JP2015215495A - 波長選択スイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化及び製造工程の簡略化が可能な波長選択スイッチを提供する。
【解決手段】波長選択スイッチ1Aは、光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bを含む光入出力部10と、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子30と、入射した光の向きを偏向する光偏向素子40と、光入出力部10、波長分散素子30、及び光偏向素子40を所定軸線A1に沿って光学的に結合する光学系50Aとを備える。光学系50Aは、所定軸線A1を屈曲させるミラー54と、光入力ポート11aから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子20と、偏波分離素子20によって分離された一方の偏波成分の偏波面を他方の偏波成分の偏波面に近づける偏波調整素子60とを有する。偏波調整素子60はミラー54に固定されている。
【選択図】図1
【解決手段】波長選択スイッチ1Aは、光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bを含む光入出力部10と、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子30と、入射した光の向きを偏向する光偏向素子40と、光入出力部10、波長分散素子30、及び光偏向素子40を所定軸線A1に沿って光学的に結合する光学系50Aとを備える。光学系50Aは、所定軸線A1を屈曲させるミラー54と、光入力ポート11aから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子20と、偏波分離素子20によって分離された一方の偏波成分の偏波面を他方の偏波成分の偏波面に近づける偏波調整素子60とを有する。偏波調整素子60はミラー54に固定されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、波長選択スイッチに関するものである。
特許文献1には、多波長の信号光を合波または分波することができる光部品に関する技術が開示されている。この光部品に入力される光は複数の波長成分を含んでおり、各波長成分は、互いに偏波面が直交する第1及び第2の偏波成分を含んでいる。この波長選択スイッチでは、偏波分離素子が第1及び第2の偏波成分を分離する。そして、分離後の第1及び第2の偏波成分は、それらの偏波面が互いに一致するように少なくとも一方の偏波面が回転されたのちに、偏波依存性を有する回折格子に入射し、各波長毎に分光される。
偏波成分の分離及び回転を行う波長選択スイッチでは、偏波成分の回転のために、例えば波長板といった偏波調整素子が用いられる。特許文献1の一実施形態に示された例では、この偏波調整素子が、偏波分離素子と回折格子との間における一方の偏波成分の光軸上に、独立して設けられている。しかしながら、このような構成では、光軸調整を行うべき光学部品の数が増し、製造工程の簡略化を妨げる一因となる。また、光路長が長くなるので波長選択スイッチの小型化を妨げる一因ともなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、小型化及び製造工程の簡略化が可能な波長選択スイッチを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る波長選択スイッチは、光入力ポート及び複数の光出力ポートを含む光入出力部と、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子と、入射した光の向きを偏向する光偏向素子と、光入出力部、波長分散素子、及び光偏向素子を所定軸線に沿って光学的に結合する光学系とを備え、光学系は、所定軸線を屈曲させるミラーと、光入力ポートから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子と、偏波分離素子によって分離された第1及び第2の偏波成分の偏波面を互いに一致させる偏波調整素子とを有し、偏波調整素子はミラーに固定されている。
本発明による波長選択スイッチによれば、小型化及び製造工程の簡略化が可能となる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。(1)本願発明による波長選択スイッチは、光入力ポート及び複数の光出力ポートを含む光入出力部と、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子と、入射した光の向きを偏向する光偏向素子と、光入出力部、波長分散素子、及び光偏向素子を所定軸線に沿って光学的に結合する光学系とを備え、光学系は、所定軸線を屈曲させるミラーと、光入力ポートから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子と、偏波分離素子によって分離された一方の偏波成分の偏波面を他方の偏波成分の偏波面に近づける偏波調整素子とを有し、偏波調整素子はミラーに固定されている。
最初に、本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。(1)本願発明による波長選択スイッチは、光入力ポート及び複数の光出力ポートを含む光入出力部と、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子と、入射した光の向きを偏向する光偏向素子と、光入出力部、波長分散素子、及び光偏向素子を所定軸線に沿って光学的に結合する光学系とを備え、光学系は、所定軸線を屈曲させるミラーと、光入力ポートから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子と、偏波分離素子によって分離された一方の偏波成分の偏波面を他方の偏波成分の偏波面に近づける偏波調整素子とを有し、偏波調整素子はミラーに固定されている。
この波長選択スイッチでは、光学系がミラーを有しており、偏波調整素子がミラーに固定されている。このように偏波調整素子がミラーと一体に構成されていることによって、偏波調整素子の傾き調整、すなわち偏波調整素子において光が反射し、光入力ポートへ戻ってしまうことを防ぐための傾き調整を、ミラーの光軸調整と併せて一度に行うことができるので、製造工程の簡略化が可能となる。また、偏波調整素子がミラーと一体に構成されていることによって、光路長を短くすることができ、波長選択スイッチの小型化が可能となる。
(2)光偏向素子は、偏波依存性を有してもよい。上記の波長選択スイッチは、このような場合に、第1及び第2の偏波成分の偏波面を揃えて光偏向素子に入射させることができるので、光偏向素子の偏波依存性による影響を低減することができる。
(3)偏波調整素子は、光学系によって形成される一方の偏波成分のビームウエストと重なる位置に配置されてもよい。ビームウエストでは一方の偏波成分の径が小さくなっているので、一方の偏波成分を偏波調整素子から外れにくくすることができる。
(4)光学系は、波長分散素子によって分光された各波長成分を光偏向素子に向ける第1レンズと、入力ビームのビームウエストを第1レンズの前側焦点に位置させるリレー光学系とを更に有し、偏波調整素子は、リレー光学系を構成する二以上の第2レンズのうち何れかの焦点位置に配置されてもよい。これにより、偏波調整素子をビームウエストと重なる位置に好適に配置することができる。
(5)偏波調整素子はゼロオーダーの1/4波長板であってもよい。上記の波長選択スイッチでは、偏波調整素子がミラーに固定されているので、一方の偏波成分は、ミラーへの入射時及び反射時の2回にわたって偏波調整素子を通過する。従って、偏波調整素子が1/4波長板であることにより、一方の偏波成分の偏波面の角度を90°回転させ、他方の偏波成分の偏波面に略一致させることができる。また、波長板にはゼロオーダー及びマルチオーダーが存在し、ゼロオーダーの波長板は薄いため波長依存性は小さいが取り扱いが難しく、マルチオーダーの波長板は厚いため取り扱いは易しいが波長依存性が大きい。これに対し、上記の波長選択スイッチでは波長板がミラーに固定されているので、薄い波長板であっても取り扱いが容易となる。従って、偏波調整素子をゼロオーダーの波長板として波長依存性を小さくし、且つ、取り扱いを容易にすることができる。
(6)偏波分離素子における第1及び第2の偏波成分の分離方向は、光入出力部における光入力ポート及び複数の光出力ポートの並び方向に沿ってもよい。或いは、偏波分離素子における第1及び第2の偏波成分の分離方向は、光入出力部における光入力ポート及び複数の光出力ポートの並び方向と交差してもよい。
(7)第1及び第2の偏波成分は、光偏向素子において互いに共通の領域に入射され、同じ光出力ポートに向けて偏向されてもよい。或いは、第1及び第2の偏波成分は、光偏向素子において互いに異なる領域に入射され、同じ光出力ポートに向けて偏向されてもよい。
(8)偏波調整素子は、波長分散素子の前段に配置されてもよい。これにより、波長分散素子が偏波依存性を有する素子(例えば回折格子)である場合であっても、その偏波依存性による影響を低減することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態にかかる波長選択スイッチの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態にかかる波長選択スイッチの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る波長選択スイッチ1Aの構成を概略的に示す図である。図1は波長選択スイッチ1Aを上方から見た図である。図2は、波長選択スイッチ1Aを側方から見た図であって、理解の容易のため、図1に示される所定軸線A1を一直線に変換して示している。なお、図1及び図2にはXYZ直交座標系が示されている。X軸は上下方向、Y軸は左右方向、Z軸は前後方向を規定している。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る波長選択スイッチ1Aの構成を概略的に示す図である。図1は波長選択スイッチ1Aを上方から見た図である。図2は、波長選択スイッチ1Aを側方から見た図であって、理解の容易のため、図1に示される所定軸線A1を一直線に変換して示している。なお、図1及び図2にはXYZ直交座標系が示されている。X軸は上下方向、Y軸は左右方向、Z軸は前後方向を規定している。
図1に示されるように、本実施形態の波長選択スイッチ1Aは、光入出力部10、波長分散素子30、光偏向素子40、及び光学系50Aを備えている。また、光学系50Aは、偏波分離素子20、リレー光学系52、ミラー53及び54、並びに集光レンズ55を有する。光入出力部10と波長分散素子30とは、リレー光学系52、ミラー53及び54により、所定軸線A1に沿って光学的に結合されている。また、波長分散素子30と光偏向素子40とは、集光レンズ55により、所定軸線A1に沿って光学的に結合されている。
以下では、光入出力部10と光偏向素子40との間の光路上における光入出力部10側を前段(或いは前側)と称する。また、同光路上における光偏向素子40側を後段(或いは後側)と称する。
光入出力部10は、複数の波長成分を含む信号光(以下、入力ビームと称する)を波長選択スイッチ1Aの外部から入力するとともに、分光後の各波長成分を波長選択スイッチ1Aの外部へ出力する。また、偏波分離素子20は、入力ビームを、互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分に分離する。
図3は、本実施形態の光入出力部10及び偏波分離素子20の構成を拡大して示す図である。光入出力部10は、光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bを含む。光入力ポート11aからは入力ビームBaが入力される。入力ビームBaは、複数の波長成分を含む波長多重の信号光であり、且つ、互いに偏波面が異なる第1の偏波成分(例えばp偏波成分)及び第2の偏波成分(例えばs偏波成分)を含む偏波多重の信号光である。光入力ポート11aから入力された入力ビームBaは、波長分散素子30(図1を参照)によって複数の波長成分Bb(図では一つの波長成分Bbを代表して図示)に分光されたのち、各波長成分毎に異なる光出力ポート11bから出力される。光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bは、所定軸線A1を含む面(XZ平面)に含まれ且つ所定軸線A1と交差する方向、すなわちX軸方向(上下方向)に沿って一列に並んで配置されている。
偏波分離素子20は、入力ビームBa及び波長成分Bbの光軸上に配置されている。偏波分離素子20は、光入出力部10から光偏向素子40へ向かう入力ビームBaに含まれる第1の偏波成分Ba1と第2の偏波成分Ba2とを分離する。また、偏波分離素子20は、光偏向素子40から光入出力部10へ向かう偏向された偏波成分Ba1及びBa2を互いに合波する。本実施形態では、偏波分離素子20における偏波成分Ba1及びBa2の分離方向が、光入出力部10における光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bの並び方向(X軸方向)に沿っている。
再び図1及び図2を参照する。リレー光学系52は、偏波分離素子20と波長分散素子30との間の所定軸線A1上に配置され、偏波成分Ba1,Ba2のビームウエストを集光レンズ55の前側焦点に位置させる。リレー光学系52は、レンズ52a及び52bを含む。レンズ52aはXZ平面内及びYZ平面内において光パワーを有する。レンズ52aは、例えば凸状の球面レンズといった回転対称レンズである。レンズ52aは、レンズ52bよりも前段に配置されている。レンズ52bは、少なくともXZ平面内において光パワーを有する。レンズ52bは、例えば、XZ平面内のみにおいて光パワーを有するシリンドリカルレンズである。なお、リレー光学系52としては、上記のような光パワーを有するものであれば、レンズのような透過型の要素の他、ミラーのような反射型の要素が適用され得る。ここで、光パワーは、焦点距離の逆数として定義される。
ミラー53及び54は、レンズ52aとレンズ52bとの間の所定軸線A1上に配置されており、所定軸線A1を屈曲させる。すなわち、ミラー53は偏波分離素子20からレンズ52aを介して到達した偏波成分Ba1及びBa2をミラー54へ向けて反射し、ミラー54はこれらの偏波成分Ba1及びBa2をレンズ52bへ向けて再び反射する。また、ミラー54は、光偏向素子40から波長分散素子30及びレンズ52bを介して到達した偏波成分Ba1及びBa2をミラー53へ向けて反射し、ミラー53はこれらの偏波成分Ba1及びBa2をレンズ52aへ向けて再び反射する。なお、図2では、所定軸線A1を便宜上一直線に描いているため、ミラー53及び54の位置のみを破線で示す。図2に示されるように、ミラー54は、光学系50Aによって形成される偏波成分Ba1,Ba2のビームウエストと重なる位置に配置されている。換言すれば、ミラー54は、レンズ52aの後側焦点及びレンズ52bの前側焦点に配置されている。
ここで、図4は、ミラー54を拡大して示す斜視図である。図4に示されるように、ミラー54は、偏波分離素子20における偏波分離方向すなわちX軸方向に並ぶ2つの反射領域54a及び54bを有する。偏波分離素子20によって分離された一方の偏波成分Ba1は、反射領域54aに入射し、該反射領域54aにおいて反射される。また、偏波分離素子20によって分離された他方の偏波成分Ba2は、反射領域54bに入射し、該反射領域54bにおいて反射される。
また、図4に示されるように、光学系50Aは、偏波調整素子60を更に有する。偏波調整素子60は、ミラー54の反射領域54a上に接着固定されており、ミラー54と一体に形成されている。偏波調整素子60は、偏波分離素子20によって分離された一方の偏波成分Ba1の偏波面を回転させることによって、他方の偏波成分Ba2の偏波面に近づける。偏波調整素子60は、例えば1/4波長板によって好適に構成される。また、より好ましくは、偏波調整素子60はゼロオーダーの1/4波長板である。偏波調整素子60によって偏波面を調整するのは、後段の波長分散素子30や光偏向素子40が偏波依存性を有する素子である場合に、これらの素子に入射する光の偏波面を揃えるためである。偏波依存性を有する波長分散素子30としては、例えば回折格子が挙げられる。また、偏波依存性を有する光偏向素子40としては液晶素子を用いることができ、例えば液晶素子を用いた空間光変調器(Spatial Light Modulator:SLM)であるLCOS(Liquid Cristal On Silicon)が挙げられる。
前述したように、偏波成分Ba1,Ba2のビームウエストと重なる位置にミラー54が配置されている。従って、偏波調整素子60は、偏波成分Ba1のビームウエストと重なる位置に配置されることとなる。換言すれば、偏波調整素子60は、レンズ52aの後側焦点及びレンズ52bの前側焦点に配置される。
再び図1及び図2を参照する。波長分散素子30は、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する素子であり、リレー光学系52と集光レンズ55との間の所定軸線A1上に配置されている。波長分散素子30には、偏波分離素子20により分離されてリレー光学系52を通過した偏波成分Ba1及びBa2が入射する。波長分散素子30は、入射した偏波成分Ba1及びBa2を、その波長に応じて、YZ平面内において分光して出射する。波長分散素子30においては、波長分散素子30に入射した偏波成分Ba1及びBa2が複数の波長成分に分光される場合があるが、ここでは、単一の波長成分のみを図示する。
集光レンズ55は、本実施形態における第1レンズであって、XZ平面内及びYZ平面内において光パワーを有する。集光レンズ55は、波長分散素子30によって分光された偏波成分Ba1及びBa2を、XZ平面内において例えばコリメートしつつ光偏向素子40に向けて出射する。集光レンズ55は、波長分散素子30によって分光された偏波成分Ba1及びBa2をYZ平面内において集光する。集光レンズ55は、例えば、XZ平面内及びYZ平面内において光パワーを有する凸状の球面レンズといった回転対称レンズであってもよい。
光偏向素子40は、入射した光の向きを偏向する素子であり、集光レンズ55から出射した偏波成分Ba1及びBa2のYZ平面内におけるビームウエスト位置に配置されている。したがって、XZ平面内及びYZ平面内において、光偏向素子40の配置位置が、集光レンズ55の後側焦点に一致しない場合がある。光偏向素子40は、集光レンズ55により集光された偏波成分Ba1及びBa2を、その波長に応じた所定の光出力ポート11bに向けて偏向する。その為に、光偏向素子40は、X軸方向に並んで配置された2つの光偏向領域41a,41bを有し、一方の光偏向領域41aは一方の偏波成分Ba1を偏向し、他方の光偏向領域41bは他方の偏波成分Ba2を偏向する。このとき、光偏向領域41a及び41bは、互いに同波長の偏波成分Ba1,Ba2を同じ光出力ポート11bに向けて偏向する。また、各光偏向領域41a及び41bは、XZ平面に沿った方向に配列された複数の光偏向要素を有する。そして、光偏向素子40は、その光偏向要素によって、波長分散素子30において分光された成分のそれぞれを独立して位相変調することにより、光出力ポート11bに向けて偏向する。光偏向素子40としては、例えば、LCOS等のSLMを用いることができる。
光偏向素子40によって偏向された偏波成分Ba1及びBa2は、集光レンズ55、波長分散素子30、レンズ52b、ミラー54、ミラー53、及びレンズ52aを介して、偏波分離素子20に達する。偏波成分Ba1及びBa2は、偏波分離素子20において互いに合波され、波長成分Bb(図2を参照)として所定の光出力ポート11bから波長選択スイッチ1Aの外部へ出力される。
以上の構成を備える波長選択スイッチ1Aによって得られる効果について説明する。この波長選択スイッチ1Aでは、光学系50Aがミラー54を有しており、偏波調整素子60がミラー54に固定されている。このように偏波調整素子60がミラー54と一体に構成されていることによって、偏波調整素子60の傾き調整、すなわち偏波調整素子60において光が反射し、光入力ポート11aへ戻ってしまうことを防ぐための傾き調整を、ミラー54の光軸調整と併せて一度に行うことができるので、製造工程の簡略化が可能となる。また、偏波調整素子60がミラー54と一体に構成されていることによって、光路長を短くすることができ、波長選択スイッチ1Aの小型化が可能となる。
また、本実施形態のように、光偏向素子40は偏波依存性を有してもよい。上記の波長選択スイッチ1Aは、このような場合に、偏波成分Ba1,Ba2の偏波面を揃えて光偏向素子40に入射させることができるので、光偏向素子40の偏波依存性による影響を低減することができる。
また、本実施形態のように、偏波調整素子60は、光学系50Aによって形成される一方の偏波成分Ba1のビームウエストと重なる位置に配置されてもよい。ビームウエストでは一方の偏波成分Ba1の径が小さくなっているので、一方の偏波成分Ba1を偏波調整素子60から外れにくくすることができる。
また、本実施形態では、偏波調整素子60がレンズ52aの後側焦点及びレンズ52bの前側焦点に配置されている。このように、偏波調整素子60は、リレー光学系52を構成する二以上のレンズ(本実施形態ではレンズ52a,52b)のうち何れかの焦点位置に配置されてもよい。これにより、偏波調整素子60をビームウエストと重なる位置に好適に配置することができる。
また、本実施形態のように、偏波調整素子60はゼロオーダーの1/4波長板であってもよい。本実施形態の波長選択スイッチ1Aでは、偏波調整素子60がミラー54に固定されているので、一方の偏波成分Ba1は、ミラー54への入射時及び反射時の2回にわたって偏波調整素子60を通過する。従って、偏波調整素子60が1/4波長板であることにより、一方の偏波成分Ba1の偏波面の角度を90°回転させ、他方の偏波成分Ba2の偏波面に略一致させることができる。また、波長板にはゼロオーダー及びマルチオーダーが存在し、ゼロオーダーの波長板は薄いため波長依存性は小さいが取り扱いが難しく、マルチオーダーの波長板は厚いため取り扱いは易しいが波長依存性が大きい。これに対し、波長選択スイッチ1Aでは波長板がミラー54に固定されているので、薄い波長板であっても取り扱いが容易となる。従って、偏波調整素子60をゼロオーダーの波長板として波長依存性を小さくし、且つ、取り扱いを容易にすることができる。
また、本実施形態のように、偏波調整素子60は、波長分散素子30の前段に配置されてもよい。これにより、波長分散素子30が偏波依存性を有する素子(例えば回折格子)である場合であっても、その偏波依存性による影響を低減することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る波長選択スイッチ1Bの構成を概略的に示す図であって、波長選択スイッチ1Bを上方から見た図である。なお、図5にはXYZ直交座標系が示されている。X軸は上下方向、Y軸は左右方向、Z軸は前後方向を規定している。
図5は、本発明の第2実施形態に係る波長選択スイッチ1Bの構成を概略的に示す図であって、波長選択スイッチ1Bを上方から見た図である。なお、図5にはXYZ直交座標系が示されている。X軸は上下方向、Y軸は左右方向、Z軸は前後方向を規定している。
図5に示されるように、本実施形態の波長選択スイッチ1Bは、光入出力部10、波長分散素子32、光偏向素子42、及び光学系50Bを備えている。また、光学系50Bは、偏波分離素子22、ミラー56及び57、並びに集光レンズ58を有する。光入出力部10と波長分散素子32とは、ミラー56及び57により、所定軸線A2に沿って光学的に結合されている。また、波長分散素子32と光偏向素子42とは、集光レンズ58により、所定軸線A2に沿って光学的に結合されている。なお、光入出力部10の構成は、第1実施形態(図3を参照)と同様である。
偏波分離素子22は、入力ビームBa及び波長成分Bbの光軸上に配置されている。偏波分離素子22は、光入出力部10から光偏向素子42へ向かう入力ビームBaに含まれる第1の偏波成分Ba1と第2の偏波成分Ba2とを分離する。また、偏波分離素子22は、光偏向素子42から光入出力部10へ向かう偏向された偏波成分Ba1及びBa2を互いに合波する。本実施形態では、偏波分離素子22における偏波成分Ba1及びBa2の分離方向(Y軸方向)が、光入出力部10における光入力ポート11a及び複数の光出力ポート11bの並び方向(X軸方向)と交差している。
具体的には、偏波分離素子22は、一方の偏波成分Ba1をY軸方向に反射し、他方の偏波成分Ba2を透過する。偏波分離素子22によって反射された一方の偏波成分Ba1は、ミラー23によって所定軸線A2に沿う方向に反射され、偏波成分Ba2と平行に進む。
ミラー56及び57は、偏波分離素子22と波長分散素子32との間の所定軸線A2上に配置されており、所定軸線A2を屈曲させる。すなわち、ミラー56は偏波分離素子22から到達した偏波成分Ba1及びBa2をミラー57へ向けて反射し、ミラー57はこれらの偏波成分Ba1及びBa2を波長分散素子32へ向けて再び反射する。また、ミラー57は、光偏向素子42から波長分散素子32を介して到達した偏波成分Ba1及びBa2をミラー56へ向けて反射し、ミラー56はこれらの偏波成分Ba1及びBa2を偏波分離素子22へ向けて再び反射する。
ミラー57は、偏波分離素子22による偏波分離方向すなわちYZ平面に沿った方向に並ぶ2つの反射領域57a及び57bを有する。偏波分離素子22によって分離された一方の偏波成分Ba1は、反射領域57aに入射し、該反射領域57aにおいて反射される。また、偏波分離素子22によって分離された他方の偏波成分Ba2は、反射領域57bに入射し、該反射領域57bにおいて反射される。
また、光学系50Bは、偏波調整素子62を更に有する。偏波調整素子62は、ミラー57の反射領域57a上に接着固定されており、ミラー57と一体に形成されている。偏波調整素子62は、偏波分離素子22によって分離された一方の偏波成分Ba1の偏波面を回転させることによって、他方の偏波成分Ba2の偏波面に近づける。偏波調整素子62は、例えば1/4波長板によって好適に構成される。また、より好ましくは、偏波調整素子62はゼロオーダーの1/4波長板である。偏波調整素子62によって偏波面を調整するのは、後段の波長分散素子32や光偏向素子42が偏波依存性を有する素子である場合に、光偏向素子42に入射する光の偏波面を揃えるためである。偏波依存性を有する波長分散素子32としては、例えば回折格子が挙げられる。また、偏波依存性を有する光偏向素子42としては液晶素子を用いることができ、例えば液晶素子を用いたSLMであるLCOSが挙げられる。
波長分散素子32は、複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する素子であり、ミラー57と集光レンズ58との間の所定軸線A2上に配置されている。波長分散素子32には、偏波分離素子22により分離された偏波成分Ba1及びBa2が入射する。波長分散素子32は、入射した偏波成分Ba1及びBa2を、その波長に応じて、YZ平面内において分光して出射する。これにより、波長分散素子32に入射した偏波成分Ba1及びBa2は、それぞれ複数の波長成分Ba11〜Ba13、及びBa21〜Ba23に分光される。
集光レンズ58は、本実施形態における第1レンズであって、XZ平面内及びYZ平面内において光パワーを有する。集光レンズ58は、波長分散素子32から出射された波長成分Ba11〜Ba13及びBa21〜Ba23を、XZ平面内において例えばコリメートしつつ光偏向素子42に向けて出射する。また、集光レンズ58は、波長分散素子32から出射された波長成分Ba11〜Ba13及びBa21〜Ba23を、YZ平面内において集光する。なお、同一波長を有する波長成分Ba11及びBa21は同一の集光点F1に集光され、同一波長を有する波長成分Ba12及びBa22は同一の集光点F2に集光され、同一波長を有する波長成分Ba13及びBa23は同一の集光点F3に集光される。集光レンズ58は、例えば、XZ平面内及びYZ平面内において光パワーを有する凸状の球面レンズといった回転対称レンズであってもよい。
光偏向素子42は、入射した光の向きを偏向する素子であり、YZ平面に沿った方向に並ぶ複数の光偏向領域を有する。図5には、一例として3つの光偏向要素42a〜42cが示されている。光偏向要素42aは、集光レンズ58から出射された互いに同波長の波長成分Ba11及びBa21のYZ平面内におけるビームウエスト位置に配置されている。光偏向要素42bは、集光レンズ58から出射された互いに同波長の波長成分Ba12及びBa22のYZ平面内におけるビームウエスト位置に配置されている。光偏向要素42cは、集光レンズ58から出射された互いに同波長の波長成分Ba13及びBa23のYZ平面内におけるビームウエスト位置に配置されている。このように、本実施形態では、偏波成分Ba1,Ba2は光偏向素子42において互いに共通の領域(光偏向要素)に入射する。そして、光偏向要素42a〜42cは、これら互いに同波長の波長成分を各波長毎に同じ光出力ポート11bに向けて偏向する。光偏向素子42としては、例えば、LCOS等のSLMを用いることができる。
光偏向素子42によって偏向された波長成分Ba11〜Ba13及びBa21〜Ba23は、波長分散素子32において再び合波されて偏波成分Ba1及びBa2となり、ミラー57及びミラー56を介して、偏波分離素子22に達する。偏波成分Ba1及びBa2は、偏波分離素子22において互いに合波され、波長成分Bb(図2を参照)として所定の光出力ポート11bから波長選択スイッチ1Bの外部へ出力される。
以上の構成を備える波長選択スイッチ1Bによって得られる効果は次の通りである。この波長選択スイッチ1Bでは、光学系50Bがミラー57を有しており、偏波調整素子62がミラー57に固定されている。このように偏波調整素子62がミラー57と一体に構成されていることによって、偏波調整素子62の傾き調整をミラー57の光軸調整と併せて一度に行うことができるので、製造工程の簡略化が可能となる。また、偏波調整素子62がミラー57と一体に構成されていることによって、光路長を短くすることができ、波長選択スイッチ1Bの小型化が可能となる。
また、本実施形態のように、光偏向素子42は偏波依存性を有してもよい。波長選択スイッチ1Bは、このような場合に、偏波成分Ba1,Ba2の偏波面を揃えて光偏向素子40に入射させることができるので、光偏向素子40の偏波依存性による影響を低減することができる。
また、本実施形態のように、偏波調整素子62はゼロオーダーの1/4波長板であってもよい。これにより、一方の偏波成分Ba1の偏波面の角度を90°回転させ、他方の偏波成分Ba2の偏波面に略一致させることができる。また、波長選択スイッチ1Bでは波長板がミラー57に固定されるので、薄い波長板であっても取り扱いが容易となる。従って、偏波調整素子62をゼロオーダーの波長板として波長依存性を小さくし、且つ、取り扱いを容易にすることができる。
また、本実施形態のように、偏波調整素子62は、波長分散素子32の前段に配置されてもよい。これにより、波長分散素子32が偏波依存性を有する素子(例えば回折格子)である場合であっても、その偏波依存性による影響を低減することができる。
本発明による波長選択スイッチは、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、偏波分離素子における偏波分離方向について、第1実施形態では光入出力部のポート配列方向に沿った例を示し、第2実施形態では光入出力部のポート配列方向と交差する例を示している。また、光偏向素子において、第1実施形態では各偏波成分が互いに共通の領域に入射され、第2実施形態では各偏波成分が互いに異なる領域に入射されている。また、波長分散素子における波長分散方向について、第1実施形態では偏波分離方向を含む面と交差する面内において波長分散しており、第2実施形態では偏波分離方向を含む面に沿った面内において波長分散している。本発明による波長選択スイッチにおいて、これらの偏波分離方向とポート配列方向との関係、光偏向素子における領域配置、及び波長分散方向と偏波分離方向との関係については、任意の組み合わせとすることができる。
1A,1B…波長選択スイッチ、10…光入出力部、11a…光入力ポート、11b…光出力ポート、20,22…偏波分離素子、30,32…波長分散素子、40,42…光偏向素子、41a,41b…光偏向領域、42a〜42c…光偏向要素、50A,50B…光学系、52…リレー光学系、52a,52b…レンズ、53,54,56,57…ミラー、55,58…集光レンズ、60,62…偏波調整素子、A1,A2…所定軸線、Ba…入力ビーム、Ba1…第1の偏波成分、Ba2…第2の偏波成分、Bb…波長成分。
Claims (10)
- 光入力ポート及び複数の光出力ポートを含む光入出力部と、
複数の波長成分を含む光を波長毎に分光する波長分散素子と、
入射した光の向きを偏向する光偏向素子と、
前記光入出力部、前記波長分散素子、及び前記光偏向素子を所定軸線に沿って光学的に結合する光学系とを備え、
前記光学系は、
前記所定軸線を屈曲させるミラーと、
前記光入力ポートから入力された入力ビームに含まれる互いに偏波面が異なる第1及び第2の偏波成分を分離する偏波分離素子と、
前記偏波分離素子によって分離された一方の偏波成分の偏波面を他方の偏波成分の偏波面に近づける偏波調整素子とを有し、
前記偏波調整素子は前記ミラーに固定されている、波長選択スイッチ。 - 前記光偏向素子が偏波依存性を有する、請求項1に記載の波長選択スイッチ。
- 前記偏波調整素子は、前記光学系によって形成される前記一方の偏波成分のビームウエストと重なる位置に配置されている、請求項1または2に記載の波長選択スイッチ。
- 前記光学系は、
前記波長分散素子によって分光された各波長成分を前記光偏向素子に向ける第1レンズと、
前記入力ビームのビームウエストを前記第1レンズの前側焦点に位置させるリレー光学系とを更に有し、
前記偏波調整素子は、前記リレー光学系を構成する二以上の第2レンズのうち何れかの焦点位置に配置されている、請求項3に記載の波長選択スイッチ。 - 前記偏波調整素子はゼロオーダーの1/4波長板である、請求項1〜4の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
- 前記偏波分離素子における前記第1及び第2の偏波成分の分離方向が、前記光入出力部における前記光入力ポート及び前記複数の光出力ポートの並び方向に沿っている、請求項1〜5の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
- 前記偏波分離素子における前記第1及び第2の偏波成分の分離方向が、前記光入出力部における前記光入力ポート及び前記複数の光出力ポートの並び方向と交差する、請求項1〜5の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
- 前記第1及び第2の偏波成分は、前記光偏向素子において互いに共通の領域に入射され、同じ前記光出力ポートに向けて偏向される、請求項1〜5の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
- 前記第1及び第2の偏波成分は、前記光偏向素子において互いに異なる領域に入射され、同じ前記光出力ポートに向けて偏向される、請求項1〜5の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
- 前記偏波調整素子は前記波長分散素子の前段に配置されている、請求項1〜9の何れか一項に記載の波長選択スイッチ。
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