JP2015220722A - 撮像装置、及び外部装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像した画像データに対する補正機能のパラメータ構成を簡便なものとした撮像装置を提供する。【解決手段】 設定手段を外部機器から有効化することが可能な第一のコマンドと、前記設定手段が変更する処理条件を調整するために外部機器から指定可能な第二のコマンドと、を備え、前記設定手段は、所定の設定で処理条件を変更する行う第一のモードと、前記第二のコマンドによって外部機器から調整された処理条件に基づいて設定を変更する第二のモードとを備え、前記撮像装置が、受信した制御コマンドが前記第一のコマンドを含み、前記第二のコマンドを含まない場合は、前記設定手段は前記第一のモードを採用し、前記第一のコマンドと前記第二のコマンドの両方を含む場合は、前記第二のモードを採用することを特徴とする。【選択図】 図12

Description

本発明は、撮像装置及び外部装置に関するものである。例えば、被写体を撮像した画像データに対する補正機能を有効化する設定手段を有する撮像装置及び外部装置に関する。
従来、画像のダイナミックレンジを拡大するために、長時間露光信号と短時間露光信号を合成する撮像装置が知られている(特許文献1)。また、このようなダイナミックレンジの広い撮影を可能にするための方法として、例えば、ダイナミックレンジの調整を行うためにゲイン等の処理条件を変更して、明暗差のある被写体、特に逆光の被写体を補正する技術等がある。また、出力する画像の色の傾向をデジタル処理で変更し、暗すぎる部分や明るすぎる部分をより見やすくする機能として、色階調補正機能等もある。
また、撮像装置と、この撮像装置とネットワーク経由で通信する外部装置との間の通信インターフェースを共通化するための標準プロトコルが知られている。このような標準プロトコルの一例として、Open Network Video Interface Forum(以下ONVIFと称する場合がある)により策定された共通規格が知られている。(非特許文献1)前述のプロトコルにおいて、外部機器から、画質等に関する様々な処理条件に関する制御コマンドの集合体としてImagingSettingsが定義されている。
特許第2008−236142号公報
ONVIF Specification(http://www.ovnif.org/specs/DocMap.html)
前述のONVIFに関する制御コマンドには、設定が煩雑で分かりにくい場合があった。例えば、いくつかの機能ごとに、指定可能なコマンドと指定不可能なコマンドが異なり、紛らわしい場合が有った。また、いくつかの機能ごとに指定可能なコマンドと、省略可能なコマンドとの依存関係が異なり、また厳密に定義されていないため双方のコマンドを指定された場合の振舞いが分かりにくかった。即ち、ユーザから各コマンドの取り扱いが不明であり、スムーズな画質設定作業等の障害となる場合や誤認識させてしまう場合が有った。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものである。即ち、画質設定等の処理条件を設定するコマンドの受信に応じて適切に撮像装置を動作させ、且つそれぞれのコマンドに対する応答がユーザの誤解を招くことを防ぐことができるものである。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、外部装置とネットワーク経由で通信可能な撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像手段で取得した画像データの露出条件を設定する設定手段と、前記露出設定手段を制御するための制御コマンドを前記外部装置からネットワークを介して受信するための受信手段と、を備え、前記制御コマンドは、前記露出設定手段を有効または無効に制御するための第一のコマンドと、前記露出設定手段が設定する露出条件を調整するための第二のコマンドを含み、前記露出設定手段は、所定の露出設定に基づいて露出条件を設定する第一のモードと、前記第二のコマンドによって調整された露出条件に基づいて露出条件を設定する第二のモードを含み、前記受信手段で、前記露出設定手段を有効に制御するための前記第一のコマンドのみを受信した場合は、前記露出設定手段は前記第一のモードを採用し、前記露出設定手段を有効に制御するための前記第一のコマンドと前記第二のコマンドを受信した場合は、前記第二のモードを採用することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、画質設定等の処理条件を制御するコマンドの受信に応じて設定機能を設定するコマンドを明らかにすることができ、ユーザの誤認識を低減し、適切に撮像装置を動作させることができる。また、画質設定機能をより簡便なコマンドで設定することができ、ユーザのスムーズなコマンド設定を実現することができる。
本発明の第1、及び第2の実施例における撮像システムの構成を説明するためのシステム構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像システムを構成する撮像装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像システムを構成する外部装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置と外部装置に関する基本シーケンス図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置と外部装置に関するImagingSettings変更に関するシーケンス図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1、及び第2の実施例における撮像装置が保持するコマンド構成図である。 本発明の第1の実施例における撮像装置のSetImagingSettingsコマンドを受信した際の振舞いを示すフローチャートである。 本発明の第1、及び第2の実施例における外部装置のImagingSettings設定画面である。 本発明の第1、及び第2の実施例における外部装置の図13に示すImagingSettings設定画面表示処理の振舞いを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例における撮像装置のSetImagingSettingsコマンドを受信した際の振舞いを示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の実施例において示す構成は一例に過ぎず、本発明は、図示された構成に限定されるものではない。また、以下の実施例におけるコマンド及び座標系は、例えばONVIF規格に基づいて定められているものとする。
(実施例1)
以下に、図1を参照して本実施例に係るネットワーク構成について説明する。より詳細には、図1は、実施例1に係る撮像システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施例に係る撮像システムでは、撮像装置1000がネットワーク1500を介して(ネットワーク経由で)外部装置2000に接続される。これにより、撮像装置1000は、外部装置2000と通信可能となる。そして、撮像装置1000は、撮像した撮像画像等を、ネットワーク1500を介して外部装置2000に配信する。
ネットワーク1500は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施例においては、撮像装置1000と外部装置2000との間の通信を行うことができるものであればその通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、ネットワーク1500は、インターネットや有線LAN(Local AreaNetwork)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されてもよい。なお、本実施例における撮像装置1000は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
外部装置2000は、撮像装置1000に対して撮像装置1000を制御するための制御コマンドを送信する。一例として、外部装置2000は、撮像装置1000の撮像方向又は画角を変更するための制御コマンドを送信する。そして、撮像装置1000は、外部装置2000から受信した撮像方向を変更するための制御コマンドに応じて撮像方向を変更する制御を行う。また、撮像装置1000は、外部装置2000から受信した画角を変更するための制御コマンドに応じて画角を変更する制御を行う。
続いて、図2は、本実施例に係る撮像装置1000のハードウェア構成の一例を示す図である。
制御部1001は、CPU(Central Processing Unit)等で構成される。また、制御部1001は、撮像装置1000の各構成要素を統括的に制御する。そして、制御部1001は、記憶媒体としての記憶部1002に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで後述の実施例の動作を実行する。。又は、制御部1001は、ハードウェアを用いて制御を行うこととしても良い。
記憶部1002は、主に制御部1001が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、後述する撮像部1004で生成される画像データの格納領域等、様々なデータの格納領域として使用される。後述する色調補正処理部1005の露出条件設定に用いられる露出設定等の格納領域としても使用される。また、制御部1001が各部の制御に用いるパラメータやコマンド等の格納領域としても使用される。
通信部1003は、各制御コマンドを外部装置2000から受信する。また、各制御コマンドを外部装置2000に送信する場合に使用される。
撮像部1004は、不図示の撮像光学系、及びCCDやCMOS等の撮像素子などから構成される。この撮像部1004は、被写体の像を撮像して生成したアナログ信号をデジタルデータに変換する。
1005は色階調補正処理部である。色階調補正処理部1005は、設定手段として撮像部1004が出力する画像データの色や明るさを解析する。そして、明るすぎる部分、暗すぎる部分、或いは双方について視認性を高めるために適切な色階調又は露出(処理条件)に補正処理した画像データを生成し、記憶部1002に出力する。なお、色階調補正処理部1005は、撮像部1004から出力された画像データを解析する。そして、記憶部1002に格納された露出設定や画像処理設定の内容(色階調条件)に基づき、この画像データに対して画像データの一部又は全部の露出設定処理を行うようにしてもよい。また、本実施例における露出設定処理には、逆行補正処理、及び暗部補正処理等が含まれる。ここで、逆行補正処理とは、逆光状況(逆行条件)における暗部を含んだ画像データの全体を明るくする処理である。また、暗部補正処理とは、この画像データに含まれる暗部を判定し(暗部条件)、明るい部分の画像の明るさを保持したまま、判定された暗部を明るく補正する処理である。
また、制御部1001又は色階調補正処理部1005に被写体検出部を含むようにしてもよい。そして、この被写体検出部の検出結果を露出設定処理に用いてもよい。
1006は圧縮符号化部である。圧縮符号化部1006は、圧縮符号化設定の内容に基づき、撮像部1004、色階調補正処理部1005が出力する画像データに対してJPEG或いはH.264等の形式に基づき圧縮符号化処理を行い、記憶部1002に出力する。また外部機器からストリーミング開始の要求があった場合、撮像装置1000は、要求の内容に基づいて圧縮符号化部1006が出力した画像データを、通信部1003を介して外部にストリーミング送信する。なお、圧縮符号化処理には、ADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform、適応離散コサイン変換)等が含まれる。
以上、撮像装置1000の内部構成について説明したが、図2に示す処理ブロックは、本発明における撮像装置の好適な実施例を説明したものでありこの限りではない。音声入力部を備えるなど、本発明の要旨の範囲内で、種々の変形及び変更が可能である。
なお、本実施例における撮像装置1000は、ストリーミング配信を外部装置2000から要求された場合、この要求の内容に基づき、画像データを、通信部1003を介して外部にストリーミング配信する。
続いて、図3は、本実施例に係る外部装置2000のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施例における外部装置2000は、ネットワーク1500に接続されるコンピュータ装置として構成される。
制御部2001は、外部装置2000の全体の制御を行う。制御部2001は、例えばCPUにより構成され、後述の記憶媒体としてのメモリ2002に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実施例に係る動作を実行する。又は、制御部2001は、ハードウェアを用いて制御を行うこととしてもよい。
記憶部2002は、制御部2001が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域として使用される。
通信部2003は、撮像装置1000から送信された撮像画像を受信する。また、通信部2003は、撮像装置1000を制御するための制御コマンド、撮像装置1000の情報を要求するための制御コマンド等を送信する。
入力部2004は、ユーザからの指示の入力を受け付ける。例えば入力部2004は、ユーザからの指示として、撮像装置1000に対する各種の命令の送信指示の入力を受け付けることができる。
入力部2004は、例えば、ボタン、十字キ―、タッチパネル、マウスなどで構成される。この入力部2004は、ユーザからの指示の入力を受け付ける。例えば、入力部2004は、ユーザからの指示として、撮像装置1000に対する各種のコマンドの送信指示の入力を受け付けることができる。
また、入力部2004は、ユーザから撮像装置1000に対する命令送信指示が入力されると、制御部2001に命令の入力があった旨を通知する。制御部2001は、入力部2004に入力された指示に応じて、撮像装置1000に対する命令を生成し、通信部2003を介して撮像装置1000に生成した命令を送信する送信制御を行う。
さらに、入力部2004は、制御部2001が記憶部2002に記憶されたプログラムを実行することにより生成されるユーザへの問い合わせメッセージ等に対するユーザの応答の入力を受け付けることができる。
2005は復号部である。復号部2005は、通信部2003を介して受信された圧縮符号化されている画像データをJPEG、或いはH.264等の形式に基づいて復号化し、記憶部2002に展開する。
表示部2006は、通信部2003が受信した撮像画像を表示する。また、表示部2006は、制御部2001が記憶部2002に記憶されたプログラムを実行することにより生成されるユーザへの問い合わせメッセージ等を表示させることができる。
以上、撮像装置1000及びクライアント装置2000のそれぞれの内部構成について説明したが、図2及び図3に示す処理ブロックは、本発明における撮像装置及び外部装置の好適な実施例を説明したものであり、この限りではない。音声入力部や音声出力部を備えるなど、本発明の要旨の範囲内で、種々の変形及び変更が可能である。
続いて図4は、撮像装置1000と外部装置2000の間における、設定開始から映像配信までの典型的なコマンドシーケンスを示している。
ここで本実施例におけるトランザクションとは、外部装置2000から撮像装置1000へ送信されるコマンドと、それに対して撮像装置1000が外部装置2000へ返送するレスポンスのペアのことを指している。
以下に図4の説明において参照する各種パラメータを説明する。
MediaProfileとは、撮像装置1000の各種設定項目を関連づけて記憶するためのパラメータセットである。MediaProfileのIDであるProfileTokenと、VideoSourceConfiguration、VideoEncoderConfigurationのほか、音声のエンコーダ等を含む各種設定項目へのリンクを保持する。
VideoSourceとは、撮像装置1000が備える1つの撮像部1004の性能を示すパラメータの集合体である。そして、VideoSourceのIDであるVideoSourceTokenと、撮像部1004が出力可能な画像データの解像度を示すResolutionを含む。
VideoSourceConfiguration(以下VSCと称する場合がある)とは、撮像装置が備えるVideoSourceをMediaProfileに関連付けるパラメータの集合体である。そして、VideoSourceが出力する画像データをうち、どの部分を切り出して配信画像とするかを指定するBoundsを含む。
VideoEncoderConfiguration(以下VECと称する場合がある)とは、画像データの圧縮符号化に関するエンコーダ設定をMediaProfileに関連付けるパラメータの集合体である。撮像装置1000は、VideoSource、及びVSCの内容に基づいて出力される画像データを、本VEC内に設定される圧縮符号化方式(例えばJPEGやH.264)、フレームレート、或いは解像度等のパラメータに従って圧縮符号化する。そして、通信部1003を介して外部装置2000に配信する。
VideoEncoderConfigurationは、VideoEncoderConfigurationのIDであるVideoEncoderConfigurationToken、圧縮符号化方式を指定するEncodingを含む。さらに、出力画像の解像度を指定するResolution、圧縮符号化品質を指定するQuality、出力画像の最大フレームレートを指定するFramerateLimit、及び最大ビットレートを指定するBitrateLimitを含む。
6000は、ネットワーク機器接続のトランザクションである。外部装置2000は、ネットワーク機器を接続するためのProbeコマンドをユニキャスト、或いはマルチキャストでネットワーク1500に送信する。ネットワーク1500に接続されている撮像装置1000は、コマンド受け付け可能となったことを示すProbeMatchレスポンスを外部装置2000へ返送する。
6001は、Subscribeのトランザクションである。このコマンドによって、外部装置2000は、撮像装置1000に対してイベント配信を行うよう指示することができる。
6002は、GetProfilesコマンドのトランザクションである。このトランザクションにより、外部装置2000は、撮像装置1000が保持するMediaProfileのリストを取得する。
6003は、GetVideoSourcesコマンドのトランザクションである。このトランザクションにより、外部装置2000は、撮像装置1000が保持するVideoSourceのリストを取得する。
6004は、GetVideoSourceConfigurationsトランザクションである。このトランザクションにより、外部装置2000は、撮像装置1000が保持するVideoSourceCofigurationのリストを取得する。
外部装置2000は、GetVideoSourceConfigurationsコマンドを撮像装置1000に送信する。そして、GetVideoSourceConfigurationsコマンドを受信した撮像装置1000は、撮像装置1000が保持するVSCのIDを含むリストを外部装置2000にレスポンスとして返送する。
6005は、GetVideoEncoderConfigurationsトランザクションである。このコマンドにより、外部装置2000は、撮像装置1000が保持するVECのリストを取得する。
外部装置2000は、GetVideoEncorderConfigurationsコマンドを撮像装置1000に送信する。又、このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返送する。
6006は、GetVideoEncoderConfigurationOptionsトランザクションである。このコマンドにより、外部装置2000は、IDによって指定したVECにおいて、撮像装置1000が受付可能な各パラメータの選択肢や設定値の範囲を取得する。
外部装置2000は、GetVideoEncorderConfigurationOptionsコマンドを撮像装置1000に送信する。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返送する。このトランザクションにより、外部装置2000は、記憶部1002に記憶されている圧縮符号化設定のIDを含むリストを撮像装置1000から取得する。
6007は、CreateProfileトランザクションである。このコマンドにより、外部装置2000は、撮像装置1000に新たなMediaProfileを作成し、そのProfileTokenを得る。本コマンド処理後、撮像装置1000は、MediaProfileに何らかの変更があったことをネットワーク上の外部装置に通知するべくMediaProfile変更通知イベントを送信する。
このトランザクションにより、外部装置2000は、配信プロファイルを撮像装置1000内に新たに作成し、作成した配信プロファイルのIDを得ることができる。又、撮像装置1000は、この新たに作成された配信プロファイルを記憶する。
6008、及び6009は、AddVideoSourceConfigurationトランザクション、及びAddVideoEncoderConfigurtionトランザクションである。これらのコマンドにおいてIDを指定することにより、外部装置2000は、指定したMediaProfileに所望のVSC、及びVECを関連付けることができる。これらのコマンド処理後、撮像装置1000は、MediaProfileに何らかの変更があったことをネットワーク上の外部装置に通知するべくMediaProfile変更通知イベントを送信する。
6010は、SetVideoEncoderConfigurationトランザクションである。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返送する。このトランザクションにより、外部装置2000は、6005で取得したVECの内容を、6006で取得した選択肢に基づいて設定する。例えば、圧縮符号化方式や切出しサイズを変更する。撮像装置1000は、設定された圧縮符号化設定等の内容を記憶する。
このコマンドにより、外部装置2000は、VECの各パラメータを設定する。本コマンド処理後、撮像装置1000は、VECに何らかの変更があったことをネットワーク上の外部装置に通知するべくVEC変更通知イベントを送信する。
6011は、GetStreamUriコマンドのトランザクションである。このコマンドにより、外部装置2000は、指定したMediaProfileの設定に基づいて撮像装置1000が配信ストリームを取得するためのアドレス(URI)を取得する。
撮像装置1000は、外部装置2000により指定された配信プロファイルIDに関連付けられているVSC、及びVECの内容に対応する画像をストリーミング配信するためのアドレスを、外部装置2000に返送する。
6012は、DESCRIBEコマンドのトランザクションである。6011において取得したURIを使用してこのコマンドを実行することにより、外部装置2000は、撮像装置1000がストリーム配信するコンテンツの情報を要求し取得する。
6013は、SETUPコマンドのトランザクションである。6011において取得したURIを使用してこのコマンドを実行することにより、外部装置2000と撮像装置1000の間で、セッション番号を含むストリームの伝送方法が共有される。
6014は、PLAYコマンドのトランザクションである。6013において取得したセッション番号を使用してこのコマンドを実行することにより、外部装置2000は、撮像装置1000に対してストリームの開始を要求する。
6015は、配信ストリームである。撮像装置1000は、6014において開始を要求されたストリームを、6013において共有された伝送方法によって配信する。
6016は、TEARDOWNコマンドのトランザクションである。6013において取得したセッション番号を使用してこのコマンドを実行することにより、外部装置2000は、撮像装置1000に対してストリームの停止を要求する。
続いて、図5は、撮像装置1000と外部装置2000の間における、画像処理設定ImagingSetting変更の典型的なコマンドシーケンスを示している。
6050は、GetServicesコマンドのトランザクションである。外部装置2000は、本コマンドにより、撮像装置1000がサポートしているWebサービスの種類と各Webサービスを利用するためのアドレスURIを取得する。
外部装置2000は、GetServicesコマンドを撮像装置1000に送信する。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返送する。
6051は、GetServiceCapabilitiesコマンドのトランザクションである。外部装置2000は、本コマンドによって、6050において取得した各Webサービスの、機能の一覧を取得する。
外部装置2000は、GetServiceCapabilitiesのコマンドを撮像装置1000に送信する。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返送する。
6052は、GetImagingSettingsコマンドのトランザクションである。外部装置2000は、本コマンドにより、撮像装置1000が保持している画像処理設定ImagingSettingのリストを取得する。
外部装置2000は、GetImagingSettingsのコマンドを撮像装置1000に送信する。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返信する。
6053は、GetOptionsコマンドのトランザクションである。外部装置2000は、本コマンドにより、撮像装置2000が受け付け可能な画像処理設定ImagingSettingsのパラメータの選択肢を取得する。
外部装置2000は、GetOptionsのコマンドを撮像装置1000に送信する。このコマンドを受信した撮像装置1000は、このコマンドのレスポンスを返信する。
6054は、SetImagingSettingsコマンドのトランザクションである。外部機器2000は、本コマンドにより、撮像装置2000に対して新しい画像処理設定ImagingSettingを送信し、画像処理設定の変更を行う。
6055は、ImagingSetting変更通知イベントである。6054のコマンド処理後、撮像装置1000は、ImagingSettingに何らかの変更があったことをネットワーク上の外部装置に通知するべくImagingSetting変更通知イベントを送信する。
続いて、図6は、画像処理設定ImagingSettingの内容を示している。BacklightCompensation(以下、BLCと称することがある)は、逆光補正を有効化、無効化するパラメータである。このBLCは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
Brightnessは、撮像部1004により撮像される撮像画像の明るさを指定するパラメータである。このBrightnessは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
ColorSaturationは、撮像部1004により撮像される画像の明度を指定するパラメータである。このColorSaturationは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
Contrastは、撮像部1004により撮像される画像の色の濃さを指定するパラメータである。このContrastは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
Exposureは、撮像部1004により撮像される画像の露出を変更するパラメータである。このExposureは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
Focusは、撮像部1004のフォーカス設定を変更するパラメータである。このFocusは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
IrCutFilterは、撮像部1004の撮像光路上で挿抜可能な赤外線を遮断するフィルターの設定を変更するパラメータである。このIRCutFilterは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
Sharpnessは、撮像画像のシャープネスの設定を変更するパラメータである。このSharpnessは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
WideDynamicRangeは、WDRの設定を変更するパラメータである。WideDynamicRangeは、WDRを有効化するONと、無効化するOFFの設定を受け付ける。また、このWideDynamicRangeは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
WhiteBalanceは、撮像画像のホワイトバランスの調整のためのパラメータである。このWhiteBalanceは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
また、Extentionは、図7(a)に展開される拡張されたパラメータを含む。このExtentionは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。
続いて、図7(a)、(b)、(c)はいずれも図6に示すImiagingSettingsに追加されたパラメータであり、図6の各パラメータと同様に画像処理設定の一部である。
図8(a)は、図7(c)に含まれているToneCompensationの内容を示している。ToneCompensation(以下TCと称することがある)は画像データの色階調補正機能を設定するためのパラメータである。また、このToneCompensationは、XSDのminOccurs指定子により、省略されても良いようになっている。TC内におけるModeは、OnとOffが設定可能である。OnとOffはそれぞれTC、即ち色階調補正機能を有効化・無効化するコマンドである。Levelは、色階調補正の程度を外部から指定するためのコマンドであり、0.0から1.0が指定可能である。
図8(b)、(c)は、外部装置2000から撮像装置1000に対して、色階調補正の設定を行うコマンドの一例である。図8(b)には、TC内におけるModeはOnが指定されおり、色階調補正機能を有効化するためのコマンドである。そして、図8(c)には、TC内におけるModeはOnが、Levelは0.8が両方指定されおり、色階調補正機能を有効化し、色階調補正の程度を外部から指定するためのコマンドである。
本実施例におけるTC内におけるModeパラメータは、設定手段である色階調補正処理部1005を有効に制御するための第一のコマンドに相当する。また、本実施例におけるTC内におけるLevelパラメータは、色階調補正処理部1005の露出条件を調整するための第二のコマンドに相当する。
図9は、6053のGetOptionsコマンドのトランザクションで撮像装置1000が外部装置2000に返送する画像処理設定の選択肢ImagingSettingOptionsの内容を示している。BacklightCompensationは、逆光補正の設定に関する選択肢を含む。Brightnessは、撮像画像の明るさ設定の選択肢を含む。ColorSaturationは、画像の明度設定に関する選択肢を含む。Contrastは、画像の色の濃さ設定の選択肢を含む。Exposureは、画像の露出設定に関する選択肢を含む。Focusは、撮像部1004のフォーカス設定の選択肢を含む。IrCutFilterは、撮像部1004の撮像光路上で挿抜可能な赤外線を遮断するフィルターの設定に関する選択肢を含む。Sharpnessは、撮像画像のシャープネス設定に関する選択肢を含む。WideDynamicRangeは、WDRの設定の選択肢を含む。WhiteBalanceは、撮像画像のホワイトバランス調整のための選択肢を含む。Extentionは、図10(a)に展開される拡張されたパラメータを含む。
図10(a)、(b)、(c)はいずれも図9に示すImiagingSettingsOptionsに追加されたパラメータであり、図9の各パラメータと同様にImagingSettingsOptionsの一部である。IrCutFilterAutoAdjustmentはIrCutFilterに関する拡張パラメータの選択肢を含む。ToneCompensationは、図11に示す色階調補正機能の設定に関する選択肢を含む。
図11においてModeは、図8における色階調補正機能の有効化・無効化を設定するModeパラメータとして受け付け可能な選択肢を列挙するパラメータである。Levelは、図8における色階調補正機能の程度を指定するLevelパラメータを受け付け可能かどうか示すフラグであり、本実施例においては受け付け可能であることを示す。
尚、本実施例における撮像装置1000は、ModeについてはOn、Off双方が設定可能である。従って、6053に示されるGetOptionsコマンドのトランザクションでは、Modeに設定可能な値としてOn、Offが、またLevelが指定可能であるとしてLevel=Trueが外部装置2000に返送されることとなる。
本実施例において、GetOptionsコマンドのトランザクションで外部装置2000に返送される内容は、色階調補正機能を制御するための制御情報に相当する。
図12は、撮像装置1000が前述のSetImagingSettingsコマンドを外部装置2000から受信した場合の処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、制御部1001により実行される。本実施例においては、ImagingSettingsのうち、本発明で言及する露出設定である色階調補正機能ToneCompensationパラメータにのみ言及し、他のパラメータの処理の説明は省略する。
ステップS7000において制御部1001は、受信したSetImagingSettingsコマンドの引数に指定されているImagingSettingsの内容を判定する。具体的にはToneCompensationに含まれるModeの設定値を判定する。尚、ToneCompensation自体が省略されていた場合、制御部1001はステップS7005に処理を移す。Modeの設定値がOnであった場合、制御部1001は処理をS7001に移す。Modeの設定値がOffあった場合、制御部1001は処理をステップS7004に移す。
ステップS7001において制御部1001は、ToneCompensationにLevelパラメータが省略されているかどうかを判定する。この判定の判定結果に基づきLevelパラメータが省略されている場合、制御部1001は処理をステップS7003に移す。そして、Levelパラメータが指定されていた場合、制御部1001は処理をステップS7002に移す。
ステップS7002において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対してLevel値を指定して色階調補正処理を有効化させるように制御する。
ステップS7003において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対してLevel値を自動設定として、色階調補正処理を有効化させるように制御する。この場合、色階調補正処理部1005は記憶部1002に記憶された所定の露出設定等に基づいて補正機能の強弱を自動で判定して色階調補正処理を行う。一例として、色階調補正部1005は、入力画像のシーン種別を判定しシーン種別に応じた色階調補正量を用いる。
ステップS7004において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対して色階調補正処理を無効化させる。この場合、撮像部1004が出力した画像データはそのまま圧縮符号化部1006が処理を行うことになる。
ステップS7005において制御部1005は、通信部1003を介して、正常応答であるSetImagingSettingsレスポンスを送信する。
なお、本実施例においてステップS7003で制御部1001が色階調補正処理部1005を制御する動作は第一のモードに相当する。なお、本実施例において、ステップS7002で制御部1001が色階調補正処理部1005を制御する動作は第二のモードに相当する。
図13は、撮像装置1000の画像処理設定を行うための、外部装置2000の画像処理設定画面を例示している。この画面は、制御部2001により表示部2006に表示される。なお、本図は、ImagingSetingsにおいて本発明に関係するToneCompensationのパラメータについてのみ言及し、他のパラメータに対する説明は省略する。
8000は、ImagingSettings設定画面である。8010は、ToneCompensation設定のパラメータ入力エリアである。8011はTCのModeを選択するラジオボタンである。8012はTCのLevelを設定するテキストボックス、及びスライドバーである。8040は、本画面の設定内容に基づいてSetImagingSettingsコマンドを送信し、かつ本画面を終了するための設定ボタンである。8041は、本画面を終了するための閉じるボタンである。
なお、本実施例において設定画面8000にLevelパラメータを省略するボタン等を設ける構成としてもよいし、スライドバーの一部にLevelパラメータを省略する部分を設ける構成としてもよい。
図14は、外部装置2000におけるImagingSettings設定画面処理のフローチャートである。本処理は、外部装置2000のユーザが、撮像装置の配信画像に対して画像処理設定を変更させようとしたときに、外部装置2000にて実行される処理である。なお、この処理は、制御部2001により実行される。本処理の結果、外部装置2000の表示部2006には、図13に示される画面が表示されることとなる。尚、図13においてはImagingSettingsのうちTCのみが表示されるようになっているがこの限りではなく、図6、図7(a)(b)(c)、図8に含まれる他のあらゆるパラメータ、或いは全てのパラメータが設定可能なように表示されても良い。
ステップS9000において制御部2001は、表示部2006上に、図13に示されるImagingSettings設定画面を表示させる。
ステップS9001において制御部2001は、6052のGetImagingSettingsコマンドのトランザクションを実行し、撮像装置1000からImagingSettingsのリストを取得する。尚、リストに含まれるImagingSettingsの数は、撮像部の数と同等であることが通常である。本実施例における撮像装置1000は、撮像部1004を1つ備えているため、トランザクション6052の結果から得られるリストに含まれるImagingSettingsは1つである。複数のImagingSettingsが得られた場合は、画面内にタブを用いて複数のImagingSettingsの表示を切り替えられるようにしてもよい。或いはImagingSetttingsの数に応じて、それぞれのImagingSettings用に複数のImagingSettings設定画面が表示されるようにしてもよい。
ステップS9002において制御部2001は、6053のGetOptionsコマンドのトランザクションを実行し、撮像装置1000から、撮像装置1000が受け付け可能なImagingSettingsの各パラメータの選択肢を取得する。この、取得パラメータの選択肢にはToneCompensationの選択肢が含まれる場合がある。
ステップS9003において制御部2001は、ステップS9002において取得したToneCompensationの選択肢を判定する。ToneCompensation自体が省略されていた場合、或いはModeの選択肢としてOffのみが返送された場合、制御部2001は処理をステップS9004に移す。Modeの選択肢としてOnとOffが返送され、且つLevelが省略、或いはLevelとしてFalseが返送された場合、制御部2001は処理をステップS9005に移す。Modeの選択肢としてOnとOffが返送され、且つLevelとしてTrueが返送された場合、制御部2001は処理をステップS9006に移す。
ステップS9004において制御部2001は、TC設定エリア8010全体をグレーアウト表示とし8011及び8012を設定不可能なように表示する。そして、制御部2001は処理をステップS9007に移す。
ステップS9005において制御部2001は、TC設定エリア8010のMode選択ラジオボタン8011について、OnとOffが選択可能なように表示する。レベル設定テキストボックス、及びスライドバー8012は設定不可能なように表示する。そして、制御部2001は処理をステップS9007に移す。
なお、本実施例において、ステップS9005では選択ラジオボタン8011について、OnとOffが選択可能なように表示するとしたが、ONの代わりにAUTOと表示を変更してもよい。
ステップS9006において制御部2002は、TC設定エリア8010のMode選択ラジオボタン8011について、OnとOffが選択可能なように表示する。またレベル設定テキストボックス、及びスライドバー8012についても入力可能なように表示する。そして、制御部2001は処理をステップS9007に移す。なお、本実施例において、ステップS9006では選択ラジオボタン8011について、OnとOffが選択可能なように表示するとしたが、スライドバー8012が入力されない場合はONの代わりにAUTOと表示を変更してもよい。
ステップS9007において、制御部2001は、ImagingSettings設定画面のいずれかのボタンが押下されるか、ImagingSettings設定変更イベント6055を受信するまで待機する。
設定ボタン8040が押下されたとき、8011においてOnが選択される。そして、8012のLevelが入力されていない場合、制御部2001は、TCのModeパラメータはOnを、Levelパラメータは省略して6054のSetImagingSettingsコマンドのトランザクションを実行する。その後、制御部2001は、処理をステップS9007に戻す。
設定ボタン8040が押下されたとき、8011においてOnが選択される。そして、8012にLevel値が入力されている場合、制御部2001は、TCのModeパラメータはOnを、及びLevelパラメータはテキストボックス8012の入力値をパラメータとして、トランザクション6054を実行する。その後、制御部2001は、処理をステップS9007に戻す。
設定ボタン8040が押下されたとき、8011においてOffが選択されている場合、制御部2001は、TCのModeパラメータはOffをパラメータとして、6054のトランザクションを実行する。
また、閉じるボタン8041が押下されたとき、制御部2001は、ステップS9011に処理を移し、本処理を終了させる。
また、ImagingSettings設定変更イベント6055を受信したとき、制御部2001は、ステップS9001に処理を戻す。
本発明の実施例1によれば、画質設定機能を有効化・無効化するパラメータと、画質設定機能の程度を指定するパラメータの関係を明らかにし、ユーザの誤認識を低減するパラメータ構成とすることができる。また画質設定機能を有効化するパラメータの選択肢として存在した従来のONとAUTOを、ONで共通化することができ、より簡便なパラメータ構成とすることで、ユーザのスムーズなパラメータ設定を実現することができる。
(実施例2)
実施例1においては、画質設定機能の程度を指定するTCのLevelパラメータが省略された場合は、撮像装置1000の制御部1001は、色階調補正処理部1005に対してLevel値を自動設定として、色階調補正処理を有効化させるようにした。一方、撮像装置は必ずしも色階調補正処理の度合いを判定する機能を備えていない。しかしながら、そのような場合でも、本発明を適用することで、パラメータ構成を簡便にすることが可能である。
続いて、図15を用い、本発明の実施例2について説明する。なお、上述の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
図15は、本実施例で説明する撮像装置のSetImagingSettingsコマンドを受信した際の振舞いを示すフローチャートである。撮像装置1000が前述のSetImagingSettingsコマンドを外部装置2000から受信した場合の処理を示している。なお、この処理は、制御部1001により実行される。本実施例においては、ImagingSettingsのうち、本発明で言及する露出設定である色階調補正機能ToneCompensationパラメータにのみ言及し、他のパラメータの処理の説明は省略する。
ステップS7100において制御部1001は、受信したSetImagingSettingsコマンドの引数に指定されているImagingSettingsの内容を判定する。具体的にはToneCompensationに含まれるModeの設定値を判定する。尚、ToneCompensation自体が省略されていた場合、制御部1001はステップS7105に処理を移す。Modeの設定値がOnであった場合、制御部1001は処理をS7101に移す。Modeの設定値がOffあった場合、制御部1001は処理をステップS7104に移す。
ステップS7101において制御部1001は、ToneCompensationにLevelパラメータが省略されているかどうかを判定する。Levelパラメータが省略されている場合、制御部1001は処理をステップS7103に移す。Levelパラメータが指定されていた場合、制御部1001は処理をステップS7102に移す。
ステップS7102において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対してLevel値を指定して色階調補正処理を有効化させる。ステップS7103において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対して記憶部1002に記憶されている所定のLevel値を指定して、色階調補正処理を有効化させる。デフォルトのLevel値は、例えば色階調補正処理に指定可能な最大のLevel値や中間のLevel値を採用してもよい。
ステップS7104において制御部1001は、色階調補正処理部1005に対して色階調補正処理を無効化させる。この場合、撮像部1004が出力した画像データはそのまま圧縮符号化部1006が処理を行うことになる。
ステップS7105において制御部1005は、通信部1003を介して、正常応答であるSetImagingSettingsレスポンスを送信する。
本発明の実施例2によれば、画質設定機能を有効化するパラメータの選択肢として存在した従来のONとAUTOのうち、ONのみをサポートする撮像装置に対しても本発明を有効に適用できる。即ち、ユーザはLevelパラメータの要否を考慮することなく画質設定機能を利用することができ、より簡便に画質設定機能を使用することができる。
以上、本発明を実装した撮像装置及び外部装置の動作を実施例1、及び2に示したが、実施形態は必ずしも上述の限りでなく、部分的に変更されてもよい。
実施例1、2において、撮像装置1000は、On及びOffの双方をサポートするようにしているが必ずしもこの限りではない。例えば撮像装置1000は、Onのみをサポートするようにしてもよい。この場合の撮像装置1000は、色階調補正機能は常に有効化されており、Mode=OnとLevel値の指定でマニュアル動作、Mode=Onのみの指定でオート動作という振舞いとなる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウエア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種コンピュータ読取可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に提供する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がコンピュータプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1000 撮像装置
1001 制御部
2000 外部装置
2006 表示部
8000 ImagingSettings設定画面

Claims (14)

  1. 外部装置とネットワークを介して通信可能な撮像装置であって、
    撮像手段と、
    前記撮像手段で取得した画像データの処理条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段を制御するための制御コマンドを前記外部装置からネットワークを介して受信するための受信手段と、
    を備え、
    前記制御コマンドは、前記設定手段を有効化するための第一のコマンドと、前記設定手段が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含み、
    前記設定手段は、所定の設定に基づいて処理条件を設定する第一のモードと、前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードを含み、
    前記設定手段は、前記受信手段を介して受信した前記制御コマンドに前記第一のコマンドが含まれ前記第二のコマンドが含まれない場合は、前記第一のモードを採用し、前記第一のコマンドと前記第二のコマンドの両方が含まれる場合は、前記第二のモードを採用することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像データの露出を解析する解析手段をさらに備え、
    前記所定の設定は、前記解析手段の結果に基づいた設定を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記設定を記憶するための記憶手段をさらに備え、
    前記所定の設定は、前記記憶手段に記憶された設定を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記受信手段により前記制御コマンドが受信された場合に、制御コマンドに対する応答を、前記外部装置にネットワークを介して送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像データから被写体を検出する被写体検出手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記画像データの少なくとも一部を、前記被写体検出手段によって検出された被写体の視認性を高めるような処理条件に変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御コマンドに前記第一のコマンド及び前記第二のコマンドが含まれているかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第一のモード及び前記第二のモードのいずれか一方を採用することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記処理条件には、色階調条件、露出条件、逆行条件、暗部条件の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮像部と、前記撮像部で取得した画像データの処理条件を設定する設定部と、を備えた撮像装置とネットワークを介して通信する外部装置であって、
    前記設定部を制御するための制御情報をネットワークを介して受信するための受信手段と、
    前記設定部を有効化するための第一のコマンド及び前記設定部が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含む制御コマンドを送信するための送信手段と、
    前記制御コマンドを設定するため設定画面を表示する表示手段と、を備え、
    前記制御情報には、所定の条件に基づいて処理条件を設定する第一のモード、または前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードが設定可能かどうかの情報を含み、
    前記情報に基づいて、表示手段に表示する設定画面を切り替えることを特徴とする外部装置。
  9. 撮像手段と前記撮像手段で取得した画像データの処理条件を設定する設定手段とを備えた撮像装置と、ネットワークを介して通信する外部装置と、で構成される撮像システムであって、
    前記外部装置は、
    前記設定手段を有効化するための第一のコマンドと、前記設定手段が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含む制御コマンドを前記外部装置からネットワークを介して送信するための送信手段を備え、
    前記撮像装置は、
    前記設定手段を、所定の処理条件に基づいて処理条件を設定する第一のモードと、前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードに制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記制御コマンドに前記第一のコマンドが含まれ、前記第二のコマンドが含まれない場合は、前記第一のモードに前記設定手段を制御し、前記第一のコマンドと前記第二のコマンドの両方が含まれる場合は、前記第二のモードに前記設定手段を制御することを特徴とする撮像システム。
  10. 撮像部と前記撮像部で取得した画像データの処理条件を設定する設定部とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記設定部を制御するための制御コマンドを前記外部装置からネットワークを介して受信するための受信ステップを備え、
    前記制御コマンドは、前記設定部を有効化するための第一のコマンドと、前記設定手段が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含み、
    前記設定部は、所定の処理条件に基づいて処理条件を設定する第一のモードと、前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードを含み、
    前記受信ステップで、前記制御コマンドが前記第一のコマンドを含み前記第二のコマンドを含まない場合は、前記設定部は前記第一のモードを採用し、前記第一のコマンドと前記第二のコマンドの両方を含む場合は、前記第二のモードを採用することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 撮像部と、前記撮像部で取得した画像データの処理条件を設定する設定部と、を備えた撮像装置とネットワークを介して通信する外部装置の制御方法であって、
    前記設定部を制御するための制御情報をネットワークを介して受信するための受信ステップと、
    前記設定部を有効化するための第一のコマンドと、前記設定部が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含む制御コマンドを送信するための送信ステップと、
    前記制御コマンドを設定するため設定画面を表示する表示ステップと、を備え、
    前記制御情報には、所定の処理条件に基づいて処理条件を設定する第一のモード、または前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードが設定可能かどうかの情報を含み、
    前記情報に基づいて、表示ステップに表示する設定画面を切り替えることを特徴とする外部装置の制御方法。
  12. 撮像部と前記撮像部で取得した画像データの処理条件を設定する処理設定部とを備えた撮像装置と、ネットワークを介して通信する外部装置と、で構成される撮像システムの制御方法であって、
    前記外部装置において、
    前記設定部を有効化するための第一のコマンドと、前記設定部が設定する処理条件を調整するための第二のコマンドの少なくとも一つを含む制御コマンドを前記外部装置からネットワークを介して送信するための送信ステップと、
    前記撮像装置において、
    前記設定部を、所定の処理条件に基づいて処理条件を設定する第一のモードと、前記第二のコマンドによって調整された処理条件に基づいて処理条件を設定する第二のモードに制御する制御ステップを備え、
    前記制御ステップは、前記制御コマンドに前記第一のコマンドが含まれ前記第二のコマンドが含まれない場合は、前記第一のモードに前記設定部を制御し、前記第一のコマンドと前記第二のコマンドが含まれる場合は、前記第二のモードに前記設定部を制御することを特徴とする撮像システムの制御方法。
  13. 請求項10乃至12のいずれか1項に記載の複数のステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項13に記載のコンピュータプログラムを記載したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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