JP2015222481A - 通信システム、制御装置及びデータベースアクセス方法 - Google Patents

通信システム、制御装置及びデータベースアクセス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の仮想マシン等の各種制御装置による切替がなされても、正確なデータアクセスをする。
【解決手段】管理システム2は、各ステータス情報記憶部60間の同期遅延を示す情報である遅延情報をオーケストレータ4が記憶する。VNF5では、通信処理要求受付部50が、移動通信端末11による発信要求を受け付け、データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50により受け付けられた発信要求に応じて、複数のデータベース装置6の内、少なくとも1つのデータベース装置6へアクセスする。切替要求受付部51は、オーケストレータ4から遅延情報を取得すると共に、切替要求を受け付ける。データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延情報に基づいて、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信システム、制御装置及びデータベースアクセス方法に関する。
従来から、様々な目的で、サーバ仮想化技術によってコンピュータを仮想マシン(VM:Virtual Machine)とすることが行われている。例えば、移動体通信網(移動通信ネットワーク)のコアネットワークにおけるノードを仮想マシンとすることが検討されている(非特許文献1参照)。また、各ユーザ端末と各拠点のゲートウェイとの間の遅延時間を取得し、複数のユーザ端末との間の遅延時間のばらつきが最小の拠点を決定し、決定された拠点のサーバ上で仮想マシンを動作させる技術もある(特許文献1参照)。
特開2013−196287号公報
ETSI Group Specification(ETSI GS NFV 002 v1.1.1(2013.10)) NetworkFunctions Virtualisation(NFV); Architectural Framework
ところで、仮想マシンと、各仮想マシンで実行するサービスの処理状態をデータベースで保持して、ユーザにサービスを提供することを検討する。ユーザにサービスを提供するサービス処理サーバの切替に応じて切替元と切替先のサービス処理サーバが参照/書き込みするデータベースがそれぞれ異なり、互いのデータベースの情報を共有する処理である共有処理(更新結果のコピー)をする場合、共有処理時における遅延(例えば、共有処理時の通信時間による遅延)があるため、仮想マシンを切替えた直後に、データベースへアクセスしたデータが古いデータである可能性がある。すなわち、最新のデータと、上記アクセスしたデータとが不一致となることがあるという問題点がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、複数の仮想マシン等の各種制御装置による切替がなされても、正確なデータアクセスができる、通信システム、制御装置、データベースアクセス方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースと、複数のデータベース装置へアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置と、複数の制御装置の何れかの制御装置に対して、移動通信端末による通信処理を行う制御装置の切替要求をする切替制御装置と、を備える通信システムであって、通信システムは、各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を保持する一貫性制御情報保持手段を備え、制御装置は、移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付手段と、通信処理要求受付手段により受け付けられた通信処理要求に応じて、複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセス手段と、一貫性制御情報保持手段から一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得手段と、切替制御装置による切替要求を受け付ける切替要求受付手段と、を備え、データベースアクセス手段は、切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする。
また、本発明に係るデータベースアクセス方法は、複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースと、複数のデータベース装置へアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置と、複数の制御装置の何れかの制御装置に対して、移動通信端末による通信処理を行う制御装置の切替要求をする切替制御装置と、を備える通信システムで実行されるデータベースアクセス方法であって、通信システムでは、各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を保持する一貫性制御情報保持手段を備え、移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付ステップと、通信処理要求受付ステップにおいて受け付けられた通信処理要求に応じて、複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセスステップと、各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得ステップと、切替制御装置による切替要求を受け付ける切替要求受付ステップと、を含み、データベースアクセスステップでは、切替要求受付ステップにより切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得ステップにおいて取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする。
本発明に係る通信システム及びデータベースアクセス方法によれば、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得ステップにおいて取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
本発明に係る通信システムでは、データベースアクセス手段は、切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから一貫性制御情報に基づく所定期間、少なくとも切替前のアクセス対象のデータベースと切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスする。この場合、データベースアクセス手段は、所定期間切替前のアクセス対象のデータベースと切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
本発明に係る通信システムでは、データベースアクセス手段は、切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから一貫性制御情報に基づく所定期間経過した後に、切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスする。この場合、通信システムでは、一貫性制御情報に基づいた期間を経過した後に、切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータベースへアクセスすることができる。
本発明に係る通信システムでは、データベースアクセス手段は、切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから一貫性制御情報に基づく所定期間、分散データベースの内、切替前のデータベースへアクセスする。この場合、通信システムは、切替前のデータベースへアクセスするので、最新のデータを取得することができる。
本発明に係る通信システムでは、データベースアクセス手段は、データベースへの読み込み処理については、切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をし、データベースへの書き込み処理については、切替後のアクセス対象のデータベースへ行ってもよい。この場合、データベースアクセス手段は、書き込み処理については、切替後のアクセス対象のデータベースへ行うので、切替後の装置が早期に書き込むことができるデータベースへ書き込み処理をすることができる。
本発明に係る通信システムでは、データベースアクセス手段は、データベースアクセス手段は、一貫性制御情報に基づく期間を経過する前に、データベースへの書き込み処理が発生した場合、書き込み処理以降の読み込み処理を切替後のアクセス対象のデータベースに対して行ってもよい。この場合、通信システムは、切替後の装置に対応するデータベースへ書き込み処理を行っているので、切替後の装置に対応するデータベースに対して最新のデータを格納することになる。従って、通信システムは、書き込み処理後に、切替後の装置に対応するデータベースへ読み込むことにより、確実に最新のデータを読み込むことができる。
また、本発明に係る制御装置は、複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースへアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置であって、複数の制御装置間の切替要求を受け付ける切替要求受付手段と、移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付手段と、通信処理要求受付手段により受け付けられた通信処理要求に応じて、複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセス手段と、各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得手段と、を備え、データベースアクセス手段は、切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする。
また、別の観点の本発明に係るデータベースアクセス方法は、複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースへアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置で実行されるデータベースアクセス方法であって、複数の制御装置間の切替要求を受け付ける切替要求受付ステップと、移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付ステップと、通信処理要求受付ステップにおいて受け付けられた通信処理要求に応じて、複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセスステップと、各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得ステップと、を含み、データベースアクセスステップは、切替要求受付ステップにより切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得ステップにより取得された一貫性制御情報に基づいて、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする。
本発明によれば、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、データベース装置から最新のデータを取得するように制御をするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
本発明の実施形態に係る管理システムの構成、及び当該管理システムを含む移動体通信システムを示す図である。 本発明の実施形態に係るVNFとデータベース装置の機能構成を示す図である。 管理システムで用いられる遅延情報を格納するテーブルである。 管理システムで用いられる登録情報を格納するテーブルである。 管理システムで用いられるコール情報を格納するテーブルである。 本発明の実施形態に係る管理システムに含まれるノードのハードウェア構成を示す図である。 管理システムの切替前の処理概要を示す図である。 管理システムの切替時の処理概要を示す図である。 管理システムの切替後の処理概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る管理システムの方法1におけるデータベースアクセス処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る管理システムの方法2におけるデータベースアクセス処理を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る管理システムの方法3におけるデータベースアクセス処理を示すシーケンス図である。
以下、図面と共に本実施形態に係る移動体通信システム1について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る管理システム2(通信システム)を含む移動体通信システム1の構成を示す。移動体通信システム1は、移動通信端末(移動機)11に移動体通信の機能を提供するシステムである。移動通信端末11は、ユーザにより用いられて移動体通信システム(移動体通信網)に無線通信によって接続して移動体通信を行う装置である。具体的には、移動通信端末11は、携帯電話機等に相当する。移動通信端末11は、例えば、移動体通信システム1を介して対向ノード12との間で呼接続を確立して通信を行う。対向ノード12は、例えば、別の移動通信端末や移動通信端末に様々なサービスを提供するサーバ装置、あるいは他の通信網に接続するための装置(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)、P−GW(PDN Gateway))等に相当する。移動通信端末11は、例えば、移動通信端末のユーザが移動体通信システム1の通信事業者と契約することによって移動体通信を行うことが可能になる。なお、移動通信端末は、従来の移動通信端末と同様のものでよい。
図1に示すように管理システム2は、オーケストレータ4(切替制御装置)と、VNFM(VNF Manager)7と、VIM(Virtual InfrastructureManager)9とを含んで構成されている。また、移動体通信システム1には、OSS/BSS(OperationsSupport System/Business Support System)3と、NFVI(NFV Infrastructure)8と、VNF(Virtual NetworkFunction)5(制御装置)を含んで構成されている。これらの構成要素は、移動体通信システム1(移動体通信網)のコアネットワークを構成するものである。なお、互いに情報の送受信が必要な構成要素間は、有線等で接続されており情報の送受信が可能となっている。
本実施形態に係る移動体通信システム1は、物理サーバ上に実現される仮想マシンにおいて動作する仮想サーバによって移動通信端末11に対して通信機能が提供される。即ち、移動体通信システム1は、仮想化された移動体通信ネットワークである。通信機能は、仮想マシンによって当該通信機能に応じた通信処理を実行することで移動通信端末11に対して提供される。
NFVI8は、仮想化環境を構成する物理資源、仮想化層、仮想化資源である。物理資源には、計算資源、記憶資源、伝送資源が含まれる。仮想化層は、物理資源を仮想化し、VNF5(APL)に提供する。仮想化資源は、VNF5に提供される仮想化されたインフラ資源である。即ち、NFVI8は、移動体通信システム1において通信処理を行う物理的なサーバ装置である物理サーバを含んで構成されている仮想化資源である。物理サーバは、CPU(コア、プロセッサ)、メモリ、及びハードディスク等の記憶手段を備えて構成される。通常、NFVI8を構成する物理サーバは、複数まとめてデータセンタ(DC)等の拠点に配置される。データセンタでは、配置された物理サーバがデータセンタ内部のネットワークによって接続されており、互いに情報の送受信を行うことができるようになっている。また、移動体通信システム1には、複数のデータセンタが設けられている。データセンタ間はネットワークで接続されており、異なるデータセンタに設けられた物理サーバはそのネットワークを介して互いに情報の送受信を行うことができる。
VNF5は、通信処理を実行する仮想的な通信処理ノードである仮想サーバ(が有する通信処理を実行する機能)である。VNF5は、NFVI8において実現される。VNF5は、例えば、仮想マシン(VM)技術が利用されて、NFVI8が備えるCPUがVNF5用に割り当てられて、割り当てられたCPU上において仮想マシンが実現され、仮想マシン上でプログラムが実行されることにより実現される。VNF5は、通常、実行する通信処理に応じて生成(実現)される。また、VNF5は、その構成要素であるVNFC(Virtual Network Function Components)を複数含むものとして構成されていてもよい。
移動体通信システム1には、1以上(あるいは複数)のVNF5が含まれる。VNF5は、IMSでは、CSCF(Call Session Control Function)、AS(ApplicationServer)等のノードに相当する。あるいは、VNF5は、移動体通信システムの一つであるGPRS(GeneralPacket Radio Service)システムでは例えば、SGSN(Serving GPRS SupportNode)、LTE/EPC(Long Term Evolution/Evolved Packet Core)システムでは、MME(Mobility Management Entity)やS−GW等のノードに相当する。
OSS/BSS3は、移動体通信システム1におけるサービス管理を行い、管理システム2に移動体通信システム1での通信機能に係る指示を行うノードである。例えば、OSS/BSS3は、管理システム2に対して、新たな通信機能(通信サービス)を起動するように指示を行う。また、OSS/BSS3は、移動体通信システム1に係る通信事業者によって操作され得る。
管理システム2の構成要素であるオーケストレータ4は、仮想化資源であるNFVI8全体の管理を行う全体管理ノード(機能エンティティ)である。オーケストレータ4は、OSS/BSS3からの指示を受信し、当該指示に応じた処理を行う。オーケストレータ4は、インフラと通信サービスの移動体通信網全体にわたる管理を行う。オーケストレータ4は、複数のVNF5から構成される通信サービスをVNFM7及びVIM9を経由して適切な場所に実現する。例えば、サービスのライフサイクル管理(具体的には例えば、生成、更新、スケール制御、イベント収集)、移動体通信網内全体にわたる資源の分散・予約・割当管理、サービス・インスタンス管理、及びポリシー管理(具体的には例えば、リソースの予約・割当、地理・法令等に基づく最適配置)を行う。
管理システム2の構成要素であるVNFM7は、VNF5を管理する仮想通信機能管理ノード(機能エンティティ)である。VNFM7は、移動体通信システム1に複数、設けられていてもよい。その場合、VNF5毎に管理されるVNFM7が予め定められていてもよい。VNFM7は、VNF5(APL)のライフサイクル管理を行う。VNFM7は、VNF5の仮想化に関わる制御全般を行う。例えば、VNF5インスンタスの生成、更新、スケール制御、終了、オートヒーリング(自動ヒーリング)を行う。
管理システム2の構成要素であるVIM9は、NFVI8におけるVNF5が実現される単位の仮想化資源(インフラリソース)各々を管理する仮想化資源管理ノード(機能エンティティ)である。具体的には、資源の割当・更新・回収の管理、仮想資源と物理との関連付け、ハードウェア資源とSW資源(ハイパーバイザー)一覧の管理を行う。通常、VIM9は、データセンタ(局舎)毎に管理を行う。仮想化資源の管理は、データセンタに応じた方式で行われ得る。データセンタの管理方式(管理資源の実装方式)は、OpenStackやvCenter等の種類がある。通常、VIM9は、データセンタの管理方式毎に設けられる。即ち、管理システム2には、互いに異なる方式で、NFVI8におけるVNF5が実現される単位の仮想化資源各々を管理する複数のVIM9が含まれる。なお、異なる管理方式で管理される仮想化資源の単位は、必ずしもデータセンタ単位でなくてもよい。
なお、オーケストレータ4、VNFM7及びVIM9は、物理的なサーバ装置上でプログラムが実行されることにより実現される。オーケストレータ4、VNFM7及びVIM9は、それぞれ別々の物理的なサーバ装置で実現されていてもよいし、同じサーバ装置で実現されていてもよい。オーケストレータ4、VNFM7及びVIM9(を実現するためのプログラム)は、別々のベンダから提供されていてもよい。
SDN10は、ソフトウェアによって構成、帰納及び性能等を動的に設定及び変更できるネットワークである。
なお、上記アーキテクチャは、非特許文献1に記載されたものに準じたものである。また、移動体通信システム1には、移動体通信機能を実現するために、上記以外の構成要素が含まれていてもよい。
引き続いて、管理システム2が有する、本実施形態に係る機能を説明する。図2に示すように、上記管理システム2の内、VNF5及びデータベース装置(DB装置)6の機能を説明する。VNF5は、通信処理要求受付部50(通信処理要求受付手段)と、切替要求受付部51(切替要求受付手段、一貫性制御情報取得手段)と、データベースアクセス部52(データベースアクセス手段)と、通信処理部53と、を有する。
通信処理要求受付部50は、移動通信端末11又は対向ノード12から通信処理を受け付ける部分である。具体的には、通信処理要求受付部50は、移動通信端末11又は対向ノード12からの発信要求(INVITE)又は切断要求をSDN10を経由して受け付ける。
なお、通信処理要求受付部50は、移動通信端末11又は対向ノード12からの発信要求(INVITE)又は切断要求を受け付けると、その旨をデータベースアクセス部52へ通知する。
切替要求受付部51は、オーケストレータ4からの切替要求を受け付ける。また、切替要求受付部51は、切替要求受付時に、切替対象の移動通信端末11又は対向ノード12の識別情報と、遅延時間(一貫性制御情報)とを取得する。
なお、オーケストレータ4は、図3に示すような遅延時間情報をオーケストレータ4が備えるハードディスク等の記憶手段(一貫性制御情報保持手段)に記憶している。図3に示すように、例えば、「拠点A−拠点B」は、遅延時間が500msであることを示す。このような遅延時間を、オーケストレータ4ではなく、各VNF5が保持するようにしてもよい。また、各VNF5が所属する拠点については、VNF5自体が記憶しているものとする。
切替要求受付部51は、オーケストレータ4からの切替要求を受け付けると共に、切替対象の移動通信端末11又は対向ノード12の識別情報と、遅延時間とを、データベースアクセス部52へ通知する。
データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50、切替要求受付部51、及び後述する通信処理部53からの通知に応じて、データベース装置6へデータベースアクセス要求をする。なお、データベースアクセス部52では、複数のデータベース装置6の内、デフォルトの接続先のデータベース装置6に関する情報を記憶している。
データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50からの通知がなされると、デフォルトの接続先のデータベースへデータアクセスする。例えば、データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50によって受け付けられた発信要求に応じて、発信元となる移動通信端末11の状態をデータベース装置6へ問い合わせる。なお、このステータス情報の詳細は、後述する。
また、データベースアクセス部52は、通信処理部53によって受け付けられた発信要求に対する許可を意味する通知(例えば、200OK)を通信処理部53から受信すると、データベース装置6に対してコール情報の登録要求をする。データベースアクセス部52は、データベース装置6からコール情報の登録結果を上記要求に応じて受信する。
また、データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50によって受け付けられた切断要求の通知がなされると、対象となるコール情報の読み込み要求をデータベース装置6に対して行う。データベースアクセス部52は、当該データベース読み込み要求に応じて、データベース装置6から移動通信端末11のコール情報を受信し、通信処理部53へ通知する。
データベースアクセス部52は、通信処理部53によって受け付けられた対向ノード12からの切断許可を示す通知(例えば、200OK)を受信すると、データベース装置6に対して、コール情報のデータ更新要求を行う。データベースアクセス部52は、上記データ更新要求の結果をデータベース装置6から受信し、この結果を通信処理要求受付部50に通知する。
また、データベースアクセス部52は、切替要求受付部51によって受け付けられた切替要求に対応して、データベースアクセスの制御も行う。すなわち、データベースアクセス部52は、切替要求受付部51によって切替要求が受け付けられたことをトリガーとして、データベースアクセスの制御を行う。具体的には、以下の3つの何れかの方法を行う。
(方法1)
データベースアクセス部52は、切替要求受付部51によって受信された遅延情報に基づいた期間、全てのデータベース装置6へデータベースアクセスする。そして、データベースアクセス部52は、取得したデータの中で最新のデータを処理対象のデータとする。すなわち、データベースアクセス部52は、双方のデータの相違がある場合には、切替元のデータベース装置6から取得したデータを処理対象のデータとする。ただし、データベースアクセス部52は、書き込み処理(データの登録処理又はデータの更新処理)を切替先のデフォルトのデータベースにするようにしてもよい。この場合に、データベースアクセス部52は、上記遅延時間の間、書き込み処理を行ったとき、それ以降の読み込み処理を切替先のデータベースへ読み込むようにしてもよい。
(方法2)
データベースアクセス部52は、切替要求受付部51によって受信された、遅延情報に基づいた期間が過ぎた後に、VNF5においてデフォルトとして設定しているデータベース装置6へアクセスする。ただし、データベースアクセス部52は、書き込み処理を切替先のデフォルトのデータベースにするようにしてもよい。この場合に、データベースアクセス部52は、上記遅延時間の間、書き込み処理を行ったとき、それ以降の読み込み処理を切替先のデータベースへ読み込むようにしてもよい。
(方法3)
データベースアクセス部52は、切替要求受付部51によって受信された、遅延時間情報及び切替元のデータベース装置6の情報(例えば、当該データベース装置6を識別し得る情報)に基づいて、上記遅延時間の間、デフォルトのデータベース装置6ではなく、切替元のデータベース装置6へデータベースアクセスする。ただし、データベースアクセス部52は、書き込み処理を切替先のデフォルトのデータベースにするようにしてもよい。この場合に、データベースアクセス部52は、上記遅延時間の間、書き込み処理を行ったとき、それ以降の読み込み処理を切替先のデータベースへ読み込むようにしてもよい。
通信処理部53は、いわゆる呼処理を行う部分である。ここで、呼処理とは、移動体通信システムを介して移動通信端末11と対向ノード12との呼接続に係る処理である。例えば、呼接続(通信セッション接続とも呼ばれる)を確立する処理、あるいは切断する処理等である。すなわち、通信処理部53は、呼接続の確立や切断を行う。
続いて、データベース装置6の説明をする。データベース装置6は、ステータス情報記憶部60と、DB制御部61とを備える。
ステータス情報記憶部60は、移動通信端末11や対向ノード12の状態を示す情報であるステータス情報を保持するデータベースである。ステータス情報には、登録情報及びコール情報が含まれる。
登録情報を管理する登録情報テーブルの例を図4に示す。図4に示すように、登録情報テーブルは、ユーザIDと、登録情報とを有するテーブルである。ユーザIDは、移動通信端末11の識別情報(ID)である。また、登録情報は、あるアプリケーションを使用可能か否かを示す情報である。本実施形態における上記アプリケーションは、通話のアプリケーションとする。図4に示す全てのユーザIDは、登録情報が「登録中」であるので、図4に示す全てのユーザIDに対応する移動通信端末11又は対向ノード12は、通話アプリケーションを使用可能であることを示す。
続いて、コール情報の例を図5に示す。図5に示すように、コール情報は、呼の状態を示す情報であり、コールID、方向、状態、自分ユーザID及び相手ユーザIDを有する。コールIDは、呼の識別情報であり、方向は、発信者側か着信側かを識別するための情報であり、状態は、呼の状態を示す情報であり、自分ユーザIDは、コール情報の登録要求対象の移動通信端末11の識別情報であり、相手ユーザIDは、通信相手である対向ノード12の識別情報(ID)である。
例えば、コールIDが「call1000」のコール情報は、方向が発側であるので、発信者側であり、状態が「確定済」であるので通話中であり、自分ユーザIDが「user0001」であるので、発信者が「user0001」であり、相手ユーザIDが「user0005」であるので、対向ノード12のIDが「user0005」であることを示している。
DB制御部61は、VNF5からのデータベースアクセス要求に応じて、ステータス情報記憶部60のデータベースへ読み込み、書き込みを行う部分である。例えば、DB制御部61は、移動通信端末11のIDを受信し、VNF5から登録情報テーブル読み込み要求を受信した場合、登録情報テーブルを参照し、当該移動通信端末11のIDに対応する登録情報を取得する。そして、DB制御部61は、取得した登録情報をVNF5へ送信する。
また、DB制御部61は、VNF5から、方向、移動通信端末11のID、対向ノード12のIDとを受信すると共に、コール情報の登録要求を受け付けた場合、コールIDを生成し、当該コールIDと、自分ユーザIDが移動通信端末11のIDであり、相手ユーザIDが対向ノード12のIDであり、状態を「確定済み」とするレコードをコール情報テーブルへ登録する。なお、DB制御部61は、登録後コールIDを要求元のVNF5へ通知する。
また、DB制御部61は、VNF5からコールIDを受信すると共に、コール情報の更新要求を受け付けた場合(例えば、通信切断時)、DB制御部61は、当該コールIDに対応するコール情報の状態を「終話」に変更する。
また、DB制御部61は、ステータス情報記憶部60の内容と、他のデータベース装置6のステータス情報記憶部60の内容とを同期させる。例えば、VNF5からコール情報の登録要求や更新要求を受け付けたタイミングで、DB制御部61は、変更部分の情報を他のデータベース装置6へ通知する。また、逆に変更部分の情報を他のデータベース装置6から受信した場合、当該変更部分をステータス情報記憶部60へ反映させる。
図6に本実施形態に係る管理システム2に含まれるVNF5及びDB装置6を構成するサーバ装置のハードウェア構成を示す。図6に示すように当該サーバ装置は、CPU500、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)501及びROM(Read Only Memory)502、入出力装置503、通信を行うための通信モジュール504、並びにハードディスク等の補助記憶装置505等のハードウェアを備えるコンピュータを含むものとして構成される。これらの構成要素がプログラム等により動作することにより、上述のVNF5及びDB装置6の機能が発揮される。なお、VNF5及びデータベース装置6は複数のサーバ装置からなるコンピュータシステムによって構成されていてもよい。また、移動体通信システム1に含まれる上記以外のノードも上記のハードウェア構成を有するサーバ装置によって実現されてもよい。以上が、本実施形態に係る管理システム2の構成である。
以下、図7〜図9のシステム構成図を用いて、本実施形態に係る移動体通信システム1におけるデータベースアクセス方法について説明する。なお、切替要求受付部51が、切替要求を受け付けた際に、切替要求受付部51によって受信された遅延情報に基づいた期間、全てのデータベース装置6へデータベースアクセスする。
前提として、移動通信端末11は、拠点Bに属しており、拠点Aに位置するVNF5aへアクセスするものとする。すなわち、オーケストレータ4により、移動通信端末11が、VNF5aへアクセスする旨、規定されている。
まず、図7に示すように、移動通信端末11は、SDN10を介してVNF5aへ発信要求・切断要求をする。VNF5aは、これに応じて、データベース装置6a(図示せず)のステータス情報記憶部60aから登録情報テーブルを参照したり、コール情報の登録・更新したりする。また、データベース装置6a及びデータベース装置6bは、ステータス情報記憶部60aとデータベース装置6b(図示せず)のステータス情報記憶部60bとが保持している情報について更新された内容の共有処理を非同期に(コール情報等の更新処理とは独立して)行う。
続いて、図8に示すように、所定のタイミングでオーケストレータ4は、SDN10を介して、VNF5bに対して移動する指示をすると共に、DB一貫性維持の指示(最新のデータを取得するための制御指示)を行う。
続いて、図9に示すように、移動通信端末11は、SDN10を介してVNF5bへ接続することになる。切替が発生してから所定期間、VNF5bは、データベース装置6a(図示せず)のステータス情報記憶部60aとデータベース装置6b(図示せず)のステータス情報記憶部60bとからデータを取得する。
このように、VNF5bは、オーケストレータ4から切替要求を受け付けてから所定期間、ステータス情報記憶部60aとステータス情報記憶部60bとからデータを取得するので、確実に最新のデータを取得することができる。すなわち、VNF5bは、取得対象のデータの一貫性を制御することができる。
(方法1によるデータベースアクセス方法)
続いて、図10に示すシーケンス図を用いて、上記方法1によるデータベースアクセス方法を説明する。前提として、移動通信端末11は、拠点Bに存在し、移動通信端末11は、VNF5aへアクセス設定がなされているものとする。
まず、移動通信端末11は、SDN10へ発信要求(INVITE)をすると(ステップS1)、VNF5aの通信処理要求受付部50aは、SDN10を介して当該発信要求を受信する(ステップS2)。そして、データベースアクセス部52aは、データベース装置6aに対して、移動通信端末11のIDを送信すると共に、登録情報テーブルの登録情報の取得要求をする(ステップS3)。データベース装置6aのDB制御部61は、この取得要求に応じて、ステータス情報記憶部60aの登録情報を取得し、当該登録情報をVNF5aへ送信すると共に、取得成功した旨(DBReadACK)の通知をする(ステップS4)。
VNF5aの通信処理部53aは、SDN10を介して(ステップS5)、対向ノード12に対して発信要求をする(ステップS6)。そして、対向ノード12は、SDN10を介して(ステップS7)、VNF5aに対して了承した旨(200OK)を通知する(ステップS8)。
通信処理部53aがこの通知を受信すると、データベースアクセス部52aは、データベース装置6aに対してコール情報の登録要求をする(ステップS9)。なお、データベース装置6aのDB制御部61aは、所定のタイミングでデータベース装置6bに対してデータの共有処理(DBReplicate)を行う(ステップS10)。
また、DB制御部61aは、データベースアクセス部52aのコール情報の登録要求に応じて、ステータス情報記憶部60aへコール情報の登録を行い、コール情報の登録が成功した旨(DBWriteOK)をVNF5aへ通知する(ステップS11)。
データベースアクセス部52aが、上記通知を受信すると、通信処理部53aは、SDN10を介して(ステップS12)、通信確立した旨(200OK)の通知をする(ステップS13)。
OSS3は、所定のタイミングでオーケストレータ4に対して移動指示を行う(ステップS14)。そして、オーケストレータ4は、移動元であるVNF5aに対して移動指示を行う(ステップS15)。
そして、オーケストレータ4は、移動先のVNF5bに対して移動通知と一貫性維持の指示を行う(ステップS16)。この場合、VNF5bの切替要求受付部51は、移動対象の移動通信端末11のIDを取得すると共に遅延時間を取得する。そして、オーケストレータ4は、経路切替指示をVIM9を介して(ステップS17)、SDN10へ行う(ステップS18)。
この後、移動通信端末11は、切断要求(すなわち、コール情報の更新要求)をSDN10を介して(ステップS19)、VNF5bに対して行う(ステップS20)。
データベースアクセス部52bは、上記遅延時間の間、データベース装置6bに対してコール情報の取得要求をすると共に(ステップS21)、データベース装置6aに対してもコール情報の取得要求をする(ステップS22)。
そして、データベース装置6aのDB制御部61aは、この取得要求に応じて、ステータス情報記憶部60aのコール情報を取得し、当該コール情報をVNF5aへ送信すると共に、取得成功した旨(DBReadACK)の通知をする(ステップS23)。
また、データベース装置6bのDB制御部61bは、この取得要求に応じて、ステータス情報記憶部60bのコール情報を取得し、当該コール情報をVNF5bへ送信すると共に、取得成功した旨(DBReadACK)の通知をする(ステップS24)。
データベースアクセス部52bは、取得したコール情報の内、最新のコール情報を確認し、所望のコールIDが通話中である場合、通信処理部53aは、対向ノード12に対して切断要求をする(ステップS25)。対向ノード12が、これに応じると(ステップS26)、データベースアクセス部52bは、データベース装置6bに対してコール情報の更新要求をする(ステップS27)。なお、データベース装置6bのDB制御部61bは、データベース装置6aに対してデータの共有処理(DBReplicate)を行う(ステップS28)。
DB制御部61bは、データベースアクセス部52bのコール情報の更新要求に応じて、ステータス情報記憶部60bへコール情報の更新を行い、コール情報の更新が成功した旨(DBWriteACK)をVNF5bへ通知する(ステップS29)。
そして、VNF5bの通信処理部53bは、SDN10を介して(ステップS30)、通信切断した旨(200OK)の通知をする(ステップS31)。
(方法2によるデータベースアクセス方法)
続いて、図11に示すシーケンス図を用いて、上記方法2によるデータベースアクセス方法を説明する。前提として、移動通信端末11は、拠点Bに存在し、移動通信端末11は、VNF5aへアクセス設定がなされているものとする。また、ステップS41〜ステップS60は、ステップS1〜ステップS20と同様であり、ステップS63〜ステップS69は、ステップS25〜ステップS31と同様であるので、説明を省略する。
ステップS60において、VNF5bが移動通信端末11からの切断要求を受け付けると、データベースアクセス部52bは、上記遅延時間が過ぎた後に、データベース装置6bに対してコール情報の取得要求をし(ステップS61)、データベース装置6bのDB制御部61bは、この取得要求に応じて、ステータス情報記憶部60bのコール情報を取得し、当該コール情報をVNF5bへ送信すると共に、取得成功した旨(DBReadACK)の通知をする(ステップS62)。
(方法3によるデータベースアクセス方法)
続いて、図12に示すシーケンス図を用いて、上記方法3によるデータベースアクセス方法を説明する。前提として、移動通信端末11は、拠点Bに存在し、移動通信端末11は、VNF5aへアクセス設定がなされているものとする。また、ステップS81〜ステップS100は、ステップS1〜ステップS20と同様であり、ステップS103〜ステップS109は、ステップS25〜ステップS31と同様であるので、説明を省略する。
ステップS100において、VNF5bが移動通信端末11からの切断要求を受け付けると、データベースアクセス部52bは、上記遅延時間が過ぎていない場合、データベース装置6aに対して登録情報の取得要求し(ステップS101)、データベース装置6aのDB制御部61aは、この取得要求に応じて、ステータス情報記憶部60aの登録情報を取得し、当該登録情報をVNF5bへ送信すると共に、取得成功した旨(DBReadACK)の通知をする(ステップS102)。
なお、上述した実施形態では、制御装置として、仮想マシン(VNF5)を適用する場合について述べたが、サーバ装置が制御装置として機能するようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では、遅延時間の情報をオーケストレータ4が記憶する場合について述べたが、遅延時間を算出可能な情報(例えば、各拠点間の距離)を記憶するようにしてもよい。この場合、VNF5が、上記距離情報を受信し、当該距離に基づいて遅延時間を算出するようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする場合について述べたが、遅延時間にバッファ時間を含めた時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をするようにしてもよい。この場合、データベース装置6間における、データ共有処理の遅延時間が多少増えても、データベースアクセス部52は、適切に最新のデータを取得することができる。
例えば、データベースアクセス部52は、取得した遅延時間に所定の係数(1より大きい係数)を乗算した時間を遅延時間にバッファ時間を含めた時間としてもよいし、取得した遅延時間に所定のバッファ時間を加えた時間を、遅延時間にバッファ時間を含めた時間とするようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする場合について述べたが、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、呼損が発生する可能性がある時間に基づいて、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をするようにしてもよい。
例えば、VNF5に対して、1秒あたり300コールがあり、VNF5が、上記コール(メッセージ)をバッファすることが可能な件数が50件である場合に、上記の呼損が発生する可能性がある時間を算出する。この場合、バッファ分に到達すると考えられる時間は、1000×50/300=167(ミリ秒)である。そして、当該167ミリ秒に対して、別のバッファ係数(例えば、2)を除算して、83.4(ミリ秒)とする。すなわち、上記のような条件の場合、データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、83.4(ミリ秒)を上限として、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする。この場合、呼損を防止しつつ、最新のデータを取得することができる。
なお、上述の実施形態では、データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする場合について述べたが、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延時間や呼損が発生する可能性がある時間に基づいて定めた任意の時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をするようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延時間の間、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする場合について述べたが、書き込み処理については、切替後のVNF5のデフォルトのデータベース装置6へ行うようにしてもよい。この場合、データベースアクセス部52は、書き込み処理については、切替後のアクセス対象のデータベース(すなわち、デフォルトのデータベース)へ行うので、切替後の装置が早期に書き込むことができるデータベースへ書き込み処理をすることができる。
なお、データベースアクセス部52は、遅延時間に基づく期間を経過する前に、データベースへの書き込み処理が発生した場合、書き込み処理以降の読み込み処理を切替後のアクセス対象のデータベース(すなわち、デフォルトのデータベース)に対して行ってもよい。この場合、切替後の装置に対応するデータベースへ書き込み処理が行われるので、最新のデータが切替後の装置に対応するデータベースに格納されていることになる。従って、データベースアクセス部52は、書き込み処理後に、切替後の装置に対応するデータベースへ読み込むことにより、確実に最新のデータを読み込むことができる。
(作用効果)
上述の管理システム2は、複数のデータベース装置6で構成され、互いに同期処理を行う分散データベースであるステータス情報記憶部60と、複数のデータベース装置6へアクセスし、移動通信端末11に係る通信処理を行う複数のVNF5と、複数のVNF5の何れかのVNF5に対して、移動通信端末11による通信処理を行うVNF5の切替要求をするオーケストレータ4と、を備える。管理システム2は、各ステータス情報記憶部60間の同期遅延を示す情報である遅延情報をオーケストレータ4が記憶する。VNF5では、通信処理要求受付部50が、移動通信端末11による発信要求(通信処理要求)を受け付け、データベースアクセス部52は、通信処理要求受付部50により受け付けられた発信要求に応じて、複数のデータベース装置6の内、少なくとも1つのデータベース装置6へアクセスする。そして、切替要求受付部51は、オーケストレータ4から遅延情報を取得すると共に、切替要求を受け付ける。データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延情報に基づいて、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をする。
この場合、管理システム2は、切替要求を受け付けたことをトリガーとして、遅延情報に基づいて、データベース装置6から最新のデータを取得するように制御をするので、切替直前に参照するステータス情報記憶部60中のデータと、切替後に参照するステータス情報記憶部60中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けてから遅延情報に基づく所定期間、切替前のアクセス対象のデータベースであるステータス情報記憶部60aと切替後のアクセス対象のデータベースであるステータス情報記憶部60bへアクセスする。この場合、データベースアクセス部52は、所定期間切替前のアクセス対象のデータベースであるステータス情報記憶部60aと切替後のアクセス対象のステータス情報記憶部60bへアクセスするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けてから遅延情報に基づく所定期間経過した後に、切替後のアクセス対象のデータベースであるステータス情報記憶部60bへアクセスする。この場合、管理システム2では、遅延情報に基づいた期間を経過した後に、切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスするので、切替直前に参照するデータベース中のデータと、切替後に参照するデータベース中のデータとの間に不整合が発生していても、適切にデータアクセスすることができる。
データベースアクセス部52は、切替要求を受け付けてから遅延情報に基づく所定期間、分散データベースの内、切替前のデータベースであるステータス情報記憶部60aへアクセスする。この場合、管理システム2は、切替前のデータベースへアクセスするので、最新のデータを取得することができる。
1…移動体通信システム、2…管理システム、3…OSS/BSS、4…オーケストレータ、5…VNF、6…データベース装置、7…VNFM、8…NFVI、9…VIM、10…SDN、11…移動通信端末、12…対向ノード、50…通信処理要求受付部、51…切替要求受付部、52…データベースアクセス部、53…通信処理部、60…ステータス情報記憶部、61…DB制御部、500…CPU、501…RAM、502…ROM、503…入出力装置、504…通信モジュール、505…補助記憶装置。

Claims (9)

  1. 複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースと、
    前記複数のデータベース装置へアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置と、
    前記複数の制御装置の何れかの制御装置に対して、前記移動通信端末による通信処理を行う制御装置の切替要求をする切替制御装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記通信システムは、
    各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を保持する一貫性制御情報保持手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付手段と、
    前記通信処理要求受付手段により受け付けられた通信処理要求に応じて、前記複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセス手段と、
    前記一貫性制御情報保持手段から一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得手段と、
    前記切替制御装置による切替要求を受け付ける切替要求受付手段と、
    を備え、
    前記データベースアクセス手段は、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、前記データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする、通信システム。
  2. 前記データベースアクセス手段は、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから前記一貫性制御情報に基づく所定期間、少なくとも切替前のアクセス対象のデータベースと切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスする、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記データベースアクセス手段は、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから前記一貫性制御情報に基づく所定期間経過した後に、切替後のアクセス対象のデータベースへアクセスする、請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記データベースアクセス手段は、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けてから前記一貫性制御情報に基づく所定期間、前記分散データベースの内、切替前のデータベースへアクセスする、請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記データベースアクセス手段は、データベースへの読み込み処理については、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、前記データベース装置から最新のデータを取得するように制御をし、データベースへの書き込み処理については、切替後のアクセス対象のデータベースへ行う、請求項1〜4の何れか一項に記載の通信システム。
  6. 前記データベースアクセス手段は、一貫性制御情報に基づく期間を経過する前に、データベースへの書き込み処理が発生した場合、書き込み処理以降の読み込み処理を切替後のアクセス対象のデータベースに対して行う、請求項5に記載の通信システム。
  7. 複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースへアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置であって、
    前記複数の制御装置間の切替要求を受け付ける切替要求受付手段と、
    前記移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付手段と、
    前記通信処理要求受付手段により受け付けられた通信処理要求に応じて、前記複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセス手段と、
    各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得手段と、
    を備え、
    前記データベースアクセス手段は、前記切替要求受付手段により切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得手段により取得された一貫性制御情報に基づいて、前記データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする、制御装置。
  8. 複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースと、
    前記複数のデータベース装置へアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置と、
    前記複数の制御装置の何れかの制御装置に対して、前記移動通信端末による通信処理を行う制御装置の切替要求をする切替制御装置と、
    を備える通信システムで実行されるデータベースアクセス方法であって、
    前記通信システムでは、
    各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を保持する一貫性制御情報保持手段を備え、
    前記移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付ステップと、
    前記通信処理要求受付ステップにおいて受け付けられた通信処理要求に応じて、前記複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセスステップと、
    各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得ステップと、
    前記切替制御装置による切替要求を受け付ける切替要求受付ステップと、
    を含み、
    前記データベースアクセスステップでは、前記切替要求受付ステップにより切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得ステップにおいて取得された一貫性制御情報に基づいて、前記データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする、データベースアクセス方法。
  9. 複数のデータベース装置で構成され、互いにデータの共有処理を行う分散データベースへアクセスし、移動通信端末に係る通信処理を行う複数の制御装置で実行されるデータベースアクセス方法であって、
    前記複数の制御装置間の切替要求を受け付ける切替要求受付ステップと、
    前記移動通信端末による通信処理要求を受け付ける通信処理要求受付ステップと、
    前記通信処理要求受付ステップにおいて受け付けられた通信処理要求に応じて、前記複数のデータベース装置の内、少なくとも1つのデータベース装置へアクセスするデータベースアクセスステップと、
    各データベース間のデータの一貫性を制御するための時間を示す情報である一貫性制御情報を取得する一貫性制御情報取得ステップと、
    を含み、
    前記データベースアクセスステップは、前記切替要求受付ステップにより切替要求を受け付けたことをトリガーとして、一貫性制御情報取得ステップにより取得された一貫性制御情報に基づいて、前記データベース装置から最新のデータを取得するように制御をする、データベースアクセス方法。
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