JP2015192272A - テレビ放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができるテレビ放送受信装置を提供する。【解決手段】テレビ放送受信装置101は、電源投入操作、選局操作、及び入力切替の少なくとも一つが含まれる特定の操作が行われたことを検出する検出部(操作信号受付部3及び制御部5)と、視聴状態に関連する情報を検出部の検出に基づき外部機器に送信する送信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、外部機器からの視聴制限命令を受信する受信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、受信部によって受信された視聴制限命令に基づき視聴制限を設定する視聴制限設定部(制御部5及び記憶部8)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ放送を受信するテレビ放送受信装置に関する。
現在、種々のテレビ放送局から種々のテレビ放送番組が提供されている。そして、成人向けテレビ放送番組や暴力シーンのあるテレビ放送番組などにレーティング情報が付されている。
従来のテレビ放送受信装置においては、レーティング情報に関する設定をテレビ放送受信装置側で予め行っておくことで、レーティング情報に関する設定とテレビ放送番組に付され得るレーティング情報とに基づいて視聴制限が実行されていた(例えば特許文献1参照)。
特開2009−171433号公報
しかしながら、従来のテレビ放送受信装置では、テレビ放送受信装置側でレーティング情報に関する設定を予め行っておかないと、視聴制限を実行することができないという問題があった。
本発明は、上記の状況に鑑み、レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができるテレビ放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るテレビ放送受信装置は、電源投入操作、選局操作、及び入力切替の少なくとも一つが含まれる特定の操作が行われたこと、並びに、所定の周期が到来したことの少なくとも一方を検出する検出部と、視聴状態に関連する情報を前記検出部の検出に基づき外部機器に送信する送信部と、前記外部機器からの視聴制限命令を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記視聴制限命令に基づき視聴制限を設定する視聴制限設定部と、を備える構成(第1の構成)とする。
上記第1の構成によると、電源投入操作、選局操作、及び入力切替の少なくとも一つが含まれる特定の操作が行われたこと、並びに、所定の周期が到来したことの少なくとも一方を契機として、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信される。外部機器の所有者(例えば親など)は、視聴状態に関連する情報を確認し、必要に応じて外部機器を用いてテレビ放送受信装置に視聴制限命令を送る。また、上記第1の構成によると、外部機器からの視聴制限命令が受信され、その受信された前記視聴制限命令に基づき視聴制限が設定される。これにより、レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができる。
上記第1の構成のテレビ放送受信装置において、通常モードと監視モードとの切り替えを行う切替部を備え、前記監視モードにおいて前記送信部が前記視聴状態に関連する情報を前記検出部の検出に基づき外部機器に送信する構成(第2の構成)であることが好ましい。
上記第2の構成によると、例えば、視聴制限を行う必要が生じる可能性がある場合に監視モードに切り替えておき、視聴制限を行う必要が生じる可能性がない場合に通常モードに切り替えておくことができる。これにより、テレビ放送受信装置と外部機器との間の不要な通信をなくすことができる。
上記第2の構成のテレビ放送受信装置において、前記外部機器が所定の範囲内に存在するか否かを判定する判定部を備え、前記切替部が前記判定部の判定結果に基づき前記通常モードと前記監視モードとの切り替えを行う構成(第3の構成)であることが好ましい。
上記第3の構成によると、外部機器の所在位置に応じて通常モードと監視モードとが自動的に切り替わるので、利便性が向上する。
上記第2の構成のテレビ放送受信装置において、前記切替部が、パスワード認証に成功してから前記監視モードから前記通常モードへの切り替えを行う構成(第4の構成)であることが好ましい。
上記第4の構成によると、正しいパスワードを把握していない者(監視対象者)が監視者に無断で監視モードから通常モードへ切り替えることを防止することができる。
上記第1〜第4のいずれかの構成のテレビ放送受信装置において、前記視聴制限命令の撤回の申し出を前記外部機器に送信する申し出送信部と、前記外部機器からの前記視聴制限命令の撤回を受信する撤回受信部と、を備え、前記視聴制限設定部が、前記撤回受信部によって受信された前記視聴制限命令の撤回に基づき前記視聴制限を設定しない構成(第5の構成)であることが好ましい。
上記第5の構成によると、テレビ放送受信装置の使用者が申し出送信部を用いて外部機器の所有者に対して視聴制限命令の撤回を申し出ることができる。そして、その申し出が受け入れられると、外部機器から視聴制限命令の撤回が送られてきて、視聴制限が設定されない。これにより、テレビ放送受信装置の使用者の事情を考慮した、より適切な視聴制限を行うことができる。
本発明に係るテレビ放送受信装置によると、電源投入操作、選局操作、及び入力切替の少なくとも一つが含まれる特定の操作が行われたこと、並びに、所定の周期が到来したことの少なくとも一方を契機として、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信される。外部機器の所有者(例えば親など)は、視聴状態に関連する情報を確認し、必要に応じて外部機器を用いてテレビ放送受信装置に視聴制限命令を送る。また、本発明に係るテレビ放送受信装置によると、外部機器からの視聴制限命令が受信され、その受信された前記視聴制限命令に基づき視聴制限が設定される。これにより、レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができる。
本発明の第1実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビジョン装置のモード切り替え処理の一例を示すフローチャートである。 表示画面例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビジョン装置の監視モード時処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るテレビジョン装置の情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るテレビジョン装置の視聴制限命令受信処理の一例を示すフローチャートである。 表示画面例を示す図である。 表示画面例を示す図である。 表示画面例を示す図である。 表示画面例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るテレビジョン装置の視聴制限解除処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るテレビジョン装置の情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るテレビジョン装置のモード自動切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。後述する実施形態はあくまで例示であり、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。各実施形態は矛盾のない限り、適宜組み合わせて実施することができ、また、各実施形態で説明する例示や変形例は矛盾のない限り、他の実施形態にも適用することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。本実施形態に係るテレビ放送受信装置101(以下、テレビ放送受信装置101と称す)は、チューナー部1と、外部入力インターフェース部2と、操作信号受付部3と、LANインターフェース部4と、制御部5と、表示部6と、音声出力部7と、記憶部8とを備えている。
チューナー部1は、アンテナなどから供給されるテレビ放送信号に対して選局処理、復調処理などを施し、選局されたテレビ放送局のテレビ放送番組データを制御部5に出力する。
外部入力インターフェース部2は、例えばHDMI(登録商標)ケーブルを介して外部のコンテンツ出力機器との接続が可能であり、外部のコンテンツ出力機器から供給されるコンテンツデータを制御部5に出力する。外部のコンテンツ出力機器としては、例えば、光ディスク装置、ハードディスク装置、或いはこれらの複合機などを挙げることができる。
操作信号受付部3は、操作キーが使用者によって操作されることで発生する操作信号を受け付け、受け付けた操作信号に基づく命令を制御部5に出力する。なお、操作キーは、テレビ放送受信装置101を遠隔操作するためのリモートコントローラに設けられている操作キー或いはテレビ放送受信装置101本体に設けられている操作キーである。
LANインターフェース部4は、インターネット接続されている中継装置(不図示)にLANケーブル(不図示)を介して接続されている。これにより、本実施形態に係るテレビ放送受信装置101は、中継装置(不図示)を介したインターネット接続が可能となる。
制御部5は、記憶部8が不揮発的に記憶している所定のプログラムを実行することにより、テレビジョン装置101全体を制御する。
表示部6は、制御部5から出力される表示信号に基づく表示を行う。表示部6の種類は特に限定されないが、例えば液晶表示部などの薄型表示部であることが望ましい。
音声出力部7は、スピーカにより構成されており、制御部5から出力される音声信号に基づく音声出力を行う。
記憶部8は、所定のプログラムを不揮発的に記憶しており、各種データの一部を不揮発的に記憶しており、各種データの残部を一時的に記憶している。
次に、テレビジョン装置101のモード切り替え処理について説明する。図2は、テレビジョン装置101のモード切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
操作信号受付部3がモード切り替えを指示する操作信号を受け付け、制御部5が操作信号受付部3からモード切り替え命令を受け取ると、テレビジョン装置101はモード切り替え処理を開始する。
モード切り替え処理の開始後、制御部5は、パスワードの入力を要求するOSD表示を表示部6に表示させる(ステップS10)。パスワードの入力を要求するOSD表示の表示画面は例えば図3に示すような表示画面にするとよい。
その後、制御部5は、操作信号受付部3が正しいパスワードの入力を指示する操作信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS20)。操作信号受付部3が正しいパスワードの入力を指示する操作信号を受け付けていないと判定すれば(ステップS20のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS20に戻る。一方、操作信号受付部3が正しいパスワードの入力を指示する操作信号を受け付けたと判定すれば(ステップS20のYES)、制御部5はモードの切り替えを行い(ステップS30)、モード切り替え処理を終了する。
制御部5は、通常モードと監視モードを切り替える機能を有している。各モードにおける制御部5の制御内容は、記憶部8に記憶されている。本実施形態における通常モードでは、電源投入操作、選局操作、又は入力切替が行われても、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信されない。また、本実施形態における監視モードでは、電源投入操作、選局操作、又は入力切替が行われると、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信される。
ここで、電源投入操作とは、映像表示と音声出力が不可能な状態からテレビジョン装置101が遠隔操作信号を受け付けることができ且つ映像表示と音声出力が可能な状態(いわゆる電源ON状態)に切り替える操作をいう。映像表示と音声出力が不可能な状態としては、遠隔操作信号を受け付けることができない状態(いわゆる電源OFF状態)と遠隔操作信号を受け付けることができる状態(いわゆるスタンバイ状態)とがある。
また、選局操作において、受信放送局が変更されてから所定の時間以内で更に受信放送局が変更されているときは、選局操作の途中段階と判定し選局操作に含めないようにすることが望ましい。同様に、入力切替において、入力先が変更されてから所定の時間以内で更に入力先が変更されているときは、入力切替操作の途中段階と判定し入力切替操作に含めないようにすることが望ましい。
なお、上述したモード切り替え処理において、ステップS10及びS20の処理を実行しないようにしてもよい。また、監視モードから通常モードへ切り替える際にはステップS10及びS20の処理を実行し、通常モードから監視モードへ切り替える際にはステップS10及びS20の処理を実行しないようにしてもよい。
監視モードから通常モードへ切り替える際にステップS10及びS20の処理を実行するようにすれば、正しいパスワードを把握していない者(監視対象者)が監視者に無断で監視モードから通常モードへ切り替えることを防止することができる。これにより、監視対象者が不正に監視を逃れることを防止することができる。
通常モードから監視モードへ切り替える際にステップS10及びS20の処理を実行するようにすれば、正しいパスワードを把握していない者(監視対象者)が監視者に無断で通常モードから監視モードへ切り替えることを防止することができる。これにより、監視者の意図に反して監視が実行されることを防止することができる。
次に、テレビジョン装置101の監視モード時処理について図4〜図11を参照して説明する。図4は、テレビジョン装置101の監視モード時処理の一例を示すフローチャートである。
通常モードから監視モードに切り替わると、テレビジョン装置101は監視モード時処理を開始する。監視モード時処理の開始後、制御部5は、情報送信処理を実行し(ステップS100)、情報送信処理が終了すれば視聴制限命令受信処理を実行し(ステップS200)、視聴制限命令受信処理が終了すれば視聴制限解除処理を実行し(ステップS300)、視聴制限解除処理が終了すればステップS100に戻り、再び情報送信処理を実行する。
図5は、テレビジョン装置101の情報送信処理の一例を示すフローチャートである。制御部5は、操作信号受付部3が特定の操作を示す操作信号を受け付けたか否かを判定する(ステップS110)。本実施形態では、特定の操作は、電源投入操作、選局操作、及び入力切替操作を全て含んでいる。なお、特定の操作を、電源投入操作、選局操作、及び入力切替操作のいずれか一つのみにしてもよく、電源投入操作、選局操作、及び入力切替操作のいずれか二つのみにしてもよい。また、後述の登録されている送信先外部機器からの視聴情報の問い合わせ(登録されている送信先外部機器による遠隔操作)を、上述した特定の操作に含めてもよい。
操作信号受付部3が特定の操作を示す操作信号を受け付けていないと判定すれば(ステップS110のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS110に戻る。一方、操作信号受付部3が特定の操作を示す操作信号を受け付けたと判定すれば(ステップS110のYES)、制御部5は、視聴状態に関連する情報の送信先外部機器が記憶部8に登録(記憶)されているか否かを判定する(ステップS120)。
視聴状態に関連する情報の送信先外部機器が登録されていなければ(ステップS120のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS120に戻る。したがって、送信先外部機器が登録されていない限り、情報送信処理は終了しないことになる。一方、視聴状態に関連する情報の送信先外部機器が登録されていれば(ステップS120のYES)、制御部5は、視聴状態に関連する情報を生成する(ステップS130)。視聴状態に関連する情報としては、例えば、表示部6の表示画面スクリーンショット、EPGから抽出した視聴番組に関する情報(番組名、番組のジャンル、放送時間など)、表示部6の表示内容を示す動画ファイル、音声出力部7の出力内容を示す音声ファイルなどを挙げることができる。また、テレビジョン装置101がサーバ機能を有している場合、クライアント機器にアクセスするためのアクセス用URLを、視聴状態に関連する情報としてもよい。
ステップS130に続くステップS140において、制御部5は、LANインターフェース部4を介して、登録されている送信先外部機器(例えば、親が所有しているスマートフォンなど)に視聴状態に関連する情報を送信する。ステップS140の処理の終了によって情報送信処理が終了する。視聴状態に関連する情報の送信形態は特に限定されないが、例えば、電子メールに添付する添付ファイル、ソーシャルネットワークのダイレクトメッセージ機能(1対1を対象としたメッセージ送信機能)などで送信する形態が挙げられる。
登録されている送信先外部機器の所有者は、視聴状態に関連する情報を参照して、必要に応じて、視聴制限命令をテレビジョン装置101に向けて送信するための操作を、登録されている送信先外部機器に対して行う。なお、送信先外部機器の登録数は単数であっても複数であってもよいが、登録数の上限を定めておくことが望ましい。
図6は、テレビジョン装置101の視聴制限命令受信処理の一例を示すフローチャートである。制御部5は、LANインターフェース部4を介して、登録されている送信先外部機器から送られてくることがある視聴制限命令を受信したか否かを判定する(ステップS210)。
視聴制限命令を受信していなければ(ステップS210のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS210に戻る。したがって、視聴制限命令を受信しない限り、視聴制限命令受信処理は終了しないことになる。なお、視聴制限命令受信処理を開始してから所定の期間が経過しても視聴制限命令を受信しなかった場合、ステップS100の情報送信処理(図4及び図5参照)に戻るようにしてもよい。
一方、視聴制限命令を受信すれば(ステップS210のYES)、制御部5は、視聴制限を予告するOSD表示を通常の表示画像(テレビ放送番組の表示画像や外部入力の表示画像)に重畳させて表示部6に表示させる(ステップS220)。視聴制限を予告するOSD表示の表示画面は例えば図7に示すような表示画面にするとよい。なお、図7及び後述する図8〜図9では通常の表示画像の図示を省略している。図7に示すような表示画面例では、登録されている送信先外部機器から視聴制限命令とともにメッセージが送られてきており、当該メッセージをOSD表示している。
ステップS220に続くステップS230において、制御部5は、視聴制限命令の撤回を申し出るか否かを判定する。視聴制限命令の撤回の申し出は、テレビジョン装置101の使用者がテレビジョン装置101のリモートコントローラに対して所定の操作を行うことによって実現される。
視聴制限命令の撤回を申し出ない場合(ステップS230のNO)、後述するステップS260に移行する。一方、視聴制限命令の撤回を申し出る場合(ステップS230のYES)、制御部5は、LANインターフェース部4を介して、登録されている送信先外部機器に視聴制限命令の撤回の申し出を送信し、その後、登録されている送信先外部機器から送られてくることがある視聴制限命令の撤回を受信したか否かを判定する(ステップS240)。登録されている送信先外部機器に視聴制限命令の撤回の申し出とともにメッセージを送る場合、図8に示す表示画面例のように当該メッセージを通常の表示画像に重畳させてOSD表示するとよい。
視聴制限命令の撤回を受信した場合(ステップS240のYES)、制御部5は、視聴制限の不実行を知らせるOSD表示を通常の表示画像に重畳させて表示部6に表示させる(ステップS250)。視聴制限の不実行を知らせるOSD表示の表示画面は例えば図9に示すような表示画面にするとよい。図9に示すような表示画面例では、登録されている送信先外部機器から視聴制限命令の撤回とともにメッセージが送られてきており、当該メッセージをOSD表示している。このOSD表示はしばらくしてから消滅させ、このOSD表示の消滅後は通常の表示画像のみを表示すればよい。また、ステップS250の処理終了から所定の期間が経過すると、ステップS100の情報送信処理(図4及び図5参照)に戻るようにしてもよい。
一方、視聴制限命令の撤回を受信しなかった場合(ステップS240のNO)、ステップS260に移行する。
ステップS260において、制御部5は視聴制限を実行する。視聴制限の例としては、通常の表示画像をグレーアウト表示に切り替え、音声をミュートにする処理が挙げられる。
ステップS260に続くステップS270において、制御部5は、視聴制限の実行を知らせるOSD表示を表示部6に表示させる。視聴制限の実行を知らせるOSD表示の表示画面は例えば図10に示すような表示画面にするとよい。この表示により、テレビジョン装置101の使用者が視聴制限を装置の故障と勘違いすることを防止することができる。
ステップS270に続くステップS280において、制御部5は、LANインターフェース部4を介して、登録されている送信先外部機器に解除コード(視聴制限を解除するためのコード)を送信する。ステップS280の処理の終了によって視聴制限命令受信処理が終了する。なお、ステップS260〜S280は処理順序を入れ替えても構わない。
登録されている送信先外部機器の所有者は、必要に応じて、解除コードをテレビジョン装置101に向けて送信するための操作を、登録されている送信先外部機器に対して行う。
図11は、テレビジョン装置101の視聴制限解除処理の一例を示すフローチャートである。制御部5は、LANインターフェース部4を介して、登録されている送信先外部機器から送られてくることがある解除コードを受信したか否かを判定する(ステップS310)。
解除コードを受信していなければ(ステップS310のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS310に戻る。したがって、解除コードを受信しない限り、視聴制限解除処理は終了しないことになる。
一方、解除コードを受信すれば(ステップS310のYES)、制御部5は、視聴制限を解除する(ステップS320)。ステップS320の処理の終了によって視聴制限解除処理が終了する。なお、本実施形態では、登録されている送信先外部機器である場合、視聴制限命令を送信した外部機器と解除コードを送信した外部機器とが異なっていても視聴制限を解除できるが、視聴制限命令を送信した外部機器と解除コードを送信した外部機器とが一致しなければ視聴制限を解除できない仕様にしてもよい。
以上説明したテレビジョン装置101は、電源投入操作、選局操作、及び入力切替が含まれる特定の操作が行われたことを検出する検出部(操作信号受付部3及び制御部5)と、視聴状態に関連する情報を検出部の検出に基づき外部機器に送信する送信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、外部機器からの視聴制限命令を受信する受信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、受信部によって受信された視聴制限命令に基づき視聴制限を設定する視聴制限設定部(制御部5及び記憶部8)と、を備える構成である。
この構成によると、特定の操作が行われたことを契機として、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信される。外部機器の所有者(例えば親など)は、視聴状態に関連する情報を確認し、必要に応じて外部機器を用いてテレビ放送受信装置に視聴制限命令を送る。また、この構成によると、外部機器からの視聴制限命令が受信され、その受信された視聴制限命令に基づき視聴制限が設定される。これにより、レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができる。
また、テレビ放送受信装置101は、通常モードと監視モードとの切り替えを行う切替部(制御部5)を備え、監視モードにおいて送信部が視聴状態に関連する情報を検出部の検出に基づき外部機器に送信する構成である。
この構成によると、例えば、視聴制限を行う必要が生じる可能性がある場合に監視モードに切り替えておき、視聴制限を行う必要が生じる可能性がない場合に通常モードに切り替えておくことができる。これにより、テレビ放送受信装置と外部機器との間の不要な通信をなくすことができる。
また、テレビ放送受信装置101は、切替部が、パスワード認証に成功してから監視モードから通常モードへの切り替えを行う構成である。
この構成によると、正しいパスワードを把握していない者(監視対象者)が監視者に無断で監視モードから通常モードへ切り替えることを防止することができる。
また、テレビ放送受信装置101は、視聴制限命令の撤回の申し出を外部機器に送信する申し出送信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、外部機器からの視聴制限命令の撤回を受信する撤回受信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、を備え、視聴制限設定部が、撤回受信部によって受信された視聴制限命令の撤回に基づき視聴制限を設定しない構成である。
この構成によると、テレビ放送受信装置の使用者が申し出送信部を用いて外部機器の所有者に対して視聴制限命令の撤回を申し出ることができる。そして、その申し出が受け入れられると、外部機器から視聴制限命令の撤回が送られてきて、視聴制限が設定されない。これにより、テレビ放送受信装置の使用者の事情を考慮した、より適切な視聴制限を行うことができる。
<第2実施形態>
図12は、本発明の第2実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。本実施形態に係るテレビ放送受信装置102(以下、テレビ放送受信装置102と称す)は、所定の周期(例えば1時間)が到来したことを検出する周期カウント部9をテレビ放送受信装置101に追加した構成である。
テレビ放送受信装置102のモード切り替え処理は、上述したテレビ放送受信装置101のモード切り替え処理と同一であるので、説明を省略する。
テレビ放送受信装置102の監視モード時処理は、上述したテレビ放送受信装置101の監視モード時処理とほぼ同一であるので、相違点のみを説明する。
図13は、テレビジョン装置102の情報送信処理の一例を示すフローチャートであって、図5に示すフローチャートのステップS110をステップS115に置き換えたフローチャートである。
制御部5は、周期カウント部9の検出有無によって、所定の周期が到来したか否かを判定する(ステップS115)。
周期カウント部9の検出がなく所定の周期が到来していないと判定すれば(ステップS115のNO)、そのまま判定処理を継続するためステップS115に戻る。一方、周期カウント部9の検出があり所定の周期が到来したと判定すれば(ステップS115のYES)、ステップS120に移行する。
以上説明したテレビジョン装置102は、所定の周期が到来したことを検出する検出部(周期カウント部9)と、視聴状態に関連する情報を検出部の検出に基づき外部機器に送信する送信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、外部機器からの視聴制限命令を受信する受信部(LANインターフェース部4及び制御部5)と、受信部によって受信された視聴制限命令に基づき視聴制限を設定する視聴制限設定部(制御部5及び記憶部8)と、を備える構成である。
この構成によると、所定の周期が到来したことを契機として、視聴状態に関連する情報が外部機器に送信される。外部機器の所有者(例えば親など)は、視聴状態に関連する情報を確認し、必要に応じて外部機器を用いてテレビ放送受信装置に視聴制限命令を送る。また、この構成によると、外部機器からの視聴制限命令が受信され、その受信された視聴制限命令に基づき視聴制限が設定される。これにより、レーティング情報に関する事前設定を必要とせず視聴制限を実行することができる。
上述した構成及び効果以外のテレビジョン装置102の構成及び効果は、テレビジョン装置101と同様であるため、説明を省略する。
<第3実施形態>
図14は、本発明の第3実施形態に係るテレビ放送受信装置の概略構成を示す図である。本実施形態に係るテレビ放送受信装置103(以下、テレビ放送受信装置103と称す)は、登録されている送信先外部機器とWi−Fi(登録商標)通信を行うWi−Fi通信部10をテレビ放送受信装置101に追加した構成である。
なお、テレビ放送受信装置103にWi−Fi通信部10を設けず、LANインターフェース部4に外部のWi−Fi規格に適合した無線LANルータを接続することで、テレビジョン装置103と登録されている送信先外部機器との間で無線LANルータを介したWi−Fi通信を行うようにしてもよい。また、Wi−Fi通信の代わりにWi−Fi通信以外の近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標)通信など)を利用してもよい。
図15は、テレビ放送受信装置103のモード自動切り替え処理の一例を示すフローチャートである。
テレビジョン装置103は電源ON状態になるとモード自動切り替え処理を開始する。
モード自動切り替え処理の開始後、制御部5は、現在のモードが通常モードであるか否かを判定する(ステップS40)
ステップS40において現在のモードが通常モードであると判定された場合(ステップS40のYES)、制御部5は、登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信状況に基づいて、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在しているか否かを判定する(ステップS50)。
登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信ができる状況であれば、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在していると判定し(ステップS50のYES)、そのままステップS50の判定処理を継続するためステップS50に戻る。一方、登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信ができない状況であれば、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在していないと判定し(ステップS50のNO)、制御部5は通常モードから監視モードに切り替え(ステップS60)、その後ステップS40に戻る。登録されている送信先外部機器が複数ある場合は、例えば、登録されている送信先外部機器全てが所定の範囲内に存在していないときにステップS60に移行するようにすればよい。
また、ステップS40において現在のモードが通常モードでないと判定された場合(ステップS40のNO)、制御部5は、登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信状況に基づいて、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在しているか否かを判定する(ステップS70)。
登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信ができない状況であれば、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在していないと判定し(ステップS70のNO)、そのままステップS70の判定処理を継続するためステップS70に戻る。一方、登録されている送信先外部機器とのWi−Fi通信ができる状況であれば、登録されている送信先外部機器が所定の範囲内に存在していると判定し(ステップS70のYES)、制御部5は監視モードから通常モードに切り替え(ステップS80)、その後ステップS40に戻る。登録されている送信先外部機器が複数ある場合は、例えば、登録されている送信先外部機器の少なくとも一つが所定の範囲内に存在しているときにステップS80に移行するようにすればよい。なお、監視モードから通常モードに切り替える際に監視モードにおいて視聴制限がかかっていれば、視聴制限を解除して通常モードに切り替えるようにする。
テレビ放送受信装置102の監視モード時処理は、上述したテレビ放送受信装置101の監視モード時処理と同一であるので、説明を省略する。
以上説明したテレビジョン装置103は、外部機器が所定の範囲内に存在するか否かを判定する判定部(Wi−Fi通信部10及び制御部5)を備え、切替部が判定部の判定結果に基づき通常モードと監視モードとの切り替えを行う構成である。
この構成によると、外部機器の所在位置に応じて通常モードと監視モードとが自動的に切り替わるので、利便性が向上する。
上述した構成及び効果以外のテレビジョン装置103の構成及び効果は、テレビジョン装置101と同様であるため、説明を省略する。
<その他>
上述した各実施形態では、表示部を備えるテレビジョン装置に本発明を適用したが、例えば表示部を備えていないSTB(Set Top Box)に本発明を適用してもよい。
また、本発明に係るテレビ放送受信装置が、レーティング情報に関する事前設定を必要とする従来の視聴制限機能も備えている構成であっても構わない。
1 チューナー部
2 外部入力インターフェース部
3 操作信号受付部
4 LANインターフェース部
5 制御部
6 表示部
7 音声出力部
8 記憶部
9 周期カウント部
10 Wi−Fi通信部
101〜103 テレビ放送受信装置

Claims (5)

  1. 電源投入操作、選局操作、及び入力切替の少なくとも一つが含まれる特定の操作が行われたこと、並びに、所定の周期が到来したことの少なくとも一方を検出する検出部と、
    視聴状態に関連する情報を前記検出部の検出に基づき外部機器に送信する送信部と、
    前記外部機器からの視聴制限命令を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記視聴制限命令に基づき視聴制限を設定する視聴制限設定部と、を備えるテレビ放送受信装置。
  2. 通常モードと監視モードとの切り替えを行う切替部を備え、
    前記監視モードにおいて前記送信部が前記視聴状態に関連する情報を前記検出部の検出に基づき外部機器に送信する請求項1に記載のテレビ放送受信装置。
  3. 前記外部機器が所定の範囲内に存在するか否かを判定する判定部を備え、
    前記切替部が前記判定部の判定結果に基づき前記通常モードと前記監視モードとの切り替えを行う請求項2に記載のテレビ放送受信装置。
  4. 前記切替部は、パスワード認証に成功してから前記監視モードから前記通常モードへの切り替えを行う請求項2に記載のテレビ放送受信装置。
  5. 前記送信部は、前記視聴制限命令の撤回の申し出を前記外部機器に送信する申し出送信部と、
    前記外部機器からの前記視聴制限命令の撤回を受信する撤回受信部と、を備え、
    前記視聴制限設定部は、前記撤回受信部によって受信された前記視聴制限命令の撤回に基づき前記視聴制限を設定しない請求項1〜4のいずれか一項に記載のテレビ放送受信装置。
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