JP2015220566A - 無線通信システム、無線アクセスポイント、携帯端末及び位置情報取得方法 - Google Patents

無線通信システム、無線アクセスポイント、携帯端末及び位置情報取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクセスポイントが移動する場合であっても、携帯端末の位置を推定できるようにする。
【解決手段】無線通信システムSは、携帯端末3と、携帯端末3と無線通信することができる移動可能な移動アクセスポイント1と、を備え、移動アクセスポイント1は、現在位置を示す移動位置情報を取得する位置情報取得部12と、移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を送信する送信部152と、を有し、携帯端末3は、移動アクセスポイント1から移動報知情報を受信し、かつ、移動アクセスポイント1以外の固定アクセスポイント2から移動可能情報を含まない固定報知情報を受信する受信部352と、受信部352が移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で移動アクセスポイント1の移動位置情報を取得し、受信部352が固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で固定アクセスポイント2の位置を示す固定位置情報を取得する取得部353と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システム、無線アクセスポイント、携帯端末及び位置情報取得方法に関する。
従来、携帯端末が現在位置を認識する方法として、GPS衛星から受信した電波を利用する方法が知られている。しかし、GPSを用いて認識できる位置の精度は10m〜100m程度であるとともに、衛星からの電波が届かない屋内においては位置を認識することができないという問題があった。
そこで、Wi−Fi無線通信用のアクセスポイントから受信した電波の強度に基づいて、アクセスポイントと通信可能な携帯端末の位置を認識する方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたシステムにおいては、携帯端末の位置と、当該位置で受信する各アクセスポイントの電波の強度とを関連付けた位置推定用テーブルが、サーバに記憶されている。携帯端末は、受信した電波を送信したアクセスポイントの識別情報と電波強度とをサーバに送信することで、位置推定用テーブル内の情報に基づいて、推定された位置を示す情報を取得できる。
また、特許文献2には、位置情報を含むSSIDを報知するアクセスポイントが開示されている。当該アクセスポイントは、携帯端末が接続するべき優先順位に応じてSSIDを動的に変化させる。
特開2012−7971号公報 特開2012−191615号公報
ところで、近年、移動可能なアクセスポイントが増加している。移動可能なアクセスポイントとして、例えば、携帯電話網の基地局と無線で接続可能な、個人が携帯することができるアクセスポイントや、列車やバス等の移動可能な車両に搭載されたアクセスポイントがある。
特許文献1に記載の方法においては、アクセスポイントが移動することは想定されていなかったので、位置推定用テーブルが示すアクセスポイントの位置と異なる位置にアクセスポイントが移動すると、携帯端末が位置を誤認識する場合があった。例えば、位置推定用テーブルにおいて、位置が大阪であるとされているアクセスポイントを所有するユーザが、当該アクセスポイントを持って東京に移動した場合、当該アクセスポイントからの電波を東京で受信した携帯端末は、現在位置を大阪であると誤認識してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載されたアクセスポイントは、位置情報を含むSSIDを報知するので、そのようなアクセスポイントが近くに存在する場合、携帯端末は、SSIDに含まれる位置情報に基づいて位置を推定することができる。しかし、端末の接続対象となるアクセスポイント名が常に変更されるため、端末が接続対象としてのアクセスポイント名を見失う可能性や、位置情報を含むSSIDを報知できるアクセスポイントが携帯端末の近くに存在しない場合に、携帯端末が位置の推定をできないという問題があった。
そこで、本発明は、アクセスポイントが移動する場合であっても、アクセスポイントから受信する電波に基づいて、端末とアクセスポイントの安定的な接続を確保したうえで、携帯端末の位置を高い精度で推定することができるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る無線通信システムは、携帯端末と、前記携帯端末と無線通信することができる移動可能な移動アクセスポイントと、を備える無線通信システムであって、前記移動アクセスポイントは、現在位置を示す移動位置情報を取得する位置情報取得部と、移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を送信する送信部と、を有し、前記携帯端末は、前記移動アクセスポイントから前記移動報知情報を受信し、かつ、前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信する受信部と、前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの前記移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する取得部と、を備える。
前記取得部は、例えば、前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、前記固定アクセスポイントの位置情報を記憶している外部装置から前記固定位置情報を取得する。
上記の携帯端末は、前記取得部が取得した複数の前記移動位置情報及び前記固定位置情報のうち、前記移動報知情報の電波強度及び前記固定報知情報の電波強度に基づいて選択された位置情報に基づいて現在位置を推定する位置推定部をさらに備えてもよい。
また、前記送信部は、前記移動アクセスポイントの識別情報及び前記移動可能情報を含む第1移動報知情報、及び前記移動位置情報を含む第2移動報知情報を、前記移動報知情報として送信してもよい。携帯端末の前記取得部は、前記第1移動報知情報に含まれている前記移動可能情報を検出すると、前記第2移動報知情報に含まれている前記移動位置情報を取得してもよい。また、前記取得部は、前記移動報知情報を受信すると、前記移動アクセスポイントに前記移動位置情報を要求してもよい。
前記携帯端末は、前記移動アクセスポイントに関連付けて前記移動位置情報を記憶し、前記固定アクセスポイントに関連付けて前記固定位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記取得部は、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得すると、当該移動アクセスポイントに関連付けて前記記憶部に記憶されている前記移動位置情報を更新してもよい。
本発明の第2の態様に係る無線アクセスポイントは、携帯端末と無線通信可能な無線アクセスポイントであって、現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を前記携帯端末に送信する送信部と、を有する。前記送信部は、前記無線アクセスポイントの識別情報及び前記移動可能情報を含む第1移動報知情報、並びに前記位置情報を含む第2移動報知情報を、前記移動報知情報として送信してもよい。
本発明の第3の態様に係る携帯端末は、移動可能な移動アクセスポイントから、移動可能であることを示す移動可能情報を含む報知情報を受信し、かつ、前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信する受信部と、前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの前記移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する取得部と、を備える。
前記取得部は、前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、前記固定アクセスポイントの位置情報を記憶している外部装置から前記固定位置情報を取得してもよい。また、前記携帯端末は、前記取得部が取得した複数の前記移動位置情報及び前記固定位置情報のうち、前記移動報知情報の電波強度及び前記固定報知情報の電波強度に基づいて選択された位置情報に基づいて、現在位置を推定する位置推定部をさらに備えてもよい。
本発明の第4の態様に係る位置情報取得方法は、携帯端末と無線通信することができる移動可能な移動アクセスポイントが、現在位置を示す移動位置情報を取得する手順と、移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を送信する手順と、を実行し、前記携帯端末が、前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの前記移動位置情報を取得する手順と、前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する手順と、を実行する。
本発明によれば、アクセスポイントが移動する場合であっても、アクセスポイントから受信する電波に基づいて、携帯端末の位置を高い精度で推定できるようになるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 移動AP及び携帯端末の構成を示す図である。 記憶部が記憶している位置情報テーブルの一例を示す図である。 無線通信システムにおける通信シーケンスを示す図である。 第2の実施形態に係る通信シーケンスを示す図である。 第3の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 第4の実施形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。
<第1の実施形態>
[無線通信システムSの概要]
図1は、第1の実施形態に係る無線通信システムSの構成を示す図である。無線通信システムSは、移動AP1(移動AP1−1、移動AP1−2)と、固定AP2(固定AP2−1、固定AP2−2)と、携帯端末3と、位置情報サーバ4とを備える。移動AP1、固定AP2及び携帯端末3は、携帯電話通信回線、Wi−Fi無線通信回線、インターネット等のネットワークNを介して、位置情報サーバ4との間でデータの送受信をすることができる。
移動AP1は、Wi−Fi無線通信用のアクセスポイントである。移動AP1は、例えば、移動可能な列車・バス等の車両に設置されたアクセスポイントであり、車両の移動に伴って位置が変化する。移動AP1は、列車に設置されている場合、列車の位置管理システムから位置情報を取得し、取得した位置情報を携帯端末3に通知することができる。本明細書においては、移動AP1が携帯端末3に通知する位置情報を「移動位置情報」という。
移動AP1は、所定のタイミングで、移動AP1を識別するための情報であるSSID(Service Set Identifier)を含む報知情報(例えば、ビーコン)を送信する。報知情報には、移動AP1が移動可能なアクセスポイントであることを示す移動可能情報が含まれている。本明細書においては、移動AP1が送信する報知情報を「移動報知情報」という。移動報知情報の詳細については、後述する。
固定AP2は、Wi−Fi無線通信用のアクセスポイントである。固定AP2は、所定の場所に設置されたアクセスポイントであり、位置が変化しない。固定AP2は、所定のタイミングで、固定AP2を識別するための情報であるSSIDを含み、かつ、移動可能情報を含まない報知情報を送信する。本明細書においては、固定AP2が送信する報知情報を「固定報知情報」という。
携帯端末3は、例えばスマートフォン又はタブレットである。携帯端末3は、Wi−Fi無線通信回線を介して移動AP1及び固定AP2と通信可能であるとともに、携帯電話通信回線、携帯電話基地局及びネットワークNを介して、位置情報サーバ4と通信可能である。携帯端末3は、近隣の移動AP1から、移動AP1の位置情報を取得する。また、携帯端末3は、位置情報サーバ4から、近隣の固定AP2の位置情報を取得する。携帯端末3は、取得した移動AP1の位置情報及び固定AP2の位置情報に基づいて、携帯端末3の現在位置を推定することができる。
位置情報サーバ4は、固定AP2の位置情報を管理するサーバである。位置情報サーバ4は、固定AP2から、固定AP2のSSID、及び位置情報を受信し、固定AP2のSSIDと位置情報とを関連付けて記憶している。位置情報サーバ4は、固定AP2が送信する報知情報を受信した携帯端末3から、固定AP2のSSIDと位置情報とを受信し、受信したSSIDと位置情報を関連付けて記憶してもよい。本明細書においては、位置情報サーバ4が携帯端末3に送信する固定AP2の位置情報を「固定位置情報」という。
[移動AP1及び携帯端末3の構成]
図2は、移動AP1及び携帯端末3の構成を示す図である。
移動AP1は、記憶部11と、位置情報取得部12と、モバイル無線部13と、Wi−Fi無線部14と、制御部15とを備える。記憶部11は、ROM及びRAMを含んで構成される。記憶部11は、制御部15が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部11は、位置情報取得部12が取得した位置情報を一時的に記憶する。
位置情報取得部12は、移動AP1が設置された車両に搭載された車両位置管理システムから送信される位置情報等を取得する。車両位置管理システムは、駅を出発してからの走行距離に基づいて特定した位置を示す位置情報を移動AP1に送信することができる。位置情報取得部12が、車両位置管理システムから位置情報を取得できる場合、トンネル内のようにGPS衛星からの電波が届かないエリアにおいても位置情報を取得することができる。
モバイル無線部13は、携帯電話網の基地局と通信するための電波を送受信する無線モジュールである。移動AP1は、インターネットにアクセスする際に、モバイル無線部13を介して、データを基地局との間で送受信する
Wi−Fi無線部14は、携帯端末3とWi−Fi無線通信回線を介して通信するための電波を送受信する無線モジュールである。Wi−Fi無線部14は、送信部152が送信するデータを乗せた電波を送信する。また、Wi−Fi無線部14は、携帯端末3が送信した電波を受信する。
制御部15は、例えばCPUである。制御部15は、記憶部11に記憶されたプログラムを実行することにより、移動AP1の機能を統括的に制御する。制御部15は、報知情報生成部151、送信部152及び受信部153として機能する。
報知情報生成部151は、携帯端末3に送信する報知情報を生成する。報知情報生成部151は、移動AP1のSSIDと、移動AP1が移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を生成する。
移動報知情報は、例えば、2種類の移動報知情報から構成されている。第1の移動報知情報は、「mob*123456」のように、移動AP1が移動可能であることを示す移動可能情報としての「mob*」という所定の文字列を含む。また、第1の移動報知情報は、当該文字列に続いて、移動AP1に固有の識別情報である「123456」を含む。「mob*」は、「mob」で始まる第2の移動報知情報に、移動位置情報が含まれていることを示している。第2の移動報知情報は、「mob_N35.3929_E139.4428」のように、緯度・経度を示す移動位置情報を含む情報であることを示す所定の文字列「mob」と、移動位置情報とを含んで構成されている。
送信部152は、報知情報生成部151が生成した、移動可能情報を含む移動報知情報を送信する。送信部152は、例えば、前回移動報知情報を送信した後に、移動AP1の位置が所定の距離より大きく変化したタイミングで、移動報知情報を送信する。送信部152は、所定の時間間隔で第1の移動報知情報を送信し、当該時間間隔よりも大きな時間間隔で第2の移動報知情報を送信してもよい。送信部152は、移動速度に基づいて定められる時間間隔で移動報知情報を送信してもよい。
受信部153は、Wi−Fi無線部14を介して、携帯端末3からデータを受信する。受信部153が携帯端末3からデータを受信すると、移動AP1は、受信したデータの内容に応じて、モバイル無線部13を介して基地局に送信したり、Wi−Fi無線部14を介して、携帯端末3に応答メッセージを送信したりする。
続いて、携帯端末3の構成について説明する。
携帯端末3は、表示部31と、記憶部32と、モバイル無線部33と、Wi−Fi無線部34と、制御部35とを備える。表示部31は、ディスプレイである。携帯端末3は、移動AP1又は固定AP2から報知情報を受信すると、報知情報に含まれるSSIDを表示部31に表示することができる。
記憶部32は、ROM及びRAMを含んで構成される。記憶部32は、制御部35が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部32は、移動AP1に関連付けて、移動AP1の位置情報である移動位置情報を記憶し、固定AP2に関連付けて、固定AP2の位置情報である固定位置情報を記憶している。具体的には、記憶部32は、移動AP1及び固定AP2のSSIDと、移動AP1及び固定AP2の緯度・経度情報とがそれぞれ関連付けられた位置情報テーブルを記憶している。
図3は、記憶部32が記憶している位置情報テーブルの一例を示す図である。位置情報テーブルにおいては、位置情報テーブルにおける情報番号を示す「位置情報ID」、移動AP1及び固定AP2の「SSID」、位置情報IDに対応するAPが移動AP1であるか固定AP2であるかを示す「移動/固定」情報、移動AP1及び固定AP2から受信した電波の強度を示す「RSSI(Received Signal Strength Indicator)」、移動AP1及び固定AP2の位置を示す「位置情報」が関連付けられている。
図2に戻り、モバイル無線部33は、携帯電話網の基地局と通信するための電波を送受信する無線モジュールである。Wi−Fi無線部34は、移動AP1及び固定AP2と、Wi−Fi無線通信回線を介して通信するための電波を送受信する無線モジュールである。
制御部35は、例えばCPUである。制御部35は、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、携帯端末3の機能を統括的に制御する。制御部35は、送信部351、受信部352、取得部353及び位置推定部354として機能する。
送信部351は、モバイル無線部33を介して、位置情報サーバ4に対してメッセージを送信する。例えば、送信部351は、報知情報を受信した固定AP2の位置情報を要求するメッセージを位置情報サーバ4に送信する。また、送信部351は、Wi−Fi無線部34を介して、移動AP1及び固定AP2にメッセージを送信する。例えば、送信部351は、移動AP1及び固定AP2に対して、インターネットにアクセスするために必要なHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)メッセージを送信したり、移動AP1に対して位置情報を要求するメッセージを送信したりする。
受信部352は、モバイル無線部33を介して、位置情報サーバ4から位置情報を受信する。また、受信部352は、Wi−Fi無線部34を介して、移動AP1から移動報知情報を受信し、固定AP2から固定報知情報を受信する。さらに、受信部352は、移動AP1から位置情報を受信する。
取得部353は、受信部352が移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で移動AP1の移動位置情報を取得する。具体的には、取得部353は、移動AP1が送信した第1の移動報知情報に含まれている移動可能情報「mob*」を検出すると、第2の移動報知情報に含まれている移動位置情報を取得する。例えば、取得部353は、第1の移動報知情報として「mob*123456」を受信した場合、受信した報知情報に移動可能情報である「mob*」が含まれているので、「mob」で始まる第2の移動報知情報「mob_N35.3929_E139.4428」を受信する。
他方、取得部353は、受信部352が固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で固定AP2の位置を示す固定位置情報を取得する。具体的には、取得部353は、受信部352が固定報知情報を受信した場合に、固定AP2の固定位置情報を位置情報サーバ4から取得する。
取得部353は、受信部352が、移動AP1から、所定の閾値より強い電波強度で移動報知情報を受信した場合に、移動報知情報に含まれる移動位置情報を取得し、取得した移動位置情報を、移動AP1のSSIDに関連付けて記憶部32に記憶させる。また、取得部353は、受信部352が、固定AP2から、所定の閾値より強い電波強度で固定報知情報を受信した場合に、位置情報サーバ4に対して固定AP2のSSIDを含む位置情報要求を送信する。取得部353は、受信部352が、送信したSSIDに対応する固定位置情報を位置情報サーバ4から受信すると、受信した固定位置情報を、固定AP2のSSIDに関連付けて記憶部32に記憶させる。
位置推定部354は、取得部353が取得した複数の移動位置情報及び固定位置情報のうち、移動報知情報の電波強度及び固定報知情報の電波強度に基づいて選択された位置情報に基づいて、現在位置を推定する。具体的には、位置推定部354は、移動報知情報を受信した際のRSSIが所定の閾値より大きい場合に、移動報知情報を送信した移動AP1の移動位置情報が示す位置を現在位置と推定する。同様に、位置推定部354は、固定報知情報を受信した際のRSSIが所定の閾値より大きい場合に、固定報知情報を送信した固定AP2の固定位置情報が示す位置を現在位置と推定する。
例えば、位置推定部354は、移動報知情報及び固定報知情報を受信した際のRSSIが、図3の位置情報テーブルが示す状態であり、閾値が−60dBmである場合、RSSIが−60dBmよりも大きい位置情報ID02に対応する移動位置情報(N35.3929 E139.4428)が示す北緯35.3929度、東経139.4428が現在の位置であると推定する。
位置推定部354は、所定の閾値より大きいRSSIに対応する移動位置情報及び固定位置情報が複数存在する場合、複数の移動位置情報及び固定位置情報に基づいて、現在位置を推定する。例えば、位置推定部354は、図3の位置情報テーブルにおける閾値が−65dBmである場合、RSSIが−65dBmよりも大きい位置情報ID02、ID04、ID06に対応する移動位置情報及び固定位置情報の平均値を算出することで、現在位置を推定する。
位置推定部354は、RSSIの大きさに基づいて、加重平均値を算出することで、現在位置を推定してもよい。すなわち、位置推定部354は、RSSIが最も大きい−50dBmであるID02に対応する移動位置情報の重みを、RSSIが−60dBmであるID04に対応する固定位置情報、及びID06に対応する移動位置情報の重みよりも大きく設定して、平均値を算出する。このようにすることで、位置推定部354は、受信電波強度がより大きい移動AP1の位置に近い位置に現在位置を推定できるので、現在位置の推定精度を高めることができる。
位置推定部354は、複数の移動位置情報及び固定位置情報のうち、所定の期間内のRSSIの変動量が小さいSSIDに対応する位置情報を優先的に使用して、現在位置を推定してもよい。例えば、固定位置情報に対応する固定AP2から受信する電波のRSSIが短時間で変動する場合、携帯端末3が移動していると考えられる。そのような場合に、特定の移動位置情報に対応する移動AP1から受信する電波のRSSIの変動量が所定値よりも小さい場合、携帯端末3は、移動AP1が設置されている車両で移動していると考えられる。そこで、位置推定部354は、RSSIの変動量が所定値よりも小さい移動位置情報に基づいて現在位置を推定することで、現在位置の推定精度を高めることができる。
[無線通信システムSにおける通信シーケンス]
図4は、無線通信システムSにおける通信シーケンスを示す図である。
移動AP1は、移動報知情報を所定のタイミングでブロードキャスト送信する。具体的には、移動可能情報を含む第1の移動報知情報「mob*123456」と、移動位置情報を含む第2の移動報知情報「mob_N35.3929_E139.4428」とをブロードキャスト送信する。
携帯端末3は、移動報知情報「mob*123456」を受信すると、受信した移動報知情報に含まれているSSID「123456」を記憶部32に記憶させる(S1)。続いて、携帯端末3は、移動報知情報に含まれていた所定の文字列「mod*」に対応する文字列「mod」から始まる移動位置情報「mob_N35.3929_E139.4428」を受信する。
携帯端末3は、移動位置情報を受信した際のRSSIが所定の閾値より大きい場合(S2)、受信した移動位置情報「N35.3929 E139.4428」を記憶部32に記憶させる。携帯端末3は、移動AP1に対応する移動位置情報が既に記憶部32に記憶されている場合、最新の移動位置情報に更新する。携帯端末3は、移動位置情報を受信した際のRSSIが所定の閾値以下である場合、受信した移動位置情報の精度が低いと判断して、移動位置情報を記憶部32に記憶させない。
移動AP1が移動報知情報を送信する動作と並行して、固定AP2は、所定のタイミングで固定報知情報をブロードキャスト送信する。携帯端末3は、固定位置情報を受信した際のRSSIが所定の閾値より大きい場合(S4)、受信した固定報知情報に含まれるSSIDを抽出して、抽出したSSIDを含む位置情報要求を位置情報サーバ4に送信する。位置情報サーバ4は、携帯端末3から受信したSSIDに関連付けて記憶している固定位置情報を携帯端末3に送信する。携帯端末3は、受信した固定位置情報を記憶部32に記憶させる(S5)。なお、携帯端末3は、S4において、固定位置情報を受信した際のRSSIが所定の閾値以下の場合、位置情報要求を送信しないで、他の移動位置情報又は固定位置情報を受信するまで待機する。
携帯端末3は、ユーザが、位置情報を用いるアプリケーションを起動すると、記憶部32に記憶されている移動位置情報及び固定位置情報を参照して、現在位置を推定する(S6)。例えば、携帯端末3は、経路探索アプリケーションを起動した場合、推定した現在位置と、ユーザが入力した目的地とに基づいて、最適な経路を探索して表示部31に表示する。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係る無線通信システムSにおいては、移動AP1が、移動可能情報を含む移動報知情報を携帯端末3に送信する。携帯端末3は、受信した報知情報が、移動可能な移動AP1から受信した移動報知情報である場合には、移動AP1の位置を示す移動位置情報を移動AP1から取得し、受信した報知情報が、移動できない固定AP2から受信した固定報知情報である場合には、固定AP2の位置を示す固定位置情報を位置情報サーバ4から取得する。このようにすることで、携帯端末3は、移動AP1が移動することにより、位置情報サーバ4に記憶されている位置情報が最新の位置を示していない場合であっても、移動AP1の正確な位置を示す移動位置情報を取得することができる。そして、携帯端末3は、取得した移動位置情報に基づいて現在位置を推定することにより、高い精度で現在位置を推定することができる。
また、移動報知情報として、第1の移動報知情報及び第2の移動報知情報を用いることにより、携帯端末3は、位置情報の要求を送信することなく移動AP1の位置情報を取得できるので、携帯端末3の消費電力の増加を抑制することもできる。
さらに、第1の移動報知情報及び第2の移動報知情報を用いることにより、移動AP1は、従来の携帯端末と通信しつつ、本実施形態に係る携帯端末3には、移動位置情報を通知することができる。具体的には、第1の移動報知情報は、従来から用いられている報知情報と同等の形式なので、従来の携帯端末が受信した場合は、SSIDが「mob*123456」であるものとして認識する。これに対して、本実施形態に係る携帯端末3が第1の移動報知情報を受信した場合は、SSIDが「123456」であり、第2の移動報知情報を受信すべきことを認識することができる。このように、第1の移動報知情報と第2の移動報知情報とを用いることにより、従来の携帯端末に影響を与えることなく、本実施形態に係る携帯端末3が、現在位置を高い精度で推定できるようになる。
<第2の実施形態>
図5は、第2の実施形態に係る通信シーケンスを示す図である。図4に示した通信シーケンスにおいては、移動AP1が、携帯端末3からの要求を受けることなく、移動位置情報が含まれる移動報知情報を送信していた。これに対して、図5に示した通信シーケンスは、移動AP1が、携帯端末3からの要求を受けるまでは移動位置情報を送信しないという点で、図4に示した通信シーケンスと異なる。
移動AP1は、移動可能情報として、所定のフラグビットを所定値に設定した移動報知情報をブロードキャスト送信する。携帯端末3は、受信した移動報知情報に含まれているSSIDを記憶部32に記憶させる(S11)。ここで、携帯端末3が、固定AP2の固定報知情報を受信していない場合(S12)、移動位置情報要求を移動AP1に送信する。携帯端末3は、例えば、IEEE802.11kにおいて規定されているLCI(Location Configuration Information)を要求する。S2において、携帯端末3が、固定AP2の固定報知情報を受信できており、位置情報サーバ4に位置情報要求をすることにより固定位置情報を取得できる場合、携帯端末3は、移動AP1に対して位置情報を要求しない。
移動AP1は、移動位置情報要求を受信すると、携帯端末3に対して移動位置情報を送信する。移動AP1は、受信した移動位置情報を、SSIDに関連付けて記憶部32に記憶させる(S3)。これ以降の動作は、図4に示した通信シーケンスと同等である。
[第2の実施形態における効果]
第2の実施形態に係る移動AP1は、携帯端末3からの要求を受けたことに応じて、移動位置情報を送信する。したがって、移動AP1は移動位置情報を送信する頻度を第1の実施形態よりも下げることができるので、移動AP1の消費電力を低減させることができる。
<第3の実施形態>
図6は、第3の実施形態に係る無線通信システムSの構成を示す図である。本実施形態に係る無線通信システムSは、移動AP1の代わりに、車両Rに設置された位置通知AP5及びデータ通信AP6が携帯端末3と通信するという点で図1に示した無線通信システムSと異なる。第1の実施形態においては、移動AP1が、携帯端末3がインターネットにアクセスする際の中継をするとともに、携帯端末3に対して位置情報を提供していた。これに対して、位置通知AP5は、携帯端末3がインターネットにアクセスする際のデータ通信の中継をすることなく、位置情報を提供する。データ通信AP6は、従来のアクセスポイントであり、携帯端末3がインターネットにアクセスする際の中継をする。
位置通知AP5は、携帯端末3のデータ通信の中継をしない点を除いて移動AP1と同等の機能を有する。このように、移動位置情報の提供をするための位置通知AP5を車両Rに設置することで、従来から車両Rに設置されているデータ通信AP6を撤去したり改変したりすることなく、携帯端末3に移動位置情報を提供することができる。
<第4の実施形態>
図7は、第4の実施形態に係る無線通信システムSの構成を示す図である。本実施形態に係る無線通信システムSは、移動AP1の代わりに、トンネルTに設置された複数のRFID送信機8(8−1〜8−n、nは整数)からRFIDを受信することができる移動AP7が、携帯端末3と通信するという点で、図1に示した無線通信システムSと異なる。
移動AP7は、予め複数のRFID送信機8に関連付けて位置情報を記憶部11に記憶している。移動AP7の位置情報取得部12は、RFID送信機8が送信する電波を受信し、複数のRFID送信機8のうち、どのRFID送信機8から電波を受信しているかを特定する。移動AP7は、電波を受信したRFID送信機8を特定すると、記憶部11を参照して、特定したRFID送信機8の位置を認識することにより、現在位置を推定する。このようにすることで、トンネル内のように、GPS衛星からの電波が届かない場所においても、携帯端末3に対して位置情報を通知することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 移動AP
2 固定AP
3 携帯端末
4 位置情報サーバ
5 位置通知AP
6 データ通信AP
7 移動AP
8 RFID送信機
11 記憶部
12 位置情報取得部
13 モバイル無線部
14 無線部
15 制御部
31 表示部
32 記憶部
33 モバイル無線部
34 無線部
35 制御部
151 報知情報生成部
152 送信部
153 受信部
351 送信部
352 受信部
353 取得部
354 位置推定部
S 無線通信システム

Claims (13)

  1. 携帯端末と、前記携帯端末と無線通信することができる移動可能な移動アクセスポイントと、を備える無線通信システムであって、
    前記移動アクセスポイントは、
    現在位置を示す移動位置情報を取得する位置情報取得部と、
    移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を送信する送信部と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    前記移動アクセスポイントから前記移動報知情報を受信し、かつ、前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの前記移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する取得部と、
    を備える、
    無線通信システム。
  2. 前記取得部は、
    前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得し、
    前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、前記固定アクセスポイントの位置情報を記憶している外部装置から前記固定位置情報を取得する、
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記取得部が取得した複数の前記移動位置情報及び前記固定位置情報のうち、前記移動報知情報の電波強度及び前記固定報知情報の電波強度に基づいて選択された位置情報に基づいて、現在位置を推定する位置推定部をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 前記送信部は、前記移動アクセスポイントの識別情報及び前記移動可能情報を含む第1移動報知情報、並びに前記移動位置情報を含む第2移動報知情報を、前記移動報知情報として送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記取得部は、前記第1移動報知情報に含まれている前記移動可能情報を検出すると、前記第2移動報知情報に含まれている前記移動位置情報を取得する、
    請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記取得部は、前記移動報知情報を受信すると、前記移動アクセスポイントに前記移動位置情報を要求する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記移動アクセスポイントに関連付けて前記移動位置情報を記憶し、前記固定アクセスポイントに関連付けて前記固定位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記取得部は、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得すると、当該移動アクセスポイントに関連付けて前記記憶部に記憶されている前記移動位置情報を更新する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  8. 携帯端末と無線通信可能な無線アクセスポイントであって、
    現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を前記携帯端末に送信する送信部と、
    を有する、
    無線アクセスポイント。
  9. 前記送信部は、前記無線アクセスポイントの識別情報及び前記移動可能情報を含む第1移動報知情報、並びに前記位置情報を含む第2移動報知情報を、前記移動報知情報として送信する、
    請求項8に記載の無線アクセスポイント。
  10. 移動可能な移動アクセスポイントから、移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を受信し、かつ、前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの位置を示す移動位置情報を取得し、前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する取得部と、
    を備える、
    携帯端末。
  11. 前記取得部は、
    前記受信部が前記移動報知情報を受信した場合に、前記移動アクセスポイントから前記移動位置情報を取得し、
    前記受信部が前記固定報知情報を受信した場合に、前記固定アクセスポイントの位置情報を記憶している外部装置から前記固定位置情報を取得する、
    請求項10に記載の携帯端末。
  12. 前記取得部が取得した複数の前記移動位置情報及び前記固定位置情報のうち、前記移動報知情報の電波強度及び前記固定報知情報の電波強度に基づいて選択された位置情報に基づいて、現在位置を推定する位置推定部をさらに備える、
    請求項10又は11に記載の携帯端末。
  13. 携帯端末と無線通信することができる移動可能な移動アクセスポイントが、
    現在位置を示す移動位置情報を取得する手順と、
    移動可能であることを示す移動可能情報を含む移動報知情報を送信する手順と、
    を実行し、
    前記携帯端末が、
    前記移動報知情報を受信した場合に、第1の方法で前記移動アクセスポイントの前記移動位置情報を取得する手順と、
    前記移動アクセスポイント以外の固定アクセスポイントから前記移動可能情報を含まない固定報知情報を受信した場合に、第2の方法で前記固定アクセスポイントの位置を示す固定位置情報を取得する手順と、
    を実行する、
    位置情報取得方法。
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