JP2015215642A - 情報処理装置およびその制御方法、情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示内容が動的に変化するコンテンツに対して、好適な仮想オブジェクトを重畳表示可能とする技術を提供する。【解決手段】情報処理装置は、表示装置が表示しているコンテンツの識別子と当該コンテンツの表示状態に関する状態情報とを当該表示装置から受信する受信手段と、受信した識別子と表示状態とに基づいて表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する決定手段と、決定手段により決定された仮想オブジェクトを表示装置に提供する提供手段と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、表示されているコンテンツに対し関連情報を重畳表示する技術に関するものである。
撮像装置から取得した画像に対し、仮想的なオブジェクトを撮像画像に重畳して表示する技術が、拡張現実(AR:Augmented Reality)や複合現実(MR:Mixed Reality)として知られている。例えば、特許文献1では、メモ内容を地理的位置情報と関連付けて記録しておき、撮像装置で取得された地理的位置情報に関連するメモ内容を撮像画像と重畳して表示する技術が開示されている。
しかしながら、プレゼンテーション資料や動画など表示内容が動的に変化するコンテンツに対して特許文献1の技術を適用した場合、適切に仮想的なオブジェクトを重畳表示できないという問題がある。すなわち、位置情報やコンテンツに対応付けた仮想的なオブジェクトを表示する場合、現在の表示内容に関係のない情報まで表示されてしまうことになる。結果として、仮想オブジェクトが多数表示されることによる視認性の低下、及び不要な仮想オブジェクトまで取得してしまうことによる機器のリソースの無駄が発生する恐れがある。
本発明はこのような問題を鑑みてなされたものであり、表示内容が動的に変化するコンテンツに対して、好適に仮想オブジェクトを重畳表示可能とする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、情報処理装置は、表示装置が表示しているコンテンツの識別子と、該コンテンツの表示状態に関する状態情報と、を該表示装置から受信する受信手段と、前記受信した識別子と表示状態とに基づいて、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された仮想オブジェクトを前記表示装置に提供する提供手段と、を有する。
本発明によれば、表示内容が動的に変化するコンテンツに対して、好適な仮想オブジェクトを重畳表示可能とする技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る情報処理装置の第1実施形態として、ユーザ端末である表示装置に対してUI部品を提供するサーバを例に挙げて以下に説明する。具体的には、表示装置が、撮像部で撮像したコンテンツに対して重畳表示する仮想オブジェクトである「ユーザインタフェース(UI)部品」を提供するサーバについて説明する。特に、以下の説明では、コンテンツは、時間と共に表示内容が変化する映像コンテンツであるとして説明する。
本発明に係る情報処理装置の第1実施形態として、ユーザ端末である表示装置に対してUI部品を提供するサーバを例に挙げて以下に説明する。具体的には、表示装置が、撮像部で撮像したコンテンツに対して重畳表示する仮想オブジェクトである「ユーザインタフェース(UI)部品」を提供するサーバについて説明する。特に、以下の説明では、コンテンツは、時間と共に表示内容が変化する映像コンテンツであるとして説明する。
<システム及び各装置の構成>
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、主に、表示装置105、発信装置106、サーバ107から構成されている。
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、主に、表示装置105、発信装置106、サーバ107から構成されている。
情報処理システム内の各装置は、例えばインターネットのようなネットワーク100を介して相互に通信可能に構成されている。ネットワーク100は、インターネットに限らず、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、それらの複合であってもよい。
無線基地局101は、表示装置105と無線LAN(例えば、IEEE802.11シリーズ)に準拠した通信方式で無線通信ネットワークを構築する。無線基地局102は、発信装置106と無線LANに準拠した通信方式で無線通信ネットワークを構築する。なお、通信方式はこれに限らず、WiMAXやBluetooth(登録商標)などの無線通信方式、あるいは有線通信方式を利用してもよい。
ユーザA103及びユーザB104は、情報処理システムのユーザである。以下の説明においては、ユーザA103は、表示装置105の利用者であり、ユーザB104は、発信装置106の利用者である。
表示装置105は、画像や各種情報を表示するディスプレイを有する表示装置である。発信装置106は、画像や各種情報等のコンテンツを表示するディスプレイを有する発信装置である。なお、発信装置106は、コンテンツをスクリーンに投影する構成のものでもよい。また、発信装置106は、表示しているコンテンツに関連する識別子(コンテンツ識別子)を通知可能に構成されている。
図2は、表示装置105の構成を示す図である。なお、各機能部の一部または全ては、CPU等の演算装置が所定のプログラムを実行することにより実現され得る。
バス200は、各機能部を接続するバスである。撮像部201は、レンズを介して取得した被写体光を画像データとして取得する機能部である。また、撮像部201は、光学ズームやデジタルズームを用いて撮像する画角の調整が可能なように構成され得る。入力部202は、表示装置105のユーザから各種ユーザ操作に基づいた入力を受け付ける入力部である。例えば、利用者の識別子(ユーザ識別子)の入力、UI部品への指示入力などがある。表示部203は、液晶ディプレイなどで構成された、画像や各種情報を表示する機能部である。なお、入力部202と表示部203とを一体としたタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
コンテンツ識別子取得部204は、発信装置106が表示するコンテンツを介して発信するコンテンツ識別子を取得する識別子取得部である。例えば、コンテンツ識別子は、知覚困難型の電子透かしとしてコンテンツに埋め込まれており、撮像部201により撮像した画像を取得し、解析して取得される。
なお、コンテンツ識別子は、コンテンツに埋め込まれる形式のほか、他の様々な方法で発信装置106から表示装置105に通知され得る。例えば、発信装置106にLEDライトのような発光部を取り付け、コンテンツ識別子を符号化した発光パターンで点滅させるよう構成しても良い。また、バーコードやQRコード(登録商標)などの符号化画像をコンテンツ内あるいはコンテンツとは別個に表示するよう構成してもよい。
RF部205は、所定の無線方式で他の装置(発信装置106や無線基地局102)との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナや回路の制御を行う。例えば、無線LAN(IEEE802.11シリーズ)、ミリ波、RFIDなどを用いることができる。
UI部品取得部206は、サーバ107からUI部品を取得する。メッセージ送受信部207は、サーバ107に対するメッセージ、および、サーバ107を介したメッセージを送受信する。合成部208は、サーバ107から取得したUI部品の一部又は全部と撮影画像とを重畳する。ここでは、撮像部201で撮影された画像に重畳しているが、これに限らず、既に撮影済みの画像やリアルタイムの動画でも実現できる。TCP/IP処理部209は、通信プロトコルの処理を行う。
ユーザ識別子取得部210は、表示装置105を使用しているユーザ(ここではユーザA103)のユーザ識別子を取得する。ここでは、ユーザ識別子は、入力部202を介して入力されることを想定するが、例えば、撮像部201から取得した画像によりユーザ認証する方法でもよい。また、表示装置105自身に識別子を持たせておき、その情報をユーザ識別子として扱う構成にしてもよい。
状態情報取得部211は、発信装置106が表示するコンテンツの表示状態を取得する機能部である。例えば、コンテンツのシーンごとに、表示状態を示す状態情報を知覚困難な電子透かしとして予め埋め込んでおくとよい。そして、表示装置105は、撮像部201で撮像したコンテンツの画像を解析して状態情報を取得する。
関係性要求部212は、コンテンツとユーザとの関係性情報の取得要求をするメッセージを生成する。具体的には、ユーザ識別子とコンテンツ識別子とを指定したメッセージを生成する。
図3は、サーバ107の構成を示す図である。なお、各機能部の一部または全ては、CPU等の演算装置が所定のプログラムを実行することにより実現され得る。
バス300は、各機能部を接続するバスである。関係性情報保持部301は、コンテンツとユーザとの間の関係性を示す情報(関係情報)を保持する。ここでは、関係性情報保持部301は、関係性をデータベース108を用いて保持しており、データベース108に対して、関係性情報の追加・更新・削除などの操作を行う。また、ここでは、関係性は、コンテンツとユーザと関係の「強度」を含むものとする。例えば、コンテンツとユーザ間の関係性の強度はコンテンツの利用者と閲覧者の業務上の関係の強さを表す。
コンテンツ情報保持部302は、コンテンツに対応付けられたコンテンツ情報を保持する。ここでは、コンテンツ情報保持部302は、コンテンツ情報をデータベース109で保持しており、データベース109に対して、コンテンツ情報の追加・更新・削除などの操作を行う。なお、ここでは、コンテンツ情報は、UI部品の、「部品名」「種類」「必要とする関係性の強度」「動作」「コンテンツ上の座標」を含むものとする。詳細については図10を参照して後述する。
決定部303は、UI部品の取得要求がなされた際に、コンテンツ識別子、状態情報、ユーザとコンテンツとの間の関係性に基づいて、表示すべきUI部品を決定する処理を行う。生成部304は、UI部品の生成要求がなされた際に、UI部品を生成し、コンテンツ情報を更新する処理を行う。
メッセージ送受信部305は、他の装置(表示装置105や発信装置106など)と、所定のメッセージを送受信する。メッセージ保存部306は、表示装置105から受け付けたメッセージに応じた処理を即時に実行できなかった時、該メッセージを保存する。TCP/IP処理部307は、ネットワークのプロトコル処理を行う。
図4は、表示装置105とは別体の外部表示装置である発信装置106の構成を示す図である。なお、各機能部の一部または全ては、CPU等の演算装置が所定のプログラムを実行することにより実現され得る。
バス400は、各機能部を接続するバスである。RF部401は、所定の無線方式で他の装置(表示装置105や無線基地局など)との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナや回路の制御を行う。
メッセージ送受信部402は、サーバ107と、制御メッセージなどの送受信を行う。コンテンツ情報発信部403は、表示部404で表示しているコンテンツに対応するコンテンツ識別子や状態情報を発信する。表示部404は、液晶ディプレイなどで構成された、画像や各種情報を表示する機能部である。なお、上述のように、表示部404は、コンテンツをスクリーンに投影する構成のものでもよい。
また、コンテンツ情報発信部403と表示部404とは、一体構成としてもよい。つまり、コンテンツ識別子や状態情報をコンテンツに知覚困難型の電子透かしとして埋め込み、当該コンテンツを表示する構成でも良い。また、QRコードなどを用いて実現してもよい。
入力部405は、発信装置106のユーザから各種ユーザ操作に基づいた入力を受け付ける入力部である。コンテンツ取得部406は、コンテンツをサーバ107から取得する。コンテンツ保持部407は、コンテンツを発信装置106上で保持しておくためのである。なお、以下の説明では、コンテンツ保持部407上のコンテンツを利用する例で説明するが、コンテンツは、サーバ107から取得したものを直接利用してもよい。TCP/IP処理部408は、ネットワークのプロトコル処理を行う機能部である。
<サーバ及びデータベースが管理する情報>
サーバ107は、表示装置105の表示部203に表示されるコンテンツに対しUI部品を重畳表示(追加表示)させるためのサーバである。重畳表示するUI部品を制御するため、サーバ107は、コンテンツとユーザとの間の関係性やコンテンツ情報を管理する。
サーバ107は、表示装置105の表示部203に表示されるコンテンツに対しUI部品を重畳表示(追加表示)させるためのサーバである。重畳表示するUI部品を制御するため、サーバ107は、コンテンツとユーザとの間の関係性やコンテンツ情報を管理する。
なお、コンテンツとユーザとの間の関係性の情報は、ユーザからの入力に基づいて事前に設定されているものとする。ただし、例えばインターネット上に存在するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)からインポートして取得する構成として良い。また、サーバ107がSNSを提供し、該サービスにより構成されたユーザ間の関係性や所有するコンテンツの情報を利用する構成としても良い。
データベース108は、ユーザ間の関係性、および、ユーザとデバイスの関係性を保持するリレーショナルデータベース(RDB)である。データベース109は、コンテンツ情報を保持するデータベースであり、UI部品についての情報を保持するRDBである。もちろん、データベース108、109を、XMLDB(Extensible Markup Language Database)など別の種類のデータベースを用いて構成しても良い。
ここで、データベース108に記憶され、サーバ107が管理する関係性情報とコンテンツ情報について説明する。
図10は、コンテンツに関連する情報を規定する各種テーブルを説明する図である。図10(a)は、ユーザ(コンテンツの閲覧者)とコンテンツの関係性を示す図である。具体的には、コンテンツ識別子(コンテンツID)が「1」のコンテンツに対する、3つのユーザ識別子「2」「3」「4」それぞれとの関連性の強度を示している。
図10(a)では、ユーザ識別子「2」のユーザとの関係性は、強度が「50」であることが示されている。一方、ユーザ識別子が「3」のユーザとの関係性は、強度が「30」であり、ユーザ識別子が「4」のユーザとの関係性は、強度が「100」であることが示されている。上述のように、関係性の強度は、予め登録されるものであってもよいし、例えば、SNS、メールや電話のやりとりの頻度から算出するよう構成しても良い。また、ここでは、一元的に管理するテーブルを用いたが、複数ユーザ間の関係性も表しやすいように、木構造やノードなどの管理方法を用いてもよい。
図10(b)及び図10(c)は、サーバ107で保持されるコンテンツ情報を示す図である。ここでは、コンテンツ情報は、所定のコンテンツに関連付けられた、予め用意された複数のUI部品のリストである。
図10(b)において、コンテンツIDは、発信装置106が表示するコンテンツのコンテンツ識別子である。ここでは、コンテンツIDが「1」のコンテンツに対するコンテンツ情報のみを例示的に示している。
表示状態IDは、コンテンツの状態情報を表す識別子である。表示状態IDは、例えば、発信装置106に表示されるコンテンツがプレゼンテーション資料であれば、表示ページを特定する識別子である。また、表示状態IDは、動画であれば、再生位置、あるいは、再生を開始してからの経過時間を特定する識別子である。ただし、表示状態IDは、必ずしも一意に状態を識別する必要はなく、取得した画像を解析した場面(シーン)や、再生中、閲覧中といった再生状態を表すような情報を用いてもよいものである。
部品名は、UI部品の部品名を表している。特に、各表示状態に設定されている(表示装置105において重畳表示され得る)UI部品の部品名を表している。なお、表示状態IDが付与されていないUI部品は、特定のUI部品の動作の結果として表示がなされるUI部品であることを示している。
種類は、UI部品の種類を表している。ここでは、一例として以下の「Link」、「Input」、「Display」の3種類を利用して説明する。それぞれ、
「Link」:別のUI部品を表示するためのUI部品
「Input」:メモを表示するUI部品を生成するためのUI部品
「Display」:所定の情報(画像、補足資料に対応するスライドなど)を表示するためのUI部品
を意味する。なお、表示する情報については、これらに限らず、事前に設定した任意の情報を表示することができる。
「Link」:別のUI部品を表示するためのUI部品
「Input」:メモを表示するUI部品を生成するためのUI部品
「Display」:所定の情報(画像、補足資料に対応するスライドなど)を表示するためのUI部品
を意味する。なお、表示する情報については、これらに限らず、事前に設定した任意の情報を表示することができる。
必要とする関係性の強度は、UI部品を表示するために必要となるコンテンツとユーザ間の関係性の強度である。
動作は、UI部品に入力がなされた際に、行われる動作を表している。例えば、UI部品Aでは、「UI部品Aに対して入力がなされた際にUI部品Eを表示する」という動作が実行されることを示している。
コンテンツ上の座標は、UI部品を表示する際に、対応するコンテンツ上のどの位置に重畳表示すべきかを示す情報である。
なお、上述のシステム構成は一例に過ぎず、図1の形態に限定されるものではない。例えば、上述の説明では、データベース108とデータベース109を別々に配置したが、同一のデータベース内に配置してもよい。また、サーバ107は、複数の装置により構成されていてもよいし、サーバ107で実行される処理の一部または全てを表示装置105又は発信装置106が行う構成としても構わない。
<システムの動作>
<コンテンツの撮像に応じた重畳表示>
図5は、表示装置105の表示部203において仮想オブジェクトであるUI部品を重畳表示する処理を示すシーケンス図である。具体的は、ユーザによるコンテンツの撮像に応じた重畳表示を説明するシーケンス図である。ここでは、ユーザA103が表示装置105を利用しており、ユーザB104が発信装置106を利用していることを想定する。シーケンスは、ユーザB104が入力部405を介して、コンテンツの選択を行うことにより開始される。
<コンテンツの撮像に応じた重畳表示>
図5は、表示装置105の表示部203において仮想オブジェクトであるUI部品を重畳表示する処理を示すシーケンス図である。具体的は、ユーザによるコンテンツの撮像に応じた重畳表示を説明するシーケンス図である。ここでは、ユーザA103が表示装置105を利用しており、ユーザB104が発信装置106を利用していることを想定する。シーケンスは、ユーザB104が入力部405を介して、コンテンツの選択を行うことにより開始される。
M500では、発信装置106は、サーバ107に対して、これから表示するコンテンツのコンテンツ情報の登録(更新)するための処理を行う。M501では、サーバ107は、発信装置106から受け付けたコンテンツ情報をコンテンツ情報保持部302に保持する。M502では、発信装置106はコンテンツ保持部407から、対応するコンテンツを読みだして表示する。
M503では、ユーザA103は、ユーザA103のユーザ識別子を表示装置105に入力する。M504では、表示装置105のユーザ識別子取得部210は、ユーザA103のユーザ識別子を取得する。これによって、ユーザA103が情報処理システムを利用しているという状態になる。
M505では、ユーザA103は、表示装置105の撮像部201の撮像方向を、発信装置106の表示部404の方向に向ける。M506では、表示装置105の撮像部201は、発信装置106上のコンテンツを撮像する。尚、この時に、ユーザB104が併せて映り込むように撮像してもよい。M507では、表示装置105のコンテンツ識別子取得部204は、M506で取得した画像を解析してコンテンツ識別子を取得する。M508では、状態情報取得部211は、M506で取得した画像を解析して状態情報を取得する。
M509では、関係性要求部212は、ユーザA103のユーザ識別子と取得したコンテンツ識別子から関係性の情報の取得要求メッセージを生成する。そして、メッセージ送受信部207は、生成した取得要求メッセージをサーバ107に送信する。ここで、取得要求メッセージは、重畳表示すべきUI部品があるか否かを問い合わせるメッセージである。ここでは、取得要求メッセージは、ユーザA103のユーザ識別子、取得したコンテンツ識別子、状態情報、関係性の情報を含む。
M510では、サーバ107は、表示装置105から取得要求メッセージを受信する。その後、取得要求メッセージに含まれるコンテンツ識別子を用いて、データベース109からコンテンツ情報を取得する。尚、取得したコンテンツ情報は、コンテンツが異なるものに切り替わるまで、コンテンツ情報保持部302で保持する。
M511では、サーバ107は、取得したコンテンツ情報から、取得要求メッセージに含まれる状態情報を用いて、現在の表示状態に対応するUI部品を取得する。尚、取得したUI部品は、表示状態が切り替わるまで、コンテンツ情報保持部302で保持する。
M512では、関係性情報保持部301は、ユーザA103のユーザ識別子とコンテンツ識別子を用いて、データベース108からユーザA103とコンテンツの関係性情報を取得する。尚、M506において、ユーザB104が映り込むように画像を撮影した場合に、コンテンツとユーザB104との間の関係性と同様に関係性を付与しておき、関係性を取得するように変形してもよい。
M513では、決定部303は、M512で取得した関係性情報と、M511で取得したUI部品とに基づいて、表示すべきUI部品を決定する。M514では、サーバ107のメッセージ送受信部305は、UI部品を含むメッセージを表示装置105に送信する。なお、取得されるUI部品が存在しない場合には、メッセージ送受信部305は、表示すべきUI部品が存在しない旨を表示装置105に送信する。尚、M510〜M513におけるサーバ107の動作については、図8を参照して後述する。
M514では、表示装置105は、サーバ107から送信されたUI部品を受信する。M515では、M506で取得した画像上のコンテンツに、UI部品が保持するコンテンツ上の座標で表示されるように位置計算を行う。M516では、位置計算した座標に基づいて、UI部品を表示装置105上に表示する。尚、M504〜M509、M514〜M516の表示装置105における詳細動作については、図7(a)を参照して後述する。
図11は、表示装置105の表示部203における表示画面の例を示す図である。図11(a)は、M506において、コンテンツを表示している発信装置106を撮像した際の表示部203の表示を示している。図11(b)は、M516において、取得したUI部品を重畳表示した際の表示部203の表示を示している。UI部品1100が図10に示したUI部品Aであり、UI部品1101が図10に示したUI部品Bである。
このように、現在表示部203に表示されているコンテンツに対して、表示装置105のユーザ(ユーザA103)に好適なUI部品を重畳表示することが可能となる。すなわち、現在のコンテンツの表示状態に対応したUI部品のみを表示することができる。また、ユーザとコンテンツの関係性を更に考慮することで、ユーザに有用なUI部品のみを表示することができる。
<UI部品への入力に応じた重畳表示の更新>
図6は、表示装置105の表示部203において仮想オブジェクトであるUI部品を重畳表示する処理を示す他のシーケンス図である。具体的は、表示装置105において重畳表示されたUI部品へのユーザ入力に応じた重畳表示の更新を説明するシーケンス図である。つまり、上述の図5で示したシーケンスの処理がなされた後に、これらの処理は実行される。そのため、コンテンツ情報保持部302は、現在の表示状態に対応するコンテンツ情報、UI品の情報を既に保持しているものとする。
図6は、表示装置105の表示部203において仮想オブジェクトであるUI部品を重畳表示する処理を示す他のシーケンス図である。具体的は、表示装置105において重畳表示されたUI部品へのユーザ入力に応じた重畳表示の更新を説明するシーケンス図である。つまり、上述の図5で示したシーケンスの処理がなされた後に、これらの処理は実行される。そのため、コンテンツ情報保持部302は、現在の表示状態に対応するコンテンツ情報、UI品の情報を既に保持しているものとする。
M600では、ユーザA103は、表示装置105に表示されたUI部品1100(UI部品A)に対し入力を行う。M601では、UI部品のUI部品Aは、入力を受け付ける。M602では、表示装置105のメッセージ送受信部207は、入力を受け付けたUI部品Aを特定する情報を含むメッセージをサーバ107に送信する。
M603では、サーバ107は、表示装置105から受信したメッセージに基づいて、コンテンツ情報保持部302で保持しているコンテンツ情報から、ユーザ入力があったUI部品の動作に対応する動作を特定して実行する。ここでは、UI部品Aに対応する動作は、別のUI部品Eを表示するだけである。そのため、サーバ107は、コンテンツ情報保持部302からUI部品Eを取得する。M604では、サーバ107のメッセージ送受信部305は、UI部品Eを含むメッセージを表示装置105に送信する。M602に関する処理は、図9(a)及び図9(b)を参照して後述する。
M605では、表示装置105は、サーバ107から送信されたUI部品Eを受信する。M605で取得した画像上のコンテンツに、UI部品Eが保持するコンテンツ上の座標で表示されるように位置計算を行う。M606では、位置計算した座標に基づいて、UI部品Eを表示装置105上に表示する。図11(c)は、UI部品Aへの入力に応じて、UI部品EであるUI部品1102が表示されている状態を示している。
M607では、ユーザA103は、図11(b)のUI部品1101(UI部品B)に対し入力を行う。M608では、UI部品のUI部品Bは、入力を受け付ける。M609では、表示装置105のメッセージ送受信部207は、入力を受け付けたUI部品Bを特定する情報を含むメッセージをサーバ107に送信する。
図11(d)は、UI部品BへユーザA103が入力を行った際の表示を示している。具体的には、UI部品1103で表されるUI部品Bは「XXX」と入力されたテキスト入力領域と、「Add」と記載された入力確定ボタンから構成されている。ここでは、「Add」ボタンが押された際にユーザ入力が行われたと判定している。
M610では、サーバ107は、表示装置105から受信したメッセージ(入力情報受信手段)に基づいて、コンテンツ情報保持部302で保持しているコンテンツ情報から、ユーザ入力があったUI部品の動作に対応する動作を特定して実行する。UI部品Bに対応する動作は、テキスト入力領域に入力されたユーザ入力情報である文字列(Text)を表示するためのUI部品を生成する処理である。そのため、サーバ107は、種類が「Display」で、動作が「情報を表示」のUI部品であるUI部品Fを新規に生成する。
M611では、サーバ107は、コンテンツ情報保持部302で保持しているコンテンツ情報から、UI部品Bを表示するために必要とする関係性の強度を取得して、UI部品Fに付与する。
M612では、サーバ107は、データベース109のコンテンツ情報を更新する。ここでは、図10(c)に示すようにコンテンツ情報を更新する。具体的には、図10(c)においては、更新前の図10(b)に対し、UI部品Fの情報が追加されている。尚、その際に、コンテンツ情報保持部302で保持するコンテンツ情報も合わせて更新しておく。尚、コンテンツ上の座標については、予め決めておいて所定の位置に表示するものとする。
M613では、サーバ107のメッセージ送受信部305は、発信装置106に対し、コンテンツ情報が更新されたことを示すメッセージを通知する。尚、M613における処理は、必ずしも必要な処理ではなく、省略することも可能である。また、発信装置106は、メッセージを受け取った際に、ユーザB104に対し、承認を求めるポップアップダイアログを表示して、承認を求めるように構成してもよい。このようにすることで、ユーザB104が把握しないUI部品が表示されてしまうというケースを防ぐことが可能となる。
M614では、サーバ107のメッセージ送受信部305は、UI部品Fを含むメッセージを表示装置105に送信する。M610〜M613についてのサーバ107の処理については、図9(a)及び図9(c)を参照して後述する。
M615では、表示装置105は、サーバ107から送信されたUI部品Fを受信する。その後、M506で取得した画像上のコンテンツにUI部品Fが表示されるように位置計算を行う。M616では、表示装置105は、位置計算した座標に基づいて、UI部品Fを表示装置105上に表示する。図11(e)は、UI部品Bへの入力に応じて、UI部品Fが生成されて表示されている状態を示している。M601〜M616までの、表示装置105の詳細処理については、図7(b)を参照して後述する。
<表示装置における動作>
図7は、表示装置105における動作フローチャートである。図7(a)は、表示装置105が発信装置106上のコンテンツからコンテンツ識別子を受信し、サーバ107に情報の問い合わせを行う時の、表示装置105のフローチャートである。
図7は、表示装置105における動作フローチャートである。図7(a)は、表示装置105が発信装置106上のコンテンツからコンテンツ識別子を受信し、サーバ107に情報の問い合わせを行う時の、表示装置105のフローチャートである。
S701では、ユーザ識別子取得部210は、入力部202からの入力によりユーザA103のユーザ識別子を受け付ける。S702では、撮像部201は、発信装置106が表示するコンテンツの撮影を開始する。
S703では、コンテンツ識別子取得部204は、S702において撮影された画像を解析し、発信装置106が表示しているコンテンツのコンテンツ識別子を取得する。尚、必要に応じてS703における処理は省略してもよい。同様に、S704では、状態情報取得部211は、S702において撮影された画像を解析し、コンテンツの現在の表示状態を示す状態情報を取得する。
S705では、UI部品取得部206は、現在表示されているコンテンツに対して重畳表示するUI部品を取得する。具体的には、まず、UI部品を取得するための取得要求メッセージを作成する。取得要求メッセージは、ユーザA103のユーザ識別子とコンテンツ識別子と状態情報とを含む、なお、ユーザA103のユーザ識別子とコンテンツ識別子とに基づいて、関係性の検索要求を生成し、取得要求メッセージに含めてもよい。ここでは、上述の3つの情報(ユーザ識別子、コンテンツ識別子、状態情報)全てを利用する例を説明するが、コンテンツ識別子のみを含む取得要求メッセージを作成してもよい。また、ユーザA103のユーザ識別子とコンテンツ識別子のみを含む取得要求メッセージを生成してもよい。メッセージ送受信部207は、TCP/IP処理部209を用いて、生成した取得要求メッセージをサーバ107に送信する。これにより、UI部品取得部206は、メッセージ送受信部207を介して、サーバ107からUI部品を受信する。
S706では、合成部208は、撮影した画像上のUI部品の位置計算を行う。例えば、表示部203の表示領域における撮像コンテンツの位置と、UI部品に対して設定された「コンテンツ上の座標」とに基づいて、重畳表示する座標を決定する。S707では、表示部203は、UI部品を、撮影したコンテンツに重畳表示する。
図7(b)は、表示装置105上のUI部品に対し、ユーザA103が入力を行った際の表示装置105のフローチャートである。
S708では、UI部品取得部206は、更新表示するUI部品を取得する。具体的には、まず、ユーザA103のユーザ識別子と入力がなされたUI部品を特定する情報とを含む、UI部品の取得要求メッセージを生成する。そして、メッセージ送受信部207は、TCP/IP処理部209を用いて、生成した取得要求メッセージをサーバ107に送信する。UI部品取得部206は、メッセージ送受信部207を介して、サーバ107からUI部品を取得する。
S709において、合成部208は、撮影した画像上のUI部品の位置計算を行う。S710では、表示部203は、UI部品を、撮影したコンテンツに重畳表示する。
<サーバにおける動作>
図8は、サーバ107における動作フローチャートである。具体的には、サーバ107が、表示装置105からUI部品の取得要求メッセージを受信した際に実行されるフローチャートである。
図8は、サーバ107における動作フローチャートである。具体的には、サーバ107が、表示装置105からUI部品の取得要求メッセージを受信した際に実行されるフローチャートである。
S801において、メッセージ送受信部305は、TCP/IP処理部307を介して、表示装置105からの取得要求メッセージを受信する(ユーザ情報受信手段)。S802では、決定部303は、取得要求メッセージに含まれるコンテンツ識別子に基づいて、対応するコンテンツ情報(UI部品の一覧)の取得をコンテンツ情報保持部302に依頼する。コンテンツ情報保持部302は、コンテンツ識別子を鍵として、データベース109の検索を行い、対応するコンテンツ情報を取得する。
S803では、決定部303は、取得要求メッセージに含まれる状態情報に基づいて、UI部品の取得をコンテンツ情報保持部302に依頼する。コンテンツ情報保持部302は、状態情報を鍵として、データベース109の検索を行い、対応するUI部品を取得する。
S804では、決定部303は、ユーザ識別子とコンテンツ識別子に基づいて、ユーザとコンテンツの関係性情報の取得を関係性情報保持部301に依頼する。関係性情報保持部301は、ユーザ識別子とコンテンツ識別子に基づいて、ユーザA103とコンテンツの関係性情報をデータベース108から取得する。
S805では、決定部303は、S803で取得したUI部品とS804で取得した関係性情報とに基づいて、重畳表示するUI部品を決定する。ここでは、S803で取得した1以上のUI部品のうち、以下の式(1)の関係を満たすUI部品を重畳表示するUI部品として決定する。
「強度」 ≧ 「必要とする関係性の強度」 ・・・(1)
ここでは、関係性情報は「強度」のみで表したが、関係の「種類」(家族、同僚、友人など)や任意に設定した「グループ」を含むような構成であってもよい。
ここでは、関係性情報は「強度」のみで表したが、関係の「種類」(家族、同僚、友人など)や任意に設定した「グループ」を含むような構成であってもよい。
S806では、決定部303は、重畳表示すべきUI部品の有無を判定する。表示すべきUI部品が1以上存在する場合には、S807に進む。一方、表示すべきUI部品が1つも存在しない場合には、S808へ進む。S807では、決定部303は、メッセージ送受信部305を介して、表示装置105にUI部品を送信する。一方、S808では、決定部303は、メッセージ送受信部305を介して、表示装置105に表示すべきUI部品が存在しない旨を通知する。
図9は、サーバ107における他の動作フローチャートである。図9(a)は、UI部品への入力によるUI部品の取得要求を受信した際のサーバ107のフローチャートである。
S901では、メッセージ送受信部305は、TCP/IP処理部307を介して、表示装置105からのメッセージを受信する。上述のように、当該メッセージは、表示装置105上で入力がなされたUI部品を特定する情報を含む。
S902では、決定部303は、コンテンツ情報保持部302で保持しているコンテンツ情報から、入力を受け付けたUI部品に対応する種類を判別し動作を特定する。S903では、決定部303は、特定した動作に従った処理を実行する。
図9(b)は、S903におけるUI部品の動作として、異なるUI部品を表示する場合の動作フローチャートである。
S904では、決定部303は、コンテンツ情報保持部302から対応するUI部品を取得する。S905では、決定部303は、メッセージ送受信部305を介して、表示装置105にUI部品を送信する。
図9(c)は、S903におけるUI部品の動作として、UI部品を新規に生成して表示する場合の動作フローチャートである。
S906では、決定部303は、生成すべきUI部品を特定し、生成部304に対して当該UI部品の生成依頼をする。そして、生成部304は、「部品名」「種類」「動作」「コンテンツ上の座標」の情報を付与したUI部品を生成する。なお、生成時に付与する「部品名」「種類」「動作」「コンテンツ上の座標」は、事前に取り決めた値やルールで決定されるものとする。例えば、UI部品Bに対応する動作に基づき新しくUI部品を生成する場合、UI部品Bの「動作」、及び、テキスト入力領域に入力されたユーザ入力情報である文字列(Text)に基づいて決定される。
S907では、生成部304は、入力を受け付けたUI部品を表示するために必要とする関係性の強度を、コンテンツ情報保持部302で保持しているコンテンツ情報から取得して、新規に生成したUI部品に付与する。S908では、生成部304は、S906、S907において決定した情報に応じて、データベース109のコンテンツ情報を更新する。
S909では、決定部303は、メッセージ送受信部305を介して、表示装置105に生成したUI部品を送信する。
以上説明したとおり、第1実施形態に係る情報処理装置であるサーバは、現在表示されているコンテンツに対して好適なUI部品を、ユーザ端末である表示装置に提供することができる。つまり、表示装置105のユーザ(ユーザA103)に好適なUI部品を重畳表示することが可能となる。すなわち、現在のコンテンツの表示状態に対応したUI部品のみを表示することができる。また、ユーザとコンテンツの関係性を更に考慮することで、ユーザに有用なUI部品のみを表示することができる。
これにより、多数のUI部品が表示されることによる視認性の低下、及び表示に必要のないデータを自機器が取得してしまうことによるリソースの無駄を低減できるという効果がある。
なお、上述の説明において、表示装置105とサーバ107を別体構成であるとして説明したが、サーバ107の機能の一部又は全部を表示装置105の機能として実装してもよい。また、表示装置105は、更にサーバ107から取得した関係性情報やUI部品を一時的に保存するためのキャッシュを有してもよい。表示装置105は、サーバ107に問い合わせる前にキャッシュにアクセスすることで、連続して表示するUI部品の情報の取得負荷を軽減することが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 撮影部; 203 表示部; 204 コンテンツ識別子取得部; 206 UI部品取得部; 208 合成部; 210 ユーザ識別子取得部; 211 状態情報取得部; 212 関係性要求部
Claims (10)
- 表示装置が表示しているコンテンツの識別子と、該コンテンツの表示状態に関する状態情報と、を該表示装置から受信する受信手段と、
前記受信した識別子と表示状態とに基づいて、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された仮想オブジェクトを前記表示装置に提供する提供手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示装置を利用しているユーザの識別子を受信するユーザ情報受信手段と、
前記受信したユーザの識別子と前記コンテンツの識別子とに基づいて、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係情報を特定する特定手段と、
を更に有し、
前記決定手段は、更に前記特定された関係情報に基づいて、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記関係情報は、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関連性の強度として予め指定されている
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、予め用意された複数の仮想オブジェクトから前記表示装置で表示されることになる1以上の仮想オブジェクトを選択する
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記表示装置に対してユーザが入力した入力情報を、該表示装置から受信する入力情報受信手段と、
前記入力情報に基づいて仮想オブジェクトを生成する生成手段と、
を更に有し、
前記決定手段は、前記生成手段により生成された仮想オブジェクトを、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトとして決定する
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記コンテンツは時間と共に表示内容が変化するコンテンツであり、
前記表示状態は、前記コンテンツにおける再生位置、表示ページ、コンテンツを表示してからの経過時間、シーンの特徴の何れかである
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記表示装置は撮像手段を有しており、
前記コンテンツは、前記撮像手段が撮像した前記表示装置とは別体の外部表示装置により表示されたコンテンツであり、
前記コンテンツの識別子と前記状態情報とは、前記外部表示装置により表示されたコンテンツに埋め込まれている
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 表示装置により表示される仮想オブジェクトを提供する情報処理装置の制御方法であって、
前記表示装置が表示しているコンテンツの識別子と、該コンテンツの表示状態に関する状態情報と、を該表示装置から受信する受信工程と、
前記受信した識別子と表示状態とに基づいて、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する決定工程と、
前記決定工程により決定された仮想オブジェクトを前記表示装置に提供する提供工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 表示装置とサーバとを含む情報処理システムであって、
前記表示装置は、
前記表示装置とは別体の外部表示装置により表示されたコンテンツを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記コンテンツを表示する表示手段と、
前記撮像手段により撮像された前記コンテンツから、該コンテンツの識別子及び該コンテンツの表示状態を特定する特定手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記表示装置が表示しているコンテンツの識別子と、該コンテンツの表示状態に関する状態情報と、を該表示装置から受信する受信手段と、
前記受信した識別子と表示状態とに基づいて、前記表示装置で表示されることになる仮想オブジェクトを決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された仮想オブジェクトを前記表示装置に提供する提供手段と、
を有し、
前記表示手段は、前記サーバから受信した仮想オブジェクトを表示する
ことを特徴とする情報処理システム。 - コンピュータを、請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014096222A JP2015215642A (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 情報処理装置およびその制御方法、情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014096222A JP2015215642A (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 情報処理装置およびその制御方法、情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015215642A true JP2015215642A (ja) | 2015-12-03 |
Family
ID=54752512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014096222A Pending JP2015215642A (ja) | 2014-05-07 | 2014-05-07 | 情報処理装置およびその制御方法、情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015215642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021106812A1 (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 株式会社NejiLaw | 個体識別システム |
-
2014
- 2014-05-07 JP JP2014096222A patent/JP2015215642A/ja active Pending
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WO2021106812A1 (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 株式会社NejiLaw | 個体識別システム |
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