、所定の監視周期内における異常報告件数のヒストグラムを生成するヒストグラム生成部14を更に有するものとしてもよい。障害分析部15は、ヒストグラム生成部14により生成されたヒストグラムの分布率に基づき、上記障害のレベルを判定するものとしてもよい。これにより、EMS10は、各フェムト基地局F1〜F100における障害発生の有無だけでなく、障害の種別(例えば、間欠障害、恒久障害、電源断)についても、精度良く判別することができる。
更に、上記指示は、複数のフェムト基地局F1〜F100による監視対象のフェムト基地局の監視フェムトマトリクスリストL1と、監視周期とを含むものとしてもよい。これにより、EMS10は、所定の監視周期内における障害の有無と障害のレベルとを、例えば、所定のグループ内に属する全てのフェムト基地局F1〜F100につき、網羅的に把握することができる。
また、上記情報は、上記異常と判定されたフェムト基地局の識別情報とIPアドレスとを含むものとしてもよい。これにより、EMS10は、障害が発生したと推測されるフェムト基地局の属性や位置を、容易かつ迅速に検知することができる。
なお、EMS10の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は、図示のものに限らず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することもできる。例えば、監視指示送信部12と異常報告受信部13、あるいは、ヒストグラム生成部14と障害分析部15を、それぞれ1つの構成要素として統合してもよい。反対に、障害分析部15に関し、一次解析処理を実行する部分と、二次解析処理を実行する部分と、電源断被疑解析処理を実行する部分とに分散してもよい。また、監視指示生成部11に関し、周期フェムト監視指示を生成する部分と、監視指示再生成処理を実行する部分とに分散してもよい。また、メモリ10cを、EMS10の外部装置として、ケーブルやネットワーク経由で接続する様にしてもよい。
1 周期監視システム
10 EMS
10a CPU
10b HDD
10c メモリ
10d DSP
10e LANインタフェース
11 監視指示生成部
12 監視指示送信部
13 異常報告受信部
14 ヒストグラム生成部
15 障害分析部
F1〜F100 フェムト基地局
F1−a〜F100−a CPU
F1−b〜F100−b メモリ
F1−c〜F100−c、F1−d〜F100−d DSP
F1−e〜F100−e LANインタフェース
F1−f〜F100−f RF回路
F1−1〜F100−1 監視指示受信部
F1−2〜F100−2 周期監視部
F1−3〜F100−3 異常報告送信部
G1、G2 周期監視フェムトグループ
L1 監視フェムトマトリクスリスト
T11 グループ管理テーブル
T12 周期監視テーブル
T12a 監視対象フェムト情報テーブル
T13 登録フェムト管理テーブル
T14 周期監視レポート情報テーブル
T14a アルゴリズムデータ領域
T14b ヒストグラムテーブル
T15 ヒストグラム管理テーブル
T16 周期監視指示再生成管理テーブル
T17 電源断またはケーブル断決定回数テーブル
T111 グループ情報テーブル
T111a 共通情報
T111b 個別情報
U1 監視指示送信処理
U2 監視指示受信処理
U3 周期監視処理
U4 メッセージ受信処理
V1 ヒストグラム生成処理
V2 一次解析処理
V3 二次解析処理
V4 電源断被疑解析処理
V5 監視指示再生成処理

Claims (5)

  1. 複数の基地局に対し、各基地局間での相互監視の指示を送信する送信部と、
    前記複数の基地局の内、前記指示に従い監視対象の異常を検知した基地局から、異常と判定された基地局を示す情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された情報の示す前記基地局に発生した障害のレベルを判定する判定部と
    を有することを特徴とする監視装置。
  2. 前記受信部により受信された情報を用いて、所定の監視周期内における異常報告件数のヒストグラムを生成する生成部を更に有し、
    前記判定部は、前記生成部により生成されたヒストグラムの分布率に基づき、前記障害のレベルを判定することを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記指示は、前記複数の基地局による監視対象の基地局のリストと、監視周期とを含むことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  4. 前記情報は、前記異常と判定された基地局の識別情報とIP(Internet Protocol)アドレスとを含むことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  5. 複数の基地局と、前記複数の基地局を監視する監視装置とを有する監視システムであって、
    前記監視装置は、
    複数の基地局に対し、各基地局間での相互監視の指示を送信する第1送信部と、
    前記複数の基地局の内、前記指示に従い監視対象の異常を検知した基地局から、異常と判定された基地局を示す情報を受信する第1受信部と、
    前記第1受信部により受信された情報の示す前記基地局に発生した障害のレベルを判定する判定部とを有し、
    前記複数の基地局の各々は、
    前記監視装置により送信された前記指示を受信する第2受信部と、
    前記指示に従い、他の基地局を監視する監視部と、
    前記監視の結果、前記他の基地局の異常を検知した場合、異常と判定された基地局を示す情報を、前記監視装置に送信する第2送信部と
    を有することを特徴とする監視システム。
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