JP2015204025A - 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015204025A
JP2015204025A JP2014083726A JP2014083726A JP2015204025A JP 2015204025 A JP2015204025 A JP 2015204025A JP 2014083726 A JP2014083726 A JP 2014083726A JP 2014083726 A JP2014083726 A JP 2014083726A JP 2015204025 A JP2015204025 A JP 2015204025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
virtual machines
integrated
node
snapshot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014083726A
Other languages
English (en)
Inventor
賢司 副島
Kenji Soejima
賢司 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2014083726A priority Critical patent/JP2015204025A/ja
Publication of JP2015204025A publication Critical patent/JP2015204025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】構成が異なる複数の仮想マシンの配備において、VMイメージの転送量を削減する。
【解決手段】配備装置100のVMイメージ生成部120は、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する。ホスト200のVM復元部220は、統合VMイメージから、複数の仮想マシンのVMイメージを復元する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラムに関する。
近年、IT(Information Technology)システムは複雑化、大規模化が進み、複数のサーバにより構成されるシステムが主流となっている。また、仮想化技術を背景に、システムを構成するサーバを仮想マシン(VM(Virtual Machine))として、オンデマンドに生成することが可能となった。一方で、このような仮想マシンの配備では、サーバの構成に応じたソフトウェア(プログラムモジュール)の導入や設定が必要となる。しかしながら、大量の仮想マシンを対象に、このような導入、設定作業を行うには、多大な時間とコストがかかるという問題がある。
このような状況を解決するため、仮想化技術を背景としたシステム構築手法が考案されている。
例えば、特許文献1では、仮想マシンのマスタイメージ(VMイメージ)を用いて、ソフトウェアの導入や設定を行う、仮想マシン管理システムが開示されている。特許文献1の仮想マシン管理システムでは、マスタイメージ上にソフトウェアを導入、設定したうえで、同一の構成を持つサーバについて同一のマスタイメージから仮想マシンを生成することにより、導入、設定作業が大幅に削減される。
また、関連技術として、特許文献2には、マスタイメージのスナップショットを用いて、VMイメージを生成する方法が開示されている。また、特許文献3には、ユーザにより要求されたプログラムを含んでいる、他のユーザに提供されている仮想計算機を複製して、要求された仮想計算機を提供する方法が開示されている。
特開2005−332223号公報 特表2013−513841号公報 国際公開第2013/035134号
上述の特許文献1に記載の仮想マシン管理システムでは、同一構成の仮想マシンに同一のVMイメージを利用できる。したがって、ホスト上に同一構成の仮想マシンを複数配備する場合は、ホストへのVMイメージの転送量を抑えることができる。しかしながら、ホスト上に異なる構成の仮想マシンを複数配備する場合は、構成ごとにVMイメージを用意し、転送する必要がある。このため、ホストへのVMイメージの転送量が増大する。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、構成が異なる複数の仮想マシンの配備において、VMイメージの転送量を削減可能な情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラムを提供することである。
本発明の情報処理システムは、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する、VMイメージ生成手段を含む配備装置と、前記統合VMイメージから、前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元するVM復元手段を含む前記処理装置と、を備える。
本発明の配備装置は、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する、VMイメージ生成手段と、前記統合VMイメージを、当該統合VMイメージから前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する処理装置へ送信する、VM配備手段と、を備える。
本発明の配備方法は、配備装置において、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成し、処理装置において、前記統合VMイメージから、前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する。
本発明のプログラムは、コンピュータに、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成し、前記統合VMイメージを、当該統合VMイメージから前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する処理装置へ送信する、処理を実行させる。
本発明の効果は、構成が異なる複数の仮想マシンの配備において、VMイメージの転送量を削減できることである。
本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、構成情報111の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、VMイメージ生成処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、統合スナップショット131、VMイメージ管理情報132、及び、処理スタック133の変化の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、VM配備処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における構成情報112、及び、構成情報113の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における、VMイメージ生成処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の他の例を示す図である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について説明する。
はじめに、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。配備システムは、本発明の情報処理システムの一実施形態である。
図2を参照すると、本発明の第1の実施の形態の配備システムは、配備装置100と1以上のホスト(以下、処理装置とも記載する)200とを含む。配備装置100とホスト200とは、ネットワーク等により通信可能に接続される。
配備装置100は、構成情報記憶部110、VMイメージ生成部120、VMイメージ記憶部130、及び、VM配備部140を含む。
構成情報記憶部110は、構成情報111を記憶する。構成情報111は、配備対象である複数の仮想マシンの各々を構成するソフトウェア(以下、プログラムモジュールとも記載する)の識別子を示す。
図3は、本発明の第1の実施の形態における、構成情報111の例を示す図である。図3に示すように、構成情報111には、複数の仮想マシンの各々の識別子対応に、当該仮想マシンを構成するソフトウェアの識別子が格納される。
VMイメージ生成部120は、構成情報111をもとに、統合スナップショット(以下、統合VMイメージとも記載する)131、及び、VMイメージ管理情報132を生成する。
統合スナップショット131は、構成情報111に含まれる複数の仮想マシンの各々のVMイメージのスナップショットを、複数の仮想マシンに共通なVMイメージと当該共通なVMイメージからの差分として格納した、イメージデータである。
VMイメージ生成部120は、1以上のホスト200のいずれかのVMモニタ210を用いて、統合スナップショット131を生成する。
ホスト200のVMモニタ210は、例えばハイパーバイザ等の仮想マシンモニタであり、ホスト200上で、仮想マシンを実現する。ここで、VMモニタ210は、ホスト200上に配備された仮想マシンの特定の時点におけるディスクやメモリの状態であるVMイメージのスナップショットを取得できると仮定する。また、VMモニタ210は、スナップショットをもとに、仮想マシンの特定の時点におけるVMイメージを復元できると仮定する。さらに、VMモニタ210は、複数の時点におけるスナップショットを、階層的な木構造を有する1つのイメージデータに格納し、木構造における指定されたスナップショットからVMイメージを復元できると仮定する。このようなスナップショットの取得、及び、スナップショットによるVMイメージの復元は、例えば、VMWare社のVMWare ESXiや、オープンソースのQEMU等により提供されている。
VMイメージ生成部120は、VMモニタ210に対して、構成情報111に含まれる複数の仮想マシンの各々のVMイメージの生成、及び、スナップショットの取得を指示することにより、統合スナップショット131を生成する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の例を示す図である。
統合スナップショット131のルートノードには、図4のように、複数の仮想マシンの全てに共通なVMイメージのスナップショットが関連づけられ、格納される。また、各階層では、上位ノードに関連づけられたVMイメージを構成するソフトウェアと他のソフトウェアとにより構成される、複数の仮想マシンの1以上に共通なVMイメージのスナップショットが、当該上位ノードの下位ノードに関連づけられる。そして、当該下位ノードには、上位ノードに関連づけられたVMイメージと下位ノードに関連づけられたVMイメージとの差分が格納される。
例えば、図4において、ルートノードには、全ての仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」、「VM4」、「VM5」に共通な、OSのVMイメージのスナップショット「S0」が関連づけられ、格納される。また、ルートノードの下位ノードには、仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」、「VM4」に共通な、OSとソフトウェア「sw1」を含むVMイメージのスナップショット「S1」が関連づけられる。当該下位ノードには、スナップショット「sn0」とスナップショット「sn1」のVMイメージの差分が格納される。さらに、スナップショット「S0」が関連づけられたノードの下位ノードには、仮想マシン「VM2」に対応する、OSとソフトウェア「sw1」、「sw2」を含むVMイメージのスナップショット「sn2」が関連づけられる。当該下位ノードには、スナップショット「sn1」とスナップショット「sn2」のVMイメージの差分が格納される。
また、統合スナップショット131における、指定されたノードに関連づけられたVMイメージは、ルートノードに格納されたVMイメージに、ルートノードから当該指定されたノードまでの各ノードに格納された差分を適用することによって復元される。
例えば、図4において、スナップショット「sn1」のVMイメージは、ルートノードに格納されたスナップショット「sn0」のVMイメージに、スナップショット「sn1」が関連づけられたノードに格納された差分を適用することにより、復元される。
VMイメージ管理情報132は、統合スナップショット131に格納された複数の仮想マシンの各々とスナップショットとの対応を示す。図4に示すように、VMイメージ管理情報132には、複数の仮想マシンの各々の識別子対応に、当該仮想マシンに係るVMイメージのスナップショットの識別子が格納される。
VMイメージ記憶部130は、VMイメージ生成部120により生成された統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の組を記憶する。
VM配備部140は、ホスト200に対して、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の組を送信し、複数の仮想マシンの配備を指示する。
なお、配備装置100は、CPU(Central Processing Unit)とハードディスクやメモリ等の記憶媒体を含み、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。この場合、配備装置100のCPUは、VMイメージ生成部120、及び、VM配備部140の機能を実現するためのコンピュータプログラムを実行する。また、配備装置100の記憶媒体は、構成情報記憶部110、及び、VMイメージ記憶部130の情報を記憶する。また、構成情報記憶部110、及び、VMイメージ記憶部130は、それぞれ個別の記憶媒体でも、1つの記憶媒体によって構成されてもよい。
ホスト200は、CPU、及び、ハードディスクやメモリ等の記憶媒体を含み、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づく制御によって動作するコンピュータである。
ホスト200は、上述のVMモニタ210、及び、VM復元部220を含む。ホスト200のCPUは、VMモニタ210、及び、VM復元部220の機能を実現するためのコンピュータプログラムを実行する。
VMモニタ210は、上述のスナップショット機能に加えて、VMイメージをもとに仮想マシンのインスタンスを生成する。
VM復元部220は、VMモニタ210に対して、配備装置100から受信した統合スナップショット131に含まれる複数の仮想マシンのVMイメージの復元、及び、インスタンスの生成を指示する。
次に、本発明の第1の実施の形態における配備システムの動作について説明する。
<VMイメージ生成処理>
はじめに、本発明の第1の実施の形態におけるVMイメージ生成処理について説明する。
ここでは、図3のような構成情報111が、予め、利用者等により入力され、構成情報記憶部110に記憶されていると仮定する。
図5は、本発明の第1の実施の形態における、VMイメージ生成処理を示すフローチャートである。また、図6は、本発明の第1の実施の形態における、統合スナップショット131、VMイメージ管理情報132、及び、処理スタック133の変化の例を示す図である。
はじめに、配備装置100のVMイメージ生成部120は、ホスト200のVMモニタ210に対して、基本部分が導入された仮想マシンの配備を指示する(ステップS101)。ここで、基本部分は、例えば、構成情報111に含まれる複数の仮想マシンに共通なオペレーティングシステム(OS)等、各仮想マシンを構成するソフトウェア(構成ソフトウェア)を導入のベースとなるプログラムモジュールである。VMモニタ210は、ホスト200上で、基本部分が導入された仮想マシンを配備する。なお、VMモニタ210は、仮想マシンに導入する各ソフトウェア(プログラムモジュール)を、配備装置100から取得してもよいし、他の記憶装置から取得してもよい。
VMイメージ生成部120は、対象VMに構成情報111に含まれる全仮想マシンを、対象スナップショットに「なし」を設定する(ステップS102)。ここで、対象VMは、ステップS103以降の処理の対象となる仮想マシンの識別子を示す。また、対象スナップショットは、ステップS103以降の処理において、復元すべきスナップショットの識別子を示す。
例えば、VMイメージ生成部120は、図3の構成情報111をもとに対象VMに仮想マシン「VM1、VM2、VM3、VM4、VM5」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
VMイメージ生成部120は、対象VMに含まれる仮想マシンの内、ホスト200上の仮想マシンへの全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子を対象VMから除く(ステップS103)。
例えば、ここでは、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンは無いため、対象VMは、仮想マシン「VM1、VM2、VM3、VM4、VM5」のままである。
VMイメージ生成部120は、対象VMが空かどうかを判定する(ステップS104)。
対象VMが空でない場合(ステップS104/N)、対象スナップショットが「なし」でなければ、VMイメージ生成部120は、VMモニタ210に対して、対象スナップショットのVMイメージの復元を指示する(ステップS107)。VMモニタ210は、ホスト200上で、対象スナップショットのVMイメージを復元する。
例えば、ここでは、対象VMが空でなく、対象スナップショットが「なし」であるため、VMイメージの復元は行われない。
VMイメージ生成部120は、対象VMに含まれる仮想マシンの構成ソフトウェアであって、ホスト200上の仮想マシンに導入されていないソフトウェアの内、最も多くの仮想マシンの構成ソフトウェアであるソフトウェアを抽出する(ステップS108)。
例えば、VMイメージ生成部120は、仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」、「VM4」の構成ソフトウェアであるソフトウェア「sw1」を抽出する。
VMイメージ生成部120は、ステップS108で抽出したソフトウェアが、対象VMに含まれる全仮想マシンの構成ソフトウェアかどうかを判定する(ステップS109)。
全仮想マシンの構成ソフトウェアの場合(ステップS109/Y)、VMイメージ生成部120は、後述のステップS112に進む。
全仮想マシンの構成ソフトウェアでない場合(ステップS109/N)、VMイメージ生成部120は、VMモニタ210に対して、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、ホスト200上の仮想マシンに係るVMイメージのスナップショットを生成し、生成したスナップショットにスナップショット識別子を付与する(ステップS110)。なお、ホスト200上の仮想マシンに係るスナップショットが生成済みの場合は、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を省略してもよい。そして、VMイメージ生成部120は、対象VMと付与したスナップショット識別子のセットを処理スタック133にPUSHする(ステップS111)。ここで、処理スタック133には、後で処理すべき対象VMと当該対象VMに対する処理で復元すべきVMイメージのスナップショットの識別子とのセットがLIFO(Last In, First Out)で格納される。
例えば、ここでは、ソフトウェア「sw1」は仮想マシン「VM5」の構成ソフトウェアでないので、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、仮想マシンのVMイメージ(OS)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn0」を付与する。VMイメージ生成部120は、対象VM「VM1、VM2、VM3、VM4、VM5」とスナップショット識別子「sn0」のセットを、図6の状態(a)のように、処理スタック133にPUSHする。
VMイメージ生成部120は、VMモニタ210に対して、ステップS108で抽出したソフトウェアの導入を指示する(ステップS112)。VMモニタ210は、ホスト200上の仮想マシンへ、指示されたソフトウェアを導入する。
例えば、VMイメージ生成部120は、ソフトウェア「sw1」の導入を指示する。VMモニタ210は、仮想マシンにソフトウェア「sw1」を導入する。
VMイメージ生成部120は、対象VMに含まれる仮想マシンの内、ホスト200上の仮想マシンへの全構成ソフトウェアの導入が完了した仮想マシンがあるかどうか判定する(ステップS113)。
全構成ソフトウェアの導入が完了した仮想マシンが無い場合(ステップS113/N)、VMイメージ生成部120は、後述のステップS116に進む。
全構成ソフトウェアの導入が完了した仮想マシンがある場合(ステップS113/Y)、VMイメージ生成部120は、VMモニタ210に対して、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、ホスト200上の仮想マシンに係るVMイメージのスナップショットを生成し、生成したスナップショットにスナップショット識別子を付与する(ステップS114)。
VMイメージ生成部120は、全構成ソフトウェアの導入が完了した仮想マシンの識別子と付与したスナップショット識別子のセットを、VMイメージ管理情報132に登録する(ステップS115)。
例えば、ここでは、仮想マシン「VM1」の全構成ソフトウェア「sw1」の導入が完了しているため、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、図6の状態(a)のように、仮想マシンのVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw1」)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn1」を付与する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン識別子「VM1」とスナップショット識別子「sn1」のセットを、図6の状態(a)のように、VMイメージ管理情報132に設定する。
VMイメージ生成部120は、対象VMに、ステップS112で構成ソフトウェアがホスト200上の仮想マシンに導入された仮想マシンの識別子を、対象スナップショットに「なし」を設定し、ステップS103の処理に戻る(ステップS116)。
例えば、VMイメージ生成部120は、対象VMに構成ソフトウェア「sw1」が導入された仮想マシン「VM1、VM2、VM3、VM4」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
次に、VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM1」を除く。対象VMは、「VM2、VM3、VM4」となる。対象VMが空でなく、対象スナップショットが「なし」であるため、VMイメージの復元は行われない。VMイメージ生成部120は、仮想マシン「VM3」、「VM4」の構成ソフトウェアであるソフトウェア「sw3」を抽出する。ここで、ソフトウェア「sw3」は仮想マシン「VM2」の構成ソフトウェアでない。したがって、VMモニタ210は、対象VM「VM2、VM3、VM4」とスナップショット識別子「sn1」のセットを、図6の状態(b)のように、処理スタック133にPUSHする。
VMイメージ生成部120は、ソフトウェア「sw3」の導入を指示する。VMモニタ210は、ホスト200上の仮想マシンにソフトウェア「sw3」を導入する。ここで、仮想マシン「VM3」の全構成ソフトウェア「sw1」、「sw3」の導入が完了しているため、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、図6の状態(b)のように、ホスト200上の仮想マシンに係るVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw1」、「sw3」)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn3」を付与する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン識別子「VM3」とスナップショット識別子「sn3」のセットを、図6の状態(b)のように、VMイメージ管理情報132に設定する。VMイメージ生成部120は、対象VMに、構成ソフトウェア「sw1」、「sw3」が導入された仮想マシン「VM3、VM4」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
次に、VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM3」を除く。対象VMは、「VM4」となる。対象VMが空でなく、対象スナップショットが「なし」であるため、VMイメージの復元は行われない。VMイメージ生成部120は、仮想マシン「VM4」の構成ソフトウェアであるソフトウェア「sw4」を抽出する。ソフトウェア「sw3」は対象VMの全仮想マシン「VM4」の構成ソフトウェアであるため、処理スタック133のPUSHは行われない。
VMイメージ生成部120は、ソフトウェア「sw4」の導入を指示する。VMモニタ210は、仮想マシンにソフトウェア「sw4」を導入する。ここで、仮想マシン「VM4」の全構成ソフトウェア「sw1」、「sw3」、「sw4」の導入が完了しているため、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、図6の状態(c)のように、仮想マシンのVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw1」、「sw3」、「sw4」)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn4」を付与する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン識別子「VM4」とスナップショット識別子「sn4」のセットを、図6の状態(c)のように、VMイメージ管理情報132に設定する。VMイメージ生成部120は、対象VMに、構成ソフトウェア「sw4」が導入された仮想マシン「VM4」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
次に、VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM4」を除く。対象VMは、空となる。
ステップS104で対象VMが空の場合(ステップS104/Y)、VMイメージ生成部120は、処理スタック133が空かどうかを判定する(ステップS105)。
ステップS105で処理スタック133が空でない場合(ステップS105/N)、VMイメージ生成部120は、処理スタック133をPOPし、処理スタック133の内容を対象VM、対象スナップショットに設定する(ステップS106)。そして、VMイメージ生成部120は、ステップS103に戻る。
例えば、VMイメージ生成部120は、対象VMが空であり、処理スタック133が空でないため、図6の状態(d)のように、処理スタック133をPOPし、対象VMに「VM2、VM3、VM4」、対象スナップショットに「sn1」を設定する。VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM3」、「VM4」を除く。対象VMは、「VM2」となる。VMイメージ生成部120は、対象VMが空でなく、対象スナップショットが「なし」でないため、対象スナップショット「sn1」のVMイメージの復元を指示する。VMモニタ210は、ホスト200上で、スナップショット「sn1」のVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw1」)を復元する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン「VM2」の構成ソフトウェアであるソフトウェア「sw2」を抽出する。ソフトウェア「sw2」は対象VMの全仮想マシン「VM2」の構成ソフトウェアであるため、処理スタック133のPUSHは行われない。
VMイメージ生成部120は、ソフトウェア「sw2」の導入を指示する。VMモニタ210は、仮想マシンにソフトウェア「sw2」を導入する。ここで、仮想マシン「VM2」の全構成ソフトウェア「sw1」、「sw2」の導入が完了しているため、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、図6の状態(d)のように、仮想マシンのVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw1」、「sw2」)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn2」を付与する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン識別子「VM2」とスナップショット識別子「sn2」のセットを、図6の状態(d)のように、VMイメージ管理情報132に設定する。VMイメージ生成部120は、対象VMに、ソフトウェア「sw2」が導入された仮想マシン「VM2」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
次に、VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM2」を除く。対象VMは、空となる。VMイメージ生成部120は、対象VMが空であり、処理スタック133が空でないため、図6の状態(e)のように、処理スタック133をPOPし、対象VMに「VM1、VM2、VM3、VM4、VM5」、対象スナップショットに「sn0」を設定する。処理スタック133は空となる。VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM1」、「VM2」、「VM3」、「VM4」を除く。対象VMは、「VM5」となる。VMイメージ生成部120は、対象VMが空でなく、対象スナップショットが「なし」でないため、対象スナップショット「sn0」のVMイメージの復元を指示する。VMモニタ210は、ホスト200上で、スナップショット「sn0」のVMイメージ(OS)を復元する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン「VM5」の構成ソフトウェアであるソフトウェア「sw5」を抽出する。ソフトウェア「sw5」は対象VMの全仮想マシン「VM5」の構成ソフトウェアであるため、処理スタック133のPUSHは行われない。
VMイメージ生成部120は、ソフトウェア「sw5」を仮想マシンに導入する。ここで、仮想マシン「VM5」の全構成ソフトウェア「sw5」の導入が完了しているため、VMイメージ生成部120は、スナップショットの生成を指示する。VMモニタ210は、図6の状態(e)のように、仮想マシンのVMイメージ(OS+ソフトウェア「sw5」)のスナップショットを生成し、スナップショット識別子「sn5」を付与する。VMイメージ生成部120は、仮想マシン識別子「VM5」とスナップショット識別子「sn5」のセットを、図6の状態(e)のように、VMイメージ管理情報132に設定する。VMイメージ生成部120は、対象VMに、ソフトウェア「sw5」が導入された仮想マシン「VM5」を、対象スナップショットに「なし」を設定する。
次に、VMイメージ生成部120は、対象VMから、全構成ソフトウェアの導入が完了している仮想マシンの識別子「VM5」を除く。対象VMは、空となる。
ステップS105で処理スタック133が空の場合(ステップS105/Y)、VMイメージ生成部120は、ホスト200のVMモニタ210から、統合スナップショット131を取得する(ステップS117)。VMイメージ生成部120は、取得した統合スナップショット131とVMイメージ管理情報132の組を、VMイメージ記憶部130に保存し(ステップS118)、処理を終了する。
例えば、ここでは、対象VMが空であり、処理スタック133も空である。したがって、VMイメージ生成部120は、VMモニタ210から、図6の状態(e)の統合スナップショット131を取得し、図6の状態(e)のVMイメージ管理情報132とともに、図4のように、VMイメージ記憶部130に保存する。
<VM配備処理>
次に、本発明の第1の実施の形態におけるVM配備処理について説明する。
ここでは、VMイメージ記憶部130に、図4のような統合スナップショット131とVMイメージ管理情報132の組が記憶されていると仮定する。
図7は、本発明の第1の実施の形態における、VM配備処理を示すフローチャートである。
はじめに、配備装置100のVM配備部140は、ホスト200に対して、仮想マシンの配備を要求する。ここで、VM配備部140は、ホスト200に、統合スナップショット131とVMイメージ管理情報132の組を送信する(ステップS201)。
例えば、VM配備部140は、図4のような統合スナップショット131とVMイメージ管理情報132の組を送信する。
ホスト200のVM復元部220は、統合スナップショット131を複製(クローンを生成)し、VMイメージ管理情報132に含まれる仮想マシンの数分の統合スナップショット131を得る(ステップS202)。
例えば、VM復元部220は、統合スナップショット131を複製し、5つの統合スナップショット131を得る。
VM復元部220は、VMモニタ210に対して、VMイメージ管理情報132に含まれる複数の仮想マシンに対応するスナップショットのVMイメージの復元を指示する。VMモニタ210は、ステップS202で得られた複数の統合スナップショット131を用いて、指示された複数の仮想マシンのスナップショットのVMイメージを、それぞれ復元する(ステップS203)。
例えば、VM復元部220は、図4のVMイメージ管理情報132に含まれるスナップショット「sn1」、「sn2」、「sn3」、「sn4」、「sn5」のVMイメージの復元を指示する。VMモニタ210は、図4の統合スナップショット131におけるスナップショット「s0」のVMイメージに、スナップショット「s1」が関連づけられたノードに格納された差分を適用することにより、スナップショット「sn1」のVMイメージを復元する。同様に、VMモニタ210は、「sn2」、「sn3」、「sn4」、「sn5」のVMイメージを復元する。
VM復元部220は、VMモニタ210に対して、復元されたVMイメージに対応する仮想マシンインスタンスの生成を指示する(ステップS204)。
例えば、VM復元部220は、スナップショット「sn1」、「sn2」、「sn3」、「sn4」、「sn5」のVMイメージに対応する仮想マシンインスタンスの生成を指示する。VMモニタ210は、スナップショット「sn1」、「sn2」、「sn3」、「sn4」、「sn5」のVMイメージに対応する仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」、「VM4」、「VM5」のインスタンスを生成する。
以上により、本発明の第1の実施の形態の動作が完了する。
なお、本発明の第1の実施の形態においては、VMイメージ生成部120が、ホスト200のVMモニタ210を用いて統合スナップショット131を生成した。しかしながら、これに限らず、配備装置100がVMモニタを含む場合は、VMイメージ生成部120は、当該VMモニタを用いて統合スナップショット131を生成してもよい。
次に、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を説明する。図1は、本明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、配備システム(情報処理システム)は、配備装置100、及び、ホスト(処理装置)200を含む。
配備装置100のVMイメージ生成部120は、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する。ホスト200のVM復元部220は、統合VMイメージから、複数の仮想マシンのVMイメージを復元する。
本発明の第1の実施の形態によれば、構成が異なる複数の仮想マシンの配備において、VMイメージの転送量を削減できる。その理由は、配備装置100が、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、共通なVMイメージと差分により格納した、統合VMイメージを生成し、ホスト200が、統合VMイメージから、複数の仮想マシンのVMイメージを復元するためである。これにより、複数のVMイメージの代わりに1つの統合VMイメージを用いて構成が異なる複数の仮想マシンの配備を行うことができ、VMイメージの共通部分の冗長な転送を抑制できる。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、仮想化技術を利用したITシステムの構築時間が短縮できる。その理由は、上述のように、複数のVMイメージの代わりに1つの統合VMイメージを用いて複数の仮想マシンの配備を行うことにより、ITシステムの構築時間で大きなウェイトを占める、VMイメージの転送時間を短縮できるためである。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態においては、入力された構成情報に含まれる仮想マシンを複数のグループに分類し、グループごとに統合スナップショット131を生成する点において、本発明の第1の実施の形態と異なる。
はじめに、本発明の第2の実施の形態の構成について説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。
図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態の配備装置100は、本発明の第2の実施の形態の配備装置100の構成に加えて、構成分析部150を含む。
構成分析部150は、入力された構成情報112に含まれる複数の仮想マシンを複数のグループに分類し、グループ情報を付加した構成情報113を生成する。
図9は、本発明の第2の実施の形態における構成情報112、及び、構成情報113の例を示す図である。図9に示すように、構成情報112には、複数の仮想マシンの各々の識別子対応に、当該仮想マシンを構成するソフトウェアの識別子、及び、当該仮想マシンの配備先ホスト200の識別子が格納されている。また、構成情報113には、構成情報112と同様の情報に加えて、複数の仮想マシンの各々の識別子対応に、当該仮想マシンの属するグループの識別子が格納されている。
VMイメージ生成部120は、構成情報113をもとに、グループごとに統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132を生成する。
次に、本発明の第2の実施の形態における配備システムの動作について説明する。
<VMイメージ生成処理>
はじめに、VMイメージ生成処理について説明する。
ここでは、図9のような構成情報112が、予め、利用者等により入力され、構成情報記憶部110に記憶されていると仮定する。
図10は、本発明の第2の実施の形態における、VMイメージ生成処理を示すフローチャートである。
はじめに、配備装置100の構成分析部150は、構成情報112に含まれる仮想マシンを、配備先ホスト200に応じて複数のグループに分類する。構成分析部150は、分類結果を構成情報113に格納する(ステップS301)。
例えば、構成分析部150は、図9のように、ホスト200「host1」に配備される仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」をグループ「G1」に分類する。また、構成分析部150は、ホスト200「host2」に配備される仮想マシン「VM4」、「VM5」をグループ「G2」に分類する。
VMイメージ生成部120は、構成情報113からグループを1つ選択する(ステップS302)。
VMイメージ生成部120は、選択されたグループに含まれる仮想マシンを対象に、本発明の第1の実施形態と同様のVMイメージ生成処理(図5、ステップS101〜S118)を行う(ステップS303)。
VMイメージ生成部120は、構成情報113に含まれる全グループについて、ステップS302からの処理を繰り返す(ステップS304)。
図11、図12は、本発明の第2の実施の形態における、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132の例を示す図である。
例えば、VMイメージ生成部120は、グループ「G1」の仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」について、図11のように、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132を生成する。同様に、VMイメージ生成部120は、グループ「G2」の仮想マシン「VM4」、「VM5」について、図12のように、統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132を生成する。
<VM配備処理>
次に、本発明の第2の実施の形態におけるVM配備処理について説明する。本発明の第2の実施の形態におけるVM配備処理では、配備先のホスト200に応じた統合スナップショット131、及び、VMイメージ管理情報132が、当該ホスト200に送信される点を除いて、本発明の第1の実施の形態のVM配備処理と同様となる。
例えば、配備装置100は、図11、図12のような統合スナップショット131とVMイメージ管理情報132の組を、それぞれ、ホスト200「host1」、「host2」へ送信する。ホスト200「host1」は、図11の統合スナップショット131を用いて、仮想マシン「VM1」、「VM2」、「VM3」のVMイメージを復元する。ホスト200「host2」は、図12の統合スナップショット131を用いて、仮想マシン「VM4」、「VM5」のVMイメージを復元する。
以上により、本発明の第2の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第2の実施の形態によれば、VMイメージの転送量をさらに削減できる。その理由は、構成分析部150が、構成情報112に含まれる仮想マシンを、配備先のホスト200に応じて複数のグループに分類し、VMイメージ生成部120が、グループごとに統合スナップショット131を生成するためである。これにより、ホスト200に必要なソフトウェアだけを含む統合スナップショット131が、各ホスト200に転送される。
なお、本発明の第2の実施の形態においては、構成情報112に含まれる仮想マシンを配備先のホスト200に応じてグループに分類しているが、構成情報112に仮想マシンを分類するための他の観点に係る情報が含まれている場合、当該他の観点を用いて、仮想マシンを分類してもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 配備装置
110 構成情報記憶部
120 VMイメージ生成部
130 VMイメージ記憶部
131 統合スナップショット
132 VMイメージ管理情報
133 処理スタック
140 VM配備部
200 ホスト
210 VMモニタ
220 VM復元部

Claims (10)

  1. 複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する、VMイメージ生成手段を含む配備装置と、
    前記統合VMイメージから、前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元するVM復元手段を含む前記処理装置と、
    を備えた、情報処理システム。
  2. 前記VMイメージ生成手段は、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージをルートノードに関連づけて格納し、上位ノードのVMイメージを構成するプログラムモジュールと他のプログラムモジュールとにより構成される、前記複数の仮想マシンの1以上に共通なVMイメージを当該上位ノードの下位ノードに関連づけ、当該上位ノードと当該下位ノードとのVMイメージの差分を当該下位ノードに格納した木構造を有する前記統合VMイメージを生成し、
    前記VM復元手段は、前記統合VMイメージの前記木構造における、前記ルートノードに格納されたVMイメージと、前記ルートノードから前記複数の仮想マシンの各々に関連づけられたノードまでの各ノードに格納された差分とを用いて、当該仮想マシンのVMイメージを復元する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記VMイメージ生成手段は、前記木構造において前記複数の仮想マシンの各々が関連づけられたノードを示す、VMイメージ管理情報を生成し、
    前記VM復元手段は、前記VMイメージ管理情報を参照して、前記複数の仮想マシンの各々のVMイメージを復元する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記VM復元手段は、前記統合VMイメージを複製することにより得られる、前記複数の仮想マシンの数分の前記統合VMイメージを用いて、前記複数の仮想マシンのVMイメージをそれぞれ復元する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記配備装置は、さらに、前記複数の仮想マシンを複数のグループに分類する構成分析手段を備え、
    前記VMイメージ生成手段は、前記複数のグループの各々について、前記統合VMイメージを生成する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成する、VMイメージ生成手段と、
    前記統合VMイメージを、当該統合VMイメージから前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する処理装置へ送信する、VM配備手段と、
    を備えた、配備装置。
  7. 前記VMイメージ生成手段は、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージをルートノードに関連づけて格納し、上位ノードのVMイメージを構成するプログラムモジュールと他のプログラムモジュールとにより構成される、前記複数の仮想マシンの1以上に共通なVMイメージを当該上位ノードの下位ノードに関連づけ、当該上位ノードと当該下位ノードとのVMイメージの差分を当該下位ノードに格納した木構造を有する前記統合VMイメージを生成し、
    前記処理装置は、前記統合VMイメージの前記木構造における、前記ルートノードに格納されたVMイメージと、前記ルートノードから前記複数の仮想マシンの各々に関連づけられたノードまでの各ノードに格納された差分とを用いて、当該仮想マシンのVMイメージを復元する、
    請求項6に記載の配備装置。
  8. 配備装置において、複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成し、
    処理装置において、前記統合VMイメージから、前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する、
    配備方法。
  9. 前記配備装置において、前記統合VMイメージを生成する場合、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージをルートノードに関連づけて格納し、上位ノードのVMイメージを構成するプログラムモジュールと他のプログラムモジュールとにより構成される、前記複数の仮想マシンの1以上に共通なVMイメージを当該上位ノードの下位ノードに関連づけ、当該上位ノードと当該下位ノードとのVMイメージの差分を当該下位階ノードに格納した木構造を有する前記統合VMイメージを生成し、
    前記処理装置において、前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する場合、前記統合VMイメージの前記木構造における、前記ルートノードに格納されたVMイメージと、前記ルートノードから前記複数の仮想マシンの各々に関連づけられたノードまでの各ノードに格納された差分とを用いて、当該仮想マシンのVMイメージを復元する、
    請求項8に記載の配備方法。
  10. コンピュータに、
    複数の仮想マシンの各々のVMイメージを、前記複数の仮想マシンに共通なVMイメージと、当該共通なVMイメージからの差分により格納した、統合VMイメージを生成し、
    前記統合VMイメージを、当該統合VMイメージから前記複数の仮想マシンのVMイメージを復元する処理装置へ送信する、
    処理を実行させる、プログラム。
JP2014083726A 2014-04-15 2014-04-15 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム Pending JP2015204025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014083726A JP2015204025A (ja) 2014-04-15 2014-04-15 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014083726A JP2015204025A (ja) 2014-04-15 2014-04-15 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015204025A true JP2015204025A (ja) 2015-11-16

Family

ID=54597441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014083726A Pending JP2015204025A (ja) 2014-04-15 2014-04-15 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015204025A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210109816A1 (en) * 2016-01-06 2021-04-15 International Business Machines Corporation Method and system to discover and manage distributed applications in virtualization environments
US11281395B2 (en) 2019-02-01 2022-03-22 Mitsubishi Electric Corporation Information processing device, backup method, restore method, and program

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099380A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 三菱電機株式会社 必須データ管理システム及び計算機及び必須データ管理プログラム及び記録媒体及び通信方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011099380A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 三菱電機株式会社 必須データ管理システム及び計算機及び必須データ管理プログラム及び記録媒体及び通信方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
森田大希、外4名: "仮想クラスタを構成する複数ディスクイメージの効率的移送手法", 情報処理学会研究報告, vol. 2012, no. 10, JPN6017049902, 15 June 2012 (2012-06-15), JP, pages 1 - 9 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210109816A1 (en) * 2016-01-06 2021-04-15 International Business Machines Corporation Method and system to discover and manage distributed applications in virtualization environments
US11734123B2 (en) * 2016-01-06 2023-08-22 International Business Machines Corporation Method and system to discover and manage distributed applications in virtualization environments
US11281395B2 (en) 2019-02-01 2022-03-22 Mitsubishi Electric Corporation Information processing device, backup method, restore method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9268590B2 (en) Provisioning a cluster of distributed computing platform based on placement strategy
JP4681505B2 (ja) 計算機システム、管理計算機及びプログラム配布方法
EP2879060B1 (en) Cloud application disaster recovery method, system and device
CN103797462B (zh) 一种创建虚拟机的方法和装置
JP5976946B2 (ja) 仮想マシンテストシステム、仮想マシンテスト方法
WO2017192415A1 (en) Cloning computing device containers
KR101660514B1 (ko) 분산 렌더링 시스템
US11922182B2 (en) Managing multi-single-tenant SaaS services
KR20200027780A (ko) 컨테이너 클러스터 기반의 무중단 소프트웨어 업데이트 시스템
KR102022441B1 (ko) 하드웨어 가속 방법 및 관련 장치
JP6430651B2 (ja) Vnf処理方針を決定する方法、装置、およびシステム
US10505805B1 (en) Computing resources checkpoint restoration
JP6003590B2 (ja) データセンタ,仮想システムの複写サービスの提供方法,データセンタの管理サーバ及び仮想システムの複写プログラム
US11941406B2 (en) Infrastructure (HCI) cluster using centralized workflows
JP2009230655A (ja) 仮想マシンのデプロイ高速化システム、その方法及びそのプログラム
CN104239120A (zh) 一种虚拟机的状态信息同步的方法、装置及系统
KR20150113353A (ko) 가상 데스크탑 이미지를 분산 저장 및 블록 레벨로 입출력하는 서버 시스템
JPWO2014167790A1 (ja) 情報処理装置、及び、配備方法
JP2014195178A (ja) 情報処理装置、送信制御方法および送信制御プログラム
JP2015204025A (ja) 情報処理システム、配備装置、配備方法、及び、プログラム
JP5906705B2 (ja) テストシステム、テスト方法、及び、プログラム
US9697241B1 (en) Data fabric layer having nodes associated with virtual storage volumes of underlying storage infrastructure layer
JP2016009341A (ja) 仮想マシン配備システムおよび配備方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP6075882B2 (ja) 分散処理システム、および、分散処理方法
JP2018133005A (ja) 制御装置及び制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180703