JP2015197155A - Swing driving device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、旋回駆動装置に関する。 The present disclosure relates to a turning drive device.
従来、旋回モータと、このモータの駆動軸に歯車機構を取り付けて構成した減速機を有する旋回駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a turning drive device having a turning motor and a speed reducer configured by attaching a gear mechanism to a drive shaft of the motor (see, for example, Patent Document 1).
また、この種の減速機の内部には、歯車機構を構成する歯車同士の摩擦を低減する潤滑油が供給可能にされている。そして、該潤滑油のオイル点検を行うために、検油管を設けた旋回駆動装置も知られている。 In addition, lubricating oil that reduces friction between gears constituting the gear mechanism can be supplied into this type of reduction gear. A swivel drive device provided with an oil inspection pipe is also known in order to check the lubricating oil.
このような減速機において、旋回モータが回転することにより、減速機の内部の潤滑油は温度が上昇するため体積膨張を起こし、減速機室内の上部の領域にある空気室の圧力が上昇する。 In such a speed reducer, when the turning motor rotates, the temperature of the lubricating oil inside the speed reducer increases, so that volume expansion occurs, and the pressure of the air chamber in the upper region in the speed reducer chamber increases.
上述した検油管を設けた減速機を備えたショベルにおいて、旋回駆動装置の運転終了後、直ちにオイル点検を行うことがある。しかし、旋回モータを静止させても、減速機内部の温度は直ちに下がるわけではないため熱の影響で減速機内の圧力が高い状態がしばらく維持される。そのために、減速機室内の空気室の高い圧力により減速機室内の油面が押し下がり、その分、検油管側に潤滑油が移動し、検油管側の油面は上昇した状態になる。空気室の温度低下に伴い減速機室内の油面が上昇し、検油管側の油面は元に戻る。 In the excavator provided with the speed reducer provided with the above-described oil inspection pipe, an oil check may be performed immediately after the operation of the swing drive device is completed. However, even if the turning motor is stopped, the temperature inside the speed reducer does not drop immediately, so that the high pressure in the speed reducer is maintained for a while under the influence of heat. For this reason, the oil level in the reducer chamber is pushed down by the high pressure in the air chamber in the reducer chamber, and accordingly, the lubricating oil moves to the oil test tube side, and the oil surface on the oil test tube side rises. As the temperature of the air chamber decreases, the oil level in the reduction gear chamber rises, and the oil level on the oil inspection pipe side returns to the original level.
このように、運転終了後、適当な時間を経過させないとオイル点検を行えないとすると、オペレータの作業性が悪化してしまう。 Thus, if the oil check cannot be performed unless an appropriate time has passed after the operation is completed, the workability of the operator is deteriorated.
また、検油管内の潤滑油の油面上昇による検油管上端からの潤滑油の吹きこぼれを防止するため、減速機の外部にバッファタンクを配置することも考えられるが、装置が全体として大型化してしまう。 In order to prevent the lubricating oil from spilling from the upper end of the inspection pipe due to the rise of the lubricating oil level in the inspection pipe, it may be possible to arrange a buffer tank outside the reducer. End up.
さらに、オイルレベルゲージの高さを高く構成した装置も提案されているが(例えば、特許文献2参照)、装置の大きさや運転状況にかかわらず、一律に、オイルレベルゲージの高さを高くすると、上記同様に装置が全体として大型化してしまう。 Furthermore, although a device having a high oil level gauge has been proposed (see, for example, Patent Document 2), regardless of the size of the device and the operating conditions, the oil level gauge is uniformly increased. As described above, the overall size of the apparatus is increased.
上述の点に鑑み、検油管からの潤滑油の吹きこぼれを防止することができる旋回駆動装置を提供することが望ましい。 In view of the above, it is desirable to provide a swivel drive device that can prevent the lubricating oil from spilling from the oil inspection tube.
本開示の一局面によれば、旋回減速機と、該旋回減速機内の潤滑油の油量を検出する検油管と、前記旋回減速機と前記検油管とを接続する接続部と、を備え、前記検油管は、運転状況によって変化する前記検油管の油面より高い高さを有する、旋回駆動装置が提供される。 According to one aspect of the present disclosure, it comprises a turning speed reducer, an oil detection pipe that detects the amount of lubricating oil in the turning speed reducer, and a connecting portion that connects the turning speed reducer and the oil detection pipe, A swivel drive device is provided in which the oil inspection pipe has a height higher than the oil level of the oil inspection pipe, which varies depending on operating conditions.
本開示によれば、検油管からの潤滑油の吹きこぼれを防止することができる旋回駆動装置を提供することができる。 According to the present disclosure, it is possible to provide a turning drive device that can prevent the lubricating oil from spilling out from the oil inspection pipe.
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。 Hereinafter, embodiments will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, in each drawing, the same code | symbol is attached | subjected to the same component and the overlapping description may be abbreviate | omitted.
まず、本発明の一実施形態による旋回駆動装置が組み込まれたショベルの全体構成及び駆動系の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る旋回駆動装置が搭載されるショベルの側面図である。本発明の一実施形態による旋回駆動装置は、縦置きタイプであって、旋回体を旋回する機構を有するショベルに組み込まれる。 First, an overall configuration of a shovel incorporating a turning drive device according to an embodiment of the present invention and a configuration of a drive system will be described. FIG. 1 is a side view of an excavator on which the turning drive device according to the present embodiment is mounted. A turning drive device according to an embodiment of the present invention is a vertical type, and is incorporated in an excavator having a mechanism for turning a turning body.
図1に示すショベルの下部走行体1には、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端には、バケット6が取り付けられている。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。上部旋回体3には、キャビン10が設けられ、且つエンジン等の動力源が搭載される。
An
本実施形態に係るショベルには、電動機を用いた電動旋回用の旋回駆動装置及び油圧モータを用いた油圧旋回用の旋回駆動装置を用いることができる。 For the shovel according to the present embodiment, a turning drive device for electric turning using an electric motor and a turning drive device for hydraulic turning using a hydraulic motor can be used.
図2は、図1に示すショベルの駆動系の構成を示すブロック図である。図2において、機械的動力系は二重線、高圧油圧ラインは太い実線、パイロットラインは破線、電気駆動・制御系は細い実線でそれぞれ示されている。図2は、ショベルに電動旋回の旋回駆動装置が搭載されている場合のブロック図を示す。以下、ショベルに電動旋回の旋回駆動装置が搭載される場合について説明する。 FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the drive system of the shovel shown in FIG. In FIG. 2, the mechanical power system is indicated by a double line, the high-pressure hydraulic line is indicated by a thick solid line, the pilot line is indicated by a broken line, and the electric drive / control system is indicated by a thin solid line. FIG. 2 is a block diagram in the case where the excavator is equipped with a turning drive device for electric turning. Hereinafter, a case where a swing drive device for electric swing is mounted on an excavator will be described.
機械式駆動部としてのエンジン11と、アシスト駆動部としての電動発電機12は、変速機13の2つの入力軸にそれぞれ接続されている。変速機13の出力軸には、油圧ポンプとしてメインポンプ14及びパイロットポンプ15が接続されている。メインポンプ14には、高圧油圧ライン16を介してコントロールバルブ17が接続されている。また、パイロットポンプ15には、パイロットライン25を介して操作装置26が接続されている。
An engine 11 as a mechanical drive unit and a
コントロールバルブ17は、ハイブリッド式ショベルにおける油圧系の制御を行う制御装置である。下部走行体1用の油圧モータ1A(右用)及び1B(左用)、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9は、高圧油圧ラインを介してコントロールバルブ17に接続される。
The
電動発電機12には、インバータ18を介して、蓄電器としてのキャパシタを含む蓄電系(蓄電装置)120が接続される。蓄電系120には、インバータ20を介して電動作業要素としての旋回用電動機21が接続されている。旋回用電動機21の出力軸21bには、レゾルバ22、及び旋回減速機24が接続される。旋回減速機24の出力軸24Aにはメカニカルブレーキ23が接続される。旋回用電動機21と、レゾルバ22と、メカニカルブレーキ23と、旋回減速機24とにより、負荷駆動系として旋回駆動装置40が構成される。ここで、旋回用電動機21が上部旋回体3を旋回駆動するための旋回用電動モータに相当し、メカニカルブレーキ23が上部旋回体3に機械的にブレーキをかけておくブレーキ装置に相当する。
A power storage system (power storage device) 120 including a capacitor as a power storage is connected to the
操作装置26は、レバー26A、レバー26B、ペダル26Cを含む。レバー26A、レバー26B、及びペダル26Cは、油圧ライン27及び28を介して、コントロールバルブ17及び圧力センサ29にそれぞれ接続される。圧力センサ29は、電気系の駆動制御を行うコントローラ30に接続されている。
The
コントローラ30は、ショベルの駆動制御を行う主制御部としての制御装置である。コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)及び内部メモリを含む演算処理装置で構成され、CPUが内部メモリに格納された駆動制御用のプログラムを実行することにより実現される装置である。
The
コントローラ30は、圧力センサ29から供給される信号を速度指令に変換し、旋回用電動機21の駆動制御を行う。圧力センサ29から供給される信号は、旋回機構2を旋回させるために操作装置26を操作した場合の操作量を表す信号に相当する。
The
コントローラ30は、電動発電機12の運転制御(電動(アシスト)運転又は発電運転の切り替え)を行うと共に、蓄電系120の昇降圧コンバータを駆動制御することによりキャパシタの充放電制御を行う。コントローラ30は、キャパシタの充電状態、電動発電機12の運転状態(電動(アシスト)運転又は発電運転)、及び旋回用電動機21の運転状態(力行運転又は回生運転)に基づいて、蓄電系120の昇降圧コンバータの昇圧動作と降圧動作の切替制御を行う。、これにより、コントローラ30はキャパシタの充放電制御を行う。また、コントローラ30は、後述のようにキャパシタに充電する量(充電電流又は充電電力)の制御も行う。
The
上述のような構成のショベルによる作業では、上部旋回体3を旋回駆動するために、インバータ20を介して供給される電力により旋回用電動機21が駆動される。旋回用電動機21の出力軸21bの回転力は、旋回減速機24とメカニカルブレーキ23を介して旋回駆動装置40の出力軸40Aに伝達される。
In the work by the excavator having the above-described configuration, the turning
次に、図3を参照しながら、旋回駆動装置40の具体的な構成について説明する。なお、図3は、本実施形態に係る旋回駆動装置の内部構造図である。
Next, a specific configuration of the turning
また、図3は旋回駆動装置40のうち、第1旋回減速機24−1及びメカニカルブレーキ23を構成する部分の断面図である。本実施形態では、第1旋回減速機24―1を構成する遊星減速機の太陽歯車42が、旋回用電動機21の出力軸21bに固定されている。太陽歯車42は3つの遊星歯車44のそれぞれに係合している。遊星歯車44のそれぞれは、ピン44aを介して第1旋回減速機24−1の出力軸を構成する遊星キャリア46に回転可能に支持されている。そして、各遊星歯車44は、第1ギヤケース50の内面に形成された内歯歯車48に係合している。
FIG. 3 is a cross-sectional view of a portion of the turning
内歯歯車48が形成された第1ギヤケース50は、旋回用電動機21のエンドプレート21aに固定されており、自ら回転することはできない。一方、出力軸を構成する遊星キャリア46は、第1ギヤケース50に対して、ベアリング56を介して回転可能に支えられている。第2ギヤケース52は、変換アダプタ110を介して第1ギヤケース50に固定されている。
The
なお、上述の第1旋回減速機24−1は、各歯車を潤滑するための潤滑油が、密閉される構造を有する。この密閉は、エンドプレート21a、本体部50a、歯車連結部材50b、スプリング押さえ部材90によって行われる。本体部50a、歯車連結部材50b及びスプリング押さえ部材90は第1ギヤケース50を構成する。
In addition, the above-mentioned first turning speed reducer 24-1 has a structure in which lubricating oil for lubricating each gear is sealed. This sealing is performed by the
以上のような構成の第1旋回減速機24−1において、旋回用電動機21の出力軸21bが回転して太陽歯車42が回転すると、遊星歯車44が回転(自転)する。遊星歯車44は、第1ギヤケース50を構成する歯車連結部材50bの内面に形成された内歯歯車48に係合されている。そして、遊星歯車44の回転力で内歯歯車48が形成された歯車連結部材50bが回転しようとする。ところが、歯車連結部材50bはスプリング押え部材90に固定されているので、回転することはできない。その結果、遊星歯車44を支持しながら自ら回転可能に支持されている遊星キャリア46の方が回転する。以上のような歯車作用により、旋回用電動機21の出力軸21bの回転が減速されて遊星キャリア46から出力される。
In the first turning speed reducer 24-1 configured as described above, when the
次に、メカニカルブレーキ23を構成するブレーキディスクの構造について説明する。ブレーキディスク60は、固定部である第1ギヤケース50を構成する本体部50aと出力軸である遊星キャリア46との間に形成される。遊星キャリア46の外周から遊星キャリア46の回転半径方向外側に向けてブレーキディスク60が延在する。ブレーキディスク60は、遊星キャリア46に対して回転はできないが、遊星キャリア46の軸方向には移動可能である。具体的には、ブレーキディスク60は、例えばスプライン接続のような接続構造を介して遊星キャリア46に接続されている。
Next, the structure of the brake disc constituting the
ブレーキディスク60の上下両側には、ブレーキプレート62が配置されている。ブレーキプレート62は、固定部である本体部50aに対して回転はできないが、遊星キャリア46の軸方向には移動可能である。具体的には、ブレーキプレート62は、例えばスプライン接続のような接続構造を介して第2ギヤケース52の内面側に接続されている。上側のブレーキプレート62の上には、ピストン64が、遊星キャリア46の軸方向に移動可能な状態で配置されている。ピストン64はスプリング66により押圧されて常に上側のブレーキプレート62に押し付けられている。本実施形態は、スプリング66としてコイルスプリングを用いているが、小さな変位で高出力を得ることのできる多段重ねの皿バネを用いることもできる。
ブレーキプレート62とブレーキディスク60とは、遊星キャリア46の軸方向に移動可能である。そのため、上側のブレーキプレート62がピストン64により押圧されると、ブレーキディスク60は上下のブレーキプレート62により挟まれて押圧される。ブレーキプレート62とブレーキディスク60の表面は摩擦係数の大きな被膜に覆われている。そして、ブレーキディスク60が上下のブレーキプレート62により挟まれて押圧されることで、ブレーキディスク60の回転を阻止しようとするブレーキ力がブレーキディスク60に作用する。また、ブレーキディスク60は遊星キャリア46に対して回転できないように接続されている。そのため、ブレーキディスク60に作用するブレーキ力が遊星キャリア46に加わるブレーキ力となる。
The
ピストン64と本体部50aとの間には、作動油を供給可能な油圧空間68が形成され、油圧空間68にブレーキ解除ポート69が接続されている。また、ピストン64と本体部50aとの間にはOリング等のシール部材91が配置され、油圧空間68内の作動油が漏れ出ないようにシールしている。パイロットポンプ15から操作装置26、油圧ライン27a(図2参照)及びブレーキ解除ポート69を介して油圧空間68に油圧を供給すると、ピストン64が油圧により押し上げられて、ブレーキプレート62を押圧する力が無くなり、ブレーキは解除される。
A
以上のような構成の第1旋回減速機24−1において、本実施形態では、歯車連結部材50bの上面に凹部が形成され、該凹部の底面に複数の貫通孔が形成されている。この貫通孔のそれぞれに上述のスプリング66が挿入されている。各スプリング66の下端は、歯車連結部材50bの貫通孔から突出し、ピストン64に形成された穴の底面に当接している。そして、歯車連結部材50bの凹部には、スプリング押え部材90が嵌合している。スプリング押え部材90は、複数のボルト92により歯車連結部材50bに締め付けられて固定されている。
In the first turning speed reducer 24-1 having the above-described configuration, in the present embodiment, a recess is formed on the upper surface of the
スプリング押え部材90が歯車連結部材50bの凹部内に固定される前は、各スプリング66の上端は凹部の底面から上方に突出している。したがって、スプリング押え部材90を歯車連結部材50bの凹部内に固定する際に、各スプリング66はスプリング押え部材90により押圧されて圧縮される。スプリング押え部材90を歯車連結部材50bの上面に固定すると、各スプリング66は、スプリング押え部材90とピストン64との間に挟まれて圧縮された状態となっている。このときの各スプリング66の復元力(スプリング力)が、ピストン64(すなわち、ブレーキプレート62)をブレーキディスク60に押し付ける力となり、遊星キャリア46に加わるブレーキ力となる。
Before the
スプリング押え部材90が歯車連結部材50bの凹部内に固定された状態では、スプリング押え部材90全体が凹部内に収容される。そのため、スプリング押え部材90は、旋回用電動機21のエンドプレート21a(フランジとも称する)に当接する歯車連結部材50bの合わせ面から突出することはない。したがって、歯車連結部材50bの合わせ面のみが旋回用電動機21のエンドプレート21aに当接する。ただし、スプリング押え部材90の上面にはOリング等のシール部材93が配置され、歯車連結部材50b内の遊星歯車44を潤滑・冷却する潤滑油が漏れ出ないようにシールしている。また、スプリング押え部材90の下面にもOリング等のシール部材94が配置され、スプリング66が収容された部分に充填された潤滑油が漏れ出ないようにシールしている。同様に、本体部50aと歯車連結部材50bとの間にもOリング等のシール部材95が配置され、スプリング66が収容された部分に充填された潤滑油が漏れ出ないようにシールしている。
In a state where the
次に、図4を参照しながら、旋回駆動装置40における回転駆動系の構成について説明する。なお、図4は、図3に示す旋回駆動装置における、旋回電動機が静止しているときの状態を示す、要部を拡大した断面図である。
Next, the configuration of the rotation drive system in the turning
図4に示すように、第1旋回減速機24−1は、太陽歯車42、遊星歯車44、遊星キャリア46、及び内歯歯車48を含む遊星歯車機構で構成される。また、第2旋回減速機24−2は、太陽歯車82、遊星歯車84、遊星キャリア86、及び内歯歯車88を含む遊星歯車機構で構成される。
As shown in FIG. 4, the first turning speed reducer 24-1 is constituted by a planetary gear mechanism including a
第1旋回減速機24−1において、太陽歯車42は、旋回用電動機21の出力軸21bに固定され、遊星歯車44と係合する。遊星歯車44は、第1ギヤケース50を構成する歯車連結部材50bの内壁に形成された内歯歯車48と太陽歯車42との間で自転しながら公転する。本実施形態では、第1旋回減速機24−1は、3つの遊星歯車44を有する。3つの遊星歯車44のそれぞれは、自転しながら公転することによって遊星キャリア46を回転させる。なお、遊星キャリア46は、第1旋回減速機24−1の出力軸を構成する。
In the first turning speed reducer 24-1, the
また、本実施形態では、太陽歯車42及び3つの遊星歯車44のそれぞれは、はすば歯車で構成され、内歯歯車48は、はすば内歯車(不図示)で構成される。
In the present embodiment, each of the
第2旋回減速機24−2を構成する第2歯車機構のうち、太陽歯車82は、第1旋回減速機24−1の出力軸としての遊星キャリア46に固定され、遊星歯車84と係合する。遊星歯車84は、第2ギヤケース52の内壁に形成された内歯歯車88と太陽歯車82との間で自転しながら公転する。本実施形態では、第2旋回減速機24−2は、3つの遊星歯車84を有する。3つの遊星歯車84のそれぞれは、ピン84aを介して遊星キャリア86に回転可能に支持され、自転しながら公転することによって遊星キャリア86を回転させる。なお、遊星キャリア86は、第2旋回減速機24−2の出力軸を構成する。
Of the second gear mechanism constituting the second turning speed reducer 24-2, the
また、本実施形態では、太陽歯車82及び3つの遊星歯車84のそれぞれは、平歯車で構成され、内歯歯車88は、内歯平歯車で構成される。
In the present embodiment, each of the
具体的には、旋回駆動装置40は、図4に示すように、出力軸21bの時計回りの高速・低トルクの回転に応じて、遊星歯車44を反時計回りに自転させながら時計回りに公転させ、遊星キャリア46を時計回りに回転させる。そして、旋回駆動装置40は、遊星キャリア46の時計回りの回転に応じて、遊星歯車84を反時計回りに自転させながら時計回りに公転させ、遊星キャリア86、すなわち、出力軸40Aを時計回りに低速・高トルクで回転させる。出力軸21bが反時計回りに回転する場合も、各歯車の回転方向が逆になることを除き、同様である。
Specifically, as shown in FIG. 4, the turning
旋回駆動装置40は、旋回用電動機21のエンドプレート21a、本体部50a、歯車連結部材50b、スプリング押さえ部材90で密閉される空間SP1を有する。そして、出力軸21bには、図示しないオイルシールが装着され、遊星キャリア46にはオイルシール57が装着される。空間SP1は、太陽歯車42、遊星歯車44、遊星キャリア46、ブレーキディスク60、ブレーキプレート62、及びピストン64を収容し、細かいドットパターンで表される第1潤滑油LB1が供給されている。
The turning
具体的には、第1検油管70aは、接続部72a、本体部50aに形成される連通路を介して、空間SP1の下部領域と連通されている。以下、接続部72aが接続されている位置を接続位置という。第1検油管70aは、第1旋回減速機24−1内の第1潤滑油の油量の検出等オイル点検を行うために、第1旋回減速機24−1内の空間SP1の下部領域に接続されている。
Specifically, the first
また、遊星キャリア46には、ブレーキディスク60の半径方向内側から第1潤滑油LB1を供給できるように油路74が設けられる。油路74により、旋回駆動装置40は、ブレーキディスク60の表面に沿った第1潤滑油LB1の流れを形成でき、ブレーキディスク60を効率的に冷却できる。
Further, the
また、旋回駆動装置40は、第2ギヤケース52で密閉される空間SP2を有する。遊星キャリア86には、図示しないオイルシールが装着される。空間SP2は、太陽歯車82、遊星歯車84、及び、遊星キャリア86を収容し、粗いドットパターンで表される第2潤滑油LB2が供給されている。なお、第2潤滑油LB2は、オイルシール57によって第1潤滑油LB1から隔離されている。
Further, the turning
なお、図4には図示していないが、接続部72aの接続位置より高い位置に設けられ、第1検油管70aの高い位置で第1旋回減速機24−1と接続される連通部72b(バイパス管)が備えられていてもよい。これによって、空間SP1の内圧の上昇を抑制することができる。第1検油管70aは上部が密閉されているか否かは問わないが、上部が大気圧に開放されている方が、第1検油管70a内の過渡な圧力上昇を抑制できるため好ましい。第2旋回減速機24−2についても同様である。
Although not shown in FIG. 4, a
次に、潤滑油の吹きこぼれを阻止する検油管の構造について図面を参照しながら説明する。図5は、図3に示す旋回駆動装置における、旋回用電動機が回転しているときの状態を示す、模式図である。なお、図5では理解を容易にするため、遊星歯車機構等、第1ギヤケース50の内部に収容される構成部品を省略して図示している。図5は、バイパス管72bを有さない場合の第1旋回減速機24−1の模式図である。第2旋回減速機24−2に接続される第2検油管70bの構造及び接続関係は、第1旋回減速機24−1の場合と基本的に同じである。第2旋回減速機24−2については説明を省略する。
Next, the structure of the oil inspection pipe that prevents the lubricating oil from spilling will be described with reference to the drawings. FIG. 5 is a schematic diagram showing a state when the turning electric motor is rotating in the turning drive device shown in FIG. 3. In FIG. 5, for easy understanding, components such as a planetary gear mechanism and the like housed in the
旋回用電動機21静止時の潤滑油面を破線で示す。旋回用電動機21の回転により形成されるすり鉢状の潤滑油面を実線で示す。また、Hは第1検油管70aの高さ、Hgは第1検油管70a内の第1潤滑油LB1の油面高さ、P1は第1旋回減速機24−1(第1ギヤケース50)の内の圧力(内圧)、Pgは接続位置Aに作用する圧力、rは第1ギヤケース50内の断面の半径、ωは角速度、をそれぞれ示す。また、hrは第1ギヤケース50の底面からすり鉢状の油面の凸部Oまでの高さ、hgは第1ギヤケース50の底面から接続位置Aまでの高さ、ρは第1潤滑油LB1の密度をそれぞれ示す。ここで、角速度ωは、第1検油管70aの油面の高さHgに影響する角速度、具体的には、旋回用電動機21の回転に伴う遊星キャリア46又は第1潤滑油LB1の角速度のことをいう。
The lubricating oil surface when the turning
まず、旋回用電動機21が回転すると、図5に示すように、第1旋回減速機24−1用の歯車(図5において不図示)の遠心力により第1ギヤケース50内の第1潤滑油LB1がすり鉢状の油面(図5中実線参照)を形成する。また、旋回用電動機21が回転することにより、第1ギヤケース50内の第1潤滑油LB1は温度が上昇するため体積膨張を起こし、第1ギヤケース50の上部領域の内圧P1が上昇する。上昇した内圧P1により第1ギヤケース50内の油面が押し下がり、その分、第1検油管70a側に第1潤滑油LB1が移動し、第1検油管70a内の油面が上昇する。図5は油面上昇後の状態を図示している。
First, when the turning
接続位置Aに作用する圧力Pgは、下式(1)で表される。 The pressure Pg acting on the connection position A is expressed by the following formula (1).
Pg=ρ・g・Hg・・・・・・(1)
よって、第1検油管70a内の第1潤滑油LB1における第1潤滑油LB1の油面高さHgは、式(1)に基づき下式(2)で表される。
Pg = ρ · g · Hg (1)
Therefore, the oil level height Hg of the first lubricating oil LB1 in the first lubricating oil LB1 in the first
すなわち、接続位置Aに作用する圧力Pgは、第1ギヤケース50の内圧P1(静圧)と、動圧による圧力上昇と、すり鉢用の油面形成による圧力上昇と、の和として算出される。
That is, the pressure Pg acting on the connection position A is calculated as the sum of the internal pressure P1 (static pressure) of the
したがって、式(2)に式(3)を代入すると、第1検油管70a内の第1潤滑油LB1の油面の高さHgは、下式(4)で表すことができる。
Therefore, when the formula (3) is substituted into the formula (2), the height Hg of the oil level of the first lubricating oil LB1 in the first
H>Hg・・・・・(5)
すなわち、第1検油管70aの高さHは、接続位置Aに作用する圧力Pgに応じて定まる第1検油管70a内の第1潤滑油LB1の油面の高さHg(式(4)参照)よりも高くなるように定める。
H> Hg (5)
That is, the height H of the first
このように、第1検油管70aの油面の高さHgを算出することにより、第1検油管70aの高さHを決定する。これによって、第1検油管70aから第1潤滑油LB1が吹きこぼれるのを防止することができる旋回駆動装置40を提供することができる。
Thus, the height H of the first
次に、上記構造とは異なり、第1検油管70aにバイパス管72bを設けた場合における、旋回用電動機21が回転しているときの状態を説明する。図6は、図5と異なる旋回駆動装置における、旋回用電動機が回転しているときの状態を示す、模式図である。なお、図6では、図5と同様に理解を容易にするため、遊星歯車機構等、第1ギヤケース50の内部に収容される構成部品を省略して図示している。
Next, the state when the turning
第1旋回減速機24−1(第1ギヤケース50)の内の圧力(内圧)P1は、第1潤滑油LB1の温度上昇に伴い上昇する。本実施形態では、第1ギヤケース50にバイパス管72bを接続しているため、このバイパス管72bから上昇した圧力を外部に排出することが可能となり、内圧P1の過渡の圧力上昇を防止している。
The pressure (internal pressure) P1 in the first turning speed reducer 24-1 (first gear case 50) increases as the temperature of the first lubricating oil LB1 increases. In the present embodiment, since the
第1潤滑油LB1の吹きこぼれを防止するには、第1検油管70aの高さHが、運転状況によって変化する第1検油管70aの油面の高さHgより高い高さを有していればよい。すなわち、内圧P1の上昇に伴う第1検油管70a内の上昇油面よりも、第1検油管70aの高さHが高ければよい。このように、第1検油管70aの高さHを、第1潤滑油LB1の温度上昇に伴う第1検油管70aの上昇油面の高さHgよりも高くなるように決定する。
In order to prevent the first lubricating oil LB1 from being spilled, the height H of the first
本構造において、Hgは、下式(7)で表される。 In this structure, Hg is represented by the following formula (7).
Hg=h0'+ΔHg・・・・・・(7)
ここで、h0'は旋回駆動装置40の運転開始直後の第1検油管70aの油面の高さを示す。旋回駆動装置40の運転開始直後においては、h0'は、第1ギヤケース50の底面からすり鉢状の油面の凸部Oまでの高さと一致する。ΔHgは温度上昇に伴い、すり鉢状の油面の上端b1がバイパス管72bの連結位置b2まで低下したことによる第1検油管70a内の油面の上昇高さを示す。上述したように、旋回駆動装置40の運転に伴い、第1旋回減速機24−1の内部の第1潤滑油LB1は温度が上昇するため体積膨張を起こし、第1ギヤケース50の上部領域の内圧P1が上昇する。すり鉢状の油面の上端b1がバイパス管72bの連結位置b2まで低下するまで内圧P1は上昇する。すなわち、このときの第1検油管70a側の油面上昇高さΔHgよりも高くなるように、第1検油管70aの高さHを決定する。
Hg = h0 ′ + ΔHg (7)
Here, h0 ′ indicates the height of the oil level of the first
第1潤滑油LB1の油面の上昇による第1検油管70a内の増加油量をΔVとし、第1ギヤケース50内の断面積をA、すり鉢状の油面の上端b1からバイパス管72bの連結位置b2までの高さをhbとすると、増加油量ΔVは、下式(8)で表される。
ΔV=hb×A・・・・・・(8)
また、hbは下式(9)で表される。
hb=hr+h2−h1・・・・・・(9)
ここで、h1は、第1ギヤケース50の底面からバイパス管72bの連結位置b2までの高さを示す。h2は、すり鉢状の油面の凸部Oからすり鉢状の油面の上端b1までの高さを示す。hrは、第1ギヤケース50の底面からすり鉢状の油面の凸部Oまでの高さを示す。
The increased oil amount in the first
ΔV = hb × A (8)
Hb is represented by the following formula (9).
hb = hr + h2-h1 (9)
Here, h1 indicates the height from the bottom surface of the
そして、h2は下式(10)で表される。 And h2 is represented by the following Formula (10).
また、第1検油管70a内の断面積をaとすると、油面上昇高さΔHgは、下式(12)で表される。
Further, when the sectional area in the first
したがって、バイパス管72bを有する場合は、式(5)、(14)により、第1検油管70aの高さHは、下式(15)を満たすように決定する。
Therefore, when the
ΔP=ρ・g・hb・・・・・(16)
所定の圧力を超えると、第1旋回減速機24−1内の内圧P1が第1検油管70aを介して外部に排出される位置に、バイパス管72bを設ける。hbはこのように、第1旋回減速機24−1内の内圧P1の上昇も考慮に入れて決定する。
ΔP = ρ · g · hb (16)
When a predetermined pressure is exceeded, a
したがって、式(8)、(12)、(16)により、ΔHgは、下式(17)で表される。 Therefore, ΔHg is expressed by the following equation (17) according to equations (8), (12), and (16).
式(19)は、要求仕様や運転状況により内圧P1の許容値が定められている場合に、第1ギヤケース50内の上昇圧力ΔPを変更することによって、第1検油管70aの高さHを決定するために用いる。
When the allowable value of the internal pressure P1 is determined according to the required specifications and the operating condition, the equation (19) is obtained by changing the rising pressure ΔP in the
以上のように、バイパス管72bを有さない場合は、Hを上記不等式(6)により表すことができる。そして、不等式(6)を満たすように、旋回駆動装置40の体格や仕様条件に基づき、旋回駆動装置40の運転状況に応じて定められる第1パラメータを変更する。ここで、旋回駆動装置40の体格とは、旋回駆動装置40の大きさのことをいい、第1ギヤケース50内の断面の半径rをパラメータとして算出することができる。第1パラメータは、要求仕様を勘案し、不等式(6)を満たすように決定する。また、第1パラメータを定めるに際しては、ショベルの使用状況、使用環境、使用頻度等の等の運転状況をも勘案し、不等式(6)を満たすように決定することもできる。第1パラメータとは、運転状況によって変動する第1ギヤケース50の底面からすり鉢状の油面の凸部Oまでの高さhrや接続位置Aに作用する圧力Pgや第1ギヤケース50内の温度上昇値等が含まれる。また、第1パラメータは、仕様条件に基づき定められる第1ギヤケース50の底面から接続位置Aまでの高さhg、第1ギヤケース50内の断面の半径r、角速度ω及び第1潤滑油LB1の密度ρ等が含まれる。ここで、角速度ωは、要求仕様の条件における許容角速度のことをいう。
As described above, when the
さらに、バイパス管72bを有する場合は、Hを上記不等式(15)、(19)により表すことができる。バイパス管72bを有する場合は、第1パラメータに加え第2パラメータも加味して、第1検油管70aの高さHを決定する。第2パラメータには、第1旋回減速機24−1及び第1検油管70aの各仕様が含まれる。第1旋回減速機24−1の仕様には、第1ギヤケース50内の断面の半径rに加え、すり鉢状の油面の上端b1からバイパス管72bの連結位置b2までの高さhb等が含まれる。第1検油管70aの仕様には、第1検油管70a内の断面積a、旋回駆動装置40の運転開始直後の第1検油管70aの油面の高さh0'、温度上昇に伴う第1検油管70a内の油面の上昇高さΔHg等が含まれる。
Further, when the
なお、バイパス管72bを有する場合は、運転状況によって変動する第1ギヤケース50内において上昇する上昇圧力ΔPを加味して、第1検油管70aの高さHを決定することもできる。温度上昇を考慮に入れて、上昇圧力ΔPを決定する。温度上昇は、要求仕様によって定まる許容温度上昇値のことをいう。
In the case where the
このように、バイパス管72bを有する場合も、バイパス管72bを有さない場合と同様に、旋回駆動装置40の運転状況に応じて変動するパラメータをも考慮して、第1検油管70aの高さHを決定することができる。
As described above, even when the
以上のように、パラメータを定めて第1検油管70aの高さHを決定することにより、第1検油管70aからの第1潤滑油LB1の吹きこぼれるのを防止することができる旋回駆動装置40を提供することができる。
As described above, by determining the parameter H and determining the height H of the first
なお、本実施形態において、第1パラメータ及び第2パラメータは、上記の通り定めたが、本発明はこれに限定されるものではない。仕様条件や使用状況、使用環境、使用頻度等の運転状況に応じて、上記以外のパラメータを定めて、第1検油管70aの高さHを決定してもよい。また、第1検油管70aの高さHを定めるに際して、上記パラメータのうち、全てのパラメータを使用する必要はなく、仕様条件や運転状況に応じて、任意にパラメータを選択して、第1検油管70aの高さHを決定することができる。
In the present embodiment, the first parameter and the second parameter are determined as described above, but the present invention is not limited to this. The height H of the first
本実施形態は以上のように構成されているため、運転終了後、旋回減速機内の油温が低下するまで適当な時間の経過を待つ必要がない。そのため、オペレータは旋回駆動装置の運転終了後直ちにオイル点検を行うことが可能となり、オペレータの作業性の向上に繋がる。 Since the present embodiment is configured as described above, it is not necessary to wait for an appropriate time until the oil temperature in the swivel reducer decreases after the operation ends. Therefore, the operator can check the oil immediately after the operation of the turning drive device is completed, which leads to improvement of the operator's workability.
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。 The preferred embodiments of the present invention have been described in detail above, but the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and substitutions can be made to the above-described embodiments without departing from the scope of the present invention. Can be added.
旋回駆動装置40は、第1旋回減速機24−1及び第2旋回減速機24−2の2段構成を有する場合を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、高速段、中速段及び低速段の3段により構成されていてもよいし、3段以上の構成であってもよい。
The turning
また、本実施形態に係る旋回減速機は、遊星減速機を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、旋回減速機は、サイクロ減速機により構成されていてもよい。 Moreover, although the swivel reducer according to the present embodiment has been described by exemplifying a planetary reducer, the present invention is not limited to this configuration. For example, the turning speed reducer may be constituted by a cyclo speed reducer.
また、本実施形態に係る旋回駆動装置40は、旋回モータの一例として旋回用電動機により駆動される、電動駆動の電動旋回形の旋回駆動装置を例示して説明したが(図2参照)、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、油圧モータにより駆動する油圧駆動形の旋回駆動装置であってもよい。
In addition, the turning
1・・・下部走行体 1A、1B・・・油圧モータ 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン(操縦室) 11・・・エンジン 12・・・電動発電機 13・・・変速機 14・・・メインポンプ 15・・・パイロットポンプ 16・・・高圧油圧ライン 17・・・コントロールバルブ 18、20・・・インバータ 21・・・旋回用電動機 21a・・・エンドプレート 21b・・・出力軸 22・・・レゾルバ 23・・・メカニカルブレーキ 24・・・旋回減速機 24−1・・・第1旋回減速機 24−2・・・第2旋回減速機 25・・・パイロットライン 26・・・操作装置 26A、26B・・・レバー 26C・・・ペダル 27、27a、28・・・油圧ライン 29・・・圧力センサ 30・・・コントローラ 40・・・旋回駆動装置 40A・・・出力軸 42、82・・・太陽歯車 44、84・・・遊星歯車 44a、84a・・・ピン 46、86・・・遊星キャリア 48、88・・・内歯歯車 50・・・第1ギヤケース 50a・・・本体部 50b・・・歯車連結部材 52・・・第2ギヤケース 56・・・ベアリング 57・・・オイルシール 60・・・ブレーキディスク 62・・・ブレーキプレート 64・・・ピストン 66・・・スプリング 68・・・油圧空間 69・・・ブレーキ解除ポート 70a・・・第1検油管 70b・・・第2検油管 72a・・・接続部 72b・・・連通部(バイパス管) 74・・・油路 90・・・スプリング押え部材 91、93、94、95・・・シール部材 92・・・ボルト 110・・・変換アダプタ 120・・・蓄電系
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記検油管は、
運転状況によって変化する前記検油管の油面より高い高さを有する、旋回駆動装置。 A swivel reducer, an oil inspection pipe for detecting the amount of lubricating oil in the swivel reducer, and a connecting portion for connecting the swivel reducer and the oil inspection pipe,
The oil test tube is
A swivel drive device having a height that is higher than the oil level of the oil inspection pipe, which varies depending on operating conditions.
前記検油管は、
運転状況によって変化する前記検油管の油面より高い高さを有する、旋回駆動装置。 A swivel reducer, an oil detection pipe for detecting the amount of lubricating oil in the swivel reducer, a connecting part for connecting the swivel reducer and the oil detecting pipe, and the swivel reducer at a position higher than the connecting part A communication part connected to
The oil test tube is
A swivel drive device having a height that is higher than the oil level of the oil inspection pipe, which varies depending on operating conditions.
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