JP2015210581A - 引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラム - Google Patents
引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザが安心して見積りに必要な情報を入力することができ、引越業者が高い精度で費用を見積ることができる引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る引越見積受付システムは、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の業者端末へ送信するサーバと、サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けるユーザ端末と、サーバとデータ通信することが可能に接続され、必要情報をサーバから取得する業者端末とを備える。サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、データ記憶サーバには、サーバからのみ必要情報を読み書きすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る引越見積受付システムは、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の業者端末へ送信するサーバと、サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けるユーザ端末と、サーバとデータ通信することが可能に接続され、必要情報をサーバから取得する業者端末とを備える。サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、データ記憶サーバには、サーバからのみ必要情報を読み書きすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、引越を計画している家庭、オフィスに関する秘密情報が漏えいすることなく安心して自動的に見積りをすることが可能な引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラムに関する。
引越の季節ともなると、様々な引越業者が多様なサービスを展開している。そして、引越費用の見積り精度を高めることにより、利益率を高めることができる。引越費用の見積り精度を高めるための工夫は、多々提案されている。
しかし、引越費用を見積る場合、引越業者が引越を計画している家庭、オフィス等を訪問し、運ぶべき家具(備品)類の種類や数を調べて必要な作業者の数や車両の数を割り出し、引越先までの距離を調べる等、各種の条件を定めなければ見積りの精度が低くなる。そして、必要な条件が増えるほど見積書の作成に時間がかかり、迅速な見積りの提示を行うことが困難になっていた。
そこで、特許文献1では、引越費用の見積りを自動的に、しかも迅速に知ることができるように、主データ処理装置と端末側データ処理装置とを回線を介して接続し、端末側データ処理装置で引越費用を見積るためのパラメータ、例えば荷物の個数を入力すると、主データ処理装置でパラメータと基礎情報とから引越費用を見積り、端末側データ処理装置に出力している。したがって、例えば外国等の遠隔地からであっても引越費用を見積ることができるので、見積額に応じてその引越業者に依頼するか否かを迅速にしかも安心して決定することができる。
特許文献1では、外部の端末側データ処理装置から、回線を介して接続された主データ端末装置上で、パラメータと基礎情報とに基づいて引越費用を見積っているため、外部の第三者による主データ処理装置への不正なアクセスを完全に防ぐことはできない。したがって、ユーザの秘密情報であるべき、家族構成、引越予定日、引越元及び引越先の住所等が外部の第三者に漏えいする可能性は0(ゼロ)ではない。
引越作業時には多くの人間が引越元の住居、あるいは引越先の住居に出入りする機会が多いことから、窃盗等の犯罪行為に遭遇する可能性も高く、秘密情報が漏えいする可能性は極力抑制することが好ましい。しかし、見積精度を高めるためには必要な情報でもあり、現状では引越業者のサーバに不正アクセスされた場合には、秘密情報の外部の第三者への漏えいを防ぐ有効な手段がないという問題点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが安心して見積りに必要な情報を入力することができ、引越業者が高い精度で費用を見積ることができる引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る引越見積受付システムは、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の引越業者の業者端末へ送信するサーバと、該サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付け、前記サーバへ送信するユーザ端末と、前記サーバとデータ通信することが可能に接続され、該必要情報の取得請求を前記サーバへ送信し、前記必要情報を前記サーバから取得する前記業者端末とを備える引越見積受付システムであって、前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、前記データ記憶サーバには、前記サーバからのみ前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とする。
また、第2発明に係る引越見積受付システムは、第1発明において、前記サーバは、前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段と、受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報転送手段とを備え、前記データ記憶サーバは、前記必要情報を受信し、受信した前記必要情報を暗号化された状態で記憶することを特徴とする。
また、第3発明に係る引越見積受付システムは、第2発明において、前記サーバは、前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段と、受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段とを備え、前記業者端末において、前記必要情報を復号することを特徴とする。
また、第4発明に係る引越見積受付システムは、第2又は第3発明において、前記サーバは、前記ユーザ端末において暗号化処理に用いた暗号鍵に対する復号鍵情報を、前記業者端末に対する前記必要情報の送信とは別個に送信することを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第5発明に係るサーバは、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けて送信するユーザ端末、及び該必要情報の取得請求を送信し、前記必要情報を取得する業者端末とデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の前記業者端末へ送信するサーバであって、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、前記データ記憶サーバに前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とする。
また、第6発明に係るサーバは、第5発明において、前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段と、受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報転送手段とを備えることを特徴とする。
また、第7発明に係るサーバは、第6発明において、前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段と、受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第8発明に係る引越見積受付方法は、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の業者端末へ送信するサーバと、該サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付け、前記サーバへ送信するユーザ端末と、前記サーバとデータ通信することが可能に接続され、該必要情報の取得請求を前記サーバへ送信し、前記必要情報を前記サーバから取得する前記業者端末とを備える引越見積受付システムで実行することが可能な引越見積受付方法であって、前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、前記データ記憶サーバには、前記サーバからのみ前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とする。
また、第9発明に係る引越見積受付方法は、第8発明において、前記サーバは、前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する工程と、受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する工程とを含み、前記データ記憶サーバは、前記必要情報を受信する工程と、受信した前記必要情報を暗号化された状態で記憶する工程とを含むことを特徴とする。
また、第10発明に係る引越見積受付方法は、第9発明において、前記サーバは、前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する工程と、受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する工程とを含み、前記業者端末において、前記必要情報を復号することを特徴とする。
また、第11発明に係る引越見積受付方法は、第9又は第10発明において、前記サーバは、前記ユーザ端末において暗号化処理に用いた暗号鍵に対する復号鍵情報を、前記業者端末に対する前記必要情報の送信とは別個に送信することを特徴とする。
次に、上記目的を達成するために第12発明に係るコンピュータプログラムは、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けて送信するユーザ端末、及び該必要情報の取得要求を送信し、前記必要情報を取得する業者端末とデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の前記業者端末へ送信するサーバで実行することが可能なコンピュータプログラムであって、前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、前記サーバを、前記データ記憶サーバに前記必要情報を読み書きする手段として機能させることを特徴とする。
また、第13発明に係るコンピュータプログラムは、第12発明において、前記サーバを、前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段、及び受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報送信手段として機能させることを特徴とする。
また、第14発明に係るコンピュータプログラムは、第13発明において、前記サーバを、前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段、及び受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段として機能させることを特徴とする。
第1発明、第5発明、第8発明、及び第12発明では、引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の引越業者の業者端末へ送信するサーバが、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付け、サーバへ送信するユーザ端末と、必要情報の取得請求をサーバへ送信し、必要情報をサーバから取得する業者端末と、データ通信することが可能に接続されている。そして、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、データ記憶サーバに、サーバからのみ必要情報を読み書きすることができる。これにより、秘密情報が多く含まれている必要情報を、外部のコンピュータから直接読み出すことができず、高いセキュリティレベルを維持した状態で引越費用の見積りを行うことが可能となる。万一、サーバにおいて不正アクセスが検知された場合であっても、その時点で手段を講じることができ、必要情報が記憶されているデータ記憶サーバへ不正アクセスされる危険を抑制することも可能となる。
第2発明、第6発明、第9発明、及び第13発明では、サーバは、ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された必要情報を受信し、受信した必要情報をデータ記憶サーバへ送信する。データ記憶サーバは、必要情報を受信し、受信した必要情報を暗号化された状態で記憶する。これにより、ユーザ端末からサーバへの通信途上で第三者の傍受による必要情報の漏えいを抑制することができるとともに、暗号化された状態で記憶されているので、何らかの方法でデータ記憶サーバへ不正アクセスされた場合であっても、必要情報の内容を把握されることはなく、高いセキュリティレベルを維持することが可能となる。
第3発明、第7発明、第10発明、及び第14発明では、サーバは、業者端末で入力を受け付けた、必要情報の取得を請求する請求情報を受信し、受信した請求情報に基づいて、データ記憶サーバから必要情報を読み出し、業者端末へ送信する。業者端末において、必要情報を復号するので、引越業者が必要情報を使用するまでの間、第三者の傍受による必要情報の漏えいを抑制することができ、高いセキュリティレベルを維持することが可能となる。
第4発明、及び第11発明では、ユーザ端末において暗号化処理に用いた暗号鍵に対する復号鍵情報を、業者端末に対する必要情報の送信とは別個に送信することにより、暗号化されて記憶されている必要情報と、復号鍵情報との両方が漏えいする可能性を低くすることができ、より高いセキュリティレベルを維持することができる。
本発明によれば、秘密情報が多く含まれている必要情報を、外部のコンピュータから直接読み出すことができず、高いセキュリティレベルを維持した状態で引越費用の見積りを行うことが可能となる。万一、サーバにおいて不正アクセスが検知された場合であっても、その時点で手段を講じることができ、必要情報が記憶されているデータ記憶サーバへ不正アクセスされる危険を抑制することも可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムについて、図面に基づいて具体的に説明する。以下の実施の形態は、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものではなく、実施の形態の中で説明されている特徴的事項の組み合わせの全てが解決手段の必須事項であるとは限らないことは言うまでもない。
また、本発明は多くの異なる態様にて実施することが可能であり、実施の形態の記載内容に限定して解釈されるべきものではない。実施の形態を通じて同じ要素には同一の符号を付している。
以下の実施の形態では、コンピュータシステムにコンピュータプログラムを導入した装置について説明するが、当業者であれば明らかな通り、本発明はその一部をコンピュータで実行することが可能なコンピュータプログラムとして実施することができる。したがって、本発明は、ユーザが安心して引越費用の見積りに必要な情報を入力することができ、引越業者が高い精度で費用を見積ることができる引越見積受付システムを構成する各装置というハードウェアとしての実施の形態、ソフトウェアとしての実施の形態、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせの実施の形態をとることができる。コンピュータプログラムは、ハードディスク、DVD、CD、光記憶装置、磁気記憶装置等の任意のコンピュータで読み取ることが可能な記録媒体に記録することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムの構成を模式的に示すブロック図である。本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムは、サーバ1、ユーザ端末4、及び業者端末5が、インターネット等のネットワーク網3を介して、データ通信することが可能に接続されている。
サーバ1は、データ記憶サーバ2とデータ通信することが可能に接続されている。データ記憶サーバ2は、サーバ1以外のコンピュータとはデータ通信することができない構成となっている。データ記憶サーバ2は、ユーザにとって秘密を保持する必要性の高い情報が含まれている、引越費用の見積りに必要な必要情報を記憶する必要情報記憶部231を備えている。
図2は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのサーバ1の構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態に係る引越見積受付システムのサーバ1は、少なくともCPU(中央演算装置)11、メモリ12、記憶装置13、I/Oインタフェース14、ビデオインタフェース15、可搬型ディスクドライブ16、通信インタフェース17及び上述したハードウェアを接続する内部バス18で構成されている。
CPU11は、内部バス18を介してサーバ1の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置13に記憶されたコンピュータプログラム100に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ12は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラム100の実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラム100の実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
記憶装置13は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置13に記憶されたコンピュータプログラム100は、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体90から、可搬型ディスクドライブ16によりダウンロードされ、実行時には記憶装置13からメモリ12へ展開して実行される。もちろん、通信インタフェース17を介して接続されている外部コンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムであっても良い。
通信インタフェース17は内部バス18に接続されており、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワーク網3に接続されることにより、複数のユーザ端末4、複数の業者端末5等とデータ通信を行うことが可能となっている。本実施の形態では、外部のコンピュータとデータ通信を行うことができるのは、サーバ1のみであり、データ記憶サーバ2はサーバ1との間でのみデータ通信することができる。
I/Oインタフェース14は、キーボード101、マウス102等の入力装置、あるいはプリンタ等の出力装置と接続され、セキュリティ関連の設定データ、パラメータ等の入力を受け付ける。ビデオインタフェース15は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置103と接続され、設定データ、パラメータ等に関する画像を表示する。
なお、本実施の形態では、サーバ1を1台のコンピュータとして構成しているが、後述する機能を有する限り、1台のコンピュータに限定されるものではなく、複数台のコンピュータで構成されていても良い。サーバ1が複数台のコンピュータで構成されている場合、例えばすべてのコンピュータにすべての機能を備えて、負荷分散機能により各コンピュータの演算処理負荷を均等に配分しても良いし、コンピュータごとに機能を分散させても良い。
図3は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのデータ記憶サーバ2の構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態に係る引越見積受付システムのデータ記憶サーバ2は、少なくともCPU(中央演算装置)21、メモリ22、記憶装置23、I/Oインタフェース24、ビデオインタフェース25、通信インタフェース26及び上述したハードウェアを接続する内部バス27で構成されている。
CPU21は、内部バス27を介してデータ記憶サーバ2の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置23に記憶されたコンピュータプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ22は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラムの実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
記憶装置23は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置23に記憶されたコンピュータプログラムは、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体からインストールされたコンピュータプログラム、あるいは通信インタフェース26を介して接続されている外部コンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムである。
記憶装置23は、引越費用の見積りのために必要な必要情報を記憶する必要情報記憶部231を備えている。ここで、必要情報とは、引越費用の見積りに必要な情報を意味しており、例えばユーザの氏名、電話番号、住所(引越元、引越先)、家族の人数、部屋の間取り、引越予定日等の情報である。必要情報記憶部231には、必要情報が暗号化された状態で記憶される。
通信インタフェース26は内部バス27に接続されているが、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワーク網3には接続されていない。そして、サーバ1と構内LAN等の通信線を介して接続することにより、唯一サーバ1とデータ通信をすることが可能となっている。
I/Oインタフェース24は、キーボード201、マウス202等の入力装置、あるいはプリンタ等の出力装置と接続され、データ記憶サーバ2自体の設定データ等の入力を受け付ける。ビデオインタフェース25は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置203と接続され、設定データ、あるいはメンテナンスに伴う所定の画像を表示する。なお、本実施の形態では、データ記憶サーバ2に記憶されているデータであっても、必要情報記憶部231に記憶されているデータについては、表示装置203に表示させることはできない。
なお、本実施の形態では、データ記憶サーバ2を1台のコンピュータとして構成しているが、1台のコンピュータに限定されるものではなく、複数台のコンピュータで構成されていても良い。データ記憶サーバ2が複数台のコンピュータで構成されている場合、例えば複数のコンピュータにデータを冗長化することで、システムの可用性を高めることもできる。
図4は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのユーザ端末4又は業者端末5の構成を模式的に示すブロック図である。本実施の形態に係る引越見積受付システムのユーザ端末4又は業者端末5は、少なくともCPU(中央演算装置)41(51)、メモリ42(52)、記憶装置43(53)、I/Oインタフェース44(54)、ビデオインタフェース45(55)、通信インタフェース46(56)及び上述したハードウェアを接続する内部バス47(57)で構成されている。
CPU41(51)は、内部バス47(57)を介してユーザ端末4又は業者端末5の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部の動作を制御するとともに、記憶装置43(53)に記憶されたコンピュータプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。メモリ42(52)は、SRAM、SDRAM等の揮発性メモリで構成され、コンピュータプログラムの実行時にロードモジュールが展開され、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータ等を記憶する。
記憶装置43(53)は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成されている。記憶装置43(53)に記憶されたコンピュータプログラムは、プログラム及びデータ等の情報を記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体からインストールされたコンピュータプログラム、あるいは通信インタフェース46(56)を介して接続されている外部コンピュータからダウンロードされたコンピュータプログラムである。
なお、ユーザ端末4又は業者端末5で実行されるコンピュータプログラムは、ブラウザ等であっても良いし、別途端末用プログラムをインストールしておき、必要に応じて実行しても良い。
また、業者端末5の記憶装置53には、取得した必要情報に基づいて引越費用の見積額を算出する見積額算出プログラム及び算出するための基礎情報が記憶されている。業者端末5を使用する引越業者は、取得した必要情報に基づいて各社に固有の見積額算出プログラムにより引越費用の見積額を算出することができる。
通信インタフェース46(56)は内部バス47(57)に接続されており、インターネット、LAN、WAN等の外部のネットワーク網3を介して、サーバ1とデータ通信をすることが可能となっている。
I/Oインタフェース44(54)は、キーボード401(501)、マウス402(502)等の入力装置、あるいはプリンタ等の出力装置と接続され、ユーザ端末4ではユーザにより必要情報を含む引越に関する情報の入力を、業者端末5ではユーザの必要情報を含む引越に関する情報の取得申請等の入力を、それぞれ行うことができる。ビデオインタフェース45(55)は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置403(503)と接続され、ユーザ端末4では必要情報を含む引越に関する情報の入力受付画面等が、業者端末5ではユーザの必要情報を含む引越に関する情報が、それぞれ画面に表示される。なお、入力装置と表示装置とが一体となったタブレット型端末であっても良いことは言うまでもない。
図5は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのユーザ端末4及びサーバ1の引越見積に必要な情報の入力時の機能ブロック図である。図5において、ユーザ端末4の見積要求送信手段411は、サーバ1に対して引越費用の見積りに必要な必要情報を入力するための画面あるいはアプリケーションの送信を要求する見積要求を送信する。
サーバ1の見積要求受信手段111は、見積要求を受信し、見積画面情報送信手段112は、ユーザ端末4へ入力フォーム等の見積画面情報を送信する。ユーザ端末4の見積画面情報受信手段412は、見積画面情報を受信し、受信した入力フォーム等を表示して、入力待ち状態となる。
引越費用の見積りを依頼するユーザは、ユーザ端末4の入力装置であるキーボード401を介して引越費用の見積りに必要となる情報を入力する。すなわち、ユーザ端末4の必要情報受付手段413は、引越費用の見積りに必要な必要情報を含む各種情報の入力を受け付ける。
図6は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのユーザ端末4で入力を受け付ける必要情報の例示図である。図6に示すように、引越費用の見積りを依頼するユーザの名前だけではなく、家族の人数、家の間取り、引越の予定日等、外部の第三者へ漏えいしては困る情報が含まれる。
図5に戻って、必要情報暗号化手段414は、例えば暗号化鍵情報を用いて、入力を受け付けた必要情報を暗号化する。必要情報送信手段415は、暗号化された必要情報をサーバ1へ送信する。
なお、必要情報を暗号化する方法については特に限定されるものではなく、共通鍵情報を用いるものであっても、公開鍵情報を用いるものであっても良い。そして、暗号化された必要情報を、SSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)、VPN(Virtual Private Network)等のプロトコルを介して送信すれば良い。
例えば、SSL/TLSは、共通鍵情報を用いて暗号化する。図7は、SSL/TLSを用いる場合の、ユーザ端末4とサーバ1との間のデータ通信の例示図である。
図7において、ユーザ端末4は、Httpsで始まるサーバ1が提供するウェブサイトにアクセスする(ステップS701)。サーバ1は、サーバ証明書をユーザ端末4へ送信する(ステップS702)。
ユーザ端末4は、受信したサーバ証明書の信頼性を判断し(ステップS703)、信頼できるサーバ証明書である場合には乱数を発生させる(ステップS704)。ユーザ端末4は、サーバ証明書から公開鍵情報を抽出し(ステップS705)、乱数を暗号化し(ステップS706)、暗号化された乱数をサーバ1へ送信する(ステップS708)。
ここで、乱数を暗号化せずにサーバ1へ送信した場合、通信途上で第三者による傍受が可能であり、共通鍵を第三者が作成することができる可能性が生じる。したがって、共通鍵作成のもととなる乱数についても暗号化して送信する。
ユーザ端末4は、暗号化された乱数に基づいて共通鍵情報を作成する(ステップS707)。同様にサーバ1においても、受信した暗号化された乱数に基づいて共通鍵情報を作成する(ステップS709)。双方に共通鍵情報が作成された時点以降は、公開鍵情報で暗号化された情報をデータ通信し(ステップS710)、共通鍵情報で復号することにより安全なデータ通信を行うことができる。
図5に戻って、サーバ1の必要情報受信手段113は、ユーザ端末4で入力を受け付けた、暗号化された必要情報を受信し、必要情報転送手段114は、暗号化された状態のまま必要情報をデータ記憶サーバ2へ送信(転送)する。
データ記憶サーバ2は、サーバ1との間でデータ通信することはできるが、外部の他のコンピュータとの間でデータ通信することはできない。図8は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのサーバ1とデータ記憶サーバ2との間の接続構成を示す模式図である。
図8において、サーバ1とデータ記憶サーバ2との間にはセキュリティ機器、例えばルータ81が接続されており、データ通信するIPアドレスの制限、ポートの制限等を行っている。もちろん、セキュリティ機器としては、ルータ81に限定されるものではなく、ファイアウォールであっても良い。
サーバ1はインターネット等のネットワーク網3と接続されているのに対して、データ記憶サーバ2は接続されていないので、データ記憶サーバ2は外部のコンピュータと直接データ通信することはできない。したがって、外部のコンピュータは、まずサーバ1との間でデータ通信し、サーバ1がデータ記憶サーバ2との間でデータ通信することにより、サーバ1が取得して提供するデータに対してしかアクセスすることができない。これにより、外部の第三者が直接データ記憶サーバ2に対してデータの読み書きをすることがないようにしている。
図9は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムの業者端末5及びサーバ1の引越見積に必要な情報の要求時の機能ブロック図である。図9において、業者端末5の請求情報受付手段511は、引越費用の見積りを行うために、サーバ1に対して、データ記憶サーバ2に記憶されている必要情報の取得を請求する請求情報の入力を受け付ける。
業者端末5の請求情報送信手段512は、入力を受け付けた請求情報をサーバ1へ送信する。サーバ1の請求情報受信手段416は、請求情報を受信する。
なお、請求情報についても暗号化してデータ通信することが好ましい。送信者が引越費用の見積りを行う引越業者であることが容易に判断できるからである。請求情報を暗号化する方法についても特に限定されるものではなく、共通鍵情報を用いるものであっても、公開鍵情報を用いるものであっても良い。そして、暗号化された請求情報を、SSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)、VPN(Virtual Private Network)等のプロトコルを介して送信すれば良い。
また、事前に引越業者を登録しておき、固定IPによるアクセス制限、及び/又は使用可能なID及びパスワードを付与することが好ましい。悪意ある第三者が、引越業者として登録して情報を引き出す可能性を排除することができるからである。
サーバ1の必要情報読出手段417は、データ記憶サーバ2に記憶されている必要情報を読み出す。データ記憶サーバ2には、暗号化された必要情報が記憶されており、読み出した必要情報についても暗号化された状態のままである。
サーバ1の必要情報送信手段418は、読み出した必要情報を、請求情報を受信した業者端末5へ送信する。したがって、通信途上で第三者に傍受された場合であっても、必要情報の内容を把握されることはない。
業者端末5の必要情報受信手段513は、暗号化された状態のまま必要情報を受信する。必要情報復号手段515は、受信した必要情報を復号する。ここで、暗号化された必要情報を復号する復号鍵情報は、業者端末5に事前に取得しておいても良いし、別の手段でサーバ1から業者端末5へ送信しても良い。
例えば、サーバ1の復号鍵情報を、独立して別個に業者端末5へ送信すれば良い。具体的には、サーバ1の復号鍵情報送信手段419は、サーバ1の記憶装置13に記憶されている復号鍵情報(図7の共通鍵情報)を業者端末5へ送信する。業者端末5の復号鍵情報受信手段514は、サーバ1の記憶装置13に記憶されている復号鍵情報(図7の共通鍵情報)を受信し、暗号化されている必要情報の復号に使用する。
業者端末5の見積書作成手段516は、復号された必要情報に基づいて、各引越業者の見積額算出プログラムによって、引越費用の見積額を算出して見積書として作成する。
図10は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムにおけるサーバ1の必要情報取得処理の手順を示すフローチャートである。図10において、サーバ1のCPU11は、引越費用の見積りに必要な必要情報を入力するための画面あるいはアプリケーションの送信を要求する見積要求を受信する(ステップS1001)。
CPU11は、ユーザ端末4へ入力フォーム等のメニュー情報を送信する(ステップS1002)。例えば、ブラウザで表示するためのHTMLデータ等である。ユーザ端末4は、受信した入力フォーム等の入力受付画面を表示装置403に表示して、入力装置であるキーボード401を介して引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付ける。なお、図7と同様の処理により、ユーザ端末4で必要情報を暗号化した公開鍵情報に対応する復号鍵情報(共通鍵情報)は、暗号化したユーザ端末4の記憶装置43及びサーバ1の記憶装置13に記憶される。
CPU11は、ユーザ端末4で入力を受け付けた、暗号化された必要情報を受信し(ステップS1003)、暗号化された状態のままデータ記憶サーバ2へ転送(送信)する(ステップS1004)。データ記憶サーバ2では、暗号化された状態のまま必要情報を受信して、記憶装置23の必要情報記憶部231に記憶する(ステップS1004)。
図11は、本発明の実施の形態に係る引越見積受付システムのサーバ1のCPU11の引越費用の見積りに必要な必要情報の取得時の処理手順を示すフローチャートである。図11では、業者端末5が、ID及びパスワード等により、正規に事前に登録された引越業者の業者端末5であることを確認した後の処理を示している。図11において、サーバ1のCPU11は、業者端末5の請求情報受付手段511で入力を受け付けた請求情報を受信する(ステップS1101)。
なお、請求情報についても暗号化してデータ通信することが好ましい。送信者が引越費用の見積りを行う引越業者であることを容易に判断できるからである。
CPU11は、データ記憶サーバ2に記憶されている必要情報を読み出す(ステップS1102)。具体的には、サーバ1からデータ記憶サーバ2にアクセスして、記憶装置23の必要情報記憶部231に記憶されている必要情報を読み出す。並行して、CPU11は、読み出した必要情報に対応する復号鍵情報を読み出し、業者端末5へ送信する(ステップS1103)。
CPU11は、読み出した必要情報を、請求情報を受信した業者端末5へ送信する(ステップS1104)。したがって、通信途上で第三者に傍受された場合であっても、必要情報の内容を把握されることはない。
業者端末5は、受信した必要情報を、事前に取得した復号鍵情報(図7の共通鍵情報)を使用して復号する。復号された必要情報に基づいて、各引越業者の見積額算出プログラムによって、引越費用の見積額を算出して見積書として作成する。
なお、例えば単身での引越の場合、ユーザによる自己申告により家財道具の総量を示す家財量等の入力を受け付け、所定の条件範囲内、例えば家財量が6m3 以下、移動距離が1500km以内等の範囲内であれば、引越費用の見積額を算出して見積書として作成することもある。しかし、ほとんどの場合、ユーザによる必要最低限の個人情報を含む必要情報の入力を受け付け、例えば最寄りの引越業者(営業所、支店、本社等)の業者端末5へ必要情報が送信される。引越業者は、必要情報に基づいてユーザの自宅へ訪問、家財量等を確認した後に見積書を作成する。もちろん、見積書の作成に見積額算出プログラムを使用しても良い。
以上のように本実施の形態によれば、秘密情報が多く含まれている必要情報を、外部のコンピュータから直接読み出すことができず、高いセキュリティレベルを維持した状態で引越費用の見積りを行うことが可能となる。万一、サーバ1において不正アクセスが検知された場合であっても、その時点で手段を講じることができ、必要情報が記憶されているデータ記憶サーバ2へ不正アクセスされる危険を抑制することも可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内であれば多種の変更、改良等が可能である。例えば上述した実施の形態では、業者端末5の記憶装置53には、取得した必要情報に基づいて引越費用の見積額を算出する見積額算出プログラム及び算出するための基礎情報が記憶されているが、これらをすべてサーバ1に記憶させておき、サーバ1が見積額を算出し、業者端末5へは見積額のみがデータ通信される構成であっても良い。この場合、必要情報が外部の第三者へ漏えいする可能性を、さらに低くすることが可能となる。
また、上記実施例のように、ユーザ端末4にて暗号化された情報を、サーバ1で復号することなく業者端末5にて復号することに限定されるものではなく、例えばサーバ1が受信した時点で復号し、新たな暗号化方法により暗号化してデータ記憶サーバ2に記憶しても良い。二重に復号鍵情報が必要となるので、セキュリティレベルを高く維持することができる。同様に業者端末5への送信時に別の暗号化方法で暗号化しても良いことは言うまでもない。
さらに、サーバ1がユーザ端末4からユーザに関する必要情報を受信した時点で、サーバ1は、必要情報の送信元であるユーザの住所、すなわち引越元の住所に最寄りの業者端末5へ、該ユーザに関する必要情報を送信しても良い。この場合、サーバ1のCPU11は、図11の処理を実行せず、図10のステップS1004において、記憶装置13に記憶されている業者情報の中から、ユーザに関する必要情報に含まれる現住所(引越元)に最も近接している引越業者を選択して、選択された引越業者の業者端末5へ必要情報を転送する。
1 サーバ
2 データ記憶サーバ
3 ネットワーク網
4 ユーザ端末
5 業者端末
11、41、51 CPU
12、42、52 メモリ
13、43、53 記憶装置
14、44、54 I/Oインタフェース
15、45、55 ビデオインタフェース
16 可搬型ディスクドライブ
17、46、56 通信インタフェース
90 可搬型記録媒体
100 コンピュータプログラム
2 データ記憶サーバ
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4 ユーザ端末
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16 可搬型ディスクドライブ
17、46、56 通信インタフェース
90 可搬型記録媒体
100 コンピュータプログラム
Claims (14)
- 引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の引越業者の業者端末へ送信するサーバと、
該サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付け、前記サーバへ送信するユーザ端末と、
前記サーバとデータ通信することが可能に接続され、該必要情報の取得請求を前記サーバへ送信し、前記必要情報を前記サーバから取得する前記業者端末と
を備える引越見積受付システムであって、
前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、
前記データ記憶サーバには、前記サーバからのみ前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とする引越見積受付システム。 - 前記サーバは、
前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段と、
受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報転送手段と
を備え、
前記データ記憶サーバは、
前記必要情報を受信し、受信した前記必要情報を暗号化された状態で記憶することを特徴とする請求項1に記載の引越見積受付システム。 - 前記サーバは、
前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段と、
受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段と
を備え、
前記業者端末において、前記必要情報を復号することを特徴とする請求項2に記載の引越見積受付システム。 - 前記サーバは、
前記ユーザ端末において暗号化処理に用いた暗号鍵に対する復号鍵情報を、前記業者端末に対する前記必要情報の送信とは別個に送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の引越見積受付システム。 - 引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けて送信するユーザ端末、及び
該必要情報の取得請求を送信し、前記必要情報を取得する業者端末とデータ通信することが可能に接続され、
引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の前記業者端末へ送信するサーバであって、
外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、
前記データ記憶サーバに前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とするサーバ。 - 前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段と、
受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報転送手段と
を備えることを特徴とする請求項5に記載のサーバ。 - 前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段と、
受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段と
を備えることを特徴とする請求項6に記載のサーバ。 - 引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の業者端末へ送信するサーバと、
該サーバとデータ通信することが可能に接続され、引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付け、前記サーバへ送信するユーザ端末と、
前記サーバとデータ通信することが可能に接続され、該必要情報の取得請求を前記サーバへ送信し、前記必要情報を前記サーバから取得する前記業者端末と
を備える引越見積受付システムで実行することが可能な引越見積受付方法であって、
前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、
前記データ記憶サーバには、前記サーバからのみ前記必要情報を読み書きすることができるようにしてあることを特徴とする引越見積受付方法。 - 前記サーバは、
前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する工程と、
受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する工程と
を含み、
前記データ記憶サーバは、
前記必要情報を受信する工程と、
受信した前記必要情報を暗号化された状態で記憶する工程と
を含むことを特徴とする請求項8に記載の引越見積受付方法。 - 前記サーバは、
前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する工程と、
受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する工程と
を含み、
前記業者端末において、前記必要情報を復号することを特徴とする請求項9に記載の引越見積受付方法。 - 前記サーバは、
前記ユーザ端末において暗号化処理に用いた暗号鍵に対する復号鍵情報を、前記業者端末に対する前記必要情報の送信とは別個に送信することを特徴とする請求項9又は10に記載の引越見積受付方法。 - 引越費用の見積りに必要な必要情報の入力を受け付けて送信するユーザ端末、及び
該必要情報の取得要求を送信し、前記必要情報を取得する業者端末とデータ通信することが可能に接続され、
引越費用の見積りに必要なデータを収集し、見積りを行う複数の前記業者端末へ送信するサーバで実行することが可能なコンピュータプログラムであって、
前記サーバは、外部のコンピュータとデータ通信することができない構成の、前記必要情報を記憶するデータ記憶サーバと、唯一データ通信することが可能に接続されており、
前記サーバを、前記データ記憶サーバに前記必要情報を読み書きする手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記サーバを、
前記ユーザ端末で入力を受け付けた、暗号化された前記必要情報を受信する必要情報受信手段、及び
受信した前記必要情報を前記データ記憶サーバへ送信する必要情報送信手段
として機能させることを特徴とする請求項12に記載のコンピュータプログラム。 - 前記サーバを、
前記業者端末で入力を受け付けた、前記必要情報の取得を請求する請求情報を受信する請求情報受信手段、及び
受信した前記請求情報に基づいて、前記データ記憶サーバから前記必要情報を読み出し、前記業者端末へ送信する送信手段
として機能させることを特徴とする請求項13に記載のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014090324A JP2015210581A (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | 引越見積受付システム、サーバ、引越見積受付方法、及びサーバで実行することが可能なコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=54612741
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KR20220133437A (ko) * | 2021-03-25 | 2022-10-05 | 주식회사 이사로 | 이사 견적 제공 방법 및 시스템 |
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- 2014-04-24 JP JP2014090324A patent/JP2015210581A/ja active Pending
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