JP2015198936A - 肥満を治療するための十二指腸スリーブ - Google Patents

肥満を治療するための十二指腸スリーブ Download PDF

Info

Publication number
JP2015198936A
JP2015198936A JP2015076468A JP2015076468A JP2015198936A JP 2015198936 A JP2015198936 A JP 2015198936A JP 2015076468 A JP2015076468 A JP 2015076468A JP 2015076468 A JP2015076468 A JP 2015076468A JP 2015198936 A JP2015198936 A JP 2015198936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
absorption
region
food
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015076468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6519738B2 (ja
Inventor
エフ マックグーキン ジュニア ジェイムズ
James F Mcguckin Jr
エフ マックグーキン ジュニア ジェイムズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rex Medical LP
Original Assignee
Rex Medical LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rex Medical LP filed Critical Rex Medical LP
Publication of JP2015198936A publication Critical patent/JP2015198936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6519738B2 publication Critical patent/JP6519738B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/0003Apparatus for the treatment of obesity; Anti-eating devices
    • A61F5/0013Implantable devices or invasive measures
    • A61F5/0076Implantable devices or invasive measures preventing normal digestion, e.g. Bariatric or gastric sleeves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
    • A61F2002/045Stomach, intestines

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】肥満を治療するための最小侵襲完全可逆装置および方法を提供する。
【解決手段】患者の十二指腸内に挿入されるスリーブを含む、患者の十二指腸の壁を通しての食物の吸収を制限することによって肥満を治療するための装置。スリーブは、複数の第1のブロック領域、および複数の第1の食物吸収領域を含み、第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、第1のブロック領域は一緒に第1の総合ブロック領域を構成する。第1の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、第1の食物吸収領域は一緒に第1の総合吸収領域を構成する。
【選択図】図1

Description

本願は、出典を明示することによってその内容全体を本願の開示内容の一部とする2014年4月5日に出願された米国仮特許出願第61/975,764号からの優先権を主張する。
本発明は、肥満を治療するためのスリーブに関し、より詳しくは、食物の吸収を制限するために十二指腸に配置されるスリーブに関する。
十二指腸は、幽門から空腸まで延びる小腸の近位部分である。十二指腸は、ほとんどの化学的消化が起こる小腸の最も短い経路であり、代表的には、長さが10〜15インチ(25.4〜38.1cm)である。十二指腸の上部は、肝臓に接続されている。下部は、左方に移行する。膵管および総胆管は、大十二指腸乳頭を通して十二指腸の下行部に入る。十二指腸の上行部は、十二指腸空腸曲で空腸に接合する。
十二指腸の内側で、胃からの酸消化粥、肝臓および胆嚢からの胆汁、膵液、および、腸液の混合が起こる。十二指腸内へ酸消化粥が入ると、胆嚢からの胆汁の放出、および膵臓による膵液の分泌がもたらされる。
十二指腸は、酵素を用いた小腸内での食物の分解を大きく担う。十二指腸はまた、ホルモンの経路を介して胃を空にする速度を調節する。幽門が開き、さらなる消化のために胃の酵素を十二指腸内に放出するときに存在する酸性および脂肪の刺激に応答して、セクレチンおよびコレシストキニンが、十二指腸上皮の細胞から放出される。これらによって、肝臓および脾臓は、十二指腸内に、胆汁を放出し、膵臓は、重炭酸塩、および、トリプシン、リパーゼ、アミラーゼのような消化酵素を放出する。
肥満の発生率が、世界的に増大し続けている。肥満は、30よりも大きい肥満度指数に関して定義されてきた。ここで、肥満度指数は、キログラム単位の体重をメートル単位の身長の二乗で割ったものとして定義される。(体重過多は、25を超える肥満度指数として定義される。)肥満は、高血圧、糖尿病、或る形態の癌、冠状動脈疾患、発作、うっ血性心不全、および、静脈疾患のような多くの深刻な健康状態を引き起こすことがある。肥満はまた、整形外科的問題、皮膚的問題、および、呼吸困難を引き起こすことがある。
肥満を治療するために、現在、種々の方法が利用されている。一般的に、これらの方法は、2つのカテゴリーに分類される。すなわち、食物摂取を制限する方法、または、カロリー吸収を減らすために、小腸の解剖学的構造を変更するか、あるいは、小腸を越えた個人の食物摂取の蠕動を切り替える方法である。
仕切りによって胃を減らす、または、患者によって所望される食物の量、および、小腸管によって吸収される量を減らすために、大腸、または、小腸、または、胃の一部をステープリングするか、あるいは、しばること等によりパイパスするいくつかの方法が設計されている。胃バンド形成術では、胃の一部を収縮させるための調節可能なバンドが、胃の外側に配置される。より迅速に満腹刺激を起動させることにより、あるいは、個人が消化できる食物の量を制限することによって、個人のカロリー摂取を減らすかかる治療が設計されている。胃の制限により、個人が十分な栄養を摂取することができないために、合併症が生ずることがある。
腹腔鏡的バンド形成方法、および垂直バンド形成胃形成術が開発されてきた。これらの方法は、開放手術に比べて、最小侵襲性手術の利点を提供するけれども、実行することが複雑で、ときには利用できないことがあり、さらに、十分な栄養を消化できない期間が長いため、有害作用をもたらすことがある。
さらに、肥満を治療するためのこれらの外科処置の多くは、非可逆的であるという欠点を有する。
本発明は、肥満を治療するための最小侵襲性完全可逆性装置および方法を有利に提供する。本装置および方法は、十二指腸からの食物吸収を制限し、それによって、体重の減少をもたらす。本装置は、最小侵襲的に有利に挿入され、消化系の再構築手術を必要とせず、容易に除去可能である。本治療方法はまた、一連の装置が、十二指腸からの食物吸収を能動的に制御し、維持するように選択的に挿入することができるので、調節可能である。
さらに詳しくは、第1の観点によれば、本発明は、患者の十二指腸の壁を通しての食物の吸収を制限することによって肥満を治療するための装置を提供する。該装置は、患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされたスリーブを含み、前記スリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間部分と、を有する。前記スリーブは、複数の第1のブロック領域と、複数の第1の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第1のブロック領域は一緒に第1の総合ブロック領域を構成し、前記第1の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第1の食物吸収領域は一緒に第1の総合吸収領域を構成する。
いくつかの実施形態では、前記第1のブロック領域は、複数の螺旋部分を含み、前記第1の食物吸収領域は、前記螺旋部分の間の複数の間隙を含む。前記スリーブは、近位領域および/または遠位領域に、前記スリーブを回収するための回収構造を含むのがよい。
いくつかの実施形態では、前記スリーブは、二重螺旋形状を有する螺旋形状の形態である。
いくつかの実施形態では、前記スリーブの中間部分は、前記近位部分の横方向寸法よりも小さい横方向寸法を有し、前記中間部分は、患者の括約筋に隣接して位置決めされるようになっている。
前記第1のブロック領域のいくつかは、前記第1のブロック領域の他の寸法と異なる寸法を有する。
前記第1のブロック領域は、内部支持体上に位置決めされた被覆材料によって形成されており、前記第1の吸収領域は、前記被覆材料に形成された複数の細孔によって形成されている。いくつかの実施形態では、前記内部支持体は、一連の螺旋を含む。他の実施形態では、前記内部支持体は、メッシュ材料を含む。
本発明のもう1つの観点によれば、患者の十二指腸の壁を通しての食物の吸収を制限することによって肥満を治療するための第1の装置および第2の装置を含むキットが提供される。該キットは、
患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされた第1のスリーブを含む第1の装置を含み、前記第1のスリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間部分と、を有し、前記スリーブは、複数の第1のブロック領域と、複数の第1の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第1のブロック領域は一緒に第1の総合ブロック領域を構成し、前記第1の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第1の食物吸収領域は一緒に第1の総合吸収領域を構成し、
患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされた第2のスリーブを含む第2の装置をさらに含み、前記第2のスリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間部分と、を有し、前記スリーブは、複数の第2のブロック領域と、複数の第2の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第2のブロック領域は一緒に第2の総合ブロック領域を構成し、前記第2の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第2の食物吸収領域は一緒に第2の総合吸収領域を構成し、前記第2の総合ブロック領域は、前記第1の総合ブロック領域よりも大きく、前記第2の総合吸収領域は、前記第1の総合吸収領域よりも小さい。
いくつかの実施形態では、前記第1の吸収領域は、前記第1のスリーブの第1の被覆材料に第1の複数の細孔を含み、前記第2の吸収領域は、前記第2のスリーブの第2の被覆材料に第2の複数の細孔を含む。いくつかの実施形態では、前記第1の複数の細孔の細孔の数は、前記第2の複数の細孔の細孔の数よりも多い。いくつかの実施形態では、前記第1の複数の細孔の細孔の寸法は、前記第2の複数の細孔の細孔の寸法よりも大きい。いくつかの実施形態では、前記第1のブロック領域は、第1の複数の螺旋部分を含み、前記第2のブロック領域は、第2の複数の螺旋部分を含む。いくつかの実施形態では、前記第1の複数の螺旋部分の螺旋部分の幅は、前記第2の複数の螺旋部分の螺旋部分の幅よりも小さい。いくつかの実施形態では、前記第1の複数の螺旋部分の螺旋部分のピッチは、前記第2の複数の螺旋部分の螺旋部分のピッチよりも大きい。
本発明は、もう1つの観点によれば、肥満を治療するための方法であって、該方法は、
一連のブロック領域、および一連の非ブロック領域を有するスリーブを準備し、
前記スリーブを十二指腸内に挿入し、
十二指腸の壁を通しての食物吸収が、前記一連のブロック領域によって阻止され、前記一連の非ブロック領域によって許容されるように、十二指腸内に前記スリーブを残す、ことを含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、一定時間後、前記スリーブを除去する段階をさらに含む。いくつかの実施形態では、本方法は、除去されたスリーブの総合ブロック領域と異なる総合ブロック領域を有する第2のスリーブを挿入する段階をさらに含む。
本発明が関する技術の当業者が、本願に開示されている外科装置の製造および使用の仕方をより容易に理解するように、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して以下で詳細に説明する。
十二指腸に位置決めされて示された本発明の十二指腸スリーブの第1の実施形態の斜視図である。 本発明のスリーブの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 十二指腸に位置決めされて示された本発明のスリーブのもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 十二指腸に位置決めされて示された本発明のスリーブのさらにもう1つの代替実施形態の側面斜視図である。 2つの異なるスリーブを収容した本発明の第1のキットの斜視図である。 2つの異なるスリーブを収容した本発明の第2のキットの斜視図である。
同じ参照番号は、本願に開示されている装置の同様な構造的特徴を同定している添付図面を参照すると、図1には、本発明の1つの実施形態による十二指腸スリーブが示されており、全体的に参照番号10で指示されている。図示されているように、スリーブ10は、患者の十二指腸内に位置決めされる。十二指腸スリーブ10は、十二指腸または近位の幽門の壁からの分散により血管壁によって吸収される食物の量を制限するように位置決めされ、構成されている。すなわち、スリーブ10は、吸収領域を制限し、より少ない食物が吸収され、したがって、吸収されなかった食物は、小腸を通過して、体外に出る。換言すれば、スリーブがなければ、所与の量の食物が、腸壁を通して吸収されることになるであろうし、スリーブがあれば、より少ない量の食物が壁を通して吸収されるようになる。吸収される食物の量は、十二指腸の壁を塞ぐスリーブの総面積に依存する。このことは、以下で詳細に説明される。
スリーブは、螺旋形状に形成され、第1の近位部分12および第2の遠位部分14を有する本体で構成されている。スリーブ10は、金属またはプラスチック材料で形成することができる。螺旋(コイル)16は、十二指腸の壁を塞ぎ、したがって、十二指腸2からの食物の吸収を妨げる。螺旋16は、本願に開示されているその他のスリーブと同様に、スリーブを所定位置に保持するために、十二指腸壁に半径方向力を及ぼす。食物の吸収は、螺旋バンド16の間の空間または間隙18に制限される。したがって、コイルまたは螺旋は各々、ブロック領域を形成し、総合ブロック領域は、すべてのコイルの総表面積である。逆に、総合食物吸収領域は、コイルの間の総面積によって定義される。なぜならば、食物は、この領域の十二指腸壁を通して吸収されるからである。
スリーブ10は、肥満を治療するための一時的な装置を有利に提供するように除去可能である。除去可能性はまた、異なる構造のスリーブの利用を可能にする。これは、以下で詳細に説明される。その結果、スリーブ10、または、本願に開示されている任意の他のスリーブは、所望ならば、限られた時間、身体内に配置することができる。食物吸収の欠如により、または、他の理由により、合併症が生じるならば、スリーブ10は、容易に除去することができる。
スリーブは、いくつかの実施形態では、図2のスリーブ10’の近位部分12’の回収構造17、および、遠位部分14’の回収構造19のような回収構造を有するのがよい。この実施形態では、回収構造17、19は、回収ツールによって掴むことができるフックの形態である。このように、スリーブ10’は、十二指腸から容易に除去することができ、それによって、肥満を治療するための一時的な装置を有利に提供する。他のすべての点では、スリーブ10’は、スリーブ10と同じである。
図2Aの実施形態では、回収構造は、フックではなく、ボールチップの形態である。さらに詳しくは、スリーブ20は、近位部分22と、遠位部分24と、中間部分26と、を有する。スリーブ20を除去するために回収ツールによって掴むように、ボールチップ27が近位部分22に設けられ、ボールチップ29が遠位部分24に設けられている。フック、ボール、あるいは、他の回収構造が、本願に開示されている任意のスリーブと共に利用できることに留意されたい。他のすべての点では、スリーブ20は、スリーブ10と同じである。
スリーブの螺旋の間の空間の量は、食物吸収量を決定し、吸収される食物の量を調節するように調節することができる。すなわち、食物は、スリーブによってブロックされていない十二指腸壁、すなわち、ここで定義されている非ブロック領域または食物吸収領域を通してだけ吸収されるので、スリーブの構成および/または幾何学的形状は、所望の量の食物ブロックおよび吸収を達成するために変化させるのがよい。換言すれば、スリーブの表面積が大きければ大きいほど、体重の損失はそれだけますます大きくなる。このように、最良のスリーブの幾何学的形状を選択することによって、所望の食物吸収量を調節することができ、或る例では、所望のように食物吸収量が次第に増大されるまたは減少されるように、次第に大きくなる、または小さくなる食物吸収領域(螺旋の間の間隙)のスリーブに交換することができる。例えば、肥満を漸次的に治療するために、比較的により大きな量の食物が吸収されるように、挿入される初期スリーブを、より大きな間隙を有するスリーブとすることができる。一定時間後、そのスリーブを除去し、より少ない食物が吸収されるように、より小さな間隙(より幅の広い螺旋)を有するスリーブに交換する。第2のスリーブを除去し、より一層少ない食物が吸収されるように、より一層小さい間隙を有するスリーブと交換することができる。より小さい間隙を有することによって、より小さい総合非ブロック領域が提供され、より大きいブロック領域が提供される。逆に、より大きい間隙を有することによって、より大きい総合非ブロック領域(そして、より小さいブロック領域が)が提供され、より大きい吸収とより小さい体重損失を可能にする。したがって、より小さい間隙のスリーブから開始し、より大きい間隙のスリーブと交換することも考えられる。要約すると、
螺旋の幅または数がより大きいと、吸収は減少し、体重損失はより大きくなり、
螺旋の幅または数がより小さいと、吸収は増大し、体重損失はより小さくなり、
螺旋の間の間隙がより大きいと、吸収は増大し、体重損失はより小さくなり、
螺旋の間の間隙がより小さいと、吸収は減少し、体重損失はより大きくなる。
図3は、食物吸収のためのより小さい間隙を作るようにより厚い(より幅広の)螺旋を有するスリーブの例である。図示されているように、スリーブ21の螺旋バンド23の幅W2は、図1および図2Bのスリーブ10(または10’)の螺旋バンド16(または16’)の幅W1よりも大きい。これにより、より少ない食物吸収およびより大きな体重損失のためのより小さな間隙28が提供される。
スリーブの各々は、均一な構成で示されているけれども、コイル巻き部分のピッチおよび/または幅は、異なる吸収速度をもつスリーブの領域を提供するように、個々のスリーブで変化してもよいことも考えられることを理解すべきである。
図4の実施形態では、スリーブ30は、近位部分32と、遠位部分34と、中間部分36と、を有する。中間部分36は、括約筋の狭められた径を収容するように低減された径を有する。他のすべての点では、スリーブ30は、スリーブ10と同じであり、すなわち、間に間隙38を備える螺旋部分37を有する。
食物吸収の量に影響を及ぼすために、間隙(非ブロック領域)を調節するもう1つの方法は、螺旋のピッチを変えることである。すなわち、螺旋の幅を変える代わりに、螺旋の間のスペースを変えることで、より大きいまたは小さい間隙を作る。これは、例えば、図5の実施形態に示されており、図5の実施形態では、ピッチは、スリーブ40の螺旋42の間の間隙46が、図2Bの実施形態のスリーブの螺旋の間の間隙よりも小さくなるように、減少されている。このように、より大きな体重損失をもたらす減少された食物吸収が達成される。他のすべての点では、スリーブ40は、スリーブ10と同じである。
図6Aの代替実施形態では、スリーブ50は、各々の螺旋が同じ方向に巻回された二重螺旋52および54の形態であり、螺旋52、54の間の間隙は、参照番号56で指示されている。螺旋の幅および/またはピッチを変えることで、上述したように、食物吸収を調節することができる。図6Bの代替実施形態では、螺旋72、74が反対方向に巻回されてスリーブ70を形成する二重螺旋構造が提供される。間隙76は、食物吸収のための非ブロック領域を構成する。
本願に記載されているスリーブは、金属材料、または、プラスチックのような非金属材料で形成されるのがよい。さらに、本願に記載されているスリーブは、除去を容易にするためのフック、ボールチップ、あるいは、その他の回収構造を備えるのがよい。さらに、スリーブは、異なる横断面形状寸法の領域を有してもよい。
好ましくは、スリーブは、十二指腸の内径よりもわずかに大きい通常状態の横断面形状寸法(または径)を有する。送達のために、スリーブは、送達装置内に配置され、送達のための低い輪郭を提供するより小さい横断面寸法形状に圧縮される。送達装置は、十二指腸内にまたは十二指腸に隣接して前進される。送達装置(およびスリーブ)は、いくつかの実施形態では、経口的に前進されるのがよい。スリーブは、送達装置から露出され、次いで、その通常の横断面寸法形状に拡張する。通常状態で、十二指腸壁の内径よりもわずかに大きいので、スリーブは、十二指腸壁に十分な半径方向力を与え、それによって、十二指腸内に保持される。
代替実施形態では、本願に記載されている十二指腸スリーブは、螺旋上に配置される外側スリーブを含むのがよい。これは、例えば、図7の実施形態に示されている。スリーブ60は、内部螺旋部分62、および外部被覆材料64を有する。被覆材料64は、種々の知られた方法で螺旋部分に取り付けられる。螺旋部分は、それによって、被覆材料64のための支持部分(内部支持体)を形成する。細孔(pores)66が、被覆材料64に、好ましくは、螺旋65の間の領域に形成されるが、細孔66は、図示されているように被覆材料のすべての部分に形成されてよい。食物吸収の量を調節し、体重損失を調整するために、細孔の寸法および/数を変えてもよい。例えば、細孔の数がより多いと、食物吸収は増大し、体重損失は減少する。逆に、孔の数がより少ないと、食物吸収は減少し、体重損失は増大する。細孔の寸法が大きくなると、食物吸収は増大し、体重損失は減少する。その結果、本願に記載されているように、患者のために種々の時間で食物吸収の量を調節することによって体重損失を制御するために、種々の被覆材料の細孔を有する異なるスリーブを使用することができる。要約すると、
細孔の数がより多いと、吸収は増大し、体重損失は減少し、
細孔の数がより少ないと、吸収は減少し、体重損失は増大し、
細孔の寸法がより大きいと、吸収は増大し、体重損失は減少し、
細孔の寸法がより小さいと、吸収は減少し、体重損失は増大する。
細孔は、被覆材料の異なる部分で変わってよいことに留意されたい。
螺旋部分は、被覆部分64のための支持体を提供する。1つの代替実施形態では、被覆材料64内にステントが位置決めされてもよい。もう1つの代替実施懈怠では、メッシュ材料が、被覆部分64のための内部支持構造を提供してもよい。これは、図8に示されており、メッシュ70が、被覆材料74を支持する。被覆材料72中の細孔が、図7の実施形態におけるように食物吸収を可能にする。
上記の仕方で、いくつかの例では、より幅広の螺旋が、より大きい体重損失をもたらすようにより幅広の壁被覆領域を提供し、より幅狭の螺旋が適度な体重損失に対比され、より小さい壁被覆領域を作り出すさらにより幅狭の螺旋が維持のために利用されるように、体重損失を監視することができる。かくして、最小侵襲手術を用いて、かつ完全に可逆的な仕方で、制御された体重損失を達成することができる。
図9および図10は、本発明の上記の吸収調節性を達成するために利用されるキットの例を示している。図9のキットでは、両方が螺旋部分を有する2つのスリーブが提供される。2つのスリーブは、異なる幅の螺旋を有する点で、異なっている。例えば、キットは、図1のスリーブ10と、図3のスリーブ21とを含むのがよい。このようにして、より大きな体重損失が望まれる場合には、スリーブ10を患者の身体から回収して、螺旋またはコイル巻き部分の間により小さい間隙があるように、スリーブ21を十二指腸内に挿入することができる。より小さい体重損失が望まれる場合には、スリーブ21を除去して、スリーブ10に交換することができる。図10のキットの例では、2つのスリーブ84、94は、コイル巻き部分82、92と、それぞれ、コイル巻き部分を覆う被覆材料84、94と、を含む。2つのコイル巻き部分は同じであるが、これらのスリーブは、細孔の量および寸法が異なっているために、異なっている。スリーブ80では、細孔は、スリーブ90の細孔よりも大きく、数が多い。このようにして、より大きな体重損失が望まれる場合には、スリーブ80を患者の身体から回収して、食物吸収のためのより小さい孔があるように、スリーブ90を十二指腸内に挿入することができる。より小さい体重損失が望まれる場合には、スリーブ90を除去して、スリーブ80に交換することができる。
使用に際して、スリーブ送達装置は、好ましくは、経口的に挿入され、十二指腸内に前進される。十二指腸内にスリーブを配置するために、送達装置を引っ込めて、スリーブを露出させる(あるいは、送達装置から外へ遠位方向にスリーブを移動させる)。いくつかの実施形態では、送達装置は、スリーブの前進および配置中視覚化を提供するための内視鏡を含むのがよい。
上記のスリーブは、代替的には、空腸接近により、あるいは、開放手術により挿入してもよい。
本発明の装置および方法を好ましい実施形態に関して説明してきたけれども、当業者は、添付の特許請求の範囲の記載により定められた本発明の精神および範囲を逸脱することなく、これらの好ましい実施形態に対して変形および変更を行うことができることを理解するであろう。
10、10’、20、21、40、50、60、70、80、90 スリーブ
16、16’、23、37、52,54、62、65、72、74、82、92 螺旋(コイル)
18、18’、28,38、46、56、76 間隙
17、19 回収フック
27、29 回収ボールチップ
64,72 被覆材料
66 細孔
70 メッシュ

Claims (16)

  1. 患者の十二指腸の壁を通しての食物の吸収を制限することによって肥満を治療するための装置であって、該装置は、患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされたスリーブを含み、前記スリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間ブ部と、を有し、前記スリーブは、複数の第1のブロック領域と、複数の第1の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第1のブロック領域は一緒に第1の総合ブロック領域を構成し、前記第1の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第1の食物吸収領域は一緒に第1の総合吸収領域を構成する、ことを特徴とする装置。
  2. 前記第1のブロック領域は、複数の螺旋部分を含み、前記第1の食物吸収領域は、前記螺旋部分の間の複数の間隙を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記スリーブは、近位領域および遠位領域の一方または両方に、前記スリーブを回収するための回収構造を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記スリーブは、二重螺旋形状を有する螺旋形状を含む、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記スリーブの中間部分は、前記近位部分の横方向寸法よりも小さい横方向寸法を有し、前記中間部分は、患者の括約筋に隣接して位置決めされるようになっている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記第1のブロック領域のいくつかは、前記第1のブロック領域の他の寸法と異なる寸法を有する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記第1のブロック領域は、内部支持体上に位置決めされた被覆材料によって形成されており、前記第1の吸収領域は、前記被覆材料に形成された複数の細孔によって形成されている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記内部支持体は、一連の螺旋を含む、ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記内部支持体は、メッシュ材料を含む、ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 患者の十二指腸の壁を通しての食物の吸収を制限することによって肥満を治療するための第1の装置および第2の装置を含むキットであって、該キットは、
    患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされた第1のスリーブを含む第1の装置を含み、前記第1のスリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間部分と、を有し、前記スリーブは、複数の第1のブロック領域と、複数の第1の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第1のブロック領域は一緒に第1の総合ブロック領域を構成し、前記第1の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第1の食物吸収領域は一緒に第1の総合吸収領域を構成し、
    患者の十二指腸内に挿入されるように構成され、寸法形状決めされた第2のスリーブを含む第2の装置をさらに含み、前記第2のスリーブは、近位部分と、遠位部分と、前記近位部分と前記遠位部分との間の中間部分と、を有し、前記スリーブは、複数の第2のブロック領域と、複数の第2の食物吸収領域と、を含み、前記第1のブロック領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を阻止する壁被覆を提供し、前記第2のブロック領域は一緒に第2の総合ブロック領域を構成し、前記第2の食物吸収領域は、十二指腸壁を通しての食物吸収を可能にする十二指腸への接近を提供し、前記第2の食物吸収領域は一緒に第2の総合吸収領域を構成し、前記第2の総合ブロック領域は、前記第1の総合ブロック領域よりも大きく、前記第2の総合吸収領域は、前記第1の総合吸収領域よりも小さい、ことを特徴とするキット。
  11. 前記第1の吸収領域は、前記第1のスリーブの第1の被覆材料に第1の複数の細孔を含み、前記第2の吸収領域は、前記第2のスリーブの第2の被覆材料に第2の複数の細孔を含む、ことを特徴とする請求項10に記載のキット。
  12. 前記第1の複数の細孔の細孔の数は、前記第2の複数の細孔の細孔の数よりも多い、ことを特徴とする請求項11に記載のキット。
  13. 前記第1の複数の細孔の細孔の寸法は、前記第2の複数の細孔の細孔の寸法よりも大きい、ことを特徴とする請求項11に記載のキット。
  14. 前記第1のブロック領域は、第1の複数の螺旋部分を含み、前記第2のブロック領域は、第2の複数の螺旋部分を含む、ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載のキット。
  15. 前記第1の複数の螺旋部分の螺旋部分の幅は、前記第2の複数の螺旋部分の螺旋部分の幅よりも小さい、ことを特徴とする請求項14に記載のキット。
  16. 前記第1の複数の螺旋部分の螺旋部分のピッチは、前記第2の複数の螺旋部分の螺旋部分のピッチよりも大きい、ことを特徴とする請求項14または15に記載のキット。
JP2015076468A 2014-04-05 2015-04-03 肥満を治療するための十二指腸スリーブ Active JP6519738B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461975764P 2014-04-05 2014-04-05
US61/975,764 2014-04-05
US14/628,227 US10172735B2 (en) 2014-04-05 2015-02-21 Duodenum sleeve for treating obesity
US14/628,227 2015-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015198936A true JP2015198936A (ja) 2015-11-12
JP6519738B2 JP6519738B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=52807685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015076468A Active JP6519738B2 (ja) 2014-04-05 2015-04-03 肥満を治療するための十二指腸スリーブ

Country Status (3)

Country Link
US (3) US10172735B2 (ja)
EP (1) EP2926777B1 (ja)
JP (1) JP6519738B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10507128B2 (en) * 2015-11-17 2019-12-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for reducing absorption
CN112932754A (zh) * 2021-02-03 2021-06-11 上海睦虞医疗科技有限公司 一种小肠营养隔离减肥管

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110118650A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-19 Anteromed, Inc. Method and apparatus for treating obesity and controlling weight gain and absorption of glucose in mammals
WO2011099940A1 (en) * 2010-02-11 2011-08-18 National University Of Singapore System, device, and process for modifying absorption of matter by a gastrointestinal wall
US20120065651A1 (en) * 2010-07-19 2012-03-15 Surag Mantri Gastro-intestinlal compression device
JP2013520282A (ja) * 2010-02-25 2013-06-06 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド ヒドロゲルを使用して病的肥満を治療するための装置
WO2013087096A1 (en) * 2011-12-13 2013-06-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoluminal sleeve device and methods for deploying an endoluminal sleeve in the gi tract
JP2014014709A (ja) * 2007-04-13 2014-01-30 Gore Enterprise Holdings Inc 医療装置及びそれを生産する方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248122B1 (en) 1999-02-26 2001-06-19 Vascular Architects, Inc. Catheter with controlled release endoluminal prosthesis
US6675809B2 (en) * 2001-08-27 2004-01-13 Richard S. Stack Satiation devices and methods
US7220237B2 (en) 2002-10-23 2007-05-22 Satiety, Inc. Method and device for use in endoscopic organ procedures
US7037344B2 (en) 2002-11-01 2006-05-02 Valentx, Inc. Apparatus and methods for treatment of morbid obesity
US8070743B2 (en) * 2002-11-01 2011-12-06 Valentx, Inc. Devices and methods for attaching an endolumenal gastrointestinal implant
US7025791B2 (en) * 2002-12-02 2006-04-11 Gi Dynamics, Inc. Bariatric sleeve
US8585771B2 (en) * 2004-02-26 2013-11-19 Endosphere, Inc. Methods and devices to curb appetite and/or to reduce food intake
US8252009B2 (en) 2004-03-09 2012-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Devices and methods for placement of partitions within a hollow body organ
DE102005016103B4 (de) * 2005-04-08 2014-10-09 Merit Medical Systems, Inc. Duodenumstent
US20090024152A1 (en) * 2007-07-17 2009-01-22 Searete Llc, A Limited Liability Corporation Of The State Of Delaware Custom-fitted blood vessel sleeve
WO2008147582A2 (en) 2007-05-29 2008-12-04 Cvdevices, Llc Devices, systems and methods for organ restriction
US20080065136A1 (en) 2006-08-30 2008-03-13 Andrew Young Distender device and method for treatment of obesity and metabolic and other diseases
AU2009208951A1 (en) * 2008-02-01 2009-08-06 Medical And Surgical Review, P.C. Methods and devices for anchoring a gastroenterologic sleeve
US8226593B2 (en) 2008-04-09 2012-07-24 E2 Llc Pyloric valve
JP2011529733A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 コーネル ユニヴァーシティー 体内管腔又は体腔内の病変又は異常の三次元露出がもたらされるように、体内管腔又は体腔の側壁を真っすぐに伸ばし、平坦化するための、及び/又は器具を前記体内管腔又は体腔に対して安定させるための方法と装置
EP2414026A2 (en) 2009-03-31 2012-02-08 Onciomed, Inc. Method and apparatus for treating obesity and controlling weight gain using self-expanding intragastric devices
JP2012522595A (ja) 2009-04-03 2012-09-27 メタモディクス インコーポレイテッド モジュール式消化管用人工器官
WO2011044486A1 (en) 2009-10-09 2011-04-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Stomach bypass for the treatment of obesity
EP2563289B1 (en) 2010-04-30 2017-08-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Duodenal metabolic stent
US9526648B2 (en) * 2010-06-13 2016-12-27 Synerz Medical, Inc. Intragastric device for treating obesity
CA2902775C (en) * 2013-02-28 2017-11-28 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices for use along the biliary and/or pancreatic tract
US20140276337A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 MetaTech Life Sciences, LLC Implantable Devices with Delivery Systems and Methods for Blocking Digestive Neurohormonal Pathways in Mammals

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014014709A (ja) * 2007-04-13 2014-01-30 Gore Enterprise Holdings Inc 医療装置及びそれを生産する方法
US20110118650A1 (en) * 2009-11-18 2011-05-19 Anteromed, Inc. Method and apparatus for treating obesity and controlling weight gain and absorption of glucose in mammals
WO2011099940A1 (en) * 2010-02-11 2011-08-18 National University Of Singapore System, device, and process for modifying absorption of matter by a gastrointestinal wall
JP2013520282A (ja) * 2010-02-25 2013-06-06 エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド ヒドロゲルを使用して病的肥満を治療するための装置
US20120065651A1 (en) * 2010-07-19 2012-03-15 Surag Mantri Gastro-intestinlal compression device
WO2013087096A1 (en) * 2011-12-13 2013-06-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoluminal sleeve device and methods for deploying an endoluminal sleeve in the gi tract

Also Published As

Publication number Publication date
EP2926777A1 (en) 2015-10-07
US20150282971A1 (en) 2015-10-08
EP2926777B1 (en) 2017-05-10
JP6519738B2 (ja) 2019-05-29
US10172735B2 (en) 2019-01-08
US20220280320A1 (en) 2022-09-08
US20190125567A1 (en) 2019-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230190504A1 (en) Intragastric device for treating obesity
JP5300031B2 (ja) ステント
US9839546B2 (en) Apparatus and methods for treatment of morbid obesity
ES2880834T3 (es) Dispositivo intragástrico para tratar la obesidad
US8376981B2 (en) Gastrointestinal implant and methods for use
EP1555970B1 (en) Apparatus for treatment of morbid obesity
EP2629716B1 (en) Anchored non-piercing duodenal sleeve
US8118767B2 (en) Gastrointestinal implant and methods for use
US20220280320A1 (en) Duodenum sleeve for treating obesity
RU2662858C1 (ru) Подающее устройство для подачи желудочно-кишечного устройства в желудочно-кишечный тракт пациента
US20170224512A1 (en) Systems and methods to affect the flow of chylomicron lipids
KR101065368B1 (ko) 비만 환자 치료용 스텐트
US20110060358A1 (en) Methods and implants for inducing satiety in the treatment of obesity
US20170027729A1 (en) Gastrointestinal tract bypass devices
US20200000615A1 (en) Intestinal barrier sleeve with expandable anchor section
US20110060308A1 (en) Methods and implants for inducing satiety in the treatment of obesity
Al-Sabah et al. Converting Endoscopic Bariatric Procedures to LSG: POSE, Endosleeve, and Balloon
KR20110125784A (ko) 비만도 완화 전용 스텐트

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6519738

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250