JP2015198819A - 処置具および手術システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール関節が回転した状態においても操作に対する駆動関節の応答性を維持する。【解決手段】細長い本体と、エンドエフェクタ3と、該エンドエフェクタ3と本体との間に設けられ、本体に対して該本体の長手軸A回りに回転可能なロール関節8と、エンドエフェクタ3または該エンドエフェクタ3とロール関節8との間に設けられ、ロール関節8と一体的に回転する駆動関節7と、該駆動関節7から本体へ互いに並列に延びる複数の動力伝達部材10A,10Bと、駆動関節7から本体までの長手軸A方向に間隔を空けた2つの位置において動力伝達部材10A,10Bを保持する位置保持手段13,14と、2つの位置の間において長手軸Aに沿って配置されたシャフト部材12とを備え、位置保持手段13,14が、動力伝達部材10A,10Bを、シャフト部材12の周方向に互いに間隔を空けた所定の相対位置に保持する処置具1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、処置具および手術システムに関するものである。
近年、ロボット手術の普及に伴い、腹腔・胸腔手術および管腔内手術で使用される処置具のロボット化が進んでいる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1のロボット化された処置具は、基端側から順に、細長いシャフトと、ロール関節と、屈曲関節と、エンドエフェクタとを備えている。このような関節構造においては、人間の手首と似た動作をするロール関節によって、エンドエフェクタの回転動作を直観的に行うことができる。
米国特許第6746443号明細書
しかしながら、特許文献1の関節構造においては、エンドエフェクタや屈曲関節に動力を伝達してこれらを機械的に駆動させるためのケーブルが、ロール関節を通ってシャフトまで延びている。この構造において、ロール関節が回転したときに、捩じられたケーブル同士が接触してケーブル間に摩擦が生じ、屈曲関節やエンドエフェクタへの動力の伝達が摩擦によって阻害される。その結果、エンドエフェクタや屈曲関節の操作の応答性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ロール関節と該ロール関節よりも先端側に設けられた駆動関節とを有する関節構造を採用した処置具において、ロール関節が回転した状態においても操作に対する駆動関節の応答性を維持することができる処置具および手術システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、細長い本体と、該本体の先端側に位置するエンドエフェクタと、該エンドエフェクタと前記本体との間に設けられ、前記本体に対して該本体の長手軸回りに回転可能なロール関節と、前記エンドエフェクタ、または、該エンドエフェクタと前記ロール関節との間に設けられ、前記ロール関節と一体的に前記長手軸回りに回転する駆動関節と、該駆動関節から前記ロール関節を跨いで前記本体へ互いに並列に延び、基端に与えられた動力を前記駆動関節に伝達する複数の線状の動力伝達部材と、前記駆動関節から前記本体までの前記長手軸方向に間隔を空けた2つの位置において、前記複数の動力伝達部材を所定の相対位置に保持する位置保持手段と、前記2つの位置の間において、前記長手軸に沿う方向に配置された柱状のシャフト部材とを備え、前記位置保持手段が、前記複数の動力伝達部材を、前記シャフト部材の半径方向外側において該シャフト部材の周方向に互いに間隔を空けた前記相対位置に保持する処置具を提供する。
本発明によれば、エンドエフェクタを先頭にして本体を体内に挿入し、ロール関節および駆動関節の駆動によってエンドエフェクタを体内で動かすことにより、エンドエフェクタの患部に対する位置合わせや処置を行うことができる。具体的には、ロール関節を回転させることによって、該ロール関節よりも先端側に位置する駆動関節およびエンドエフェクタが回転させることができる。また、動力伝達部材を介して駆動関節に動力を供給して駆動関節を駆動させることにより、エンドエフェクタに所定の動作を行わせることができる。
この場合に、ロール関節が回転したときに、各動力伝達部材の、駆動関節に接続された先端側は駆動関節と一緒に回転する一方、各動力伝達部材の、本体内に位置する基端側は回転しない。したがって、各動力伝達部材は、駆動関節と本体との間で、シャフト部材の外周面に巻き付くように捩じれる。
このときに、シャフト部材の先端側と基端側とにおいて、複数の動力伝達部材の相対位置は、シャフト部材の周方向に間隔を空けた位置に位置保持手段によって保たれているので、捩じれた状態においても、動力伝達部材同士が接触することがなく、動力伝達部材の基端に与えられた動力は高い効率で駆動関節まで伝達する。これにより、ロール関節が回転した状態においても駆動関節の操作の応答性を維持することができる。
上記発明においては、前記シャフト部材が、前記駆動関節に対して前記周方向に回転自在に設けられていてもよい。
このようにすることで、シャフト部材の外周面に動力伝達部材が接触したときに、該動力伝達部材から受ける力によってシャフト部材が回転することにより、シャフト部材と動力伝達部材との間の摩擦力が低減される。これにより、動力伝達部材の動力伝達効率をさらに向上し、駆動関節の応答性をさらに向上することができる。
また、上記発明においては、前記エンドエフェクタに先端が接続され、前記エンドエフェクタから前記本体へ延びる細径の延長部材を備え、前記シャフト部材が、前記長手軸方向に貫通形成され、前記延長部材の長手寸法の一部を収容する孔を有していてもよい。
エネルギデバイス、把持鉗子、局注針、吸引管またはクリップ等のエンドエフェクタには、該エンドエフェクタを機能させるための延長部材、例えば、電線ワイヤ、管路等が設けられている。このような延長部材をシャフト部材の内部に収容することによって、捩じられた動力伝達部材から延長部材を保護し、エンドエフェクタの機能を正常に保つことができる。
また、上記発明においては、前記シャフト部材が、前記延長部材の外周面に固定されていてもよい。
このようにすることで、延長部材の長手寸法の一部にシャフト部材を一体的に設けることによって、部品点数を減らし、組み立てを容易にすることができる。
また、上記発明においては、前記シャフト部材が、その外周面の、前記ロール関節が回転したときに前記動力伝達部材と接触する位置に、周方向に延びる溝を有していてもよい。
このようにすることで、ロール関節の回転によって捩じられた動力伝達部材は、溝内に嵌ることによってシャフト部材の外周面に対して一時的に固定される。これにより、動力伝達部材同士の接触をさらに確実に防止することができる。
また、本発明は、細長い本体と、該本体の先端側に位置するエンドエフェクタと、該エンドエフェクタと前記本体との間に設けられ、前記本体に対して該本体の長手軸回りに回転可能なロール関節と、前記エンドエフェクタ、または、該エンドエフェクタと前記ロール関節との間に設けられ、前記ロール関節と一体的に前記長手軸回りに回転する駆動関節と、該駆動関節から前記ロール関節を跨いで前記本体へ互いに並列に延び、基端に与えられた動力を前記駆動関節に伝達する複数の線状の動力伝達部材と、前記駆動関節と前記本体との間において前記複数の動力伝達部材の各々の外周面を被覆する、弾性材料からなる筒状のシースとを備える処置具を提供する。
本発明によれば、ロール関節が回転したときに、各動力伝達部材は、駆動関節と本体との間で捩じれる。このときに、各動力伝達部材はシースによって保護されているので、捩じれた状態においても、動力伝達部材同士が接触することがなく、動力伝達部材の基端に与えられた動力は高い効率で駆動関節まで伝達する。これにより、ロール関節が回転した状態においても駆動関節の操作の応答性を維持する。
上記発明においては、前記シースが、長手方向に貫通形成された複数のルーメンを有する単一の部材からなり、前記複数のルーメンの各々に1つずつ前記動力伝達部材が挿入されていてもよい。
このようにすることで、部品点数を減らすことができる。
また、上記発明においては、複数の前記シースが、前記動力伝達部材毎に別個に設けられていてもよい。
このようにすることで、動力伝達部材の捩じれによって個々のシースに生じる捩じれ量が小さくて済むので、シースに要求される弾性を低減し、低弾性材料からなるシースも利用することができる。
また、本発明は、上記いずれかに記載の処置具と、操作者によって操作される操作入力装置と、前記ロール関節および前記駆動関節のうち少なくとも一方を駆動する駆動装置と、前記操作入力装置に入力された操作に基づいて前記駆動装置を制御する制御装置とを備える手術システムを提供する。
本発明によれば、制御装置によって駆動装置を電動制御する構成とすることで、処置具とは別個に設けられた操作入力装置を介して処置具とは離れた位置からロール関節および/または駆動関節を操作することができる。
本発明によれば、ロール関節が回転した状態においても操作に対する駆動関節の応答性を維持することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る処置具の先端部分の斜視図である。 (a)図1の処置具の全体構成および該処置具の先端部分の内部構造を示す図と、(b)簡略化したII−II断面図である。 ロール関節を180°回転させたときの(a)図1の処置具の先端部分の内部構造を示す図と、(b)簡略化したIII−III断面図である。 ワイヤ保持部によって保持される2本のワイヤの相対位置の変形例を説明する図である。 ワイヤ保持部によって保持される2本のワイヤの相対位置のもう1つの変形例を説明する図である。 図1の処置具の変形例の先端部分の内部構造を示す図である。 ロール関節を180°回転させたときの図6の処置具の先端部分の内部構造を示す図である。 図1の処置具のもう1つの変形例の先端部分の内部構造を示す図である。 図1の処置具のもう1つの変形例の先端部分の内部構造を示す図である。 図1の処置具のもう1つの変形例の先端部分の内部構造を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る処置具の(a)先端部分の内部構造を示す図と、(b)簡略化したXI−XI断面図である。 ロール関節を180°回転させたときの(a)図11の処置具の先端部分の内部構造を示す図と、(b)簡略化したXII−XII断面図である。 図11の処置具の変形例の先端部分の内部構造を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る手術システムの全体構成図である。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る処置具1について図1から図10を参照して説明する。
本実施形態に係る処置具1は、図1および図2に示されるように、体内に挿入可能な細長い本体2と、該本体2の先端側に位置するエンドエフェクタ3と、本体2とエンドエフェクタ3との間に設けられた関節部4と、本体2の基端側に設けられた操作部5と、該操作部5に入力された操作に応じて関節部4を駆動させる駆動機構6とを備えている。
エンドエフェクタ3は、例えば、エネルギデバイス、把持鉗子、局注針、吸引管またはクリップである。参照する図面には、一例として、高周波エネルギデバイスからなるエンドエフェクタ3が示されている。
関節部4は、先端側から順に、屈曲関節7とロール関節8とを有している。符号は、関節部4を収容する略円筒状のハウジング9を示している。
屈曲関節7は、本体2の長手軸Aに直交する軸線B回りに屈曲可能に設けられている。具体的には、屈曲関節7は、プーリ7aと、該プーリ7aを軸線B回りに回転可能にハウジング9に取り付ける回転軸7bとから構成されている。エンドエフェクタ3は、プーリ7aに固定されており、プーリ7aの回転によって屈曲関節7が屈曲したときに、エンドエフェクタ3も軸線B回りに揺動するようになっている。
ロール関節8は、本体2に対して長手軸A回りに回転可能に設けられている。具体的には、ロール関節8は、ハウジング9の基端部分9aが、本体2の先端部分からなる軸部2aの外側に周方向に回転可能に嵌合することによって構成されている。基端部分9aが軸部2aに対して回転することによってロール関節8が回転したときに、ハウジング9に支持された屈曲関節7および該屈曲関節7に固定されたエンドエフェクタ3もロール関節8と一体的に長手軸A回りに回転するようになっている。図2(a),(b)は、ロール関節8の回転角度が0°である状態を示している。
操作部5は、所定の運動を入力可能な部材、例えばダイヤルやジョイスティック等を有している。
駆動機構6は、プーリ7aから関節部4を跨いで本体2へ互いに並列に延びる2本のワイヤ(動力伝達部材)10A,10Bと、操作部5に入力された運動と連動してワイヤ10A,10Bの基端を長手軸A方向に牽引する牽引部11とを備えている。
2本のワイヤ10A,10Bは、それぞれ先端がプーリ7aに固定され、各固定位置から互いに逆方向にプーリ7aに巻かれている。これにより、2本のワイヤ10A,10Bのうち、一方が牽引されたときと他方が牽引されときとで、プーリ7aの回転方向が反対になり、エンドエフェクタ3が軸線B回りに両方向に揺動可能になっている。
牽引部11は、例えばギヤの組み合せからなり、操作部5に入力された運動を長手軸A方向の運動に変換していずれか一方のワイヤ10A,10Bの基端を牽引するようになっている。この際、ワイヤ10A,10Bの一方の牽引に合わせて他方が送り出されることが好ましい。牽引部11からワイヤ10A,10Bの基端に与えられた長手軸A方向の牽引運動は、当該ワイヤ10A,10Bの先端へ伝達され、さらにプーリ7aへ伝達される。これにより、プーリ7aが軸線B回りに時計方向また反時計方向に回転し、屈曲関節7が屈曲するようになっている。
ロール関節8もまた、操作部5に入力された運動が、図示しないワイヤ10A,10B等の動力伝達部材を介して伝達されることにより、回転駆動されるようになっている。
さらに、本実施形態に係る処置具1は、屈曲関節7と本体2との間に長手軸Aに沿う方向に配置されたシャフト部材12と、該シャフト部材12の先端側および基端側において2本のワイヤ10A,10Bの長手方向の途中位置を所定の相対位置に保持するワイヤ保持部(位置保持手段)13,14とを備えている。
シャフト部材12は、ポリエーテルエーテルケトンやステンレス鋼等からなる硬性の円柱状の部材である。シャフト部材12の先端部分は、ハウジング9の内周面から半径方向内方に突出する環状の内壁部9bに固定されており、これにより、ロール関節8と一体的にシャフト部材12も長手軸A回りに回転するようなっている。
ワイヤ保持部は、内壁部9bに長手軸A方向に形成された2つの細径の通し穴13と、軸部2aの先端面から基端に向かって長手軸A方向に形成された2つの細径のチャネル14とからなる。2つの通し穴13は、内壁部9bの、周方向に180°間隔を空けた位置に設けられており、2本のワイヤ10A,10Bは、互いに異なる通し穴13内に長手軸A方向に移動可能に挿入されている。2つのチャネル14は、シャフト部材12よりも半径方向外側において、周方向に180°間隔を空けた位置に設けられており、2本のワイヤ10A,10Bは、互いに異なるチャネル14内に長手軸A方向に移動可能に挿入されている。このように、ロール関節8の回転角度が0°の状態において、2本のワイヤ10A,10Bは、通し穴13から本体2の先端までの間において、シャフト部材12の半径方向外側において互いに略並列に配列されるようになっている。
次に、このように構成された処置具1の作用について説明する。
本実施形態に係る処置具1において、術者によって操作部5が操作されると、該操作部5に入力された操作に応じて駆動機構6が屈曲関節7を屈曲させ、またはロール関節8を回転させる。これにより、体外に配置されている操作部5を介して体内に挿入されているエンドエフェクタ3の先端の位置および姿勢を変更することができる。
ここで、各ワイヤ10A,10Bは、先端が屈曲関節7に固定され、基端部分は本体2内に保持されているので、ロール関節8の回転によって屈曲関節7が本体2に対して回転したときに、図3(a),(b)に示されるように、屈曲関節7と本体2との間でシャフト部材12の外周面に巻き付くようにワイヤ10A,10Bが捩じれる。図3(a),(b)は、ロール関節8の回転角度が180°である状態を示している。
ただし、シャフト部材12の先端側の通し穴13においては、該通し穴13の内壁によって2本のワイヤ10A,10Bの、長手軸Aを中心とする周方向および径方向の移動が阻止されているので、2本のワイヤ10A,10B同士の相対位置が、ロール関節8の回転の前後で変化することなく保持される。同様に、シャフト部材12の基端側の本体2の先端面においては、チャネル14の内壁によって2本のワイヤ10A,10Bの、長手軸Aを中心とする周方向および径方向の移動が阻止されているので、2本のワイヤ10A,10Bの相対位置が、ロール関節8の回転の前後で変化することなく保持される。
すなわち、2本のワイヤ10A,10Bは、図3(a),(b)のように捩じれた状態においても、互いに横方向に間隔を空けて並んだ相対位置に保たれ、ワイヤ10A,10B同士が接触することがない。したがって、ロール関節8が回転した状態においても、牽引部11からワイヤ10A,10Bの基端に与えられた牽引力が減衰することなく高い効率で屈曲関節7のプーリ7aへ伝達される。これにより、術者が操作部5に入力した操作に対して屈曲関節7の良好な応答性を得ることができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、ワイヤ保持部13,14が、2つのワイヤ10A,10Bを、シャフト部材12の周方向に180°間隔を空けた相対位置に保持することとしたが、2つのワイヤ10A,10Bの相対位置はこれに限定されるものではなく、シャフト部材12の周方向に互いに間隔を空けた位置であればよい。例えば、2つのワイヤ10A,10Bは、図4に示されるように、長手軸Aに対して非対称に保持されていてもよい。さらに、図5に示されるように、シャフト部材12が長手軸Aに対して偏心した位置に配置されていてもよく、2つのワイヤ10A,10Bも長手軸Aに対して一方に偏った位置に保持されていてもよい。
また、本実施形態においては、シャフト部材12の外周面に、図6に示されるように、ワイヤ10A,10Bを収容可能な溝12aが周方向に設けられていてもよい。溝12aは、シャフト部材12の外周面の、ロール関節8が回転したときに各ワイヤ10A,10Bと接触する位置に少なくとも形成されている。図6に示される構成においては、通し穴13同士の中心間距離をL1、チャネル14同士の中心間距離をL2、通し穴13とチャネル14との長手軸A方向の間隔をTとすると、ワイヤ10A,10Bとシャフト部材12との接触位置は、軸部2aの先端面からT×L2/(L1+L2)だけ先端側に離れた位置になる。
このようにすることで、ロール関節8が回転したときに、図7に示されるように、各ワイヤ10A,10Bが溝12aに嵌ることによって、各ワイヤ10A,10Bのシャフト部材12に対する位置が一時的に固定される。これにより、ワイヤ10A,10B同士の接触をさらに確実に防ぐことができる。
また、本実施形態においては、シャフト部材12が、屈曲関節7に対してハウジング9を介して固定されていることとしたが、これに代えて、図8に示されるように、シャフト部材12が、屈曲関節7に対してその周方向に回転自在に設けられていてもよい。図8に示される構成においては、シャフト部材12の外周面と内壁部9bの内周面との間に設けられたベアリング15によって、シャフト部材12がハウジング9に回転自在に支持されている。
このようにすることで、シャフト部材12にワイヤ10A,10Bが接触したときに、該ワイヤ10A,10Bからの力によってシャフト部材12が周方向に回転することによって、ワイヤ10A,10Bとシャフト部材12との間の摩擦力が低減される。これにより、ワイヤ10A,10Bを伝達する牽引力の減衰をさらに低減し、屈曲関節7の応答性をさらに向上することができる。
また、本実施形態においては、シャフト部材12が、図9に示されるように、長手軸A方向に貫通形成された孔12bを有し、エンドエフェクタ3から本体2へ延びる延長部材16が孔12b内に収容されていてもよい。延長部材16とは、エンドエフェクタ3の機能を担う部材であり、エンドエフェクタ3から関節部4を跨いで本体2へ延びる細径の部材である。例えば、エンドエフェクタ3が、エネルギデバイスである場合には高周波電流を供給するための電線が必要となり、局注針である場合には注射液を供給するための管路が必要となり、把持鉗子である場合には把持鉗子を開閉させるための駆動ワイヤが必要となる。
このような電線や管路、駆動ワイヤ等の延長部材16をワイヤ10A,10Bに捩じれが生じる位置においてシャフト部材12の内部に収容することによって、ロール関節8の回転によって捩じれたワイヤ10A,10Bから延長部材16を保護し、エンドエフェクタ3の機能を正常に維持することができる。
シャフト部材12は、図10に示されるように、孔12bの内周面が延長部材16の外周面に固定されることによって、延長部材16と一体の部材として構成されていてもよい。このようにすることで、部品点数を減らすことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る処置具について図11から図13を参照して説明する。
本実施形態に係る処置具は、図11(a),(b)に示されるように、シャフト部材12に代えて、2本のワイヤ10A,10Bを収容するシース20を備えている点において、第1の実施形態の処置具1と異なっている。したがって、本実施形態においては、シース20について主に説明し、第1の実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
シース20は、シリコーンや塩化ビニル等の弾性材料から形成された円柱状の部材であり、先端面から基端面まで貫通形成された2つのルーメン20A,20Bを有している。各ルーメン20A,20Bには、ワイヤ10A,10Bが1本ずつ挿入されている。シース20の先端部は、内壁部9bに固定され、基端部は軸部2aに固定されている。図11(a),(b)は、ロール関節8の回転角度が0°である状態を示している。
次に、このように構成された処置具の作用について説明する。
本実施形態に係る処置具において、シース20は、先端が屈曲関節7に対して固定され、基端は本体2に対して固定されているので、ロール関節8の回転によって屈曲関節7が本体2に対して回転したときに、図12(a),(b)に示されるように、全体が捩じれ、シース20内に収容されているワイヤ10A,10Bも捩じれる。図12(a),(b)は、ロール関節8の回転角度が180°である状態を示している。
このときに、シース20内の別々のルーメン20A,20B内に収容され、外周面がそれぞれシース20によって被覆されている2本のワイヤ10A,10Bは、捩じれた状態においても互いに接触することがない。したがって、ロール関節8が回転した状態であっても、牽引部11からワイヤ10A,10Bの基端に与えられた牽引力が減衰することなく高い効率で屈曲関節7のプーリ7aへ伝達される。これにより、術者が操作部5に入力した操作に対して屈曲関節7の良好な応答性を得ることができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、2つのルーメン20A,20Bを有する単一のシース20を備えることとしたが、これに代えて、図13に示されるように、単一のルーメンをそれぞれ有する2つのシース201,202を備え、各シース201,202が1本ずつワイヤ10A,10Bを収容していてもよい。
このようにしても、ロール関節8が回転したときのワイヤ10A,10B同士の接触を、各ワイヤ10A,10Bの外周面を被覆するシース201,202によって防止することができる。また、シース2に比べてシース201,202が占めるスペースを小さくすることができる。さらに、ワイヤ10A,10B毎に別個にシース201,202を設けることによって、ワイヤ10A,10Bが捩じれたときに個々のシース201,202に生じる捩じれの量は、シース2に比べて小さくなる。すなわち、シース201,202に要求される弾性が小さくて済むので、シース201,202の材料として低弾性の材料も使用することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る処置具101および手術システム100について図14を参照して説明する。
本実施形態に係る処置具101は、図14に示される手術システム100において、内視鏡30の挿入部30aに備えられた処置具チャネル(図示略)等を介して体内に導入して患部等の処置を行うために使用されるものである。
手術システム100は、図14に示されるように、体内に挿入される挿入部30aを有する内視鏡30と、術者(操作者)Oが操作し操作指示を出力する操作入力装置31と、内視鏡30により取得された画像を表示するための表示部32と、挿入部30aの先端に設けられた湾曲部および処置具101の関節7,8を駆動する駆動装置33と、操作指示に従って駆動装置33を制御する制御装置34とを備えている。挿入部30aは、例えば、手術台35上に横たわっている患者Pの肛門から大腸内に導入されている。
操作入力装置31は、多関節構造を有する2本の操作アーム31A,31Bを有している。一方の操作アーム31Aは、内視鏡30の挿入部30aの湾曲部を湾曲操作するためのものであり、他方の操作アーム31Bは処置具101の関節7,8を操作するためのものである。術者Oは、操作アーム31Aを操作して大腸内の挿入部30a先端の湾曲部を適宜湾曲させて、処置具101の先端が突出する先端面を患部に対向させるようになっている。
本実施形態において、処置具101は、操作部5および駆動機構6に代えて、駆動装置33によって関節7,8が電動駆動されるように構成されている点において、上述した第1の実施形態および第2の実施形態の処置具1と異なっている。処置具101のその他の構成は、第1の実施形態または第2の実施形態の処置具と同様である。
駆動装置33は、図示しない電気モータを有し、制御装置34からの指令信号に基づいて電気モータがワイヤ10A,10Bの基端を牽引し、それによって屈曲関節7を駆動するようになっている。また、駆動装置33は、制御装置34からの指令信号に基づいて、ロール関節8も同様にして回転駆動させるようになっている。
次に、このように構成された本実施形態に係る処置具101および手術システム100の作用について以下に説明する。
手術システム100において、操作入力装置31の操作アーム31Bが操作されることによって操作指示が制御装置34に入力されると、制御装置34が処置具101の駆動装置33を作動させ、操作アーム31Bに入力された操作に応じて駆動装置33が屈曲関節7を屈曲させ、またはロール関節8を回転させる。
このように、本実施形態によれば、制御装置34からの電気的な指令信号を受けて、関節7,8の駆動力を発生する駆動装置33を設けることによって、処置具101の本体2とは別体に設けられた操作入力装置31を介して関節7,8を駆動させることができるという利点がある。本実施形態のその他の効果は、第1および第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
なお、第1から第3の実施形態において説明した処置具1,101の関節構造は一例であって、適宜変更可能である。例えば、関節の数は、2つのみであってもよく、3以上であってもよい。また、駆動関節として、エンドエフェクタ3とロール関節8との間に設けられた屈曲関節7について説明したが、駆動関節は、屈曲関節7以外の種類の関節であってもよく、エンドエフェクタ3に設けられた関節(例えば、把持鉗子を開閉するための関節)であってもよい。
また、第1から第3の実施形態においては、動力伝達部材としてワイヤ10A,10Bを例示したが、動力伝達部材の形態はこれに限定されるものではなく、例えば、ロッド、チューブまたは金属コイル等の他の線状の部材であってもよい。
1,101 処置具
2 本体
3 エンドエフェクタ
4 関節部
5 操作部
6 駆動機構
7 屈曲関節(駆動関節)
7a プーリ
7b 回転軸
8 ロール関節
9 ハウジング
9a 基端部分
9b 内壁部
10A,10B ワイヤ(動力伝達部材)
11 牽引部
12 シャフト部材
12a 溝
12b 孔
13 ワイヤ保持部、通し穴(位置保持手段)
14 ワイヤ保持部、チャネル(位置保持手段)
15 ベアリング
16 延長部材
20,201,202 シース
20A,20B ルーメン
30 内視鏡
30a 挿入部
31 操作入力装置
32 表示部
33 駆動装置
34 制御装置
35 手術台
100 手術システム

Claims (10)

  1. 細長い本体と、
    該本体の先端側に位置するエンドエフェクタと、
    該エンドエフェクタと前記本体との間に設けられ、前記本体に対して該本体の長手軸回りに回転可能なロール関節と、
    前記エンドエフェクタ、または、該エンドエフェクタと前記ロール関節との間に設けられ、前記ロール関節と一体的に前記長手軸回りに回転する駆動関節と、
    該駆動関節から前記ロール関節を跨いで前記本体へ互いに並列に延び、基端に与えられた動力を前記駆動関節に伝達する複数の線状の動力伝達部材と、
    前記駆動関節から前記本体までの前記長手軸方向に間隔を空けた2つの位置において、前記複数の動力伝達部材を所定の相対位置に保持する位置保持手段と、
    前記2つの位置の間において、前記長手軸に沿う方向に配置された柱状のシャフト部材とを備え、
    前記位置保持手段が、前記複数の動力伝達部材を、前記シャフト部材の半径方向外側において該シャフト部材の周方向に互いに間隔を空けた前記相対位置に保持する処置具。
  2. 前記シャフト部材が、前記駆動関節に対して前記周方向に回転自在に設けられている請求項1に記載の処置具。
  3. 前記エンドエフェクタに先端が接続され、前記エンドエフェクタから前記本体へ延びる細径の延長部材を備え、
    前記シャフト部材が、前記長手軸方向に貫通形成され、前記延長部材の長手寸法の一部を収容する孔を有している請求項1または請求項2に記載の処置具。
  4. 前記シャフト部材が、前記延長部材の外周面に固定されている請求項3に記載の処置具。
  5. 前記シャフト部材が、その外周面の、前記ロール関節が回転したときに前記動力伝達部材と接触する位置に、周方向に延びる溝を有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の処置具。
  6. 前記エンドエフェクタが、エネルギデバイス、把持鉗子、局注針、吸引管またはクリップである請求項1から請求項5のいずれかに記載の処置具。
  7. 細長い本体と、
    該本体の先端側に位置するエンドエフェクタと、
    該エンドエフェクタと前記本体との間に設けられ、前記本体に対して該本体の長手軸回りに回転可能なロール関節と、
    前記エンドエフェクタ、または、該エンドエフェクタと前記ロール関節との間に設けられ、前記ロール関節と一体的に前記長手軸回りに回転する駆動関節と、
    該駆動関節から前記ロール関節を跨いで前記本体へ互いに並列に延び、基端に与えられた動力を前記駆動関節に伝達する複数の線状の動力伝達部材と、
    前記駆動関節と前記本体との間において前記複数の動力伝達部材の各々の外周面を被覆する、弾性材料からなる筒状のシースとを備える処置具。
  8. 前記シースが、長手方向に貫通形成された複数のルーメンを有する単一の部材からなり、
    前記複数のルーメンの各々に1つずつ前記動力伝達部材が挿入されている請求項7に記載の処置具。
  9. 複数の前記シースが、前記動力伝達部材毎に別個に設けられている請求項7に記載の処置具。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の処置具と、
    操作者によって操作される操作入力装置と、
    前記ロール関節および前記駆動関節のうち少なくとも一方を駆動する駆動装置と、
    前記操作入力装置に入力された操作に基づいて前記駆動装置を制御する制御装置とを備える手術システム。
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