JP2015202145A - Bathtub - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、浴槽に関するものである。より詳細には、シャワーフックを取付けた浴槽に関する。 The present invention relates to a bathtub. More particularly, the present invention relates to a bathtub equipped with a shower hook.
従来、スライドバーと、スライドバーに移動自在に取付けられるシャワーフックと、を備えたシャワーフック部材が知られている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, a shower hook member including a slide bar and a shower hook that is movably attached to the slide bar is known (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に記載されている発明のスライドバーは、浴槽のフランジ部で洗い場と隣接する端部に設けられる。そして、スライドバーの下端部は浴槽のフランジ部に固定され、スライドバーの上端部は天井に固定される。このとき、シャワーフック部材は浴槽本体と洗い場との間に常設されるため、使用者が浴槽本体と洗い場の間を移動する際の妨げとなっていた。
The slide bar of the invention described in
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、浴槽本体と洗い場の間を移動の妨げとなり難い、浴槽を提供することを課題とするものである。 This invention is invented in view of the said conventional problem, The place made into the objective makes it a subject to provide the bathtub which does not become easily hindered to move between a bathtub main body and a washing place. .
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。 In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration.
浴槽本体と、前記浴槽本体の上縁に設けられるフランジ部と、シャワーヘッドを掛けることができるシャワーフック部材と、前記フランジ部に配置され前記シャワーフック部材を収容可能な収容部と、を備え、前記シャワーフック部材は、前記収容部に収容される収容位置又は前記収容部から突出する突出位置、に配置可能に設けられることを特徴とする。 A bathtub body, a flange portion provided on an upper edge of the bathtub body, a shower hook member capable of hanging a shower head, and a housing portion that is disposed on the flange portion and can accommodate the shower hook member, The shower hook member is provided so as to be disposed at a housing position accommodated in the housing portion or a projecting position projecting from the housing portion.
また、前記シャワーフック部材は、上端部に設けられるフック部と、前記フック部を回転自在に支持する固定部と、を有することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said shower hook member has a hook part provided in an upper end part, and the fixing | fixed part which supports the said hook part rotatably.
また、前記収容部には、前記シャワーフック部材を挿通させる挿通開口が形成され、前記シャワーフック部材には、前記挿通開口を開閉自在に覆うカバー部が設けられることが好ましい。 Further, it is preferable that an insertion opening through which the shower hook member is inserted is formed in the housing portion, and a cover portion that covers the insertion opening so as to be opened and closed is provided in the shower hook member.
本発明の浴槽では、浴槽のフランジ部に配置される収容部にシャワーフック部材が収容される。シャワーフック部材は、収容部に収容される収容位置と収容部から突出する突出位置に配置可能となるように設けられるので、使用者が浴槽本体と洗い場の間を移動する際の妨げとなり難い。 In the bathtub of this invention, a shower hook member is accommodated in the accommodating part arrange | positioned at the flange part of a bathtub. Since the shower hook member is provided so as to be disposed at the storage position stored in the storage portion and the protruding position protruding from the storage portion, the shower hook member is unlikely to be an obstacle when the user moves between the bathtub body and the washing place.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
浴室5は、図1に示すように、浴槽1と、浴槽1と隣接する洗い場51と、浴槽1と洗い場51の周縁部に取付けられる複数の壁パネル52と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
洗い場51には、浴槽1と隣接する端部の中央部分に排水口51aが配置される。
In the
壁パネル52には、ミラー52aと、吐水部52bと、吐水部52bに接続されたシャワーのシャワーヘッド53を掛けるシャワーフック52cと、が取付けられる。
A
浴槽1は、プレス成形や注型成形やハンドレイアップ法等の製造方法を用いて形成されるが、その製造方法は特に限定されない。浴槽1は、湯水を溜める浴槽本体11と、浴槽本体11の上縁に設けられるフランジ部12と、フランジ部12の洗い場51側端部と洗い場51の浴槽1側端部との間に取付けられるエプロン13と、を備える。また、浴槽1は、本実施形態では、図1,2に示すように、シャワーヘッド53を掛けることができるシャワーフック部材2と、フランジ部12に配置されシャワーフック部材2を収容可能な収容部3と、を備える。
Although the
シャワーフック部材2は、例えば合成樹脂で形成されるが、その材質は限定されない。シャワーフック部材2は、図2,3に示すように、上端部に設けられるフック部21と、フック部21を回転自在に支持する固定部22と、を有することが好ましい。
The
フック部21は、本実施形態では、円柱の一部を切欠いた形状となっているが、その形状は限定されない。フック部21の切欠きは、シャワーヘッド53を掛けるシャワーヘッド掛け溝21aとなる。シャワーヘッド掛け溝21aの平面視の形状は、平面視U字状となる。シャワーヘッド掛け溝21aは、フック部21の上下方向に貫通して設けられる。シャワーヘッド掛け溝21aは、フック部21の上下方向に垂直な方向に開口を有している。シャワーヘッド掛け溝21aは、本実施形態では、フック部21の浴槽本体11側に設けられる。
In the present embodiment, the
フック部21の下端面と固定部22の上端面が合わさる位置で、本実施形態では、フック部21の下端面の洗い場51側に、軸21bが配設される。また、軸21bの下端部には凸部21cが設けられる。
In the present embodiment, the
固定部22は、本実施形態では、円柱状となっているが。その形状は限定されない。固定部22は、上端面の洗い場51側に設けられる軸孔22aを有する。また、軸孔22aには、周方向の全長に亘って設けられ、凸部21cが掛止される凹部22bが形成される。
In the present embodiment, the
凸部21cが凹部22bに掛止されるまで、フック部21の軸21bが固定部22の軸孔22aに挿入される。そして、フック部21を回転させると軸21bの回転に合わせ、凸部21cは凹部22b内を軸21bの周方向に移動する。なお、軸が固定部22に設けられ軸孔がフック部21に設けられてもよく、固定部22とフック部21の両方に軸孔を設け、そして軸を別部材として設けてもよい。
The
フック部21が回転することにより、使用者が使い易い位置にシャワーヘッド掛け溝21aを位置させることができるので、シャワーの使い勝手を向上させることができる。また、本実施形態では、固定部22の中心軸上に軸21b及び軸孔22aが設けられておらず、固定部22の中心軸より洗い場51側にずれて軸21b及び軸孔22aが設けられる。固定部22の上端面とフック部21の下端面が合わさる位置からフック部21を回転させた場合、フック部21は固定部22から突出する。これにより、フック部21を固定部22から突出させることができるので、シャワーの使い勝手を更に向上させることができる。
By rotating the
なお、シャワーフック部材2は、フック部21及び固定部22が設けられず、上端部の洗い場51側にシャワーヘッド掛け溝21aが設けられる構成であってもよい。
The
固定部22は、上端部に取付けられる止水リング23を有する。止水リング23は、ゴム等の軟質材で形成されることが好ましい。止水リング23が取付けられることにより、シャワーフック部材2が収容部3に収容されている際に、シャワーフック部材2と収容部3との間に浸入してきた湯水を止水することができる。
The
固定部22は、径方向に貫通する孔であるホルダー部22cを有する。また、ホルダー部22cには、図2,3に示すように、突出自在に保持される可動部24が取付けられる。可動部24は、球状の二つの引掛け部24aと、二つの引掛け部24aを接続しバネ等で形成される弾性部材24bと、で設けられる。ホルダー部22cの軸方向に垂直な断面の大きさは、径方向の両端部で、球状の引掛け部24aの最も大きい断面よりも小さくなるように形成される。これにより、ホルダー部22cに可動部24が取付けられると、二つの引掛け部24aはホルダー部22cの両端から一部が突出することになる。そして、固定部22の径内方向に向かう力が引掛け部24aにかかると、弾性部材24bが圧縮され、引掛け部24aはホルダー部22c内に引っ込むことになる。
The
収容部3は、本実施形態では、例えば合成樹脂で形成されるが、その材質は限定されない。収容部3は、本実施形態では、図2,4に示すように、フランジ12と別体で形成されるが、フランジ12と一体に形成されてもよい。収容部3は、本実施形態では、有底円筒状でありシャワーフック部材2が挿入される挿入部31と、挿入部31の上端から挿入部31の径外方向に突出する鍔部32と、を有する。
Although the
挿入部31には、シャワーフック部材2を挿通させる挿通開口31aが形成される。挿通開口31aは、上方に向けて開口する。挿入部31は、挿入部31に挿入されたシャワーフック部材2が抜け出ないようにするために底部33を有する。底部33には、シャワーフック部材2と収容部3との間から浸入してきた湯水が挿入部31から排出する、複数の水抜き孔33aが設けられる。
The
また、シャワーフック部材2と収容部3との間に湯水が浸入し難くするために、シャワーフック部材2に挿通開口31aを開閉自在に覆うカバー部4が設けられることが好ましい。本実施形態では、カバー部4はシャワー掛け溝21aの上側の開口を開閉自在に覆う。カバー部4は、本実施形態では、図2,3に示すように、フック部21の上端面に固定される蝶番41と、蝶番41に回転自在に取付けられる蓋42と、蓋42の先端に固定される取手42aと、を有する。取手42aが取付けられることにより、作業者がカバー部4を開閉させ易くなるだけでなく、作業者がシャワーフック部材2を引張り易くなる。
Further, in order to make it difficult for hot water to enter between the
挿入部31の筒部の内面には、引掛け部24aが嵌ることによりシャワーフック部材2を収容部3内に収容する収容位置に配置させる第一受け溝31bが設けられる。また、挿入部31の筒部の内面には、引掛け部24aが嵌ることによりシャワーフック部材2を収容部3から突出する突出位置に配置させる第二受け溝31cが設けられる。収容部3の第一受け溝31bと第二受け溝31cとシャワーフック部材2の引掛け部24aにより、シャワーフック部材2は、収容部3に収容される収容位置又は収容部3から突出する突出位置に配置可能となる。なお、第一受け溝31bと第二受け溝31cだけに限らず、第三受け溝、第四受け溝…を設け、シャワーフック部材2の突出位置を段階的に調節できるようにしてもよい。
A
また、第一受け溝31bと第二受け溝31cは、挿入部31の筒部の内面の周方向の全長に亘って設けられる。これにより、第一受け溝31bと第二受け溝31cにシャワーフック部材2の引掛け部24が嵌り込み易くなる。また、収容部3に挿入されたシャワーフック部材2は、引掛け部24aが第一受け溝31b又は第二受け溝31cに嵌ることにより、上下方向の移動は規制されるが、周方向への回転は規制されない。これにより、シャワーフック部材2のフック部21だけでなく、収容部3内に挿入されたシャワーフック部材2も回転することができる。
Further, the first receiving
浴槽1のフランジ部12には、本実施形態では、図2に示すように、収容部3の鍔部32が載置される平面視円状の載置部12aが形成される。そして、載置部12aの中心部分には収容部3を浴槽1内部に挿入可能にする挿入開口12bが形成される。
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
載置部12aは、鍔部32の上端面とフランジ部12の上端面とが面一になるように、フランジ部12の上端面から凹没して設けられる。載置部12aは、フランジ部12よりも一段下方に位置し、フランジ部12の下端面から突出して設けられる。
The mounting
上記した構成のシャワーフック部材2の浴槽1への取付けでは、使用者は、浴槽1の載置部12aの挿入開口12bから浴槽1の内部へ収容部3を挿入し、載置部12aに収容部3の鍔部32を載置させる。そして、使用者は、収容部3の挿通開口31aから収容部3の内部にシャワーフック部材2を挿入し、シャワーフック部材2が収容位置になるまで押し込む。そして、使用の際には、使用者はカバー部4の取手42aを持ち、シャワーフック部材2を突出位置まで引き上げて、フック部21を使用に適した位置まで回転させてから使用する。
When the
上記した構成の浴槽1では、壁パネル52に取付けられたシャワーフック52cとは別に、浴槽1のフランジ部12に配置される収容部3に収容されるシャワーフック部材2が設置される。シャワーフック部材2は、収容部3に収容される収容位置と収容部3から突出する突出位置に配置可能となる。使用者はシャワーフック部材2を使用するときには、シャワーフック部材2を突出位置まで引き上げ、使用者はシャワーフック部材2を使用しないときには、シャワーフック部材2を収容位置まで押し込む。これにより、シャワーフック部材2は、使用者が浴槽本体11と洗い場51の間を移動する際の妨げとなり難くなる。
In the
以下に本実施形態の浴槽1の構成について記載する。
Below, it describes about the structure of the
浴槽1は、浴槽本体11と、浴槽本体11の上縁に設けられるフランジ部12と、シャワーヘッド53を掛けることができるシャワーフック部材2と、フランジ部12に配置されシャワーフック部材2を収容可能な収容部3と、を備える。シャワーフック部材2は、収容部3に収容される収容位置又は収容部3から突出する突出位置、に配置可能に設けられることを特徴とする。
The
これにより、シャワーフック部材2は、使用者が浴槽本体11と洗い場51の間を移動する際の妨げとなり難くなる。
Thereby, the
また、シャワーフック部材2は、上端部に設けられるフック部21と、フック部21を回転自在に支持する固定部22と、を有することが好ましい。
Moreover, it is preferable that the
シャワーヘッド53を掛け易い位置にフック部21を回転させることにより、シャワーの使い勝手を向上させることができる。
By rotating the
また、収容部3には、シャワーフック部材2を挿通させる挿通開口31aが形成され、シャワーフック部材2には、挿通開口31aを開閉自在に覆うカバー部4が設けられることが好ましい。
Further, it is preferable that an
これにより、シャワーフック部材2と収容部3との間に湯水が浸入し難くなる。
This makes it difficult for hot water to enter between the
1 浴槽
11 浴槽本体
12 フランジ部
2 シャワーフック部材
21 フック部
22 固定部
3 収容部
4 カバー部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記シャワーフック部材は、前記収容部に収容される収容位置又は前記収容部から突出する突出位置、に配置可能に設けられることを特徴とする浴槽。 A bathtub body, a flange portion provided on an upper edge of the bathtub body, a shower hook member capable of hanging a shower head, and a housing portion that is disposed on the flange portion and can accommodate the shower hook member,
The said shower hook member is provided in the accommodation position accommodated in the said accommodating part, or the protrusion position which protrudes from the said accommodating part, It is provided so that arrangement | positioning is possible.
前記シャワーフック部材には、前記挿通開口を開閉自在に覆うカバー部が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴槽。 The accommodation portion is formed with an insertion opening through which the shower hook member is inserted,
The bathtub according to claim 1 or 2, wherein the shower hook member is provided with a cover portion that covers the insertion opening so as to be freely opened and closed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014081840A JP2015202145A (en) | 2014-04-11 | 2014-04-11 | Bathtub |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014081840A JP2015202145A (en) | 2014-04-11 | 2014-04-11 | Bathtub |
Publications (1)
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JP2015202145A true JP2015202145A (en) | 2015-11-16 |
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ID=54596027
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014081840A Pending JP2015202145A (en) | 2014-04-11 | 2014-04-11 | Bathtub |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106622707A (en) * | 2016-11-23 | 2017-05-10 | 佛山市三水永发洁具有限公司 | Novel shower for bathtub |
-
2014
- 2014-04-11 JP JP2014081840A patent/JP2015202145A/en active Pending
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CN106622707A (en) * | 2016-11-23 | 2017-05-10 | 佛山市三水永发洁具有限公司 | Novel shower for bathtub |
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