JP2015194567A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示欠陥の検出、および外光による影響を含めた色補正、を簡易に行なうことのできる表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】入力画像を表示画面に表示する表示部と、表示画面に対し位置関係を固定して配置される撮像素子を有し、表示画面と表示画面の周囲とを含む撮像領域を撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を得る撮像部と、入力画像と、撮像部で得られた撮像画像のうち表示画面に対応する領域の画像と、を比較し表示部の表示欠陥を検出する欠陥検出部と、撮像素子で撮像した前記撮像信号、または撮像部で得られた撮像画像の画像データ、をもとに表示画面に表示する色を補正する色補正部と、を備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、一般的には、表示装置に関し、特には、表示装置の欠陥を検出可能な表示装置に関する。
従来の表示装置、例えば(1)CRT表示装置、(2)液晶表示装置、に対し、装置自体の不良に起因して生じる表示上の欠陥(以下、表示欠陥と記載。)の検出、例えば輝度が周囲の画素と異なる画素の検出、が行なわれている。
そのための検出技術として、撮像装置を別途用意して表示装置に接続し、表示装置の表示画面を撮像した画像(以下、撮像画像と記載。)を用いて表示欠陥を検出する技術が知られている。(特許文献1、特許文献2)
特許文献1では、撮像画像に対しメディアンフィルタまたはラプラシアンフィルタを用いたフィルタ処理を行うことで、欠陥やむらに対応する画素を検出している。
また、上記フィルタによる処理の結果と一定基準値との差をとり、その差を補正値として表示装置に記憶させて欠陥やむらを補正できるようにしている。
そして、1つの表示装置に対して補正を行い、それが終了すると、接続を切り離し、他の表示装置と接続し、次の補正を行なう。
特許文献2では、点欠陥を検出するためのカメラアレイと、むらを検出するためのカメラと、を別個に設けた検査装置により液晶表示装置を撮像し、点欠陥と表示むらを別々に検出して、検出結果を検査装置のモニタに表示するようにしている。
しかし、特許文献1では、表示装置を例えば屋外に設置する場合のように、表示装置外から来る光(以下、外光と記載。)の色に影響されて、表示画面を見る人から見て、例えば(1)意図した表示の色と異なって見える場合、(2)表示画面の色が時間的に変化する場合、に何度も補正装置を接続して補正し直す必要があり、補正が簡易にできないという課題があった。
また、特許文献2では、複数台のカメラを必要とし装置構成が大掛かりになるため、検査装置を設置するための広いスペースが必要であり、また、検出を行うのみであり、補正については、別途行なう必要があるため簡易にできないという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、表示欠陥の検出、および色補正、を簡易に行なうことのできる表示装置を提供することを目的とする。
例えば、表示欠陥の検出、および、表示装置の外部の環境の影響である上記特許文献1の課題である外光による影響、を含めた色補正、を簡易に行うことのできる表示装置を提供することを目的とする。
例えば、表示欠陥の検出、および、表示装置の外部の環境の影響である上記特許文献1の課題である外光による影響、を含めた色補正、を簡易に行うことのできる表示装置を提供することを目的とする。
入力画像を表示画面に表示する表示部と、
前記表示画面に対し位置関係を固定して配置される撮像素子を有し、前記表示画面と前記表示画面の周囲とを含む撮像領域を前記撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を得る撮像部と、
前記入力画像と、前記撮像部で得られた前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域の画像と、を比較し前記表示部の表示欠陥を検出する欠陥検出部と、
前記撮像素子で撮像した前記撮像信号、または前記撮像部で得られた前記撮像画像の画像データ、をもとに前記表示画面に表示する色を補正する色補正部と、
を備えることを特徴とする。
前記表示画面に対し位置関係を固定して配置される撮像素子を有し、前記表示画面と前記表示画面の周囲とを含む撮像領域を前記撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を得る撮像部と、
前記入力画像と、前記撮像部で得られた前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域の画像と、を比較し前記表示部の表示欠陥を検出する欠陥検出部と、
前記撮像素子で撮像した前記撮像信号、または前記撮像部で得られた前記撮像画像の画像データ、をもとに前記表示画面に表示する色を補正する色補正部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の表示装置によれば、表示欠陥の検出、および色補正、を簡易に行なうことができる。
以下に、本発明の各実施の形態について図を用いて説明する。
なお、以下の各実施の形態の図においては、同一ないしは同様なものについては同一ないしは同様の番号を付け、各実施の形態の説明においてその説明を一部省略する場合がある。
また、図の各要素は、本発明を説明するために便宜的に分割したものであり、その実装形態は図の構成、分割、名称等に限定されない。また、分割の仕方自体も図に示した分割の仕方に限定されない。
また、図中および以下の説明の記載における「・・部」(「・・処理部」)は、例えば「・・手段」(「・・処理手段」)、「・・機能単位」(「・・処理機能単位」)、「・・回路」(「・・処理回路」)、「・・装置」(「・・処理装置」)、「・・処理」、「・・ステップ」、「・・処理ステップ」と置換えてもよい。また、「・・部」(「・・処理部」)を「・・処理」、「・・ステップ」、「・・処理ステップ」と置換えた場合は、処理フローの図とみなしてもよい。
実施の形態1.
以下に、本発明の各実施の形態1について図1ないし図5を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における、表示装置の内部構成の概要を示す図である。
なお、図示しない構成要素を含む広義の表示装置を各種定義することも可能であり、例えば(1)電源、(2)制御回路、(3)通信機能、(4)各種インターフェースを含むことが可能である。
図において、11は表示部、12は撮像部、13は画像処理部、14は欠陥検出部、15は色補正部、点線の矢印は光、実線の矢印は、画像、信号、情報、のいずれかまたはそれらの組合せ、を示す。
また、実線で示した画像、信号、情報は、表示装置の実装において各種の表現形式が使用可能であり、また、(1)値そのもの、(2)値を表す情報、(3)値を表すためのパラメータ、などでもよい。
表示部11は、表示画面を有し、表示対象となる画像(以下、入力画像と記載。)に対応する光(以下、表示光と記載。)を発することで、入力画像を表示画面に表示する。
なお、以下の説明において「画像」は、(1)「データ等の集合によって表現される対象としての画像」を意味する場合に用いるほかに、(2)「画像を表すためのデータ(例えば画素毎の色を表現するデータ。)」を意味する場合にも用いることがある。
入力画像を表すデータの実装としては、各種データおよび情報が使用可能であり、例えば(1)文字、(2)TV放送、(3)広告、(4)テストパターン、(5)表示装置の制御に関する各種制御情報、が使用可能である。また、例えば(1)静止画像、(2)動画像、(3)両者の組合せ、が使用可能である。
表示部11の実装としては、各種表示素子及び表示用材料が適用可能であり、例えば(1)CRT表示器、(2)液晶表示器、(3)有機EL表示器、(4)LED表示器、(5)量子ドット表示器、が適用可能である。
また、表示画面を形成する表示素子は、複数の部分領域に分割可能なものでも、表示画面全体に渡って一体のものでもよい。分割可能な場合の単位表示素子としては、例えば(1)画素単位の表示素子、(2)複数画素を有する表示ユニット、(3)上記の組合せ、が使用可能である。
また、表示部11は、欠陥検出部14で得られた、表示欠陥の位置に関する情報(以下、欠陥位置情報と記載。)を入力する。
表示部11における欠陥位置情報の利用形態は、各種形態が適用可能であり、例えば(1)欠陥位置情報を表示装置の管理者等に通知するために表示画面に表示する、(2)欠陥に対応する表示素子が表示しないように制御する、(3)位置情報以外の情報、例えば表示欠陥の程度に関する情報、と組合せて輝度などの表示条件を補正する、といった利用形態が適用可能である。
また、表示部11は、表示画面に表示される色を調整するための情報(以下、色補正パラメータと記載。)をもとに、表示光を変化させる。
色補正パラメータの表現形式は、表示部11の実装に合せて各種表現形式のパラメータが使用可能である。例えば、表示部11の色の制御の実装における制御用パラメータがRGB(赤/緑/青)表現であればR、G、Bに関するパラメータを、YCbCr(輝度/色差/色差)表現であればY、Cb、Crに関するパラメータを、用いることができる。但し、表示装置の構成要素において必要に応じ表現形式を変換して用いること、を妨げるものではない。
撮像部12は、表示画面に対し位置関係を固定して配置される撮像素子を有し、表示部画面と表示画面の周囲とを含む撮像領域を撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を求める。
表示画面の周囲としては、各種定義が適用可能であり、例えば、(1)表示装置の表示画面以外の部分、(2)表示装置の周囲の空間(の全部または一部)、(3)(1)と(2)の組合せ、を適用することができる。
表示画面の周囲としては、各種定義が適用可能であり、例えば、(1)表示装置の表示画面以外の部分、(2)表示装置の周囲の空間(の全部または一部)、(3)(1)と(2)の組合せ、を適用することができる。
撮像画像を求める際の処理としては、各種の処理が適用可能であり、例えば(1)輝度調整、(2)ホワイトバランス調整、(3)デモザイク(de−mosaic)、(4)(1)乃至(3)の組合せ、を行う。
また、撮像部12は、撮像信号の、複数の画素に対応する全体的な特性を示す情報(以下、センサデータと記載。)を求める。
センサデータの表現形式は、上記色補正パラメータと同様に、実装に合せて各種形式が使用可能である。また、必ずしもセンサデータの表現形式と同じ表現形式を用いる必要はない。
撮像部12の内部構成については、図2を用いて後述する。
画像処理部13は、撮像部12で得られた撮像画像をもとに、欠陥検出部14における表示欠陥の検出処理に適した画像(以下、解析画像と記載。)を求める。
撮像画像から解析画像を求める際に、画像処理部13は、撮像部12の撮像特性、例えば視野角、に起因する撮像画像の歪を補正する。
欠陥検出部14は、入力画像と、画像処理部13で得られた解析画像と、をもとに表示部11の表示欠陥を検出し、欠陥位置情報を求める。
表示欠陥としては、各種定義が可能であり、例えば、(1)輝度が周囲の画素と異なる画素、(2)周囲の画素と同じ色を表示する場合に色が異なる画素、を定義することができる。
欠陥位置情報の求め方については、後述する動作原理の動作原理の記載において説明する。
表示欠陥としては、各種定義が可能であり、例えば、(1)輝度が周囲の画素と異なる画素、(2)周囲の画素と同じ色を表示する場合に色が異なる画素、を定義することができる。
欠陥位置情報の求め方については、後述する動作原理の動作原理の記載において説明する。
なお、欠陥位置情報と合せて、欠陥に関するその他の情報、例えば、(1)欠陥の程度に関する情報、(2)欠陥に対する対応を指示するための情報、を通知してもよい。
色補正部15は、撮像部12で得られたセンサデータをもとに、表示部11に対し色補正を指示するためのパラメータ(以下、色補正パラメータと記載。)の値を求める。
図2は、本発明の実施の形態1における、撮像部の内部構成の概要を示す図である。
図において、21は撮像素子、22は集光部、23は受光部、24は信号処理部、25は信号統計処理部を示す。
撮像素子21は、広角の撮像素子であり、集光部22および受光部23を有する。また、撮像素子21は、撮像部12の外部から入射した光をもとに、撮像信号を求める。
本実施の形態においては、撮像部12はカラーの撮像画像を求めることが可能な撮像素子を有する。
集光部22は、撮像部12の外部から入射した光を集光する。
集光部22の実装としては、各種光学素子が適用可能であり、例えば(1)魚眼レンズ、(2)球形レンズ、(3)曲面ミラー、が適用可能である。また、集光部を構成する光学素子の数、例えばレンズの数、は、1つでも複数でもよい。
なお、集光部22は、集光の際に集光条件、例えば(1)焦点距離、(2)レンズの絞り、を制御可能なように構成してもよい。
受光部23は、集光部22で集光された光を、電気信号に変換する。この電気信号そのもの、または電気信号をデータに変換したもの、が撮像信号となる。
受光部23の実装としては、各種光学センサが適用可能であり、例えば(1)CCD(Charge Coupled Devices)センサ、(2)CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)センサ、が適用可能である。
例えば、受光部23としてCCDセンサを用い、CCDセンサの各光電変換素子にR、G、Bのいずれかの光学フィルタを配置する場合、撮像信号としては、各光電変換素子から出力されR、G、Bのいずれかに対応する信号となる。
信号処理部24は、受光部23で得られた撮像信号から、撮像画像を求める。
撮像画像を求める際の処理としては、各種の処理が適用可能であり、例えば(1)輝度調整、(2)ホワイトバランス調整、(3)デモザイク、のいずれかまたはそれらの組合せ、を行う。
信号統計処理部25は、受光部23で得られた撮像信号から、撮像信号の複数の画素に渡る全体的な特性を示す情報(センサデータ)を求める。
センサデータの具体例および求め方については、後述する動作原理の動作原理の記載において説明する。
センサデータの具体例および求め方については、後述する動作原理の動作原理の記載において説明する。
なお、センサデータとしては、例えば上記輝度調整およびホワイトバランス調整に関する調整量の値を用いることができるが、複数の画素に対応する全体的な特性を示すものを独自に定義して求めてもよい。
また、センサデータを求める際の複数の画素の範囲としては、撮像素子21の撮像範囲全体でも、撮像範囲内の特定の部分であってもよい。
本実施の形態では、撮像素子21の撮像範囲全体の場合を例に説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における、表示装置を正面側から見た、外観の概要を示す図(斜視図)である。
図において、1は表示装置、21は撮像素子、31は表示装置の外枠、32は表示画面(または表示画面を構成する表示素子)、を示す。
撮像素子21は、表示画面32に対し位置関係を固定して配置される。
図は、表示画面32の位置が、外枠31の最前面の位置より奥まって位置するように固定して配置された場合の例となっている。
また、図は、撮像素子21が、外枠31の内側の面に固定して配置され、表示画面32の下側に配置されている場合の例となっている。
また、撮像素子21は、表示画面と、表示画面の周囲と、を含む領域を撮像可能なように、位置および向きが設定される。
なお、撮像素子21の配置は、表示画面32の上側または横側でもよく、下側に限定されない。
図4は、本発明の実施の形態1における、表示装置を正面側から見た外観の変形例の概要を示す図である。
図において、1は表示装置、21は撮像素子、31は表示装置の外枠、32は表示画面(または表示画面を構成する表示素子)、33は固定用治具、を示す。
図においては、固定用治具33により、外枠31に、撮像素子21が表示画面32に対し位置関係を固定して撮像素子21を配置する場合の例となっている。
次に、本実施の形態の表示装置の動作原理について説明する。
なお、本実施の形態においては、屋外など外光が表示画面32に当たる場所に表示装置が設置され、また、撮像部12は主に表示部11の表示画面32を撮像する、場合を例に説明をする。
また、表示画面32は、図3に示す長方形である場合を例に説明する。
また、撮像信号として、R、G、Bに関する信号またはデータが得られ、色補正パラメータとしてY、Cb、Crに関するパラメータを求める場合、を例に説明する。
表示部11は、入力画像を表示画面に表示する。
撮像素子21は、表示画面32と、表示画面32の周囲と、を含む領域を撮像する。
撮像の際、集光部22において集光された光が、受光部23において撮像信号に変換される。
表示装置は外光が表示画面32に当たる場所に設置され、撮像部12は表示画面32を撮像しているので、撮像素子21には、(1)表示画面32からの表示光と、外光が表示画面32に当たって反射した外光と、が入射する、または、(2)外光の影響により色が変化した表示光が入射する。
信号統計処理部25は、複数の画素に渡る範囲における撮像信号の全体的な特性、を示す情報を求める。
詳しくは、撮像素子21の撮像範囲全体におけるR、G、Bの値の平均値をそれぞれ求める。
また、信号統計処理部25は、得られたR、G、B毎の平均値の情報を信号処理部24に通知する。
なお、その他の統計値、例えば黒レベルの平均値、を合せて通知するよう構成してもよい。
また、信号統計処理部25は、得られたR、G、B毎の平均値の情報を、センサデータとして色補正部15に通知する。
信号処理部24は、表示画面11と表示画面の周囲とを含む撮像領域を撮像素子21で撮像した際の撮像信号から、撮像画像を求める。
詳しくは、撮像素子21の受光部23で得られたR、G、B毎の撮像信号と、信号統計処理部25で得られたR、G、B毎の平均値を元に、例えば輝度調整を行い、撮像画像を求める。
撮像画像を表すためのデータは、例えばRBG表現を用いる場合は画素単位のR、G、Bの値を有する。R、G、Bの値の実装としては、例えば8bit階調の場合、各々0〜255の範囲をとる。
広角の撮像素子21により撮像するため、撮像画像中の表示画面32に対応する画像領域の形状は、図3に示す長方形ではなく、歪んだ形状となっている。
画像処理部13は、撮像部12の信号処理部24で得られた撮像画像をもとに、解析画像を求める。
詳しくは、例えば、まず広角の撮像素子21に起因する撮像画像の歪を補正する歪補正処理などの画像処理を行い、撮影画像中の表示画面32に対応する画像領域が、表示画面32と正体した画像となるよう画角補正を行う。
また、入力画像と同じ解像度の画像を作成するよう画像処理を行う。
また、入力画像と同じ解像度の画像を作成するよう画像処理を行う。
なお、解析画像としては、表示欠陥の位置の特定に必要な精度であればよく、例えば(1)画素単位、または(2)複数の画素を有する表示ユニットの単位、で表示欠陥の位置を特定できる精度になるよう画像処理を行なうように構成してもよい。
また、歪補正処理は、撮像画像全体に対し行なっても、表示画面32に対応する画像領域に対して行なってもよく、実装形態によって異ってもよい。例えば表示画面32に対応する画像領域に対して行なう場合、歪補正処理前に表示画面32に対応する画像領域のみを抽出し、抽出した画像領域に対し歪補正処理を行なってもよい。
欠陥検出部14は、入力画像と解析画像とをもとに、表示欠陥の位置を検出する。
検出方法としては、各種方法が適用可能であり、例えば、(1)入力画像全体と解析画像全体とを比較する、(2)入力画像および解析画像を、対応可能な複数の領域に分割し、分割した領域毎に両画像を比較する、ことにより行なう。
画像を分割する場合の分割方法としては、例えば(1)表示装置の表示ユニットの大きさ、(2)表示画面全体の大きさ、に応じて分割数を決めて分割する。分割数は、固定であっても変更可能であってもよく、また、予め決められても、表示装置が決定してもよい。
比較方法としては、各種方法が適用可能であり、例えば両画像のエッジを抽出して比較することにより行なう。
詳しくは、例えばソベル(Sobel)フィルタを適用して両画像内のエッジを抽出し、両画像のエッジの類似度を調べ、類似度が一定以値より低い場合に表示欠陥が存在すると判断する。
また、例えば、比較する分割領域毎に輝度または色度のヒストグラムを求め、その中央値が他の画像領域と異なるかどうかを調べ、一定値以上異なる場合に欠陥が存在すると判断する。
表示欠陥が存在する場合、欠陥検出部14は、欠陥位置情報を表示部11に通知する。
表示部11は、欠陥検出部14で得られた欠陥位置情報をもとに、表示装置の実装形態に応じた制御、例えば(1)欠陥位置情報を表示装置の管理者等に通知するために表示画面に表示する制御、(2)欠陥に対応する表示素子を発光させない制御、(3)位置情報以外の情報、例えば表示欠陥の程度に関する情報、と組合せて発光条件を補正する制御、を行なう。
一方、色補正部15は、信号統計処理部25で得られたセンサデータ(本実施の形態ではR、G、B毎の撮像信号の平均値)をもとに、色補正パラメータを求める。
色補正パラメータを求める方法としては、例えば以下のようにする。
まず、センサデータをもとに、平均値の比R/GおよびB/Gを求める。なお、ここでは、比R/Gおよび比B/Gは0〜1の値をとるものとする。
次に、色補正部15は、色補正パラメータとして、Cb0およびCr0を以下の式から求める。
Cb0 = (B1−B2)* 255 (式1)
Cr0 = (R1−R2)* 255 (式2)
ここで、B1はセンサデータから求めた比B/G、R1はセンサデータから求めた比R/G、B2は基準とする外光の色に対応する比B/G、R2は基準とする外光の色に対応する比R/Gである。 なお、基準値は固定値でも変更可能な値でもよい。
Cr0 = (R1−R2)* 255 (式2)
ここで、B1はセンサデータから求めた比B/G、R1はセンサデータから求めた比R/G、B2は基準とする外光の色に対応する比B/G、R2は基準とする外光の色に対応する比R/Gである。 なお、基準値は固定値でも変更可能な値でもよい。
また、255は表示部11において色の制御用パラメータ(Y、Cb、Cr)を8bit階調ずつで表現する場合に用いる値である。他の分解能、例えば12bitずつ、の場合に異なる値を用いてもよい。
表示部11は、色補正部15で得られた色補正パラメータ(Cb0、Cr0)をもとに、表示画面32に表示する色を補正する。
具体的には、例えば、表示部11における補正前の色をY、CbおよびCr、補正後の色をY’、Cb’およびCr’とし、
Y’ = Y (式3)
Cb’ = Cb + Cb0 (式4)
Cr’ = Cr + Cr0 (式5)
により補正する。
Y’ = Y (式3)
Cb’ = Cb + Cb0 (式4)
Cr’ = Cr + Cr0 (式5)
により補正する。
以上のように、本実施の形態の表示装置によれば、1つの表示装置に表示部11、撮像部12、欠陥検出部14および色補正部15を備えるので、表示装置の表示欠陥の検出および色補正を、簡易に行なうことができる。
また、外光による影響を含めた色補正、例えば、夕焼け時に外光の影響で表示画面全体が赤みを帯びている場合に、表示画面を見る人が入力画像に近い色合いの表示画像を見ることができるよう赤みを是正する色補正、を簡易に行なうことができる。
また、外光の色が時間的に変化した場合にも、簡易に色補正することができる。
また、欠陥検出及び色補正に必要な表示部11、撮像部12、欠陥検出部14および色補正部が、表示装置に備わっているので、表示欠陥の検出および色補正を自動化することができ、より簡易に行なうことができる。
また、広角の撮像素子21を用いているので、撮像素子21を表示装置本体に近接して配置することができ、表示装置の設置スペースの増加を抑えると共に、1つの撮像画像から表示欠陥検出および色補正をすることができ処理量の増加を抑えることができる。
また、広角の撮像素子21を用いているので、表示画面32を撮影する際に、表示画面32を見る人の邪魔にならない位置に撮像素子21を配置することができる。
また、撮像素子21を図3のように表示装置1本体に設置する場合は、表示装置1の設置スペースの増加をさらに抑えることができるとともに、図4に示した固定用治具33が不要となり表示装置の構成を簡素化できる。また、欠陥検出および色補正のための検査専用のスペースが不要となる。
また、表示画面32と表示画面32の周囲とを含む撮像領域を1つの撮像素子12で撮像するよう構成し、表示欠陥検出のための撮像素子と、色補正のための撮像素子と、を1つの撮像素子21で兼用しているので、表示装置の構成を簡素化することができる。
また、受光部22として魚眼レンズ、球面レンズ、曲面ミラーを用いる場合は、光学系の構成をより簡素化することができる。
また、色補正パラメータとして、表示画面32を見る人の主観に対応付けしやすいYCbCr表現に関するパラメータを求めるようにしているので、他の表現形式に比べ、表示画面32を見る人の主観の変化に沿った色補正をすることが容易となる。
なお、撮像素子21の実装としては、1つの集光部22および1つの受光部23を有する撮像素子で広角の撮像範囲を撮像可能であることが望ましいが、表示画面32と表示画面32の周囲とを含む撮像領域を撮像可能であればよく、図2の構成に限定されない。
例えば、(1)撮像範囲を分割した複数の光学レンズを有する受光部22と、1つのCCDセンサを有する受光部23により構成する、(2)撮像範囲を分割した複数の撮像素子21により広角の撮像範囲を撮像可能なように構成する、ように構成してもよい。
その場合、撮像素子21を表示装置の複数の位置に配置してもよい。
例えば、(1)撮像範囲を分割した複数の光学レンズを有する受光部22と、1つのCCDセンサを有する受光部23により構成する、(2)撮像範囲を分割した複数の撮像素子21により広角の撮像範囲を撮像可能なように構成する、ように構成してもよい。
その場合、撮像素子21を表示装置の複数の位置に配置してもよい。
また、本発明の実施の形態おいては、撮像素子21が1つの場合としているが、欠陥検出に必要な表示画面が大きい場合に、表示画面32を分割して順次処理(または分散処理)してもよく、上記の場合に限定されない。
また、受光部22の向きを変更可能な撮像素子21を用いてもよい。
また、本発明の実施の形態においては、撮像素子21を表示装置1に固定されているが、表示画面32との位置関係が固定して配置されればよく、図の構成および配置に限定されない。なお、ここで「固定」とは、(1)取外し不可能であること、(2)位置関係が可変でないこと、を意味するものではない。
また、本発明の実施の形態においては、表示画面32は図3に示す長方形の場合を例に説明したが、他の形状であってもよく、実施の形態の形状に限定されない。
また、本発明の実施の形態においては、解析画像として、比較に必要とされる検出レベル、例えば画素単位(あるいは表示ユニット単位)に応じて表示欠陥の位置を特定できるレベル、になるよう画像処理を行なうようにしているが、例えば(1)撮像画像が検出に十分な解像度を有する場合、(2)表示画面32に対応する範囲が歪んだままでも検出可能な場合、には必ずしも全ての処理を行なう必要はない。
また、本発明の実施の形態においては、センサデータとしてR、G、B毎の平均値を求めているが、R、G、Bの関係が分かればよく、例えば平均値の比R/Gおよび比B/Gを表すものでもよい。また、実装においては、他の色表現形式を用いてもよい。
また、本発明の実施の形態においては、受光部23で得られた撮像信号をもとにセンサデータを求めているが、外光の影響を考慮して色補正できればよく、例えば専用の照度センサを別途撮像素子21内に設けてその信号を用いるなど、撮像信号に限定されない。
図5は、本発明の実施の形態1における、撮像部の変形例の内部構成の概要を示す図である。
図において、12は撮像部、21は撮像素子、22は集光部、23は受光部、24は信号処理部、51は画像統計処理部を示す。図の見方は上記図2と同様である。
図2と異なる点は、図2の信号統計処理部25が、画像統計処理部51に置き換わっている点である。
画像統計処理部51は、信号処理部24で得られた撮像画像をもとに、センサデータを求める。
一般的に、撮像信号による表現可能な色のダイナミックレンジは、撮像画像で表現可能なダイナミックレンジより大きい場合が多いので、センサデータを求めるための処理回路の規模を低減することができる。
また、本発明の実施の形態おいては、画像処理部13において表示画面に対応する画像領域を抜き出して解析画像を作成しているが、例えば、(1)欠陥検出部14において表示画面に対応する画像領域を抜き出して比較する、(2)欠陥検出部14において表示画面に対応する画像領域を認識して比較する、ようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態おいては、式3においてY’=Yとしているが、センサデータのGの値に応じた補正パラメータKYを追加し、表示部11においてY’=KY*Yにより補正してもよい。
KYの値としては、例えば、Gの値が基準値以上の場合、すなわち明るい場合、はKY<1.0とし、Gの値が基準値より小さい場合、すなわち暗い場合、はKY>1.0を用いることができる。例えば表示装置の設置状況に依存して基準値の値およびその設定の仕方を変えることにより、多様な状況に対応して表示装置を実装することができる。
実施の形態2.
以下に、本発明の各実施の形態2について図6および図8を用いて説明する。
なお、上記実施の形態1の構成と同一または同様な要素については、その説明を省略する場合がある。
図6は、本発明の実施の形態2における、表示装置の内部構成の概要を示す図である。図の見方は上記実施の形態1と同様である。
図において、11は表示部、12は撮像部、13は画像処理部、14は欠陥検出部、15は色補正部、点線の矢印は光、実線の矢印は画像、信号、情報、のいずれかまたはそれらの組合せを示す。
上記実施の形態1の図1と異なる点は、画像処理部13が、解析画像として解析画像1および解析画像2を求め、色補正部15が、画像処理部13からの解析画像2をもとに色補正パラメータを求めている点である。
また、撮像部12に、外光が直接入射する場合の例となっている。
画像処理部13の内部構成および動作原理については後述する。
図7は、本発明の実施の形態2における、撮像部12の内部構成の概要を示す図である。図の見方は、上記実施の形態1の図2と同様である。
図2と異なる点は、信号統計処理部25からセンサデータが出力されていない点である。
図8は、本発明の実施の形態2における、画像処理部13の内部構成の概要を示す図である。
図において、81は補正処理部、82は識別部を示す。
補正処理部81は、上記実施の形態1の画像処理部13と同様に、撮像部12で得られた撮像画像に対し、広角の撮像素子23に起因する撮像画像の歪を補正する歪み補正処理、などの画像処理を行う。
識別部82は、補正処理部81で画像処理された撮像画像をもとに、欠陥検出部14における表示欠陥の検出に適した画像(解析画像1)を求める。
例えば、補正処理部81で処理された撮像画像に対し、画像識別を行って表示画面32に対応する画像領域を抜き出し、表示画面32と正対した画像になるよう画角補正を行い、解析画像1を求める。
また、識別部82は、補正処理部81で画像処理された撮像画像をもとに、表示画面以外に対応する画像領域、例えば空に対応する画像領域、を抜き出し、その領域に対応する画像(解析画像2)として求める。
したがって、本実施の形態の画像処理部13は、上記実施の形態1と同様な処理の他に、解析画像2を求める処理を行う。
次に、本実施の形態の表示装置の動作原理について、上記実施の形態1と異なる点について主に説明する。
欠陥検出部14は、上記実施の形態1と同様にして、入力画像と解析画像1とをもとに、表示欠陥を検出する。
色補正部15は、画像処理部13で得られた解析画像2をもとに、色補正パラメータを求める。
色補正パラメータを求める方法としては、例えば以下のようにする。
まず、解析画像2内の複数の画素に渡る範囲における全体的な特性、を示す情報を求める。
複数の画素に渡る範囲における全体的な特性を示す情報としては、例えば、解析画像2がRGB表現形式のデータで表される場合、画素毎にR、G、Bの平均値を求める。
次に、上記実施の形態1の式1および式2を用いて、色補正パラメータとしてCb0およびCr0を求める。
表示部11は、上記実施の形態1と同様に、色補正部15で得られた色補正パラメータ(Cb0、Cr0)をもとに、表示画面32に表示する色を補正する。
以上のように、本実施の形態の表示装置によれば、上記実施の形態1と同様な効果を奏する。
また、表示画面以外に対応する撮像領域(例えば空に対応する撮像領域)から外光の状況を直接把握するように構成しているので、色補正の精度を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態おいては、画像処理部13において表示画面以外に対応する画像領域を抜き出して解析画像2を作成しているが、例えば、(1)欠陥検出部14において表示画面以外に対応する画像領域を抜き出して比較する、(2)欠陥検出部14において単に表示画面以外に対応する画像領域を認識して比較する、ようにしてもよい。
実施の形態3.
実施の形態3.
以下に、本発明の各実施の形態3について図9及び図10を用いて説明する。
なお、上記実施の形態1の構成および動作と同一または同様な要素については、その説明を省略する場合がある。
図9は、本発明の実施の形態3における、表示装置の内部構成の概要を示す図である。図の見方は上記各実施の形態と同様である。
図において、11は表示部、12は撮像部、13は画像処理部、14は欠陥検出部、15は色補正部、91は人物統計処理部、点線の矢印は光、実線の矢印は画像、信号、情報、のいずれかまたはそれらの組合せを示す。
上記実施の形態1の図1と異なる点は、(1)撮像部12が、表示部11以外に対応する画像領域内において表示画面32を見る人物を撮像できるように、位置よび向きが設定されている点、(2)画像処理部13が、解析画像として解析画像1および解析画像3を求めている点、(3)画像処理部13と色補正部15の間に人物統計処理部91が挿入されている点、(4)色補正部15が統計処理部から91の統計情報と、撮像部12からのセンサデータと、をもとに色補正パラメータを求めている点である。
人物統計処理部91の動作原理については後述する。
図10は、本発明の実施の形態3における、画像処理部の内部構成の概要を示す図である。
図において、81は補正処理部、82は識別部を示す。
補正処理部81は、上記実施の形態1の画像処理部13、および上記実施の形態2の補正処理部81、と同様に、撮像部12で得られた撮像画像に対し、広角の撮像素子21に起因する撮像画像の歪を補正する歪補正処理、などの画像処理を行う。
識別部82は、補正処理部81の処理された撮像画像に対し、画像識別を行い、欠陥検出部14における表示欠陥の検出に適した画像(解析画像1)を求める。
また、識別部82は、補正処理部81で処理された撮像画像内の、表示画面以外の画像領域に対し顔認識を行い、顔の範囲に対応する画像(解析画像3)として求める。
詳しくは、例えば、目、鼻など顔の特徴部分についてパターンマッチングを行うことにより顔の範囲を認識して、解析画像3として求める。
したがって、本実施の形態の画像処理部13は、上記実施の形態1と同様な処理のほかに、撮像画像をもとに解析画像3を求める処理を行う。
次に、本実施の形態の表示装置の動作原理について、上記実施の形態1と異なる点について主に説明する。
欠陥検出部14は、上記実施の形態1と同様にして、入力画像と、画像処理部13で得られた解析画像1と、をもとに表示部11の表示欠陥を検出し、欠陥位置情報を求める。
人物統計処理部91は、解析画像3を分析し、人物の年齢判定を行う。判定方法としては各種方法が適用可能である。
詳しくは、例えば、髪毛の範囲の形状および顔の輪郭の形状を識別して性別を求め、また、エッジ検出処理を行なって顔の皺の状態を把握し、基準データ、例えば男女別及び年齢別の皺の配置および数、をもとに年齢を求める。
皺の状態としては、各種状態が規定可能であり、例えば、(1)皺の多少の程度、(2)目周辺の皺の分布、を用いることができる。
また、人物統計処理部91は、判定結果として統計情報を求める。統計情報としては各種統計値が適用可能であり、例えば(1)平均値、(2)ヒストグラム、(3)中央値、(4)最大値、が適用可能である。
色補正部15は、人物統計処理部91で得られた統計情報と、撮像部12からのセンサデータと、をもとに色補正パラメータを求める。
色補正パラメータを求める方法としては、例えば以下のようにする。
以下では、センサデータ及び色補正パラメータの表現形式は上記実施の形態と同様の場合を例に説明する。また、色補正として、輝度に対応するパラメータ(Y)も補正する。
まず、上記実施の形態1と同様にして、センサデータをもとに、色補正パラメータCb0およびCr0を求める。
また、例えば高齢者がいる場合、高齢者に対応する第1調整係数KC1及び第2調整係数KY1を選択する。
また、センサデータのGの値の大きさに応じた第3調整係数KY2を選択する。
KY2の値としては、例えば、Gの値が基準値以上の場合、すなわち明るい場合、はKY2<1.0とし、Gの値が基準値より小さい場合、すなわち暗い場合、はKY2>1.0を用いる。
そして、以下の式にしたがって、色補正パラメータKCおよびKYを求める。
KC = KC1 (式6)
KY = KY1 * KY2 (式7)
なお、高齢者がいない場合、または人がいない場合などにおけるデフォルト値はKC1=KY1=KY2=1とする。
KY = KY1 * KY2 (式7)
なお、高齢者がいない場合、または人がいない場合などにおけるデフォルト値はKC1=KY1=KY2=1とする。
したがって、本実施の形態においては、色補正パラメータとしてCb0、Cr0、KC、KYを求める。
表示部11は、色補正部15で得られた色補正パラメータをもとに、表示画面32に表示する色を補正する。
具体的には、例えば、補正前の色の色制御パラメータをY、Cb、Cr、補正後をY、Cb’およびCr’とし、
Y’ = KY * Y (式8)
Cb’ = KC * (Cb + Cb0) (式9)
Cr’ = KC * (Cr + Cr0) (式10)
により色補正を行う。
Y’ = KY * Y (式8)
Cb’ = KC * (Cb + Cb0) (式9)
Cr’ = KC * (Cr + Cr0) (式10)
により色補正を行う。
以上のように、本実施の形態の表示装置によれば、上記実施の形態1と同様な効果を奏する。
また、本実施の形態の表示装置によれば、表示画面32を見る人物の年齢を求めているので、例えば、(1)表示画面32を見る人物にとって見やすい色で表示するといった、年齢構成に応じた色補正、また例えば(2)表示画面32を見る人物にとって見やすい色で表示するための色補正、が可能である。
なお、本発明の実施の形態おいては、上記実施の形態1に記載の各種変形を適用してもよい。
また、統計情報としての年齢の値は、推定値であってもよい。また、年齢の範囲を区分けして区分け毎の代表年齢を求めてもよい。
また、本発明の実施の形態おいては、高齢者が含まれる場合に色補正を行う場合の例を説明したが、各種調整係数の規定方法が適用可能であり、例えば、(1)年齢構成別に色調整係数KC1、第1輝度調整係数KY1、第2輝度調整係数KY2を選択する、(2)統計情報として性別情報をさらに用い、性別別に上記係数を設定する、方法が適用可能である。
実施の形態4.
実施の形態4.
以下に、本発明の各実施の形態4について図11及び図12を用いて説明する。
なお、上記各実施の形態の構成および動作原理と同一または同様なものについては、その説明を省略する場合がある。
図11は、本発明の実施の形態4における、表示装置の内部構成の概要を示す図である。図の見方は、上記各実施の形態と同様である。
図において、11は表示部、12は撮像部、13は画像処理部、14は欠陥検出部、15は色補正部、91は人物統計処理部、点線の矢印は光、実線の矢印は画像、信号、情報、のいずれかまたはそれらの組合せを示す。
図において上記実施の形態3の図9と異なる点は、(1)画像処理部13が解析画像として解析画像1、解析画像2および解析画像3を求めている点、(3)色補正部15が人物統計処理部91で得られた統計情報と、画像処理部13で得られた解析画像2と、をもとに色補正パラメータを求めている点である。
ここで、解析画像1および解析画像2は、上記実施の形態2に記載の解析画像1および解析画像2と同様な画像であり、解析画像3は、上記実施の形態3の解析画像3と同様な画像である。
図12は、本発明の実施の形態4における、画像処理部の内部構成の概要を示す図である。図の見方は、上記各実施の形態と同様である。
図において、81は補正処理部、82は識別部を示す。
識別部82は、上記実施の形態2及び上記実施の形態3の識別部の処理を合せた処理を行い、解析画像1、解析画像2および解析画像3を求める。
したがって、識別部82は、上記実施の形態2における識別部82の処理と上記実施の形態3における識別部82の処理を行う。
色補正部15は、人物統計処理部91で得られた統計情報と、識別部82で得られた解析画像2と、をもとに色補正パラメータを求める。
すなわち、上記実施の形態3においては、センサデータと統計情報とをもとに色補正部15が色補正パラメータを求めているが、本実施の形態では、上記実施の形態2と同様に解析画像2内の複数の画素に渡る範囲における全体的な特性を示す情報を求めて、それを上記実施の形態3のセンサデータの代わりに用いる。
詳しくは、複数の画素に渡る範囲における全体的な特性を示す情報として、例えば、上記実施の形態2と同様に、解析画像2の表現形式がRGB表現の場合にR、G、B毎の平均値を求める。そして、上記実施の形態3のセンサデータであるR、G、Bの平均値の代わりに、解析画像2内の複数の画素に渡る範囲におけるR、G、Bの平均値を用いて、色補正パラメータを求める。
以上のように、本実施の形態の表示装置によれば、上記実施の形態1と同様な効果を奏する。
また、上記実施の形態3と同様に、表示画面32を見る人の年齢を求めているので、例えば、(1)表示画面32を見る人物にとって見やすい色で表示するといった、年齢構成に応じた色補正、また例えば(2)表示画面32を見る人にとって見やすい色で表示するための色補正、が可能である。
なお、本発明の実施の形態おいては、上記各実施の形態に対応する構成要素および処理に関する各種変形が適用してもよい。
実施の形態5.
以下に、本発明の各実施の形態5について図13を用いて説明する。
図13は、本発明の実施の形態5における、表示装置の内部構成の概要を示す図である。
図において、130は表示装置、131はカメラ(Camera)、132はCCDセンサ、133はレンズ(Lens)、134は表示器、135はバス(Bus)、136はCPU(Central Processing Unit)、137はRAM(Random Access Memory)、138はROM(Read Only Memory)、139は出力インターフェース(Output Interface)、1409は制御用インターフェース(Control Interface)を示す。
なお、図示しない構成要素を含む広義の表示装置を各種定義することも可能であり、例えば、(1)電源、(2)制御回路、(3)通信手段、(4)各種インターフェース、のいずれかまたはそれらの組合せを含むことが可能である。
カメラ131は、撮像画像を生成する。
CCDセンサは、入射した光を電気信号に変換し、撮像信号を生成する。
なお、その他の撮像用の光学センサを変わりに用いてもよい。
表示器134は、例えば液晶ディスプレーであり、表示画面に画像を表示する。
バス135は、構成要素間を接続し、各種信号、データ、情報のやり取りに用いる。
なお、図に示した接続関係に限定されず、実装形態によって異なってよい。
CPU136は、各種処理、例えば(1)画像処理、(2)制御処理、を行なう。
RAM137およびROM138は、各種情報を記憶する。
出力インターフェース139は、表示装置130の外部へ各種情報を出力する。
制御用インターフェース140は、表示装置130の外部と各種制御情報をやり取りする。
本実施の形態においては、図13に示した構成要素と、上記各実施の形態の図に示したいずれかまたは複数の構成要素と、を対応させることができる。
例えば、主にカメラ131を、撮像部12に対応させることができる。その場合、レンズ133は集光部22に、CCDセンサ132は受光部23に対応させることができる。
また、例えば、主にCPU136を、画像処理部13、欠陥検出部14、色補正部15、人物統計処理部91、の一部又は全部に対応させることができる。
表示装置130の動作原理の概要については、上記各実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態の表示装置によれば、対応させる実施の形態に応じた効果と同じ効果または同様な効果を奏する。
なお、本実施の形態のCPU136は、図の説明では単にCPUとしているが、実装の形態として各種実装形態が可能であり、演算に代表される各種処理機能を実現可能であればよく、例えば、(1)マイクロプロセッサ(Microprocessor)、(2)FPGA(Field Programmable Gate Array)、(3)ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、(4)DSP(Digital Signal Processor)であってもよい。
また、本実施の形態では、CPU136は1つのみを図に記載しているが、実装の形態として各種実装形態が可能であり、例えば、(1)複数のCPUを有して、複数の処理機能、例えば各種制御処理と画像データ演算処理、を異なるCPUで処理をする、(2)複数のCPUが連携して1つの処理をする、よう実装するよう構成してもよい。
また、各種処理は、(1)アナログ処理、(2)デジタル処理、(3)両者の混在処理、のいずれであってもよい。さらに、(1)ハードウェアによる実装、(2)ソフトウェア(プログラム)による実装、(3)両者の混在による実装、などが可能である。
また、本実施の形態のRAM137は、図において単にRAMと記載しているが、実装の形態として各種実装形態が可能であり、データを揮発的に記憶・保持可能なものであればよく、例えば、(1)SRAM(Static RAM)、(2)DRAM(Dynamic RAM)、(3)SDRAM(Synchronous DRAM)、(4)DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)であってもよい。また、その数も1つに限定されない。
また、(1)ハードウェアによる実装、(2)ソフトウェアによる実装、(3)両者の混在による実装、などが可能である。
また、本実施の形態のROM138は、図において単にROMと記載しているが、実装の形態として各種実装形態が可能であり、データを記憶保持可能なものであればよく、例えば、(1)EPROM(Electrical Programmable ROM)、(2)EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、であってもよい。また、その数も1つに限定されない。
また、図のその他の各構成要素についても、(1)ハードウェアによる実装、(2)ソフトウェアによる実装、(3)両者の混在による実装、などが可能である。
なお、上記各実施の形態においては、色補正部15の動作において入力画像を用いていないが、入力画像を用いて色補正パラメータを求めるように構成してもよい。
例えば、上記実施の形態1において、入力画像としてテストパターン、例えば全面白色の画像、を用いて、RGB表現に関する色補正パラメータ、
KR = R2/R1 (式11)
KG = G2/G1 (式12)
KB = B2/B1 (式13)
を求める。ここで、R1、G1、B1はセンサデータ、R2、G2、B2は入力画像のRGB表現の各平均値を示す。
KR = R2/R1 (式11)
KG = G2/G1 (式12)
KB = B2/B1 (式13)
を求める。ここで、R1、G1、B1はセンサデータ、R2、G2、B2は入力画像のRGB表現の各平均値を示す。
表示器11は、例えば、補正前の色の制御用パラメータ(RGB表現)をR、G、B、補正後をR’、G’、B’とし、
R’ = KR * R (式14)
G’ = KG * G (式15)
B’ = KB * B (式16)
により色補正を行う。なお、実装においては他の色表現形式を用いてもよい。
R’ = KR * R (式14)
G’ = KG * G (式15)
B’ = KB * B (式16)
により色補正を行う。なお、実装においては他の色表現形式を用いてもよい。
また、実線の矢印で示される画像、信号、データ、情報の内容は、表示装置の内部構成の分割の仕方によってその属性が変わることがあり、その場合、明示的に実装されるものか黙示的に実装されるものか、また、明示的に規定されるものか否か、といった属性が異なってもよい。また、上記各実施の形態に記載した以外の画像、信号、データ、情報を含んでいてもよい。
また、上記各実施の形態における各種処理または動作は、(1)実質的に等価(または相当する)処理(または動作)に変形して実装する、(2)実質的に等価な複数の処理に分割して実装する、(3)複数のブロックに共通する処理はそれらを含むブロックの処理として実装する、(4)あるブロックがまとめて実装する、など本発明の課題及び効果の範囲で各種変形が可能である。
また、上記各実施の形態における各種選択肢および変形例を、他の実施の形態に適用し、新たな実施の形態とすることができる。
また、表示装置の実装において全ての処理を行なう必要はない場合には、装置としてその処理に必要な機能、回路等、を備えない構成としてもよい。
1 表示装置、11 表示部、12撮像部、13 画像処理部、14 欠陥検出部、15 色補正部、21撮像素子、22 集光部、23 受光部、24 信号処理部、25 信号統計処理部、31 外枠、32 表示画面(または表示画面を構成する表示素子)、51 画像統計処理部、81 補正処理部、82 識別部、91 人物統計処理部、130 表示装置、131 カメラ、132 CCDセンサ、133 レンズ、134 表示器、135 バス、136 CPU、137 RAM、138 ROM、139 出力インターフェース、140 制御用インターフェース
Claims (8)
- 入力画像を表示画面に表示する表示部と、
前記表示画面に対し位置関係を固定して配置される撮像素子を有し、前記表示画面と前記表示画面の周囲とを含む撮像領域を前記撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を得る撮像部と、
前記入力画像と、前記撮像部で得られた前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域の画像と、を比較し前記表示部の表示欠陥を検出する欠陥検出部と、
前記撮像素子で撮像した前記撮像信号、または前記撮像部で得られた前記撮像画像の画像データ、をもとに前記表示画面に表示する色を補正する色補正部と、
を備える表示装置。 - 前記撮像素子は、
広角の撮像素子であり、
前記表示装置はさらに、
前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域の画像に対し、前記広角の撮像素子に起因する前記撮像画像の歪を補正する画像処置部を有し、
前記欠陥検出部は、
前記入力画像と、前記画像処置部で歪補正され前記表示画面に対応する領域の画像と、を比較し前記表示部の表示欠陥を検出する、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記色補正部は、
前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域以外の領域、の画像をもとに、前記表示画面に表示する色を補正する、
請求項1に記載の表示装置。 - 前記画像処理部はさらに、
前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域以外の領域、の画像に対し顔認識を行い、
前記色補正部はさらに、
前記画像処理部で認識された顔から年齢を推定するとともに、推定された前記年齢をもとに前記表示画面に表示する色を補正する、
請求項2または請求項3に記載の表示装置。 - 前記表示部は、
複数の画素を有する表示ユニットを複数備え、
前記欠陥検出部は、
前記表示ユニット単位で前記表示部の表示欠陥を検出する、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記色補正部は、
前記撮像素子で撮像した前記撮像信号、または前記撮像画像の画像データ、の複数の画素に対応する値をもとに前記表示画面に表示する色を補正する、
請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の表示装置。 - 前記色補正部は、
前記撮像信号、または前記撮像画像の画像データ、の値を表す色表現用パラメータの、前記表示画面と前記表示画面の周囲とを含む前記撮像領域に渡る、複数の画素に対応する値の平均値をもとに前記表示画面に表示する色を補正し、
前記表示画面に表示する色を補正するための補正値、を表すパラメータは、
前記色表現用パラメータとは異なる表現形式の色表現用パラメータである、
請求項6に記載の表示装置。 - 表示画面を有する表示部、前記表示画面に対し位置関係を固定して配置され前記表示画面を撮像する撮像素子を有する撮像部、および前記表示画面に表示する色を補正する色補正部、を備えた表示装置の表示方法であって、
入力画像を前記表示画面に表示する表示ステップと、
前記表示画面と前記表示画面の周囲とを含む撮像領域を前記撮像素子で撮像した撮像信号から、撮像画像を得る撮像ステップと、
前記入力画像と、前記撮像部で得られた前記撮像画像のうち前記表示画面に対応する領域の画像と、を比較し前記表示部の表示欠陥を検出する欠陥検出ステップと、
前記撮像素子で撮像した前記撮影撮像信号、または前記撮像部で得られた前記撮像画像の画像データ、をもとに前記表示画面に表示する色を補正する色補正ステップと、
を備える表示装置の表示方法。
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