JP2015213595A - アクセス装置 - Google Patents

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JP2015213595A
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将史 横田
Masashi Yokota
将史 横田
俊介 野田澤
Shunsuke Nodasawa
俊介 野田澤
隆司 春原
Takashi Haruhara
隆司 春原
知永 塩谷
Tomonaga Shiotani
知永 塩谷
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Abstract

【課題】皮下に埋め込まれるアクセス装置において、アクセスポートを容易に確認できる手段を提供する。
【解決手段】アクセス装置10は、針を穿刺可能なセプタム22を有する本体11と、本体11のセプタム22の周囲に設けられた発光部材22と、を具備する。アクセス対象10が皮下に埋め込まれた状態において、体外からUVライト31の紫外線光が照射されることによって、セプタム22の周囲で発光部材23が発光するので、皮膚30の上方からセプタム22の位置を容易に視認できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、皮下に埋め込まれて血管と接続されるアクセス装置に関する。
腎不全に対する治療として血液透析が知られている。血液透析は、中空糸を有する人工腎臓に血液を通過させて濾過することにより、本来、腎臓で血液中から除去されるべき老廃物や水分を除去するものである。透析患者の血液を人工腎臓に循環させるために、透析患者のシャント血管に針が穿刺される。
シャント血管は、例えば腕の静脈と動脈とを吻合するこにより形成される。シャント血管を形成することによって、動脈の血流量が低下して心臓に負担がかかる。このような心臓への負担に耐えられないと想定される場合には、腕の動脈を皮膚近くまで表在化したり、動脈にアクセス装置を接続したりする(特許文献1)。
特開2013−27580号公報
全てが皮下に埋め込まれるアクセス装置は、アクセスポートを介する感染のリスクは低減されるが、アクセスポートが皮下に存在するために確認がし難く、アクセスポート以外に針を刺してしまうというミスが生じやすい。そのため、在宅透析では感染症や穿刺ミスのリスクが増大することが予想される。そこで、簡便な操作で識別可能なアクセスポートが所望されている。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、皮下に埋め込まれるアクセス装置において、アクセスポートを容易に確認できる手段を提供することにある。
(1) 本発明は、皮下に埋め込まれるアクセス装置に関する。本アクセス装置は、針を穿刺可能なアクセスポートを有する本体と、上記本体のアクセスポートの周囲に設けられた発光部材と、を具備する。
アクセスポートの周囲で発光部材が発光するので、アクセスポートの位置を容易に視認できる。
(2) 上記発光部材は、紫外線が照射されることによって発光するものであってもよい。
これにより、アクセスポートの位置の確認が必要なときにのみ、X線照射装置や画像撮影装置などの大がかりな装置を用いることなく、簡易な操作で発光部材を発光させることができる。
(3) 上記アクセス装置は、上記本体の両端にそれぞれ接続された人工血管を更に具備するものであってもよい。
人工血管を介して、アクセス装置を血管に接続することができる。
本発明によれば、皮下に埋め込まれるアクセス装置において、アクセスポートを容易に確認できる。
図1は、実施形態に係るアクセス装置10を示す斜視図である。 図2は、図1のII−II断面を示す断面図である。 図3は、皮下に埋め込まれた状態のアクセス装置10を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
図1及び図2に示されるように、アクセス装置10は、本体11と、人工血管12と、を具備する。アクセス装置10は、透析治療などを行う患者の腕などの皮下に埋め込まれて血管に接続され、その血管へ採血又は返血のためにアクセスすることを目的として使用される。
本体11は、概ね円筒形状の部材であり、例えば医療用ステンレス製やチタン製である。なお、本体11の素材は特に限定されず、例えば本体11がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの樹脂製であってもよい。本体11の両端はそれぞれ開口しており、これら開口を連続するように内部空間20が形成されている。本体11の円周壁21の一部に円形の開口が形成されており、その開口により本体11の外部と内部空間20とが連続している。その開口には、シリコン樹脂製のセプタム22が充填されている。セプタム22は、円周壁21の開口の内径と同等ないし若干大きい外径の円盤形状であり、当該開口に充填されることにより当該開口を封止している。セプタム22は、血液回路と接続された針を穿刺でき、針を抜くと弾性により穿刺孔が閉じる弾性体である。円周壁21の開口に充填されたセプタム22がアクセスポートに相当する。
本体11の円周壁21の開口の周縁には、円環形状の発光部材23が設けられている。発光部材23は、例えば発光性のアクリル樹脂などの紫外線が照射されることにより発光する素材からなる。なお、発光部材23の素材としては公知の発光素材が採用され得る。発光部材23は、円周壁21の外面において、セプタム22の縁に沿って円環形状に囲むように配置されている。
本体11の両端には、人工血管12がそれぞれ接続されている。人工血管12は、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製のチューブである。人工血管12の内部空間は、本体11の内部空間20と連続している。本実施形態では、本体11の両端に、それぞれ1本の直線形状の人工血管12が接続されているが、これら人工血管12の形状は特に限定されず、例えばY字状に分岐した人工血管12が本体11に接続されてもよい。
[アクセス装置10の使用]
以下、アクセス装置10の使用方法が説明される。アクセス装置10は、透析患者の腕などの皮下に埋め込まれて用いられる。アクセス装置10の埋め込み術は公知の手法による。詳細には、腕などの皮膚30が切開されて、アクセス対象の血管が露出される。アクセス装置10の人工血管12の一方が血管の上流側に接続され、人工血管12の他方が血管の下流側に接続される。その後、切開箇所が縫合されて、アクセス装置10が皮下に埋め込まれる。なお、アクセス対象の血管に既に人工血管が接続されているときには、その人工血管に、アクセス装置10の人工血管12を接続してもよい。
血液透析などにおいて、アクセス装置10に針を穿刺するときには、図3に示されるように、アクセス装置10が埋め込まれている辺りの皮膚30の上方からUVライト31が皮膚30へ向かって照射される。UVライト31から出射された紫外線光は、皮膚30を透過してアクセス装置10の発光部材23へ到達する。発光部材23は、紫外線光を受けて発光する。発光部材23が発光することにより、皮膚30の上方からアクセス装置10のセプタム22の周囲が目視確認できる。したがって、発光部材23による円環形状の発光箇所の内側において、採血又は返血用の注射針を皮膚30に穿刺することにより、アクセス装置10のセプタム22へ注射針を確実に穿刺することができる。
[本実施形態の作用効果]
前述されたアクセス装置10によれば、皮下に埋め込まれた状態において、UVライト31が照射されることにより発光部材23が発光するので、セプタム22の位置が容易に確認できる。また、人工血管12を介してアクセス装置10を患者の血管に容易に接続する
[変形例]
前述された実施形態では、アクセス装置10は1つのセプタム22を有するが、例えば、採血用及び返血用の2つのセプタム22が独立した流路として設けられていてもよい。すなわち、それぞれにセプタム22が設けられた2つの本体11が並列されており、各本体11にY字形状の人工血管12が接続されてもよい。
また、前述された実施形態では、発光部材23は、紫外線が照射されることによって発光するが、これに代えて、赤外線が照射されることによって可視光を発光するフォスファなどが発光部材として用いられてもよい。また、発光部材を発光させるためのUVライドや赤外線照射装置は、光線による被爆を極力抑えるために、光線をオン、オフを繰り返すパルスとして照射させてもよい。
10 アクセス装置
11 本体
12 人工血管
22 セプタム(アクセスポート)
23 発光部材

Claims (3)

  1. 皮下に埋め込まれるアクセス装置であって、
    針を穿刺可能なアクセスポートを有する本体と、
    上記本体のアクセスポートの周囲に設けられた発光部材と、を具備するアクセス装置。
  2. 条規発効部材は、紫外線が照射されることによって発光するものである請求項1に記載のアクセス装置。
  3. 上記本体の両端にそれぞれ接続された人工血管を更に具備する請求項1又は2に記載のアクセス装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159356A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 蛍光発光性透明ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品
JP2010172653A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Toray Ind Inc 穿刺補助具
WO2013180127A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 国立大学法人高知大学 近赤外蛍光を発する医療品、および医療品の使用状況確認装置

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