JP2015222681A - サージ防護デバイス - Google Patents

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俊久 枡田
Toshihisa Masuda
俊久 枡田
文洋 本間
Fumihiro Honma
文洋 本間
高谷 和宏
Kazuhiro Takatani
和宏 高谷
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【課題】バリスタを用いずに、電子機器や電気設備を雷サージから安定して保護する。【解決手段】放電電極に挟まれた放電ギャップが複数縦続に接続されたサージ防護デバイス6であって、高圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離は、隣接する低圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離より短い。放電電極間の距離が短い方から順に、放電ギャップb11、放電ギャップb12、放電ギャップb13の順において放電していくので、安定して放電することが可能となる。【選択図】図7

Description

本発明は、サージ防護デバイスに関し、より詳細には、落雷等により発生する雷サージから電子機器や電気設備を保護するサージ防護デバイスに関する。
従来から、電源線に流入する雷サージから電子機器や電気設備を保護するため、電源線と接地との間にサージ防護デバイス(Surge Protective Device:SPD)を取り付けることによって、雷サージに起因する過電圧で電子機器や電気設備が故障することを抑制している。電子機器は、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)装置などの通信機器を含み、電気設備は、太陽光発電に用いられるPCS(Power Conditioning System)や風力発電の受電設備などを含む。ICT装置は、例えば、ホームゲートウェイ(Home Gateway:HGW)、ルータ、サーバなどをいう。
図1に従来のサージ防護デバイスの使用例を示す。商用電力系統1から出力された交流電力は、AC/DCコンバータ2で直流電力に変換され、変換された直流電力は、ICT装置1に供給される。従来のサージ防護デバイス4は、AC/DCコンバータ2とICT装置3との間に接続された電源線と、ICT装置3に接続された接地線との間に接続される。
従来のサージ防護デバイス4は、避雷管41と、バリスタ42とを備える。避雷管41は、ガス入り放電管(Gas Discharge Tube:GDT)等のアレスタをいう。避雷管41とバリスタ42は、直列に接続されている。避雷管41にバリスタ42が接続されている理由を以下に示す。
図2に雷サージが発生した場合の、従来のサージ防護デバイスに印加される電圧の推移を示す。図2に示すグラフについて、縦軸を電圧とし、横軸を時間とする。図1に示すサージ防護デバイス4を避雷管41のみで構成されるデバイスに代えた場合と、避雷管41とバリスタ42で構成されたサージ防護デバイス4である場合を考える。点線αは、避雷管41のみで構成されるデバイスに印加される電圧の推移を示し、実線βは、サージ防護デバイス4に印加される電圧の推移を示す。また、VMは、雷サージが発生した際に、避雷管41のみで構成されるデバイスおよびサージ防護デバイス4に印加される電圧を示す。tは、避雷管41の放電が開始される時刻を示す。
βは、雷サージが発生しサージ防護デバイス4の避雷管41が放電した後に、サージ防護デバイス4において維持される電圧を示す。Vαは、雷サージが発生し避雷管41が放電した後に、避雷管41において維持される電圧を示す。VSは、ICT装置3に供給される電圧を示す。
電圧Vαは、電圧VSより低いため、ICT装置3に電圧VSを供給し続けた場合、避雷管41のみで構成されるデバイスには、或る量の電流、即ち、続流が流れ続けることになる。一方、電圧Vβは、電圧VSより高いため、ICT装置3に電圧VSを供給し続けても避雷管41とバリスタ42で構成されたサージ防護デバイス4には電流がほとんど流れないことになる。よって、避雷管41にバリスタ42を接続することで、サージ防護デバイスが放電した後に維持される電圧が電圧Vαから電圧Vβとなり(γ)、電圧VSより高くなるため、続流が発生することを抑止している。
しかしながら、バリスタは、何度も雷サージを受けると劣化する。バリスタが劣化すると、バリスタ内の絶縁状態が破壊され、バリスタに供給電流の一部が継続的に流れ、バリスタが過熱して発火する場合がある(非特許文献1を参照)。
そこで、1つの避雷管が放電ギャップ及び放電電極を複数備えて、避雷管が放電した後に維持される電圧を高くすることで、続流を発生させないようにする方法が考えられる。
大貫宗一郎著、「電気製品の発火事故原因究明事例について」、平成22年度製品安全センター製品安全業務報告会、2010年11月、<URL:http://www.nite.go.jp/jiko/seika/2010/data/5_1_kaminari.pdf>
図3に放電ギャップを複数備えた避雷管の構成の一例を示す。図3(a)に放電ギャップを4つ備えた避雷管5の構成の一例を示し、図3(b)に放電ギャップを8つ備えた避雷管5’の構成の一例を示し、図3(c)に放電ギャップを12つ備えた避雷管5’’の構成の一例を示す。
図3(a)に示す避雷管5では、放電ギャップb1を放電電極a1と放電電極a2とで挟み、放電ギャップb2を放電電極a2と放電電極a3とで挟んでいる。また、放電ギャップb3を放電電極a3と放電電極a4とで挟み、放電ギャップb4を放電電極a4と放電電極a5とで挟んでいる。
放電電極a1と放電電極a2との間の距離をd1とし、放電電極a2と放電電極a3との間の距離をd2とする。また、放電電極a3と放電電極a4との間の距離をd3とし、放電電極a4と放電電極a5との間の距離をd4とする。避雷管5の放電ギャップb1からb4は、同じ素材で構成され、距離d1からd4は、それぞれ等しい距離とする。放電ギャップb1からb4において、放電が開始される電圧Vdは、それぞれ1kVとする。
図3(b)に示す避雷管5’および図3(c)に示す避雷管5’’も、図3(a)に示す避雷管5の構成と同様に、放電電極に挟まれた放電ギャップが複数縦続している構成となっている。
図4に避雷管が放電した後に維持される電圧と、避雷管の放電ギャップの数との関係を表す。図5に遅延時間と、避雷管の放電ギャップの数との関係を表す。本明細書では、遅延時間とは、雷サージで発生した過電圧が、避雷管またはサージ防護デバイスに印加される時刻から、避雷管またはサージ防護デバイスにおいて放電が開始される時刻tまでの時間をいう。雷サージが発生し避雷管5の両端に、4kVの電圧が印加されたとして仮定する。
図4に示されるグラフにおいて、縦軸を避雷管が放電した後に維持される電圧(V)とし、横軸を避雷管の放電ギャップの数とする。避雷管が放電した後に維持される電圧は、避雷管5の場合には約80V(δ)、避雷管5’の場合には約210V(ε)、避雷管5’’の場合には約280V(δ)となる。よって、避雷管の放電ギャップの数を増加させると、避雷管が放電した後に維持される電圧が上昇することがわかる。
次に、図5に示されるグラフにおいて、縦軸を遅延時間(μs)とし、横軸を避雷管の放電ギャップの数とする。避雷管の遅延時間は、避雷管5の場合には約2.5μs(η)、避雷管5’の場合には約7μs(θ)、避雷管5’’の場合には約32μs(λ)となる。よって、避雷管の放電ギャップの数を増加させると、遅延時間が上昇することがわかる。
したがって、避雷管の放電ギャップの数を増加させると、避雷管が放電した後に維持される電圧が上昇するが、遅延時間が上昇してしまう。遅延時間が上昇すると、保護すべき電子機器や電気設備に過電圧が印加され続ける時間もまた延びてしまい、電子機器や電気設備が故障する可能性が高まるという問題があった。
また、図3(a)に示す避雷管5での放電を考えると、雷サージが発生し避雷管5の両端に4kVの電圧が印加された場合、避雷管5の放電電極a1と放電電極a2との間、放電電極a2と放電電極a3との間、放電電極a3と放電電極a4との間、放電電極a4と放電電極a5との間には、それぞれ1kVの電圧が印加される。しかし、避雷管5の全ての放電ギャップb1、b2、b3、b4において放電が同時に開始されずに、放電ギャップにおいて放電するか放電しないかという不安定な状態になり得るため、遅延時間が予想より長くなる場合がある。遅延時間が長くなると、保護すべき電子機器や電気設備に過電圧が印加され続ける時間も長くなり、電子機器や電気設備が故障する可能性が高まるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、バリスタを用いずに、電子機器や電気設備を雷サージから安定して保護するサージ防護デバイスを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、放電電極に挟まれた放電ギャップが複数縦続に接続されたサージ防護デバイスであって、高圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離は、隣接する低圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離より短いことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、バリスタを用いずに、電子機器や電気設備を雷サージから安定して保護することが可能となる。また、本発明によれば、サージ防護デバイスの省スペース化が可能となる。
従来のサージ防護デバイスの使用例を示す図である。 従来のサージ防護デバイスに印加される電圧の推移を示す図である。 放電ギャップを複数備えた避雷管の構成の一例を示す図である。 避雷管が放電した後に維持される電圧と、避雷管の放電ギャップの数との関係を表す図である。 遅延時間と、避雷管の放電ギャップの数との関係を表す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスの構成の一例を示す図である。 雷サージが発生した際の、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスに印加される電圧の変移の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。 本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図6に本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す。商用電力系統1から出力された交流電力は、AC/DCコンバータ2で直流電力に変換され、変換された直流電力は、ICT装置3に供給される。本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、AC/DCコンバータ2とICT装置3との間に接続された電源線と、ICT装置3に接続された接地線との間に接続される。
図7に本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスの構成の一例を示す。本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、放電電極に挟まれた放電ギャップが複数縦続に接続されている。図7に示されたサージ防護デバイス6は、図3(a)に示された避雷管5の構成と異なり、放電電極間の距離が、放電ギャップごとに異なる。
本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、4つの放電電極a11、放電電極a12、放電電極a13、放電電極a14を備える。また、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、放電電極a11と放電電極a12との間に設けられた放電ギャップb11と、放電電極a12と放電電極a13との間に設けられた放電ギャップb12と、放電電極a13と放電電極a14との間に設けられた放電ギャップb13とを備える。
放電電極a11と放電電極a12との間の距離をd11とし、放電電極a12と放電電極a13との間の距離をd12とし、放電電極a13と放電電極a14との間の距離をd13とする。本実施形態では、雷サージが発生し、過電圧がサージ防護デバイス6の両端に印加された際、例えば、高圧側の放電ギャップb11を挟んでいる放電電極a11と放電電極a12との間の距離d11は、隣接する低圧側の放電ギャップb12を挟んでいる放電電極a12と放電電極a13との間の距離d12より短い。
具体的には、例えば、放電電極の数をn(n≧2)、放電電極間の距離をdnとすると、電極間の長さの比率は、次の(式1)で示される。
1:d2:,...,:dn=1:2:,...,:n (式1)
本実施形態では、距離d11と距離d12と距離d13の比率は、1:2:3とする。また、放電ギャップb11、放電ギャップb12、放電ギャップb13、放電ギャップb14において、放電が開始される電圧Vdは、それぞれ1kVとする。
図8に雷サージが発生した際の、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスに印加される電圧の変移の一例を示す。図8(a)にサージ防護デバイス6の放電ギャップb11で放電が開始された状態を示し、図8(b)にサージ防護デバイス6の放電ギャップb12で放電が開始された状態を示し、図8(c)にサージ防護デバイス6の放電ギャップb13で放電が開始された状態を示す。
例えば、落雷が発生し、商用交流系統1から雷サージがAC/DCコンバータ2を介して、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6に侵入した場合を考える。本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6の両端に印加された電圧を3kVと仮定する。
図8(a)に示すように、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6において、放電ギャップb11に1.5kVの電圧が印加され、放電ギャップb12に1kVの電圧が印加され、放電ギャップb13に0.5kVの電圧が印加される。よって、放電ギャップb11に印加される電圧が、放電ギャップb11で放電が開始する電圧Vdを大幅に上回るため、放電ギャップb11において放電が、放電ギャップb12および放電ギャップb13より先に開始される。
次に、図8(b)に示すように、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6において、放電ギャップb12に1.8kVの電圧が印加され、放電ギャップb13に1.2kVの電圧が印加される。よって、放電ギャップb12に印加される電圧が、放電ギャップb12で放電が開始する電圧Vdを大幅に上回るため、放電ギャップb12において放電が、放電ギャップb13より先に開始される。
次に、図8(c)に示すように、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイス6において、放電ギャップb13に3kVの電圧が印加される。よって、放電ギャップb13に印加される電圧が、放電ギャップb13で放電が開始する電圧Vdを大幅に上回るため、放電ギャップb13において放電が開始される。
よって、放電電極間の距離が短い方から順に、放電ギャップにおいて放電していくので、安定して放電することが可能となる。つまり、放電電極間の距離が最も短い放電ギャップb11での放電がトリガーとなって、次々と放電ギャップで放電が安定して開始されることになる。
また、本実施形態のサージ防護デバイス6は、放電ギャップの数が多いため放電後に維持される電圧が高くなる。したがって、バリスタに接続しなくても、続流も発生しにくくなる。
さらに、バリスタを使用していないためレアショート等による焼損のリスクが減少し、素子を一つにまとめることもできるため、実装スペースも狭くできるメリットがある。
本実施形態によれば、バリスタを用いずに、電子機器や電気設備を雷サージから安定して保護することが可能となる。また、本実施形態によれば、サージ防護デバイスの省スペース化が可能となる。
なお、本実施形態において、最も放電電極間の距離が短い部分の金型を基準とし、これを複数組み合わせて放電電極間の距離を調整することで、本実施形態にかかるサージ防護デバイス6の製造コストを下げることが可能である。
<第2の実施形態>
図9に本発明の第2の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。商用電力系統1から出力された交流電力は、AC/DCコンバータ2で直流電力に変換され、変換された直流電力は、ICT装置7に供給される。ICT装置7に供給された直流電力は、ICT装置7内に設置されたCPUやIC等を含む内部装置71に供給される。本発明の第2の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、ICT装置7に内蔵されてもよい。ICT装置7に内蔵されたサージ防護デバイス6は、AC/DCコンバータ2と内部装置71との間に接続された電源線と、内部装置71に接続された接地線との間に接続される。
サージ防護デバイス6は、小型であるため、ICT装置7に内蔵することも可能である。
本発明の第2の実施形態にかかるサージ防護デバイス6の構成や動作は、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスと異ならないため、説明を省略する。
本実施形態によれば、ICT装置に内蔵された状態であっても、第1の実施形態と同様に、バリスタを用いずに、ICT装置の内部装置を雷サージから安定して保護することが可能となる。
<第3の実施形態>
図10に本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。太陽光パネル9で生成された直流電力は、PCS8で調整され、調整された電力は、不図示のICT装置や家電製品などに供給される。夜間などで電力が不足している場合、商用交流系統1からの交流電力を、PCS8を介して、不図示のICT装置や家電製品などに供給する。
本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、太陽光パネル9とPCS8との間に設置しても良い。本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、太陽光パネル9とPCS8との間に接続された電源線と、PCS8に接続された接地線との間に接続される。
落雷が生じて太陽光パネル9から侵入してきた雷サージを、本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイス6が接地点へ逃がすことで、PCS8を保護している。
本発明の第3の実施形態にかかるサージ防護デバイス6の構成や動作は、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスと異ならないため、説明を省略する。
本実施形態によれば、太陽光発電とPCSとの間に設置された状態であっても、第1の実施形態と同様に、バリスタを用いずに、太陽光パネルに接続されたPCSを雷サージから安定して保護することが可能となる。
<第4の実施形態>
図11に本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイスの使用例を示す図である。風力発電機10で生成された交流電力は、風力発電機10に内蔵された受電設備101で調整され、調整された電力は、不図示の家電製品などに供給される。本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、風力発電機10に内蔵されても良い。本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイス6は、風力発電機10の発電機と受電設備101との間に接続された電源線と、受電設備101に接続された接地線との間に接続される。
落雷が生じて風力発電機10から侵入してきた雷サージを、本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイス6が接地点へ逃がすことで、受電設備101を保護している。
本発明の第4の実施形態にかかるサージ防護デバイス6の構成や動作は、本発明の第1の実施形態にかかるサージ防護デバイスと異ならないため、説明を省略する。
本実施形態によれば、風力発電機10に内蔵された状態であっても、第1の実施形態と同様に、バリスタを用いずに、風力発電機に内蔵された受電設備を雷サージから安定して保護することが可能となる。
1、a2、a3、a4、a5、a11、a12、a13、a14 放電電極
1、b2、b3、b4、b11、b12、b13 放電ギャップ
1 商用交流系統
2 AC/DCコンバータ
3、7 ICT装置
4、6 サージ防護デバイス
5、5’、5’’、41 避雷管
8 PCS
9 太陽光パネル
10 風力発電機
42 バリスタ
71 内部装置
101 受電設備

Claims (1)

  1. 放電電極に挟まれた放電ギャップが複数縦続に接続されたサージ防護デバイスであって、
    高圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離は、隣接する低圧側の放電ギャップを挟んでいる放電電極間の距離より短いことを特徴とするサージ防護デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51116959A (en) * 1975-04-07 1976-10-14 Hitachi Ltd Starting gap of a lightning arrester

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