JP2015192687A - 発光装置及び付け爪 - Google Patents
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Abstract
【課題】充電して繰り返し使用することができる小型の発光装置及び付け爪を提供する。
【解決手段】コイル22を介して受信した磁束に基づいて電圧を生成する共振回路42と、前記共振回路42で生成された電圧によりバッテリ24を充電する充電回路REGと、前記バッテリ24から供給される直流電流により発光する発光体18Aとを備えることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】コイル22を介して受信した磁束に基づいて電圧を生成する共振回路42と、前記共振回路42で生成された電圧によりバッテリ24を充電する充電回路REGと、前記バッテリ24から供給される直流電流により発光する発光体18Aとを備えることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、発光装置及び付け爪に関するものである。
この種の発光装置として、基板上に配置された薄板状電池と、当該電池から供給される直流電流により発光する発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)とを備える付け爪が開示されている(例えば、特許文献1)。上記特許文献1の場合、電池が切れると、当該電池を交換し、廃棄しなければならないという問題がある。
これに対し太陽電池層と、太陽電池層の発電電力を蓄電する電池と、電池から供給される電力により所定の表示データを表示する表示部とを備えた付け爪が開示されている(例えば、特許文献2)。上記特許文献2の場合、太陽電池で発電することができるので、電池交換が不要である。
しかしながら上記特許文献2の場合、表示部に表示データを表示させるために必要な電力を発電するには、大型の太陽電池層が必要になるので、付け爪も大型化してしまう、という問題がある。
そこで本発明は、充電して繰り返し使用することができる小型の発光装置及び付け爪を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、コイルを介して受信した磁束に基づいて電圧を生成する共振回路と、前記共振回路で生成された電圧によりバッテリを充電する充電回路と、前記バッテリから供給される直流電流により発光する発光体とを備えることを特徴とする。
本発明に係る付け爪は、上記発光装置を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、外部から供給された磁束に基づいて共振回路で電圧を発生し、当該電圧によってバッテリを充電するので、従来に比べ小型化を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
図1に示す発光装置としての付け爪10は、付け爪本体12と、回路基板14Aとを備える。本実施形態の場合、付け爪10は、接着層16を備え、当該接着層16を最下層とし、接着層16上に回路基板14Aが設けられ、当該回路基板14Aの表面を覆うように付け爪本体12が設けられている。付け爪10は、回路基板14A上に設けられた発光体18Aが発した光が、付け爪本体12を透過して視認し得るように形成されている。
図1に示す発光装置としての付け爪10は、付け爪本体12と、回路基板14Aとを備える。本実施形態の場合、付け爪10は、接着層16を備え、当該接着層16を最下層とし、接着層16上に回路基板14Aが設けられ、当該回路基板14Aの表面を覆うように付け爪本体12が設けられている。付け爪10は、回路基板14A上に設けられた発光体18Aが発した光が、付け爪本体12を透過して視認し得るように形成されている。
付け爪本体12は、爪の表面形状に合わせた曲面を有し、硬質合成樹脂等で形成されている。本実施形態の場合、付け爪本体12は、発光体18Aが発した光を透過し得る透明性を有している。また付け爪本体12は、着色された合成樹脂で形成してもよく、さらにマニキュア等で着色されてもよい。接着層16は、特に限定されず、例えば両面テープを用いることとしてもよい。
回路基板14Aは、図2に示すように、基板本体20、基板本体20の裏面側に配置されたコイル22、基板本体20の表面に実装された、発光体18A、バッテリ24、指示部としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)26、充電表示用発光体48などを備える。
基板本体20は、フレキシブルプリント基板を用いるのが好ましい。基板本体20には、複数の切込み線36が縁部に描かれているのが好ましい。切込み線36は、基板本体20の外周縁から内方に向かって先細となる楔形状に描かれている。本実施形態の場合、切込み線36は、先端部分に1個、側辺にそれぞれ2個、合計5個描かれている。切込み線36に沿って基板本体20を切断することにより、基板表面に対し垂直方向に基板本体20を変形させることができる。
また基板本体20には、切り取り可能線38が描かれているのが好ましい。切り取り可能線38は、ユーザの爪の大きさに合わせて、機能を損なわずに切断し得る最大範囲を示す。本実施形態の場合、切り取り可能線38は、基板本体20の外形形状を縮小した範囲を示し、かつ基板本体20の外形形状と相似形状に描かれている。
基板本体20の先端部分には、電源電極としての第1電極28、指示電極としての第2電極30と第3電極32、接地電極としての第4電極34が形成されている。第1電極28と第2電極30は、オン電極31を構成し、ユーザが同時に指で触れることにより、発光体18Aに供給される直流電流がオンされるように形成されている。また第3電極32と第4電極34は、オフ電極33を構成し、ユーザが同時に指で触れることにより、発光体18Aに供給される直流電流がオフされるように形成されている。
オン電極31、及び、オフ電極33は、ユーザが、いずれか一方のみを指で同時に触れることができる位置に形成されている。本実施形態の場合、基板回路の幅方向の一側にオン電極31が、他側にオフ電極33がそれぞれ形成されている。図1には図示していないが、付け爪本体12は、先端部分からオン電極31、及び、オフ電極33が露出し得るように形成されている。
コイル22は、導線として例えば銅で形成された細線を、渦巻き状又は螺旋状に巻いて形成されており、図3に示すように基板本体20の裏面に固定されている。当該コイル22の両端片23は、基板本体20に形成された貫通穴25を通じて、基板本体20の表面側に引き出されている(図2)。
次に、回路基板14Aの回路構成について、図4を参照して説明する。回路基板14Aは、共振回路42と、整流回路44と、過電圧保護回路46と、充電表示用発光体48と、充電回路REGと、バッテリ24と、スイッチとしてのオンオフ検出回路50と、マイコン26と、昇圧回路52と、発光体18Aとを備える。回路基板14Aは、共振回路42と、整流回路44と、過電圧保護回路46とによって生成された所定の直流電圧が電源線L2と電源線L3間に供給されるように形成されている。充電表示用発光体48は、電線線L1と電源線L3に接続されている。また電源線L2と電源線L3間には、充電回路REGと、バッテリ24と、オンオフ検出回路50と、マイコン26と、昇圧回路52と、発光体18Aとがそれぞれ並列に接続されている。
共振回路42は、外部の磁束発生器(図示しない)から放射された磁束を受信するコイル22と、当該コイル22に対し並列に接続されたコンデンサC1とを有する。共振回路42は、コイル22及びコンデンサC1によって、受信した磁束に同調させて、受信効率を向上させるように形成されている。共振回路42は、磁束発生器から放射された磁束をコイル22で受信し、これによって生じた交流電圧を整流回路44に送出する。
磁束発生器は、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)などの近距離無線通信(Near Field Communication:NFC)による通信非接触ICカードリーダー/ライタを用いることができる。磁束発生器は、単機能型である必要はなく、パソコンや携帯電話に付属されている通信非接触ICカードリーダー/ライタを用いることもできる。
整流回路44は、共振回路で生成された交流電圧を直流電圧に変換する。本実施形態の場合、整流回路44は、第1ダイオードD1と、第2ダイオードD2と、第3ダイオードD3と、第4ダイオードD4とを有する。第1ダイオードD1と、第2ダイオードD2と、第3ダイオードD3と、第4ダイオードD4とは、ブリッジ回路を構成している。
第1ダイオードD1は、アノード側がコイル22の一端と接続される第1端子P1に接続され、カソード側が電源線L1に接続されている。第2ダイオードD2は、カソード側がコイル22の他端と接続される第2端子P2に接続され、アノード側が電源線L3に接続されている。第3ダイオードD3は、カソード側が第1端子P1に接続され、アノード側が電源線L3に接続されている。第4ダイオードD4は、アノード側が第2端子P2に接続され、カソード側が電源線L1に接続されている。
ここで、整流回路44は、共振回路42から送出された交流電圧が正のレベルにある場合、すなわち第1端子P1の方が第2端子P2より電圧が高い場合、これによって生じる電流を第1ダイオードD1により電源線L1へ導く。当該電流は、電源線L1から過電圧保護回路ZDを介して電源線L2を通って各種負荷へ流れ、電源線L3を通って第2ダイオードD2から第2端子P2を通じてコイル22へと流れる。一方、整流回路44は、共振回路42から送出された交流電圧が負のレベルにある場合、すなわち第1端子P1の方が第2端子P2より電圧が低い場合、これによって生じる電流を第4ダイオードD4により電源線L1へ導く。当該電流は、電源線L1から過電圧保護回路ZDを介して電源線L2を通って各種負荷へ流れ、電源線L3を通って第3ダイオードD3から第1端子P1を通じてコイル22へと流れる。
過電圧保護回路ZDは、共振回路42で生成された電圧が高くなりすぎた場合、充電回路REGが破損するおそれがあるため、かかる過電圧から充電回路REGを保護する。本実施形態の場合、過電圧保護回路ZDは、ツエナーダイオードを用いることができる。ツエナーダイオードのカソード側はL1に接続され、アノード側はL3に接続されている。過電圧保護回路ZDはカソード側の電圧が所定の電圧になるように動作する。これにより過電圧保護回路ZDの次段に設けられている各種負荷、すなわち、充電表示用発光体48と、充電回路REGと、バッテリ24と、オンオフ検出回路50と、マイコン26と、昇圧回路52と、発光体18Aとに対し、安定した直流電圧が供給される。
充電表示用発光体48は、アノード側に抵抗R2が接続されており、カソード側に電源線L3が接続されている。
充電回路REGは、次段に設けられたバッテリ24と並列に接続されている。本実施形態の場合、充電回路REGは、コンデンサを用いることができ、過電圧保護回路ZDを介して印加された電圧によって電荷を蓄えながら、バッテリ24の充電用電力を生成する。充電回路REGは、生成した充電電力をバッテリ24に供給し、当該バッテリ24を定電圧充電する。
バッテリ24は、逆流防止用ダイオードD5を介して充電回路REGと並列に接続されており、動作時間に合わせた少なくとも一種類の二次電池を備える。バッテリ24は、動作時間が長い高容量のリチウムイオン二次電池B1を用いることもできるが、特に限定されず、例えば動作時間が数分秒程度である小容量のキャパシタタイプの二次電池B2,B3を用いることもできる。
オンオフ検出回路50は、直列に接続されたオン電極31及びオフ電極33を有する。オン電極31は、第1電極28と第2電極30とからなる。オフ電極33は、第3電極32と第4電極34とからなる。第1電極28は電源線L2に接続されている。第2電極30と第3電極32は、電界効果トランジスタFET2を介して、指示部としてのマイコン26に接続されている。実際上、第2電極30と第3電極32の中点は、電界効果トランジスタFET2のゲートに接続されている。第4電極34は、電源線L3に接続されている。また、抵抗R8と、コンデンサC4が、第3電極32及び第4電極34と、それぞれ並列に接続されている。電界効果トランジスタFET2は、ドレインが電源線L3に接続されている。
オンオフ検出回路50は、第1電極28と第2電極30間が電気的に接続された場合、バッテリ24によってコンデンサC4に電圧が印加される。これによりコンデンサC4は、電荷を蓄える。コンデンサC4は、この電荷によって、電圧を電界効果トランジスタFET2のゲートに印加する。電界効果トランジスタFET2は、ゲートに印加された電圧が閾値を超えると、ソース・ドレイン間で電流を流すオン状態となる。電界効果トランジスタFET2は、一旦オン状態になると、第1電極28と第2電極30間が電気的に切断されても、コンデンサC4によってゲート電圧が閾値電圧以上に保持されている間、オン状態を保持する。
一方、オンオフ検出回路50は、第3電極32と第4電極34間が電気的に接続された場合、コンデンサC4に蓄えた電荷を放出する。これにより、電界効果トランジスタFET2は、ゲートに印加される電圧が閾値を下回ると、ソース・ドレイン間の電流を停止するオフ状態となる。
本実施形態の場合、抵抗R8は、コンデンサC4に蓄えられた電荷を放電することにより、切り忘れを防止する自動オフタイマーとして機能する。
マイコン26は、CPU、ROM、RAM等により構成されている。マイコン26は、ROMに格納された基本プログラムをRAMに展開して実行することにより、回路全体を統括制御し、また、ROMに格納されたプログラムをRAMに展開して実行することにより各種プログラムを実行する。
マイコン26は、端子Vddに電源線L2が接続されている。端子Vssは、電界効果トランジスタFET2を介して電源線L3に接続されている。
マイコン26の端子RA4には、昇圧回路52が接続されている。昇圧回路52は、コンデンサC5、ダイオードD6、ダイオードD7、コンデンサC6を有する。コンデンサC5の一端側はマイコン26の端子RA4に接続されている。コンデンサC5の他端側は、ダイオードD7のアノード側に接続されている。ダイオードD7のカソード側は、コンデンサC6に接続されている。ダイオードD7とコンデンサC6との中点P3(Vdd2)は、発光体18Aに接続されている。コンデンサC5とダイオードD7の中点は、アノード側が電源線L2に接続されたダイオードD6のカソード側が接続されている。
ダイオードD7とコンデンサC6との中点P3には、ダイオードD6を介してバッテリ24から電圧が印加されている。マイコン26の端子RA4から出力される高電位と低電位とを繰り返す矩形波出力によって、コンデンサC5が電荷を蓄える。昇圧回路52は、矩形波出力が高電位に切り替わった瞬間に、コンデンサC5が蓄えた電荷分だけ、中点P3(Vdd2)の電位をシフトすることにより、高電圧を発生する。このようにして発生した電圧は、コンデンサC6に蓄積される。
発光体18Aは、LEDからなり、本実施形態の場合、赤、緑、青からなる3個のLEDを有する。それぞれのLEDは、アノード側が中点P3(Vdd2)を介してコンデンサC6に接続されており、カソード側は、抵抗R9、R10、R11を介して、電界効果トランジスタFET3、電界効果トランジスタFET4、電界効果トランジスタFET5のソースに接続されている。電界効果トランジスタFET3、電界効果トランジスタFET4、電界効果トランジスタFET5は、ゲートがマイコン26の端子RA1、RA2、RA5にそれぞれ接続されており、ドレインが接地されている。
マイコン26は、FET2がオン状態になると、Vssが電源線L3に接続される。これによりマイコン26は、端子RA1、RA2、RA5から所定の点灯信号を出力する。上記点灯信号により、電界効果トランジスタFET3、電界効果トランジスタFET4、電界効果トランジスタFET5は、ソース・ドレイン間で電流を流すオン状態となる。電界効果トランジスタFET3、電界効果トランジスタFET4、電界効果トランジスタFET5がオン状態のとき、中点P3(Vdd2)を介してコンデンサC6から対応するLEDへ電流が流れる。これにより発光体18Aが発光する。
一方、マイコン26は、電源線L4に流れる電流が停止すると、端子RA1、RA2、RA5から出力していた点灯信号を停止する。これにより、電界効果トランジスタFET3、電界効果トランジスタFET4、電界効果トランジスタFET5は、ソース・ドレイン間の電流を停止するオフ状態となり、発光体18Aが消灯する。
(作用及び効果)
上記構成において付け爪10は、磁束発生器に近づけたり、磁束発生器の表面に接触させたりすることにより、磁束発生器から供給される磁束をコイルで受信し、これにより電圧を生成してバッテリ24の充電を開始する。このとき付け爪10は、充電表示用発光体48を点灯し、充電が開始されたことを表示する。このように付け爪10は、外部から供給された磁束を、コイル22を介して受信して電圧を発生し、当該電圧によってバッテリ24を充電するので、太陽電池を用いる従来に比べ、小型化を実現することができる。
上記構成において付け爪10は、磁束発生器に近づけたり、磁束発生器の表面に接触させたりすることにより、磁束発生器から供給される磁束をコイルで受信し、これにより電圧を生成してバッテリ24の充電を開始する。このとき付け爪10は、充電表示用発光体48を点灯し、充電が開始されたことを表示する。このように付け爪10は、外部から供給された磁束を、コイル22を介して受信して電圧を発生し、当該電圧によってバッテリ24を充電するので、太陽電池を用いる従来に比べ、小型化を実現することができる。
本実施形態の場合、共振回路42は、磁束発生器の種類によらず充電をすることができるので、利便性を向上することができる。また、付け爪10は、過電圧保護回路ZDを備えるので、充電回路REGを損傷させずに充電をすることができる。
次いで、ユーザは、接着層16を介して自身の爪に、付け爪10を固定する。この際、回路基板14Aは、基板本体20が切込み線36によって切断され、付け爪本体12の表面形状に合わせて変形させることができるので、ユーザの爪に密着した状態で固定することができる。
そしてユーザがオン電極31に指で触れると、第1電極28から指を介して第2電極30へ電流が流れる。電界効果トランジスタFET2は、ゲートに印加された電圧が閾値を超えると、ソース・ドレイン間で電流を流すオン状態となる。そうするとマイコン26は、端子RA1、RA2、RA5から所定の点灯信号を出力する。このようにして、発光体18Aが点灯する。この発光体18Aを点灯させるタイミング、時間などは、マイコン26に予め格納されたプログラムにより制御することができる。
またユーザがオフ電極33に指で触れると、第3電極32から指を介して第4電極34へ電流が流れる。電界効果トランジスタFET2は、ゲートに印加される電圧が閾値を下回ると、ソース・ドレイン間の電流を停止するオフ状態となる。これにより電源線L4と電源線L3は電気的に切断され、マイコン26は動作を停止する。そうするとマイコン26は、端子RA1、RA2、RA5から所定の点灯信号を停止する。このようにして、発光体18Aが消灯する。したがって、付け爪10は、ユーザが必要なときにのみ、発光体18Aを点灯させることができると共に、不使用時には消灯することで、電池の消費を抑制することができる。
本実施形態の場合、発光体18Aは、ユーザの人体抵抗を用いて、点灯又は消灯させることとした。したがって付け爪10は、機械的なスイッチを用いる必要がないので、小型化を実現することができる。さらに昇圧回路52は、マイコン26の矩形波出力を用いることとしたから、部品点数を削減できるので、より確実に小型化を実現することができる。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施形態の場合、付け爪10は、接着層16を最下層とし、接着層16上に回路基板14Aが設けられ、当該回路基板14Aの表面を覆うように付け爪本体12が設けられている場合について説明したが本発明はこれに限らない。付け爪10は、接着層16を最下層とし、接着層16上に付け爪本体12を設け、当該付け爪本体12上に回路基板14Aを設けることとしてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施形態の場合、付け爪10は、接着層16を最下層とし、接着層16上に回路基板14Aが設けられ、当該回路基板14Aの表面を覆うように付け爪本体12が設けられている場合について説明したが本発明はこれに限らない。付け爪10は、接着層16を最下層とし、接着層16上に付け爪本体12を設け、当該付け爪本体12上に回路基板14Aを設けることとしてもよい。
また付け爪10は、必ずしも接着層16を備えている必要はなく、爪に固定する際、爪に接着剤を塗布し、当該接着剤を介して付け爪10を爪に固定することとしてもよい。
上記実施形態の場合、発光体18Aは、3色のLEDである場合について説明したが、本発明はこれに限らない。発光体18Aは、単色でもよい。図5Aに示すように、回路基板14Bは、複数のLEDを所定の位置に配置した発光体18Bを備えることとしてもよい。これにより発光体18Bは、全体として所定の形状を形成できるので、デザインの自由度を向上することができる。また、図5Bに示すように、回路基板14Cは、発光体18Cがさらに線状の導光体を有することとしてもよい。発光体18Cは、LEDの光を導光体に導いて、全体として所定の形状を形成することができる。
上記実施形態の場合、発光装置として付け爪10に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ネックレス、イヤリングや、フェイスペインティング用のシールなど、身に着ける各種装飾品に適用してもよい。
上記実施形態の場合コイル22は、導線を渦巻き状又は螺旋状に巻いて基板本体20の裏面に固定した場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、コイルは、基板本体20の裏面に直接コイルパターンを形成してもよい。また基板本体20とは別のフレキシブル基板にコイルパターンを形成し、当該フレキシブル基板を基板本体20の裏面に固定してもよい。
10 付け爪(発光装置)
12 付け爪本体
14A 回路基板
18A 発光体
20 基板本体
22 コイル
24 バッテリ
26 マイコン(指示部)
28 第1電極(電源電極)
30 第2電極(指示電極)
32 第3電極(指示電極)
34 第4電極(接地電極)
36 切込み線
38 切り取り可能線
42 共振回路
44 整流回路
ZD 過電圧保護回路
50 オンオフ検出回路(スイッチ)
REG 充電回路
12 付け爪本体
14A 回路基板
18A 発光体
20 基板本体
22 コイル
24 バッテリ
26 マイコン(指示部)
28 第1電極(電源電極)
30 第2電極(指示電極)
32 第3電極(指示電極)
34 第4電極(接地電極)
36 切込み線
38 切り取り可能線
42 共振回路
44 整流回路
ZD 過電圧保護回路
50 オンオフ検出回路(スイッチ)
REG 充電回路
本発明に係る発光装置は、コイルを介して受信した磁束に基づいて電圧を生成する共振回路と、前記共振回路で生成された電圧によりバッテリを充電する充電回路と、前記バッテリから供給される直流電流により発光する発光体と、前記発光体に供給する直流電流を、人体の抵抗を用いてオンオフするスイッチとを備え、前記スイッチは、前記バッテリに接続された電源電極としての第1電極、前記発光体のオンオフを指示する指示部に接続された指示電極としての第2電極と第3電極、及び接地された接地電極としての第4電極とを有し、前記第1電極と前記第2電極がオン電極を構成し、前記第3電極と前記第4電極がオフ電極を構成しており、前記充電回路が設けられた回路基板の幅方向の一側に前記オン電極が、他側に前記オフ電極が形成されていることを特徴とする。
Claims (7)
- コイルを介して受信した磁束に基づいて電圧を生成する共振回路と、
前記共振回路で生成された電圧によりバッテリを充電する充電回路と、
前記バッテリから供給される直流電流により発光する発光体と
を備えることを特徴とする発光装置。 - 前記充電回路に印加される電圧を所定値以下に制限する過電圧保護回路を備えることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
- 前記発光体に供給する直流電流を、人体の抵抗を用いてオンオフするスイッチを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の発光装置。
- 前記スイッチは、
前記バッテリに接続された電源電極と、前記発光体のオンオフを指示する指示部に接続された指示電極と、接地された接地電極とを有し、
前記電源電極と前記指示電極に同時に人体が触れると、前記電源電極から人体を介して前記指示電極へ電流が流れ、前記発光体に供給する直流電流をオンし、
前記指示電極と前記接地電極に同時に人体が触れると、前記指示電極から人体を介して前記接地電極へ電流が流れ、前記発光体に供給する直流電流をオフする
ことを特徴とする請求項3記載の発光装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項記載の発光装置を用いたことを特徴とする付け爪。
- 前記充電回路が設けられた回路基板を備え、前記回路基板は、切込み線が縁部に描かれていることを特徴とする請求項5記載の付け爪。
- 前記回路基板は、前記切込み線に基づき一部が切り取られ、爪の表面形状に合わせて変形していることを特徴とする請求項5又は6記載の付け爪。
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JP (1) | JP5713476B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101648355B1 (ko) * | 2015-10-26 | 2016-08-22 | (주)포인스 | 발광 장치를 구비한 인조 손톱 |
-
2014
- 2014-03-31 JP JP2014070991A patent/JP5713476B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101648355B1 (ko) * | 2015-10-26 | 2016-08-22 | (주)포인스 | 발광 장치를 구비한 인조 손톱 |
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Publication number | Publication date |
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JP5713476B1 (ja) | 2015-05-07 |
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