JP2015201688A - DNS−Proxy機能を有する中継装置 - Google Patents

DNS−Proxy機能を有する中継装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015201688A
JP2015201688A JP2014077864A JP2014077864A JP2015201688A JP 2015201688 A JP2015201688 A JP 2015201688A JP 2014077864 A JP2014077864 A JP 2014077864A JP 2014077864 A JP2014077864 A JP 2014077864A JP 2015201688 A JP2015201688 A JP 2015201688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dns
dns server
address
external
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014077864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5800945B1 (ja
Inventor
元秀 田村
Motohide Tamura
元秀 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone West Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014077864A priority Critical patent/JP5800945B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5800945B1 publication Critical patent/JP5800945B1/ja
Publication of JP2015201688A publication Critical patent/JP2015201688A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】プライマリDNSサーバが故障した際に、端末からの無駄なDNSクエリーパケットの送出を抑制するとともに、端末のタイムアウトを防止して利用ユーザの体感速度を向上させることのできる装置を提供する。【解決手段】中継装置11は、自身を指定する仮想プライマリDNSサーバアドレス33aと、仮想セカンダリDNSサーバアドレス33bとを配下端末12に通知し、通常時は配下端末12からのDNSクエリーパケットを外部プライマリDNSサーバ17aへ中継し、配下端末12から仮想セカンダリDNSサーバアドレス33bへの問い合わせを受けると、以後のDNSクエリーパケットの中継先を外部セカンダリDNSサーバ17bへと切り替える、DNS−proxy機能24を有する。【選択図】図1

Description

この発明は、ホームゲートウェイなどに用いられる中継装置に関する。
インターネットに接続する端末の利用者はほとんどの場合、通信するサーバのアドレスを、IPアドレスではなくドメイン名(FQDN:Fully Qualified Domain Name)で指定する。FQDNで指定されたアドレスは、DNSサーバに問い合わせて名前の解決を行い、得られたIPアドレス(IPv4、IPv6)によって、当該IPアドレスのサーバと通信する。
DNSサーバで名前の解決ができないと、インターネットのほとんどの機能が使えなくなるため、優先的に使うプライマリDNSサーバだけでなく、プライマリDNSサーバがダウンしたときに問い合わせるセカンダリDNSサーバも用意しておくことが一般的である。プライマリDNSサーバにDNSクエリーパケットを送って問い合わせて、一定時間に亘って応答が無ければ、セカンダリDNSサーバにDNSクエリーパケットを送り直す。
ただし、現在の一般家庭用端末では、DNSサーバのアドレスを直に登録することは少ない。実際には、DHCPサーバを兼ねるルータなどのホームゲートウェイが、DNSサーバの代理機能であるDNS−Proxy機能を有して、配下の端末に対しては自身のアドレスをDNSサーバとして指定させることで、DNSサーバの変更や故障、あるいはIPv4とIPv6とのアドレス制御などを行うことがある(例えば、特許文献1、2)。
特開2009−94820号公報 特開2007−19797号公報
しかしながら、DNS−proxyとして動作する現在のホームゲートウェイの機能では、プライマリDNSサーバが故障している場合にも、端末からのDNSクエリーパケットをそのまま中継してしまい、無駄なパケットを送出してしまった。さらに、故障したプライマリDNSサーバへ送られたDNSクエリーパケットに対するレスポンスを確認するために、端末の名前解決に関するリードタイムが悪化し、場合によってはタイムアウトを起こしてしまうことがあった。
そこでこの発明は、プライマリDNSサーバが故障した際に、無駄なDNSクエリーパケットの送出を抑制するとともに、端末のタイムアウトを防止して利用ユーザの体感速度を向上させることを目的とする。
この発明は、
自身を指定する仮想プライマリDNSサーバアドレスと、仮想セカンダリDNSサーバアドレスとを配下端末に通知し、
通常時は上記配下端末からのDNSクエリーパケットを外部プライマリDNSサーバへ中継し、
上記配下端末から上記仮想セカンダリDNSサーバアドレスへの問い合わせを受けると、以後のDNSクエリーパケットの中継先を外部セカンダリDNSサーバへと切り替える、DNS−proxy機能を有する中継装置により、上記の課題を解決したのである。
具体的には次のような構成により実現できる。
自身を指定する複数の優先順位のある仮想DNSサーバアドレスにより、外部DNSサーバとの間の通信を中継し配下端末に対してDNSサーバとして振る舞うDNS−proxy機能部を有し、
通信可能な外部DNSサーバのアドレスを複数保持し、
上記外部DNSサーバのアドレスのうち、DNS−proxy機能部として優先的にアクセスするアドレスを指定可能なフラグ部を有し、
LAN側の端末に上記仮想DNSサーバアドレスを複数個分通知する複数アドレス通知手段を実行し、
上記優先順位が下位の上記仮想DNSサーバアドレスを指定したDNSクエリーパケットを受けると、上記フラグ部が指定する上記外部DNSサーバのアドレスの優先順位を下位のものに変更する中継先サーバ切替手段を実行する。
すなわち、複数の優先順位のある仮想DNSサーバのアドレスは、LAN側の配下端末に対してプライマリDNSサーバ及びセカンダリDNSサーバとして振る舞う。通常時は、プライマリDNSサーバとして振る舞う優先順位の高い仮想DNSサーバアドレス(仮想プライマリDNSサーバアドレス)を指定されて、外部プライマリDNSサーバとの間を中継するDNS−proxyとして動作する。外部プライマリDNSサーバが故障したり回線がダウンしたりして、上記外部プライマリDNSサーバからの応答が無い場合、複数の仮想DNSサーバのアドレスを通知されている上記配下端末は、タイムアウトを待つことなく、次の優先順位にある仮想DNSサーバアドレス(仮想セカンダリDNSサーバアドレス)に対してDNSクエリーパケットを送出することができる。この、セカンダリ仮想DNSサーバアドレスも中継装置自身を指定するものであるが、このアドレスへのDNSクエリーパケットを上記配下端末から受けるということは、外部プライマリDNSサーバが応答していないということであるため、中継装置は上記フラグ部における外部DNSサーバアドレスの優先順位を変更し、外部セカンダリDNSサーバに優先して接続するように変更する。これにより、直近の上記配下端末からのDNSクエリーパケットを、外部セカンダリDNSサーバに送って名前の解決を果たすことができるとともに、この後に他の上記配下端末からDNSクエリーパケットを、仮想プライマリDNSサーバを指定して受信したとしても、上記フラグ部は変更済みであり、引き続き上記外部セカンダリDNSサーバへ中継することとなる。これにより、他の配下端末からのDNSクエリーパケットが、故障等している上記外部プライマリDNSサーバに送出されることなく、生存中の外部セカンダリDNSサーバによって解決されるため、配下端末が受ける待ち時間が短縮され、タイムアウトが起こる事態を回避できる。
この発明にかかる中継装置を用いることにより、外部プライマリDNSサーバがダウンしても、中継装置の配下端末は最小限の待機時間でタイムアウトを回避して、DNSの名前の解決をすることができる。また、複数の配下端末が上記中継装置を利用する場合、他の配下端末は、設定変更を行うことなくタイムラグ無しで外部セカンダリDNSサーバを利用することが出来る。
この発明にかかる中継装置の機能ブロック図とLAN側WAN側の関係図 アドレスリストと優先フラグを含むサーバリストテーブルの例図 この発明にかかる中継装置のDNS処理部のメイン処理を示すフロー図 この発明にかかる中継装置の実行状態における信号処理の変遷図 図4の信号処理のシーケンス図 図4の処理後における配下端末からのリクエストに対する信号処理の変遷図 図6の信号処理のシーケンス図
以下、この発明について詳細に説明する。
この発明にかかる中継装置11の機能ブロック図と、LAN13側とWAN16側との関係図を図1に示す。
LAN13側には配下端末12(12a,12b……)がある。LAN13は例えば家庭内ネットワークや小規模事業者内ネットワークなど、大規模通信事業者やプロバイダと契約する個人などが管理するネットワークである。配下端末12a、12b等は、パソコンやスマートフォンなどのLAN接続可能な端末であり、中継装置11を通じてWAN16と接続する。
WAN16は、通信事業者ネットワークやインターネットなどであり、プロバイダや通信事業者が管理する外部DNSサーバ17が少なくとも二基、中継装置11から接続可能に設けられてある。このうち、プライマリとして用いられるものを外部プライマリDNSサーバ17a、セカンダリとして用いられるものを外部セカンダリDNSサーバ17bとする。
中継装置11は、通信部23によって中継されるLAN側ネットワークインターフェースとWAN側ネットワークインターフェースを有し、配下端末12の通信を中継する。DNSに関する名前の解決だけでなく、DHCPサーバなどの一般的ルータ機能を兼ね備えたホームゲートウェイであってもよい。その場合は、中継装置11には図示しないその他の機能を兼ね備える。中継装置11は、演算処理を行う制御部22と、データを記憶するメモリである記憶部21を有し、これらの環境で実行されるソフトウェア又はハードウェアとして実現されるDNS−Proxy機能部24を有する。記憶部21には、外部DNSサーバ17のアドレスと、それらのうちのどれを優先するかのフラグ部とが少なくとも記録されている。
記憶部21は揮発性メモリでも不揮発性メモリでもよいが、これらのアドレスとフラグは、いずれに記憶されていてもよい。ただし、書き換え可能であることが好ましく、電源再起動時には読み込み直すべきものであるため、不揮発性メモリでよい。フラグ部は、外部DNSサーバ17のアドレスの優先フラグとして作用するため、これらのデータはフラグ部とアドレスとが一体になったサーバリストテーブル35であってよい。その例を図2に示す。外部DNSサーバアドレスは、上記の外部DNSサーバ17(外部プライマリDNSサーバ17a、外部セカンダリDNSサーバ17b等)のアドレスであり、ルータでもある中継装置11がPPPoE接続する際にISP網を管理するサーバから取得したり、初期値として予め記録しておいたりすればよい。一方、上記フラグ部は、列挙されている複数のアドレスのうち、実際にDNSクエリーパケットを送出する1つのアドレスについてフラグ(図中「1」が優先、「0」が非優先)を立て、後述するトリガーに応じてDNS制御部31により変更される。
DNS−Proxy機能部24の機能は、DNS制御部31によって制御されるDNSリゾルバ部32と、DNSサーバ部33とからなる。DNSリゾルバ部32は、DNS制御部31から受信したDNSクエリーパケットを、上記フラグ部で優先される外部DNSサーバ17宛に送信し、それに対するDNSレスポンスをDNS制御部31に返す。DNSサーバ部33は、配下端末12から送信されたDNSクエリーパケットをDNS制御部31に渡し、DNS制御部31から渡されたDNSレスポンスを当該配下端末12に返送する、仮想的なDNSサーバとして振る舞う。ただし、DNSサーバ部33は、自身を指定するDNSサーバとして取り扱うアドレスを少なくとも2つ有しており、設定とともに記憶部21に記憶されている。仮に、登録されているアドレスが2つである場合、初期設定でプライマリとして配下端末12に通知するものを仮想プライマリDNSサーバ33a、セカンダリとして配下端末12に通知するものを仮想セカンダリDNSサーバ33bとして取り扱う。なお、3つ以上でもよいがここでは2つの場合を例にとり説明を続ける。
この中継装置11の動作を図3のフローを用いて説明する。
まず(S101)、中継装置11は、配下端末12に対して、プライマリDNSサーバのアドレスとして仮想プライマリDNSサーバ33aとなるアドレスを、セカンダリDNSサーバのアドレスとして仮想セカンダリDNSサーバ33bとなるアドレスを通知する複数アドレス通知手段121を実行する(S102)。配下端末12はそれに従って、プライマリDNSサーバとして、仮想プライマリDNSサーバ33aのアドレスを指定してDNSの名前の解決を試みる。仮想プライマリDNSサーバ33aのアドレス宛に名前の解決を試みて、応答が得られなければ、セカンダリDNSサーバとして登録してある仮想セカンダリDNSサーバ33bのアドレス宛に名前の解決を試みる。
これを前提として、中継装置11は、DNSクエリーパケットを受け取ったら(S103)、DNSサーバ部33であるソフトウェア的なインターフェースとなるその宛先が、仮想プライマリDNSサーバ33a宛か、仮想セカンダリDNSサーバ33bかによって対応を変える(S104)。仮想プライマリDNSサーバ33a宛であれば(S104−Yes)、DNSサーバ部33は通常の処理として、特に変更なく、DNS制御部31に当該DNSクエリーパケットを渡し、DNS制御部31は優先フラグの付された外部DNSサーバのアドレスをDNSリゾルバ部32に渡すDNSクエリー中継手段111を実行する(S106)。一方、仮想セカンダリDNSサーバ33b(3番目以降の仮想サーバのアドレスの場合も同様となる。)宛である場合(S104−No)、これをトリガーとして、上記のフラグ部に登録されている優先フラグを、次に優先されるアドレス(外部セカンダリDNSサーバ17b)に切り替える中継先サーバ切替手段122を実行する(S105)。この切り替えの後、同様に、DNS制御部31に当該DNSクエリーパケットを渡し、DNS制御部は優先フラグの付された外部DNSサーバのアドレスをDNSリゾルバ部32に渡すDNSクエリー中継手段111を同様に実行する(S106)。すなわち、外部セカンダリDNSサーバ17bを指定してDNSリゾルバ部32に渡されることになる。これでDNS制御部31の処理は一旦終了する(S107)。
なお、一度優先フラグを切り替えた後は、次に仮想セカンダリDNSサーバ33bのアドレス宛にDNSクエリーパケットが送られてきても、優先フラグをそれ以上変更する必要はない。外部DNSサーバがそれ以上設定されていなければ、当然に、それ以上修正しようがないからである。ただし、外部DNSサーバのアドレスが3つ以上登録されておりかつ、それに対応するDNSサーバ部33のアドレスが登録されていれば、3つめ以降のアドレスを指定したDNSクエリーパケットの受信をトリガーとして、より下位のアドレスへ優先フラグを変更してもよい。
DNSリゾルバ部32は指定された外部DNSサーバ17のアドレス(17a,17b)へ、DNSクエリーパケットを送出するDNSクエリー送出手段112を実行して問い合わせを行う。その後DNSレスポンスが返ってきたら、DNSリゾルバ部32は、DNS制御部31を介してDNSサーバ部33に当該DNSレスポンスを渡すDNSレスポンス中継手段113を実行し、DNSサーバ部33は、問い合わせ元の配下端末12へとDNSレスポンスを送信するDNSレスポンス送出手段114を実行する。
一旦優先フラグが切り替えられたら、同じ配下端末12aから次のDNSクエリーパケットが仮想セカンダリDNSサーバ33b宛に送信された場合と、他の配下端末12bからDNSクエリーパケットが仮想プライマリDNSサーバ33a宛に送信された場合との、いずれの場合でも、書き換えられた優先フラグに従って、外部セカンダリDNSサーバ17bに対してDNSの問い合わせを行い続ける。ただし、外部プライマリDNSサーバ17aが復旧することが見込まれる程度の時間が経過したら、外部プライマリDNSサーバ17aを優先するデフォルト状態に戻すことが好ましいため、1日程度の期間で優先フラグをリセットするとよい。
なお、リセット後も外部プライマリDNSサーバ17aがダウンしていた場合は、次に配下端末12が問い合わせたDNSクエリーパケットに対しても返答がないことになるので、同様に、配下端末12が仮想セカンダリDNSサーバ33b宛にDNSクエリーパケットを送出することとなる。結果、上記の処理が繰り返されて、再び外部セカンダリDNSサーバ17bが優先される処理が行われる。このため、外部DNSサーバのダウンからの復旧前にリセットされたとしても、配下端末12が受けるデメリットはほとんどない。
次に、図4に示す信号処理の概念図と、図5のシーケンス図により、この発明の実施形態における処理の変遷を具体的に説明する。
まず、中継装置11から配下端末12へ、DHCP機能によるアドレスの払い出しを行う(S201)。このとき、配下端末12に割り振るIPアドレスとともに、中継装置11自身を示す仮想プライマリDNSサーバ33aと仮想セカンダリDNSサーバ33bのアドレスも通知する複数アドレス通知手段121を実行する。配下端末12は仮想プライマリDNSサーバ33aをプライマリDNSサーバとして登録し、配下端末12のDNSリゾルバは、web閲覧にあたってこのプライマリDNSサーバとして登録した仮想プライマリDNSサーバ33aに対して名前の解決を求める(S202)。このDNSクエリーを受け取った中継装置11のDNSリゾルバ部32は、優先フラグがデフォルト状態なので外部プライマリDNSサーバ17a宛にこのクエリーを転送するDNSクエリー送出手段112を実行する(S203)。外部プライマリDNSサーバ17aに問題が無ければ、DNSクエリーに対するDNSレスポンスを配下端末12に送出するDNSレスポンス送出手段114を実行する(図示せず)。
ここで、外部プライマリDNSサーバ17aがダウンして、クエリーに対するレスポンスが来なかった場合(S204)、DNSリゾルバ部32はクエリーを再送する。瞬間的なエラーであればこれに対して応答があり上記のようにDNSレスポンスが返ってくるが、長時間に亘るダウンの場合は、規定回数の再送が行われても応答が返ってこない。所定時間が経過してもDNSレスポンスを受け取ることができなかった配下端末12は、処理自体がタイムアウトする前に、セカンダリDNSサーバとして登録してある仮想セカンダリDNSサーバ33bのアドレス宛にクエリーを再送する(S205)。このクエリーを受け取ったDNS制御部31は、これをDNSリゾルバ部32に渡す前に、サーバリストテーブル35の優先フラグを変更する中継先サーバ切替手段122を実行する(S206)。その上で、変更されたリストに従い、外部セカンダリDNSサーバ17b宛にこのDNSクエリーを転送するDNSクエリー送出手段112を実行する(S207)。ダウンしていない外部セカンダリDNSサーバ17bは、このDNSクエリーに対するDNSレスポンスをDNSリゾルバ部32に返し(S208)、中継装置11のDNSサーバ部33はこれを配下端末12のDNSリゾルバに返すDNSレスポンス送出手段114を実行する(S209)。
その後に、同一の配下端末12a、及び別の配下端末12bからの問い合わせがあったときの処理の概念図を図6に、シーケンス図を図7に示す。まず、最初に切り替えのトリガーとなった配下端末12aは、その後にDNSの名前の解決を行う場合は、引き続き仮想セカンダリDNSサーバ33bのアドレス宛に問い合わせを続ける(S211)。中継装置11は、サーバリストテーブル35のフラグ部が更新されたままなので、優先フラグの変更をそれ以上行うことなく、引き続き外部セカンダリDNSサーバ17bのアドレス宛に問い合わせを中継するDNSクエリー送出手段112を実行する(S212)。外部セカンダリDNSサーバ17bはこれに応答して(S213)、配下端末12aに待ち時間を余分にかけることなく応答が届く(S214)。
一方で、他の配下端末12bは、外部プライマリDNSサーバ17aがダウンしたことを把握していないため、デフォルト設定としてプライマリである仮想プライマリDNSサーバ33a宛に名前の解決を求める(S221)。これは特にトリガーとなるものではなく、DNSリゾルバ部32は変更後の優先フラグに従ってそのまま外部セカンダリDNSサーバ17bのアドレス宛にクエリーを転送する(S222)。その後の応答は同様である(S223,S224)。これにより、他の配下端末12bは外部プライマリDNSサーバ17aのダウンによる影響を受けることなく、また、特にそれを検知することなく、シームレスに外部セカンダリDNSサーバ17bを利用してサービスを受けることができる。
11 中継装置
12、12a、12b 配下端末
13 LAN
16 WAN
17 外部DNSサーバ
17a 外部プライマリDNSサーバ
17b 外部セカンダリDNSサーバ
21 記憶部
22 制御部
23 通信部
24 DNS−proxy機能部
31 DNS制御部
32 DNSリゾルバ部
33 DNSサーバ部
33a 仮想プライマリDNSサーバ
33b 仮想セカンダリDNSサーバ
35 サーバリストテーブル
111 DNSクエリー中継手段
112 DNSクエリー送出手段
113 DNSレスポンス中継手段
114 DNSレスポンス送出手段
121 複数アドレス通知手段
122 中継先サーバ切替手段

Claims (2)

  1. 自身を指定する仮想プライマリDNSサーバアドレスと、仮想セカンダリDNSサーバアドレスとを配下端末に通知し、
    通常時は上記配下端末から受信したDNSクエリーパケットを外部プライマリDNSサーバへ中継し、
    上記配下端末から上記仮想セカンダリDNSサーバアドレスへの問い合わせを受けると、以後のDNSクエリーパケットの中継先を外部セカンダリDNSサーバへと切り替える、DNS−proxy機能を有する中継装置。
  2. 自身を指定する複数の優先順位のある仮想DNSサーバアドレスにより、配下端末に対してDNSサーバとして振る舞い外部DNSサーバとの間の通信を中継するDNS−proxy機能部を有し、
    通信可能な上記外部DNSサーバのアドレスを複数保持し、
    上記外部DNSサーバのアドレスのうち、DNS−proxy機能部として優先的にアクセスするアドレスを指定可能なフラグ部を有し、
    LAN側の端末に上記仮想DNSサーバアドレスを複数個分通知する複数アドレス通知手段を実行し、
    上記優先順位が下位の上記仮想DNSサーバアドレスを指定したDNSクエリーパケットを受けると、上記フラグ部が指定する上記外部DNSサーバのアドレスの優先順位を下位のものに変更する中継先サーバ切替手段を実行する、DNS−proxy機能を有する中継装置。
JP2014077864A 2014-04-04 2014-04-04 DNS−Proxy機能を有する中継装置 Active JP5800945B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014077864A JP5800945B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 DNS−Proxy機能を有する中継装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014077864A JP5800945B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 DNS−Proxy機能を有する中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5800945B1 JP5800945B1 (ja) 2015-10-28
JP2015201688A true JP2015201688A (ja) 2015-11-12

Family

ID=54477684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014077864A Active JP5800945B1 (ja) 2014-04-04 2014-04-04 DNS−Proxy機能を有する中継装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5800945B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021145219A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 日本電気株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、及び通信プログラム
CN116708285A (zh) * 2022-12-08 2023-09-05 荣耀终端有限公司 一种网络管理的方法、设备和系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734683B1 (en) * 2000-07-11 2010-06-08 Nokia Corporation Method for providing a DNS server address list from a server to a client
WO2013060567A1 (en) * 2011-10-24 2013-05-02 Alcatel Lucent A method for sip proxy failover
US8799518B2 (en) * 2012-04-04 2014-08-05 Verisign, Inc. Process for selecting an authoritative name server
EP2800343A1 (en) * 2012-03-07 2014-11-05 Huawei Device Co., Ltd. Message processing method, device and system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734683B1 (en) * 2000-07-11 2010-06-08 Nokia Corporation Method for providing a DNS server address list from a server to a client
WO2013060567A1 (en) * 2011-10-24 2013-05-02 Alcatel Lucent A method for sip proxy failover
EP2800343A1 (en) * 2012-03-07 2014-11-05 Huawei Device Co., Ltd. Message processing method, device and system
US8799518B2 (en) * 2012-04-04 2014-08-05 Verisign, Inc. Process for selecting an authoritative name server

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021145219A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 日本電気株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、及び通信プログラム
CN116708285A (zh) * 2022-12-08 2023-09-05 荣耀终端有限公司 一种网络管理的方法、设备和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5800945B1 (ja) 2015-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Cheshire et al. Nat port mapping protocol (nat-pmp)
TWI516070B (zh) 具有私人IPv4可達性之改良雙堆疊精簡方案
JP5551247B2 (ja) マルチnat64環境のための方法及びホストノード
US10447649B2 (en) Incompatible network gateway provisioned through DNS
US20130227167A1 (en) Distributing transmission of requests across multiple ip addresses of a proxy server in a cloud-based proxy service
US20120011230A1 (en) Utilizing a Gateway for the Assignment of Internet Protocol Addresses to Client Devices in a Shared Subset
US10771390B2 (en) Techniques for optimizing egress tunnel router failure scenarios in intelligent wide area networks
US8917629B2 (en) Method and apparatus for detecting devices on a local area network
JP4820780B2 (ja) 接続先移行方法及び接続先移行システム
JP6558492B2 (ja) ネットワークアドレス変換装置、設定要求装置、通信システム、通信方法およびプログラム
WO2012136006A1 (zh) 多归属站点内主机的路由选择方法和装置
JP5800945B1 (ja) DNS−Proxy機能を有する中継装置
JP5818272B2 (ja) ホームゲートウェイ装置およびパケット転送方法
JP2017038218A (ja) 通信システムおよび設定方法
JP2015220483A (ja) DNS−Proxy機能を有する中継装置
CA3172416A1 (en) Apparatus and method for establishing and maintaining ds-lite tunnel
US20110235641A1 (en) Communication apparatus, method of controlling the communication apparatus,and program
JP6014068B2 (ja) 中継装置及び中継方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2018061148A (ja) 通信装置、中継装置、通信システム、及び通信方法
CN113630444A (zh) 一种基于开放虚拟网络的集群工作方法和装置
Cheshire et al. RFC 6886: Nat port mapping protocol (NAT-PMP)
US8023407B2 (en) Redundancy in a communication network
US11201851B2 (en) Information processing device and non-transitory computer readable medium
JP2012175622A (ja) マルチホーム接続環境におけるルータ、プログラム及び方法
JP7347810B2 (ja) ホームゲートウェイ、システム、ホームゲートウェイの方法、及びホームゲートウェイのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5800945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250