JP2015223046A - 充電式発電駆動システム - Google Patents

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【課題】待機電流を大幅に低減し、電池能力の使用率が高い効率的なシステムとする。【解決手段】太陽電池2の発電で充電される電池3を電源として駆動されるLED照明器具5と、太陽電池2の発電状態に応じてLED照明器具5の駆動を制御するマイコン制御部6とを備えるソーラー照明システム1であって、マイコンを含まないハード回路で構成され、電池3の電圧上昇に応じて第1スイッチ部S1を開き、電池3の過充電を防止する第1スイッチ制御回路7と、マイコンを含まないハード回路で構成され、電池3の電圧降下に応じて第2スイッチ部S2を開き、電池3の過放電を防止する第2スイッチ制御回路8と、第2スイッチ部S2よりも下流側の駆動電流経路K2から取り出した電流でマイコン制御部6を動作させるマイコン電源経路K3とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ソーラー照明システムなどの充電式発電駆動システムに関する。
従来より、所定のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電部と、発電部の発電で充電される充電式の電池と、電池を電源として駆動される駆動部と、発電部の発電状態に応じて駆動部の駆動を制御するマイコン制御部とを備える充電式発電駆動システムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
図4は、従来例に係る充電式発電駆動システムの概略構成を示すブロック回路図である。この図に示される充電式発電駆動システムは、太陽電池101の発電で充電される電池102を電源としてLED照明器具103を発光駆動させるソーラー照明システムであり、太陽電池101、電池102及びLED照明器具103の他に、昇圧電源104、電圧監視部105、LEDドライバ106、マイコン制御部107などを備えて構成されている。
昇圧電源104は、DC/DCコンバータなどで構成され、例えば、入力電圧が1.8V以上ならば出力電圧を3.3Vに保つ。これにより、電圧降下時でもマイコン制御部107を安定に動作させる。
電圧監視部105は、電池電圧Vを監視し、例えば、電池電圧Vが2.3V以下になったらマイコン制御部107にリセット信号を出力する。
LEDドライバ106は、LED照明器具103を直接駆動するドライバであり、固定抵抗Rと可変抵抗Rの比にもとづいてコントロール電圧Vを変えることで、LED照明器具103の駆動電流Iを調整することができる。また、スイッチ部S2を閉じてコントロール電圧Vを0Vにすると、LEDドライバ106はシャットダウンされ、消費電流が僅かな待機電流(100μA未満)のみとなる。また、スイッチ部S2においては、パルス幅変調によるスイッチ制御にもとづいてLED照明器具103のパルス幅変調点灯も可能になる。
マイコン制御部107は、通常、1チップマイコンで構成され、発電部101の発電電圧Vにもとづいて日没を検出し、該日没検出に応じてLED照明器具103の点灯方法や点灯時間を制御する機能や、電池102の過充電及び過放電を防止する機能を実現している。
過充電防止機能は、例えば、定格2.4Vの電池102では3.2Vが過充電限度値なので、マイコン制御部107で電池電圧Vを監視し、3.2V付近でスイッチ部S1を開いて充電を止める。また、過放電限度値は、1.8Vであるが、後述の理由により電池電圧Vが2.3Vになったら電圧監視部105からリセット信号を出力させ、マイコン制御部107をリセット状態に保つ。このとき、いずれのスイッチ部S1、S2も閉じる設定とし、マイコン制御部107の暴走を防止する。
特許第3634430号公報 特開2001−92391号公報
ところで、この種の充電式発電駆動システムでは、天候の影響で発電できない状態が所定期間(例えば、2週間=336h)続いても電池が完全に放電することを防止するために、前記所定期間及び待機電流値にもとづいて過放電防止動作の基準となるシャットダウン電圧を設定している。例えば、図4に示す充電式発電駆動システムでは、待機電流が4mA程度であったため、定格出力2.4Vで能力4500mAhの電池のときは、シャットダウン電圧を2.3Vとし、能力の3割程度(1350mAh≒4mA×336h)を残さなければならず、その結果、電池能力の7割程度しか使われず、非効率なシステムとなっていた。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、所定のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電部と、前記発電部の発電で充電される充電式の電池と、前記電池を電源として駆動される駆動部と、マイコンを用いて構成され、前記発電部の発電状態に応じて前記駆動部の駆動を制御するマイコン制御部とを備える充電式発電駆動システムであって、前記発電部から前記電池に至る充電電流経路に介在する第1スイッチ部と、前記電池から前記駆動部に至る駆動電流経路に介在する第2スイッチ部と、マイコンを含まないハード回路で構成され、前記電池の電圧上昇に応じて前記第1スイッチ部を開き、前記電池の過充電を防止する第1スイッチ制御回路と、マイコンを含まないハード回路で構成され、前記電池の電圧降下に応じて前記第2スイッチ部を開き、前記電池の過放電を防止する第2スイッチ制御回路と、前記第2スイッチ部よりも下流側の前記駆動電流経路から取り出した電流で前記マイコン制御部を動作させるマイコン電源経路とを備え、前記第2スイッチ部が開かれた過放電防止状態では、前記マイコン制御部への電源供給が遮断されることを特徴とする。
また、前記発電部は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池であり、前記駆動部は、LEDドライバを介して発光駆動されるLED機器であり、前記マイコン制御部は、前記太陽電池の発電電圧にもとづいて日没を検出する日没検出手段と、前記日没検出手段の検出に応じて前記LED機器の駆動を制御するLED制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記第1スイッチ制御回路は、前記電池の電圧が第1の電圧閾値を超えて上昇したとき、前記第1スイッチ部を開く過充電防止手段と、前記マイコン制御部の日没検出動作時に前記第1スイッチ部を開く日没検出動作用スイッチ切換手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記第2スイッチ制御回路は、前記電池の電圧が第2の電圧閾値を超えて降下したとき、前記第2スイッチ部を開く過放電防止手段と、製品出荷から前記太陽電池が発電を開始までのあいだ前記第2スイッチ部を開いた状態に保つ初期放電防止手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、過放電防止状態では、マイコン制御部への電源供給が遮断され、待機電流は、ハード回路で構成される第1及び第2スイッチ制御部(後述する実施形態の基準電圧部を含む)だけに関係するので、待機電流が大きいマイコン制御部を過放電防止時にリセット状態に保っていた従来システムに比べ、待機電流を大幅に低減することが可能になり、その結果、電池能力の使用率が高い効率的なシステムとすることができる。
また、請求項2の発明によれば、太陽電池の発電で充電される電池を電源としてLED機器を駆動させるソーラー照明システムなどの充電式発電駆動システムにおいて本発明の適用が可能になる。
また、請求項3の発明によれば、太陽電池の発電で充電される電池を電源としてLED機器を駆動させる充電式発電駆動システムに本発明を適用しても、マイコン制御部による精度の高い日没検出が可能になる。
また、請求項4の発明によれば、太陽電池の発電で充電される電池を電源としてLED機器を駆動させる充電式発電駆動システムに本発明を適用しても、製品出荷から太陽電池が発電を開始までのあいだの初期放電を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る充電式発電駆動システムの概略構成を示すブロック回路図である。 本発明の第1実施形態に係る充電式発電駆動システムの構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る充電式発電駆動システムの構成を示す回路図である。 従来例に係る充電式発電駆動システムの概略構成を示すブロック回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1はソーラー照明システム(充電式発電駆動システム)であって、該ソーラー照明システム1は、基本的な構成として、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池(発電部)2と、太陽電池2の発電で充電される充電式の電池3と、電池3を電源とし、LEDドライバ4を介して駆動されるLED照明器具5と、太陽電池2の発電状態に応じてLED照明器具5の駆動を制御するマイコン制御部6とを備える。
LEDドライバ4は、LED照明器具5を直接駆動するドライバであり、固定抵抗Rと可変抵抗Rの比にもとづいてコントロール電圧Vを変えることで、LED照明器具5の駆動電流Iを調整する。また、LEDドライバ4は、第3スイッチ部S3を閉じてコントロール電圧Vを0Vにすると、シャットダウン状態となり、消費電流が僅かな待機電流(100μA未満)のみとなる。また、第3スイッチ部S3においては、パルス幅変調によるスイッチ制御にもとづいてLED照明器具5のパルス幅変調点灯も可能になる。
マイコン制御部6は、1チップマイコンで構成されており、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される機能的な手段として日没検出手段及びLED制御手段を備える。日没検出手段は、太陽電池2の発電電圧Vにもとづいて日没を検出し、LED制御手段は、日没検出手段の検出結果に応じてLED照明器具5の駆動を制御する。例えば、本実施形態のLED制御手段は、前述した第3スイッチ部S3の開閉制御(パルス幅変調を含む)にもとづいて、LED照明器具5の点灯方法や点灯時間を制御している。
さらに、本発明の実施形態に係るソーラー照明システム1は、太陽電池2から電池3に至る充電電流経路K1に介在する第1スイッチ部S1と、電池3からLED照明器具5に至る駆動電流経路K2に介在する第2スイッチ部S2と、第1スイッチ部S1を開閉制御する第1スイッチ制御回路7と、第2スイッチ部S2を開閉制御する第2スイッチ制御回路8と、第1スイッチ制御回路7及び第2スイッチ制御回路8に基準電圧(例えば、1.2V)を出力する基準電圧部9と、マイコン制御部6を動作させるマイコン電源経路K3とを備える。
第1スイッチ制御回路7は、マイコンを含まないハード回路で構成されており、ハードウェアのみで構成される機能的な手段として、電池電圧Vが第1の電圧閾値(例えば、3.2V)を超えて上昇したとき、第1スイッチ部S1を開く過充電防止手段7aと、マイコン制御部6からの要求に応じて第1スイッチ部S1を開き、日没検出動作時における電池電圧Vの影響を排除する日没検出動作用スイッチ切換手段7bとを備える。
第2スイッチ制御回路8は、マイコンを含まないハード回路で構成されており、ハードウェアのみで構成される機能的な手段として、電池電圧Vが第2の電圧閾値(例えば、1.8V)を超えて降下したとき、第2スイッチ部S2を開く過放電防止手段8aと、製品出荷から太陽電池2が発電を開始するまでのあいだ第2スイッチ部を開いた状態に保ち、製品使用開始までの初期放電を防止する初期放電防止手段8bとを備える。
マイコン電源経路K3は、第2スイッチ部S2よりも下流側の駆動電流経路K2から取り出した電流でマイコン制御部6を動作させる。これにより、第2スイッチ部S2が開かれた過放電防止状態では、マイコン制御部6への電源供給が遮断される。
つぎに、本発明の実施形態に係るソーラー照明システム1の具体的な回路構成について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施形態において、第1スイッチ部S1及び第2スイッチ部S2は、それぞれ、1つのFETと1つの抵抗で構成され、基準電圧部9は、1つのツェナーダイオードと1つの抵抗で構成されている。
第1スイッチ制御回路7は、2つの電圧比較器(オペアンプ)と1つのNANDゲートと2つの抵抗で構成されており、詳しくは、1つの電圧比較器と2つの抵抗で過充電防止手段7aを構成するとともに、1つの電圧比較器で日没検出動作用スイッチ切換手段7bを構成し、両手段をNANDゲートを介して第1スイッチ部S1に接続している。
第2スイッチ制御回路8は、2つの電圧比較器と3つのNANDゲートと5つの抵抗と1つのコンデンサで構成されており、詳しくは、1つの電圧比較器と2つの抵抗で過放電防止手段8aを構成するとともに、1つの電圧比較器と2つのNANDゲートと3つの抵抗と1つのコンデンサで初期放電防止手段8bを構成し、両手段をNANDゲートを介して第2スイッチ部S2に接続している。そして、これらのハード回路で消費される電流(待機電流)は、0.15mA程度である。
つぎに、本発明の実施形態に係るソーラー照明システム1の動作について説明する。
ソーラー照明システム1の出荷時には、第2スイッチ制御回路8の初期放電防止手段8bによって第2スイッチ部S2が開き状態に保たれており、電池3の初期放電が防止される。ソーラー照明システム1を設置した後は、太陽電池2が発電を開始し、発電電圧Vが所定の電圧(例えば、2V)まで上昇したら、第2スイッチ制御回路8の初期放電防止手段8bが第2スイッチ部S2を閉じ、ソーラー照明システム1が使用可能となる。
第2スイッチ部S2が閉じた状態では、マイコン電源経路K3を介してマイコン制御部6に電流が供給される。マイコン制御部6は、動作中、定期的に日没検出動作を行う。この日没検出動作は、第1スイッチ制御回路7に第1スイッチ部S1の開放を要求しつつ、太陽電池2の発電電圧Vを入力し、それを日没検出用の閾値と比較することで行われる。
マイコン制御部6は、太陽電池2の発電電圧Vにもとづいて日没であると判断した場合、第3スイッチ部S3の開閉制御にもとづいてLED照明器具5を点灯させる。このとき、第3スイッチ部S3のON比率(デューティー比)をパルス幅変調で変化させることにより、LED照明器具5の点灯状態を調整することができる。
第1スイッチ制御回路7は、電池電圧Vが第1の電圧閾値(例えば、3.2V)を超えて上昇したとき、第1スイッチ部S1を開き、電池3の過充電を防止する。
第2スイッチ制御回路8は、電池電圧Vが第2の電圧閾値(例えば、1.8V)を超えて降下したとき、第2スイッチ部S2を開き、電池3の過放電を防止する。このとき、LEDドライバ4及びLED照明器具5だけでなく、マイコン制御部6への電源供給も遮断され、待機電流が大幅に減少する。例えば、本実施形態のソーラー照明システム1では、過放電防止状態で動作するハード回路の待機電流が0.15mA程度であるため、定格出力2.4Vで能力4500mAhの電池3の場合、電池3の完全な放電を2週間に亘って防止するための電池残量は、50.4mAh(=0.15mA×336h)であり、これは電池3の能力の1.12%(=50.4mAh÷4500mAh×100)なので、電池容量の98.88%(=100%−1.12%)まで使用でき、その結果、電池能力の7割程度しか使用できなかった従来システムに比べ、電池3の使用効率を大幅に向上させることが可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池2と、太陽電池2の発電で充電される充電式の電池3と、電池3を電源として駆動されるLED照明器具5と、マイコンを用いて構成され、太陽電池2の発電状態に応じてLED照明器具5の駆動を制御するマイコン制御部6とを備えるソーラー照明システム1であって、太陽電池2から電池3に至る充電電流経路K1に介在する第1スイッチ部S1と、電池3からLED照明器具5に至る駆動電流経路K2に介在する第2スイッチ部S2と、マイコンを含まないハード回路で構成され、電池3の電圧上昇に応じて第1スイッチ部S1を開き、電池3の過充電を防止する第1スイッチ制御回路7と、マイコンを含まないハード回路で構成され、電池3の電圧降下に応じて第2スイッチ部S2を開き、電池3の過放電を防止する第2スイッチ制御回路8と、第2スイッチ部S2よりも下流側の駆動電流経路K2から取り出した電流でマイコン制御部6を動作させるマイコン電源経路K3とを備え、第2スイッチ部S2が開かれた過放電防止状態では、マイコン制御部6への電源供給が遮断されるので、過放電防止状態における待機電流は、主にハード回路で構成される第1スイッチ制御回路7と第2スイッチ制御回路8の消費電流となり、その結果、待機電流が大きいマイコン制御部6を過放電防止時にリセット状態に保っていた従来システムに比べ、待機電流を大幅に低減し、電池能力の使用率が高い効率的なシステムとすることができる。
また、第1スイッチ制御回路7は、電池3の電圧が第1の電圧閾値を超えて上昇したとき、第1スイッチ部S1を開く過充電防止手段7aと、マイコン制御部6の日没検出動作時に第1スイッチ部S1を開く日没検出動作用スイッチ切換手段7bと、を備えるので、太陽電池2の発電で充電される電池3を電源としてLED照明器具5を駆動させるシステムに本発明を適用しても、マイコン制御部6による精度の高い日没検出が可能になる。
また、第2スイッチ制御回路8は、電池3の電圧が第2の電圧閾値を超えて降下したとき、第2スイッチ部S2を開く過放電防止手段8aと、製品出荷から太陽電池2が発電を開始するまでのあいだ第2スイッチ部S2を開いた状態に保つ初期放電防止手段8bと、を備えるので、太陽電池2の発電で充電される電池3を電源としてLED照明器具5を駆動させるシステムに本発明を適用しても、製品出荷から太陽電池2が発電を開始までのあいだの初期放電を防止することができる。
つぎに、本発明の第2実施形態に係るソーラー照明システムについて、図3を参照して説明する。
図3に示すように、本発明の第2実施形態に係るソーラー照明システム1Bは、電池3からソーラー照明器具5に至る駆動電流経路K2に第2スイッチ部S2を介在させるにあたり、電池定格が小さく(例えば、2.4V)、第2スイッチ部S2を十分にON状態にできない場合(FETのON抵抗が無視できない場合)に好適なものであり、多くの電流を必要とするLEDドライバ4を第2スイッチ部S2の上流側に接続する点が前記実施形態と相違している。このため、LEDドライバ4をシャットダウンするための第4スイッチ部S4を追加するとともに、第2スイッチ制御回路8の過放電防止手段が第2スイッチ部S2を開くとき、第4スイッチ部S4を閉じてLEDドライバ4をシャットダウンさせる。このような第2実施形態であっても、待機電流は、前記実施形態に比して0.2mA程度増えるだけなので、合計でも0.35mA程度となり、従来のシステムに比べれば待機電流を大幅に減少させることが可能になる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、特許請求の範囲内において様々な変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施形態では、発電部として太陽電池を用いているが、所定のエネルギーを電気エネルギーに変換するものであれば、任意の発電機(例えば、風力発電機)を用いることができる。
また、前記実施形態では、駆動部としてLED照明器具を用いているが、電池を電源として駆動するものであれば、任意の駆動装置(例えば、電動モータ)を用いることができる。
1 ソーラー照明システム
2 太陽電池
3 電池
4 LEDドライバ
5 ソーラー照明器具
6 マイコン制御部
7 第1スイッチ制御回路
7a 過充電防止手段
7b 日没検出用スイッチ切換手段
8 第2スイッチ制御回路
8a 過放電防止手段
8b 初期放電防止手段
9 基準電圧部
K1 充電電流経路
K2 駆動電流経路
K3 マイコン電源経路
S1 第1スイッチ部
S2 第2スイッチ部

Claims (4)

  1. 所定のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電部と、
    前記発電部の発電で充電される充電式の電池と、
    前記電池を電源として駆動される駆動部と、
    マイコンを用いて構成され、前記発電部の発電状態に応じて前記駆動部の駆動を制御するマイコン制御部とを備える充電式発電駆動システムであって、
    前記発電部から前記電池に至る充電電流経路に介在する第1スイッチ部と、
    前記電池から前記駆動部に至る駆動電流経路に介在する第2スイッチ部と、
    マイコンを含まないハード回路で構成され、前記電池の電圧上昇に応じて前記第1スイッチ部を開き、前記電池の過充電を防止する第1スイッチ制御回路と、
    マイコンを含まないハード回路で構成され、前記電池の電圧降下に応じて前記第2スイッチ部を開き、前記電池の過放電を防止する第2スイッチ制御回路と、
    前記第2スイッチ部よりも下流側の前記駆動電流経路から取り出した電流で前記マイコン制御部を動作させるマイコン電源経路とを備え、
    前記第2スイッチ部が開かれた過放電防止状態では、前記マイコン制御部への電源供給が遮断されることを特徴とする充電式発電駆動システム。
  2. 前記発電部は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池であり、
    前記駆動部は、LEDドライバを介して発光駆動されるLED機器であり、
    前記マイコン制御部は、
    前記太陽電池の発電電圧にもとづいて日没を検出する日没検出手段と、
    前記日没検出手段の検出に応じて前記LED機器の駆動を制御するLED制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の充電式発電駆動システム。
  3. 前記第1スイッチ制御回路は、
    前記電池の電圧が第1の電圧閾値を超えて上昇したとき、前記第1スイッチ部を開く過充電防止手段と、
    前記マイコン制御部の日没検出動作時に前記第1スイッチ部を開く日没検出動作用スイッチ切換手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の充電式発電駆動システム。
  4. 前記第2スイッチ制御回路は、
    前記電池の電圧が第2の電圧閾値を超えて降下したとき、前記第2スイッチ部を開く過放電防止手段と、
    製品出荷から前記太陽電池が発電を開始するまでのあいだ前記第2スイッチ部を開いた状態に保つ初期放電防止手段と、を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の充電式発電駆動システム。
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