JP2015220667A - 通信制御システム、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

通信制御システム、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる通信制御システムを提供する。【解決手段】電文管理部81は、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、受信した電文を接続先割当部83に送信する処理を行う。接続先割当部83は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てる。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の物理端末からの通信を制御する通信制御システム、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
銀行などの金融機関では、ホストシステムと物理端末との通信手順に、「全銀協標準通信プロトコル(ベーシック手順)」(以下、Z手順と記す。)を用いることが多い。例えば、特許文献1には、Z手順を用いて振込データのファイルを伝送する方法が記載されている。Z手順は、例えば、銀行が備えるホストシステム(ホスト側)と、営業店端末などの物理端末との間で通信を行う際に利用され、一般に、ホスト側と物理端末とは一対一で接続される。
特開2003−16258号公報
上述するように、Z手順を用いる場合、ホスト側と物理端末とが一対一に接続される。そのため、ホスト側は、物理端末数分の通信先を物理的に準備し、管理する必要がある。すなわち、この場合、ホスト側は、接続される物理端末数に応じてリソースを用意しなければならないという問題がある。
このような問題を解決するため、例えば、複数の物理端末を有する店舗ごとに、代表の物理端末を設定しておき、それ以外の店舗内の物理端末には、代表端末の枝番を設定する方法が考えられる。このようにすることで、各店舗から接続される物理端末は、見かけ上1台になるため、ホスト側が用意しなければならないリソースを削減することができる。
しかし、このような方法を用いたとしても、各店舗(具体的には、代表の物理端末)に対して配分されるリソースは固定的である。そのため、ある店舗ではリソースが枯渇している一方で、他の店舗ではリソースが余っているといった偏りが生じてしまうという問題がある。
そこで、複数の物理端末からの通信を受信し、受信した通信をホスト側の負荷に応じて振り分けることも考えられる。しかし、一度処理を受け付けたにも関わらず、ホスト側の負荷により処理が行えないとすると、処理が完了できなかったことによる影響だけでなく、システムの信頼性を損なう結果となってしまう。そのため、処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行えることが望ましい。
そこで、本発明は、処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる通信制御システム、通信システム、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明による通信制御システムは、ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御する通信制御システムであって、物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理部と、ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理部と、接続先管理部が管理する通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の通信パスを割り当てる接続先割当部とを備え、電文管理部が、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、受信した電文を接続先割当部に送信する処理を行い、接続先割当部が、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てることを特徴とする。
本発明による通信システムは、複数の物理端末と、物理端末からの要求を処理するホストシステムと、物理端末とホストシステムとの間の通信を制御する通信制御システムとを備え、通信制御システムが、物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理部と、ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理部と、接続先管理部が管理する通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の通信パスを割り当てる接続先割当部とを含み、電文管理部が、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、受信した電文を接続先割当部に送信する処理を行い、接続先割当部は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てることを特徴とする。
本発明による通信制御方法は、ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御する通信制御方法であって、物理端末ごとに確立される接続を介して電文を受信し、電文を受信したときに、その電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、その電文をホストシステムに対して送信する処理を行い、ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況に基づいて、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで送信された電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てることを特徴とする。
本発明による通信制御プログラムは、ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御するコンピュータに適用される通信制御プログラムであって、コンピュータに、物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理処理、ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理処理、および、接続先管理処理で管理される通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の通信パスを割り当てる接続先割当処理を実行させ、電文管理処理で、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、接続先割当処理を行う手段に受信した電文を送信する処理を実行させ、接続先割当処理で、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留させ、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てさせることを特徴とする。
本発明によれば、処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる。
本発明による通信システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。 電文の例を示す説明図である。 通信システムの動作例を示すフローチャートである。 実施例における通信システムの構成例を示すブロック図である。 実施例における通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明による通信制御システムの概要を示すブロック図である。 本発明による通信システムの概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による通信システムの一実施形態の構成例を示すブロック図である。本実施形態の通信システムは、通信制御システム10と、複数の物理端末30と、ホストシステム40とを備えている。通信制御システム10は、複数の物理端末30に接続され、また、ホストシステム40は、通信制御システム10に接続される。
ホストシステム40は、物理端末30の要求に応じて処理を行うシステムである。ホストシステム40は、1台の装置から構成されていてもよく、複数の装置から構成されていてもよい。本実施形態のホストシステム40は、複数の仮想端末を実現するものであり、各仮想端末は、各物理端末30の要求に応じて動作する。
また、本実施形態では、ホストシステム40と物理端末30とは、1対多の関係にあるものとする。また、図1に例示する通信システムは、通信制御システム10を1つ備えているが、接続される物理端末30の数に応じて、通信制御システム10を2つ以上備えていてもよい。なお、本発明を実現するために用いられるホストシステム40の数は1つに限定されない。例えば、ホットスタンバイのようにシステム全体の信頼性を向上させるため、主系と待機系で同じ構成のホストシステム40が2系統用意されてもよい。
通信制御システム10は、物理端末監視部11と、電文管理部12と、接続先割当部13と、接続先管理部14と、接続情報保持部15と、パス使用状況保持部16と、電文保持部17と、システム情報保持部18と、メッセージ制御部19とを含む。
システム情報保持部18は、通信制御システム10内の各構成要素が処理を行うために必要な情報を保持する。システム情報保持部18は、例えば、各処理に必要なパラメータや初期情報、接続状態などの監視情報を保持する。システム情報保持部18が保持する情報は、各構成要素から適宜追加および更新される。システム情報保持部18は、例えば、磁気ディスク等により実現される。
接続情報保持部15は、通信制御システム10と物理端末30との接続に関する情報を記憶する。パス使用状況保持部16は、通信制御システム10とホストシステム40との接続に関する情報を記憶する。電文保持部17は、通信制御システム10が受信した電文を保持する。
なお、本実施形態では、通信制御システム10が、システム情報保持部18以外に、接続情報保持部15と、パス使用状況保持部16と、電文保持部17とを含む場合を例示している。ただし、システム情報保持部18が、接続情報保持部15、パス使用状況保持部16および電文保持部17が保持する各種情報をまとめて保持するようにしてもよい。
メッセージ制御部19は、各構成要素間の通信に必要なメッセージの変換処理を行う。各構成要素間の通信は、メッセージ制御部19を介して行われる。
物理端末監視部11は、物理端末30ごとに通信制御システム10との接続状態を監視する。具体的には、物理端末監視部11は、物理端末30と一対一に対応するプロセス(スレッド)を物理端末の数だけ作成し、プロセスごとに各物理端末30との接続処理を行う。物理端末監視部11は、例えば、各物理端末30へ定期的にヘルスチェックを行うことで、通信制御システム10と物理端末30との接続状態を監視する。
このように、本実施形態では、物理端末監視部11が定期的に接続状態を監視するため、物理端末30から電文の送信がない場合であっても、通信制御システム10は、物理端末30の状態を把握できる。
また、物理端末監視部11は、各物理端末30から送信される電文(上り電文)を受信し、メッセージ制御部19を介して、受信した電文を電文管理部12に送信する。図2は、物理端末30から送信される電文の例を示す説明図である。図2に例示する電文は、電文の発信元を識別する発信IDと、電文の送信先を識別する宛先IDとを含む。また、物理端末30から送信される電文には、図2に例示する情報以外に、ホストシステム40に要求する処理に必要な各種情報を含む。電文は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol )の通信プロトコルに従ったフォーマットで作成されていてもよい。
電文管理部12は、物理端末30から受信した電文を管理する。具体的には、電文管理部12は、電文を発信した物理端末30の情報と、その電文を受信したプロセスとを対応付けて管理する。なお、このプロセスは、物理端末監視部11が作成したプロセスである。電文管理部12は、例えば、受信した電文中に含まれる発信IDと、その電文を受信したプロセスを識別するプロセスIDとを対応付けた情報を接続情報保持部15に登録してもよい。以下、この対応付けた情報を、端末接続情報と記すこともある。また、発信IDは、発信元を識別するための情報であり、発信元識別情報と言うことができる。
また、電文管理部12は、二重に電文を処理することを避けるため、受信した電文の処理が終了する前に同一の物理端末30から電文を受信した場合、その電文に対するエラーを示す電文(以下、エラー電文と記す。)をその物理端末30に返信してもよい。以下、二重の電文を処理するためのチェック処理を、二重電文チェックと記す。二重電文チェックの対象になる電文は、同一の内容の電文であってもよく、別の内容の電文であってもよい。
また、電文管理部12は、物理端末30から受信する電文の流量を抑制する制御を行ってもよい。具体的には、電文管理部12は、物理端末30から送信される電文を通信制御システム10で受け付けることが不適切と判断した場合に、送信された電文に対するエラー電文を物理端末30に返信する。すなわち、電文管理部12は、電文を受け付ける前の早い段階で、エラー電文を物理端末30に返信する。一方、不適切ではないと判断した場合、電文管理部12は、メッセージ制御部19を介して、受信した電文を接続先割当部13に送信する。
ここで、電文を受け付けるとは、通信制御システム10がホストシステム40への処理要求を受諾することであり、単純に信号を受信することとは異なる。
電文管理部12は、例えば、一定期間内に予め定められた上限数以上の電文を受信した時に、受信した電文をホストシステム40へ送信することが不適切と判断してもよい。また、電文管理部12は、受信した電文をホストシステム40へ送信することにより、通信制御システム10内の所定の諸元値が予め定めた閾値を超える場合に、不適切と判断してもよい。
他にも、電文管理部12は、ホストシステム40への経路が決まっていない、または、ホストシステム40へ電文を送信できないと判断したときに、受信した電文をホストシステム40へ送信することが不適切と判断してもよい。この場合、電文管理部12は、ホストシステム40の経路や各装置の監視状況を、例えば、システム情報保持部18に記憶された各情報から判断すればよい。
なお、受信した電文をホストシステム40へ送信することが不適切と判断する方法は、上述する方法に限定されない。
接続先管理部14は、通信制御システム10とホストシステム40との接続状態を管理する。具体的には、接続先管理部14は、ホストシステム40に設けられる仮想端末に対応する数のプロセス(スレッド)を作成し、各プロセスにより確立される通信パスを介してホストシステム40との接続処理を行う。
なお、本実施形態の通信システムでは、通信制御システム10とホストシステム40との間の通信パスの数は、ホストシステム40が一定の性能を出せる数(すなわち、一定のサービスレベルを満たすことができる数)に設定される。この性能やサービスレベルは、実現する通信システムに応じて適宜設定され、その設定に応じて通信パスの数も設定される。したがって、設定される通信パスの上限も予め定められることになる。
そして、接続先管理部14は、確立した通信パスの使用状況を管理する。接続先管理部14は、後述する接続先割当部13によって電文に割り当てられた通信パスの使用状況を使用中に設定してもよい。また、接続先管理部14は、電文に対するホストシステム40の処理が完了したときに、その電文に割り当てられた通信パスの使用状況を未使用に設定してもよい。
通信パスの使用状況は、例えば、パス使用状況保持部16に記憶される。接続先管理部14は、例えば、通信パスごとに、使用の有無を示すフラグを対応付けて管理してもよい。また、接続先管理部14は、通信パスごとに、その通信パスを確立したスレッドの識別子や、接続時間などを対応付けて管理してもよい。
接続先割当部13は、受信した電文をホストシステム40に送信するための通信パスを、電文ごとに割り当てる。具体的には、接続先割当部13は、電文を割り当て可能な未使用の通信パスを特定する。通信パスを特定する方法は任意であり、接続先割当部13は、例えば、ラウンドロビンを用いて通信パスを特定する。
また、接続先割当部13は、ホストシステム40に電文を送信可能な通信パスが存在しない場合、電文を一時的に保留し、送信可能な通信パスが存在するようになったときに、保留した電文を順次ホストシステム40に送信する。すなわち、接続先割当部13は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、その割り当て可能な通信パスに保留した電文を割り当てる。接続先割当部13は、保留する電文を、例えば、電文保持部17に記憶する。
すなわち、接続先割当部13は、ホストシステム40と通信可能な通信パスが埋まっている場合、すぐに物理端末30にエラー電文を返信するのではなく、他の処理が終わるまで一時的に待機してから再度電文の送信を試みる。接続先割当部13が通信パスを確認する間隔は、ホストシステム40が行う処理に応じて定めておけばよい。
なお、ホストシステム40により電文処理が完了すると、電文管理部12は、接続先割当部13および接続先管理部14を介して、ホストシステム40から処理結果を含む電文(下り電文)を受信する。この電文の宛先には、発信元の物理端末を識別する情報(例えば、発信ID)が含まれるため、電文管理部12は、例えば、接続情報保持部15に記憶された情報を参照してプロセスIDを特定する。そして、電文管理部12は、そのプロセスIDで特定される処理で接続されている物理端末30を特定し、その物理端末30に対して処理結果を含む電文を送信する。
物理端末監視部11と、電文管理部12と、接続先割当部13と、接続先管理部14と、メッセージ制御部19とは、プログラム(通信制御プログラム)に従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。例えば、プログラムは、通信制御システム10の記憶部(図示せず)に記憶され、CPUは、そのプログラムを読み込み、プログラムに従って、物理端末監視部11、電文管理部12、接続先割当部13、接続先管理部14およびメッセージ制御部19として動作してもよい。
物理端末監視部11と、電文管理部12と、接続先割当部13と、接続先管理部14と、メッセージ制御部19とは、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、接続情報保持部15と、パス使用状況保持部16と、電文保持部17とは、例えば、メモリ等の記憶装置によって実現される。
次に、本実施形態の通信システムの動作を説明する。図3は、本実施形態の通信システムの動作例を示すフローチャートである。各物理端末30がホストシステム40に対する電文を通信制御システム10に送信する前に、まず、物理端末監視部11が、各物理端末30と通信制御システム10との接続を確立する。また、接続先管理部14が、ホストシステム40と通信制御システム10との通信パスを確立する。なお、物理端末監視部11は、各物理端末30との接続状態を接続情報保持部15に登録し、確立した接続状態を定期的に監視する。
物理端末監視部11は、確立された接続を介して物理端末30が通信制御システム10に送信する電文を受信する(ステップS11)。電文管理部12は、受信した電文を受け付けることが不適切か否か判断する(ステップS12)。不適切と判断した場合(ステップS12におけるYes)、電文管理部12は、その電文を送信した物理端末30に対してエラー電文を返信する(ステップS13)。
一方、不適切と判断されなかった場合(ステップS12におけるNo)、電文管理部12は、受信した電文を接続先割当部13に送信する(ステップS14)。接続先割当部13は、受信した電文に割り当てる通信パスが存在するか否か判断する(ステップS15)。通信パスが存在しないと判断した場合(ステップS15におけるNo)、接続先割当部13は、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留する(ステップS16)。そして、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、接続先割当部13は、保留した電文を、その割り当て可能な通信パスに割り当てる(ステップS17)。
一方、ステップS15において、割り当てる通信パスが存在すると判断した場合(ステップS15におけるYes)、接続先割当部13は、受信した電文をその通信パスに割り当てる(ステップS18)。
電文を割り当てる通信パスが決定されると、接続先管理部14は、割り当てられた通信パスの使用状況を使用中に設定し(ステップS19)、その通信パスを介してホストシステム40との通信を行う(ステップS20)。
ホストシステム40による処理が完了すると、接続先管理部14は、割り当てられた通信パスの使用状況を未使用に設定し(ステップS21)、処理結果を示す電文を接続先割当部13に送信する(ステップS22)。接続先割当部13は、受信した電文を電文管理部12に送信する(ステップS23)。電文管理部12は、接続情報保持部15を参照して物理端末30を特定し、その物理端末30に処理結果を示す電文を送信する(ステップS24)。
以上のように、本実施形態では、物理端末監視部11により物理端末30ごとに接続が確立され、電文管理部12が、確立される接続を介して受信する電文を管理する。また、接続先管理部14が、ホストシステム40との間に確立される予め定められた数の通信パスの使用状況を管理し、接続先割当部13が、ホストシステム40に送受信するための通信パスを受信した電文に割り当てる。
その際、電文管理部12は、受信した電文を受け付けることが不適切と判断した場合に、その電文を送信した物理端末30にエラー電文を返信し、受信した電文を受け付けることが適切と判断した場合に、その電文を接続先割当部13に送信する。また、接続先割当部13は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てる。
そのような構成により、ホスト側(ホストシステム40)に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合であっても、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる。
すなわち、本実施形態では、接続先割当部13が電文単位でホスト側の通信先を動的に割り当てるため、ホスト側のリソースを適切に配分できる。また、本実施形態で示すように、ホスト側で一定のサービスレベルを満たすように制限された数の通信先しか設定されない場合であっても、電文管理部12が、物理端末から送信される電文の流量を制御するため、多くの物理端末からの電文を適切に処理できる。
また、ホストシステム40の負荷や処理数に余裕がある場合でも、通信制御システム10自身の負荷や処理数が過大になり、物理端末30からの電文を処理できない場合がある。そのため、ホストシステム40の状態を監視して流量制御するだけでは、システム全体として適切に電文を処理できない可能性がある。
しかし、本実施形態では、電文管理部12が物理端末30から送信される電文の流量を制御し、一度受け付けた電文に対しては、接続先割当部13が、責任を持ってホストシステム40に送信する電文の流量を制御する。具体的には、接続先割当部13は、ホストシステム40に対して処理の依頼ができず、電文が送信できない場合、その電文を一旦保留し、処理が可能になった時点でホストシステム40に再度電文を送信する。このように、本実施形態では、通信制御システム10自身およびホストシステム40の状況に応じて、各物理端末30からの流量制御を動的に行うことができる。
以下、具体的な実施例により本発明を説明するが、本発明の範囲は以下に説明する内容に限定されない。図4および図5は、本実施例の通信システムの構成例を示すブロック図である。本実施例の通信システムは、HUBシステム100と、物理端末200および物理端末200Sと、ホスト300とを備えている。
物理端末200は、制御部201と、問合せ部202とを含み、HUBシステム100と通信網111を介して電文の送受信を行う。本実施例では、通信網111を介してTCP/IPプロトコルに基づく通信が行われる。
また、物理端末200Sは、制御部201と、問合せ部202と、シリアルプリンタ制御部(以下、SP制御部203と記す)を含む。物理端末200Sは、SP(serial printer)210が接続されている点で物理端末200と異なる。物理端末200Sも、HUBシステム100と通信網111を介して電文の送受信を行う。
以下、物理端末200と物理端末200Sをまとめて物理端末群と記し、物理端末200が電文を送信する場合について説明する。本実施例では、物理端末200と物理端末200Sの台数は、あわせて1200台を想定する。また、本実施例の物理端末200および物理端末200Sは、上記実施形態の物理端末30に対応する。
本実施例のHUBシステム100は、上記実施形態の通信制御システム10に対応する。本実施例では、HUBシステム100を構成する装置により実行される各プロセスおよびサービスを主体として説明する。
HUBシステム100の各処理は、物理ノード端末側通信機能プロセス110(以下、プロセス110と記す。)と、論理ノード端末業務機能プロセス140(以下、プロセス140と記す。)と、論理ノードホスト業務機能プロセス160(以下、プロセス160と記す。)と、物理ノードホスト通信機能プロセス180(以下、プロセス180と記す。)と、HUBサービス130,150,170により実現される。
プロセス110で行われる処理は、上記実施形態の物理端末監視部11が行う処理に対応する。プロセス140で行われる処理は、上記実施形態の電文管理部12が行う処理に対応する。プロセス160で行われる処理は、上記実施形態の接続先割当部13が行う処理に対応する。プロセス180で行われる処理は、上記実施形態の接続先管理部14が行う処理に対応する。HUBサービス130,150,170で行われる処理は、上記実施形態のメッセージ制御部19が行う処理に対応する。
プロセス110では、チャネル120を介して通信を行うための複数のスレッド121,122が生成され、各スレッド内のセッション123,124では、プロトコルアダプタ125が通信網111を介して物理端末200との通信を制御する。本実施例では、物理端末200の台数に合わせて、通信網111が1200本確立される。
プロセス180では、42個のスレッド181が生成され、スレッドごとにホスト300との通信パスが確立される。本実施例では、制御用の通信パスとして、下りの制御パス182と上りの制御パス183がそれぞれ1本ずつ、取引処理に用いられる通信パスとして、上りの取引パス184と下りの取引パス185がそれぞれ20本ずつ、合計42本確立される。また、本実施例では、通信パスを介してOLF/TP(Open Link Facilities/Transaction Processing )プロトコルに基づく通信が行われる。
ホスト300は、TCP/IP通信上でトランザクション連携機能を実現するOLF/TP−UT(Unitary System)310を含み、各取引パスを介して通信する複数の仮想端末311を有する。
プロセス140およびプロセス160では、物理端末200と仮想端末311の宛先制御が行われる。物理端末200からホスト300への上り電文の場合、仮想端末311への通信パス184,185が決定される。電文を送信する仮想端末311を決定する場合、どの物理端末200から発信された電文かは意識されず、未使用の取引パスがラウンドロビンにて決定され、その取引パスに電文が割り当てられる。
一方、ホスト300から物理端末200への下り電文の場合、物理端末200と接続される通信網111が特定される。上り電文に含まれる物理端末200の発信IDが、下り電文では宛先IDに設定される。そこで、この宛先IDの内容から物理端末200が特定され、その物理端末200に接続される通信網111を介して処理結果の電文が送信される。なお、通信網111は、物理端末200と対で管理されている。
以下、本実施例の各プロセスで実現される機能を説明する。プロセス110では、物理端末通信機能および電文受付機能が実現される。物理端末監視機能は、物理端末200と一対一に対応するプロセス(スレッド)を物理端末200の数だけ用意し、物理端末200に対して定期的にヘルスチェックを行うことで、物理端末200の状態を監視する機能である。また、電文受付機能は、HUBシステム100が物理端末200からの電文(上り電文)を受け付ける機能である。
プロセス140では、電文管理機能と、二重電文チェック機能と、第一流量制御機能と、下り電文ルーティング機能が実現される。電文管理機能は、物理端末200から受信した電文中の「発信ID」と、その電文を受け付けたプロセス(スレッド)とを関連付け、その電文処理が完了するまで管理する機能である。二重電文チェック機能は、電文処理が完了する前に、同一の物理端末200から電文を受信した場合、その物理端末200にエラー電文を返却する機能である。なお、同一の物理端末200から受信する電文は、重複した同一内容の電文または別の内容の電文のいずれも対象とする。第一流量制御機能は、電文数が予め定められた上限値以上になった場合、「リソースビジー」を示すエラー電文を返却する機能である。下り電文ルーティング機能は、ホスト300で処理された結果を示す電文(下り電文)に含まれる「宛先ID」から戻り先の物理端末200を特定し、電文受付機能により受け付けたプロセス(スレッド)に電文をルーティングする機能である。
プロセス180では、接続先管理機能が実現される。接続先管理機能は、接続先であるホスト300との通信に用いられる「取引パス」の空き状況を管理する機能である。
プロセス160では、接続先割当機能と、第二流量制御機能が実現される。接続先割当機能は、接続先管理機能で管理される取引パスのうち、未使用の取引パスにラウンドロビンで電文を割り当てる機能である。第二流量制御機能は、未使用の取引パスが存在しない(空きの取引パスがない)場合、一時的に電文をキューに保留し、取引パスに空きができた時点で保留した電文を順次処理する機能である。
本実施例で示すように、通信先に対して一対一で接続する物理端末200を1200台準備する場合、一般的な方法では、通信先に物理端末200の台数と同じ1200のリソースを準備する必要がある。しかし、通常、これらすべての物理端末200が一度に稼働することは稀であり、また、稼働する物理端末200にも偏りが生ずる。
本実施例のように、物理端末200とHUBシステム100との間で通信を確立させておき、各物理端末200から送信される電文数や電文のばらつきに応じて電文の接続先を動的に制御する。このようにすることで、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる。
次に、本発明の概要を説明する。図6は、本発明による通信制御システムの概要を示すブロック図である。本発明による通信制御システムは、ホストシステム(例えば、ホストシステム40)と複数の物理端末(例えば、物理端末30)との間の通信を制御する通信制御システム(例えば、通信制御システム10)であって、物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理部81(例えば、電文管理部12)と、ホストシステムとの間に確立される(例えば、予め定められた数の)通信パスの使用状況を管理する接続先管理部82(例えば、接続先管理部14)と、接続先管理部82が管理する通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の通信パスを割り当てる接続先割当部83(例えば、接続先割当部13)とを備えている。
電文管理部81は、(例えば、受信した電文を受け付けることが不適切と判断した場合に、)受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、(受信した電文を受け付けることが適切と判断した場合に、)受信した電文を接続先割当部83に送信する処理を行い、接続先割当部83は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を割り当て可能な通信パスに割り当てる。
そのような構成により、処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる。
また、通信制御システムは、物理端末ごとの接続を確立する物理端末接続部(例えば、物理端末監視部11)を備えていてもよい。そして、物理端末接続部は、確立した物理端末との接続状態を監視してもよい。そのような構成によれば、物理端末からの電文が送信されない場合であっても、物理端末の状況を把握することができる。
また、接続先管理部82は、接続先割当部83によって電文に割り当てられた通信パスの使用状況を使用中に設定し、電文に対するホストシステムの処理が完了したときに、その電文に割り当てられた通信パスの使用状況を未使用に設定してもよい。
また、電文管理部81は、受信した電文をホストシステムへ送信することにより、通信制御システム内の所定の諸元値が予め定めた閾値を超える場合に、その電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理を行ってもよい。
また、電文管理部81は、物理端末から受信した電文に対する処理が完了する前に、同一の物理端末から電文を受信した場合、その電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理を行ってもよい。このようにすることで、同一の物理端末から先に送信された電文が未処理の状態で、後続の電文を処理してしまうことを抑制できる。
また、電文管理部81は、物理端末から受信した電文に含まれる発信元識別情報(例えば、発信ID)と、その電文を受信した接続を示す情報(例えば、プロセスID)とを対応付けた端末接続情報を保持し、受信した電文に対して行われたホストシステムによる処理結果を送信する物理端末を、端末接続情報を用いて特定してもよい。
図7は、本発明による通信システムの概要を示すブロック図である。本発明による通信システムは、複数の物理端末91(例えば、物理端末30)と、物理端末91からの要求を処理するホストシステム92(例えば、ホストシステム40)と、物理端末91とホストシステム92との間の通信を制御する通信制御システム80(例えば、通信制御システム10)とを備えている。
通信制御システム80の内容は、図6に例示する通信制御システムの内容と同様である。そのような構成であっても、処理を行うホスト側に対して複数の物理端末から通信要求が行われる場合に、ホスト側のリソースを適切に配分しつつ、各物理端末からの流量制御を適切に行うことができる。
10 通信制御システム
11 物理端末監視部
12 電文管理部
13 接続先割当部
14 接続先管理部
15 接続情報保持部
16 パス使用状況保持部
17 電文保持部
18 システム情報保持部
19 メッセージ制御部
30 物理端末
40 ホストシステム

Claims (12)

  1. ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御する通信制御システムであって、
    前記物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理部と、
    前記ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理部と、
    前記接続先管理部が管理する通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の前記通信パスを割り当てる接続先割当部とを備え、
    前記電文管理部は、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、受信した電文を前記接続先割当部に送信する処理を行い、
    前記接続先割当部は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を前記割り当て可能な通信パスに割り当てる
    ことを特徴とする通信制御システム。
  2. 物理端末ごとの接続を確立する物理端末接続部を備え、
    前記物理端末接続部は、確立した物理端末との接続状態を監視する
    請求項1記載の通信制御システム。
  3. 接続先管理部は、接続先割当部によって電文に割り当てられた通信パスの使用状況を使用中に設定し、前記電文に対するホストシステムの処理が完了したときに、当該電文に割り当てられた通信パスの使用状況を未使用に設定する
    請求項1または請求項2記載の通信制御システム。
  4. 電文管理部は、受信した電文をホストシステムへ送信することにより、通信制御システム内の所定の諸元値が予め定めた閾値を超える場合に、当該電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理を行う
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の通信制御システム。
  5. 電文管理部は、物理端末から受信した電文に対する処理が完了する前に、同一の物理端末から電文を受信した場合、当該電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理を行う
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の通信制御システム。
  6. 電文管理部は、物理端末から受信した電文に含まれる発信元識別情報と、当該電文を受信した接続を示す情報とを対応付けた端末接続情報を保持し、受信した電文に対して行われたホストシステムによる処理結果を送信する物理端末を、前記端末接続情報を用いて特定する
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の通信制御システム。
  7. 複数の物理端末と、
    前記物理端末からの要求を処理するホストシステムと、
    前記物理端末と前記ホストシステムとの間の通信を制御する通信制御システムとを備え、
    前記通信制御システムは、
    前記物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理部と、
    前記ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理部と、
    前記接続先管理部が管理する通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の前記通信パスを割り当てる接続先割当部とを含み、
    前記電文管理部は、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、受信した電文を前記接続先割当部に送信する処理を行い、
    前記接続先割当部は、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を前記割り当て可能な通信パスに割り当てる
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 通信制御システムは、物理端末ごとの接続を確立する物理端末接続部を備え、
    前記物理端末接続部は、確立した物理端末との接続状態を監視する
    請求項7記載の通信システム。
  9. ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御する通信制御方法であって、
    前記物理端末ごとに確立される接続を介して電文を受信し、
    電文を受信したときに、当該電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、当該電文を前記ホストシステムに対して送信する処理を行い、
    前記ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況に基づいて、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで送信された電文を保留し、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を前記割り当て可能な通信パスに割り当てる
    ことを特徴とする通信制御方法。
  10. 物理端末ごとの接続を確立し、確立した物理端末との接続状態を監視する
    請求項9記載の通信制御方法。
  11. ホストシステムと複数の物理端末との間の通信を制御するコンピュータに適用される通信制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記物理端末ごとに確立される接続を介して受信する電文を管理する電文管理処理、
    前記ホストシステムとの間に確立される通信パスの使用状況を管理する接続先管理処理、および、
    前記接続先管理処理で管理される通信パスの使用状況に基づいて、受信した電文に未使用の前記通信パスを割り当てる接続先割当処理を実行させ、
    前記電文管理処理で、受信した電文を送信した物理端末にエラーを示す電文を返信する処理、または、前記接続先割当処理を行う手段に受信した電文を送信する処理を実行させ、
    前記接続先割当処理で、割り当て可能な通信パスが存在しない場合、割り当て可能な通信パスが見つかるまで受信した電文を保留させ、割り当て可能な通信パスが見つかったときに、保留した電文を前記割り当て可能な通信パスに割り当てさせる
    ための通信制御プログラム。
  12. コンピュータに、
    物理端末ごとの接続を確立する物理端末接続処理を実行させ、
    前記物理端末接続処理で、確立した物理端末との接続状態を監視させる
    請求項11記載の通信制御プログラム。
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