JP2015197521A - テンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】視度調整の範囲が広く、低コストで製造でき、収納時の容積が小さい緊急用防災非常用眼鏡としてのテンポラリー眼鏡セットを提供する。
【解決手段】テンポラリー眼鏡セット10は、左右の眼鏡レンズ22A、22Bを有するテンポラリー眼鏡20と、レンズ膜セット30と、これらテンポラリー眼鏡20及びレンズ膜セット30とを収納するパッケージ40とで構成されていて、レンズ膜セット30は、レンズ度数を−0.5D変化させる機能を備えた第1の近視用レンズ膜31と、レンズ度数を−1.0D変化させる機能を備えた第2の近視用レンズ膜32と、レンズ度数を−1.5D変化させる機能を備えた第3の近視用レンズ膜33と、を各々2枚含んで構成されていて、これらのレンズ膜31、32、33を眼鏡レンズ22A又は22Bにレンズ外側から1枚又は2枚貼り付けて、最適な度数に調整することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、緊急用防災非常用眼鏡としてのテンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡に関する。
緊急用防災非常用眼鏡として、ADLENS(登録商標)と称されるものが開発されている。
これは、左右の眼鏡レンズのそれぞれの前面に、小型の眼鏡レンズを重ねてねじにより左右に移動させることにより、度数を調整可能としたものである。
しかしながら、この緊急用防災非常用眼鏡は、視度調整の範囲が狭く、また、可動な小型レンズの範囲に視野が限定されてしまうという問題点がある。さらに、乱視の矯正もできないという問題点がある。
また、上記の緊急用防災非常用眼鏡は、左右の眼鏡レンズにそれぞれ可動な小型レンズを取り付けた構成であるので、製造コストが高く、且つ、収納時の容積が大きいために、災害用として、自治体などが大量に備蓄するには適していないという問題点もある。
更に、特許文献1には左右一体形の眼鏡レンズを有する左右一体形眼鏡が開示されているが、レンズ枠と眼鏡レンズとが別体であるので、製造コストが高くなり、災害に備えて、大量に備蓄するには適当でないという問題点がある。
特開2009−47862号公報
この発明は、緊急用防災非常用眼鏡としての、視度の調整範囲が大きく、且つ、視野が狭く限定されないようにしたテンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡を提供することを課題とする。
更に、乱視の矯正ができるテンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡を提供することを課題とする。
また、製造コストが低く、収納時の容積が小さいテンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意研究の結果、低コストで製造できると共に、収納時の容積が小さく、災害に備えて大量に備蓄するのに最適なテンポラリー眼鏡セット及びテンポラリー眼鏡を開発した。
すなわち、以下の実施例によって上記課題を解決することができる。
本発明のテンポラリー眼鏡セットは、テンポラリー眼鏡と、このテンポラリー眼鏡における左右の眼鏡レンズに、1枚又は2枚重ねで貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、前記左右の眼鏡レンズは、低近視度、高近視度及び遠老視度のいずれかの視力矯正用レンズからなり、前記レンズ膜セットは、前記左右の眼鏡レンズが低近視度用又は、高近視度用の場合に、レンズ度数を−0.5D変化させる機能を備えた第1の近視用レンズ膜、レンズ度数を−1.0D変化させる機能を備えた第2の近視用レンズ膜、レンズ度数を−1.5D変化させる機能を備えた第3の近視用レンズ膜、を少なくとも含んでなり、そのうちの1枚又は2枚の近視用レンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能として、上記課題を解決したものである。
また、本発明のテンポラリー眼鏡セットは、テンポラリー眼鏡と、前記テンポラリー眼鏡における左右の眼鏡レンズに、1枚又は2枚重ねで貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、前記左右の眼鏡レンズは、低近視度、高近視度及び遠老視度のいずれかの視力矯正用レンズからなり、前記レンズ膜セットは、前記左右の眼鏡レンズが遠老視度用の場合に、レンズ度数を+0.5D変化させる機能を備えた第1の遠視用レンズ膜、レンズ度数を+1.0D変化させる機能を備えた第2の遠視用レンズ膜、レンズ度数を+1.5D変化させる機能を備えた第3の遠視用レンズ膜、を少なくとも含んでなり、そのうちの1枚又は2枚の遠視用レンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能として、上記課題を解決したものである。
更に、本発明のテンポラリー眼鏡セットは、テンポラリー眼鏡と、前記テンポラリー眼鏡における左右の眼鏡レンズに貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、前記左右の眼鏡レンズは、低近視度の視力矯正用レンズからなり、前記レンズ膜セットは、レンズ度数を−0.5D、−1.0D、−1.5D、−2.0D、−2.5D、−3.0D、−3.5D、−4.0D及び−4.5Dに変化させる機能を備えた9種類のレンズ膜、を少なくとも含んでなり、そのうちの1種類のレンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能として、上記課題を解決したものである。
なお、前記テンポラリー眼鏡セットにおける前記眼鏡レンズに貼着された前記レンズ膜の上に更に貼着可能で、且つ、乱視を矯正可能な少なくとも1種類の乱視矯正用レンズ膜を含んでおり、前記乱視矯正用レンズ膜は、円柱レンズを円形に切り取った形状であり、円柱レンズの軸線を円形中心廻りに回転させて調節して、前記貼着されているレンズ膜に貼着可能としてもよい。
本発明のテンポラリー眼鏡は、左右の眼鏡レンズを一体として構成される透明樹脂製の眼鏡レンズ部と、テンプル部と、前記テンプル部が接続可能な智部とを有してなり、前記眼鏡レンズ部と前記智部を、実質的に同一種類の樹脂材料により連続一体的に形成することにより、前記課題を解決したものである。
なお、前記智部は、前記眼鏡レンズ部の左右の端部の一部から構成してもよい。
また、前記智部は、前記眼鏡レンズ部の左右の端部の一部を、該端部よりもレンズ内側に肉厚に盛り上げて形成してもよい。
また、前記眼鏡レンズ部の外周のうち、少なくとも上端縁に沿う部分をレンズ中心側部分よりも肉厚に形成して、フレーム部としてもよい。
更に、前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜を貼着してもよい。
本発明のテンポラリー眼鏡セットでは、左右の眼鏡レンズの各々に、装着者の視力に最適な度数を有するレンズ膜を選択して貼着する構成であり、視度矯正用のレンズ膜を移動させたりする必要がなく、構造が簡単、且つ、低コストで製造できるという効果を有する。
また、本発明のテンポラリー眼鏡は、眼鏡レンズ部が、左右の眼鏡レンズを一体として透明樹脂によって構成されるので、体積当たりの強度も大きく、すなわち厚さを薄くして、収納容積を小さくすることができるという効果を有する。
実施例に係るテンポラリー眼鏡を模式的に示す斜視図 本発明の実施例1に係るテンポラリー眼鏡セットを模式的に示す斜視図 図1のIII−III線に沿う断面図 同実施例における近視用レンズ膜をテンポラリー眼鏡の眼鏡レンズに貼着した状態を示す斜視図、及び、近視用レンズ膜セットを模式的に拡大して示す断面図 実施例2における遠視用レンズ膜セットを模式的に拡大して示す断面図 実施例3における乱視矯正用レンズ膜を模式的に拡大して示す斜視図 乱視矯正用レンズ膜を模式的に示す斜視図
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
実施例1に係るテンポラリー眼鏡セット10は、図1に示されるような、テンポラリー眼鏡20と、図2に示されるような、レンズ膜セット30と、これらテンポラリー眼鏡20及びレンズ膜セット30とを収納するパッケージ40とで構成されている。
テンポラリー眼鏡20は、眼鏡レンズ部22と、テンプル部24と、テンプル部24が接続可能な智部26、鼻パッド28とを有して構成されていて、眼鏡レンズ部22は、左右の眼鏡レンズ22A、22Bを一体として構成され、透明樹脂材料から形成されている。
図1に示されるように、智部26は、眼鏡レンズ部22の左右の端部の一部をこの端部よりもレンズ内側に肉厚に盛り上げて形成されている。更に、図3に示されるように、眼鏡レンズ部22の外周のうち、上端縁に沿う部分をレンズ中心側部分よりも肉厚に形成して、フレーム部23としている。肉厚部分は、図3に示されるように、レンズ中心側部分から滑らかに連続的に厚さを変化させて形成する。
又、鼻パッド28は、左右の眼鏡レンズ22A、22Bの間の位置で、眼鏡レンズ22A、22Bの端部をレンズ内側に突出させて眼鏡レンズ22A、22Bと一体的に形成されている。
上記実施例において、フレーム部23は、眼鏡レンズ部22の上端縁に沿う部分が肉厚に形成されることにより構成されているが、上端縁に沿う部分に加えて、眼鏡レンズ部22の他の外周部分を肉厚にしてフレーム部にしても良い。また、鼻パッド28は、眼鏡レンズ部22と一体的に構成することなく、後付けであっても良い。テンプル部24は、智部26に対して、例えばねじからなる接続金具24Aにより、揺動自在に接続可能とされている。
眼鏡レンズ22A、22Bは、低近視度又は高近視度の視力矯正用レンズであって、これに対して、図4に示されるように、レンズ膜セット30は、レンズ度数を−0.5D変化させる機能を備えた第1の近視用レンズ膜31と、レンズ度数を−1.0D変化させる機能を備えた第2の近視用レンズ膜32と、レンズ度数を−1.5D変化させる機能を備えた第3の近視用レンズ膜33と、を各々2枚含んで構成されている。これらのレンズ膜31、32、33は、透明の剥離紙34に、それぞれ透明の粘着層を介して貼り付けられている。
テンポラリー眼鏡20の眼鏡レンズ部22は、通常のレンズ用光学樹脂を用いて製造されている。又、第1〜第3の近視用レンズ膜31〜33は、透明な光学樹脂フィルム、例えば、コンタクトレンズ用のPMMA(ポリメチルメタアクリレート)や、このPMMAにケイ素を加えた材料からなり、通常のコンタクトレンズと同様に、キャストモールド法、スピンキャスト法、レースカット法等によって成形されている。また、レンズ内側の湾曲度合いは、眼鏡レンズ22A、22Bの外側面の湾曲度合と一致するようにされている。なお、PMMAはハードコンタクトレンズに用いられているが、ソフトコンタクトレンズ用の材料は、乾燥すると脆弱となるので、そのままでは適当でないが、乾燥しないようにコーティングすれば用いることができる。
テンポラリー眼鏡20とレンズ膜セット30は、パッケージ40内に収納されていて、緊急時等に取り出して用いる。使用時には、眼鏡レンズ部22の智部26に、テンプル部24を接続金具24Aによって取り付け、この状態で、テンポラリー眼鏡20を装着し、その上から、レンズ膜セット30の第1〜第3の近視用レンズ膜31〜33を、透明の剥離紙34に貼着したままで、眼鏡レンズ22A又は22Bに順次指で押し付けて、最適の矯正度数の近視用レンズ膜を選択し、これを剥離紙34から剥離して、眼鏡レンズ22A又は22Bにレンズ外側から貼り付ける。
なお、1枚のレンズ膜では十分に矯正できない場合は、他の近視用レンズ膜を重ねて試してみてから、最初の近視用レンズ膜の上に重ね貼りする。
即ち、このテンポラリー眼鏡20においては、予め低近視度用に、眼鏡レンズ22A、22Bが構成されていて、その上に、1枚又は2枚の近視用レンズ膜を貼り付けることによって、レンズ度数を−0.5Dから、最大で、−2.5Dまで、0.5D刻みで矯正することができる。
上記実施例の眼鏡レンズ22A、22Bは、低近視度用又は高近視度用であり、レンズ膜セット30は、第1〜第3の近視用レンズ膜31〜33から構成されているが、本発明はこれに限定されるものでなく、図5に示される実施例2のように、遠老視度の視力矯正用レンズと、これに貼着するレンズ膜セット50から構成しても良い。
この場合、対応するレンズ膜セット50は、レンズ度数を+0.5D変化させる機能を備えた第1の遠視用レンズ膜51と、レンズ度数を+1.0D変化させる機能を備えた第2の遠視用レンズ膜52と、レンズ度数を+1.5D変化させる機能を備えた第3の遠視用レンズ膜53から構成する。
これら第1〜第3の遠視用レンズ膜51〜53は、第1〜第3の近視用レンズ膜31〜33の場合と同様に、1枚又は2枚を左右の眼鏡レンズに貼り付けることができる。
上記実施例1、2は、近視用又は遠視用レンズ膜を、レンズ度数を−0.5D、−1.0D、−1.5D変化させる機能又は、レンズ度数を+0.5D、+1.0D、+1.5D変化させる機能をそれぞれ有するレンズ膜によって構成しているが、更に、レンズ度数を幅広く変化させるようにしても良い。
この場合、レンズ膜セットは、レンズ度数を、−0.5D、−1.0D、−1.5D、−2.0D、−2.5D、−3.0D、−3.5D、−4.0D及び−4.5Dに変化させる機能を備えた9種類のレンズ膜から構成すると良い。
これらは、レンズ膜を重ね貼りしない場合のものであり、9種類のうちから、1種類のレンズ膜を、左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能とされている。
なお、高近視度の場合及び遠老視度の場合は、もともと、眼鏡レンズが強い矯正度数を
有しているので、上記のように多くのレンズ膜を準備する必要は無い。
眼鏡による視力矯正が必要な人の、少なくない割合で、乱視の矯正の必要な人がいる。このような乱視矯正の場合を考慮して、図6に示されるような、実施例3に係る乱視矯正用レンズ膜60を用いる。
この乱視矯正用レンズ膜60は、テンポラリー眼鏡20の眼鏡レンズ22A、22Bに貼着された近視用あるいは遠視用レンズ膜の上に更に貼着可能で、且つ、少なくとも1種類を用意する。
このような乱視矯正用レンズ膜60は、円柱レンズ61の円周面を軸方向の平面で切り取ってから平面形状が円形となるようにしたものであり、断面が符号62で示されるように、幅方向中央部が最も厚くなっていて、図7に示されるように、レンズ膜セットの剥離紙34に貼着しておく。乱視矯正用レンズ膜60は、剥離紙34から剥離させる前に、眼鏡レンズ22A、22Bの前に押し付けて、その状態で、円柱レンズ61の直線状中央部60Aを円形中心廻りに回転させて調節して、最適な角度位置を決定してから、剥離紙34から剥離して、図4に2点鎖線で示されるように、眼鏡レンズ22A、22B上に貼着されているレンズ膜の上から更に重ね貼りする。
上記実施例に係るテンポラリー眼鏡20は、眼鏡レンズ部22の左右の眼鏡レンズ22A、22Bが一体として構成され、透明樹脂材料から形成されているが、テンポラリー眼鏡セットに用いられる場合、低コストで製造できて、収納体積が小さいものであれば他の構成でもよい。
例えば、智部とテンプル部とが一体的に樹脂で形成されたもの、フレーム部、智部、テンプル部が一体的に樹脂で形成されていて、これに光学樹脂からなる眼鏡レンズ部を組合せたもの等であってもよい。
但し、上記実施例のテンポラリー眼鏡20は、眼鏡レンズ部22とフレーム部23が同一材料で一体的に形成されているので、低コストで製造でき、且つ、収納体積も小さくなる。
災害等に備えて、テンポラリー眼鏡セットをレンズ膜セットと共にパッケージに入れた状態で多数製造し、備蓄しておくという利用分野がある。
10…テンポラリー眼鏡セット
20…テンポラリー眼鏡
22…眼鏡レンズ部
22A、22B…眼鏡レンズ
23…フレーム部
24…テンプル部
26…智部
28…鼻パッド
30、50…レンズ膜セット
31…第1の近視用レンズ膜
32…第2の近視用レンズ膜
33…第3の近視用レンズ膜
34…剥離紙
40…パッケージ
51…第1の遠視用レンズ膜
52…第2の遠視用レンズ膜
53…第3の遠視用レンズ膜
60…乱視矯正用レンズ膜
60A…直線状中央部
62…断面

Claims (9)

  1. 左右の眼鏡レンズを一体として構成される透明樹脂製の眼鏡レンズ部及びテンプル部を有してなるテンポラリー眼鏡と、前記テンポラリー眼鏡における前記眼鏡レンズに、1枚又は2枚重ねで貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、
    前記左右の眼鏡レンズは、低近視度、高近視度及び遠老視度のいずれかの視力矯正用レンズからなり、
    前記レンズ膜セットは、前記左右の眼鏡レンズが低近視度用又は、高近視度用の場合に、レンズ度数を−0.5D変化させる機能を備えた第1の近視用レンズ膜、レンズ度数を−1.0D変化させる機能を備えた第2の近視用レンズ膜、レンズ度数を−1.5D変化させる機能を備えた第3の近視用レンズ膜、
    を少なくとも含んでなり、そのうちの1枚又は2枚の近視用レンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能とされたことを特徴とするテンポラリー眼鏡セット。
  2. 左右の眼鏡レンズを一体として構成される透明樹脂製の眼鏡レンズ部及びテンプル部を有してなるテンポラリー眼鏡と、前記テンポラリー眼鏡における前記眼鏡レンズに、1枚又は2枚重ねで貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、
    前記左右の眼鏡レンズは、低近視度、高近視度及び遠老視度のいずれかの視力矯正用レンズからなり、
    前記レンズ膜セットは、前記左右の眼鏡レンズが遠老視度用の場合に、レンズ度数を+0.5D変化させる機能を備えた第1の遠視用レンズ膜、レンズ度数を+1.0D変化させる機能を備えた第2の遠視用レンズ膜、レンズ度数を+1.5D変化させる機能を備えた第3の遠視用レンズ膜、
    を少なくとも含んでなり、そのうちの1枚又は2枚の遠視用レンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能とされたことを特徴とするテンポラリー眼鏡セット。
  3. 左右の眼鏡レンズを一体として構成される透明樹脂製の眼鏡レンズ部及びテンプル部を有してなるテンポラリー眼鏡と、前記テンポラリー眼鏡における前記眼鏡レンズに貼着可能で、且つ、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜からなるレンズ膜セットと、前記テンポラリー眼鏡と前記レンズ膜セットとを収納するパッケージと、を含んでなり、
    前記左右の眼鏡レンズは、低近視度の視力矯正用レンズからなり、
    前記レンズ膜セットは、レンズ度数を−0.5D、−1.0D、−1.5D、−2.0D、−2.5D、−3.0D、−3.5D、−4.0D及び−4.5Dに変化させる機能を備えた9種類のレンズ膜、
    を少なくとも含んでなり、そのうちの1種類のレンズ膜を前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に貼着可能とされたことを特徴とするテンポラリー眼鏡セット。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記テンポラリー眼鏡セットにおける前記眼鏡レンズに貼着された前記レンズ膜の上に更に貼着可能で、且つ、乱視を矯正可能な少なくとも1種類の乱視矯正用レンズ膜を含んでおり、
    前記乱視矯正用レンズ膜は、円柱レンズを円形に切り取った形状であり、円柱レンズの軸線を円形中心廻りに回転させて調節して、前記貼着されているレンズ膜に貼着可能とされたことを特徴とするテンポラリー眼鏡セット。
  5. 左右の眼鏡レンズを一体として構成される透明樹脂製の眼鏡レンズ部と、
    テンプル部と、
    前記テンプル部が接続可能な智部とを有してなり、
    前記眼鏡レンズ部と前記智部は、実質的に同一種類の樹脂材料により連続一体的に形成されていることを特徴とするテンポラリー眼鏡。
  6. 請求項5において、
    前記智部は、前記眼鏡レンズ部の左右の端部の一部から構成されていることを特徴とするテンポラリー眼鏡。
  7. 請求項6において、
    前記智部は、前記眼鏡レンズ部の左右の端部の一部を、該端部よりもレンズ内側に肉厚に盛り上げて形成されていることを特徴とするテンポラリー眼鏡。
  8. 請求項5乃至7のいずれかにおいて、
    前記眼鏡レンズ部の外周のうち、少なくとも上端縁に沿う部分をレンズ中心側部分よりも肉厚に形成して、フレーム部としたことを特徴とするテンポラリー眼鏡。
  9. 請求項5乃至8のいずれかにおいて、
    前記左右の眼鏡レンズの少なくとも一方に、視力を矯正可能な度数を有するレンズ膜を貼着したことを特徴とするテンポラリー眼鏡。
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