JP2015192193A - 中継装置、中継装置の管理方法及びネットワークシステム - Google Patents

中継装置、中継装置の管理方法及びネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】情報中継装置間で少ないデータ量で動作基準を交換する。【解決手段】複数の計算機と接続される中継装置であって、動作基準に従って、前記計算機で動作するアプリケーションプログラムにデータを転送し、前記動作基準を切り替えた場合、他の中継装置のうち前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置に前記動作基準の切り替えを通知する。【選択図】図5

Description

本発明はネットワークシステムに関する。
情報通信ネットワークは、広域化、高速化などに伴って、その適用分野が拡大している。例えば、従来は地理的に限定された範囲でシステムが構築されてきたが、広域ネットワークを介した大規模なネットワークシステムが考えられている。例えば、このような情報通信ネットワークは、環境、気象、防災、防犯などの地域で生じる事象を監視し、監視結果に基づいて適切な情報やサービスを提供する社会インフラ向けのクラウドサービスに利用することができる。
例えば、特許文献1には、ネットワーク経由で複数の情報通信機器がサービスを提供する分散情報通信処理システムで、応答速度と消費電力、更には信頼性の改善を図る。ネットワークを介して、情報発生源であるセンサ類、アクチュエータ類、端末類の近傍でフィルタ処理を実行するエントランスノード、情報処理位置を変更してデータセンタの代わりに情報処理と通信処理を実行するインテリジェントノード、それらを管理する管理ノードが連携することにより、各種サービスの提供を図る分散情報通信処理システムが開示されている。
また、特許文献2には、受信装置のTCPヘッダ生成部は、送信装置からのパケットの受信タイミングでTCPヘッダを生成し、その際に、優先度指定がされていれば、拡張ヘッダ部を生成して優先度指標を記述し、優先度指標を記述したTCPヘッダを含むACKを送信装置へ送信する。送信装置のパケット受信部は、受信装置からACKを受信し、ACKに含まれるTCPヘッダに優先度指標を記述した拡張ヘッダ部があれば、拡張ヘッダ部に記述された優先度指標に従って送信量を調節する方法が開示されている。
国際公開第2011/101902号 特開2011−250365号公報
クラウドサービスは、現場に設置されるセンサとデータセンタとを広域ネットワークを介して接続することによって構築される。クラウドサービスの発展により、広域ネットワークの通信量とデータセンタの情報処理量は増加している。
クラウドサービスでは、多くのデータ源が広範囲に分散して存在し、災害時などにおいては局所的にデータ量が増大する。また、災害時以外でもデータ量や通信遅延は逐次変動する。このように、局所的に発生するデータ量の増大や通信遅延の悪化などの事象が生じたとき、ネットワークシステム全体に悪影響が伝搬しないよう、データ量を抑制したり、通信先を変更することによって、ネットワークシステムの過負荷を回避する必要がある。
特許文献2に開示された方法では、送信装置からのパケットを受信した受信装置が返信するACKパケットに、受信装置の処理状況に応じた優先度情報を含める。このため、ACKパケットを受信した送信装置は送信量を調節することができる。一方、受信装置が置かれるデータセンタでは、受信装置に対して複数の送信装置が存在するため、パケットを送受信するときに優先度情報などの動作の基準を示す情報(動作基準)を交換する方法では、複数の送信装置との間で動作基準が交換されるまでに時間を要する。このため、動作基準の交換が遅れた送信元装置からのセンサデータを抑制することができず、通信の輻輳が発生するという第1の課題がある。
また、複数の送信装置で動作基準を交換するとき、動作基準を交換する送信装置を指定できないと、全ての送信装置で動作基準を交換する必要があるため、動作基準を交換するための通信が増大し、動作基準の交換によって輻輳が発生するという第2の課題がある。
さらに、動作基準を複数の送信装置で交換するとき、動作基準に関する全ての情報を交換すると、動作基準のデータ量が増大し、動作基準の交換による通信の輻輳が発生するという第3の課題がある。
そこで、本発明は、送信装置及び受信装置の機能を担う情報中継装置が互いに動作基準を交換するとき、センサデータのパケットの送受信とは非同期に、かつ転送するパケットの情報処理において関係する情報中継装置間で少ないデータ量で動作基準を交換するネットワークシステムを提供することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の計算機と接続される中継装置であって、動作基準に従って、前記計算機で動作するアプリケーションプログラムにデータを転送し、前記動作基準を切り替えた場合、他の中継装置のうち前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置に前記動作基準の切り替えを通知することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、ネットワークの通信量を低減することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例のネットワークシステムの構成の説明図である。 本発明の実施例の情報中継装置の構成の説明図である。 本発明の実施例の管理ノードの構成の説明図である。 本発明の実施例の通信機能部の構成の説明図である。 本発明の実施例の動作基準判定部の構成の説明図である。 本発明の実施例の遅延量判定テーブルの構成の説明図である。 本発明の実施例のパケット量判定テーブルの構成の説明図である。 本発明の実施例の切替条件テーブルの構成の説明図である。 本発明の実施例の動作基準情報テーブルの構成の説明図である。 本発明の実施例の遅延量判定テーブルの構成の変形例の説明図である。 本発明の実施例のパケット量判定テーブルの構成の変形例の説明図である。 本発明の実施例の切替条件テーブル構成の変形例の説明図である。 本発明の実施例の動作基準情報テーブル構成の変形例の説明図である。 本発明の実施例の遅延量判定部によって実行される遅延量判定処理のフローチャートである。 本発明の実施例の動作基準切替判定部によって実行される動作基準切替処理のフローチャートである。 本発明の実施例の管理ノードが設定値を情報中継装置に通知する処理のシーケンス図である。 本発明の実施例の管理ノードがステータスを読み出し、設定値を変更する処理のシーケンス図である。 本発明の実施例の情報中継装置の間で動作基準情報を転送する処理のシーケンス図である。
以下、本発明の実施例について、図1から図18を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例のネットワークシステムの構成の説明図である。
本実施例のネットワークシステムは、データセンタ110(110−a〜110−b)、管理ノード120、情報中継装置140(140−a〜140−d)が、広域ネットワーク(WAN)130によって接続されることによって構成される。
端末160は、ローカルネットワーク(LAN)150を介して情報中継装置140(140−c〜140−d)に接続される。端末160は、データを送受信する複数種類の装置、例えば、携帯電話、パーソナルコンピュータ、及びカメラなど、多様な装置を含んでよい。
情報中継装置140(140−c〜140−d)は、ローカルネットワーク150を介して端末160と接続され、端末160とデータを送受信する通信機能を有し、さらに、判定処理機能及び演算処理機能を有する高機能なネットワークノードである。
ローカルネットワーク150に接続される情報中継装置140(140−e〜140−f)は、無線基地局170を介して移動体171とデータを送受信し、センサ180や制御対象190と接続される。情報中継装置140(140−e〜140−f)は、無線基地局170、センサ180及び制御対象190と間でデータを送受信する通信機能を有し、さらに、判定処理機能及び演算処理機能を有する高機能なネットワークノードである。
無線基地局170は、WiFiやZigBeeなどの所定のプロトコルに従った無線機能を有する基地局であり、多様な装置を含んでよい。センサ180は、温度や電圧値などの物理的な情報(例えば、測定値)を信号へ変換するデバイスであり、例えば、温度センサ、湿度センサ、振動センサ、圧力センサ、人感センサ、マイク、及びカメラなど、多様なデバイスを含んでよい。制御対象190は、入力された信号を物理的な作用へ変換するデバイスであり、例えば、警報機、開閉スイッチ、及びモータなど、多様なデバイスを含んでよい。
管理ノード120は、情報中継装置140を設定する。
データセンタ110は、アプリケーションプログラム111(111−a〜111−d)を実行するコンピュータで構成される。データセンタ110は、端末160、無線基地局170、センサ180及び制御対象190との間でデータを送受信し、収集した各種データを保存し、アプリケーションプログラム111を実行することによって、収集した各種データを用いた演算処理及び蓄積処理を行う。
情報中継装置140は、センサ180や端末160からのデータを中継する機能を有し、パケットのログを採取し、採取したログの解析結果に基づいて動作基準の切り替えを判定して、動作基準を切り替える機能を有する。また、情報中継装置140は、ネットワークの輻輳を回避するため、動作基準に従って、情報中継装置140が送出するパケットの優先度等を制御する機能を有する。なお、情報中継装置140の動作基準は、情報中継装置140が転送するユーザデータの統計処理の方法、ユーザデータの転送処理の優先度などを定めるための情報である。より具体的には、優先度、暗号化方式等である。また、動作基準は、データの出力先、パケットの廃棄方法などを定めるための情報である。より具体的には、宛先IPアドレス及びポート番号のいずれか又はそれらの組、パケット廃棄要求、処理の待機時間である。
さらに、情報中継装置140は、動作基準を切り替えたとき、転送するパケットの情報処理において関係する情報中継装置140に動作基準を伝達する機能を有する。
例えば、データセンタ110−aで動作するアプリケーションプログラム111−aが、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−aを介してセンサ180−aからセンサデータを収集する場合、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−aでは、同じ動作基準に従って、センサデータを処理し転送する。例えば、情報中継装置140−aが、センサ180−aからのセンサデータを処理し転送する動作基準を切り替えた場合、情報中継装置140−aは、センサ180−aからのセンサデータを処理し転送するための切り替え後の動作基準を情報中継装置140−c、情報中継装置140−eに通知する。
また、データセンタ110−aで動作するアプリケーションプログラム111−bが、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−aを介してセンサ180−bからセンサデータを収集する場合、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−aでは、同じ動作基準に従って、センサデータを処理し転送する。例えば、情報中継装置140−aが、センサ180−bからのセンサデータを処理し転送する動作基準を切り替えた場合、情報中継装置140−aは、センサ180−bからのセンサデータを処理し転送するための切り替え後の動作基準を情報中継装置140−f、情報中継装置140−dに通知する。
また、データセンタ110−bで動作するアプリケーションプログラム111−cが、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−bを介して制御対象装置190−aを制御する場合、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−bでは、同じ動作基準に従って、データを処理し転送する。また、データセンタ110−bで動作するアプリケーションプログラム111−dが、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−bを介して制御対象装置190−bを制御する場合、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−bでは、同じ動作基準に従って、データを処理し転送する。
このように、データセンタ110と情報中継装置140とが広域ネットワーク130を介して接続されたネットワークシステムにおいて、アプリケーションプログラム111に情報伝達する複数の情報中継装置140の間で、少ない情報量で高速に動作基準を交換することによって、ネットワークの通信量を低減し、輻輳を回避することが可能となる。
なお、データセンタ110、広域ネットワーク130、情報中継装置140、ローカルネットワーク150、端末160、無線基地局170、移動体171、センサ180、制御対象190の数は、図1に示すものに限らない。
図2は、本発明の実施例の情報中継装置140の構成の説明図である。
情報中継装置140は、中央処理演算装置(Central Processing Unit:CPU)24、メモリ25、及び入出力部(Input Output Unit:I/O)26等のハードウェア23を有する。
CPU24は、メモリ25に格納されたプログラムを実行することによって各種演算処理を行う処理部である。メモリ25は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶部であり、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAM、又は、磁気ディスク、HDD、SSDを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPU24が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。HDDは、CPU24が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
I/O26は、広域ネットワーク130、ローカルネットワーク150、端末160、無線基地局170、センサ180及び制御対象190へのインタフェースである。なお、情報中継装置140は、広域ネットワーク130及びローカルネットワーク150を介してお互いに通信する場合には、I/O26を介して接続される。
ハードウェア23の上位層にはオペレーティングシステム(Operating System:OS)22が存在する。OS22はCPU24によって実行される。
OS22の上位層には、通信機能部21が存在する。通信機能部21は、CPU24がメモリ25に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
通信機能部21は、端末160、無線基地局170、及びセンサ180からのパケットを解析し、図4にて後述する通信機能部21の機能を用いて動作基準を判定する。なお、通信機能部21が送受信するパケットは、端末160、無線基地局170、及びセンサ180からのパケット、及び他の情報中継装置140から到来するパケットである。
CPU24によって実行されるプログラムは、ネットワーク又はリムーバブルメディア(HDD、CD−ROM、フラッシュメモリなど)を介して情報中継装置140に提供され、非一時的記憶媒体であるメモリ25に格納される。このため、情報中継装置140は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有してもよい。
本実施例の情報中継装置140は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
図3は、本発明の実施例の管理ノード120の構成の説明図である。
管理ノード120は、中央処理演算装置(Central Processing Unit:CPU)34、メモリ35、及び入出力部(Input Output Unit:I/O)36等のハードウェア33を有する。CPU34は、メモリ35に格納されたプログラムを実行することによって各種演算処理を行う処理部である。メモリ35は、各種プログラム及びデータを記憶する記憶部である。I/O36は、広域ネットワーク130へのインタフェースである。
ハードウェア33の上位層にはオペレーティングシステム(Operating System:OS)32が存在する。OS32はCPU34によって実行される。
OS32の上位層には、管理アプリケーション31が存在する。管理アプリケーション31は、CPU34がメモリ35に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
管理アプリケーション31は、図4にて後述する通信機能部21のテーブル制御部49による遅延量判定テーブル510、切替条件テーブル530、及び動作基準情報テーブル531の設定処理(図16参照)、及び、ステータス読出開始処理1501及び設定値変更判定処理1505(図17参照)を含む。
図4は、本発明の実施例の通信機能部21の構成の説明図である。
通信機能部21は、通信インタフェース入力部41、パケット解析部42、情報処理部43、パケット生成部44、優先度制御部45、通信インタフェース出力部46、転送ログ蓄積部47、動作基準判定部48、及びテーブル制御部49を有する。
通信インタフェース入力部41及び通信インタフェース出力部46は、広域ネットワーク130、ローカルネットワーク150、無線基地局170、センサ180、及び制御対象190に接続され、パケットを送受信する。
テーブル制御部49は、広域ネットワーク130及び/又はローカルネットワーク150を介して、管理ノード120及び他の情報中継装置140と接続される。なお、テーブル制御部49は、管理ノード120及び他の情報中継装置140と接続するために、通信インタフェース入力部4は別の管理ポートを有してもよい。さらに、情報中継装置140がローカルポートを有し、テーブル制御部49が当該ローカルポートを介して管理ノード120及び他の情報中継装置140と接続してもよい。テーブル制御部49は、遅延量判定テーブル510、パケット量判定テーブル520、切替条件テーブル530、及び動作基準情報テーブル531のデータを読み書きする。詳細は、図15、図16、図17及び図18を用いて説明する。
パケット解析部42は、広域ネットワーク130、ローカルネットワーク150、無線基地局170、及びセンサ180から到来するパケットの内容を解析し、到来したパケットに含まれる時刻情報に基づいて遅延量を計算する。また、パケット解析部42は、到来するパケットのデータサイズと、到来するパケット数とに基づいてパケット量を計算し、計算結果を転送ログ蓄積部47に蓄積する。
転送ログ蓄積部47は、蓄積された遅延量及びパケット量を、動作基準判定部48に転送する。後述するように、動作基準判定部48は、情報処理部43、パケット生成部44、及び優先度制御部45に動作基準を転送する。
情報処理部43は、到来するパケットの演算処理をする機能を有する。情報処理部43は、到来するパケットを一時的に格納するバッファ43Aを有する。バッファ43Aは、情報処理部43がパケットに処理(主に、アプリケーションレイヤの処理)を実行する際に、当該処理中のパケットを一時的に格納する記憶領域である。情報処理部43は、バッファの状態(例えば、バッファ容量、バッファの使用量、空き容量など)の情報を出力する機能を有する。
パケット生成部44は、通信機能部21から出力されるパケットを生成する機能を有する。優先度制御部45は、通信機能部21から出力されるパケットの優先度を制御する機能を有する。動作基準判定部48は、通信機能部21の情報処理部43、パケット生成部44、及び優先度制御部45の動作基準を判定し、判定された動作基準の情報を他の情報中継装置140に出力する。
動作基準判定部48が出力する動作基準の情報と通信インタフェース出力部46から出力される出力データとは、非同期である。
図5は、本発明の実施例の動作基準判定部48の構成の説明図である。
動作基準判定部48は、遅延量判定部51、パケット量判定部52、動作基準情報蓄積部53、及び動作基準切替判定部54を有する。
遅延量判定部51は、転送ログ蓄積部47に蓄積された遅延量を、送信元の情報に基づいて遅延量判定テーブル510に保存する。パケット量判定部52は、転送ログ蓄積部47に蓄積されたパケット量を、送信元の情報に基づいてパケット量判定テーブル520に保存する。
動作基準切替判定部54は、遅延量判定部51による判定の結果A、パケット量判定部52による判定の結果B、テーブル制御部49からの制御信号Cを受信し、切替条件テーブル530の切替条件73に保存された情報を参照して、動作基準情報テーブル531の情報を書き換える。また、切替条件テーブル530の制御パターン74及び動作基準情報出力先75に保存された情報に基づいて、他の情報中継装置140に動作基準情報を出力する。
動作基準情報蓄積部53は、切替条件テーブル530、動作基準情報テーブル531を有する。動作基準情報蓄積部53は、動作基準情報テーブル531の情報処理部用動作基準83(図9参照)を情報処理部43に伝達し、動作基準情報テーブル531のパケット生成部用動作基準84(図9参照)をパケット生成部44に伝達し、動作基準情報テーブル531の優先度制御部用動作基準85(図9参照)を優先度制御部45に伝達する。
図6は、本発明の実施例の遅延量判定テーブル510の構成例の説明図である。
遅延量判定テーブル510は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元62、遅延量統計値63、遅延量閾値64、及び遅延量判定結果65を含む。
送信元62には、情報中継装置140に到来するパケットの送信元のIPアドレスが登録される。IPアドレスの値そのものを登録しても、IPアドレス毎に割り当てられる送信元の名前を登録してもよい。
遅延量統計値63には、転送ログ蓄積部47に蓄積した遅延量の統計値が格納される。遅延量には、例えば、送信元から出力されたパケットが情報中継装置140に受信されるまでのネットワークの遅延時間を用いることができる。なお、送信側の情報中継装置140と受信側の情報中継装置140との間で計測パケットを送受信して、ネットワークの遅延量を計測してもよい。統計値には、平均値、最大値、最小値、分散値等を用いることができる。なお、以下では、平均値を用いた例について説明する。
遅延量閾値64には、送信元62毎の遅延量の閾値を予め管理ノード120から設定する。遅延量の閾値は、例えば、送信元から出力されたパケットが情報中継装置140に受信されるまでのネットワークの遅延時間を推定したRTT(Round Trip Time)を用いることができる。
遅延量判定結果65には、遅延量統計値63と遅延量閾値64とを比較した結果が格納される。例えば、送信元62にSource1が格納された行において、遅延量統計値63に100msが、遅延量閾値64に150msが格納されている。この場合、遅延量統計値(平均値)が遅延量閾値より小さいので、遅延量統計値が遅延量閾値より小さい値であることを示す”under”が遅延量判定結果65に格納される。また、送信元62にSource2が格納された行において、遅延量統計値63に220msが、遅延量閾値64に200msが格納されている。この場合、遅延量統計値が遅延量閾値より大きいので、遅延量統計値が遅延量閾値より大きい値であることを示す”over”が遅延量判定結果65に格納される。
このようにして、情報中継装置140に到来したパケットの遅延量が予め設定した遅延量の閾値を越えたか否かを判定した結果を記録することができる。
図7は、本発明の実施例のパケット量判定テーブル520の構成例の説明図である。
パケット量判定テーブル520は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元1701、パケット量統計値1702、パケット量閾値1703、及びパケット量判定結果1704を含む。
送信元1701には、情報中継装置140に到来するパケットの送信元のIPアドレスが登録される。IPアドレスの値そのものを登録しても、IPアドレス毎に割り当てられる送信元の名前を登録してもよい。
パケット量統計値1702には、転送ログ蓄積部47に蓄積されたパケットの量が格納される。パケット量とは、例えば、送信元から出力されたパケットが情報中継装置140に受信された単位時間当たりのパケット数、及びパケットサイズを用いて計算できる。統計値には、平均値、最大値、最小値、分散値等を用いることができる。なお、以下では、平均値を用いた例について説明する。
パケット量閾値1703には、管理ノード120から予め送信元1701毎にパケット量の閾値を設定する。パケット量の閾値とは、例えば、送信元から出力される単位時間当たりのパケット数及びパケットサイズを推定し、予め管理ノード120から送信元1701毎に設定する。
遅延量閾値64には、
パケット量判定結果1704には、パケット量統計値1702とパケット量閾値1703とを比較した結果を保存する。例えば、送信元1701にSource1が格納された行において、パケット量統計値1702に5Mbyteが格納されており、パケット量閾値1703に10Mbyteが格納されている。この場合、パケット量統計値(平均値)がパケット量閾値より小さいので、パケット量統計値がパケット量閾値より小さい値であることを示す”under”がパケット量判定結果1704に格納される。また、送信元1701にSource2が格納された行において、パケット量統計値1702に25Mbyteが格納されており、パケット量閾値1703に10Mbyteが格納されており、パケット量統計値がパケット量閾値より大きいので、パケット量統計値がパケット量閾値より大きい値であることを示す”over”がパケット量判定結果1704に格納される。
このようにして、情報中継装置140に到来したパケット量が予め設定したパケット量の閾値を超えたか否かを判定した結果を記録することができる。
図8は、本発明の実施例の切替条件テーブル530の構成例の説明図である。
切替条件テーブル530は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元72、切替条件73、制御パターン74、及び動作基準情報出力先75を含む。
送信元72、切替条件73、制御パターン74、及び、動作基準情報出力先75は、管理ノード120から設定される。管理ノード120は、アプリケーション毎に、アプリケーションに関するデータが転送される経路上の情報中継装置140を動作基準情報出力先75に設定する。管理ノード120は、アプリケーション毎に、アプリケーションに関するデータが転送される経路に基づいて送信元72を設定する。例えば、データセンタ110−aで動作するアプリケーションプログラム111−aが、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−aを介してセンサ180−aからセンサデータを収集する場合、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−aに同じ動作基準に従ってセンサデータを処理し転送させるため、管理ノード120は、情報中継装置140−aの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−e及び情報中継装置140−cのIPアドレスを設定する。なお、動作基準情報出力先75に設定される値は、IPアドレスに限られず、情報中継装置140−e及び情報中継装置140−cを示す識別子であればよい。また、情報中継装置140−eの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−a及び情報中継装置140−cのIPアドレスを設定し、情報中継装置140−cの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−e及び情報中継装置140−aのIPアドレスを設定する。また、情報中継装置140−eの送信元72にはセンサ108−aを示すアドレス、情報中継装置140−cの送信元72には情報中継装置140−eを示すアドレス、情報中継装置140−aの送信元72には情報中継装置140−cを示すアドレスを設定する。
同様に、データセンタ110−aで動作するアプリケーションプログラム111−bが、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−aを介してセンサ180−bからのセンサデータを収集する場合、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−aでは、同じ動作基準に従って、センサデータを処理し転送させるため、管理ノード120は、情報中継装置140−aの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−d及び情報中継装置140−fのアドレスを、管理ノード120は、情報中継装置140−dの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−a及び情報中継装置140−fのアドレスを、情報中継装置140−fの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−a及び情報中継装置140−dのアドレスを設定する。また、情報中継装置140−fの送信元72にはセンサ108−bを示すアドレス、情報中継装置140−dの送信元72には情報中継装置140−fを示すアドレス、情報中継装置140−aの送信元72には情報中継装置140−dを示すアドレスを設定する。
また、データセンタ110−bで動作するアプリケーションプログラム111−cが、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−bを介して制御対象装置190−aを制御する場合、情報中継装置140−e、情報中継装置140−c、情報中継装置140−bでは、同じ動作基準に従って、データを処理し転送させるため、管理ノード120は、情報中継装置140−bの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−c及び情報中継装置140−eのアドレスを、情報中継装置140−cの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−b及び情報中継装置140−eのアドレスを、情報中継装置140−eの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−b及び情報中継装置140−cのアドレスを設定する。また、情報中継装置140−eの送信元72には制御対象装置190−aを示すアドレス、情報中継装置140−cの送信元72には情報中継装置140−eを示すアドレス、情報中継装置140−bの送信元72には情報中継装置140−cを示すアドレスを設定する。
また、データセンタ110−bで動作するアプリケーションプログラム111−dが、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−bを介して制御対象装置190−bを制御する場合、情報中継装置140−f、情報中継装置140−d、情報中継装置140−bでは、同じ動作基準に従って、データを処理し転送させるため、管理ノード120は、情報中継装置140−bの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−d及び情報中継装置140−fのアドレスを、情報中継装置140−dの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−b及び情報中継装置140−fのアドレスを、情報中継装置140−fの切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75には、情報中継装置140−b及び情報中継装置140−dのアドレスを設定する。また、情報中継装置140−fの送信元72には制御対象装置190−bを示すアドレス、情報中継装置140−dの送信元72には情報中継装置140−fを示すアドレス、情報中継装置140−bの送信元72には情報中継装置140−dを示すアドレスを設定する。
送信元72には、情報中継装置140に到来するパケットの送信元のIPアドレスが登録される。IPアドレスの値そのものを登録しても、IPアドレス毎に割り当てられる送信元の名前を登録してもよい。
切替条件73には、遅延量判定部51による判定の結果A、及びパケット量判定部52による判定の結果Bに基づいて動作基準を切り替える条件が保存される。例えば、切替条件73が”A=偽、B=偽”は、遅延量判定部51による判定の結果Aが”under”であり、かつ、パケット量判定部52による判定の結果Bがunderである条件を示す。また、切替条件73が”A=真、B=真”は、遅延量判定部51による判定の結果Aが”over”であり、かつ、パケット量判定部52による判定の結果Bが”over”である条件を示す。このようにして、情報中継装置140に到来するパケットの遅延量及びパケット量の条件に基づいて、動作基準を切り替えるか否かを判定することができる。
制御パターン74には、送信元72及び切替条件73に設定された条件毎に動作基準を切り替える制御の方法の情報が格納される。例えば、送信元72がSource1であり、かつ切替条件73が”A=偽、B偽”である場合、制御パターン74に001が格納されているので、動作基準情報テーブル531の制御パターン87を検索し、制御パターン001の動作基準を読み出す。
動作基準情報出力先75には、動作基準を出力する他の情報中継装置140の宛先が格納される。例えば、送信元72がSource1であり、かつ切替条件73が”A=偽、B=偽”である場合は、制御パターン74に”001”が格納されている。このため、この条件が成り立つとき制御パターン74=”001”を動作基準情報出力先75に記録されているGW(A)に送信する。
このようにして、ある情報中継装置140が切り替えた動作基準を、他の情報中継装置140と交換することが可能となる。
図9は、本発明の実施例の動作基準情報テーブル531の構成例の説明図である。
動作基準情報テーブル531は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元82、情報処理部用動作基準83、パケット生成部用動作基準84、優先度制御部用動作基準85、実施ステータス86、及び制御パターン87を含む。また、情報処理部用動作基準83は、優先度831及び処理待ち時間832を含み、パケット生成部用動作基準84は、送信先IPアドレス/ポート番号841、パケット廃棄方法842及び暗号化方法843を含み、優先度制御用動作基準85は優先度を含む。
送信元82には、情報中継装置140に到来するパケットの送信元のIPアドレスが登録される。IPアドレスの値そのものを登録しても、IPアドレス毎に割り当てられる送信元の名前を登録してもよい。
情報処理部用動作基準83の優先度831には、情報処理部43で動作する演算処理などのプログラムの処理の優先度の情報が格納される。また、処理待ち時間832には、情報処理部43で動作する演算処理などのプログラムの処理の待ち時間の情報が格納される。また、プログラムの処理待ち時間のために、パケットをバッファ431に一時的に蓄積するためには、情報中継装置140のメモリ25又はI/O26に接続されたハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いてもよい。このようにして、情報処理部43で動作する演算処理などのプログラムの優先度及び処理の待ち時間を設定することによって、遅延量やパケット量が増大して情報中継装置140の処理負荷が増えたときに、過負荷にならないように制御することができる。
パケット生成部用動作基準84の送信先IPアドレス/ポート番号841には、パケット生成部44で生成するパケットを送信する宛先の情報が格納される。また、パケット廃棄方法842には、パケット生成部44で生成するパケットを廃棄するか否かの情報が格納される。また、暗号化方法843には、パケット生成部44で生成するパケットの暗号化方法の情報が格納される。このようにして、パケット生成部44で生成するパケットを廃棄するか及び暗号化方法が設定できるので、遅延量やパケット量が増大して情報中継装置140の処理負荷が増えたときに、過負荷にならないように制御することができる。また、受信側の情報中継装置140が遅延量やパケット量が増大して動作基準を切り替えたとき、送信側の情報中継装置140に動作基準が送信されるため、受信側の情報中継装置140が過負荷にならないように、送信側の情報中継装置140でパケットを廃棄し、受信側の情報中継装置140へ到来するパケットの量を減らすことができる。
優先度制御用動作基準85の優先度には、優先度制御部45で処理されるパケット送出の優先度を決める情報が保存される。
なお、送信元82、情報処理部用動作基準83、パケット生成部用動作基準84、及び優先度制御部用動作基準85は、管理ノード120から予め設定する。
実施ステータス86には、動作基準が選択されているかの情報が格納される。例えば、選択されている動作基準は”enable”で示し、選択されていない動作基準は”disable”で示すとよい。実施ステータス86は、切替条件テーブル530の切替条件73に示した条件に一致したとき、動作基準情報テーブル531の制御パターンを検索し、同じ制御パターン87に示される実施ステータス86が”enable”に書き換えられる。なお、送信元82に示される送信元情報毎に、一つの動作基準が選択されるように排他制御することができる。
制御パターン87には、動作基準の組合せを区別するための情報であり、管理ノード120から予め設定される。
図10は、本発明の実施例の遅延量判定テーブル510の構成の変形例の説明図である。
本変形例の遅延量判定テーブル510は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元62、パケットグループ91、遅延量統計値63、遅延量閾値64、及び遅延量判定結果65を含む。なお、図6で説明した遅延量判定テーブル510と同じ構成は説明を省略する。
パケットグループ91には、送信元62に設定される送信元情報が同じ場合に、送信元から受信するパケットの本体部に含まれる情報に基づいて、遅延量統計値63、遅延量閾値64、及び遅延量判定結果65を設定するためのグループ名称を指定する。例えば、情報中継装置140に到来するパケットに含まれる識別子及びペイロードの少なくとも一方に応じて、送信元が同じ場合でも、遅延量統計値63、遅延量閾値64、及び遅延量判定結果65をそれぞれ個別に設定することができる。
図11は、本発明の実施例のパケット量判定テーブル520の構成の変形例の説明図である。
本変形例のパケット量判定テーブル520は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元1701、パケットグループ1810、パケット量統計値1702、パケット量閾値1703、及びパケット量判定結果1704を含む。なお、図7で説明したパケット量判定テーブル520と同じ構成は説明を省略する。
パケットグループ1810には、送信元1701に設定される送信元情報が同じ場合に、送信元から受信するパケットの本体部に含まれる情報に基づいて、パケット量統計値1702、パケット量閾値1703、及びパケット量判定結果1704を設定するためのグループ名称が格納される。例えば、情報中継装置140に到来するパケットに含まれる識別子及びペイロードの少なくとも一方の内容に応じて、送信元が同じ場合でも、パケット量統計値1702、パケット量閾値1703、及びパケット量判定結果1704をそれぞれ個別に設定することができる。
図12は、本発明の実施例の切替条件テーブル530の構成の変形例の説明図である。
切替条件テーブル530は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元72、パケットグループ1010、切替条件73、制御パターン74、及び動作基準情報出力先75を含む。なお、図8で説明した切替条件テーブル530と同じ構成は説明を省略する。
パケットグループ1010には、送信元72に設定される送信元情報が同じ場合に、送信元から受信するパケットの本体部に含まれる情報に基づいて、切替条件73、制御パターン74、動作基準情報出力先75を設定するためのグループ名称が格納される。例えば、情報中継装置140に到来するパケットに含まれる識別子及びペイロードの少なくとも一方に応じて、送信元が同じ場合でも、切替条件73、制御パターン74、及び動作基準情報出力先75をそれぞれ個別に設定することができる。
図13は、本発明の実施例の動作基準情報テーブル531の構成の変形例の説明図である。
動作基準情報テーブル531は、パケットグループ1110を含む。
動作基準情報テーブル531は、情報中継装置140のメモリ25に記憶され、送信元82、パケットグループ1110、情報処理部用動作基準83、パケット生成部用動作基準84、優先度制御部用動作基準85、実施ステータス86、及び制御パターン87を含む。なお、図9で説明した動作基準情報テーブル531と同じ構成は説明を省略する。
パケットグループ1110には、送信元82に設定される送信元情報が同じ場合に、送信元から受信するパケットの本体部に含まれる情報に基づいて、情報処理部用動作基準83、パケット生成部用動作基準84、優先度制御部用動作基準85、実施ステータス86、及び制御パターン87を設定するためのグループ名称が格納される。例えば、情報中継装置140に到来するパケットに含まれる識別子及びペイロードの少なくとも一方に応じて、送信元が同じ場合でも、情報処理部用動作基準83、パケット生成部用動作基準84、優先度制御部用動作基準85、実施ステータス86、及び制御パターン87をそれぞれ個別に設定することができる。
このように、図10、図11、図12、図13で説明したパケットグループを設けることによって、送信元が同じでも送信されるパケットの内容に応じて、情報中継装置140の動作基準を切り替えることが可能となる。例えば、図1に示す情報中継装置140−e及び140−fは、その配下に無線基地局170、センサ180、及び制御対象190が接続されているので、それぞれの装置からパケットを上位に転送するとき情報中継装置140−e又は140−fが送信元となる。このとき、例えば、受信側の情報中継装置140−c又は140−dは、無線基地局170から送信されたパケットであるのか、センサ180から送信されたパケットであるのか、送信元情報では区別できない。しかし、パケットグループを用いることによって、無線基地局170から送信されたパケットであるのか、センサ180から送信されたパケットであるのかを区別することができる。
図14は、本発明の実施例の遅延量判定部51によって実行される遅延量判定処理のフローチャートである。
まず、遅延量判定部51は、転送ログ蓄積部47から遅延量の平均値を計算するためのデータを取得する(1201)。遅延量の平均値を計算するためのデータは、例えば、送信元と、送信元から出力されたパケットが情報中継装置140に受信されるまでのネットワークの遅延時間を用いる。なお、送信側の情報中継装置140と受信側の情報中継装置140との間で計測パケットを送受信してネットワークの遅延量を計測してもよい。
次に、遅延量判定部51は、ステップ1201で取得したデータを用いて、送信元毎に遅延量の平均値を算出する(1202)。遅延量の平均値は、遅延量の平均を単位時間毎に計算して求める。
次に、遅延量判定部51は、ステップ1202で計算した遅延量の平均値を遅延量判定テーブル510の遅延量統計値63に書き込む(1203)。
次に、遅延量判定部51は、遅延量判定テーブル510から遅延量閾値64を読み出す(1204)。
次に、遅延量判定部51は、ステップ1202で計算した遅延量の平均値と、ステップ1204で読み出した遅延量閾値64とを比較し、遅延量の平均値が遅延量閾値64より大きいかを判定する(1205)。判定結果がYESである場合、遅延量判定テーブル510の遅延量判定結果65に”over”を書き込む(1206)。一方、判定結果がNOである場合、遅延量判定テーブル510の遅延量判定結果65に”under”を書き込む(1207)。
その後、遅延量判定部51は、ステップ1201で取得した送信元、及びステップ1206で書き込んだ遅延量判定結果を動作基準切替判定部54に送信し(1208)、処理を終了する。
なお、特に説明は省略するが、図14と同様の処理によって、パケット量を判定し、判定結果をパケット量判定テーブル520に書き込む
図15は、本発明の実施例の動作基準切替判定部54によって実行される動作基準切替処理のフローチャートである。
まず、動作基準切替判定部54は、遅延量判定部51による判定の結果A、パケット量判定部52による判定の結果B、及びテーブル制御部49から出力された制御信号Cのいずれかを受信する(1301)。
次に、動作基準切替判定部54は、ステップ1301において、テーブル制御部49から出力された制御信号Cを受信したか否かを判定する(1302)。制御信号Cを受信した場合(YES)、ステップ1303に移行し、判定結果A又は判定結果Bを受信した場合(NO)、ステップ1306に移行する。
テーブル制御部49から出力された制御信号Cを受信した場合、動作基準切替判定部54は、テーブル制御部49から出力された送信元及び制御パターンに基づいて、切替条件テーブル530の動作基準情報出力先75を読み出す(1303)。
次に、動作基準切替判定部54は、テーブル制御部49から出力された送信元及び制御パターンに基づいて、動作基準情報テーブル531の実施ステータス86を書き換える(1304)。
次に、動作基準切替判定部54は、ステップ1303で読み出した動作基準情報出力先75に、テーブル制御部49から受信した送信元及び制御パターンを出力する(1305)。
ステップ1303から1305によって、送信側の他の情報中継装置14から送信される動作基準を受信し、受信側の情報中継装置140の動作基準を切り替えることができる。
判定結果A又は判定結果Bを受信した場合、動作基準切替判定部54は、遅延量判定部51による判定の結果A、パケット量判定部52による判定の結果B及びこれらの判定結果に含まれるパケットの送信元の情報に基づいて、切替条件テーブル530の制御パターン74、及び動作基準情報出力先75を読み出す(1306)。
次に、動作基準切替判定部54は、ステップ1301で受信した判定結果A及び判定結果Bに含まれるパケットの送信元の情報、及びステップ1306で読み出した制御パターンに基づいて、動作基準情報テーブル531の、対応する実施ステータス86を書き換える(1307)。
次に、動作基準切替判定部54は、ステップ1306で読み出した動作基準情報出力先75に、ステップ1301で受信した判定結果A及び判定結果Bに含まれるパケットの送信元の情報、及びステップ1306で読み出した制御パターンを出力する(1308)。
ステップ1306から1308によって、情報中継装置140は、到来するパケットに基づいて動作基準を切り替えることができる。
図16は、本発明の実施例の管理ノード120が設定値を情報中継装置140に通知する処理のシーケンス図である。
管理ノード120は、設定値を情報中継装置140に設定する場合、設定値送信処理を実行し、情報中継装置140に設定値1402を送信する(1401)。
情報中継装置140は、管理ノード120から受信した設定値1402を各種テーブル510、520、530及び531等に書き込む書込処理を実行する(1403)。
このようなシーケンスによって、管理ノード120が、情報中継装置140の遅延量判定テーブル510、パケット量判定テーブル520、切替条件テーブル530、及び動作基準情報テーブル531の設定値を予め設定することができる。
図17は、本発明の実施例の管理ノード120がステータスを読み出し、設定値を変更する処理のシーケンス図である。
管理ノード120は、情報中継装置140からステータスを読み出す場合、ステータス読出開始処理を実行し、情報中継装置140にステータス読出指令1502を送信する(1501)。
情報中継装置140は、ステータス読出指令1502を管理ノード120から受信した場合、ステータス読出処理を実行し、読み出したステータス1504を管理ノード120に送信する(1503)。なお、ステータス1504は、遅延量判定テーブル510の遅延量統計値63及び遅延量判定結果65、及びパケット量判定テーブル520のパケット量統計値1702及びパケット量判定結果1704に格納された値である。また、ステータス1504は、バッファ43Aの状態を示す情報(例えば、バッファ容量、バッファの使用量、空き容量など)でもよい。
管理ノード120は、ステータス1504を情報中継装置140から受信した場合、設定値の変更判定処理を実行し、設定値の変更が必要であると判定した場合、変更後の設定値1506を情報中継装置140に送信する(1505)。
情報中継装置140は、管理ノード120から受信した設定値1506を各種テーブル510、520、530及び531等に書き込む書込処理を実行する(1507)。
このようなシーケンスによって、管理ノード120は、情報中継装置140が実際に処理したパケットに関する情報に基づいて、現在設定されている設定値が妥当か否かを判定する。そして、設定値が妥当でない場合、設定値を変更できるので、設定値を妥当な値に保つことができる。
図18は、本発明の実施例の情報中継装置140の間で動作基準情報を転送する処理のシーケンス図である。
第1の情報中継装置140−1は、図15で説明した動作基準情報を出力する場合、動作基準情報の送信処理を実行し、動作基準情報1602を第2の情報中継装置140−2に送信する(1601)。
第2の情報中継装置140−2は、第1の情報中継装置140−1から受信した動作基準情報1602を受信すると、図15で説明したように動作基準の切替処理を実行する(1603)。
このようなシーケンスによって、送信元装置や受信装置の機能を担う情報中継装置140間で、センサデータ等のパケットの転送とは非同期に動作基準を交換することができる。また、転送するパケットの情報処理において関係する情報中継装置間で少ないデータ量で動作基準を交換することができる。
以上に説明した実施例では、到来するパケットの遅延量及び到来するパケット量の両方を用いて動作基準を変更したが、到来するパケットの遅延量及び到来するパケット量の少なくとも一つを用いて動作基準を変更してもよい。また、到来するパケットの遅延量及び到来するパケット量のいずれを用いて動作基準を変更するか、情報中継装置140に備える切替条件73に基づいて、動作基準を変更してもよい。
以上に説明したように本発明の実施例によれば、データセンタ110と情報中継装置140とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、アプリケーションプログラムにデータを転送する複数の情報中継装置140間で、少ない情報量で高速に、動作基準を交換することができ、ネットワークの通信量を低減し、輻輳を回避することができる。
例えば、環境、気象、防災、防犯などの地域事象に関わる情報を監視し、監視結果に基づいて適切な情報やサービスを提供する社会インフラ向けのクラウドサービスを実現するにあたり、地理的に分散したデータ発生源が大量に存在する。また、データ発生源から送信されるデータ量及び通信遅延は逐次変動する。また、災害時などは局所的にデータ量が増大することがある。このように、局所的に発生するデータ量の増大や通信遅延の悪化などの事象が生じた場合、ネットワークシステム全体に悪影響が伝搬しないよう、データ量を抑制し、通信先を変更して、ネットワークシステムの過負荷を回避することが求められる。本発明は、このようなシステムにおいても、輻輳を回避することができる。
また、例えば、センサ180からデータセンタ110に電力量を転送するデマンドレスポンスにおいて、情報中継装置140は、センサ180が検出した電力量を統計処理をして(例えば、合計を計算して)、上位の情報中継装置140に送る。センサ180は検出した電力量の他、検出対象の機器の故障のアラームも送信する。このようにデータの種類が変わることによって、転送されるパケットのサイズが変化する。このため、情報中継装置140は、転送されるパケットのサイズによって、情報処理の方法を変える。よって、上位及び/又は下位の情報中継装置140の間や、上位下位が同じレベルの情報中継装置140の間で動作基準を転送し、同じ動作基準によってパケットを処理することができる。このため、センサ180などの下位装置から一斉にアラートが上がっても、一部のパケットを送信元情報(アドレス、受信ポートなど)によって選別して、廃棄することによって、ネットワークの輻輳が回避できる。
また、情報中継装置140は、到来するパケットを解析することによって、パケットの遅延量及び転送量の少なくとも一つを計算し、計算された遅延量及び転送量の少なくとも一つに基づいて動作基準を切り替えるので、輻輳がネットワーク全体に波及する前にパケットの転送量を制御することができる。例えば、動作基準としてパケットの出力先を切り替えることによって、パケットの転送経路を変更することができる。
また、情報中継装置140は、動作基準の通知先となる情報中継装置140のアドレスを保持し、予め定められた情報中継装置140に動作基準の切り替えを通知するので、動作基準を交換するための通信の増大を抑制し、輻輳の発生を防止することができる。
また、動作基準を、制御パターンとして情報中継装置140の間で交換するので、動作基準のデータ量の増大を抑制し、動作基準の交換による輻輳の発生を防止することができる。
また、転送されるパケットの内容によってパケットをグループ化し、前記グループ毎に異なる動作基準を決定するので、同じ送信元から送信されたパケットを区別して、細かく動作基準を切り替えることができる。
さらに、情報中継装置140は、転送するパケットを一時的に格納するバッファ43Aを有し、情報処理部43はバッファ43Aを管理するための情報を出力するので、情報中継装置140の状態を的確に把握することができる。また、管理ノード120がバッファ43Aを管理するための情報を設定することによって、情報中継装置140を管理することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を有するものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
110 データセンタ
120 管理ノード
130 広域ネットワーク
140 情報中継装置

Claims (15)

  1. 複数の計算機と接続される中継装置であって、
    動作基準に従って、前記計算機で動作するアプリケーションプログラムにデータを転送し、
    前記動作基準を切り替えた場合、他の中継装置のうち前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置に前記動作基準の切り替えを通知することを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    転送するデータの送信元毎の遅延量及び転送量の少なくとも一つに基づいて、前記動作基準を切り替えることを特徴とする中継装置。
  3. 請求項2に記載の中継装置であって、
    送信元毎に遅延量及び転送量に基づいて動作基準を切り替えるための切替条件を保持し、
    前記転送されるデータを含む受信したパケットを解析することによって、前記遅延量及び転送量の少なくとも一つを計算し、
    前記計算された遅延量及び転送量の少なくとも一つと、前記切替条件とに基づいて、動作基準を切り替えるか否かを決定することを特徴とする中継装置。
  4. 請求項1に記載の中継装置であって、
    前記動作基準の組み合わせを示す制御パターンを保持し、
    前記他の中継装置に前記動作基準の切り替えを通知する際、切り替え後の動作基準に対応する制御パターンを前記他の中継装置に通知することを特徴とする中継装置。
  5. 請求項4に記載の中継装置であって、
    前記動作基準の通知先となる、前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置の宛先情報を保持し、
    前記保持された宛先情報が示す宛先に前記動作基準の切り替えを通知することを特徴とする中継装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の中継装置であって、
    前記転送されるデータを含む受信したパケットの内容によってパケットをグループ化し、前記グループ毎に異なる動作基準を決定することを特徴とする中継装置。
  7. 請求項1から5のいずれか一つに記載の中継装置であって、
    転送すべきデータを一時的に格納するバッファを有し、
    送信元毎のプログラムの処理の処理待ち時間を含む前記バッファを管理するための情報を出力し、
    前記バッファを管理するための情報は管理ノードによって設定可能であること特徴とする中継装置。
  8. 複数の計算機と、複数の中継装置とが接続されて構成されるネットワークシステムにおける中継装置の管理方法であって、
    前記複数の中継装置の各々は、動作基準に従って、前記計算機で動作するアプリケーションプログラムにデータを転送し、
    前記複数の中継装置は、互いに接続される第1の中継装置及び複数の第2の中継装置を含み、
    前記方法は、
    前記第1の中継装置が、前記動作基準を切り替える切替ステップと、
    前記第1の中継装置が、前記動作基準を切り替えた場合、前記第2の中継装置のうち前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置に前記動作基準の切り替えを通知する通知ステップと、を含むことを特徴とする管理方法。
  9. 請求項8に記載の管理方法であって、
    前記切替ステップでは、前記第1の中継装置は、転送するデータの送信元毎の遅延量及び転送量の少なくとも一つに基づいて、前記動作基準を切り替えることを特徴とする管理方法。
  10. 請求項9に記載の管理方法であって、
    前記第1の中継装置は、送信元毎に遅延量及び転送量に基づいて動作基準を切り替えるための切替条件を保持し、
    前記切替ステップでは、前記第1の中継装置は、前記転送されるデータを含む受信したパケットを解析することによって、前記遅延量及び転送量の少なくとも一つを計算し、
    前記計算された遅延量及び転送量の少なくとも一つと、前記切替条件とに基づいて、動作基準を切り替えるか否かを決定することを特徴とする管理方法。
  11. 請求項8に記載の管理方法であって、
    前記動作基準の組み合わせを示す制御パターンを保持し、
    前記通知ステップでは、前記第1の中継装置は、予め定められた前記第2の中継装置に前記動作基準の切り替えを通知する前記他の中継装置に前記動作基準の切り替えを通知する際、切り替え後の動作基準に対応する制御パターンを前記第2の中継装置に通知することを特徴とする管理方法。
  12. 請求項11に記載の管理方法であって、
    前記第1の中継装置は、前記動作基準の通知先となる、前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する第2の中継装置の宛先情報を保持し、
    前記通知ステップでは、前記第1の中継装置は、前記保持された宛先情報が示す宛先に前記動作基準の切り替えを通知することを特徴とする管理方法。
  13. 請求項8から12のいずれか一つに記載の管理方法であって、
    前記第1の中継装置が、前記転送されるデータを含む受信したパケットの内容によってパケットをグループ化し、前記グループ毎に異なる前記動作基準を決定するステップを含むことを特徴とする管理方法。
  14. 請求項8から12のいずれか一つに記載の管理方法であって、
    前記第1の中継装置は、転送すべきデータを一時的に格納するバッファを有し、
    前記方法は、前記第1の中継装置が、送信元毎のプログラムの処理の処理待ち時間を含む前記バッファを管理するための情報を出力するステップを含み、
    前記バッファを管理するための情報は管理ノードによって設定可能であること特徴とする管理方法。
  15. 複数の計算機と、複数の中継装置とが接続されて構成されるネットワークシステムであって、
    前記複数の中継装置の各々は、動作基準に従って、前記計算機で動作するアプリケーションプログラムにデータを転送し、
    前記複数の中継装置は、互いに接続される第1の中継装置及び第2の中継装置を含み、
    前記第1の中継装置は、前記動作基準を切り替えた場合、前記第2の中継装置のうち前記アプリケーションプログラムに関するデータを転送する中継装置に前記動作基準の切り替えを通知することを特徴とするネットワークシステム。
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